JP2000355032A - 成形品判別方法と成形装置及び前記判別方法による成形品、光学素子並びに、光学素子の成形方法 - Google Patents

成形品判別方法と成形装置及び前記判別方法による成形品、光学素子並びに、光学素子の成形方法

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JP2000355032A
JP2000355032A JP11168103A JP16810399A JP2000355032A JP 2000355032 A JP2000355032 A JP 2000355032A JP 11168103 A JP11168103 A JP 11168103A JP 16810399 A JP16810399 A JP 16810399A JP 2000355032 A JP2000355032 A JP 2000355032A
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molding
resin
molded
optical element
injection
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Keiichi Hirano
惠一 平野
Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形品の成形良否判別を迅速かつ正確に
実行する。 【解決手段】 樹脂材料を成形用金型のキャビテイ内に
射出して成形品を成形する成形方法の成形品を判別する
成形品判別方法であって、前記樹脂材料を前記キャビテ
イに射出する経路の一部に射出した樹脂材料を注入する
判別用の注入部を設け、該注入部に注入して成形した樹
脂部を前記キャビテイ内の成形品の良否の判別に使用す
るようにしたことを特徴とした成形品判別方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂材料を成形して
製造する成形品の良否の判別方法に関する。
【0002】更に、本発明は成形品の良否を判別する機
能を備えた成形装置に関する。
【0003】更に、本発明は前記良否判別方法により判
別された成形品に関する。
【0004】更に、本発明は光学素子とその成形方法及
び成形装置に関する。
【0005】
【従来の技術】従来、成形品の良否の判別は、射出成形
工程内での抜き取り検査による外観チェックや、成形品
重量検査で判別し、寸法精度については射出成形後の成
形品を取り出して測定室に1日から数日間放置した後
に、寸法計測を行って判断している。
【0006】これは、射出成形工程において、高温、高
速、高圧条件で射出成形された樹脂が金型内で急速冷却
されるために、成形品の樹脂材料内に応力が残ったまま
固化し、残留応力となり、取り出し後に、この残留応力
が緩和し、後収縮と呼ばれる寸法変化が現れる。
【0007】従って、成形品の最終寸法の計測には後収
縮が緩和する時間の放置時間が必要である。
【0008】こうした成形後の測定から判定までの手順
が一般的であるが、時間的な判定の遅れ、生産性の問
題、省力化等のために、射出成形機や金型に備えられて
いるセンサーを用いて1ショット毎にサンプリングした
成形寸法や外観を決定する射出圧力、樹脂温度、射出速
度、スクリュウ位置、金型温度、金型内圧等の、成形時
の設定データ、及び出力データ(成形データ)と、良品
が得られた時の成形条件データ等の諸データをコンピュ
ータ処理し、総合判断により良否判別する方法が提案さ
れている。
【0009】例えば、特許番号2586943号には良
品時の射出、保圧工程の樹脂圧とサンプリングされた樹
脂圧を比較して成形品の良否判別する装置の開示があ
る。
【0010】又、特公平07−88030号公報には成
形品の品質に影響を与える成形機及び金型の圧力、速
度、温度、等の物理量から2つ以上の物理量に基ずいて
成形品寸法との相関を取り、良品に該当する区分を確定
し、実際の成形のサンプリングデータと比較して良品判
別する方法の開示がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の方法にお
いては以下の問題点がある。
【0012】1) 射出工程内で抜き取り検査による外
観チェックや成形品重量で判定し、その後、寸法精度に
ついては射出成形後、測定室に数日間放置後、測定を行
って判定している。そのため、判定結果が成形品の生産
日から数日遅れとなるため、その間に成形した品物が不
良となる場合がある。
【0013】2) 射出成形機や金型に備えられている
センサーを用いて1ショット毎にサンプリングした成形
寸法や外観を決定する射出圧、樹脂温度、射出速度、ス
クリュウ位置、金型温度、金型内圧等の成形時の設定デ
ータ及びその出力データと、良品が得られた時の成形デ
ータを成形機に備えられている装置や個別のコンピュー
タで処理する装置/方法の場合、それらの設備導入のコ
ストが非常に高い点がある。
【0014】3) 本発明者らは射出成形品の良否判別
方法の検討において、次の検討を行った。意図的に樹脂
流動性に影響を及ぼす射出圧力のみを、良品条件より型
内圧力でプラス200Kg/cm2に設定して成形品と
