JP2000352523A - アブソリュートセンサ - Google Patents
アブソリュートセンサInfo
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Abstract
を提案すること。 【解決手段】 磁気式のアブソリュートセンサは、円周
方向あるいは直線状に所定のパターンで着磁された着磁
面を備えた磁気ドラム21と、着磁面に対向配置された
複数の磁気検出素子23〜26を備えた検出器27とを
有し、磁気ドラム21を回転させることにより得られる
検出器27の検出出力に基づき、回転ドラムの絶対位置
を検出するものであり、磁気ドラムの外周面の着磁パタ
ーンは、等ピッチで形成された2n 個(n:正の整数)
の各着磁区画部分に、M系列パターン等に従って所定の
着磁パターンでNおよびS極が着磁されたものであり、
各磁気検出素子は相互に異なる前記着磁区画部分に対峙
するように配置されており、前記着磁パターンは、回転
ドラム21を回転させた場合に、回転位置毎の検出パタ
ーンが異なるように設定されている。
Description
置、直線移動部材の移動位置を絶対位置として検出可能
なアブソリュートセンサに関し、特に、小型で高分解能
のアブソリュートセンサに関するものである。
報として検出可能なアブソリュートセンサは、光学式の
ものが主流である。光学式のアブソリュートセンサの検
出原理は、検出ビットに相当するトラックに、2値パタ
ーン(スリットあるいは反射面)を形成する方法や、M
系列パターンに従って光透過部分および光遮蔽部分の配
列パターン、あるいは光反射部分および光吸収部分の配
列パターンを形成する方法が知られている。いずれの場
合においても、パターンを透過あるいは反射する光の量
を、トラックに対向配置させた受光素子から、受光量に
対応する電気信号として出力し、かかる検出信号に基づ
き、回転位置あるいはスライド位置を検出するようにな
っている。
磁気式のものも知られている。この磁気式のアブソリュ
ートセンサは、主として、磁気パターン方式のものと、
レゾルバ方式のものがある。
は、図11に示すように、磁気ドラム111の外周面に
磁気パターン112を形成し、この磁気パターンをMR
素子等の磁気検出素子113を用いて読み取る構成とな
っている。磁気パターンは、磁気ドラム外周面におい
て、軸線方向に多数列形成されている。
トセンサは、図12に示すように、一次側コイル12
1、122を2相で励磁すると、二次側コイル123に
は回転角θだけ位相が変化した励磁信号が誘起されるこ
とを利用して、一次側コイルの励磁信号と二次側コイル
の誘起電圧信号の位相を比較して、回転角θを検出する
ものである。ここで、1回転で位相が1周期変化するよ
うに、巻線を配置すれば、回転位置を絶対位置といて検
出できる。なお、図12は2相励磁1相出力の例である
が、1相励磁2相出力等の他の方式の場合においても、
励磁信号と誘起電圧信号の位相差から回転角度を検出す
るという点は同一である。
トセンサは、一般的に光学式のアブソリュートセンサに
比べて高価であり、また、サイズが大きい等の欠点があ
る。
ュートセンサでは、磁気ドラムの外周面に、その軸線方
向に多数の磁気パターンを形成する必要があるので、光
学式の場合のように一枚の薄い回転板の表面に径方向に
同心状に多数の光学パターンを形成する場合に比べて、
軸線方向の寸法(厚み)が増大してしまい、また、この
結果、回転ドラムのイナーシャも大きくなってしまう。
サでは、磁性体として、ロータおよびステータに、成形
したコアを配置する必要があるので、その金型代が必要
であり、また、巻線コストが高く、さらに、位相差を角
度に変換する周辺電子回路が必要であるので、光学式の
ものに比べて、コスト高になるという弊害がある。
小型で廉価に構成可能な磁気式のアブソリュートセンサ
を提案することにある。
と共に、分解能の高い磁気式のアブソリュートエンコー
ダを提案することにある。
と共に、分解能の高い光学式のアブソリュートセンサを
提案することにある。
