JP2000353304A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドの製造方法Info
- Publication number
- JP2000353304A JP2000353304A JP11162919A JP16291999A JP2000353304A JP 2000353304 A JP2000353304 A JP 2000353304A JP 11162919 A JP11162919 A JP 11162919A JP 16291999 A JP16291999 A JP 16291999A JP 2000353304 A JP2000353304 A JP 2000353304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- mask
- magnetic pole
- track width
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高密度磁気記録媒体に対応できる磁気ヘッド
を製造する 【解決手段】 下部磁極層5と上部磁極層5とをギャッ
プ層6を介して積層形成し、磁気ギャップを構成してな
る磁気ヘッドの製造方法において、下部磁極層5上にギ
ャップ層6を形成した後、トラック幅に対応してパター
ニングされたトラック幅規制マスクを配する。そしてト
ラック幅規制マスクをマスクとして下部磁極層5の中途
部までエッチングすることで下部磁極層5のトラック幅
を規制し、上記トラック幅規制マスク上から非磁性材を
ギャップ層表面よりも突出するような厚さで成膜し、上
記トラック幅規制マスクを除去し、上記トラック幅規制
マスクの除去により形成される凹部を埋めるように磁性
材料を成膜することにより上部磁極層6を形成する。
を製造する 【解決手段】 下部磁極層5と上部磁極層5とをギャッ
プ層6を介して積層形成し、磁気ギャップを構成してな
る磁気ヘッドの製造方法において、下部磁極層5上にギ
ャップ層6を形成した後、トラック幅に対応してパター
ニングされたトラック幅規制マスクを配する。そしてト
ラック幅規制マスクをマスクとして下部磁極層5の中途
部までエッチングすることで下部磁極層5のトラック幅
を規制し、上記トラック幅規制マスク上から非磁性材を
ギャップ層表面よりも突出するような厚さで成膜し、上
記トラック幅規制マスクを除去し、上記トラック幅規制
マスクの除去により形成される凹部を埋めるように磁性
材料を成膜することにより上部磁極層6を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッドの製造
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の発達とともに、
磁気記録媒体においても高記録密度化が進んでおり、さ
らなる記録密度の向上により大容量化及び高データ転送
レート化を図ることが熱望されている。
磁気記録媒体においても高記録密度化が進んでおり、さ
らなる記録密度の向上により大容量化及び高データ転送
レート化を図ることが熱望されている。
【0003】例えば、ハードディスクの場合、ハードデ
ィスクドライブの記録密度が10ビット/インチ2を越
えた場合、磁気ヘッドのトラック幅は、例えば0.7μ
m以下のサイズが不可欠と考えられている。しかしなが
ら、そのようなトラック幅の狭い磁気記録ヘッドにおい
ては、従来の下部ポールが平坦な形状のものでは、効率
の劣化、フリンジング等の問題が生じるため、高密度磁
気記録媒体に対応できる磁気ヘッド形状の開発が望まれ
ている。
ィスクドライブの記録密度が10ビット/インチ2を越
えた場合、磁気ヘッドのトラック幅は、例えば0.7μ
m以下のサイズが不可欠と考えられている。しかしなが
ら、そのようなトラック幅の狭い磁気記録ヘッドにおい
ては、従来の下部ポールが平坦な形状のものでは、効率
の劣化、フリンジング等の問題が生じるため、高密度磁
気記録媒体に対応できる磁気ヘッド形状の開発が望まれ
ている。
【0004】そこで、近年、高密度記録を進めるため
に、挟トラック化に適した磁気ヘッドである磁気抵抗効
果型磁気ヘッド(以下、「MRヘッド」という。)を有
する薄膜磁気ヘッドが採用されるようになってきてい
る。
に、挟トラック化に適した磁気ヘッドである磁気抵抗効
果型磁気ヘッド(以下、「MRヘッド」という。)を有
する薄膜磁気ヘッドが採用されるようになってきてい
る。
【0005】この薄膜磁気ヘッドは、いわゆる、真空蒸
着法やスパッタリング法等の薄膜形成手段により各機能
膜が所定の形状で形成される。具体的に、このような薄
膜磁気ヘッドは、再生時の感磁部として機能する磁気抵
抗効果素子を有するMRヘッドと、記録時の記録磁界を
発生するインダクティブヘッドとが薄膜形成されてい
る。
着法やスパッタリング法等の薄膜形成手段により各機能
膜が所定の形状で形成される。具体的に、このような薄
膜磁気ヘッドは、再生時の感磁部として機能する磁気抵
抗効果素子を有するMRヘッドと、記録時の記録磁界を
発生するインダクティブヘッドとが薄膜形成されてい
る。
【0006】図29は従来のハードディスク用薄膜複合
ヘッドを模式的に示す斜視図である。これらのハードデ
ィスク用薄膜複合ヘッドは、強磁性体からなる上部シー
ルド層30と下部シールド層2との間に磁気記録媒体に
記録された情報を読み出し再生するMR素子層4が形成
され、MR素子層4上にMR素子層4の上部シールド3
0を下部磁極として使用し、磁気記録媒体への情報の記
録を行うインダクティブヘッド31が形成された構成と
なっている。
ヘッドを模式的に示す斜視図である。これらのハードデ
ィスク用薄膜複合ヘッドは、強磁性体からなる上部シー
ルド層30と下部シールド層2との間に磁気記録媒体に
記録された情報を読み出し再生するMR素子層4が形成
され、MR素子層4上にMR素子層4の上部シールド3
0を下部磁極として使用し、磁気記録媒体への情報の記
録を行うインダクティブヘッド31が形成された構成と
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図29に示したハード
ディスク用薄膜複合ヘッドは、通常の製法にて製造する
ことができる。具体的には、下部磁性層を形成後、ギャ
ップ層をスパッタにより形成し、その後絶縁膜(レジス
ト)やコイルを形成した後に上部磁極を形成する。この
場合、コイル形成部は、厚みが10μm程度となり、コ
イル形成部の上面とギャップ層とに段差が生じる。上部
磁極は、コイルが形成されていない部位からコイル形成
部に跨って形成される。上部磁極は従来より一般的に行
われている鍍金枠を形成するレジストフレーム法により
形成されるが、この方法で上部磁極を形成しようとした
場合、トラック形成部においてレジストの厚みは7〜8
μm程度になる。この様に、レジストの厚みが7〜8μ
m程度になると、1μm以下の鍍金枠を形成することが
非常に難しくなる。特に、0.5μm以下になると光学
式の露光では、微細な形状の鍍金枠の形成は不可能にな
る。
ディスク用薄膜複合ヘッドは、通常の製法にて製造する
ことができる。具体的には、下部磁性層を形成後、ギャ
ップ層をスパッタにより形成し、その後絶縁膜(レジス
ト)やコイルを形成した後に上部磁極を形成する。この
場合、コイル形成部は、厚みが10μm程度となり、コ
イル形成部の上面とギャップ層とに段差が生じる。上部
磁極は、コイルが形成されていない部位からコイル形成
部に跨って形成される。上部磁極は従来より一般的に行
われている鍍金枠を形成するレジストフレーム法により
形成されるが、この方法で上部磁極を形成しようとした
場合、トラック形成部においてレジストの厚みは7〜8
μm程度になる。この様に、レジストの厚みが7〜8μ
m程度になると、1μm以下の鍍金枠を形成することが
非常に難しくなる。特に、0.5μm以下になると光学
式の露光では、微細な形状の鍍金枠の形成は不可能にな
る。
【0008】また、レジストフレーム法で形成するハー
ドディスク用薄膜複合ヘッドは下部磁性層が平坦で、上
部磁極はトラック幅と同等の幅を有し、厚みが3μm程
度の寸法となる。この場合、磁気記録媒体への情報の記
録時に上部磁極が飽和すると、上部磁極のギャップ付近
の上部磁極側面からも記録磁界が漏洩し始め、有効記録
トラック幅が広がるため、記録密度の限界値を下げるこ
とになる。
ドディスク用薄膜複合ヘッドは下部磁性層が平坦で、上
部磁極はトラック幅と同等の幅を有し、厚みが3μm程
度の寸法となる。この場合、磁気記録媒体への情報の記
録時に上部磁極が飽和すると、上部磁極のギャップ付近
の上部磁極側面からも記録磁界が漏洩し始め、有効記録
トラック幅が広がるため、記録密度の限界値を下げるこ
とになる。
【0009】したがって、上述した問題点から従来の方
法では、例えば0.7μm以下のトラック幅を持つ記録
