JP2000351028A - パンチプレス - Google Patents

パンチプレス

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JP2000351028A
JP2000351028A JP11164741A JP16474199A JP2000351028A JP 2000351028 A JP2000351028 A JP 2000351028A JP 11164741 A JP11164741 A JP 11164741A JP 16474199 A JP16474199 A JP 16474199A JP 2000351028 A JP2000351028 A JP 2000351028A
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/14Particular arrangements for handling and holding in place complete dies
    • B21D37/147Tool exchange carts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジ上の工具を選択する工具選択時
間が短縮できるパンチプレスを提供する。加工を中断せ
ずにカートリッジ交換を可能とする。 【解決手段】 複数の工具を搭載したカートリッジ7
を、本体フレーム2にカートリッジ固定手段28で固定
可能とする。この固定されたカートリッジ7の工具を、
プレスヘッド8の移動により選択して叩くようにする。
カートリッジ7は、複数個をカートリッジ連結体22の
状態で移動可能とする。カートリッジ連結体22の一部
のカートリッジ7を加工に用いている間に、これと切り
離して他のカートリッジ7を機外のカートリッジと交換
可能とする。テーブル3,4上で板材を送る板材送り手
段は、直交する2軸方向に送り可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工具を支持する
手段としてカートリッジを用いたパンチプレスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】パンチプレスとして、タレット式パンチ
プレスや、カートリッジ式パンチプレスがある。タレッ
ト式パンチプレスは、構造が簡単であるが、タレットに
搭載できる工具の数が限られるため、多種類の工具を使
用することができないという不利な点がある。カートリ
ッジ式パンチプレスは、工具を搭載したカートリッジ
を、パンチプレス本体に対して交換自在としたものであ
り、準備するカートリッジの数を増やすことで、使用で
きる工具の数が非常に多くなるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカート
リッジ式パンチプレスは、カートリッジに搭載された複
数の工具の中から、今回使用する工具を選択するにつ
き、固定のプレスヘッドに対してカートリッジを移動さ
せて選択する構成とされている。そのため、カートリッ
ジの位置決め精度に加工精度が依存し、加工精度を高め
ることが難しい。また、工具の選択に重量物のカートリ
ッジを移動させる必要があり、高速でカートリッジを位
置決めすることができなくて、工具選択に時間がかか
る。カートリッジを小型化して工具の位置決め時間を短
縮することは可能であるが、カートリッジを小型化する
と、1個のカートリッジに搭載できる工具数が少なくな
るため、パンチプレス本体に備えておく工具の交換のた
めに、頻繁なカートリッジの交換が必要となり、工具交
換に時間がかかる。また、従来のカートリッジ式パンチ
プレスは、パンチプレス本体に備えておく工具の交換に
つき、カートリッジを全て機外に排出する必要がある。
そのため、一旦、加工を中断しなくてはならず、加工の
中断時間が長くなる。
【0004】この発明の目的は、高精度な加工が可能
で、かつカートリッジ上の工具を選択する工具選択時間
が短縮できるパンチプレスを提供することである。この
発明の他の目的は、構成が簡単で、またパンチ駆動手段
の移動範囲が狭くて済むようにすることがある。この発
