JP2000348577A - ガス開閉器 - Google Patents

ガス開閉器

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JP2000348577A
JP2000348577A JP11159000A JP15900099A JP2000348577A JP 2000348577 A JP2000348577 A JP 2000348577A JP 11159000 A JP11159000 A JP 11159000A JP 15900099 A JP15900099 A JP 15900099A JP 2000348577 A JP2000348577 A JP 2000348577A
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Toshiyuki Onchi
俊行 恩地
Yoichi Kimura
陽一 木村
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接触子の寿命を従来より長くする。 【解決手段】可動アーク接触子側に開口部18が形成さ
れた嵌合穴15が固定アーク接触子2Aの軸方向の先端
部に設けられ、この嵌合穴15に接点部材16が軸方向
への移動が可能になるように嵌め込まれるるとともに開
口部18の開口幅Xが接点部材16の半径方向幅Yより
狭く形成され、嵌合穴15内に設けられた弾性体14で
もって接点部材16が可動アーク接触子側ヘ常時付勢さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、SF6 ガス開閉
器に関し、特に、接触子の寿命が長い遮断器,断路器お
よび接地開閉器などのガス開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のガス開閉器の構成を示す
要部断面図であり、ガス遮断器の構成を示している。図
示されていないSF6 ガスタンク内に第1の接触子,す
なわち固定アーク接触子2と、第2の接触子,すなわち
可動アーク接触子6とが互いに接離可能に収納されてい
る。固定アーク接触子2は棒状に形成されるとともに固
定通電接点1と一体に構成されている。一方、可動アー
ク接触子6は円筒状に形成されるとともに排気円筒8に
固定されている。排気円筒8の外周にはパッファシリン
ダ7が固定され、このパッファシリンダ7の左端には固
定通電接点5と第1絶縁ノズル3とが固定されている。
さらに、第一絶縁ノズル3の内部には第2絶縁ノズル4
が設けられ、この第2絶縁ノズル4は、可動アーク接触
子6に固定されている。
【0003】図3において、固定アーク接触子2と固定
通電接点1とはSF6 ガスタンク側に常時固定され、可
動アーク接触子6と一体の可動通電接点5や排気円筒
8、パッファシリンダ7、第1絶縁ノズル3、第2絶縁
ノズル4は、図3の左右に移動可能である。この可動ア
ーク接触子6と一体な可動な部分は、図3の右方に設け
られた図示されていない駆動装置によって遮断あるいは
投入時に駆動される。図3は遮断動作の途中の状態が示
され、可動アーク接触子6と一体の可動な部分が、右方
へ移動している途中にある。
【0004】図4は、図3の第1の接触子,すなわち固
定アーク接触子2の構成を示す要部断面図である。固定
アーク接触子2の右側の先端部、すなわち、図示されて
いない可動アーク接触子と対向する側に接点部材13が
接合されている。
【0005】図3に戻り、この遮断器の遮断メカニズム
を次に説明する。投入時は、可動アーク接触子6と一体
の可動な部分がもう少し図3の左側に位置し、固定アー
ク接触子2の接点部材13が可動アーク接触子6の内部
に嵌まり込むとともに、固定通電接点1が可動通電接点
5と接触している。そのために、投入時における遮断器
の通電電流は、固定通電接点1と可動通電接点5、およ
び固定アーク接触子2と可動アーク接触子6の双方を分
流している。遮断指令が出されると、前述の駆動装置が
動作して、可動アーク接触子6と一体の可動な部分が右
方へ駆動される。それに伴って、パッファシリンダ7と
排気円筒8とで囲まれたパッファ室9内の圧力が上昇す
る。これは、パッファ室9の右面側が図示されていない
固定ピストンでもって封じられているので、パッファ室
9の内容積が駆動装置の動作とともに次第に縮小される
ためである。可動アーク接触子6と一体の可動な部分が
さらに右方へ移動すると、まず、固定通電接点1と可動
通電接点5とが開離する。そのとき、固定アーク接触子
2と可動アーク接触子6とは、まだ開離しないように構
