JP2000349828A - パケット転送方法および装置ならびにパケット通信システム - Google Patents
パケット転送方法および装置ならびにパケット通信システムInfo
- Publication number
- JP2000349828A JP2000349828A JP15430899A JP15430899A JP2000349828A JP 2000349828 A JP2000349828 A JP 2000349828A JP 15430899 A JP15430899 A JP 15430899A JP 15430899 A JP15430899 A JP 15430899A JP 2000349828 A JP2000349828 A JP 2000349828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- super
- network
- destination
- transfer device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/46—Interconnection of networks
- H04L12/4633—Interconnection of networks using encapsulation techniques, e.g. tunneling
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/30—Peripheral units, e.g. input or output ports
- H04L49/3081—ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/16—Implementation or adaptation of Internet protocol [IP], of transmission control protocol [TCP] or of user datagram protocol [UDP]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/16—Implementation or adaptation of Internet protocol [IP], of transmission control protocol [TCP] or of user datagram protocol [UDP]
- H04L69/168—Implementation or adaptation of Internet protocol [IP], of transmission control protocol [TCP] or of user datagram protocol [UDP] specially adapted for link layer protocols, e.g. asynchronous transfer mode [ATM], synchronous optical network [SONET] or point-to-point protocol [PPP]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L2012/5638—Services, e.g. multimedia, GOS, QOS
- H04L2012/5646—Cell characteristics, e.g. loss, delay, jitter, sequence integrity
- H04L2012/5652—Cell construction, e.g. including header, packetisation, depacketisation, assembly, reassembly
- H04L2012/566—Cell construction, e.g. including header, packetisation, depacketisation, assembly, reassembly using the ATM layer
- H04L2012/5662—Macrocells or frames
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L2012/5638—Services, e.g. multimedia, GOS, QOS
- H04L2012/5665—Interaction of ATM with other protocols
- H04L2012/5667—IP over ATM
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
上で転送可能なパケット数を増やせる大規模なパケット
転送方法,装置及び通信システムを提供する。 【解決手段】 コアルータ装置はパケットを固定長Lの
装置内セルにしてスイッチングする通常のルータであ
る。送信元ホスト105cは可変長のIPパケット37
をユーザLAN104c,アクセス回線103cからエ
ッジルータ装置101cに送る。各エッジルータ装置は
ユーザLANとネットワーク106の境界に配置され、
固定長Lの整数倍のスーパーパケット110とIPパケ
ット37の間を変換してスイッチングする。スーパーパ
ケット110は各ルータ装置に付与されたネットワーク
106内固有の網内アドレスに従ってコアルータ装置1
02b,102dからエッジルータ装置101gに中継
されてIPパケットに変換され、アクセス回線103
g,ユーザLAN104gから宛先ホスト105gに転
送される。
Description
パケットやフレームを転送するためのパケット転送方法
および装置ならびにこのパケット転送装置を利用したパ
ケット通信システムに関し、特に、ネットワーク上で転
送可能なパケットの数を増大させるための技術に関する
ものである。
ネットワークの構成を示したブロック図である。ここで
は、パケット転送装置としてIP(インターネット・プ
ロトコル)パケットを転送対象としたルータ装置を例に
挙げて説明する。図示したように、ネットワーク内には
パケットを中継するためのルータ装置が複数台配置され
ており、同図では4台のルータ装置1a〜1dを例示し
てある。これらルータ装置の間は互いに伝送路を介して
接続されており、例えばルータ装置1aとルータ装置1
bとの間は伝送路2abで接続され、これら以外のルー
タ装置間でも同様にして伝送路2ac,2ad,2b
c,2bd,2cdを介してそれぞれ接続されている。
1ないし複数のユーザLAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)が接続されており、ルータ装置とこれらユー
ザLANとの間がアクセス回線によって接続されてい
る。同図では各ルータ装置に対してそれぞれ2つのユー
ザLANを接続した形態について例示してあり、例えば
ルータ装置1aにはユーザLAN3a1,3a2がそれ
ぞれアクセス回線4a1,4a2を介して接続されてい
る。このルータ装置1a以外の各ルータ装置についても
同様であってユーザLAN3b1,3b2,3c1,3
c2,3d1,3d2がそれぞれアクセス回線4b1,
4b2,4c1,4c2,4d1,4d2を介して接続
されている。また、各ユーザLANには1台ないし複数
台のホスト端末が接続されており、同図ではユーザLA
N3a1,3d1にそれぞれ接続された送信元ホスト5
a1,宛先ホスト5d1のみを示すこととし、その他の
ホスト端末は図示を省略してある。
ト5a1から宛先ホスト5d1に対して転送ルート6を
通じてIPパケットを送信する場合を想定する。なお、
伝送路上およびアクセス回線上ではIPパケット等がい
ずれもレイヤ1フレームの形で転送されるが、煩雑にな
ることから、以下の説明中では「IPパケットが伝送路
やアクセス回線上を転送される」といった表現を用いる
ことがある。そして、転送ルート6を利用した場合、送
信元ホスト5a1が発生させたIPパケットは、レイヤ
1フレームの形にされてユーザLAN3a1およびアク
セス回線4a1を通じてルータ装置1aに送られる。
ーム中のIPパケットのヘッダに記述されている宛先ア
ドレスを元に当該IPパケットの転送経路を判定して転
送すべきルータ装置又はユーザLANを特定し、これと
同時に、特定されたルータ装置又はユーザLANに対応
した転送経路としての伝送路又はアクセス回線を特定す
る。同図の例では、当該IPパケットの転送先が伝送路
2ad,ルータ装置1dに特定されるので、ルータ装置
1aは伝送路2adに対してIPパケットの含まれたレ
イヤ1フレームを送出する。これにより、ルータ装置1
dはルータ装置1aと同様にIPパケットを転送してゆ
き、その結果、上記IPパケットはアクセス回線4d1
を介して宛先のユーザLAN3d1に転送されて、最終
的にこのユーザLAN内の宛先ホスト5d1にまで転送
される。
関して説明する。図16はルータ装置の構成を示したブ
ロック図であって、1ないし複数の入力インタフェース
部10-1〜10-N(N:自然数),1ないし複数の出力
インタフェース部11-1〜11-N,スイッチスケジュー
ラ部12,クロスバースイッチ部13から構成されてい
る。このうち、各々の入力インタフェース部はレイヤ1
/2処理部14,IPレイヤ処理部15,パケット分割
部16,経路検索テーブル17より構成されている。ま
た、入力インタフェース部10-1〜10-Nには固有の入
力インタフェース番号としてそれぞれ“1”〜“N”が
付与されている。一方、各々の出力インタフェース部は
パケット復元部18,IPレイヤ処理部19,レイヤ1
/2処理部20より構成されている。また、出力インタ
フェース部11-1〜11-Nには固有の出力インタフェー
ス番号としてそれぞれ“1”〜“N”が付与されてい
る。
1/2処理部14には図15に示した伝送路またはアク
セス回線の何れかが接続される。例えば、入力インタフ
ェース部10-1のレイヤ1/2処理部14が図15に示
したアクセス回線4a2に接続され、入力インタフェー
ス部10-2のレイヤ1/2処理部14が伝送路2acに
接続されるなどである。このレイヤ1/2処理部14
は、自身の属する入力インタフェース部で終端すべき伝
送路やアクセス回線のレイヤ1/2プロトコルを終端す
る機能を有しており、終端されたIPパケットをIPレ
イヤ処理部15に転送する。
理部14から転送されてくるIPパケットのヘッダを参
照してIPレイヤの処理を行う。なお、このIPレイヤ
処理の詳細については本発明の要旨と関係ないことと、
既存の技術であるためここではその説明を割愛する。ま
た、パケット分割部16は、IPレイヤ処理部15から
転送されてくるIPパケットをルータ装置内で定義され
る固定長の装置内セルに分割し、これら装置内セルをク
ロスバースイッチ部13に送出する。つまり、この固定
長がルータ装置のスイッチング単位の長さに相当するこ
とになる。また、これと同時にパケット分割部16は、
転送されたIPパケットを出力インタフェース部11-1
〜11-Nの何れかに転送するために、スイッチスケジュ
ーラ部12に対して転送リクエスト信号21を送出す
る。
スイッチ部13に対するスイッチ設定を行う機能ブロッ
クであって、双方向の信号線を介して、各入力インタフ
ェース部10-1〜10-N内のパケット分割部16との間
で転送リクエスト信号21(前述)および転送リプライ
信号22を授受する。すなわち、パケット分割部16か
らスイッチスケジューラ部12に送出されるのが転送リ
クエスト信号21であって、これとは逆に、スイッチス
ケジューラ部12からパケット分割部16に送出される
のが転送リプライ信号22である。そしてスイッチスケ
ジューラ部12は、各パケット分割部16から送信され
る転送リクエスト信号21を受け取り、クロスバースイ
ッチ部13における最適なスイッチ設定を計算してこの
クロスバースイッチ部13へスイッチ設定信号23を送
る。
このスイッチ設定信号23に基づいて、入力インタフェ
ース部10-1〜10-Nの何れかと出力インタフェース部
11-1〜11-Nの何れかとの間を接続する。各出力イン
タフェース部11-1〜11-Nにおいて、パケット復元部
18はクロスバースイッチ部13を通じて各入力インタ
フェース部10-1〜10-Nの何れかから転送されてくる
固定長の装置内セルを積み上げて、元のIPパケット
(即ち、レイヤ1/2処理部14で終端されたIPパケ
ット)を復元してIPレイヤ処理部19に転送する。I
Pレイヤ処理部19は、パケット復元部18から転送さ
れてくるIPパケットのヘッダを参照してIPレイヤに
関わる処理を行ってからレイヤ1/2処理部20へ転送
する。
のIPパケットに対してレイヤ1/2のヘッダをそれぞ
れ付与してレイヤ1フレームを構築し、伝送路またはア
クセス回線である出力方路に転送する。つまり、各出力
インタフェース部のレイヤ1/2処理部20には、入力
インタフェース部10-1〜10-Nと同様に図15に示し
た伝送路またはアクセス回線の何れかが接続される。例
えば、出力インタフェース部11-1のレイヤ1/2処理
部20が図15に示したアクセス回線4a2に接続さ
れ、出力インタフェース部11-2のレイヤ1/2処理部
20が伝送路2acに接続されるなどである。
体的に説明する。ここで、図15に示した伝送路やアク
セス回線上を伝送される信号フォーマットは図17に示
したような形式をしている。すなわち、前述したように
伝送路アクセス回線上ではレイヤ1フレーム30が伝送
される。このレイヤ1フレーム30にはレイヤ1ヘッダ
31が周期的に挿入され、このレイヤ1ヘッダ31によ
ってレイヤ1の機能であるbit同期,byte同期,
フレーム同期,回線の状態監視やエラー率の監視などに
使用されるOAM(Operation Administration and Mai
ntenance)機能がレイヤ1/2処理部14によって実現
される。
2フレーム33が詰め込まれており、この部分を介して
可変長のレイヤ2フレーム33が転送される。レイヤ2
フレーム33はレイヤ2ヘッダ34およびレイヤ2トレ
ーラ35でレイヤ2ペイロード36を挟むようにして構
成されており、レイヤ2ペイロード36の部分にはIP
パケット37が乗せられる。このIPパケット37はヘ
ッダ38およびペイロード39から構成される。
は、伝送路やアクセス回線から入力される信号に対して
レイヤ1処理を行い、当該処理によって得られたレイヤ
2フレーム33に含まれるレイヤ2ヘッダ34およびレ
イヤ2トレーラ35を参照してレイヤ2処理を実行す
る。なお、レイヤ1処理およびレイヤ2処理はいずれも
既存の技術であって、本発明の要旨とは直接関係しない
のでここでは説明を割愛する。その後、レイヤ1/2処
理部14はレイヤ2ペイロード36に含まれたIPパケ
ット37を取り出してこれをIPレイヤ処理部15に転
送する。
ケット37のヘッダ38を参照して、IPヘッダの正当
性チェックや異常なIPパケット受信処理等のIPレイ
ヤ処理を実行するほか、ヘッダ38に含まれている宛先
アドレスフィールドの内容に従って経路検索テーブル1
7内の経路情報を検索する。この検索動作によって、I
Pレイヤ処理部15は次にIPパケットを転送すべきル
ータ装置またはユーザLANを特定するとともに、これ
らルータ装置やユーザLANに対応した出力インタフェ
ース部11-1〜11-Nの何れかに付与されている出力イ
ンタフェース番号(すなわち、“1”〜“N”)を特定
し、パケット分割部16に対してIPパケット(図16
では「データ信号」としてある)および出力インタフェ
ース番号を転送する。
15から転送されてくるIPパケット37を図17に示
したように固定長の装置内セル40に分割してペイロー
ド部分に収容するとともに、セルヘッダ41を装置内セ
ル40毎に付与する。ここで、セルヘッダ41には、転
送先の出力インタフェース番号のほか、送信元である自
身の入力インタフェース部に付与されている入力インタ
フェース番号(例えば、入力インタフェース部10-2内
のパケット分割部16であれば“2”)が書き込まれ
る。
ェース番号単位に異なるメモリ(図示省略)を内蔵して
おり、分割された装置内セル40を出力インタフェース
番号に対応するメモリへ格納する。さらに、パケット分
割部16は上記メモリ内に格納されている装置内セル4
0をこれらのセルヘッダ41に書き込まれた出力インタ
フェース番号に相当する出力インタフェース部11-1〜
11-Nの何れかへ転送すべく、転送リクエスト信号21
をスイッチスケジューラ部12に送出する。
ンタフェース部10-1〜10-Nから送出される転送リク
エスト信号21に対して、入力インタフェース部−出力
インタフェース部間におけるスイッチ接続の適性な組み
合わせを計算する。次に、スイッチスケジューラ部12
は、IPパケット37を出力インタフェース部11-1〜
11-Nの何れに転送すべきかを各入力インタフェース部
10-1〜10-Nへ通知するために、これら入力インタフ
ェース部に対して転送リプライ信号22を返送する。こ
の転送リプライ信号22を受け取ると、各入力インタフ
ェース部10-1〜10-Nは当該信号によって指定された
出力インタフェース部に向けて固定長の装置内セル40
をクロスバースイッチ部23に順次転送してゆく。これ
と同時にスイッチスケジューラ部12は、クロスバース
イッチ部13に対してスイッチ設定信号23を送出す
る。
ッチ設定信号23を元にして、指定された入力インタフ
ェース部と指定された出力インタフェース部との間でス
イッチ接続を行う。以上のようにして、入力インタフェ
ース部10-1〜10-Nから出力インタフェース部11-1
〜11-Nに対して装置内セル40が順に転送されてゆ
く。すると、指定された出力インタフェース部内のパケ
ット復元部18は、指定された入力インタフェース部か
ら転送されてくる装置内セル40をセルヘッダ41に記
述されている入力インタフェース番号に基づいて異なる
内蔵メモリ(図示省略)へ格納する。また、パケット復
元部18は装置内セル40を積み上げてゆき、これら装
置内セル40からセルヘッダ41を除いたペイロード部
分から元のIPパケット37を復元してIPレイヤ処理
部19に転送する。
ケット37に対してIPレイヤ処理を行った後にレイヤ
1/2処理部20に転送する。レイヤ1/2処理部20
は転送されたIPパケット37をレイヤ2ペイロード3
6に収容し、その前後にそれぞれレイヤ2ヘッダ34お
よびレイヤ2トレーラ35を付与してレイヤ2フレーム
33を構築する。次に、レイヤ1/2処理部20は構築
されたレイヤ2フレーム33をレイヤ1ペイロード32
に収容してその前にレイヤ1ヘッダ31を付与してレイ
ヤ1フレーム42を構築したのち、当該レイヤ1フレー
ム42を指定された出力インタフェース部に接続されて
いる伝送路またはアクセス回線に送出する。
ス回線からこれらに対応した入力インタフェースを介し
てルータ装置に転送されてくるIPパケットが、該当す
る出力インタフェースに対応した伝送路またはアクセス
回線に転送されてゆく。なお、以上のような技術に類似
するものとして次のようなものがある。例えば、上記の
説明では可変長のパケットを固定長のセルに分割してい
たのに対し、短パケットを固定長のパケット(53バイ
トのATM〔非同期転送モード〕セル)に多重化してネ
ットワーク上のノード間を転送させるものとして、再公
表特許WO/26589号公報,特開平7−24562
8号公報などがある。また、宛先が同一である短パケッ
トを長パケットにまとめてネットワーク上を転送させる
ものとして、特開昭63−197148号公報などがあ
る。
ルータ装置を用いたIPパケット転送に存在する問題点
について説明する。 (1)従来の第1の問題点 前述したように、図16に示したクロスバースイッチ部
13は図17に示したような固定長の装置内セル40を
対象としたスイッチである。このため、装置内セル40
の転送時間単位を「τ」と置いたときに、クロスバース
イッチ部13のスイッチ接続動作をこの転送時間単位τ
で切り替えてやる必要がある。したがって、スイッチス
ケジューラ部12はクロスバースイッチ部13で行われ
