JP2000348773A - 非水電解質電池 - Google Patents
非水電解質電池Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発電要素1の正極2と負極3を均等に加圧す
ると共に確実に固定することができる非水電解質電池を
提供する。 【解決手段】 スタック型の発電要素1を熱収縮チュー
ブ7を収縮させたもので覆った。
ると共に確実に固定することができる非水電解質電池を
提供する。 【解決手段】 スタック型の発電要素1を熱収縮チュー
ブ7を収縮させたもので覆った。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正負の電極をセパ
レータを介して多数枚積層したスタック型のリチウムイ
オン二次電池等の非水電解質電池に関する。
レータを介して多数枚積層したスタック型のリチウムイ
オン二次電池等の非水電解質電池に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的小容量のリチウムイオン二次電池
では、発電要素の製造が容易なように、正負の電極をセ
パレータを介して長円筒形に巻回する長円筒巻回型のも
のが多く用いられていた。しかし、大型のリチウムイオ
ン二次電池では、正負の電極をできるだけ厚くするため
と、容量密度を高めるために、正負の電極をセパレータ
を介して多数枚積層したスタック型のものが用いられる
ことがある。
では、発電要素の製造が容易なように、正負の電極をセ
パレータを介して長円筒形に巻回する長円筒巻回型のも
のが多く用いられていた。しかし、大型のリチウムイオ
ン二次電池では、正負の電極をできるだけ厚くするため
と、容量密度を高めるために、正負の電極をセパレータ
を介して多数枚積層したスタック型のものが用いられる
ことがある。
【0003】上記従来の大型のスタック型のリチウムイ
オン二次電池の構造を説明する。このリチウムイオン二
次電池の発電要素1は、図3に示すように、多数枚の正
極2と負極3とをそれぞれセパレータ4を介して積層し
たものである。正極2は、長手方向の中央部で折り返し
たセパレータ4の間に挟み込まれ、負極3は、この正極
2を挟んだセパレータ4のそれぞれの間に挿入される。
また、リチウムイオン二次電池では、正極2が必ず負極
3と対向している必要があるので、この正極2を挟んだ
セパレータ4の最上部のものの上と最下部のものに下に
もそれぞれ負極3が配置され、結果的に負極3は正極2
よりも1枚多く積層されることになる。
オン二次電池の構造を説明する。このリチウムイオン二
次電池の発電要素1は、図3に示すように、多数枚の正
極2と負極3とをそれぞれセパレータ4を介して積層し
たものである。正極2は、長手方向の中央部で折り返し
たセパレータ4の間に挟み込まれ、負極3は、この正極
2を挟んだセパレータ4のそれぞれの間に挿入される。
また、リチウムイオン二次電池では、正極2が必ず負極
3と対向している必要があるので、この正極2を挟んだ
セパレータ4の最上部のものの上と最下部のものに下に
もそれぞれ負極3が配置され、結果的に負極3は正極2
よりも1枚多く積層されることになる。
【0004】この発電要素1は、セパレータ4に挟まれ
た正極2と負極3が単に積み重なったものにすぎないの
で、重なりがずれたりバラバラになるおそれがあり、後
の組み立て作業が遣り難くなる。そこで、従来は、発電
要素1の中央部に粘着テープ11を巻いて止め付け、正
極2や負極3がバラバラになるのを防止していた。
た正極2と負極3が単に積み重なったものにすぎないの
で、重なりがずれたりバラバラになるおそれがあり、後
の組み立て作業が遣り難くなる。そこで、従来は、発電
要素1の中央部に粘着テープ11を巻いて止め付け、正
極2や負極3がバラバラになるのを防止していた。
【0005】このようにして粘着テープ11で止め付け
た発電要素1は、図4に示すように、長手方向の両側か
らそれぞれ突出させた正極2と負極3の引出部2a,3
aに正極集電体5と負極集電体6を接続固定する。正極
集電体5と負極集電体6は、それぞれ2枚ずつの導電金
属板からなり、正極2や負極3の引出部2a,3aを重
ねて挟み込み、リベットや溶接によって確実に接続固定
したものである。また、これらの正極集電体5と負極集
電体6には、それぞれ正極端子9と負極端子10がかし
め等により接続固定されている。この発電要素1は、図
5に示すように、2個を1組として上下に重ねて電池ケ
ース8に収納し、各発電要素1の正極端子9と負極端子
10のみをこの電池ケース8の端部から封止して突出さ