成されている。したがって、通電電流は、固定アーク接
触子2と可動アーク接触子6とを介して流れるので、固
定通電接点1と可動通電接点5との開離間隙17にはア
ークは発生しない。そのために、固定通電接点1と可動
通電接点5とには接点消耗が起きない。可動アーク接触
子6と一体の可動な部分がさらに右方へ移動すると、固
定アーク接触子2と可動アーク接触子6とが開離を始
め、その開離間隙12にアーク11が発生するようにな
る。このアーク11には、パッファ室9内に蓄積された
高圧ガスがパッファ穴10から第1絶縁ノズル3と第2
絶縁ノズル4との間を通過して吹き付けられる。この高
圧ガスによって、アーク11が冷却されるとともに、開
離間隙12が増大するのでアーク11が消弧される。可
動アーク接触子6と一体の可動な部分が図3の状態より
さらに右方へ移動することによって遮断が完了する。
【0006】前述のように、固定アーク接触子2と可動
アーク接触子6との間にはアーク11が発生するので、
接点消耗が起き難いように固定アーク接触子2の先端部
には、アーク熱によって蒸発し難い材料からなる接点部
材13が接合されている。図4の固定アーク接触子2の
部分は、導電性のよい銅で構成されているが、接点部材
13の材料はタングステンと銅との合金である。銅にタ
ングステンを含ませることによってより蒸発し難い材料
となるので、固定アーク接触子2の寿命が長くなる。な
お、固定アーク接触子2と接点部材13とは、摩擦圧接
によって接合されている。摩擦圧接とは、摩擦熱でもっ
て高温に熱せられた金属の表面に他の金属を押し圧する
ことによって接合させることである。例えば、固定状態
の固定アーク接触子2に高速に回転した接点部材13を
接触させる。それによって、その接触面が摩擦熱でもっ
て高温になる。その状態で接点部材13の回転を止める
とともに接点部材13を固定アーク接触子2に押し付け
ると、固定アーク接触子2と接点部材13とが接合す
る。図3の可動アーク接触子6側にも図示されていない
接点部材が取り付けられているが、固定アーク接触子2
の接点部材13が消耗すると、開離間隙12が設定寸法
より大きくなってしまうので、固定アーク接触子2の接
点部材13の方が重要である。すなわち、開離間隙12
が設定寸法より大きいと、遮断時の開離間隙17が形成
される時間より先に開離間隙12が形成され、開離間隙
17でアークが発生する可能性が生ずるためである。
【0007】次に、図5は、従来の異なるガス開閉器の
構成を示す要部断面図であり、ガス断路器の構成を示し
ている。図5ではガス断路器が遮断動作を開始した状態
が示されている。この図において、ガス断路器の主要部
は固定部と可動部とからなる。
【0008】可動部は棒状に形成された第1の接触子,
すなわち可動接触子106からなっているが、実際のガ
ス断路器ではこの可動接触子106を図の左右方向に駆
動するための駆動機構が設けられている。
【0009】固定部は、台座141、第2の接触子,す
なわち固定接触子102、開口部140Aを有する金属
シールド140およびこの金属シールド140の開口部
140Aに設けられるとともに開口部130Aを有する
絶縁物130からなっており、固定接触子102は周方
向に分割された分割片からなっていて、これら複数の分
割片の外周に設けられたばね121によって内径側に押
し付けられて一体にされている。この固定部は図示され
ていないSF6 ガスタンク内に可動部とともに収納され
ている。
【0010】固定接触子102は、可動接触子106が
貫通している状態では内径が広げられた状態になってい
てばね121の圧縮力によって所定の圧力で可動接触子
106と固定接触子102とが電気的,機械的に接触し
た状態が維持される。接点部材202は固定接触子10
2の個々の分割片ごとに設けられているものであり、遮
断動作時に発生するアークの一端がこの接点部材202
に形成される。同じように可動接触子106の先端部に
も接点部材113が設けられていて、可動部側のアーク
の端はこの接点部材113に形成される。
【0011】図6は、図5の第1の接触子,すなわち可
動接触子106の構成を示す要部断面図である。可動接
触子106の右側の先端部、すなわち、図示されていな
い固定接触子102と対向する側の接合面201に接点
部材113が接合されている。
【0012】図5に戻り、このガス断路器の遮断メカニ
ズムを次に説明する。図5では、ガス断路器が遮断動作
を開始して可動接触子106が図の左方向に駆動されて
その先端部がまだ消弧室142内にあるときのガス断路
器の状態を示しており、固定接触子102と可動接触子
106とは図示のように機械的には離れた状態になって
