JP2000351135A - 金属製流路部材の製造方法 - Google Patents
金属製流路部材の製造方法Info
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- JP2000351135A JP2000351135A JP11165782A JP16578299A JP2000351135A JP 2000351135 A JP2000351135 A JP 2000351135A JP 11165782 A JP11165782 A JP 11165782A JP 16578299 A JP16578299 A JP 16578299A JP 2000351135 A JP2000351135 A JP 2000351135A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】むくの材料から形成しなくても高温高圧に耐え
ることができ、かつ分岐路を形成した場合であっても溶
融材料の流れを阻害しないような流路形状を採用できる
流路部材の製造方法の提供。 【解決手段】金属製流路部材MFの製造方法は、第1の
流路溝1bを有する金属材料からなる第1流路部分1
と、第1の流路溝1bと協働して所望の流路B1,B2
を形成する第2の流路溝2bを有する同様に金属材料か
らなる第2流路部分2とを用意する段階と、第1流路部
分1と第2流路部分2を相互間に接合用金属材料Wa、
Wbを介装させた状態でかつ第1の流路溝1bと第2の
流路溝2bとが整合した状態で仮保持する段階と、この
仮保持された第1流路部分1と第2流路部分2とを加熱
することにより第1流路部分1と第2流路部分2とを焼
き入れすると同時にこれらを接合用金属材料Wa、Wb
により接合する段階とを有する。
ることができ、かつ分岐路を形成した場合であっても溶
融材料の流れを阻害しないような流路形状を採用できる
流路部材の製造方法の提供。 【解決手段】金属製流路部材MFの製造方法は、第1の
流路溝1bを有する金属材料からなる第1流路部分1
と、第1の流路溝1bと協働して所望の流路B1,B2
を形成する第2の流路溝2bを有する同様に金属材料か
らなる第2流路部分2とを用意する段階と、第1流路部
分1と第2流路部分2を相互間に接合用金属材料Wa、
Wbを介装させた状態でかつ第1の流路溝1bと第2の
流路溝2bとが整合した状態で仮保持する段階と、この
仮保持された第1流路部分1と第2流路部分2とを加熱
することにより第1流路部分1と第2流路部分2とを焼
き入れすると同時にこれらを接合用金属材料Wa、Wb
により接合する段階とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば射出成型用
金型装置におけるマニホルドのような、流体が通過する
流路を内部に形成した金属製流路部材の製造方法に関す
る。
金型装置におけるマニホルドのような、流体が通過する
流路を内部に形成した金属製流路部材の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流体が通過する流路を内部に形成した金
属製流路部材としては射出成形用金型装置のマニホルド
が知られており、このようなマニホルドの製造方法をラ
ンナレス射出成型用金型装置のマニホルドを例にとって
説明する。ランナレス射出成型用金型装置は図18に示
すように固定側の部材として固定側取付板P、該固定側
取付板Pに図示しないボルトによりスペーサを介して固
定された固定型F、固定側取付板Pと固定型Fとの間に
介在した状態で固定側取付板Pに固定されたマニホルド
M、及びマニホルドMに図示しないボルトにより固定さ
れた一対のホットノズルN、Nを有している。また、可
動側の部材として、可動側取付板T、可動側取付板Tに
図示しないボルトによりスペーサを介して固定された可
動型Q、及び可動型Qに対して図示しないガイドピンに
より左右方向に移動可能に支持されたエジェクタプレー
トE1、E2を有している。また、これらのエジェクタ
プレートE1,E2には複数のエジェクタピンJ〜J
(図は2本のみを示す)及び図示しない複数のリターン
ピンが取り付けられている。なお、固定型Fと可動型Q
との間には一対のキャビティーC、Cが形成されてい
る。
属製流路部材としては射出成形用金型装置のマニホルド
が知られており、このようなマニホルドの製造方法をラ
ンナレス射出成型用金型装置のマニホルドを例にとって
説明する。ランナレス射出成型用金型装置は図18に示
すように固定側の部材として固定側取付板P、該固定側
取付板Pに図示しないボルトによりスペーサを介して固
定された固定型F、固定側取付板Pと固定型Fとの間に
介在した状態で固定側取付板Pに固定されたマニホルド
M、及びマニホルドMに図示しないボルトにより固定さ
れた一対のホットノズルN、Nを有している。また、可
動側の部材として、可動側取付板T、可動側取付板Tに
図示しないボルトによりスペーサを介して固定された可
動型Q、及び可動型Qに対して図示しないガイドピンに
より左右方向に移動可能に支持されたエジェクタプレー
トE1、E2を有している。また、これらのエジェクタ
プレートE1,E2には複数のエジェクタピンJ〜J
(図は2本のみを示す)及び図示しない複数のリターン
ピンが取り付けられている。なお、固定型Fと可動型Q
との間には一対のキャビティーC、Cが形成されてい
る。
【0003】マニホルドMの前側中央部にはノズル受け
Maが嵌合されており、このノズル受けMaは固定側取
付板Pに設けられた対応する挿通穴に挿通されている。
ノズル受けMaには入口穴Mbが形成されており、マニ
ホルドMの内部には一端側がこのノズル受けMaの入口
穴Mbに連通する流路Bが形成されている。この流路B
は入口穴Mbと連通する短い直線状の導入流路部分B1
と、該流路部分B1から二股状に分岐する一対の分岐路
B2,B2を有しており、これらの分岐路B2,B2は
マニホルドMの右端面においてそれぞれ開口している。
また、ノズル受けMaの入口穴Mbの開口部周縁は図示
のように部分球面状に形成されて、図示しない射出成形
機のノズルとの当接面を形成している。さらに、マニホ
ルドM内にはマニホルドMを所定の温度に加熱維持する
ための図示しないヒータが埋め込まれている。
Maが嵌合されており、このノズル受けMaは固定側取
付板Pに設けられた対応する挿通穴に挿通されている。
ノズル受けMaには入口穴Mbが形成されており、マニ
ホルドMの内部には一端側がこのノズル受けMaの入口
穴Mbに連通する流路Bが形成されている。この流路B
は入口穴Mbと連通する短い直線状の導入流路部分B1
と、該流路部分B1から二股状に分岐する一対の分岐路
B2,B2を有しており、これらの分岐路B2,B2は
マニホルドMの右端面においてそれぞれ開口している。
また、ノズル受けMaの入口穴Mbの開口部周縁は図示
のように部分球面状に形成されて、図示しない射出成形
機のノズルとの当接面を形成している。さらに、マニホ
ルドM内にはマニホルドMを所定の温度に加熱維持する
ための図示しないヒータが埋め込まれている。
【0004】このように、マニホルドMは射出成形機か
ら射出された溶融樹脂は流路Bの導入流路部分B1から
分岐路B2,B2を経て対応するホットノズルN、Nさ
らにはキャビティーC、Cに導かれる。このような分岐
路B2の数はキャビティーCの数に応じて設けられる。
すなわち、図示の例では分岐路B2は2つであるが、キ
ャビティーCの数が多ければそれだけの数の分岐路が設
けられる。
ら射出された溶融樹脂は流路Bの導入流路部分B1から
分岐路B2,B2を経て対応するホットノズルN、Nさ
らにはキャビティーC、Cに導かれる。このような分岐
路B2の数はキャビティーCの数に応じて設けられる。
すなわち、図示の例では分岐路B2は2つであるが、キ
ャビティーCの数が多ければそれだけの数の分岐路が設
けられる。
