JP2000354829A - 振動アクチュエータ - Google Patents
振動アクチュエータInfo
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- JP2000354829A JP2000354829A JP2000104606A JP2000104606A JP2000354829A JP 2000354829 A JP2000354829 A JP 2000354829A JP 2000104606 A JP2000104606 A JP 2000104606A JP 2000104606 A JP2000104606 A JP 2000104606A JP 2000354829 A JP2000354829 A JP 2000354829A
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- JP
- Japan
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- vibration
- vibration actuator
- actuator
- magnetic circuit
- coil
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話等に搭載され、体感振動、ブザー、
音声の3モードの動作を行う振動アクチュエータの提
供。 【解決手段】 支持装置23で弾力的に支持された磁気
回路装置14の磁気ギャップ15にコイル17を挿入し
て振動板19で支持している振動アクチュエータに、磁
気回路装置が主として振動し外部に振動を伝達する第1
の振動モードと、コイルが主として振動しブザー音を発
生する第2の振動モードと、磁気回路装置及びコイルが
主として振動し音声に相当する音を発生する第3の振動
モードとを備えた。
音声の3モードの動作を行う振動アクチュエータの提
供。 【解決手段】 支持装置23で弾力的に支持された磁気
回路装置14の磁気ギャップ15にコイル17を挿入し
て振動板19で支持している振動アクチュエータに、磁
気回路装置が主として振動し外部に振動を伝達する第1
の振動モードと、コイルが主として振動しブザー音を発
生する第2の振動モードと、磁気回路装置及びコイルが
主として振動し音声に相当する音を発生する第3の振動
モードとを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁振動子を有す
る振動アクチュエータ、その振動アクチュエータを駆動
する方法、その振動アクチュエータを搭載した振動装
置、及びその振動装置を用いた携帯機に関する。
る振動アクチュエータ、その振動アクチュエータを駆動
する方法、その振動アクチュエータを搭載した振動装
置、及びその振動装置を用いた携帯機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機の普及には目覚ましい
ものがある。その携帯電話機には、通常、体感振動を発
生するためのアクチュエータ、ブザー音を発生するため
のアクチュエータ、及び音声に相当する音を発生するた
めのスピーカーが搭載されている。即ち、携帯電話機に
2つのアクチュエータと1つのスピーカとを搭載するこ
とで3つの振動モードをもたせている。
ものがある。その携帯電話機には、通常、体感振動を発
生するためのアクチュエータ、ブザー音を発生するため
のアクチュエータ、及び音声に相当する音を発生するた
めのスピーカーが搭載されている。即ち、携帯電話機に
2つのアクチュエータと1つのスピーカとを搭載するこ
とで3つの振動モードをもたせている。
【0003】一般に、携帯電話機には小型化が強く要求
されため、携帯電話機に搭載される機器の個数を減らす
努力がなされている。例えば、特開平9−70571号
公報に開示された携帯機であるページャーは、電磁振動
子を2つの異なるバネ常数の板状弾性体により保持した
アクチュエータを備えている。そのアクチュエータは、
電磁振動子に与える電流の周波数を選ぶことにより、2
つの板状弾性体を選択的に共振させ、これにしたがう共
振周波数の振動を発生させることができる。即ち、一つ
のアクチュエータによって体感振動とブザー音とを得る
ことができる。したがってページャーに搭載される機器
の個数を減少させることが可能である。
されため、携帯電話機に搭載される機器の個数を減らす
努力がなされている。例えば、特開平9−70571号
公報に開示された携帯機であるページャーは、電磁振動
子を2つの異なるバネ常数の板状弾性体により保持した
アクチュエータを備えている。そのアクチュエータは、
電磁振動子に与える電流の周波数を選ぶことにより、2
つの板状弾性体を選択的に共振させ、これにしたがう共
振周波数の振動を発生させることができる。即ち、一つ
のアクチュエータによって体感振動とブザー音とを得る
ことができる。したがってページャーに搭載される機器
の個数を減少させることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、体感振
動とブザー音とを一つのアクチュエータにて発生するの
みであり、さらに音声に相当する音を発生する動作まで
は考慮されていない。
動とブザー音とを一つのアクチュエータにて発生するの
みであり、さらに音声に相当する音を発生する動作まで
は考慮されていない。
【0005】それ故に本発明の課題は、3つの振動モー
ドをもつ振動アクチュエータを提供することにある。
ドをもつ振動アクチュエータを提供することにある。
【0006】本発明の他の課題は、その振動アクチュエ
ータを動作させる振動アクチュエータ駆動方法を提供す
ることにある。
ータを動作させる振動アクチュエータ駆動方法を提供す
ることにある。
【0007】本発明のさらに他の課題は、その振動アク
チュエータを搭載した振動装置を提供することにある。
チュエータを搭載した振動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気ギ
ャップをもつ磁気回路装置と、前記磁気回路装置を弾力
的に支持した支持装置と、前記磁気ギャップに挿入され
たコイルと、前記コイルを支持した振動板とを含む振動
アクチュエータにおいて、前記磁気回路装置が主として
振動し外部に振動を伝達する第1の振動モードと、前記
コイルが主として振動しブザー音を発生する第2の振動
モードと、前記磁気回路装置及び前記コイルが主として