るスイッチ接続の設定を転送時間単位τ内で毎回計算し
なければならないという制約が生じることになる。この
ことは、上述した再公表特許WO/26589号公報,
特開平7−245628号公報などでも同様であって、
これら公報では53バイトと短いATMセルをパケット
スイッチでスイッチングさせている。
増加させるためには、入力インタフェース部10-1〜1
0-Nや出力インタフェース部11-1〜11-Nについて、
インタフェース速度を変えずにインタフェース数を増や
すか、あるいは、インタフェース数を変えずにインタフ
ェース速度を増やすかのいずれかの対処が必要となる。
いま前者で対処するとした場合、入力インタフェース部
や出力インタフェース部の数が増加するため、それにつ
れてスイッチ接続の設定のための計算量が増えてゆくこ
とになる。しかるに、ルータ装置を実現しているデバイ
スの能力にも当然ながら限界があることから、転送時間
単位τの範囲内で処理できる計算量(換言すれば、スイ
ッチスケジューラ部12の計算能力)にも上限がある。
このため、ある上限を越えてインタフェース数を増やす
ことはできず、スイッチ容量を一定以上に増やすことも
できないという問題がある。
で対処するとした場合、入力インターフェイス部や出力
インタフェース部のインタフェース速度を上げると装置
内セル40の転送時間単位τがそれに反比例して短くな
ってしまう。これはスイッチ接続設定のための計算時間
が短くなることと等価であって、インタフェース速度を
上げる前と比べると、規定された転送時間単位τ内では
より少ないインタフェース数についてしかスイッチ接続
設定の計算を実行できなくなる。つまり、この場合もや
はりスイッチ容量を大きくすることが困難になるという
問題が出てくる。以上のように、装置内セル40の長さ
によってスイッチ容量ないしはスイッチ規模の上限が決
定されるため、ルータ装置のスイッチ容量を一定以上に
増やせないという問題がある。
内部でスイッチされる固定長の装置内セル40が小さく
セル転送時間が短いと、スイッチスケジューラ部12で
行われるスイッチ接続設定のための計算時間の限界を画
する転送時間単位τが短くなる(これは、上述した再公
表特許WO/26589号公報,特開平7−24562
8号公報などでも同様)。このため、どうしても装置内
セル40の長さを或る一定長以上に大きくせざるを得な
い。特に、大規模なルータ装置では、IPパケットの最
小長である64byte以下の装置内セルを定義してし
まうとスイッチ接続の設定に必要な計算時間を確保でき
なくなっていまう。このため、現存する大規模ルータで
は装置セルの長さを128byteや256byte等
として、IPパケットの最小長よりも長い装置内セルを
定義していることが多い。そのため、転送されてくるI
Pパケットの長さの分布によってはスイッチの際のスル
ープットが著しく落ちてしまうなどの問題が生じてく
る。
る。いま仮に装置内セル40の大きさを128byte
とし、各入力インタフェース部10-1〜10-Nに対して
最小長(即ち、64byte長)のIPパケットが連続
して入力され、なおかつ、これらIPパケットの各々が
出力インタフェース部11-1〜11-Nのうちの異なる出
力インタフェース部に転送されるという状況を想定す
る。ここで、図16に示したパケット分割部16および
パケット復元部18が設けられた本来の目的は、可変長
のIPパケットをルータ装置内で使用される装置内セル
40に分割し、分割されたこれら装置内セル40をクロ
スバースイッチ部13でスイッチさせ、出力インタフェ
ース部11-1〜11-Nにてスイッチされた装置内セル4
0から再びIPパケットを組み立て直すことにあったは
ずである。
される場合にはIPパケット自体が装置内セルより短い
ため、IPパケットを分割することができず、IPパケ
ットそのものを単位として装置内セル40を構築して転
送せざるを得ない。このため、装置内セル40のペイロ
ード領域の一部が未使用となるが、この未使用領域がそ
のままスイッチの未使用帯域になってしまうため、ルー
タ装置におけるスイッチ動作のスループットが上記未使
用帯域の量だけ低下してしまうことになる。例えば図1
8に示したように、64byte長のパケットPA,P
B,PCがルータ装置の入力インタフェース部の何れか
に順次入力されて、入力インターフェイス部内のパケッ
ト分割部16に伝送されたものとする。
異なる出力インタフェース部に転送されることと、装置
内セル40の大きさは図にも示したように128byt
eであるため、IPパケットを装置内セル40に挿入し
てもその半分の64byte(図中の「空き帯域」に相
当)は未使用になってしまう。また、パケット分割部1
6に対してIPパケットが入力される入力速度と、パケ
ット分割部16から装置内セル40が出力される出力速
度は同じであるため、入力された情報量の半分の情報量
に相当するだけの装置内セルしか出力できないことにな
る。このため、パケット分割部16に入力されたIPパ
ケットのうちの半分はいずれパケット分割部16で廃棄
されることになるため、スイッチ動作のスループットが
50%に減少してしまうという問題がある。なお、上述
した特開昭63−197148号公報においても、パケ
ット交換網内のルーティング処理手段が実際には長パケ
ットを装置内セルに分解してスイッチングさせていると
考えられるため、上記と同様の問題が発生することにな
る。
のパケット分割部16でIPパケットを固定長の装置内
セル40に分割すると、IPパケットの最後尾が含まれ
た装置内セルに空きが発生することになる。例えば、図
19に示したように単一のIPパケット37を装置内セ
ル40a〜40fに分割してゆくと、最後尾にある装置
内セル40fに空き(図中の「空き領域」に相当)が生
じる。このため、この空きの部分については Paddingを
行う必要が生じてくる。したがって、これら一連の装置
内セル40a〜40fをクロスバースイッチ部13に転
送すると、最後の装置内セル40fに含まれる空きが必
ず未使用帯域となってスイッチ転送容量の減少を引き起
こしてしまう。
teであるという条件で129byteのIPパケット
ばかり発生する状況を想定すると、スイッチ転送容量は
129/(128×2)≒50%にまで低下してしまう
ことになる。なお、このような問題は、ATMセル単位
でスイッチングを行っている上述の再公表特許WO/2
6589号公報および特開平7−245628号公報な
どや、パケット交換網内のルーティング処理手段が実際
には長パケットを装置内セルに分解してスイッチングさ
せていると考えられる上述の特開昭63−197148
号公報でも同様に発生する。
あり、その目的は、パケット転送装置を構成しているク
ロスバースイッチ部のスイッチ単位ないし転送時間単位
の大きさを増やすことができるほか、入出力インタフェ
ース数や入出力インタフェース速度が増大してもスイッ
チ接続設定に要する計算時間を確保することができ、ス
イッチ容量を大幅に増やしてネットワーク上で転送可能
なパケット数を増やせる大規模なパケット転送装置と、
このパケット転送装置を利用して構築されるパケット通
信システムを提供することにある。
転送されるパケットの最小長を十分大きくすることがで
き、空き帯域の発生によるスイッチ動作のスループット
低下を来すことなく、ネットワーク上で転送可能なパケ
ット数を増やすことのできるパケット転送装置およびパ
ケット通信システムを提供することにある。また、本発
明の目的は、ネットワーク上で転送されるパケットの長
さを装置内セルの長さの整数倍として、パケットを装置
内セル単位に分割してスイッチ動作させた場合にも無駄
な空き帯域が生じることなく、ネットワーク上で転送可
能なパケット数を増やせるパケット転送装置およびパケ
ット通信システムを提供することにある。
め、請求項1記載の発明は、パケットを送受信するアク
セス網と、前記パケットを中継する中継手段を備えたバ
ックボーンとなるネットワークとの間で前記パケットを
転送するパケット転送装置であって、前記パケットを前
記中継手段のスイッチ単位である固定長セルのn倍(n
は2以上の整数)の長さを持つスーパーパケットに変換
して前記ネットワークに送出する構築手段と、前記ネッ
トワークから送られてくる前記スーパーパケットより前
記パケットを取り出して前記アクセス網に送出する復元
手段とを具備することを特徴としている。また、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記構
築手段は、前記パケットの宛先となるアクセス網と前記
ネットワークとの間に配置されたパケット転送装置毎に
前記パケットを蓄積するキューが作られる第1の記憶手
段を具備し、前記パケットを宛先毎に該キューに蓄積し
てゆき、前記スーパーパケットの構築に必要なだけのパ
ケットが蓄積されたことを検出し、該キューから前記パ
ケットを抽出して前記スーパーパケットを構築すること
を特徴としている。また、請求項3記載の発明は、請求
項2記載の発明において、前記構築手段は、前記スーパ
ーパケットが構築される度に計時を開始して該計時開始
時点から第1のタイムアウト時間が経過したことを検出
する第1の計時手段を前記第1の記憶手段上のキュー毎
に具備し、該第1のタイムアウト時間の経過が検出され
た時点で該キューに蓄積されているパケットから前記ス
ーパーパケットを構築することを特徴としている。
載の発明において、前記第1のタイムアウト時間は、予
め決められた前記ネットワーク上のトラヒック毎の最小
帯域から決定されることを特徴としている。また、請求
項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記
第1のタイムアウト時間は、予め決められた前記ネット
ワークにおけるトラヒック毎の許容網内遅延時間から決
定されることを特徴としている。また、請求項6記載の
発明は、請求項1〜5の何れかの項記載の発明におい
て、前記復元手段は、送信元のアクセス網と前記ネット
ワークとの間に配置され前記スーパーパケットを送出す
るパケット転送装置毎に前記スーパーパケットを蓄積す
るキューが作られる第2の記憶手段を具備し、前記スー
パーパケットを該キューに蓄積してゆき、蓄積された前
記スーパーパケットから前記パケットを復元することを
特徴としている。また、請求項7記載の発明は、請求項
6記載の発明において、前記復元手段は、前記パケット
が復元される度に計時を開始して該計時開始時点から第
2のタイムアウト時間が経過したことを検出する第2の
計時手段を前記第2の記憶手段上のキュー毎に具備し、
該第2のタイムアウト時間の経過が検出された時点で該
キューに滞留しているスーパーパケットを廃棄すること
を特徴としている。
載の発明において、前記第2のタイムアウト時間は、予
め決められた前記ネットワーク上のトラヒックの最小帯
域または網内遅延の最大許容値,前記ネットワーク内の
遅延分散時間,及び,予め定められている保護時間から
決定されることを特徴としている。また、請求項9記載
の発明は、請求項1〜8の何れかの項記載の発明におい
て、前記構築手段は、前記パケットが複数のスーパーパ
ケットにまたがることを検出してこれら複数のスーパー
パケットに分割して格納し、前記復元手段は、前記スー
パーパケット上のパケットが複数のスーパーパケットに
またがっていることを検出し、これら複数のスーパーパ
ケットに分割して格納されているパケットのデータを繋
げて送信元のアクセス網が生成した元のパケットを復元
することを特徴としている。また、請求項10記載の発
明は、請求項1〜9の何れかの項記載の発明において、
前記スーパーパケットには、そのペイロードが単一のパ
ケットのデータで占有されているか否かを示す単一パケ
ット占有情報が格納され、前記構築手段は、前記パケッ
トの各々の長さを前記スーパーパケットのペイロードの
長さと比較し、該比較結果に応じて前記単一パケット占
有情報を占有有又は占有無に設定し、前記復元手段は、
前記スーパーパケット上の前記単一パケット占有情報が
占有有であることを検出し、前記単一パケット占有情報
が占有無のスーパーパケットが到来するまでのこれら一
連のスーパーパケット上に載せられているパケットのデ
ータを繋げて送信元のアクセス網が生成した元のパケッ
トを復元することを特徴とする。
〜10の何れかの項記載の発明において、前記スーパー
パケットのヘッダは前記パケットのヘッダと同一のフォ
ーマットを有していることを特徴としている。また、請
求項12記載の発明は、パケットを送受信するアクセス
網と、請求項1〜11の何れかの項記載のパケット転送
装置と、パケットを中継する中継手段を備え、該中継手
段のスイッチ単位である固定長セルのn倍(nは2以上
の整数)の長さを持つスーパーパケットを転送するバッ
クボーンのネットワークとを具備し、前記パケット転送
装置は、前記アクセス網によって送受信される前記パケ
ットと前記ネットワーク上で転送される前記スーパーパ
ケットとを相互に変換して、送信元のアクセス網から送
信される前記パケットを前記スーパーパケットの形で前
記ネットワーク内の前記中継手段を経由させて宛先のア
クセス網まで転送することを特徴としている。また、請
求項13記載の発明は、請求項12記載の発明におい
て、前記パケット転送装置及び前記中継手段には、前記
ネットワーク内でのみ定義される固有の網内アドレスが
それぞれ付与されており、前記スーパーパケットのヘッ
ダには、送信元アドレス及び宛先アドレスとして、送信
元及び宛先のアクセス網にそれぞれ接続されたパケット
転送装置の網内アドレスが格納されることを特徴として
いる。また、請求項14記載の発明は、請求項13記載
の発明において、宛先となるパケット転送装置が同一で
あるスーパーパケットのうち、該宛先のパケット転送装
置に接続された宛先のアクセス網の種別に応じて、該ス
ーパーパケットのヘッダ中の宛先アドレスに異なる網内
アドレスが割り当てられていることを特徴としている。
3又は14記載の発明において、前記中継手段は、前記
スーパーパケットのヘッダ中の宛先アドレスと該スーパ
ーパケットの中継先を対応づけたエントリが、前記パケ
ット転送装置および前記中継手段の数に相当するだけ少
なくとも格納された経路検索テーブルと、前記スーパー
パケットのヘッダ中の宛先アドレスをもとに前記経路検
索テーブルを検索して該スーパーパケットの中継先を特
定する経路検索手段と具備することを特徴としている。
また、請求項16記載の発明は、請求項12〜15の何
れかの項記載の発明において、送信元のアクセス網に接
続されたパケット転送装置から前記ネットワーク内の各
中継手段を経て宛先のアクセス網に接続されたパケット
転送装置に至るまでのトラヒックである網内フローが同
一であれば、該同一の網内フローに対応するスーパーパ
ケットのヘッダを互いに同じにしていることを特徴とし
ている。また、請求項17記載の発明は、送信元のアク
セス網が、宛先のアクセス網に転送すべきパケットを生
成して自身に接続された送信元パケット転送装置へ送信
し、該送信元パケット転送装置は、前記送信元のアクセ
ス網から送信されたパケットをバックボーンとなるネッ
トワーク上に設けられた中継手段のスイッチ単位である
固定長セルのn倍(nは2以上の整数)の長さを持つス
ーパーパケットに変換して前記ネットワークに送出し、
前記ネットワークは、前記中継手段を用いて前記スーパ
ーパケットを中継して前記宛先のアクセス網に接続され
た宛先パケット転送装置に至るまで転送し、該宛先パケ
ット転送装置は、前記ネットワークから転送される前記
スーパーパケットをもとに前記送信元のアクセス網によ
り生成された前記パケットを復元して前記宛先のアクセ
ス網に送出することを特徴としている。
7記載の発明において、前記送信元パケット転送装置
は、前記送信されたパケットを前記宛先パケット転送装
置を単位として個別に蓄積し、該宛先パケット転送装置
毎に前記スーパーパケットを構築して前記ネットワーク
に送出し、前記宛先パケット転送装置は、前記ネットワ
ークから転送されてくる前記スーパーパケットを前記送
信元パケット転送装置を単位として個別に蓄積し、該送
信元パケット転送装置毎に前記パケットの復元を行うこ
とを特徴としている。また、請求項19記載の発明は、
請求項18記載の発明において、前記送信元パケット転
送装置は、前記スーパーパケットが第1のタイムアウト
時間にわたって構築されていないことを前記宛先パケッ
ト転送装置毎に検出し、該構築が行われていない宛先パ
ケット転送装置に関して蓄積されているパケットが存在
していれば、該パケットから前記スーパーパケットを構
築して前記ネットワークに送出することを特徴としてい
る。また、請求項20記載の発明は、請求項18又は1
9記載の発明において、前記宛先パケット転送装置は、
前記パケットが第2のタイムアウト時間にわたって復元
されていないことを前記送信元パケット転送装置毎に検
出し、該復元が行われていない送信元パケット転送装置
に関して蓄積されているスーパーパケットが存在してい
れば、該スーパーパケットを廃棄することを特徴として
いる。
7〜20の何れかの項記載の発明において、前記送信元
パケット転送装置は、前記送信元のアクセス網から送信
された前記パケットが複数のスーパーパケットにまたが
る場合に該パケットをこれら複数のスーパーパケットに
分割して前記ネットワークに送出し、前記宛先パケット
転送装置は、前記ネットワークから転送されてくる前記
スーパーパケット中のパケットが複数のスーパーパケッ
トにまたがっている場合に、これら複数のスーパーパケ
ットに分割されているパケットのデータを繋げて前記送
信元のアクセス網によって生成された元のパケットを復
元して前記宛先のアクセス網に送出することを特徴とし
ている。また、請求項22記載の発明は、請求項17〜
21の何れかの項記載の発明において、前記送信元パケ
ット転送装置は、前記スーパーパケットのヘッダ中の送
信元アドレス及び宛先アドレスとして、該送信元パケッ
ト転送装置及び前記宛先パケット転送装置にそれぞれ付
与されている前記ネットワーク内でのみ定義される固有
の網内アドレスを格納して前記ネットワークに送出し、
前記ネットワーク内の各中継手段は、転送されてくる前
記スーパーパケットのヘッダを参照して前記宛先パケッ
ト転送装置に付与された網内アドレスに従って該スーパ
ーパケットの中継先を特定して該スーパーパケットを前
記宛先パケット転送装置まで転送することを特徴として
いる。
実施形態について説明する。本発明はネットワーク上で
転送されるパケットややフレーム一般に適用することが
可能であるが、本実施形態では、こうしたパケットやフ
レームのうち、IPパケットを対象としたルータ装置を
例に挙げて説明するものとする。
構成を示したブロック図である。同図に示したように、
本実施形態を実現するためのネットワークはコアルータ
装置,エッジルータ装置という2種類のルータ装置を具
備していることを特徴の一つとしている。本実施形態の
ネットワークではこれらルータ装置以外にも、図15で
説明した従来のネットワークと同様のユーザLANが配
置されている。そして、コアルータ装置同士,エッジル
ータ装置同士,コアルータ装置とエッジルータ装置の間
がそれぞれ伝送路100で接続されており、エッジルー
タ装置とユーザLANとの間がアクセス回線で接続され
ている。なお、繁雑になることから同図では敢えて伝送
路の全てについて符合を付けることはしていない。
0を介してループ状に接続された8台のエッジルータ装
置101a〜101hと、伝送路100を介して相互に
接続された4台のコアルータ装置102a〜102d
と、アクセス回線103b,103c,103d,10
3f,103gを介してエッジルータ装置101b,1
01c,101d,101f,101gにそれぞれ接続
されたユーザLAN104b,104c,104d,1
04f,104gを例示してある。また、各コアルータ
装置はそれぞれ伝送路100を介して隣接する2つのエ
ッジルータ装置に接続されており、例えばコアルータ装
置102aはエッジルータ装置101a,101bに接
続されている。
様にホスト端末が接続されており、同図ではユーザLA
N104cに接続された送信元ホスト105cとユーザ
LAN104gに接続された宛先ホスト105gだけを
