JP2000353574A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2000353574A JP11160178A JP16017899A JP2000353574A JP 2000353574 A JP2000353574 A JP 2000353574A JP 11160178 A JP11160178 A JP 11160178A JP 16017899 A JP16017899 A JP 16017899A JP 2000353574 A JP2000353574 A JP 2000353574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ジャックと一体化した部材により
アクチュエータの上下運動による接触力の強弱を調整で
き、更に基板上での実装面積の縮小を可能とし、挿抜ス
ペースを必要としないLIFコネクタを提供することを
目的とする。 【解決手段】 ジャック内部で上下運動を行うことによ
り、ジャック側のコンタクトとプラグ側のピンの接触力
の強弱を調整するアクチュエータを有するコネクタにお
いて、ジャックと一体化した部材による水平方向の運動
を、該アクチュエータの上下運動に変換することで、該
接触力の強弱を調整することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャック側のコン
タクトとプラグ側のピンの接触力の強弱を調整するアク
チュエータを有するLIFコネクタに関する。近年、通
信用機器、パーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン、大型電子計算機等は、基板上の回路の高集積化、及
び多機能化による信号線の増加に伴い、基板上のコネク
タのピン数が増加する傾向にある。そのため、多ピンの
ジャックとプラグとが嵌合するコネクタの場合は、挿抜
の際、かなり強い力が必要となる。この様な場合、アク
チュエータを上下させることでコンタクトを開閉でき、
多ピンにおいても低い挿抜力で挿抜可能なLIFコネク
タが使用される。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来のLIFコネクタ(図1で
は、ジャック部のみ図示する)の構造を示す。従来のL
IFコネクタのジャック部101は、例えば、底部に基
板接続用のピン106を取り付け、更に上部にプラグ部
のピンを挿入するコンタクト105を取り付けた状態の
ジャックベース102と、上下方向に移動することによ
り、コンタクト105とプラグ側のピンとの接触力の強
弱を調整するアクチュエータ103と、外部からの接触
によるショート等の不具合を防止するための絶縁体であ
るジャックカバー104から構成される。
【0003】図2は、図1のジャック部101が基板1
11に取り付けられた状態の外観を示す。尚、図2
(a)は上面図、図2(b)は正面図、図2(c)は側
面図をそれぞれ示す。通常、ジャック部101には基板
接続用のピン106が取り付けられており、図示のよう
に、基板のスルーホールに挿入され、ハンダ付けされ
る。また、アクチュエータには、傾斜を持つスリット1
12が形成され、コンタクト105とプラグ側のピンと
の接触力の強弱を調整するときに使用される。
【0004】図3は、図2の状態に更にLIFコネクタ
用工具を取り付けた状態を示す。尚、図3(a)は上面
図、図3(b)は側面図をそれぞれ示す。LIFコネク
タ用工具は、図示のように、操作部121と係合部12
2とスライドカム123から構成され、ジャック部10
1を挟み込むようにスライドカム123を配置する。こ
の時、スライドカム123の側面のジャック101側に
設けられた突起124が、アクチュエータ103のスリ
ット112の所定の初期位置に(図4(a)の初期位置
を参照)に納まっている。また、突起124が初期位置
にあるとき、工具の操作部121は、例えば、図3
(b)に示す様に、垂直状態となる。
【0005】図4は、図3に示す工具によるアクチュエ
ータ103の動作原理を示す。工具が、例えば、図3
(b)、及び図4(a)の状態にある時は、アクチュエ
ータ103が最下部に位置し、ジャック部101のコン
タクト105が開かれた状態にある。この時、コンタク
ト105は、接触力が最も低い状態になっている。この
状態で、操作部121をジャック部101側に徐々に倒
していくと、係合部122の歯車が噛み合い、スライド
カム123が徐々に係合部122側に引き込まれる。同
時にスライドカム123の突起124が、図4(a)に
示すように、矢印方向、即ち水平方向へ徐々に移動す
る。突起124が徐々に水平方向へ移動すると、スロッ
ト112が傾斜しているため、アクチュエータ103が
徐々に上方へ持ち上げられる。
【0006】操作部121を基板111に接触するまで
倒すと、突起124が図4(b)に示す位置に移動し、
アクチュエータ103が最上部に位置し、ジャック部1
01のコンタクト105が閉じられた状態となる。この
時、コンタクト105は、接触力が最も高い状態になっ
ている。このように、従来のコネクタは、LIFコネク
タ用の工具を使用することにより、アクチュエータ10
3の上下運動を行い、ジャック部101側のコンタクト
105と、図示はしていないプラグ側のピンの接触力の
強弱を調整している。尚、図3に示す工具は、常時、基
板111に取り付けておく必要はなく、例えば、プラグ
部のピンを挿抜するときだけ取り付けるようにしてもよ
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、基板上にLIFコネクタのジャック部と共にプラグ
部のピンを挿抜するための工具も取り付けられているた
め、結果としてコネクタの実装面積が大きくなるという
問題があった。また、プラグ部のピンの挿抜時にのみ前
記工具を取り付けたとしても、挿抜に必要となるスペー
スを確保しなければならず、結果的にコネクタの実装面
積の縮小にはつながらないという問題があった。
【0008】本発明の目的は、ジャックまたはプラグと
一体化した部材により、アクチュエータの上下運動によ
る接触力の強弱を調整でき、更に基板上での実装面積の
縮小を可能とし、挿抜スペースを必要としないLIFコ
ネクタを提供することにある。また、本発明の他の目的
は、ジャックまたはプラグと一体化した部材によりアク
チュエータの上下運動による接触力の強弱を調整する際
に、その部材を水平にスライドさせる力が小さくて済む
LIFコネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明のコネクタは、請求項1に記載のよう
に、ジャック内部で上下運動を行うことにより、ジャッ
ク側のコンタクトとプラグ側のピンの接触力の強弱を調
整するアクチュエータ(後述する実施例のアクチュエー
タ15、35に相当する)を有するコネクタにおいて、
ジャックと一体化した部材(後述する実施例のスライド
カム17、17a、37に相当する)による水平方向の
運動を、該アクチュエータの上下運動に変換すること
で、該接触力の強弱を調整することを特徴とする。
【0010】従来のLIFコネクタは、先に説明した工
具(図3参照)を使用することにより、アクチュエータ
103の上下運動を行い、即ち、工具のスライドカム1
23の水平方向の運動をアクチュエータ103の上下運
動に変換し、ジャック101側のコンタクト105と、
プラグ側のピンの接触力の強弱を調整している。これに
対し、本発明では、ジャックと一体化した部材、即ち、
予めスライドカムとジャックを一体化することにより、
工具を必要としないLIFコネクタを提供することがで
きる。言い換えると、本発明のLIFコネクタでは、従
来使用していた工具の操作部121及び係合部122を
必要とせず、その結果として基板上での実装面積の縮小
化をはかると共に、更に基板上の挿抜スペースが不必要
