JP2000352773A - 画像プリント装置 - Google Patents

画像プリント装置

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JP2000352773A
JP2000352773A JP11162449A JP16244999A JP2000352773A JP 2000352773 A JP2000352773 A JP 2000352773A JP 11162449 A JP11162449 A JP 11162449A JP 16244999 A JP16244999 A JP 16244999A JP 2000352773 A JP2000352773 A JP 2000352773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光手段による露光位置における印画紙の位
置を的確に規制する。 【解決手段】 印画紙2に画像を露光するための露光手
段EMと、印画紙2を、露光手段EMによる露光位置E
Pに位置させるように搬送する搬送手段TMとが設けら
れた画像プリント装置において、露光位置EPにおいて
露光手段EMに対する印画紙2の存在位置を規制するた
めの印画紙受け部材87設けられ、搬送手段TMは、露
光位置EPの近くにおいて、印画紙2が印画紙受け部材
87に押し付けられるように、印画紙2の進路を変更す
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印画紙に画像を露
光するための露光手段と、前記印画紙を、前記露光手段
による露光位置に位置させるように搬送する搬送手段と
が設けられた画像プリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる画像プリント装置は、露光手段に
て印画紙に画像を露光して、印画紙に画像を形成する装
置であり、その後に現像処理することによってプリント
として完成する。上記露光手段による露光に際しては、
印画紙に画像を適正に露光するために、露光手段に対す
る接近離間方向において印画紙を適正に位置させる必要
がある。従来、この印画紙の位置の規制のために、露光
手段による露光位置に備えられている印画紙の搬送ガイ
ドの上記接近離間方向における通過幅を十分に狭くし
て、案内される印画紙が露光手段に対する接近離間方向
に移動するのを抑制する技術が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、搬送ガイドの上記接近離間方向における通
過幅を十分に狭くしたとしても、印画紙の上記接近離間
方向での位置変動の抑制が十分ではなく改善が求められ
ていた。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、露光手段による露光位置における印
画紙の位置を的確に規制する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、露光手段による露光位置におい
て、印画紙の搬送位置を規制するために印画紙受け部材
が設けられ、搬送手段が、上記露光位置の近くにおい
て、印画紙が印画紙受け部材に押し付けられるように、
印画紙の進路を変更する状態で搬送する。すなわち、印
画紙は一般にある程度の厚みを有するので、印画紙が印
画紙受け部材に押し付けられるように、印画紙の進路を
変更することで、印画紙が、印画紙受け部材が存在しな
い場合の姿勢に復帰しようとする力によって印画紙受け
部材に密着するものとなる。もって、露光手段による露
光位置における印画紙の位置を的確に規制できるに至っ
た。
【0005】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、印画紙受け部材は、印画紙の感光面と反対側の
面を支持する。従って、印画紙受け部材にて印画紙の感
光面側を支持したのでは、押圧力によって感光面を損傷
して、印画紙に形成した画像の劣化を引き起こす畏れが
あるのに対して、感光面と反対側の面を支持すること
で、そのような事態を回避できる。
【0006】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、露光手段は、印画紙搬送方向と交差する方向に