示してある。なお、エッジルータ装置,コアルータ装
置,ユーザLAN,ホスト端末の台数は任意数であって
良く、エッジルータ装置に接続される他のエッジルータ
装置やコアルータ装置やユーザLANの台数,ユーザL
ANに接続されるホスト端末の台数,コアルータ装置に
接続される他のコアルータ装置やエッジルータ装置の台
数なども任意であって良いのは勿論である。
クセス回線の回線速度は遅く、例えばイーサネットであ
れば10M〜100Mbps程度である。一方、エッジ
ルータ装置やコアルータ装置はT(テラ)bps級の能
力を備えており、これらを接続する個々の伝送路100
の速度も例えば数G〜10Gbps程度に達する。した
がって、例えば1台のエッジルータ装置に10Gbps
の伝送路が10本接続されていることを想定すると、1
00Mbpsのアクセス回線であれば千本単位の回線が
1台のエッジルータ装置に接続されることになる。
LANが接続されている形態を例示してあるが、こうし
たユーザLAN以外にも既存の一般的なアクセス網,既
存の交換機,既存のルータ装置,SDH(同期ディジタ
ルハイアラーキ)などで使用される既存の通信網装置な
どであっても良い。図2はこうしたアクセス網を例示し
たものであって、エッジルータ装置101とユーザLA
N120との間がイーサネットやフレームリレー網を介
して接続されている形態、エッジルータ装置101とユ
ーザLAN121との間が既存のアクセスルータ装置1
22を介して接続されている形態、エッジルータ装置1
01とATM(非同期転送モード)回線の間が既存のA
TMアクセス装置123で接続されている形態、エッジ
ルータ装置101とSTM(同期転送モード)回線との
間が既存のSTM装置124で接続されている形態が混
在している場合を示してある。
エッジルータ装置101a〜101hおよびこれらを接
続している伝送路100から形成される枠の内側がパケ
ット通信システムのバックボーンとなるネットワークを
構成しており、以下ではこれをネットワーク106と定
義する。つまり、本実施形態のパケット通信システムで
はエッジルータ装置101a〜101hを境にしてネッ
トワーク106と各ユーザLANとの間が区切られてい
ると考えることができる。このネットワーク106内で
は当該ネットワーク内でのみ使用される独自のアドレス
体系たる「網内アドレス」を用いて運用されている。
2”がエッジルータ装置又はコアルータ装置にそれぞれ
付与された固有の網内アドレスを示しており、例えばエ
ッジルータ装置101aには網内アドレスとして“1”
が付与されている。網内アドレスの値はネットワーク1
06を構成するエッジルータ装置およびコアルータ装置
に対してそれぞれ一意に設定されており、ネットワーク
106内では網内アドレスのみを手がかりにパケット
(後述するスーパーパケット110)を転送することが
可能である。換言すれば、個々のユーザLANから送出
されるIPパケットのヘッダに含まれている宛先IPア
ドレスがネットワーク106内のコアルータ装置で参照
されることはない。
内のトラヒックの流れを網内フローと呼んでいる。図1
に例示されている網内フロー107はネットワーク10
6の入口( 「Ingress」)に存在するエッジルータ装置
101cからネットワーク106の出口(「Egress」)
に存在するエッジルータ装置101gに転送されるパケ
ットのトラヒックとして規定される。なお以下では、網
内フロー107上でエッジルータ装置101cに相当す
るエッジルータ装置を「送信元エッジルータ」または
「 Ingressルータ」と呼ぶことがあり、また、網内フロ
ー107上でエッジルータ装置101gに相当するエッ
ジルータ装置を「宛先エッジルータ」または「Egressル
ータ」と呼ぶ場合がある。
06内に設けられた所定の中継地点に配備されている。
これらコアルータ装置は、隣接するエッジルータ装置な
いしは他のコアルータ装置から転送されてくる固定長の
スーパーパケットを単位にルーティングを行って転送す
るルータ装置である。このため、本実施形態のコアルー
タ装置では、従来技術で説明したルータ装置のように、
パケットないしフレームを装置内セルに分割して転送す
る必要がなく、スーパーパケットを単位としてネットワ
ーク106内をそのまま転送させることが可能である。
はネットワーク106内でのみ定義される網内フレーム
であって、通常のIPパケットと同形式のヘッダを有し
ていることから、IPレイヤ上ではスーパーパケットが
通常のIPパケットと同じように扱われる。こうしたこ
とから、コアルータ装置は通常用いられているIPルー
タ装置で構成することが可能である。しかも、コアルー
タ装置の転送対象であるスーパーパケットのヘッダには
網内アドレスの形式で表された宛先アドレスが書き込ま
れていることから、次のような利点もある。
ゆる宛先IPアドレス(例えば32ビットで表現される
数のアドレス)に対応したアドレス解決テーブル(図1
6の経路検索テーブル17に相当)を備えている。これ
に対して、コアルータ装置はネットワーク106内で定
義される比較的少数の網内アドレスに対応した数のエン
トリを持つアドレス解決テーブルを構成すれば済む。こ
のため、例えば図1ではコアルータ装置内のアドレス解
決テーブル(経路検索テーブル)が少なくとも12個の
エントリを有していれば良くなり、アドレス解決テーブ
ルを従来に比べて小規模なものにすることができる。こ
のほか、スーパーパケットの長さを大きくすればするほ
どコアルータ装置におけるスイッチ回数が減少するた
め、それだけコアルータ装置をより大規模化することも
可能である。
106の境界に位置するルータ装置であって、ネットワ
ーク106と各ユーザLANとの間でデータ転送を行う
際の変換処理を行う。こうしたことから、本実施形態で
はユーザLANなどの既存のアクセス網とネットワーク
106との間には最低限エッジルータ装置を配する必要
があるものの、例えば図1においてエッジルータ装置1
01aとエッジルータ装置101bを接続する伝送路上
にコアルータ装置を配置するような構成としても良い。
おいて図17で説明したIPパケット37(正確にはI
Pパケット37が載せられたレイヤ1フレーム)を単位
とした転送が行われる。もっとも、ネットワーク106
内では次に述べるように共通フレームであるスーパーパ
ケットに従って転送が行われるため、アクセス網側にお
ける転送がIPパケットを単位とした転送に限られるも
のではない。例えば、図2について説明したようにAT
M,音声,STMなどのトラヒックをスーパーパケット
に乗せ替えて収容することも可能であるが、以下では説
明の都合からIPパケットを例に挙げて説明することに
する。
Pパケット単位の転送ではなく、図17に示した装置内
セル40の長さをLとしたとき、この固定長Lの整数倍
の長さを持ったスーパーパケット110を単位として転
送が行われる。すなわち、nを2以上の整数とすればス
ーパーパケット110は固定長“n×L”の大きさを有
していることになる。なお、nの値が“1”の場合は装
置内セルそのものであるためnを“2”以上としてあ
る。また、この固定長“n×L”をこれ以後の説明中で
「スーパーパケット長」と呼ぶことがある。このスーパ
ーパケット110はネットワーク106の内部でのみ定
義されるパケットであって、換言すればネットワーク1
06内ではスーパーパケット110のみが転送されるこ
とになる。
〜2000バイト程度にしてあり、個々のIPパケット
の平均的な長さに対して1/10程度となっている。も
っとも、本実施形態を実現するにあたり、スーパーパケ
ット長には上限は全くなくネットワークを構築する際に
その大きさを適宜決定すれば良い。なお、従来技術のと
ころで述べたように、IPパケット37やスーパーパケ
ット110は何れもレイヤ1フレームの形でアクセス回
線上または伝送路100上を伝送することになるが、煩
雑さを避けるために、「IPパケット37やスーパーパ
ケット110が伝送路やアクセス回線上を転送される」
といった表現を用いることがある。
0自体はIPパケット37と同じフレームフォーマット
(パケットフォーマット)を有しているため、上述した
通り、各コアルータ装置は通常のIPルータ装置で実現
できる。一方のエッジルータ装置であるが、例えば送信
元エッジルータ101cは、宛先エッジルータ101g
を含めた各宛先エッジルータを単位として、ユーザLA
N104cから到来する様々な長さのIPパケットをス
ーパーパケット110のフレームフォーマットに変換し
ている。これとは逆に、宛先エッジルータ101gはネ
ットワーク106上の網内フロー107を通じて転送さ
れてくるスーパーパケット110から元のIPパケット
を取り出す処理を行っている。こうしたスーパーパケッ
トの組立機能・解体機能は通常のルータ装置には見られ
ない機能であって、本実施形態によるエッジルータ装置
に独特の機能である。
説明する。図3に示したように、ス−パーパケット11
0のフレームフォーマットは前述した通常のIPパケッ
トと同様のフレームフォーマットとなっている。すなわ
ち、スーパーパケット110は最初にパケットヘッダ1
11が定義され、これに続いてパケットペイロード11
2が定義されている点においてIPパケットと共通して
いる。また、図4に示したようにスーパーパケット11
0のパケットヘッダ111のフォーマットもIPパケッ
トのヘッダフォーマットと同じになっている。
さが可変長であるのに対し、スーパーパケット長は、図
15ないし図16に示した従来のルータ装置におけるス
イッチ単位である装置内セルの長さの整数倍の長さを持
った固定長のパケットになっている点でIPパケットと
相違している。また、スーパーパケット110は、ネッ
トワーク106内の送信元エッジルータ( Ingressルー
タ)101cから同ネットワーク内の宛先エッジルータ
(Egressルータ)101gに至るトラヒック転送である
網内フロー107に対応するものであって、パケットヘ
ッダ111で区別されるスーパーパケット110の種別
と網内フロー107とが1:1に対応している。このた
め、網内フロー107の経路上におけるパケットヘッダ
111は網内フロー107上を通じて常に同一のフォー
マットになる。
110のヘッダフォーマットについて説明する。なお、
同図ではIPv4パケットと同様のヘッダフォーマット
を採用した場合について示してあるが、例えばIPv6
パケットを使用した場合もスーパーパケットのヘッダフ
ォーマットが通常のIPパケットと同じであることに変
わりはない。もっとも、ヘッダの各フィールドに格納さ
れる値には両者の間で若干の差異がある。すなわち、I
Pパケットではヘッダ部分の送信元アドレス及び宛先ア
ドレスのフィールドには送信元IPアドレスおよび宛先
IPアドレスが格納される。
パケットヘッダ111では、送信元アドレス及び宛先ア
ドレスの各フィールドに対し、それぞれネットワーク1
06内の送信元および宛先に相当するエッジルータ装置
に付与された網内アドレス(即ち、送信元エッジルータ
アドレスおよび宛先エッジルータアドレス)が格納され
る。例えば図1に示した網内フロー107の場合、パケ
ットヘッダ111内の送信元アドレスとしてエッジルー
タ装置101cのアドレス値“3”が記述され、パケッ
トヘッダ111内の宛先アドレスとしてはエッジルータ
装置101gのアドレス値“7”が記述されることにな
る。
外のフィールドについても以下に説明しておく。まず、
「バージョン」はどのバージョンのIPソフトウェアに
よって送信されたパケットかを表しており、この場合は
バージョン4を示すデータが格納される。「IHL」は
Internet Header Lengthの略称であってパケットヘッダ
111の大きさを4オクテット単位で表したものであ
る。「サービスタイプ」は送信しているIPサービスの
種類を示すものである。「トータル長」はパケットヘッ
ダ111およびパケットペイロード112からなるスー
パーパケット110全体の長さをオクテット単位で表し
たものである。「識別子(ID)」は上位層(後述)に
対してデータを渡すときの参考情報としてパケット毎に
固有の番号が設定されるフィールドである。「フラグ」
はパケットの分割に関する情報を示しており、分割の可
否や分割されたパケットであればそれが最後のパケット
か否かなどを表している。
が分割されている場合に、元のデータにおける先頭から
のオフセットをオクテット単位で表したものである。
「生存期間(TTL)」はTime To Liveの略称であっ
て、当該パケットがネットワークに存在を許されている
生存期間を秒単位で表したものである。「プロトコル」
は上位層として用いられるプロトコルを表しており、IC
MP(Internet Control Message Protocol),TCP(Tran
smisson Control Protocol),UDP(User DatagramProt
ocol) 等である。「ヘッダチェックサム」はパケット
ヘッダの内容の正当性を確認するためのチェックサムで
ある。「オプション」は標準のパケットヘッダに存在し
ない情報を送信するためのフィールドである。「パディ
ング」はオプションフィールド全体を4オクテット単位
にするための空き領域である。
ケット110のパケットペイロード112には図1に示
した各ユーザLANから送出される1ないし複数のIP
パケットが詰め込まれている。このほか、1つのIPパ
ケットの一部でパケットペイロード112の全体が埋め
られる場合もあるがこれについては後述する。そして、
例えば図1に示した送信元エッジルータ101cは、宛
先エッジルータ101gに向かう網内フロー107等の
網内フローを単位として、ユーザLAN104cから到
着する可変長のIPパケットを集約し、これらIPパケ
ットを網内フロー107単位に分類されたスーパーパケ
ット110のパケットペイロード112部分に詰め込ん
でネットワーク106に転送する処理を行う。
Pパケットがパケットペイロード112に入り切らなく
なって、1個のIPパケットが複数のスーパーパケット
に分割される状況も発生しうる。こうした状況を図5
(a)に例示してあり、同図では順次入力される一連の
パケットPA〜PHをスーパーパケットに詰め込む場合
についてのものである。ここで、スーパーパケットA1
/A2は同一の網内フロー107に対応して順次転送さ
れるパケットであることから、これらスーパーパケット
は互いに同じパケットヘッダ111を有している。この
うち、スーパーパケットA1は図3に示したスーパーパ
ケットと全く同じものである。
ケット110に詰めていくとそれらIPパケットを集め
たものも当然ながら可変長になる。そしていま“L1+
L2”の大きさを持つパケットPFをスーパーパケット
A1に挿入しようとすると、パケットペイロード112
に残されている領域(長さL1)よりもパケットPFが
大きいため、パケットFの先頭から長さL1だけのデー
タしか挿入することができない。このため、残っている
長さL2のデータは、次のスーパーパケットA2を送出
する時にこのスーパーパケットのパケットペイロード1
12の先頭に挿入され、これに引き続いて新たなパケッ
トPG,PHが順次スーパーパケットA2に挿入されて
ゆく。なお、パケットPAもパケットPFと同様に、先
行するスーパーパケット(図示省略)とスーパーパケッ
トA1とにまたがって転送されることを想定している。
パケットPFの一部がスーパーパケットA1に詰め込ま
れ、パケットPFの残部及びパケットPG,PHがスー
パーパケットA2に詰め込まれる。かかる場合に対応す
るために、スーパーパケット110のパケットペイロー
ド112の先頭には、図3に示すように、ポインタフィ
ールド(図中の),パケット数フィールド(図中の
), Padding有無フィールド(図中の),単一パケ
ット占有フィールド(図中の)がそれぞれ定義されて
いる。これらフィールドを設けることによって、可変長
のIPパケットを固定長のスーパーパケットのパケット
ペイロード部分に順番に詰めてゆくことが可能になる。
ペイロード112に現れる最初のパケットの先頭位置を
示したポインタである。上述したように、図3に示した
パケットPAは先行するスーパーパケットとの間にまた
がっているため、同図に示したパケットPAについては
パケットの先頭位置を観念することができない。このた
め、パケットPBが図3のスーパーパケット110上で
は先頭のパケットとなって、ポインタフィールドがパ
ケットPBの先頭を指している。
ットにまたがらない独立したパケットであれば、ポイン
タフィールドはこのパケットPAの先頭位置を指し示
すことになり、ポインタフィールドに格納される値は
“0”となる。つまり、ポインタフィールドの値はパ
ケットヘッダ111の直後を基準位置とした値になって
いる。したがって、ポインタフィールドが“0”であ
れば図3のパケットPAに相当するパケットは複数のス
ーパーパケットにまたがっておらず、これとは反対に当
該フィールドの値が“0”以外であれば複数のスーパー
パケットにまたがっていることが判別できる。なお、基
準位置を示すポインタ値は“0”でなくとも良く例えば
“1”などであっても良い。
ケットPCの先頭位置は、パケットPBのヘッダに記述
されたトータル長を新たなポインタの代わりに使用する
ことで算出可能である。すなわち、IPパケットのヘッ
ダは図4に示したスーパーパケット110のパケットヘ
ッダ111と同一フォーマットであるため、パケットP
Bの先頭位置を示すポインタフィールドに対して当該
パケットPBのトータル長を加算することでパケットP
Cの先頭位置が得られる。これは、パケットPCに続く
パケットPD,PEも同じであって、パケットPCと同
様の手順に従ってパケットPC,PDのトータル長をさ
らに加算してゆくことでそれぞれのパケットの先頭位置
を特定することが可能である。
トペイロード112の最後に収容されているパケットの
先頭位置を特定するためなどの目的で設けられたもので
あって、パケットペイロード112内に現れるIPパケ
ットの先頭位置の個数を示している。そして、最後に収
容されているパケットの先頭位置を特定するには、上述
した過程、すなわち、各IPパケットのヘッダに含まれ
るトータル長を擬似ポインタと見なしてポインタフィー
ルドで指定される位置からIPパケットを順に辿って
それらの先頭位置を特定してゆく過程において、これと
並行して、パケットペイロード112に詰め込まれてい
るIPパケットの発生回数をカウントしてゆけば良い。
ルドの値」であればその時点で着目しているIPパケ
ットに後続するIPパケットがさらに存在しているの
で、現時点におけるIPパケットのヘッダに含まれるト
ータル長を利用して次のIPパケットの先頭位置を算出
する。これに対して、「発生回数=パケット数フィール
ドの値」となっていれば、現時点で着目しているIP
パケットがパケットペイロード112に詰め込まれてい
る最後のIPパケットの領域であるものと認識する。例
えば図5(a)の場合、スーパーパケットA1上にはパ
ケットPAの先頭位置が存在せず、パケットPA/PB
間,PB/PC間,PC/PD間,PD/PE間,PE
/PF間の5箇所にIPパケットの先頭位置があるの
で、パケット数フィールドの値としては“5”が設定
される。したがって、上記過程の中で5番目に認識され
るパケットPE/PF間の境界が最後に収容されている
パケットの先頭位置となる。
ような理由で設けられている。すなわち、上述したポイ
ンタフィールドだけであると、図5(a)に示される
パケットPFの領域がスーパーパケットA1/A2に分
割されて実際にIPパケットデータが格納された領域で
あるのか、あるいは、図5(b)で示されているように
単なる空き領域としてPadding されているのか判別する
ことができない。そこで、パケットPEの後ろにあるパ
ケットペイロード112上の領域が新たなパケット(パ
ケットPF)の一部であるかそれとも空き領域として P
addingされているかのをPadding有無フィールドの内
容に従って判定するようにしている。
き領域となっているため、スーパーパケットA1のPadd
ing有無フィールドは「Padding有」を示すデータが格
納される。一方、図5(a)の場合、当該領域には新し