明のさらに他の目的は、カートリッジの挿脱が簡単な構
成で行え、また上カートリッジのみ、または下カートリ
ッジのみの移動や挿脱を行うことができて、種々の形態
の使用が可能なようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のパンチプレス
は、複数の工具を搭載したカートリッジと、このカート
リッジを挿脱自在に設置する本体フレームと、前記カー
トリッジを前記フレームに固定するカートリッジ固定手
段と、前記カートリッジ固定手段で固定されたカートリ
ッジの工具を選択してパンチ可能なように前記フレーム
に移動自在に設置されたプレスヘッドと、前記の固定さ
れたカートリッジに対して板材を直交する2軸方向に位
置決め可能な板材送り手段とを備えたものである。この
構成によると、カートリッジは、本体フレームにカート
リッジ固定手段で固定しておき、プレスヘッドを移動さ
せることで、カートリッジ上の工具の選択を行う。この
ように、カートリッジを固定状態とし、この固定状態の
カートリッジに保持された工具を選択してパンチ加工を
行うため、工具選択に伴って工具位置の精度が低下する
ことがなく、高精度な加工が行える。プレスヘッドは、
パンチ駆動手段を備えたものであるが、パンチ駆動手段
には、例えば、サーボモータ式のものなど、最近は軽量
化されたものが種々ある。このような軽量のプレスヘッ
ドを使用することで、カートリッジに比べて軽いプレス
プレスヘッドを移動させることで、工具の選択が行え、
高速移動が可能で、工具選択時間が短縮される。本体フ
レームに対するカートリッジの挿脱は、自動交換手段を
設けて自動的に行うこともできる。カートリッジ固定手
段は、ボルト等による固定ではなく、カートリッジを移
動可能方向への移動を規制する状態と、許容する状態と
に切換自在なものが好ましい。
【0006】この発明において、前記本体フレームは互
いに選択して使用される複数のカートリッジを搭載可能
とし、これら複数のカートリッジを移動させるカートリ
ッジ駆動手段を設け、前記カートリッジ固定手段は、本
体フレームに位置固定状態に設けられ前記カートリッジ
駆動手段で本体フレーム内を移動させられる複数のカー
トリッジのうちの少なくとも一つを選択的に固定可能な
ものとしても良い。この構成の場合、本体フレーム内に
搭載された複数のカートリッジは、本体フレーム内をカ
ートリッジ駆動手段で移動させられ、位置固定のカート
リッジ固定手段で選択的に固定される。そのため、カー
トリッジ固定手段をいくつも設ける必要がなく、構成が
簡単である。また、パンチ駆動手段は、一つのカートリ
ッジの大きさに相当する領域だけを移動するものとでき
る。
【0007】この構成の場合に、前記カートリッジを前
記位置固定のカートリッジ固定手段に固定される位置に
移動させる方向と、前記カートリッジを前記本体フレー
ムに対して挿脱させる方向とを同一の方向とし、前記カ
ートリッジとしては、互いに対として使用される上側の
工具および下側の工具を各々搭載した上側のカートリッ
ジおよび下側のカートリッジを設け、前記カートリッジ
駆動手段は、上下のカートリッジを各々別に移動可能な
ものとしても良い。このように、カートリッジを固定位
置に移動させる方向と、本体フレームに対して挿脱させ
る方向とを同一の方向とした場合、これらの移動に共通
のガイド類を用いることができ、カートリッジの挿脱が
簡単な構成で行える。また、このようにカートリッジ駆
動手段を、上下のカートリッジを各々別に移動可能なも
のとすると、上カートリッジのみ、または下カートリッ
ジのみの移動や挿脱を行うことができる。なお、この発
明において、前記カートリッジは、複数個を連結したカ
ートリッジ連結体として前記本体フレームに設置可能で
あって、このカートリッジ連結体の少なくとも一つのカ
ートリッジが加工に使用されている間に、他の少なくと
も一つのカートリッジを前記カートリッジ連結体から分
離して本体フレーム外へ排出可能としても良い。この構
成の場合、工具交換が必要になったときに、加工を中断
せずにカートリッジ交換による工具交換が行える。その
ため、加工のサイクルタイムが短縮できる。また、この
発明において、前記カートリッジ連結体の一つのカート