良品とを比較した場合、プラス200Kg/cm2の条
件で成形した成形品にはバリが発生し、寸法も10μm
増加した。この時に、ランナー部を確認したところ、ラ
ンナー部にもバリが発生していた。上記で、バリ発生有
無で良品判定を試みたが、評価精度が低く、バリの発生
し難い成形条件が変動した場合、評価不能であった。上
記の結果は、樹脂流動性における圧力変化が、成形品形
状以外の樹脂流動部のランナー部にも影響を及ぼし、過
大な射出圧力による樹脂流動の促進及び金型や成形機プ
ラテンの弾性変形に微少空間が発現し、この空間に微量
の樹脂が流れ込み、ばりの発生の原因となったこと。成
形品寸法の増加の要因として、射出圧力増加により樹脂
密度が増した状態で固化した結果であると考えられる。
【0015】4) 更に、従来の成形品の良否の判別方
法は、射出速度、保圧圧力、材料の計量時間、スクリュ
トルクの値等を計測した計測情報や、各部の温度センサ
ー、圧力センサー等の情報によって成形情報を収集、分
析評価するとともに、実際の成形品の成形精度と比較評
価することで、各設定パラメータ―の許容変動範囲を設
定して成形品の良品と不良品の判別作業を行っている。
しかしながら、上記の従来方法においては、各センサー
により検出される成形パラメータは各々変動幅を持って
おり、その変動する各パラメータの相互作用により実際
の成形品の各部寸法精度が決まってくる。例えば、射出
充填圧力が1Mpa変動したとしても、樹脂温度や金型
温度が射出充填圧力の変動量をキャンセルする方向の変
動を行ったならば、実際の成形品の精度は良品の範囲に
入る場合もある。しかし、光学機器用光学素子や、画像
情報読み取り用光学素子等のレンズはその成形各部の寸
法精度、曲面の形状精度の要求精度が非常に厳しく要求
される。特に、光学面の形状精度の要求はnm(ナノメ
ータ)単位の寸法精度を要求されるが、このような高精
度な形状に影響を与える各パラメータの変動を把握する
ためには各部のセンサーの検出精度を向上させるととも
に、変動要因を少なくする必要があるが、成形システム
自体と成形システム設置の環境整備も必要になり、成形
品の成形精度の向上にあいまって、設備導入経費の増大
を招くことになる。
【0016】又、自由曲面で構成される光学素子の良否
判別は形状測定器にて各光学面を測定評価する必要があ
るが、測定する前の温度慣らしが必要となり、また、測
定時間が長くかかることであり、リアルタイムの成形品
の評価が困難であった。
【0017】本発明は上記の状況に鑑みて樹脂流動の原
理を利用した成形品の良否の判別方法を検討したもので
あり、成形金型や、成形機本体への特別の制御装置の組
み込みを必要とせず、成形システムのコストアップを回
避し、短時間の判別方法が可能であり、又判別精度の信
頼性の得られる判別方法及び成形装置を得ることを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題解決の
ために、樹脂材料を成形用金型のキャビテイ内に射出し
て成形品を成形する成形方法の成形品を判別する成形品
判別方法であって、前記樹脂材料を前記キャビテイに射
出する経路の一部に射出した樹脂材料を注入する判別用
の注入部を設け、該注入部に注入して成形した樹脂部を
前記キャビテイ内の成形品の良否の判別に使用するよう
にしたことを特徴とした成形品判別方法を提案する。
【0019】更に、本発明の1つは、樹脂材料を成形用
金型のキャビテイ内に射出して成形品を成形する成形方
法の成形品を判別する成形品判別方法であって、前記成
形用金型のランナー部に前記キャビテイに射出する樹脂
材料の一部を注入する判別用成形樹脂を形成し、該判別
用成形樹脂を前記キャビテイで成形した成形品の成形条
件の判別に使用するようにしたことを特徴とした成形品
判別方法を提案する。
【0020】本発明は、前記判別用成形樹脂部は樹脂注
入方向に対してブロック化されていることを特徴とした
成形品判別方法の態様を提案する。
【0021】更に、前記判別用成形樹脂部は複数形成さ
れていることを特徴とした成形品判別方法の態様を提案
する。
【0022】更に、前記判別用成形樹脂部は樹脂注入方
向に向かっての傾斜勾配を有していることを特徴とした
成形品判別方法の態様を提案する。
【0023】本発明の1つは樹脂材料を金型内に充填し
て固化して成形する成形品の該成形品の良否を判別する
ための、良否判別用樹脂部を形成することで、上記課題
の解決を図る。
【0024】又、成形品の良否判別機能を備えた成形装
置であって、射出ノズルのスプルー部からランナー部を
経由して前記キャビテイに射出される樹脂材料の一部を
注入する樹脂注入部を設け、該樹脂注入部で成形された
樹脂を成形品の成形条件の判断材料にするようにしたこ
とを特徴とした成形装置の提案により上記課題の解決を
図る。
【0025】更に、発明の1つの態様として前記成形条
件判別用の樹脂注入部を前記ランナー部に設けた成形装
置を提案する。
【0026】又、前記成形条件判別用の樹脂注入部は前
記樹脂材料の射出方向に長手方向に区分して伸びて形成
した成形装置の態様を提案する。
【0027】更に、前記成形条件判別用の樹脂注入部は
注入部の深さが階段状に形成されている成形装置の態様
を提案する。