となる。
【0011】また、請求項1記載のコネクタにおいて、
前記ジャックは、請求項2に記載のように、前記アクチ
ュエータの両側面に形成された傾斜を持つスロット(後
述する実施例のスロット19、39に相当する)と、前
記部材に形成された突起(後述する実施例の突起23、
40に相当する)が係合する構造を有し、該部材を水平
方向にスライドすることにより、該部材の水平方向の運
動を、該アクチュエータの上下運動に変換することを特
徴とする。
【0012】例えば、請求項2記載のLIFコネクタで
は、前記部材としてのスライドカムを直接水平方向にス
ライドすることにより、アクチュエータを上下方向に移
動させる。これにより接触力の強弱調整が可能となる。
また、請求項1または2記載のコネクタにおいて、前記
部材は、請求項3に記載のように、複数のジャック内部
にて連動する構造(後述する実施例のジャック11aに
相当する)を有し、該部材を水平方向にスライドするこ
とにより、該部材の水平方向の運動を、複数のアクチュ
エータの上下運動に変換することを特徴とする。
【0013】例えば、請求項3記載のLIFコネクタで
は、前記部材としてのスライドカムを直接水平方向にス
ライドすると、その動作に連動して複数のジャック内部
のアクチュエータを上下方向に移動させる。これによ
り、複数のジャックとプラグとの接触力の強弱調整が同
時に可能となる。また、請求項1乃至3いずれか一項記
載の記載のコネクタは、例えば、請求項4に記載のよう
に、前記ジャックと前記プラグの嵌合部の、いずれか一
方に逆さし防止用の突起(後述する実施例の突起22、
43に相当する)を具備し、他方に逆さし防止用の溝
(後述する実施例の溝21、44に相当する)を具備す
ることを特徴とする。
【0014】請求項4記載のLIFコネクタによれば、
プラグのピンを挿入する際の逆さしを防止でき、それに
伴って、誤挿入による電子部品の破損や事故を防止する
ことができる。また、請求項1乃至4いずれか一項記載
の記載のコネクタにおいて、前記ジャックは、例えば、
請求項5に記載のように、基板上に形成されたピンを挿
入することにより基板に取り付けられることを特徴とす
る。
【0015】請求項5記載のLIFコネクタによれば、
ハンダ付けによらない基板接続が可能となり、それに伴
って、基板への取り付け、及び基板からの取り外しが容
易となり、更に作業工数の削減にもつながる。また、請
求項1乃至4いずれか一項記載の記載のコネクタにおい
て、前記ジャックは、例えば、請求項6に記載のよう
に、基部に、基板上に形成された溝と嵌合する位置決め
用の突起(後述する実施例の突起42に相当する)を具
備することを特徴とする。
【0016】請求項6記載のLIFコネクタによれば、
基板へ取り付ける際の位置決めが容易となり、更に基板
とジャックを確実に接続できる。例えば、ジャックのリ
ードを基板にハンダ付けするようなタイプのコネクタの
場合は、正確な位置決めを行うことで、ショートするこ
となく確実に接続できる。また、本発明に係るコネクタ
は、前記突起が一定のピッチで配設されるとともに前記
スロットが前記突起とは徐々に異なるピッチで配設さ
れ、前記部材を水平方向にスライドすることにより、該
部材の水平方向の運動を、徐々に異なるタイミングで該
アクチュエータの上下運動に変換することを特徴とする
(請求項7、請求項14に係る発明)。
【0017】ここで、水平方向の運動を行う前記部材が
複数のジャック内部にて連動する構造を有する場合、す
なわち、複数のプラグ・ジャック構成単位を有する場
合、各プラグ・ジャック構成単位間の突起とスロットの
ピッチ間隔は必ずしも同一とする必要はない。また、上
記構成に代えて、スロットが一定のピッチで配設される
とともに突起がスロットとは徐々に異なるピッチで配設
される構成としてもよい。
【0018】これにより、前記部材の水平方向の運動
を、複数のアクチュエータの上下運動に徐々に異なるタ
イミングで変換することから、同一のタイミングで変換
する場合に必要とされる大きな力がタイミング的に分散
され、小さな力で前記部材を操作することができる。ま
た、本発明に係るコネクタは、ジャック内部で上下運動
を行うことにより、ジャック側のコンタクトとプラグ側
のピンの接触力の強弱を調整するアクチュエータを有す
るコネクタにおいて、プラグと一体化した部材による水
平方向の運動を、該アクチュエータの上下運動に変換す
ることで、該接触力の強弱を調整することを特徴とする
(請求項8)。
【0019】これにより、プラグと一体化した部材によ
って水平方向の運動を行うことから、工具を必要としな
いLIFコネクタを提供することができ、基板上での実
装面積の縮小化をはかると共に、更に基板上の挿抜スペ
ースが不必要となる。また、水平方向の運動を行う上記
部材を前記したジャックと一体化して構成するものに比
べ、ジャックカバーが軽量化され、材料費の軽減を図る
ことができる。なお、ここで、上記部材がプラグと一体
化しているとは、物理的に不可分であってかつ相対的に
変位することが不可能な固着状態をいうのではなく、コ
ネクタを構成部品に分解したときに1つの構成部品であ
るプラグと一体的に取り扱えるようにプラグに組み込ま
れた状態をいう。
【0020】上記した接触力の強弱を調整は、前記ジャ
ックの前記アクチュエータの両側面に形成された突起
と、前記プラグの前記部材に形成された傾斜を持つスロ
ットが係合する構造を有し、該部材を水平方向にスライ
ドすることにより、該部材の水平方向の運動を、該アク
チュエータの上下運動に変換することによって(請求項
9に係る発明)、好適に行うことができる。
【0021】ここで、前記ジャックの前記アクチュエー
タの両側面には傾斜を持つスロットでなくて突起を形成
しているため、水平方向の運動を行う部材(スライドカ
ム)とアクチュエータとを一体として組み立てる工程を
省くことができ、製作工数を減少することができる。ま
た、本発明に係るコネクタは、前記部材は複数のジャッ
ク内部にて連動する構造を有し、該部材を水平方向にス
ライドすることにより、該部材の水平方向の運動を、該
アクチュエータの上下運動に変換することを特徴とする
(請求項10に係る発明)。
【0022】これにより、複数のジャックとプラグとの
接触力の強弱調整が同時に可能となる。また、本発明に
係るコネクタは、前記ジャックの長手方向の側面に固定
基板が設けられていることを特徴とする(請求項11に
係る発明)。この場合、例えば、ジャックの長手方向の
側面に突起が形成されるとともに固定基板に溝部が形成
され、突起と溝部とを係合してジャックに固定基板が取
り付けられる。
【0023】これにより、この固定基板の端部にさらに
別の基板を接合して、基板を積み重ねることができる。
また、本発明に係るコネクタは、孔部を有する基板の該
突孔部を挿通する締結部材と係合して該基板を位置決め
して固定するための孔部が前記プラグに形成されている
ことを特徴とする(請求項12に係る発明)。このプラ
グの孔部は、例えば、孔部を有する基板に取り付けられ
る側の面の長手方向の両端部に延出して設ける突出部に
形成することができ、ピンやねじ等の締結部材によって
プラグが基板に固定される。またさらに、本発明に係る
コネクタは、孔部を有する基板の該孔部と係合して該基
板を位置決めして固定するための突起が前記ジャックの
基部に設けられていることを特徴とする(請求項13に
係る発明)。
【0024】これにより、ハンダ付けによらない基板接
続が可能となり、それに伴って、基板への取り付け、及
び基板からの取り外しが容易となり、更に作業工数の削
減にもつながる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、アクチュエータの上下運動
により接触力の強弱を調整し、更に基板上での実装面積
の縮小を可能とし、挿抜スペースを必要としない本発明
のLIFコネクタの実施例を図面に基づいて説明する。