振動し音声に相当する音を発生する第3の振動モードと
を有することを特徴とする振動アクチュエータが得られ
る。
ャップをもつ磁気回路装置と、前記磁気回路装置を弾力
的に支持した支持装置と、前記磁気ギャップに挿入され
たコイルと、前記コイルを支持した振動板とを含む振動
アクチュエータにおいて、前記磁気回路装置が主として
振動し外部に振動を伝達する第1の振動モードと、前記
コイルが主として振動しブザー音を発生する第2の振動
モードと、前記磁気回路装置及び前記コイルが主として
振動し音声に相当する音を発生する第3の振動モードと
を有することを特徴とする振動アクチュエータが得られ
る。
【0009】前記支持装置は前記振動板に支持されてい
てもよい。
てもよい。
【0010】前記磁気回路装置は、ヨークと、プレート
と、前記ヨーク及び前記プレートの間に介在した永久磁
石とを含み、前記ヨークは前記プレートの外周に前記磁
気ギャップを形成するように延在していてもよい。
と、前記ヨーク及び前記プレートの間に介在した永久磁
石とを含み、前記ヨークは前記プレートの外周に前記磁
気ギャップを形成するように延在していてもよい。
【0011】前記ヨーク、前記プレート、及び前記永久
磁石を互いに結合させたスタッドをさらに含んでもよ
い。
磁石を互いに結合させたスタッドをさらに含んでもよ
い。
【0012】前記支持装置は、前記振動板に一端を固定
された板ばねと、前記板ばねの他端と前記磁気回路装置
との間に介在した弾性物質とを含んでもよい。
された板ばねと、前記板ばねの他端と前記磁気回路装置
との間に介在した弾性物質とを含んでもよい。
【0013】前記磁気回路装置の外周を取り囲みかつ前
記振動板に接続されたプロテクタをさらに含んでもよ
い。
記振動板に接続されたプロテクタをさらに含んでもよ
い。
【0014】前記振動板に固定された取付部材をさらに
含んでもよい。
含んでもよい。
【0015】前記振動板はプラスチックフィルムであっ
てもよい。
てもよい。
【0016】本発明によれば、上述した振動アクチュエ
ータを駆動する方法において、異なる周波数をもつ複数
の電気信号を用意することと、前記電気信号の一つを前
記コイルに供給し、前記第1、第2、及び第3の振動モ
ードの一つを選択することとを含むことを特徴とする振
動アクチュエータ駆動方法が得られる。
ータを駆動する方法において、異なる周波数をもつ複数
の電気信号を用意することと、前記電気信号の一つを前
記コイルに供給し、前記第1、第2、及び第3の振動モ
ードの一つを選択することとを含むことを特徴とする振
動アクチュエータ駆動方法が得られる。
【0017】本発明によれば、上述した振動アクチュエ
ータを駆動する方法において、異なる周波数をもつ複数
の電気信号を用意することと、前記電気信号の複数を重
畳させて前記コイルに供給し、前記第1、第2、及び第
3の振動モードの複数を同時に選択することとを含むこ
とを特徴とする振動アクチュエータ駆動方法が得られ
る。
ータを駆動する方法において、異なる周波数をもつ複数
の電気信号を用意することと、前記電気信号の複数を重
畳させて前記コイルに供給し、前記第1、第2、及び第
3の振動モードの複数を同時に選択することとを含むこ
とを特徴とする振動アクチュエータ駆動方法が得られ
る。
【0018】前記電気信号は正弦波信号であってもよ
い。
い。
【0019】前記電気信号は矩形波信号であってもよ
い。
い。
【0020】本発明によれば、上述した振動アクチュエ
ータと、前記振動アクチュエータを収容した筐体とを含
むことを特徴とする振動装置が得られる。
ータと、前記振動アクチュエータを収容した筐体とを含
むことを特徴とする振動装置が得られる。
【0021】前記筐体は前記振動アクチュエータの前記
振動板に振動的に結合されていてもよい。
振動板に振動的に結合されていてもよい。
【0022】上述した振動アクチュエータと、前記振動
アクチュエータを収容しかつ前記プロテクタに結合され
た筐体とを含み、前記筐体の一部を振動出力端としても
よい。
アクチュエータを収容しかつ前記プロテクタに結合され
た筐体とを含み、前記筐体の一部を振動出力端としても
よい。
【0023】上述した振動アクチュエータと、前記振動
アクチュエータを収容した筐体と、前記取付部材を前記
筐体に結合した振動伝達部材とを含み、前記筐体の一部
を振動出力端としてもよい。
アクチュエータを収容した筐体と、前記取付部材を前記
筐体に結合した振動伝達部材とを含み、前記筐体の一部
を振動出力端としてもよい。
【0024】前記取付部材と前記振動伝達部材との間及
び前記振動伝達部材と前記筐体との間の少なくとも一方
に弾性物質が介在していてもよい。
び前記振動伝達部材と前記筐体との間の少なくとも一方
に弾性物質が介在していてもよい。
【0025】前記弾性物質は両面接着テープであっても
よい。
よい。
【0026】前記筐体は前記振動伝達部材を位置決めす
るための位置決め部を有していてもよい。
るための位置決め部を有していてもよい。
【0027】前記振動伝達部材は前記取付部材を位置決
めするための位置決め部を有していてもよい。
めするための位置決め部を有していてもよい。
【0028】使用時に前記振動アクチュエータが人体に
振動的に結合される形をもつように作られてもよい。
振動的に結合される形をもつように作られてもよい。
【0029】前記振動アクチュエータの振動により、人
体の骨、腱、皮膚、及び皮下組織のうちの少なくとも一
つを振動させ、後者の振動を介して前記第1、第2、及
び第3の振動モードのうちの少なくとも一つにおける振
動を人に知覚させるようにしてもよい。
体の骨、腱、皮膚、及び皮下組織のうちの少なくとも一
つを振動させ、後者の振動を介して前記第1、第2、及
び第3の振動モードのうちの少なくとも一つにおける振
動を人に知覚させるようにしてもよい。
【0030】また本発明によれば、上述した振動装置を
用いた携帯機が得られる。
用いた携帯機が得られる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明の第1の
実施の形態に係る振動アクチュエータについて説明す
る。
実施の形態に係る振動アクチュエータについて説明す
る。
【0032】この振動アクチュエータは、ヨーク11
と、プレート12と、これらの間に介在した永久磁石1
3とよりなる磁気回路装置14を含んでいる。ヨーク1
1はプレート12の外周に磁気ギャップ15を形成する
ように延在している。ヨーク11、プレート12、及び