いパケットであるパケットPFの先頭から長さL1に相
当するだけのデータが格納されており、長さL2に相当
するパケットPFの残りのデータは同じ網内フロー10
7(図1参照)で転送されるスーパーパケットA2の先
頭に格納される。したがってこの場合、スーパーパケッ
トA1のPadding有無フィールドに「Padding無」を示
すデータが格納される。
については、残りのデータ長L2をポインタフィールド
に書き込むようにしている。これによって、パケット
PFの次のIPパケットであるパケットPGの先頭位置
を指し示すことができる。このようにすることで、スー
パーパケットA1/A2を順次受け取った宛先エッジル
ータ101gでは、スーパーパケットA2の先頭に詰め
込まれている長さL2の領域と、スーパーパケットA1
の最後に収容されているパケットPFの先頭位置から長
さL1分の領域とを繋げることによって、元のIPパケ
ットであるパケットPFを復元することが可能となる。
詰め込んでゆく過程において、例えば図5(a)に示し
たパケットPFがスーパーパケットA1,A2にまたが
るのか、或いは、パケットPFがスーパーパケットA1
にちょうど収まるのかも容易に判別できる。すなわち、
スーパーパケット長は予め決められた固定値であるた
め、スーパーパケットのパケットペイロードからIPパ
ケットを取り出す度にパケットペイロードの残りの長さ
を求めてゆき、最後に格納されているパケットPFのヘ
ッダ中のトータル長を参照してこれがパケットペイロー
ドの残りの長さ(図5(b)の空き領域に相当する長
さ)よりも大きければ、当該IPパケットはスーパーパ
ケットA1,A2にまたがることが分かり、一方、両者
が一致していればパケットPFはスーパーパケットA1
にちょうど収まることが分かる。
A1からパケットPFを取り出す場合にも、当該パケッ
トがスーパーパケットA1,A2にまたっているのかど
うかは容易に判断できる。すなわち、スーパーパケット
A1から取り出したパケットPFの長さと当該パケット
のヘッダ中に記載されているトータル長を比較し、両者
が一致していればパケットPFは複数のスーパーパケッ
トにまたがっておらず、一方、両者が不一致していれば
パケットPFは複数のスーパーパケットにまたがってい
ることが分かる。
ーパケット間では、上述したようなスーパーパケットに
またがるIPパケットのデータ割当を実施することはで
きず、同一の網内フローにおいてのみ可能である。そし
て、同一の網内フロー上を転送されるスーパーパケット
のパケットヘッダは互いに同じであるから、スーパーパ
ケット間でIPパケットを繋げる処理は同一のパケット
ヘッダを有するものを対象として行うことになる。
ことなく、IPパケットが複数のスーパーパケットにま
たがっているか或いは Paddingであるのかを判別するこ
とも可能である。例えば、図5(a)は複数のスーパー
パケットにまたがる場合であって、スーパーパケットA
1のパケット数フィールドの値は“5”であり、当該
フィールドで指定される最後のパケットはパケットPF
である。一方、図5(b)は Paddingが為される場合で
あり、スーパーパケットA1のパケット数フィールド
の値は“4”であって、当該フィールドで指定される最
後のパケットはパケットPEである。そこで、最後のパ
ケットのヘッダに記載されているトータル長に基づいて
当該最後パケットの最終位置の直後の位置を算出する
と、図5(a)の場合にはスーパーパケットA1の範囲
外となり、一方で、図5(b)の場合には空き領域の先
頭位置となる。こうした違いから、前者のようになれば
複数のスーパーパケットにまたがっているものと判定す
ることができ、後者のようになれば Paddingされている
と判定できる。
下のような理由で設けられている。図5に例示した場合
のように、各IPパケットがスーパーパケット長に比べ
て短く、複数のIPパケットが単一のスーパーパケット
110のパケットペイロード112に詰め込まれる場合
には上述した〜のフィールドを設けることで足り
る。これに対して、図6で示すように単一のIPパケッ
ト37の大きさが数10キロバイト程度と長く、IPパ
ケット37が複数のスーパーパケットA1〜A7にまた
がって転送される場合も想定しうる。こうした場合、あ
るスーパーパケットのパケットペイロード112の全体
が同一のIPパケットのデータだけで占有されることに
なって、当該スーパーパケットにはIPパケットの先頭
も空き領域(Padding )もなくなる場合がある。
1〜A6はいずれも同一のIPパケット37のデータに
よって占有されており、これらスーパーパケットに関し
てポインタフィールド,パケット数フィールド, P
adding有無フィールドはいずれも意味を為さなくな
る。そこでこうした場合のために、単一パケット占有フ
ィールドが“ON”のときにはパケットペイロード1
12が一つのIPパケットのデータで占有されているも
のと判断し、その一方で、当該フィールドが“OFF”
のときには複数のIPパケットがパケットペイロード1
12内に詰め込まれているものと判断する。
込まれていないIPパケットの残りの長さと、スーパー
パケット110のパケットペイロード112の長さを比
較して、前者の長さが後者の長さ以上であれば単一パケ
ット占有フィールドを“ON”に設定しさもなくば
“OFF”に設定する。したがって、図6に示したスー
パーパケットA1〜A6を転送する場合には単一パケッ
ト占有フィールドの値を“ON”に設定する一方で、
図6に示したスーパーパケットA7を転送する場合や図
5に示した一連のIPパケットを転送する場合には単一
パケット占有フィールドの値を“OFF”に設定する
ことになる。
ルータアドレスが同じ1台のエッジルータ装置に転送さ
れる。このため、或るIPパケットが複数のスーパーパ
ケットに分割されて転送される場合、これら複数のスー
パーパケットでは同じ網内フロー107に対応した同一
のパケットヘッダ111が付与されて、ネットワーク1
06内の同じ経路(例えば、送信元エッジルータ101
c→コアルータ装置102b→コアルータ装置102d
→宛先エッジルータ101g)上で転送される。こうし
たことから、宛先エッジルータ101gが、同じ送信元
エッジルータアドレスを有するスーパーパケットを同一
のキューで管理することによって、複数のスーパーパケ
ットに分割された1個のIPパケットを元のIPパケッ
トに復元することが可能になる。
パケットが通常のIPパケットと異なる点を列挙してお
くと以下のようになる。 a) パケット長が固定長である。 b) パケットペイロード112に複数のIPパケット
を挿入可能である。 c) 一つのIPパケットが複数のスーパーパケットに
またがって挿入されることを考慮して、パケットペイロ
ード112上にポインタフィールドが定義されれてい
る。 d) パケットペイロード112上に現れるIPパケッ
トの先頭位置の数がパケットペイロード112上のパケ
ット数フィールドに定義されている。 e) パケットペイロード112に含まれている最後の
パケットの領域が空き領域としてPaddingされているか
否かを示すPadding有無フィールドがパケットペイロ
ード112上に定義されている。 f) 一つのIPパケットがスーパーパケット長よりも
大きい場合を考慮に入れて、パケットペイロード112
が単一のIPパケットの部分データで占有されているか
否かを示す単一パケット占有フィールドがパケットペ
イロード112上に定義されている。
図7に示したブロック図を参照して説明する。図7に示
されるエッジルータ装置201は図1の各エッジルータ
装置に対応するものであって、アクセスインタフェース
(図中の「INF」)部202-1〜202-M(M:自然
数),スイッチ部203,スーパーパケット処理部20
4-1〜204-P(P:自然数)に大別される。なお、
“M”の値および“P”の値はいずれも任意数であっ
て、ネットワーク構成やルータ装置の規模によって適宜
決定すれば良い。そして本実施形態のエッジルータ装置
201は、ネットワーク106側のインタフェースとし
てスーパーパケット処理部204-1〜204-Pを有する
点を除けば、機能的には従来技術で説明したルータ装置
と同じである。
したスイッチスケジューラ部12およびクロスバースイ
ッチ部13が具備する機能をそれぞれ合わせたものと等
価であって、従来技術で説明したルータ装置と同様に、
固定長Lを持った装置内セルを単位としてスイッチング
動作を行うものである。一方、アクセスインタフェース
部202-1〜202-Mは、いずれも、図16に示した各
入力インタフェース部および各出力インタフェース部が
それぞれ具備する機能を併せ持っている。これらアクセ
スインタフェース部の各々は図1に示したアクセス回線
を介してユーザLANに接続している。
示した入力インターフェイス部と同様に、当該ユーザL
ANからアクセス回線に送出されるレイヤ1フレームか
らIPパケット37を取り出し、当該IPパケット37
のヘッダ部分に記述されている宛先IPアドレスに基づ
いて何れのネットワーク回線へIPパケットを送出すべ
きかを決定する。そして、各アクセスインタフェース部
は、取り出されたIPパケット37を固定長の装置内セ
ル40に分割してスイッチ部203へ送出するととも
に、装置内セル40のセルヘッダ41に書き込んでおい
た出力インタフェース番号に相当するスーパーパケット
処理部204-1〜204-Pの何れに転送すべきかをスイ
ッチ部203に通知する。こうしてアクセスインタフェ
ース部は、スイッチ部203を通じて、決定されたネッ
トワーク回線を終端しているスーパーパケット処理部2
04-1〜204-Pの何れかへ当該IPパケットを転送す
る。
ース部は、スーパーパケット処理部204-1〜204-P
の何れかのスーパーパケット処理部から送られてくるI
Pパケットを装置内セルに分割された形でスイッチ部2
03から受け取る。そして各アクセスインタフェース部
は、図16に示した出力インタフェース部と同様に、装
置内セルからIPパケットを復元してこれにIPレイヤ
処理を施したのち、レイヤ1/2のヘッダを付与するこ
とでレイヤ1フレームを構築し、これをアクセス回線経
由でユーザLAN側に送出する。
-1〜204-Pは、図1に示したユーザLAN側からネッ
トワーク106側への転送を行うスーパーパケット構築
部205と、ネットワーク106側からユーザLAN側
への転送を行うスーパーパケット復元部206とで構成
されている。そのために、スーパーパケット構築部20
5は装置内セルより抽出したIPパケットからスーパー
パケットへの変換を行ってスーパーパケットが含まれた
レイヤ1フレームを構築する機能を有している。一方
で、スーパーパケット復元部206はレイヤ1フレーム
より抽出されるスーパーパケットからIPパケットへの
変換を行って元のIPパケットを復元してこれを装置内
セルの形で送出する機能を有している。
詳細について説明する。図示したように、スーパーパケ
ット構築部205は、従来技術で説明したものと同じパ
ケット復元部18(図16),宛先エッジルータ判定部
301,書き込み制御部302,読み出し制御部30
3,バッファ部304,タイマー部305,ポインタ部
306,レイヤ1/レイヤ2(図中では「L1/L
2」)処理部307,アドレス解決テーブル308より
構成されている。そして、パケット復元部18は図7に
示したスイッチ部203に接続されており、レイヤ1/
レイヤ2処理部307は図1に示した伝送路100に接
続されている。
たアクセスインタフェース部およびスイッチ部203を
介して送られてくる固定長の装置内セルを積み上げるこ
とで、アクセス回線に送出された元々のIPパケットを
復元し、これを宛先エッジルータ判定部301に転送す
る。次に、宛先エッジルータ判定部301は、パケット
復元部18から個々のIPパケットが入力されると、各
IPパケットのヘッダに含まれている宛先IPアドレス
を元にアドレス解決テーブル308を検索して宛先エッ
ジルータアドレスを解決し、この宛先エッジルータアド
レスを当該IPパケットと一緒にして書き込み制御部3
02に転送する。
行うアドレス解決処理とアドレス解決テーブル308の
テーブルフォーマットについて説明する。アドレス解決
テーブル308のフォーマットは図9に示される通りで
あって、Patricia Trie と呼ばれるBinary Tree状のデ
ータベースによって構成されている。Binary Treeの構
造は一般的な技術であって、通常のIPルータ装置にも
搭載されている機能であるためここではその詳細は割愛
するが、例えばIPアドレスに関するBinary Treeの参
考文献として、「Radix: Keith Sklower,“A Tree-Ba
sed Packet Routing Table for Berkeley Unix”,USEN
IX Winter, pp.93-99, 1991」がある。
は、宛先IPアドレス(この場合はIPv4であるため
32ビット),当該宛先IPアドレスに対応するEgress
エッジルータに付与されている網内アドレス,Binary T
ree 上で隣接している節点ないし葉に対応したエントリ
との間の接続を示すポインタ情報から構成されている。
このアドレス解決テーブル306はあらゆる宛先IPア
ドレスに対応してそのエントリが構築される。そして宛
先エッジルータ判定部301は、ユーザLANから転送
されてくるIPパケットのヘッダに書き込まれている宛
先IPアドレスをもとにアドレス解決テーブル308上
で検索を行って、当該IPパケットが最終的に転送され
るところのEgressエッジルータに付与される網内アドレ
スを求めて、これを宛先エッジルータアドレスとして書
き込み制御部302に送出する。
示したように、バッファ部304を利用してネットワー
ク106内の宛先エッジルータに付与された網内アドレ
スを単位としたキューを管理しており、これらキューの
うち、宛先エッジルータ判定部301から通知された宛
先エッジルータアドレスに対応するキューに対して、同
じく宛先エッジルータ判定部301から転送されるIP
パケットを格納する。また、書き込み制御部302は、
バッファ部304に書き込んだIPパケットに関する各
種の情報(即ち、当該パケットのヘッダに含まれている
トータル長など)を読み出し制御部303に通知する。
制御部302から通知された各種の情報に基づいてバッ
ファ部304内に存在する各キューに蓄積されているデ
ータ長(キュー長)を管理している。そして読み出し制
御部303は、各キューに蓄積されたIPパケットの総
データ長がスーパーパケット長に達していることを検出
し、当該条件に該当するキューから蓄積されているIP
パケットを読み出す。もっとも、正確に言うと、図3に
示したようにスーパーパケット110にはパケットヘッ
ダ111が含まれるほか、パケットペイロード112に
は〜のフィールドが設けられている。そこで実際に
は、これらに必要となる長さをスーパーパケット長“n
×L”から減じた分のデータが蓄積された時点でキュー
上からIPパケットを読み出すことになる。そして読み
出し制御部303は、読み出された1ないし複数のIP
パケットに対してパケットヘッダ111を付与するとと
もに、図3に示した〜の各フィールドの領域に対し
てIPパケットの状況に応じたデータを書き込んでスー
パーパケット110を構築してレイヤ1/レイヤ2処理
部307に転送する。
宛先エッジルータ判定部301から転送されるIPパケ
ットを蓄積するためのメモリであって、同じく宛先エッ
ジルータ判定部301から通知される宛先エッジルータ
の網内アドレスを単位とした複数の異なるキューを有し
ている。次に、タイマー部305は次のような理由で設
けられている。すなわち、読み出し制御部303は、バ
ッファ部304上の各キューの中に前回スーパーパケッ
トを送出してから一定時間Tが経過しているキューがあ
ると、スーパーパケット長に達するだけのIPパケット
が当該キュー上に溜まっていなくとも、当該キューに関
してキュー上に蓄積されている全てのIPパケットを当
該キューから読み出してスーパーパケットを構築し、レ
イヤ1/レイヤ2処理部307を通じてネットワーク1
06側に転送する。したがって、この場合に構築される
スーパーパケット110では、スーパーパケット長に満
たない部分の空き領域が読み出し制御部303によって
Padding されることになる。
して決定される。すなわち、実際にネットワークを運用
する場合には個々の網内フローに対して最小帯域を設定
して転送を行うことが一般的に行われている。そのため
エッジルータ装置には、ある固定長のフレームを転送す
る際の最小帯域が例えば64kbps,1.5Mbp
s,10Mbpsのように予め設定するようにしてい
る。例えばいま仮に或る網内フローについて最小帯域と
して10Mbpsを設定するものとし、またスーパーパ
ケットのパケットペイロードの長さが例えば1800b
yteであるものとし、さらに個々の伝送路の物理速度
がOC48〔ITU(国際電気通信連合)の伝送路速度
規格であって2.48832Gbps〕であるものとす
る。
を満たすためには、一定時間T(秒)=1800byt
e÷10Mbps=1800×8bit÷10M=1
4.4m秒毎に一つのスーパーパケットを転送する必要
がある。したがって、この場合における上記網内フロー
の滞留時間の上限値は14.4m秒となり、この上限値
を越えていればパケットペイロードに空きが生じていて
もスーパーパケットを転送することになる。こうするこ
とで、どんなにトラヒックが混雑していてもユーザに対
して10Mbpsの帯域を保証することができる。
がないものの最大遅延時間の規定がある場合には、この
最大遅延時間に基づいて一定時間Tをトラヒック(網内
フロー)毎に決定することが考えられる。いま例えば、
常に100m秒以内で網内転送を終了させたいトラヒッ
ク(網内フロー)が存在しているものとする。ここで、
トラヒックの網内遅延は、網内遅延=スーパーパケット
構築部205のキュー滞留時間上限値(送信元エッジル
ータ側)+伝送路遅延+スーパーパケット復元部206
のキュー滞留時間上限値(宛先エッジルータ側)で規定
される。したがって、こうした網内遅延の最大許容値
(この場合は100m秒)をもとに、伝送路遅延および
後述するスーパーパケット復元部206のキュー滞留時
間上限値を加味しつつ、スーパーパケット構築部205
のキュー滞留時間の上限値を決定して、その値から上述
した一定時間Tを決めてゆく。
ない場合であっても、タイムアウト時間に相当する一定
時間Tが経過すれば送信元エッジルータから宛先エッジ
ルータに対してスーパーパケットが転送されることにな
って、網内フロー107毎に最小帯域を保証することが
可能となる。したがって、タイマー部305はバッファ
部304上のキュー毎にそれぞれ対応した独立のタイマ
ーを内蔵している。読み出し制御部303はスーパーパ
ケットを送出した時点でこの旨を宛先エッジルータアド
レスとともにタイマー部305に通知する。
ら、通知された宛先エッジルータアドレスのキューに対
応するタイマーの計時をゼロから開始させ、上記一定時
間Tが経過した時点でタイムアウトしたキューに対応す
る宛先エッジルータアドレスを読み出し制御部303に
通知する。ちなみに、上述した処理において、網内フロ
ーにトラヒックが全くないことからキューにIPパケッ
トが全く溜まっていない場合、読み出し制御部303は
スーパーパケットを構築してネットワーク106側に送
出することはしない。なお、これ以外の場合であって
も、タイマー部305は読み出し制御部303から指示
があれば内蔵のタイマーをリセットしてゼロから計時を
開始させることができる。
図5(a)に示したように複数のスーパーパケットに分
割される場合に、当該IPパケットの残部の長さ(同図
に示した長さL2)を保持するための記憶手段である。
前述したように、図5(a)では長さL2の値がスーパ
ーパケットA2のポインタフィールド(図3参照)と
して格納されることからポインタ部の名称を冠してあ
る。次に、レイヤ1/レイヤ2処理部307は、読み出
し制御部303から転送されてくるIPパケットに対し
てレイヤ2ヘッダ34(図17参照)およびレイヤ2ト
