JP2000353196A - 有価証券トレード支援システム - Google Patents
有価証券トレード支援システムInfo
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- JP2000353196A JP2000353196A JP16569299A JP16569299A JP2000353196A JP 2000353196 A JP2000353196 A JP 2000353196A JP 16569299 A JP16569299 A JP 16569299A JP 16569299 A JP16569299 A JP 16569299A JP 2000353196 A JP2000353196 A JP 2000353196A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有価証券の市場情報の取得からトレード分析
を行う処理の効率化を図った有価証券トレード支援シス
テムを提供する。 【解決手段】 最新の有価証券の市場情報を入力してト
レード分析に必要な情報を処理して配信する少なくとも
一つのデータ配信装置2と、データ配信装置2から市場
情報を得て、ポートフォーリオマネージャーから有価証
券トレードの要求を受けて、トレード方法を決定した後
に有価証券トレードを実行する少なくとも一つのトレー
ダーシステム3とからなり、トレーダーシステム3は、
トレード分析装置6と、有価証券注文システム7と、注
文管理システム8とを有するようにした。
を行う処理の効率化を図った有価証券トレード支援シス
テムを提供する。 【解決手段】 最新の有価証券の市場情報を入力してト
レード分析に必要な情報を処理して配信する少なくとも
一つのデータ配信装置2と、データ配信装置2から市場
情報を得て、ポートフォーリオマネージャーから有価証
券トレードの要求を受けて、トレード方法を決定した後
に有価証券トレードを実行する少なくとも一つのトレー
ダーシステム3とからなり、トレーダーシステム3は、
トレード分析装置6と、有価証券注文システム7と、注
文管理システム8とを有するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有価証券の取引
(トレード)を実行するトレーダーの業務を支援するシ
ステムに係り、トレード分析に関する処理の効率化を図
り、トレーダーの業務の全体を支援する有価証券トレー
ド支援システムに関する。
(トレード)を実行するトレーダーの業務を支援するシ
ステムに係り、トレード分析に関する処理の効率化を図
り、トレーダーの業務の全体を支援する有価証券トレー
ド支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に有価証券(株券、債券等)のトレ
ードは、ポートフォーリオマネージャーと呼ばれる資金
運用機関が特定銘柄等の有価証券について売り買いする
方針を定め、この方針に基づいてトレーダーと呼ばれる
トレード執行機関がその有価証券のトレードを実行す
る。
ードは、ポートフォーリオマネージャーと呼ばれる資金
運用機関が特定銘柄等の有価証券について売り買いする
方針を定め、この方針に基づいてトレーダーと呼ばれる
トレード執行機関がその有価証券のトレードを実行す
る。
【0003】ポートフォーリオマネージャーはトレーダ
ーが兼任する場合がある。この場合は、トレーダーが他
のトレーダーに対して有価証券の売買の注文をすること
になる。
ーが兼任する場合がある。この場合は、トレーダーが他
のトレーダーに対して有価証券の売買の注文をすること
になる。
【0004】上記ポートフォーリオマネージャーは、投
資家の資金(ファンド)を預かって、その資金を運営す
ることによって利益を生み出し、利益を投資家に還元す
る役割の人または組織である。本明細書において「機
関」というときは、一定の役割の人または集団を指し、
証券会社を指す場合のように物的設備を含めて例えば企
業を指すこともあるものとする。
資家の資金(ファンド)を預かって、その資金を運営す
ることによって利益を生み出し、利益を投資家に還元す
る役割の人または組織である。本明細書において「機
関」というときは、一定の役割の人または集団を指し、
証券会社を指す場合のように物的設備を含めて例えば企
業を指すこともあるものとする。
【0005】トレーダーは、ポートフォーリオマネージ
ャーから実際の有価証券のトレードを委ねられ、ポート
フォーリオマネージャーが策定した方針に沿って、その
範囲内で最大の利益を上げるように市場において有価証
券の売り買いを実行する役割の機関である。
ャーから実際の有価証券のトレードを委ねられ、ポート
フォーリオマネージャーが策定した方針に沿って、その
範囲内で最大の利益を上げるように市場において有価証
券の売り買いを実行する役割の機関である。
【0006】上記ポートフォーリオマネージャーが策定
する方針は、特定の銘柄の有価証券のある数量について
期限を設けて「売り」または「買い」するような概略の
ものである。
する方針は、特定の銘柄の有価証券のある数量について
期限を設けて「売り」または「買い」するような概略の
ものである。
【0007】これに対してトレーダーは、ポートフォー
リオマネージャーが注文した特定銘柄の有価証券につい
てのトレードがもっとも利益を挙げ得るように、要求さ
れた有価証券の総取引量を幾つかに分割し、それぞれ適
当なタイミングで市場で売り買いを行う。
リオマネージャーが注文した特定銘柄の有価証券につい
てのトレードがもっとも利益を挙げ得るように、要求さ
れた有価証券の総取引量を幾つかに分割し、それぞれ適
当なタイミングで市場で売り買いを行う。
【0008】このように、ポートフォーリオマネージャ
ーが取引を要求した有価証券トレードについて実行する
際に分割して売り買いするのは、株価が日々変動するた
め、売り買いのタイミングによって利益に差が生じ、ま
た、トレーダーが売り買いすることによって、有価証券
の価格が影響を受けて変動するので、どの程度の数量を
何時取引するかによって利益に差が生じるからである。
ーが取引を要求した有価証券トレードについて実行する
際に分割して売り買いするのは、株価が日々変動するた
め、売り買いのタイミングによって利益に差が生じ、ま
た、トレーダーが売り買いすることによって、有価証券
の価格が影響を受けて変動するので、どの程度の数量を
何時取引するかによって利益に差が生じるからである。
【0009】この有価証券の分割のやり方、売り買いを
するタイミングを本明細書では、「有価証券のトレード
方法」という。
するタイミングを本明細書では、「有価証券のトレード
方法」という。
【0010】もっとも有利な有価証券トレード方法を探
すべく、トレーダーは、提案されている種々のトレード
分析手法を利用して市場分析を行い、これらのトレード
分析結果を参照して最終的には自らの判断で最適な有価
証券のトレード方法を決定する。このトレーダーによっ
て確定された有価証券のトレード方法を本明細書では
「確定トレード方法」と呼び、その確定トレード方法を
表すデータを「確定注文データ」と呼ぶことにする。
すべく、トレーダーは、提案されている種々のトレード
分析手法を利用して市場分析を行い、これらのトレード
分析結果を参照して最終的には自らの判断で最適な有価
証券のトレード方法を決定する。このトレーダーによっ
て確定された有価証券のトレード方法を本明細書では
「確定トレード方法」と呼び、その確定トレード方法を
表すデータを「確定注文データ」と呼ぶことにする。
【0011】このようにトレーダーは、ポートフォーリ
オマネージャーから所定銘柄の有価証券についてのトレ
ードの基本方針を受け、この基本方針範囲内で最適なト
レード方法を決定し、実際にトレードを実行するが、従
来のトレーダーの業務においては、部分的にコンピュー
ターを利用しながら、一連の処理を人間によって管理遂
行していたが、トレード分析については外部の機関に依
頼していた。
オマネージャーから所定銘柄の有価証券についてのトレ
ードの基本方針を受け、この基本方針範囲内で最適なト
レード方法を決定し、実際にトレードを実行するが、従
来のトレーダーの業務においては、部分的にコンピュー
ターを利用しながら、一連の処理を人間によって管理遂
行していたが、トレード分析については外部の機関に依
頼していた。
【0012】トレード分析は、最新の市場情報から所定
の指標値を抽出しこれを使用してトレード分析するもの
であって、データ処理量が多いであるため、従来のトレ
ーダーにおいては、自らトレード分析することが困難で
あり、トレード分析を行うことができる外部機関に一定
の条件を与えてトレード分析を依頼し、その分析結果を
得て自らの判断から最適な有価証券のトレード方法を決
定していた。
の指標値を抽出しこれを使用してトレード分析するもの
であって、データ処理量が多いであるため、従来のトレ
ーダーにおいては、自らトレード分析することが困難で
あり、トレード分析を行うことができる外部機関に一定
の条件を与えてトレード分析を依頼し、その分析結果を
得て自らの判断から最適な有価証券のトレード方法を決
定していた。
【0013】このため、従来のトレーダーは、ポートフ
ォーリオマネージャーから所定の有価証券トレードを依
頼されると、幾つかのトレード方法を策定し、これらの
トレード方法を実行した場合のコストの試算を外部機関
に依頼し、最適なトレード方法は、これらトレード方法
の試算されたコストを見ながら自らの判断を加えて決定
するようにしていた。
ォーリオマネージャーから所定の有価証券トレードを依
頼されると、幾つかのトレード方法を策定し、これらの
トレード方法を実行した場合のコストの試算を外部機関
に依頼し、最適なトレード方法は、これらトレード方法
の試算されたコストを見ながら自らの判断を加えて決定
するようにしていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のトレー
ド分析でが、特定の外部機関によって集中的に処理され
ていたため、その外部機関に多数のトレーダーから依頼
が集中し、処理装置や通信装置へ負荷がかかり、トレー
ダーとその外部機関とを含めたシステム全体の処理効率
が低かった。
ド分析でが、特定の外部機関によって集中的に処理され
ていたため、その外部機関に多数のトレーダーから依頼
が集中し、処理装置や通信装置へ負荷がかかり、トレー
ダーとその外部機関とを含めたシステム全体の処理効率
が低かった。
【0015】外部機関の処理装置に多数のトレード分析
が集中すること、および、トレーダーと外部機関間の通
信手段に大きな負荷がかかることにより、従来のトレー
ド分析に費用や時間がかかっていた。
が集中すること、および、トレーダーと外部機関間の通
信手段に大きな負荷がかかることにより、従来のトレー
ド分析に費用や時間がかかっていた。
【0016】このため、トレーダーが一つのトレード方