永久磁石13は、これらの中心部の孔に挿通されたスタ
ッド16により互いに結合されている。
と、プレート12と、これらの間に介在した永久磁石1
3とよりなる磁気回路装置14を含んでいる。ヨーク1
1はプレート12の外周に磁気ギャップ15を形成する
ように延在している。ヨーク11、プレート12、及び
永久磁石13は、これらの中心部の孔に挿通されたスタ
ッド16により互いに結合されている。
【0033】この振動アクチュエータはさらに、磁気ギ
ャップ15に挿入されたコイル17と、磁気回路装置1
4の外周を取り囲んだプロテクタ18と、樹脂製の振動
板19とを含んでいる。コイル17は、振動板19に一
体成形されたボビンに巻かれている。プロテクタ18は
振動板19と同じ材質のものであり、溶着により振動板
19に固定されている。プロテクタ18は、磁気回路装
置14の動きを所定内に規制するためのものである。磁
気回路装置14とコイル17は合わせて電磁振動子を構
成している。
ャップ15に挿入されたコイル17と、磁気回路装置1
4の外周を取り囲んだプロテクタ18と、樹脂製の振動
板19とを含んでいる。コイル17は、振動板19に一
体成形されたボビンに巻かれている。プロテクタ18は
振動板19と同じ材質のものであり、溶着により振動板
19に固定されている。プロテクタ18は、磁気回路装
置14の動きを所定内に規制するためのものである。磁
気回路装置14とコイル17は合わせて電磁振動子を構
成している。
【0034】振動板19には金属製のダンパ又は板ばね
21の外周部がインサートモールドにて固定されてい
る。板ばね21の内周部にはスタッド16がゴムなどの
弾性物質22を介して固定されている。こうして、磁気
回路装置14は振動板19に対して板ばね21及び弾性
物質22を介して柔軟に又は弾力的に支持されている。
ここで、板ばね21と弾性物質22は合わせて支持装置
23を構成している。
21の外周部がインサートモールドにて固定されてい
る。板ばね21の内周部にはスタッド16がゴムなどの
弾性物質22を介して固定されている。こうして、磁気
回路装置14は振動板19に対して板ばね21及び弾性
物質22を介して柔軟に又は弾力的に支持されている。
ここで、板ばね21と弾性物質22は合わせて支持装置
23を構成している。
【0035】図2の等価モデルをも参照して、この振動
アクチュエータについて説明を補足する。この等価モデ
ルにおいて、図1と等価な部分には同じ符号を付してい
る。
アクチュエータについて説明を補足する。この等価モデ
ルにおいて、図1と等価な部分には同じ符号を付してい
る。
【0036】コイル17は振動板19を介してプロテク
タ18に弾力的に支持されている。一方、磁気回路装置
14は支持装置23及び振動板19を直列に介してプロ
テクタ18に弾力的に支持されている。磁気回路装置1
4とコイル17は合わせて電磁振動子を構成しているた
め、コイル17に正弦波若しくは矩形波の電気信号を供
給すると振動を発生する。しかも、その電気信号の周波
数を選択することにより振動の周波数を任意に設定でき
る。
タ18に弾力的に支持されている。一方、磁気回路装置
14は支持装置23及び振動板19を直列に介してプロ
テクタ18に弾力的に支持されている。磁気回路装置1
4とコイル17は合わせて電磁振動子を構成しているた
め、コイル17に正弦波若しくは矩形波の電気信号を供
給すると振動を発生する。しかも、その電気信号の周波
数を選択することにより振動の周波数を任意に設定でき
る。
【0037】したがって、この振動アクチュエータは携
帯電話機に搭載するのに適している。携帯電話機に搭載
する具体的な構造については後で説明する。
帯電話機に搭載するのに適している。携帯電話機に搭載
する具体的な構造については後で説明する。
【0038】次に、図1の振動アクチュエータを携帯電
話機に搭載した場合の動作状態について、ミュレーショ
ン用モデルを用いてシミュレーションを行った結果につ
いて説明する。
話機に搭載した場合の動作状態について、ミュレーショ
ン用モデルを用いてシミュレーションを行った結果につ
いて説明する。
【0039】先ず、支持装置23と磁気回路装置14と
の合計質量で決定される共振周波数に近い140Hzの
正弦波の電気信号をコイル17に供給したときの動作状
態のシミュレーションを行った。この場合、磁気回路装
置14が主として振動することにより、相対的に磁気回
路装置14及び振動板19が振動を発生し、電話機筐体
に体感振動を伝えることが確認された。その振動の大き
さは、例えば140Hz、1.5Vp−pの電気信号を
使用した場合では、100gの携帯電話機で加速度1G
以上の振動を得ることができた。
の合計質量で決定される共振周波数に近い140Hzの
正弦波の電気信号をコイル17に供給したときの動作状
態のシミュレーションを行った。この場合、磁気回路装
置14が主として振動することにより、相対的に磁気回
路装置14及び振動板19が振動を発生し、電話機筐体
に体感振動を伝えることが確認された。その振動の大き
さは、例えば140Hz、1.5Vp−pの電気信号を
使用した場合では、100gの携帯電話機で加速度1G
以上の振動を得ることができた。
【0040】次に、振動板19が共振する周波数(例え
ば3kHz)の5Vp−pの矩形波をコイル17に供給
したときの動作状態のシミュレーションを行った。この
場合、コイル17と振動板19が振動し、外部にブザー
音を発生していることが確認された。なお、磁気回路装
置14はほとんど振動しないことが確認された。
ば3kHz)の5Vp−pの矩形波をコイル17に供給
したときの動作状態のシミュレーションを行った。この
場合、コイル17と振動板19が振動し、外部にブザー
音を発生していることが確認された。なお、磁気回路装
置14はほとんど振動しないことが確認された。
【0041】この動作状態における周波数特性を図3に
実際の実験データとして示した。1kHz〜6kHzの
周波数において80〜95dBsplの値を示すので、
ブザーとして十分な特性であるだけではなく、メロディ
リンガーやボイスリンガーやさらにランドスピーカとし
てのハンズフリー電話にも使用可能である。
実際の実験データとして示した。1kHz〜6kHzの
周波数において80〜95dBsplの値を示すので、
ブザーとして十分な特性であるだけではなく、メロディ
リンガーやボイスリンガーやさらにランドスピーカとし
てのハンズフリー電話にも使用可能である。
【0042】次に、例えば1kHz、10mWの電気信