レーラ35を付与してレイヤ2フレーム33に変換した
のち、このレイヤ2フレーム33に対してレイヤ1ヘッ
ダ31をさらに付与してレイヤ1フレーム42を構築し
てネットワーク106側の伝送路100に出力する。
の詳細について説明する。図示した通り、スーパーパケ
ット復元部206はレイヤ1/レイヤ2処理部501,
宛先エッジルータ判定部502,書き込み制御部50
3,バッファ部504,読み出し制御部505,タイマ
ー部506,従来技術で説明したものと同じパケット分
割部16(図16を参照)から構成されている。そし
て、レイヤ1/レイヤ2処理部501は図1に示した伝
送路100に接続され、パケット分割部16は図7に示
したスイッチ部203に接続されている。
は、ネットワーク106側(すなわち伝送路100)か
らスーパーパケット110の含まれたレイヤ1フレーム
を受信してレイヤ1/レイヤ2の終端処理を施す。すな
わち、レイヤ1/レイヤ2処理部501は、レイヤ1フ
レーム30(図17)のレイヤ1ペイロード32からレ
イヤ2フレーム33を取り出した後、このレイヤ2フレ
ーム33のレイヤ2ペイロード36部分に載せられてい
るスーパーパケット110を取り出し、これを宛先エッ
ジルータ判定部502に送出する。
自身の属するエッジルータ装置に付与されている網内ア
ドレス(自エッジルータアドレス)を内部に保持してい
る。そして宛先エッジルータ判定部502は、レイヤ1
/レイヤ2処理部501から転送されてくるスーパーパ
ケット110のパケットヘッダ111に記載されている
宛先アドレスフィールドの内容(すなわち、宛先エッジ
ルータアドレス)を監視しており、この宛先エッジルー
タアドレスが自エッジルータアドレスに一致しないスー
パーパケットを廃棄する一方、両者が一致している場合
には転送されてきたスーパーパケットを書き込み制御部
503に転送する。
示したように、バッファ部504を利用してネットワー
ク106内の送信元エッジルータの網内アドレスを単位
としたキューを管理しており、宛先エッジルータ判定部
502から転送されてくるスーパーパケット110をそ
のパケットヘッダ111中の送信元アドレスフィールド
に記載されている送信元エッジルータアドレスに対応し
たキューへ格納する。次に、バッファ部504は上述し
たように宛先エッジルータ判定部502から書き込み制
御部503を経由して転送されてくるスーパーパケット
110を格納するためのメモリであって、このスーパー
パケット110のパケットヘッダ111に含まれる送信
元エッジルータアドレスを単位とした複数の異なるキュ
ーを有している。
バッファ部504上の各キューに格納されている各スー
パーパケット110のパケットペイロード112からI
Pパケットを順次取り出してパケット分割部16に送出
する。その際、図5(a)で示したようにIPパケット
が複数のスーパーパケットにまたがっている場合は、当
該IPパケットを構成するデータがすべて当該キューに
蓄積してから当該IPパケットを復元してパケット分割
部16に転送する。
ケットA1の最後尾にある長さL1の領域とスーパーパ
ケットA2の先頭にある長さL2の領域が揃った時点で
IPパケットPFを送出するようにする。そのために読
み出し制御部505は、スーパーパケットA1のパケッ
トペイロード112内のポインタフィールド及びパケ
ット数フィールドに基づいて最後に格納されているI
Pパケットの先頭位置を特定したのち、 Padding有無フ
ィールドを調べて、当該フィールドの内容が“Paddin
g無”であってなお且つ当該IPパケットがスーパーパ
ケットA1にちょうど収まるものでないときに上述した
処理を行うようにする。
ット37が複数のスーパーパケットにまたがっている場
合にはパケットペイロード112の単一パケット占有フ
ィールドが“ON”になっているので、読み出し制御
部505はこうしたスーパーパケットを検出した場合、
単一パケット占有フィールドが“ON”となっている
スーパーパケットが連続して到来している間はこれらを
バッファ部504上のキューに順次蓄積してゆく。
ット占有フィールドが“OFF”になっているスーパ
ーパケットが到来した時点で、当該スーパーパケットを
含めてそれまでにキュー上に蓄積させていたスーパーパ
ケットのパケットペイロード112に詰め込まれている
データを時系列順に繋げて元のIPパケットを復元す
る。なお、上述したように単一パケット占有フィールド
が“ON”であれば〜のフィールドはすべて意味
を為さなくなるため、読み出し制御部505は〜の
フィールドのうちの単一パケット占有フィールドを最
初に検査するようにして、当該フィールドが“ON”で
あれば他のフィールドに依らず上述した単一パケットに
関わる処理を行うようにしている。
から設けられている。すなわち、上述した読み出し制御
部505によるIPパケットの復元処理において、一部
のスーパーパケットがネットワーク106内で廃棄され
てしまうと、いつまで経ってもIPパケットを復元でき
なくなる場合が起こりうる。そうした場合、正常に転送
されてきていたスーパーパケットがバッファ部504内
に滞留してしまうことになる。
ットA2がネットワーク106内で廃棄されてしまう
と、スーパーパケットA1上でパケットPFの一部であ
る長さL1の領域に格納されたデータは、図1に示した
宛先エッジルータ101g内のバッファ部504に滞留
してしまう。こうしたことから、読み出し制御部505
は上記のような状態を監視して、一定時間以上にわたっ
てバッファ部504に滞留しているIPパケット復元待
ちのデータがあれば、これを積極的にバッファ部504
上のキューから取り出して廃棄している。これによっ
て、バッファ部504上のキューにパケットデータが何
時までも滞留するのを防止している。
るためのものであって、バッファ部504上の各キュー
に対応する独立したタイマーを内蔵している。そしてタ
イマー部506では、読み出し制御部505がバッファ
部504上のあるキューからIPパケットを復元する度
にこの旨が当該キューに対応する送信元エッジルータア
ドレスとともにタイマー部506に通知されると、この
通知時点から通知された送信元エッジルータアドレスに
対応するキューのタイマーの計時をゼロから開始させ
る。そして上記一定時間が経過した場合、タイマー部5
06はタイムアウトしたタイマーに対応するキューの送
信元エッジルータアドレスを読み出し制御部505に知
らせるようにしている。なお、これ以外の場合であって
も、タイマー部506は読み出し制御部505から指示
があれば内蔵のタイマーを再度ゼロから計時させるよう
になっている。
時間は、スーパーパケット構築部205内のタイマー部
305に設定した一定時間Tをもとに決定される。とい
うのも、上述したように最小帯域が決定されているので
あれば、送信元エッジルータ側でトラヒックが有りさえ
すればこの最小帯域で決まる時間内にスーパーパケット
が1個は必ず到来することが期待できる。したがって、
複数のスーパーパケットに分割されたIPパケットが仕
掛かり状態となっている場合にも、上記最小帯域で決ま
る時間だけ待っていればIPパケットの後半部分が届く
はずである。もっとも、ネットワーク内で輻輳が生じた
りジッタが発生したりするとこの時間が若干前後するこ
とになることから、厳密に言えばこうした変動による時
間を加味することが好ましい。
ューに到着するスーパーパケットの間隔は、スーパーパ
ケット構築部205内で規定される上限時間+網内の遅
延分散時間〔例えばCDV(セル遅延変動許容値)〕と
なる。そして本実施形態では、タイマー部506が計時
する一定時間の上限値は、このスーパーパケットの到着
間隔に対して予め定めておいた保護時間αを加えたもの
としている。つまり、上記一定時間は、「スーパーパケ
ット構築部205内で規定される上限時間+網内の遅延
分散時間+保護時間α」として見積もることができる。
もっとも、実際にネットワークを運用するにはこうした
時間の見積もりが煩雑である場合も考えられるため、そ
うした場合は最悪のケースを考慮して十分長くとった時
間値を上記一定時間にしてしまっても良い。
築部205側の一定時間Tが最小帯域ではなく遅延時間
で規定されている場合には、最小帯域から決まる時間の
代わりにこの遅延時間の規定値を用いるようにすれば良
い。最後に、パケット分割部16は、読み出し制御部5
05から転送されてくるIPパケットを固定長の装置内
セルに分割してからスイッチ部203に送出し、同時
に、転送されたIPパケットをアクセスインタフェース
部202-1〜202-Mの何れに転送すべきかをスイッチ
部203に通知する。本実施形態では、以上説明したよ
うな仕組みによって、ネットワーク106内で固定長の
スーパーパケット110を運用可能としているほか、ス
ーパーパケット110のパケットペイロード112にI
Pパケットを詰め込んで、空き帯域なくリンク利用率1
00%で運用することを可能にしている。
いて図13〜図14に示されるフローチャートを参照し
ながら詳細に説明する。ここでは、図1に示したよう
に、送信元ホスト105cが発生させたIPパケット3
7の含まれるレイヤ1フレームが、網内アドレス“3”
を持つ送信元エッジルータ101cでスーパーパケット
110の含まれたレイヤ1フレームに変換され、これが
網内アドレス“10”のコアルータ装置102b,網内
アドレス“9”のコアルータ装置102dに中継されて
ゆき、網内アドレス“7”を持つ宛先エッジルータ10
1gにおいて元のIPパケットが含まれたレイヤ1フレ
ームに変換され、宛先ホスト105gに転送されるまで
を説明する。
元ホスト105cがIPパケット37の含まれたレイヤ
1フレームを発生させて送出すると、ユーザLAN10
4cは送出されたIPパケット37をネットワーク10
6を経由させて転送すべきか否かを判定する。もし、転
送すべきでないと判断した場合、ユーザLAN104c
は自身に接続された送信元ホスト105c以外の他のホ
ストにIPパケット37が含まれたレイヤ1フレームを
送信する。しかしここでは、当該IPパケットがネット
ワーク106を介して転送されるべきであると判断され
たものとする。
ケット37が含まれたレイヤ1フレームをアクセス回線
103cを介して送信元エッジルータたるエッジルータ
装置101cに転送する。これによって、エッジルータ
装置101cに相当する図7のエッジルータ装置201
では、アクセスインタフェース部202-1〜202-Mの
うち、アクセス回線103cに接続されているアクセス
インタフェース部に対してIPパケット37の含まれた
レイヤ1フレームが入力される(以上、ステップS
1)。
ームが入力されると、まずは従来技術で説明したのと同
様の動作が行われる。すなわち、上記何れかのアクセス
インタフェース部は、IPパケット37が含まれたレイ
ヤ1フレームに対してレイヤ1処理,レイヤ2処理を順
次実行してIPパケット37を取り出したのち、取り出
されたIPパケット37に対してIPレイヤ処理を実行
したのち、これを固定長の装置内セルに分割してスイッ
チ部203に転送する。このとき同時に、アクセスイン
タフェース部は、IPパケット37のヘッダ部分に含ま
れている宛先アドレスに従って経路情報を検索して次に
IPパケットを転送すべき転送先としてコアルータ装置
102bを特定し、スーパーパケット処理部204-1〜
204-Pのうちコアルータ装102bに接続されている
何れかのスーパーパケット処理部を特定してこの旨をス
イッチ部203に通知する。
蔵されている(図16と同様の構成をした)クロスバー
スイッチ部におけるスイッチ接続の適性な組み合わせを
計算したのち、アクセスインタフェース部から転送され
てくる装置内セルをクロスバースイッチ部に転送してゆ
く。これによって、装置内セルがクロスバースイッチ部
を介して上記特定されたスーパーパケット処理部内のス
ーパーパケット構築部205に順次入力される。
ーパーパケット構築部205では、図8に示したパケッ
ト復元部18がスイッチ部203でスイッチングされた
装置内セルを積み上げてIPパケット37を復元して宛
先エッジルータ判定部301に送出する。宛先エッジル
ータ判定部301は、パケット復元部18から送られた
IPパケット37のヘッダ部分に含まれている宛先IP
アドレスに基づいてアドレス解決テーブル308を検索
してアドレス解決を行って、ネットワーク106内の何
れの宛先エッジルータに転送すべきかを決定するととも
に、当該宛先エッジルータまでIPパケット37を転送
するための経路を判定する。こうして、宛先エッジルー
タ判定部301はアドレス解決テーブル308からネッ
トワーク106内でスーパーパケット110が最終的に
転送される宛先エッジルータ101gの網内アドレス
“7”を取得し、この網内アドレスの値を転送されてき
たIPパケット37と一緒にして書き込み制御部302
へ転送する。
タ判定部301から転送されてくるIPパケット37を
通知された宛先エッジルータ101gの網内アドレスに
対応したバッファ部304上のキューに書き込む(ステ
ップS2)。同時に書き込み制御部302は、当該IP
パケット37のヘッダに記述されているトータル長を参
照してIPパケット37のパケット長を宛先エッジルー
タアドレスの値“7”とともに読み出し制御部303に
通知する。こうして、パケット復元部18,宛先エッジ
ルータ判定部301及び書き込み制御部302は、送信
元ホスト105cからIPパケット37の含まれたレイ
ヤ1フレームが送出される度に、上述した動作を繰り返
して(ステップS3およびステップS4の判断結果がい
ずれも“NO”)バッファ部304上のキューにIPパ
ケット37を蓄積してゆく。
304上の各キューに関するキュー長を監視しているた
め、キュー長がスーパーパケット長に到達したキュー
(ステップS4の判断結果が“YES”)に関しては当
該キュー上のIPパケットをスーパーパケットとして転
送するようにする。すなわち、読み出し制御部303は
キュー長がスーパーパケット長以上になったキューから
スーパーパケット長“n×L”分のIPパケットを読み
出す(ステップS5の判断結果が“NO”となった後の
ステップS6)。もっとも正確には、上述したようにパ
ケットヘッダ111および〜のフィールドに必要と
なる長さをスーパーパケット長から減じた長さだけのI
Pパケットをキューから読み出すことになる。
304から読み出したIPパケットをパケットペイロー
ド112と見なし、その先頭にパケットヘッダ111を
付与してスーパーパケット110のフレームに変換する
とともに、パケットヘッダ111上の宛先アドレスフィ
ールドおよび送信元アドレスフィールドへそれぞれ宛先
エッジルータアドレス(すなわち“7”)および送信元
エッジルータアドレス(すなわち“3”)を格納する。
また、読み出し制御部303はパケットペイロード11
2上のポインタフィールドに対して、パケットペイロ
ード112に現れる最初のIPパケットの先頭位置を示
すポインタ値を書き込む。さらに、読み出し制御部30
3はパケットペイロード112のパケット数フィールド
に対して、パケットペイロード112上に存在するI
Pパケットの先頭位置の個数を書き込む。
トペイロード112の最後のIPパケットが複数のスー
パーパケットにまたがっているか否か(ステップS5の
判断結果がそれぞれ“YES”または“NO”)に応じ
て Padding有無フィールドを「Padding有」又は「Pad
ding無」にそれぞれ設定する。また、読み出し制御部3
03はいま構築したスーパーパケット110のパケット
ペイロード112全体が単一のIPパケット37のデー
タで占有されている場合(図6の場合)には、パケット
ペイロード112の単一パケット占有フィールドを
“ON”に設定し、さもなくば当該フィールドを“OF
F”に設定する。そして、読み出し制御部303は構築
したスーパーパケット110をレイヤ1/レイヤ2処理
部307に転送する。
るのに対してIPパケットは可変長であることから、読
み出し制御部303がキューからスーパーパケット長
(正確には上述した長さ)分のIPパケットを取り出し
た場合に最後に挿入されるIPパケットが部分的に当該
キュー上に残される可能性がある〔図5(a)のパケッ
トPAないしPF〕。なお、この場合読み出し制御部3
03は当該IPパケットを分割して例えば図5(a)に
示すパケットPFの前半部分までのIPパケットのデー
タからスーパーパケットA1を構築し、パケットPFの
残部についてはその後に行われるスーパーパケットA2
の構築の際に使用するためにこれをキュー上に残すよう
にする(ステップS14)。そこでこうした場合、読み
出し制御部303はキュー上に残される残部の長さを算
出してこの値をポインタ部306に保持させる。なお、
残部が存在しない場合、読み出し制御部303はポイン
タ部306に“0”を格納する。これによって、ポイン
タ部306に保持されている残部の長さ〔図5(a)で
言えば長さL2〕が、次に構築されるスーパーパケット
〔図5(a)のスーパーパケットA2に相当〕のポイン
タフィールドの値として使用されることになる。
ー長がなかなかスーパーパケット長(正確には上述した
長さ)に達しないキューに関しては、一定時間T以上の
時間が経過してもスーパーパケットが読み出し制御部3
03によって構築されない。このため、読み出し制御部
303が前回スーパーパケットを構築してから計時を開
始していたタイマー部305内のタイマーは一定時間T
の経過によってタイムアウトする(ステップS3の判断
結果が“YES”)。その結果、このタイムアウトした
キューに対応する宛先エッジルータアドレスがタイマー
部305から読み出し制御部303に通知される。
エッジルータアドレスで指定されるキューのキュー長が
スーパーパケット長(正確には上述した長さ)に達して
いなくても当該キューに蓄積されているIPパケットか
ら上記同様にスーパーパケット110を強制的に構築す
る(ステップS16)。なお、この場合にはスーパーパ
ケット110に必ず空き領域が存在するため、読み出し
制御部303はパケットペイロード112のPadding有
無フィールドを「Padding有」に設定する。このほ
か、読み出し制御部303はタイマー部305に指示を
行ってタイムアウトしたキューに対応するタイマーを再
度ゼロから計時させるようにする。
読み出し制御部303からスーパーパケット110が転
送されてくると、これに必要なレイヤ1ヘッダ31,レ
イヤ2ヘッダ34,レイヤ2トレーラ35を付与してレ
イヤ1フレームに変換し、これを伝送路100へ転送す
る(ステップS7)。こうして、送信元エッジルータ1
01cからネットワーク106に対してスーパーパケッ
ト110の含まれたレイヤ1フレームが送出され、伝送
路100を介してコアルータ装置102bに転送され
る。するとコアルータ装置102bはエッジルータ装置
101cから転送されてきたレイヤ1フレームに含まれ
ているスーパーパケット110のパケットヘッダ111
に記述された宛先アドレスフィールドの宛先エッジルー
タアドレスに従ってコアルータ装置102dに転送す
る。
したルータ装置と同様の構成であるほか、コアルータ装
置にとってはレイヤ1フレームに含まれているスーパー
パケット110が通常のIPパケット37と同じように
見える。したがって、コアルータ装置102bは従来技
術で説明したのと同様にして、スーパーパケット110
が含まれたレイヤ1フレームをコアルータ装置102d
に転送する。もっとも、従来のルータ装置では装置内セ
ル単位ないし固定長L毎にスイッチ動作が発生していた
のに対し、本実施形態のルータ装置ではスーパーパケッ
ト単位ないしスーパーパケット長(=長さ“n×L”)
毎にしかスイッチ動作が発生しない。このため本実施形
態ではスイッチング回数を従来の1/nに低減させるこ
とができる。そして、コアルータ装置102dもコアル
ータ装置102bと全く同様の手順に従って、転送され
てくるレイヤ1フレームをエッジルータ装置101gに
転送する。このようにして、スーパーパケット110の
含まれたレイヤ1フレームは以上説明した中継を経て宛
先エッジルータ101gに到達する(以上、ステップS
8)。
ーパーパケット110の含まれたレイヤ1フレームが伝
