JP2000354805A - 点字形成装置 - Google Patents

点字形成装置

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JP2000354805A
JP2000354805A JP11170405A JP17040599A JP2000354805A JP 2000354805 A JP2000354805 A JP 2000354805A JP 11170405 A JP11170405 A JP 11170405A JP 17040599 A JP17040599 A JP 17040599A JP 2000354805 A JP2000354805 A JP 2000354805A
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braille
adherend
light
light irradiation
forming apparatus
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JP11170405A
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Toshimasa Sakayori
敏昌 酒寄
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ThreeBond Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被着体の材質の種類をとわず、点字の形状を
同一形状に形成することができる点字形成装置を提供す
ること。 【解決手段】 塗布材料を吐出可能なノズルを備えたデ
ィスペンサーを含み、前記塗布材料を被着体に塗布する
ことで所定の点字を形成可能とした点字形成装置におい
て、前記点字形成装置は、前記被着体を載置可能なテー
ブルと、前記ディスペンサーとテーブルとを相対移動さ
せる移動装置と、当該移動装置を制御する制御装置及び
前記塗布材料に光を照射する光照射装置とを備え、前記
光照射装置は、被着体に塗布された塗布材料に光を照射
するための光照射ヘッド部と、ランプを含む本体部と、
前記本体部から前記光照射ヘッド部へ光を移送するため
の移送手段とから構成される、という構成を採るように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は点字形成装置に係
り、更に詳しくは、判別性及び指触性の良好な点字を簡
易に被着物に形成可能な点字形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時において、視覚障害者の便宜に資す
るように、樹脂を被着体に隆起させることで点字が形成
された各種表示物が普及するに至っており、その点字を
被着体に形成するには、スクリーン印刷による方法が実
用化されている。この方法によれば、ドット状に所定の
孔が形成されたプレートをローラに巻回し、前記孔に光
硬化性樹脂を流し込んだ後、被着体の上向を前記ローラ
が転動することで、前記孔から樹脂が被着体に転写され
て点字が形成される。その他、ピンの先端に樹脂を付着
させ、その樹脂を被着体に転写することで点字を形成す
るピン転写による方法もある。
【0003】また、特開平9−319295には、高粘
度(40000cps)の光硬化性樹脂をディスペンサ
ーのノズルから被着体に塗布することで、点字の形成を
可能とした点字形成装置が開示されている。さらに、特
開平6−37090及び同6−91946には、光硬化
性樹脂を用いた点字形成装置及びその制御方法が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−319295、同6−37090及び同6−919
46に開示されるようなディスペンサー塗布による方法
では、点字形成に使用する光硬化性樹脂の塗布量の制御
や、塗布後の光照射による速やかな硬化は可能である
が、例えばディスペンサー塗布による塗布開始時と塗布
終了時には大きな時間的ずれが生じるため、最初に塗布
した点字と最後に塗布した点字とでは樹脂の流動により
点字の外径が変位したり、隆起高さが異なってしまう問
題がある。さらには、被着体が紙などの繊維質であった
り、多孔質材料であった場合はその問題がより顕著に発
生する。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明はこのような不都合に着
目して案出されたものであり、その目的は被着体の材質
の種類をとわず、点字の形状をできるだけ同一形状に形
成することができる点字形成装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、本発明では、塗布材料を吐出可能なノズルを備え
たディスペンサーを含み、前記塗布材料を被着体に塗布
することで所定の点字を形成可能とした点字形成装置に
おいて、前記点字形成装置は、前記被着体を載置可能な
テーブルと、前記ディスペンサーとテーブルとを相対移
動させる移動装置と、当該移動装置を制御する制御装置
及び前記塗布材料に光を照射する光照射装置とを備え、
前記光照射装置は、被着体に塗布された塗布材料に光を
照射するための光照射ヘッド部と、ランプを含む本体部
と、前記本体部から前記光照射ヘッド部へ光を移送する
ための移送手段とから構成される、という構成を採って
いる。これによって、降起が高く、且つ、表面精度に優
れた点字を被着体に形成することかでき、判別性及び指
触性の良好な点字を簡易に形成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】前記点字形成装置は、前記被着体
を載置可能なテーブルと、前記ディスペンサーとテーブ
ルとを相対移動させる移動装置と、当該移動装置を制御
する制御装置及び前記塗布材料に光を照射する光照射装
置とを備え、前記光照射装置は、被着体に塗布された塗
布材料に光を照射するための光照射ヘッド部と、ランプ
を含む本体部と、前記本体部から前記光照射ヘッド部へ
光を移送するための移送手段とから構成されるが、さら
には、前記光照射装置のヘッド部が、前記テーブルと相
対移動可能に前記ディスペンサーもしくはその駆動部に
固定されるとともに、前記制御装置により制御されるこ
とが好ましい。このように構成することで、入力装置に
文字等で入力するだけで、その文字の意味を表す点字の
所定形状を被着体に形成することができ、所望の意味を
表す点字の形状を予めティーチンク等することなく、被
着体に点字を一層簡易に形成することができる。
【0008】また、前記デスペンサーに取り付けられた
ノズルは0.8mm〜1.2mmの直径を有するとよ
い。更に、前記塗布材料のチクソトロピー指数を2以上
にするとよい。このようにすることで、判別性及び指触
性の良好な点字を被着物に形成することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る点字形成装置を
図面を参照しながら説明する。
【0010】図1には、本実施例に係る点字形成装置の
概略正面図が示されている。この図において、点字形成
装置は、被着体Pを載置可能なテーブルl2と、塗布材
料としての光硬化性樹脂を被着体Pに塗布可能なディス
ペンサー部16と、このディスペンサー部16をテーブ
ル12の上部空間内で移動可能とする移動装置としての
ロボット17と、このロボット17の動作を制御する制
御装置19と、前記ディスペンサー部16から吐出され
る材料を制御する調整装置18と、被着体に塗布された
塗布材料に光を照射するための光照射ヘッド部13と、
ランプを含む本体部(光照射装置)20と、前記本体部
から前記光照射ヘッド部へ光を移送するための移送手段
14とから構成されている。ここで、被着体Pとして
は、特に限定されるものではないが、紙、金属、ガラ
ス、プラスチック等の適用が可能である。
【0011】前記ディスペンサー部16は、光硬化性樹
脂が充墳されるシリンジ部21と、シリンジ部21の樹
脂を吐出するノズル22とから構成されるとともにロボ
ット17に上下動可能に固定されている。また、光照射
ヘッド部13は、塗布された材料に対し効果的に光照射
するようにディスペンサー部16に固定されるととも
に、ロボット17の移動装置によりテーブル12の被着
体との間に相対移動可能に構成されている。光照射ヘッ
ド部13は、被着体に塗布された光硬化性樹脂を確実に
硬化させる位置に前もって調整され、スポット的に光照
射が行われるようになっている。また、ノズル22は、
特に限定されるものではないが、0.8mm〜1.2m
mの直径を有するものが用いられる。
【0012】調整装置18は、制御装置19からの信号
に基づいてこれを空気圧に変換してディスペンサー部1
6に伝え、ノズル22からの樹脂の吐出量及びタイミン
グを調整するようになっている。一方、光照射装置20
は、制御装置19からの信号に基づいて前記ロボット1
7と連動して、塗布された材料に対し紫外線を照射する
ようになっている。すなわち、ロボット17が作動して
ノズル22の先端が下降して最もテーブル12に近接す
ると、ノズル22から樹脂が所定圧力で吐出開始され
る。そして、樹脂が被着体Pに所定箇所に所定量塗布さ