【0028】又、前記注入部の階段状の深さは入り口部
が深く、奥方向に浅くなるように形成した成形装置の態
様がある。
【0029】前記成形条件判別用の樹脂注入部の幅寸法
eは前記ランナー部の幅寸法dに対して、e<dとなる
ように規定したことを特徴とした成形装置の態様を提案
する。
【0030】前記成形条件判別用の樹脂注入部は注入部
の深さhは前記ランナー部の深さHに対して、h<Hと
なるように規定したことを特徴とした成形装置の態様を
提案する。
【0031】更に、前記成形条件判別用の樹脂注入部
は、深さ寸法h,入り口部の深さ寸法t1の条件を、h
>t1≧0.03mmの範囲に規定した成形装置により
上記課題の解決を図る。
【0032】本発明は樹脂材料による成形する成形品自
体に成形の良否判別部を備えることにより上記課題の解
決を図る。
【0033】本発明の上記課題解決方法の1つは、樹脂
材料で成形した光学素子であって、該光学素子の樹脂成
形による良否判別部を備えたことを特徴とした樹脂成形
の光学素子の提案にある。
【0034】更に、前記樹脂成形の光学素子は該樹脂成
形時のゲート部に良否判別部を備えた事を特徴とした光
学素子の提案にある。
【0035】更に、本発明は入射面と出射面及び前記入
射面からの光を反射して前記出射面に入射光を導く複数
の自由曲面を備えた光学素子の判別において、前記光学
素子は樹脂材料を射出して成形し、前記樹脂材料の射出
成形の良否を判別する判別部を備えていることを特徴と
した光学素子を提案する。
【0036】更に、本発明は前記光学素子の成形時の成
形良否を判別する判別部を複数個所に備えたことを特徴
とした光学素子の態様を提案する。
【0037】又、前記光学素子に透過率判別部を形成し
たことを特徴とした光学素子を提案する。
【0038】本発明の1つは、樹脂材料を成形用金型内
に射出して成形固化する光学素子の成形方法であって、
前記金型のキャビテイ部に成形した光学素子の良否判別
を行う第一の良否判別用キャビテイを前記光学素子成形
用キャビテイに連接して形成し、前記各キャビテイ内に
樹脂材料を射出充填し、冷却、固化後、成形品を取り出
し、前記良否判別部の状況に応じて光学素子部の良否判
別を行うようにしたことを特徴とした光学素子の成形方
法の提案にある。
【0039】更に、前記光学素子の成形方法であって、
前記キャビテイに連接するゲート部に第二の良否判別部
を形成するキャビテイを設け、前記第一及び第二の良否
判別部のキャビテイにより成形された樹脂部により良否
判別を行うようにしたことを特徴とした光学素子の成形
方法の態様を提案する。
【0040】又、更に、樹脂材料を成形用金型のキャビ
テイ内に射出して成形品を成形する成形装置であって、
射出ノズルのスプルー部から前記キャビテイに射出され
る樹脂材料の一部を注入する樹脂注入部前記キャビテイ
に設け、該樹脂注入部で成形された樹脂を成形品の成形
条件の判断材料にするようにしたことを特徴とした成形
装置を提案する。
【0041】
【発明の実施の形態】(第一の実施例の説明)以下に図
を参照して本発明の第一の実施例について詳述する。
【0042】本例は、樹脂材料を成形用金型のキャビテ
イ内に射出して成形品を成形する成形方法の成形品を判
別する成形品判別方法であって、前記樹脂材料を前記キ
ャビテイに射出する経路の一部に射出した樹脂材料を注
入する判別用の注入部を設け、該注入部に注入して成形
した樹脂部を前記キャビテイ内の成形品の良否の判別に
使用するようにした成形品判別方法の実施例を示す。
【0043】図1は本実施例を実施する射出成形装置の
要部の構成を示す図面である。
【0044】図2は本発明の特徴である判別用樹脂材料
を注入する注入部の位置関係を示すための金型部分の要
部構成の説明図である。
【0045】図1において、符号1は固定側プラテン、
2は固定側の金型取り付け板部材、4は固定側型板部
材、6は前記型板4に取り付けた固定側の駒部材であ
り、成形品形状に対応したキャビテイを形成してある。
【0046】8は可動側プラテン、10は可動側金型取
り付け板部材、12は可動側型板部材、14は前記型板
12に取り付けた可動側駒部材で、前記固定側駒部材6
と相対接合し、成形品形状に対応したキャビテイを形成
してある。
【0047】16は前記固定側取り付け板部材2に接続
固定した射出ノズルであり、ノズル穴の先端はスプルー
ブッシュ18に接続している。
【0048】18aはスプルー。
【0049】本例に示す図1、2の射出成形装置は成形
品を同時に4つ成形する多数個取りの構成であり、図2
に示すように可動側の駒部材14には4つのキャビテイ
14A,14B,14C,14Dが形成されており、同
様に、前記固定側の駒部材6にも対応する4つのキャビ
テイが形成されている。
【0050】図2に示すように、前記可動駒部材14上
にはランナー駒部材20が取り付けられており、ランナ
ー駒に形成したランナー部20Aの中心位置20Cにス
プルーブッシュ18が接続している。
【0051】前記ランナー駒の各ランナー20Aは前記
可動駒14の各キャビテイの各ゲート14a、14b,
14c,14dを介してキャビテイに繋がっている。
(14aのみ指示。)
【0052】図2に枠囲い符号Aで示すように、前記ラ
ンナー駒20のランナー部の端部に、本発明の特徴とす