めに、本発明では、1トラック上に、乱数パターン、M
系列パターン、それ以外の方法により規定した磁気パタ
ーンを形成し、これを、トラックに対応配置した複数の
磁気検出素子を備えた検出器によって、絶対位置情報と
して検出する構成を採用している。
リュートセンサにおいて用いられているM系列パターン
を例にとって説明する。まず、図1(a)にはM系列パ
ターンを示してある。このM系列パターンは4ビット構
成であるから、24 の分解能がある。光学式ロータリエ
ンコーダの場合には、その回転ディスクの一周分を16
分割すると共に、「0」を遮光部、「1」を透過部とし
たM系列パターンを検出トラック上に形成する。この検
出トラックに対して、4連の受光素子a〜dからなる検
出器を対向配置する。回転ディスクのトラック上に形成
したM系列パターンのアドレスを図に示すように0〜1
5とすると、ディスクが検出器に対して移動すると、各
受光素子a〜dの出力は、回転に伴って図に示すように
変化する。
置と検出器出力の関係を見ると、16分割された各回転
位置においては同一の出力となることがない。よって、
絶対回転位置を検出することができる。M系列パターン
以外の方法によっても、回転位置毎に異なる出力が得ら
れる光学的な2値パターンを得ることができる。
は、かかる光学的な2値パターンを、磁気的な2値パタ
ーンに置き換え、当該磁気的な2値パターンを利用して
小型で廉価な磁気式のアブソリュートセンサを実現して
いるのである。
面方向に所定のパターンで着磁された着磁面を備えた着
磁部材と、前記着磁面に対向配置された複数の磁気検出
素子を備えた検出器とを有し、これら着磁部材および検
出器を相対移動させることにより得られる前記検出器の
検出出力に基づき、前記着磁部材あるいは検出器の側の
絶対位置を検出するアブソリュートセンサにおいて、前
記着磁パターンは、等ピッチで形成された2n 個(n:
正の整数)の各着磁区画部分に、所定の配列パターンで
NおよびS極が着磁されたものであり、前記検出器はn
個の磁気検出素子を備え、各磁気検出素子は相互に異な
る前記着磁区画部分に対峙するように配置されており、
前記着磁パターンは、前記着磁部材および前記検出器を
着磁ピッチずつ相対移動させた場合に、前記n個の磁気
検出素子が対峙しているn個分の着磁区画部分の着磁配
列パターンが相対移動毎に変化するように設定されてい
ることを特徴としている。
2(a)に示すような磁気ドラム21を採用し、前記着
磁面を、当該磁気ドラム21の円形外周面22とし、こ
こに、N、S極の着磁パターンを形成すればよい。この
着磁パターンは、円筒状部材の外周面にリングマグネッ
トを貼りつけてもよいし、磁性材からなる円筒状部材の
外周面に直接に着磁してもよい。あるいは、小さな磁石
片を円筒部材の外周面に貼りつける構成としてもよい。
よる着磁パターンが形成されている場合には、当該着磁
パターンのN、S極の形成ピッチと同一角度ピッチで円
弧状に配列した4連の磁気検出素子23〜26からなる
検出器27を配置すればよい。磁気検出素子としては、
ホール素子、MR素子等を用いることができる。
し、ここに着磁パターンを形成し、その内側に検出器を
対向配置する構成を採用することもできる。また、ドラ
ムの着磁は、図2(b)に示すように、ドラム軸線方向
の上下に2枚の磁気ドラム21’、21”を配置し、こ
れらの着磁パターンをN、S極を逆とし、各磁気ドラム
に対応して、それぞれ磁気検出素子23’〜26’から
なる検出器27’、および磁気検出器23”〜26”か
らなる検出器27”を配置し、これらの検出器出力に基
づき差動で検出してもよい。
(a)に示すような回転ディスク31を採用し、前記着
磁面を、当該回転ディスク31の上側あるいは下側の所
定の幅の円環状端面32、33の何れかとすることがで
きる。例えば、4ビット構成のM系列パターンによる着
磁パターンを形成する場合には、当該着磁パターンの
N、S極の形成ピッチと同一角度ピッチで円弧状に配列
した4連の磁気検出素子34〜37からなる検出器38
を着磁パターンに対向配置すればよい。