ヘッドは、製造することができなかった。
法では、例えば0.7μm以下のトラック幅を持つ記録
ヘッドは、製造することができなかった。
【0010】本発明は、従来の問題点に鑑みて提案され
たものであり、高密度磁気記録媒体に対応できる磁気ヘ
ッドの製造方法を提案することを目的とする。
たものであり、高密度磁気記録媒体に対応できる磁気ヘ
ッドの製造方法を提案することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ヘッド
の製造方法は、下部磁極層と上部磁極層とをギャップ層
を介して積層形成し、磁気ギャップを構成してなる磁気
ヘッドの製造方法において、下部磁極層上にギャップ層
を形成した後、トラック幅に対応してパターニングされ
たトラック幅規制マスクを配し、これをマスクとして下
部磁極層の中途部までエッチングすることで下部磁極層
のトラック幅を規制する工程と、上記トラック幅規制マ
スク上から非磁性材をギャップ層表面よりも突出するよ
うな厚さで成膜する工程と、上記トラック幅規制マスク
を除去する工程と、上記トラック幅規制マスクの除去に
より形成される凹部を埋めるように磁性材料を成膜し、
上部磁極層を形成する工程とを有することを特徴とす
る。
の製造方法は、下部磁極層と上部磁極層とをギャップ層
を介して積層形成し、磁気ギャップを構成してなる磁気
ヘッドの製造方法において、下部磁極層上にギャップ層
を形成した後、トラック幅に対応してパターニングされ
たトラック幅規制マスクを配し、これをマスクとして下
部磁極層の中途部までエッチングすることで下部磁極層
のトラック幅を規制する工程と、上記トラック幅規制マ
スク上から非磁性材をギャップ層表面よりも突出するよ
うな厚さで成膜する工程と、上記トラック幅規制マスク
を除去する工程と、上記トラック幅規制マスクの除去に
より形成される凹部を埋めるように磁性材料を成膜し、
上部磁極層を形成する工程とを有することを特徴とす
る。
【0012】本発明に係る磁気ヘッドの製造方法は、下
部磁極層上にギャップ層を形成した後、トラック幅に対
応してパターニングされたトラック幅規制マスクを配
し、これをマスクとして下部磁極層の中途部までエッチ
ングすることにより、下部磁極層のトラック幅を規制す
る。そして、トラック幅規制マスク上から非磁性材をギ
ャップ層表面よりも突出するような厚さで成膜し、トラ
ック幅規制マスクを除去した後、トラック幅規制マスク
の除去により形成される凹部を埋めるように磁性材料を
成膜することにより上部磁極層を形成する。したがっ
て、磁気ヘッドを形成する際に、上部磁極と下部磁極と
のトラック幅が確実に規制され、また、上部磁極と下部
磁極とが確実に位置合わせがなされる。
部磁極層上にギャップ層を形成した後、トラック幅に対
応してパターニングされたトラック幅規制マスクを配
し、これをマスクとして下部磁極層の中途部までエッチ
ングすることにより、下部磁極層のトラック幅を規制す
る。そして、トラック幅規制マスク上から非磁性材をギ
ャップ層表面よりも突出するような厚さで成膜し、トラ
ック幅規制マスクを除去した後、トラック幅規制マスク
の除去により形成される凹部を埋めるように磁性材料を
成膜することにより上部磁極層を形成する。したがっ
て、磁気ヘッドを形成する際に、上部磁極と下部磁極と
のトラック幅が確実に規制され、また、上部磁極と下部
磁極とが確実に位置合わせがなされる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明を適用した複合型
薄膜磁気ヘッドを模式的に表す斜視図を示す。また、図
2及び図3に図1中のABS面位置相当のX1−X2線及
びX3−X4線における要部断面図を示す。
薄膜磁気ヘッドを模式的に表す斜視図を示す。また、図
2及び図3に図1中のABS面位置相当のX1−X2線及
びX3−X4線における要部断面図を示す。
【0014】本発明を適用した複合型薄膜磁気ヘッドに
おいては、基板1上に、MRヘッドとして、下部シール
ド層2が形成され、下部シールド層2上には、第1の絶
縁層を介してMR素子層4及び電極層(図示省略)が形
成されている。そして、MR素子層4を覆って第2の絶
縁層32が形成されている。
おいては、基板1上に、MRヘッドとして、下部シール
ド層2が形成され、下部シールド層2上には、第1の絶
縁層を介してMR素子層4及び電極層(図示省略)が形
成されている。そして、MR素子層4を覆って第2の絶
縁層32が形成されている。
【0015】第2の絶縁層32上には、インダクティブ
ヘッド素子として、下部磁極層5が形成されている。下
部磁極層5は、基板1側に形成された広幅の下部磁極部
51と、下部磁極部51上に形成された細幅の下部磁極
部52とが一体に形成され、該下部磁極部52は、記録
媒体と対向する媒体対向面の近傍にて記録媒体上のトラ
ック幅と同一幅を有している。下部磁極層5は、インダ
クティブヘッド素子の磁気コアとしての機能を発揮する
と同時に、インダクティブヘッド素子とMRヘッド素子
の間の磁気シールドとしての機能を兼ね備えている。下
部磁極層5の細幅の下部磁極部52上には、トラック幅
と同一幅を有するギャップ層6が形成されている。下部
磁極層5の広幅の下部磁極部51上には、非磁性高硬度
層11が形成されている。非磁性高硬度層11上には、
第3の絶縁層71が形成され、第3の絶縁層71は、ギ
ャップ層6側の先端から後方側に徐々に高く傾斜するデ
プスエンド規制面BCを有している。そして、第3の絶
縁層71上には、コイル層8が形成され、コイル層8を
覆って第4の絶縁層72が形成されている。
ヘッド素子として、下部磁極層5が形成されている。下
部磁極層5は、基板1側に形成された広幅の下部磁極部
51と、下部磁極部51上に形成された細幅の下部磁極
部52とが一体に形成され、該下部磁極部52は、記録
媒体と対向する媒体対向面の近傍にて記録媒体上のトラ
ック幅と同一幅を有している。下部磁極層5は、インダ
クティブヘッド素子の磁気コアとしての機能を発揮する
と同時に、インダクティブヘッド素子とMRヘッド素子
の間の磁気シールドとしての機能を兼ね備えている。下
部磁極層5の細幅の下部磁極部52上には、トラック幅
と同一幅を有するギャップ層6が形成されている。下部
磁極層5の広幅の下部磁極部51上には、非磁性高硬度
層11が形成されている。非磁性高硬度層11上には、
第3の絶縁層71が形成され、第3の絶縁層71は、ギ
ャップ層6側の先端から後方側に徐々に高く傾斜するデ
プスエンド規制面BCを有している。そして、第3の絶
縁層71上には、コイル層8が形成され、コイル層8を
覆って第4の絶縁層72が形成されている。
【0016】ギャップ層6、非磁性高硬度層11、第3
の絶縁層71及び第4の絶縁層72上には上部磁極層9
が形成されている。上部磁極層9は、ギャップ層6及び
非磁性高硬度層11上に形成された第1上部磁極層91
と、第1上部磁極層91、第3の絶縁層71及び第4の
絶縁層72上に形成されるとともに、下部磁極層5の広
幅の下部磁極部51に接続している第2上部磁極層92
とにより構成される。
の絶縁層71及び第4の絶縁層72上には上部磁極層9
が形成されている。上部磁極層9は、ギャップ層6及び
非磁性高硬度層11上に形成された第1上部磁極層91
と、第1上部磁極層91、第3の絶縁層71及び第4の
絶縁層72上に形成されるとともに、下部磁極層5の広
幅の下部磁極部51に接続している第2上部磁極層92
とにより構成される。
【0017】第1上部磁極部91は、媒体対向面から非
磁性高硬度層11のデプスエンド規制面ABまで広がる
領域に形成される一方、第2上部磁極部92は、第1上
部磁極部91上の媒体対向面から後方に向けて第3の絶
縁層71及び第4の絶縁層72の上面に広がっている。
磁性高硬度層11のデプスエンド規制面ABまで広がる
領域に形成される一方、第2上部磁極部92は、第1上
部磁極部91上の媒体対向面から後方に向けて第3の絶
縁層71及び第4の絶縁層72の上面に広がっている。
【0018】第1上部磁極部91は、媒体対向面と反対
側の端部と、トラック幅方向の両端部が、第2上部磁極
部92との接続面からギャップ層6との対向面に向かっ
て絞られ細くなる形状を有するとともに、媒体対向面に
おいて記録媒体上のトラック幅と同一幅を有する。これ
によりインダクティブヘッドは、情報の記録効率が向上
する。
側の端部と、トラック幅方向の両端部が、第2上部磁極
部92との接続面からギャップ層6との対向面に向かっ
て絞られ細くなる形状を有するとともに、媒体対向面に
おいて記録媒体上のトラック幅と同一幅を有する。これ
によりインダクティブヘッドは、情報の記録効率が向上
する。
【0019】第2上部磁極部92は、媒体対向面の近傍
にて記録媒体上のトラック幅よりも広い幅を有する。
にて記録媒体上のトラック幅よりも広い幅を有する。