号をコイル17に供給したときの動作状態のシミュレー
ションを行った。この場合、磁気回路装置14とコイル
17と振動板19が振動し、振動板19を通して音声に
相当する音を発生していることが確認できた。
号をコイル17に供給したときの動作状態のシミュレー
ションを行った。この場合、磁気回路装置14とコイル
17と振動板19が振動し、振動板19を通して音声に
相当する音を発生していることが確認できた。
【0043】この動作状態における周波数特性を図4に
IEC711による測定法での実測値として示した。1
00Hz〜5kHzにおいて85〜115dBsplの
値を示している。また同様な周波数特性を図5にIEC
318による測定法での実測値として示した。100H
z〜5kHzの周波数において100〜130dBsp
lの値を示している。いずれも、受話器として十分な特
性を示した。
IEC711による測定法での実測値として示した。1
00Hz〜5kHzにおいて85〜115dBsplの
値を示している。また同様な周波数特性を図5にIEC
318による測定法での実測値として示した。100H
z〜5kHzの周波数において100〜130dBsp
lの値を示している。いずれも、受話器として十分な特
性を示した。
【0044】シミュレーションの結果から分かるよう
に、図1の振動アクチュエータは、磁気回路装置14が
主として振動し振動板19を介して外部に低周波数の振
動、即ち、体感振動を伝達する第1の振動モードと、コ
イル17が主として振動し振動板19を介して中間周波
数の振動、即ち、ブザー音を発生する第2の振動モード
と、磁気回路装置14及びコイル17が主として振動し
振動板19を介して高周波数の振動、即ち、音声に相当
する音を発生する第3の振動モードとを有する。
に、図1の振動アクチュエータは、磁気回路装置14が
主として振動し振動板19を介して外部に低周波数の振
動、即ち、体感振動を伝達する第1の振動モードと、コ
イル17が主として振動し振動板19を介して中間周波
数の振動、即ち、ブザー音を発生する第2の振動モード
と、磁気回路装置14及びコイル17が主として振動し
振動板19を介して高周波数の振動、即ち、音声に相当
する音を発生する第3の振動モードとを有する。
【0045】この振動アクチュエータの駆動の方法の一
例を説明する。
例を説明する。
【0046】異なる周波数をもつ複数の電気信号を用意
する。それらの電気信号の一つをコイル17に供給し、
前記第1、第2、及び第3の振動モードの一つを選択す
る。この結果、体感振動、ブザー音、及び音声に相当す
る音のうちのいずれか一つを得ることができる。
する。それらの電気信号の一つをコイル17に供給し、
前記第1、第2、及び第3の振動モードの一つを選択す
る。この結果、体感振動、ブザー音、及び音声に相当す
る音のうちのいずれか一つを得ることができる。
【0047】この振動アクチュエータの駆動の方法の他
例を説明する。
例を説明する。
【0048】異なる周波数をもつ複数の電気信号を用意
する。これらの電気信号の複数を重畳させてコイル17
に供給し、前記第1、第2、及び第3の振動モードの複
数を同時に選択する。この結果、体感振動、ブザー音、
及び音声に相当する音のうちの複数を同時に得ることが
できる。
する。これらの電気信号の複数を重畳させてコイル17
に供給し、前記第1、第2、及び第3の振動モードの複
数を同時に選択する。この結果、体感振動、ブザー音、
及び音声に相当する音のうちの複数を同時に得ることが
できる。
【0049】図6を参照して、図1の振動アクチュエー
タを携帯電話機に搭載する具体的な構造の一例について
説明する。この構造は振動板19の振動を直接的に使用
するものである。
タを携帯電話機に搭載する具体的な構造の一例について
説明する。この構造は振動板19の振動を直接的に使用
するものである。
【0050】携帯電話機は、フロントケース31とこれ
に装着固定されるバックケース32とよりなる電話機筐
体を含んでいる。バックケースは、通常、回路板を兼ね
ている。フロントケース31の内面には、ストッパー3
3及びリベット受け34が備えられている。一方、振動
アクチュエータ35は,プロテクタ18の振動板19に
対応する部分に一体に形成されたフランジ36を有して
いる。フランジ36がストッパー33に係合しかつリベ
ット受け34にリベット(図示せず)により止められる
ことで、振動アクチュエータ35はフロントケース31
内に位置決めされ且つ固定される。
に装着固定されるバックケース32とよりなる電話機筐
体を含んでいる。バックケースは、通常、回路板を兼ね
ている。フロントケース31の内面には、ストッパー3
3及びリベット受け34が備えられている。一方、振動
アクチュエータ35は,プロテクタ18の振動板19に
対応する部分に一体に形成されたフランジ36を有して
いる。フランジ36がストッパー33に係合しかつリベ
ット受け34にリベット(図示せず)により止められる
ことで、振動アクチュエータ35はフロントケース31
内に位置決めされ且つ固定される。
【0051】図7を参照して、図1の振動アクチュエー
タを携帯電話機に搭載する具体的な構造の他例について
説明する。この構造は振動板19の振動を電話機筐体を
介して間接的に使用するものである。即ち、電話機筐体
の一部が振動板として使用される。
タを携帯電話機に搭載する具体的な構造の他例について
説明する。この構造は振動板19の振動を電話機筐体を
介して間接的に使用するものである。即ち、電話機筐体
の一部が振動板として使用される。
【0052】この場合、振動アクチュエータ35は,プ
ロテクタ18の中心軸方向での中間部に一体に形成され
た係合片37及び取付片38を有している。係合片37
がストッパー33に係合しかつ取付片38がリベット受
け34にリベット(図示せず)により止められること
で、振動アクチュエータ35はフロントケース31内に
位置決めされ且つ固定される。その際、振動板19が両
面接着テープ39によりフロントケース31の内面に接
着される。
ロテクタ18の中心軸方向での中間部に一体に形成され
た係合片37及び取付片38を有している。係合片37
がストッパー33に係合しかつ取付片38がリベット受
け34にリベット(図示せず)により止められること
で、振動アクチュエータ35はフロントケース31内に
位置決めされ且つ固定される。その際、振動板19が両
面接着テープ39によりフロントケース31の内面に接
着される。
【0053】図8を参照して、本発明の第2の実施の形
