JP2000354897A - 有機固形廃棄物の好気発酵方法とその装置 - Google Patents
有機固形廃棄物の好気発酵方法とその装置Info
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Abstract
含有ガスを供給し、該充填床を混合し、高速発酵する有
機固形廃棄物の好気発酵方法の提供。 【解決手段】発酵槽1内に開閉自在の仕切り2を槽内上
下に複数配置し、有機固形廃棄物またはその好気発酵物
を、真上に位置する仕切りの下に気相空間部が形成され
るよう充填して多段の充填床5を形成し、該充填床5を
好気発酵する有機固形廃棄物の好気発酵方法において、
前記各仕切り2の上面から給気し、各充填床の上面から
排気し、発酵途上または発酵終了後、該充填床5を前記
仕切り2を開いて下段に落下移送する有機固形廃棄物の
好気発酵方法。
Description
コンポスト化方法およびその装置に関する。
物性固形有機廃棄物を原料とし、各原料を、内部に構造
物等が無い筒状の発酵槽中に充填して連続した充填床を
形成し、槽底のみから空気を供給して床上面から排気す
るコンポスト化方法が特開昭54−101769号公
報、並びに特開昭55−121990号公報に記載され
ている。
おいて上下に配置し、該棚は水平棚の一部に充填床を落
下させるための孔を有し、さらに各段には自転、公転自
在の撹拌手段を有し、最上段の棚に供給する充填床を順
次下方の棚へ移送する過程で、棚段上面に配置する給気
口から空気を床中に供給して発酵する方法が特開昭54
−54877号公報に記載されている。
し、水平に仕切る機能と充填床を流下させる機能とを有
する仕切りを上下に間隔をおいて複数段配置して、原料
を各段の仕切り上に空間を残して充填し、最下段から上
の段に向かって各空間部を排気用、給気用に交互に配置
して発酵し、その発酵過程もしくは発酵終了後に仕切り
を回転して床を下降もしくは排出する方法が、特開昭6
0−155589号公報と実開昭55−90997号公
報に記載されている。
ール形の平面堆積撹拌式発酵槽では、広く浅く充填した
充填床を、床上面を大気に解放下で機械撹拌して発酵す
る。このため、広い面積を必要とすると同時に臭気の捕
集が困難になる恐れがある。従って、面積が少なくて済
み、排気の捕集が容易で、かつ、槽内に強制的撹拌手段
等の複雑な構造のない発酵槽が望まれている。
は、槽高を高くする方法が考えられる。前記のように、
槽内部に構造物が無い縦形サイロ式の発酵槽に原料を充
填しただけでは、床高のみならず槽径の増加に伴い、床
が圧密化して給気が妨げられるため、発酵活性が低下す
る恐れがある。
に槽内に強制的撹拌手段を有し、水平棚面の一部に充填
床を下段に落下させるための孔を備えた固定棚を、上下
に複数段間隔をおいて配置し、最上段の棚に供給する原
料床を順次下方の棚へ移送する過程で、棚段上面に配置
した給気ノズルから給気して発酵する方法がある。しか
し、固定棚先端と槽内壁面との隙間の分だけ充填量が減
るため、省面積の効果を十分に発揮しにくく、各棚に強
制的撹拌手段が必要になり構造が複雑になる恐れがあ
る。
て水平に仕切る機能と、床を流下させる機能とを有する
仕切りを上下に間隔をおいて複数段配置し、原料を各段
の仕切り上に空間を残して充填し、最下段の空間部から
上の段に向かって各空間部を排気用、給気用に交互に配
置し、その発酵過程もしくは発酵終了後に仕切りを回転
して床を下降もしくは排出する方法では、気相空間部に
供給した空気の流れは二方向に分配される。
床の表面から下方に浸透し、その下の仕切りの間隙を通
り、さらにその下の排気用気相空間部に出る。他方は給
気用気相空間部の真上の床中を上昇し、その上の排気用
気相空間部に出る。両気流の流量は両床の通気抵抗によ
って変化する。特に、給気用気相空間部の下面と接する
充填床は給気の圧力により圧縮され易い。
量を同一にすることが困難になり、段により活性に差が
生じる恐れがある。さらに、後者の気流は充填床の圧縮
により仕切りの間隙を閉塞させる恐れも生ずる。
充填した各充填床に酸素を過不足なく供給し、かつ、充
填床を簡素な機構で移動して混合することにより、高速
で発酵し良質のコンポストを得る有機固形廃棄物の好気
発酵方法、並びに、その装置を提供することである。
発明の要旨は次のとおりである。
内上下に複数配置し、有機固形廃棄物またはその好気発
酵物を、真上に位置する仕切りの下に気相空間部が形成
されるよう充填して多段の充填床を形成し、該充填床を
好気発酵する有機固形廃棄物の好気発酵方法において、
前記各仕切りの上面から給気し、各充填床の上面から排
気し、発酵途上または発酵終了後、該充填床を前記仕切