図5は、LIFコネクタの基本構造を示す。
【0026】以下、例えば、図5(a)に示すように、
プラグ2のピン3を、基板に取り付けられているジャッ
ク1のコンタクト4に挿入する場合のLIFコネクタの
基本構造について説明する。尚、ジャック1内には、上
下に移動可能なアクチュエータ5を有する。先ず、図5
(b)に示すように、プラグ2のピン3を、基板に取り
付けられているジャック1のコンタクト4に挿入する。
この段階では、アクチュエータ5は最下部に位置し、コ
ンタクト4は開かれた状態である。この時、コンタクト
4は、接触力が最も弱い状態になっている。
【0027】次に、この状態で、アクチュエータ5を徐
々に上方へ移動し、最終的に、図5(c)に示すよう
に、アクチュエータ5を最上部まで移動する。この段階
で、コンタクト4が閉じられた状態となる。この時、コ
ンタクト4は、接触力が最も強い状態になっている。こ
のような構造をもつLIFコネクタは、アクチュエータ
の上下運動によりピン3とコンタクト4の接触力の強弱
を調整可能であり、多ピンのコネクタにおいても弱い力
で挿抜可能である。
【0028】図6及び図7は、LIFコネクタ構造を有
する本発明の第1の実施例を示す。尚、図6(a)は本
実施例のプラグの外観を示す。図6(b)は本実施例の
ジャックの外観を示す。図6(c)はジャックからスラ
イドカムを外した状態の外観を示す。図7(a)は本実
施例のジャックの構成(スライドカムを外した状態)を
示す。
【0029】本実施例のコネクタは、プラグ12のピン
13(図6(a)に示す)を、ジャック11のコンタク
ト18(図6(c)に示す)に挿入するタイプのコネク
タである。また、本実施例のコネクタにおいて、ジャッ
ク11は、コンタクト18を取り付けるジャックベース
16と、上下方向に移動することによりコンタクト18
とプラグ側のピン13との接触力の強弱を調整するアク
チュエータ15と、外部からの接触によるショート等の
不具合を防止し、更にアクチュエータ15の移動時のガ
イドとして機能するジャックカバー14と、アクチュエ
ータ15を上下移動させるためのスライドカム17から
構成される。これは、従来のジャックとスライドカム1
7が一体化した構成である。
【0030】上記のように構成される本実施例のLIF
コネクタは、スライドカム17による水平方向の運動
を、アクチュエータ15の上下運動に変換することで、
ジャック11のコンタクト18と、プラグ12のピン1
3との接触力の強弱を調整する。図8は、第1の実施例
の動作の詳細を示す。
【0031】本実施例のジャック11は、アクチュエー
タ15の両側面に形成された傾斜を持つスロット19
と、スライドカム17に形成された突起23が係合する
ように取り付けられている。先ず、図8(a)に示すよ
うに、プラグ12のピン13を、基板に取り付けられて
いるジャック11のコンタクト18に挿入する。この段
階では、スライドカム17の突起23が、アクチュエー
タ15のスロット19の所定の初期位置に(図8(b)
の初期位置を参照)に納まっている。このように突起2
3がスロット19の初期位置にある時、アクチュエータ
15は最下部に位置し(図8(a)を参照)、コンタク
ト18が開かれた状態になる。この時、コンタクト18
の接触力は最も弱い状態になっている。
【0032】この状態(図8(b)の状態)で、スライ
ドカム17を左方向(図8(b)の矢印方向)に徐々に
移動すると、同時に突起23も移動する。突起23が徐
々に左方向へ移動すると、スロット19が傾斜している
ため、アクチュエータ15が徐々に上方へ持ち上げられ
る。スライドカム17を左方向に移動し続け、突起23
が図8(c)に示す位置に移動すると、アクチュエータ
15は最上部に位置(図8(d)を参照)し、コンタク
ト18がアクチュエータ15に挟まれ、閉じられた状態
となる。この時、コンタクト18の接触力は最も強い状
態になっている。
【0033】このように、本実施例では、スライドカム
17を水平方向にスライドすることにより、スライドカ
ム17の水平方向の運動を、アクチュエータ15の上下
運動に変換し、ジャック11のコンタクト18とプラグ
12のピン13との接触力の強弱を調整している。更
に、本実施例では、図6(a)に示すように、ジャック
11の嵌合部に逆さし防止用の突起22を設け、更に図
6(b)(c)に示すように、プラグ12の嵌合部に逆
さし防止用の溝21を設けている。これにより、ピンの
誤挿入を防止でき、それに伴って発生する可能性のある
電子部品の破損や事故を防止することができる。尚、溝
21と突起22については、それぞれ逆側に設けても良
いし、その個数も任意とする。
【0034】更に、本実施例において、ジャック11
は、図1の従来と同様にピン106を基板上のスルーホ
ールに挿入することにより基板に取り付けるか、また
は、図8(a)に示すように底部にピン挿入用の穴を設
け、基板上に取り付けられたピンを挿入することにより
基板に取り付けることとする。後者の取り付け方法によ
れば、ハンダ付けによらない基板接続が可能となり、そ
れに伴って、基板への取り付け、及び基板からの取り外
しが容易となり、更に作業工数の削減にもつながる。
【0035】上記、第1の実施例によれば、基板上での
実装面積の縮小化を実現できると共に、更に基板上の挿
抜スペースが不必要となる。図9は、LIFコネクタ構
造を有する本発明の第2の実施例を示す。尚、図9
(a)はプラグ未挿入時の本実施例外観を示す。図9
(b)はプラグ未挿入時の本実施例の外観を示す。
【0036】本実施例のコネクタも、第1の実施例と同
様に、プラグ12のピン13(図6(a)に示す)を、
コンタクト18に挿入するタイプのコネクタである。ま
た、本実施例のコネクタのジャック11aは、複数のプ
ラグ12を取り付け可能なスライドカム17aが一体化
した構成である。その他の構成については、第1の実施
例と同様である。
【0037】上記のように構成される本実施例のLIF
コネクタは、スライドカム17aによる水平方向の運動
を、複数のアクチュエータ15の上下運動に変換するこ
とで、ジャック11のコンタクト18と、プラグ12の
ピン13との接触力の強弱を複数同時に調整する。即
ち、第2の実施例では、スライドカム17aと複数のア
クチュエータが連動する構造を有する。尚、第2の実施
例の動作の詳細については、先に説明した図8と同様の
ため説明を省略する。
【0038】図10及び図11は、LIFコネクタ構造
を有する本発明の第3の実施例を示す。尚、図10は本
実施例の外観を示す。図11は本実施例の構成を示す。
本実施例のLIFコネクタは、プラグ32のピン33
を、ジャック31のコンタクト38に挿入するタイプの
コネクタである。また、本実施例のジャック31は、コ
ンタクト38を取り付けるジャックベース36と、上下
方向に移動することによりコンタクト38とピン33と
の接触力の強弱を調整するアクチュエータ35と、外部
からの接触によるショート等の不具合を防止し、更にア
クチュエータ35の移動時のガイドとして機能するジャ
ックカバー34と、アクチュエータ35を上下移動させ
るためのスライドカム37から構成される。
【0039】上記のように構成される本実施例のLIF
コネクタは、スライドカム37による水平方向の運動
を、アクチュエータ35の上下運動に変換することで、
ジャック31のコンタクト38と、プラグ32のピン3
3との接触力の強弱を調整する。図12は、上記の様に
構成されるジャック31とプラグ32が嵌合した状態の
断面を示す。このタイプのコネクタは、リード41の間
に基板を挟み込み、ハンダ付けにより基板に取り付けら
れる。
【0040】そこで、本実施例のコネクタの基板への取
り付け方法の一例を、図13に基づいて具体的に説明す
る。例えば、図示のように、ジャック31の基部に、基
板51上に形成されたスリット52と嵌合する位置決め
用の突起41を設ける。まず、このスリット52と位置
決め用の突起41を嵌合させる。位置決め後、パッド5
3上にあるリード41にハンダ付けを行い、ジャック3
1を基板51に取り付ける。
【0041】このように、ジャック31の基部に位置決
め用の突起41を設けることにより、本実施例では、基
板51へ取り付ける際の位置決めが容易となり、更に基
板51とジャック31を確実に接続できる。図14は、
第3の実施例の動作の詳細を示す。本実施例のジャック
31は、アクチュエータ35の両側面に形成された傾斜
を持つスロット39と、スライドカム37に形成された
突起40が係合するように取り付けられている。
【0042】まず、図14(a)に示すように、プラグ
32のピン33を、基板に取り付けられているジャック
31のコンタクト38に挿入する。この段階では、スラ
イドカム37の突起40が、アクチュエータ35のスロ
ット39の所定の初期位置に(図14(b)の初期位置
を参照)に納まっている。このように突起40がスロッ
ト39の初期位置にある時、アクチュエータ35は最下
部に位置し(図14(a)を参照)、コンタクト38が
開かれた状態になる。この時、コンタクト38の接触力
は最も弱い状態になっている。
【0043】この状態(図14(b)の状態)で、スラ
イドカム37のノブ24を左方向(図8(b)の矢印方
向)に徐々に押し込むと、同時に突起40も移動する。
突起40が徐々に左方向へ移動すると、スロット39が
傾斜しているため、アクチュエータ35が徐々に上方へ
持ち上げられる。スライドカム37のノブ24を左方向
に押し続け、突起40が図14(c)に示す位置に移動
すると、アクチュエータ35は最上部に位置(図14
(d)を参照)し、コンタクト38がアクチュエータ3
5に挟まれ、閉じられた状態となる。この時、コンタク
ト38の接触力は最も強い状態になっている。
【0044】このように、本実施例では、スライドカム
37を水平方向にスライドすることにより、スライドカ
ム37の水平方向の運動を、アクチュエータ35の上下
運動に変換し、ジャック31のコンタクト38とプラグ
32のピン33との接触力の強弱を調整している。更
に、本実施例では、図11に示すように、ジャック31
の嵌合部に逆さし防止用の突起43を設け、更にプラグ
32の嵌合部に逆さし防止用の溝44を設けている。こ
れにより、ピンの誤挿入を防止でき、それに伴って発生
する可能性のある電子部品の破損や事故を防止すること
ができる。尚、溝43と突起44については、それぞれ
逆側に設けても良いし、その個数も任意とする。
【0045】図15乃至図19に、LIFコネクタ構造
を有する本発明の第4の実施例を示す。ここで、図15
はコネクタの斜視図であり、図16はコネクタの正面図
であり、図17中(a)はコネクタを一部破断して示し
た側面図であり、(b)はコネクタの部分正面図であ
り、図18はコネクタのプラグの主要部を構成する部材
の分解斜視図であり、図19はコネクタのジャックの斜
視図である。
【0046】第4の実施例のコネクタ60は、図15お
よび図16に示すように、スライドカム62がプラグ本
体64に一体的に設けられたプラグ66とジャック68
とから構成される。さらに、図17に示すように、ジャ
ック68の側面には固定基板70が取り付けられてい
る。以下、各部材の具体的な構成を説明する。
【0047】第4の実施例のプラグ66には、断面がコ
字状に形成されるプラグ本体64と、スライドカム62
およびスライドカム取り付け部材70とが設けられてい
る(図15参照)。プラグ本体64の底面には複数のピ
ン72が挿入されている。この底面の長手方向両端部に
はそれぞれ突出部74が延出しその突出部74には孔部
(溝)76が形成されている。また、長手方向に対向し
て設けられた二側面にはそれぞれ内側に向けて開口する
溝部78が形成されている。二側面にはこの溝部78に
連通して上方に開口する開口部79が形成されている。
【0048】一方、スライドカム62は、長尺な直方体
状の部材であり、第1乃至第3の実施例のスライドカム
17、17a、37に設けられた突起23、40に代え
て、傾斜を持つスロット80が、この場合、2つ形成さ
れている(図18参照)。スロット80の端部には、後
述するジャック68の突起90(図17参照)を挿入す
るための切り欠き部80aが設けられている。このスラ
イドカム80は一対設けられ、スロット80の形成され
た面を対向させてプラグ本体64の溝部78に係合する
とともにスライドカム80の両端がスライドカム取り付
け部材70に固着されている。切り欠き部80aは開口
部79と連通するように構成されている。
【0049】第4の実施例のジャック68には、基部
(ジャックベース)82と、アクチュエータ84と、ジ
ャックカバー86とが設けられている(図18参照)。
基部82は、長手方向に沿って分割線Pの位置で2つの
基部部材82a、82bに分割可能に設けられ、それぞ
れの基部部材82a、82bの外側側面(分割線Pと反
対側の面)の両端に溝部92の設けられた固定基板70
を位置決めし、固定するための突起88が設けられてい
る。アクチュエータ84には、長手方向の二側面の両端
にそれぞれ上記スライドカム62のスロット80と係合
する突起90が設けられている(図17参照)。このよ
うに構成されるジャック68の突起88に固定基板70
の溝部92を係合してジャック68に固定基板70が取
り付けられる。
【0050】上記のように構成されるプラグ66とジャ
ック68を基板に取り付けるとともに、さらに固定基板
70を取り付けた状態を示す図17において、参照符号
94はプラグ66に取り付けられる基板を示し、基板9
4に形成された孔部95とプラグ本体64の孔部76を
挿通するピン等の締結部材97によって基板94にプラ
グ本体64が固定されている。なお、参照符号72はプ
ラグ66に基板94を取り付けるためのピン72を示
し、参照符号96はジャックに取り付けられるコンタク
トを示す。また、参照符号99は固定基板70の端部に
さらに接合される基板を示す。
【0051】図17において、アクチュエータ84は、
基部82から離間してプラグ本体64に近接しており、
コンタクト96がピン72に強固な接触力で係合してい
る。上記のように構成されるコネクタ60において、プ
ラグ66をジャック68に取り付ける方法について、以
下説明する。プラグ66は予め基板82にピン72で固
定されている。一方、ジャック68にはコンタクト96
が取り付けられている。図17中、挿通するピン72を
上に向けた状態にしてこのプラグ66を配置し、ジャッ
クカバー86を下に向けた状態でジャック68を上から
取り付けるために、開口部79を介してプラグ本体64
のスロット80の切り欠き部80aからスロット80内
にジャック68の突起90を挿入させ、係合させる。こ
のときピン72とコンタクト96とは係合する直前の状
態にある。スロット80が設けられたスライドカム62
を図17の紙面垂直方向に移動させることにより、スロ
ット80の傾斜に沿って突起90が下降し、アクチュエ
ータ84が徐々にプラグ本体64の底部に近接してい
き、これによって、ピン72とコンタクト96との接触
力が強まっていく。この作用機構は、図8で説明した第
1の実施例および図14で説明した第3の実施例のもの
と、基本的には同じであるため詳細な説明を省略する。
【0052】この第4の実施例によれば、プラグ66と
一体化した部材すなわちスライドカム62によって水平
方向の運動を行うことから、工具を必要としないLIF
コネクタを提供することができ、基板94上での実装面
積の縮小化をはかると共に、更に基板94上の挿抜スペ
ースが不必要となるという、第1乃至第3の実施例のも
のと同様の効果を得ることができる。また第4の実施例
では、ジャックカバー86が軽量化され、材料費の軽減
が図れるという特有の効果を得ることができる。また、
基部82に取付けられる固定基板70を介してさらに基
板99を積み重ねて設けることができる。
【0053】図20に第5の実施例のコネクタの側面図
を示す。第5の実施例のコネクタ200は、上記第4の
実施例とほぼ同じ構成要素によって構成される2組のプ
ラグ本体202およびジャック204が設けられている
(以下、これらの1組を指してプラグおよびジャックの
構成単位ということがある。)。この場合、図示しない
が第5の実施例と同様に、各ジャック204の突起はプ
ラグ本体202に取り付けられたスライドカム206の
スロットに係合しており、したがって、複数のジャック
204のアクチュエータの上限運動をスライドカムを取
り付けた1つのスライドカム取り付け部材の水平方向の
運動によって行うことになる。
【0054】この第5の実施例によれば、複数のジャッ
ク204とプラグ本体(プラグ)202との接触力の強
弱調整が1つのスライドカム206によって同時に可能
となる。図21に第6の実施例のコネクタの部分正面図
を示す。このコネクタ208のジャックとプラグとは基
本的には図20に示した第5の実施例とほぼ同じ構成要
素によって構成される。したがって、2つ設けられた各
ジャックのアクチュエータ210の突起212はプラグ
本体214のスライドカム216のスロット218に係
合している。なお、ジャックのアクチュエータ210に
挿入されるコンタクトおよびこのピンに係合するために
プラグに設けられるピンは図21では省略している。
【0055】ここで、第5の実施例において説明しなか
ったが、ジャック204とプラグ202との接触力の強
弱調整を行うための、例えば、第5の実施例と同一の構
成とされる第4の実施例で示した複数の突起90とスロ
ット80とは同一のピッチで配設されている。すなわ
ち、突起90の離間間隔とスロット80の離間間隔は各
ジャック68およびプラグ66の構成単位内において同
じであり、また、各ジャック68およびプラグ66の構
成単位間においても同様である。これに対して、第6の
実施例のコネクタ208の突起212のピッチL1、L
2とスロット218のピッチM1、M2とは異なるピッ
チで配設されており(L1(L2)≠M1(M2))こ
の場合、突起212のピッチL1、L2は、ジャックお
よびプラグの1つの構成単位において、一定間隔(L1
=L2)としているのに対してスロット218のピッチ
ピッチM1、M2は図21中右側の方が徐々に大きく設
けられている(M1<M2)。なお、この場合、各ジャ
ックおよびプラグの構成単位間のピッチの関係は同一と
されている(L1=L3、L2=L4、M1=M3、M
2=M4)。
【0056】上記した第6の実施例のコネクタ208の
作用を以下に説明する。図21中、(a)はコンタクト
とピンとを係合する直前の状態、すなわち、アクチュエ
ータ210がプラグ本体214から最も離間した位置に
ある状態を示す。この(a)の状態から、(b)に示す
ように、プラグ本体214のスライドカム(言いかえれ
ばスライドカム取り付け部材)216を図21中右方向
に水平に移動させると、突起212が傾斜を有するスロ
ット218内を移動しアクチュエータ210が下方に移
動する。このとき、突起212のピッチL1、L2は一
定間隔であるのに対してスロット218のピッチM1、
M2は右側の方が徐々に大きく設けられているため、突
起212がスロット218中を右方向に進入するタイミ
ングは図中右側の方が遅くなり、この結果、左側の突起
212がスロット218の傾斜部分を通過してスロット
218の図中右下近くに位置する時点で右側の突起21
2がスロット218の傾斜部分を通過する途中にある。
すなわち、アクチュエータ210は左端の部位が下方の
プラグ本体214の底面に到達した時点で右端の部位の
下方向への移動が遅れ、図21中、左端の部位が下がっ
た傾いた状態にある(なお、図21においてはこの状態
を誇張して示している。)。この状態において、アクチ
ュエータ210左端の部位のコンタクトとピンとの係合
が進行して接触力が強い状態に至っているのに対して右
側の部位コンタクトとピンとの係合が遅れて接触力が弱
い状態にある。したがって、プラグ本体214のスライ
ドカム216を右方向に移動させる操作に必要な力がタ
イミング的に分散され小さな力で操作することができ
る。ついで、(c)に示すように、プラグ本体214の
スライドカム216をさらに右方向に移動させると、右
端の部位の突起212がスロット218の傾斜部分を通
過しスロット218の右下に至り、したがって、コンタ
クトとピンとが全体として強い接触力で係合する状態に
至る。
【0057】なお、この場合、各ジャックおよびプラグ
の構成単位が上記した第6の実施例のように同一の挙動
を行うように構成される限り、各ジャックおよびプラグ
の構成単位間のピッチの関係は同一とする必要はない
(L1≠L3、L2≠L4、M1≠M3、M2≠M4で
よい。)。図示しないが、上記した第6の実施例の突起
とスロットとの配置構成は、第1乃至第4の実施例で示
したコネクトについても、同様に適用可能であり、第6
の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0058】次に、上記図12のコネクタ、図15及び
図16に示すコネクタ60、図20のコネクタ200、
図21のコネクタ208の耐久性(ジャック68とプラ
グ66との接続及び接続解除の繰り返しを多数回行なっ
た後においてもジャック68とプラグ66と電気的接続
が保証されること)を試験するコネクタ試験器具につい
て説明する。説明の便宜上、上記複数のコネクタの代表
として図15及び図16に示すコネクタ60を選択し、
このコネクタ60に適したコネクタ試験器具について説
明する。
【0059】コネクタ試験器具300は、図22に示す
構造を有し、図23(A)乃至(C)に示すように、プ
リント基板301上にセットされる。コネクタ208の
耐久性の試験は、レバー333を一方向に回動させる操
作→ジャック68をプラグ66より抜く操作→改めてジ
ャック68をプラグ66に差し込む操作→レバー333
を逆方向に回動させる操作を多数回繰り返し行なって、
その後にジャック68とプラグ66との電気的接続の良
好性を確認することによって行なう。
【0060】耐久性が試験されるコネクタ60は、図2
3に示すように、プラグ66がプリント基板301上に
実装されている。このプラグ66にジャック68が接続
してある。コネクタ試験器具300は、試験器具本体3
10と、枠部材320と、枠部材往復移動機構330と
を有する。
【0061】試験器具本体310は、2本のレール部材
311、312と裏当て部材313、314とよりな
る。レール部材311と裏当て部材313とが及びレー
ル部材312と裏当て部材314とが、プリント基板3
01を挟んでねじ315によってねじ止めしてあり、レ
ール部材311、312は、プリント基板301の上面
にプラグ66の幅方向(Y1,Y2方向)の両側に沿っ
て固定してある。
【0062】各レール部材311、312には、対向す
る面側に、凹状のレール部311a,312aが形成し
てある。枠部材320は、プラグ66のスライドカム6
2を囲む大きさを有し、長手方向(X1,X2方向)の
両端に横桟部320a、320bを有し、レール部31
1a,312aに嵌合しており、X1,X2方向に摺動
可能に設けてある。枠部材320は、スライドカム62
を囲んでおり、横桟部320aはスライドカム62のX
1方向端側のスライドカム取り付け部材70aに対向し
ており、横桟部320bはスライドカム62のX2方向
端側のスライドカム取り付け部材70bに対向してい
る。
【0063】枠部材往復移動機構330は、試験器具本
体310のX2方向端寄りの部分に設けてあり、X1,
X2方向に摺動可能であるラック部材331と、レール
部材311、312間に固定してある固定ピン332に
支持されており、上記ラック部材331とかみ合ってい
るピニオン332と、ピニオン332より上方に延びて
いる操作レバー333とよりなる。ラック部材331と