る判別用の樹脂注入部20Bが形成してある。
【0053】12Aは前記樹脂注入部に繋がる空気抜け
用の連通溝である。
【0054】図1に戻って、符号22A,22B,22
Cは成形品を突き出すためのエジェクターピンであり、
エジェクタープレート24に取り付ける。
【0055】26はエジェクタープレートを作動するエ
ジェクターシリンダーロッドである。
【0056】28は金型冷却用冷却媒体を通す配管であ
る。
【0057】金型加熱用の加熱ヒータが金型内に配置さ
れているが不図示とする。
【0058】図3は前記判別用の樹脂注入部20Bの1
例の構成を示す。
【0059】図3において、樹脂注入部20Bは前記ラ
ンナー部20Aの突き当たり位置にランナーの長手方向
にランナー部に延長して設けられている。
【0060】そして、該樹脂注入部20Bはその長手方
向に階段状にランナー部の手前側から段差が深くなり、
奥側に向かうにつれて段差を小さく(浅く)構成してあ
る。本例では4段に構成してあり、樹脂注入部20Bの
注入の入り口部の幅eはランナー部20Aの幅dに対し
てc<dの関係にする。
【0061】これは樹脂流動状態の変化が成形品への影
響を最小にするためである。
【0062】樹脂注入部20Bの一段目から4段目まで
の各部の深さ及び長さ寸法は図示したように、夫々、t
1,t2,t3,t4,L1,L2,L3,L4であ
り、樹脂注入部20Bの入り口部の深さはhとする。
【0063】次に各部の関係について説明する。
【0064】設置数Nに対応する階段状の深さt1,t
2,t3,t4、、tnは評価精度向上とランナー部分
への前記判別用樹脂注入部20B付加による樹脂流動状
態の変化が成形品への悪影響を及ぼさないために、ラン
ナー部の深さHより浅く設定してある。
【0065】各階段部分の各部深さt1,t2,,、、
tnの関係は、t1≧t2≧t3≧t4≧tnの関係と
する。
【0066】又、この寸法の決め方は樹脂材料の流動性
や成形温度等の成形条件により差があるが、各々の樹脂
の流動長と樹脂厚みの比の、所謂、L/tを参考にして
決める。
【0067】算出方法は、階段状の深さt1,t2,t
3,,,tnに対応する各々の長さをL1,L2,L
3,L4,、、Lnとし、L1からLnまで加算した判
別用樹脂注入部20Bの総長さLmとした時、深さtn
を、L/t〓(Lm−Ln)/tnに成るようにtnを
設定し、その深さtnでLmまで加工し、成形後の判別
用樹脂注入部20Bの樹脂流動長さをL0とすると、L
0/tnを定数として、各々の深さに配分して決める。
又、注入された樹脂が階段状の注入部の最終位置tn末
端を超えて可動側型板に形成した通気溝12A内に流入
してしまうと判別測定不能となるため、tnを超えない
ようにtnの範囲を配分する。
【0068】配分方法は、L0/tn>ΣLi/ti
(i=1,2,,,n−1)とする。
【0069】階段状の数nや、深さt1,t2,,,t
n及び各深さの長さL1,L2,,,Lnの値は特に限
定しない。
【0070】一方、判別用樹脂部形状の幅寸法eも先の
理由で、樹脂流動状態の変化が成形品への影響を最小に
するために、ランナー幅寸法d≧判別用樹脂部形状の幅
寸法eの関係にする。
【0071】上記の関係で構成されている判別用樹脂部
と上記構成の金型装置に基ずいて、次に本実施例の作動
説明をする。
【0072】図1乃至図3において、不図示の射出シリ
ンダーから射出された溶融樹脂材料はスプルーブッシュ
18、ランナー駒20Aを介してゲート部を通過して図
2の判別用樹脂注入部120B内に注入されるととも
に、各キャビテイ14A,14B、14C、14D内に
注入充填される。
【0073】その後、保圧工程、冷却工程を経て、各部
に注入された溶融樹脂は冷却し、固化する。
【0074】その後、可動側型板部材の開閉、不図示の
エジェクター作動手段によるエジェクターシリンダ26
の駆動、エジェクタープレート24、エジェクターピン
22B,22Cの作動による成形品の離型操作により成
形品の取り出しが行われる。
【0075】図4は離型操作により取り出された部分で
あり、成形金型内の固化した樹脂部分の形状であり、各
キャビテイ部分で成形された4つの成形品30A,30
B,30C,30Dと、判別用樹脂注入部20Bの部分
で成形された判別用樹脂部32がランナーに連なってい
る。
【0076】図4のように金型から取り出した樹脂成形
部分の判別用樹脂部32による各成形品30A,30
B,30C,30Dの成形良否の判別を行う。
【0077】成形機から取り出した図4に示したランナ
ーと一体的な成形品34の前記判別用樹脂部32の成形
状態を図5の良品と判断された樹脂判別部32とを比較
して良否の判別を行う。
【0078】図5の判別用樹脂部長さfと、良品と判別
された樹脂部の長さgとを比較し良否の判別を行うわけ
であるが、次に、良品区分での成形条件を得るための成
形条件の設定について説明する。
【0079】まず、成形品の主要寸法測定及び外観が、
規格の中心に入るように成形条件を設定する。
【0080】初期の成形条件の設定については、使用樹
脂による成形条件は樹脂メーカによる情報を基礎に、成
形品厚み、製品重量から、樹脂温度、圧力、射出速度、
金型温度、計量値等を設定し、この条件で成形して得ら