りを開いて下段に落下移送することを特徴とする有機固
形廃棄物の好気発酵方法。
部の気圧が、最下段から最上段に向かって減少する勾配
を保持しながら各充填床に給気および排気する前記の有
機固形廃棄物の好気発酵方法。
気圧となるよう給気および排気を調節する前記の有機固
形廃棄物の好気発酵方法。
を各充填床への給気量と排気量とを調節することで行う
前記の有機固形廃棄物の好気発酵方法。
その好気発酵物からなる充填物の通過を制御する開閉自
在の仕切りを槽内に複数段配置し、各仕切り上に充填さ
れた充填物と、その上に位置する仕切りとの間に気相空
間部を形成できるよう充填物を充填して発酵槽内に多段
の充填床を形成し、有機固形廃棄物を好気発酵する好気
発酵装置において、前記開閉自在の仕切りが、回転軸に
その一部を固定した複数の回転棚板で構成され、該回転
棚板の上面に酸素供給手段を備えていることを特徴とす
る有機固形廃棄物の好気発酵装置。
れる気相空間部の気圧が、発酵槽の上部に対して下部が
高くなる気圧分布を形成させるための各段に排気量を調
節する排気手段または/および給気量を調節する給気手
段を有する前記の有機固形廃棄物の好気発酵装置。
の各段に形成される気相空間部の気圧を計測する気圧計
測手段を設けた前記の有機固形廃棄物の好気発酵装置。
に分画した発酵槽と、前記仕切り上に有機固形廃棄物ま
たはその好気発酵物を充填して充填床を形成し、該充填
床の有機固形廃棄物を好気発酵する縦型コンポスト化装
置において、前記仕切りがその一部を回転軸に固定した
複数の回転棚板で構成され、かつ、該回転棚板の上表面
に酸素供給手段を配し、前記仕切りにより分画された発
酵槽の各段に排気量調節手段を具備した排気管路を設
け、発酵槽上部に有機固形廃棄物またはその好気発酵物
の供給手段と、発酵槽下部に好気発酵物を発酵槽外に排
出する排出手段と、発酵槽外に排出された好気発酵物を
発酵槽上部に移送する移送手段と、好気発酵物に供給す
る水分供給手段を備え、前記充填床と仕切りとで形成さ
れる各気相空間部の気圧が、発酵槽の下部側より上部側
に行きに従って低くなる気圧分布を発酵槽内に形成させ
るための気圧計測手段、気圧調節手段を備えたことを特
徴とする有機固形廃棄物を好気発酵する縦型多段コンポ
スト化装置。
する給,排気手段を配置した前記の有機固形廃棄物を好
気発酵する縦型多段コンポスト化装置。
酵方法は、発酵槽内の有機固形廃棄物の充填物の通過を
制御する仕切りを槽内上下に複数配置し、各仕切りと充
填物とで気相空間部を形成し、該充填床を多段に有する
縦型多段発酵槽を用いて有機固形廃棄物を好気発酵する
ものである。上記仕切りの上面から給気し、必要に応じ
て発酵途上または発酵完了後に仕切りを開いて前記有機
固形廃棄物もしくはその好気発酵物からなる充填物を下
の段に移送することができる。
には複数の通気ノズルを配置し、充填床中に酸素含有ガ
スを均一供給する。なお、供給酸素含有ガスは充填量に
応じて酸素の過不足が生じないよう制御する。
給が可能となるが、仕切り上面に設けた酸素供給手段か
ら供給された酸素含有ガスの一部が、水平仕切りの隙間
から下の段に漏れ、その分だけ発酵に利用されることな
く排出される。
示すように、下段の気相空間部の気圧Pdを、その上段
の気相空間部の気圧Puより差圧αだけ大きくすること
により、仕切りの隙間から下段へのガス漏れを防ぐこと
ができ、発酵槽に供給される酸素含有ガスの利用率を向
上することができる。
切りの下の空間を密閉する。当該段の下に別の充填床が
存在する場合には、下の段の充填床への酸素含有ガスの
供給量と当該段の仕切りの下の気相空間部からの排気量
とが同量になるように調節する。
段発酵槽の場合には、各段毎に仕切り上面からの給気と
気相空間部からの排気を行い、槽底部側の気相空間部の
気圧が槽頂部側の気相空間部の気圧より大きくなるよう
各段の気相空間部の気圧が順次傾斜する分布となるよう
にする。
気圧としてもよい。この際、最上段の気相空間部の気圧
を大気圧とし、かつ、該最上段での給気量と排気量が一
致するように、直下の段の気相空間部の気圧を調節す
る。
が発酵槽頂部側の段に対して底部側の段が高くなるよう
に発酵槽内部に気圧分布を形成させるために、各段に排
気ガス流量を調節する調節手段を備えた排気管路を設け
る。
せるためには、充填床を適度に混合することが好まし
い。混合が不足すると発酵の活発な部分での反応基質の
欠乏や、発酵中間生成物の蓄積により発酵速度が低下す
る。
廃棄物またはその発酵物を最上段に供給して仕切り上に
充填し、これを下段に落下させることにより発酵物の混
合と破砕とを行なう。発酵槽底に落下した発酵物は、コ
ンポスト化が目標とする分解度に達している場合にはこ