環状部材の上面あるいは下面に、リングマグネットを貼
りつけてもよいし、磁性材からなる円環状部材の上面あ
るいは下面に、直接に着磁してもよい。あるいは、小さ
な磁石片を上面あるいは下面に貼りつける構成としても
よい。さらには、図3(b)に示すように、回転ディス
クを2トラック31’、31”とし、これらに、N、S
極が逆のパターンで着磁し、各パターンを、それぞれ磁
気検出素子34’〜36’からなる検出器38’、およ
び磁気検出素子34”〜36”からなる検出器38”に
より検出し、これらの出力に基づき、差動方式により、
検出を行うようにしてもよい。
子を用いる場合には、その大きさが定まっているので、
着磁パターンのピッチは、各磁気検出素子を対向配置で
きないような狭いピッチにすることができない。ピッチ
を狭くできないと、分解能も高めることができない。そ
こで、本発明においては、上記の図3に示す構成に加え
て次のような構成を付加することにより、市販の磁気検
出素子を用いて、高分解能のセンサを実現可能としてい
る。
ように、円環状部材(回転ディスク)31における一方
の円環状端面32が前記着磁パターンに従って着磁され
た着磁面(アブソリュート検出パターン面)とされる。
また、図4(a)に示すように、当該円環状部材31の
他方の円環状端面33は、前記着磁パターンのm倍の着
磁ピッチ(m:正の整数)で、N、S極が交互に形成さ
れた第2の着磁面(インクリメンタル検出パターン面)
とされる。さらに、この第2の着磁面に対向させて、2
個の磁気検出素子41、42が配列された構成の第2の
検出器43が配置されている。
回転ディスク31の同一側の面に、同心状に、2つのト
ラックを形成し、例えば外側のトラックをアブソリュー
ト検出パターン面(32)とし、内側のトラックをイン
クリメンタル検出パターン面(33)とし、それぞれの
トラックに対向するように、検出器38、43を配置す
ることもできる。勿論、外側にインクリメンタル検出パ
ターン面を形成し、内側にアブソリュート検出パターン
面を形成してもよい。
ことにより、検出器43からは正弦波状の検出信号を得
ることができる。また、磁気検出素子として、MR素子
のような正弦波状の検出出力を得やすい素子を採用し
て、正弦波状の検出信号を得るようにしてもよい。
を、N、Sの着磁パターンピッチの半分のピッチで配列
することにより、図5に示すように、双方の検出素子か
らは、90度位相がずれた2相の信号出力を得ることが
できる。
術を用いれば、図5に示す2相の正弦波信号を多分割す
ることが可能である。1ピッチ分の2相の正弦波信号部
分を多分割することにより得られた分割出力は、1ピッ
チ内の絶対位置を表す信号となる。よって、検出器38
で得られた各1ビット分の絶対位置間を、第2の検出器
43を分割することにより得られる分割出力によって分
割することにより、高分解能のアブソリュートセンサを
実現できる。
てある。この図は、前記着磁パターンとして4ビットの
乱数パターンを採用した例を示してあり、最も左の欄は
ピッチ番号(ディスクのアドレス番号)、次の欄は4ビ
ットの検出パターン(検出器38により得られる検出出
力)、その次の欄は検出器43により得られる検出信号
を示し、右欄は各ビッチ番号(ディスクのアドレス番
号)の位置を2n 分割した状態を示してある。
割すれば、全体の分割数は、 24 × 24 = 28 =256分割 となり、10ビット分割すれば、 24 × 210= 214=16,384分割 となる。
ム方式のアブソリュートセンサにも同様に適用できる。
この場合には、上記の図2の構成において、円筒状部材
11における外周面12および内周面(図示せず)のう
ちの一方の面を着磁パターンに従って着磁された着磁面
とし、当該円筒状部材11の他方の面を、前記着磁パタ
ーンのm倍の着磁ピッチ(m:正の整数)で、N、S極
が交互に形成された第2の着磁面とし、この第2の着磁
面に対向させて、2個の磁気検出素子が配列された構成
の第2の検出器を配置し、前記検出器および前記第2の
検出器の検出出力に基づき、前記円環状部材あるいは前
