JP2000352015A - 橋梁下部常設通路 - Google Patents
橋梁下部常設通路Info
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- JP2000352015A JP2000352015A JP11164974A JP16497499A JP2000352015A JP 2000352015 A JP2000352015 A JP 2000352015A JP 11164974 A JP11164974 A JP 11164974A JP 16497499 A JP16497499 A JP 16497499A JP 2000352015 A JP2000352015 A JP 2000352015A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の削減および床板の薄肉軽量化を可
能にするとともに、工事現場での施工を容易に行ない得
るようにする。 【解決手段】 通路20を、床ユニット21と、柱材2
9と、中桟30および手摺り31によって構成する。床
ユニット21を、左右一対の主梁22と、左右の主梁2
2を梯子状に連結する複数の副梁23と、これらの梁の
上に設置される床板24等で構成し、支持部材28上に
設置する。主梁22と副梁23をアルミニウム合金製の
中空押出材で形成し、床材24を同じくアルミニウム合
金製の押出材で板状に形成する。
能にするとともに、工事現場での施工を容易に行ない得
るようにする。 【解決手段】 通路20を、床ユニット21と、柱材2
9と、中桟30および手摺り31によって構成する。床
ユニット21を、左右一対の主梁22と、左右の主梁2
2を梯子状に連結する複数の副梁23と、これらの梁の
上に設置される床板24等で構成し、支持部材28上に
設置する。主梁22と副梁23をアルミニウム合金製の
中空押出材で形成し、床材24を同じくアルミニウム合
金製の押出材で板状に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム合金
製の橋梁下部常設通路に関するものである。
製の橋梁下部常設通路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】河川に架けられる橋や高速道路、モノレ
ールの線路(以下、これらを総称して橋梁という)に
は、損傷箇所を点検し、早期に補修するために常設の検
査通路や避難通路(これらを総称して常設通路、または
通路という)が設けられている。従来のこの種の常設通
路は、主要な構成部材を鋼材によって製作していたが、
最近では軽量化、耐久性、搬送性、施工性等の向上が要
請されてきていることから、床板、柱材等の主要な構成
部材をアルミ合金製の押出材で製作した常設通路が種々
提案されている(例えば、特開平1−125404号公
報、特開平4−49604号公報、特開平7−1389
16号公報等)。
ールの線路(以下、これらを総称して橋梁という)に
は、損傷箇所を点検し、早期に補修するために常設の検
査通路や避難通路(これらを総称して常設通路、または
通路という)が設けられている。従来のこの種の常設通
路は、主要な構成部材を鋼材によって製作していたが、
最近では軽量化、耐久性、搬送性、施工性等の向上が要
請されてきていることから、床板、柱材等の主要な構成
部材をアルミ合金製の押出材で製作した常設通路が種々
提案されている(例えば、特開平1−125404号公
報、特開平4−49604号公報、特開平7−1389
16号公報等)。
【0003】鋼材製の常設通路の場合、床板を支持する
支持部材のスパンを6mに設定して床板の両端部のみを
支持し、床板に加わる作用荷重(等分布荷重)を350
Kg/m2としたとき、通路の最大撓み量がスパンの1
/300(=20mm)以下になるように設計してい
る。
支持部材のスパンを6mに設定して床板の両端部のみを
支持し、床板に加わる作用荷重(等分布荷重)を350
Kg/m2としたとき、通路の最大撓み量がスパンの1
/300(=20mm)以下になるように設計してい
る。
【0004】一方、アルミニウム合金製の常設通路の場
合は、鋼材に比べて強度が十分ではないため、通常床板
の長さを4mとし、床板の端部と中間部を支持部材によ
って支持することにより、通路の最大撓み量が鋼材製の
常設通路の撓み量と略同等になるように設計している。
合は、鋼材に比べて強度が十分ではないため、通常床板
の長さを4mとし、床板の端部と中間部を支持部材によ
って支持することにより、通路の最大撓み量が鋼材製の
常設通路の撓み量と略同等になるように設計している。
【0005】図12に従来のアルミニウム合金製橋梁下
部常設通路を示す。この橋梁下部常設通路は、橋梁の主
桁または主桁間に架け渡された図示しない横桁に複数の
支持部材1を一定の間隔をおいて設け、これらの支持部
材1上にアルミニウム合金製の押出材からなる床板2を
架け渡して端部および中間部を固定し、床板2の両外側
面にアルミニウム合金製の押出材からなる柱材3を取付
金具4を介して立設し、床板2の長手方向に隣り合う柱
材3,3どうしをアルミニウム合金製の押出材からなる
中桟5と手摺り6によって連結することにより構築され
ている。前記床板2は、横断面形状(通路長手方向に直
交する断面形状)が斜材入りのラーメン構造を形成する
ことにより強度部材を構成している。
部常設通路を示す。この橋梁下部常設通路は、橋梁の主
桁または主桁間に架け渡された図示しない横桁に複数の
支持部材1を一定の間隔をおいて設け、これらの支持部
材1上にアルミニウム合金製の押出材からなる床板2を
架け渡して端部および中間部を固定し、床板2の両外側
面にアルミニウム合金製の押出材からなる柱材3を取付
金具4を介して立設し、床板2の長手方向に隣り合う柱
材3,3どうしをアルミニウム合金製の押出材からなる
中桟5と手摺り6によって連結することにより構築され
ている。前記床板2は、横断面形状(通路長手方向に直
交する断面形状)が斜材入りのラーメン構造を形成する
ことにより強度部材を構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のアルミニウム合金製常設通路においては、床板
2自体がラーメン構造の強度部材を構成しているため重
量が重く、また支持部材1、床板2、取付金具4等の部
品点数が増加するため、施工に時間がかかるばかりか、
通路自体の重量も増大化し、橋梁にかかる負荷が大きい
という問題があった。
た従来のアルミニウム合金製常設通路においては、床板
2自体がラーメン構造の強度部材を構成しているため重
量が重く、また支持部材1、床板2、取付金具4等の部
品点数が増加するため、施工に時間がかかるばかりか、
通路自体の重量も増大化し、橋梁にかかる負荷が大きい
という問題があった。
【0007】そこで、支持部材1と床板2の部品点数を
削減するために支持部材1のスパンと床板2の長さを鋼
材製の常設通路と同じ6mにすると、鉛直方向の強度を
増大させるために支持部材1、床板2の厚肉や断面積を
大きくしなければならず、そのため重量が増大したり、
大型の押出機で床板を製作する必要があり、製造コスト
が高くなるという新たな問題が生じる。