【0020】また、下部磁極層5の細幅の下部磁極部5
2、ギャップ層6、及び第1上部磁極部91のトラック
幅方向の両側には、下部磁極層5の広幅の下部磁極部5
1上を覆って非磁性高硬度層11が形成され、非磁性高
硬度層11及び第1上部磁極部91上面は、それぞれ平
面に形成されて、互いに同一の平面にそろっている。そ
して、上部磁極層9の第2上部磁極部92を覆って、保
護層12が形成されている。
2、ギャップ層6、及び第1上部磁極部91のトラック
幅方向の両側には、下部磁極層5の広幅の下部磁極部5
1上を覆って非磁性高硬度層11が形成され、非磁性高
硬度層11及び第1上部磁極部91上面は、それぞれ平
面に形成されて、互いに同一の平面にそろっている。そ
して、上部磁極層9の第2上部磁極部92を覆って、保
護層12が形成されている。
【0021】次に、上記複合型薄膜磁気ヘッドの製造方
法について、図4乃至図28に基づき具体的に説明す
る。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴を分かりや
すく図示するために、特徴となる部分を拡大して示して
いる場合があり、各部材の寸法の比率が実際と同じであ
るとは限らない。また、実際の製造工程では、薄膜技術
により基板上に多数の磁気ヘッド素子が形成されるが、
以下の説明で用いる図面は、1つの磁気ヘッド素子に対
応する部分を抜き出して示している。
法について、図4乃至図28に基づき具体的に説明す
る。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴を分かりや
すく図示するために、特徴となる部分を拡大して示して
いる場合があり、各部材の寸法の比率が実際と同じであ
るとは限らない。また、実際の製造工程では、薄膜技術
により基板上に多数の磁気ヘッド素子が形成されるが、
以下の説明で用いる図面は、1つの磁気ヘッド素子に対
応する部分を抜き出して示している。
【0022】まず、図4に示すように、MRヘッド素子
として、基板1上に下部シールド層2、下部絶縁層3
1、MR素子層4、電極層(図示せず)、及び上部絶縁
層32を順次形成する。以上の工程は、従来の周知の工
程による。
として、基板1上に下部シールド層2、下部絶縁層3
1、MR素子層4、電極層(図示せず)、及び上部絶縁
層32を順次形成する。以上の工程は、従来の周知の工
程による。
【0023】続いて、図5(以下の図においてはMRヘ
ッド素子部は省略する。)に示すように第1の絶縁層3
2の全表面に下部磁極層5を形成する。下部磁性層5と
しては、例えば、CoZrNbをスパッタリングにより
3μmの膜厚に成膜する。
ッド素子部は省略する。)に示すように第1の絶縁層3
2の全表面に下部磁極層5を形成する。下部磁性層5と
しては、例えば、CoZrNbをスパッタリングにより
3μmの膜厚に成膜する。
【0024】次に、下部磁性層5の全表面に、ギャップ
層6を形成する。ギャップ層6としては、例えば、Al
2O3をスパッタリングにより0.2μmの膜厚に成膜す
る。
層6を形成する。ギャップ層6としては、例えば、Al
2O3をスパッタリングにより0.2μmの膜厚に成膜す
る。
【0025】次に、ギャップ層6の全表面に、トラック
部を形成するためのスペーサ層13を形成する。スペー
サ層13は、ギャップ層6側から、第1スペーサ層1
4、第2スペーサ層15、第3スペーサ層16の3層か
ら構成される。スペーサ層6は、スパッタリングによ
り、例えば、Tiを5nmの厚みに被着させて第1スペ
ーサ層14である第1のTi層を形成する。そして、第
1のTi層上に、スパッタリングによりCuを300n
mの厚みに被着させて第2スペーサ層15であるCu層
を形成する。そして、Cu層上に、スパッタリングによ
りTiを5nmの厚みに被着させて第3スペーサ層16
である第2のTi層を形成する。
部を形成するためのスペーサ層13を形成する。スペー
サ層13は、ギャップ層6側から、第1スペーサ層1
4、第2スペーサ層15、第3スペーサ層16の3層か
ら構成される。スペーサ層6は、スパッタリングによ
り、例えば、Tiを5nmの厚みに被着させて第1スペ
ーサ層14である第1のTi層を形成する。そして、第
1のTi層上に、スパッタリングによりCuを300n
mの厚みに被着させて第2スペーサ層15であるCu層
を形成する。そして、Cu層上に、スパッタリングによ
りTiを5nmの厚みに被着させて第3スペーサ層16
である第2のTi層を形成する。
【0026】第1スペーサ層14は、ギャップ層6であ
るAl2O3とスペーサ層13の第2スペーサ層15との
密着性を向上させる役割をするものである。また、第1
スペーサ層14は、Tiに限定されるものではなく、上
記の条件を満たすものであれば良く、具体的にはTiの
他にCr等を用いることができる。
るAl2O3とスペーサ層13の第2スペーサ層15との
密着性を向上させる役割をするものである。また、第1
スペーサ層14は、Tiに限定されるものではなく、上
記の条件を満たすものであれば良く、具体的にはTiの
他にCr等を用いることができる。
【0027】第2スペーサ層15は、後述する下部磁極
層5及び上部磁極層9のトラック幅規制を行うためのマ
スクであるマスク層17とギャップ層6との間に隙間を
あけるためのものである。具体的には、第1上部磁極部
91のトラック幅規制を行う前に、エッチング液を用い
た湿式エッチングで第2スペーサ層15を除去すること
により、第1上部磁極部91のトラック幅規制を行うた
めのマスクであるマスク層とギャップ層6との間に隙間
をあける。また第2スペーサ層15は、Cuに限定され
ることなく、酸などによる湿式エッチング等で剥離でき
るものであれば用いることができる。ただし、下部磁極
層5、第2スペーサ層15及びエッチング液の間には、
エッチング液は第2スペーサ層15はエッチングするが
下部磁極層5はエッチングしないような組み合わせが必
要である。上記の条件を満たす組み合わせとしては、具
体的には、例えば第2スペーサ層15にCuやパーマロ
イ等を用い、エッチング液にエンストリップ・92(メ
ルテックス社製)を用い、下部磁性層には、CoZrN
b等のアモルファス金属を用いるというような組み合わ
せが挙げられる。また、成膜される膜厚は、0.05μ
m〜1μmが好ましい。
層5及び上部磁極層9のトラック幅規制を行うためのマ
スクであるマスク層17とギャップ層6との間に隙間を
あけるためのものである。具体的には、第1上部磁極部
91のトラック幅規制を行う前に、エッチング液を用い
た湿式エッチングで第2スペーサ層15を除去すること
により、第1上部磁極部91のトラック幅規制を行うた
めのマスクであるマスク層とギャップ層6との間に隙間
をあける。また第2スペーサ層15は、Cuに限定され
ることなく、酸などによる湿式エッチング等で剥離でき
るものであれば用いることができる。ただし、下部磁極
層5、第2スペーサ層15及びエッチング液の間には、
エッチング液は第2スペーサ層15はエッチングするが
下部磁極層5はエッチングしないような組み合わせが必
要である。上記の条件を満たす組み合わせとしては、具
体的には、例えば第2スペーサ層15にCuやパーマロ
イ等を用い、エッチング液にエンストリップ・92(メ
ルテックス社製)を用い、下部磁性層には、CoZrN
b等のアモルファス金属を用いるというような組み合わ
せが挙げられる。また、成膜される膜厚は、0.05μ
m〜1μmが好ましい。
【0028】第3スペーサ層は、後述する下部磁極層5
及び上部磁極層9のトラック幅を規制するためのマスク
であるマスク層と第2スペーサ層との密着性を向上させ
る役割をするものである。第3スペーサ層は、上記の条
件を満たし、反応性イオンエッチングでエッチングでき
るものであれば良く、具体的には、TiやTa等を用い
ることができる。
及び上部磁極層9のトラック幅を規制するためのマスク
であるマスク層と第2スペーサ層との密着性を向上させ
る役割をするものである。第3スペーサ層は、上記の条
件を満たし、反応性イオンエッチングでエッチングでき
るものであれば良く、具体的には、TiやTa等を用い
ることができる。
【0029】次に、スペーサ層13の全表面にトラック
部を形成するためのマスク層17を形成する。マスク層
17は、スペーサ層13側から第1マスク層17と第2
マスク層19との2層から構成される。マスク層17
は、スパッタリングにより、例えばSiO2を1.5μ
mの厚みに被着させて第1マスク層18であるSiO2
層を形成する。そして、SiO2層上に、例えばCrを
70nmの厚みに被着させて第2マスク層19であるC
r層を形成する。
部を形成するためのマスク層17を形成する。マスク層
17は、スペーサ層13側から第1マスク層17と第2
マスク層19との2層から構成される。マスク層17
は、スパッタリングにより、例えばSiO2を1.5μ