リッジを前記カートリッジ固定手段で固定される位置に
挿脱するために、前記カートリッジ連結体を一軸方向に
移動させるカートリッジ駆動手段を設けても良い。この
ように、複数のカートリッジをカートリッジ連結体とし
て移動させるようにすることにより、簡単な機構でカー
トリッジの挿脱が行える。また、カートリッジを一軸方
向に移動させるため、カートリッジを固定する位置が決
まり、そのためカートリッジ固定手段の設置数が少なく
て済むなど、構成がより一層簡素化できる。さらに、こ
の発明において、前記板材送り手段として、前記の固定
されたカートリッジの付近であるパンチ加工部を挟む両
側の領域に、それぞれ第1の板材送り手段および第2の
板材送り手段を設けても良い。これら第1および第2の
板材送り手段は、互いに独立して動作するものであっ
て、各々、前記パンチ加工部とその両側の領域との並び
方向である第1の方向と、それに直交する第2の方向と
に板材送りを可能とし、かつ板材を第1の送り手段から
第2の送り手段に渡し可能とすることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図5と共に説明する。このパンチプレス1はカートリ
ッジ式のものであり、本体フレーム2の両側にテーブル
3,4が設けられ、これら本体フレーム2とテーブル
3,4の並びと平行に、工具マガジン5およびカートリ
ッジ交換装置6が設置されている。本体フレーム2は、
複数の工具を搭載したカートリッジ7を、本体フレーム
2の長手方向(Y方向)に挿脱自在に設置すると共に、
カートリッジ7のパンチ工具を叩く(すなわち、パンチ
する)プレスヘッド8を設置したものである。カートリ
ッジ7は、パンチ工具を搭載したものと、ダイ工具を搭
載したものとが、1組として上下に配置され、本体フレ
ーム2に所定位置で固定して使用される。プレスヘッド
8は、カートリッジ7に搭載された任意の工具を選択す
るために、本体フレーム2内におけるカートリッジ7の
移動方向と同じ方向(Y方向)に、所定範囲Lで移動可
能とされる。この実施形態では、プレスヘッド8の移動
範囲Lがパンチ加工部9となる。
【0009】各テーブル3,4には、テーブル上面で板
材Wを移動させる位置決め手段として、第1および第2
の板材送り手段10,11が設けられている。これら板
材送り手段10,11は、後に説明するように、パンチ
加工部9とその両側の領域R,Rのテーブル3,4の並
び方向である第1の方向(X方向)と、それに直交する
第2の方向(Y方向)とに板材送りを可能としたもので
ある。工具マガジン5は、本体フレーム2内に交換自在
に設置するカートリッジ7を格納するものであり、各々
1組の上下のカートリッジ7を格納する複数の格納部5
aが直線状に配列されている。カートリッジ交換装置6
は、工具マガジン5の格納部5aの並びに沿って台車1
2をレール13上で走行可能に設置し、台車12と本体
フレーム2の間でカートリッジ7の移載を行うカートリ
ッジ移載装置15を設けたものである。台車12は、上
下1組または片方だけとなったカートリッジ7の組(片
方だけの場合はカートリッジ単体)を、台車走行方向に
並べて複数組載置可能とされている。
【0010】図2に示すように、本体フレーム2は、側
面開口2aの形成によって側面形状がロ字状とされ、こ
の側面開口2a内でテーブル3,4上の板材が本体フレ
ーム2内を通過可能である。本体フレーム2には、上下
のカートリッジ7,7を本体フレーム2の長手方向に移
動自在に案内するガイド17,18と、これらカートリ
ッジ7,7をガイド17,18に沿って進退させるカー
トリッジ駆動手段19,20とが設置されている。これ
らカートリッジ駆動手段19,20は、上側のカートリ
ッジ7と下側のカートリッジ7とを独立して駆動可能で
あるが、通常は上下同時に駆動する。ガイド17,18
は、カートリッジ7の両側部を案内可能なように、各々
2本が同レベルで平行に設けられている。これらガイド
17,18には直動軸受等が用いられる。ガイド17,
18の一端は、カートリッジ7の出入りが自在とされ、
本体フレーム2に対するカートリッジ7の出入口2bを
構成する。
【0011】各カートリッジ7は、移動方向に隣り合う