せる。そして、電池ケース8の内部に非水電解液を注入
した後に密閉すると、リチウムイオン二次電池となる。
た発電要素1は、図4に示すように、長手方向の両側か
らそれぞれ突出させた正極2と負極3の引出部2a,3
aに正極集電体5と負極集電体6を接続固定する。正極
集電体5と負極集電体6は、それぞれ2枚ずつの導電金
属板からなり、正極2や負極3の引出部2a,3aを重
ねて挟み込み、リベットや溶接によって確実に接続固定
したものである。また、これらの正極集電体5と負極集
電体6には、それぞれ正極端子9と負極端子10がかし
め等により接続固定されている。この発電要素1は、図
5に示すように、2個を1組として上下に重ねて電池ケ
ース8に収納し、各発電要素1の正極端子9と負極端子
10のみをこの電池ケース8の端部から封止して突出さ
せる。そして、電池ケース8の内部に非水電解液を注入
した後に密閉すると、リチウムイオン二次電池となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、大型のリチ
ウムイオン二次電池では、1個の発電要素1の重さが数
十kgに達するので、従来のようにポリプロピレン(P
P)製等の粘着テープ11を巻くのでは、作業の際に正
極2や負極3の重みに負けて積層がずれたり、その後の
組み立て工程の搬送時等にずれが生じるおそれがあると
いう問題があった。また、発電要素1の中央部を1箇所
だけ粘着テープ11で巻いたのでは、正極2や負極3が
中央部でのみ締め付けられて全体が均等に加圧されない
ため、極間の隙間にムラが生じるという問題も発生す
る。しかも、正極2や負極3を確実に固定し均等に加圧
するために、発電要素1の長手方向に沿って複数箇所で
粘着テープ11を巻くようにすると、粘着テープ11の
止め付け作業が面倒になるという新たな問題が生じる。
ウムイオン二次電池では、1個の発電要素1の重さが数
十kgに達するので、従来のようにポリプロピレン(P
P)製等の粘着テープ11を巻くのでは、作業の際に正
極2や負極3の重みに負けて積層がずれたり、その後の
組み立て工程の搬送時等にずれが生じるおそれがあると
いう問題があった。また、発電要素1の中央部を1箇所
だけ粘着テープ11で巻いたのでは、正極2や負極3が
中央部でのみ締め付けられて全体が均等に加圧されない
ため、極間の隙間にムラが生じるという問題も発生す
る。しかも、正極2や負極3を確実に固定し均等に加圧
するために、発電要素1の長手方向に沿って複数箇所で
粘着テープ11を巻くようにすると、粘着テープ11の
止め付け作業が面倒になるという新たな問題が生じる。
【0007】さらに、大型のスタック型の電池は、発電
要素1を水平に保ったまま長期間にわたり使用すること
が多いので、この発電要素1に充填した非水電解液が側
面等から徐々に漏れ出し、上部に積層された正極2や負
極3の間の非水電解液が減少することにより発電ができ
なくなって電池性能が低下することがあるという問題も
あった。
要素1を水平に保ったまま長期間にわたり使用すること
が多いので、この発電要素1に充填した非水電解液が側
面等から徐々に漏れ出し、上部に積層された正極2や負
極3の間の非水電解液が減少することにより発電ができ
なくなって電池性能が低下することがあるという問題も
あった。
【0008】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、発電要素を熱収縮チューブ等で覆う
ことにより、積層された正負の電極を均等に加圧すると
共に確実に固定することができる非水電解質電池を提供
することを目的としている。
されたものであり、発電要素を熱収縮チューブ等で覆う
ことにより、積層された正負の電極を均等に加圧すると
共に確実に固定することができる非水電解質電池を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
枚ずつの正負の電極をセパレータを介して積層したスタ
ック型の発電要素を備えた非水電解質電池において、収
縮性合成樹脂シートを収縮させたもので発電要素を覆っ
たことを特徴とする。
枚ずつの正負の電極をセパレータを介して積層したスタ
ック型の発電要素を備えた非水電解質電池において、収
縮性合成樹脂シートを収縮させたもので発電要素を覆っ
たことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によれば、発電要素が加熱
により収縮する合成樹脂シートやその他の要因により収
縮する合成樹脂シートによって覆われるので、収縮の際
の圧迫によって、積層された正負の電極を全体的に均等
