JP2000354302A - 回生協調ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

回生協調ブレーキ液圧制御装置

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JP2000354302A
JP2000354302A JP16043399A JP16043399A JP2000354302A JP 2000354302 A JP2000354302 A JP 2000354302A JP 16043399 A JP16043399 A JP 16043399A JP 16043399 A JP16043399 A JP 16043399A JP 2000354302 A JP2000354302 A JP 2000354302A
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Katsu Konishi
克 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横滑り防止装置をベースとして部品の共用化
が図れる非常に安価な機構にて回生協調に必要な機能を
備えた回生協調ブレーキ液圧制御装置を提供すること。 【解決手段】 マスタシリンダ3からホイールシリンダ
8FR,8RL,8RR,8FLに至る主連通路MRの途中に設
けられ、回生協調制動時に連通を遮断する主連通路切換
バルブPSと、ブレーキ液リザーバ4からABSポンプ
33を経由しホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FL
に至る副連通路SRの途中に設けられ、ブレーキ液リザ
ーバ4からABSポンプ33に至る方向のブレーキ液流
れのみを許容するチェックバルブCHと、主連通路MR
に設けられ、回生協調制動時に通常の液圧液量特性とな
るようにマスタシリンダ3からの液量を吸収する吸収シ
リンダSSと、を有する回生協調部6とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンと電動モ
ータを併用するハイブリッド車両や電動モータを原動機
とする電動車両に適用され、モータ回生制動に協調させ
てホイールシリンダへのブレーキ液圧を減圧制御する回
生協調ブレーキ液圧制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、回生協調ブレーキ液圧制御装置と
しては、例えば、特開平10−014008号公報に記
載のものが知られている。
【0003】この公報には、回生協調制動時にマスタシ
リンダとホイールシリンダの連通を遮断する回生切換バ
ルブと、回生協調制動時に回生制動力分だけ減圧したホ
イールシリンダへのブレーキ液圧を作り出す液圧制御バ
ルブと、回生協調制動による減圧時に消費液量が減少し
た分だけマスタシリンダからのブレーキ液を吸収する吸
収シリンダと、回生協調制動から通常の制動への復帰時
にホイールシリンダへのブレーキ液量を復元して増圧す
る増圧シリンダとを有する回生協調ブレーキ液圧制御装
置が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回生協調ブレーキ液圧制御装置にあっては、マスタ
シリンダとホイールシリンダの連通が遮断される回生協
調制動時、操作者に違和感を与えないようにマスタシリ
ンダからのブレーキ液を吸収する吸収シリンダが設けら
れているが、液圧調整が不要である通常制動時の場合、
この吸収シリンダが作動すると逆に違和感を与えること
になるため、吸収シリンダの作動/非作動を電気的に切
り換える手段が必要になり、装置が複雑かつ高価になる
という問題があった。
【0005】また、回生制動力が消失した場合、速やか
にホイールシリンダ圧をマスタシリンダ圧レベルまで上
昇させないと、車両の減速度が低下してしまうため、ホ
イールシリンダ圧のみを増圧する増圧機構(増圧シリン
ダ)が必要となり、装置が複雑かつ高価になるという問
題があった。
【0006】さらに、このような回生協調ブレーキ液圧
制御装置は、特別な車両に装着が限定されるため、生産
数量が少なく、図6に示すように、回生協調アクチュエ
ータとして専用の構成を採ると、非常に高価となってし
まうという問題があった。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、横滑り
防止装置をベースとして部品の共用化が図れる非常に安
価な機構にて回生協調に必要な機能を備えた回生協調ブ
レーキ液圧制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段は、
下記の通りである。
【0009】請求項1記載の発明では、ブレーキ液リザ
ーバを有し、ペダル踏力に応じたマスタシリンダ圧を発
生するマスタシリンダと、導かれるホイールシリンダ圧
に応じた制動力を各車輪に付与するホイールシリンダ
と、前記マスタシリンダとホイールシリンダとの間に配
置された回生協調部及びABSアクチュエータとを備
え、回生協調制動時、液圧制動力と回生制動力とを合算