複数のもの(図示の例では2個)が連結手段21で連結
されてカートリッジ連結体22とされる。連結手段21
は、カートリッジ7に設けられるものであり、例えば、
互いに連結される片方のカートリッジ7に設けられたフ
ックおよびそのフックの回動駆動源と、もう片方のカー
トリッジ7に設けられて前記フックが係合する被係合片
等からなる。カートリッジ駆動手段19,20は、任意
位置のカートリッジ7を選択的に移動させるものであ
り、カートリッジ7をカートリッジ連結体22の状態
と、単独の状態との両方の状態で移動可能なものとされ
る。カートリッジ駆動手段19,20は、ベルトまたは
チェーン等の無端の巻掛体23と、この巻掛体23に設
けられたカートリッジ係合手段24とを有する。巻掛体
23は、本体フレーム2の前後に設置されたプーリ25
に巻き掛けられ、片方のプーリ25を介してモータ等の
駆動源27により回動駆動される。カートリッジ係合手
段24は、シリンダ装置等の係脱駆動手段でピン等の係
合子をカートリッジ7の所定の被係合部(図示せず)に
係脱自在に係合させるものとされている。この被係合部
は、カートリッジの前端等に設けられている。
【0012】ガイド17,18には、カートリッジ7の
配列の奥側(出入口2bと反対側)に、工具回転手段搭
載台33が、カートリッジ7と同様に進退自在に設置さ
れ、かつカートリッジ駆動手段19,20で移動可能と
されている。工具回転手段搭載台33は、カートリッジ
7に搭載されたパンチ工具およびダイ工具のうち、割出
工具Taを回転させる工具回転手段を搭載したものであ
る。割出工具Taは、工具中心回りに回転自在とされ
て、回転により方向を変えることにより、非円形のパン
チ孔を種々の方向に加工可能としたものである。
【0013】本体フレーム2内の上下のカートリッジ7
は、パンチ加工に使用する所定の位置で、各々カートリ
ッジ固定手段28,28により固定可能とされている。
これらカートリッジ固定手段28,28は、ガイド1
7,18に進退自在に設置されたカートリッジ7を進退
不能に拘束するものである。カートリッジ固定手段28
は、具体的には、カートリッジ7の側面に設けられた孔
等の被係合部30に、ピン等の係合子28a,29aを
係脱可能に係合させるものとされ、係合子28a(図4
参照)を出没動作等によって係脱させる係脱駆動手段2
8bを有している。係脱駆動手段28bは、シリンダ装
置からなり、リンク機構を介して係合子28aに駆動を
伝達する。
【0014】カートリッジ固定手段は、カートリッジ7
を使用位置で固定するカートリッジ固定手段28の他
に、使用位置のカートリッジ7に連結されたカートリッ
ジ7を固定するカートリッジ固定手段29と、使用位置
のカートリッジ7に対して駆動伝達が可能な位置にある
工具回転手段搭載台33を固定するカートリッジ固定手
段30との3種類が、本体フレーム2に設置されてい
る。これらカートリッジ固定手段29,30は、前述の
カートリッジ固定手段28とは、設置位置が異なるだけ
で、互いに同じ構成のものである。各カートリッジ7の
側面には、前後2か所に被係合部32が設けられ、使用
位置のカートリッジ7は、後側の被係合部31がカート
リッジ固定手段28,29で固定され、これに連結され
たカートリッジ7は、出入口2b側の被係合部32がカ
ートリッジ固定手段28,29で固定される。
【0015】プレスヘッド8は、本体フレーム2に設け
られたガイド36に沿って、本体フレーム2の長手方向
(Y方向)に進退自在に設置され、プレスヘッド進退装
置37により進退駆動される。プレスヘッド8の移動範
囲Lは、この実施形態では、1個のカートリッジ7に対
応できる範囲とされ、ガイド17,18によるカートリ
ッジ移動範囲中の所定位置に設定されている。また、ガ
イド17,18は、プレスヘッド8の移動範囲Lよりも
奥側に、少なくとも1個のカートリッジ7が退避させら
れる長さとされている。具体的には、1個のカートリッ
ジ7と工具回転手段搭載台33がプレスヘッド移動範囲
Lよりも奥側に退避可能である。なお、プレスヘッド8
の移動範囲Lは、複数のカートリッジ7にわたる範囲と
しても良い。プレスヘッド進退装置37は、ボールねじ
等の送りねじ37aとサーボモータ37bとで構成され
ている。
【0016】プレスヘッド8は、カートリッジ7のパン
チ工具を叩くラム38を昇降させるパンチ駆動機構39
を搭載したものである。パンチ駆動機構39は、軽量の
ものが好ましく、例えばサーボモータの回転を偏心カム
等の直線往復動に変換させるものや、油圧式のもの等が
使用される。プレスヘッド8のラム38は、図4に示す
ように、主ラム38aと、複数の個別ラム38bとでな
り、主ラム38の昇降は、個別ラム選択機構49によ
り、任意の個別ラム38bに選択的に伝えられる。個別
ラム38bは、カートリッジ移動方向と直交する方向に
互いに離れて並んでおり、カートリッジ7に複数列に並
んで配置された各パンチ工具のうち、どの列のパンチ工
具をラム38で叩くかは、個別ラム選択機構49の選択
により行われる。なお、カートリッジ7に搭載する工具
の配置が一列の場合は、個別ラム選択機構49は不要で
ある。
【0017】図1に示すように、第1,第2の板材送り
手段10,11は、いずれもキャリッジ52と、クロス
スライド53と、一対のワークホルダ手段54,55と
で構成される。キャリッジ52は、テーブル3,4に沿
って設けられたレール51上を第1の方向(X方向)に
移動自在とされ、第1方向進退駆動手段56により進退
駆動される。クロススライド53は、キャリッジ52に
第2方向に進退自在に搭載され、キャリッジ52に設け
られた第2方向進退駆動手段57により進退駆動され
る。第1方向進退駆動手段56および第2方向進退駆動
手段57は、いずれもボールねじ機構およびサーボモー
タ等で構成される。この実施形態の場合、第1,第2の
板材送り手段10,11は、いずれも、キャリッジ52
およびクロススライド53の下方を、テーブル3,4上
の板材Wが通過可能なように構成されている。
【0018】一対のワークホルダ手段54,55は、板
材Wの第2方向(Y方向)に離れた側縁、つまり第1方
向(X方向)に沿う側縁を把持する手段であり、各々ホ
ルダ取付部材54a,55aと、これらホルダ取付部材
54a,55aに取付けられた複数のワークホルダ58
とで構成される。ワークホルダ58は、互いに開閉自在
に設けられた上下の顎部と、これら顎部を開閉させるシ
リンダ装置等の開閉駆動手段とで構成される。一対のワ
ークホルダ手段54,55のうち、一方のワークホルダ
手段54は、クロススライド53に位置固定に設置さ
れ、他方のワークホルダ手段55は、一方のワークホル
ダ手段54に対して遠近方向に移動自在なように、クロ
ススライド53に設置されている。この移動自在とした
ワークホルダ手段55は、クロススライド53に設置さ
れた間隔調整手段59によって遠近移動させられる。こ
れにより、一対のワークホルダ手段54,55の間隔調
整が行われる。間隔調整手段59は、サーボモータとボ
ールねじ、またはシリンダ装置等からなる。
【0019】上記構成の動作を説明する。図2,図3に
示すように、本体フレーム2内において、カートリッジ
7は、通常は2個が連結されたカートリッジ連結体22
の状態で所定位置に配置され、奥側のカートリッジ7
が、パンチ加工のための所定位置で、カートリッジ固定
手段28により本体フレーム2に固定される。このカー
トリッジ7に連結された出入口2b側のカートリッジ7
や、工具回転手段搭載台33も、振動防止等のためにカ
ートリッジ固定手段29,30で固定される。このよう
にカートリッジ7を固定状態とし、プレスヘッド8をカ
ートリッジ進退方向(第2の方向Y)に移動させて、カ
ートリッジ7に搭載されたY方向の希望のパンチ工具T
を選択する。カートリッジ7の移動方向に直交する方向
(第1方向X)のどのパンチ工具Tを叩くかは、ラム3
8の個別ラム選択機構49で選択する。
【0020】板材Wの位置決めは、上記のように選択さ
れるパンチ工具Tに対して、板材Wの希望の加工位置が
来るように、第1の板材送り手段10または第2の板材
送り手段11で行われる。すなわち、これらの手段1
0,11で板材WをX,Y方向に移動させ、位置決めす
る。このように位置決めされた板材Wに、プレスヘッド
8の駆動によってパンチ加工を行う。
【0021】カートリッジ連結体22の出入口2b側の
カートリッジ7の工具を使用する場合は、カートリッジ
固定手段28〜30の固定を解除し、カートリッジ移動
手段19,20でカートリッジ連結体22をカートリッ
ジ7の1個分だけ奥側へ移動させ、使用位置に来たカー
トリッジ7を固定手段28で固定する。このようにカー
トリッジ7を固定した状態で、この固定したカートリッ
ジ7のパンチ工具Tを前記と同様にプレスヘッド8の移
動および個別ラム選択機構49で選択し、パンチ加工を
行う。
【0022】図2,図3のように、カートリッジ連結体
22の奥側のカートリッジ7が使用位置にある状態で、
手前側のカートリッジ7を交換したい場合は、手前側の
カートリッジ7のカートリッジ固定手段29による固定
を解除し、カートリッジ移動手段19,20で本体フレ
ーム2の出入口2bに移動させる。この出入口2bに来
たカートリッジ7を、図1のカートリッジ移載装置15
を用いて台車12に載せ、台車12上に準備されていた
新たなカートリッジ7をカートリッジ移載装置15で本
体フレーム2の出入口2bに挿入する。挿入された新た
なカートリッジ7は、カートリッジ移動手段19,20
により、使用位置のカートリッジ7の隣まで移動させ、
連結手段21で使用位置のカートリッジ7に連結する。
【0023】このカートリッジ7の交換動作は、使用位
置のカートリッジ7を用いてパンチ加工を続けている間
に行える。そのため、加工を中断せずにカートリッジ交
換が行え、加工のサイクルタイムが短縮される。また、
カートリッジ7は、パンチ加工時にはカートリッジ固定
手段28で固定するため、カートリッジ移動手段19,
20は位置決め精度が要求されず、簡単な構成,精度の
もので済む。カートリッジ7は、カートリッジ連結体2
2としなくても移動が可能であるが、上記のようにカー
トリッジ連結体22の状態でも移動できるようにした場
合は、個々に移動させる必要がなくて、カートリッジ移
動手段19,20の構成が簡単で済む。また、カートリ
ッジ移動手段19,20は、上下のカートリッジ7を独
立して移動可能としたため、上カートリッジ7に搭載さ
れたパンチ工具Tと、下カートリッジ7に搭載されたダ
イ工具とのクリアランス調整が可能である。
【0024】板材Wの位置決めにつき説明する。長尺の
板材Wの場合は、まず第1の板材送り手段10でパンチ
加工部9に対する2軸方向の送りを行って加工する。こ
の後、第1の板材送り手段10で送りが行えない長さ部
分については、第2の板材送り手段11に渡し、第2の
板材送り手段11でパンチ加工部9に対する2軸方向の
送りを行う。これにより、長尺の板材Wの加工を効率良
く行うことができる。短尺の板材Wの場合は、第1の板
材送り手段10のみで、または第2の板材送り手段11
のみでパンチ加工部9に対する板材送りが行われる。第
1および第2の板材送り手段10,11は、両手段1
0,11とも、対向する一対のワークホルダ手段54,
55と、その間隔調整手段59とを有するため、種々の
Y方向幅の板材Wを把持することができる。ワークホル
ダ手段54,55は、一方を固定とし、他方のみを移動
可能とするため、両方を移動させる構成とする場合に比
べて構成が簡単となる。
【0025】板材Wが長尺の場合の加工例を、図5と共
に説明する。長尺の板材Wの場合、第1の板材送り手段
10で板材送りを行って加工した後、第2の板材送り手
段11に渡すが、その渡し動作よりも前に、板材Wの第
2の板材送り手段11で把持する両側縁を、同図に切り
落とし部Waで示すように、切り落としておく。この切
り落とし部Waを、第2の板材送り手段11で把持す
る。パンチ加工前の板材Wは、長辺の直線度等の精度が
十分に出ていないことが多いが、前記のように切り落と
すことにより、第1の板材送り手段10で送りを行って
いる間に加工された各部と、切り落とし部Waとの位置
関係が、板材Wの素材時の外周形状にかかわらず、正し
く保たれる。そのため、このように切り落とし部Waを
第2の板材送り手段11で把持することで、第1の板材
送り手段10で送りを行ってパンチ加工した加工部と、
第2の板材送り手段11で送りを行ってパンチ加工した
加工部との間の精度が確保される。上記のように切り落
とし部Waを第2の板材送り手段11で把持するとき
は、切り落とし部Waの幅(Y方向幅)だけ、クロスス
ライド53を移動させ、かつ移動側のワークホルダ手段
55を固定側のワークホルダ手段54に近づける。これ
により、板材Wの側縁に切り落とし部Waを加工しなが
ら、第1の板材送り手段10から第2の板材送り手段1
1への受渡しが適正に行える。
【0026】図5のように板材Wを渡した後、第1の板
材送り手段10は、例えば次の3種類の動作のいずれか
を行う。.板材Wの第2の方向(Y方向)への移動の
妨げとならないように、第1の方向(X方向)に機械外
側へ逃げる。.板材Wがかなりの長尺材の場合は、板
材Wを掴んだ状態から離さず、板材送りを円滑にするた
めに、第2の板材送り手段11と協働で板材Wを送る。
.第2の板材送り手段11の送りによって板材Wが第
1の送り手段10と干渉しない位置まで第1の方向(X
方向)に移動したときに、次の板材のローディングを行
う。
【0027】図6は、この発明の他の実施形態を示す。
この実施形態は、前記実施形態において、第1,第2の
板材送り手段10,11を次の構成の第1,第2の板材
送り手段10A,11Aに変えたものである。第1,第
2の板材送り手段10A,11Aは、いずれもキャリッ
ジ52Aと、クロススライド53Aと、一対のワークホ
ルダ手段54A,55Aとで構成される。キャリッジ5
2Aは、第1の方向(X方向)に移動自在とされ、第1
方向進退駆動手段(図示せず)により進退駆動される。
クロススライド53Aは、キャリッジ52Aにおける本
体フレーム2との対面側部位に、第2方向(Y方向)へ
進退自在に搭載され、キャリッジ52Aに搭載された第
2方向進退駆動手段(図示せず)により進退駆動され
る。ワークホルダ手段54A,55Aは、クロススライ
ド53Aから本体フレーム2側へ突出するように設けら
れる。ワークホルダ手段54A,55Aは、第1方向
(X方向)に並ぶ複数のワークホルダ58が設けられた
ものである。クロススライド53Aに対して、一方のワ
ークホルダ手段54Aは位置固定とされ、他方のワーク
ホルダ手段55Aは、一方のワークホルダ手段54Aに
対して遠近移動自在に搭載され、間隔調整手段(図示せ
ず)で遠近移動させられる。この構成の場合、板材W
は、キャリッジ52Aやクロススライド53Aよりも本
体フレーム側2に近い箇所でワークホルダ手段54A,
55Aにより把持される。そのため、第1または第2の
板材送り手段10A,11Aで把持した状態で、持ち替
えを行うことなく、板材Wの端部まで加工を行うことが
できる。図6の例におけるその他の構成,効果は、図1
ないし図5の実施形態と同じである。
【0028】
【発明の効果】この発明のパンチプレスは、複数の工具
を搭載したカートリッジと、このカートリッジを挿脱自
在に設置する本体フレームと、前記カートリッジを前記
フレームに固定するカートリッジ固定手段と、前記カー
トリッジ固定手段で固定されたカートリッジの工具を選
択してパンチ可能なように前記フレームに移動自在に設
置されたプレスヘッドと、前記の固定されたカートリッ
ジに対して板材を直交する2軸方向に位置決め可能な板
材送り手段とを備えたものであるため、高精度な加工が
可能であり、またカートリッジ上の工具を選択する工具
選択時間が短縮できる。前記本体フレームを、互いに選
択して使用される複数のカートリッジが搭載可能なもの
とし、これら複数のカートリッジを移動させるカートリ
ッジ駆動手段を設け、前記カートリッジ固定手段は、本
体フレームに位置固定状態に設けられ前記カートリッジ
駆動手段で本体フレーム内を移動させられる複数のカー
トリッジのうちの少なくとも一つを選択的に固定可能と
した場合は、カートリッジ固定手段をいくつも設ける必
要がなく、構成が簡単であり、またパンチ駆動手段を、
一つのカートリッジの大きさに相当する領域だけを移動
するものとできる。カートリッジを固定位置に移動させ
る方向と、本体フレームに対して挿脱させる方向とを同
一の方向とした場合は、これらの移動に共通のガイド類
を用いることができ、カートリッジの挿脱が簡単な構成
で行える。また、カートリッジ駆動手段を、上下のカー
トリッジを各々別に移動可能なものとすると、上カート
リッジのみ、または下カートリッジのみの移動や挿脱を
行うことができる。そのため種々の形態でパンチプレス
を使用が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかるパンチプレスの
平面図である。
【図2】同パンチプレスの部分省略側面図である。
【図3】同パンチプレスの部分省略平面図である。
【図4】同パンチプレスの部分省略破断正面図である。
【図5】同パンチプレスの動作説明図である。
【図6】この発明の他の実施形態にかかるパンチプレス
の概略平面図である。
【符号の説明】
2…本体フレーム 2b…出入口 3,4…テーブル 5…工具マガジン 6…カートリッジ交換装置 7…カートリッジ 8…プレスヘッド 10…第1の板材送り手段 11…第2の板材送り手段 17,18…ガイド 19,20…カートリッジ駆動手段 21…連結手段 22…カートリッジ連結体 24…カートリッジ係合手段 28〜30…カートリッジ固定手段 33…工具回転手段搭載台 37…プレスヘッド進退装置 38…ラム 39…パンチ駆動機構 49…個別ラム選択機構 52…キャリッジ 53…クロススライド 58…ワークホルダ T…パンチ工具 W…板材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の工具を搭載したカートリッジと、
    このカートリッジを挿脱自在に設置する本体フレーム
    と、前記カートリッジを前記フレームに固定するカート
    リッジ固定手段と、前記カートリッジ固定手段で固定さ
    れたカートリッジの工具を選択してパンチ可能なように
    前記フレームに移動自在に設置されたプレスヘッドと、
    前記の固定されたカートリッジに対して板材を直交する
    2軸方向に位置決め可能な板材送り手段とを備えたパン
    チプレス。
  2. 【請求項2】 前記本体フレームは互いに選択して使用
    される複数のカートリッジが搭載可能であり、これら複
    数のカートリッジを移動させるカートリッジ駆動手段を
    設け、前記カートリッジ固定手段は、本体フレームに位
    置固定状態に設けられ前記カートリッジ駆動手段で本体
    フレーム内を移動させられる複数のカートリッジのうち
    の少なくとも一つを選択的に固定可能とした請求項1記
    載のパンチプレス。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジを前記位置固定のカー
    トリッジ固定手段に固定される位置に移動させる方向
    と、前記カートリッジを前記本体フレームに対して挿脱
    させる方向とを同一の方向とし、前記カートリッジとし
    ては、互いに対として使用される上側の工具および下側
    の工具を各々搭載した上側のカートリッジおよび下側の
    カートリッジを設け、前記カートリッジ駆動手段は、上
    下のカートリッジを各々別に移動可能なものとした請求
    項2記載のパンチプレス。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6929590B2 (en) * 2000-09-20 2005-08-16 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Punch press
US7461579B2 (en) 2003-02-06 2008-12-09 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Punch press
ITVE20090058A1 (it) * 2009-10-09 2011-04-10 Dalcos S P A Testata di punzonatura per macchine punzonatrici.-
CN106140949A (zh) * 2016-08-31 2016-11-23 佛山市南海新锐机电设备有限公司 一种冲孔机
CN108724056A (zh) * 2018-08-13 2018-11-02 大连洁能重工股份有限公司 一种废滤芯更换装置用旋转盘调心工装

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