【0005】ところで、射出成形機からこのようなマニ
ホルドMの流路Bに供給される溶融樹脂は高温かつ高圧
であり、このような高温高圧の樹脂を漏れ等を生じるこ
となくキャビティーCに導くために、従来は図19に示
した略直方体形状のむくの材料Gを穴あけ加工すること
ですマニホルドMを形成していた。この形成方法は通常
以下の工程で行われている。 (1)材料Gに両端面G1、G1において開口する横穴
H1を長手方向で貫通形成する。(図20参照) (2)両端面G1、G1と垂直な表面G2側から上記導
入流路部分B1に相当する縦穴H2を横穴H1と直角に
形成して横穴H1と連通させる。(図21参照) (3)次に表面G2と反対側の表面G3から所望の数の
縦穴H3(図は2つの場合を示す)を同様に横穴H1と
直角に形成して横穴H1と連通させる。(図22参照) (4)横穴H1のうち、最も外側に位置する縦穴H3
(図示の場合は縦穴は2つだけであるので図示した縦穴
がこれらに相当する)の外側の横穴H1部分(図示した
部分R、R)に該部分R、Rに対応する形状の栓部材
S、Sを圧入等により嵌め込む。(図23参照) 上記の方法で縦穴H2により導入流路部分B1が形成さ
れ、さらに横穴H1の栓部材S、Sで塞がれた以外の部
分と縦穴H3、H3とにより分岐路B2、B2が形成さ
れる。
ホルドMの流路Bに供給される溶融樹脂は高温かつ高圧
であり、このような高温高圧の樹脂を漏れ等を生じるこ
となくキャビティーCに導くために、従来は図19に示
した略直方体形状のむくの材料Gを穴あけ加工すること
ですマニホルドMを形成していた。この形成方法は通常
以下の工程で行われている。 (1)材料Gに両端面G1、G1において開口する横穴
H1を長手方向で貫通形成する。(図20参照) (2)両端面G1、G1と垂直な表面G2側から上記導
入流路部分B1に相当する縦穴H2を横穴H1と直角に
形成して横穴H1と連通させる。(図21参照) (3)次に表面G2と反対側の表面G3から所望の数の
縦穴H3(図は2つの場合を示す)を同様に横穴H1と
直角に形成して横穴H1と連通させる。(図22参照) (4)横穴H1のうち、最も外側に位置する縦穴H3
(図示の場合は縦穴は2つだけであるので図示した縦穴
がこれらに相当する)の外側の横穴H1部分(図示した
部分R、R)に該部分R、Rに対応する形状の栓部材
S、Sを圧入等により嵌め込む。(図23参照) 上記の方法で縦穴H2により導入流路部分B1が形成さ
れ、さらに横穴H1の栓部材S、Sで塞がれた以外の部
分と縦穴H3、H3とにより分岐路B2、B2が形成さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな嵌合構造では、縦穴H3と横穴H1とが交差部にお
いて図示のように直角となるため、この部分での溶融樹
脂の流れが阻害され、交差部において滞留を生じる。こ
のため、栓部材Sの先端面S1は図24に示すように横
穴H1から縦穴H3の穴面に対応した凹状をなししかも
所定の曲率で湾曲した形状とすることが考えられる。し
かしながら、栓部材Sの先端面S1を横穴H1への嵌合
に先だってこのような形状に形成した場合は、栓部材S
の横穴H1に対する軸方向位置及び横穴H1の軸まわり
の回転方向位置を正確に設定する必要が有り、しかも凹
面状に形成したことにより先端面S1の両側に肉薄の突
部ができることとなって、嵌合時にこの突部が欠けたり
する可能性が有るため、栓部材Sに予めこのような先端
面S1を形成する手段は実際状適用不可能である。この
ため、図25に示すように栓部材Sを交差部内に侵入す
る程度に嵌合しておいて、縦穴H3、H3側からドリル
ビット等を挿入して曲面加工することが提案されてい
る。しかしながら、この場合はドリルビットは縦穴H3
側からしか挿入できないため栓部材Sに図24に示した
ような横穴H1から縦穴H3になだらかに連続する曲面
加工を行うことは非常に困難であり、また加工面の仕上
げも困難である。加えて、たとえこのような方法で曲面
加工が行えたとしても加工可能な部分は図示した外側の
コーナー部分R1だけであり、それ以外のコーナー部分
すなわちR1に対向する側のコーナー部分R2や、H2
からH1に臨む部位のコーナー部分R3の曲面加工は不
可能である(図23参照)。特に分岐路B2が3以上の
場合、すなわち縦穴H3を3以上設けた場合、端部以外
の縦穴H3には両側にこのような曲面加工不可能な部分
ができてしまう。以上のように、従来の方法では高温高
圧に耐えることはできても分岐路を通過する溶融樹脂の
流れが阻害され、ひいては製品品質が悪くなる欠点を有
していた。従って、むくの材料から形成しなくても高温
高圧に耐えることができ、かつ分岐路を形成した場合で
あっても溶融材料の流れを阻害しないような流路形状を
採用できる流路部材の製造方法が希求されていた。
うな嵌合構造では、縦穴H3と横穴H1とが交差部にお
いて図示のように直角となるため、この部分での溶融樹
脂の流れが阻害され、交差部において滞留を生じる。こ
のため、栓部材Sの先端面S1は図24に示すように横
穴H1から縦穴H3の穴面に対応した凹状をなししかも
所定の曲率で湾曲した形状とすることが考えられる。し
かしながら、栓部材Sの先端面S1を横穴H1への嵌合
に先だってこのような形状に形成した場合は、栓部材S
の横穴H1に対する軸方向位置及び横穴H1の軸まわり
の回転方向位置を正確に設定する必要が有り、しかも凹
面状に形成したことにより先端面S1の両側に肉薄の突
部ができることとなって、嵌合時にこの突部が欠けたり
する可能性が有るため、栓部材Sに予めこのような先端
面S1を形成する手段は実際状適用不可能である。この
ため、図25に示すように栓部材Sを交差部内に侵入す
る程度に嵌合しておいて、縦穴H3、H3側からドリル
ビット等を挿入して曲面加工することが提案されてい
る。しかしながら、この場合はドリルビットは縦穴H3
側からしか挿入できないため栓部材Sに図24に示した
ような横穴H1から縦穴H3になだらかに連続する曲面
加工を行うことは非常に困難であり、また加工面の仕上
げも困難である。加えて、たとえこのような方法で曲面
加工が行えたとしても加工可能な部分は図示した外側の
コーナー部分R1だけであり、それ以外のコーナー部分
すなわちR1に対向する側のコーナー部分R2や、H2
からH1に臨む部位のコーナー部分R3の曲面加工は不
可能である(図23参照)。特に分岐路B2が3以上の
場合、すなわち縦穴H3を3以上設けた場合、端部以外
の縦穴H3には両側にこのような曲面加工不可能な部分
ができてしまう。以上のように、従来の方法では高温高
圧に耐えることはできても分岐路を通過する溶融樹脂の
流れが阻害され、ひいては製品品質が悪くなる欠点を有
していた。従って、むくの材料から形成しなくても高温
高圧に耐えることができ、かつ分岐路を形成した場合で
あっても溶融材料の流れを阻害しないような流路形状を
採用できる流路部材の製造方法が希求されていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は流路を内部に形成した金属製流路
部材の製造方法であって、 a) 第1の流路溝を有する金属材料からなる第1流路部
分と、前記第1の流路溝と協働して所望の流路を形成す
る第2の流路溝を有する同様に金属材料からなる第2流
路部分とを用意する段階と、 b) 前記第1流路部分と前記第2流路部分を相互間に接
合用金属材料を介装させた状態でかつ前記第1の流路溝
と前記第2の流路溝とが整合した状態で仮保持する段階
と、 c) 前記第1流路部分と前記第2流路部分とを前記段階
c)の仮保持状態で加熱することにより前記第1流路部分
と前記第2流路部分とを焼き入れすると同時に前記接合
用金属材料により前記第1流路部分と前記第2流路部分
とを接合する段階と、 を有する方法である。上記方法によれば、第1流路部分
と第2流路部分とが焼き入れと同時に接合用金属材料に