れを槽外に排出し、途上にある場合には、再び、最上段
に移送し、発酵を継続させる。
の対象となり得る成分を含むものであれば特に限定され
ないが、一般的には生ゴミ、畜産廃棄物、食品加工廃棄
物、農産廃棄物、林産廃棄物、水産廃棄物、微生物性汚
泥等有機固形廃棄物全般に適用される。
他、発酵後回収再利用する前提でプラスチック、セラミ
ック等の非発酵物を水分吸収材または空隙保持材に、ま
た、発酵種菌として中間発酵物、製品コンポスト、発酵
菌濃縮物を添加してもよい。
特性、原料の物理特性から適宜選定する。必要に応じ、
粒径や水分、pH等の調節を行ってもよい。
ず、横軸周りに回転し、弁的機能を有するものなど適宜
選択する。即ち、仕切り面の形状として平面、曲面、屈
折した複数の平面等で形成される合成面が用いられる。
また、仕切りの形状として片翼、両翼、仕切りの横方向
の配置方法と数、単位仕切りの大きさ、仕切りの縦方向
の配置と数等の条件は、原料の特性、発酵槽の大きさと
形状、槽内滞留期間、発酵条件により適宜選択する。
槽内の給気経路も特に限定されず、配置密度、孔径、閉
塞防止のための孔の部分的遮蔽手段も充填物、仕切りの
大きさ、形状により適宜選択される。例えば、仕切り板
上面に多数の単孔ノズルを分散してもよいし、網板や多
孔質材を配置してもよい。仕切り板の大きさ、即ち、水
平幅は開いた際に充填物が落下するように充填物粒径、
粘性等の物理特性を考えて選定する。
ず、油圧駆動、ギヤ駆動等の駆動手段から適宜選択す
る。
好気性微生物による好気発酵によって分解される。酸素
が欠乏すると発酵速度が低下するだけでなく、好気性発
酵から嫌気性発酵に移行して有機酸の蓄積が生じ、悪臭
発生や酸性化によりコンポスト製品の品質低下を招く恐
れがある。
料、有機固形廃棄物またはその好気発酵物に過不足なく
酸素を供給し、かつ、充填床全体に酸素を均一に供給す
る酸素供給手段が特に重要である。各充填床が必要とす
る酸素量は、原料の有機固形廃棄物の種類、充填量、有
機物の分解され易さ等によって異なり、発酵分解の経過
に伴って変化する。
充填床を冷却して発酵速度を低下させるほかに充填床に
注入するための酸素含有ガスの加圧用エネルギーの浪費
となる。効率よく好気発酵を行うための排気中の酸素濃
度は、5%以上、好ましくは10%以上にすることが望
ましい。このため、各充填床の排気管路に酸素濃度計測
手段を設け、排気中の酸素濃度が上記になるよう酸素含
有ガスの供給量を調節する。
で行う。最下段の仕切りを閉じ、その上の各仕切りを全
て開いておき、槽上から原料を投入し、最下段に所定量
集積した時点でその上の段の仕切りを閉じる。同じ要領
で更に上の段に順次充填して行く。または、全ての仕切
りを閉じ、最上段に原料を所定量集積した時点で最上段
の仕切りを開き、下方の段に順次原料を落下させて移送
する。次いで再び最上段の仕切りを閉じて再び原料を所
定量集積する。これを各段毎に繰り返して最上段まで原
料を充填する。
発酵物を必ずしも全部の段に充填する必要はなく、負
荷、発酵速度に応じて一部の段を使用してもよい。充填
床には、仕切りの上面からその充填床の発酵に必要な酸
素を供給して発酵させる。
槽上部から供給して循環することにより、充填床の破砕
と混合を行い、発酵物粒子間の結着を防止する。その際
には、最底部の仕切りを開いて空にしてから仕切りを閉
じ、その上の段の仕切りを開き、上の段の充填床を受け
入れる。同じ要領で充填床を順次段階的に下方に移送し
て最上段を空にしてから最上部に返送する。
不足する場合には、発酵中は最上段を空にした状態で運
転してもよい。
れず、回転スクリュー、無限軌道掻取り式、ロータリー
フィーダー、プランジャー式、ターンテーブル式等、充
填床の物性、設定移送運転時間に適したものを適宜選択
して使用する。移送手段も、エンドレス式、例えば、ベ
ルトフィーダ、パンフィーダ、エプロンフィーダ、チェ
ーンフィーダ、バッケトコンベア、回転スクリュー式等
の定量移送手段を適宜選択することができる。
する。
機固形廃棄物のコンポスト化装置の一実施例を示す模式
図である。発酵槽1を3段に分画する仕切り2―1〜2
―3が設けられており、有機固形廃棄物(またはその好
気発酵物)を発酵槽最上段に供給するコンベア10、充
填床5―1〜5―3を発酵槽1の外に排出するスクリュ
ー排出機11、空気供給用のブロワ12、制御装置26
を備えている。
生ゴミ、食品製造工程から排出される食品残渣、牛糞等
の各種動物排泄物、生物処理法による廃水処理施設から
排出される汚泥等、またはこれらの一次発酵処理物で、
農薬や重金属等の有害物を含まず、生物が分解し得る有
機物であれば原料として利用できる。
片や瓦礫等の異物除去、粗大物の破砕、および、好気発