れるとノズル22からの樹脂の吐出を中止して上方に後
退する。次いで、光照射ヘッド部13が、樹脂が最初に
塗布された位置まで移動して被着体Pに紫外線が照射開
始され、塗布された樹脂の最終位置まで照射を継続して
照射を中止する。この工程を繰り返すことによって点字
文字または点字文章を形成するようになっている。この
時、樹脂の塗布と光照射のタイミングは、被着体Pの材
質や塗布される樹脂の粘度等によって適切に調整する必
要がある。尚、前記制御装置19はキーボードを有して
いて、このキーボードにより入力した文字を点字に変換
する機能を有している。さらに、この制御装置により点
字以外にも矢印、トイレの印、線、図形などの特殊記号
も容易に形成することができる。
【0013】また、例えば、被着体Pが多孔質の場合や
光硬化性樹脂の流動が心配される場合(被着体の傾き、
空気の流れ、作業環境温度)など、光硬化性樹脂の被着
体への染み込みや流れが考えられるときは、樹脂塗布後
直ちに紫外線を照射することでこれを容易に防止でき
る。具体的には、点字を1ドットもしくは1文字ずつ形
成したのち、ノズル22を一時上方に待避させて、光照
射ヘッド部13より光を照射して硬化させることで、1
ドット毎もしくは1文字毎に点字を形成することも可能
である。
【0014】前記ロボット17は、一般に門型ロボット
と呼ばれるタイプのもので、テーブル12を前後方向
に、ディスペンサー部16を左右及び上下に駆動できる
ようになっている。これらの駆動方法は、図示しないモ
ータ及び送りねじ軸装置、或いはシリンダ装置等の駆動
機構が設けられ、これによって、直交三軸方向に移動可
能とされ、ひいては、ディスペンサー部16がテーブル
12の上部空間内で三次元方向に移動可能となってい
る。ここでは、前記門型としたが、これを片持ちタイプ
としてもよい。
【0015】なお、移動装置としては、前記ロボット1
7の構成に限定されず、テーブル12とディスペンサー
16部とを三次元方向に相対移動させるものであれば何
でもよい。例えば、ディスペンサー16を固定し、テー
ブル12を三次元方向に移動可能としたタイプの装置
や、ディスぺンサー16を上下方向のみに移動可能とす
るー方、テーブル12を二次元方向に移動可能としたタ
イプの装置等も採用可能である。
【0016】次に、本実施例に係る点字形成装置による
点字の形成手順について説明する。
【0017】先ず、被着体Pをテーブル12上の所定の
位置にセットする。そして、入力装置によって、この被
着体Pのサイズや当該被着体Pに形成すべき点字の意味
を表す文字等を入力する。すると、演算装置において、
被着体Pに形成すべき点字の座標位置か演算され、その
座標位置がロボット17の動作データに変換されロボッ
ト17に出力される。その後、ロボット17のディスペ
ンサー部16のノズル22の先端を被着体Pに離間接近
しながら、樹脂を被着体Pに塗布する。そして、所定時
間もしくは所定の文字数を塗布形成した後、一旦ディス
ペンサー部16を上方に待避させる。そして、今度は光
照射ヘッド部13を塗布形成された点字に接近させて紫
外線を照射し、これを光硬化させることで所望の点字が
被着体Pに形成される。
【0018】次に、本発明で用いられる光硬化性樹脂の
成分について説明する。光硬化性樹脂は従来から公知の
ものが使用できる。例えば、一般的な光重合樹脂として
は、光ラジカル重合性樹脂(主にアクリル系樹脂や変性
シリコーン系樹脂)や、光カチオン重合性樹脂(主にエ
ポキシ系樹脂)や、光アニオン重合性樹脂(シアノアク
リレート系樹脂)等が挙げられるが、これらに限定され
ない。これら光硬化性樹脂を点字形成に用いるには液状
樹脂としての肉盛り性を考慮して比較的高粘度で、しか
も適当なチクソトロピー性を与える必要がある。ただ
し、あまりに高粘度、高チクソ性を付与すると、ディス
ペンサーからの塗布が困難になったり、塗布された点字
の表面の平滑性が失われるので適度に調整する必要があ
る。
【0019】なお、この樹脂の粘度やチクソトロピー性
を調整するには、シリカ粉、ケイ石、ケイソウ土、タル
ク、バーライト、べントナイト等を使用することができ
る。なお、このチクソトロピー値は2以上であることが
好ましく、また、粘度については10Pa・s〜60P
a・sの範囲であることが望ましい。なお、これらのチ
クソトロピー値、粘度は、連続して点字文字を塗布形成
する場合に望ましい値であり、前述した1ドットもしく
は1文字ずつ点字塗布形成し光照射により硬化させる場
合は、上記範囲外の樹脂を使用することも十分可能であ
る。
【0020】以上のように、このような実施例によれ