削減するために支持部材1のスパンと床板2の長さを鋼
材製の常設通路と同じ6mにすると、鉛直方向の強度を
増大させるために支持部材1、床板2の厚肉や断面積を
大きくしなければならず、そのため重量が増大したり、
大型の押出機で床板を製作する必要があり、製造コスト
が高くなるという新たな問題が生じる。
【0008】また、手摺り6が柱材3の内側面にこれと
交差するように取付けられているから、手摺りとして使
用した場合、柱材3の上端に手先が引っ掛かってしま
う。
交差するように取付けられているから、手摺りとして使
用した場合、柱材3の上端に手先が引っ掛かってしま
う。
【0009】また、上記した特開平7−138916号
公報に開示されている従来の通路においては、床板、支
材(支持部材)および柱材の3部材を通しボルトによっ
て共締めしているため、工場で組み立てて工事現場に運
搬しようとすると、柱材まで取付けた状態で運搬しなけ
ればならず、そのため運搬効率が悪く、結局工事現場で
組み立てる必要があった。
公報に開示されている従来の通路においては、床板、支
材(支持部材)および柱材の3部材を通しボルトによっ
て共締めしているため、工場で組み立てて工事現場に運
搬しようとすると、柱材まで取付けた状態で運搬しなけ
ればならず、そのため運搬効率が悪く、結局工事現場で
組み立てる必要があった。
【0010】さらに、アルミニウムは腐食防止のため、
アルマイト処理によって表面にアルマイト皮膜が形成さ
れているが、ステンレス製のボルトで構成部材を締結し
たとき、構成部材のねじ孔内にまでアルマイト処理を施
すことができず、またたとえアルマイト処理を施したと
してもボルトの螺合によってアルマイト皮膜が破壊され
るため、異種金属どうしの接触となり、アルミニウムは
ステンレスよりイオン化傾向の大きい金属であるため構
成部材が腐食するという問題があった。
アルマイト処理によって表面にアルマイト皮膜が形成さ
れているが、ステンレス製のボルトで構成部材を締結し
たとき、構成部材のねじ孔内にまでアルマイト処理を施
すことができず、またたとえアルマイト処理を施したと
してもボルトの螺合によってアルマイト皮膜が破壊され
るため、異種金属どうしの接触となり、アルミニウムは
ステンレスよりイオン化傾向の大きい金属であるため構
成部材が腐食するという問題があった。
【0011】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、床板と
梁材とで床ユニットを構成することにより、床ユニット
全体の強度を高め、部品点数の削減および床板の薄肉軽
量化、延いては通路自体の軽量化を可能にするととも
に、工事現場での施工を容易に行ない得るようにした橋
梁下部常設通路を提供することにある。
めになされたもので、その目的とするところは、床板と
梁材とで床ユニットを構成することにより、床ユニット
全体の強度を高め、部品点数の削減および床板の薄肉軽
量化、延いては通路自体の軽量化を可能にするととも
に、工事現場での施工を容易に行ない得るようにした橋
梁下部常設通路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、支持部材上に橋梁に沿って平行に配設
されるアルミニウム合金製の中空押出材からなる左右一
対の主梁と、この主梁を梯子状に連結するアルミニウム
合金製の中空押出材からなる複数本の副梁と、これらの
副梁上に敷設されるアルミニウム合金製の押出形材から
なる床板とを備えたことを特徴とする。
に第1の発明は、支持部材上に橋梁に沿って平行に配設
されるアルミニウム合金製の中空押出材からなる左右一
対の主梁と、この主梁を梯子状に連結するアルミニウム
合金製の中空押出材からなる複数本の副梁と、これらの
副梁上に敷設されるアルミニウム合金製の押出形材から
なる床板とを備えたことを特徴とする。
【0013】第2の発明は、上記第1の発明において、
主梁の外側面に複数本の柱材を取付け、これらの柱材を
中桟によって互いに連結したことを特徴とする。
主梁の外側面に複数本の柱材を取付け、これらの柱材を
中桟によって互いに連結したことを特徴とする。
【0014】第3の発明は、上記第2の発明において、
柱材の上面に手摺りを取付けたことを特徴とする。
柱材の上面に手摺りを取付けたことを特徴とする。
【0015】本発明において、主梁は中空の押出材製で
あるため強度が大きく、床板の幅方向端部を支持する。
また、主梁は肉厚を厚くしなくても断面高さを高くする
だけで鉛直方向に対して十分な強度が得られる。副梁は
中空の押出材製であるため強度が大きく通路幅方向の荷
重に対して十分な強度を有し、床板の長手方向の中間部
または中間部と端部を支持することで、主梁とともに床
板の強度部材を構成する。したがって、床板自体には大
きな強度が要求されず、鋼材製の床板と同じ長さに形成
することができ、また薄肉に形成することができる。主
梁、副梁および床板は、ボルト等の締結手段によって一
体的に結合されることにより床ユニットを構成し、工場
での組立てを可能にする。中桟と手摺りは柱材を連結し
補強する。また、常設通路の安全性を高める。さらに、
手摺りは柱材の上面に取付けられるので、手を手摺りに
沿って移動させても指が柱材に当たったりすることがな
い。
あるため強度が大きく、床板の幅方向端部を支持する。
また、主梁は肉厚を厚くしなくても断面高さを高くする
だけで鉛直方向に対して十分な強度が得られる。副梁は
中空の押出材製であるため強度が大きく通路幅方向の荷
重に対して十分な強度を有し、床板の長手方向の中間部
または中間部と端部を支持することで、主梁とともに床
板の強度部材を構成する。したがって、床板自体には大
きな強度が要求されず、鋼材製の床板と同じ長さに形成
することができ、また薄肉に形成することができる。主
梁、副梁および床板は、ボルト等の締結手段によって一
体的に結合されることにより床ユニットを構成し、工場
での組立てを可能にする。中桟と手摺りは柱材を連結し
補強する。また、常設通路の安全性を高める。さらに、
手摺りは柱材の上面に取付けられるので、手を手摺りに
沿って移動させても指が柱材に当たったりすることがな
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る橋
梁下部常設通路の一実施の形態を示す外観斜視図、図2
は図1のII−II線断面図、図3は図1のIII −III 線拡
大断面図、図4は同通路の要部の側面図、図5は同通路
の要部の一部を破断して示す拡大底面図、図6は主梁の
断面図、図7は副梁の断面図、図8はフランジ材の断面
図、図9(a)、(b)は床材の正面図、図10は柱材
の断面図、図11は手摺りの正面図である。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る橋
梁下部常設通路の一実施の形態を示す外観斜視図、図2
は図1のII−II線断面図、図3は図1のIII −III 線拡
大断面図、図4は同通路の要部の側面図、図5は同通路
の要部の一部を破断して示す拡大底面図、図6は主梁の
断面図、図7は副梁の断面図、図8はフランジ材の断面
図、図9(a)、(b)は床材の正面図、図10は柱材
の断面図、図11は手摺りの正面図である。
【0017】先ず、図1〜図5に基づいて橋梁下部常設