したトータル制動力が、ブレーキ操作により得られるべ
き制動力に一致するようにホイールシリンダへ供給され
るブレーキ液圧を減圧制御する回生協調ブレーキ液圧制
御装置において、前記マスタシリンダからホイールシリ
ンダに至る主連通路の途中に設けられ、回生協調制動時
に連通を遮断する主連通路切換バルブと、前記ブレーキ
液リザーバからABSアクチュエータに内蔵されたAB
Sポンプを経由しホイールシリンダに至る副連通路の途
中に設けられ、ブレーキ液リザーバからABSポンプに
至る方向のブレーキ液流れのみを許容するチェックバル
ブと、前記マスタシリンダと主連通路切換バルブとの間
の主連通路に設けられ、回生協調制動時に通常の液圧液
量特性となるようにマスタシリンダからの液量を吸収す
る吸収シリンダと、を有する回生協調部とし、回生協調
制動時、マスタシリンダ圧センサとホイールシリンダ圧
センサからの液圧検出値に基づきホイールシリンダ圧を
目標圧とする制御を行うABSポンプ制御手段によりA
BSポンプを作動制御させることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
回生協調ブレーキ液圧制御装置において、前記チェック
バルブを、通常は閉で回生協調制動時に開く副連通路切
換バルブとしたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の回生協調ブレーキ液圧制御装置におい
て、前記主連通路切換バルブを迂回するバイパス路に、
液圧制御による最大差圧以上の差圧が生じると開き、マ
スタシリンダからのブレーキ液をホイールシリンダに送
る差圧バルブを設けたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1ないし
請求項3記載の回生協調ブレーキ液圧制御装置におい
て、前記主連通路切換バルブとホイールシリンダとの間
から分岐する油路に設けられ、通常は閉でホイールシリ
ンダ圧をさらに減圧する減圧要求時に開く減圧切換バル
ブと、ホイールシリンダに付加されていたブレーキ液の
一部が、開かれた減圧切換バルブを介して導かれる液圧
吸収シリンダを設けたことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明では、請求項1ないし
請求項3記載の回生協調ブレーキ液圧制御装置におい
て、前記主連通路切換バルブとホイールシリンダとの間
から分岐する油路に、通常は閉でホイールシリンダ圧を
さらに減圧する減圧要求時に開く減圧切換バルブを設
け、ホイールシリンダに付加されていたブレーキ液の一
部が、開かれた減圧切換バルブを介してブレーキ液リザ
ーバに導くことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明では、請求項1ないし
請求項3記載の回生協調ブレーキ液圧制御装置におい
て、前記ABSアクチュエータに内蔵されているABS
リザーバの吸収容量を拡大し、ホイールシリンダ圧をさ
らに減圧する減圧要求時にABSアクチュエータの減圧
制御バルブを作動させることを特徴とする。
【0015】
【発明の作用および効果】請求項1記載の発明にあって
は、通常制動時、主連通路切換バルブを開く。すると、
マスタシリンダからの液圧は、主連通路を経過しそのま
まホイールシリンダに供給される通常の液圧伝達とな
る。
【0016】回生協調制動時は、逆に、主連通路切換バ
ルブを閉じる。すると、ブレーキ操作によりマスタシリ
ンダにて発生した液圧は吸収シリンダへ導かれる。この
吸収シリンダは、通常制動時と同様の液圧液量特性とな
るように液量を吸収するので、ブレーキ操作者に違和感
を与えることがない。
【0017】同時に、ブレーキ液リザーバからチェック
バルブ及びABSアクチュエータに内蔵されたABSポ
ンプを経由し、ホイールシリンダに至る副連通路を使用
し、ABSポンプを作動させて発生した圧力をホイール
シリンダに供給する。この際、マスタシリンダ圧を検出
するマスタシリンダ圧センサと、ホイールシリンダ圧を
検出するホイールシリンダ圧センサからの信号に基づい
て、ABSポンプ制御手段において、減圧時にはマスタ
シリンダ圧とホイールシリンダ圧とに必要な圧力差を付
加するようにABSポンプが作動制御される。また、回
生協調制動を終了する場合、ホイールシリンダに付加さ
れている液圧をマスタシリンダ圧と同等のレベルまで速
やかに増圧させる必要があるが、この場合も前記同様
に、ABSポンプ制御手段において、検出されたマスタ
シリンダ圧をホイールシリンダの目標圧としてABSポ
ンプが作動制御される。そして、ホイールシリンダ圧が
マスタシリンダ圧と同等となったところで、主連通路切
換バルブを開とし、通常の制動状態に復帰する。
【0018】このように、横滑り防止装置と同様に、マ
スタシリンダとホイールシリンダの連通路を主連通路と
副連通路により複線化し、通常制動時の主連通路とそれ
以外の副連通路とを分離し、主連通路には状況により開
閉を切り換える主連通路切換バルブを有している。この
主連通路切換バルブは横滑り防止装置にて使用している
切換弁と同一品であり、共用化が可能である。