法についてトレード分析するためには、必要なデータを
外部機関に送り、分析が完了するまでそれを適宜修正し
て次のトレード方法についてトレード分析をすることが
できなかった。
法についてトレード分析するためには、必要なデータを
外部機関に送り、分析が完了するまでそれを適宜修正し
て次のトレード方法についてトレード分析をすることが
できなかった。
【0017】例えば、事前に種々のトレード方法につい
て随時シミュレーションを行うことは従来においては容
易ではなかった。
て随時シミュレーションを行うことは従来においては容
易ではなかった。
【0018】また、同じくトレード分析に費用や時間が
かかることに起因して、従来の有価証券のトレードで
は、トレードの事後評価をその都度行うことも容易では
なかった。
かかることに起因して、従来の有価証券のトレードで
は、トレードの事後評価をその都度行うことも容易では
なかった。
【0019】ここで、トレードの事後評価とは、トレー
ダーが決定した最適な有価証券のトレード方法に基づい
てトレードを実際に行ったときのコストや利益等を計算
し、予想利益と実際利益の乖離の原因を追求することを
目的とした評価である。
ダーが決定した最適な有価証券のトレード方法に基づい
てトレードを実際に行ったときのコストや利益等を計算
し、予想利益と実際利益の乖離の原因を追求することを
目的とした評価である。
【0020】この事後評価も、実際の市場の状況の変化
に基づいて計算するので、従来は前記トレード分析を行
う外部機関に計算を依頼しなければならなかった。この
ため、その外部機関に処理が集中し、通信手段にも大き
な負荷がかかっていた。
に基づいて計算するので、従来は前記トレード分析を行
う外部機関に計算を依頼しなければならなかった。この
ため、その外部機関に処理が集中し、通信手段にも大き
な負荷がかかっていた。
【0021】トレードの事前の分析とその事後の評価と
を簡単に行うことができないことは、トレーダーのパフ
ォーマンスの改善を妨げ、また、トレーダーに対する評
価の客観性を低下させていた。
を簡単に行うことができないことは、トレーダーのパフ
ォーマンスの改善を妨げ、また、トレーダーに対する評
価の客観性を低下させていた。
【0022】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、有価証券の市場情報の取得からトレード分析を行う
処理を効率化させることにより、トレーダーが自らトレ
ードの事前分析と事後評価とを行うことができる有価証
券トレード支援システムを提供することにある。
は、有価証券の市場情報の取得からトレード分析を行う
処理を効率化させることにより、トレーダーが自らトレ
ードの事前分析と事後評価とを行うことができる有価証
券トレード支援システムを提供することにある。
【0023】また、従来のトレーダーにおいては、部分
的にコンピューターによる処理を利用しているが、ポー
トフォーリオマネージャーから一定銘柄の有価証券のト
レードを要求する注文を受けるシステム、トレード方法
を決定するシステム、および、トレードを実行するシス
テムが、別個独立に存在し、一つの有価証券トレードを
管理するために多大な労力がかかっていた。
的にコンピューターによる処理を利用しているが、ポー
トフォーリオマネージャーから一定銘柄の有価証券のト
レードを要求する注文を受けるシステム、トレード方法
を決定するシステム、および、トレードを実行するシス
テムが、別個独立に存在し、一つの有価証券トレードを
管理するために多大な労力がかかっていた。
【0024】特に、上述したように、従来はトレード分
析を外部機関に依頼していたので、トレーダー内部で一
貫したデータの流れが中断され、データ処理の効率を低
下させていた。
析を外部機関に依頼していたので、トレーダー内部で一
貫したデータの流れが中断され、データ処理の効率を低
下させていた。
【0025】そこで、本発明が解決しようとするもう一
つの課題は、トレーダーの業務の全体を一貫して管理支
援する有価証券のトレード支援システムを提供すること
にある。
つの課題は、トレーダーの業務の全体を一貫して管理支
援する有価証券のトレード支援システムを提供すること
にある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る有価
証券トレード支援システムは、最新の有価証券の市場情
報を入力してトレード分析に必要な情報を処理して配信
する少なくとも一つのデータ配信装置と、前記データ配
信装置から市場情報を得る一方、ポートフォーリオマネ
ージャーから有価証券トレードの要求を受けて、トレー
ド方法を決定した後に有価証券トレードを実行する少な
くとも一つのトレーダーシステムとからなり、前記トレ
ーダーシステムは、トレード分析装置と、有価証券注文
システムと、注文管理システムとを有している有価証券
トレード支援システムにおいて、前記データ配信装置
は、最新の有価証券の市場情報を入力する市場情報入力
手段と、前記市場情報入力手段によって入力された有価
証券の市場情報を一次情報として一定のフォーマットで
記憶管理する一次情報データベースと、前記一次情報デ
ータベースの一次情報を入力してトレード分析に必要な
二次情報を出力する二次情報処理手段と、前記二次情報
処理手段が出力した二次情報を記憶する二次情報記憶手
段と、前記二次情報を各トレーダーシステムに配信する
配信手段と、を有し、前記トレーダーシステムのトレー
ド分析装置は、前記データ配信装置から前記二次情報を
受信する二次情報受信手段と、前記二次情報受信手段が
受信した前記二次情報を記憶管理する二次情報データベ
ースと、分析対象の有価証券トレードの一次注文データ
を入力する分析対象データ入力手段と、前記分析対象デ
ータ入力手段が入力した有価証券の一次注文データを入
力し、前記二次情報データベースにアクセスして、二次
情報とマーケットインパクトモデルとを用いて所定のト
レード方法による有価証券トレードのコストを推定する
流動性事前評価手段と、前記流動性事前評価手段によっ
て評価された後に、トレード分析者によって確定された
確定トレード方法を記憶する確定トレード方法記憶手段
と、前記確定トレード方法に基づく確定注文データを出
力する確定注文データ出力手段と、前記注文管理システ
ムから有価証券トレードの約定データを入力する約定デ
ータ入力手段と、前記約定データ入力手段によって入力
された約定データを入力し、前記二次情報データベース
にアクセスして二次情報と約定データから実際に行った
注文にかかった固定コストと変動コストを計算する事後
評価手段と、を有し、前記有価証券注文システムは、ポ
ートフォーリオマネージャーから所定の有価証券トレー
ドを要求する一次注文データを入力する一次注文データ
入力手段と、前記一次注文データ入力手段によって入力
された有価証券の一次注文データを記憶管理する一次注
文データベースと、前記一次注文データベースから所定
の一次注文データを取り出し、分析対象データとして前
記トレード分析装置に出力する分析対象データ出力手段
と、前記トレード分析装置から確定注文データを入力す
る確定注文データ入力手段と、前記確定注文データ入力
手段によって入力された確定注文データを記憶管理する
確定注文データベースと、前記確定注文データベースに
アクセスして、確定注文データに基づいて有価証券の注
文を執行する注文執行手段と、を有し、前記注文管理シ
ステムは、前記有価証券注文システムの注文執行手段に
よる注文の適否と取引の成否とを管理し、成立した有価
証券トレードの内容を約定データとして出力する注文管
理手段と、前記注文管理手段が出力した約定データを記
憶管理する約定データベースと、前記約定データベース
から所定の約定データを取り出し、事後評価対象の約定
データとして前記トレード分析装置に出力する約定デー
タ出力手段と、を有していることを特徴とするものであ
る。
証券トレード支援システムは、最新の有価証券の市場情
報を入力してトレード分析に必要な情報を処理して配信
する少なくとも一つのデータ配信装置と、前記データ配
信装置から市場情報を得る一方、ポートフォーリオマネ
ージャーから有価証券トレードの要求を受けて、トレー
ド方法を決定した後に有価証券トレードを実行する少な
くとも一つのトレーダーシステムとからなり、前記トレ
ーダーシステムは、トレード分析装置と、有価証券注文
システムと、注文管理システムとを有している有価証券
トレード支援システムにおいて、前記データ配信装置
は、最新の有価証券の市場情報を入力する市場情報入力
手段と、前記市場情報入力手段によって入力された有価
証券の市場情報を一次情報として一定のフォーマットで
記憶管理する一次情報データベースと、前記一次情報デ
ータベースの一次情報を入力してトレード分析に必要な
二次情報を出力する二次情報処理手段と、前記二次情報
処理手段が出力した二次情報を記憶する二次情報記憶手
段と、前記二次情報を各トレーダーシステムに配信する
配信手段と、を有し、前記トレーダーシステムのトレー
ド分析装置は、前記データ配信装置から前記二次情報を
受信する二次情報受信手段と、前記二次情報受信手段が
受信した前記二次情報を記憶管理する二次情報データベ
ースと、分析対象の有価証券トレードの一次注文データ
を入力する分析対象データ入力手段と、前記分析対象デ
ータ入力手段が入力した有価証券の一次注文データを入
力し、前記二次情報データベースにアクセスして、二次
情報とマーケットインパクトモデルとを用いて所定のト
レード方法による有価証券トレードのコストを推定する
流動性事前評価手段と、前記流動性事前評価手段によっ
て評価された後に、トレード分析者によって確定された
確定トレード方法を記憶する確定トレード方法記憶手段
と、前記確定トレード方法に基づく確定注文データを出
力する確定注文データ出力手段と、前記注文管理システ
ムから有価証券トレードの約定データを入力する約定デ
ータ入力手段と、前記約定データ入力手段によって入力
された約定データを入力し、前記二次情報データベース
にアクセスして二次情報と約定データから実際に行った
注文にかかった固定コストと変動コストを計算する事後
評価手段と、を有し、前記有価証券注文システムは、ポ
ートフォーリオマネージャーから所定の有価証券トレー
ドを要求する一次注文データを入力する一次注文データ
入力手段と、前記一次注文データ入力手段によって入力
された有価証券の一次注文データを記憶管理する一次注
文データベースと、前記一次注文データベースから所定
の一次注文データを取り出し、分析対象データとして前
記トレード分析装置に出力する分析対象データ出力手段
と、前記トレード分析装置から確定注文データを入力す
る確定注文データ入力手段と、前記確定注文データ入力
手段によって入力された確定注文データを記憶管理する
確定注文データベースと、前記確定注文データベースに
アクセスして、確定注文データに基づいて有価証券の注