送路100を通じてスーパーパケット処理部204-1〜
204-Pの何れかに具備されたスーパーパケット復元部
206に入力される。スーパーパケット復元部206で
は、まずレイヤ1/レイヤ2処理部501がレイヤ1フ
レームを終端し、当該終端処理によって得られたスーパ
ーパケット110を宛先エッジルータ判定部502に転
送する。宛先エッジルータ判定部502は、転送された
スーパーパケット110のパケットヘッダ111中の宛
先アドレスフィールドに記述された宛先エッジルータア
ドレスを参照して自エッジルータアドレス(すなわち
“7”)と比較する。その結果、もし両者が一致してい
なければ、転送されてきたスーパーパケット110は誤
ってルーティングされてきたものであるので、宛先エッ
ジルータ判定部502は転送されたスーパーパケット1
10を廃棄する。もっともこの場合は両者が一致してい
るため、宛先エッジルータ判定部502は転送されてき
たスーパーパケット110を書き込み制御部503へそ
のまま転送する。
スーパーパケット110のパケットヘッダ111を参照
して、その送信元アドレスフィールドに記載されている
送信元エッジルータアドレスに対応するバッファ504
上のキューへ転送されてきたスーパーパケット110を
書き込む(ステップS9)。同時に書き込み制御部50
3は、当該スーパーパケット110のパケットペイロー
ド112に含まれている〜のフィールドを参照し
て、バッファ部504上のキューに書き込んだスーパー
パケット110に含まれるIPパケットの数,図5
(a)のスーパーパケットA1に含まれるパケットPF
に相当する「IPパケット復元処理の仕掛かり状態」に
あるパケット(以下、「仕掛かり状態パケット」とい
う)の有無等に関する情報を作成して、これらの情報を
読み出し制御部505に通知する。
503から通知された情報に基づき、バッファ部504
上の各キューに格納されているスーパーパケット110
からIPパケットを順次取り出して、これらIPパケッ
トをパケット分割部16に転送してゆく(ステップS1
0及びステップS11の判断結果がいずれも“NO”と
なった後のステップS12)。その際、読み出し制御部
505はパケットペイロード112上のポインタフィー
ルド,パケット数フィールドおよび各IPパケット
のヘッダに記述されているトータル長に従って各々のI
Pパケットの先頭位置を特定してIPパケットを取り出
してゆく。そして、パケット分割部16は読み出し制御
部505から転送されてくるIPパケットを装置内セル
に分割してスイッチ部203に送出する。なお、送信元
エッジルータ101cがスーパーパケットを構築する際
にタイムアウトが発生して強制的にスーパーパケットを
構築したような場合には、スーパーパケット110のパ
ケットペイロード112中のPadding有無フィールド
が「Padding有」となるが、この場合も上記と同様であ
る。
トを取り出してゆく過程で仕掛かり状態パケットを検出
する(ステップS10の判断結果が“NO”、かつ、ス
テップS11の判断結果が“YES”)と、読み出し制
御部505はこの仕掛かり状態パケットをバッファ部5
04上のキューに格納したまますぐには読み出しを行わ
ず、現在処理中のスーパーパケット〔図5(a)で言え
ばスーパーパケットA1〕に続くスーパーパケット〔図
5(a)で言えばスーパーパケットA2〕が到着してか
らIPパケットを復元するようにする(ステップS1
5)。すなわち、読み出し制御部505はスーパーパケ
ットA1が転送されてきた時点で、先行するスーパーパ
ケットとの間にまたがっているパケットPAを除き、パ
ケットPB〜PEを順次取り出してパケット分割部16
に送出する。
部505は長さL1の領域のデータをバッファ部504
のキュー上に保持しておき、スーパーパケットA2が転
送されてきた時点で、パケットペイロード112のポイ
ンタフィールドの直後から当該フィールドで示される
位置の直前の位置までのデータ(即ち、長さL2の領
域)を取り出し、これをバッファ部504上に保持して
ある長さL1のデータの後ろに繋げて元のパケットPF
を復元したのち、このパケットPFをパケット分割部1
6に転送する。
A2が網内フロー107の途中で廃棄されてしまうと、
読み出し制御部505によって仕掛かり状態パケットが
復元されないままとなる。しかしこのときタイマー部5
06は、読み出し制御部505からIPパケットが取り
出される度に、当該IPパケットの属するキューに対応
した内部のタイマーの計時をやり直している。このため
タイマー部506は、当該タイマーがタイムアウトした
時点で、タイムアウトの旨を当該タイマーに対応する送
信元エッジルータアドレスとともに読み出し制御部50
5に通知する(ステップS10の判断結果が“YE
S”)。
エッジルータアドレスに対応するバッファ504上のキ
ューに残留している仕掛かり状態パケットを廃棄する
(ステップS17)。またこの後に読み出し制御部50
5がタイムアウトしたキューに蓄積された新たなスーパ
ーパケットからIPパケットを取り出すようになると、
タイマー部506は当該キュー対応するタイマーを再度
ゼロから計時させるようにする。以上のようにして、本
実施形態ではバッファ部504上のキューにごみパケッ
トが残留するのを防いでいる。
読み出し制御部505から転送されたIPパケットは、
パケット分割部16で装置内セルに分割されたのち、図
7に示したスイッチ部203に入力され、以後は、従来
技術で説明したのと同様の動作が行われる。すなわち、
パケット分割部16は読み出し制御部505から転送さ
れてくるスーパーパケットを装置内セルに分割してスイ
ッチ部203に送出し、これと同時に、当該スーパーパ
ケットをアクセスインタフェース部202-1〜202-M
の何れに転送するかを決定してスイッチ部203に通知
する。そして、この場合は次に転送すべき転送先として
ユーザLAN104gが特定され、アクセスインタフェ
ース部202-1〜202-MのうちでユーザLAN104
gに接続されているアクセスインタフェース部が特定さ
れる。
置内セル401をアクセスインタフェース部毎に設けら
れた内蔵メモリ(図示省略)に格納してゆくとともに、
内部のクロスバースイッチ部におけるスイッチ接続の適
性な組み合わせを計算して、スーパーパケットを構成す
る装置内セル40をこのクロスバースイッチ部に転送し
てゆく。これにより、クロスバースイッチ部を介して装
置内セル40が、アクセスインタフェース部202-1〜
202-Mのうち、アクセス回線103gに接続されたア
クセスインタフェース部に順次転送されてゆく。
されてくる装置内セル40をスーパーパケット処理部毎
に異なる内蔵メモリへ格納してゆき、装置内セル40を
積み上げて元のIPパケットを復元する。この後、当該
アクセスインタフェース部は復元されたIPパケットに
対してIPレイヤ処理,レイヤ2処理,レイヤ1処理を
順次行って当該IPパケットの含まれたレイヤ1フレー
ムを構築してアクセス回線103gを介してユーザLA
N104gに転送する。すると、ユーザLAN104g
はエッジルータ装置103gから転送されてきたレイヤ
1フレームに含まれるIPパケットの転送先を判定し、
その結果として当該レイヤ1フレームを宛先ホスト10
5gに転送する(以上、ステップS13)。
01cは、送信元ホスト105cが発生させたIPパケ
ットを含むレイヤ1フレームをユーザLAN104c経
由で受け取り、これをそのままネットワーク106に転
送するのではなく、ネットワーク106内でのみ定義さ
れるスーパーパケット110に変換してからレイヤ1フ
レームの形で網内フロー107上を伝送させている。こ
のスーパーパケット110は、通常のIPパケットがネ
ットワーク内を転送されるのと全く同様にしてネットワ
ーク106内に配置されているコアルータ装置を経由し
て宛先エッジルータ101gまで中継されてゆく。そし
て、宛先エッジルータ101gがネットワーク106内
を転送されてきたスーパーパケット110を元のIPパ
ケットに復元してユーザLAN104gから宛先ホスト
105gまで転送している。
ユーザLANから転送されてくるIPパケットを従来の
装置内セルのn倍(n:2以上の自然数)の長さを持っ
た固定長のスーパーパケットに詰め込んだ後にネットワ
ークへ転送している。このため、ネットワークを構成し
ているエッジルータ装置又はコアルータ装置のスイッチ
ング単位を装置内セルの長さからスーパーパケット長に
まで大きくすることが可能となり、上述した従来の第1
の問題点が解決される。
のスイッチ単位である装置内セルの長さが短いために、
クロスバースイッチ部でスイッチ接続を行うためのスケ
ジューラの計算時間も短くなってしまい、ルータ装置の
スイッチ規模を大きくすることができなかった。これに
対し、本実施形態では装置内セルの大きさそのものを実
質的に増やしてスーパーパケット長とすることができ
る。このため、入力インタフェースや出力インタフェー
スの数が増えても、スイッチ接続の計算を行う時間(転
送時間単位)を十分に確保することができ、結果として
ルータ装置のスイッチ容量を増大させることが可能であ
る。また、転送時間単位を増やすことができることか
ら、リンク速度が増加した場合であってもスイッチ接続
の計算時間を確保できるため、ルータ装置内のスイッチ
の拡張が可能となる。
転送されるパケットの大きさをスーパーパケット長にま
で拡大しているため、従来の第2の問題点も解決するこ
とができる。すなわち、この従来の問題点は、ネットワ
ーク上で転送されるIPパケットの最小長がルータ装置
内の転送単位である装置内セルよりも短いために発生し
ていた。そこで本実施形態では、ネットワーク上で転送
されるパケットの最小の大きさをスーパーパケット長と
してIPパケットの最小長より十分大きくとるようにし
て、上述した問題点が発生しないようにしている。
で転送されるスーパーパケットの長さを装置内セルの整
数倍にしているため、従来の第3の問題点も解決するこ
とができる。すなわち、この従来の問題点は、ネットワ
ーク上で転送される可変長のIPパケットの長さが固定
長の装置内セルの長さの整数倍になるとは限らないため
に、IPパケットを装置内セル単位に分割したときに最
後に分割される装置内セルにおいて空き帯域が生じるこ
とが原因となっている。しかるに、本実施形態ではスー
パーパケットを装置内セルに分割しても、分割された装
置内セルに空き帯域が発生することは全くないので、従
来のような問題が発生することはない。こうして、本実
施形態によれば大規模なルータ装置の構築が可能とな
り、なおかつ、ネットワーク上で転送されるIPパケッ
トの数を大幅に増大させることができるようになる。
置101cが送信元エッジルータとして機能し、エッジ
ルータ装置101gが宛先エッジルータとして機能する
ものとしたが、各エッジルータ装置が送信元エッジルー
タとしての機能と宛先エッジルータとしての機能を併有
していることはもちろんである。また、上述したように
本実施形態ではIPパケットに特化した形で説明を行っ
たが、IPパケットの代わりにATMセル,STMフレ
ームなどを用いることもできる。すなわち、これらは何
れもヘッダ部分にアドレス情報を有するなどIPパケッ
トと同様のフォーマットとなっていることから、上述し
た説明におけるIPパケットをATMセル,STMフレ
ームなどと読み替えれば、以下に述べる点を除いて上述
したIPパケットの場合と同様でパケット通信システム
を実現することが可能である。
TMである場合の相違点として、例えば図3に示したス
ーパーパケット110に詰め込まれるパケットPA〜P
Fが何れも固定長になる点が挙げられる。また、ATM
セルやSTMフレームはいずれも固定長であるため、こ
れらセルやフレームはその内部にセル長ないしフレーム
長のフィールドを具備してはいない。そこで、パケット
ペイロード112上で各セルないし各フレームの先頭位
置を求めるにあたっては、エッジルータ装置に予めAT
MセルやSTMフレームの長さに関する情報を定義して
おき、エッジルータ装置がこれらの情報をもとにしてそ
れぞれのATMセルないしSTMフレームの先頭位置を
認識するようにする。
TMフレームなど、複数種類のセル,パケット,フレー
ムを混在して転送させる場合は次のようにすれば良い。
すなわち、Egressルータはネットワーク106から転送
されるスーパーパケットに含まれるのがIPパケット/
ATMセル/STMフレームの何れであるのかを認識し
た上でこれらをユーザLANに戻してやれば良い。その
ために、各々のEgressルータに接続された複数のアクセ
ス網のトラヒック種別(IP/ATM/STM)が異な
っているものがある場合、もしくは、同じトラヒックで
あってもキュー滞留時間や優先制御などの関係でEgress
ルータが異なる扱いをする必要があるのであれば、これ
ら異なるトラヒックに対してそれぞれ違う網内アドレス
を付与するようにする。そうすることで、例えばEgress
ルータは、スーパーパケット110のパケットヘッダ1
11に記述されている宛先アドレスの網内アドレス値を
もとに上記3種類のうちの何れであるのかなどを判断し
てそれに応じた個別の処理を行うことが可能となる。
ある場合には、図1に示した網内フロー107はCBR
(Continuous Bit Rate)となり、また、図3に示したポ
インタフィールドは、スーパーパケット110に詰め
込まれるSTMフレームの先頭を指し示すように構成す
れば良い。また、上述した説明ではエッジルータ装置内
にスイッチ部を設けた形態を示したが、これに限らず例
えば、パケットやフレームをスイッチングする機能ブロ
ックとスーパーパケットの構築・復元を行う機能ブロッ
クをそれぞれ独立した装置で実現するようにしても良
い。
17記載の発明では、ネットワーク上でパケットを中継
する際のスイッチ単位となる固定長セルの複数倍の大き
さを持った固定長パケットをスーパーパケットとして定
義して、送信元のアクセス網が発生させるパケットをス
ーパーパケットに変換してネットワークに送出するほ
か、ネットワークからのスーパーパケットに載せられて
いるパケットを取り出して送信元が発生させた元のパケ
ットを復元して宛先のアクセス網へ送出している。これ
により、ネットワーク上で転送されるパケットの長さが
従来は一般に可変長であったのに対し、上記各請求項記
載の発明ではスーパーパケット長に相当する固定値にな
っていることが保証される。このため、ネットワーク上
の中継地点等に配置された中継手段のスイッチング単位
を従来の装置内セルの大きさから実質的にスーパーパケ
ットの大きさまで拡張することが可能になる。したがっ
て、中継手段の入出力インタフェース数が増えても、ス
イッチ接続設定の計算のための時間を十分確保すること
ができるようになってスイッチ容量を増大させることが
できる。また、中継手段内部における転送時間を増やす
ことができるため、リンク速度が増加した場合であって
もスイッチ接続設定のための計算時間を十分確保するこ
とができ、スイッチの拡張が可能となる。また、スーパ
ーパケットの長さを大きくすればそれだけ中継手段にお
けるスイッチ回数が減少するため、それだけ中継手段を
大規模化することが可能である。
ーパーパケットを構築するにあたって、宛先側のパケッ
ト転送装置毎に用意されたキュー等へパケットを蓄積し
てゆき、スーパーパケット構築に必要な分だけパケット
が溜まった時点で、当該キューからパケットを抽出して
スーパーパケットを構築している。このため、宛先別に
転送すべきパケットに関するスーパーパケットの構築処
理を宛先毎に管理されたキュー上で効率的に行うことが
可能となる。また、請求項3,19記載の発明では、ス
ーパーパケットが構築される度に計時を開始する第1の
計時手段が第1のタイムアウト時間の経過を検出したこ
とで、当該計時手段に対応するキューに蓄積されている
パケットがあればこれらのパケットをもとにスーパーパ
ケットを構築している。これにより、トラヒックが少な
いことが原因となってなかなかスーパーパケットが構築
されないような状況下にあっても、上記第1のタイムア
ウト時間で必ずスーパーパケットがネットワークに送出
され、スーパーパケットが構築されずに送信元のパケッ
ト転送装置の内部にいつまでも滞留するようなことが無
くなる。
ーク上のトラヒック毎の最小帯域から第1のタイムアウ
ト時間を決定しているため、トラヒックが少ない状況で
あっても最小帯域を必ず保証することができる。また、
請求項5記載の発明では、ネットワーク上のトラヒック
毎の許容網内遅延時間から第1のタイムアウト時間を決
定しているため、当該第1のタイムアウト時間内に網内
転送が終了することを保証できるようになる。また、請
求項6,18記載の発明では、パケットを復元するにあ
たって、送信元側のパケット転送装置毎に用意されたキ
ュー等へスーパーパケットを蓄積してゆき、当該キュー
に蓄積されたスーパーパケットから送信元のアクセス網
が発生させたパケットを復元している。このため、宛先
側のパケット転送装置では送信元のパケット転送装置側
からそれぞれ個別に送られてくるパケットを送信元毎に
管理することが可能となる。したがって、例えば複数の
スーパーパケットに分割されて送られてくるパケットな
ども効率的に復元することが可能となる。
ケットが復元される度に計時を開始する第2の計時手段
が第2のタイムアウト時間の経過を検出したことで、当
該計時手段に対応するキューに滞留しているスーパーパ
ケットがあればこれを廃棄している。これにより、パケ
ットが複数のスーパーパケットに分割されてネットワー
ク上を転送されてくる場合などにおいて、一部のスーパ
ーパケットがネットワーク上で廃棄されたことが原因と
なって、宛先側のパケット転送装置側でいつまで経って
もパケットが復元できずに既に転送済みのスーパーパケ
ットが滞留してしまうことがなくなり、ごみパケットが
キュー上に残留することを防止できる。また、請求項8
記載の発明では、ネットワーク上のトラヒックの最小帯
域または網内遅延の最大許容値,ネットワーク内の遅延
分散時間,既定の保護時間をもとに上記第2のタイムア
ウト時間を決定している。このため、トラヒックの最小
帯域ないし最大網内遅延時間を保証できるとともに、ネ
ットワーク内で輻輳やジッタが発生した場合であっても
これら最小帯域ないし最大網内遅延時間を保証すること
が可能となる。
信元のパケット転送装置側でスーパーパケットを構築す
る際に、パケットが複数のスーパーパケットにまたがる
ことを検出して当該パケットをこれら複数のスーパーパ
ケットに分割して格納するようにしている。また、宛先
のパケット転送装置側でパケットを復元する際には、ス
ーパーパケット上のパケットが複数のスーパーパケット
にまたがっていることを検出して、これら複数のスーパ
ーパケットに分割して格納されているパケットのデータ
を繋げて送信元のアクセス網が生成した元のパケットを
復元している。これにより、どのような長さを持ったパ
ケットをスーパーパケットへ詰め込んでいっても、スー
パーパケット上に空き領域が生じることはなくなる。し
たがって、空き帯域なくリンク率100%でネットワー
クを運用しつつ、宛先のパケット転送装置側で元のパケ
ットを正しく復元することができる。
ーパケットのペイロードが単一のパケットのデータで占
有されているか否かを示す単一パケット占有情報をスー
パーパケット上に設けている。そして、送信元のパケッ
ト転送装置側でスーパーパケットを構築する際は、各パ
ケット長とスーパーパケットのペイロード長との比較か
ら単一パケット占有情報を設定する。一方、宛先のパケ
ット転送装置側では、単一パケット占有情報が占有有で
あることを検出した場合に、当該情報が占有無のスーパ
ーパケットが到来するまでのこれら一連のスーパーパケ
ット上に載せられているパケットのデータを繋げてゆ
き、送信元のアクセス網が生成した元のパケットを復元
している。これにより、単一のパケットがスーパーパケ
ット長に比べて長大であって、当該パケットが多数のス
ーパーパケットに分割されて転送されるような場合であ
っても、空き帯域を生じることなくネットワーク上を転
送させて宛先のパケット転送装置側で元のパケットを正
しく復元することができる。
ーパケットのヘッダをIPパケットなどの従来から用い