れた成形品の主要寸法及び外観を測定して公差内である
かどうかを確認する。
【0081】公差外であれば成形条件を変動させて再度
成形して、成形品が公差内に入る条件を求める。
【0082】成形条件の各種要因を変動させて良品の規
格内に入った成形条件を規定して、その条件を該成形品
良品成形の成形条件として成形機への設定を行う。
【0083】図6以下図10は本例の変形例を示す。
【0084】図6は前記図2に示した判別用樹脂成形部
36のキャビテイ形状の変形例を示す。
【0085】図6の例は判別部のキャビテイ36の深さ
tは均一で、幅方向に複数の溝部36a,36b,36
c,,,,を設け、成形後の、この溝部の成形状態によ
り成形品の良否判別を行うものである。
【0086】図7は他の例を示し、符号38は成形品部
分であり、該成形品は符号40の部分が中抜け状態の成
形品を図示したものである。
【0087】14は前記図1の可動側の成形駒部材。
【0088】42は中抜け部分40を成形するための中
子部材、44はスプルー部、46はゲート部である。
【0089】本例は前記中子部材42に成形品判別用樹
脂部形成用のキャビテイ部分42Aを形成する。
【0090】本例の判別用樹脂部のキャビテイの深さt
1は直前の製品部のキャビテイの深さtiに対してti
>t1≧0.03(単位mm)の関係にする。
【0091】図8は成形品に連接して判別用樹脂部成形
用のキャビテイを設けた例を示す。
【0092】符号48は成形品用のキャビテイ部分、5
0は前記成形品のキャビテイ48に連なるように形成し
た判別用樹脂成形用のキャビテイ部分である。
【0093】50Aは通気部、52はスプルー、54は
ゲート部である。
【0094】図9は1個の成形品部のキャビテイ56に
複数の判別用樹脂部のキャビテイ58A,58Bを設け
た例を示す。
【0095】60は通気孔部、62はスプルー、64は
ゲートを示す。
【0096】本例は成形品の形状が複雑な形状で、各部
の形状精度を各部個別に判別する必要が有る場合に適用
できる。
【0097】図10は判別用樹脂成形部が前記図3の階
段状や、図6の溝形状の各ブロック化とは異なる例を示
し、判別用樹脂部の形状が厚さ方向に傾斜勾配を形成し
た例を示す。
【0098】(第二の実施例の説明)図11以降は本発
明の第二の実施例を示し、特に、本例は光学素子形状の
成形品への適用に好適な実施例を示す。
【0099】図11は本実施例の構成図であり、射出成
形機70には成形機スクリュー後端圧力センサー72、
スクリュ回転数検出センサー74、スクリュ位置検出セ
ンサー76、シリンダー温度センサー78、等を配置す
る。
【0100】成形金型80にはキャビテイ温度センサー
82、キャビテイ内圧センサー84を設置する。
【0101】86は良否判定基準設定手段である。
【0102】前記各センサー及び手段の信号出力はデー
タ収集ユニット88に接続している。90は良否判別形
状検査ユニット、92は良否判別ユニットである。
【0103】図12は本例で成形する成形品94の形状
を示す。
【0104】成形品94は樹脂材料成形によるプリズム
形状である。
【0105】図12において、符号94Aは光の入射面
の第一の光学面(屈折面)、94Bは第一光学面から入
射した光を反射する第二の光学面(第一反射面)、94
Cは前記第一反射面94Bからの反射光を第四の光学面
94Dに反射する第三の光学面(第二の反射面)であ
る。
【0106】第四の光学面94Dは第三の反射面であ
り、その反射光は第五の光学面(第四反射面)94Eへ
反射し、その反射光は第六光学面の第五の反射面94F
に反射する。
【0107】そして、第五の反射面94Fで反射した光
は第七の光学面94Gに向けて進み、この第七の光学面
94Gから外部に向けて出射する。
【0108】前記各反射面は前工程の光の進路の光学面
から送られてきた光を次の反射面に反射するように、そ
の反射面は自由曲面形状に形成してある。
【0109】尚プリズム04の光学面でない側面94H
には後述する鏡面状態に仕上げられた鏡面部94Iが形
成されている。
【0110】94Jは該プルズム94の成形品の良否判
別用の樹脂成形部であり、該成形部94Jは該プリズム
を射出成形する樹脂材料の射出方向の一番奥側に設け
る。
【0111】94Kはランナー、94Lはゲート部であ
る。
【0112】94Mは前記ゲート部94Lの側面側に設
けた第二の成形品の良否判別用の樹脂成形部である。
【0113】判別用樹脂成形部の各部寸法 A 4mm B 5mm 94Mの厚さ 50μm C 10mm D 3mm 94Jの厚さ 30μm に設定した。
【0114】本例で射出成形に使用する樹脂材料はポリ
オレフイン系樹脂で、材料メーカで製造されるロット毎
に分子量、MI(メルトフローインデックス)には工程
能力からくるバラツキが存在し、射出成形機に設定され
ている成形パラメータが一定に制御されたとしても樹脂
の流動性の変動によって成形条件が変動する。
【0115】実際、MI値に+2の変動が生じると金型
キャビテイ内の検出圧力ピーク値は1Mpa上昇する。
【0116】そのため、同じ射出圧力設定でも標準条件
よりも1Mpaほどオーバーパックになる。
【0117】この変化は実際の成形品の第一の良否判別