枠部材320とがピン334によって連結してある。
【0064】操作レバー333をS2方向に回動させる
と、ピニオン332を介してラック部材331がX2方
向に移動され、枠部材320がX2方向に移動され、ス
ライドカム62が図24(B)に示すようにX2方向に
移動され、コンタクト96(図17参照)が拡がり、ジ
ャック68がプラグ66より抜くことが可能な状態とな
る。
【0065】操作レバー333をS1方向に回動させる
と、上記とは逆に、ピニオン332を介してラック部材
331がX1方向に移動され、枠部材320がX1方向
に移動され、スライドカム62が図24(C)に示すよ
うにX1方向に移動され、コンタクト96(図17参
照)がすぼめられ、ジャック68がプラグ66と電気的
に接続された状態となる。
【0066】スライドカム62のX2方向の移動は、横
桟部320aがスライドカム取り付け部材70aを押す
ことによって行なわれる。また、スライドカム62のX
1方向の移動も、横桟部320bがスライドカム取り付
け部材70bを押すことによって行なわれる。ここで、
仮に、スライドカム取り付け部材70a、70bを引っ
かけてスライドカム62を移動させた場合を考えてみ
る。この場合には、スライドカム取り付け部材70a、
70bに応力が局部的に作用し易くなって、スライドカ
ム62の往復移動を多数回行なっているうちに、スライ
ドカム取り付け部材70a、70bにクラックが入って
しまい、コネクタの耐久性試験を途中で中断せざるを得
ない状態となってしまう虞れがある。
【0067】これに対して、上記の構成のコネクタ試験
器具300の場合には、横桟部320aがスライドカム
取り付け部材70aを押すことによって、或いは、横桟
部320bがスライドカム取り付け部材70bを押すこ
とによって、スライドカム62を往復移動させているた
め、スライドカム取り付け部材70a、70bに応力が
局部的に作用することが起きない。よって、コネクタの
耐久性試験の途中でスライドカム取り付け部材70a、
70bにクラックが入ることが起きず、コネクタの耐久
性試験は接続及び接続解除の繰り返しを目的の回数完了
するまで支障なく行なわれる。
【0068】次に、上記プラグ66のピン72のうち補
修すべき欠陥ピンを取り除く欠陥ピン取り除き用補修治
具について、図25を参照して説明する。補修すべき欠
陥ピンとは例えば曲がってしまっているピンである。従
来は、欠陥ピンはプラグ66が実装してあるプリント板
94の下面より上方に押し出して取り除いていた。しか
し、配線層が増えてプリント板94が厚くなってくる
と、ピンのうちプリント板の下面より突き出ているピン
部分の長さが短くなって、欠陥ピンを押し出すことが困
難となる。
【0069】そこで、本発明の欠陥ピン取り除き用補修
治具350は、欠陥ピンのうちプラグ66より上方に突
き出ているピン部分をクランプして、欠陥ピンを上方に
引き抜くように構成したものである。図25(A)乃至
(C)に示すように、欠陥ピン取り除き用補修治具35
0は、補修治具本体360とピンクランプ機構370と
よりなる。
【0070】補修治具本体360は、棒状の把手361
よりなる。ピンクランプ機構370は、チャック部材3
71と締めナット部材372とよりなる。チャック部材
371は、丸棒形状であり、スリット371aによって
複数のクランプ片371bに分割されており、先端側よ
り順に、クランプ片先端部371c、テーパ部371
d、及びねじ部371eが形成してあり、基部側が把手
361に固定してあり、把手361より下方に延びてい
る。締めナット部材372は、ねじ部372aと、テー
パ状筒部372bと、ノブ部372cとよりなる。締め
ナット部材372は、ねじ部372aをねじ部371e
と螺合させて、チャック部材371の先端側の外側に取
り付けてあり、テーパ状筒部372bがテーパ部371
dと嵌合している。クランプ片先端部371cは締めナ
ット部材372より突き出ている。クランプ片先端部3
71cは、隣のピンに当たらないで、取り除こうとする
う欠陥ピンをクランプすることが可能である小さいサイ
ズである。
【0071】72Aは欠陥ピンである。欠陥ピン72A
は、欠陥ピン取り除き用補修治具350を以下のように
操作することによって取り除かれる。まず、クランプ片
先端部371cを欠陥ピン72Aのうちプラグ本体64
より上方に突き出ているピン部分72Acに嵌合させ、
指先をノブ部372cに当てて締めナット部材372を
締める方向にきつくなるまで回転させる。これにより、
テーパ状筒部372bがテーパ部371dを締めて、ク
ランプ片先端部371cがすぼまって、ピン部分72A
cをクランプする。続いて、把手361を握って引き上
げる。これによって、欠陥ピン72Aがプリント板94
及びプラグ本体64から引き抜かれる。
【0072】次に、欠陥ピン72Aを引き抜いた個所に
ピンを再圧入するピン再圧入用補修治具について、図2
6及び図27を参照して説明する。従来は、ピンはプリ
ント板94の下面より上方に圧入させていた。しかし、
配線層が増えてプリント板94が厚くなってくると、ピ
ンのうちプリント板の下面より突き出ているピン部分の
長さが短くなって、ピンの再圧入が難しくなる。
【0073】そこで、本発明のピン再圧入用補修治具4
00は、ピンをプラグ66の上方から再圧入するように
構成したものである。コンプライアントピン72は、図
26(E)に示すように、バルジ部72aと、バルジ部
72aより下方に延びており、途中にプレスフィット部
72b1を有する下方ピン部72bと、バルジ部より上
下方に延びている上方ピン部72cとよりなり、バルジ
部72aの上端側に肩部72a1を有する。
【0074】ピン再圧入用補修治具400は、柄よりな
る補修治具本体410と、補修治具本体400の先端側
のピン支持部材411と、補修治具本体410の先端に
支持されているカバー部材412と、ピン支持部材41
1とカバー部材412との間に設けてある圧縮コイルば
ね413とよりなる構成である。ピン支持部材411
は、ピン72のうち上方ピン部72cを収容する筒状の
上方ピン部収容部411aと、ピン72のバルジ部72
aの肩部72a1を押す肩部押し部411bと、両側に
突き出ている径方向ピン部411cとよりなる。
【0075】カバー部材412は、略筒状であり、周面
にZ方向の長穴412aを有し、この長穴412aが上
記径方向ピン部411cに嵌合させて回動を制限され
て、補修治具本体410の先端に、Z1,Z2方向に長
穴412aの範囲内で摺動可能に設けてある。カバー部
材412は筒状部の下端よりZ2方向に延びている2つ
の片よりなるフォーク部412bを有する。
【0076】フォーク部412bは、ピン支持部材41
1に支持されたピン72の下方ピン部72bを覆って保
護すると共に、ピン72を再圧入するときにプラグ本体
64の上面に当たってピン再圧入位置を決める役割を有
する。また、カバー部材412はピン72を再圧入する
ときにZ2方向に移動される補修治具本体410の下端
部分及びピン支持部材411のうち上方ピン部収容部4
11aを案内する役割を有する。
【0077】圧縮コイルばね413は、略筒状のカバー
部材412の内周側に組み込まれており、カバー部材4
12をZ2方向に付勢している。カバー部材412は、
補修治具本体410よりZ2方向に突き出ており、フォ
ーク部412bはピン支持部材411よりZ2方向に突
き出ている。ピンが抜いた場所にピンを再圧入する操作
は以下のようになされる。
【0078】先ず、図26(D)に二点鎖線で示すよう
に、ピン72の上方ピン部72cをピン支持部材411
の上方ピン部収容部411a内に差し込んで、ピン72
を支持させる。次いで、図27(A),(B)に示すよ
うに、ピン再圧入用補修治具400の補修治具本体41
0を持って、フォーク部412bをプラグ66の上面に
押し当ててピン72が抜かれた穴に位置決めし、この状
態で補修治具本体410を強くZ2方向に押し下げる。