に加圧すると共に確実に固定することができるようにな
る。しかも、加熱等を行う前には、合成樹脂シートの大
きさに十分な余裕があるので、発電要素を覆う作業が容
易となる。また、発電要素がこのような合成樹脂シート
で覆われると、電極間に充填された非水電解液の保液性
が向上するので、電池性能の低下も防止することができ
る。
により収縮する合成樹脂シートやその他の要因により収
縮する合成樹脂シートによって覆われるので、収縮の際
の圧迫によって、積層された正負の電極を全体的に均等
に加圧すると共に確実に固定することができるようにな
る。しかも、加熱等を行う前には、合成樹脂シートの大
きさに十分な余裕があるので、発電要素を覆う作業が容
易となる。また、発電要素がこのような合成樹脂シート
で覆われると、電極間に充填された非水電解液の保液性
が向上するので、電池性能の低下も防止することができ
る。
【0011】請求項2の発明は、前記収縮性合成樹脂シ
ートが、加熱することにより収縮する熱収縮性合成樹脂
シートであることを特徴とする。
ートが、加熱することにより収縮する熱収縮性合成樹脂
シートであることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、加熱により収縮
する熱収縮性合成樹脂シートを用いるので、熱収縮性合
成樹脂シートに熱を加えるだけの簡単な作業で、発電要
素を覆い正負の電極の均等な加圧と確実な固定を行うこ
とができるようになる。
する熱収縮性合成樹脂シートを用いるので、熱収縮性合
成樹脂シートに熱を加えるだけの簡単な作業で、発電要
素を覆い正負の電極の均等な加圧と確実な固定を行うこ
とができるようになる。
【0013】請求項3の発明は、複数枚ずつの正負の電
極をセパレータを介して積層したスタック型の発電要素
を備えた非水電解質電池において、発電要素を弾性体シ
ートで覆ったことを特徴とする。
極をセパレータを介して積層したスタック型の発電要素
を備えた非水電解質電池において、発電要素を弾性体シ
ートで覆ったことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、発電要素が合成
ゴム等からなる弾性体シートによって覆われるので、こ
のシートの弾性によって、積層された正負の電極を全体
的に均等に加圧すると共に確実に固定することができる
ようになる。しかも、弾性体シートを治具等で広げてお
けば、発電要素の挿入も容易となる。また、発電要素が
このような弾性体シートで覆われると、電極間に充填さ
れた非水電解液の保液性が向上するので、電池性能の低
下も防止することができる。
ゴム等からなる弾性体シートによって覆われるので、こ
のシートの弾性によって、積層された正負の電極を全体
的に均等に加圧すると共に確実に固定することができる
ようになる。しかも、弾性体シートを治具等で広げてお
けば、発電要素の挿入も容易となる。また、発電要素が
このような弾性体シートで覆われると、電極間に充填さ
れた非水電解液の保液性が向上するので、電池性能の低
下も防止することができる。
【0015】請求項4の発明は、前記収縮性合成樹脂シ
ート又は弾性体シートが、発電要素の正負の電極の引出
部が突出する一端部のみを開口した袋状であることを特
徴とする。
ート又は弾性体シートが、発電要素の正負の電極の引出
部が突出する一端部のみを開口した袋状であることを特
徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、発電要素の正負
の電極の引出部が端子との接続のために一端部のみから
それぞれ突出するものである場合には、袋状の収縮性合
成樹脂シートや弾性体シートを用いることができるの
で、発電要素を挿入する作業が容易となり作業性が向上
する。
の電極の引出部が端子との接続のために一端部のみから
それぞれ突出するものである場合には、袋状の収縮性合
成樹脂シートや弾性体シートを用いることができるの
で、発電要素を挿入する作業が容易となり作業性が向上
する。
【0017】請求項5の発明は、前記収縮性合成樹脂シ
ート又は弾性体シートが、発電要素の正負の電極の引出
部がそれぞれ突出する両端部を開口したチューブ状であ
ることを特徴とする。
ート又は弾性体シートが、発電要素の正負の電極の引出
部がそれぞれ突出する両端部を開口したチューブ状であ
ることを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、発電要素の正負
の電極の引出部が端子との接続のためにそれぞれ両端部
から突出するものである場合には、チューブ状の収縮性