部94Jに現れるようになっている。即ち、樹脂のMI
値の変動により流動性が増し、良品の範囲の成形条件だ
と樹脂が充填されない厚さの30μmの厚さのキャビテ
イ部分に充填される。
【0118】又、第二の良品判別用樹脂成形部94Mは
良品範囲の成形条件の場合は常に形作られるようにその
厚さを50μmに設定してある。
【0119】樹脂のMI値が標準値より−2以上変動す
ると流動性が悪くなるので樹脂が充填しにくくなるので
第二の良否判別部94Mは形作られなくなる。
【0120】(第三の実施例)図13は本発明の第三の
実施例の説明図であり、本例は樹脂成形品の側面に樹脂
成形品の良否判別部を形成した例である。
【0121】図13において、成形品96はプリズム形
状と成し、符号96Aは光の入射面の第一の光学面(屈
折面)、96Bは第一光学面から入射した光を反射する
第二の光学面(第一反射面)、96Cは前記第一反射面
946Bからの反射光を第四の光学面96Dに反射する
第三の光学面(第二の反射面)である。
【0122】第四の光学面96Dは第三の反射面であ
り、その反射光は第五の光学面(第四反射面)96Eへ
反射し、その反射光は第六光学面の第五の反射面96F
に反射する。
【0123】そして、第五の反射面96Fで反射した光
は第七の光学面96Gに向けて進み、この第七の光学面
96Gから外部に向けて出射する。
【0124】前記各反射面は前工程の光の進路の光学面
から送られてきた光を次の反射面に反射するように、そ
の反射面は自由曲面形状に形成してある。
【0125】尚プリズム96の光学面でない側面96H
には後述する鏡面状態に仕上げられた鏡面部96Iが形
成されている。
【0126】前記側面96Hに対向する側面側96Jに
は前記鏡面96Iからの光を透過する透過面96Kが形
成される。
【0127】96Lはスプルー部、96Mはゲート部で
ある。
【0128】自由曲面を反射面としている内面反射を行
うプリズムでは、内部の異物、脈離、屈折率の変化など
により発生する透過率の変動は品質上非常に重要である
が、反射膜を付けない状態での透過率検査は不可能であ
り、成膜には時間を要し、成形工程でのリアルタイムな
判断ができない。
【0129】又、成膜による反射率の変動要因もあり成
形品自体の純粋な良否判別が困難である。
【0130】そこで、本実施例では、図13に示すよう
な、成形品の光学面と直交する側面に、透過率測定が可
能な面96J,96Kを設けている。
【0131】この研磨面の粗さはrmsで5μm以下に
仕上げてあり、成形品の厚さが10mm幅の成形品の幅
方向の透過率を測定する。
【0132】
【発明の効果】以上のように、本発明は樹脂材料を成形
用金型のキャビテイ内に射出して成形品を成形する成形
方法の成形品を判別する成形品判別方法であって、前記
樹脂材料を前記キャビテイに射出する経路の一部に射出
した樹脂材料を注入する判別用の注入部を設け、該注入
部に注入して成形した樹脂部を前記キャビテイ内の成形
品の良否の判別に使用するようにしたことを特徴とした
成形品判別方法の提案により成形工程において迅速か
つ、正確に成形品の良否判別を行うことができるように
なった。
【0133】又、樹脂材料を成形用金型のキャビテイ内
に射出して成形品を成形する成形方法の成形品を判別す
る成形品判別方法であって、前記成形用金型のスプルー
部に前記キャビテイに射出する樹脂材料の一部を注入す
る判別用成形樹脂を形成し、該判別用成形樹脂を前記キ
ャビテイで成形した成形品の成形条件の判別に使用する
ようにしたことを特徴とした成形品判別方法の提案によ
り成形品の良否の判別の精度の向上を図ることができ
た。
【0134】更に、前記判別用成形樹脂部は樹脂注入方
向に対してブロック化されていることを特徴とした成形
品判別方法及び、前記判別用成形樹脂部は複数形成され
ていることを特徴とした成形品判別方法、更に、前記判
別用成形樹脂部は樹脂注入方向に向かっての傾斜勾配を
有していることを特徴とした成形品判別方法の提案によ
る成形品判別の多様性を提案できた。
【0135】又、樹脂材料を成形用金型内に射出して成
形品を成形する成形工程において、前記射出した樹脂材
料を射出して固化して形状を判別する判別部を設け、該
判別部を射出口側から奥行き側に厚さを設けて判別する
ようにしたことを特徴とした成形品の判別方法の多様性
の提案もできるようになった。
【0136】更に、樹脂材料を成形用金型のキャビテイ
内に射出して成形品を成形する成形装置であって、射出
ノズルのスプルー部から前記キャビテイに射出される樹
脂材料の一部を注入する樹脂注入部を設け、該樹脂注入
部で成形された樹脂を成形品の成形条件の判断材料にす
るようにしたことを特徴とした成形装置により、判別操
作の正確な成形機を得ることができた。
【0137】更に、前記成形条件判別用の樹脂注入部は
注入部の深さが階段状に形成されていることを特徴とし
た成形装置及び、前記注入部の階段状の深さは入り口部
が深く、奥方向に浅くなるように形成したことを特徴と
した成形装置、更に、前記成形条件判別用の樹脂注入部
の幅寸法eは前記スプルー部の幅寸法dに対して、e<
dとなるように規定したことを特徴とした成形装置の提
案による多様性のある成形機をえることができた。
【0138】又、本発明の1つは、樹脂材料で成形した
光学素子であって、該光学素子の樹脂成形による良否判
別部を備えたことを特徴とした樹脂成形の光学素子を得
る事ができた。
【0139】更に、入射面と射出面及び前記入射面から
の光を反射して前記射出面に入射光を導く複数の自由曲
面を備えた光学素子であって、前記光学素子は樹脂材料
を射出して成形し、前記樹脂材料の射出成形の良否を判
別する判別部を備えていることを特徴とした光学素子を
えることができた。
【0140】更に、本発明の1つは、前記光学素子に透
過率判別部を形成したことを特徴とした光学素子をえる
ことができた。
【0141】又、樹脂材料を成形用金型内に射出して成
形固化する光学素子の成形方法であって、前記金型のキ
ャビテイ部に成形した光学素子の良否判別を行う第一の
良否判別用キャビテイを前記光学素子成形用キャビテイ
に連接して形成し、前記各キャビテイ内に樹脂材料を射
出充填し、冷却、固化後、成形品を取り出し、前記良否
判別部の状況に応じて光学素子部の良否判別を行うよう
にしたことを特徴とした光学素子の成形方法によりプリ
ズム等の自由曲面形状を有する光学素子の成形方法が得
られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の説明図であり、本実施例の用い
た成形機の構成の説明図。
【図2】第一の実施例の説明図であり、樹脂成形用判別
部の説明図。
【図3】第一の実施例の説明図であり、判別部の説明
図。
【図4】第一の実施例の説明図であり、成形品を取り出
した状態の説明図。
【図5】第一の実施例の説明図であり、判別操作の説明
図。
【図6】第一の実施例の説明図であり、別の判別部の説
明図。
【図7】第一の実施例の説明図であり、他の例の説明
図。
【図8】第一の実施例の説明図であり、他の例の説明
図。
【図9】第一の実施例の説明図であり、他の例の説明
図。
【図10】第一の実施例の説明図であり、他の例の説明
図。
【図11】第二の実施例の説明図であり、第二実施例の
構成の説明図。
【図12】第二の実施例の説明図であり、第二実施例の
成形品の構成の説明図。
【図13】第二の実施例の説明図であり、第三の実施例
の説明図。
【符号の説明】
1 固定プラテン 2 成形機の型板部材 4 固定側型板部材 6 固定側駒部材 14 可動側駒部材 14A,14B,14C,14D キャビテイ 20 ランナー部 20B、32、42、50、60 成形品判別用樹脂成
形部 86 良否判定基準設定ユニット 88 データ収集ユニット 90 良否判別形状検査ユニット 94 成形品プリズム 94J、94L 成形品良否判別部 96 成形品プリズム 96I,96K 成形品良否判別部

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂材料を成形用金型のキャビテイ内に
    射出して成形品を成形する成形方法の成形品を判別する
    成形品判別方法であって、前記樹脂材料を前記キャビテ
    イに射出する経路の一部に射出した樹脂材料を注入する
    判別用の注入部を設け、該注入部に注入して成形した樹
    脂部を前記キャビテイ内の成形品の良否の判別に使用す
    るようにしたことを特徴とした成形品判別方法。
  2. 【請求項2】 樹脂材料を成形用金型のキャビテイ内に
    射出して成形品を成形する成形方法の成形品を判別する
    成形品判別方法であって、前記成形用金型のスプルー部
    に前記キャビテイに射出する樹脂材料の一部を注入する
    判別用成形樹脂を形成し、該判別用成形樹脂を前記キャ
    ビテイで成形した成形品の成形条件の判別に使用するよ
    うにしたことを特徴とした成形品判別方法。
  3. 【請求項3】 前記判別用成形樹脂部は樹脂注入方向に
    対してブロック化されていることを特徴とした請求項1
    記載の成形品判別方法。
  4. 【請求項4】 前記判別用成形樹脂部は複数形成されて
    いることを特徴とした請求項1記載の成形品判別方法。
  5. 【請求項5】 前記判別用成形樹脂部は樹脂注入方向に
    向かっての傾斜勾配を有していることを特徴とした請求
    項1記載の成形品判別方法。
  6. 【請求項6】 樹脂材料を成形用金型内に射出して成形
    品を成形する成形工程において、前記射出した樹脂材料
    を射出して固化して形状を判別する判別部を設け、該判
    別部を射出口側から奥行き側に厚さを設けて判別するよ
    うにしたことを特徴とした成形品の判別方法。
  7. 【請求項7】 樹脂材料を成形金型のキャビテイ内に充
    填して成形した成形品であって、前記成形品に該成形品
    の良否を判別するための良否判別用成形部を形成したこ
    とを特徴とした成形品。
  8. 【請求項8】 樹脂材料を成形用金型のキャビテイ内に
    射出して成形品を成形する成形装置であって、射出ノズ
    ルのスプルー部から前記キャビテイに射出される樹脂材
    料の一部を注入する樹脂注入部を設け、該樹脂注入部で
    成形された樹脂を成形品の成形条件の判断材料にするよ
    うにしたことを特徴とした成形装置。
  9. 【請求項9】 前記成形条件判別用の樹脂注入部を前記
    スプルー部に設けたことを特徴とした請求項7記載の成
    形装置。
  10. 【請求項10】 前記成形条件判別用の樹脂注入部は前
    記樹脂材料の射出方向に長手方向に区分して伸びて形成
    していることを特徴とした請求項6及び7記載の成形装
    置。
  11. 【請求項11】 前記成形条件判別用の樹脂注入部は注
    入部の深さが階段状に形成されていることを特徴とした
    請求項9記載の成形装置。
  12. 【請求項12】 前記注入部の階段状の深さは入り口部
    が深く、奥方向に浅くなるように形成したことを特徴と
    した請求項10記載の成形装置。
  13. 【請求項13】 前記成形条件判別用の樹脂注入部の幅
    寸法eは前記ランナー部の幅寸法dに対して、e<dと
    なるように規定したことを特徴とした請求項7乃至12
    記載の成形装置。
  14. 【請求項14】 前記成形条件判別用の樹脂注入部は注
    入部の深さhは前記ランナー部の深さHに対して、h<
    Hとなるように規定したことを特徴とした請求項8乃至
    13記載の成形装置。
  15. 【請求項15】 前記成形条件判別用の樹脂注入部は、
    深さ寸法h,入り口部の深さ寸法t1の条件を、h>t
    1≧0.03mmの範囲に規定したことを特徴とした請
    求項8乃至14記載の成形装置。
  16. 【請求項16】 樹脂材料で成形した成形品であって、
    該樹脂成形による良否判別部を備えたことを特徴とした
    成形品。
  17. 【請求項17】 前記成形品の前記良否判別部は成形品
    の形状特性を判別することを特徴とした請求項16記載
    の成形品。
  18. 【請求項18】 前記成形品の前記良否判別部は成形品
    の光学特性を判別することを特徴とした請求項16記載
    の成形品。
  19. 【請求項19】 樹脂材料で成形した光学素子であっ
    て、該光学素子の樹脂成形による良否判別部を備えたこ
    とを特徴とした樹脂成形の光学素子。
  20. 【請求項20】 前記樹脂成形の光学素子は該樹脂成形
    時のゲート部に良否判別部を備えた事を特徴とした請求
    項19記載の光学素子。
  21. 【請求項21】 入射面と出射面及び前記入射面からの
    光を反射して前記出射面に入射光を導く複数の自由曲面
    を備えた光学素子であって、前記光学素子は樹脂材料を
    射出して成形し、前記樹脂材料の射出成形の良否を判別
    する判別部を備えていることを特徴とした光学素子。
  22. 【請求項22】 前記光学素子の成形時の成形良否を判
    別する判別部を複数個所に備えたことを特徴とした請求
    項21記載の光学素子。
  23. 【請求項23】 前記光学素子に透過率判別部を形成し
    たことを特徴とした請求項22記載の光学素子。
  24. 【請求項24】 樹脂材料を成形用金型内に射出して成
    形固化する光学素子の成形方法であって、前記金型のキ
    ャビテイ部に成形した光学素子の良否判別を行う第一の
    良否判別用キャビテイを前記光学素子成形用キャビテイ
    に連接して形成し、前記各キャビテイ内に樹脂材料を射
    出充填し、冷却、固化後、成形品を取り出し、前記良否
    判別部の状況に応じて光学素子部の良否判別を行うよう
    にしたことを特徴とした光学素子の成形方法。
  25. 【請求項25】 前記光学素子の成形方法であって、前
    記キャビテイに連接するゲート部に第二の良否判別部を
    形成するキャビテイを設け、前記第一及び第二の良否判
    別部のキャビテイにより成形された樹脂部により良否判
    別を行うようにしたことを特徴とした請求項24記載の
    光学素子の成形方法。
  26. 【請求項26】 樹脂材料を成形用金型のキャビテイ内
    に射出して成形品を成形する成形装置であって、前記キ
    ャビテイに射出される樹脂材料の一部を注入する樹脂注
    入部を前記キャビテイに設け、該樹脂注入部で成形され
    た樹脂を成形品の成形条件の判断材料にするようにした
    ことを特徴とした成形装置。
  27. 【請求項27】 前記成形品は光学素子形状であること
    を特徴とした成形装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008014725A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Toyo Keiki Co Ltd 電子式流量計のユニットケース
KR20200040077A (ko) * 2018-10-08 2020-04-17 주식회사 서연이화 웰드라인 분석용 사출금형
US12075571B2 (en) 2021-07-08 2024-08-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device including support member

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