【0019】また、吸収シリンダは主連通切換バルブが
遮断状態にある間のみの吸収を目的とするものであるた
め、吸収量が少なく、万一、通常制動時に誤作動しても
ブレーキフィーリングにわずか違和感を生じる程度であ
り、影響は少ない。このため、従来装置のように専用の
切換弁を設けて吸収シリンダの作動/非作動を切り換え
る必要が無く、主連通路切換バルブの開閉によりこの機
能を兼用することが可能である。
【0020】さらに、減圧機能及び増圧機能は、ABS
アクチュエータのABSポンプを利用しているため、別
途にホイールシリンダ圧のみを減圧したり増圧したりす
る機構を付加する必要がない。
【0021】よって、横滑り防止装置をベースとして部
品の共用化が図れる非常に安価な機構にて回生協調に必
要な機能を備えた回生協調ブレーキ液圧制御装置を提供
することができる。
【0022】さらに、副連通路にチェックバルブを用い
る理由を述べると、ブレーキ液リザーバからABSポン
プを経由しホイールシリンダに至る副連通路は、マスタ
シリンダを起点としてホイールシリンダに至る主連通路
とは独立した通路である。したがって、切り換え機能を
必要とするのは主連通路のみで、この副連通路には副連
通路切換バルブをあえて設ける必要はなく、ブレーキ液
リザーバからABSポンプに至る方向のブレーキ液流れ
のみを許容するチェックバルブに置き換えても問題がな
い。
【0023】よって、ソレノイドバルブが1つ不要にな
り、回生協調部の小型化や簡略化やコスト低減化を図れ
ると共に、バルブ切換制御も不要となる。
【0024】請求項2記載の発明にあっては、チェック
バルブに代えて副連通路切換バルブが設けられ、通常時
は副連通路切換バルブが閉とされ、回生協調制動時は副
連通路切換バルブが開とされる。これによって、請求項
1と同様の作用が達成されることになる。
【0025】よって、横滑り防止装置をベースとして部
品の共用化が図れる非常に安価な機構にて回生協調に必
要な機能を備えた回生協調ブレーキ液圧制御装置を提供
することができる。つまり、横滑り防止装置との部品共
用化を考えた場合、2つの連通路には、それぞれ切換バ
ルブが設けられており、主連通路切換バルブと副連通路
切換バルブを設けても部品共用化を図ることができる。
【0026】請求項3記載の発明にあっては、回生協調
制動時に液圧制御によるマスタシリンダ圧とホイールシ
リンダ圧との差圧が最大差圧以上になると、主連通路切
換バルブを迂回するバイパス路に設けられた差圧バルブ
が開き、両シリンダ圧の差圧を最大差圧までに規定す
る。そして、主連通路切換バルブが閉側に切り換えられ
ることによってマスタシリンダとホイールシリンダが遮
断状態となり、この遮断状態において故障等が発生した
場合、バイパス路に設けられた差圧バルブを介してブレ
ーキ液をホイールシリンダに送ることができる。
【0027】よって、主連通路切換バルブを迂回するバ
イパス路に差圧バルブを設けことで、両シリンダ圧の差
圧を最大差圧までに規定することができると共に、主連
通路切換バルブの遮断故障時に制動力の低下を防止する
ことができる。
【0028】請求項4記載の発明にあっては、回生協調
制動時の減圧制御状態において、車両速度や蓄電池の能
力等により、回生制動力が増す方向に変化した場合、ホ
イールシリンダに付加される液圧をさらに減圧する必要
がある。このとき、主連通路切換バルブとホイールシリ
ンダとの間から分岐する油路に設けられた減圧切換バル
ブを開く。これにより、ホイールシリンダに付加されて
いた液圧の一部が液圧吸収シリンダに導かれる。この結
果、形成された回路の容積が拡大することになるため、
ホイールシリンダに付加されていた液圧が低下する。
【0029】よって、減圧切換バルブと液圧吸収シリン
ダを設けることで、回生協調制動時にさらなる減圧要求
が出た場合、これに応えて減圧制御を達成できる。
【0030】また、減圧切換バルブが開のままとなる故
障が発生した場合、マスタシリンダにより発生した液圧
は、液圧吸収シリンダでの吸収分のみ低下するだけなの
で、片系統の制動力が完全に消失することはない。つま
り、液圧吸収シリンダの液圧吸収量を、最大回生量相当
液圧分程度に設定しておくことで、制動力の低下は規制
することが可能である。
【0031】請求項5記載の発明にあっては、回生協調
制動時にさらなる減圧要求が出た場合、主連通路切換バ
ルブとホイールシリンダとの間から分岐する油路に設け
られた減圧切換バルブを開く。これにより、ホイールシ
リンダに付加されていた液圧の一部がブレーキ液リザー
バに導かれる。この結果、形成された回路の容積が拡大
することになるため、ホイールシリンダに付加されてい
た液圧が低下する。
【0032】よって、減圧切換バルブを設けることで、
回生協調制動時にさらなる減圧要求が出た場合、これに
応えて減圧制御を達成できる。
【0033】また、液圧吸収シリンダに代えて既存のブ
レーキ液リザーバを利用することで、液圧吸収シリンダ
を用いる請求項4記載の発明と比べた場合、装置の大型
化と価格の上昇を抑えることができる。
【0034】請求項6記載の発明にあっては、回生協調
制動時にさらなる減圧要求が出た場合、ABSアクチュ