は、制御装置19によって制御されるロボット17の作
動によって、被着体Pに点字が形成されるため、点字の
形成を簡易に行うことができる。
【0021】また、本出願人によって行われた試験結果
によれば、ノズル22の直径を0.8mm〜1,2mm
にするとともに、使用する光硬化性樹脂について、チク
ソトロピー指数を2以上、且つ、粘度を10Pa・s〜
60Pa・sとすると、樹脂を被着体Pに塗布したとき
の樹脂の切れや広がり等がなくなり、高さか0.6〜
0.7mmとなる品質の良い樹脂の隆起が形成され、視
覚障害者にとって、指触性及び判別性の良好な点字か被
着体Pに形成されることか確められた。
【0022】なお、本発明における装置各部の構成は図
示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作
用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である。
【0023】また、樹脂には、前述した本発明の性状を
変えない限りにおいて、重合防止剤、反応抑制剤、安定
剤、シリカ粉以外の充填剤、着色剤等を任意に添加する
ことが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光硬化性樹脂による点字の塗布形成と、これに続く光照
射による硬化工程を時間的に間を開けず速やかに行うこ
とで、塗布された材料の流れや広がりによる点字の変形
や、被着体への染み込みが抑制され、判別性及び指触性
の良好な点字を簡易に形成することができる。
【0025】また、点字を1ドット毎もしくは1文字毎
に光照射して形成する方法では、塗布された光硬化性樹
脂の流動が最少に押さえられるため、点字が安定して同
一形状に形成され判別性が極めて良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例における点字形成装置を示す概略正面
【符号の説明】
12 テーブル 13 光照射ヘッド部 16 ディスペンサー部 17 ロボット(移動装置) 19 制御装置(入力装置を兼ねる) 22 ノズル P 被着体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 3/32 B41J 3/32 B41M 3/16 B41M 3/16 G09B 21/02 G09B 21/02 Fターム(参考) 2C055 BB01 BB11 2H113 AA05 BA29 BB02 BB07 BB09 BB10 BB22 CA13 DA56 DA64 FA10 FA35 FA48 4D075 AC07 AC73 AC78 AC88 DA06 DC27 EA21 4F035 BA02 BA22 BC02 CA05 CB03 CB13 CB22 CD19 4F041 AA02 AA16 AB01 BA05 BA12 BA22 BA38 BA46 BA51

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布材料を吐出可能なノズルを備えたデ
    ィスペンサーを含み、前記塗布材料を被着体に塗布する
    ことで所定の点字を形成可能とした点字形成装置におい
    て、 前記点字形成装置は、前記被着体を載置可能なテーブル
    と、前記ディスペンサーとテーブルとを相対移動させる
    移動装置と、当該移動装置を制御する制御装置及び前記
    塗布材料に光を照射する光照射装置とを備え、 前記光照射装置は、被着体に塗布された塗布材料に光を
    照射するための光照射ヘッド部と、ランプを含む本体部
    と、前記本体部から前記光照射ヘッド部へ光を移送する
    ための移送手段とから構成されることを特徴とする点字
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記光照射装置のヘッド部が、前記テー
    ブルと相対移動可能に前記ディスペンサーもしくはその
    駆動部に固定されるとともに、前記制御装置により制御
    される請求項1記載の点字形成装置。
  3. 【請求項3】 前記塗布材料が光硬化性組成物である請
    求項1記載の点字形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、塗布された材料の位置
    を記憶するとともに、これをトレースする機能を有し、
    かつトレースの際に光照射装置による光の照射を制御す
    る機能を有する請求項1記載の点字形成装置。
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