JP2000354628A - 静脈内滴注液供給システム用流量制限点滴チャンバ - Google Patents
静脈内滴注液供給システム用流量制限点滴チャンバInfo
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】静脈内滴注液供給システムにおいて気泡が発生
するのを最小限に抑える点滴チャンバの提供。 【解決手段】点滴チャンバ16は、それぞれ内径を有す
る流入口26及び流出口28を有し、且つ流入口と流出
口との間のチャンバ30を画成するハウジング24を備
える。このハウジングは静脈内滴注液が流入口からチャ
ンバを通って流出口へと流路を流れるように構成されて
いる。チャンバ内の流入口と流出口との間の位置に支持
された部材38は、チャンバを通って流れる静脈内滴注
液がこの部材に当たるように配置されることにより、浄
脈内滴注液の速度を低下させ、且つ静脈内滴注液におい
て気泡が発生するのを最小限に抑える。流入口の内径は
流出口の内径と実質的に等しいかそれよりも大きいの
で、流出口から出ていく静脈内滴注液の流量は、流入口
に入ってくる静脈内滴注液の流量と実質的に等しいかそ
れよりも少ない。
するのを最小限に抑える点滴チャンバの提供。 【解決手段】点滴チャンバ16は、それぞれ内径を有す
る流入口26及び流出口28を有し、且つ流入口と流出
口との間のチャンバ30を画成するハウジング24を備
える。このハウジングは静脈内滴注液が流入口からチャ
ンバを通って流出口へと流路を流れるように構成されて
いる。チャンバ内の流入口と流出口との間の位置に支持
された部材38は、チャンバを通って流れる静脈内滴注
液がこの部材に当たるように配置されることにより、浄
脈内滴注液の速度を低下させ、且つ静脈内滴注液におい
て気泡が発生するのを最小限に抑える。流入口の内径は
流出口の内径と実質的に等しいかそれよりも大きいの
で、流出口から出ていく静脈内滴注液の流量は、流入口
に入ってくる静脈内滴注液の流量と実質的に等しいかそ
れよりも少ない。
Description
【0001】本発明は広く、静脈内滴注液供給システム
に関する。より詳細には、本発明は、点滴チャンバを通
る静脈内滴注液の流れの単位時間あたりの流量を制限す
ることにより、静脈内滴注液供給システムにおいて気泡
が発生するのを最小限に抑える、点滴チャンバに関す
る。
に関する。より詳細には、本発明は、点滴チャンバを通
る静脈内滴注液の流れの単位時間あたりの流量を制限す
ることにより、静脈内滴注液供給システムにおいて気泡
が発生するのを最小限に抑える、点滴チャンバに関す
る。
【0002】静脈内滴注液供給システムは、医療従事者
が患者に、患者の腕の静脈を通して栄養分及び/又は薬
剤を供給するのに用いられる。このようなシステムは、
手術中、或いは患者が栄養分又は薬剤を口から摂取でき
ない場合に用いられる。
が患者に、患者の腕の静脈を通して栄養分及び/又は薬
剤を供給するのに用いられる。このようなシステムは、
手術中、或いは患者が栄養分又は薬剤を口から摂取でき
ない場合に用いられる。
【0003】静脈内滴注液供給システムは通常、静脈内
滴注液バッグ若しくは容器を備え、この静脈内滴注液バ
ッグ若しくは容器は、一連の管を介して、患者の静脈に
挿入された針に接続される。このバッグ若しくは容器
は、静脈内滴注液が重力により管を通って流れるよう
に、患者よりも高い位置に支持される。
滴注液バッグ若しくは容器を備え、この静脈内滴注液バ
ッグ若しくは容器は、一連の管を介して、患者の静脈に
挿入された針に接続される。このバッグ若しくは容器
は、静脈内滴注液が重力により管を通って流れるよう
に、患者よりも高い位置に支持される。
【0004】点滴チャンバは、システムを流れる静脈内
滴注液の「滴下」即ち流量を医療従事者が視覚的に点検
できるように、静脈内滴注液バッグと針との間の管構造
に設けられている。滴下量から、注入液の流量を見積も
ることができる。この静脈内滴注液の流量を制御するた
めに、1つ以上の弁がシステム内に設けられている。典
型的には、点滴チャンバと針との間に少なくとも1つの
弁がある。また点滴チャンバは、システム内の空気を集
めるためのポケットとしても機能する。
滴注液の「滴下」即ち流量を医療従事者が視覚的に点検
できるように、静脈内滴注液バッグと針との間の管構造