文を執行する注文執行手段と、を有し、前記注文管理シ
ステムは、前記有価証券注文システムの注文執行手段に
よる注文の適否と取引の成否とを管理し、成立した有価
証券トレードの内容を約定データとして出力する注文管
理手段と、前記注文管理手段が出力した約定データを記
憶管理する約定データベースと、前記約定データベース
から所定の約定データを取り出し、事後評価対象の約定
データとして前記トレード分析装置に出力する約定デー
タ出力手段と、を有していることを特徴とするものであ
る。
【0027】本願請求項2に係る有価証券トレード支援
システムは、上記請求項1のシステムにおいて、前記有
価証券注文システムの分析対象データ出力手段と前記ト
レード分析装置の分析対象データ入力手段とがデータ通
信可能に接続され、前記トレード分析装置の確定注文デ
ータ出力手段と前記有価証券注文システムの確定注文デ
ータ入力手段とがデータ通信可能に接続されており、前
記有価証券注文システムの分析対象データ出力手段は、
前記トレード分析装置の要求により、前記一次注文デー
タベースから所定の分析対象データを検索して前記分析
対象データ入力手段に送信し、当該有価証券注文システ
ムの確定注文データ入力手段は、前記トレード分析装置
の確定注文データ出力手段から確定注文データを受信し
て前記確定注文データベースに一定の体系で記憶させる
ように構成されていることを特徴とするものである。
システムは、上記請求項1のシステムにおいて、前記有
価証券注文システムの分析対象データ出力手段と前記ト
レード分析装置の分析対象データ入力手段とがデータ通
信可能に接続され、前記トレード分析装置の確定注文デ
ータ出力手段と前記有価証券注文システムの確定注文デ
ータ入力手段とがデータ通信可能に接続されており、前
記有価証券注文システムの分析対象データ出力手段は、
前記トレード分析装置の要求により、前記一次注文デー
タベースから所定の分析対象データを検索して前記分析
対象データ入力手段に送信し、当該有価証券注文システ
ムの確定注文データ入力手段は、前記トレード分析装置
の確定注文データ出力手段から確定注文データを受信し
て前記確定注文データベースに一定の体系で記憶させる
ように構成されていることを特徴とするものである。
【0028】本願請求項3に係る有価証券トレード支援
システムは、上記請求項1または2のシステムにおい
て、前記注文管理システムの約定データ出力手段と前記
トレード分析装置の約定データ入力手段は、互いにデー
タ通信可能な通信手段からなり、前記注文管理システム
の約定データ出力手段は、前記トレード分析装置から要
求があったときに、前記約定データベースから所定の約
定データを検索して前記約定データ入力手段に送信する
ことを特徴とするものである。
システムは、上記請求項1または2のシステムにおい
て、前記注文管理システムの約定データ出力手段と前記
トレード分析装置の約定データ入力手段は、互いにデー
タ通信可能な通信手段からなり、前記注文管理システム
の約定データ出力手段は、前記トレード分析装置から要
求があったときに、前記約定データベースから所定の約
定データを検索して前記約定データ入力手段に送信する
ことを特徴とするものである。
【0029】本願請求項4に係る有価証券トレード支援
システムは、上記請求項1〜3のシステムにおいて、前
記有価証券注文システムの一次注文データ入力手段は、
ポートフォーリオマネージャーの発注システムと通信可
能に接続された少なくとも一つの端末からなり、前記一
次注文データ入力手段は、ポートフォーリオマネージャ
ーの発注システムから一次注文データを受信して、前記
一次注文データベースに一定の体系で記憶させることを
特徴とするものである。
システムは、上記請求項1〜3のシステムにおいて、前
記有価証券注文システムの一次注文データ入力手段は、
ポートフォーリオマネージャーの発注システムと通信可
能に接続された少なくとも一つの端末からなり、前記一
次注文データ入力手段は、ポートフォーリオマネージャ
ーの発注システムから一次注文データを受信して、前記
一次注文データベースに一定の体系で記憶させることを
特徴とするものである。
【0030】本願請求項5に係る有価証券トレード支援
システは、上記請求項1〜4のシステムにおいて、前記
有価証券注文システムの注文執行手段は、証券取引機関
の発注システムと通信可能に接続された少なくとも一つ
の端末からなり、前記注文執行手段は、確定注文データ
に規定された内容によって前記証券取引機関に有価証券
の取引を直接指示できるように構成されていることを特
徴とするものである。
システは、上記請求項1〜4のシステムにおいて、前記
有価証券注文システムの注文執行手段は、証券取引機関
の発注システムと通信可能に接続された少なくとも一つ
の端末からなり、前記注文執行手段は、確定注文データ
に規定された内容によって前記証券取引機関に有価証券
の取引を直接指示できるように構成されていることを特
徴とするものである。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明による「有価証券ト
レード支援システム」の実施形態について願書に添付し
た図面を用いて以下に説明する。
レード支援システム」の実施形態について願書に添付し
た図面を用いて以下に説明する。
【0032】図1に本発明の一実施形態による有価証券
のトレード支援システムを示す。
のトレード支援システムを示す。
【0033】図1に示す本実施形態による有価証券トレ
ード支援システム1は、関与する主要なシステムあるい
は機関として、データ配信装置2と、トレーダーシステ
ム3と、ポートフォーリオマネージャーの発注システム
4と、証券取引機関の発注システム5とを有している。
ード支援システム1は、関与する主要なシステムあるい
は機関として、データ配信装置2と、トレーダーシステ
ム3と、ポートフォーリオマネージャーの発注システム
4と、証券取引機関の発注システム5とを有している。
【0034】データ配信装置2は、最新の有価証券市場
の情報を入力してこれを処理してトレード分析に必要な
情報を配信する装置である。
の情報を入力してこれを処理してトレード分析に必要な
情報を配信する装置である。
【0035】データ配信装置2は、図1に示すように一
つの装置からなっていてもよいし、処理の負荷を分散す
るために同様のものが複数存在していてもよい。また、
提供する市場情報の種類を特定した複数のデータ配信装
置2が存在していてもよい。
つの装置からなっていてもよいし、処理の負荷を分散す
るために同様のものが複数存在していてもよい。また、
提供する市場情報の種類を特定した複数のデータ配信装
置2が存在していてもよい。
【0036】トレーダーシステム3は、ポートフォーリ
オマネージャーから有価証券のトレード注文を受けて
(これを一次注文ということにする)、そのポートフォ
ーリオマネージャーの一次注文の範囲内で最大の利益を
上げるようにトレード方法を決定し、有価証券の売り買
いを実行する機関である。なお、図1においてはトレー
ダーシステム3におけるハードウェア構成を示してい
る。
オマネージャーから有価証券のトレード注文を受けて
(これを一次注文ということにする)、そのポートフォ
ーリオマネージャーの一次注文の範囲内で最大の利益を
上げるようにトレード方法を決定し、有価証券の売り買
いを実行する機関である。なお、図1においてはトレー
ダーシステム3におけるハードウェア構成を示してい
る。
【0037】トレーダーシステム3はその内部にトレー
ド分析装置6と、有価証券注文システム7と、注文管理
システム8とを有している。トレード分析装置6と、有
価証券注文システム7と、注文管理システム8について
後述する。
ド分析装置6と、有価証券注文システム7と、注文管理
システム8とを有している。トレード分析装置6と、有
価証券注文システム7と、注文管理システム8について
後述する。
【0038】図1においては、トレーダーシステム3を
代表的に一つのみ示しているが、実際には、トレーダー
システム3は多数存在していることが多い。
代表的に一つのみ示しているが、実際には、トレーダー
システム3は多数存在していることが多い。
【0039】ポートフォーリオマネージャーの発注シス
テム4は、ポートフォーリオマネージャーに備えられた
発注システムである。
テム4は、ポートフォーリオマネージャーに備えられた
発注システムである。
【0040】ポートフォーリオマネージャーは、上述し
たごとく、投資家のファンドを運用する機関である。
たごとく、投資家のファンドを運用する機関である。
【0041】証券取引機関の発注システム5は、証券取
引機関の発注システムである。
引機関の発注システムである。
【0042】証券取引機関は、証券取引を行う機関であ
る。証券取引機関は証券取引市場を指す場合もあり、ト
レーダーと証券取引市場の間に介在する証券会社を指す
場合もある。
る。証券取引機関は証券取引市場を指す場合もあり、ト
レーダーと証券取引市場の間に介在する証券会社を指す
場合もある。
【0043】データ配信装置2はさらに、市場情報入力
手段9と、一次情報データベース10(データベースは
DBと図示する。以下同じ)、二次情報処理手段11
と、二次情報記憶手段12と、配信手段13とを有して
いる。
手段9と、一次情報データベース10(データベースは
DBと図示する。以下同じ)、二次情報処理手段11
と、二次情報記憶手段12と、配信手段13とを有して
いる。
【0044】市場情報入力手段9は、最新の有価証券の
市場情報を入力する手段である。市場情報入力手段9
は、好ましくはファイルのデータをデータ通信によって
入力可能な手段であるが、データを入力可能な手段であ
る限りこれに該当し、キーボード等の入力手段の他、フ
ロッピーディスク等の記憶媒体からデータを読み取るこ
とができるデータ読取手段等を含むものとする。
市場情報を入力する手段である。市場情報入力手段9
は、好ましくはファイルのデータをデータ通信によって
入力可能な手段であるが、データを入力可能な手段であ
る限りこれに該当し、キーボード等の入力手段の他、フ
ロッピーディスク等の記憶媒体からデータを読み取るこ
とができるデータ読取手段等を含むものとする。
【0045】本実施形態の市場情報入力手段9は、好ま
しくは最新の有価証券の市場情報を提供する市場情報ネ
ットワーク14とデータ通信可能に接続されたものであ
る。
しくは最新の有価証券の市場情報を提供する市場情報ネ
ットワーク14とデータ通信可能に接続されたものであ
る。
【0046】市場情報ネットワーク14は、好ましくは
東京証券取引所や大阪証券取引所等から株価、出来高等
の市場情報を取得し、これを一定のフォーマットのデー
タ(これを一次情報という)として提供するネットワー
クである。
東京証券取引所や大阪証券取引所等から株価、出来高等
の市場情報を取得し、これを一定のフォーマットのデー
タ(これを一次情報という)として提供するネットワー