より接合されるので、流路部材自体の強度向上と第1流
路部分と第2流路部分相互間の確実な接合を果たすこと
ができ、流路部材に高温高圧の流体が適用される場合で
あっても、流路からの流体の漏れや第1流路部分と第2
流路部分相互の分離を確実に阻止することができる。ま
た、流路形成に必要な加工は第1流路部分と第2流路部
分に第1の流路溝と前記第2の流路溝とを形成すること
であり、このような溝の加工は任意の形状に容易かつ精
密に形成できるので、流路形状の自由度が大きくなる。
特に、流路を曲線形状とした場合には、流体の円滑な流
れに適合した最適な形状を採用できるので、流体の流路
における滞留を防止できる。請求項2の方法は請求項1
において段階a)と段階b)との間に、第1の流路溝と
第2の流路溝の溝面をセラミック層で被覆する段階をさ
らに有する。このように流路溝の溝面をセラミック層で
被覆したことにより、流路部材が溶融金属、特にアルミ
ニウム合金やマグネシウム合金の溶融物の流路として利
用される場合に、流路部材の材料との間に金属間化合物
を形成することがないので、金属間化合物の溶融材料へ
の混入が未然に防止される。このため、流路部材が金属
の射出成形装置やそれに関連する金型装置の流路を形成
するものであった場合に、成形品の品質が向上する利点
をさらに有する。請求項3は請求項1もしくは2におい
て、流路部材は射出成型用金型装置のマニホルドである
方法であり、このようなマニホルドとして流路部材を利
用することで、樹脂或いは金属もしくは金属を含有した
樹脂の射出成形品の品質が向上する。請求項4は請求項
1〜3において、前記第1及び第2流路部分を形成する
金属材料はSKDー61、SKH、SUS420からな
る材料グループから選択されるものであり、前記接合用
金属材料は銅である方法であり、このような材料の選択
と組み合わせにより、焼き入れと接合とを同時に最適に
行うことができる。
め、請求項1の発明は流路を内部に形成した金属製流路
部材の製造方法であって、 a) 第1の流路溝を有する金属材料からなる第1流路部
分と、前記第1の流路溝と協働して所望の流路を形成す
る第2の流路溝を有する同様に金属材料からなる第2流
路部分とを用意する段階と、 b) 前記第1流路部分と前記第2流路部分を相互間に接
合用金属材料を介装させた状態でかつ前記第1の流路溝
と前記第2の流路溝とが整合した状態で仮保持する段階
と、 c) 前記第1流路部分と前記第2流路部分とを前記段階
c)の仮保持状態で加熱することにより前記第1流路部分
と前記第2流路部分とを焼き入れすると同時に前記接合
用金属材料により前記第1流路部分と前記第2流路部分
とを接合する段階と、 を有する方法である。上記方法によれば、第1流路部分
と第2流路部分とが焼き入れと同時に接合用金属材料に
より接合されるので、流路部材自体の強度向上と第1流
路部分と第2流路部分相互間の確実な接合を果たすこと
ができ、流路部材に高温高圧の流体が適用される場合で
あっても、流路からの流体の漏れや第1流路部分と第2
流路部分相互の分離を確実に阻止することができる。ま
た、流路形成に必要な加工は第1流路部分と第2流路部
分に第1の流路溝と前記第2の流路溝とを形成すること
であり、このような溝の加工は任意の形状に容易かつ精
密に形成できるので、流路形状の自由度が大きくなる。
特に、流路を曲線形状とした場合には、流体の円滑な流
れに適合した最適な形状を採用できるので、流体の流路
における滞留を防止できる。請求項2の方法は請求項1
において段階a)と段階b)との間に、第1の流路溝と
第2の流路溝の溝面をセラミック層で被覆する段階をさ
らに有する。このように流路溝の溝面をセラミック層で
被覆したことにより、流路部材が溶融金属、特にアルミ
ニウム合金やマグネシウム合金の溶融物の流路として利
用される場合に、流路部材の材料との間に金属間化合物
を形成することがないので、金属間化合物の溶融材料へ
の混入が未然に防止される。このため、流路部材が金属
の射出成形装置やそれに関連する金型装置の流路を形成
するものであった場合に、成形品の品質が向上する利点
をさらに有する。請求項3は請求項1もしくは2におい
て、流路部材は射出成型用金型装置のマニホルドである
方法であり、このようなマニホルドとして流路部材を利
用することで、樹脂或いは金属もしくは金属を含有した
樹脂の射出成形品の品質が向上する。請求項4は請求項
1〜3において、前記第1及び第2流路部分を形成する
金属材料はSKDー61、SKH、SUS420からな
る材料グループから選択されるものであり、前記接合用
金属材料は銅である方法であり、このような材料の選択
と組み合わせにより、焼き入れと接合とを同時に最適に
行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1実施形態を図1
〜図8を参照して説明する。同図は従来技術で説明した
ランナレス射出成型用金型装置のマニホルドを製造する
ための方法を図解するものである。図1及び図2は本発
明の方法で形成されたマニホルドMFを示している。こ
のマニホルドMFの基本構造は先に従来技術に関連して
説明したマニホルドMと同様であり、同様な部材には同
一符号を付して説明を省略する。マニホルドMFの従来
構造と基本的に異なるところは、マニホルドMFはむく
の材料を加工して形成したものではなく、左右対称な形
状の第1流路部分1及び第2流路部分2を接合面3(実
際には表れない)で熔着して形成した点にあり、以下マ
ニホルドMFの製造方法を図3〜図7を参照して説明す
る。
〜図8を参照して説明する。同図は従来技術で説明した
ランナレス射出成型用金型装置のマニホルドを製造する
ための方法を図解するものである。図1及び図2は本発
明の方法で形成されたマニホルドMFを示している。こ
のマニホルドMFの基本構造は先に従来技術に関連して
説明したマニホルドMと同様であり、同様な部材には同
一符号を付して説明を省略する。マニホルドMFの従来
構造と基本的に異なるところは、マニホルドMFはむく
の材料を加工して形成したものではなく、左右対称な形
状の第1流路部分1及び第2流路部分2を接合面3(実
際には表れない)で熔着して形成した点にあり、以下マ
ニホルドMFの製造方法を図3〜図7を参照して説明す
る。
【0009】(1)まず図3及び図4にそれぞれに示し
た第1流路部分1及び第2流路部分2を用意する。これ
らの部材1、2は焼き入れ可能な金属材料、例えばSK
Dー61、SKH、SUS420により形成されてお
り、上記接合面3で接合される平坦面1a、2aをそれ
それ有している。これらの平坦面1a,2aには接合時
に協働して上記流路B1及び分岐路B2,B2を形成す
る第1の流路溝1bと第2の流路溝2bがそれぞれ形成
されている。すなわち、第1の流路溝1bは流路B1の
断面積の半分に相当する断面積の溝部分1b1と、該溝
部分1b1に連続しかつそれぞれ分岐路B2の断面積の
半分に相当する断面積の溝部分1b2、1b2を有して
いる。一方、第2の流路溝2bは流路B1の断面積の半
分に相当する断面積の溝部分2b1と、該溝部分2b1
に連続しかつそれぞれ分岐路B2の断面積の半分に相当
する断面積の溝部分2b2、2b2を有している。ここ
で、これらのうちの第1流路部分1には、溝部分1b1
及び溝部分1b2、1b2の外側に沿って形成された一
対の溝4a、4aと、溝部分1b2、1b2の内側に沿
って一連で形成された溝4bとが設けられており、これ
らの溝4a,4a、4bは結果として溝部分1b1及び
溝部分1b2、1b2の両側に沿って延びている。な
お、これらの溝4a,4a、4bの両端部は平坦面1a
内で終わっている。また、第1流路部分1には後述する
締め付けボルト5を挿通するための挿通穴6が適当な箇
所に適当な数で設けられており、第2流路部分2には挿
通穴6と整合する位置に締め付けボルト5が螺合するた
めのねじ穴7が設けられている。
た第1流路部分1及び第2流路部分2を用意する。これ