記検出器の側の絶対位置を検出すればよい。
て採用している光学式エンコーダの場合には、受光素子
をエンコーダ専用に製作することが一般的に行われてお
り、エンコーダを小型するためにも、複数の受光素子を
隣り合うように配列した構成の検出器を用いることが望
ましく、従って、光学的な検出パターンとしてM系列パ
ターンを採用することは装置小型化にとっても望まし
い。
のアブソリュートセンサの場合には、着磁パターンの着
磁ピッチをあまり小さくできず、また、センサ専用の磁
気検出素子を新たに製作するには多額の費用が掛かる。
よって、市販の磁気検出素子を利用することが有利であ
る。この場合、着磁ピッチに比べて磁気検出素子の寸法
が大きい場合には、着磁ピッチに対応した状態で複数個
の磁気検出素子を隣合わせで配列できない。
おいては、n個の磁気検出素子を隣接配置せずに、離散
した状態に配置する構成を採用している。
ましい。すなわち、着磁パターンが形成された着磁面7
0を検出する検出器78は、前記n個の磁気検出素子7
4〜77以外に、更にk個(k:正の整数)の磁気検出
素子79を備えており、前記n個の磁気検出素子74〜
77は、相互に隣接しない位置において前記着磁面70
に対向配置され、前記k個の磁気検出素子79は、相互
に異なる位置であって、且つ、前記n個の磁気検出素子
74〜77のそれぞれとも異なる位置において前記着磁
面70に対向配置され、これら(n+k)個の磁気検出
素子74〜77、79の検出出力に基づき、着磁部材7
1あるいは検出器78の側の絶対位置を検出する構成を
採用することが望ましい。
トのM系列パターンを円周上に展開したものである。こ
の図において、a〜dの位置(ディスクアドレスが1〜
4)に磁気検出素子を配置した場合には検出パターンは
図1に示す場合と同一である。しかるに、本発明では、
16分割されたディスクアドレス0〜15における1、
5、9、13のアドレス位置に4個の磁気検出素子74
〜77を対向配置し、第2の検出器に含まれる磁気検出
素子79を4のアドレス位置に対向配置してある。
71の回転に伴って、図8に示すように、4個の磁気検
出素子74〜77から得られる4ビットの検出パターン
が変化する。しかし、この検出パターンにおいては、回
転ディスクのアドレス3、11に磁気検出素子74が対
向した回転位置において得られる検出パターンが同一と
なってしまう。同様に、回転ディスクのアドレス7、1
5が磁気検出素子74に位置した回転位置においも検出
パターンが同一となってしまう。このことは、4ビット
の検出パターンの10進換算値から明らかである。この
結果、絶対位置検出が不可能になてしまう。
え、そこに含まれている磁気検出素子79による検出パ
ターンも考慮している。図示の例では合計で5ビットの
検出パターンが各回転位置毎に得られ、これらの5ビッ
トの検出パターンは、その10進換算値から明らかなよ
うに相互に異なっている。よって、絶対位置検出が可能
になる。
離散配置を採用可能としているので、着磁パターンの着
磁ピッチの広狭等に関係なく、市販の磁気検出素子を用
いることが可能になる。よって、磁気式のアブソリュー
トセンサを廉価にしかも簡単に実現できる。
1個あるいは2個以上追加することにより、磁気検出素
子を離散配置しても、例えば、一般的に使用されている
M系列パターンを着磁パターンとして利用して絶対位置
を検出できる。
て説明した構成は、磁気誘導式のアブソリュートセンサ
にも同様に適用できる。すなわち、本発明は、図9を参
照して説明すると、ステータ91と、ロータ92と、前
記ステータ91に配置された一次側励磁コイル93およ
び二次側誘導コイル94とを有し、前記ロータ92は、
回転位置に応じて、前記ステータ91の前記一次側励磁
コイル93および二次側誘導コイル94間の磁気結合を
変化させるように構成されている磁気誘導型のアブソリ
ュートセンサ90にも適用できる。
円上に、等角度ピッチで形成された2n 個の区画部分
(図において0〜15の番号が付された部分)が形成さ
れ、各区画部分は、磁束透過部分および磁束遮断部分の
