JP2000348688A - 蓄電池 - Google Patents
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract
の極板群挿入時に発生する極板群の損傷を防止して安定
した生産性を維持し、極板群の損傷による極板群内部短
絡や蓄電池容量の低下等の発生を抑制すること。 【解決手段】 蓄電池用電槽の仕切り壁に上下方向に複
数設けたリブ構造において、複数リブのうち少なくとも
1本を他のリブ長さよりも長くし、且つリブ上端は極板
に接触する方向へ向けて下り傾斜を設けてあり、全ての
リブの傾斜下方向側終点は極板上端近傍とした基本構成
とする。更に複数のリブのうち、両端のリブを長くする
か又は中央部分のリブを長くするとともに、リブの突出
高さは3mm以上の構成としたものである。
Description
の電槽構造に関するものである。
る電槽の構造としては、図4に示したように、電槽18
が仕切り壁20によって複数のセル室22に区画されて
いる。この仕切り壁20とこれに対向する電槽内壁21
には、極板群を支持するために4〜6本程度の複数本の
リブ19が平行に上下方向に設けられている。これは自
動車用蓄電池の規格のなかで、同一の電槽寸法でも異な
る電池特性を持つ鉛蓄電池が定められており、それぞれ
極板群の厚みが異なることから、この極板群の厚みの違
いをリブの突出高さを変えることで吸収し、セル室内で
極板群が安定して保持される構成となっている。
突出高さが一定である定高部19bと電槽下方向に向か
ってリブ突出高さが増加する傾斜部19aを有してお
り、傾斜部19aにより容易に極板群がセル室に挿入で
きる構成としている。また、リブの定高部19bの長さ
は収納すべき極板群を構成する極板の上端から下端に対
応した長さを有している。
い極板厚みの薄型化や極板群を構成する極板枚数の削
減、セパレータの薄型化等により極板群厚みをより小さ
くすることが可能となり、更なる軽量化の実現が可能と
なりつつある。一方、蓄電池の寸法自体は上述の通り規
格化されているために、従来の構造の電槽をそのまま流
用した場合に極板群の厚みとセル室の内寸との間には大
きな差が発生することになる。
きないことから蓄電池の生産面や性能面に悪影響がでる
ことがわかっておりこれらを解決するためにリブの突出
高さを高くして極板群の厚みの減少分を補うことが行わ
れている。しかしながらリブの突出高さをあまりにも高
くした場合には、極板群を電槽に挿入する工程において
極板群を電槽にスムーズに挿入することができず、特に
極板群の両端に位置する極板もしくはセパレータがリブ
に引っかかり、極板群からめくれあがる工程不良が多発
することがわかってきた。一般に、極板群はセパレータ
と極板とは密に接合されているわけではなく、ただ積層
されているだけなので極板群のセル室への挿入前の厚み
は挿入後の厚みよりも大きく、リブにより極板群の厚み
が狭められながら挿入されていく以上、このような工程
不良は避けることが困難なものであった。また、このよ
うな工程不良は極板群が損傷を受けて極板群を構成する
正極板と負極板とが短絡したり、容量不良が発生したり
といった蓄電池の性能に悪影響を及ぼすものであった。
壁に設けたリブの突出高さを高くするなかで、極板群の
セル室への挿入時における極板群の損傷を抑制すること
により安定した生産性を維持し、これによる正極板と負
極板との短絡や容量不良という不具合の発生を抑制する
ことを目的とするものである。
達成するものであり、請求項1の発明は仕切り壁により
複数セルに区画された電槽と、この電槽に収納された正
・負極板とセパレータとを積層した極板群を有し、極板
面に対向する電槽内壁および仕切り壁に上下方向に複数
の平行なリブを有し、前記リブは電槽下方向に向かって
傾斜を有してリブ高さが増加する傾斜部とこの傾斜部に
連続してリブ高さが一定である定高部を備え、これら傾
斜部と定高部の長さの和をリブ長としたときに、前記複
数のリブのうち少なくとも一本のリブ長を他のリブより
も長くした蓄電池を示すものである。このような構成に
より、セル室への極板群挿入時にリブが順次極板群と接
しながら挿入されていくために、極板群がスムーズにセ
ル室に挿入され、極板群から極板やセパレータがめくれ
あがる等の損傷と、これによる短絡、容量低下を抑制す
るものである。
もしくは仕切り壁との成す角度をリブ傾斜角としたとき
に前記の長いリブの傾斜角はその他のリブの傾斜角より
も鋭角である蓄電池を示すものであり、極板群のセル室
への挿入時に最初に当接するリブの傾斜が他のリブより
も鋭角であるためにリブによる極板群の損傷を抑制して
よりスムーズに極板群の挿入が可能となる。
を他のリブのリブ長よりも長くしたことを特徴とするも
のであり、左右両端の他のリブよりも長く設けたリブが
極板群挿入時のガイドレールの作用をすることにより、
挿入時の位置ずれを抑制する効果を発揮するものであ
る。
を他のリブのリブ長より長くしたことを特徴とするもの
である。一般に自動車用蓄電池は電槽と電槽の開口部を
覆う蓋とを熱溶着により固定しているが、この熱溶着の
過程で仕切り壁が変形する場合がある。しかし、本発名
によればもっとも変形を受けやすい仕切り壁の中央部の
リブを長く設けることによりこの部分での強度を増加さ
せ、変形を抑制する効果が得られるものである。
なくとも極板面の上端から下端に対応する長さを有する
ものであり、極板群の保持をより安定して行うことが可
能となる。
の上端は電槽内壁もしくは仕切り壁の上端から0〜30
mmの範囲としたものであり、仕切り壁の強度を高めて
前記した電槽と蓋との熱溶着時における仕切り壁の変形
を抑制できるものである。
は3mm以上としたものであり、この構成において、本
発明の効果をより顕著に得ることができる。
1の実施の形態を図面を用いて説明する。
動車用の鉛蓄電池の電槽を示す図である。電槽1は仕切
り壁2により6つのセル室3に区画されている。仕切り
壁2とこれに対向する電槽内壁4には電槽の上下方向に
4本のリブ5、6を設けている。リブ5、6はそれぞれ
突出高が一定である定高部5b、6bとこれに連なって
電槽上方向に向かって突出高さが低くなるよう(電槽下
方向に向かって突出方向が高くなる)傾斜を有する傾斜
部5a、6aを有している。ここで左右両側部のリブ5
のリブ長(L5)を中央部のリブ長(L6)よりも長く
設けるものである。すなわち、L5>L6とするもので
ある。また傾斜部5a、6aと仕切り壁2および電槽内
壁4との成す角度をそれぞれθ5、θ6としたときにθ5
<θ6とするものである。
に極板群7をセル室3に挿入する際に当初、左右両側部
のリブ5のみ極板群7に接して極板群が左右方向にずれ
ることを抑制できるとともにすべてのリブが極板群に当
接しないので極板群のセル室への挿入抵抗を最小限にと
どめることができる。極板群のセル室への挿入過程にお
いて極板群7はリブ5の傾斜部5aに接しながら極板群
の厚みが当初の厚みから圧縮されていき、最終的にはリ
ブ5、6の定高部5b、6b間の寸法Xとなる。このと
きリブ5の傾斜角θ5はリブ6の傾斜角θ6に比較して小
さく、より鋭角としたので極板群挿入時の傾斜部5aと
極板群の底部とが接することによる極板群にかかる応力
を減少させ、挿入時の抵抗を小さくしスムーズに極板群
をセル室に挿入することができる。この結果、極板群を
構成する極板8やセパレータ9がめくれあがったり等の
損傷を受けることなく、これらの損傷による極板群内部
の短絡や蓄電池の容量低下を抑制することができる。
入した状態を示す図である。リブ5、6の定高部5a、
6aは極板群7を構成する極板8の上端から下端まで保
持できる長さが必要である。また、極板群には複数の極
板8を集合溶接するとともに、隣接セルとの接続部や外
部端子への接続部となる棚部15が存在するので長さの
長いリブ5の傾斜部5bはこの棚部15と干渉しないよ
うリブ5の位置を設定することは言うまでもない。また
リブ5、6の定高部5a、6aの高さhが3mm以上の
場合に特に本発明の効果を顕著に得ることができる。傾
斜部の5aの上端5cと電槽内壁4もしくは仕切り壁2
の上端との寸法Yは0から30mmの範囲に設定するこ
とが本発明の効果をより顕著に得る上で好ましい。
の接続が仕切り壁2に設けた孔10を通して為される。
その後、電槽1の開口部に蓋が熱溶着し、端子部を形成
した後、電解液が注液される。そして通電によって化成
充電が行われて本発明の蓄電池が構成される。
実施の形態を図を用いて説明する。
る自動車用鉛蓄電池の電槽を示す図である。電槽11は
仕切り壁12により6つのセル室13に区画されている
ことは第1の実施の形態となんら変わるところはない。
第1の実施の形態と異なる点は仕切り壁12とこれに対
向する電槽内壁14に設けた上下方向の複数の平行なリ
ブの配置である。第2の実施の形態においてはそれぞれ
の壁面には5本のリブが形成されている。その中で中央
に位置するリブ16をその他のリブ17と比較して長く
形成するものである。そしてリブ16、17ともにリブ
突出高が一定である定高部16b、17bとそれに連続
して電槽11の上方向に向かってリブ突出高が減少する
傾斜部16a、17aを設けている。
仕切り壁12とが成す角度をθ16、傾斜部17aと電
槽内壁14もしくは仕切り壁12とが成す角度をθ17
とした時に長い方のリブ16に対応する角度θ16を短
い方のリブ17に対応する角度θ17よりも小さくより
鋭角とするものである。また長いリブ16の傾斜部16
aの上端16cと電槽内壁14および仕切り壁12の上
端との寸法Xは0〜30mmとするものである。このよ
うな構成とした場合、仕切り壁12の中央部の強度が増
加し、電槽11と蓋とを熱溶着する際に発生する仕切り
壁12のZ方向への変形を抑制することができる。また
リブ16、17の突出高が3mmを超える場合に本発明
の効果をより顕著に得ることができるのは第1の実施の
形態と同様である。電槽11と蓋との熱溶着以降の工程
は第1の実施の形態と同様である。
蓄電池の電槽と従来の電槽を用いて電槽への極板群の挿
入を行い工程不良の発生状況を調査した。第1の実施の
形態による蓄電池の電槽としては図1に示した電槽1
を、第2の実施の形態による電槽としては図3に示した
電槽11を使用した。また長く設けたリブ5、16の上
端5c、16cと電槽内壁2、12および仕切り壁4、
14(X寸法)の上端との距離は10mmとした。また
長く設けたリブ5、16の傾斜部5a、16aの上端部
の角度θ5、θ16はいずれも5°とし、短く設けたリ
ブ6、17の傾斜部6a、17aの仕切り壁2、12に
対する角度θ6、θ17はいずれも30°とした。また
長く設けたリブ5、16の長さは163mm、短く設け
たリブ6、17の長さは120mmとした。従来例の電
槽としては図4に示した電槽18を用いた。
0mmとし、傾斜部19aと電槽内壁21あるいは仕切
り壁20との角度θ19は30°とした。またすべての
電槽1、11、18のリブの定高部5b、6b、16
b、17b、19bの長さは同一寸法とし、少なくとも
極板の上端から下端をカバーする寸法とする。これらの
本発明による蓄電池電槽1、11と従来例による蓄電池
電槽18についてリブの定高部5b、6b、16b、1
7b、19bの突出高を1〜8mmまで1mm毎に変化
させて極板群挿入不良率を計測した。評価方法としては
極板群を電池で10個分合計60セル分の極板群数で工
程での挿入テストを行い、極板群挿入不良率を確認し
た。これらの結果を図5に示す。なお、極板群の厚みは
リブの突出高の変化に応じて変化させ、極板群の厚みに
対応するリブ間寸法と極板群の厚みとの関係が一定とな
るよう、配慮した。
明の構成により極板挿入不良率は0であり、安定した生
産性が確保できることが判明した。この結果からもあき
らかなように、長く設けたリブが中央部の一本だけであ
ってもその効果は極めて高い。また本発明の効果はリブ
の突出高が3mm以上の場合に特に有効である。
端は電槽と蓋との溶着部(仕切り壁上端)から30mm
までの範囲内とすれば熱溶着時における仕切り壁の変形
を抑制する効果が得られることが判明した。
鉛蓄電池での例を記載したが、特に鉛蓄電池に限定され
るものではない。
蓄電池電槽への極板群挿入工程における極板群挿入不良
の発生を抑制し、この不良により発生する極板群内部の
短絡や極板の損傷による蓄電池容量の低下等を防止する
ことができ、蓄電池の生産性や性能を高めるものであ
る。
を示す図
断面を示す図
を示す図
を用いた場合の極板群挿入時の不良率を示す図
Claims (7)
- 【請求項1】 仕切り壁により複数セルに区画された電
槽と、この電槽に収納された正・負極板とセパレータと
を積層した極板群を有し、極板面に対向する電槽内壁お
よび仕切り壁に上下方向に複数の平行なリブを有し、前
記リブは電槽下方向に向かって傾斜を有してリブ高さが
増加する傾斜部とこの傾斜部に連続してリブ高さが一定
である定高部を備え、これら傾斜部と定高部の長さの和
をリブ長としたときに、前記複数のリブのうち少なくと
も一本のリブ長を他のリブ長よりも長くしたことを特徴
とする蓄電池。 - 【請求項2】 リブの傾斜部と電槽内壁もしくは仕切り
壁とが成す角度であるリブ傾斜角は、長いリブの傾斜角
はその他のリブの傾斜角よりも鋭角であることを特徴と
する請求項1に記載の蓄電池。 - 【請求項3】 左右両端に位置するリブのリブ長を他の
リブのリブ長よりも長くしたことを特徴とする請求項1
あるいは2に記載の蓄電池。 - 【請求項4】 中央部分のリブのリブ長を他のリブのリ
ブ長より長くしたことを特徴とする請求項1あるいは2
に記載の蓄電池。 - 【請求項5】 定高部の長さは少なくとも極板面の上端
から下端の長さを有することを特徴とする請求項1、
2、3、および4のいずれかに記載の蓄電池。 - 【請求項6】 長いリブの上端は電槽内壁もしくは仕切
り壁の上端から0〜30mmの範囲としたことを特徴と
する請求項1、2、3、4および5のいずれかに記載の
蓄電池。 - 【請求項7】 リブの定高部の突出高さは3mm以上で
あることを特徴とする請求項1、2、3、4、5および
6のいずれかに記載の蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15906599A JP4374656B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15906599A JP4374656B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000348688A true JP2000348688A (ja) | 2000-12-15 |
| JP4374656B2 JP4374656B2 (ja) | 2009-12-02 |
Family
ID=15685459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15906599A Expired - Lifetime JP4374656B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4374656B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013031508A (ja) * | 2011-08-01 | 2013-02-14 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機用吸込具 |
| KR20180083068A (ko) * | 2017-01-12 | 2018-07-20 | 주식회사 엘지화학 | 위치 고정용 부재를 포함하는 원통형 전지셀 |
| KR20190007745A (ko) * | 2017-07-13 | 2019-01-23 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 팩 |
| JP2021068533A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
| JP2023007215A (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-18 | 古河電池株式会社 | 蓄電池、及び電槽用金型 |
| JP2025006252A (ja) * | 2023-06-29 | 2025-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | 蓄電モジュール |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP15906599A patent/JP4374656B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| KR102263399B1 (ko) * | 2017-01-12 | 2021-06-11 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 위치 고정용 부재를 포함하는 원통형 전지셀 |
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| KR102066198B1 (ko) | 2017-07-13 | 2020-01-14 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 팩 |
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| JP2023007215A (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-18 | 古河電池株式会社 | 蓄電池、及び電槽用金型 |
| JP7742250B2 (ja) | 2021-07-01 | 2025-09-19 | 古河電池株式会社 | 蓄電池、及び電槽用金型 |
| JP2025006252A (ja) * | 2023-06-29 | 2025-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | 蓄電モジュール |
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|---|---|
| JP4374656B2 (ja) | 2009-12-02 |
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