らの部材1、2は焼き入れ可能な金属材料、例えばSK
Dー61、SKH、SUS420により形成されてお
り、上記接合面3で接合される平坦面1a、2aをそれ
それ有している。これらの平坦面1a,2aには接合時
に協働して上記流路B1及び分岐路B2,B2を形成す
る第1の流路溝1bと第2の流路溝2bがそれぞれ形成
されている。すなわち、第1の流路溝1bは流路B1の
断面積の半分に相当する断面積の溝部分1b1と、該溝
部分1b1に連続しかつそれぞれ分岐路B2の断面積の
半分に相当する断面積の溝部分1b2、1b2を有して
いる。一方、第2の流路溝2bは流路B1の断面積の半
分に相当する断面積の溝部分2b1と、該溝部分2b1
に連続しかつそれぞれ分岐路B2の断面積の半分に相当
する断面積の溝部分2b2、2b2を有している。ここ
で、これらのうちの第1流路部分1には、溝部分1b1
及び溝部分1b2、1b2の外側に沿って形成された一
対の溝4a、4aと、溝部分1b2、1b2の内側に沿
って一連で形成された溝4bとが設けられており、これ
らの溝4a,4a、4bは結果として溝部分1b1及び
溝部分1b2、1b2の両側に沿って延びている。な
お、これらの溝4a,4a、4bの両端部は平坦面1a
内で終わっている。また、第1流路部分1には後述する
締め付けボルト5を挿通するための挿通穴6が適当な箇
所に適当な数で設けられており、第2流路部分2には挿
通穴6と整合する位置に締め付けボルト5が螺合するた
めのねじ穴7が設けられている。
【0010】(2)次に、第1流路部分1の第1の流路
溝1bの溝面をセラミック層1cで被覆し、また第2流
路部分2の第2の流路溝2bの溝面もセラミック層2c
で被覆する。このようなセラミック層1c、2cは粉末
状のセラミックを溝面に熔着することで形成できる。
溝1bの溝面をセラミック層1cで被覆し、また第2流
路部分2の第2の流路溝2bの溝面もセラミック層2c
で被覆する。このようなセラミック層1c、2cは粉末
状のセラミックを溝面に熔着することで形成できる。
【0011】(3)次に図5に示すように、第1流路部
分1の溝4a,4a、4bに束状の銅線(純銅)Wa、
Wbをそれぞれ埋め込む。ここで、銅線束Wa、Wbの
量は平坦面1aから若干盛り上がった程度(溶融状態で
溝4aあるいは4bの容積よりも若干多い体積を有する
程度)としておく。銅線束Waの溝4aへの埋め込み状
態が図6に示してある。
分1の溝4a,4a、4bに束状の銅線(純銅)Wa、
Wbをそれぞれ埋め込む。ここで、銅線束Wa、Wbの
量は平坦面1aから若干盛り上がった程度(溶融状態で
溝4aあるいは4bの容積よりも若干多い体積を有する
程度)としておく。銅線束Waの溝4aへの埋め込み状
態が図6に示してある。
【0012】(4)次に、上記段階(3)の第1流路部
分1と第2流路部分2とを平坦面1a、2aを向かい合
わせにして溝部分1b1と、1b2、1b2が溝部分2
b1、2b2、2b2とそれぞれ整合するように重ね合
わせ、第1流路部分1の各挿通穴6にボルト5を挿通し
て対応する第2流路部分2のねじ穴7と螺合させ、適当
な工具によりボルト5を締め付けて仮保持する。(図7
参照)
分1と第2流路部分2とを平坦面1a、2aを向かい合
わせにして溝部分1b1と、1b2、1b2が溝部分2
b1、2b2、2b2とそれぞれ整合するように重ね合
わせ、第1流路部分1の各挿通穴6にボルト5を挿通し
て対応する第2流路部分2のねじ穴7と螺合させ、適当
な工具によりボルト5を締め付けて仮保持する。(図7
参照)
【0013】(5)次に段階(4)で仮保持された第1
流路部分1と第2流路部分2を図示しない真空炉内に導
入し、真空下で約1100゜Cの温度で 時間加熱す
る。この(5)の工程によって、第1流路部分1及び第
2流路部分2に焼き入れが施され、同時に第1流路部分
1の溝4a,4a、4bに埋め込まれた束状の銅線W
a、Wbが溶融して第1流路部分1と融合一体化し、さ
らにはこれと対面する第2流路部分2の溝部分2b1、
2b2、2b2に沿う平坦面2aの面部分と融合一体化
する。
流路部分1と第2流路部分2を図示しない真空炉内に導
入し、真空下で約1100゜Cの温度で 時間加熱す
る。この(5)の工程によって、第1流路部分1及び第
2流路部分2に焼き入れが施され、同時に第1流路部分
1の溝4a,4a、4bに埋め込まれた束状の銅線W
a、Wbが溶融して第1流路部分1と融合一体化し、さ
らにはこれと対面する第2流路部分2の溝部分2b1、
2b2、2b2に沿う平坦面2aの面部分と融合一体化
する。
【0014】以上のように、本実施形態ではむくの材料
に穴あけ加工により流路を形成するといったものではな
く、第1流路部分1と第2流路部分2とを焼き入れと同
時に銅線Wa、Wbにより接合するものであるから、流
路部材自体の強度向上と第1流路部分1と第2流路部分
2相互間の確実な接合を果たすことができ、溶融材料が
マニホルドMFに高圧で導入される場合であっても、流
路B1、或いは分岐路B2、B2からの材料の漏れや第
1流路部分1と第2流路部分2相互の分離を確実に阻止
することができる。また、第1流路部分1及び第2流路
部分2に、協働して流路B1を形成する溝部分1b1と
2b1、分岐路B2,B2を形成する溝部分1b2、1
b2と2b2、2b2とを形成したものであり、このよ
うな溝部分は平坦面1a、2aを切削加工することで任
意の形状に容易かつ精密に形成できる。したがって、流
路B1と分岐路B2,B2との交差部(図1に示した領
域10)の形状や、分岐路B2,B2の方向転換部(図
1に示した領域11)の形状を図示のようになだらかな
曲線状に形成でき、さらには流路B全体の形状も任意に
自由に設定できる。このため、交差部10や方向転換部
11における流れの急激な方向変化を回避でき、したが
って溶融材料の滞留を防止できて、製品品質の向上を図
ることができる。
に穴あけ加工により流路を形成するといったものではな
く、第1流路部分1と第2流路部分2とを焼き入れと同
時に銅線Wa、Wbにより接合するものであるから、流
路部材自体の強度向上と第1流路部分1と第2流路部分
2相互間の確実な接合を果たすことができ、溶融材料が
マニホルドMFに高圧で導入される場合であっても、流
路B1、或いは分岐路B2、B2からの材料の漏れや第
1流路部分1と第2流路部分2相互の分離を確実に阻止
することができる。また、第1流路部分1及び第2流路
部分2に、協働して流路B1を形成する溝部分1b1と
2b1、分岐路B2,B2を形成する溝部分1b2、1
b2と2b2、2b2とを形成したものであり、このよ
うな溝部分は平坦面1a、2aを切削加工することで任
意の形状に容易かつ精密に形成できる。したがって、流
路B1と分岐路B2,B2との交差部(図1に示した領
域10)の形状や、分岐路B2,B2の方向転換部(図
1に示した領域11)の形状を図示のようになだらかな
曲線状に形成でき、さらには流路B全体の形状も任意に
自由に設定できる。このため、交差部10や方向転換部
11における流れの急激な方向変化を回避でき、したが
って溶融材料の滞留を防止できて、製品品質の向上を図
ることができる。
【0015】さらに、本実施形態では段階(2)で第1
流路部分1の第1の流路溝1bの溝面と第2流路部分2
の第2の流路溝2bの溝面とをそれぞれセラミック層1
c、2cで被覆したので、流路B1,及び分岐路B2の
内周面が全周にわたりセラミック層で被覆されることと
なり、、マニホルドMFが溶融金属、特にアルミニウム
合金やマグネシウム合金の溶融物の流路として利用され
る場合に、第1流路部分1及び第2流路部分2はセラミ
ック層1c、2cの存在によって、溶融材料とは直接接
触しないため、溶融材料との間に金属間化合物を形成す
ることがない。このため金属間化合物が流路部分1,2
から剥離して溶融材料に混入することが未然に防止され
る。従って、マニホルドMFから、図17を参照して上