クである。
【0047】一次情報データベース10は、上記一次情
報を記憶管理するデータベースである。なお、本明細書
において「データベース」という語は、データの集まり
と、データ管理用のプログラムと、それらを記憶管理す
る記憶手段とを含めた総合的なものを指すものとする。
報を記憶管理するデータベースである。なお、本明細書
において「データベース」という語は、データの集まり
と、データ管理用のプログラムと、それらを記憶管理す
る記憶手段とを含めた総合的なものを指すものとする。
【0048】二次情報処理手段11は、上記一次情報デ
ータベース10の一次情報を処理してトレード分析に使
用する種々の基準値(これを二次情報という)を出力す
る手段である。
ータベース10の一次情報を処理してトレード分析に使
用する種々の基準値(これを二次情報という)を出力す
る手段である。
【0049】二次情報記憶手段12は、上記二次情報を
記憶する手段である。
記憶する手段である。
【0050】配信手段13は、上記二次情報を各トレー
ダーシステム3に配信する手段である。
ダーシステム3に配信する手段である。
【0051】次にトレーダーシステム3のトレード分析
装置6と有価証券注文システム7と注文管理システム8
とについて説明する。
装置6と有価証券注文システム7と注文管理システム8
とについて説明する。
【0052】トレード分析装置6と有価証券注文システ
ム7と注文管理システム8は、同一のトレーダーシステ
ム3に備えられたシステムである。
ム7と注文管理システム8は、同一のトレーダーシステ
ム3に備えられたシステムである。
【0053】これらの装置やシステムは、少なくとも互
いにデータ交換可能に構成されており、好ましくはデー
タ通信の方法により直接データを入出力可能に構成さ
れ、一つの装置が他の装置の要求によって所定の処理を
行って結果を返すように構成される。
いにデータ交換可能に構成されており、好ましくはデー
タ通信の方法により直接データを入出力可能に構成さ
れ、一つの装置が他の装置の要求によって所定の処理を
行って結果を返すように構成される。
【0054】トレード分析装置6は、トレード分析を行
う装置である。トレード分析の方法については後述す
る。
う装置である。トレード分析の方法については後述す
る。
【0055】トレード分析装置6は、二次情報受信手段
15と、二次情報データベース16と、分析対象データ
入力手段17と、流動性事前評価手段18と、確定トレ
ード方法記憶手段19と、確定注文データ出力手段20
と、約定データ入力手段21と、事後評価手段22と、
評価結果出力手段23とを有している。
15と、二次情報データベース16と、分析対象データ
入力手段17と、流動性事前評価手段18と、確定トレ
ード方法記憶手段19と、確定注文データ出力手段20
と、約定データ入力手段21と、事後評価手段22と、
評価結果出力手段23とを有している。
【0056】二次情報受信手段15は、二次情報を受信
する手段である。二次情報受信手段15は、物理的には
一般的な通信手段からなる。
する手段である。二次情報受信手段15は、物理的には
一般的な通信手段からなる。
【0057】分析対象データ入力手段17は、トレード
分析しようとする分析対象データを入力する手段であ
る。分析対象データは、ポートフォーリオマネージャー
が要求した所定銘柄の有価証券について取引を要求する
データである。この分析対象データに基づいてトレード
分析者が適宜トレード方法を確定することになる。
分析しようとする分析対象データを入力する手段であ
る。分析対象データは、ポートフォーリオマネージャー
が要求した所定銘柄の有価証券について取引を要求する
データである。この分析対象データに基づいてトレード
分析者が適宜トレード方法を確定することになる。
【0058】分析対象データ入力手段17は、好ましく
は後述する有価証券注文システムの分析対象データ出力
手段とデータ通信可能な手段であるが、分析対象データ
を入力できる手段である限りこれに該当し、フロッピー
ディスクドライブのようなデータ読取手段である場合も
ある。
は後述する有価証券注文システムの分析対象データ出力
手段とデータ通信可能な手段であるが、分析対象データ
を入力できる手段である限りこれに該当し、フロッピー
ディスクドライブのようなデータ読取手段である場合も
ある。
【0059】流動性事前評価手段18は、その時点前後
の市場状況に対してトレーダーが有価証券のトレードを
行うことによって生じる市場の変化(インパクト)も考
慮して、全体のコスト、すなわちその裏返しとしての利
益を試算する手段である。
の市場状況に対してトレーダーが有価証券のトレードを
行うことによって生じる市場の変化(インパクト)も考
慮して、全体のコスト、すなわちその裏返しとしての利
益を試算する手段である。
【0060】確定トレード方法記憶手段19は、トレー
ド分析者が上記流動性事前評価手段18によって種々試
算し、その中から確定したトレード方法を記憶する手段
である。
ド分析者が上記流動性事前評価手段18によって種々試
算し、その中から確定したトレード方法を記憶する手段
である。
【0061】確定トレード方法は、取り引きすべき株券
(理解容易のためにここでは代表的な「株券」を用いて
説明する)の銘柄、ポートフォーリオマネージャーが要
求した株券の総取引量をどのような大きさのブロックと
回数に分割して取り引きするかを定めた分割方法、分割
した各ブロックについて何時取引かを定めた取引時期等
を定めている。上述したように、確定トレード方法をあ
らわすデータを確定注文データという。
(理解容易のためにここでは代表的な「株券」を用いて
説明する)の銘柄、ポートフォーリオマネージャーが要
求した株券の総取引量をどのような大きさのブロックと
回数に分割して取り引きするかを定めた分割方法、分割
した各ブロックについて何時取引かを定めた取引時期等
を定めている。上述したように、確定トレード方法をあ
らわすデータを確定注文データという。
【0062】確定注文データ出力手段20は、上記確定
注文データを出力する手段である。確定注文データ出力
手段20は、確定注文データをデータファイルの形で出
力する手段である。確定注文データをデータファイルの
形で出力できる限り、通信手段や、フロッピーディスク
ドライブも、確定注文データ出力手段20になり得る。
注文データを出力する手段である。確定注文データ出力
手段20は、確定注文データをデータファイルの形で出
力する手段である。確定注文データをデータファイルの
形で出力できる限り、通信手段や、フロッピーディスク
ドライブも、確定注文データ出力手段20になり得る。
【0063】約定データ入力手段21は、約定データを
入力する手段である。約定データは、実際に有価証券注
文システム7が行った有価証券の取引データである。
入力する手段である。約定データは、実際に有価証券注
文システム7が行った有価証券の取引データである。
【0064】約定データ入力手段21は、好ましくは後
述する注文管理システム8の約定データ出力手段とデー
タ通信可能な通信手段であるが、フロッピーディスクド
ライブ等のようなデータ読取手段とすることもできる。
述する注文管理システム8の約定データ出力手段とデー
タ通信可能な通信手段であるが、フロッピーディスクド
ライブ等のようなデータ読取手段とすることもできる。
【0065】事後評価手段22は、事後的に実際に行っ
た有価証券のトレードにかかったコストを計算する手段
である。
た有価証券のトレードにかかったコストを計算する手段
である。
【0066】事後評価手段22による評価は、実際にか
かった全コストを、固定的にかかるコストと、トレーダ
ーの取引の方法によって変動したコストとに要因分解
し、トレーダー方法の良否を客観的に評価するものであ
る。
かった全コストを、固定的にかかるコストと、トレーダ
ーの取引の方法によって変動したコストとに要因分解
し、トレーダー方法の良否を客観的に評価するものであ
る。
【0067】評価結果出力手段23は、有価証券トレー
ドの事前評価、あるいは事後評価、あるいはそれらの双
方の評価を出力する手段である。
ドの事前評価、あるいは事後評価、あるいはそれらの双
方の評価を出力する手段である。
【0068】評価結果出力手段23は、評価の結果を出
力できる手段である限り該当し、データファイルの形で
出力する通信手段、記憶媒体に出力する記憶媒体アクセ
ス手段、プリンター、表示装置の別を問わない。
力できる手段である限り該当し、データファイルの形で
出力する通信手段、記憶媒体に出力する記憶媒体アクセ
ス手段、プリンター、表示装置の別を問わない。
【0069】次に有価証券注文システム7について説明
する。
する。
【0070】有価証券注文システム7は、一次注文デー
タ入力手段24と、一次注文データベース25と、分析
対象データ出力手段26と、確定注文データ入力手段2
7と、確定注文データベース28と、注文執行手段29
とを有している。
タ入力手段24と、一次注文データベース25と、分析
対象データ出力手段26と、確定注文データ入力手段2
7と、確定注文データベース28と、注文執行手段29
とを有している。
【0071】一次注文データ入力手段24は、一次注文
データを入力する手段である。一次注文データは、上述
したとおり、ポートフォーリオマネージャーからトレー
ダーシステム3に送られる有価証券トレードの大枠を定
めるデータであって、銘柄、総取引量、取引を完了する
期限等を定めたデータである。
データを入力する手段である。一次注文データは、上述
したとおり、ポートフォーリオマネージャーからトレー
ダーシステム3に送られる有価証券トレードの大枠を定
めるデータであって、銘柄、総取引量、取引を完了する
期限等を定めたデータである。
【0072】この一次注文データ入力手段24は、好ま
しくはポートフォーリオマネージャーの発注システム4
とデータ通信可能な手段であるが、データを入力できる
ものなら規模により記憶媒体読取装置や通常の入力手段
とすることができる。
しくはポートフォーリオマネージャーの発注システム4
とデータ通信可能な手段であるが、データを入力できる
ものなら規模により記憶媒体読取装置や通常の入力手段
とすることができる。
【0073】一次注文データベース25は、一次注文デ
ータを記憶管理するデータベースである。
ータを記憶管理するデータベースである。
【0074】分析対象データ出力手段26は、トレード
分析装置6に対して分析対象となる一次注文データを出
力する手段である。
分析装置6に対して分析対象となる一次注文データを出
力する手段である。
【0075】分析対象データ出力手段26は、好ましく
はトレード分析装置の分析対象データ入力手段17とデ
ータ通信可能に接続され、トレード分析装置6の要求に
より、自動的に要求された一次注文データを検索してト
レード分析装置6に対して出力する手段である。
はトレード分析装置の分析対象データ入力手段17とデ
