JP2000352185A - 床材の整列装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法 - Google Patents

床材の整列装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法

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JP2000352185A
JP2000352185A JP11165895A JP16589599A JP2000352185A JP 2000352185 A JP2000352185 A JP 2000352185A JP 11165895 A JP11165895 A JP 11165895A JP 16589599 A JP16589599 A JP 16589599A JP 2000352185 A JP2000352185 A JP 2000352185A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面倒な墨出し作業をすることなく、複数の床
材を基礎床面上に容易に整列させることができる、床材
の整列装置を提供する。 【解決手段】 床材2の整列装置3は、支持具6と線材
7とからなる。支持具6は、床材2、2の延出部2d、
2dに着脱可能に取り付けられる被取付部6aと、その
被取付部6aが延出部2d、2dに取り付けられた状態
で延出部2d、2dの先端部2e、2eに沿う直線上に
位置する支持部6bとを有する。そして、線材7は、一
端側が支持部6bに支持されて、前記延出部2d、2d
の先端部2e、2eに沿う直線上に張られる。これによ
り、前記直線上に張られた線材7に沿って、複数の床材
2、2を基礎床面1上に整列させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の床材を基
礎床面上に容易に整列させることができる、床材の整列
装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、例えば、配線溝を有する床材を、基礎床面上に配置
するにあたって、複数の床材が、直状に整列するよう
に、基礎床面上に墨出しを行い、その墨出し線に沿って
床材を配置していた。
【0003】しかしながら、前述する墨だし作業は、面
倒であった。また、床材を墨出し線に沿って基礎床面上
に配置すると、その配置された床材によって墨出し線が
隠れることもあり、その結果、床材が正しい位置に配置
されるよう微調整する必要があった。
【0004】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、面倒な墨出し作業をすることなく、複数の床材を基
礎床面上に容易に整列させることができる、床材の整列
装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る床材の整
列装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法は、
前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明に係る床材の整列装置は、基
礎床面上に配置される床材を、整列させる整列装置であ
って、支持具と線材とを備える。前記支持具は、前記床
材の取付部に着脱可能に取り付けられる被取付部と、そ
の被取付部が前記取付部に取り付けられた状態で前記床
材の整列基準に沿う直線上に位置する支持部とを有す
る。そして、前記線材は、一端側が前記支持部に支持さ
れて前記整列基準に沿う直線上に張られる。
【0006】これにより、床材を基礎床面上に整列させ
るには、最初の床材を基礎床面上に配置するとともに、
最初の床材の取付部に、支持具の被取付部を取り付け
る。そして、一端側が支持部に支持された線材を、最初
の床材の整列基準に沿う直線上に張る。次いで、後の床
材を、その床材の整列基準が、前記直線上に張られた線
材に沿うように基礎床面上に配置する。こうして、前記
最初の床材および前記後の床材が、前記線材に沿って基
礎床面上に整列する。そして、この整列装置の支持具
は、床材の取付部に着脱可能に取り付けられるものであ
り、床材を線材に沿って整列させた後には、この整列装
置を床材から取り除くことができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る床材の
整列装置のように、前記整列基準は、前記床材の端縁か
らなってもよい。これにより、線材は、最初の床材の、
整列基準となる端縁に沿う直線上に張られ、そして、後
の床材は、その床材の整列基準となる端縁が、前記直線