記従来技術に関連して説明したように、ホットノズル
N,Nを経てキャビティーC,Cに流入する溶融材料に
は金属間化合物は含まれず、このため成形品の品質が向
上する。
流路部分1の第1の流路溝1bの溝面と第2流路部分2
の第2の流路溝2bの溝面とをそれぞれセラミック層1
c、2cで被覆したので、流路B1,及び分岐路B2の
内周面が全周にわたりセラミック層で被覆されることと
なり、、マニホルドMFが溶融金属、特にアルミニウム
合金やマグネシウム合金の溶融物の流路として利用され
る場合に、第1流路部分1及び第2流路部分2はセラミ
ック層1c、2cの存在によって、溶融材料とは直接接
触しないため、溶融材料との間に金属間化合物を形成す
ることがない。このため金属間化合物が流路部分1,2
から剥離して溶融材料に混入することが未然に防止され
る。従って、マニホルドMFから、図17を参照して上
記従来技術に関連して説明したように、ホットノズル
N,Nを経てキャビティーC,Cに流入する溶融材料に
は金属間化合物は含まれず、このため成形品の品質が向
上する。
【0016】また、流路B1及び分岐路B2の内周面の
セラミック層は第1流路部分1の第1の流路溝1bの溝
面をセラミック層1cで被覆し、また第2流路部分2の
第2の流路溝2bの溝面もセラミック層2cで被覆する
ことで形成するものであるから、セラミック層の形成作
業を容易に行うことができる。なお、以上の実施形態で
は第1流路部分1のみに接合用金属材料としての銅線W
a、Wbを埋め込むこととしたが、例えば溝3bは第2
流路部分2に設けて銅線Wbはこれに埋め込むようにし
ても良く、要は少なくとも一方に銅線を埋め込んで熔着
させるものであれば良い。
セラミック層は第1流路部分1の第1の流路溝1bの溝
面をセラミック層1cで被覆し、また第2流路部分2の
第2の流路溝2bの溝面もセラミック層2cで被覆する
ことで形成するものであるから、セラミック層の形成作
業を容易に行うことができる。なお、以上の実施形態で
は第1流路部分1のみに接合用金属材料としての銅線W
a、Wbを埋め込むこととしたが、例えば溝3bは第2
流路部分2に設けて銅線Wbはこれに埋め込むようにし
ても良く、要は少なくとも一方に銅線を埋め込んで熔着
させるものであれば良い。
【0017】さらに、以上の実施形態では接合用金属材
料として束状の銅線を利用するものとしたが、例えば、
図8に示すように第1流路部分1に溝部分1b1、1b
2、1b2とボルト5の挿通穴6〜6の周縁部を除き薄
い銅板20A、20A、20Bを適宜手段で貼り付けて
おいて、上記(3)、(4)の工程を行うものであって
も良い。この場合には第1流路部分1に溝4a,4a、
4bを形成する必要がない。
料として束状の銅線を利用するものとしたが、例えば、
図8に示すように第1流路部分1に溝部分1b1、1b
2、1b2とボルト5の挿通穴6〜6の周縁部を除き薄
い銅板20A、20A、20Bを適宜手段で貼り付けて
おいて、上記(3)、(4)の工程を行うものであって
も良い。この場合には第1流路部分1に溝4a,4a、
4bを形成する必要がない。
【0018】なお、以上の実施形態は一つの水平な平面
内に流路B1と分岐路B2,B2とが存在する場合を例
にとって説明したが、三次元的に変化する流路形状につ
いても接合面3を適宜に設定することで容易に形成で
き、さらにはマニホルドMFの流路部分は2つだけでな
く、それ以上の数設けて、個々の間に流路を形成するよ
うにすれば、より複雑な流路形状に対処できる。
内に流路B1と分岐路B2,B2とが存在する場合を例
にとって説明したが、三次元的に変化する流路形状につ
いても接合面3を適宜に設定することで容易に形成で
き、さらにはマニホルドMFの流路部分は2つだけでな
く、それ以上の数設けて、個々の間に流路を形成するよ
うにすれば、より複雑な流路形状に対処できる。
【0019】加えて、以上の実施形態はランナレス射出
成型用金型装置のマニホルドMFの製造に関連して説明
したが、ランナレスに限らずいかなる型式の射出成型用
金型装置のマニホルドの製造にも適用でき、また樹脂に
限らず金属或いは金属を混入した樹脂の射出成型用金型
装置のマニホルドの製造にも適用できる。さらに、射出
成型用金型装置のマニホルドに限らず、流路を内部に形
成した金属製流路部材であればいかなる流路部材にも上
記の製造方法を適用できる。
成型用金型装置のマニホルドMFの製造に関連して説明
したが、ランナレスに限らずいかなる型式の射出成型用
金型装置のマニホルドの製造にも適用でき、また樹脂に
限らず金属或いは金属を混入した樹脂の射出成型用金型
装置のマニホルドの製造にも適用できる。さらに、射出
成型用金型装置のマニホルドに限らず、流路を内部に形
成した金属製流路部材であればいかなる流路部材にも上
記の製造方法を適用できる。
【0020】このような別例の一つとして、本発明を射
出成形機のノズルに適用した第2実施形態を以下図9〜
図17を参照して説明する。図12に縦断面で組み付け
状態を示したノズル50は図示省略した射出成形機の先
端部材を形成するものであり、筒状のノズル本体51
と、このノズル本体51の先端部に取り付けられたノズ
ルチップ52とからなっている。ノズル本体51は内部
に流路53を形成する中空円筒状をなしており、その後
端には図示しない射出成形機のシリンダとの接続のため
のフランジ部54が一体で形成されている。また、先端
部内周にはノズルチップ52を嵌合するための環状溝5
5が形成されている。
出成形機のノズルに適用した第2実施形態を以下図9〜
図17を参照して説明する。図12に縦断面で組み付け
状態を示したノズル50は図示省略した射出成形機の先
端部材を形成するものであり、筒状のノズル本体51
と、このノズル本体51の先端部に取り付けられたノズ
ルチップ52とからなっている。ノズル本体51は内部
に流路53を形成する中空円筒状をなしており、その後
端には図示しない射出成形機のシリンダとの接続のため
のフランジ部54が一体で形成されている。また、先端
部内周にはノズルチップ52を嵌合するための環状溝5
5が形成されている。
【0021】ノズルチップ52は上記図12さらには図
10に示すように、上記ノズル本体51の環状溝55へ
の嵌合のための軸部56と、略半球状のチップ本体57
とを有しており、内部には上記ノズル本体51の流路5
3と連通する、先端部に至り先細状の流路58が形成さ
れている。このノズルチップ52は従来技術に関連して
図17に示した金型装置のノズル受けMaに当接するた
めのものである。次にこのようなノズル50の製造方法
を以下段階を追って説明する。
10に示すように、上記ノズル本体51の環状溝55へ
の嵌合のための軸部56と、略半球状のチップ本体57
とを有しており、内部には上記ノズル本体51の流路5
3と連通する、先端部に至り先細状の流路58が形成さ
れている。このノズルチップ52は従来技術に関連して
図17に示した金型装置のノズル受けMaに当接するた
めのものである。次にこのようなノズル50の製造方法
を以下段階を追って説明する。
【0022】(1)まず、図9の分図(a)に示すよう
に、ノズル本体51を形成する部材としてそれぞれ略半
円筒状の第1流路部分59と第2流路部分60とを用意
する。これらの第1流路部分59と第2流路部分60と
はノズル本体51の半割部をそれぞれ構成するものであ
り、これらには上記流路53を形成する半円筒面状の流
路溝59a及び60aと環状溝55を形成する同様に半
円筒面状の溝部59b及び60bとがそれぞれ設けられ
ている。また、第1流路部分59及び第2流路部分60
は上記実施形態の第1流路部分1及び第2流路部分2と
同様、焼き入れ可能な金属材料、特に超硬合金で形成さ
れている。また、第1流路部分59の円周方向の端面5
9c,59cには上記環状溝55を形成する半円筒面状
の溝部59bの後方でこれに近接する位置から後端に至