ータ通信可能に接続され、トレード分析装置6の要求に
より、自動的に要求された一次注文データを検索してト
レード分析装置6に対して出力する手段である。
【0076】確定注文データ入力手段27は、トレード
分析装置6によって分析され、最終的に最適なトレード
方法として確定されたトレード方法をあらわす確定注文
データを入力する手段である。
分析装置6によって分析され、最終的に最適なトレード
方法として確定されたトレード方法をあらわす確定注文
データを入力する手段である。
【0077】確定注文データ入力手段27は、好ましく
はトレード分析装置の確定注文データ出力手段20とデ
ータ通信可能に接続された手段であるが、確定注文デー
タを記憶した記憶媒体から当該データを読み取る記憶媒
体読取手段、あるいは、キーボード等の入力手段とする
こともできる。
はトレード分析装置の確定注文データ出力手段20とデ
ータ通信可能に接続された手段であるが、確定注文デー
タを記憶した記憶媒体から当該データを読み取る記憶媒
体読取手段、あるいは、キーボード等の入力手段とする
こともできる。
【0078】確定注文データベース28は、確定注文デ
ータを記憶管理するデータベースである。
ータを記憶管理するデータベースである。
【0079】注文執行手段29は、確定注文データに基
づいて有価証券トレードを実行する手段である。
づいて有価証券トレードを実行する手段である。
【0080】注文執行手段29は、好ましくは証券取引
機関の発注システム5とデータ通信可能に接続され、証
券取引機関に対して直接取引を依頼できる手段とする。
注文執行手段29は、証券取引機関に対する複数の注文
端末がこれに該当することがある。
機関の発注システム5とデータ通信可能に接続され、証
券取引機関に対して直接取引を依頼できる手段とする。
注文執行手段29は、証券取引機関に対する複数の注文
端末がこれに該当することがある。
【0081】次に注文管理システム8について説明す
る。
る。
【0082】注文管理システム8は、注文管理手段30
と、約定データベース31と、約定データ出力手段32
とを有している。
と、約定データベース31と、約定データ出力手段32
とを有している。
【0083】注文管理手段30は、注文執行手段29が
行う有価証券の注文を管理する手段である。
行う有価証券の注文を管理する手段である。
【0084】注文管理手段30は、注文執行手段29が
行った有価証券トレードの成否を管理することを主な役
割としているが、有価証券トレードのルールデータベー
スを有し、注文執行手段29が行おうとしているトレー
ドに対して法的にあるいは取決めに照らして適切な有価
証券トレードかどうかを監視する手段を兼ねることがで
きる。
行った有価証券トレードの成否を管理することを主な役
割としているが、有価証券トレードのルールデータベー
スを有し、注文執行手段29が行おうとしているトレー
ドに対して法的にあるいは取決めに照らして適切な有価
証券トレードかどうかを監視する手段を兼ねることがで
きる。
【0085】約定データベース31は、約定データを記
憶管理するデータベースである。
憶管理するデータベースである。
【0086】約定データ出力手段32は、約定データを
トレード分析装置の約定データ入力手段21に出力する
手段である。
トレード分析装置の約定データ入力手段21に出力する
手段である。
【0087】約定データ出力手段32は、好ましくはト
レード分析装置の約定データ入力手段21とデータ通信
可能に接続され、トレード分析装置6の要求に応じて約
定データを検索して出力する手段であるが、データ通信
手段に限られず、データをデータファイルの形で出力可
能な記憶媒体アクセス手段とすることができる。
レード分析装置の約定データ入力手段21とデータ通信
可能に接続され、トレード分析装置6の要求に応じて約
定データを検索して出力する手段であるが、データ通信
手段に限られず、データをデータファイルの形で出力可
能な記憶媒体アクセス手段とすることができる。
【0088】以上が本実施形態による有価証券トレード
支援システム1の構成であるが、次に上記構成の有価証
券トレード支援システム1の処理の流れについて以下に
説明する。
支援システム1の構成であるが、次に上記構成の有価証
券トレード支援システム1の処理の流れについて以下に
説明する。
【0089】本実施形態の有価証券トレード支援システ
ム1においては、トレーダーシステム3においてトレー
ド分析をするのに先立って、トレード分析に必要な情報
やデータを各トレーダーシステム3に配布する必要があ
る。データ配信装置2が、上記トレード分析に必要な情
報を各トレーダーシステム3に配信する役割を果たす。
ム1においては、トレーダーシステム3においてトレー
ド分析をするのに先立って、トレード分析に必要な情報
やデータを各トレーダーシステム3に配布する必要があ
る。データ配信装置2が、上記トレード分析に必要な情
報を各トレーダーシステム3に配信する役割を果たす。
【0090】データ配信装置2の市場情報入力手段9
は、市場情報ネットワーク14と接続されており、市場
情報ネットワーク14から最新の市場情報を入力する
(ステップS100)。
は、市場情報ネットワーク14と接続されており、市場
情報ネットワーク14から最新の市場情報を入力する
(ステップS100)。
【0091】市場情報ネットワーク14は、東京証券取
引所1部、2部等から全銘柄の株価、出来高等の情報を
入力し、これを一定のデータ形式にして第三者に提供す
る。データ配信装置2の市場情報入力手段9は、市場情
報ネットワーク14に接続し、市場情報ネットワーク1
4から市場情報を入力して一次情報データベース10に
格納する(ステップS110)。
引所1部、2部等から全銘柄の株価、出来高等の情報を
入力し、これを一定のデータ形式にして第三者に提供す
る。データ配信装置2の市場情報入力手段9は、市場情
報ネットワーク14に接続し、市場情報ネットワーク1
4から市場情報を入力して一次情報データベース10に
格納する(ステップS110)。
【0092】一次情報データベース10に格納される市
場情報は、証券コード、業種、単位株数、上場株数を含
む属性データと、一日の始めと終わりの株価、出来高を
示す日次データ、日中の株価、出来高を示す日中データ
を、一定のフォーマットでデータベース化して記憶管理
する。
場情報は、証券コード、業種、単位株数、上場株数を含
む属性データと、一日の始めと終わりの株価、出来高を
示す日次データ、日中の株価、出来高を示す日中データ
を、一定のフォーマットでデータベース化して記憶管理
する。
【0093】二次情報処理手段11は、上記一次情報デ
ータベース10に記録された一次情報を取り出し(ステ
ップS120)、これらから有価証券トレードに使用す
るデータ(二次情報)を計算して二次情報記憶手段12
に出力する(ステップS130)。
ータベース10に記録された一次情報を取り出し(ステ
ップS120)、これらから有価証券トレードに使用す
るデータ(二次情報)を計算して二次情報記憶手段12
に出力する(ステップS130)。
【0094】ここで、二次情報は、日次の平均出来高、
日次の始値、終値、高値、安値、出来高加重平均価格
(VWAP)、価格変動標準偏差(ボラティリティ)、
マーケットインパクト推定モデルの回帰係数等がある。
日次の始値、終値、高値、安値、出来高加重平均価格
(VWAP)、価格変動標準偏差(ボラティリティ)、
マーケットインパクト推定モデルの回帰係数等がある。
【0095】なお、マーケットインパクト推定モデルの
回帰係数は、トレーダーシステム3のトレード分析装置
6でトレードによるマーケットインパクトを推定すると
きに所定の推定モデルを使用するが、その推定モデルに
使用する回帰係数を提供するものである。回帰係数を市
場の最新の動向に応じて更新することにより、より正確
なインパクトの推定を行うことができるようにしたもの
である。
回帰係数は、トレーダーシステム3のトレード分析装置
6でトレードによるマーケットインパクトを推定すると
きに所定の推定モデルを使用するが、その推定モデルに
使用する回帰係数を提供するものである。回帰係数を市
場の最新の動向に応じて更新することにより、より正確
なインパクトの推定を行うことができるようにしたもの
である。
【0096】配信手段13は、一定の時間に上記二次情
報記憶手段12から二次情報を取り出し、これを各トレ
ーダーシステム3の二次情報受信手段15に配信する
(ステップS140)。
報記憶手段12から二次情報を取り出し、これを各トレ
ーダーシステム3の二次情報受信手段15に配信する
(ステップS140)。
【0097】トレーダーシステム3のトレード分析装置
6は、データ配信装置2の配信手段13からデータ配信
装置2が処理した二次情報を受信し、これを二次情報デ
ータベース16に記憶管理させる(ステップS15
0)。
6は、データ配信装置2の配信手段13からデータ配信
装置2が処理した二次情報を受信し、これを二次情報デ
ータベース16に記憶管理させる(ステップS15
0)。
【0098】以上がトレーダーシステム3においてトレ
ード分析をするための準備である。
ード分析をするための準備である。
【0099】次に、トレーダーシステム3内の業務に沿
って本実施形態の有価証券トレード支援システム1の処
理の流れについて説明する。
って本実施形態の有価証券トレード支援システム1の処
理の流れについて説明する。
【0100】トレーダーシステム3の業務はポートフォ
ーリオマネージャーからの発注から開始する。
ーリオマネージャーからの発注から開始する。
【0101】ポートフォーリオマネージャーは所定の銘
柄の有価証券について所定数量取引することを決定する
と、発注システム4を使用してトレーダーシステム3に
その取引の実行を要求する一次注文を送る(ステップS
200)。
柄の有価証券について所定数量取引することを決定する
と、発注システム4を使用してトレーダーシステム3に
その取引の実行を要求する一次注文を送る(ステップS
200)。
【0102】トレーダーシステム3では、有価証券注文
システム7の一次注文データ入力手段24が上記一次注
文を受信し、これを一次注文データとして一次注文デー
タベース25に記憶管理させる(ステップS210)。
システム7の一次注文データ入力手段24が上記一次注
文を受信し、これを一次注文データとして一次注文デー
タベース25に記憶管理させる(ステップS210)。
【0103】一次注文データは、注文をしたポートフォ
ーリオマネージャー、銘柄コード、売りか買いかの売買
種別、注文株数等を含み、一次注文データベース25は
これらを体系的に記憶している。
ーリオマネージャー、銘柄コード、売りか買いかの売買
種別、注文株数等を含み、一次注文データベース25は
これらを体系的に記憶している。
【0104】この一次注文データの範囲内でトレード分
析者が最適なトレード方法を決定する。この最適なトレ