【0079】この操作によって、補修治具本体410が
カバー部材412とは独立に下動する。補修治具本体4
10の下端部分は、カバー部材412に案内されつつZ
2方向に、図27(C)に示すように、肩部押し部41
1bがプラグ本体64の上面に突き当たるまで移動す
る。この過程で、ピン支持部材411の肩部押し部41
1bがピン72のバルジ部72aの肩部72a1を押し
て、ピン72の下方ピン部72bはプラグ本体64の貫
通穴64aを貫通し、続いて、プリント板94の貫通穴
94aを貫通して、プレスフィット部72b1がプリン
ト板94の貫通穴94aに圧入され、バルジ部72aが
プラグ本体64の貫通穴64a内に圧入される。
【0080】この後、補修治具本体410を引き上げる
と、ピン支持部材411の上方ピン部収容部411aが
ピン72の上方ピン部72cから抜け出し、ピン再圧入
用補修治具400はピン72から外れる。
【0081】
【発明の効果】従来は、基板上にLIFコネクタのジャ
ックと共にプラグのピンを挿抜するための工具も取り付
けられているため、結果としてコネクタの実装面積が大
きくなっていた。また、プラグ部のピンの挿抜時にのみ
前記工具を取り付けたとしても、挿抜に必要となるスペ
ースを確保しなければならなかった。
【0082】これに対し、上述の如く、本発明のLIF
コネクタによれば、ジャックと一体化した部材、即ち、
予めスライドカムとジャックを一体化することにより、
あるいはまた、プラグと一体化した部材、即ち、予めス
ライドカムとプラグを一体化することにより、工具を必
要としないLIFコネクタを提供することができる。具
体的にいうと、本発明のLIFコネクタは、従来使用し
ていた工具の操作部121及び係合部122を必要とせ
ず、その結果として基板上での実装面積の縮小化をはか
ると共に、更に基板上の挿抜スペースが不必要となる。
【0083】従って、本発明によれば、ジャックあるい
はプラグと一体化した部材によりアクチュエータの上下
運動による接触力の強弱を調整でき、更に基板上での実
装面積の縮小を可能とし、挿抜スペースを必要としない
LIFコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のLIFコネクタの構成(ジャック部の
み)を示す図である。
【図2】従来のLIFコネクタの外観を示す図である。
【図3】従来のLIFコネクタ用工具を示す図である。
【図4】アクチュエータの動作原理を示す図である。
【図5】LIFコネクタ構造を示す図である。
【図6】第1の実施例の外観を示す図である。
【図7】第1の実施例のジャックの構成(スライドカム
を外した状態)を示す図である。
【図8】第1の実施例の動作を示す図である。
【図9】第2の実施例を示す図である。
【図10】第3の実施例の外観を示す図である。
【図11】第3の実施例の構成を示す図である。
【図12】プラグとジャックが嵌合した状態を示す図で
ある。
【図13】基板への取り付け方法である。
【図14】第3の実施例の動作を示す図である。
【図15】第4の実施例のコネクタの斜視図である。
【図16】第4の実施例のコネクタ正面図である。
【図17】(a)は第4の実施例のコネクタを一部破断
して示した側面図であり、(b)は実施例のコネクタの
プラグおよびプラグに取り付けられた基板の部分正面図
である。
【図18】第4の実施例のコネクタのプラグの主要部を
構成する部材の分解斜視図である。
【図19】第4の実施例のコネクタのジャックの斜視図
である。
【図20】第5の実施例のコネクタ正面図である。
【図21】第6の実施例のコネクタの部分正面図であ
る。
【図22】本発明の一実施例のコネクタ試験器具の分解
斜視図である。
【図23】図22のコネクタ試験器具をプリント基板に
セットした状態を示す図である。
【図24】コネクタ試験器具の操作時のスライドカムの
往復移動を説明する図である。
【図25】本発明の一実施例の欠陥ピン取り除き用補修
治具を示す図である。
【図26】本発明の一実施例のピン再圧入用補修治具を
示す図である。
【図27】図26のピン再圧入用補修治具を使用してピ
ンを再圧入するときの動作を示す図である。
【符号の説明】
1 ジャック 2 プラグ 3,13,33,72,106 ピン 4 コンタクト 5 アクチュエータ 11,11a,31,68,101,214 ジャック 12,32,66 プラグ 14,34,86,104,210 ジャックカバー 15,35,84,103 アクチュエータ 16,36,102 ジャックベース 17,17a,37,62,123,206,216
スライドカム 18,38,96,105 コンタクト 19,39,80,112,218 スロット 21 逆さし防止用溝 22 逆さし防止用突起 23,40,88,90,124,212 突起 24 ノブ 41 リード 51,94,99,111 基板 52 スリット 53 パッド 60,200,208 コネクタ 64,202,214 プラグ本体 70 固定基板 76,92,95 孔部 82 基部(ジャックベース) 121 操作部 122 係合部 300 コネクタ試験器具 320 枠部材 350 欠陥ピン取り除き用補修治具 400 ピン再圧入用補修治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 毅 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FA14 FA16 FB02 FB14 FB17 FC25 FC30 FC33 HB05 HB07 JA04 JA11 5E023 AA04 AA16 BB02 BB22 CC02 CC22 DD02 DD09 DD13 DD28 EE12 GG02 GG07 GG09 GG10 HH01 HH16 HH18 HH30 5E051 GB08

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャック内部で上下運動を行うことによ
    り、ジャック側のコンタクトとプラグ側のピンの接触力
    の強弱を調整するアクチュエータを有するコネクタにお
    いて、 ジャックと一体化した部材による水平方向の運動を、該
    アクチュエータの上下運動に変換することで、該接触力
    の強弱を調整することを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ジャックは、前記アクチュエータの
    両側面に形成された傾斜を持つスロットと、前記部材に
    形成された突起が係合する構造を有し、 該部材を水平方向にスライドすることにより、該部材の
    水平方向の運動を、該アクチュエータの上下運動に変換
    することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記部材は、複数のジャック内部にて連
    動する構造を有し、 該部材を水平方向にスライドすることにより、該部材の
    水平方向の運動を、複数のアクチュエータの上下運動に
    変換することを特徴とする請求項1または2記載のコネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 前記ジャックと前記プラグの嵌合部の、
    いずれか一方に逆さし防止用の突起を具備し、他方に逆
    さし防止用の溝を具備することを特徴とする請求項1乃
    至3いずれか一項記載の記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記ジャックは、基板上に形成されたピ
    ンを挿入することにより基板に取り付けられることを特
    徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の記載のコネ
    クタ。
  6. 【請求項6】 前記ジャックは、基部に、基板上に形成