り延びるあり溝61,61がそれぞれ設けられており、
また各あり溝61の両側には、これと平行に、半径方向
外側の第1溝62と内側の第2溝63が設けられてい
る。さらに、各あり溝61の底面にもその長手方向に沿
って第3溝64(図10参照)が形成されている。一方
第2流路部分60の円周方向の端面60c,60cには
上記あり溝61,61に対面する部位にこれらと嵌合す
るありほぞ65、65(図13参照)が突出形成されて
いる。
に、ノズル本体51を形成する部材としてそれぞれ略半
円筒状の第1流路部分59と第2流路部分60とを用意
する。これらの第1流路部分59と第2流路部分60と
はノズル本体51の半割部をそれぞれ構成するものであ
り、これらには上記流路53を形成する半円筒面状の流
路溝59a及び60aと環状溝55を形成する同様に半
円筒面状の溝部59b及び60bとがそれぞれ設けられ
ている。また、第1流路部分59及び第2流路部分60
は上記実施形態の第1流路部分1及び第2流路部分2と
同様、焼き入れ可能な金属材料、特に超硬合金で形成さ
れている。また、第1流路部分59の円周方向の端面5
9c,59cには上記環状溝55を形成する半円筒面状
の溝部59bの後方でこれに近接する位置から後端に至
り延びるあり溝61,61がそれぞれ設けられており、
また各あり溝61の両側には、これと平行に、半径方向
外側の第1溝62と内側の第2溝63が設けられてい
る。さらに、各あり溝61の底面にもその長手方向に沿
って第3溝64(図10参照)が形成されている。一方
第2流路部分60の円周方向の端面60c,60cには
上記あり溝61,61に対面する部位にこれらと嵌合す
るありほぞ65、65(図13参照)が突出形成されて
いる。
【0023】(2)次に、第1流路部分59の流路溝5
9a及び第2流路部分60の流路溝60aの溝面をそれ
ぞれセラミック層59d、60dで被覆する。このよう
なセラミック層59d、60dは上記実施形態で説明し
たように粉末状のセラミックを溝面に熔着することで形
成できる。
9a及び第2流路部分60の流路溝60aの溝面をそれ
ぞれセラミック層59d、60dで被覆する。このよう
なセラミック層59d、60dは上記実施形態で説明し
たように粉末状のセラミックを溝面に熔着することで形
成できる。
【0024】(3)次に、第1流路部分59の第1溝6
2及び第2溝63に図10に明瞭に示したように対応す
る細長い長方形板状の銅板66,67を端面59c,5
9cから僅かに突出した状態でそれぞれ埋め込まむ。ま
た、第3溝64にも同様に細長い長方形板状の銅板68
があり溝61の底面から僅かに突出した状態で埋め込
む。さらに、第1流路部分59及び第2流路部分60の
上記環状溝55を形成する溝部59b及び60bの内周
面にも銅板69,69をそれぞれのほぼ全面にわたって
貼設する。加えて、環状溝55の部位の第1流路部分5
9の円周方向の両端面にも上記と同様にして溝80を設
けて、これに長方形板状の銅板81を埋め込む。また、
フランジ54を形成する第1流路部分59側のフランジ
半割部59eの円周方向端面にも同様にして、溝82、
82を設けて、これらにも長方形板状の銅板83,83
をそれぞれ埋め込む。
2及び第2溝63に図10に明瞭に示したように対応す
る細長い長方形板状の銅板66,67を端面59c,5
9cから僅かに突出した状態でそれぞれ埋め込まむ。ま
た、第3溝64にも同様に細長い長方形板状の銅板68
があり溝61の底面から僅かに突出した状態で埋め込
む。さらに、第1流路部分59及び第2流路部分60の
上記環状溝55を形成する溝部59b及び60bの内周
面にも銅板69,69をそれぞれのほぼ全面にわたって
貼設する。加えて、環状溝55の部位の第1流路部分5
9の円周方向の両端面にも上記と同様にして溝80を設
けて、これに長方形板状の銅板81を埋め込む。また、
フランジ54を形成する第1流路部分59側のフランジ
半割部59eの円周方向端面にも同様にして、溝82、
82を設けて、これらにも長方形板状の銅板83,83
をそれぞれ埋め込む。
【0025】(4)次に上記ノズルチップ52を同様に
焼き入れ可能な金属材料により一体で形成する(むくの
材料から切削及び穴あけ加工することで形成できる)こ
とで用意する)。
焼き入れ可能な金属材料により一体で形成する(むくの
材料から切削及び穴あけ加工することで形成できる)こ
とで用意する)。
【0026】(5)次いで第1流路部分59と第2流路
部分60とを、第2流路部分60のありほぞ65,65
を第1流路部分59のあり溝61,61に嵌合させ、次
いでノズルチップ52を図11に示すように環状溝55
に軸方向に嵌合させて、これらを相互に締まり嵌め状態
とする。なお、ありほぞ65,65のあり溝61,61
への嵌合は第1流路部分59と第2流路部分60とをあ
りほぞ65,65とあり溝61,61とが長手方向に整
列した状態で位置させ、適当な治具を用いてありほぞ6
5,65をあり溝61,61に強制的に挿入することで
行われる。このような嵌合状態が図12に示してある。
部分60とを、第2流路部分60のありほぞ65,65
を第1流路部分59のあり溝61,61に嵌合させ、次
いでノズルチップ52を図11に示すように環状溝55
に軸方向に嵌合させて、これらを相互に締まり嵌め状態
とする。なお、ありほぞ65,65のあり溝61,61
への嵌合は第1流路部分59と第2流路部分60とをあ
りほぞ65,65とあり溝61,61とが長手方向に整
列した状態で位置させ、適当な治具を用いてありほぞ6
5,65をあり溝61,61に強制的に挿入することで
行われる。このような嵌合状態が図12に示してある。
【0027】(6)次にこのように組み付け準備された
ノズル50を先の実施形態と同様、図示しない真空炉内
に導入し、真空下で約1100゜Cの温度で適当な時間
加熱する。この工程によって、ノズル本体51の第1流
路部分59及び第2流路部分60、さらにはノズルチッ
プ52に焼き入れが施され、同時に第1流路部分59の
第1溝62、第2溝63及び第4溝64に埋め込まれた
銅板66,67及び68が溶融して第1流路部分59と
融合一体化し、さらにはこれらと対面する第2流路部分
60の円周方向の端面60c,60c及びありほぞ6
5、65の端面と融合加えて、環状溝55の部位の第1
流路部分59の円周方向の両端面の溝80に埋め込まれ
た銅板81及びフランジ半割部59eの溝82,82に
埋め込まれた銅板83,83が溶融して、これらの部位
においても第1流路部分59と第2流路部分60とが一
体化する。また、同時に、第1流路部分59及び第2流
路部分60の環状溝55を形成する溝部59b及び60
bの内周面の銅板69,69が溶融して第1流路部分5
9及び第2流路部分60のそれぞれと融合一体化し、さ
らにはノズルチップ52の軸部56と融合一体化する。
結果として、第1流路部分59,第2流路部分60及び
ノズルチップ52の三者が融合一体化する。
ノズル50を先の実施形態と同様、図示しない真空炉内
に導入し、真空下で約1100゜Cの温度で適当な時間
加熱する。この工程によって、ノズル本体51の第1流
路部分59及び第2流路部分60、さらにはノズルチッ
プ52に焼き入れが施され、同時に第1流路部分59の
第1溝62、第2溝63及び第4溝64に埋め込まれた
銅板66,67及び68が溶融して第1流路部分59と
融合一体化し、さらにはこれらと対面する第2流路部分
60の円周方向の端面60c,60c及びありほぞ6
5、65の端面と融合加えて、環状溝55の部位の第1
流路部分59の円周方向の両端面の溝80に埋め込まれ
た銅板81及びフランジ半割部59eの溝82,82に
埋め込まれた銅板83,83が溶融して、これらの部位
においても第1流路部分59と第2流路部分60とが一
体化する。また、同時に、第1流路部分59及び第2流
路部分60の環状溝55を形成する溝部59b及び60
bの内周面の銅板69,69が溶融して第1流路部分5