に設けられている。滴下量から、注入液の流量を見積も
ることができる。この静脈内滴注液の流量を制御するた
めに、1つ以上の弁がシステム内に設けられている。典
型的には、点滴チャンバと針との間に少なくとも1つの
弁がある。また点滴チャンバは、システム内の空気を集
めるためのポケットとしても機能する。
【0005】詳細には、点滴チャンバは透明な材料で構
成されており、静脈内滴注液バッグに通じる管に接続さ
れた頂部流入口と、針に通じる管に接続された底部流出
口とを有する。この流入口及び流出口は、ほぼ円筒形を
したカラムの対向する端部を形成しており、液は流入口
から下方に滴下して、カラムを通りその底部に集まっ
て、流出口から出ていく。
成されており、静脈内滴注液バッグに通じる管に接続さ
れた頂部流入口と、針に通じる管に接続された底部流出
口とを有する。この流入口及び流出口は、ほぼ円筒形を
したカラムの対向する端部を形成しており、液は流入口
から下方に滴下して、カラムを通りその底部に集まっ
て、流出口から出ていく。
【0006】特に、チャンバのプライミング(primin
g)というような加圧された状況下において、液を経静
脈的に注入する場合、注入液は、点滴チャンバ流入口か
ら点滴チャンバ底部の液溜まりへ高速で流れる。高速で
流れる液が液溜まり表面に当たると、液溜まりの中に泡
が入り、気泡混入液ができてしまう。さらに、液を経静
脈的に注入するためには、点滴チャンバと針との間の弁
を開放して、点滴チャンバ内の液がチャンバ流出口か
ら、針に通じる管へ流れるようにする。
g)というような加圧された状況下において、液を経静
脈的に注入する場合、注入液は、点滴チャンバ流入口か
ら点滴チャンバ底部の液溜まりへ高速で流れる。高速で
流れる液が液溜まり表面に当たると、液溜まりの中に泡
が入り、気泡混入液ができてしまう。さらに、液を経静
脈的に注入するためには、点滴チャンバと針との間の弁
を開放して、点滴チャンバ内の液がチャンバ流出口か
ら、針に通じる管へ流れるようにする。
【0007】点滴チャンバと針との間の弁が開放される
と、静脈内滴注液供給システム内の負圧により、チャン
バ内にある液が全て流出して、非常に急速にチャンバが
空となる。さらに、この負圧により、静脈内滴注液バッ
グから通じる管から点滴チャンバに入ってくる液も、点
滴チャンバを非常に急速に通過する。チャンバを通り流
出口から出ていく静脈内滴注液の急速な流れによって、
患者の方へ流れていく液に気泡が混入してしまうことが
ある。このことは、患者に通じる管から気泡を除去する
ために、時間のかかる手間を必要とする。もし気泡を除
去しないと、気泡は患者の体内に入って、塞栓症又はそ
の他の悪影響をもたらすことがある。
と、静脈内滴注液供給システム内の負圧により、チャン
バ内にある液が全て流出して、非常に急速にチャンバが
空となる。さらに、この負圧により、静脈内滴注液バッ
グから通じる管から点滴チャンバに入ってくる液も、点
滴チャンバを非常に急速に通過する。チャンバを通り流
出口から出ていく静脈内滴注液の急速な流れによって、
患者の方へ流れていく液に気泡が混入してしまうことが
ある。このことは、患者に通じる管から気泡を除去する
ために、時間のかかる手間を必要とする。もし気泡を除
去しないと、気泡は患者の体内に入って、塞栓症又はそ
の他の悪影響をもたらすことがある。
【0008】従って、本発明は、制限による問題及び関
連技術の欠点のうちの1つ以上を実質的に解決する、流
量制限点滴チャンバに関する。
連技術の欠点のうちの1つ以上を実質的に解決する、流
量制限点滴チャンバに関する。
【0009】実施及び概略的に記述したように、これら
の及びその他の利点を達成するために、また本発明の目
的に応じて、本発明は、流入口及び流出口を有し且つ流
入口と流出口との間のチャンバを画成する、ハウジング
を備えており、これにより、静脈内滴注液が、流入口か
らチャンバを通って流れ、流出口から出ていく。流入口
の内径は、流出口の内径と実質的に等しいかそれよりも
大きい。チャンバ内の流入口と流出口との間の位置にお
いて支持された部材は、流入口からチャンバを通って流
れる静脈内滴注液がこの部材に当たるように配置される
ことにより、静脈内滴注液の速度を低下させる。さら
に、流入口の内径は、流出口の内径と実質的に等しいか