おいて画像の全幅で且つ印画紙搬送方向において画像の
幅の一部について、画像を画素毎に露光量を設定した状
態で印画紙を露光する。つまり、印画紙に一つの画像を
露光するについて、その画像を印画紙搬送方向に複数の
領域に分割し、分割した領域毎に順次露光して、印画紙
に一つの画像を形成するのである。露光手段をこのよう
な構成とすると、少なくとも露光位置において印画紙搬
送方向で露光手段に占有される幅が小さくなるため、上
述のように印画紙を印画紙受け部材に押し付ける幅をも
狭くでき、より安定的に印画紙の位置を規制することが
できる。
【0007】又、上記請求項4記載の構成を備えること
によって、印画紙搬送方向における露光位置の側部に備
えられた挟持ローラが、傾斜姿勢で配置されることによ
り、搬送する印画紙を印画紙受け部材に押し付ける。す
なわち、挟持ローラを傾けて配置するだけで、印画紙を
印画紙受け部材に押し付けることができる。もって、簡
素な構成で、露光手段による露光位置における印画紙の
位置を的確に規制できるものとなった。
【0008】又、上記請求項5記載の構成を備えること
によって、上記挟持ローラが、印画紙搬送方向における
露光位置の両側に配置されているので、両側の挟持ロー
ラの共同作業により一層確実に印画紙を印画紙受け部材
に押し付けることができ、より安定的に印画紙の位置を
規制できると共に、印画紙の搬送方向前後両端まで確実
に印画紙受け部材に押し付けることが可能となる。
【0009】又、上記請求項6記載の構成を備えること
により、各挟持ローラにおける印画紙を挟持する位置
が、印画紙受け部材における印画紙受け面に近接する状
態で配置され、各挟持ローラの印画紙搬送方向両側にお
ける印画紙の搬送姿勢が略直線状となるので、印画紙の
進路を挟持ローラにて変更するものとしても、露光手段
の設置個所における印画紙の搬送経路は全体として略直
線状となって、印画紙の搬送経路が複雑化するのを回避
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の画像プリント装置の実施
の形態を図面に基づいて説明する。図1に概略ブロック
図を示す画像プリント装置IPはデジタル露光式を採用
しており、ここでは図示されていないフィルム現像機に
よって現像処理された写真フィルム(以後単にフィルム
と称す)1のコマ画像をデジタル画像データとして取得
するフィルムスキャナー3と、取得されたデジタル画像
データを処理してプリントデータを作成するコントロー
ラ7と、このプリントデータに基づいて印画紙2にコマ
画像に対応する画像を露光するデジタルプリント部5
と、露光された印画紙2を現像処理する現像処理部6と
を備えている。現像処理部6で現像された印画紙2は、
乾燥工程を経て仕上がりプリントとして排出される。
【0011】フィルムスキャナー3は、主な構成要素と
して、照明光学系31、撮像光学系32、CCDセンサ
ーを用いた光電変換部33を備えている。照明光学系3
1は、白色光源としてのハロゲンランプ31a、調光フ
ィルタ31b、ミラートンネル31cなどから構成さ
れ、光源からの光ビームの色分布や強度分布を整えてフ
ィルム1のコマ画像を照射する。フィルム2からの透過
光ビームを処理する撮像光学系32は、図示を省略する
が、投射光の方向を変えるミラー、レンズユニット、こ
のレンズユニットを通ってきた光ビームを3つの方向に
分光するプリズムなどから構成されている。フィルム搬
送機構9によって所定のスキャン速度でフィルム1が送
られることにより、フィルム1のコマ画像が副走査方
向、つまりフィルムの長手方向にスキャニングされる。
【0012】撮像光学系32によって導かれた光ビーム
を光電変換する光電変換部33は、撮像光学系32のプ
リズムによって分光された3つの光ビームを別個に受け
るため、3つのCCDセンサーを備えており、各CCD
センサーは多数(例えば5000個)のCCD素子が主
走査方向、つまりフィルム1の幅方向に配列されたライ
ンセンサーであり、センサー駆動回路により主走査時に
電荷蓄積動作や電荷蓄積時間の制御が行われる。各CC
Dセンサーの撮像面には、それぞれ光ビームの青色成
分、赤色成分、緑色成分のみを通過させるカラーフィル