エータの減圧制御バルブを作動させる。これにより、ホ
イールシリンダに付加されていた液圧の一部が吸収容量
を拡大したABSリザーバに導かれる。この結果、形成
された回路の容積が拡大することになるため、ホイール
シリンダに付加されていた液圧が低下する。
【0035】よって、ABSアクチュエータのABSリ
ザーバの吸収容量を拡大するだけで、回生協調制動時に
さらなる減圧要求が出た場合、これに応えて減圧制御を
達成できる。
【0036】また、ABSアクチュエータの減圧制御バ
ルブを利用するものであるため、ABSアクチュエータ
との部品の共用ができ、装置としてさらなる小型化や原
価低減を図ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)実施の形態1は
請求項1,請求項3,請求項4に記載の発明に対応する
回生協調ブレーキ液圧制御装置である。
【0038】図1は実施の形態1の回生協調ブレーキ液
圧制御装置が適用された回生協調ブレーキシステム図で
あり、この回生協調ブレーキシステムは、従来の液圧の
みによるブレーキに対し、モータ回生制動と協調するブ
レーキ液圧制御により、燃費の向上を図ることを目的と
するシステムである。
【0039】図1において、1はブレーキペダル、2は
負圧ブースタ、3はマスタシリンダ、4はブレーキ液リ
ザーバ、5はエンジン、6は回生協調部、7はABSア
クチュエータ、8FR,8RL,8RR,8FLはホイールシリ
ンダ、9はペダルスイッチ、10はプライマリマスタシ
リンダ圧センサ、11はプライマリホイールシリンダ圧
センサ、12はセカンダリマスタシリンダ圧センサ、1
3はセカンダリホイールシリンダ圧センサである。
【0040】前記マスタシリンダ3は、ブレーキペダル
1へのペダル踏力を負圧ブースタ2により高め、ペダル
踏力に応じたマスタシリンダ圧を発生する。
【0041】前記各ホイールシリンダ8FR,8RL,8R
R,8FLは、マスタシリンダ3から回生協調部6及びA
BSアクチュエータ7を介して導かれるホイールシリン
ダ圧に応じた制動力を各車輪に付与する。
【0042】前記回生協調部6は、マスタシリンダ3と
ABSアクチュエータ7との間に配置され、回生協調制
動時、回生により得られる制動力と各ホイールシリンダ
8FR,8RL,8RR,8FLへのブレーキ液圧による制動力
との合計がマスタシリンダ圧による必要制動力に一致す
るように、マスタシリンダ圧を減圧制御する。
【0043】前記ABSアクチュエータ7は、回生協調
部6と各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLとの
間に配置され、制動ロックが発生するような低μ路制動
時や急制動時等において、制動ロックを抑制するように
各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLのブレーキ
液圧を制御する。
【0044】回生協調部6において、PSP,PSSは
主連通路切換バルブ、CHはチェックバルブ、SSP,
SSSは吸収シリンダ、DPP,DPSは差圧バルブ、
CSDP,CSDSは減圧切換バルブ、DCP,DCS
は液圧吸収シリンダ、MRP,MRSは主連通路、SR
は副連通路、RRP,RRSはバイパス路であり、AB
Sアクチュエータ7において、30FR,30RL,30R
R、30FLは増圧制御バルブ、31FR,31RL,31R
R、31FLは減圧制御バルブ、32P,32SはABS
リザーバ、33P,33SはABSポンプ、34P,3
4Sはポンプ吐出側油路、35P,35Sはポンプ吸入
側油路である。なお、Pはプライマリ、Sはセカンダリ
を示すので、以下、末尾のP,Sを省略する。
【0045】前記主連通路切換バルブPSは、マスタシ
リンダ3からABSアクチュエータ7のポンプ吐出側油
路34を経由しホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8
FLに至る主連通路MRの途中に設けられ、回生協調制動
時に連通を遮断する。
【0046】前記チェックバルブCHは、ブレーキ液リ
ザーバ4からABSアクチュエータ7に内蔵されたAB
Sポンプ33を経由しホイールシリンダ8FR,8RL,8
RR,8FLに至る副連通路SRの途中に設けられ、ブレー
キ液リザーバ4からABSポンプ33に至る方向のブレ
ーキ液流れのみを許容する。
【0047】前記吸収シリンダSSは、マスタシリンダ
3と主連通路切換バルブPSとの間の主連通路MRに設
けられ、回生協調制動時に通常の液圧液量特性となるよ
うにマスタシリンダ3からの液量を吸収する。
【0048】前記差圧バルブDPは、主連通路切換バル
ブPSを迂回するバイパス路RRに設けられ、液圧制御
による最大差圧以上の差圧が生じると開き、マスタシリ
ンダ3からのブレーキ液をホイールシリンダ8FR,8R
L,8RR,8FLに送る。
【0049】前記減圧切換バルブCSDは、主連通路切
換バルブPSとホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8
FLとの間から分岐する油路に設けられ、通常は閉でホイ