mの厚みに被着させて第1マスク層18であるSiO2
層を形成する。そして、SiO2層上に、例えばCrを
70nmの厚みに被着させて第2マスク層19であるC
r層を形成する。
【0030】第1マスク層は、後述する下部磁極層5及
び上部磁極層9のトラック幅を規制するためのマスクと
なるものである。第1マスク層は、リアクティブイオン
エッチングなどにより異方性エッチングできるものであ
れば良く、具体的には、SiO2やAl2O3等を用いる
ことができる。成膜される膜厚は、0.5μm〜2.0
μmが好ましい。
び上部磁極層9のトラック幅を規制するためのマスクと
なるものである。第1マスク層は、リアクティブイオン
エッチングなどにより異方性エッチングできるものであ
れば良く、具体的には、SiO2やAl2O3等を用いる
ことができる。成膜される膜厚は、0.5μm〜2.0
μmが好ましい。
【0031】第2マスク層は、上記第1マスク層を後述
する反応性イオンエッチングにより形成する際のマスク
となるものである。第2マスク層は、リアクティブイオ
ンエッチングを施した際に、エッチングされ難いもので
あれば良く、具体的には、CrやCoZrNb等を用い
ることができる。成膜される膜厚は、20nm〜200
nmが好ましい。
する反応性イオンエッチングにより形成する際のマスク
となるものである。第2マスク層は、リアクティブイオ
ンエッチングを施した際に、エッチングされ難いもので
あれば良く、具体的には、CrやCoZrNb等を用い
ることができる。成膜される膜厚は、20nm〜200
nmが好ましい。
【0032】次に、図6に示すように、スペーサ層13
とマスク層17とが形成された基板1を例えば約300
0rpmで回転させながら、Cr膜上に、レジスト、例
えば電子線レジスト20をスピンコート法により塗布す
る。レジストは、電子線レジストでなくても良く、通常
のレジストでも良い。
とマスク層17とが形成された基板1を例えば約300
0rpmで回転させながら、Cr膜上に、レジスト、例
えば電子線レジスト20をスピンコート法により塗布す
る。レジストは、電子線レジストでなくても良く、通常
のレジストでも良い。
【0033】ここで、電子線レジスト20とは、レジス
トを構成する高分子が電子との衝突によってエネルギー
を受け、当該高分子の鎖の一部が切断されて分子量が小
さくなるか、あるいは他の高分子と結合して大きな分子
量の高分子に重合されるものをいう。また、この電子線
レジスト20は、電子線が照射された部分の、現像液に
対する溶解度が増大するポジ型レジストであることが好
ましい。このようなポジ型の電子線レジスト20として
具体的には、例えば東京応化工業(株)製の商品名OE
BR−1000や日本ゼオン(株)製の商品名ZEP−
520(12)等が挙げられる。また、電子線レジスト
20に対して、露光前にプリベークを行うことが好まし
い。プリベークを行うことにより、電子線レジスト20
の露光の際の感度が向上し、微細なパターンも精度良く
形成することができる。
トを構成する高分子が電子との衝突によってエネルギー
を受け、当該高分子の鎖の一部が切断されて分子量が小
さくなるか、あるいは他の高分子と結合して大きな分子
量の高分子に重合されるものをいう。また、この電子線
レジスト20は、電子線が照射された部分の、現像液に
対する溶解度が増大するポジ型レジストであることが好
ましい。このようなポジ型の電子線レジスト20として
具体的には、例えば東京応化工業(株)製の商品名OE
BR−1000や日本ゼオン(株)製の商品名ZEP−
520(12)等が挙げられる。また、電子線レジスト
20に対して、露光前にプリベークを行うことが好まし
い。プリベークを行うことにより、電子線レジスト20
の露光の際の感度が向上し、微細なパターンも精度良く
形成することができる。
【0034】次に、図7に示すように電子線露光装置を
用いて、上記電子線レジスト20に所定のパターンで電
子線を照射することにより描画し、電子線レジスト20
中に所定のパターン潜像を形成する。具体的には、トラ
ック形成部となる部分に電子線を照射し、トラック形成
部は、図7に示すように四角形の形状を有する広幅のト
ラック形成部の一辺の中央部に該四角形よりも小さい長
方形の形状を有する細幅のトラック形成部を短辺を接片
として接合させた形状を有する。
用いて、上記電子線レジスト20に所定のパターンで電
子線を照射することにより描画し、電子線レジスト20
中に所定のパターン潜像を形成する。具体的には、トラ
ック形成部となる部分に電子線を照射し、トラック形成
部は、図7に示すように四角形の形状を有する広幅のト
ラック形成部の一辺の中央部に該四角形よりも小さい長
方形の形状を有する細幅のトラック形成部を短辺を接片
として接合させた形状を有する。
【0035】次に、図8に示すように、パターン潜像が
形成された電子線レジスト20を現像して、マスクパタ
ーンを形成する。電子線レジスト20としてポジ型レジ
ストを用いた場合、電子線が照射されなかった部分のレ
ジストが残存してマスクパターンが形成される。
形成された電子線レジスト20を現像して、マスクパタ
ーンを形成する。電子線レジスト20としてポジ型レジ
ストを用いた場合、電子線が照射されなかった部分のレ
ジストが残存してマスクパターンが形成される。
【0036】次に、上述のようにして形成されたマスク
パターンをマスクとしてエッチングを行い、当該マスク
パターンから露出している第2マスク層19であるCr
層を除去する。エッチングは、例えばイオンエッチング
により行う。
パターンをマスクとしてエッチングを行い、当該マスク
パターンから露出している第2マスク層19であるCr
層を除去する。エッチングは、例えばイオンエッチング
により行う。
【0037】続いて、電子線レジスト20を剥離する。
これにより、図9に示すように所定形状にパターニング
された第2マスク層であるCr層が得られる。具体的に
は、トラック形成部となる部分に第2マスク層19であ
るCr層を有するパターンとされる。
これにより、図9に示すように所定形状にパターニング
された第2マスク層であるCr層が得られる。具体的に
は、トラック形成部となる部分に第2マスク層19であ
るCr層を有するパターンとされる。
【0038】次に、図10に示すように、上述のように
してパターニングされた第2マスク層19であるCr層
をマスクとしてエッチングを行い、当該マスクから露出
しているSiO2膜及び第3スペーサ層16である第2
のTi層と、第2スペーサ層15であるCu層の上層1
0nm程度を除去する。エッチングは、リアクティブイ
オンエッチングにより行う。
してパターニングされた第2マスク層19であるCr層
をマスクとしてエッチングを行い、当該マスクから露出
しているSiO2膜及び第3スペーサ層16である第2
のTi層と、第2スペーサ層15であるCu層の上層1
0nm程度を除去する。エッチングは、リアクティブイ
オンエッチングにより行う。
【0039】エッチングに使用するガスは、Cr膜とエ
ッチングガスとの反応によりSiO2膜層の表面に重合
物が発生しづらいものを使用し、例えばCF4、及び場
合によってはCF4と酸素との混合ガスを用いる。ま
た、基板表面の温度上昇を防ぐために、エッチングパワ
ーは低パワーとする。具体的には300〜500W程度
(アネルバ(株)製リアクティブイオンエッチング装
置、DEA506使用時)のパワーが好ましい。そし
て、エッチング時間は、50〜60分程度(アネルバ
(株)製リアクティブイオンエッチング装置、DEA5
06を300Wにおいて使用時)が好ましい。
ッチングガスとの反応によりSiO2膜層の表面に重合
物が発生しづらいものを使用し、例えばCF4、及び場
合によってはCF4と酸素との混合ガスを用いる。ま
た、基板表面の温度上昇を防ぐために、エッチングパワ
ーは低パワーとする。具体的には300〜500W程度
(アネルバ(株)製リアクティブイオンエッチング装
置、DEA506使用時)のパワーが好ましい。そし
て、エッチング時間は、50〜60分程度(アネルバ
(株)製リアクティブイオンエッチング装置、DEA5
06を300Wにおいて使用時)が好ましい。
【0040】ここで、第1マスク層18であるSiO2
膜をエッチングする際のマスクを構成する第2マスク層
19であるCrは、リアクティブイオンエッチングに対
する選択性が、SiO2に比べて約40倍以上と非常に
大きい材料である。このようなSiO2に比べてリアク
ティブイオンエッチングに対する選択性が40倍以上の
金属材料からなるマスクを用いることで、トラック形状
となる非磁性膜を高精度に形成することができる。この
ような金属材料としては、具体的にはCrの他にNiF
e、CoZrNb等が挙げられる。リアクティブイオン
エッチングに対する選択性を40倍以上としたのは、こ
のくらい大きな選択性を有する材料をマスクとすること
でエッチングが完了するまでマスクの形状及びパターン