    された溝と嵌合する位置決め用の突起を具備することを
    特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の記載のコ
    ネクタ。
  7. 【請求項7】 前記突起が一定のピッチで配設されると
    ともに前記スロットが前記突起よりは徐々に大きなピッ
    チで配設され、 前記部材を水平方向にスライドすることにより、該部材
    の水平方向の運動を、徐々に異なるタイミングで該アク
    チュエータの上下運動に変換することを特徴とする請求
    項2または3に記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 ジャック内部で上下運動を行うことによ
    り、ジャック側のコンタクトとプラグ側のピンの接触力
    の強弱を調整するアクチュエータを有するコネクタにお
    いて、 プラグと一体化した部材による水平方向の運動を、該ア
    クチュエータの上下運動に変換することで、該接触力の
    強弱を調整することを特徴とするコネクタ。
  9. 【請求項9】 前記ジャックの前記アクチュエータの両
    側面に形成された突起と、前記プラグの前記部材に形成
    された傾斜を持つスロットが係合する構造を有し、 該部材を水平方向にスライドすることにより、該部材の
    水平方向の運動を、該アクチュエータの上下運動に変換
    することを特徴とする請求項8記載のコネクタ。
  10. 【請求項10】 前記部材は複数のジャック内部にて連
    動する構造を有し、 該部材を水平方向にスライドすることにより、該部材の
    水平方向の運動を、該アクチュエータの上下運動に変換
    することを特徴とする請求項8記載のコネクタ。
  11. 【請求項11】 前記ジャックの長手方向の側面に固定
    基板が設けられていることを特徴とする請求項8記載の
    コネクタ。
  12. 【請求項12】 孔部を有する基板の該突孔部を挿通す
    る締結部材と係合して該基板を位置決めして固定するた
    めの孔部が前記プラグに形成されていることを特徴とす
    る請求項8記載のコネクタ。
  13. 【請求項13】 孔部を有する基板の該孔部と係合して
    該基板を位置決めして固定するための突起が前記ジャッ
    クの基部に設けられていることを特徴とする請求項8記
    載のコネクタ。
  14. 【請求項14】 前記突起が一定のピッチで配設される
    とともに前記スロットが前記突起よりは徐々に大きなピ
    ッチで配設され、 前記部材を水平方向にスライドすることにより、該部材
    の水平方向の運動を、徐々に異なるタイミングで該アク
    チュエータの上下運動に変換することを特徴とする請求
    項8または9に記載のコネクタ。
  15. 【請求項15】 プリント基板上に実装されたプラグの
    ピンにジャックのコンタクトを接触させて接続され、該
    ジャックが、その内部に、水平方向に運動可能であるス
    ライドカムと、該スライドカムの水平方向に運動によっ
    て上記コンタクトを開閉させて該コンタクトとプラグ側
    のピンの接触力の強弱を調整するアクチュエータとを有
    するコネクタを繰り返し動作させるコネクタ試験器具で
    あって、 上記プラグが実装されたプリント基板に、該プラグに沿
    って設けられる試験器具本体と、 上記スライドカムを囲む大きさを有し、両端側に横桟部
    を有し、上記試験器具本体に水平方向に運動可能に設け
    てある枠部材と、 操作部材を操作することによって該枠部材を往復移動さ
    せる機構とを有し、 該操作部材を操作することによって該枠部材が往復移動
    され、該枠部材の上記横桟部が上記スライドカムの長手
    方向の端部を押して、該スライドカムを往復移動させる
    構成としたことを特徴とするコネクタ試験器具。
  16. 【請求項16】 ピンがプラグ本体を貫通して植えてあ
    り、該ピンの一部ががプラグ本体の底面より下方に突き
    出ており、且つ該ピンの一部がプラグ本体の上面より突
    き出ているプラグが、該ピンのうち上記プラグ本体の底
    面より下方に突き出ているピンの部分が上記プリント基
    板の貫通穴を貫通して実装してあり、コンタクトを有す
    るジャックが該コンタクトを上記ピンのうち上記プラグ
    本体の上面より突き出ているピンの部分と接触して接続
    されるコネクタの補修に使用される欠陥ピン取り除き用
    補修治具であって、 補修治具本体と、 上記プリント基板に実装してあるプラグのピンを、該ピ
    ンのうち上記プラグ本体の上面より突き出ているピンの
    部分をクランプするピンクランプ機構とよりなり、 該ピンクランプ機構によって補修すべきピンの上記プラ
    グ本体の上面より突き出ている部分をクランプし、上記
    補修治具本体を引き上げることによって上記補修すべき
    ピンを引き抜く構成としたことを特徴とする欠陥ピン取
    り除き用補修治具。
  17. 【請求項17】 ピンがプラグ本体を貫通して植えてあ
    り、該ピンの一部ががプラグ本体の底面より下方に突き
    出ており、且つ該ピンの一部がプラグ本体の上面より突
    き出ているプラグが、該ピンのうち上記プラグ本体の底
    面より下方に突き出ているピンの部分が上記プリント基
    板の貫通穴を貫通して実装してあり、コンタクトを有す
    るジャックが該コンタクトを上記ピンのうち上記プラグ
    本体の上面より突き出ているピンの部分と接触して接続
    されるコネクタの補修に使用されるピン再圧入用補修治
    具であって、 上記ピンは、バルジ部と、該バルジ部より下方に延びて
    おり、途中にプレスフィット部を有する下方ピン部と、
    該バルジ部より上方に延びている上方ピン部とよりな
    り、上記バルジ部は上端側に肩部を有する構成であり、 該ピン再圧入用補修治具は、 補修治具本体と、 該補修治具本体の先端側に支持してあり、上記ピンのう
    ち上方ピン部を収容する上方ピン部収容部と、上記バル
    ジ部の上記肩部を押す肩部押し部とを有するピン支持部
    材と、 該補修治具本体の先端に、該ピン支持部材を覆って摺動
    可能に設けてある略筒状のカバー部材と、 該カバー部材を該補修治具本体の先端側に突き出るよう
    に付勢する圧縮コイルばねとよりなり、 該カバー部材は該ピン支持部材に支持されているピンを
    覆っており、 該カバー部材の先端をプラグ本体の上面に当て、該補修
    治具本体を押し下げる操作を行なうことによって、上記
    圧縮コイルばねが圧縮され、上記ピン支持部材が該カバ
    ー部材によって案内されつつ下動し、上記ピン支持部材
    の肩部押し部がバルジ部の肩部を押して、プラグ本体の
    上面側より、上記バルジ部をプラグ本体の貫通穴に圧入
    させ、プレスフィット部を有する下方ピン部を上記プラ
    グ本体の貫通穴を通り抜けて上記プリント基板の貫通穴
    に圧入させる構成としたことを特徴とするピン再圧入用
    補修治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10530094B2 (en) 2017-04-03 2020-01-07 Tyco Electronics Japan G.K. Electrical connector
WO2024065104A1 (en) * 2022-09-26 2024-04-04 Intel Corporation High-density socket connectors

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