態に係る振動アクチュエータについて説明する。図1と
同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
態に係る振動アクチュエータについて説明する。図1と
同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0054】この振動アクチュエータは、プロテクタ1
8に一体に形成された取付突起39を有している。この
取付突起39を電話機筐体のフロントケース31の内面
に取付孔40を利用して固定する。
8に一体に形成された取付突起39を有している。この
取付突起39を電話機筐体のフロントケース31の内面
に取付孔40を利用して固定する。
【0055】電話においては、振動板19側が受話口と
なるため耳の近くに位置し、漏洩磁束量は規格により規
制を受けている。磁気回路装置14はヨーク11が永久
磁石1を覆った構造であるため、ヨーク11側の漏洩磁
束は少ない。従って、この振動アクチュエータは電話機
に搭載した場合、機外への漏洩磁束の対策が容易であ
る。なお、図8の振動アクチュエータであっても、図1
の振動アクチュエータと同様に、第1、第2、及び第3
のモードで実用上の特性を出力することができること
は、言うまでもない。
なるため耳の近くに位置し、漏洩磁束量は規格により規
制を受けている。磁気回路装置14はヨーク11が永久
磁石1を覆った構造であるため、ヨーク11側の漏洩磁
束は少ない。従って、この振動アクチュエータは電話機
に搭載した場合、機外への漏洩磁束の対策が容易であ
る。なお、図8の振動アクチュエータであっても、図1
の振動アクチュエータと同様に、第1、第2、及び第3
のモードで実用上の特性を出力することができること
は、言うまでもない。
【0056】また図9に示す等価モデルに相当する振動
アクチュエータであっても同様な動作を得ることができ
る。即ち、磁気回路装置14が支持装置23のみを介し
てプロテクタ18に弾性的に支持され、コイル15が振
動板19のみを介してプロテクタ18に弾性的に支持さ
れてもよい。
アクチュエータであっても同様な動作を得ることができ
る。即ち、磁気回路装置14が支持装置23のみを介し
てプロテクタ18に弾性的に支持され、コイル15が振
動板19のみを介してプロテクタ18に弾性的に支持さ
れてもよい。
【0057】図10〜図12を参照して、本発明の第4
の実施の形態に係る振動アクチュエータ及びそれを携帯
電話機に組み込む構造の一例ついて説明する。図1と同
様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
の実施の形態に係る振動アクチュエータ及びそれを携帯
電話機に組み込む構造の一例ついて説明する。図1と同
様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0058】この振動アクチュエータにおいては、振動
板19と支持装置23とが樹脂にて一体成型されてい
る。振動板19には取付部材41が固定されている。取
付部材41は振動伝達部材42に接着剤43により固着
される。振動伝達部材42は電話機筐体のフロントケー
ス31に接着剤44により固着される。こうして、振動
アクチュエータが携帯電話機に組み込まれる。
板19と支持装置23とが樹脂にて一体成型されてい
る。振動板19には取付部材41が固定されている。取
付部材41は振動伝達部材42に接着剤43により固着
される。振動伝達部材42は電話機筐体のフロントケー
ス31に接着剤44により固着される。こうして、振動
アクチュエータが携帯電話機に組み込まれる。
【0059】接着剤43,44の少なくとも一方は、周
知の両面接着テープに置換されてもよい。その場合、両
面接着テープは弾性物質として働き、振動板19から振
動伝達部材42を介してフロントケース31に振動が程
よく伝達される。なお、図10の振動アクチュエータで
あっても、図1の振動アクチュエータと同様に、第1、
第2、及び第3のモードで実用上の特性を出力すること
ができることは、言うまでもない。
知の両面接着テープに置換されてもよい。その場合、両
面接着テープは弾性物質として働き、振動板19から振
動伝達部材42を介してフロントケース31に振動が程
よく伝達される。なお、図10の振動アクチュエータで
あっても、図1の振動アクチュエータと同様に、第1、
第2、及び第3のモードで実用上の特性を出力すること
ができることは、言うまでもない。
【0060】図13及び図14を参照して、図10の振
動アクチュエータを携帯電話機に組み込む構造の他例に
ついて説明する。図11及び図12と同様な部分には同
じ符号を付して説明を省略する。
動アクチュエータを携帯電話機に組み込む構造の他例に
ついて説明する。図11及び図12と同様な部分には同
じ符号を付して説明を省略する。
【0061】振動伝達部材42は、振動アクチュエータ
を搭載する領域の周囲に等間隔に配した4つの位置決め
突起46を有する。また、電話機筐体のフロントケース
31も、振動伝達部材42を搭載する領域の周囲に配し
た4つの位置決め突起47を有する。取付部材41は振
動伝達部材42に位置決め突起46で位置決めされ且つ
両面接着テープで48により固着される。振動伝達部材
42は電話機筐体のフロントケース31に位置決め突起
47で位置決めされ且つ両面接着テープ49により固着
される。こうして、振動アクチュエータが携帯電話機に
組み込まれる。両面接着テープ48,49には、更にそ
の上から熱かしめ,圧入,ネジ止めの何れか一つによる
部材間装着固定を行うことが機械的強度を高める上で望
ましい。
を搭載する領域の周囲に等間隔に配した4つの位置決め
突起46を有する。また、電話機筐体のフロントケース
31も、振動伝達部材42を搭載する領域の周囲に配し
た4つの位置決め突起47を有する。取付部材41は振
動伝達部材42に位置決め突起46で位置決めされ且つ
両面接着テープで48により固着される。振動伝達部材
42は電話機筐体のフロントケース31に位置決め突起
47で位置決めされ且つ両面接着テープ49により固着
される。こうして、振動アクチュエータが携帯電話機に
組み込まれる。両面接着テープ48,49には、更にそ
の上から熱かしめ,圧入,ネジ止めの何れか一つによる
部材間装着固定を行うことが機械的強度を高める上で望
ましい。
【0062】この構造によると、振動は、取付部材41
から振動伝達部材42へ、更に振動伝達部材42からフ
ロントケース31へと伝達される際、両面接着テープ4