酵微生物を含む種コンポストの混合等の処理を行うこと
がある。原料の有機固形排気物3を次の手順で発酵槽1
に充填する。最下段の回転棚板13―1a〜13―1c
を水平にして仕切り2―1を閉じ、その上の仕切り2―
2、2―3の回転棚板13―2a〜13―2c、13―
3a〜13―3cを開く。
固形廃棄物3を投入する。最下の充填床5―1が所定量
集積した時点で、その上の回転棚板13―2a〜13―
2cを水平にし、仕切り2―2を閉じる。以下同じ要領
でその上の段まで順次充填し、充填床5―2、5―3を
形成する。
―2,2―3の下に気相空間部4―1〜4―3を形成す
るように充填される。充填床5−1〜5―3の充填高さ
は、原料の物理性、槽径等から給気可能な床圧に対応す
る高さ以下になるが、更に、容積効率、運転条件、気相
空間部の必要な厚さ等を勘案して設定する。好ましくは
0.5〜2mの範囲にする。
して傾斜した仕切りから下の段に落下するに足る角度、
即ち安息角がとれる厚さが必要である。
により、酸素含有ガス供給管18―1〜18―3、弁1
6―1〜16―3、流量計側手段20―1〜20―3を
経て各回転棚板13―1a〜13―1c、13―2a〜
13―2c、13―3a〜13―3c上に供給して発酵
を開始する。また、発酵期間中、発酵途上の充填床5―
1〜5―3は適時スクリュー排出機11により発酵槽1
の外に抜き出し、コンベア10により発酵槽最上段に供
給して循環し、発酵を続行する。
3は、必要に応じ仕切り2―1〜2―3を開閉し、スク
リュー排出機11、コンベア10を経て充填床排出口2
7から系外に製品コンポストとして排出する。
たはその好気発酵物は、好気性微生物による好気発酵に
よって分解される。
填床5―1〜5―3に酸素を過不足なく供給することが
重要である。酸素が欠乏すると発酵速度が低下するだけ
でなく、好気性発酵から嫌気性発酵に移行して有機酸の
蓄積が起り、悪臭の発生や酸性化によるコンポスト製品
の品質の低下を招く恐れがある。このため、充填床5―
1〜5―3全体に、酸素を均一に供給する酸素供給手段
が特に重要である。
付設した仕切り2―1〜2―3を用いている。図2は、
仕切り2―1の平面図で、図3は、その側面図である。
仕切り2―1は、3組の回転棚板13―1a〜13―1
cにより構成されている。仕切り2―2、2―3も同様
に、それぞれ3組の回転棚板13―2a〜13―2cお
よび13―3a〜13―3cにより構成されている。
斜視図である。回転棚板13―1aは回転軸7に固定さ
れ回転可能に構成されている。回転棚板13―1a上面
には、側面に通気ノズル6を有する棚板通気管路8Bが
設けられている。棚板通気管路8Aおよび8Bに酸素含
有ガス9を通し、通気ノズル6より充填床5―1中に吹
き出させ、発酵に必要な酸素を供給する。
〜13―1cを開いて充填床5―1を下段へ落下させる
流れと並流になるように配置し、かつ、通気ノズル6が
図5に示すように断面が矩形の棚板通気管路8Bの側面
に設けている。これにより、充填床5―1や、充填床5
―1からの滲出する液による通気ノズル6の閉塞を防止
できる。
通気ノズル6の位置を示す他の一例である。図6に示す
棚板通気管路8Bも矩形の管を使用し、その1つの角部
分を回転棚板13―1aに溶接したもので、通気ノズル
6は上方から落下してくる好気発酵物の死角となる部分
に設置されているため、さらに目詰まりしにくい構成と
なっている。
を結合させた逆V字形の傾斜板24が覆っており、目詰
まりを起こしにくい。通気ノズル6から供給された酸素
含有ガス9は、傾斜板24の切り欠き部分から充填床5
内に供給される。
用いたもので、その加工が容易である。また、図9に示
す棚板通気管路8Bは図8と同様に円管25を用いてい
るが、その一部を切断して回転棚板13―1aとの溶接
面積を拡大した点に特徴がある。この溶接面積の拡大に
より、回転棚板13―1aの剛性を補強することができ
る。
給するためには、通気ノズル6を回転棚板13―1a〜
13―1c上面に分散して配置することが望ましい。通
気ノズル6の設置密度は、充填床の物理性、発酵活性、
充填床高等を勘案して適宜選択する。
に供給された酸素含有ガス9は、充填床5―1〜5―3
中を上昇して気相空間部4―1〜4―3に排出され、排
気管路15―1〜15―3から発酵槽1外に排出され
る。
含有ガス9としては、通常空気を用いるが、通気量を低
減したい場合には酸素富化ガスを用いてもよい。各充填
床5―1〜5―3が必要とする酸素量は、原料の有機固
形廃棄物の成分、充填量、床温度、菌濃度、粒径、空隙
密度、水分濃度等によって異なり、発酵の経過に伴って
変化するが、酸素濃度が低いと好気発酵の速度が低下す
る。
ることは充填床5―1〜5―3を冷却して発酵速度を低
下させるほか、充填床に注入するための酸素含有ガス9
の加圧用エネルギーの浪費となる。従って、効率よく好
気発酵を行うためには、排気中の酸素濃度は5%以上好
ましくは10%以上にするのがよい。このため、各充填
床5―1〜5―3への酸素含有ガス9の供給量は、予め
設定した排気酸素濃度に対し、排気管路15―1〜15
―3に設けた酸素濃度計測手段17―1〜17―3によ
り求めた排気中の酸素濃度が、設定値になるように制御
装置26により、酸素含有ガス供給管路18―1〜18
―3に設けた弁16―1〜16―3を制御開閉して、酸
素含有ガスの供給量を調節する。
発酵槽底部側の段に対して頂部側の段が低くなるよう
に、発酵槽内部に気圧分布を形成し、各段に供給された
酸素含有ガスが下段に流出することなく、確実に充填床
5―1〜5―3を通過して気相空間部に排出され、酸素
が十分に供給されるように図っている。
して、各段の酸素含有ガス供給管路18―1〜18―3
の途中に、流量計測手段20―1〜20―3、当該段の
排気管路15―1〜15―3の途中に弁19―1〜19
―3、および、流量計測手段21―1〜21―3を設け
ている。
6は、当該段の酸素含有ガス供給管路18―1〜18―
3の途中に設けた流量計測手段20―1〜20―3によ
り計測した酸素含有ガス供給量に対し、排気管路15―
1〜15―3の途中に設けた弁19―1〜19―3を制
御して流量計測手段21―1〜21―3により計測され
る排気量との割合を90〜100%、好ましくは95〜
99%になるように調節する。これにより各段の気相空
間の気圧が発酵槽底部側の段に対して頂部側の段が低く
なるよう発酵槽内部に気圧分布が形成される。
気圧とし、最上段への給気量に対する排気量の割合が1
00〜110%となるよう最上段より下の段の気相空間
4―2の気圧を調節する。これにより、最上段の排気管
路15―3へは流量計測手段21―3を設置するだけで
よく、排気量調節のための弁19―3が不要となる。
発酵槽外への流出を防止しているが、予め、仕切り2―
1から発酵槽底部に流出する量に相当する分を増量し
て、酸素含有ガス9を供給してもよい。
しては、前記の排気の流量を監視する代わりに、各段の
気相空間部4―1〜4―3に気圧計測手段23―1〜2
3―3を設け、該計測値に基づき給気量と排気量とを調
節し、必要な気圧に調整することもできる。
整操作は、制御装置26の代わりに、運転操作員が手動
で調節してもよい。
は、充填床を適度に混合することが好ましい。
を支持している仕切り2―1〜2―3を開放して充填床
5―1〜5―3を下の段に落下,移送する操作により、
充填物の破砕と混合とを行う。混合が不足すると発酵の
活発な部分での反応基質の欠乏や発酵生産物の過剰蓄積
により発酵速度が低下する。
発酵速度が向上するものではなく、原料の有機固形廃棄
物の種類、充填量、有機物の分解し易さ、分解の進行度
によって最適な混合頻度がある。本実施例では、適切な
混合時期、即ち、充填床5―1〜5―3の下の段への移
送時期を充填床の温度、酸素消費速度および前回の混合
操作からの経過時間により判定する。
示す処理フローによって説明する。制御装置26は予め
設定された所定時間毎に、前回の混合操作からの経過時
間tを算出する。そして制御装置26はtが予め設定さ
れた最大許容静置時間tH以下であるかを判定する。
た場合に発酵物同士が結着して充填床全体の固化を起こ
さず、仕切り2―1〜2―3を開放した際に充填床を下
の段に移送できる性状を維持できる時間であり、原料、
充填の高さ、充填床の水分濃度、分解の程度等によって
異なる。通常、24〜100時間、好ましくは24〜7
2時間である。
時期と判定する。tH以下の場合には、次に各段に設け
た温度計測手段22―1〜22―3により充填床の温度
Tを計測し、制御装置26に蓄積されている充填床最高
温度Tm以下であるかどうかを判定する。Tmを超える場
合には、Tmの情報をTの情報と入れ替え、後述する酸
素消費速度の判定に進む。
置26で算出される充填床の温度下限値TLと比較す
る。TLはTmから予め定めた温度を差し引いた数値であ
り、特に限定されるものではないが、通常は5〜10℃
を差し引いた数値とする。
度の判定に進む。酸素消費速度の判定工程では、流量計
測手段20―1〜20―3および酸素濃度計測手段17
―1〜17―3より計測される酸素含有ガスの給気量
と、排気ガス中の酸素濃度の情報に基づき酸素消費速度
Orを算出し、制御装置26に蓄積されている酸素消費
速度Orm以下であるか否かを判定する。Ormを超える場
合には、Ormの情報をOrの情報と入れ替えを行った
後、次の判定時間まで待機する。
算出される酸素消費速度下限値OrLと比較する。OrLは
Ormに予め定めた割合を乗じた数値であり、特に限定さ
れるものではないが、通常はOrmに1/3、好ましくは
1/2を乗じた数値とする。OrがOrL以上である場合
には、次の判定時間まで待機する。
である場合には、次にtが制御装置26に予め設定され
た最少静置時間tL以上であるかを判定する。tL以上で
ある場合には、混合操作実施時期と判定する。tL以下
である場合には、次の判定時間まで待機する。本判定で
用いた各種の情報は、制御装置26に経時的なデータベ
ースとして蓄積する。
例の場合には、各段について上記の判定操作を繰り返
し、半数以上の段で混合操作実施時期と判定された場合
に、装置全体で混合操作を行うようにすることが好まし
い。なお、原料が同一のもので、発酵槽内の充填床のコ
ンポスト化の度合いがほぼ均一と考えられる場合には、
一段分の判定で装置全体の混合時期を決定することもで
きる。
の指令に基づいて仕切り2―1〜2―3の駆動機構を作
動させて行う。なお、制御装置26によって自動的に混
合操作を行うこともでき、混合操作の実施時期を表示ま
たは通知する手段によって運転操作員に認知させ、手動
で混合操作を行う方法もある。
m、OrLの各数値を0にクリアする。
気発酵を継続することにより、充填床容積および重量が
減少し、原料中の有機物が分解されて、有機物濃度が徐
々に低下する。それに伴って、好気発酵速度の低下と酸
素消費速度の減少も起こり、好気発酵による発熱量の減
少に伴ない充填床の温度も低下する。これらの状況を勘
案して、コンポスト化の終了を判定する。判定に当たっ
ては、特に有機物分解率と酸素消費速度の経時変化を指
標とすることが好ましい。また、電気伝導度、陽イオン
交換容量、pH等も指標として利用できる。
料として有効利用する場合には、有機物を極限まで分解
する必要はなく、目的とする農産物に生育阻害等の悪影
響を与えないレベルまで分解すればよいことは述べるま
でもない。
ると判定された場合は、スクリュー排出機11およびコ
ンベア10により発酵物を槽外に排出し、必要に応じて
水分量の調節や肥料成分の調整を行ってコンポスト製品
とする。
原料供給、充填床の循環並びに系外排出の各移送経路を
共有する以下の移送手段が必要になる。
路の下部とを接続する横方向移送経路。
部の供給口とを接続する横方向移送経路。
理、連続処理等の運転方式、発酵槽の配置、移送手段、
原料の物理性、搬送能力等により適宜選択する。
発酵系による発酵方法の例を説明する。本実施例は、1
本の縦方向移送経路を含む発酵系によるバッチ発酵の順
送り方式で、図11はそのフローを示す図である。
32、下部横方向移送経路42−1、下部経路接続部3
7を経て縦方向移送経路40により上昇し、上部経路接
続部45を経て図の左側の上部横方向移送経路43−1
を移送し、発酵槽供給経路44−1を経て発酵槽1−1
に導入する。
種用充填床35を種用充填床移送用枝経路36を経て原
料有機固形廃棄物3に添加する。発酵槽1−1に導入
後、充填床5―11中に給気して発酵を開始する。
に有効容積が飽和または設定容積に達するまで間欠的、
例えば、1日1回の頻度で原料固形有機廃棄物3を導入
する。また、間欠的に任意の間隔、例えば、1〜3日の
頻度で、発酵槽1−1中の充填床5―11の一部または
全量を発酵槽排出経路41−1を経て排出して、前述と
同じ経路を図中反時計回りに循環し発酵を続行する。
発酵が設定発酵度まで進行または発酵が終了した時点
で、充填床5―11を図の右方向に下部横方向移送経路
42−1により移送し、下部横方向移送経路37から充
填床排出用の系外排出用枝経路39を経て系外排出充填
床38として排出する。
は設定した不飽和状態において、前述した処理の過程と
並行して、発酵槽1−1への原料有機固形廃棄物3の導
入を停止し、他槽、例えば発酵槽1−3に向け原料供給
用枝経路32、下部横方向移送経路42−1、縦方向移
送経路40、上部横方向移送経路43−2、発酵槽供給
経路44−3を経て移送し、発酵槽1−3に導入して発
酵を開始する。
酵が終了して空になった発酵槽に順次、原料有機固形廃
棄物3の導入、発酵、循環、系外排出を繰り返すことに
より、バッチ発酵の順送り式で連続処理する。
た経路からなるのに対し、図12に示すように、下部横
方向移槽経路42、上部横方向移送経路43が各々一本
のコンベア等からなる例を示す。図11での下部横移送
経路の42−1の右方向、42−2の左方向および上部
横移送経路43−1の右方向、43−2の左方向への移
送の代わりに、図12の下部横方向移送経路42、上部
横方向移送経路43の移送方向を反転させることによ
り、目的方向に移送する。図中、上部経路接続件移送方
向切換え部46、下部経路接続件移送方向切換え部47
は経路接続機能のほか、移送方向切り替え機能を合わせ
持つ。
ュー等の強制移送式の一部を傾斜管や傾斜溝を用いた重
力移送で代替できる。
の中心にバッケト式コンベア等の縦方向移送経路、底部
に複数のベルトコンベア等の組み合わせによる横方向移
送経路を設け、上部横方向移送経路として傾斜管を用い
る例を示す。
トコンベア等の強制移送式とし、それ以外を重力移送式
にした例を示す。
移送経路を含む循環付発酵による押出し流れ式連続発酵
の例で、図12を用いて説明する。
32、下部横方向移送経路42を経て縦方向移送経路4
0により上昇する。次いで、上部横方向移送経路43に
より左側に移送し、発酵槽供給経路44―1を経て発酵
槽1―1に導入し発酵が開始する。その間、任意の時間
間隔で発酵槽1―1中の充填床5−11の一部または全
量を、発酵槽1―1から発酵槽排出経路41−1を経て
排出し、実施例2と同じ経路を経て図中反時計回りに循
環する。
填床5−11を下部横方向移送経路42により右方向に
移送する。次いで、縦方向移送経路40、上部横方向移
送経路43、発酵槽供給経路44−2を経て発酵槽1−
2に導入し、さらに発酵が進行する。
に間欠循環下で設定期間滞留する。さらに同じ要領で充
填床5−13を排出し発酵槽1−4に導入し発酵する。
を下部水平移送経路42、下部経路接続部47、系外排
出用枝経路39を経て系外排出充填床38として系外に
排出する。
ことによっても連続発酵できる。
向移送経路を含む発酵系によるバッチ式順送り発酵につ
いて説明する。
系のフロー図である。実施例2と同じ要領で発酵する
が、原料の導入、発酵、循環、排出に際して、当該発酵
槽に近い方の縦方向移送経路、例えば、発酵槽1−1で
は縦方向移送経路40−1を用い時計回りに、発酵槽1
−nでは縦方向移送経路40−2を用い反時計回りで充
填床を移送し循環する。
で品質のよいコンポストを生産することができる。
に示すように、実施例1における発酵槽内の各段の充填
床への酸素供給手段として、充填床内に通気ノズル6を
有する通気格子50を付加したものである。
した2平面を山形に接続し、その断面が逆V字形の傾斜
板24と、表面に通気ノズル6を設けた格子通気管路5
3とで構成されており、これを同一平面上で直行させて
格子状に形成したものを用いる。
に設けた通気ノズル6および通気格子50に設けた通気
ノズル6より行う。通気格子50の形状、設置数、設置
位置等は特に限定されず、原料の有機固形廃棄物と充填
量、床温度、菌濃度、粒径、空隙密度、水分濃度を勘案
して選択する。
が上段から落下してくる経路の途中に設置すれば、充填
床の破砕効果をさらに向上し、充填高さの平準化でき
る。
度の大きい原料の発酵等、底面からの酸素含有ガスのみ
の供給では酸素が不足するような場合に、特に効果が大
きい。
気格子50は直交したものではなく、平行配置したもの
でもよい。
に示すように、実施例5の発酵槽内の各段に、充填床の
排気ガス排出手段として排気格子54を充填床内に付加
したものである。
は特に限定されず、原料の有機固形廃棄物とその充填
量、床温度、菌濃度、粒径、空隙密度、水分濃度を勘案
して選択する。通常は前記の通気格子50と同形状のも
のを用いる。
な場合に、通気差圧を小さくすることができ、酸素ガス
供給用ブロワの供給気圧を下げることができ、省エネル
ギーに有効である。
置を用いて、発酵原料として食堂より排出された生ゴミ
を粉砕、乾燥した一次処理生ゴミ500kgと、バーク
を重量比で20%添加した牛糞2000kgとを混合
し、好気条件下50日間発酵させてコンポストを調製し
た。コンポストを乾燥処理して含水率10%の乾燥コン
ポスト600kgを得た。
加えた抽出水を用いて、小松菜の発芽試験を実施した。
その結果、95%の発芽率が得られ、発芽に対する阻害
は認められず、良質のコンポストであることが確認され
た。
填でき、各段充填床それぞれに発酵に必要な酸素を均一
に供給できる。
く迅速な好気発酵を行うことができ、良質のコンポスト
を得ることができる。
ポスト化装置の模式縦断面図である。
平面図である。
側面図である。
す斜視図である。
ルの概要を示す断面図である。
ルの概要を示す断面図である。
ルの概要を示す断面図である。
ルの概要を示す断面図である。
ルの概要を示す断面図である。
のフロー図である。
発酵物の移送フローを示す図である。
発酵物の移送フロー示す図である。
発酵物の移送フロー示す図である。
発酵物の移送フロー示す図である。
発酵物の移送フロー示す図である。
ンポスト化装置の酸素供給方法を示す模式断面図であ
る。
視図である。
ンポスト化装置の酸素供給方法を示す模式断面図であ
る。
相空間部、5…充填床、6…通気ノズル、7…回転軸、
8…棚板通気管路、9…酸素含有ガス、10…コンベ
ア、11…スクリュー排出機、12…ブロワ、13…回
転棚板、14…原料投入孔、15…排気管路、16,1
9…弁、17…酸素濃度計測手段、18…酸素含有ガス
供給管路、20,21…流量計測手段、22…温度計測
手段、23…気圧計側手段、24…傾斜板、25…円
管、26…制御装置、27…充填床排出口、32…原料
供給用枝経路、35…種用充填床、36…種用充填床移
送用枝経路、37…下部経路接続部、38…系外排出充
填床、39…系外排出充填床排出用枝経路、40…縦方
向移送経路、41…発酵槽排出経路、42…下部横方向
移送経路、43…上部横方向移送経路、44…発酵槽供
給経路、45…上部経路接続部、46…上部経路接続兼
移送方向切り替え部、47…下部経路接続兼移送方向切
り替え部、50…通気格子、53…格子通気管路、54
…排気格子。
Claims (9)
- 【請求項1】 発酵槽内に開閉自在の仕切りを槽内上下
に複数配置し、有機固形廃棄物またはその好気発酵物
を、真上に位置する仕切りの下に気相空間部が形成され
るよう充填して多段の充填床を形成し、該充填床を好気
発酵する有機固形廃棄物の好気発酵方法において、 前記各仕切りの上面から給気し、各充填床の上面から排
気し、発酵途上または発酵終了後、該充填床を前記仕切
りを開いて下段に落下移送することを特徴とする有機固
形廃棄物の好気発酵方法。 - 【請求項2】 発酵槽内の各充填床上の気相空間部の気
圧が、最下段から最上段に向かって減少する勾配を保持
しながら各充填床に給気および排気する請求項1に記載
の有機固形廃棄物の好気発酵方法。 - 【請求項3】 最上段の充填床の気相空間部が大気圧と
なるよう給気および排気を調節する請求項1または2に
記載の有機固形廃棄物の好気発酵方法。 - 【請求項4】 各充填床の気相空間部の気圧調節を各充
填床への給気量と排気量とを調節することで行う請求項
1,2または3に記載の有機固形廃棄物の好気発酵方
法。 - 【請求項5】 発酵槽内に有機固形廃棄物またはその好
気発酵物からなる充填物の通過を制御する開閉自在の仕
切りを槽内に複数段配置し、各仕切り上に充填された充
填物と、その上に位置する仕切りとの間に気相空間部を
形成できるよう充填物を充填して発酵槽内に多段の充填
床を形成し、有機固形廃棄物を好気発酵する好気発酵装
置において、 前記開閉自在の仕切りが、回転軸にその一部を固定した
複数の回転棚板で構成され、該回転棚板の上面に酸素供
給手段を備えていることを特徴とする有機固形廃棄物の
好気発酵装置。 - 【請求項6】 前記仕切りと充填床により形成される気
相空間部の気圧が、発酵槽の上部に対して下部が高くな
る気圧分布を形成させるための各段に排気量を調節する
排気手段または/および給気量を調節する給気手段を有
する請求項5に記載の有機固形廃棄物の好気発酵装置。 - 【請求項7】 各仕切りにより分画された発酵槽の各段
に形成される気相空間部の気圧を計測する気圧計測手段
を設けた請求項5または6に記載の有機固形廃棄物の好
気発酵装置。 - 【請求項8】 槽内に設けた仕切りにより2以上に分画
した発酵槽と、前記仕切り上に有機固形廃棄物またはそ
の好気発酵物を充填して充填床を形成し、該充填床の有
機固形廃棄物を好気発酵する縦型コンポスト化装置にお
いて、 前記仕切りがその一部を回転軸に固定した複数の回転棚
板で構成され、かつ、該回転棚板の上表面に酸素供給手
段を配し、前記仕切りにより分画された発酵槽の各段に
排気量調節手段を具備した排気管路を設け、 発酵槽上部に有機固形廃棄物またはその好気発酵物の供
給手段と、発酵槽下部に好気発酵物を発酵槽外に排出す
る排出手段と、発酵槽外に排出された好気発酵物を発酵
槽上部に移送する移送手段と、好気発酵物に供給する水
分供給手段を備え、 前記充填床と仕切りとで形成される各気相空間部の気圧
が、発酵槽の下部側より上部側に行きに従って低くなる
気圧分布を発酵槽内に形成させるための気圧計測手段、
気圧調節手段を備えたことを特徴とする有機固形廃棄物
を好気発酵する縦型多段コンポスト化装置。 - 【請求項9】 前記仕切り上の充填床に給,排気する
給,排気手段を配置した請求項8に記載の有機固形廃棄
物を好気発酵する縦型多段コンポスト化装置。
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| JP3604954B2 (ja) | 2004-12-22 |
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