いるが、アーク111によって電気的には接続されてい
るために、このガス断路器は電気的にはまだ投入状態に
ある図5では、アーク111が固定接触子102側の接
点部材202と可動接触子106側の接点部材113と
の間に形成されているが、この状態で、消弧室142の
圧力はアーク111によって加熱されて上昇し、可動接
触子106の先端部が図の状態よりさらに左方向に移動
して消弧室142の外の定常圧力状態の外部空間に抜け
たときに、消弧室142と外部空間との圧力差によって
消弧室142から外部空間に向かうガス流が生じ、この
ガス流によってアーク111が冷却され、その結果アー
ク111が消滅し、さらに可動接触子106が左方向の
所定の位置まで移動することによって遮断が完了する。
【0013】前述のように、可動接触子106と固定接
触子102との間にはアーク111が発生するので、接
点消耗が起き難いように可動接触子106の先端部に
は、アーク熱によって蒸発し難い材料からなる接点部材
113が接合されている。図6の可動接触子106の部
分は、導電性のよい銅で構成されるが、接点部材113
の材料はタングステンと銅との合金である。銅にタング
ステンを含ませることによって蒸発し難い材料となるの
で、可動接触子106の寿命が長くなる。なお、可動接
触子106と接点部材113とは、図4のガス遮断器に
おける固定アーク接触子の場合と同様に摩擦圧接によっ
て接合されている。なお、ガス接地開閉器もその主要部
および棒状の第1の接触子,すなわち可動接触子の構成
は図5および図6で説明したガス断路器と同様である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、棒状の第1の接触子,すなわち
ガス遮断器の固定アーク接触子あるいはガス断路器およ
びガス接地開閉器の可動接触子の寿命をさらに長くする
ことができないという問題があった。
【0015】すなわち、銅とタングステンとの合金より
なる接点部材は、タングステンの割合を増やすと、より
蒸発し難くなる。しかし、タングステンの割合を増やす
と、摩擦圧接による接着強度が低下する。そのために、
従来の接点部材の材料におけるタングステンの割合は接
着強度が確保される限界のところで決められ、接点部材
の寿命をそれ以上長くすることができなかった。ガス開
閉器の棒状の第1の接触子の寿命をより長くすることが
できれば、ガス開閉器の接触子の交換時期を延ばすこと
ができ、ガス開閉器のメンテナスも容易になる。この発
明の目的は、接触子の寿命を従来より長くすることにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、棒状の第1の接触子と、この第
1の接触子の軸方向の先端部と接離する第2の接触子と
を備え、前記先端部に耐アーク性の材料からなる接点部
材が取り付けられたガス開閉器において、第2の接触子
側に開口部が形成された嵌合穴が前記先端部に設けら
れ、この嵌合穴に前記接点部材が軸方向への移動が可能
になるように嵌め込まれるとともに前記開口部の開口幅
が前記接点部材の半径方向幅より狭く形成され、嵌合穴
内に設けられた弾性体でもって前記接点部材が第2の接
触子側ヘ常時付勢されてなるようにするとよい。それに
よって、接点部材を摩擦圧接しなくても第1の接触子の
先端部に設けることができる。そのために、接点部材と
してより蒸発し難いものを選ぶことができ、第1の接触
子の寿命をより長くすることができる。また、接点部材
が消耗しても弾性体でもってその接点部材を第2の接触
子側へ押し出すので、第1の接触子と第2の接触子との
開離間隙が設定寸法より大きくなることもない。
【0017】かかる構成において、前記接点部材の材料
がグラファイトであるようにしてもよい。グラファイト
は非常に蒸発し難い材料であるが、銅とは摩擦圧接し難
い材料である。この発明の構成であれば、接点部材を摩
擦圧接しなくても第1の接触子の先端部に設けることが
できるため、接点部材の材料として非常に蒸発し難い材
料であるグラファイトを用いることができるので、第1
の接触子の寿命をより長くすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかるガス開
閉器の第1の接触子の構成を示す要部断面図であり、ガ
ス遮断器の固定アーク接触子の構成を示している。な
お、本実施例にかかるガス開閉器における第1の接触子
以外の部分の構成は従来の図3のガス開閉器の構成と同
様である。この図1では、棒状の第1の接触子,すなわ
ち固定アーク接触子2Aの右端に接点支え19が摩擦圧
接され、この接点支え19の内部に嵌合穴15が形成さ