合成樹脂シートや弾性体シートを用いることができるの
で、発電要素を挿入する作業が容易となり作業性が向上
する。
の電極の引出部が端子との接続のためにそれぞれ両端部
から突出するものである場合には、チューブ状の収縮性
合成樹脂シートや弾性体シートを用いることができるの
で、発電要素を挿入する作業が容易となり作業性が向上
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0020】図1〜図2は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1はリチウムイオン二次電池の発電要素
を熱収縮チューブで覆った状態を示す斜視図、図2はリ
チウムイオン二次電池の発電要素を示す斜視図である。
なお、図3〜図5に示した従来例と同様の機能を有する
構成部材には同じ番号を付記する。
のであって、図1はリチウムイオン二次電池の発電要素
を熱収縮チューブで覆った状態を示す斜視図、図2はリ
チウムイオン二次電池の発電要素を示す斜視図である。
なお、図3〜図5に示した従来例と同様の機能を有する
構成部材には同じ番号を付記する。
【0021】本実施形態は、従来例と同様の大型のリチ
ウムイオン二次電池について説明する。このリチウムイ
オン二次電池の発電要素1は、図2に示すように、多数
枚の正極2と負極3とをそれぞれセパレータ4を介して
積層したスタック型のものである。正極2は、方形のア
ルミニウム箔の表面にリチウムコバルト複合酸化物等の
正極活物質を塗布したものであり、図4で示した正極集
電体5を接続固定するために、長手方向の一方の端部に
この正極活物質を塗布しない引出部2aを設けている。
また、負極3は、方形の銅箔の表面にカーボン等の負極
活物質を塗布したものであり、図4で示した負極集電体
6を接続固定するために、長手方向の他方の端部にこの
負極活物質を塗布しない引出部3aを設けている。セパ
レータ4は、ポリエチレン(PE)シートに耐熱性の高
いポリプロピレン(PP)シートをラミネートしたもの
であり、延伸加工により微多孔膜としている。このセパ
レータ4は、正極2のほぼ2倍の長さを有し、長手方向
の中央部で折り返すことにより、この折り返した間に正
極2を挟み込むようにしている。そして、負極3は、こ
の正極2を挟んだセパレータ4の間とその上下に配置さ
れる。また、正極2の引出部2aと負極3の引出部3a
は、発電要素1の両側からそれぞれ突出することにな
る。なお、ここでは、図面を簡単にするために、正極2
と負極3の積層数を少なく表しているが、実際には、例
えば正極2が60枚、負極3が61枚、というようにさ
らに多くの枚数を積層している。
ウムイオン二次電池について説明する。このリチウムイ
オン二次電池の発電要素1は、図2に示すように、多数
枚の正極2と負極3とをそれぞれセパレータ4を介して
積層したスタック型のものである。正極2は、方形のア
ルミニウム箔の表面にリチウムコバルト複合酸化物等の
正極活物質を塗布したものであり、図4で示した正極集
電体5を接続固定するために、長手方向の一方の端部に
この正極活物質を塗布しない引出部2aを設けている。
また、負極3は、方形の銅箔の表面にカーボン等の負極
活物質を塗布したものであり、図4で示した負極集電体
6を接続固定するために、長手方向の他方の端部にこの
負極活物質を塗布しない引出部3aを設けている。セパ
レータ4は、ポリエチレン(PE)シートに耐熱性の高
いポリプロピレン(PP)シートをラミネートしたもの
であり、延伸加工により微多孔膜としている。このセパ
レータ4は、正極2のほぼ2倍の長さを有し、長手方向
の中央部で折り返すことにより、この折り返した間に正
極2を挟み込むようにしている。そして、負極3は、こ
の正極2を挟んだセパレータ4の間とその上下に配置さ
れる。また、正極2の引出部2aと負極3の引出部3a
は、発電要素1の両側からそれぞれ突出することにな
る。なお、ここでは、図面を簡単にするために、正極2
と負極3の積層数を少なく表しているが、実際には、例
えば正極2が60枚、負極3が61枚、というようにさ
らに多くの枚数を積層している。
【0022】上記発電要素1は、図2に1点鎖線で示す
熱収縮チューブ7内に挿入される。熱収縮チューブ7
は、ポリオレフィン系の合成樹脂シートをチューブ状と
し電子線等で架橋させた後にチューブ径を押し広げたも
のである。この熱収縮チューブ7は、所定の温度に加熱
することにより架橋時のチューブ径まで収縮する性質を
有する。この熱収縮チューブ7を発電要素1を挿入した
状態で加熱すると、図1に示すように、熱収縮チューブ