8,49という弾性物質中を伝達し、携帯電話機から発
生する音圧レベルは良好に大きく保持される。
から振動伝達部材42へ、更に振動伝達部材42からフ
ロントケース31へと伝達される際、両面接着テープ4
8,49という弾性物質中を伝達し、携帯電話機から発
生する音圧レベルは良好に大きく保持される。
【0063】両面接着テープ48,49の各々は、基材
の両面に粘着剤を塗布したものである。基材としては、
不織布,ポリエステルフィルム,発泡ブチルゴム,発泡
ポリエチレンの何れか一つを使用することが好ましい。
の両面に粘着剤を塗布したものである。基材としては、
不織布,ポリエステルフィルム,発泡ブチルゴム,発泡
ポリエチレンの何れか一つを使用することが好ましい。
【0064】なお、位置決め突起46,47に代えて位
置決め溝部とすることも可能である。又、両面接着テー
プ48,49に代えて発泡系材料を用いるようにしても
良い。
置決め溝部とすることも可能である。又、両面接着テー
プ48,49に代えて発泡系材料を用いるようにしても
良い。
【0065】図15を参照して、周波数(Hz)に対す
る音圧レベル(dB)の特性について説明する。
る音圧レベル(dB)の特性について説明する。
【0066】取付部材41と振動伝達部材42の間及び
振動伝達部材42とフロントケース31と間をいずれも
接着剤で固定した場合を実線で示す。また取付部材41
と振動伝達部材42の間及び振動伝達部材42とフロン
トケース31と間をいずれも両面接着テープで固定した
場合を破線で示す。両面接着テープを用いたものは接着
剤を用いたものよりも15dB前後音圧レベルが向上し
ている。
振動伝達部材42とフロントケース31と間をいずれも
接着剤で固定した場合を実線で示す。また取付部材41
と振動伝達部材42の間及び振動伝達部材42とフロン
トケース31と間をいずれも両面接着テープで固定した
場合を破線で示す。両面接着テープを用いたものは接着
剤を用いたものよりも15dB前後音圧レベルが向上し
ている。
【0067】図16を参照して、本発明の第5の実施の
形態に係る振動アクチュエータについて説明する。図1
と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
形態に係る振動アクチュエータについて説明する。図1
と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0068】この振動アクチュエータにおいては、プロ
テクタ18は磁気回路装置14の側面を取り囲んでいる
が、上面については露出させている。即ち、ヨーク13
はプロテクタ18よりも上方に突出し、プロテクタ18
に覆われることなく露出している。なお、図16の振動
アクチュエータであっても、図1の振動アクチュエータ
と同様に、第1、第2、及び第3のモードで実用上の特
性を出力することができることは、言うまでもない。
テクタ18は磁気回路装置14の側面を取り囲んでいる
が、上面については露出させている。即ち、ヨーク13
はプロテクタ18よりも上方に突出し、プロテクタ18
に覆われることなく露出している。なお、図16の振動
アクチュエータであっても、図1の振動アクチュエータ
と同様に、第1、第2、及び第3のモードで実用上の特
性を出力することができることは、言うまでもない。
【0069】最近は携帯電話機の使用法のマナーが重視
されており、電車の中や劇場、レストランなどの公共の
場で周囲への迷惑を配慮しなければならない、公共の場
での通話時のマナーには通話者自身の声にもあるが、受
話器から周囲への音漏れの影響もある。
されており、電車の中や劇場、レストランなどの公共の
場で周囲への迷惑を配慮しなければならない、公共の場
での通話時のマナーには通話者自身の声にもあるが、受
話器から周囲への音漏れの影響もある。
【0070】そこで図16の振動アクチュエータを筐体
に組み込んで携帯電話機のような振動装置を構成する。
具体的には、図17に示すように人の手指51に指輪の
ように装着できる指輪型振動装置52、又は図18に示
すように人の腕53に腕輪のように装着できる腕輪型振
動装置54を作る。その際、指輪型振動装置52又は腕
輪型振動装置54をヨーク13が人体に直接接触するな
どにより振動的に結合される使用形態をもつように設計
する。
に組み込んで携帯電話機のような振動装置を構成する。
具体的には、図17に示すように人の手指51に指輪の
ように装着できる指輪型振動装置52、又は図18に示
すように人の腕53に腕輪のように装着できる腕輪型振
動装置54を作る。その際、指輪型振動装置52又は腕
輪型振動装置54をヨーク13が人体に直接接触するな
どにより振動的に結合される使用形態をもつように設計
する。
【0071】この使用形態によると、人体の骨又は腱又
は皮膚や皮下組織等を振動させて、音や振動を発生する
ことができる.したがって、手のひらを耳に当てて音声
を聞くことができるし、指先を耳の孔に入れて音声を聞
いたり、つめを耳に当てて音声を聞いたりすることが可
能になる。
は皮膚や皮下組織等を振動させて、音や振動を発生する
ことができる.したがって、手のひらを耳に当てて音声
を聞くことができるし、指先を耳の孔に入れて音声を聞
いたり、つめを耳に当てて音声を聞いたりすることが可
能になる。
【0072】図16の振動アクチュエータを用いて、指
輪型振動装置52又は腕輪型振動装置54を外径18m
m、高さ6mmの寸法に作る。このときプロテクタ18
から突出しているヨーク11の高さは0.5〜2mmと
する。この指輪型振動装置52又は腕輪型振動装置54
を人の手に装着して0.5Wrmsを入力し、10cm
の距離に配置したマイクロホンで音圧特性を測定した。
その結果、図19のように電話機の受話器又はスピーカ
として使用するに十分な音圧特性が得られた。
輪型振動装置52又は腕輪型振動装置54を外径18m
m、高さ6mmの寸法に作る。このときプロテクタ18
から突出しているヨーク11の高さは0.5〜2mmと
する。この指輪型振動装置52又は腕輪型振動装置54
を人の手に装着して0.5Wrmsを入力し、10cm
の距離に配置したマイクロホンで音圧特性を測定した。
その結果、図19のように電話機の受話器又はスピーカ
として使用するに十分な音圧特性が得られた。
【0073】さらに、板ばね21のばね定数を設定する
ことで、効率的に骨や腱への振動伝達特性を向上でき
る。したがって、手を介して音声を聞くように設計する
ことで、周囲への音漏れを、影響が気にならないレベル