それよりも大きいので、流出口から出ていく静脈内滴注
液の流量は、流入口に入ってくる静脈内滴注液の流量と
実質的に等しいかそれよりも少ない。
の及びその他の利点を達成するために、また本発明の目
的に応じて、本発明は、流入口及び流出口を有し且つ流
入口と流出口との間のチャンバを画成する、ハウジング
を備えており、これにより、静脈内滴注液が、流入口か
らチャンバを通って流れ、流出口から出ていく。流入口
の内径は、流出口の内径と実質的に等しいかそれよりも
大きい。チャンバ内の流入口と流出口との間の位置にお
いて支持された部材は、流入口からチャンバを通って流
れる静脈内滴注液がこの部材に当たるように配置される
ことにより、静脈内滴注液の速度を低下させる。さら
に、流入口の内径は、流出口の内径と実質的に等しいか
それよりも大きいので、流出口から出ていく静脈内滴注
液の流量は、流入口に入ってくる静脈内滴注液の流量と
実質的に等しいかそれよりも少ない。
【0010】本発明のさらなる特徴及び利点を以下の記
述において説明するが、ある程度はこの記述から明らか
になるであろうし、或いは本発明を実施することにより
理解され得る。本発明の目的及び他の利点は、以下の記
述及び添付の図面において詳細に示した装置により、実
現及び達成されるであろう。
述において説明するが、ある程度はこの記述から明らか
になるであろうし、或いは本発明を実施することにより
理解され得る。本発明の目的及び他の利点は、以下の記
述及び添付の図面において詳細に示した装置により、実
現及び達成されるであろう。
【0011】前述の概略的な説明と後述の詳細な説明は
共に、例示及び説明のためのものであり、特許請求の範
囲に記載した本発明をさらに説明することを意図してい
る、ということは理解されるであろう。
共に、例示及び説明のためのものであり、特許請求の範
囲に記載した本発明をさらに説明することを意図してい
る、ということは理解されるであろう。
【0012】本明細書に含まれ且つ本明細書の一部を構
成する添付の図面は、本発明の実施の形態を示してお
り、本明細書の記述と共に、本発明の目的、利点、及び
原理を説明する役割を果たす。
成する添付の図面は、本発明の実施の形態を示してお
り、本明細書の記述と共に、本発明の目的、利点、及び
原理を説明する役割を果たす。
【0013】以下、本発明の好適な実施の形態について
詳細に説明する。この好適な実施の形態の例が添付の図
面に示されている。
詳細に説明する。この好適な実施の形態の例が添付の図
面に示されている。
【0014】本発明の点滴チャンバが用いられている静
脈内滴注液供給システムが、図1に示されている。この
システムは通常、重力により静脈内注入を行うために、
患者よりも高い位置においてスタンド12により支持さ
れた、静脈内滴注液バッグ若しくは容器10を備える。
この容器10の流出口は、管14を介して点滴チャンバ
16の流入口へ接続されている。また、点滴チャンバ1
6の流出口は、管20を介して針18へ接続されてい
る。静脈内滴注液の流量を制御するために、弁22が、
点滴チャンバ流出口と針18との間の管20に設置され
ている。針18が患者の静脈に挿入されると、液が供給
されることとなる。
脈内滴注液供給システムが、図1に示されている。この
システムは通常、重力により静脈内注入を行うために、
患者よりも高い位置においてスタンド12により支持さ
れた、静脈内滴注液バッグ若しくは容器10を備える。
この容器10の流出口は、管14を介して点滴チャンバ
16の流入口へ接続されている。また、点滴チャンバ1
6の流出口は、管20を介して針18へ接続されてい
る。静脈内滴注液の流量を制御するために、弁22が、
点滴チャンバ流出口と針18との間の管20に設置され
ている。針18が患者の静脈に挿入されると、液が供給
されることとなる。
【0015】本発明の点滴チャンバが、図2により詳細
に示されている。点滴チャンバ16は円筒形ハウジング
24を備えており、この円筒形ハウジング24の頂端部
に流入口26が設けられており、底端部に流出口28が
設けられている。流入口26は管14を介して、静脈内
滴注液バッグ10と流通するように接続されている。ま
た、流出口28は管20を介して、針18と流通するよ
うに接続されている。流入口26の内径dinletは、流