タが設けられており、それぞれ、青色成分、赤色成分、
緑色成分のみを光電変換する。それぞれのCCDセンサ
ーから出力される各画素信号はサンプルホールドされ各
画素信号が連続した画像信号となり、この各画素信号は
所定のビット数(例えば12ビット)のデジタル信号に
変換される。
【0013】フィルム1のコマ画像が所定のスキャン位
置に位置決めされると、コマ画像の読取処理が開始され
る。フィルム1の各コマ画像は、フィルム搬送機構9に
よるフィルム1の送りにより、複数のスリット画像に分
割された形で順次光電変換部33にて読み取られ、生の
デジタル画像データとしてコントローラ7に送られる。
このような、フィルムスキャナー3の照明光学系31、
撮像光学系32、光電変換部33の各制御はコントロー
ラ7によって行われる。
【0014】デジタルプリント部5には、本実施の形態
では、PLZTシャッター方式が採用されている。つま
り、印画紙2に画像を露光するための露光手段EMとし
て露光ヘッド5aと光源5bとが備えられており、露光
ヘッド5aは、PLZT素子からなるシャッタアレイを
採用したものである。このPLZT素子からなるシャッ
タアレイは、その材料の有する電気光学効果を利用した
もので、各シャッターには光源5bから多数の光ファイ
バを介してR、G、B各色の光が導入される。このシャ
ッタアレイは印画紙2の幅方向、つまり搬送方向の横断
方向に沿って2列に並んだ印画紙2にわたって延びてい
る。各シャッターに所定レベルの電圧が印加されると、
光透過状態になり、その電圧の印加が停止されると光遮
断状態となる。従って、コントローラ7からプリントデ
ータに基づいて各画素に対応するシャッターに駆動電圧
が印加されると、そのシャッターが開いて光源から導入
されている色の光が印画紙2に照射される。つまり、露
光される印画紙2の夫々について見ると、印画紙搬送方
向と交差する(本実施の形態では直交する)方向におい
て画像の全幅で且つ印画紙搬送方向において画像の幅の
一部(本実施の形態では、1画素の幅)について、画像
を画素毎に露光量を設定した状態で印画紙2を露光する
ように構成されている。
【0015】光源5bには、R、G、Bの3色の光学フ
ィルタからなる回転フィルタが備えられており、この回
転フィルタを回転位相制御することにより、R、G、B
の内の1つが選択的に光源に対向し、その色のフィルタ
を介して選択色の光が光ファイバーを通じてシャッター
に送られる。デジタルプリント部の方式としては、この
PLZTシャッター方式以外に液晶シャッター方式、蛍
光ビーム方式、FOCRT方式などが知られており、露
光仕様に応じて任意に選択することができる。
【0016】尚、コントローラ7から送られるプリント
データは、原則として上述のフィルムスキャナー3にて
読みとられた画像データに基づくものであるが、コント
ローラ7に接続される外部画像入力部7cから入力され
た画像データをデジタルプリント部5に送って印画紙2
に露光することも可能である。又、フィルムスキャナー
3又は外部画像入力部7cからコントローラ7に入力さ
れた画像データは、印画紙2にプリントした場合に得ら
れるであろうシミュレート画像としてモニター7aに表
示され、操作者は、そのモニター7aの表示を確認しな
がら操作卓7bから画像の色調等を修正するための指示
を入力でき、その修正後の画像データがデジタルプリン
ト部5に送られる。
【0017】上述したように、このデジタルプリント部
5は、図3に示すように、複数列の、この実施例では2
列に並んだ印画紙2のそれぞれを同時に露光できるもの
である。このため、印画紙搬送機構8は印画紙2を単列
で搬送する印画紙供給ライン8Aと、印画紙2を2列で
搬送する露光搬送ライン8Bと現像搬送ライン8Cとに
区分けされ、印画紙供給ライン8Aと露光搬送ライン8
Bとの間に、印画紙供給ライン8Aから順次送られてく
る印画紙2を露光搬送ライン8Bの各列に振り分ける振
り分け装置4が設けられている。
【0018】印画紙供給ライン8Aにはマガジン10か
ら引き出された印画紙2をプリントサイズに合わせてカ
ットするペーパーカッター11が設けられており、この
ペーパーカッター11の下流側に位置するバックプリン
ト部12が設けられている。バックプリント部12は、