何れかにパターン付けされている。また、前記ステータ
91には、同心円上に、n個(n:正の整数)の前記二
次側誘導コイル94が配置され、各二次側誘導コイル9
4は相互に異なる前記区画部分に対峙するように配置さ
れている。さらには、前記区画部分に形成された磁束透
過部分および磁束遮断部分からなるパターンは、前記ロ
ータを等角度ピッチずつ回転させた場合に、前記n個の
二次側誘導コイル94が対峙するn個分の区画部分のパ
ターンが回転毎に変化するように設定されている。
ことができ、この場合には、磁束透過部分は銅板に形成
した貫通孔101である。図9(c)に示すように、一
次側コイル93に交流を流すと、そこに交流磁束が発生
する。この磁束は、外周の磁性リング102と二次側コ
イル94の中心に位置する磁極ピン103を通る磁気回
路を構成し、この結果、二次側コイル94には電圧信号
が誘起される。
92を対向配置すると、一次側コイル93の磁束によっ
て銅板には渦電流が生じ、磁路が断たれて二次側コイル
94には電圧が誘起されない。これに対して、貫通孔1
01の部分が二次側コイル94に対峙した状態では、当
該部分を通って磁気回路が形成されるので、二次側コイ
ル94には電圧が誘起される。
画部分が図1に示す検出パターンの「1」に相当し、孔
が形成されていない区画部分が検出パターンの「0」に
相当する。従って、貫通孔101を、M系列パターンあ
るいは乱数パターンに従って形成すれば、前述した場合
と同様に絶対位置を検出できる。
なる検出パターンは、導電材質板に形成した孔の有無に
より規定できるが、この孔を形成する代わりに、非磁性
板の表面に、磁性材料の小片を貼りつけるようにしても
よい。また、銅板の代わりに他の導電材料を用いても良
く、さらには、絶縁板の表面に磁性体を貼ってもよい。
渦電流により所定の二次側コイルの磁束を遮断し、二次
側コイルでの電圧の誘起を阻止するか、あるいは、磁性
材料によって二次側コイルに磁束を通して誘起電圧を発
生させる構造の何れかの方法により形成すればよい。勿
論、双方の構造を併用して検出パターンを形成すること
もできる。
ンサにおいても、図7に示すように、第2の検出器を配
置して、回転位置によって重複した検出パターンが得ら
れることを回避する構成を採用できる。
ル以外に、更にk個(k:正の整数)の二次側誘導コイ
ルを備えており、前記n個の二次側誘導コイルは、相互
に隣接しない位置において前記ステータの区画部分に対
向配置され、前記k個の二次側誘導コイルは、相互に異
なる位置であって、且つ、前記n個の二次側誘導コイル
のそれぞれとも異なる位置において前記区画部分に対向
配置され、これら(n+k)個の二次側誘導コイルの検
出出力に基づき、前記ロータの絶対回転位置を検出する
構成にすればよい。
とができると、装置を小型化できる。すなわち、図10
(a)に示すように、例えば4個の二次側コイル105
〜108を隣り合わせに配列した場合には、コイル外径
寸法により、装置全体の外径寸法を小さくすることが制
限される。これに対して、離散配置を採用可能な本発明
においては、図10(b)に示すように、例えば、90
度間隔で4個の二次側コイル105〜108を配置すれ
ば、装置全体の外径寸法を、二次側コイルの外径寸法に
左右されることなく、大幅に小さくできる。換言する
と、装置外径寸法が同一の場合には、その分解能を高め
ることができる。
おいては、便宜的に、磁気検出部を二次側コイルとして
説明してきたが、実際には、磁気検出部は磁極ピンと、
その外周に巻いたコイル巻線とで成り立っている。従っ
て、上記の説明は、図10(c)に示すような磁極ピン
151の外周に同心状にコイル巻線152が巻かれた構
成の磁気検出部を想定している。
(d)に示すように、磁極ピン161がL形に折れ曲が
り、その下側部分にコイル巻線162が巻かれた構成も
考えられる。この場合には、検出パターンに対峙させる
部分は、磁極ピン161の端面部分161aである。よ
って、この場合には、図10(e)に示すように配置す
ることにより、検出装置全体の小型化を達成できる。な
お、磁極ピンは、珪素鋼板のような磁性材料をプレス成
形することにより製造できる。
ンサにも同様に適用できる。すなわち、図4に示すよう
な分解能を高めるための構成を採用する場合には、本発
明の着磁部材は平行に延びる第1および第2の平面を備
えており、前記第1の平面は前記着磁パターンにより着
磁された前記着磁面であり、前記第2の平面は、前記着
磁パターンのm倍の着磁ピッチ(m:正の整数)で、
N、S極が交互に形成された第2の着磁面とされ、この
第2の着磁面に対向させて、2個の磁気検出素子が配列
された構成の第2の検出器が配置されており、前記検出
器および前記第2の検出器の検出出力に基づき、前記着
磁部材あるいは前記検出器の側の絶対位置を検出する構
成とされる。
センサにおける磁気検出素子の離散配置は、光学式のア
ブソリュートセンサに対しても同様に適用できる。
線状に所定の光透過パターンあるいは光反射パターンが
形成されたパターン形成面を備えたパターン形成部材
と、前記パターン形成面に対向配置された複数の光検出
素子を備えた検出器とを有し、これらパターン形成部材
および検出器を相対移動させることにより得られる前記
検出器の検出出力に基づき、前記パターン形成部材ある
いは検出器の側の絶対位置を検出する光学式のアブソリ
ュートセンサにおいて、次の構成を採用している。
反射パターンは、等ピッチで形成された2n 個(n:正
の整数)の各パターン形成区画部分に、所定の配列パタ
ーンで、光透過および光遮断部分、あるいは光反射およ
び光吸収部分が形成されている。
え、各光検出素子は相互に異なる前記パターン形成区画
部分に対峙するように配置されておいる。
ンは、前記パターン形成部材および前記検出器をパター
ン形成ピッチずつ相対移動させた場合に、前記n個の光
検出素子が対峙するn個分のパターン形成区画部分の光
透過あるいは光反射パターン配列が相対移動毎に変化す
るように設定されている。
出素子以外に、更にk個(k:正の整数)の光検出素子
を備えている。
相互に隣接しない位置において前記パターン形成面に対
向配置されている。
なる位置であって、且つ、前記n個の光検出素子のそれ
ぞれとも異なる位置において前記パターン形成面にに対
向配置されている。
の検出出力に基づき、前記パターン形成部材あるいは前
記検出器の側の絶対位置を検出するようになっている。
ーンとしては、光透過部分および光遮断部分、あるいは
光反射部分および光吸収部分が、nビットのM系列パタ
ーンに従って配列されたものを採用できる。本発明によ
れば、M系列パターンを採用している場合でも、受光素
子の離散配置構成を採用できるので、装置レイアウトが
容易になる等の利点がある。
アブソリュートセンサにおいては、M系列パターン、乱
数パターン等に従った着磁パターンを複数の磁気検出素
子で検出し、それらの検出パターンに基づき回転部材あ
るいはスライド部材の回転位置あるいはスライド位置の
絶対位置を検出している。従って、従来の磁気式のアブ
ソリュートセンサに比べて、装置構成を小型化でき、ま
た、廉価に製造することが可能になる。
着磁された第2の着磁パターンも検出することにより、
M系列パターン等に従って形成された着磁パターンによ
り得られた各絶対位置内を、第2の着磁パターンにより
得られた検出信号に基づき多分割化できるようにしてい
るので、高分解能のアブソリュートセンサを実現でき
る。
ーン等を着磁パターンとして採用した場合に、複数の磁
気検出素子の離散配置を可能としているので、市販の磁
気検出素子等をそのまま用いることが可能になり、セン
サを廉価に製造できる。
トセンサにおいては、M系列パターン等を検出パターン
として採用した場合に、複数の受光素子の離散配置を可
能としているので、装置レイアウトが容易になる等の利
点が得られる。
アブソリュートセンサの検出原理を説明するための説明
図である。
トセンサを示すための説明図である。
ートセンサを示すための説明図である。
アブソリュートセンサを示すための説明図である。
号の例を示す信号波形図である。
検出原理を示すための説明図である。
気式のアブソリュートセンサを示すための説明図であ