出口28の内径doutletと実質的に等しいかそれよりも
大きく、即ちdinlet≧doutletである。ハウジング2
4は、静脈内滴注液が通常液滴状で流れる、内部チャン
バ若しくはカラム30も画成する。
に示されている。点滴チャンバ16は円筒形ハウジング
24を備えており、この円筒形ハウジング24の頂端部
に流入口26が設けられており、底端部に流出口28が
設けられている。流入口26は管14を介して、静脈内
滴注液バッグ10と流通するように接続されている。ま
た、流出口28は管20を介して、針18と流通するよ
うに接続されている。流入口26の内径dinletは、流
出口28の内径doutletと実質的に等しいかそれよりも
大きく、即ちdinlet≧doutletである。ハウジング2
4は、静脈内滴注液が通常液滴状で流れる、内部チャン
バ若しくはカラム30も画成する。
【0016】通常の作動状況下において、バッグ10か
らの静脈内滴注液は、流入口26を通って点滴チャンバ
16に入り、液滴が流入口26から内部チャンバ30を
通って落ち、ハウジング底部の液溜まり32に集まっ
て、最終的に流出口28から出ていく。点滴チャンバ1
6を通って落ちる液滴の量は、システムの流量を表して
おり、この流量は弁22によって制御される。このシス
テムは通常、流量をトラッキングする機構を備えていな
いので、システムを流れる静脈内滴注液の「滴下」即ち
流量を視覚的に点検できるように、ハウジングは透明な
材料で構成されるのが好ましい。このハウジングには、
透明なプラスティック又はその他の適切な材料を用いる
ことができる。
らの静脈内滴注液は、流入口26を通って点滴チャンバ
16に入り、液滴が流入口26から内部チャンバ30を
通って落ち、ハウジング底部の液溜まり32に集まっ
て、最終的に流出口28から出ていく。点滴チャンバ1
6を通って落ちる液滴の量は、システムの流量を表して
おり、この流量は弁22によって制御される。このシス
テムは通常、流量をトラッキングする機構を備えていな
いので、システムを流れる静脈内滴注液の「滴下」即ち
流量を視覚的に点検できるように、ハウジングは透明な
材料で構成されるのが好ましい。このハウジングには、
透明なプラスティック又はその他の適切な材料を用いる
ことができる。
【0017】点滴チャンバ16の機能のうちの1つは、
手順の始めにおいて、即ち新しいバッグ10をシステム
に取り付ける度に、システムをプライミングすることで
ある。プライミングは、管14、20を静脈内滴注液で
充填させ、システムから空気を除去するのに必要であ
る。システムをプライミングするには、弁22を閉位置
にして、手動で点滴チャンバ16を圧迫する。点滴チャ
ンバ16を開放するとシステムに負圧が生じ、静脈内滴
注液がバッグ10からシステム内へ引き出されるのであ
る。次に、弁22を開放し、これによって、噴出した静
脈内滴注液がチャンバ16に入ってくる。
手順の始めにおいて、即ち新しいバッグ10をシステム
に取り付ける度に、システムをプライミングすることで
ある。プライミングは、管14、20を静脈内滴注液で
充填させ、システムから空気を除去するのに必要であ
る。システムをプライミングするには、弁22を閉位置
にして、手動で点滴チャンバ16を圧迫する。点滴チャ
ンバ16を開放するとシステムに負圧が生じ、静脈内滴
注液がバッグ10からシステム内へ引き出されるのであ
る。次に、弁22を開放し、これによって、噴出した静
脈内滴注液がチャンバ16に入ってくる。
【0018】点滴チャンバ16を圧迫してプライミング
を行うために、図2に示した実施の形態のハウジング2
4は、可撓性材料でできた下部34を備える。上部36
は剛性であるのが好ましく、下部34が圧迫される際屈
曲しない。或いは、ハウジング24全体が可撓性とされ
てもよい。
を行うために、図2に示した実施の形態のハウジング2
4は、可撓性材料でできた下部34を備える。上部36
は剛性であるのが好ましく、下部34が圧迫される際屈
曲しない。或いは、ハウジング24全体が可撓性とされ
てもよい。
【0019】プライミングの際には、高速で噴出した静
脈内滴注液が点滴チャンバ16に入ってくるので、ハウ
ジング底部の静脈内滴注液溜まり32において気泡が発
生しやすい。気泡は、通常の作動状況下においても、液
滴が液溜まり32に当たるときに発生することがある。