印画紙2の裏面(非感光面)に、フィルムIDやコマ番
号、さらにプリントデータ作成時に行われた画像処理を
示す補正情報などを印字するものであり、通常ドットイ
ンパックトプリンタが用いられている。又、印画紙供給
ライン8Aには、バックプリント部12を挟むように配
置された、2対の搬送ローラ81と、マガジン10から
印画紙2を引き出す搬送ローラ82とを備えており、搬
送ローラ81,82は夫々図示しないモータに回転駆動
される。
【0019】露光搬送ライン8Bには、印画紙2を露光
ヘッド5aによる露光位置EPに位置させるように搬送
する搬送手段TMが設けられており、この搬送手段TM
は、振り分け装置4から印画紙2を受け取る受け入れロ
ーラ83と、露光ヘッド5aによる露光位置EPの印画
紙搬送方向両側の露光搬送用の挟持ローラ84と、二つ
の挟持ローラ84の間の配置されて、露光位置EPにお
いて露光ヘッド5aに対する印画紙2の存在位置を規制
するための印画紙受け部材87と、受け入れローラ83
及び挟持ローラ84を回転駆動するモータ(図示を省
略)と、その他適宜図示を省略するガイド部材とが備え
られて構成されている。
【0020】これらのローラ83,84は何れも2列を
カバーする幅広ローラであるが、露光搬送用の挟持ロー
ラ84が単に幅広の駆動側ローラ84aと圧着ローラ8
4bとの対であるのに対し、受け入れローラ83は、2
列をカバーする駆動側ローラ83aと、夫々1列分の幅
をカバーする右列用の圧着ローラ83b又は左列用の圧
着ローラ83cとの対として構成されている。受け入れ
ローラ83の左右の圧着ローラ83b,83cは、その
圧着・解放操作は互いに独立的に行うことができる。つ
まり、2枚のカット印画紙2を順番に左右の圧着ローラ
83b,83cで受け取り保持し、同時に2枚の印画紙
2を露光位置EPへ送り出すことができる。
【0021】露光位置EPの印画紙搬送方向両側に配置
される挟持ローラ84は、夫々、図2に示すように、駆
動側ローラ84aの回転軸心と圧着ローラ84bの回転
軸心とを結ぶ直線が印画紙搬送方向と直行する線から角
度θだけ、露光位置EP側に傾いている。従って、搬送
方向上流側の挟持ローラ84の駆動側ローラ84aと圧
着ローラ84bとが当接して印画紙2を挟持する位置に
おける接線方向すなわち挟持ローラ84による印画紙2
の搬送方向が、印画紙搬送方向上流側の挟持ローラ84
の存在位置よりもさらに搬送上流側で印画紙2を案内す
る上流側ガイド部材85の案内面の案内方向から傾いて
おり、その挟持ローラ84によって印画紙2の進路をわ
ずかに変更している。
【0022】同様に、搬送方向下流側の挟持ローラ84
の駆動側ローラ84aと圧着ローラ84bとが当接して
印画紙2を挟持する位置における接線方向も、二つの挟
持ローラ84の間の露光位置EPに配置される印画紙受
け部材87の印画紙受け面87aによる案内方向から傾
いており、その挟持ローラ84によって印画紙2の進路
をわずかに変更している。この傾きによって、二つの挟
持ローラ84に挟まれる範囲で、搬送される印画紙2が
印画紙受け部材87に押し付けられる。尚、上記角度θ
は、5〜15度程度が望ましい。
【0023】上述のように、二つの挟持ローラ84によ
って、印画紙2の進路が変更されるのであるが、駆動側
ローラ84aと圧着ローラ84bとが当接して印画紙2
を挟持する位置が、印画紙受け部材87の印画紙受け面
87aに近接する状態で配置され、平面に形成された印
画紙受け面87aと、上流側ガイド部材85の案内面
と、印画紙搬送方向下流側の挟持ローラ84の存在位置
よりもさらに搬送下流側で印画紙2を案内する下流側ガ
イド部材86の案内面とが、互いに平行で且つ略面一と
なるように配置されているので、各挟持ローラ84の印
画紙搬送方向両側における印画紙2の搬送姿勢が略直線
状となる。
【0024】印画紙供給ライン8Aと露光搬送ライン8
Bとの間に配置される振り分け装置4は、図4乃至図6
に示すように、垂直に延びた板状の保持体20、保持体
20の表側の表面上に上下方向に移動可能に支持された
一対の搬送体40、および、各搬送体40上に水平方向
に移動可能に支持された挟持搬送ユニット60を備えて
いる。保持体20の裏側と本体19の間には、水平に配