ード方法を決定する作業の中で行われるのが流動性事前
評価である。
析者が最適なトレード方法を決定する。この最適なトレ
ード方法を決定する作業の中で行われるのが流動性事前
評価である。
【0105】ここでトレード分析者は、一次注文データ
で示されている特定銘柄の有価証券の総取引量を種々の
分割方法で複数ブロックに分割し、それぞれのブロック
を仮想的なタイミングで取引した場合のコスト・利益を
流動性事前評価によって試算し、修正等しながらもっと
も利益を上げ得るトレード方法を発見していくのであ
る。
で示されている特定銘柄の有価証券の総取引量を種々の
分割方法で複数ブロックに分割し、それぞれのブロック
を仮想的なタイミングで取引した場合のコスト・利益を
流動性事前評価によって試算し、修正等しながらもっと
も利益を上げ得るトレード方法を発見していくのであ
る。
【0106】トレード分析者が流動性事前評価をすると
きは、トレード分析装置6が起動され、分析対象データ
入力手段17によって分析対象データを入力する(ステ
ップS220)。ここで、分析対象データとは、一次注
文データのうちの一つであって、有価証券トレードの流
動性事前評価の対象となるデータである。
きは、トレード分析装置6が起動され、分析対象データ
入力手段17によって分析対象データを入力する(ステ
ップS220)。ここで、分析対象データとは、一次注
文データのうちの一つであって、有価証券トレードの流
動性事前評価の対象となるデータである。
【0107】上記分析対象データ入力手段17の要求に
より、分析対象データ出力手段26は、該当する一次注
文データを一次注文データベース25から検索して分析
対象データ入力手段17に送る。
より、分析対象データ出力手段26は、該当する一次注
文データを一次注文データベース25から検索して分析
対象データ入力手段17に送る。
【0108】流動性事前評価手段18は、上記分析対象
データ入力手段17から分析対象データ、および、二次
情報データベース16から二次情報を入力し、流動性事
前評価を行う(ステップS230)。
データ入力手段17から分析対象データ、および、二次
情報データベース16から二次情報を入力し、流動性事
前評価を行う(ステップS230)。
【0109】この流動性事前評価は、マーケットインパ
クトモデルを用いてインパクトコストを推定し、かつ、
前日の終値を用いて固定コストを計算し、総コストを算
出する。
クトモデルを用いてインパクトコストを推定し、かつ、
前日の終値を用いて固定コストを計算し、総コストを算
出する。
【0110】固定コストを算出するための前日の終値は
二次情報データベース16から得ることができる。
二次情報データベース16から得ることができる。
【0111】インパクトコストの推定に使用するマーケ
ットインパクトモデルは、流動性事前評価手段18に予
め用意されたインパクトモデルを用い、その回帰係数は
データ配信装置2からの二次情報によって更新される。
ットインパクトモデルは、流動性事前評価手段18に予
め用意されたインパクトモデルを用い、その回帰係数は
データ配信装置2からの二次情報によって更新される。
【0112】マーケットインパクトモデルによる推定
は、市場の動向に関する情報(ヒストリカル情報)と、
取り引きしようとする株券の数量や保有比率等の属性情
報と、評価を試みるトレード方法に関する基礎情報とを
使用する。
は、市場の動向に関する情報(ヒストリカル情報)と、
取り引きしようとする株券の数量や保有比率等の属性情
報と、評価を試みるトレード方法に関する基礎情報とを
使用する。
【0113】ヒストリカル情報は、評価時点前の一定期
間(例えば10日)の平均出来高、出来高加重平均価格
等を含み、二次情報データベース16から得ることがで
きる。
間(例えば10日)の平均出来高、出来高加重平均価格
等を含み、二次情報データベース16から得ることがで
きる。
【0114】属性情報は、一次注文データと二次情報と
から算出することができる。
から算出することができる。
【0115】基礎情報は、一次注文データとトレード分
析者の入力によって得ることができる。
析者の入力によって得ることができる。
【0116】流動性事前評価手段18は、トレード分析
者が仮に決定したトレード方法と、一次注文データベー
ス25からの情報と、二次情報データベース16からの
情報とから、そのトレード方法を実行した場合の総コス
トをマーケットインパクトモデルによって推定し、算出
する(ステップS230)。
者が仮に決定したトレード方法と、一次注文データベー
ス25からの情報と、二次情報データベース16からの
情報とから、そのトレード方法を実行した場合の総コス
トをマーケットインパクトモデルによって推定し、算出
する(ステップS230)。
【0117】トレード分析者は、種々のトレード方法に
ついて、流動性事前評価手段18によってコストを試算
し、その中からもっとも利益を上げ得るトレード方法を
確定し、この確定トレード方法をあらわす確定注文デー
タを確定トレード方法記憶手段19に出力する(ステッ
プS240)。
ついて、流動性事前評価手段18によってコストを試算
し、その中からもっとも利益を上げ得るトレード方法を
確定し、この確定トレード方法をあらわす確定注文デー
タを確定トレード方法記憶手段19に出力する(ステッ
プS240)。
【0118】確定注文データ出力手段20は、トレード
分析者による流動性事前評価が終了すると、確定トレー
ド方法記憶手段19から確定注文データを取得し、これ
を有価証券注文システム7の確定注文データ入力手段2
7に出力する(ステップS250)。
分析者による流動性事前評価が終了すると、確定トレー
ド方法記憶手段19から確定注文データを取得し、これ
を有価証券注文システム7の確定注文データ入力手段2
7に出力する(ステップS250)。
【0119】有価証券注文システム7の確定注文データ
入力手段27は、トレード分析装置6の確定注文データ
出力手段20から得た確定注文データを入力し、これを
確定注文データベース28に記憶管理させる(ステップ
S260)。
入力手段27は、トレード分析装置6の確定注文データ
出力手段20から得た確定注文データを入力し、これを
確定注文データベース28に記憶管理させる(ステップ
S260)。
【0120】確定注文データベース28には、注文すべ
き株の銘柄、数量、売買種別、注文すべき時期等が管理
されている。
き株の銘柄、数量、売買種別、注文すべき時期等が管理
されている。
【0121】注文執行手段29は、確定注文データベー
ス28から毎日の注文すべき有価証券のデータを取得
し、自動的にあるいは人間の承認の下にそれらの注文デ
ータを証券取引機関の発注システム5に送り、それらの
有価証券のトレードを依頼する(ステップS270)。
ス28から毎日の注文すべき有価証券のデータを取得
し、自動的にあるいは人間の承認の下にそれらの注文デ
ータを証券取引機関の発注システム5に送り、それらの
有価証券のトレードを依頼する(ステップS270)。
【0122】証券取引機関の発注システム5は、上記ト
レーダーシステム3からの要求に応じて、証券取引所等
において取引を実行する(ステップS280)。
レーダーシステム3からの要求に応じて、証券取引所等
において取引を実行する(ステップS280)。
【0123】一方、トレーダーシステム3の注文管理シ
ステム8は、有価証券注文システム7による注文の実行
を監視および管理する(ステップS300)。
ステム8は、有価証券注文システム7による注文の実行
を監視および管理する(ステップS300)。
【0124】注文管理システム8の注文管理手段30
は、注文執行手段29が実行しようとする注文に対し
て、事前にその取引が法律や取決めに適しているか否か
を判断し、不適な場合は注文執行手段29による実行を
制限しあるいは警告メッセージを発する。
は、注文執行手段29が実行しようとする注文に対し
て、事前にその取引が法律や取決めに適しているか否か
を判断し、不適な場合は注文執行手段29による実行を
制限しあるいは警告メッセージを発する。
【0125】また、注文管理手段30は、注文執行手段
29によって注文が実行された後は、その有価証券トレ
ードの成否を管理し、有価証券トレードが成立したとき
は、成立した取引のデータ(約定データ)を約定データ
ベース31に出力し、約定データベース31に記憶管理
させる(ステップS310)。
29によって注文が実行された後は、その有価証券トレ
ードの成否を管理し、有価証券トレードが成立したとき
は、成立した取引のデータ(約定データ)を約定データ
ベース31に出力し、約定データベース31に記憶管理
させる(ステップS310)。
【0126】以上で有価証券のトレードが実行され、そ
の約定データが記憶される。
の約定データが記憶される。
【0127】この成立した有価証券トレードに対してト
レード分析装置6は、事後評価を行う。
レード分析装置6は、事後評価を行う。
【0128】事後評価は、実際に有価証券トレードにか
かった総コストを固定コストと変動コストに分解する。
これにより、トレーダーの決定によって影響されないコ
スト(固定コスト)と影響されるコスト(変動コスト)
とが明らかにされ、トレーダーのパフォーマンスが明ら
かにされる。
かった総コストを固定コストと変動コストに分解する。
これにより、トレーダーの決定によって影響されないコ
スト(固定コスト)と影響されるコスト(変動コスト)
とが明らかにされ、トレーダーのパフォーマンスが明ら
かにされる。
【0129】事後評価の方法は、種々の評価方法が提案
されており、本発明のトレード分析装置6は複数の評価
方法を試みることが可能である。
されており、本発明のトレード分析装置6は複数の評価
方法を試みることが可能である。
【0130】本発明の好ましい実施形態では、インプリ
メンテーションショートフォール法とVWAP法と呼ば
れる事後評価方法によって事後評価をすることができ
る。これらの事後評価方法は、変動コストの分解の方法
にそれぞれ特徴をもっている。
メンテーションショートフォール法とVWAP法と呼ば
れる事後評価方法によって事後評価をすることができ
る。これらの事後評価方法は、変動コストの分解の方法
にそれぞれ特徴をもっている。
【0131】VWAP法による場合は、出来高加重平均
価格(VWAP)に対する固定コストと変動コストの比
率を算出する。この変動コストは、有価証券取引によっ
て生じた価格変動、すなわちインパクトコストである。
価格(VWAP)に対する固定コストと変動コストの比
率を算出する。この変動コストは、有価証券取引によっ
て生じた価格変動、すなわちインパクトコストである。
【0132】出来高加重平均価格(VWAP)に対する
固定コストと変動コストの比率を算出することにより、
トレーダーの取引量の決定の良否が客観的に判断でき、
その後のトレード方法の決定方法のノウハウとして生か
すことができる。
固定コストと変動コストの比率を算出することにより、