通路20(以下、通路という)の概略構成を説明する
と、この通路20は床ユニット21を備えている。この
床ユニット21は、通路20の幅方向に平行に対向して
配設された左右一対の主梁22と、これらの主梁22を
梯子状に連結する複数個の副梁23と、主梁22および
副梁23の上面に架け渡された床板24と、主梁22の
長手方向両端部の外側面に固定されたアングル25と、
副梁23を主梁22に固定するフランジ材26等からな
り、主梁22の端部とアングル25が図示しない橋梁の
主桁27の側面に突設した支持部材28上に複数個のボ
ルト34,45によって固定されている。また、通路2
0は、床ユニット21の両外側面に所定の間隔をおいて
立設された複数本の柱材29と、これらの柱材29を連
結する中桟30および手摺り31等を備えている。床ユ
ニット21の長さは6m、幅は560mm、高さは18
0mm、柱材29の高さは1100mmである。
通路20(以下、通路という)の概略構成を説明する
と、この通路20は床ユニット21を備えている。この
床ユニット21は、通路20の幅方向に平行に対向して
配設された左右一対の主梁22と、これらの主梁22を
梯子状に連結する複数個の副梁23と、主梁22および
副梁23の上面に架け渡された床板24と、主梁22の
長手方向両端部の外側面に固定されたアングル25と、
副梁23を主梁22に固定するフランジ材26等からな
り、主梁22の端部とアングル25が図示しない橋梁の
主桁27の側面に突設した支持部材28上に複数個のボ
ルト34,45によって固定されている。また、通路2
0は、床ユニット21の両外側面に所定の間隔をおいて
立設された複数本の柱材29と、これらの柱材29を連
結する中桟30および手摺り31等を備えている。床ユ
ニット21の長さは6m、幅は560mm、高さは18
0mm、柱材29の高さは1100mmである。
【0018】前記通路20の構成部材である前記主梁2
2、副梁23、床板24、アングル25、フランジ材2
6、柱材29、中桟30および手摺り31は、いずれも
アルミニウム合金(例:JIS A6063S)の押し
出し成形によって製作され、強度を高めるために人工時
効硬化処理(T5)が施されている。また、腐食を防止
するために表面にはアルマイト皮膜が形成されている。
さらに、これらの構成部材のうち、特に主梁22、副梁
23、フランジ材26、柱材29、中桟30および手摺
り31は、さらに強度を高めるために中空状に製作され
ている。
2、副梁23、床板24、アングル25、フランジ材2
6、柱材29、中桟30および手摺り31は、いずれも
アルミニウム合金(例:JIS A6063S)の押し
出し成形によって製作され、強度を高めるために人工時
効硬化処理(T5)が施されている。また、腐食を防止
するために表面にはアルマイト皮膜が形成されている。
さらに、これらの構成部材のうち、特に主梁22、副梁
23、フランジ材26、柱材29、中桟30および手摺
り31は、さらに強度を高めるために中空状に製作され
ている。
【0019】前記支持部材28はH形の鋼材製で、従来
の鋼材製常設通路と同様に橋梁の長手方向に6mの間隔
(スパン)をおいて設けられ、床ユニット21の長手方
向両端部を支持している。
の鋼材製常設通路と同様に橋梁の長手方向に6mの間隔
(スパン)をおいて設けられ、床ユニット21の長手方
向両端部を支持している。
【0020】次に、通路20を構成する各構成部材の構
造等を詳述する。図3および図6において、前記主梁2
2は、縦長矩形の断面形状を有する中空の押出材によっ
て形成されることにより、上板22aおよび下板22b
と、左右一対の側板22c、22dと、両側板22c,
22dの高さ方向中間部を連結する座屈防止用のリブ2
2eを一体に有し、床板24の幅方向両側に平行にかつ
後述する浅溝33が通路中央側となるように左右対称に
配置され、複数個の副梁23によって梯子状に連結され
る。また、主梁22は中空状に形成されていることから
強度が高く、床板24の幅方向両端部を支持する強度部
材を構成している。この場合、主梁22の肉厚を厚くし
なくても断面高さを高くすると断面二次モーメントが増
大するため、鉛直方向に対して十分な強度が得られる。
造等を詳述する。図3および図6において、前記主梁2
2は、縦長矩形の断面形状を有する中空の押出材によっ
て形成されることにより、上板22aおよび下板22b
と、左右一対の側板22c、22dと、両側板22c,
22dの高さ方向中間部を連結する座屈防止用のリブ2
2eを一体に有し、床板24の幅方向両側に平行にかつ
後述する浅溝33が通路中央側となるように左右対称に
配置され、複数個の副梁23によって梯子状に連結され
る。また、主梁22は中空状に形成されていることから
強度が高く、床板24の幅方向両端部を支持する強度部
材を構成している。この場合、主梁22の肉厚を厚くし
なくても断面高さを高くすると断面二次モーメントが増
大するため、鉛直方向に対して十分な強度が得られる。
【0021】前記上板22aの上面で通路中央側の端縁
部には、前記浅溝33が上板22aの長手方向全長にわ
たって形成されている。浅溝33の深さは、床板24の
板厚と略等しく設定されている。下板22bの幅方向中
央部には、主梁22を前記支持部材28に固定する前記
ボルト34が取付けられるボルト取付用溝35が下板2
2bの長手方向両端に開放するように全長にわたって形
成されている。そして、この下板22bは前記ボルト3
4およびナット43によって前記支持部材28の上面に
固定される。
部には、前記浅溝33が上板22aの長手方向全長にわ
たって形成されている。浅溝33の深さは、床板24の
板厚と略等しく設定されている。下板22bの幅方向中
央部には、主梁22を前記支持部材28に固定する前記
ボルト34が取付けられるボルト取付用溝35が下板2
2bの長手方向両端に開放するように全長にわたって形
成されている。そして、この下板22bは前記ボルト3
4およびナット43によって前記支持部材28の上面に
固定される。
【0022】外側の側板22cには、前記アングル25
および柱材29を固定するためのボルト36,37が取
付けられる2つのボルト取付用溝38,39が全長にわ
たって形成されている。内側の側板22dには、前記フ
ランジ材26を固定するためのボルト40が取付けられ
る2つのボルト取付用溝41と、前記アングル25を内
側に取付けるときに使用されるボルト取付用溝42が形
成されるとともに、前記副梁23の下面の長手方向端縁
部を支持し高さ方向の位置決めを行なう位置決め片43
が全長にわたって一体に突設されている。なお、このよ
うな主梁22は、押し出し成形によって容易に形成され
る。また、上板22aと下板22bは、側板22c,2
2dおよびリブ22eよりも若干板厚が厚く形成されて
いる。
および柱材29を固定するためのボルト36,37が取
付けられる2つのボルト取付用溝38,39が全長にわ
たって形成されている。内側の側板22dには、前記フ
ランジ材26を固定するためのボルト40が取付けられ
る2つのボルト取付用溝41と、前記アングル25を内
側に取付けるときに使用されるボルト取付用溝42が形
成されるとともに、前記副梁23の下面の長手方向端縁