(図20において、10cmの距離で60dBspl以
下)にすることができた。本発明者の実験によれば、板
ばね21のばね定数は上記寸法・形状の振動アクチュエ
ータにおいて、1.96×10−3N/m(200g/
mm)程度が、音伝達と音漏れのバランスがもっとも良
く、又、ばね乗数1.4×10−3N/m〜8×10
−3N/mの範囲において実用できることが確認でき
た。また、指輪型振動装置52又は腕輪型振動装置54
は、手首又は指を直接振動させるので、例えば100〜
300Hzの無音のバイブレーションでも十分な触感が
得られた。
ことで、効率的に骨や腱への振動伝達特性を向上でき
る。したがって、手を介して音声を聞くように設計する
ことで、周囲への音漏れを、影響が気にならないレベル
(図20において、10cmの距離で60dBspl以
下)にすることができた。本発明者の実験によれば、板
ばね21のばね定数は上記寸法・形状の振動アクチュエ
ータにおいて、1.96×10−3N/m(200g/
mm)程度が、音伝達と音漏れのバランスがもっとも良
く、又、ばね乗数1.4×10−3N/m〜8×10
−3N/mの範囲において実用できることが確認でき
た。また、指輪型振動装置52又は腕輪型振動装置54
は、手首又は指を直接振動させるので、例えば100〜
300Hzの無音のバイブレーションでも十分な触感が
得られた。
【0074】図21を参照して、本発明の第6の実施の
形態に係る振動アクチュエータについて説明する。図1
と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
形態に係る振動アクチュエータについて説明する。図1
と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0075】この振動アクチュエータは、外ケース61
と、外ケース61に周辺部を固定され且つコイル17を
支持した振動板62と、外ケース61に固定され磁気回
路装置14の過剰振動を防止するストッパー63とを含
んでいる。振動板62は図1の振動アクチュエータにお
ける振動板19に相当するものであるが、ここではプラ
スチックフィルムにて作られている。なお、図21の振
動アクチュエータであっても、図1の振動アクチュエー
タと同様に、第1、第2、及び第3のモードで実用上の
特性を出力することができることは、言うまでもない。
と、外ケース61に周辺部を固定され且つコイル17を
支持した振動板62と、外ケース61に固定され磁気回
路装置14の過剰振動を防止するストッパー63とを含
んでいる。振動板62は図1の振動アクチュエータにお
ける振動板19に相当するものであるが、ここではプラ
スチックフィルムにて作られている。なお、図21の振
動アクチュエータであっても、図1の振動アクチュエー
タと同様に、第1、第2、及び第3のモードで実用上の
特性を出力することができることは、言うまでもない。
【0076】なお、上述では携帯機として主に携帯電話
機を例にとって説明したが、これに限らず、時計やゲー
ム機器やナビゲーション装置等としても同様に実施でき
る。
機を例にとって説明したが、これに限らず、時計やゲー
ム機器やナビゲーション装置等としても同様に実施でき
る。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一台の機器で、体感振動、ブザー、音声の3つのモード
の動作を可能とする振動アクチュエータが得られ、携帯
電話機等の振動装置の部品点数の削減及び小型化に寄与
できる。
一台の機器で、体感振動、ブザー、音声の3つのモード
の動作を可能とする振動アクチュエータが得られ、携帯
電話機等の振動装置の部品点数の削減及び小型化に寄与
できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る振動アクチュ
エータの断面図。
エータの断面図。
【図2】図1の振動アクチュエータの等価モデルを示す
説明図。
説明図。
【図3】シミュレーションにおいて、ブザー音を発生し
ている動作状態の周波数特性を示すグラフ。
ている動作状態の周波数特性を示すグラフ。
【図4】シミュレーションにおいて、音声に相当する音
を発生している動作状態の周波数特性をIEC711に
よる測定法での実測値として示したグラフ。
を発生している動作状態の周波数特性をIEC711に
よる測定法での実測値として示したグラフ。
【図5】シミュレーションにおいて、音声に相当する音
を発生している動作状態の周波数特性をIEC318に
よる測定法での実測値として示したグラフ。
を発生している動作状態の周波数特性をIEC318に
よる測定法での実測値として示したグラフ。
【図6】図1の振動アクチュエータを形態電話機に搭載
する構造の一例を示す要部の斜視図。
する構造の一例を示す要部の斜視図。
【図7】図1の振動アクチュエータを形態電話機に搭載
する構造の他例を示す要部の斜視図。
する構造の他例を示す要部の斜視図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る振動アクチュ
エータの断面図。
エータの断面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る振動アクチュ
エータの等価モデルを示す説明図。
エータの等価モデルを示す説明図。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る振動アクチ
ュエータの断面図。
ュエータの断面図。
【図11】図10の振動アクチュエータを携帯電話機に
組み込む構造の一例を示す平面図。
組み込む構造の一例を示す平面図。
【図12】図11における線XII−XII に沿って得られ
た拡大断面図。
た拡大断面図。
【図13】図10の振動アクチュエータを携帯電話機に
組み込む構造の他例を示す平面図。
組み込む構造の他例を示す平面図。
【図14】図13における線XIV−XIVに沿って得られた
拡大断面図。
拡大断面図。
【図15】周波数に対する音圧レベルの特性を説明する
ためのグラフ。
ためのグラフ。
【図16】本発明の第5の実施の形態に係る振動アクチ
ュエータの断面図。
ュエータの断面図。
【図17】指輪型振動装置を人の手指に装着した状態を
示す外観図。
示す外観図。
【図18】腕輪型振動装置を人の腕に装着した状態を示
す外観図。
す外観図。
【図19】人の手に装着した指輪型振動装置及び腕輪型
振動装置に0.5Wrmsを入力し、10cmの距離に