る。
図である。
センサを示すための説明図である。
検出コイルの離散配置による装置小型化の効果を示すた
めの説明図である。
示す説明図である。
例を示す説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 円周方向あるいは平面方向に所定のパタ
ーンで着磁された着磁面を備えた着磁部材と、前記着磁
面に対向配置された複数の磁気検出素子を備えた検出器
とを有し、これら着磁部材および検出器を前記着磁面の
着磁パターンの方向に相対移動させることにより得られ
る前記検出器の検出出力に基づき、前記着磁部材あるい
は検出器の側の絶対位置を検出するアブソリュートセン
サにおいて、 前記着磁パターンは、等ピッチで形成された2n 個
(n:正の整数)の各着磁区画部分に、所定の配列パタ
ーンでNおよびS極が着磁されたものであり、 前記検出器はn個の磁気検出素子を備え、各磁気検出素
子は相互に異なる前記着磁区画部分に対峙するように配
置されており、 前記着磁パターンは、前記着磁部材および前記検出器を
着磁ピッチずつ相対移動させた場合に、前記n個の磁気
検出素子が対峙しているn個分の着磁区画部分の着磁配
列パターンが相対移動毎に変化するように設定されてい
ることを特徴とするアブソリュートセンサ。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記着磁面は円形外周面あるいは円形内周面であること
を特徴とするアブソリュートセンサ。 - 【請求項3】 請求項1において、前記着磁面は所定の
幅の円環状端面であることを特徴とするアブソリュート
セ ンサ。 - 【請求項4】 請求項3において、 円環状部材における一方の円環状端面は前記着磁パター
ンが形成された着磁面であり、 当該円環状部材の他方の円環状端面は、前記着磁パター
ンのm倍の着磁ピッチ(m:正の整数)で、N、S極が
交互に形成された第2の着磁面とされ、 この第2の着磁面に対向させて、2個の磁気検出素子が
配列された構成の第2の検出器が配置されており、 前記検出器および前記第2の検出器の検出出力に基づ
き、前記円環状部材あるいは前記検出器の側の絶対位置
を検出することを特徴とするアブソリュートセンサ。 - 【請求項5】 請求項2において、 円筒状部材における外周面および内周面のうちの一方の
面は前記着磁パターンが形成された着磁面であり、 当該円筒状部材の他方の面は、前記着磁パターンのm倍
の着磁ピッチ(m:正の整数)で、N、S極が交互に形
成された第2の着磁面とされ、 この第2の着磁面に対向させて、2個の磁気検出素子が
配列された構成の第2の検出器が配置されており、 前記検出器および前記第2の検出器の検出出力に基づ
き、前記円環状部材あるいは前記検出器の側の絶対位置
を検出することを特徴とするアブソリュートセンサ。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のうちの何れかの項に
おいて、 複数個の磁石片を部材表面に貼り付けることにより前記
着磁パターンが形成されていることを特徴とするアブソ
リュートセンサ。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のうちの何れかの項に
おいて、 前記検出器は、前記n個の磁気検出素子以外に、更にk
個(k:正の整数)の磁気検出素子を備えており、 前記n個の磁気検出素子は、相互に隣接しない位置にお
いて前記着磁面に対向配置され、 前記k個の磁気検出素子は、相互に異なる位置であっ
て、且つ、前記n個の磁気検出素子のそれぞれとも異な
る位置において前記着磁面に対向配置され、 これら(n+k)個の磁気検出素子の検出出力に基づ
き、前記着磁部材あるいは前記検出器の側の絶対位置を
検出することを特徴とするアブソリュートセンサ。 - 【請求項8】 ステータと、ロータと、前記ステータに
配置された一次側励磁コイルおよび二次側誘導コイルと
を有し、前記ロータは、回転位置に応じて、前記ステー
タの前記一次側励磁コイルおよび二次側誘導コイル間の