部を支持し高さ方向の位置決めを行なう位置決め片43
が全長にわたって一体に突設されている。なお、このよ
うな主梁22は、押し出し成形によって容易に形成され
る。また、上板22aと下板22bは、側板22c,2
2dおよびリブ22eよりも若干板厚が厚く形成されて
いる。
【0023】前記ボルト34,36,37,40(後述
するボルトも同様)はいずれもステンレス製で、表面に
ダクロ処理が施されており、頭部が前記ボルト取付用溝
35,38,39,41の主梁22の長手方向の端縁に
開放する開口部からそれぞれその頭部が摺動自在に挿入
される。ボルト取付用溝35,38,39,41,42
は矩形の溝からなり、前記ボルト34,36,37,4
0の頭部が抜けるのを防止するために前記下板22b,
側板22c,22dの表面に開放する開口幅が奥側より
狭く設定されている。このように、ボルト取付用溝3
5,38,39,41,42は、ボルト34,36,3
7,40の頭部を摺動自在に案内するとともに、ボルト
の軸線方向に対しては係止する機能をもつものである。
するボルトも同様)はいずれもステンレス製で、表面に
ダクロ処理が施されており、頭部が前記ボルト取付用溝
35,38,39,41の主梁22の長手方向の端縁に
開放する開口部からそれぞれその頭部が摺動自在に挿入
される。ボルト取付用溝35,38,39,41,42
は矩形の溝からなり、前記ボルト34,36,37,4
0の頭部が抜けるのを防止するために前記下板22b,
側板22c,22dの表面に開放する開口幅が奥側より
狭く設定されている。このように、ボルト取付用溝3
5,38,39,41,42は、ボルト34,36,3
7,40の頭部を摺動自在に案内するとともに、ボルト
の軸線方向に対しては係止する機能をもつものである。
【0024】図3において、前記アングル25は垂直部
25aと、水平部25bとを一体に有し、垂直部25a
が前記側板22cの下端部に密接され、ボルト36およ
びナット44によって固定される。一方、水平部25b
はボルト45およびナット46によって支持部材28の
上面に固定される。
25aと、水平部25bとを一体に有し、垂直部25a
が前記側板22cの下端部に密接され、ボルト36およ
びナット44によって固定される。一方、水平部25b
はボルト45およびナット46によって支持部材28の
上面に固定される。
【0025】図3、図5および図7において、前記副梁
23は、縦長矩形の断面形状を有する中空の押出材によ
って形成されることにより、上板23aおよび下板23
bと、左右一対の側板23c、23dとを一体に備え、
また上板23aの幅方向側縁には上板23aとともに床
板24を支持する床板支持部23e,23fが長手方向
全長にわたって一体に延設されている。左右の側板23
c,23dの長手方向両端部には、前記フランジ材26
を固定するためのボルト47が挿通される2つのボルト
挿通孔48がそれぞれ上下2段に形成されている。床板
支持部23e,23fの長手方向両端部および中央部に
は、床板24を固定するためのボルト49が挿通される
ボルト挿通孔50がそれぞれ形成されている。このよう
な副梁23は、左右の主梁22,22間に1m間隔でこ
れと直交するように通路20の長手方向に並設され、両
端が前記フランジ材26を介して主梁22にボルト40
およびナット55によって固定されている。したがっ
て、主梁22と副梁23は互いに結合された状態におい
て梯子形状を呈する。なお、このような副梁23は、押
し出し成形によって容易に形成される。
23は、縦長矩形の断面形状を有する中空の押出材によ
って形成されることにより、上板23aおよび下板23
bと、左右一対の側板23c、23dとを一体に備え、
また上板23aの幅方向側縁には上板23aとともに床
板24を支持する床板支持部23e,23fが長手方向
全長にわたって一体に延設されている。左右の側板23
c,23dの長手方向両端部には、前記フランジ材26
を固定するためのボルト47が挿通される2つのボルト
挿通孔48がそれぞれ上下2段に形成されている。床板
支持部23e,23fの長手方向両端部および中央部に
は、床板24を固定するためのボルト49が挿通される
ボルト挿通孔50がそれぞれ形成されている。このよう
な副梁23は、左右の主梁22,22間に1m間隔でこ
れと直交するように通路20の長手方向に並設され、両
端が前記フランジ材26を介して主梁22にボルト40
およびナット55によって固定されている。したがっ
て、主梁22と副梁23は互いに結合された状態におい
て梯子形状を呈する。なお、このような副梁23は、押
し出し成形によって容易に形成される。
【0026】前記フランジ材26は、図5および図8に
示すように平面視形状がクランク形に形成されることに
より平行に対向する板部26a,26bと、これらの板
部26a,26bの一端および中間部を連結する連結部
26c,26dと、前記各板部26a,26bの他端よ
り外側に略直交するようにそれぞれ連設された一対の固
定部26e,26fとを一体に有している。板部26
a,26bは、前記副梁23の空間内に嵌合され得る大
きさに形成され、一端側に前記ボルト47が挿通される
ボルト挿通孔53が副梁23のボルト挿通孔48に対応
して形成されている。このボルト挿通孔53は、前記連
結部26c,26d間に位置するように形成されてい
る。前記一対の固定部26e,26fは、板部26a,
26bが副梁23内に嵌合されボルト47およびナット
51によって固定された状態において、副梁23の開口
端面に当接しており、前記主梁22の内側の側板22d
に前記ボルト40およびナット55によって固定され
る。
示すように平面視形状がクランク形に形成されることに
より平行に対向する板部26a,26bと、これらの板
部26a,26bの一端および中間部を連結する連結部
26c,26dと、前記各板部26a,26bの他端よ
り外側に略直交するようにそれぞれ連設された一対の固
定部26e,26fとを一体に有している。板部26
a,26bは、前記副梁23の空間内に嵌合され得る大
きさに形成され、一端側に前記ボルト47が挿通される
ボルト挿通孔53が副梁23のボルト挿通孔48に対応
して形成されている。このボルト挿通孔53は、前記連
結部26c,26d間に位置するように形成されてい
る。前記一対の固定部26e,26fは、板部26a,
26bが副梁23内に嵌合されボルト47およびナット
51によって固定された状態において、副梁23の開口
端面に当接しており、前記主梁22の内側の側板22d
に前記ボルト40およびナット55によって固定され
る。
【0027】図3、図5および図9において、前記床板
24は、通路20の幅方向に略左右対称的に分割して形
成された2つの床材24A,24Bで構成され、前記主
梁22の上面の一部および副梁23の上面に設置されて
いる。
24は、通路20の幅方向に略左右対称的に分割して形
成された2つの床材24A,24Bで構成され、前記主
梁22の上面の一部および副梁23の上面に設置されて
いる。
【0028】図9(a)において、一方の床材24A
は、主梁22と略同一長さを有する板状の本体60と、
この本体60の一端および他端寄りに垂設されたボルト
取付部61,62と、これらのボルト取付部61,62