7が収縮し発電要素1の正極2と負極3の重なった部分
に密着して覆う。
熱収縮チューブ7内に挿入される。熱収縮チューブ7
は、ポリオレフィン系の合成樹脂シートをチューブ状と
し電子線等で架橋させた後にチューブ径を押し広げたも
のである。この熱収縮チューブ7は、所定の温度に加熱
することにより架橋時のチューブ径まで収縮する性質を
有する。この熱収縮チューブ7を発電要素1を挿入した
状態で加熱すると、図1に示すように、熱収縮チューブ
7が収縮し発電要素1の正極2と負極3の重なった部分
に密着して覆う。
【0023】この発電要素1は、熱収縮チューブ7の両
端開口部から正極2と負極3の引出部2a,3aがそれ
ぞれ突出するので、図4に示した正極集電体5と負極集
電体6をこれらの引出部2a,3aに接続固定する。そ
して、図5に示した従来例と同様に、この発電要素1を
2個1組として上下に重ねて電池ケース8に収納し、電
池ケース8の内部に非水電解液を注入した後に密閉する
と、本実施形態のリチウムイオン二次電池が完成する。
端開口部から正極2と負極3の引出部2a,3aがそれ
ぞれ突出するので、図4に示した正極集電体5と負極集
電体6をこれらの引出部2a,3aに接続固定する。そ
して、図5に示した従来例と同様に、この発電要素1を
2個1組として上下に重ねて電池ケース8に収納し、電
池ケース8の内部に非水電解液を注入した後に密閉する
と、本実施形態のリチウムイオン二次電池が完成する。
【0024】上記構成のリチウムイオン二次電池は、発
電要素1が熱収縮チューブ7によって周囲全体を覆われ
るので、正極2と負極3の重なりがずれたりバラバラに
なるおそれがなくなる。しかも、この正極2と負極3の
重なった部分は、熱収縮チューブ7によって上下の面全
体から圧迫されるので、均等に加圧されて極間の隙間も
均一になる。また、このように熱収縮チューブ7に覆わ
れると、正極2と負極3の間に充填された非水電解液が
側面等から漏れ出すこともなくなるので、長期間の使用
により上部の非水電解液が減少して電池性能が低下する
ようなこともなくなる。さらに、熱収縮チューブ7は、
収縮前には十分な大きさのチューブ径を有するので、こ
の内部への発電要素1の挿入作業も極めて容易となる。
電要素1が熱収縮チューブ7によって周囲全体を覆われ
るので、正極2と負極3の重なりがずれたりバラバラに
なるおそれがなくなる。しかも、この正極2と負極3の
重なった部分は、熱収縮チューブ7によって上下の面全
体から圧迫されるので、均等に加圧されて極間の隙間も
均一になる。また、このように熱収縮チューブ7に覆わ
れると、正極2と負極3の間に充填された非水電解液が
側面等から漏れ出すこともなくなるので、長期間の使用
により上部の非水電解液が減少して電池性能が低下する
ようなこともなくなる。さらに、熱収縮チューブ7は、
収縮前には十分な大きさのチューブ径を有するので、こ
の内部への発電要素1の挿入作業も極めて容易となる。
【0025】なお、上記実施形態では、ポリオレフィン
系の熱収縮チューブ7を用いたが、これに限らずポリ塩
化ビニル系やポリフッ化ビニリデン系等の熱収縮チュー
ブ7を用いることもできる。また、上記実施形態では、
加熱により収縮する熱収縮チューブ7を使用したが、加
熱以外の他の要因により収縮する収縮性合成樹脂チュー
ブを用いることもできる。また、チューブ状に限らず、
任意の形状の収縮性合成樹脂シートを用いることができ
る。
系の熱収縮チューブ7を用いたが、これに限らずポリ塩
化ビニル系やポリフッ化ビニリデン系等の熱収縮チュー
ブ7を用いることもできる。また、上記実施形態では、
加熱により収縮する熱収縮チューブ7を使用したが、加
熱以外の他の要因により収縮する収縮性合成樹脂チュー
ブを用いることもできる。また、チューブ状に限らず、
任意の形状の収縮性合成樹脂シートを用いることができ
る。
【0026】さらに、上記実施形態では、発電要素1の
両端部から正極2と負極3の引出部2a,3aを突出さ
せる場合について説明したが、発電要素1の一端部のみ
からこれら引出部2a,3aを突出させることもでき
る。そして、この場合には、収縮性合成樹脂シートを袋
状とすることができ、発電要素1の挿入が容易となる。
正極2と負極3の引出部2a,3aを同じ端部から突出
させる場合には、例えば引出部2a,3aをタグ状とし
て正極2と負極3とで左右に分ける等して突出させれば
よい。また、発電要素1と正極端子9や負極端子10と
の接続は、リード材等を用いることもできるので、この
発電要素1のほぼ全体を収縮性合成樹脂シートで覆うよ
うにすることができ、リード材等を通すためのわずかな