置されたレール21aとボール21bで構成されたスラ
イド機構21が設けられているので、点検等の目的で、
振り分け装置4の全体を保持体20ごと本体19から水
平方向外側に引き出すことができる。
【0025】搬送体40については、図5に示されるよ
うに、保持体20の中心軸Yを挟んで振り分け装置4の
前記引き出し方向に沿って一対の搬送体40が並設され
ている。挟持搬送ユニット60についても同様に、保持
体20の中心軸Yを挟んで振り分け装置4の前記引き出
し方向に沿って一対の挟持搬送ユニット60が並設され
ている。図5及び図6に示されるように、各搬送体40
は、保持体20上に配置されたモータM2と、モータM
2の回転軸に巻き回された無端状の垂直駆動ベルト22
によって、保持体20上に配設された垂直ガイドレール
24に沿って保持体20の上端と下端の間を上下方向に
往復移動することができる。また、保持体20上には、
前記往復移動に基づく搬送体40の垂直ガイドレール2
4上における位置を検出するための第2センサー74が
設けられている。
【0026】一方、各挟持搬送ユニット60は、搬送体
40上に配置されたモータM3と、モータM3の回転軸
に巻き回された無端状の水平駆動ベルト28によって、
保持体20上に配設された水平ガイドレール30に沿っ
て水平に往復移動することができる。各挟持搬送ユニッ
ト60は、水平ガイドレール30上を往復移動可能に支
持された摺動体60aと、印画紙2を挟持するために摺
動体60a上に回転可能に支持された一対の挟持ローラ
41とを有する。また、搬送体40上には、前記往復移
動に基づく摺動体60aの水平ガイドレール30上にお
ける位置を検出するための第1センサー72が設けられ
ている。挟持ローラ41の内、一方の挟持ローラ41b
は、摺動体60a上に回転自在に支持された伝導軸36
の一端に一体回転可能に連結されており、伝導軸36の
他部位には入力ギヤ34がやはり一体回転可能に連結さ
れている。他方の挟持ローラ41aは遊転自在に支持さ
れている。なお、入力ギヤ34と挟持ローラ41bの間
には、ワンウェイクラッチが介装されている。
【0027】より具体的には、図6によく示されるよう
に、遊転自在な挟持ローラ41aは、伝導軸36上に揺
動可能に支持された揺動アーム38上に回転自在に支持
されており、この揺動アーム38上には他に、印画紙2
を挟持ローラ41の間に案内するための一対のガイド板
42a,42bが固定されており、その結果、挟持ロー
ラ41は印画紙2を正しい姿勢で挟持することができ
る。そして、揺動アーム38は、挟持ローラ41が水平
に並び、ガイド板42a,42bが垂直(保持体20の
面と平行)に延びる搬送姿勢と、挟持ローラ41が垂直
に並び、ガイド板42a,42bが水平に延びる受入れ
姿勢の間で揺動可能である。揺動アーム38は更に、揺
動アーム38と摺動体60aの間に介装された図示しな
い捻りコイルばねの復元力によって、前記搬送姿勢に付
勢されている。一方、保持体20からは、一対の板状操
作部材62が保持体20と平行に延びており、揺動アー
ム38は、保持体20に対する摺動体60aの位置に応
じて、板状操作部材62と接当して操作され、捻りコイ
ルばねの復元力に抗して前記受入れ姿勢に保持される。
印画紙供給ライン8Aにおける搬送横幅方向での中心位
置は、図5における中心軸Yに一致させてあり、又、印
画紙供給ライン8Aにおける印画紙の搬送高さと、挟持
ローラ41が下降して板状操作部材62の作用に上記受
け入れ姿勢となったときのガイド板42a,42bの高
さとを一致させてある。
【0028】次に、振り分け装置4の動きについて説明
する。図7(a)は、初期状態を示している。ここで
は、搬送体40のうちの右側の搬送体40Rは保持体2
0の最下端まで下がった位置にあり、しかも、右側の搬
送体40Rの挟持搬送ユニット60Rは、搬送体40R
上の左端にある。そして、右の挟持搬送ユニット60R
の入力ギヤ34は、印画紙供給ライン8Aの搬送方向下
流端側に備えられている搬送ローラ81の回転軸に中間
ギヤを介してギヤ連結された出力ギヤ54と係合状態に
ある。一方、搬送体40のうちの左側の搬送体40Lは
保持体20の最下端よりも若干上方のホームポジション
にあり、左側の搬送体40Lの挟持搬送ユニット60L