の間に垂設された脚部63とを一体に有している。ボル
ト取付部61,62および脚部63の高さ方向の長さは
等しく設定され、下端が副梁23の上面に当接して支持
される。
は、主梁22と略同一長さを有する板状の本体60と、
この本体60の一端および他端寄りに垂設されたボルト
取付部61,62と、これらのボルト取付部61,62
の間に垂設された脚部63とを一体に有している。ボル
ト取付部61,62および脚部63の高さ方向の長さは
等しく設定され、下端が副梁23の上面に当接して支持
される。
【0029】前記本体60のボルト取付部61が垂設さ
れている一端側上面には、本体60の板厚と略等しい深
さの係合溝64が本体60の全長にわたって形成されて
いる。本体60の表面でボルト取付部62と脚部63に
対応する箇所および他端には、突状体からなる滑り止め
65が本体60の全長にわたってそれぞれ一体に突設さ
れている。本体60の左端部は、図3に示すように左側
の主梁22の上面に重ね合わされて前記浅溝33に係合
されることにより、主梁22によって支持される。この
状態において、主梁22と床材24Aの上面は同一平面
を形成する。
れている一端側上面には、本体60の板厚と略等しい深
さの係合溝64が本体60の全長にわたって形成されて
いる。本体60の表面でボルト取付部62と脚部63に
対応する箇所および他端には、突状体からなる滑り止め
65が本体60の全長にわたってそれぞれ一体に突設さ
れている。本体60の左端部は、図3に示すように左側
の主梁22の上面に重ね合わされて前記浅溝33に係合
されることにより、主梁22によって支持される。この
状態において、主梁22と床材24Aの上面は同一平面
を形成する。
【0030】前記本体60の一端側に垂設されるボルト
取付部61は、垂直板部61aと、この垂直板部61a
の下端に、L字状に折り曲げ形成された折曲部61b
と、この折曲部61bの下端に折り曲げ形成された抜け
防止部61cとで構成されている。本体60の他端寄り
に垂設されるボルト取付部62は、垂直板部62aと、
この垂直板部62aの下端に下方に開放するように連設
されたコ字状の折曲部62bと、この折曲部62bの両
端に互いに対向するように折り曲げ形成された抜け防止
部62c,62dとで構成され、前記折曲部62bと抜
け防止部62c,62dとによって形成される空間内に
前記ボルト49の頭部が前記ボルト取付用溝35,3
8,39,41,42と同様に摺動自在にかつ軸線方向
に対しては係止可能に収納される。前記脚部63は、逆
T字型に形成されることにより垂直板部63aと、この
垂直板部63aの下端にこれと直交するように設けられ
た水平板部63bとで構成されている。
取付部61は、垂直板部61aと、この垂直板部61a
の下端に、L字状に折り曲げ形成された折曲部61b
と、この折曲部61bの下端に折り曲げ形成された抜け
防止部61cとで構成されている。本体60の他端寄り
に垂設されるボルト取付部62は、垂直板部62aと、
この垂直板部62aの下端に下方に開放するように連設
されたコ字状の折曲部62bと、この折曲部62bの両
端に互いに対向するように折り曲げ形成された抜け防止
部62c,62dとで構成され、前記折曲部62bと抜
け防止部62c,62dとによって形成される空間内に
前記ボルト49の頭部が前記ボルト取付用溝35,3
8,39,41,42と同様に摺動自在にかつ軸線方向
に対しては係止可能に収納される。前記脚部63は、逆
T字型に形成されることにより垂直板部63aと、この
垂直板部63aの下端にこれと直交するように設けられ
た水平板部63bとで構成されている。
【0031】図9(b)において、他方の床材24B
は、主梁22と略同一長さを有する板状の本体66と、
この本体66の一端寄りおよび他端寄りに垂設されたボ
ルト取付部67,68と、これらのボルト取付部67,
68の間に垂設された脚部69とを一体に有している。
本体66、ボルト取付部67,68の高さ方向の長さは
等しく、前記一方の床材24Aの本体60、ボルト取付
部61,62と同一長さに設定されている。
は、主梁22と略同一長さを有する板状の本体66と、
この本体66の一端寄りおよび他端寄りに垂設されたボ
ルト取付部67,68と、これらのボルト取付部67,
68の間に垂設された脚部69とを一体に有している。
本体66、ボルト取付部67,68の高さ方向の長さは
等しく、前記一方の床材24Aの本体60、ボルト取付
部61,62と同一長さに設定されている。
【0032】前記本体66の表面で両端とボルト取付部
67,68および脚部69に対応する箇所には、突状体
からなる滑り止め70が本体65の全長にわたってそれ
ぞれ一体に突設されている。本体66の図9(b)にお
いて左端部は、2つの床材24A,24Bを幅方向に接
続したとき一方の床材24Aに重ね合わされて係合溝6
4に係合される。一方、右端部は図3に示すように右側
の主梁22に重ね合わされて前記浅溝33に係合され
る。この状態において、主梁22および床材24A,2
4Bの上面は、同一平面を形成する。
67,68および脚部69に対応する箇所には、突状体
からなる滑り止め70が本体65の全長にわたってそれ
ぞれ一体に突設されている。本体66の図9(b)にお
いて左端部は、2つの床材24A,24Bを幅方向に接
続したとき一方の床材24Aに重ね合わされて係合溝6
4に係合される。一方、右端部は図3に示すように右側
の主梁22に重ね合わされて前記浅溝33に係合され
る。この状態において、主梁22および床材24A,2
4Bの上面は、同一平面を形成する。
【0033】前記本体60の一端側に垂設される前記ボ
ルト取付部67は、垂直板部67aと、この垂直板部6
7aの下端にL字状に折り曲げ形成された折曲部67b
と、この折曲部67bの下端に略水平に突設された抜け
防止部67cとからなり、前記一方の床材24Aのボル
ト取付部61とともに1つのボルト取付部を構成する。
すなわち、ボルト取付部66は、2つの床材24A,2
4Bを幅方向に接続したとき、一方の床材24Aのボル
ト取付部61と垂直板部61a,67aどうしが図3に
示すように互いに密接することにより、前記ボルト取付
部62と同様な1つのボルト取付部を構成し、折曲部6
1b、67bと抜け防止部61c、67cとによって形
成される空間内に前記ボルト49の頭部が前記ボルト取
付用溝35,38,39,41,42と同様に摺動自在
にかつ軸線方向に対しては係止可能に収納される。
ルト取付部67は、垂直板部67aと、この垂直板部6
7aの下端にL字状に折り曲げ形成された折曲部67b
と、この折曲部67bの下端に略水平に突設された抜け
防止部67cとからなり、前記一方の床材24Aのボル
ト取付部61とともに1つのボルト取付部を構成する。
すなわち、ボルト取付部66は、2つの床材24A,2
4Bを幅方向に接続したとき、一方の床材24Aのボル
ト取付部61と垂直板部61a,67aどうしが図3に
示すように互いに密接することにより、前記ボルト取付
部62と同様な1つのボルト取付部を構成し、折曲部6
1b、67bと抜け防止部61c、67cとによって形
成される空間内に前記ボルト49の頭部が前記ボルト取
付用溝35,38,39,41,42と同様に摺動自在
にかつ軸線方向に対しては係止可能に収納される。