さらに、高速で噴出した静脈内滴注液は、点滴チャンバ
16内を非常に急速に流れるので、液に入った気泡が、
患者に通じる管20に入ってしまうこともある。
脈内滴注液が点滴チャンバ16に入ってくるので、ハウ
ジング底部の静脈内滴注液溜まり32において気泡が発
生しやすい。気泡は、通常の作動状況下においても、液
滴が液溜まり32に当たるときに発生することがある。
さらに、高速で噴出した静脈内滴注液は、点滴チャンバ
16内を非常に急速に流れるので、液に入った気泡が、
患者に通じる管20に入ってしまうこともある。
【0020】液溜まりに気泡が入るのを軽減するため
に、点滴チャンバは、内部チャンバ30内に配置され且
つハウジング24の側壁により支持された、部材若しく
は障害物38を備える。この部材38は、静脈内滴注液
が当たるように、液流路における流入口26下方のすぐ
次に配置され、これにより、液が点滴チャンバ16内の
液溜まり32の表面に当たる前に、液の流速及び運動エ
ネルギーを低下させる。次に、液は、より低速で部材3
8を通過して液溜まり32へ落ちる。液の速度を低下さ
せることにより、液溜まり32における気泡の発生が最
小限に抑えられる。
に、点滴チャンバは、内部チャンバ30内に配置され且
つハウジング24の側壁により支持された、部材若しく
は障害物38を備える。この部材38は、静脈内滴注液
が当たるように、液流路における流入口26下方のすぐ
次に配置され、これにより、液が点滴チャンバ16内の
液溜まり32の表面に当たる前に、液の流速及び運動エ
ネルギーを低下させる。次に、液は、より低速で部材3
8を通過して液溜まり32へ落ちる。液の速度を低下さ
せることにより、液溜まり32における気泡の発生が最
小限に抑えられる。
【0021】部材38は、ハウジング24内に、静脈内
滴注液の流れに対して垂直になるように置かれる。図2
に示されているように、部材38は、剛性上部チャンバ
36内に、又は上部と下部との境目に配置される。従っ
て、部材38は、あらゆる適切な剛性材料でできていて
もよい。或いは、部材38が可撓性下部34に配置され
る場合、又はチャンバ16全体が可撓性とされる場合に
は、部材38も、ハウジング24を圧迫するために可撓
性とされなければならず、また、元の形状に戻ることが
できるように弾性でなければならない。
滴注液の流れに対して垂直になるように置かれる。図2
に示されているように、部材38は、剛性上部チャンバ
36内に、又は上部と下部との境目に配置される。従っ
て、部材38は、あらゆる適切な剛性材料でできていて
もよい。或いは、部材38が可撓性下部34に配置され
る場合、又はチャンバ16全体が可撓性とされる場合に
は、部材38も、ハウジング24を圧迫するために可撓
性とされなければならず、また、元の形状に戻ることが
できるように弾性でなければならない。
【0022】高速で噴出して流入口26に入り、点滴チ
ャンバ16を通過し、流出口28から出ていく静脈内滴
注液に気泡が入るのを軽減するために、流入口26の内
径d inletは、流出口28の内径doutletと実質的に等
しいかそれよりも大きく、即ちdinlet≧doutletであ
る。従って、流出口28から出ていく液の流量は、流入
口26に入ってくる液の流量と実質的に等しいかそれよ
りも少ない。このように、部材38により、点滴チャン
バ16下部34の静脈内滴注液溜まり32に気泡が入る
のを軽減すると同時に、流入口26の内径dinletと流
出口28の内径doutletとの関係により、点滴チャンバ
16を通過する静脈内滴注液に気泡が入るのを回避す
る。従って、この流量制限点滴チャンバ16は、気泡が
静脈内滴注液に入り、患者に通じる管20を流れていく
のを防止する。
ャンバ16を通過し、流出口28から出ていく静脈内滴
注液に気泡が入るのを軽減するために、流入口26の内
径d inletは、流出口28の内径doutletと実質的に等
しいかそれよりも大きく、即ちdinlet≧doutletであ
る。従って、流出口28から出ていく液の流量は、流入
口26に入ってくる液の流量と実質的に等しいかそれよ
りも少ない。このように、部材38により、点滴チャン
バ16下部34の静脈内滴注液溜まり32に気泡が入る
のを軽減すると同時に、流入口26の内径dinletと流