ールシリンダ圧をさらに減圧する減圧要求時に開く。
【0050】前記液圧吸収シリンダDCは、ホイールシ
リンダ8FR,8RL,8RR,8FLに付加されていたブレー
キ液の一部が、開かれた前記減圧切換バルブCSDを介
して導かれる。
【0051】前記ABSポンプ33は、回生協調制動
時、マスタシリンダ圧センサ10,12とホイールシリ
ンダ圧センサ11,13からの液圧検出値に基づきホイ
ールシリンダ圧を目標圧とする制御を行う図外のABS
ポンプコントローラ(ABSポンプ制御手段)により作
動制御される。
【0052】次に、作用を説明する。
【0053】[通常ブレーキ時]回生協調制動条件を満
足しない通常ブレーキ時や電気失陥によるフェールセー
フ時等においては、回生協調部6の各ソレノイドバルブ
PS,CSは図1に示すソレノイドOFF位置、つま
り、主連通路切換バルブPSを開く。
【0054】よって、ブレーキペダル1を踏み込むブレ
ーキ操作を行なうと、マスタシリンダ3で発生したブレ
ーキ液圧は、主連通路MR(主連通路切換バルブPS)
→ABSアクチュエータ7を経過してそのままホイール
シリンダ8FR,8RL,8RR,8FLに導かれ、各車輪にマ
スタシリンダ圧による制動力が与えられる。
【0055】[回生協調制動時]回生協調制動時は、逆
に、主連通路切換バルブPSを閉じる。すると、ブレー
キ操作によりマスタシリンダ3にて発生した液圧は吸収
シリンダSSへ導かれる。この吸収シリンダSSは、通
常制動時と同様の液圧液量特性となるように液量を吸収
するので、ブレーキ操作者に違和感を与えることがな
い。
【0056】同時に、ブレーキ液リザーバ4からチェッ
クバルブCH及びABSアクチュエータ7に内蔵された
ABSポンプ33を経由し、ホイールシリンダ8FR,8
RL,8RR,8FLに至る副連通路を使用し、ABSポンプ
33を作動させて発生した圧力をホイールシリンダ8F
R,8RL,8RR,8FLに供給する。この際、マスタシリ
ンダ圧を検出するマスタシリンダ圧センサ10,12
と、ホイールシリンダ圧を検出するホイールシリンダ圧
センサ11,13からの信号に基づいて、ABSポンプ
コントローラにおいて、減圧時にはマスタシリンダ圧と
ホイールシリンダ圧とに必要な圧力差を付加するように
ABSポンプ33が作動制御される。また、回生協調制
動を終了する場合、ホイールシリンダ8FR,8RL,8R
R,8FLに付加されている液圧をマスタシリンダ圧と同
等のレベルまで速やかに増圧させる必要があるが、この
場合も前記同様に、ABSポンプコントローラにおい
て、検出されたマスタシリンダ圧をホイールシリンダ8
FR,8RL,8RR,8FLの目標圧としてABSポンプ33
が作動制御される。そして、ホールシリンダ圧がマスタ
シリンダ圧と同等となったところで、主連通路切換バル
ブPSを開とし、通常の制動状態に復帰する。
【0057】また、上記回生協調制御中は、マスタシリ
ンダ3とホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLとが
遮断されることになる。この際、操作者がブレーキペダ
ル1を操作し、発生液圧を変化させた場合、マスタシリ
ンダ圧センサ10,12からのセンサ信号が変化するた
め、この検出値に基づいて算出される必要制動力と回生
制動力との差を目標ホイールシリンダ圧とし、ABSポ
ンプ33による増圧を行う、あるいは、減圧切換バルブ
CSDを作動させ、液圧吸収シリンダDCを使用して減
圧を行う。
【0058】ちなみに、図2は本回生協調システムによ
る制御の一例を示すタイムチャートで、t0の時点でブ
レーキ操作開始により車両制動力が増大開始し、t1の
時点で車両制動力ピークとなり、t2の時点で回生制動
力が増大を開始し、t3の時点で回生制動力がピークと
なり、t4の時点で車両制動力が低下を開始し、t5の
時点で車両制動力ボトムとなり、t6の時点で車両制動
力が増大を開始し、t7で車両制動力がピークとなり、
t8の時点で回生制動力が低下を開始し、t9の時点で
回生制動力がゼロとなり、t10の時点でブレーキ解放
操作に伴って車両制動力がゼロとなる例である。
【0059】この場合、主連通路切換バルブPSは、t
0の時点からt10までON(非連通)が保たれる。減
圧切換バルブCSDは、回生制動力が増大することでホ
イールシリンダ圧の減圧が必要なt2〜t3の領域、並
びに、アクセル戻し操作により車両制動力が低下しホイ
ールシリンダ圧の減圧が必要なt4〜t5の領域で作動
する。ABSポンプ33は、t0〜t1の領域,t6〜
t7の領域及びt8〜t9の領域で作動し、必要なホイ
ールシリンダ圧の増圧を行う。
【0060】次に、効果を説明する。
【0061】(1) 横滑り防止装置をベースとして部品
の共用化が図れる非常に安価な機構にて回生協調に必要
な機能を備えた回生協調ブレーキ液圧制御装置を提供す
ることができる。以下にその理由を述べる。
【0062】本実施の形態1では、図7に示すような横
滑り防止装置(特開平10−278765号公報等)と
同様に、マスタシリンダ3とホイールシリンダ8FR,8
RL,8RR,8FLの連通路を主連通路MRと副連通路SR