が変化することなく、所望の形状及び所望のエッチング
量をエッチングすることができるからである。また、リ
アクティブイオンエッチングに対する選択性が大きい材
料からなるマスクを用いることで、マスクの厚みを薄く
することができ、コストの低下、生産時間の短縮を図る
ことができる。
膜をエッチングする際のマスクを構成する第2マスク層
19であるCrは、リアクティブイオンエッチングに対
する選択性が、SiO2に比べて約40倍以上と非常に
大きい材料である。このようなSiO2に比べてリアク
ティブイオンエッチングに対する選択性が40倍以上の
金属材料からなるマスクを用いることで、トラック形状
となる非磁性膜を高精度に形成することができる。この
ような金属材料としては、具体的にはCrの他にNiF
e、CoZrNb等が挙げられる。リアクティブイオン
エッチングに対する選択性を40倍以上としたのは、こ
のくらい大きな選択性を有する材料をマスクとすること
でエッチングが完了するまでマスクの形状及びパターン
が変化することなく、所望の形状及び所望のエッチング
量をエッチングすることができるからである。また、リ
アクティブイオンエッチングに対する選択性が大きい材
料からなるマスクを用いることで、マスクの厚みを薄く
することができ、コストの低下、生産時間の短縮を図る
ことができる。
【0041】次に、図11に示すように、上述のように
して形成されたマスクパターンをマスクとしてエッチン
グを行い、当該マスクパターンから露出している第2ス
ペーサ層15であるCu層及び第1スペーサ層14であ
るTi層を除去する。エッチングは、例えば湿式エッチ
ングにより行う。この際、エッチング液には、例えばC
uを湿式エッチングする際に用いるエッチング液を使用
する。Cuを湿式エッチングするエッチング液は、Ti
もエッチングすることができるが、ギャップ層6を形成
するAl2O3はエッチングしないからである。また、エ
ッチング液は、これらに限定されることなく、ギャップ
層6、第1スペーサ層14、第2スペーサ層15、第3
スペーサ層16に用いる材質の組み合わせにより適宜変
更可能である。ここで、トラック形成部22において
は、第2マスク層19のCr層及び第1マスク層18の
SiO2層が存在するため、広幅のトラック形成部23
の外周縁部及び細幅のトラック形成部24の下部のみが
エッチングされ、スペーサのCu層及びTi層が除去さ
れる。また、細幅のトラック形成部24の下部について
は、トラック幅方向の幅が狭いため、第1スペーサ層1
4のTi、第2スペーサ層15のCu層及び第3スペー
サ層16のTi層は全て除去される。したがって、細幅
のトラック形成部24においては、図12に示すよう
に、第1マスク層18のSiO2層は、ギャップ層6を
形成するAl2O3層から離間しており、広幅のトラック
形成部23を支持部として宙に浮いた状態になる。これ
により、次工程のエッチングを行う際のマスクパターン
が形成される。
して形成されたマスクパターンをマスクとしてエッチン
グを行い、当該マスクパターンから露出している第2ス
ペーサ層15であるCu層及び第1スペーサ層14であ
るTi層を除去する。エッチングは、例えば湿式エッチ
ングにより行う。この際、エッチング液には、例えばC
uを湿式エッチングする際に用いるエッチング液を使用
する。Cuを湿式エッチングするエッチング液は、Ti
もエッチングすることができるが、ギャップ層6を形成
するAl2O3はエッチングしないからである。また、エ
ッチング液は、これらに限定されることなく、ギャップ
層6、第1スペーサ層14、第2スペーサ層15、第3
スペーサ層16に用いる材質の組み合わせにより適宜変
更可能である。ここで、トラック形成部22において
は、第2マスク層19のCr層及び第1マスク層18の
SiO2層が存在するため、広幅のトラック形成部23
の外周縁部及び細幅のトラック形成部24の下部のみが
エッチングされ、スペーサのCu層及びTi層が除去さ
れる。また、細幅のトラック形成部24の下部について
は、トラック幅方向の幅が狭いため、第1スペーサ層1
4のTi、第2スペーサ層15のCu層及び第3スペー
サ層16のTi層は全て除去される。したがって、細幅
のトラック形成部24においては、図12に示すよう
に、第1マスク層18のSiO2層は、ギャップ層6を
形成するAl2O3層から離間しており、広幅のトラック
形成部23を支持部として宙に浮いた状態になる。これ
により、次工程のエッチングを行う際のマスクパターン
が形成される。
【0042】次に、図13及び図14に示すように、上
述のようにして形成されたマスクパターンをマスクとし
てエッチングを行い、当該マスクパターンから露出して
いるギャップ層6であるAl2O3層及び下部磁極層5で
あるCoZrNb層を厚さ0.5μm程度だけ除去す
る。これにより、SiO2層は、トラック形成部にのみ
残され、細幅のトラック形成部24に残されたSiO2
層の位置が最終的にインダクティブヘッド素子の上部磁
極のポール部を形成する。また、下部磁極層5であるC
oZrNb層を厚さ0.5μm程度だけ除去することに
より、基板1側に形成された広幅の下部磁性層部51
と、ギャップ層6側に形成された細幅の下部磁性層部5
2とが一体に構成される。そして、細幅の下部磁性層部
52は、記録媒体と対向する媒体対向面の近傍にて、す
なわち、ギャップ層6との境界面近傍において記録媒体
上のトラック幅と同一幅を有している。エッチングは、
例えばArガスによるイオンエッチングにより行い、入
射角度は5〜30度に設定する。これにより、所望の形
状及び寸法に精度良くエッチングすることができる。し
たがって、細幅の下部磁性層部52は、トラック幅方向
の両側の2方向と、摺動面と反対側の方向の3方向にお
いてギャップ層6との境界面からエッチング面にかけ
て、広がる方向に傾斜した形状を有している。
述のようにして形成されたマスクパターンをマスクとし
てエッチングを行い、当該マスクパターンから露出して
いるギャップ層6であるAl2O3層及び下部磁極層5で
あるCoZrNb層を厚さ0.5μm程度だけ除去す
る。これにより、SiO2層は、トラック形成部にのみ
残され、細幅のトラック形成部24に残されたSiO2
層の位置が最終的にインダクティブヘッド素子の上部磁
極のポール部を形成する。また、下部磁極層5であるC
oZrNb層を厚さ0.5μm程度だけ除去することに
より、基板1側に形成された広幅の下部磁性層部51
と、ギャップ層6側に形成された細幅の下部磁性層部5
2とが一体に構成される。そして、細幅の下部磁性層部
52は、記録媒体と対向する媒体対向面の近傍にて、す
なわち、ギャップ層6との境界面近傍において記録媒体
上のトラック幅と同一幅を有している。エッチングは、
例えばArガスによるイオンエッチングにより行い、入
射角度は5〜30度に設定する。これにより、所望の形
状及び寸法に精度良くエッチングすることができる。し
たがって、細幅の下部磁性層部52は、トラック幅方向
の両側の2方向と、摺動面と反対側の方向の3方向にお
いてギャップ層6との境界面からエッチング面にかけ
て、広がる方向に傾斜した形状を有している。
【0043】次に、図15、図16及び図17に示すよ
うに、スパッタリングにより、全面に例えばAl2O3を
1μm程度被着させて、非磁性高硬度層11を形成す
る。このとき、スパッタリングは、コリメートスパッタ
リングによることが好ましい。コリメートスパッタリン
グは、高周波(RF:Radio Frequency、以下RFと称
する。)マグネトロン装置を使用し、基板1とターゲッ
ト材26との間に、所定の大きさの格子状のフィルタを
設けたコリメート用制御板25を配置して行うRFコリ
メートスパッタリングが好ましく、アルミナの飛来粒子
の入射角は、20度以内が好ましい。図27にRFマグ
ネトロンコリメートスパッタリングの概念図を示す。ま
た、コリメート用制御板25は、図28に示すように、
例えば基板厚み10mmのステンレス(SUS304)
材からなる円盤の中央部に板厚0.5mmのステンレス
(SUS304)材からなる2.5mmピッチの格子状
のフィルタ部27が設けられたものを用いる。これによ
り、スパッタリング時の凹部分への膜の付き回りが改善
され、凹部分の角部の空洞化を防ぐことが可能になり、
CSS(Contact Start Stop)に対する信頼性を向上
することができる。
うに、スパッタリングにより、全面に例えばAl2O3を
1μm程度被着させて、非磁性高硬度層11を形成す
る。このとき、スパッタリングは、コリメートスパッタ
リングによることが好ましい。コリメートスパッタリン
グは、高周波(RF:Radio Frequency、以下RFと称
する。)マグネトロン装置を使用し、基板1とターゲッ
ト材26との間に、所定の大きさの格子状のフィルタを
設けたコリメート用制御板25を配置して行うRFコリ