【0034】前記本体60の他端寄りに垂設されるボル
ト取付部68は、垂直板部68aと、この垂直板部68
aの下端に下方に開放するように連設されたコ字状の折
曲部68bと、この折曲部68bの両端に互いに対向す
るように折り曲げ形成された抜け防止部68c,68d
とで構成され、前記折曲部68bと抜け防止部68c,
68dとによって形成される空間内に前記ボルト49の
頭部が前記ボルト取付用溝35,38,39,41,4
2と同様に摺動自在にかつ軸線方向に対しては係止可能
に収納される。
ト取付部68は、垂直板部68aと、この垂直板部68
aの下端に下方に開放するように連設されたコ字状の折
曲部68bと、この折曲部68bの両端に互いに対向す
るように折り曲げ形成された抜け防止部68c,68d
とで構成され、前記折曲部68bと抜け防止部68c,
68dとによって形成される空間内に前記ボルト49の
頭部が前記ボルト取付用溝35,38,39,41,4
2と同様に摺動自在にかつ軸線方向に対しては係止可能
に収納される。
【0035】前記脚部69は、逆T字型に形成されるこ
とにより垂直板部69aと、この垂直板部69aの下端
にこれと直交するように設けられた水平板部69bとで
構成されている。なお、床材24A,24Bは押し出し
成形によって容易に形成される。
とにより垂直板部69aと、この垂直板部69aの下端
にこれと直交するように設けられた水平板部69bとで
構成されている。なお、床材24A,24Bは押し出し
成形によって容易に形成される。
【0036】床板24の取付けるには、先ず2つの床材
24A,24Bを幅方向に接合して他方の床材24Bの
左端部を一方の床材24Aに重ね合わせて係合溝64に
係合し、各ボルト取付部61と67、62,68の空間
内にボルト49の頭部を収納して副梁23上に載置し、
床材24A,24Bの通路側方側の端部を左右の主梁2
2に重ね合わせて浅溝33に係合する。そして、ボルト
49を副梁23のボルト挿通孔50(図7)に挿通して
ナット70を螺合することにより床板24を主梁22お
よび副梁23上に固定すればよい。この床板24を主梁
22および副梁23上に取付けた状態において、主梁2
2と床板24の上面は同一平面を形成する。このように
主梁22の上面を床板24の上面と同一面に設定する
と、主梁22を作業者が歩行可能な床板の一部として利
用することができるため、床板24の幅を小さくするこ
とができる。
24A,24Bを幅方向に接合して他方の床材24Bの
左端部を一方の床材24Aに重ね合わせて係合溝64に
係合し、各ボルト取付部61と67、62,68の空間
内にボルト49の頭部を収納して副梁23上に載置し、
床材24A,24Bの通路側方側の端部を左右の主梁2
2に重ね合わせて浅溝33に係合する。そして、ボルト
49を副梁23のボルト挿通孔50(図7)に挿通して
ナット70を螺合することにより床板24を主梁22お
よび副梁23上に固定すればよい。この床板24を主梁
22および副梁23上に取付けた状態において、主梁2
2と床板24の上面は同一平面を形成する。このように
主梁22の上面を床板24の上面と同一面に設定する
と、主梁22を作業者が歩行可能な床板の一部として利
用することができるため、床板24の幅を小さくするこ
とができる。
【0037】図3、図5および図10において、前記柱
材29は、中空の押出材によって形成され、左右の主梁
22の外側面に沿って前記副梁23と同一間隔をおいて
立設されている。この柱材29は、平面視形状が角形の
柱本体29aと、この柱本体29aの一辺の両側縁にそ
れぞれ延設された板状の固定部29b,29cとからな
り、各固定部29b,29cの下端部が主梁22の外側
面に密接され、前記ボルト37およびナット71によっ
て固定されている。このため、各固定部29b,29c
には、ボルト37が挿通されるボルト挿通孔73がそれ
ぞれ形成されている。なお、このような柱材29は、押
し出し成形によって容易に形成される。
材29は、中空の押出材によって形成され、左右の主梁
22の外側面に沿って前記副梁23と同一間隔をおいて
立設されている。この柱材29は、平面視形状が角形の
柱本体29aと、この柱本体29aの一辺の両側縁にそ
れぞれ延設された板状の固定部29b,29cとからな
り、各固定部29b,29cの下端部が主梁22の外側
面に密接され、前記ボルト37およびナット71によっ
て固定されている。このため、各固定部29b,29c
には、ボルト37が挿通されるボルト挿通孔73がそれ
ぞれ形成されている。なお、このような柱材29は、押
し出し成形によって容易に形成される。
【0038】図2において、前記中桟30は、長手方向
と直交する面内の断面形状が凹形の中空押出材からな
り、前記柱材29の内側面に上下2段に固定されてい
る。左右の中桟30の間隔(通路有効幅)は510mm
である。
と直交する面内の断面形状が凹形の中空押出材からな
り、前記柱材29の内側面に上下2段に固定されてい
る。左右の中桟30の間隔(通路有効幅)は510mm
である。
【0039】前記手摺り31は、図11に示すように略
半円形の断面形状を有する中空の押出材によって形成さ
れることにより、上方に凸曲面となるように湾曲した湾
曲部31aと、この湾曲部31aの下端側開口部を閉塞
する底部31bとで構成されている。また、底部31b
の幅方向中央には、柱材29との係合部80が設けられ
ている。この係合部80は、下方に開放するコ字状の折
曲部80aと、この折曲部80aの両端に互いに対向す
るように折り曲げ形成された抜け防止部80b,80c
とからなり、柱材29の上面に設けた図示しない係合部
に通路の進行方向から係合され、これによって手摺り3
1が柱材29の上方へ抜けるのを防止している。
半円形の断面形状を有する中空の押出材によって形成さ
れることにより、上方に凸曲面となるように湾曲した湾
曲部31aと、この湾曲部31aの下端側開口部を閉塞
する底部31bとで構成されている。また、底部31b
の幅方向中央には、柱材29との係合部80が設けられ
ている。この係合部80は、下方に開放するコ字状の折
曲部80aと、この折曲部80aの両端に互いに対向す
るように折り曲げ形成された抜け防止部80b,80c
とからなり、柱材29の上面に設けた図示しない係合部
に通路の進行方向から係合され、これによって手摺り3
1が柱材29の上方へ抜けるのを防止している。
【0040】このような構造からなる通路20において
は、床板24を薄肉に形成して軽量化することができ
る。すなわち、図12に示す従来の常設通路において
は、床板2自体をラーメン構造として強度を増大させて
いるため、床板2の肉厚、重量が大きくなり、結果とし
て通路自体も重量化するという欠点があった。これに対
して、本発明においては、中空の押出材からなる主梁2
2を鉛直方向の荷重を支える強度部材として用い、この
主梁22によって床板24の幅方向両端部を支持し、さ
らに長手方向を中空の押出材からなる複数個の副梁23
によって一定の間隔をおいて支持するように構成したの
で、床板24をラーメン構造として強度を増大させる必
要がない。この場合、床材24A,24Bの本体60,
66は作業員が載ると鉛直下方への荷重を受けるため、
下方に変形しようとするが、主梁22、ボルト取付部6
1,62,67,68および脚部63,69によって下
方への変形が抑えられる。したがって、床板24の強度
を高くする必要がなく、薄肉に形成して軽量化すること
ができる。
は、床板24を薄肉に形成して軽量化することができ
る。すなわち、図12に示す従来の常設通路において
は、床板2自体をラーメン構造として強度を増大させて
いるため、床板2の肉厚、重量が大きくなり、結果とし
て通路自体も重量化するという欠点があった。これに対
して、本発明においては、中空の押出材からなる主梁2
2を鉛直方向の荷重を支える強度部材として用い、この
主梁22によって床板24の幅方向両端部を支持し、さ
らに長手方向を中空の押出材からなる複数個の副梁23
によって一定の間隔をおいて支持するように構成したの
で、床板24をラーメン構造として強度を増大させる必
要がない。この場合、床材24A,24Bの本体60,
66は作業員が載ると鉛直下方への荷重を受けるため、
下方に変形しようとするが、主梁22、ボルト取付部6
1,62,67,68および脚部63,69によって下
方への変形が抑えられる。したがって、床板24の強度
を高くする必要がなく、薄肉に形成して軽量化すること
ができる。
【0041】また、主梁22と副梁23は、肉厚を厚く
しなくても断面高さを高くすることにより断面二次モー
メントが大きくなり、鉛直方向に対して十分な強度が得
られるので、これら部材による重量増加を抑えるととも
に、支持部材28のスパンおよび床板24の長さを鋼材
製の通路と同じ6mに延ばすことができる。したがっ
て、支持部材28の本数も削減でき、橋梁にかかる負荷
を軽減することができる。
しなくても断面高さを高くすることにより断面二次モー
メントが大きくなり、鉛直方向に対して十分な強度が得
られるので、これら部材による重量増加を抑えるととも
に、支持部材28のスパンおよび床板24の長さを鋼材
製の通路と同じ6mに延ばすことができる。したがっ
て、支持部材28の本数も削減でき、橋梁にかかる負荷
を軽減することができる。
【0042】ちなみに、支持部材28のスパンを6mと
し、通路20に加わる作用荷重(等分布荷重)を350
Kg/m2 としたときの撓み量を実測したところ、撓み
量δは11.5mmで、スパンの1/300(6000
÷300=20mm)以下であった。さらに、各構成部
材の永久変形は認められなかった。
し、通路20に加わる作用荷重(等分布荷重)を350
Kg/m2 としたときの撓み量を実測したところ、撓み
量δは11.5mmで、スパンの1/300(6000
÷300=20mm)以下であった。さらに、各構成部
材の永久変形は認められなかった。
【0043】また、主梁22、副梁23および床板24
とからなる床ユニット21は、工場で組立てることがで
き、この組立てられた床ユニット21を工事現場に搬送
して支持部材28上に設置した後、柱材29を主梁22
の外側面に立設して中桟30および手摺り31を柱材2
9に取付けるだけでよいので、現場での通路20の施工
が容易で短時間に行なうことができる。また、床ユニッ
ト21は、柱材29が取付けられていない状態で搬送さ
れるので、搬送効率を向上させることができる。
とからなる床ユニット21は、工場で組立てることがで
き、この組立てられた床ユニット21を工事現場に搬送
して支持部材28上に設置した後、柱材29を主梁22
の外側面に立設して中桟30および手摺り31を柱材2
9に取付けるだけでよいので、現場での通路20の施工
が容易で短時間に行なうことができる。また、床ユニッ
ト21は、柱材29が取付けられていない状態で搬送さ
れるので、搬送効率を向上させることができる。
【0044】また、主梁22の上面は、床板24と同一
面を形成し通路の一部を構成するので、床板24の幅を
狭くすることができる。
面を形成し通路の一部を構成するので、床板24の幅を
狭くすることができる。
【0045】また、柱材29の上面に手摺り31を取付
けているので、手摺り31に沿って手を手摺りの終端ま
で移動させたとき、指が柱材29に当たったりすること
がなく、また手摺り31の上面が略半円形に湾曲してい
るので、作業者がぶつかっても怪我をするおそれが少な
い。
けているので、手摺り31に沿って手を手摺りの終端ま
で移動させたとき、指が柱材29に当たったりすること
がなく、また手摺り31の上面が略半円形に湾曲してい
るので、作業者がぶつかっても怪我をするおそれが少な
い。
【0046】さらに、本発明においては、通路20の構
成部材にボルトがねじ込まれるねじ孔を形成する必要が
ないので、異種金属どうしの接触によるねじ孔からの腐
食を防止することができる。また、構成部材にアルマイ
ト処理を施し、ボルトにダクロ処理を施しているので、
異種金属どうしが直接接触することもなく、一層腐食を
防止することができ、通路20の耐久性を向上させるこ
とができる。
成部材にボルトがねじ込まれるねじ孔を形成する必要が
ないので、異種金属どうしの接触によるねじ孔からの腐
食を防止することができる。また、構成部材にアルマイ
ト処理を施し、ボルトにダクロ処理を施しているので、
異種金属どうしが直接接触することもなく、一層腐食を
防止することができ、通路20の耐久性を向上させるこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る橋梁下
部常設通路によれば、中空の押出材からなる主梁を用い
て床板の幅方向両端部を支持するように構成したので、
床板をラーメン構造の強度部材とする必要がない。した
がって、床板を薄肉の板状に形成して軽量化することが
でき、さらには常設通路自体の軽量化を可能にする。ま
た、従来のアルミニウム合金製常設通路は、強度が不十
分であることから床板の長さが鋼材製の床板に比べて短
く、しかも両端のみならず長手方向中間部をも支持部材
によって支持する必要があったため、支持部材の部品点
数が多くなり、橋梁にかかる負荷が大きかったが、本発
明においては床板の長さを鋼材製の常設通路の床板と同
じ長さとして両端のみを支持しても、撓み量を鋼材製の
床板と同等の撓み量に抑えることができる。したがっ
て、支持部材の部品点数を削減することができ、橋梁に
かかる負荷を軽減することができる。
部常設通路によれば、中空の押出材からなる主梁を用い
て床板の幅方向両端部を支持するように構成したので、
床板をラーメン構造の強度部材とする必要がない。した
がって、床板を薄肉の板状に形成して軽量化することが
でき、さらには常設通路自体の軽量化を可能にする。ま
た、従来のアルミニウム合金製常設通路は、強度が不十
分であることから床板の長さが鋼材製の床板に比べて短
く、しかも両端のみならず長手方向中間部をも支持部材
によって支持する必要があったため、支持部材の部品点
数が多くなり、橋梁にかかる負荷が大きかったが、本発
明においては床板の長さを鋼材製の常設通路の床板と同
じ長さとして両端のみを支持しても、撓み量を鋼材製の
床板と同等の撓み量に抑えることができる。したがっ
て、支持部材の部品点数を削減することができ、橋梁に
かかる負荷を軽減することができる。
【0048】また、本発明は、柱材を中桟によって連結
しているので、柱材の強度を高めることができる。さら
に、柱材の上面に手摺りを設けているので、手を手摺り