配置したマイクロホンで音圧を測定した結果を示す音伝
達特性図。
振動装置に0.5Wrmsを入力し、10cmの距離に
配置したマイクロホンで音圧を測定した結果を示す音伝
達特性図。
【図20】0.5Wrmsを入力した振動装置を装着し
た被験者が手を耳に当てたポーズにおいて、10cmの
距離での音圧を測定した結果を示す音漏れ特性図。
た被験者が手を耳に当てたポーズにおいて、10cmの
距離での音圧を測定した結果を示す音漏れ特性図。
【図21】本発明の第6の実施の形態に係る振動アクチ
ュエータの断面図。
ュエータの断面図。
11 ヨーク 12 プレート 13 永久磁石 14 磁気回路装置 15 磁気ギャップ 17 コイル 18 プロテクタ 19 振動板 21 板ばね 22 弾性物質 23 支持装置 31 フロントケース 32 バックケース 35 振動アクチュエータ 41 取付部材 42 振動伝達部材 43,44 接着剤 46,47 位置決め突起 48,49 両面接着テープ 51 人の手指 52 指輪型振動装置 53 人の腕 54 腕輪型振動装置 61 外ケース 62 振動板 63 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04M 1/02 C H04R 1/00 310 H04R 1/00 310G 9/02 102 9/02 102A
Claims (23)
- 【請求項1】 磁気ギャップをもつ磁気回路装置と、前
記磁気回路装置を弾力的に支持した支持装置と、前記磁
気ギャップに挿入されたコイルと、前記コイルを支持し
た振動板とを含む振動アクチュエータにおいて、前記磁
気回路装置が主として振動し外部に振動を伝達する第1
の振動モードと、前記コイルが主として振動しブザー音
を発生する第2の振動モードと、前記磁気回路装置及び
前記コイルが主として振動し音声に相当する音を発生す
る第3の振動モードとを有することを特徴とする振動ア
クチュエータ。 - 【請求項2】 前記支持装置は前記振動板に支持されて
いる請求項1記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項3】 前記磁気回路装置は、ヨークと、プレー
トと、前記ヨーク及び前記プレートの間に介在した永久
磁石とを含み、前記ヨークは前記プレートの外周に前記
磁気ギャップを形成するように延在している請求項1又
は2に記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項4】 前記ヨーク、前記プレート、及び前記永
久磁石を互いに結合させたスタッドをさらに含む請求項
3に記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項5】 前記支持装置は、前記振動板に一端を固
定された板ばねと、前記板ばねの他端と前記磁気回路装
置との間に介在した弾性物質とを含む請求項1−4のい
ずれかに記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項6】 前記磁気回路装置の外周を取り囲みかつ
前記振動板に接続されたプロテクタをさらに含む請求項
1−5のいずれかに記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項7】 前記振動板に固定された取付部材をさら
に含む請求項1−6のいずれかに記載の振動アクチュエ
ータ。 - 【請求項8】 前記振動板はプラスチックフィルムであ
る請求項1−7のいずれかに記載の振動アクチュエー
タ。 - 【請求項9】 請求項1に記載の振動アクチュエータを
駆動する方法において、異なる周波数をもつ複数の電気
信号を用意することと、前記電気信号の一つを前記コイ
ルに供給し、前記第1、第2、及び第3の振動モードの
一つを選択することとを含むことを特徴とする振動アク
チュエータ駆動方法。 - 【請求項10】 請求項1に記載の振動アクチュエータ
を駆動する方法において、異なる周波数をもつ複数の電
気信号を用意することと、前記電気信号の複数を重畳さ
せて前記コイルに供給し、前記第1、第2、及び第3の
振動モードの複数を同時に選択することとを含むことを
特徴とする振動アクチュエータ駆動方法。 - 【請求項11】 前記電気信号は正弦波信号である請求
項9又は10に記載の振動アクチュエータ駆動方法。 - 【請求項12】 前記電気信号は矩形波信号である請求
項9又は10に記載の振動アクチュエータ駆動方法。 - 【請求項13】 請求項1−8のいずれかに記載の振動
アクチュエータと、前記振動アクチュエータを収容した
筐体とを含むことを特徴とする振動装置。 - 【請求項14】 前記筐体は前記振動アクチュエータの
前記振動板に振動的に結合されている請求項13に記載
の振動装置。 - 【請求項15】 請求項6に記載の振動アクチュエータ
と、前記振動アクチュエータを収容しかつ前記プロテク
タに結合された筐体とを含み、前記筐体の一部を振動出
力端とすることを特徴とする振動装置。 - 【請求項16】 請求項7に記載の振動アクチュエータ
と、前記振動アクチュエータを収容した筐体と、前記取
付部材を前記筐体に結合した振動伝達部材とを含み、前
記筐体の一部を振動出力端とすることを特徴とする振動
装置。 - 【請求項17】 前記取付部材と前記振動伝達部材との
間及び前記振動伝達部材と前記筐体との間の少なくとも
一方に弾性物質が介在している請求項16に記載の振動
装置。 - 【請求項18】 前記弾性物質は両面接着テープである
請求項17に記載の振動装置。 - 【請求項19】 前記筐体は前記振動伝達部材を位置決
めするための位置決め部を有している請求項16に記載
の振動装置。 - 【請求項20】 前記振動伝達部材は前記取付部材を位
置決めするための位置決め部を有している請求項16に
記載の振動装置。 - 【請求項21】 使用時に前記振動アクチュエータが人
体に振動的に結合される形をもつように作られた請求項
13−20のいずれかに記載の振動装置。 - 【請求項22】 前記振動アクチュエータの振動によ
り、人体の骨、腱、皮膚、及び皮下組織のうちの少なく
とも一つを振動させ、後者の振動を介して前記第1、第
2、及び第3の振動モードのうちの少なくとも一つにお
ける振動を人に知覚させる請求項21に記載の振動装
置。 - 【請求項23】 請求項13―22のいずれかに記載の
振動装置を用いた携帯機。
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