メートスパッタリングが好ましく、アルミナの飛来粒子
の入射角は、20度以内が好ましい。図27にRFマグ
ネトロンコリメートスパッタリングの概念図を示す。ま
た、コリメート用制御板25は、図28に示すように、
例えば基板厚み10mmのステンレス(SUS304)
材からなる円盤の中央部に板厚0.5mmのステンレス
(SUS304)材からなる2.5mmピッチの格子状
のフィルタ部27が設けられたものを用いる。これによ
り、スパッタリング時の凹部分への膜の付き回りが改善
され、凹部分の角部の空洞化を防ぐことが可能になり、
CSS(Contact Start Stop)に対する信頼性を向上
することができる。
【0044】そして、細幅の下部磁性層部52上にある
ギャップ層6であるAl2O3とスパッタリングによるA
l2O3が接合することにより、上部磁極の形状を規制す
るガイドが形成される。すなわち、トラック形成部にお
いては、第2マスク層19であるCr層及び第1マスク
層18であるSiO2層によるマスクが存在するため、
上述した湿式エッチングにより第2スペーサ層15であ
るCu層及び第1スペーサ層14であるTi層がエッチ
ングされた細幅のトラック形成部24の下部の空隙部に
おいては、Al2O3が被着することがない。
ギャップ層6であるAl2O3とスパッタリングによるA
l2O3が接合することにより、上部磁極の形状を規制す
るガイドが形成される。すなわち、トラック形成部にお
いては、第2マスク層19であるCr層及び第1マスク
層18であるSiO2層によるマスクが存在するため、
上述した湿式エッチングにより第2スペーサ層15であ
るCu層及び第1スペーサ層14であるTi層がエッチ
ングされた細幅のトラック形成部24の下部の空隙部に
おいては、Al2O3が被着することがない。
【0045】また、非磁性高硬度層11は、トラック幅
方向の両側の2方向と、摺動面と反対側の方向の3方向
において、ギャップ層6との境界面から非磁性高硬度層
11上面にかけて、広がる方向に傾斜した形状を有して
いる。非磁性高硬度層11は、ギャップ層6の上表面の
トラック幅方向の両端から非磁性高硬度層11の上表面
にかけて広がる方向に傾斜を有した形状に形成される。
これにより、非磁性高硬度層11は、ギャップ層6と一
体化し、上部磁極層9の形状及び上部磁極層9のトラッ
ク幅を規制するガイドが形成される。そして、上部磁極
の形成位置は、下部磁極を形成する際に用いたCr膜及
びSiO2膜によるマスクを用いて決定されるため、確
実に位置合わせがなされ、上部磁極と下部磁極とのトラ
ック合わせずれを生じることがない。したがって、フリ
ンジングの少ないヘッドを製造することができる。
方向の両側の2方向と、摺動面と反対側の方向の3方向
において、ギャップ層6との境界面から非磁性高硬度層
11上面にかけて、広がる方向に傾斜した形状を有して
いる。非磁性高硬度層11は、ギャップ層6の上表面の
トラック幅方向の両端から非磁性高硬度層11の上表面
にかけて広がる方向に傾斜を有した形状に形成される。
これにより、非磁性高硬度層11は、ギャップ層6と一
体化し、上部磁極層9の形状及び上部磁極層9のトラッ
ク幅を規制するガイドが形成される。そして、上部磁極
の形成位置は、下部磁極を形成する際に用いたCr膜及
びSiO2膜によるマスクを用いて決定されるため、確
実に位置合わせがなされ、上部磁極と下部磁極とのトラ
ック合わせずれを生じることがない。したがって、フリ
ンジングの少ないヘッドを製造することができる。
【0046】次に、図18及び図19に示すように、湿
式エッチングを行い、Al2O3をRFコリメートスパッ
タリングする際にマスクとして使用したCr膜及びSi
O2膜を除去する。この際、エッチング液には、例えば
Cuを湿式エッチングする際に用いるエッチング液を使
用する。Cuを湿式エッチングするエッチング液は、C
r及びSiO2をエッチングすることができるが、非磁
性高硬度層及びギャップ層を形成するAl2O3はエッチ
ングしないからである。また、エッチング液は、上述し
た条件を満たすものであれば、特に限定されるものでは
ない。
式エッチングを行い、Al2O3をRFコリメートスパッ
タリングする際にマスクとして使用したCr膜及びSi
O2膜を除去する。この際、エッチング液には、例えば
Cuを湿式エッチングする際に用いるエッチング液を使
用する。Cuを湿式エッチングするエッチング液は、C
r及びSiO2をエッチングすることができるが、非磁
性高硬度層及びギャップ層を形成するAl2O3はエッチ
ングしないからである。また、エッチング液は、上述し
た条件を満たすものであれば、特に限定されるものでは
ない。
【0047】これ以降の上部磁極の形成方法は、2通り
あり、1つ目の方法は、図24〜図26に示すように、
周知の工程によって、第3の絶縁層71を形成し、第3
の絶縁層71上にコイル層8を形成した後、コイル層8
を覆って第4の絶縁層72を鍍金等の方法で形成する。
この時、上部磁極のトラック幅は前述の工程において既
に規制されているので、上部磁極のトラック部鍍金幅は
3μm以上にて形成しても良い。そして、保護膜12を
形成し、媒体対向面に研磨を施して、複合型薄膜磁気ヘ
ッドを完成する。
あり、1つ目の方法は、図24〜図26に示すように、
周知の工程によって、第3の絶縁層71を形成し、第3
の絶縁層71上にコイル層8を形成した後、コイル層8
を覆って第4の絶縁層72を鍍金等の方法で形成する。
この時、上部磁極のトラック幅は前述の工程において既
に規制されているので、上部磁極のトラック部鍍金幅は
3μm以上にて形成しても良い。そして、保護膜12を
形成し、媒体対向面に研磨を施して、複合型薄膜磁気ヘ
ッドを完成する。
【0048】また、2つ目の方法は、図20〜図23に
示すように、コリメートスパッタリングあるいは、RF
バイアススパッタにより上部磁極材21として、例え
ば、CoZrNbを成膜する。その後、上部磁極材21
を成膜した表面に機械研磨を施して平坦化を行い、第1
上部磁極層91を形成する。以後の工程は、図24〜図
26に示すように、周知の工程により、第3の絶縁層7
1を形成し、第3の絶縁層71上にコイル層8を形成し
た後、コイル層8を覆って第4の絶縁層72を鍍金等の
方法で形成する。この時、上部磁極のトラック幅は前述
の工程において既に規制されているので、上部磁極のト
ラック部鍍金幅は3μm以上にて形成しても良い。そし
て、保護膜12を形成し、媒体対向面に研磨を施して、
複合型薄膜磁気ヘッドを完成する。
示すように、コリメートスパッタリングあるいは、RF
バイアススパッタにより上部磁極材21として、例え
ば、CoZrNbを成膜する。その後、上部磁極材21
を成膜した表面に機械研磨を施して平坦化を行い、第1
上部磁極層91を形成する。以後の工程は、図24〜図
26に示すように、周知の工程により、第3の絶縁層7
1を形成し、第3の絶縁層71上にコイル層8を形成し
た後、コイル層8を覆って第4の絶縁層72を鍍金等の
方法で形成する。この時、上部磁極のトラック幅は前述
の工程において既に規制されているので、上部磁極のト
ラック部鍍金幅は3μm以上にて形成しても良い。そし
て、保護膜12を形成し、媒体対向面に研磨を施して、
複合型薄膜磁気ヘッドを完成する。
【0049】上記の説明においては、トラック幅精度を
向上させるために2層マスクに、主にドライプロセスに
て行う材料を選択したが、マスクにi線用ポジレジス
ト、スペーサに反射防止膜を使用することも可能であ
る。
向上させるために2層マスクに、主にドライプロセスに
て行う材料を選択したが、マスクにi線用ポジレジス
ト、スペーサに反射防止膜を使用することも可能であ
る。
【0050】以上、複合型薄膜磁気ヘッドについて説明
したが、本発明は上記に限定されるものではなく、種々
の磁気ヘッドに適用可能である。
したが、本発明は上記に限定されるものではなく、種々
の磁気ヘッドに適用可能である。
【0051】また、本発明は、上記に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能
である。
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能
である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁気
ヘッドの製造方法によれば、トラック幅の狭い磁気ヘッ
ドにおいても上部磁極及び下部磁極を高精度に形成する
とともに、上部磁極と下部磁極との位置合わせを確実に
行うことができるため、高密度磁気記録媒体に対応でき
る磁気ヘッドを製造することができる。
ヘッドの製造方法によれば、トラック幅の狭い磁気ヘッ
ドにおいても上部磁極及び下部磁極を高精度に形成する
とともに、上部磁極と下部磁極との位置合わせを確実に
行うことができるため、高密度磁気記録媒体に対応でき