は、搬送体40L上の左端位置にある。
【0029】この時、右側の挟持搬送ユニット60R上
の挟持ローラ41は、最も中心軸Yに近づき、印画紙供
給ライン8Aから送り出された水平姿勢の印画紙2を挟
持し始めている。前述したように、この搬送体40Rが
下端にある位置では、揺動アーム38は、板状操作部材
62との接当によって、前記受入れ姿勢、言い換えれ
ば、挟持ローラ41が上下に並んだ状態に操作保持され
ている。印画紙供給ライン8Aの搬送ローラ81が図示
しないモータにて回転駆動されると、印画紙3はその搬
送ローラ81にて搬送されると共に、中間ギヤ52,出
力ギヤ54及び入力ギヤを介して搬送ローラ81と連動
する挟持ローラ41にて搬送される。この搬送は、印画
紙2が印画紙供給ライン8Aから完全に離れて、挟持ロ
ーラ41にてその印画紙2の搬送方向後端寄りの位置が
挟持される状態となったのを図示しないセンサが検出し
たときに、図7(b)搬送体40Rが上昇を開始するこ
とによって出力ギヤ54と入力ギヤ34との歯合が解除
されて停止される。
【0030】搬送体40Rは、上述のようにモータM2
の作動により上昇し、これに連動して、挟持搬送ユニッ
ト60Rが、モータM3の作動により搬送体40R上を
紙面の右側に向かって移動を開始する。この搬送体40
Rの上方移動の初期に、揺動アーム38は、板状操作部
材62との接当から解放されるので、前記搬送姿勢に切
り替えられる。
【0031】図8(a)は、搬送体40Rが保持体20
の上端位置に到達し、同時に、挟持搬送ユニット60R
が搬送体40R上の右端位置に到達した状態を示してい
る。更に、図8(b)では、挟持搬送ユニット60Rの
挟持ローラ41が右側の受け入れローラ83のうちの右
列用の圧着ローラ83bに印画紙2を搬出し、受け入れ
ローラ83これをデジタルプリント部5へ送る。この図
8(a)の状態では、既に左側の挟持搬送ユニット60
Lの挟持ローラ41が前記受け渡し部にて、次の印画紙
2を挟持開始しているのが判る。図8(b)では、右側
の挟持搬送ユニット60Rの挟持ローラ41から受け入
れローラ83への印画紙2の受け渡しが完了しようとし
ており、同時に、左側の挟持搬送ユニット60Lは、次
の印画紙2を受け入れローラ83に向かって搬送開始し
ている。
【0032】図9(a)に示されるように、左側の挟持
搬送ユニット60Lの挟持ローラ41が次の印画紙2を
左側の受け入れローラ83に受け渡し開始するタイミン
グでは、右側の挟持搬送ユニット60Rは再びさらに次
の印画紙2を挟持搬送するために印画紙供給ライン8A
から印画紙2を受け取るための位置に向かって搬送され
始め、図9(b)に示されるように、その受け取るため
の位置に到着するより前に、挟持搬送ユニット60Rが
搬送体40R上の左端位置まで移動し、その後、印画紙
供給ライン8Aから印画紙2を受け取るための位置に到
着する。すなわち、各挟持搬送ユニット60R,Lの入
力ギヤ34の、前記受け渡し部の各出力ギヤ54との係
合操作は、これらギヤの周方向から行われる。このよう
に、左右の挟持搬送ユニット60L,Rが交互に、上下
に往復することによって、印画紙供給ライン8Aから一
列状に排出される印画紙2を、左右2列の露光搬送ライ
ン8Bに交互に振り分け供給する。
【0033】尚、上記図7乃至図9にて示す動作説明で
は、露光搬送ライン8B において、振り分け装置4から
受け取った印画紙2をそのまま直ちに搬送するものとし
ているので、露光搬送ライン8B の左右の搬送列で搬送
される一対の印画紙2が搬送方向で若干位置ずれしてい
るが、上述のように、2枚のカット印画紙2を順番に左
右の圧着ローラ83b,83cで受け取り保持し、同時
に2枚の印画紙2を露光位置EPへ送り出すことができ
るので、この一対の印画紙2が搬送方向で位置ずれのな
い状態で搬送するようにしても良い。
【0034】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 上記実施の形態では、露光位置EPに近くにおいて
印画紙2の存在位置を規制する印画紙受け部材87は、
それの印画紙受け面87aが平面となるように形成され
ているが、図10に示すように、印画紙受け部材87の
印画紙受け面87aを、印画紙搬送方向視で搬送経路横
幅方向に直線状で且つ印画紙搬送方向と直交する方向視
で円弧状となる形状に形成しても良い。この場合では、
露光用の挟持ローラ84の駆動側ローラ84aと圧着ロ
ーラ84bとが当接して印画紙2を挟持する位置におけ
る接線方向すなわち挟持ローラ84による印画紙2の搬
送方向は、印画紙受け面87の印画紙搬送方向端部にお
ける接線方向と一致させておけば良い。すなわち、図1
0に示す別実施形態では、露光用の挟持ローラ84自体
ではなく、印画紙受け部材87自体が、印画紙2を印画
紙受け部材87に押し付けるように、印画紙2の進路を
変更する機能を有する。
【0035】 上記実施の形態では、露光手段EM
は、いわゆるデジタル露光式のものを例示しているが、
フィルムの画像を投影露光する投影露光式に構成しても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる画像プリント装置
の概略ブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態にかかる要部拡大図
【図3】本発明の実施の形態にかかる要部斜視図
【図4】本発明の実施の形態にかかる要部側面図
【図5】本発明の実施の形態にかかる振り分け装置の概
略構成図
【図6】本発明の実施の形態にかかる振り分け装置の要
部斜視図
【図7】本発明の実施の形態にかかる振り分け装置の動
作説明図
【図8】本発明の実施の形態にかかる振り分け装置の動
作説明図
【図9】本発明の実施の形態にかかる振り分け装置の動
作説明図
【図10】本発明の別実施形態にかかる要部拡大図
【符号の説明】
EM 露光手段 TM 搬送手段 2 印画紙 84 挟持ローラ 87 印画紙受け部材 87a 印画紙受け面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印画紙に画像を露光するための露光手段
    と、 前記印画紙を、前記露光手段による露光位置に位置させ
    るように搬送する搬送手段とが設けられた画像プリント
    装置であって、 前記露光位置において前記露光手段に対する前記印画紙
    の存在位置を規制するための印画紙受け部材が設けら
    れ、 前記搬送手段は、前記露光位置の近くにおいて、前記印
    画紙が前記印画紙受け部材に押し付けられるように、前
    記印画紙の進路を変更するように構成されている画像プ
    リント装置。
  2. 【請求項2】 前記印画紙受け部材は、前記印画紙の感
    光面と反対側の面を支持するように構成されている請求
    項1記載の画像プリント装置。
  3. 【請求項3】 前記露光手段は、印画紙搬送方向と交差
    する方向において画像の全幅で且つ印画紙搬送方向にお
    いて画像の幅の一部について、画像を画素毎に露光量を
    設定した状態で前記印画紙を露光するように構成されて
    いる請求項1又は2記載の画像プリント装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、印画紙搬送方向におけ
    る前記露光位置の側部に、前記印画紙を挟持搬送するの
    挟持ローラが備えられ、 前記挟持ローラが、前記印画紙を前記印画紙受け部材に
    押し付ける側に傾けられて配置されている請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の画像プリント装置。
  5. 【請求項5】 前記挟持ローラが、印画紙搬送方向にお
    ける前記露光位置の両側に配置されて構成されている請
    求項4記載の画像プリント装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段は、 前記各挟持ローラにおける前記印画紙を挟持する位置
    が、前記印画紙受け部材における印画紙受け面に近接す
    る状態で配置され、 前記各挟持ローラの印画紙搬送方向両側における前記印
    画紙の搬送姿勢が略直線状となるように、前記印画紙を
    案内するように構成されている請求項5記載の画像プリ
    ント装置。
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