により複線化し、通常制動時の主連通路MRとそれ以外
の副連通路SRとを分離し、主連通路MRには状況によ
り開閉を切り換える主連通路切換バルブPSを有してい
る。この主連通路切換バルブPSは横滑り防止装置にて
使用している切換弁と同一品であり、共用化が可能であ
る。
【0063】また、吸収シリンダSSは主連通切換バル
ブPSが遮断状態にある間のみの吸収を目的とするもの
であるため、吸収量が少なく、万一、通常制動時に誤作
動してもブレーキフィーリングにわずか違和感を生じる
程度であり、影響は少ない。このため、従来装置のよう
に専用の切換弁を設けて吸収シリンダSSの作動/非作
動を切り換える必要が無く、主連通路切換バルブPSの
開閉によりこの機能を兼用することが可能である。
【0064】さらに、減圧機能及び増圧機能は、ABS
アクチュエータ7のABSポンプ33を利用しているた
め、別途にホイールシリンダ圧のみを減圧したり増圧し
たりする機構を付加する必要がない。
【0065】(2) 副連通路SRにチェックバルブCH
を用いているため、副連通路SRにソレノイド切換バル
ブを設ける場合と比べた場合、ソレノイドバルブが1つ
不要になり、回生協調部6の小型化や簡略化やコスト低
減化を図れると共に、バルブ切換制御も不要となる。
【0066】ここで、副連通路SRにチェックバルブC
Hを用いる理由を述べると、ブレーキ液リザーバ4から
ABSポンプ33を経由しホイールシリンダ8FR,8R
L,8RR,8FLに至る副連通路SRは、マスタシリンダ
3を起点としてホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8
FLに至る主連通路MRとは独立した通路である。したが
って、切り換え機能を必要とするのは主連通路MRのみ
で、この副連通路SRには副連通路切換バルブをあえて
設ける必要はなく、ブレーキ液リザーバ4からABSポ
ンプ33に至る方向のブレーキ液流れのみを許容するチ
ェックバルブCHに置き換えても問題がない。
【0067】(3) 主連通路切換バルブPSを迂回する
バイパス路RRに差圧バルブDPを設けことで、マスタ
シリンダ圧とホイールシリンダ圧との差圧を最大差圧ま
でに規定することができると共に、主連通路切換バルブ
PSの遮断故障時に制動力の低下を防止することができ
る。
【0068】すなわち、回生協調制動時に液圧制御によ
るマスタシリンダ圧とホイールシリンダ圧との差圧が最
大差圧以上になると、主連通路切換バルブPSを迂回す
るバイパス路RRに設けられた差圧バルブDPが開き、
両シリンダ圧の差圧を最大差圧までに規定する。そし
て、主連通路切換バルブPSが閉側に切り換えられるこ
とによってマスタシリンダ3とホイールシリンダ8FR,
8RL,8RR,8FLが遮断状態となり、この遮断状態にお
いて故障等が発生した場合、バイパス路RRに設けられ
た差圧バルブDPを介してブレーキ液をホイールシリン
ダ8FR,8RL,8RR,8FLに送ることができる。
【0069】(4) 減圧切換バルブCSDと液圧吸収シ
リンダDCを設けることで、回生協調制動時にさらなる
減圧要求が出た場合、これに応えて減圧制御を達成でき
る。
【0070】すなわち、回生協調制動時の減圧制御状態
において、車両速度や蓄電池の能力等により、回生制動
力が増す方向に変化した場合、ホイールシリンダ8FR,
8RL,8RR,8FLに付加される液圧をさらに減圧する必
要がある。このとき、主連通路切換バルブPSとホイー
ルシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLとの間から分岐する
油路に設けられた減圧切換バルブCSDを開く。これに
より、ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLに付加
されていた液圧の一部が液圧吸収シリンダDCに導かれ
る。この結果、形成された回路の容積が拡大することに
なるため、ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLに
付加されていた液圧が低下する。
【0071】(5) 減圧切換バルブCSDが開のままと
なる故障が発生した場合、マスタシリンダ3により発生
した液圧は、液圧吸収シリンダDCでの吸収分のみ低下
するだけなので、片系統の制動力が完全に消失すること
はない。
【0072】つまり、液圧吸収シリンダDCの液圧吸収
量を、最大回生量相当液圧分程度に設定しておくこと
で、制動力の低下は規制することが可能である。
【0073】(実施の形態2)実施の形態2は請求項
2,請求項3,請求項4に記載の発明に対応する回生協
調ブレーキ液圧制御装置である。
【0074】図3は実施の形態2の回生協調ブレーキ液
圧制御装置が適用された回生協調ブレーキシステム図で
あり、実施の形態1の装置で用いられたチェックバルブ
CHに代え、通常は閉で回生協調制動時に開く副連通路
切換バルブCSBを設けた例である。尚、他の構成は実
施の形態1の図1と同様であるので、対応する構成に同
一符号を附して説明を省略する。
【0075】この実施の形態2では、通常時は副連通路
切換バルブCSBが閉とされ、回生協調制動時は副連通
路切換バルブCSBが開とされる。これによって、実施
の形態1と同様の作用が達成されることになる。
【0076】よって、横滑り防止装置をベースとして部
品の共用化が図れる非常に安価な機構にて回生協調に必
要な機能を備えた回生協調ブレーキ液圧制御装置を提供
することができる。つまり、図7に示す横滑り防止装置
との部品共用化を考えた場合、図7にも2つの連通路に
は、それぞれ切換バルブが設けられており、実施の形態
2のように、主連通路切換バルブPSと副連通路切換バ
ルブCSBを設けても部品共用化を図ることができる。
【0077】(実施の形態3)実施の形態3は請求項
1,請求項3,請求項5に記載の発明に対応する回生協
調ブレーキ液圧制御装置である。
【0078】図4は実施の形態3の回生協調ブレーキ液
圧制御装置が適用された回生協調ブレーキシステム図で
あり、主連通路切換バルブPSとホイールシリンダ8F
R,8RL,8RR,8FLとの間から分岐する油路に通常は
閉でホイールシリンダ圧をさらに減圧する減圧要求時に
開く減圧切換バルブを設け、該減圧切換バルブを介して
ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLに付加されて
いたブレーキ液の一部をブレーキ液リザーバ4に導く例
である。つまり、実施の形態1に対し、液圧吸収シリン
ダDCに代えブレーキ液リザーバ4を用いるようにした
例である。尚、他の構成は実施の形態1の図1と同様で
あるので、対応する構成に同一符号を附して説明を省略
する。
【0079】この実施の形態3では、回生協調制動時に
さらなる減圧要求が出た場合、主連通路切換バルブPS
とホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLとの間から
分岐する油路に設けられた減圧切換バルブCSDを開
く。これにより、ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,
8FLに付加されていた液圧の一部がブレーキ液リザーバ
4に導かれる。この結果、形成された回路の容積が拡大
することになるため、ホイールシリンダ8FR,8RL,8
RR,8FLに付加されていた液圧が低下する。
【0080】よって、減圧切換バルブCSDを設けるこ
とで、回生協調制動時にさらなる減圧要求が出た場合、
これに応えて減圧制御を達成できる。
【0081】また、液圧吸収シリンダDCに代えて既存
のブレーキ液リザーバ4を利用することで、液圧吸収シ
リンダDCを用いる場合に比べ、装置の大型化と価格の
上昇を抑えることができる。
【0082】(実施の形態4)実施の形態4は請求項
1,請求項3,請求項6に記載の発明に対応する回生協
調ブレーキ液圧制御装置である。
【0083】図5は実施の形態4の回生協調ブレーキ液
圧制御装置が適用された回生協調ブレーキシステム図で
あり、ABSアクチュエータ7に内蔵されているABS
リザーバ32の吸収容量を拡大し、ホイールシリンダ圧
をさらに減圧する減圧要求時にABSアクチュエータ7
の減圧制御バルブ31FR,31RL,31RR,31FLを作
動させる様にしたものである。尚、他の構成は実施の形
態1の図1と同様であるので、対応する構成に同一符号
を附して説明を省略する。
【0084】この実施の形態4では、回生協調制動時に
さらなる減圧要求が出た場合、ABSアクチュエータ7
の減圧制御バルブ31FR,31RL,31RR,31FLを作
動させる。これにより、ホイールシリンダ8FR,8RL,
8RR,8FLに付加されていた液圧の一部が吸収容量を拡
大したABSリザーバ32に導かれる。この結果、形成
された回路の容積が拡大することになるため、ホイール
シリンダ8FR,8RL,8RR,8FLに付加されていた液圧
が低下する。
【0085】よって、ABSアクチュエータ7のABS
リザーバ32の吸収容量を拡大するだけで、回生協調制
動時にさらなる減圧要求が出た場合、これに応えて減圧
制御を達成できる。
【0086】また、ABSアクチュエータ7の減圧制御
バルブ31FR,31RL,31RR,31FLを利用するもの
であるため、ABSアクチュエータ7との部品の共用が
でき、装置としてさらなる小型化や原価低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の回生協調ブレーキ液圧制御装置
を示す全体システム図である。
【図2】実施の形態1の回生協調ブレーキ液圧制御装置
での回生協調システムタイムチャートを示す図である。
【図3】実施の形態2の回生協調ブレーキ液圧制御装置
を示す全体システム図である。
【図4】実施の形態3の回生協調ブレーキ液圧制御装置
を示す全体システム図である。
【図5】実施の形態4の回生協調ブレーキ液圧制御装置
を示す全体システム図である。
【図6】従来の回生協調時の回生協調ブレーキ液圧制御
装置を示す液圧回路図である。