開口部があれば足りる。
両端部から正極2と負極3の引出部2a,3aを突出さ
せる場合について説明したが、発電要素1の一端部のみ
からこれら引出部2a,3aを突出させることもでき
る。そして、この場合には、収縮性合成樹脂シートを袋
状とすることができ、発電要素1の挿入が容易となる。
正極2と負極3の引出部2a,3aを同じ端部から突出
させる場合には、例えば引出部2a,3aをタグ状とし
て正極2と負極3とで左右に分ける等して突出させれば
よい。また、発電要素1と正極端子9や負極端子10と
の接続は、リード材等を用いることもできるので、この
発電要素1のほぼ全体を収縮性合成樹脂シートで覆うよ
うにすることができ、リード材等を通すためのわずかな
開口部があれば足りる。
【0027】さらに、加熱等により収縮する収縮性合成
樹脂シートに代えて、弾性体シートを用いることもでき
る。弾性体シートとしては、天然ゴムや合成ゴム等のシ
ート材を用いることができる。このような弾性体シート
を用いた場合にも、発電要素1の周囲全体が覆われるの
で、正極2と負極3の重なりがずれたりバラバラになる
おそれがなくなる。また、この正極2と負極3の重なっ
た部分は、弾性体シートの弾性によって上下の面全体か
ら圧迫されるので、均等に加圧されて極間の隙間も均一
になる。しかも、このように弾性体シートに覆われる
と、正極2と負極3の間に充填された非水電解液が漏れ
出すこともなくなる。さらに、弾性体シートは、治具等
で十分な大きさに広げることができるので、発電要素1
の挿入作業も容易となる。
樹脂シートに代えて、弾性体シートを用いることもでき
る。弾性体シートとしては、天然ゴムや合成ゴム等のシ
ート材を用いることができる。このような弾性体シート
を用いた場合にも、発電要素1の周囲全体が覆われるの
で、正極2と負極3の重なりがずれたりバラバラになる
おそれがなくなる。また、この正極2と負極3の重なっ
た部分は、弾性体シートの弾性によって上下の面全体か
ら圧迫されるので、均等に加圧されて極間の隙間も均一
になる。しかも、このように弾性体シートに覆われる
と、正極2と負極3の間に充填された非水電解液が漏れ
出すこともなくなる。さらに、弾性体シートは、治具等
で十分な大きさに広げることができるので、発電要素1
の挿入作業も容易となる。
【0028】さらに、上記実施形態では、大型のリチウ
ムイオン二次電池について説明したが、小型のものやリ
チウムイオン二次電池以外の非水電解質電池にも同様に
実施可能である。
ムイオン二次電池について説明したが、小型のものやリ
チウムイオン二次電池以外の非水電解質電池にも同様に
実施可能である。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の非水電解質電池によれば、収縮するシートや弾性のあ
るシートに発電要素が覆われるので、積層された正負の
電極が全体的に均等に加圧されると共に確実に固定され
るようになる。しかも、このようなシートで覆われるこ
とにより保液性が向上するので、非水電解液の漏出によ
る電池性能の低下も防止することができるようになる。
の非水電解質電池によれば、収縮するシートや弾性のあ
るシートに発電要素が覆われるので、積層された正負の
電極が全体的に均等に加圧されると共に確実に固定され
るようになる。しかも、このようなシートで覆われるこ
とにより保液性が向上するので、非水電解液の漏出によ
る電池性能の低下も防止することができるようになる。
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、リチ
ウムイオン二次電池の発電要素を熱収縮チューブで覆っ
た状態を示す斜視図である。
ウムイオン二次電池の発電要素を熱収縮チューブで覆っ
た状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、リチ
ウムイオン二次電池の発電要素を示す斜視図である。
ウムイオン二次電池の発電要素を示す斜視図である。
【図3】従来例を示すものであって、リチウムイオン二
次電池の発電要素を示す斜視図である。
次電池の発電要素を示す斜視図である。
【図4】従来例を示すものであって、発電要素の正負の
電極に集電体を接続固定した状態を示す斜視図である。
電極に集電体を接続固定した状態を示す斜視図である。
【図5】従来例を示すものであって、リチウムイオン二
次電池の全体斜視図である。
次電池の全体斜視図である。
1 発電要素 2 正極 2a 引出部 3 負極 3a 引出部 4 セパレータ 7 熱収縮チューブ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数枚ずつの正負の電極をセパレータを
介して積層したスタック型の発電要素を備えた非水電解
質電池において、 収縮性合成樹脂シートを収縮させたもので発電要素を覆
ったことを特徴とする非水電解質電池。 - 【請求項2】 前記収縮性合成樹脂シートが、加熱する
ことにより収縮する熱収縮性合成樹脂シートであること
を特徴とする請求項1に記載の非水電解質電池。 - 【請求項3】 複数枚ずつの正負の電極をセパレータを
介して積層したスタック型の発電要素を備えた非水電解
質電池において、 発電要素を弾性体シートで覆ったことを特徴とする非水
電解質電池。 - 【請求項4】 前記収縮性合成樹脂シート又は弾性体シ
ートが、発電要素の正負の電極の引出部が突出する一端
部のみを開口した袋状であることを特徴とする請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の非水電解質電池。 - 【請求項5】 前記収縮性合成樹脂シート又は弾性体シ
ートが、発電要素の正負の電極の引出部がそれぞれ突出
する両端部を開口したチューブ状であることを特徴とす
る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の非水電解質
電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11157851A JP2000348773A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 非水電解質電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11157851A JP2000348773A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 非水電解質電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000348773A true JP2000348773A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15658766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11157851A Pending JP2000348773A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 非水電解質電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000348773A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008293982A (ja) * | 2008-06-13 | 2008-12-04 | Toshiba Corp | 非水電解質二次電池 |
| WO2010047079A1 (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-29 | Necトーキン株式会社 | 積層型リチウムイオン二次電池 |
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| JP2022153742A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | 本田技研工業株式会社 | 電池セル及びその製造方法 |
| US12620629B2 (en) | 2021-03-30 | 2026-05-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Battery cell and manufacturing method of the same |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP11157851A patent/JP2000348773A/ja active Pending
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| JP7672854B2 (ja) | 2021-03-30 | 2025-05-08 | 本田技研工業株式会社 | 電池セル及びその製造方法 |
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