出口28の内径doutletとの関係により、点滴チャンバ
16を通過する静脈内滴注液に気泡が入るのを回避す
る。従って、この流量制限点滴チャンバ16は、気泡が
静脈内滴注液に入り、患者に通じる管20を流れていく
のを防止する。
【0023】部材38も、内径dinlet及びdoutletに
より静脈内滴注液の流速が低下するのを助長することが
できるので、液の流れを遅らせるものであればいずれの
部材も、この目的に十分見合うであろう。図2及び図3
に示されているように、部材38の1つの実施の形態は
円錐形をしており、流入口26と対向する頂部40を有
する。この部材38には、液が部材を通過して液溜まり
へ落ちるように、スロット42が形成されている。この
スロット42の数及び形状は、液が部材を十分に通過す
ることができる限り、変更可能である。
より静脈内滴注液の流速が低下するのを助長することが
できるので、液の流れを遅らせるものであればいずれの
部材も、この目的に十分見合うであろう。図2及び図3
に示されているように、部材38の1つの実施の形態は
円錐形をしており、流入口26と対向する頂部40を有
する。この部材38には、液が部材を通過して液溜まり
へ落ちるように、スロット42が形成されている。この
スロット42の数及び形状は、液が部材を十分に通過す
ることができる限り、変更可能である。
【0024】図4に示されている別の実施の形態におい
て、部材138は断面が矩形又は円柱形をしたバーを備
えていてもよく、このバーは、ハウジングの片側の壁か
ら反対側の壁へ延びており、少なくともその一部が液の
流路に位置して液の流れを遮っている。図5に示されて
いる別の実施の形態において、部材は傾斜プレート23
8を備え、この傾斜プレート238は、アーム240に
よりハウジング壁に取り付けられている。傾斜角度は、
このプレートが液の流速を十分に低下させる限り重大で
はないが、点滴チャンバの長手方向軸に対して、45°
〜90°の範囲の角度であるのが好ましい。液の速度を
低下させ且つ液がハウジング底部に流れていくような形
状寸法にされた部材であれば、例えば三角形又は球形を
した部材のような、その他さまざまな実施の形態も可能
である。この部材は、液をハウジングの側壁に対して向
けるものであってもよく、これにより流速はさらに低下
し得る。
て、部材138は断面が矩形又は円柱形をしたバーを備
えていてもよく、このバーは、ハウジングの片側の壁か
ら反対側の壁へ延びており、少なくともその一部が液の
流路に位置して液の流れを遮っている。図5に示されて
いる別の実施の形態において、部材は傾斜プレート23
8を備え、この傾斜プレート238は、アーム240に
よりハウジング壁に取り付けられている。傾斜角度は、
このプレートが液の流速を十分に低下させる限り重大で
はないが、点滴チャンバの長手方向軸に対して、45°
〜90°の範囲の角度であるのが好ましい。液の速度を
低下させ且つ液がハウジング底部に流れていくような形
状寸法にされた部材であれば、例えば三角形又は球形を
した部材のような、その他さまざまな実施の形態も可能
である。この部材は、液をハウジングの側壁に対して向
けるものであってもよく、これにより流速はさらに低下
し得る。
【0025】本発明の趣旨又は範囲を逸脱しなければ、
本発明の点滴チャンバにおいて、さまざまな変更及び改
造を行うことができる、ということは当業者には明らか
であろう。従って、本発明は本発明の変更及び改造を含
む、ということが意図されている。
本発明の点滴チャンバにおいて、さまざまな変更及び改
造を行うことができる、ということは当業者には明らか
であろう。従って、本発明は本発明の変更及び改造を含
む、ということが意図されている。
【図1】本発明の点滴チャンバを備えた静脈内滴注液供
給システムを示す図である。
給システムを示す図である。
【図2】本発明の点滴チャンバを示す正面図である。
【図3】図2に示された点滴チャンバの部材を示す端面
図である。
図である。
【図4】本発明の点滴チャンバの別の実施の形態を示す
正面図である。
正面図である。
【図5】本発明の点滴チャンバのもう1つ別の実施の形
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 内径を有する流入口及び内径を有する流
出口と、該流入口と該流出口との間のチャンバを画成す
る少なくとも1つの側壁とを備えるハウジングであっ
て、静脈内滴注液が前記流入口から前記チャンバを通っ
て前記流出口へと流路を流れるように構成されたハウジ
ングと、 前記チャンバ内の前記流入口と前記流出口との間であり
その両方から離間した位置において、前記少なくとも1
つの側壁により支持された部材であって、前記チャンバ
に流れ込む静脈内滴注液が該部材に当たるように配置さ
れることにより、該部材に当たって該部材から前記流出
口へ直接流れていく静脈内滴注液の速度を低下させ、且
つ該静脈内滴注液において気泡が発生するのを最小限に
抑える部材と、 を備える、静脈内滴注液供給システム用流量制限点滴チ
ャンバであって、 前記流入口の内径が前記流出口の内径以上であるため、
前記流出口から出ていく静脈内滴注液の流量が、前記流
入口に入ってくる静脈内滴注液の流量以下である、 静脈内滴注液供給システム用流量制限点滴チャンバ。 - 【請求項2】 前記ハウジングが第1及び第2の部分を
備えており、該第2の部分が実質的に可撓性であって、
前記ハウジングを圧迫することのできる、請求項1に記
載の点滴チャンバ。 - 【請求項3】 前記ハウジングが実質的に可撓性であっ
て、前記ハウジングを圧迫することのできる、請求項1
に記載の点滴チャンバ。 - 【請求項4】 前記部材が実質的に剛性である、請求項
1に記載の点滴チャンバ。 - 【請求項5】 前記部材が実質的に可撓性である、請求
項1に記載の点滴チャンバ。 - 【請求項6】 前記部材が、前記流入口と対向する頂部
を有した円錐形をしており、且つ、静脈内滴注液が前記
部材を通って流れることのできるスロットを有する、請
求項1に記載の点滴チャンバ。 - 【請求項7】 前記部材が、流路に対して実質的に垂直
な方向に延びるプレートを備える、請求項1に記載の点
滴チャンバ。 - 【請求項8】 前記部材が、前記ハウジングの対向する
両側面から流路に対して実質的に垂直な方向に延びるバ
ーを備える、請求項1に記載の点滴チャンバ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US307786 | 1999-05-10 | ||
| US09/307,786 US6099512A (en) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | Limited flow rate drip chamber for intravenous fluid delivery system |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000354628A true JP2000354628A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=23191166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000137032A Pending JP2000354628A (ja) | 1999-05-10 | 2000-05-10 | 静脈内滴注液供給システム用流量制限点滴チャンバ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6099512A (ja) |
| EP (1) | EP1051985A1 (ja) |
| JP (1) | JP2000354628A (ja) |
| CA (1) | CA2307835A1 (ja) |
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- 2000-05-08 EP EP00303843A patent/EP1051985A1/en not_active Withdrawn
- 2000-05-09 CA CA002307835A patent/CA2307835A1/en not_active Abandoned
- 2000-05-10 JP JP2000137032A patent/JP2000354628A/ja active Pending
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