9及び第2流路部分60のそれぞれと融合一体化し、さ
らにはノズルチップ52の軸部56と融合一体化する。
結果として、第1流路部分59,第2流路部分60及び
ノズルチップ52の三者が融合一体化する。
【0028】本実施形態の作用効果は先の実施形態と基
本的に同様であり、むくの材料に穴あけ加工により流路
を形成するといったものではなく、第1流路部分59及
び第2流路部分60さらにはノズルチップ52を焼き入
れと同時に銅板66,67,68,69,81,83に
より相互に接合するものであるから、ノズル50自体の
強度向上と第1流路部分59、第2流路部分60及びノ
ズルチップ52相互間の確実な接合を果たすことがで
き、溶融材料がノズル50に高圧で導入される場合であ
っても、流路53からの材料の漏れや第1流路部分5
9、第2流路部分60及びノズルチップ52相互の分離
を確実に阻止することができる。さらに第1流路部分5
9の流路溝59a及び第2流路部分60の流路溝60a
の溝面をそれぞれセラミック層59d、60dで被覆し
たので、流路53の内周面が全周にわたりセラミック層
で被覆されることとなり、上記実施形態で説明したと同
様、金属間化合物の形成を防止できるので、成形品の品
質が向上する。
本的に同様であり、むくの材料に穴あけ加工により流路
を形成するといったものではなく、第1流路部分59及
び第2流路部分60さらにはノズルチップ52を焼き入
れと同時に銅板66,67,68,69,81,83に
より相互に接合するものであるから、ノズル50自体の
強度向上と第1流路部分59、第2流路部分60及びノ
ズルチップ52相互間の確実な接合を果たすことがで
き、溶融材料がノズル50に高圧で導入される場合であ
っても、流路53からの材料の漏れや第1流路部分5
9、第2流路部分60及びノズルチップ52相互の分離
を確実に阻止することができる。さらに第1流路部分5
9の流路溝59a及び第2流路部分60の流路溝60a
の溝面をそれぞれセラミック層59d、60dで被覆し
たので、流路53の内周面が全周にわたりセラミック層
で被覆されることとなり、上記実施形態で説明したと同
様、金属間化合物の形成を防止できるので、成形品の品
質が向上する。
【0029】また、ノズルチップ52は従来技術に関連
して説明したような金型装置のノズル受けMaに対し
て、ノズルチップ52の流路58がノズル受けMaの流
路Mbと正確に軸方向に整合した状態で突き当たるよう
に設定しておく必要があり、位置ずれがあるとノズルチ
ップ52とノズル受けMaとの間に隙間を生じてそこか
ら溶融材料が漏れ出る可能性が有る。これは本実施形態
のようにノズルチップ52が超硬合金で形成され、非常
に硬いものである場合に特に注意を要する。しかしなが
ら、ノズルチップ52の流路58とノズル受けMaの流
路Mbとを正確に軸方向に整合させるには精密な調整を
要し、実際上非常に困難である。このためには図14及
び図15に示したような軸ずれ吸収部材70を設けるこ
とが好ましい。吸収部材70は、ノズル受けMa1の先
端部に形成された円柱状の突部71に装着されるもので
あり、突部71に軸方向で対面する円板部72と、円板
部72の外周部に形成されて突部71に外嵌されるフラ
ンジ部73とを有している。また円板部72の中心部に
はノズルチップ52の流路58の先端開口部さらにはノ
ズル受けMa1の流路Mb1の先端開口部とほぼ同径の
穴74が設けられている。ここで、吸収部材70はノズ
ルチップ52さらにはノズル受けMa1よりも硬度が低
く、比較的容易に塑性変形可能な材料、好ましくは銅に
より形成されている。
して説明したような金型装置のノズル受けMaに対し
て、ノズルチップ52の流路58がノズル受けMaの流
路Mbと正確に軸方向に整合した状態で突き当たるよう
に設定しておく必要があり、位置ずれがあるとノズルチ
ップ52とノズル受けMaとの間に隙間を生じてそこか
ら溶融材料が漏れ出る可能性が有る。これは本実施形態
のようにノズルチップ52が超硬合金で形成され、非常
に硬いものである場合に特に注意を要する。しかしなが
ら、ノズルチップ52の流路58とノズル受けMaの流
路Mbとを正確に軸方向に整合させるには精密な調整を
要し、実際上非常に困難である。このためには図14及
び図15に示したような軸ずれ吸収部材70を設けるこ
とが好ましい。吸収部材70は、ノズル受けMa1の先
端部に形成された円柱状の突部71に装着されるもので
あり、突部71に軸方向で対面する円板部72と、円板
部72の外周部に形成されて突部71に外嵌されるフラ
ンジ部73とを有している。また円板部72の中心部に
はノズルチップ52の流路58の先端開口部さらにはノ
ズル受けMa1の流路Mb1の先端開口部とほぼ同径の
穴74が設けられている。ここで、吸収部材70はノズ
ルチップ52さらにはノズル受けMa1よりも硬度が低
く、比較的容易に塑性変形可能な材料、好ましくは銅に
より形成されている。
【0030】吸収部材70の円板部72は平板状をなし
ているので、図14に示した初期の装着状態では突部7
1の先端面に凹設された略部分球面凹状の当たり面75
との間に隙間Gが存在している。この状態から図示しな
い射出成形機を前進させると、ノズルチップ52が円板
部72に突き当たり、前進力により円板72の中央部が
図16に示すように当たり面75に沿って変形して隙間
Gがなくなり、円板部72が当たり面75に密着する。
ているので、図14に示した初期の装着状態では突部7
1の先端面に凹設された略部分球面凹状の当たり面75
との間に隙間Gが存在している。この状態から図示しな
い射出成形機を前進させると、ノズルチップ52が円板
部72に突き当たり、前進力により円板72の中央部が
図16に示すように当たり面75に沿って変形して隙間
Gがなくなり、円板部72が当たり面75に密着する。
【0031】ここで、ノズルチップ52とノズル受けM
a1が同一の軸線C上に位置している場合、すなわち軸
方向に正確に整合している場合には図16のように円板
部72はその中心、すなわち穴74を中心として均等に
塑性変形する。一方、ノズルチップ52の軸心とノズル
受けMa1の軸心との間に若干のずれがあった場合に
は、円板部72はそのずれに応じて肉厚を不均等にして
変形し、これによって、当たり面75さらにはノズルチ
ップ52との密着状態を実現する。例えば図17に示す
ように、ノズルチップ52の軸心C1がノズル受けMa
1の軸心C2に対して上側にずれていた場合には円板部
72の上側部分が下側部分よりも薄肉に変形し、これに
よって、当たり面75さらにはノズルチップ52との密
着状態が得られる。
a1が同一の軸線C上に位置している場合、すなわち軸
方向に正確に整合している場合には図16のように円板
部72はその中心、すなわち穴74を中心として均等に
塑性変形する。一方、ノズルチップ52の軸心とノズル
受けMa1の軸心との間に若干のずれがあった場合に
は、円板部72はそのずれに応じて肉厚を不均等にして
変形し、これによって、当たり面75さらにはノズルチ
ップ52との密着状態を実現する。例えば図17に示す
ように、ノズルチップ52の軸心C1がノズル受けMa
1の軸心C2に対して上側にずれていた場合には円板部
72の上側部分が下側部分よりも薄肉に変形し、これに
よって、当たり面75さらにはノズルチップ52との密
着状態が得られる。
【0032】吸収部材70のこのような変形は射出成形
機が後退してノズルチップ52が吸収部材から離れた後
も維持され、射出成形機を前進させると再び同じ密着状
態が得られる。また、吸収部材70がノズルチップ52
の繰り返しの突き当たりにより過度に変形した場合には
新しいものと交換すれば良く、交換作業もノズル受けM
a1の突部71から引き剥がすことで容易に行うことが
できる。なお、このような吸収部材70は上記実施形態
のマニホルドMFに対しても同マニホルドMFに突部7
1と同様な突部を形成することで適用できる。
機が後退してノズルチップ52が吸収部材から離れた後
も維持され、射出成形機を前進させると再び同じ密着状
態が得られる。また、吸収部材70がノズルチップ52
の繰り返しの突き当たりにより過度に変形した場合には
新しいものと交換すれば良く、交換作業もノズル受けM
a1の突部71から引き剥がすことで容易に行うことが
できる。なお、このような吸収部材70は上記実施形態
のマニホルドMFに対しても同マニホルドMFに突部7
1と同様な突部を形成することで適用できる。
【図1】本発明の一実施形態の方法により製造される射
出成形用金型装置のマニホルドの部分破断平面図であ
る。
出成形用金型装置のマニホルドの部分破断平面図であ
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】第1流路部分の平面図である。
【図4】第2流路部分の平面図である。
【図5】第1流路部分に銅線束を埋め込んだ状態を示す
図3と同様な平面図である。
図3と同様な平面図である。
【図6】図5のVI-VI線断面拡大図である。
【図7】第1流路部分と第2流路部分とをボルトにより
仮保持した状態を示す正面図である。
仮保持した状態を示す正面図である。
【図8】接合用金属材料として銅の薄板を貼り付けた第
1流路部分を示す平面図である。
1流路部分を示す平面図である。
【図9】本発明の第2実施形態のノズルの分解斜視図で
あり、分図(a)はノズル本体の分解斜視図、分図
(b)はノズルチップの斜視図である。
あり、分図(a)はノズル本体の分解斜視図、分図
(b)はノズルチップの斜視図である。
【図10】図9の分図(a)のX−X線断面図である。
【図11】半割部を互いに組み付けたノズル本体にノズ
ルチップを嵌合する状態を示す側面図である。
ルチップを嵌合する状態を示す側面図である。
【図12】ノズル本体にノズルチップを組付け状態の縦
断面図である。
断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線断面図である。
【図14】軸ずれ吸収部材を取りつけたノズル受けにノ
ズルチップを押し付ける状態を示す断面図である。
ズルチップを押し付ける状態を示す断面図である。
【図15】吸収部材の斜視図である。
【図16】軸心が整合させてノズル受けにノズルチップ
を押し付けた状態を示す断面図である。
を押し付けた状態を示す断面図である。
【図17】軸心がずれてノズル受けにノズルチップを押
し付けた状態を示す図16と同様な断面図である。
し付けた状態を示す図16と同様な断面図である。
【図18】射出成型用金型装置の概略断面図である。
【図19】従来のマニホルドの製造方法に利用されるむ
くの金属材料の平面図である。
くの金属材料の平面図である。
【図20】図19の材料に横穴加工をした状態を示す部
分断面平面図である。
分断面平面図である。
【図21】図20の状態からさらに第1の縦穴加工をし
た状態を示す部分断面平面図である。
た状態を示す部分断面平面図である。
【図22】図21の状態からさらに第2の縦穴加工をし
た状態を示す部分断面平面図である。
た状態を示す部分断面平面図である。
【図23】横穴に栓部材を嵌合した状態を示す図22と
同様な図である。
同様な図である。
【図24】先端面が凹面状に形成された栓部材の嵌合状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図25】別形状の栓部材の嵌合状態を示す説明図であ
る。
る。
MF マニホルド B1 流路 B2 分岐路 Wa,Wb 銅線束 1 第1流路部分 1b 第1流路溝 1c,2c セラミック層 2 第2流路部分 2b 第2流路溝 4a,4b 溝 50 ノズル 51 ノズル本体 52 ノズルチップ 53,58 流路 59 第1流路部分 60 第2流路部分 59a,60a 流路溝 59d,60d セラミック層 62 第1溝 63 第2溝 64 第3溝 66,67,68,69,81,83 銅板 80,82 溝
Claims (4)
- 【請求項1】 流路を内部に形成した金属製流路部材の
製造方法であって、 a) 流路溝をそれぞれ有し、互いに協働して相互間に所
望の流路を形成する複数の金属製の流路部分を用意する
段階と、 b) 前記複数の流路部分を相互間に接合用金属材料を介
装させた状態でかつ前記流路溝が前記流路を形成するた
めに整合した状態で仮保持する段階と、 c) 前記複数の流路部分を前記段階b)の仮保持状態で
加熱することにより、これらの流路部分を焼き入れする
と同時に前記接合用金属材料により互いに接合する段階
と、 を有する方法。 - 【請求項2】 前記段階a)と段階b)との間に、前記
流路溝の溝面をセラミック層で被覆する段階をさらに有
する請求項1の方法。 - 【請求項3】 前記流路部材は射出成形用金型装置のマ
ニホルドである請求項1もしくは2のいずれかの方法。 - 【請求項4】 前記流路部分を形成する金属材料はSK
Dー61、SKH、SUS420からなる材料グループ
から選択されるものであり、前記接合用金属材料は銅で
ある請求項1〜3のいずれかの方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11165782A JP2000351135A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 金属製流路部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11165782A JP2000351135A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 金属製流路部材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000351135A true JP2000351135A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15818920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11165782A Pending JP2000351135A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 金属製流路部材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000351135A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007255755A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器の製造方法 |
| US8002023B2 (en) | 2006-03-22 | 2011-08-23 | Panasonic Corporation | Heat exchanger and its manufacturing method |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP11165782A patent/JP2000351135A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007255755A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器の製造方法 |
| US8002023B2 (en) | 2006-03-22 | 2011-08-23 | Panasonic Corporation | Heat exchanger and its manufacturing method |
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