る磁気ヘッドを製造することができる。
【図1】本実施の形態に係る複合型薄膜磁気ヘッドの一
構成例を示す斜視図である。
構成例を示す斜視図である。
【図2】図1の複合型薄膜磁気ヘッドの要部を抜き出し
て示す断面図である。
て示す断面図である。
【図3】図1の複合型薄膜磁気ヘッドの要部を抜き出し
て示す断面図である。
て示す断面図である。
【図4】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する図
であり、MRヘッド素子として、基板上に下部シールド
層、第1の絶縁層、MR素子層、電極層及び第2の絶縁
層とが形成された状態を示す斜視図である。
であり、MRヘッド素子として、基板上に下部シールド
層、第1の絶縁層、MR素子層、電極層及び第2の絶縁
層とが形成された状態を示す斜視図である。
【図5】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する図
であり、第1の絶縁層上に下部磁極層が形成された状態
を示す斜視図である。
であり、第1の絶縁層上に下部磁極層が形成された状態
を示す斜視図である。
【図6】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する図
であり、マスク層上に電子線レジストが塗布された状態
を示す斜視図である。
であり、マスク層上に電子線レジストが塗布された状態
を示す斜視図である。
【図7】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する図
であり、電子線レジスト中に所定のパターン潜像を形成
した状態を示す斜視図である。
であり、電子線レジスト中に所定のパターン潜像を形成
した状態を示す斜視図である。
【図8】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する図
であり、電子線レジストを現像してマスクパターンを形
成した状態を示す斜視図である。
であり、電子線レジストを現像してマスクパターンを形
成した状態を示す斜視図である。
【図9】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する図
であり、第2マスク層であるCr層が所定形状にパター
ニングされた状態を示す斜視図である。
であり、第2マスク層であるCr層が所定形状にパター
ニングされた状態を示す斜視図である。
【図10】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、第2マスク層であるCr層によるマスクパタ
ーンをマスクとして、第1マスク層であるSiO2層、
第3スペーサ層である第2のTi層と、第2スペーサ層
であるCu層の上層10nm程度をエッチングした状態
を示す斜視図である。
図であり、第2マスク層であるCr層によるマスクパタ
ーンをマスクとして、第1マスク層であるSiO2層、
第3スペーサ層である第2のTi層と、第2スペーサ層
であるCu層の上層10nm程度をエッチングした状態
を示す斜視図である。
【図11】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、第1マスク層であるSiO2層及び第2マス
ク層であるCr層をマスクとして、第2スペーサ層であ
るCu層及び第1スペーサ層である第1のTi層をエッ
チングした状態を示す斜視図である。
図であり、第1マスク層であるSiO2層及び第2マス
ク層であるCr層をマスクとして、第2スペーサ層であ
るCu層及び第1スペーサ層である第1のTi層をエッ
チングした状態を示す斜視図である。
【図12】図11中、X1−X2線における断面図であ
る。
る。
【図13】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、第1マスク層であるSiO2層及び第2マス
ク層であるCr層をマスクとして、ギャップ層であるA
l2O3層及び下部磁極層であるCoZrNb層を厚さ
0.5μm程度エッチングした状態を示す斜視図であ
る。
図であり、第1マスク層であるSiO2層及び第2マス
ク層であるCr層をマスクとして、ギャップ層であるA
l2O3層及び下部磁極層であるCoZrNb層を厚さ
0.5μm程度エッチングした状態を示す斜視図であ
る。
【図14】図13中、X3−X4線における断面図であ
る。
る。
【図15】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、下部磁極層であるCoZrNb層上に非磁性
高硬度層11であるAl2O3が形成された状態を示す斜
視図である。
図であり、下部磁極層であるCoZrNb層上に非磁性
高硬度層11であるAl2O3が形成された状態を示す斜
視図である。
【図16】図15中、X5−X6線における断面図であ
る。
る。
【図17】図15中、X7−X8線における断面図であ
る。
る。
【図18】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、第1マスク層であるSiO2層及び第2マス
ク層であるCr層がエッチングされた状態を示す斜視図
である。
図であり、第1マスク層であるSiO2層及び第2マス
ク層であるCr層がエッチングされた状態を示す斜視図
である。
【図19】図18中、X9−X10線における断面図であ
る。
る。
【図20】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、ギャップ層及び非磁性高硬度層上に上部磁性
材であるCoZrNbを形成した状態を示す斜視図であ
る。
図であり、ギャップ層及び非磁性高硬度層上に上部磁性
材であるCoZrNbを形成した状態を示す斜視図であ
る。
【図21】図20中、X11−X12線における断面図であ
る。
る。
【図22】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、ギャップ層上に上部磁性材あるCoZrNb
を形成した状態を示す斜視図である。
図であり、ギャップ層上に上部磁性材あるCoZrNb
を形成した状態を示す斜視図である。
【図23】図22中、X13−X14線における断面図であ
る。
る。
【図24】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、第3の絶縁層、第4の絶縁層、コイル層及び
上部磁極層を形成した状態を示す斜視図である。
図であり、第3の絶縁層、第4の絶縁層、コイル層及び
上部磁極層を形成した状態を示す斜視図である。
【図25】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、保護層を形成した状態を示す斜視図である。
図であり、保護層を形成した状態を示す斜視図である。
【図26】複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
図であり、磁気記録媒体との摺動面となる面に対して研
磨を施した状態を示す斜視図である。
図であり、磁気記録媒体との摺動面となる面に対して研
磨を施した状態を示す斜視図である。
【図27】コリメートスパッタリングの概念を説明する
図である。
図である。
【図28】コリメート用制御板を示す上面図である。
【図29】従来の製造方法により作製した複合型薄膜磁
気ヘッドを示す斜視図である。
気ヘッドを示す斜視図である。
1 基板、5 下部磁極層、51 広幅の下部磁極層、
52 細幅の下部磁極層、6 ギャップ層、9 上部磁
極層、13 スペーサ層、14 第1スペーサ層、15
第2スペーサ層、16 第3スペーサ層、17 マス
ク層、18 第1マスク層、19 第2マスク層
52 細幅の下部磁極層、6 ギャップ層、9 上部磁
極層、13 スペーサ層、14 第1スペーサ層、15
第2スペーサ層、16 第3スペーサ層、17 マス
ク層、18 第1マスク層、19 第2マスク層
Claims (10)
- 【請求項1】 下部磁極層と上部磁極層とをギャップ層
を介して積層形成し、磁気ギャップを構成してなる磁気
ヘッドの製造方法において、 下部磁極層上にギャップ層を形成した後、トラック幅に
対応してパターニングされたトラック幅規制マスクを配
し、これをマスクとして下部磁極層の中途部までエッチ
ングすることで下部磁極層のトラック幅を規制する工程
と、 上記トラック幅規制マスク上から非磁性材をギャップ層
表面よりも突出するような厚さで成膜する工程と、 上記トラック幅規制マスクを除去する工程と、上記トラ
ック幅規制マスクの除去により形成される凹部を埋める
ように磁性材料を成膜し、上部磁極層を形成する工程と
を有することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項2】 上記トラック幅規制マスクを多層膜によ