上に張られた線材に沿うように基礎床面上に配置され
る。このとき、床材を、線材を間に置く一方側に配置す
ることで、床材を線材に沿って一列に整列させてもよい
が、その他に、床材を、線材を間に置く両側に配置する
ことで、床材を線材に沿って二列に整列させてもよい。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る床材の
整列装置のように、前記支持具は、互いに隣合って前記
端縁が略当接して配置される二つの前記床材の前記取付
部間に架設されてもよい。これにより、支持具は、二つ
の最初の床材に架設されて、一端側が支持部に支持され
た線材は、これら二つの床材の略当接する端縁に沿う直
線上に張られる。そして、後の床材は、その端縁が、直
線上に張られた線材に沿うようにして、線材を間に置く
両側に配置される。こうして、前記最初の床材および前
記後の床材が、前記一本の線材に沿って基礎床面上に二
列に整列する。
【0009】また、請求項4に記載の発明に係る床材の
整列装置のように、前記床材は、床材本体と、配置され
る前記床材の前記床材本体間に配線溝を確保するように
前記床材本体から前記配線溝の上側または下側に延出す
る延出部とを備え、前記端縁は、前記延出部の先端部か
らなってもよい。これにより、配線溝が床材の延出部に
よって確保される。そして、この配線溝は、床材と同様
に、線材に沿って整列して延びることとなる。さらに、
床材の延出部が、配線溝の上側に延出している場合に
は、この延出部によって、配線溝内に収容されるケーブ
ルの飛び出しが防止される。
【0010】また、請求項5に記載の発明に係る床材の
整列装置のように、前記延出部が、前記取付部となっ
て、前記支持具は、互いに隣合って前記先端部が略当接
して配置される二つの前記床材の前記延出部間に架設さ
れてもよい。これにより、支持具は、二つの最初の床材
に架設されて、一端側が支持部に支持された線材は、こ
れら二つの床材の略当接する延出部の先端部に沿う直線
上に張られる。そして、後の床材は、その延出部の先端
部が、直線上に張られた線材に沿うようにして、線材を
間に置く両側に配置される。こうして、前記最初の床材
および前記後の床材が、前記一本の線材に沿って基礎床
面上に二列に整列する。そして、配線溝は、線材を間に
置く床材の床材本体間に確保されて、線材に沿って整列
して延びる。
【0011】また、請求項6に記載の発明に係る支持具
は、基礎床面上に配置される床材を、整列させるための
支持具である。この支持具は、前記床材の取付部に着脱
可能に取り付けられる被取付部と、その被取付部が前記
取付部に取り付けられた状態で前記床材の整列基準に沿
う直線上に位置する支持部とを有する。そして、前記支
持部は、前記整列基準に沿う直線上に張られる線材の一
端側を支持する。これにより、床材を基礎床面上に整列
させるには、最初の床材を基礎床面上に配置するととも
に、最初の床材の取付部に、支持具の被取付部を取り付
ける。そして、一端側が支持部に支持された線材を、最
初の床材の整列基準に沿う直線上に張る。次いで、後の
床材を、その床材の整列基準が、直線上に張られた線材
に沿うように基礎床面上に配置する。こうして、前記最
初の床材および前記後の床材が、前記線材に沿って基礎
床面上に整列する。そして、この支持具は、床材の取付
部に着脱可能に取り付けられるものであり、床材を線材
に沿って整列させた後には、この支持具を床材から取り
除くことができる。
【0012】また、請求項7に記載の発明に係る支持具
のように、前記整列基準は、前記床材の端縁からなって
もよい。これにより、線材は、最初の床材の、整列基準
となる端縁に沿う直線上に張られ、そして、後の床材
は、その床材の整列基準となる端縁が、前記直線上に張
られた線材に沿うように基礎床面上に配置される。この
とき、床材を、線材を間に置く一方側に配置すること
で、床材を線材に沿って一列に整列させてもよいが、そ
の他に、床材を、線材を間に置く両側に配置すること
で、床材を線材に沿って二列に整列させてもよい。
【0013】また、請求項8に記載の発明に係る床材装
置は、基礎床面上に配置される床材と、その床材を前記
基礎床面上に整列させる整列装置とからなる。前記床材
は、取付部を有する。一方、前記整列装置は、支持具と
線材とを備える。そして、前記支持具は、前記取付部に
着脱可能に取り付けられる被取付部と、その被取付部が
前記取付部に取り付けられた状態で前記床材の整列基準
に沿う直線上に位置する支持部とを有する。さらに、前
記線材は、一端側が前記支持部に支持されて前記整列基
準に沿う直線上に張られる。
【0014】これにより、床材を整列装置によって基礎
床面上に整列させるには、最初の床材を基礎床面上に配
置するとともに、最初の床材の取付部に、支持具の被取
付部を取り付ける。そして、一端側が支持部に支持され
た線材を、最初の床材の整列基準に沿う直線上に張る。
次いで、後の床材を、その床材の整列基準が、直線上に
張られた線材に沿うように基礎床面上に配置する。こう
して、前記最初の床材および前記後の床材が、前記線材
に沿って基礎床面上に整列する。そして、整列装置の支
持具は、床材の取付部に着脱可能に取り付けられるもの
であり、床材を線材に沿って整列させた後には、整列装
置を床材から取り除くことができる。
【0015】また、請求項9に記載の発明に係る床材装
置のように、前記整列基準は、前記床材の端縁からなっ
てもよい。これにより、線材は、最初の床材の、整列基
準となる端縁に沿う直線上に張られ、そして、後の床材
は、その床材の整列基準となる端縁が、前記直線上に張
られた線材に沿うように基礎床面上に配置される。この
とき、床材を、線材を間に置く一方側に配置すること
で、床材を線材に沿って一列に整列させてもよいが、そ
の他に、床材を、線材を間に置く両側に配置すること
で、床材を線材に沿って二列に整列させてもよい。
【0016】また、請求項10に記載の発明に係る床材
の整列方法は、基礎床面上に床材を整列させる整列方法
であって、最初の前記床材を前記基礎床面上に配置する
とともに、前記最初の床材の取付部に、支持部を備える
支持具を、前記支持部が前記最初の床材の整列基準に沿
う直線上に位置するようにして、着脱可能に取り付け
る。そして、一端側が前記支持部に支持された線材を、
前記整列基準に沿う直線上に張り、後の前記床材を、そ
の床材の整列基準が、前記線材に沿うように前記基礎床
面上に配置することで、前記最初の床材および前記後の
床材を、前記線材に沿って整列させるものである。
【0017】このように、最初の床材の取付部に取り付
けられる支持具に支持されて、整列基準に沿う直線上に
張られた線材に沿って、後の床材を配置することで、最
初の床材および後の床材を線材に沿って整列させること
ができる。そして、支持具は、床材の取付部に着脱可能
に取り付けられるものであり、床材を線材に沿って整列
させた後には、この支持具を床材から取り除くことがで
きる。
【0018】また、請求項11に記載の発明に係る床材
の整列方法のように、前記整列基準は、前記床材の端縁
からなってもよい。これにより、線材は、最初の床材
の、整列基準となる端縁に沿う直線上に張られ、そし
て、後の床材は、その床材の整列基準となる端縁が、前
記直線上に張られた線材に沿うように基礎床面上に配置
される。このとき、床材を、線材を間に置く一方側に配
置することで、床材を線材に沿って一列に整列させても
よいが、その他に、床材を、線材を間に置く両側に配置
することで、床材を線材に沿って二列に整列させてもよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る床材の整列
装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法の実施
の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】図1ないし図10は、本発明に係る床材の
整列装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法の
第一の実施の形態を示す。図中符号1は、基礎床面であ
る。2は、基礎床面1上に配置される床材である。3
は、基礎床面1上に配置される床材2を、整列させる整
列装置である。そして、床材装置4は、床材2と整列装
置3とから構成されている。
【0021】ここで、床材2は、例えば、ポリプロピレ
ン樹脂等の合成樹脂材料からなり、床を形成すべく、平
面視が略正方形で、上面2bが平らな所定高さの床材本
体2aを備えている。床材2は、この床材本体2aが、
例えば、前後左右に通る配線溝5、5を形成するように
所定間隔をおいて基礎床面1上に配置される(図10参
照)。そして、床材本体2aには、その上面2bの縁部
全周に、帯状に一段下がった段部2cが形成されてい
る。
【0022】また、床材2は、基礎床面1上に配置され
るこれら床材2、2の床材本体2a、2a間に配線溝5
を確保するように、そして、配線溝5内に収容されるケ
ーブル(図示せず)の上方を覆ってそのケーブルの飛び
出しを防止するように、延出部2d、2dが、床材本体
2aから配線溝5の上側に延出している。この延出部2
dは、床材本体2aの一辺につきその両端付近の側面
の、段部2cよりも若干下がった位置から、配線溝5側
に水平にかつ薄板状に延びており、さらにその先端部2
eは、折れ曲がって下方に若干延びている。そして、こ
の延出部2dは、先端部2eが、隣合って配置される他
の床材2が有する他の延出部2dの先端部2eと相互に
当接し合うように延びており、配線溝5を形成するため
の位置決め手段ともなっている。さらに、延出部2d
は、薄板状に形成されているので、この材料の持つ弾性
により、上下に弾性的に撓むことができる。こうして、
延出部2d、2dが水平位置から下方または上方に撓ん
で、その両先端部2e、2e間が開くことで、ケーブル
を配線溝5へ入れたり、配線溝5内に収容されたケーブ
ルを配線溝5から出したりすることができる。
【0023】その後、床材2、2の上に、略正方形状の
カーペット(図示せず)が敷きつめられる。このカーペ
ットの下面には、十文字状に蓋板(図示せず)が貼り付
けられており、カーペットが床材2、2の上に敷かれた
とき、蓋板が、隣合う床材2、2の段部2c、2cに架
け渡されるようにして、配線溝5の上面側が塞がれる構
造となっている。
【0024】一方、整列装置3は、支持具6と線材7と
からなっている。支持具6は、図2および図3に示すよ
うに、例えば、ステンレス鋼板等のバネ性のある板材
が、床材2、2の延出部2d、2dを上下で挟むよう
に、折り返されて形成されている。こうして、床材2の
延出部2dが取付部となり、支持具6全体が、被取付部
6aとなって、支持具6は、互いに隣合って前記先端部
2e、2eが略当接して配置される床材2、2の延出部
2d、2d間に架設されるようにして、それら延出部2
d、2dに着脱可能に取り付けられる(図4、5参
照)。そして、支持具6の、折り返された上側の先端部
分の幅中央部は、線材7を支持する支持部6bとなって
おり、この支持部6bには、貫通孔6cが形成されてい
る。そして、この支持部6bは、被取付部6aが床材2
の延出部2dに取り付けられた状態で、床材2の整列基
準となるとともに端縁ともなる、延出部2dの先端部2
eに沿う直線上に位置することとなる。また、線材7
は、水糸等の糸やワイヤー等からなり、一端側が支持具
6の貫通孔6cに通されて、支持部6bに結びつけられ
る。こうして、線材7は、支持部6bに支持されて、延
出部2dの先端部2eに沿う直線上に張られる。
【0025】次に、以上の構成からなる床材2および整
列装置3における、床材2の整列方法を、作用効果とと
もに説明する。まず、図4および図5に示すように、基
礎床面1上に、二つの最初の床材2、2を、延出部2
d、2dの先端部2e、2eが略当接するようにして左
右に互いに隣合って配置するとともに、これら最初の床
材2、2の略当接する延出部2d、2dに、支持具6の
被取付部6aを嵌めるようにして取り付けることで、延
出部2d、2d間に、支持具6を架設する。このとき、
支持具6の支持部6bが最初の床材2、2の延出部2
d、2dの先端部2e、2eに沿う直線上に位置するよ
うにして、一端側が支持部6bに支持された線材7を、
延出部2d、2dの先端部2e、2eに沿って前後方向
に延びる直線上に張り、線材7の他端側を、例えば、部
屋の壁面等(図示せず)に止める。
【0026】その後、図6に示すように、後の床材2、
2を、順次、その延出部2d、2dの先端部2e、2e
が、直線上に張られた線材7に沿うようにして、線材7
を間に置く両側に配置する。こうして、最初の床材2、
2および後の床材2、2を、前後方向に延びる一本の線
材7に沿って、基礎床面1上に二列に整列させる。ま
た、このとき、配線溝5は、床材2、2の延出部2d、
2dによって、線材7を間に置く床材2、2の床材本体
2a、2a間に確保されて、線材7に沿って前後方向に
整列して延びることとなる。
【0027】次いで、図7に示すように、前後に互いに
隣合って配置される床材2、2の、略当接する延出部2
d、2dに、前記と同様に、支持具6を架設して、一端
側が支持部6bに支持された線材7を、延出部2d、2
dの先端部2e、2eに沿って左右方向に延びる直線上
に張る。
【0028】その後、図8に示すように、前後方向に整
列する床材2、2と同様にして、左右方向においても、
床材2、2を、左右方向に延びる一本の線材7に沿っ
て、基礎床面1上に二列に整列させる。このとき、配線
溝5もまた、同様に、線材7に沿って左右方向に整列し
て延びる。
【0029】次いで、図9に示すように、左右または前
後に互いに隣合って配置される床材2、2の、略当接す
る延出部2d、2dに、前記と同様に、支持具6を架設
して、一端側が支持部6bに支持された線材7を、延出
部2d、2dの先端部2e、2eに沿って前後方向また
は左右方向に延びる直線上に張る。こうして、線材7、
7が、前後方向および左右方向に延びるようにして、五
番目状に張られる。
【0030】その後、図10に示すように、五番目状に
張られた線材7、7に沿って、床材2、2を基礎床面1
上に前後左右の方向に整列させる。このとき、配線溝
5、5もまた、線材7、7に沿って前後左右の方向に整
列して延びることとなる。さらに、床材2、2を線材
7,7に沿って整列させた後には、支持具6、6を線材
7、7とともに床材2、2から取り除く(図示せず)。
もっとも、支持具6を備える整列装置3を床材2、2か
ら取り除くのは、全ての床材2、2を整列させた後でな
くとも、段階を追って床材2、2が整列するところの適
宜時点で、順次取り除いてもよい。
【0031】このようにして、床材2、2が、整列装置
3の線材7に沿って基礎床面1上に整列することとな
り、面倒な墨出し作業をすることなく、複数の床材2、
2を基礎床面1上に容易に整列させることができる。そ
して、配線溝5を、床材2、2の延出部2d、2dによ
って、床材本体2a、2a間に確保することができ、さ
らに、この配線溝5を、線材7に沿って整列させて延ば
すことができる。
【0032】図11ないし図14は、本発明に係る床材
の整列装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法
の第二の実施の形態を示す。この第二の実施の形態は、
第一の実施の形態とは、床材および支持具の形状が異な
り、支持具が床材間に架設されることなく一つの床材に
取り付けられる点が異なるが、他はほぼ同様であり、以
下に、異なる点を主に説明する。
【0033】床材11は、図11に示すように、第一の
実施の形態に示す床材2の床材本体2aとほぼ同様の形
状であり、延出部2dは設けられていない。そして、床
材11の上面11aの縁部全周に形成された段部11b
の各コーナー部分には、支持具12(13)を取り付け
るための取付部となる取付穴11cが四つ前後左右に並
んで形成されている。
【0034】支持具は、第1の支持具12と、第2の支
持具13との二種類が設けられている。第1の支持具1
2は、図12に示すように、略正方形平板状に形成され
た支持具本体12aと、床材11の取付穴11c、11
cに着脱可能に取り付けられる被取付部12b、12b
と、線材7、7を支持する支持部12c、12cとから
なっている。被取付部12b、12bは、床材11の四
つの取付穴11c、11cにそれぞれちょうど嵌まるよ
うに、支持具本体12aから下方に棒状に延びている。
支持部12c、12cは、支持具本体12aの直交する
二辺のそれぞれの中央から側方に突出して形成されてお
り、第一の実施の形態と同様に、この支持部12cに、
貫通孔12dが形成されている。そして、各支持部12
cは、被取付部12b、12bが床材11の取付穴11
c、11cに取り付けられた状態で、床材11の整列基
準となるとともに端縁ともなる直交する各側面11dに
沿う直線上に位置することとなる。そして、二本の線材
7、7の一端側が、それぞれ第1の支持具12の各貫通
孔12dに通されて、支持部12cに結びつけられ、床
材11の直交する各側面11dに沿う直線上に張られ
る。
【0035】第2の支持具13は、図13に示すよう
に、長方形平板状に形成された支持具本体13aと、床
材11の取付穴11c、11cに着脱可能に取り付けら
れる被取付部13b、13bと、線材7を支持する支持
部13cとからなっている。被取付部13b、13b
は、床材11の二つの取付穴11c、11cにそれぞれ
ちょうど嵌まるように、支持具本体13aから下方に棒
状に延びている。支持部13cは、支持具本体13aの
短辺の中央から側方に突出して形成されており、この支
持部13cに、貫通孔13dが形成されている。そし
て、支持部13cは、被取付部13b、13bが床材1
1の取付穴11c、11cに取り付けられた状態で、床
材11の整列基準となるとともに端縁ともなる側面11
dに沿う直線上に位置することとなる。そして、線材7
の一端側が、第2の支持具13の貫通孔13dに通され
て、支持部13cに結びつけられ、床材11の側面11
dに沿う直線上に張られる。
【0036】図14は、第一の実施の形態における図1
0相当図であり、第二の実施の形態においては、床材1
1は、線材7を間に置く一方側に間隔をあけて配置され
て、各線材7に沿って一列に整列する。そして、五番目
状に張られた線材7、7に沿って、床材11、11は、
基礎床面1上に前後左右の方向に整列する。このとき、
隣合う床材11、11間に形成される配線溝5、5もま
た、線材7、7に沿って前後左右の方向に整列して延び
ることとなる。
【0037】図15ないし図17は、本発明に係る床材
の整列装置、支持具、床材装置、および床材の整列方法
の第三の実施の形態を示す。この第三の実施の形態は、
第一の実施の形態とは、床材および支持具の形状が異な
るが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる点を主に説
明する。
【0038】床材21は、図15に示すように、平面視
が略正方形で、上面21aが平らな所定高さの複数のブ
ロック部21b、21bが、床材21の内部に配線溝
5、5を形成するようにして、所定間隔を置いて前後左
右に並ぶものである。ここで、ブロック部21b、21
bは、配線溝5、5の底面となるとともにブロック部2
1b、21bと一体に樹脂成形される薄板状の連結部2
1c、21cによって、互いに連結されている。そし
て、ブロック部21bの上面21aであって、この床材
21の各コーナー部分には、支持具22を取り付けるた
めの取付部となる取付穴21dが一つ形成されている。
そして、この床材21、21は、端縁となる側面21
e、21eが略当接するようにして、基礎床面1上に配
置される。
【0039】支持具22は、図16に示すように、長方
形平板状に形成された支持具本体22aと、床材21、
21の取付穴21d、21dに着脱可能に取り付けられ
る被取付部22b、22bと、線材7を支持する支持部
22cとからなっている。被取付部22b、22bは、
互いに隣合って側面21e、21eが略当接して配置さ
れる二つの床材21、21の取付穴21d、21dにそ
れぞれちょうど嵌まるように、支持具本体22aから下
方に棒状に延びている。こうして、支持具22は、互い
に隣合って側面21e、21eが略当接して配置される
二つの床材21、21の取付穴21d、21d間に架設
される。また、支持部22cは、支持具本体22aの長
辺の中央から側方に突出して形成されており、この支持
部22cに、貫通孔22dが形成されている。そして、
支持部22cは、被取付部22b、22bが床材21、
21の取付穴21d、21dに取り付けられた状態で、
床材21、21の整列基準となるとともに端縁ともなる
側面21e、21eに沿う直線上に位置することとな
る。そして、線材7の一端側が、支持具22の貫通孔2
2dに通されて、支持部22cに結びつけられ、床材2
1、21の側面21e、21eに沿う直線上に張られ
る。
【0040】図17は、第一の実施の形態における図1
0相当図であり、第三の実施の形態においては、第一の
実施の形態と同様に、床材21、21は、線材7を間に
置く両側に間隔を詰めて配置されて、各線材7に沿って
二列に整列する。そして、五番目状に張られた線材7、
7に沿って、床材21、21は、基礎床面1上に前後左
右の方向に整列する。このとき、床材21、21の内部
にある配線溝5、5もまた、前後左右の方向に整列して
延びることとなる。
【0041】図18は、本発明に係る床材の整列装置、
支持具、床材装置、および床材の整列方法の第四の実施
の形態を示す。この第四の実施の形態は、第三の実施の
形態とは、床材および支持具の形状が若干異なり、支持
具が床材間に架設されることなく一つの床材に取り付け
られる点が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異
なる点を主に説明する。
【0042】床材31は、図18に示すように、第三の
実施の形態に示す床材21と同様にブロック部31b、
31bおよび連結部31c、31cを備えるが、支持具
を取り付けるための取付部となる取付穴31d、31d
は、ブロック部31bの上面31aであって、この床材
21の各辺の中央部分寄りの位置に、それぞれ二つ形成
されている。ここで、取付穴31d、31dは、後述す
る支持具32を取り付けるための取付部となるだけでな
く、床材31を整列するための整列基準ともなってい
る。さらに、床材31は、ブロック部31bの上面31
aであって、この床材31の中央に、整列基準となる、
例えば、十字状のマーキング31fが設けられている。
こうして、第四の実施の形態においては、取付穴31
d、31dおよびマーキング31fが、整列基準となっ
ている。
【0043】また、支持具32は、第三の実施の形態に
示す支持具22とは形状が若干異なり、第二の実施の形
態に示す第2の支持具13とほぼ同一形状である。すな
わち、支持具32は、第2の支持具13と同様に、支持
具本体32a、被取付部32b、32b、支持部32c
および貫通孔32dを備えるが、その支持部32cは、
支持具本体32aよりも板厚の半分程上方にずれて位置
している。この支持部32cは、被取付部32b、32
bが最初の床材31の取付穴31d、31dに取り付け
られた状態で、その最初の床材31の取付穴31d、3
1dおよびマーキング31fに沿う直線上に位置するこ
ととなる。そして、線材7の一端側が、支持具32の貫
通孔32dに通されて、支持部32cに結びつけられ、
取付穴31d、31dおよびマーキング31fに沿う直
線上に張られる。このとき、支持部32cが、支持具本
体32aよりも上方にずれて位置していて、支持部32
cの下面は、支持本体32の下面よりも上方に浮き上が
った状態となっていることから、線材7を、床材31の
上面31aに触れることなく、張ることができる。
【0044】そして、後の床材31(図示せず)は、そ
の床材31の取付穴31d、31dおよびマーキング3
1fが、張られた線材7に沿うようにして基礎床面1上
に配置される。このとき、後の床材31は、張られた線
材7をくぐるようにして基礎床面1上に配置されてもよ
いが、線材7を張る前に予め基礎床面1上の概略の位置
に置かれていてもよい。また、線材7は、後の床材31
の上面31aとも触れることがないので、床材31の整
列作業が容易となっている。
【0045】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、第一の実施の形態において、床材2の延出
部2dは、床材本体2a、2a間に配線溝5を確保する
とともにケーブルの飛び出しを防止するように、配線溝
5の上側に延出しているが、床材本体2a、2a間に配
線溝5を確保するためだけであれば、この延出部2d
は、配線溝5の下側に延出してもよい。
【0046】また、第一の実施の形態において、床材2
の延出部2dは、床材2の各辺から延びているが、直交
する二辺のみから延びてもよい。この場合、延出部2d
は、その先端部2eが、隣合って配置される他の床材2
の端縁となる床材本体2aの側面と略当接する。
【0047】また、第四の実施の形態において、整列基
準として、取付穴31d、31dおよびマーキング31
fが設けられているが、両者を整列基準としなくとも、
取付穴31d、31dのみを整列基準とし、マーキング
31fは設けなくともよい。さらに、マーキング31f
が複数箇所にある場合や、直線状に延びている場合に
は、マーキング31fのみを整列基準としてもよい。
【0048】また、支持具6、12、13、22におけ
る支持部6b、12c、13c、22cは、線材7を支
持することができればよく、貫通孔以外の、例えば、鉤
形状のフック、スリット等を備えるものであってもよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る床材の整列装置、支持具、床材装
置、および床材の整列方法によれば、次の効果がある。
【0050】請求項1および2に記載された床材の整列
装置、請求項6および7に記載された支持具、請求項8
および9に記載された床材装置、並びに請求項10およ
び11に記載された床材の整列方法によれば、床材が線
材に沿って基礎床面上に整列するので、面倒な墨出し作
業をすることなく、複数の床材を基礎床面上に容易に整
列させることができる。
【0051】また、請求項3に記載された床材の整列装
置によれば、複数の床材を一本の線材に沿って基礎床面
上に二列に整列させることができる。
【0052】また、請求項4に記載された床材の整列装
置によれば、配線溝を床材の延出部によって確保するこ
とができ、さらに、この配線溝を、線材に沿って整列さ
せて延ばすことができる。
【0053】また、請求項5に記載された床材の整列装
置によれば、配線溝を、床材の延出部によって、線材を
間に置く床材の床材本体間に確保することができ、さら
に、この配線溝を、線材に沿って整列させて延ばすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る床材の整列装置、支持具、床材
装置、および床材の整列方法の第一の実施の形態の、床
材の拡大斜視図である。
【図2】同じく、支持具の拡大平面図である。
【図3】同じく、支持具の拡大側面図である。
【図4】同じく、床材の整列方法を示す第1番目の図と
なる平面図である。
【図5】同じく、図4におけるA−A線による要部拡大
断面図である。
【図6】同じく、床材の整列方法を示す第2番目の図と
なる平面図である。
【図7】同じく、床材の整列方法を示す第3番目の図と
なる平面図である。
【図8】同じく、床材の整列方法を示す第4番目の図と
なる平面図である。
【図9】同じく、床材の整列方法を示す第5番目の図と
なる平面図である。
【図10】同じく、床材の整列方法を示す第6番目の図
となる平面図である。
【図11】この発明に係る床材の整列装置、支持具、床
材装置、および床材の整列方法の第二の実施の形態の、
床材の拡大斜視図である。
【図12】同じく、第1の支持具の拡大斜視図である。
【図13】同じく、第2の支持具の拡大斜視図である。
【図14】同じく、図10相当図である。
【図15】この発明に係る床材の整列装置、支持具、床
材装置、および床材の整列方法の第三の実施の形態の、
床材の拡大斜視図である。
【図16】同じく、支持具の拡大斜視図である。
【図17】同じく、図10相当図である。
【図18】この発明に係る床材の整列装置、支持具、床
材装置、および床材の整列方法の第四の実施の形態の、
拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 基礎床面 2 床材 2d 延出部(取付部) 2e 先端部(整列
基準、端縁) 3 整列装置 4 床材装置 5 配線溝 6 支持具 6a 被取付部 6b 支持部 7 線材 11 床材 11c 取付穴(取付部) 11d 側面(整列
基準、端縁) 12 第1の支持具(支持具) 12b 被取付部 12c 支持部 13 第2の支持具
(支持具) 13b 被取付部 13c 支持部 21 床材 21d 取付穴(取
付部) 21e 側面(整列基準、端縁) 22 支持具 22b 被取付部 22c 支持部 31 床材 31d 取付穴(取
付部、整列基準) 31f マーキング(整列基準) 32 支持具 32b 被取付部 32c 支持部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎床面上に配置される床材を、整列さ
    せる整列装置であって、 支持具と線材とを備え、 前記支持具は、前記床材の取付部に着脱可能に取り付け
    られる被取付部と、その被取付部が前記取付部に取り付
    けられた状態で前記床材の整列基準に沿う直線上に位置
    する支持部とを有し、 前記線材は、一端側が前記支持部に支持されて前記整列
    基準に沿う直線上に張られることを特徴とする、床材の
    整列装置。
  2. 【請求項2】 前記整列基準は、前記床材の端縁からな
    ることを特徴とする請求項1に記載の、床材の整列装
    置。
  3. 【請求項3】 前記支持具は、互いに隣合って前記端縁
    が略当接して配置される二つの前記床材の前記取付部間
    に架設されることを特徴とする請求項2に記載の、床材
    の整列装置。
  4. 【請求項4】 前記床材は、床材本体と、配置される前
    記床材の前記床材本体間に配線溝を確保するように前記
    床材本体から前記配線溝の上側または下側に延出する延
    出部とを備え、 前記端縁は、前記延出部の先端部からなることを特徴と
    する請求項2に記載の、床材の整列装置。
  5. 【請求項5】 前記延出部が、前記取付部となって、 前記支持具は、互いに隣合って前記先端部が略当接して
    配置される二つの前記床材の前記延出部間に架設される
    ことを特徴とする請求項4に記載の、床材の整列装置。
  6. 【請求項6】 基礎床面上に配置される床材を、整列さ
    せるための支持具であって、 前記床材の取付部に着脱可能に取り付けられる被取付部
    と、その被取付部が前記取付部に取り付けられた状態で
    前記床材の整列基準に沿う直線上に位置する支持部とを
    有し、 前記支持部は、前記整列基準に沿う直線上に張られる線
    材の一端側を支持することを特徴とする支持具。
  7. 【請求項7】 前記整列基準は、前記床材の端縁からな
    ることを特徴とする請求項6に記載の支持具。
  8. 【請求項8】 基礎床面上に配置される床材と、その床
    材を前記基礎床面上に整列させる整列装置とからなり、 前記床材は、取付部を有し、 前記整列装置は、支持具と線材とを備え、 前記支持具は、前記取付部に着脱可能に取り付けられる
    被取付部と、その被取付部が前記取付部に取り付けられ
    た状態で前記床材の整列基準に沿う直線上に位置する支
    持部とを有し 前記線材は、一端側が前記支持部に支持されて前記整列
    基準に沿う直線上に張られることを特徴とする床材装
    置。
  9. 【請求項9】 前記整列基準は、前記床材の端縁からな
    ることを特徴とする請求項8に記載の床材装置。
  10. 【請求項10】 基礎床面上に床材を整列させる整列方
    法であって、 最初の前記床材を前記基礎床面上に配置するとともに、
    前記最初の床材の取付部に、支持部を備える支持具を、
    前記支持部が前記最初の床材の整列基準に沿う直線上に
    位置するようにして、着脱可能に取り付け、 一端側が前記支持部に支持された線材を、前記整列基準
    に沿う直線上に張り、 後の前記床材を、その床材の整列基準が、前記線材に沿
    うように前記基礎床面上に配置することで、 前記最初の床材および前記後の床材を、前記線材に沿っ
    て整列させることを特徴とする、床材の整列方法。
  11. 【請求項11】 前記整列基準は、前記床材の端縁から
    なることを特徴とする請求項10に記載の、床材の整列
    方法。
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