れている。この嵌合穴15は、図示されていない右側の
可動アーク接触子側に開口部18が設けられている。円
柱状の部分16Aと円錐台状の部分16Bよりなる接点
部材16が嵌合穴15に嵌め込まれている。嵌合穴15
は半径の一定な内壁を備え、その内壁の右側は開口部1
8に行くにしたがって狭くなるように構成されている。
接点部材16の円柱状の部分16Aの軸方向長さは、嵌
合穴15の半径の一定な内壁の軸方向長さより短く形成
され、接点部材16が嵌合穴15に案内されて軸方向に
移動可能になっている。固定アーク接触子2Aと接点部
材16との間には例えばコイルばねなどの弾性体14が
介装され、接点部材16を常時右方へ付勢させている。
【0019】図1において、開口部18の開口幅Xが接
点部材16の円柱状の部分16Aの直径Yより小さいの
で、接点部材16が嵌合穴15から出ることはない。し
かも、接点部材16の右端がアークでもって例え消耗し
ても、接点部材16が右側へ移動するので接点部材16
の右面は、常時嵌合穴15の開口部18の位置にあり、
第1の接触子,すなわち固定アーク接触子2Aと、第2
の接触子,すなわち可動アーク接触子との開離間隙が設
定寸法より大きくなることは決してない。また、アーク
は主として、開口部18における接点部材16の右端の
中心部に集中するので、接点部材16の材料を従来以上
に蒸発し難い材料にしておけば、固定アーク接触子2A
の寿命をさらに長くすることができる。接点部材16と
銅製の固定アーク接触子2Aとを摩擦圧接する必要がな
いので、例えば、接点部材16の材料として、タングス
テンが従来の割合以上に含まれた銅とタングステンとの
合金や、タングステン単体を用いることができる。ま
た、接点部材16の材料として、銅との摩擦圧接が不可
能であったグラファイトを用いることもできる。グラフ
ァイトは銅とタングステンとの合金より蒸発し難い材料
であるので、接点部材16の材料としてグラファイトを
用いることにより固定アーク接触子の寿命をより長くす
ることができる。
【0020】なお、図1において、接点支え19は、ア
ーク熱によって蒸発し難くするため銅とタングステンと
の合金により形成した方がよいが、接点部材16ほどに
はアークに晒されない。したがって、接点支え19の材
料となる合金におけるタングステンの割合は、摩擦圧接
でもって銅と充分な強度で接着される割合とすることが
できる。また、接点支え19は接点部材16の右側を包
み込むような形状になっているので、接点支え19の右
端に丸みを容易に形成することができ、端部の電界を緩
和することができる。そのために、固定アーク接触子2
Aと可動アーク接触子との間の絶縁耐力も従来より低下
することはない。
【0021】次に、図2は、この発明の異なる実施例に
かかるガス開閉器の第1の接触子の構成を示す要部断面
図であり、ガス断路器の可動接触子の構成を示してい
る。なお、本実施例にかかるガス開閉器における第1の
接触子以外の部分の構成は従来の図5の構成と同様であ
る。この図2のガス断路器の可動接触子の軸方向先端部
分の構成は上述の図1のガス遮断器の固定アーク接触子
の構成と同様である。棒状の第1の接触子,すなわち可
動接触子106Aの右端に接点支え119が摩擦圧接さ
れ、この接点支え119の内部に嵌合穴115が形成さ
れている。この嵌合穴115は、図示されていない右側
の固定接触子側に開口部118が設けられている。円柱
状の部分116Aと円錐台状の部分116Bよりなる接
点部材116が嵌合穴115に嵌め込まれている。嵌合
穴115は半径の一定な内壁を備え、その内壁の右側は
開口部118に行くにしたがって狭くなるように構成さ
れている。接点部材116の円柱状の部分116Aの軸
方向長さは、嵌合穴115の半径の一定な内壁の軸方向
長さより短く形成され、接点部材116が嵌合穴115
に案内されて軸方向に移動可能になっている。固定接触
子106Aと接点部材116との間には例えばコイルば
ねなどの弾性体114が介装され、接点部材116を常
時右方へ付勢させている。
【0022】図2において、開口部118の開口幅X1
が接点部材116の円柱状の部分116Aの直径Y1よ
り小さいので、接点部材116が嵌合穴115から出る
ことはない。しかも、接点部材116の右端がアークで
もって例え消耗しても、接点部材116が右側へ移動す
るので接点部材116の右面は、常時嵌合穴115の開
口部118の位置にあり、第1の接触子,すなわち可動
接触子106Aと、第2の接触子,すなわち固定接触子
との開離間隙が設定寸法より大きくなることは決してな
い。また、接点部材116の材料を従来以上に蒸発し難
い材料にしておけば、可動接触子106Aの寿命をさら
に長くすることができる。接点部材116と銅製の固定
アーク接触子106Aとを摩擦圧接する必要がないの
で、例えば、接点部材116の材料として、タングステ
ンが従来の割合以上に含まれた銅とタングステンとの合
金や、タングステン単体を用いることができる。また、
接点部材116の材料として、銅との摩擦圧接が不可能
であったグラファイトを用いることもできる。グラファ
イトは銅とタングステンとの合金より蒸発し難い材料で
あるので、接点部材116の材料としてグラファイトを
用いることにより可動接触子の寿命をより長くすること
ができる。
【0023】また、接点支え119もアーク熱によって
蒸発し難くするため銅とタングステンとの合金により形
成した方がよいが、その場合の合金におけるタングステ
ンの割合は、摩擦圧接でもって銅と充分な強度で接着さ
れる割合とするとよい。
【0024】なお、図2のガス断路器の可動接触子の構
成では、接点支え119の右端に丸みを形成しないで平
面状の端面を形成している点で、図1のガス遮断器の固
定アーク接触子の構成と異なっている。ガス断路器で
は、大電流を遮断するガス遮断器とは異なり、遮断する
電流が小さく、遮断動作時に発生するアークも小さいた
め、可動接触子と固定接触子との間の絶縁特性の向上の
ために可動接触子106Aの端部の電界をガス遮断器の
固定アーク接触子の場合ほどには緩和させる必要はない
ことから、接点部支え119の加工性を良くするために
その軸方向端面を平面状としている。
【0025】なお、ガス接地開閉器の場合も、その棒状
の第1の接触子,すなわち可動接触子の構成を、図2で
説明したガス断路器における可動接触子と同様の構成と
することにより、可動接触子の寿命を従来より長くする
ことができる。
【0026】
【発明の効果】この発明は前述のように、第2の接触子
側に開口部が形成された嵌合穴が棒状の第1の接触子の
先端部に設けられ、この嵌合穴に接点部材が軸方向への
移動が可能になるように嵌め込まれるとともに前記開口
部の開口幅が前記接点部材の半径方向幅より狭く形成さ
れ、嵌合穴内に設けられた弾性体でもって前記接点部材
が第2の接触子側ヘ常時付勢されてなることによって、
接点部材として、例えば、グラファイトなどの従来より
も蒸発し難い材料を用いることができ、第1の接触子の
寿命が従来より長くなる。また、接点部材が消耗しても
弾性体でもってその接点部材を第2の接触子側へ押し出
すので、第1の接触子と第2の接触子との開離間隙が設
定寸法より大きくなることもない。それによって、ガス
開閉器の第1の接触子の交換時期を延ばすことができ、
ガス開閉器のメンテナスも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかるガス開閉器の第1の
接触子の構成を示す要部断面図
【図2】この発明の異なる実施例にかかるガス開閉器の
第1の接触子の構成を示す要部断面図
【図3】従来のガス開閉器の構成を示す要部断面図
【図4】図3の第1の接触子の構成を示す要部断面図
【図5】従来の異なるガス開閉器の構成を示す要部断面
【図6】図5の第1の接触子の構成を示す要部断面図
【符号の説明】
2,2A,102:固定アーク接触子、6,106,1
06A:可動アーク接触子、14,114:弾性体、1
5,115:嵌合穴、16,116:接点部材、18,
118:開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状の第1の接触子と、この第1の接触子
    の軸方向の先端部と接離する第2の接触子とを備え、前
    記先端部に耐アーク性の材料からなる接点部材が取り付
    けられたガス開閉器において、第2の接触子側に開口部
    が形成された嵌合穴が前記先端部に設けられ、この嵌合
    穴に前記接点部材が軸方向への移動が可能になるように
    嵌め込まれるとともに前記開口部の開口幅が前記接点部
    材の半径方向幅より狭く形成され、嵌合穴内に設けられ
    た弾性体でもって前記接点部材が第2の接触子側ヘ常時
    付勢されてなることを特徴とするガス開閉器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のガス開閉器において、前
    記接点部材がグラファイトであることを特徴とするガス
    開閉器。
JP11159000A 1999-06-07 1999-06-07 ガス開閉器 Pending JP2000348577A (ja)

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