磁気結合を変化させるように構成されている磁気誘導型
のアブソリュートセンサにおいて、 前記ロータには、同心円上に、等角度ピッチで形成され
た2n 個の区画部分が形成され、各区画部分は、磁束透
過部分および磁束遮断部分の何れかとされ、 前記ステータには、同心円上に、n個(n:正の整数)
の前記二次側誘導コイルが配置され、各二次側誘導コイ
ルは相互に異なる前記区画部分に対峙するように配置さ
れており、 前記区画部分に形成された磁束透過部分および磁束遮断
部分の配列パターンは、前記ロータを等角度ピッチずつ
回転させた場合に、前記n個の二次側誘導コイルが対峙
しているn個分の区画部分の配列パターンが回転毎に変
化するように設定されていることを特徴とするアブソリ
ュートセンサ。 - 【請求項9】 請求項8において、 前記n個の二次側誘導コイル以外に、更にk個(k:正
の整数)の二次側誘導コイルを備えており、 前記n個の二次側誘導コイルは、相互に隣接しない位置
において前記ステータの区画部分に対向配置され、 前記k個の二次側誘導コイルは、相互に異なる位置であ
って、且つ、前記n個の二次側誘導コイルのそれぞれと
も異なる位置において前記区画部分に対向配置され、 これら(n+k)個の二次側誘導コイルの検出出力に基
づき、前記ロータの絶対回転位置を検出することを特徴
とするアブソリュートセンサ。 - 【請求項10】 請求項1において、 前記着磁部材は平行に延びる第1および第2の平面を備
えており、 前記第1の平面は前記着磁パターンにより着磁された前
記着磁面であり、 前記第2の平面は、前記着磁パターンのm倍の着磁ピッ
チ(m:正の整数)で、N、S極が交互に形成された第
2の着磁面とされ、 この第2の着磁面に対向させて、2個の磁気検出素子が
配列された構成の第2の検出器が配置されており、 前記検出器および前記第2の検出器の検出出力に基づ
き、前記着磁部材あるいは前記検出器の側の絶対位置を
検出することを特徴とするアブソリュートセンサ。 - 【請求項11】 円周方向あるいは平面方向に所定の配
列パターンで、光透過・遮断部分あるいは光反射・吸収
部分が形成されたパターン形成面を備えたパターン形成
部材と、前記パターン形成面に対向配置された複数の光
検出素子を備えた検出器とを有し、これらパターン形成
部材および検出器を相対移動させることにより得られる
前記検出器の検出出力に基づき、前記パターン形成部材
あるいは検出器の側の絶対位置を検出する光学式のアブ
ソリュートセンサにおいて、 前記配列パターンは、等ピッチで形成された2n 個
(n:正の整数)の各パターン形成区画部分に、所定の
配列パターンで、光透過および光遮断部分、あるいは光
反射および光吸収部分が形成されており、 前記検出器はn個の光検出素子を備え、各光検出素子は
相互に異なる前記パターン形成区画部分に対峙するよう
に配置されており、 前記配列パターンは、前記パターン形成部材および前記
検出器をパターン形成ピッチずつ相対移動させた場合
に、前記n個の光検出素子が対峙しているn個分のパタ
ーン形成区画部分のパターン配列が相対移動毎に変化す
るように設定されており、 前記検出器は、前記n個の光検出素子以外に、更にk個
(k:正の整数)の光検出素子を備えており、 前記n個の光検出素子は、相互に隣接しない位置におい
て前記パターン形成面に対向配置され、 前記k個の光検出素子は、相互に異なる位置であって、
且つ、前記n個の光検出素子のそれぞれとも異なる位置
において前記パターン形成面に対向配置され、 これら(n+k)個の光検出素子の検出出力に基づき、
前記パターン形成部材あるいは前記検出器の側の絶対位
置を検出することを特徴とするアブソリュートセンサ。 - 【請求項12】 請求項11において、 前記配列パターンは、光透過部分および光遮断部分、あ
るいは光反射部分および光吸収部分が、nビットのM系
列パターンに従って配列されたものであることを特徴と
するアブソリュートセンサ。
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