トレーダーの取引量の決定の良否が客観的に判断でき、
その後のトレード方法の決定方法のノウハウとして生か
すことができる。
【0133】一方、インプリメンテーションショートフ
ォール法による場合は、変動コストをさらに、タイミン
グコストと、インパクトコストと、機会コストに分解す
る。タイミングコストは、注文執行日によって価格が上
下した場合のコストである。インパクトコストは、注文
によって有価証券の価格に生じた変化によるコストであ
る。機会コストは、注文したが約定できなかった有価証
券を翌日の取引に持ち込んだ場合に生じるコストであ
る。
ォール法による場合は、変動コストをさらに、タイミン
グコストと、インパクトコストと、機会コストに分解す
る。タイミングコストは、注文執行日によって価格が上
下した場合のコストである。インパクトコストは、注文
によって有価証券の価格に生じた変化によるコストであ
る。機会コストは、注文したが約定できなかった有価証
券を翌日の取引に持ち込んだ場合に生じるコストであ
る。
【0134】タイミングコストは、注文執行日の決定に
よって左右され、インパクトコストと機会コストはトレ
ードする数量等の決定によって左右され、いずれもトレ
ーダーの決定によって影響される。
よって左右され、インパクトコストと機会コストはトレ
ードする数量等の決定によって左右され、いずれもトレ
ーダーの決定によって影響される。
【0135】変動コストを、タイミングコストとインパ
クトコストと機会コストに分解することにより、コスト
が生じた原因が時期的な要因か取引量による要因かが特
定され、トレード方法の決定の適否が判断できるととも
に、その後のトレード方法の決定方法のノウハウとして
生かすことができる。
クトコストと機会コストに分解することにより、コスト
が生じた原因が時期的な要因か取引量による要因かが特
定され、トレード方法の決定の適否が判断できるととも
に、その後のトレード方法の決定方法のノウハウとして
生かすことができる。
【0136】上記事後評価を行う場合は、トレード分析
装置6の事後評価手段22が起動され、約定データ入力
手段21が約定データ出力手段32からから約定データ
を入力する(ステップS320)。約定データ出力手段
32は、約定データ入力手段21から要求があった場合
に、約定データベース31から該当する約定データを検
索し約定データ入力手段21に送る。ここで、約定デー
タは、約定した日付、銘柄コード、売買種別、注文株
数、約定株数、売買代金、受渡金額等の情報を含んでい
る。
装置6の事後評価手段22が起動され、約定データ入力
手段21が約定データ出力手段32からから約定データ
を入力する(ステップS320)。約定データ出力手段
32は、約定データ入力手段21から要求があった場合
に、約定データベース31から該当する約定データを検
索し約定データ入力手段21に送る。ここで、約定デー
タは、約定した日付、銘柄コード、売買種別、注文株
数、約定株数、売買代金、受渡金額等の情報を含んでい
る。
【0137】事後評価手段22は、約定データ入力手段
21を介して約定データを入力するとともに(ステップ
S330)、二次情報データベース16から当日の始
値、終値、高値、安値等の市場情報を入力すし(ステッ
プS340)、これらの情報から上記事後評価の変動コ
ストと固定コストを算出することができる(ステップS
350)。
21を介して約定データを入力するとともに(ステップ
S330)、二次情報データベース16から当日の始
値、終値、高値、安値等の市場情報を入力すし(ステッ
プS340)、これらの情報から上記事後評価の変動コ
ストと固定コストを算出することができる(ステップS
350)。
【0138】評価結果出力手段23は、上記事後評価手
段22が算出した事後評価と、確定トレード方法記憶手
段19から当該トレードの事前評価とを入力し、これを
レポートの形にして出力する(ステップS360)。
段22が算出した事後評価と、確定トレード方法記憶手
段19から当該トレードの事前評価とを入力し、これを
レポートの形にして出力する(ステップS360)。
【0139】また、上記事後評価は、評価期間を指定す
ることにより、評価期間を自由に設定することができ
る。
ることにより、評価期間を自由に設定することができ
る。
【0140】すなわち、毎日の有価証券取引、あるいは
一定期間の有価証券取引の事後評価を行うことができ
る。
一定期間の有価証券取引の事後評価を行うことができ
る。
【0141】以上が有価証券トレード支援システム1の
処理である。
処理である。
【0142】この有価証券トレード支援システム1によ
れば、マーケットインパクトモデルやトレード分析を行
う数式が各トレーダーシステム3のトレード分析装置6
に予め用意され、これらを使用したトレード分析は、各
トレーダーシステム3において処理される。
れば、マーケットインパクトモデルやトレード分析を行
う数式が各トレーダーシステム3のトレード分析装置6
に予め用意され、これらを使用したトレード分析は、各
トレーダーシステム3において処理される。
【0143】一方、トレード分析を行うための市場情報
やマーケットインパクトモデルの回帰係数等は、データ
配信装置2によって統一的に収集・処理され、配信手段
13によって各トレーダーシステム3のトレード分析装
置6に配信される。
やマーケットインパクトモデルの回帰係数等は、データ
配信装置2によって統一的に収集・処理され、配信手段
13によって各トレーダーシステム3のトレード分析装
置6に配信される。
【0144】上記構成により、大量のデータ量を有する
市場情報の収集処理は、大きな処理容量を有するデータ
配信装置2によって画一的に処理され、小さな処理であ
るが多様な変形が発生するトレード方法の評価は各トレ
ーダーシステム3のトレード分析装置6において処理さ
れる。つまり、データ配信装置2とトレーダーシステム
3それぞれ得意な処理を行うことができるのである。
市場情報の収集処理は、大きな処理容量を有するデータ
配信装置2によって画一的に処理され、小さな処理であ
るが多様な変形が発生するトレード方法の評価は各トレ
ーダーシステム3のトレード分析装置6において処理さ
れる。つまり、データ配信装置2とトレーダーシステム
3それぞれ得意な処理を行うことができるのである。
【0145】これにより、従来各トレーダーシステム3
が本願のデータ配信装置2に相当する外部機関にトレー
ド分析を依頼してその処理結果を受信する通信の負荷が
大幅に軽減される。また、従来のトレード分析を行う外
部機関においても、比較的小さな処理量ではあるが、多
様な条件を有する大量のトレード方法の評価する負荷が
取り除かれる。これにより、システム全体のデータ処理
効率を大幅に向上させることができ、合理的な設備投資
によって同じ効果を達成することができる。
が本願のデータ配信装置2に相当する外部機関にトレー
ド分析を依頼してその処理結果を受信する通信の負荷が
大幅に軽減される。また、従来のトレード分析を行う外
部機関においても、比較的小さな処理量ではあるが、多
様な条件を有する大量のトレード方法の評価する負荷が
取り除かれる。これにより、システム全体のデータ処理
効率を大幅に向上させることができ、合理的な設備投資
によって同じ効果を達成することができる。
【0146】トレーダーシステム3においても、トレー
ド分析者が種々のトレード方法について自分のトレード
分析装置6を使用して自由に分析することができるの
で、従来に比して非常に容易に最適トレード方法を決定
することができるので、トレード分析の業務においてそ
の決定のための有効な支援を受けることができる。
ド分析者が種々のトレード方法について自分のトレード
分析装置6を使用して自由に分析することができるの
で、従来に比して非常に容易に最適トレード方法を決定
することができるので、トレード分析の業務においてそ
の決定のための有効な支援を受けることができる。
【0147】また、有価証券トレード支援システム1に
よれば、トレーダーシステム3内において、一次注文デ
ータの受注から最終的な証券取引機関への発注が一貫し
たデータの流れで管理され、自動化されることが可能と
なる。
よれば、トレーダーシステム3内において、一次注文デ
ータの受注から最終的な証券取引機関への発注が一貫し
たデータの流れで管理され、自動化されることが可能と
なる。
【0148】すなわち、ポートフォーリオマネージャー
からの一次注文データの受注は、ポートフォーリオマネ
ージャーの発注システム4とトレーダーシステム3の一
次注文データ入力手段24の接続によって、一次注文デ
ータがそのまま一次注文データベース25に格納され
る。
からの一次注文データの受注は、ポートフォーリオマネ
ージャーの発注システム4とトレーダーシステム3の一
次注文データ入力手段24の接続によって、一次注文デ
ータがそのまま一次注文データベース25に格納され
る。
【0149】また、トレード方法を確定するために流動
性事前評価を行う場合には、分析対象データ出力手段2
6と分析対象データ入力手段17の接続により、一次注
文データベース25に格納された一次注文データが流動
性事前評価で使用される。
性事前評価を行う場合には、分析対象データ出力手段2
6と分析対象データ入力手段17の接続により、一次注
文データベース25に格納された一次注文データが流動
性事前評価で使用される。
【0150】同様に、確定された最適なトレード方法を
表す確定注文データも、確定注文データ出力手段20と
確定注文データ入力手段27の接続により、自動的に確
定注文データベース28に格納され、最終的には注文執
行手段29によって証券取引機関の発注システム5に出
力される。
表す確定注文データも、確定注文データ出力手段20と
確定注文データ入力手段27の接続により、自動的に確
定注文データベース28に格納され、最終的には注文執
行手段29によって証券取引機関の発注システム5に出
力される。
【0151】さらに、実行した有価証券トレードに対し
ては、注文管理手段30がトレードの成否を管理し、約
定データを約定データベース31に記録する。この約定
データは、約定データ出力手段32と約定データ入力手
段21の接続によりトレード分析装置6の事後評価手段
22に入力され、実行した有価証券トレードについて自
動的に事後評価を行うことができる。この事後評価は、
二次情報データベース16を有することにより、トレー
ド分析装置6内部で処理でき、自らが行った事前評価と
ともに出力することができる。
ては、注文管理手段30がトレードの成否を管理し、約
定データを約定データベース31に記録する。この約定
データは、約定データ出力手段32と約定データ入力手
段21の接続によりトレード分析装置6の事後評価手段
22に入力され、実行した有価証券トレードについて自
動的に事後評価を行うことができる。この事後評価は、
二次情報データベース16を有することにより、トレー
ド分析装置6内部で処理でき、自らが行った事前評価と
ともに出力することができる。
【0152】以上のように、有価証券トレード支援シス
テム1によれば、従来トレード分析のためにデータが外
部の機関に流出することによってデータ流れが寸断され
る欠点が克服され、トレーダー業務全体に対して支援を
行うことができる。
テム1によれば、従来トレード分析のためにデータが外
部の機関に流出することによってデータ流れが寸断され
る欠点が克服され、トレーダー業務全体に対して支援を
行うことができる。
【0153】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による「有価証券トレード支援システム」によれば、市
場情報の収集・処理・配信と、トレード分析が、それぞ
れデータ配信装置と各トレーダーのトレード分析装置に
おいて分離されて処理されるので、従来特定のデータ処
理機関にすべて集中していた市場情報の収集とトレード
分析が分散化され、全体としてデータ処理の効率が大幅
に改善される。
による「有価証券トレード支援システム」によれば、市
場情報の収集・処理・配信と、トレード分析が、それぞ
れデータ配信装置と各トレーダーのトレード分析装置に
おいて分離されて処理されるので、従来特定のデータ処
理機関にすべて集中していた市場情報の収集とトレード
分析が分散化され、全体としてデータ処理の効率が大幅
に改善される。
【0154】また、トレーダーにおいては、各自のシス
テムでトレード分析でき、かつ、そのトレード分析にお
いて最新の市場情報を利用できることになり、正確なト
レード分析が容易に行われるようになる。
テムでトレード分析でき、かつ、そのトレード分析にお
いて最新の市場情報を利用できることになり、正確なト
レード分析が容易に行われるようになる。
【0155】また、本発明の有価証券トレード支援シス
テム1によれば、トレーダー内でデータが一貫して利用
され、さらに、データ通信を利用する場合には一連のト
レーダー業務が自動化され、トレーダーの業務が大幅に
効率化されるのである。
テム1によれば、トレーダー内でデータが一貫して利用
され、さらに、データ通信を利用する場合には一連のト
レーダー業務が自動化され、トレーダーの業務が大幅に
効率化されるのである。
【図1】本発明の一実施形態による有価証券トレード支
援システムの構成と処理の流れを示したブロック図。
援システムの構成と処理の流れを示したブロック図。
1 有価証券トレード支援システム 2 データ配信装置 3 トレーダー 4 ポートフォーリオマネージャーの発注システム 5 証券取引機関の発注システム 6 トレード分析装置 7 有価証券注文システム 8 注文管理システム 9 市場情報入力手段 10 一次情報データベース 11 二次情報処理手段 12 二次情報記憶手段 13 配信手段 14 市場情報ネットワーク 15 二次情報受信手段 16 二次情報データベース 17 分析対象データ入力手段 18 流動性事前評価手段 19 確定トレード方法記憶手段 20 確定注文データ出力手段 21 約定データ入力手段 22 事後評価手段 23 評価結果出力手段 24 一次注文データ入力手段 25 一次注文データベース 26 分析対象データ出力手段 27 確定注文データ入力手段 28 確定注文データベース 29 注文執行手段 30 注文管理手段 31 約定データベース 32 約定データ出力手段
Claims (5)
- 【請求項1】最新の有価証券の市場情報を入力してトレ
ード分析に必要な情報を処理して配信する少なくとも一
つのデータ配信装置と、 前記データ配信装置から市場情報を得る一方、ポートフ
ォーリオマネージャーから有価証券トレードの要求を受
けて、トレード方法を決定した後に有価証券トレードを
実行する少なくとも一つのトレーダーシステムとからな
り、 前記トレーダーシステムは、トレード分析装置と、有価
証券注文システムと、注文管理システムとを有している
有価証券トレード支援システムにおいて、 前記データ配信装置は、 最新の有価証券の市場情報を入力する市場情報入力手段
と、 前記市場情報入力手段によって入力された有価証券の市
場情報を一次情報として一定のフォーマットで記憶管理
する一次情報データベースと、 前記一次情報データベースの一次情報を入力してトレー
ド分析に必要な二次情報を出力する二次情報処理手段
と、 前記二次情報処理手段が出力した二次情報を記憶する二
次情報記憶手段と、 前記二次情報を各トレーダーシステムに配信する配信手
段と、を有し、 前記トレーダーシステムのトレード分析装置は、 前記データ配信装置から前記二次情報を受信する二次情
報受信手段と、 前記二次情報受信手段が受信した前記二次情報を記憶管
理する二次情報データベースと、 分析対象の有価証券トレードの一次注文データを入力す
る分析対象データ入力手段と、 前記分析対象データ入力手段が入力した有価証券の一次
注文データを入力し、前記二次情報データベースにアク
セスして、二次情報とマーケットインパクトモデルとを
用いて所定のトレード方法による有価証券トレードのコ
ストを推定する流動性事前評価手段と、 前記流動性事前評価手段によって評価された後に、トレ
ード分析者によって確定された確定トレード方法を記憶
する確定トレード方法記憶手段と、 前記確定トレード方法に基づく確定注文データを出力す
る確定注文データ出力手段と、 前記注文管理システムから有価証券トレードの約定デー
タを入力する約定データ入力手段と、 前記約定データ入力手段によって入力された約定データ
を入力し、前記二次情報データベースにアクセスして二
次情報と約定データから実際に行った注文にかかった固
定コストと変動コストを計算する事後評価手段と、を有
し、 前記有価証券注文システムは、 ポートフォーリオマネージャーから所定の有価証券トレ
ードを要求する一次注文データを入力する一次注文デー
タ入力手段と、 前記一次注文データ入力手段によって入力された有価証
券の一次注文データを記憶管理する一次注文データベー
スと、 前記一次注文データベースから所定の一次注文データを
取り出し、分析対象データとして前記トレード分析装置
に出力する分析対象データ出力手段と、 前記トレード分析装置から確定注文データを入力する確
定注文データ入力手段と、 前記確定注文データ入力手段によって入力された確定注
文データを記憶管理する確定注文データベースと、 前記確定注文データベースにアクセスして、確定注文デ
ータに基づいて有価証券の注文を執行する注文執行手段
と、を有し、 前記注文管理システムは、 前記有価証券注文システムの注文執行手段による注文の
適否と取引の成否とを管理し、成立した有価証券トレー
ドの内容を約定データとして出力する注文管理手段と、 前記注文管理手段が出力した約定データを記憶管理する
約定データベースと、 前記約定データベースから所定の約定データを取り出
し、事後評価対象の約定データとして前記トレード分析
装置に出力する約定データ出力手段と、を有しているこ
とを特徴とする有価証券トレード支援システム。 - 【請求項2】前記有価証券注文システムの分析対象デー
タ出力手段と前記トレード分析装置の分析対象データ入
力手段とがデータ通信可能に接続され、 前記トレード分析装置の確定注文データ出力手段と前記
有価証券注文システムの確定注文データ入力手段とがデ
ータ通信可能に接続されており、 前記有価証券注文システムの分析対象データ出力手段
は、前記トレード分析装置の要求により、前記一次注文
データベースから所定の分析対象データを検索して前記
分析対象データ入力手段に送信し、 当該有価証券注文システムの確定注文データ入力手段
は、前記トレード分析装置の確定注文データ出力手段か
ら確定注文データを受信して前記確定注文データベース
に一定の体系で記憶させるように構成されていることを
特徴とする請求項1に記載の有価証券トレード支援シス
テム。 - 【請求項3】前記注文管理システムの約定データ出力手
段と前記トレード分析装置の約定データ入力手段は、互
いにデータ通信可能な通信手段からなり、 前記注文管理システムの約定データ出力手段は、前記ト
レード分析装置から要求があったときに、前記約定デー
タベースから所定の約定データを検索して前記約定デー
タ入力手段に送信することを特徴とする請求項1または
2に記載の有価証券トレード支援システム。 - 【請求項4】前記有価証券注文システムの一次注文デー
タ入力手段は、ポートフォーリオマネージャーの発注シ
ステムと通信可能に接続された少なくとも一つの端末か
らなり、 前記一次注文データ入力手段は、ポートフォーリオマネ
ージャーの発注システムから一次注文データを受信し
て、前記一次注文データベースに一定の体系で記憶させ
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
の有価証券トレード支援システム。 - 【請求項5】前記有価証券注文システムの注文執行手段
は、証券取引機関の発注システムと通信可能に接続され
た少なくとも一つの端末からなり、 前記注文執行手段は、確定注文データに規定された内容
によって前記証券取引機関に有価証券の取引を直接指示
できるように構成されていることを特徴とする請求項1
ないし4のいずれかに記載の有価証券トレード支援シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16569299A JP2000353196A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 有価証券トレード支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16569299A JP2000353196A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 有価証券トレード支援システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000353196A true JP2000353196A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15817240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16569299A Pending JP2000353196A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 有価証券トレード支援システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000353196A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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