に沿って移動させても指が柱材に当たったりすることが
ない。
しているので、柱材の強度を高めることができる。さら
に、柱材の上面に手摺りを設けているので、手を手摺り
に沿って移動させても指が柱材に当たったりすることが
ない。
【図1】 本発明に係る橋梁下部常設通路の一実施の形
態を示す外観斜視図である。
態を示す外観斜視図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII −III 線拡大断面図である。
【図4】 同通路の要部の側面図である。
【図5】 同通路の要部の一部を破断して示す拡大底面
図である。
図である。
【図6】 主梁の断面図である。
【図7】 副梁の断面図である。
【図8】 フランジ材の断面図である。
【図9】 (a)、(b)は床材の正面図である。
【図10】 柱材の断面図である
【図11】 手摺りの正面図である。
【図12】 従来の橋梁下部常設通路の外観斜視図であ
る。
る。
20…橋梁下部常設通路、21…床ユニット、22…主
梁、23…副梁、24…床板、24A,24B…床材、
25…アングル、26…フランジ材、28…支持部材、
29…柱材、30…中桟、31…手摺り。
梁、23…副梁、24…床板、24A,24B…床材、
25…アングル、26…フランジ材、28…支持部材、
29…柱材、30…中桟、31…手摺り。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立花 秀男 東京都品川区東品川2丁目2番20号 日軽 形材株式会社内 (72)発明者 軽部 洋 千葉県柏市東3−8−25 (72)発明者 谷茂岡 和夫 神奈川県横浜市西区北軽井沢8−2−603 (72)発明者 森山 守 石川県金沢市額新保3丁目279−2 Fターム(参考) 2D059 EE10 GG01 GG39 GG55
Claims (3)
- 【請求項1】 支持部材上に橋梁に沿って平行に配設さ
れるアルミニウム合金製の中空押出材からなる左右一対
の主梁と、この主梁を梯子状に連結するアルミニウム合
金製の中空押出材からなる複数本の副梁と、これらの副
梁上に敷設されるアルミニウム合金製の押出形材からな
る床板とを備えたことを特徴とする橋梁下部常設通路。 - 【請求項2】 請求項1記載の橋梁下部常設通路におい
て、 主梁の外側面に複数本の柱材を取付け、これらの柱材を
中桟によって互いに連結したことを特徴とする橋梁下部
常設通路。 - 【請求項3】 請求項2記載の橋梁下部常設通路におい
て、 柱材の上面に手摺りを取付けたことを特徴とする橋梁下
部常設通路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11164974A JP2000352015A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 橋梁下部常設通路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11164974A JP2000352015A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 橋梁下部常設通路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000352015A true JP2000352015A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15803435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11164974A Pending JP2000352015A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 橋梁下部常設通路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000352015A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3128947U (ja) * | 2006-11-13 | 2007-02-01 | 株式会社宮地鐵工所 | 橋梁検査路構造 |
| JP2007190574A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Calsonic Kansei Corp | アルミニウム製熱交換器の製造方法 |
| JP2010163789A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Miyaji Iron Works Co Ltd | 検査路 |
| JP2013231305A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | 橋梁用点検通路 |
| KR101911043B1 (ko) * | 2018-04-16 | 2018-10-23 | 주식회사 부영물산 | 교량용 점검대 |
| JP2019157468A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 三協立山株式会社 | 架設通路 |
| JP2019157469A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 三協立山株式会社 | 架設通路 |
| KR102235163B1 (ko) * | 2020-07-28 | 2021-04-01 | 김은정 | 교각 설치용 교량점검시설 |
| WO2021085659A1 (ko) * | 2019-10-28 | 2021-05-06 | (주)애니우드 | 확장형 인도교를 위한 캔틸레버형 받침장치 |
| KR102314430B1 (ko) * | 2021-02-03 | 2021-10-19 | 주식회사 에스티 | 교량 종방향 점검시설 |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP11164974A patent/JP2000352015A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7002968B2 (ja) | 2018-03-12 | 2022-01-20 | 三協立山株式会社 | 架設通路 |
| JP7002967B2 (ja) | 2018-03-12 | 2022-01-20 | 三協立山株式会社 | 架設通路 |
| KR101911043B1 (ko) * | 2018-04-16 | 2018-10-23 | 주식회사 부영물산 | 교량용 점검대 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060404 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060605 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060808 |