り構成し、パターニングの際にギャップ層と接するスペ
ーサ層を溶解除去してギャップ層から離間した状態とす
ることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項3】 上記多層膜は、下部磁極層側から第1マ
スク層と、第2マスク層との2層構造からなることを特
徴とする請求項2記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項4】 上記第1マスク層は、SiO2からなる
ことを特徴とする請求項3記載の磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項5】 上記第2マスク層は、Crからなること
を特徴とする請求項3記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項6】 上記スペーサ層は、多層構造からなるこ
とを特徴とする請求項2記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項7】 上記スペーサ層は、下部磁極層側から第
1スペーサ層と、第2スペーサ層と、第3スペーサ層と
の3層構造からなることを特徴とする請求項2記載の磁
気ヘッドの製造方法。 - 【請求項8】 上記第1スペーサ層は、Tiからなるこ
とを特徴とする請求項7記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項9】 上記第2スペーサ層は、Cuからなるこ
とを特徴とする請求項7記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項10】 上記第3スペーサ層は、Tiからなる
ことを特徴とする請求項7記載の磁気ヘッドの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11162919A JP2000353304A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11162919A JP2000353304A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000353304A true JP2000353304A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15763735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11162919A Withdrawn JP2000353304A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000353304A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6882502B2 (en) | 2000-12-26 | 2005-04-19 | Alps Electric Co., Ltd. | Thin-film magnetic head with narrowed track width and method for making same |
| WO2009116167A1 (ja) * | 2008-03-21 | 2009-09-24 | 富士通株式会社 | 磁気ヘッド、磁気記憶装置、及び磁気ヘッドの製造方法 |
-
1999
- 1999-06-09 JP JP11162919A patent/JP2000353304A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6882502B2 (en) | 2000-12-26 | 2005-04-19 | Alps Electric Co., Ltd. | Thin-film magnetic head with narrowed track width and method for making same |
| WO2009116167A1 (ja) * | 2008-03-21 | 2009-09-24 | 富士通株式会社 | 磁気ヘッド、磁気記憶装置、及び磁気ヘッドの製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5404635A (en) | Method of making a narrow track thin film head | |
| JP2715808B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッドの製造方法 | |
| JP3586196B2 (ja) | 読取りトラック幅画定層をもつ読取りヘッド | |
| US8174790B2 (en) | Thin-film magnetic head having remnant coating and remnant insulating film, head gimbal assembly and hard disk drive | |
| US7365943B2 (en) | Thin film magnetic head and method for manufacturing the same | |
| EP0671725A2 (en) | A thin film merged MR head | |
| US20050024779A1 (en) | Method of making a perpendicular recording magnetic head pole tip with an etchable adhesion CMP stop layer | |
| JP2007294078A (ja) | ノッチ付きトレーリングシールドを有する垂直磁気記録型書き込みヘッド及び製造方法 | |
| JP4377799B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッド、これを用いた磁気記録装置及びその製造方法 | |
| US20070153418A1 (en) | Magnetic recording head and fabrication process | |
| JP2002092821A (ja) | 単磁極型磁気ヘッド及びそれを搭載した磁気ディスク装置 | |
| US6722018B2 (en) | Method of forming a second pole piece of a write head | |
| JP2000105906A (ja) | 薄膜磁気ヘッドの製造方法 | |
| JP2000306227A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US7310203B2 (en) | Thin film magnetic head having magnetic pole edge layer for achieving both improvement of recording magnetic field and reduction of unnecessary leakage magnetic field, and method of manufacturing same | |
| US6010753A (en) | Thin film magnetic head with special shaped pole and manufacture method thereof | |
| CN100405464C (zh) | 磁记录介质,制造磁记录介质的方法和磁记录装置 | |
| JP2003317214A (ja) | 薄膜磁気ヘッド及び薄膜磁気ヘッドの下部シールド層の形成方法 | |
| JP3495674B2 (ja) | 磁気記録媒体およびその製造方法 | |
| JPH02301018A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10302219A (ja) | 薄膜磁気ヘッドおよび製造方法 | |
| JP2000353304A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JP3639529B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッド及び薄膜磁気ヘッドの製造方法 | |
| JP3475148B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 | |
| JP2007184020A (ja) | 垂直記録用磁気ヘッドの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |