JP2000351380A - ステアリング装置のハウジング構造 - Google Patents

ステアリング装置のハウジング構造

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JP2000351380A
JP2000351380A JP11162532A JP16253299A JP2000351380A JP 2000351380 A JP2000351380 A JP 2000351380A JP 11162532 A JP11162532 A JP 11162532A JP 16253299 A JP16253299 A JP 16253299A JP 2000351380 A JP2000351380 A JP 2000351380A
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JP
Japan
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housing
magnesium alloy
pinion
series
aluminum alloy
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JP11162532A
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English (en)
Inventor
Koji Kitahata
浩二 北畑
Noboru Minamoto
昇 源
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネシウム合金からなるハウジングに関わ
る電食を確実に防止し、かつ、防食処理に手間の要らな
いハウジング構造を提供する。 【解決手段】 共にマグネシウム合金製のバルブハウジ
ング3とピニオンハウジング5とを締結するボルト11
の材質を、5000系又は6000系のアルミニウム合
金とする。また、ピニオンハウジング5に圧入されるシ
リンダチューブも同様のアルミニウム合金とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリング装置
のハウジング構造に関し、特に、マグネシウム合金から
なるハウジングを含むハウジング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリング装置は、バルブハウ
ジング、ピニオンハウジング及びシリンダチューブの合
計3つのハウジングを連結して構成されている。このう
ち、バルブハウジング及びピニオンハウジングは軽量化
の要請からアルミニウム合金製とされ、これらよりも機
械的強度が求められるシリンダチューブは鉄製とされて
いる。ところが、近年、さらなる軽量化の要請から、マ
グネシウム合金製のバルブハウジングやピニオンハウジ
ングが製作されている。このようなマグネシウム合金製
のハウジング同士、又は、マグネシウム合金製のピニオ
ンハウジングと鉄製のシリンダチューブとを接続するに
は、一方を他方に圧入するか又はボルトによる締結が行
われる。圧入のための部品としては鉄部材が使用され、
締結のための部品には鉄ボルトが使用される。ところ
が、鉄とマグネシウム合金との間では電食が発生する。
そこで、上記の鉄部材や鉄ボルトには、絶縁処理を含む
所定の塗装処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような塗装処理は工程数が多く、時間のかかる作業であ
る。また、塗装後に被膜が剥離することがあり、そのよ
うな場合には電食防止効果が低下する。上記のような従
来の問題点に鑑み、本発明は、マグネシウム合金からな
るハウジングに関わる電食を確実に防止し、かつ、防食
処理に手間の要らないハウジング構造を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のステアリング装
置のハウジング構造は、マグネシウム合金からなる第1
のハウジングと、5000系及び6000系のいずれか
一方のアルミニウム合金からなり、前記第1のハウジン
グと連結される第2のハウジングとを備えたものである
(請求項1)。このようなハウジング構造においては、
5000系又は6000系のアルミニウム合金の標準電
位がマグネシウム合金の標準電位に近いことにより、第
1のハウジングと第2のハウジングとの間での、電食の
発生が防止される。
【0005】また、本発明のステアリング装置のハウジ
ング構造は、マグネシウム合金からなるハウジングを、
5000系及び6000系のいずれか一方のアルミニウ
ム合金からなる締結部材を用いて、他の部材と締結した
ものであってもよい(請求項2)。この場合、5000
系又は6000系のアルミニウム合金の標準電位がマグ
ネシウム合金の標準電位に近いことにより、締結部材と
ハウジングとの間での、電食の発生が防止される。
【0006】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の一実施形態によ
るパワーステアリング装置の全体構成を示す正面図であ
る。また、図1は、図2におけるI−I線断面図である。
図1及び図2において、パワーステアリング装置は、入
力軸(ステアリングシャフト)1に付与される操舵力に
基づいて開度調整されるロータリバルブ2を収納したバ
ルブハウジング3と、ラック・ピニオンギヤ4等を収納
したピニオンハウジング5と、操舵輪に連結されたピス
トン(図示せず)を有するシリンダチューブ6とを備え
ている。シリンダチューブ6のポート6a及び6bは一
対の油圧パイプ7を介して、バルブハウジング3と接続
されている。油圧パイプ7を、ポート6a及び6bに接
続するには、フレア管ナット8が用いられている。ま
た、同様に、油圧パイプ7をバルブハウジング3のポー
ト3a(図1)に接続するには、フレア管ナット8が用
いられている。
【0007】図1において、入力軸1は、バルブハウジ
ング3により、軸周りに回転可能に保持されている。ま
た、この入力軸1と同軸に配置される出力軸9は、ピニ
オンハウジング5により、軸周りに回転可能に保持され