られているパケットと同一のフォーマットにしている。
これにより、ネットワーク上に配置された中継手段を従
来から用いられている通常のルータと同様の構成で実現
することが可能となる。つまり、中継手段については従
来からのルータを流用することができるため、アクセス
網とネットワークをつなぐ部分にだけ上述したパケット
転送装置を新たに開発して設置すれば、スーパーパケッ
トで運用されるパケット通信システムを構築することが
可能となる。また、請求項13,22記載の発明では、
パケット転送装置及び中継手段に対してネットワーク内
でのみ定義される固有の網内アドレスを付与しておき、
スーパーパケットのヘッダの送信元アドレス及び宛先ア
ドレスには、送信元及び宛先のパケット転送装置に付与
された網内アドレスを格納するようにしている。このた
め、ネットワーク内では個々のパケットのヘッダ部分に
含まれているIPアドレスなどの宛先アドレスなどを参
照することなく網内アドレスのみで運用することが可能
となる。
ケット転送装置が同一のスーパーパケットについて、宛
先のアクセス網の種別に応じてスーパーパケットのヘッ
ダ中の宛先アドレスに異なる網内アドレスを割り当てて
いる。これにより、個々のパケット転送装置に接続され
るアクセス網として、既存の一般的なアクセス網,AT
M網,STM網などの多様なネットワークを混在させる
ことが可能となる。また、同じトラヒックないしアクセ
ス網の種別であってもキュー滞留時間や優先制御などの
関係で異なる扱いをする必要がある場合にも、例えば宛
先パケット転送装置がスーパーパケット中の宛先アドレ
スに応じて個別の処理を行うことが可能となる。また、
請求項15記載の発明では、ネットワーク内の中継手段
が、パケット転送装置および中継手段の数に相当するだ
けのエントリ数を持った経路検索テーブルを有してお
り、スーパーパケットのヘッダ中の宛先アドレスをもと
に当該テーブルを検索して中継先を特定している。これ
により、従来のIPルータ装置があらゆる宛先IPアド
レスに対応した経路検索テーブルを必要としていたのと
比べた場合、ネットワーク内で定義される少数の網内ア
ドレスに対応したエントリ数の経路検索テーブルを容易
すれば良くなり、従来に比べて小規模な構成とすること
が可能である。また、請求項16記載の発明では、送信
元パケット転送装置から宛先パケット転送装置までのト
ラヒックである網内フローが同一であればスーパーパケ
ットのヘッダを同じものとしている。これにより、ネッ
トワーク内のトラヒックの流れを網内フロー別に転送さ
れる一連のスーパーパケットを一意に識別することが可
能となる。
テムの構成を示すブロック図である。
クセス網の接続関係の各種形態を例示したブロック図で
ある。
ムフォーマットを示す説明図である。
るパケットヘッダのフォーマットを示す説明図である。
パケットが詰め込まれた様子を示す説明図であって、
(a)はあるIPパケットが複数のスーパーパケットに
分割される場合を示し、(b)はスーパーパケットに空
き領域が存在する場合を示している。
数のスーパーパケットにまたがって転送される様子を示
した説明図である。
示すブロック図である。
パーパケット構築部205の構成を示すブロック図であ
る。
テーブルフォーマット例を示す説明図である。
れる宛先エッジルータアドレス単位のキューを示す説明
図である。
ーパーパケット復元部206の構成を示すブロック図で
ある。
される送信元エッジルータアドレス単位のキューを示す
説明図である。
の概略動作を示した第1のフローチャートである。
の概略動作を示した第2のフローチャートである。
成を示すブロック図である。
ブロック図である。
線上で伝送されるレイヤ1フレームがルータ装置内で分
解・組立される様子を示した説明図である。
ルに分割される様子を示した説明図である。
ルに分割することで最後尾にある装置内セルに空き領域
が生じる様子を示した説明図である。
IPパケット、100…伝送路、101a〜101h,
101…エッジルータ装置、102a〜102d…コア
ルータ装置、103b〜103d,103f,103g
…アクセス回線、104b〜104d,104f,10
4g…ユーザLAN、105c…送信元ホスト、105
g…宛先ホスト、106…ネットワーク、110…スー
パーパケット、111…パケットヘッダ、112…パケ
ットペイロード、202-1〜202-M…アクセスインタ
フェース部、203…スイッチ部、204-1〜204-P
…スーパーパケット処理部、205…スーパーパケット
構築部、206…スーパーパケット復元部、301…宛
先エッジルータ判定部、302…書き込み制御部、30
3…読み出し制御部、304…バッファ部、305…タ
イマー部、306…ポインタ部、307…レイヤ1/レ
イヤ2処理部、308…アドレス解決テーブル、501
…レイヤ1/レイヤ2処理部、502…宛先エッジルー
タ判定部、503…書き込み制御部、504…バッファ
部、505…読み出し制御部、506…タイマー部
Claims (22)
- 【請求項1】 パケットを送受信するアクセス網と、前
記パケットを中継する中継手段を備えたバックボーンと
なるネットワークとの間で前記パケットを転送するパケ
ット転送装置であって、 前記パケットを前記中継手段のスイッチ単位である固定
長セルのn倍(nは2以上の整数)の長さを持つスーパ
ーパケットに変換して前記ネットワークに送出する構築
手段と、 前記ネットワークから送られてくる前記スーパーパケッ
トより前記パケットを取り出して前記アクセス網に送出
する復元手段とを具備することを特徴とするパケット転
送装置。 - 【請求項2】 前記構築手段は、前記パケットの宛先と
なるアクセス網と前記ネットワークとの間に配置された
パケット転送装置毎に前記パケットを蓄積するキューが
作られる第1の記憶手段を具備し、前記パケットを宛先
毎に該キューに蓄積してゆき、前記スーパーパケットの
構築に必要なだけのパケットが蓄積されたことを検出
し、該キューから前記パケットを抽出して前記スーパー
パケットを構築することを特徴とする請求項1記載のパ
ケット転送装置。 - 【請求項3】 前記構築手段は、前記スーパーパケット
が構築される度に計時を開始して該計時開始時点から第
1のタイムアウト時間が経過したことを検出する第1の
計時手段を前記第1の記憶手段上のキュー毎に具備し、
該第1のタイムアウト時間の経過が検出された時点で該
キューに蓄積されているパケットから前記スーパーパケ
ットを構築することを特徴とする請求項2記載のパケッ
ト転送装置。 - 【請求項4】 前記第1のタイムアウト時間は、予め決
められた前記ネットワーク上のトラヒック毎の最小帯域
から決定されることを特徴とする請求項3記載のパケッ
ト転送装置。 - 【請求項5】 前記第1のタイムアウト時間は、予め決
められた前記ネットワークにおけるトラヒック毎の許容
網内遅延時間から決定されることを特徴とする請求項3
記載のパケット転送装置。 - 【請求項6】 前記復元手段は、送信元のアクセス網と
前記ネットワークとの間に配置され前記スーパーパケッ
トを送出するパケット転送装置毎に前記スーパーパケッ
トを蓄積するキューが作られる第2の記憶手段を具備
し、前記スーパーパケットを該キューに蓄積してゆき、
蓄積された前記スーパーパケットから前記パケットを復
元することを特徴とする請求項1〜5の何れかの項記載
のパケット転送装置。 - 【請求項7】 前記復元手段は、前記パケットが復元さ
れる度に計時を開始して該計時開始時点から第2のタイ
ムアウト時間が経過したことを検出する第2の計時手段
を前記第2の記憶手段上のキュー毎に具備し、該第2の
タイムアウト時間の経過が検出された時点で該キューに
滞留しているスーパーパケットを廃棄することを特徴と
する請求項6記載のパケット転送装置。 - 【請求項8】 前記第2のタイムアウト時間は、予め決
められた前記ネットワーク上のトラヒックの最小帯域ま
たは網内遅延の最大許容値,前記ネットワーク内の遅延
分散時間,及び,予め定められている保護時間から決定
されることを特徴とする請求項7記載のパケット転送装
置。 - 【請求項9】 前記構築手段は、前記パケットが複数の
スーパーパケットにまたがることを検出してこれら複数
のスーパーパケットに分割して格納し、 前記復元手段は、前記スーパーパケット上のパケットが
複数のスーパーパケットにまたがっていることを検出
し、これら複数のスーパーパケットに分割して格納され
ているパケットのデータを繋げて送信元のアクセス網が
生成した元のパケットを復元することを特徴とする請求
項1〜8の何れかの項記載のパケット転送装置。 - 【請求項10】 前記スーパーパケットには、そのペイ
ロードが単一のパケットのデータで占有されているか否
かを示す単一パケット占有情報が格納され、 前記構築手段は、前記パケットの各々の長さを前記スー
パーパケットのペイロードの長さと比較し、該比較結果
に応じて前記単一パケット占有情報を占有有又は占有無
に設定し、 前記復元手段は、前記スーパーパケット上の前記単一パ
ケット占有情報が占有有であることを検出し、前記単一
パケット占有情報が占有無のスーパーパケットが到来す
るまでのこれら一連のスーパーパケット上に載せられて
いるパケットのデータを繋げて送信元のアクセス網が生
成した元のパケットを復元することを特徴とする請求項
1〜9の何れかの項記載のパケット転送装置。 - 【請求項11】 前記スーパーパケットのヘッダは前記
パケットのヘッダと同一のフォーマットを有しているこ
とを特徴とする請求項1〜10の何れかの項記載のパケ
ット転送装置。 - 【請求項12】 パケットを送受信するアクセス網と、 請求項1〜11の何れかの項記載のパケット転送装置
と、 パケットを中継する中継手段を備え、該中継手段のスイ
ッチ単位である固定長セルのn倍(nは2以上の整数)
の長さを持つスーパーパケットを転送するバックボーン
のネットワークとを具備し、 前記パケット転送装置は、前記アクセス網によって送受
信される前記パケットと前記ネットワーク上で転送され
る前記スーパーパケットとを相互に変換して、送信元の
アクセス網から送信される前記パケットを前記スーパー
パケットの形で前記ネットワーク内の前記中継手段を経
由させて宛先のアクセス網まで転送することを特徴とす
るパケット通信システム。 - 【請求項13】 前記パケット転送装置及び前記中継手
段には、前記ネットワーク内でのみ定義される固有の網
内アドレスがそれぞれ付与されており、 前記スーパーパケットのヘッダには、送信元アドレス及
び宛先アドレスとして、送信元及び宛先のアクセス網に
それぞれ接続されたパケット転送装置の網内アドレスが
格納されることを特徴とする請求項12記載のパケット
通信システム。 - 【請求項14】 宛先となるパケット転送装置が同一で
あるスーパーパケットのうち、該宛先のパケット転送装
置に接続された宛先のアクセス網の種別に応じて、該ス
ーパーパケットのヘッダ中の宛先アドレスに異なる網内
アドレスが割り当てられていることを特徴とする請求項
13記載のパケット通信システム。 - 【請求項15】 前記中継手段は、 前記スーパーパケットのヘッダ中の宛先アドレスと該ス
ーパーパケットの中継先を対応づけたエントリが、前記
パケット転送装置および前記中継手段の数に相当するだ
け少なくとも格納された経路検索テーブルと、 前記スーパーパケットのヘッダ中の宛先アドレスをもと
に前記経路検索テーブルを検索して該スーパーパケット
の中継先を特定する経路検索手段とを具備することを特
徴とする請求項13又は14記載のパケット通信システ
ム。 - 【請求項16】 送信元のアクセス網に接続されたパケ
ット転送装置から前記ネットワーク内の各中継手段を経
て宛先のアクセス網に接続されたパケット転送装置に至
るまでのトラヒックである網内フローが同一であれば、
該同一の網内フローに対応するスーパーパケットのヘッ
ダを互いに同じにしていることを特徴とする請求項12
〜15の何れかの項記載のパケット通信システム。 - 【請求項17】 送信元のアクセス網が、宛先のアクセ
ス網に転送すべきパケットを生成して自身に接続された
送信元パケット転送装置へ送信し、 該送信元パケット転送装置は、前記送信元のアクセス網
から送信されたパケットをバックボーンとなるネットワ
ーク上に設けられた中継手段のスイッチ単位である固定
長セルのn倍(nは2以上の整数)の長さを持つスーパ
ーパケットに変換して前記ネットワークに送出し、 前記ネットワークは、前記中継手段を用いて前記スーパ
ーパケットを中継して前記宛先のアクセス網に接続され
た宛先パケット転送装置に至るまで転送し、 該宛先パケット転送装置は、前記ネットワークから転送
される前記スーパーパケットをもとに前記送信元のアク
セス網により生成された前記パケットを復元して前記宛
先のアクセス網に送出することを特徴とするパケット転
送方法。 - 【請求項18】 前記送信元パケット転送装置は、前記
送信されたパケットを前記宛先パケット転送装置を単位
として個別に蓄積し、該宛先パケット転送装置毎に前記
スーパーパケットを構築して前記ネットワークに送出
し、 前記宛先パケット転送装置は、前記ネットワークから転
送されてくる前記スーパーパケットを前記送信元パケッ
ト転送装置を単位として個別に蓄積し、該送信元パケッ
ト転送装置毎に前記パケットの復元を行うことを特徴と
する請求項17記載のパケット転送方法。 - 【請求項19】 前記送信元パケット転送装置は、前記
スーパーパケットが第1のタイムアウト時間にわたって
構築されていないことを前記宛先パケット転送装置毎に
検出し、該構築が行われていない宛先パケット転送装置
に関して蓄積されているパケットが存在していれば、該
パケットから前記スーパーパケットを構築して前記ネッ
トワークに送出することを特徴とする請求項18記載の
パケット転送方法。 - 【請求項20】 前記宛先パケット転送装置は、前記パ
ケットが第2のタイムアウト時間にわたって復元されて
いないことを前記送信元パケット転送装置毎に検出し、
該復元が行われていない送信元パケット転送装置に関し
て蓄積されているスーパーパケットが存在していれば、
該スーパーパケットを廃棄することを特徴とする請求項
18又は19記載のパケット転送方法。 - 【請求項21】 前記送信元パケット転送装置は、前記
送信元のアクセス網から送信された前記パケットが複数
のスーパーパケットにまたがる場合に該パケットをこれ
ら複数のスーパーパケットに分割して前記ネットワーク
に送出し、 前記宛先パケット転送装置は、前記ネットワークから転
送されてくる前記スーパーパケット中のパケットが複数
のスーパーパケットにまたがっている場合に、これら複
数のスーパーパケットに分割されているパケットのデー
タを繋げて前記送信元のアクセス網によって生成された
元のパケットを復元して前記宛先のアクセス網に送出す
ることを特徴とする請求項17〜20の何れかの項記載
のパケット転送方法。 - 【請求項22】 前記送信元パケット転送装置は、前記
スーパーパケットのヘッダ中の送信元アドレス及び宛先
アドレスとして、該送信元パケット転送装置及び前記宛
先パケット転送装置にそれぞれ付与されている前記ネッ
トワーク内でのみ定義される固有の網内アドレスを格納
して前記ネットワークに送出し、 前記ネットワーク内の各中継手段は、転送されてくる前
記スーパーパケットのヘッダを参照して前記宛先パケッ
ト転送装置に付与された網内アドレスに従って該スーパ
ーパケットの中継先を特定して該スーパーパケットを前
記宛先パケット転送装置まで転送することを特徴とする
請求項17〜21の何れかの項記載のパケット転送方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15430899A JP3593921B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | パケット転送方法および装置 |
| US09/580,559 US6970478B1 (en) | 1999-06-01 | 2000-05-30 | Packet transfer method and apparatus, and packet communication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15430899A JP3593921B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | パケット転送方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000349828A true JP2000349828A (ja) | 2000-12-15 |
| JP3593921B2 JP3593921B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=15581288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15430899A Expired - Fee Related JP3593921B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | パケット転送方法および装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6970478B1 (ja) |
| JP (1) | JP3593921B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003003673A1 (fr) * | 2001-06-28 | 2003-01-09 | Ntt Docomo, Inc. | Procede de routage, noeud, systeme de communication par paquets, programme et support d'enregistrement |
| JP2003009097A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-10 | Hitachi Ltd | 画像撮像装置、および記録再生装置 |
| WO2004112326A1 (ja) * | 2003-06-10 | 2004-12-23 | Fujitsu Limited | パケット転送方法及び装置 |
| US7042883B2 (en) | 2001-01-03 | 2006-05-09 | Juniper Networks, Inc. | Pipeline scheduler with fairness and minimum bandwidth guarantee |
| JP2006238341A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | ネットワークスイッチ装置及び方法、無線アクセス装置、および、無線ネットワーク |
| US7272311B2 (en) | 2002-10-12 | 2007-09-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optical ring network for burst data communication |
| JP2009253422A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Alaxala Networks Corp | セル分散型スイッチファブリック |
| JP2015133599A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 日本放送協会 | 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法およびプログラム |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3511988B2 (ja) * | 2000-08-10 | 2004-03-29 | 日本電気株式会社 | フレーム転送装置、フレーム転送方法、フレーム転送システム |