【図7】従来の横滑り防止装置を示す液圧回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 負圧ブースタ 3 マスタシリンダ 4 ブレーキ液リザーバ 5 エンジン 6 回生協調部 7 ABSアクチュエータ 8FR,8RL,8RR,8FL ホイールシリンダ 9 ペダルスイッチ 10 プライマリマスタシリンダ圧センサ 11 プライマリホイールシリンダ圧センサ 12 セカンダリマスタシリンダ圧センサ 13 セカンダリホイールシリンダ圧センサ PSP,PSS 主連通路切換バルブ CH チェックバルブ SSP,SSS 吸収シリンダ DPP,DPS 差圧バルブ CSDP,CSDS 減圧切換バルブ DCP,DCS 液圧吸収シリンダ MRP,MRS 主連通路 SR 副連通路 RRP,RRS バイパス路 31FR,31RL,31RR、31FL 減圧制御バルブ 32P,32S ABSリザーバ 33P,33S ABSポンプ 34P,34S ポンプ吐出側油路 35P,35S ポンプ吸入側油路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ液リザーバを有し、ペダル踏力
    に応じたマスタシリンダ圧を発生するマスタシリンダ
    と、 導かれるホイールシリンダ圧に応じた制動力を各車輪に
    付与するホイールシリンダと、 前記マスタシリンダとホイールシリンダとの間に配置さ
    れた回生協調部及びABSアクチュエータとを備え、 回生協調制動時、液圧制動力と回生制動力とを合算した
    トータル制動力が、ブレーキ操作により得られるべき制
    動力に一致するようにホイールシリンダへ供給されるブ
    レーキ液圧を減圧制御する回生協調ブレーキ液圧制御装
    置において、 前記マスタシリンダからホイールシリンダに至る主連通
    路の途中に設けられ、回生協調制動時に連通を遮断する
    主連通路切換バルブと、 前記ブレーキ液リザーバからABSアクチュエータに内
    蔵されたABSポンプを経由しホイールシリンダに至る
    副連通路の途中に設けられ、ブレーキ液リザーバからA
    BSポンプに至る方向のブレーキ液流れのみを許容する
    チェックバルブと、 前記マスタシリンダと主連通路切換バルブとの間の主連
    通路に設けられ、回生協調制動時に通常の液圧液量特性
    となるようにマスタシリンダからの液量を吸収する吸収
    シリンダと、 を有する回生協調部とし、 回生協調制動時、マスタシリンダ圧センサとホイールシ
    リンダ圧センサからの液圧検出値に基づきホイールシリ
    ンダ圧を目標圧とする制御を行うABSポンプ制御手段
    によりABSポンプを作動制御させることを特徴とする
    回生協調ブレーキ液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回生協調ブレーキ液圧制
    御装置において、 前記チェックバルブを、通常は閉で回生協調制動時に開
    く副連通路切換バルブとしたことを特徴とする回生協調
    ブレーキ液圧制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の回生協調
    ブレーキ液圧制御装置において、 前記主連通路切換バルブを迂回するバイパス路に、液圧
    制御による最大差圧以上の差圧が生じると開き、マスタ
    シリンダからのブレーキ液をホイールシリンダに送る差
    圧バルブを設けたことを特徴とする回生協調ブレーキ液
    圧制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の回生協調
    ブレーキ液圧制御装置において、 前記主連通路切換バルブとホイールシリンダとの間から
    分岐する油路に設けられ、通常は閉でホイールシリンダ
    圧をさらに減圧する減圧要求時に開く減圧切換バルブ
    と、該減圧切換バルブを介してホイールシリンダに付加
    されていたブレーキ液の一部が導かれる液圧吸収シリン
    ダを設けたことを特徴とする回生協調ブレーキ液圧制御
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3記載の回生協調
    ブレーキ液圧制御装置において、 前記主連通路切換バルブとホイールシリンダとの間から
    分岐する油路に、通常は閉でホイールシリンダ圧をさら
    に減圧する減圧要求時に開く減圧切換バルブを設け、該
    減圧切換バルブを介してホイールシリンダに付加されて
    いたブレーキ液の一部をブレーキ液リザーバに導くこと
    を特徴とする回生協調ブレーキ液圧制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項3記載の回生協調
    ブレーキ液圧制御装置において、 前記ABSアクチュエータに内蔵されているABSリザ
    ーバの吸収容量を拡大し、ホイールシリンダ圧をさらに
    減圧する減圧要求時にABSアクチュエータの減圧制御
    バルブを作動させることを特徴とする回生協調ブレーキ
    液圧制御装置。
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