ている。入力軸1と出力軸9とは、トーションバー10
を介して互いに接続されている。このトーションバー1
0は、その上部で入力軸1に固定され、下部で出力軸9
に固定されている。出力軸9の下部は前述のラック・ピ
ニオンギア4のピニオン4aとなっている。ピニオン4
aと噛み合うラック4bは図1の紙面に垂直な方向に移
動し、これにより、シリンダチューブ6内のピストンが
動作する。また、バルブハウジング3から油圧パイプ7
を経て供給される油圧により、シリンダチューブ6内の
ピストンの駆動力が増強される。
【0008】図1におけるピニオンハウジング5の下端
部は、エンドプラグ12を螺着することによって封止さ
れている。ラック4bの背面には、サポートヨーク13
が設けられている。このサポートヨーク13を、ばね1
4を介して押さえ込む役割をしているのがヨークプラグ
15である。ヨークプラグ15は、ピニオンハウジング
5の右端部に螺着され、特殊六角形状のロックナット1
6により固定されている。
【0009】上記バルブハウジング3の下端部には、円
筒状の接続部3bが設けられており、ここにピニオンハ
ウジング5が嵌合している。また、バルブハウジング3
及びピニオンハウジング5の各端部外側にそれぞれ設け
られたフランジ部3c及び5aが、ボルト11によって
互いに締結されている。一方、シリンダチューブ6は、
ピニオンハウジング5に圧入して固定されている。
【0010】以上のハウジング構造において、バルブハ
ウジング3及びピニオンハウジング5は、軽量化のた
め、マグネシウム合金(AZ91D)により作られてい
る。一方、シリンダチューブ6は、アルミニウム合金
(5052)からなる。また、フレア管ナット8、ボル
ト11、エンドプラグ12、ヨークプラグ15及びロッ
クナット16は、上記シリンダチューブ6と同一のアル
ミニウム合金からなるものである。従って、マグネシウ
ム合金であるバルブハウジング3及びピニオンハウジン
グ5と直接接続されるハウジング部材は、すべてアルミ
ニウム合金(5052)からなる。
【0011】上記のようなハウジング構造の防食性能を
検証すべく、上記構成の一部であるマグネシウム合金
(AZ91D)のピニオンハウジング5に、アルミニウ
ム合金(5052)のシリンダチューブ6を圧入したも
のを、JIS−Z2371の塩水(5%NaCl)噴霧
試験に供した。この結果、1000時間経過しても圧入
部に腐食が発生しないことが確認された。
【0012】上記アルミニウム合金としては、5052
を採用したが、これに限らず、5000系(アルミニウ
ム・マグネシウム系)又は6000系(アルミニウム・
マグネシウム・シリコン系)が好適である。これらのア
ルミニウム合金は、その標準電位がマグネシウム合金の
標準電位に近いことにより、マグネシウム合金との間で
の電食を確実に防止する。また、これらのアルミニウム
合金は、ハウジング部材や締結部材として必要とされる
機械的強度を有している。なお、4000系以下のアル
ミニウム合金は機械的強度が低いため不適である。ま
た、7000系のアルミニウム合金は、亜鉛の含有量が
高いことにより防食性が良くない。さらに、アルミニウ
ムダイキャスト材では鉄の含有量が多い(0.8〜1.
3%)ことにより、電食が発生する。
【0013】なお、以上の構成では、バルブハウジング
3及びピニオンハウジング5がマグネシウム合金(AZ
91D)にて作られているが、バルブハウジング3がア
ルミニウム合金で、ピニオンハウジング5がマグネシウ
ム合金であってもよい。また、バルブハウジング3とピ
ニオンハウジング5とが一体に構成されて、マグネシウ
ム合金にて作られていてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1のハウジング構造によれば、5
000系又は6000系のアルミニウム合金の標準電位
がマグネシウム合金の標準電位に近いことにより、第1
のハウジングと第2のハウジングとの間での、電食の発
生が確実に防止される。また、絶縁塗装等による防食処
理の手間が不要となる。
【0015】請求項2のハウジング構造によれば、50
00系又は6000系のアルミニウム合金の標準電位が
マグネシウム合金の標準電位に近いことにより、締結部
材とハウジングとの間での、電食の発生が確実に防止さ
れる。また、絶縁塗装等による防食処理の手間が不要と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるハウジング構造を備
えたパワーステアリング装置の断面図である。
【図2】上記パワーステアリング装置の全体構成を示す
正面図である。
【符号の説明】
3 バルブハウジング 5 ピニオンハウジング 6 シリンダチューブ 8 フレア管ナット 11 ボルト 12 エンドプラグ 15 ヨークプラグ 16 ロックナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネシウム合金からなる第1のハウジン
    グと、 5000系及び6000系のいずれか一方のアルミニウ
    ム合金からなり、前記第1のハウジングと連結される第
    2のハウジングとを含むことを特徴とするステアリング
    装置のハウジング構造。
  2. 【請求項2】マグネシウム合金からなるハウジングを、
    5000系及び6000系のいずれか一方のアルミニウ
    ム合金からなる締結部材を用いて、他の部材と締結した
    ことを特徴とするステアリング装置のハウジング構造。
JP11162532A 1999-06-09 1999-06-09 ステアリング装置のハウジング構造 Pending JP2000351380A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004526627A (ja) * 2001-05-29 2004-09-02 サイ アウトモーティブ サル ゲーエムベーハー 車両ドア用のドアフレーム
KR100816429B1 (ko) * 2002-12-13 2008-03-26 주식회사 만도 조향장치 기어박스의 피니언 기어 고정너트 및 엔드플러그체결구조

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