| US7353289B2 (en) | 2000-11-06 | 2008-04-01 | Telecommunication Systems, Inc. | System for an open architecture development platform with centralized synchronization |
| US7324509B2 (en) * | 2001-03-02 | 2008-01-29 | Broadcom Corporation | Efficient optimization algorithm in memory utilization for network applications |
| US7844697B1 (en) * | 2002-01-25 | 2010-11-30 | Juniper Networks, Inc. | Measuring network traffic based on predicted amount of padding |
| EP1365548A1 (en) * | 2002-05-21 | 2003-11-26 | Alcatel | Method for encapsulating variable length packets, and related data packet encapsulator and decapsulator |
| JP3813136B2 (ja) * | 2003-04-25 | 2006-08-23 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、通信制御用データ構造 |
| GB2413237B (en) * | 2004-04-13 | 2007-04-04 | Orange Personal Comm Serv Ltd | Packet node, and method of operating a data packet network |
| US8559443B2 (en) * | 2005-07-22 | 2013-10-15 | Marvell International Ltd. | Efficient message switching in a switching apparatus |
| EP2036204B1 (en) * | 2006-06-29 | 2012-08-15 | LG Electronics Inc. | Method and apparatus for an audio signal processing |
| US8583822B2 (en) * | 2007-06-21 | 2013-11-12 | Broadcom Corporation | Method and system for minimum frame size support for a communication protocol encapsulated over Ethernet |
| US8542706B2 (en) * | 2008-12-08 | 2013-09-24 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus related to packet fragmentation and reconstruction |
| CN102611621B (zh) * | 2012-02-24 | 2015-09-23 | 华为技术有限公司 | 信元级联的处理方法和设备 |
| CN113872880B (zh) * | 2020-06-30 | 2024-04-16 | 华为技术有限公司 | 网络、数据传输的方法和装置 |
Family Cites Families (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61296838A (ja) | 1985-06-25 | 1986-12-27 | Nec Corp | パケツト交換網における伝送デ−タ中継制御方式 |
| JPS62233951A (ja) | 1986-04-02 | 1987-10-14 | Nec Corp | 多重パケツト伝送方式 |
| JPS63197148A (ja) | 1987-02-12 | 1988-08-16 | Mitsubishi Electric Corp | パケツト交換装置 |
| JPH088572B2 (ja) * | 1987-03-09 | 1996-01-29 | 株式会社日立製作所 | 通信システムにおけるノード装置 |
| JPH02195756A (ja) | 1989-01-24 | 1990-08-02 | Toshiba Corp | セル転送方式 |
| JP3037476B2 (ja) * | 1991-08-28 | 2000-04-24 | 富士通株式会社 | Atmセル組立・分解方式 |
| JP3079000B2 (ja) | 1994-01-11 | 2000-08-21 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動無線通信方式 |
| DE69636242T8 (de) | 1995-02-23 | 2007-10-04 | Ntt Docomo, Inc. | Verfahren und vorrichtung zur mehrfachzellenübertragung |
| FI98587C (fi) * | 1995-07-06 | 1997-07-10 | Nokia Telecommunications Oy | Järjestelmä pakettiverkon yhdistämiseksi digitaaliseen radioverkkoon |
| SG71709A1 (en) * | 1996-05-08 | 2000-04-18 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Multiplex transmission method and system and audio jitter absorbing method used therein |
| US6172972B1 (en) * | 1996-05-28 | 2001-01-09 | Microsoft Corporation | Multi-packet transport structure and method for sending network data over satellite network |
| US5936965A (en) * | 1996-07-08 | 1999-08-10 | Lucent Technologies, Inc. | Method and apparatus for transmission of asynchronous, synchronous, and variable length mode protocols multiplexed over a common bytestream |
| JP3510634B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2004-03-29 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | データ伝送方法 |
| US5996021A (en) | 1997-05-20 | 1999-11-30 | At&T Corp | Internet protocol relay network for directly routing datagram from ingress router to egress router |
| JP3319367B2 (ja) | 1997-10-14 | 2002-08-26 | ケイディーディーアイ株式会社 | 網接続装置 |
| US6477164B1 (en) * | 1998-03-27 | 2002-11-05 | Clarent Corporation | System and method for real-time data and voice transmission over an internet network |
| US6247058B1 (en) * | 1998-03-30 | 2001-06-12 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for processing network packets using time stamps |
| US6272128B1 (en) * | 1998-06-16 | 2001-08-07 | Mci Communications Corporation | Method and system for emulating a T1 link over an ATM network |
| JP3391291B2 (ja) | 1999-03-30 | 2003-03-31 | 日本電気株式会社 | 光波ネットワークデータ通信方式 |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP15430899A patent/JP3593921B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-05-30 US US09/580,559 patent/US6970478B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7499454B2 (en) | 2001-01-03 | 2009-03-03 | Juniper Networks, Inc. | Pipeline scheduler with fairness and minimum bandwidth guarantee |
| US8576867B2 (en) | 2001-01-03 | 2013-11-05 | Juniper Networks, Inc. | Pipeline scheduler with fairness and minimum bandwidth guarantee |
| US7042883B2 (en) | 2001-01-03 | 2006-05-09 | Juniper Networks, Inc. | Pipeline scheduler with fairness and minimum bandwidth guarantee |
| US8189597B2 (en) | 2001-01-03 | 2012-05-29 | Juniper Networks, Inc. | Pipeline scheduler with fairness and minimum bandwidth guarantee |
| US7796610B2 (en) | 2001-01-03 | 2010-09-14 | Juniper Networks, Inc. | Pipeline scheduler with fairness and minimum bandwidth guarantee |
| JP2003009097A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-10 | Hitachi Ltd | 画像撮像装置、および記録再生装置 |
| US7301948B2 (en) | 2001-06-28 | 2007-11-27 | Ntt Docomo, Inc. | Routing method, node, packet communication system, program, and recording medium |
| WO2003003673A1 (fr) * | 2001-06-28 | 2003-01-09 | Ntt Docomo, Inc. | Procede de routage, noeud, systeme de communication par paquets, programme et support d'enregistrement |
| CN100418326C (zh) * | 2001-06-28 | 2008-09-10 | 株式会社Ntt都科摩 | 路由选择方法、节点以及分组通信系统 |
| EP1326387A4 (en) * | 2001-06-28 | 2006-06-07 | Ntt Docomo Inc | FLIGHT PROCEDURE, KNOTS, PACKAGE COMMUNICATION SYSTEM, PROGRAM AND RECORDING MEDIUM |
| US7272311B2 (en) | 2002-10-12 | 2007-09-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optical ring network for burst data communication |
| WO2004112326A1 (ja) * | 2003-06-10 | 2004-12-23 | Fujitsu Limited | パケット転送方法及び装置 |
| JP2006238341A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | ネットワークスイッチ装置及び方法、無線アクセス装置、および、無線ネットワーク |
| JP2009253422A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Alaxala Networks Corp | セル分散型スイッチファブリック |
| JP2015133599A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 日本放送協会 | 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法およびプログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3593921B2 (ja) | 2004-11-24 |
| US6970478B1 (en) | 2005-11-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000349828A (ja) | パケット転送方法および装置ならびにパケット通信システム | |
| US6553030B2 (en) | Technique for forwarding multi-cast data packets | |
| JP3391291B2 (ja) | 光波ネットワークデータ通信方式 | |
| US7385967B2 (en) | Network interconnection apparatus, network node apparatus, and packet transfer method for high speed, large capacity inter-network communication | |
| US7593399B2 (en) | Frame construction method, frame construction device and data transfer system capable of accommodating STM traffic and best effort traffic in common frame format | |
| US6377574B1 (en) | Packet switch and method for relaying management cells and data cells in a form of IP packet | |
| US20020085567A1 (en) | Metro switch and method for transporting data configured according to multiple different formats | |
| US20020085565A1 (en) | Technique for time division multiplex forwarding of data streams | |
| CA2352697C (en) | Router device and priority control method for use in the same | |
| US20020085548A1 (en) | Quality of service technique for a data communication network | |
| EP1182828A1 (en) | System and method for transporting multiple protocol formats in a lightwave communication network | |
| US20050018670A1 (en) | Method for frame forwarding and network switch | |
| US20020085507A1 (en) | Address learning technique in a data communication network | |
| US6931025B1 (en) | Optical adaptation layer frame for aggregating IP flows at edge nodes for sonet transport | |
| US20020085545A1 (en) | Non-blocking virtual switch architecture | |
| CA2341939C (en) | Label request packet transmission method, packet transfer network and method thereof, and packet transfer device | |
| JP2000083062A (ja) | パケット転送方法およびパケット処理装置 | |
| US20020057697A1 (en) | Message writing apparatus, message writing method, message readout apparatus, message readout method, memory address control circuit for writing of variable-length message and memory address control circuit for readout of variable-length message | |
| KR100369369B1 (ko) | 다중채널 레이블 스위치 시스템의 가상채널 머지 장치 | |
| JP3132842B2 (ja) | ラベル交換網におけるコネクションレス型通信方式とコネクション型通信方式との多重方式 | |
| JPH11215157A (ja) | パケット交換機及び管理セル中継方法 | |
| JP3632655B2 (ja) | Atm交換装置 | |
| JP2000358042A (ja) | ネットワークおよびパケットのルーティング方法 | |
| JPH1127274A (ja) | Atmスイッチ | |
| JP2004187100A (ja) | セル伝送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040720 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040810 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040823 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |