JP2000355359A - 溶融袋用フィルムおよびその溶融袋 - Google Patents
溶融袋用フィルムおよびその溶融袋Info
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Abstract
子数3〜20のα-オレフィンとからなるエチレン・α-オレフィン共重合体
(A1)または(A2)からなり、フィルム成形する際の樹脂圧力Pと
樹脂温度Tと該樹脂押出量Kとフィルム成形機のリッフ゜断面積A
と該樹脂のMFRとが、特定の関係をもって成形され、該フィル
ムのタ゛ートインハ゜クト強度が200μmの厚さで1000g以上である
ことを特徴とする。成分(A1)は、190℃における溶融張力
(MT)とMFRとがMT≦2.2×MFR-0.84で示される関係を満た
す共重合体であり、成分(A2)は、190℃における溶融張力
(MT)とMFRとが、MT>2.2×MFR-0.84で示される関係を満
たすとともに、室温n-テ゛カン可溶成分量率と密度との関係、
およびDSC吸熱曲線の最大ヒ゜ーク位置の温度と密度との関
係が特定の関係にある。 【効果】 本発明によれば、タ゛ートインハ゜クト強度特性と成形
性に優れる溶融袋用フィルム、さらにはその溶融袋を提供す
ることができる。
Description
を収容する溶融袋用フィルムおよびその溶融袋に関す
る。
る製品たとえばトラフィックペイントの包装に用いられ
る。この溶融袋は、その製品の加工時ないし使用時にそ
の製品とともに溶融して製品に均一に混合することが可
能な包装袋である。このような溶融袋に使用される材料
としては、エチレン・アクリル酸エステル共重合体(E
EA)、エチレン・メタクリル酸エステル共重合体、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、あるいはこれ
らに少量のポリエチレン配合した樹脂などが使用されて
いる。
らなる溶融袋は、ダートインパクト強度が必ずしも十分
でないため、運搬等における取り扱い時に破袋すること
があった。
よび成形性に優れる溶融袋用フィルムおよびその溶融袋
の出現が望まれている。
問題を解決しようとするものであって、ダートインパク
ト強度特性および成形性に優れる溶融袋用フィルムおよ
びその溶融袋を提供することを目的としている。
0℃における溶融張力(MT(g))とメルトフローレー
ト(MFR(g/10分))とが、 MT≦2.2×MFR-0.84 で示される関係を満たす、エチレンと炭素原子数3〜2
0のα- オレフィンとからなるエチレン・α- オレフィ
ン共重合体(A1)からなり、かつ、フィルム成形する
際の樹脂圧力P(kg/cm2)と、樹脂温度T(℃)
と、該樹脂押出量K(kg/時間)と、フィルム成形機
のリップ断面積A(cm2)と、該樹脂のメルトフロー
レート(MFR(g/10分))とが、 200×[K/(MFR1.5)/(T−120)/A0.2]
0.2 ≦ P≦450×[K/(MFR1.5)/(T−120)
/A0.2]0.2 で示される関係をもって成形され、該フィルムのダート
インパクト強度が200μmの厚さで1000g以上で
あることを特徴としている。
は、(i)190℃における溶融張力(MT(g))とメ
ルトフローレート(MFR(g/10分))とが、 MT>2.2×MFR-0.84 で示される関係を満たし、(ii)室温におけるn- デカ
ン可溶成分量率(W(重量%))と密度(d(g/c
m3 ))とが、 MFR≦10g/10分のとき: W<80×exp(−100(d−0.88))+0.1 MFR>10g/10分のとき: W<80×(MFR−9)0.26×exp(−100(d−
0.88))+0.1 で示される関係を満たし、(iii)示差走査型熱量計(D
SC)により測定した吸熱曲線の最大ピーク位置の温度
(Tm(℃))と密度(d(g/cm3 ))とが、 Tm<400×d−248 で示される関係を満たす、エチレンと炭素原子数3〜2
0のα- オレフィンとからなるエチレン・α- オレフィ
ン共重合体(A2)からなり、かつ、フィルム成形する
際の樹脂圧力P(kg/cm2)と、樹脂温度T(℃)
と、該樹脂押出量K(kg/時間)と、フィルム成形機
のリップ断面積A(cm2)と、該樹脂のメルトフロー
レート(MFR(g/10分))とが、 200×[K/(MFR1.5)/(T−120)/A0.2]
0.2 ≦ P≦450×[K/(MFR1.5)/(T−120)
/A0.2]0.2 で示される関係をもって成形され、該フィルムのダート
インパクト強度が200μmの厚さで1000g以上で
あることを特徴としている。
(A2)としては、次のような共重合体が好ましい。 (1)前記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ、(iv)示差走査型熱量計(DSC)により測
定した吸熱曲線に少なくと2個以上のピークが存在する
エチレン・α- オレフィン共重合体(A2)。 (2)前記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ、(v)昇温溶出試験(TREF)において1
00℃未満では溶出しない成分が存在し、かつ、その成
分が全体の10%以下の量で存在するエチレン・α- オ
レフィン共重合体(A2)。 (3)前記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ(vi)NMRで測定した炭素原子数6個以上の
長鎖分岐の数が、炭素原子数1000個当たり3個を超
えるエチレン・α- オレフィン共重合体(A2)、中で
も前記(i)、(ii)および(iii)の関係を満たし、か
つ(vii)エチレンと共重合させるα- オレフィンの炭
素原子数が7個を超える場合、NMRで測定した炭素原
子数6個以上の長鎖分岐の数が、炭素原子数1000個
当たり3個を超えるエチレン・α- オレフィン共重合体
(A2)。 (4)前記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ(viii)エチレンと共重合させるα- オレフィ
ンの炭素原子数が7個以下の場合、NMRで測定した炭
素原子数6個以上の長鎖分岐の数が、炭素原子数100
0個当たり3個以下であるエチレン・α- オレフィン共
重合体(A2)。
(A)((A1)、(A2)を含む)中に、必要に応
じ、高圧法低密度ポリエチレン(B)を50重量%以下
の量でブレンドしてもよい。
る溶融袋用フィルムから形成されることを特徴としてい
る。
ルムおよびその溶融袋について具体的に説明する。
フィン共重合体(A1)または(A2)から、特定のフ
ィルム条件で成形される。
1)および(A2)]本発明で用いられるエチレン・α
- オレフィン共重合体(A1)、(A2)は、直鎖状
(低密度)ポリエチレンであって、エチレンと炭素原子
数3〜20のα- オレフィンとからなる。
(A1)、(A2)は、エチレンから導かれる構成単位
含量(エチレン含量)が通常65〜99重量%、好まし
くは70〜98重量%、より好ましくは75〜96重量
%であり、炭素原子数3〜20のα- オレフィンから導
かれる構成単位含量(α- オレフィン含量)が通常1〜
35重量%、好ましくは2〜30重量%、より好ましく
は4〜25重量%である。
は、通常10mmφの試料管中で約200mgの共重合
体を1mlのヘキサクロロブタジエンに均一に溶解させ
た試料の13C−NMRスペクトルを、測定温度120
℃、測定周波数25.05MHz、スペクトル幅150
0Hz 、パルス繰返し時間4.2sec.、パルス幅6μse
c.の条件下で測定して決定される。
ては、具体的には、プロピレン、1-ブテン、1-ペンテ
ン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテン、
1-デセン、1-ドデセン、1-テトラデセン、1-ヘキサデセ
ン、1-オクタデセン、1-エイコセンなどが挙げられる。
合体(A1)、(A2)としては、密度(d;ASTM D 1
505 )が0.895〜0.930g/cm3、好ましく
は0.895〜0.925g/cm3 、より好ましく
は0.900〜0.915g/cm3の範囲にあること
が望ましく、またメルトフローレート(MFR;ASTMD
1238,190℃、荷重2.16kg)が、0.5〜10g/10
分、好ましくは1.0〜7.0g/10分、より好まし
くは1.0〜5.0g/10分の範囲にあることが望ま
しい。
ィン共重合体(A1)は、190℃における溶融張力
(MT(g))とメルトフローレート(MFR(g/10
分))とが、 MT≦2.2×MFR-0.84 で示される関係を満たしている。
オレフィン共重合体(A2)は、(i)190℃におけ
る溶融張力(MT(g))とメルトフローレート(MFR
(g/10分)とが、 MT>2.2×MFR-0.84 好ましくは 5.5×MFR-0.65>MT>2.
2×MFR-0.84で示される関係を満たしている。
α- オレフィン共重合体(A2)は、分子量の割には溶
融張力が高く、成形性が良好である。エチレン・α- オ
レフィン共重合体(A2)の溶融張力(MT)は、溶融
試料を一定速度で延伸したときの応力として測定され
る。本発明では、具体的には、溶融試料(エチレン・α
- オレフィン共重合体)を、MT測定機((株)東洋精
機製作所製)を用いて、樹脂温度190℃、押出速度1
5mm/分、巻取り速度10〜20m/分、ノズル径
2.09mmφ、ノズル長さ8mmの条件下で延伸した
ときの応力として測定される。
合体(A2)は、(ii)室温(23℃)におけるn- デ
カン可溶成分量率(W(重量%))と、密度(d(g/c
m3 ))とが、 MFR≦10g/10分のとき: W<80×exp(−100(d−0.88))+0.1 好ましくは W<60×exp(−100(d−0.
88))+0.1 より好ましくは W<40×exp(−100(d−0.
88))+0.1 MFR>10g/10分のとき: W<80×(MFR−9)0.26×exp(−100(d−
0.88))+0.1 で示される関係を満たしている。
α- オレフィン共重合体(A2)は、組成分布が狭いと
言える。エチレン・α- オレフィン共重合体(A2)の
n- デカン可溶成分量率(W)の測定は、エチレン・α
- オレフィン共重合体約3gをn- デカン450mlに
加え、145℃で溶解後室温℃まで冷却し、濾過により
n- デカン不溶部を除き、濾液よりn- デカン可溶部を
回収することにより行なわれる。n- デカン可溶成分量
率(W)の少ないものほど組成分布が狭い。
重合体(A2)は、(iii)示差走査型熱量計(DSC)
により測定した吸熱曲線の最大ピーク位置の温度(Tm
(℃))と密度(d(g/cm3 ))とが、 Tm<400×d−248 好ましくは Tm<450×d−296 で示される関係を満たしている。
α- オレフィン共重合体(A2)は、密度に対して上記
Tmが低いため、同一密度のエチレン・α- オレフィン
共重合体と比較すると、ヒートシール性に優れている。
た吸熱曲線の最大ピーク位置の温度(Tm)と密度
(d)との関係、およびn- デカン可溶成分量分率
(W)と密度(d)とが上記のような関係を有するよう
なエチレン・α- オレフィン共重合体(A2)は組成分
布が狭いと言える。
2)のTmは、試料約5mgをアルミパンに詰め10℃
/分で200℃まで昇温し、200℃で5分間保持した
のち10℃/分で室温まで降温し、次いで10℃/分で
昇温する際の吸熱曲線より求められる。測定は、パーキ
ンエルマー社製DSC−7型装置を用いる。
ィン共重合体(A2)としては、以下のような共重合体
が好ましい。 (1)上記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ、(iv)示差走査型熱量計(DSC)により測
定した吸熱曲線に少なくと2個以上のピークが存在する
エチレン・α- オレフィン共重合体(A2)。 (2)上記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ、(v)昇温溶出試験(TREF)において1
00℃未満では溶出しない成分が存在し、かつ、その成
分が全体の10%以下の量で存在するエチレン・α- オ
レフィン共重合体(A2)。 (3)上記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ、(vi)NMRで測定した炭素原子数6個以上
の長鎖分岐の数が、炭素原子数1000個当たり3個を
超えるエチレン・α- オレフィン共重合体(A2)。中
でも、上記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ、(vii)エチレンと共重合させるα-オレフィ
ンの炭素原子数が7個を超える場合、NMRで測定した
炭素原子数6個以上の長鎖分岐の数が、炭素原子数10
00個当たり3個を超えるエチレン・α- オレフィン共
重合体(A2)。 (4)エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィン
とを共重合させたエチレン・α- オレフィン共重合体で
あり、前記(i)、(ii)および(iii)の関係を満た
し、かつ(viii)エチレンと共重合させるα- オレフィ
ンの炭素原子数が7個以下の場合、NMRで測定した炭
素原子数6個以上の長鎖分岐の数が、炭素原子数100
0個当たり3個以下であるエチレン・α- オレフィン共
重合体(A2)。
領で行なう。試料溶液を140℃でカラムに導入した
後、降温速度10℃/時間で25℃まで冷却し、その後
昇温速度15℃/時間で昇温しながら、1.0mlの一
定流速で連続的に溶出する成分をオンラインで検出す
る。カラムは2.14cmφ×15cmのカラムを用
い、充填剤は100μmφのガラスビーズを用い、溶媒
はオルトジクロロベンゼン、試料濃度は200mg/4
0ml(オルトジクロロベンゼン)、注入量は7.5m
lとする。
岐数は、13C−NMRにより決定した。すなわち、10
mmφの試料管中で約250mgのフィルムを2.5m
lのオルソジクロロベンゼン/重水素化ベンゼン(4/
1(容積比))に均一に溶解させた試料の13C−NMR
をプロトン完全デカップリング法により、観測周波数1
25.8MHz、観測領域33,900Hz、パルス幅
45゜、パルス繰り返し時間5.5秒、測定温度120
℃、積算回数10,000回の条件下で測定し、「JMS-
REV.Macromol.Chem.Phys.」(C29(2&3),201-317(1989))
の文献に記載されている方法に従って決定した。
素原子数6個以上の長鎖分岐数は、 13C−NMRにより
決定した。すなわち、10mmφの試料管中で約250
mgのフィルムを2.5mlのオルソジクロロベンゼン
/重水素化ベンゼン(4/1(容積比))に均一に溶解
させた試料の13C−NMRをプロトン完全デカップリン
グ法により、観測周波数125.8MHz、観測領域3
3,900Hz、パルス幅45゜、パルス繰り返し時間
5.5秒、測定温度120℃、積算回数10,000回
の条件下で測定し、「JMS-REV.Macromol.Chem.Phys.」
(C29(2&3),201-317(1989))の文献を元にシグナルの帰
属を行なった。
全メチン炭素原子数より算出した全分岐数から、炭素原
子数6個以上の長鎖分岐以外の各分岐に基づくメチル、
メチレン炭素原子より算出した分岐数を引いた残りとし
て規定した。
1)の調製]上記のようなエチレン・α- オレフィン共
重合体(A1)は、たとえば特開平9−183816号
公報、特開平8−283477号公報等に記載されてい
るメタロセン触媒成分を含む、いわゆるメタロセン系オ
レフィン重合用触媒の存在下に、エチレンと炭素原子数
3〜20のα- オレフィンとを共重合させることによっ
て製造することができる。
触媒は、通常、シクロペンタジエニル骨格を有する配位
子を少なくとも1個有する周期律表第IVB族の遷移金属
化合物からなるメタロセン触媒成分、有機アルミニウム
オキシ化合物触媒成分、担体、および必要に応じて、有
機アルミニウム化合物触媒成分から形成される。
エチレン・α- オレフィン共重合体(A2)の製造方法
の詳細については、特開平9−183816号公報、特
開平8−283477号公報等等に記載されている。
2)の調製]上記のようなエチレン・α- オレフィン共
重合体(A2)は、たとえば特開平4−213309号
公報、特開平6−9724号公報、特開平6−2069
39号公報、特開平9−235312号公報、特開平1
0−251334号公報、特開平10−251335号
公報、特開平2−276807号公報、WO93/08
22号公報、特願平10−370575号明細書等に記
載されているメタロセン触媒成分を含む、いわゆるメタ
ロセン系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレンと
炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを共重合させる
ことによって製造することができる。
触媒は、通常、シクロペンタジエニル骨格を有する配位
子を少なくとも1個有する周期律表第IVB族の遷移金属
化合物からなるメタロセン触媒成分、有機アルミニウム
オキシ化合物触媒成分、および必要に応じて、担体、有
機アルミニウム化合物触媒成分、イオン化イオン性化合
物触媒成分から形成される。
エチレン・α- オレフィン共重合体(A2)の製造方法
の詳細については、特開平4−213309号公報、特
開平6−9724号公報、特開平6−206939号公
報、特開平9−235312号公報、特開平10−25
1334号公報、特開平10−251335号公報、特
開平2−276807号公報、WO93/0822号公
報、特願平10−370575号明細書等に記載されて
いる。
溶融袋用フィルムは、エチレン・α- オレフィン共重合
体(A1)または(A2)からインフレーション方式、
Tダイ方式などの通常のフィルム成形法を採用し、下記
条件で製造することができる。
体(A1)または(A2)から、フィルム成形する際の
樹脂圧力P(kg/cm2)と、樹脂温度T(℃)と、
該樹脂押出量K(kg/時間)と、フィルム成形機のリ
ップ断面積A(cm2)と、該樹脂のメルトフローレー
ト(MFR(g/10分))とが、 200×[K/(MFR1.5)/(T−120)/A0.2]
0.2 ≦ P≦450×[K/(MFR1.5)/(T−120)
/A0.2]0.2 で示される関係をもって成形される。
(A1)または(A2)中に、必要に応じて、高圧法低
密度ポリエチレン(B)を50重量%以下、好ましくは
5〜40重量%、より好ましくは5〜30重量%の量で
ブレンドさせることができる。
エチレンをラジカル重合触媒の存在下、高圧の下で製造
したポリエチレンであって、必要に応じ、他のビニルモ
ノマーを少量共重合してあってもよい。
レン(B)は、密度(ASTM D 1505)が通常0.917〜
0.930g/cm3、好ましくは0.917〜0.9
25g/cm3の範囲にある。密度が上記範囲にある高
圧法低密度ポリエチレン(B)は、インフレーションフ
ィルム成形性に優れている。なお、密度は、190℃に
おける2.16kg荷重でのメルトフローレート(MF
R)測定時に得られる押出ストランドを100℃で1時
間熱処理し、1時間かけて室温まで徐冷したのち、密度
勾配管で測定する。
(B)のメルトフローレート(MFR;ASTM D 1238、1
90℃、荷重2.16kg)は0.1〜3g/10分、好ましく
は0.1〜1.0g/10分の範囲にある。メルトフロ
ーレートが上記範囲にある高圧法低密度ポリエチレン
(B)は、インフレーションフィルム成形性に優れてい
る。
レフィン共重合体(A1)または(A2)中に、必要に
応じて、高圧法低密度ポリエチレン(B)の他に、顔料
(たとえばカーボンブラック、酸化チタン等)、酸化防
止剤、耐候安定剤、帯電防止剤、スリップ剤、抗ブロッ
キング剤などの添加剤を、本発明の目的を損なわない範
囲で配合することができる。
ムの厚さは任意であり、袋に充填する製品の量によって
も異なるが、実用上は80〜150μm程度である。本
発明に係る溶融袋用フィルムは、ダートインパクト強度
が200μmの厚さで1000g以上で、耐衝撃性に優
れている。
ら従来公知の方法により製袋することによって得られ
る。この溶融袋は、ダートインパクト強度特性に優れ、
実用に供することができる。
特性および成形性に優れる溶融袋用フィルム、さらには
その溶融袋を提供することができる。
発明は、これら実施例により何ら限定されるものではな
い。 (1)エチレン系共重合体の造粒 エチレン系共重合体100重量部に対して、二次抗酸化
剤としてのトリ(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスフ
ェートを0.05重量部、耐熱安定剤としてのn-オクタ
デシル-3-(4'-ヒドロキシ-3',5'- ジ-t- ブチルフェニ
ル)プロピネートを0.1重量部、塩酸吸収剤としての
ステアリン酸カルシウムを0.05重量部配合する。し
かる後に通常の押出機を用い、設定温度180℃で溶融
押し出して、造粒ペレットを調製する。 (2)密度(d) 190℃における2.16kg荷重でのメルトフローレ
ート測定時に得られるストランドを120℃で1時間熱
処理し、1時間かけて室温まで徐冷したのち、密度勾配
管で測定する。 (3)共重合体の組成13 C−NMRにより決定した。すなわち、10mmφの
試料管中で約200mgの共重合体パウダーを1mlの
ヘキサクロロブタジエンに均一に溶解させた試料の13C
−NMRRスペクトルを、測定温度120℃、測定周波
数25.05MHz、スペクトル幅1500Hz、パル
ス繰返し時間4.2sec、パルス幅6μsecの条件下で測
定することにより決定される。 (4)メルトフローレート(MFR) 共重合体の造粒ペレットを使用して、ASTM D12
38−65Tに従い190℃、2.16kg荷重の条件
下に測定される。 (5)DSCによる最大ピーク温度(Tm) パーキンエルマー社製DSC−7型装置を用いて行なっ
た。吸熱曲線における最大ピーク位置の温度(Tm)
は、試料約5mgをアルミパンに詰め10℃/分で20
0℃まで昇温し、200℃で5分間保持したのち、10
℃/分で室温まで降温し、次いで10℃/分で昇温する
際の吸熱曲線より求める。 (6)n- デカン可溶成分量率(W) 共重合体のn- デカン可溶成分量の測定は、共重合体約
3gをn- デカン450mlに加え、145℃で溶解後
23℃まで冷却し、濾過によりn- デカン不溶部を除
き、濾液よりn- デカン可溶部を回収することにより行
なう。n- デカン可溶成分量率は、 W=[n- デカン可溶部の重量/n- デカン不溶部およ
び可溶部の重量]×100(%)で定義される。可溶成
分量の少ないもの程、組成分布が狭いことを意味する。 (7)溶融張力(MT) 溶融させたポリマーを一定速度で延伸した時の応力を測
定することにより決定される。すなわち、共重合体の造
粒ペレットを測定試料とし、(株)東洋精機製作所製、
MT測定機を用い、樹脂温度190℃、押し出し速度1
5mm/分、巻取り速度10〜20m/分、ノズル径
2.09mmφ、ノズル長さ8mmの条件で行なわれ
る。 (8)長鎖分岐(LCB)の定量 長鎖分岐(LCB)の定量は、NMRで行なった。 (9)昇温溶出試験(TREF) 試料溶液を140℃でカラムに導入した後、降温速度1
0℃/時間で25℃まで冷却し、その後、昇温速度15
℃/時間で昇温しながら、1.0mlの一定流速で連続
的に溶出する成分をオンラインで検出した。
ラムを用い、充填剤は、100μmφのガラスビーズを
用い、溶媒はオルトジクロロベンゼン、試料濃度は20
0mg/40ml(オルトジクロロベンゼン)、注入量
は7.5mlとした。
LDPE(1)]の製造] [触媒の調製]250℃で10時間乾燥したシリカ7.
9kgを121リットルのトルエンで懸濁状にした後、
0℃まで冷却した。その後、メチルアルミノオキサンの
トルエン溶液(Al=1.47モル/リットル)41リ
ットルを1時間で滴下した。この際、系内の温度を0℃
に保った。引続き0℃で30分間反応させ、次いで1.
5時間かけて95℃まで昇温し、その温度で4時間反応
させた。その後60℃まで降温し上澄液をデカンテーシ
ョン法により除去した。このようにして得られた固体成
分をトルエンで2回洗浄した後、トルエン125リット
ルで再懸濁化した。この系内へビス(1,3-ジメチルシク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリドのトルエン
溶液(Zr=28.4ミリモル/リットル)20リット
ルを30℃で30分間かけて適下し、更に30℃で2時
間反応させた。その後、上澄液を除去し、ヘキサンで2
回洗浄することにより、1g当り4.6mgのジルコニ
ウムを含有する固体触媒を得た。
ソブチルアルミニウムを含有する160リットルのヘキ
サンに、上記固体触媒4.3kgを加え、35℃で3.
5時間エチレンの予備重合を行なうことにより、固体触
媒1g当り3gのポリエチレンが予備重合された予備重
合触媒を得た。このエチレン重合体の135℃デカリン
中で測定した極限粘度[η]は、1.27dl/gであ
った。
い、全圧20kg/cm2-G、重合温度80℃でエチレ
ンと1-ヘキセンとの共重合を行なった。上記予備重合触
媒をジルコニウム原子換算で0.075ミリモル/h
r、トリイソブチルアルミニウムを10ミリモル/hr
の割合で連続的に供給し、重合の間一定のガス組成を維
持するためにエチレン、1-ヘキセン、水素、窒素を連続
的に供給した(ガス組成;1-ヘキセン/エチレン=0.
055、水素/エチレン=1.4×10-3、エチレン濃
度=25%)。
[M−LLDPE(1)]の収量は、6.0kg/hr
であり、密度(d)が0.905g/cm3であり、M
FRが2.0g/10分であり、MTが2.2gであ
り、DSCにおける融点の最大ピーク(Tm)が92.
0℃であり、23℃におけるn- デカン可溶成分量率
(W)が1.4重量%であり、エチレン含量が84.4
重量%であった。この共重合体[メタロセン系直鎖状低
密度ポリエチレン;M−LLDPE(1)]の物性を第
1表に示す。
LLDPE(1)]を溶融混練によりペレット化した。
LDPE(2)の製造]製造例1において、密度、MF
Rが第1表に記載した値のエチレン・1-ヘキセン共重合
体[M−LLDPE(2)]となるようにガス組成を変
更し、エチレン濃度を25%に変更し、重合温度を70
℃に変更した以外は、製造例1と同様にして、エチレン
含量85.9重量%のエチレン・1-ヘキセン共重合体
[M−LLDPE(2)]を得た。
[メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン;M−LLD
PE(2)]の物性を第1表に示す。
LDPE(3)の製造]製造例1における触媒成分の調
製において、ビス(1,3-ジメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリドのトルエン溶液(Zr=2
8.4ミリモル/リットル)20リットルに代えて、ビ
ス(1,3-n-ブチルメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロリドのトルエン溶液(Zr=34.0ミリ
モル/リットル)13.2リットルおよびビス(1,3-ジ
メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド
のトルエン溶液(Zr=28.4ミリモル/リットル)
4.0リットルを用いた以外は、製造例1と同様にし
て、触媒を調製し、この触媒を用いて、密度、MFRが
第1表に記載した値のエチレン・1-ヘキセン共重合体
[M−LLDPE(3)]となるようにガス組成を変更
した以外は、製造例1と同様にして、エチレン含量8
7.4重量%のエチレン・1-ヘキセン共重合体[M−L
LDPE(3)]を得た。
[メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン;M−LLD
PE(3)]の物性を第1表に示す。
LDPE(4)の製造]製造例1における触媒成分の調
製において、ビス(1,3-ジメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリドのトルエン溶液(Zr=2
8.4ミリモル/リットル)20リットルに代えて、ビ
ス(1,3-n-ブチルメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロリドのトルエン溶液(Zr=34.0ミリ
モル/リットル)16.7リットルを用いた以外は、製
造例1と同様にして、触媒を調製し、この触媒を用い
て、密度、MFRが第1表に記載した値のエチレン・1-
ヘキセン共重合体[M−LLDPE(4)]となるよう
にガス組成を変更した以外は、製造例1と同様にして、
エチレン含量87.9重量%のエチレン・1-ヘキセン共
重合体[M−LLDPE(4)]を得た。
[メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン;M−LLD
PE(4)]の物性を第1表に示す。
共重合体[M−LLDPE(1);エチレン含有量=8
4.4重量%、密度(ASTM D 1505)=0.905g/c
m3、MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)=
2.0g/10分、MT=2.2g、Tm=92.0
℃、W=1.4重量%]85重量部と、高圧法低密度ポ
リエチレン[密度(ASTM D 1505)=0.922g/cm
3、MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)=0.6
g/10分]15重量部と、微粉炭酸カルシウム[商品
名 ホワイトンH、白石工業(株)製]30重量部とか
らなるブレンド物を用い、下記の成形条件および第1表
に示す押出条件でインフレーション成形法で厚み200
μmのフィルムを成形した。 [インフレーション成形条件] インフレーションフィルム成形機 モダンマシナリー(株)製の90mmφ押出機 スクリュー:L/D=28 圧縮比:1.3 ダイス径 :200mmφ リップ幅:2.5mm フィルム厚さ:200μm 押出機設定温度:シリンダー 180℃、ダイス 19
0℃ 膨 比:1.4 引取速度:7m/分 得られたフィルムについて、ダートインパクト強度を下
記の試験方法に従って測定した。その結果を第1表に示
す。 [ダートインパクト強度の試験方法]ASTM D 17
09のA法に準じて測定した値をフィルムの厚みで除し
た価をダートインパクト強度とした。
ム3.65gを500ml容量のビーカーにとり、三井
化学(株)製の脂肪族系炭化水素樹脂[商品名ハイレッ
ツTMR−500X;C5系無水マレイン酸変性炭化水素
樹脂、軟化点(環球法;JIS K 2207)=98
℃、色相(溶融法;JIS K 5400)=5ガードナ
ー、酸価=4.8mgKOH/g]を100g加え、こ
のビーカーを200℃に調整された恒温油浴に入れて加
熱した。この炭化水素樹脂の温度が200℃になったと
ころで、粗粉炭酸カルシウム[商品名 寒水砂#30、
日東粉化社製]230g、微粉炭酸カルシウム[商品名
ホワイトンH、白石工業(株)製]230g、酸価チ
タン粉末[平均粒径=0.148μm、アナターゼ型酸
価チタン、商品名:タイペークA−220、石原産業
(株)製]30g、可塑剤[商品名アラキッド251、
荒川化学社製]17g、三井ハイワックスTM110P
[商品名;三井化学(株)製、低分子量ポリエチレン]
7.3g、三井ハイワックスTM4202E[商品名;三
井化学(株)製、低分子量ポリエチレン]0.3g、お
よびガラスビーズ[商品名 GB−153T、東芝パロ
ティー社製]118gを加え攪拌することにより、ポリ
エチレン袋込みのホットメルト型トラフィックペイント
を製造した。
トラフィックペイントについて、流動性、溶融粘度、チ
クソ性、圧縮強度、軟化点および骨材沈降性を下記の方
法に従って測定ないし評価した。これらの結果を第2表
に示す。 (1)流動性 ザーンビスコシティカップNo.8を用い、200℃で
測定した。なお、使用したザーンビスコシティカップN
o.8は上部直径が33mm、高さが60mmであり、
カップ下部に直径8mmの流出口を有している。 (2)溶融粘度 ブルックフィールド型回転粘度計を用い、6回転および
60回転の粘度を200℃で測定した。 (3)チクソ性(揺変性) 上記6回転の溶融粘度を60回転の溶融粘度で除した値
で評価した。 (4)圧縮強度 JIS K 5655の方法で測定した。 (5)軟化点 JIS K 5665の方法で測定した。 (6)骨材沈降性 非溶融物を50ml容量のビーカーに充満させ、240
℃で2時間静置した後、冷却、硬化させ、固化物の垂直
切断面における充填剤の沈降率を測定した。
チレン・1-ヘキセン共重合体[M−LLDPE(1)]
の代わりに、製造例2で得られたエチレン・1-ヘキセン
共重合体[M−LLDPE(2);エチレン含量=8
5.9重量%、密度(ASTM D 1505)=0.908g/c
m3、MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)=
1.7g/10分、MT=2.4g、Tm=104.0
℃、W=1.0重量%]を用い、かつ、第1表に示す押
出条件に変更した以外は、実施例1と同様にして、厚み
200μmのフィルムを成形した。
クト強度を、実施例1と同様にして測定した。その結果
を第1表に示す。以下、得られたフィルムを用い、実施
例1と同様にして、ポリエチレン袋込みのホットメルト
型トラフィックペイントを製造した。
ントについて、溶融粘度、チクソ性、圧縮強度、軟化点
および骨材沈降性を下記の方法に従って測定ないし評価
した。これらの結果を第2表に示す。
タロセン系直鎖状低密度ポリエチレン[M−LLDPE
(1)]の代わりに、製造例3で得られたエチレン・1-
ヘキセン共重合体[M−LLDPE(3);エチレン含
量=87.4重量%、密度(ASTM D 1505)=0.910
g/cm3、MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16k
g)=2.1g/10分、MT=2.4g、Tm=10
9.2℃、W=0.7重量%、長鎖分岐の数(炭素原子
1000個当たり)<1]を用い、かつ、第1表に示す
押出条件に変更した以外は、実施例1と同様にして、厚
み200μmのフィルムを成形した。
クト強度を、実施例1と同様にして測定した。その結果
を第1表に示す。以下、得られたフィルムを用い、実施
例1と同様にして、ポリエチレン袋込みのホットメルト
型トラフィックペイントを製造した。
ントについて、溶融粘度、チクソ性、圧縮強度、軟化点
および骨材沈降性を下記の方法に従って測定ないし評価
した。これらの結果を第2表に示す。
チレン・1-ヘキセン共重合体[M−LLDPE(1)]
の代わりに、製造例4で得られたエチレン・1-ヘキセン
共重合体[M−LLDPE(4);エチレン含量=8
7.9重量%、密度(ASTM D 1505)=0.910g/c
m3、MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)=
2.0g/10分、MT=0.9g、Tm=108.8
℃、W=0.5重量%、長鎖分岐の数(炭素原子100
0個当たり)<1]を用い、かつ、第1表に示す押出条
件に変更した以外は、実施例C1と同様にして、厚み2
00μmのフィルムを成形した。
クト強度を、実施例1と同様にして測定した。その結果
を第1表に示す。以下、得られたフィルムを用い、実施
例1と同様にして、ポリエチレン袋込みのホットメルト
型トラフィックペイントを製造した。
ントについて、溶融粘度、チクソ性、圧縮強度、軟化点
および骨材沈降性を下記の方法に従って測定ないし評価
した。これらの結果を第2表に示す。
チレン・1-ヘキセン共重合体[M−LLDPE(1)]
および高圧法低密度ポリエチレンの代わりに、エチレン
・酢酸ビニル共重合体[EVA;MFR(ASTM D 123
8,190℃、荷重2.16kg)=1g/10分、酢酸ビニル
(VA)含量=10重量%]を用い、かつ、第1表に示
す押出条件に変更した以外は、実施例1と同様にして、
厚み200μmのフィルムを成形した。
クト強度を、実施例1と同様にして測定した。その結果
を第1表に示す。以下、得られたフィルムを用い、実施
例1と同様にして、ポリエチレン袋込みのホットメルト
型トラフィックペイントを製造した。
ントについて、溶融粘度、チクソ性、圧縮強度、軟化点
および骨材沈降性を、下記の方法に従って測定ないし評
価した。これらの結果を第2表に示す。
チレン・1-ヘキセン共重合体[M−LLDPE(1)]
および高圧法低密度ポリエチレンの代わりに、エチレン
・アクリル酸エステル共重合体[EEA;MFR(ASTM
D 1238,190℃、荷重2.16kg)=1g/10分、アクリ
ル酸エステル(EA)含量=8重量%]を用い、第1表
に示す押出条件に変更した以外は、実施例1と同様にし
て、厚み200μmのフィルムを成形した。
クト強度を、実施例1と同様にして測定した。その結果
を第1表に示す。以下、得られたフィルムを用い、実施
例1と同様にして、ポリエチレン袋込みのホットメルト
型トラフィックペイントを製造した。
ントについて、溶融粘度、チクソ性、圧縮強度、軟化点
および骨材沈降性を、下記の方法に従って測定ないし評
価した。これらの結果を第2表に示す。
Claims (9)
- 【請求項1】190℃における溶融張力(MT(g))と
メルトフローレート(MFR(g/10分))とが、 MT≦2.2×MFR-0.84 で示される関係を満たす、エチレンと炭素原子数3〜2
0のα- オレフィンとからなるエチレン・α- オレフィ
ン共重合体(A1)からなり、かつ、フィルム成形する
際の樹脂圧力P(kg/cm2)と、樹脂温度T(℃)
と、該樹脂押出量K(kg/時間)と、フィルム成形機
のリップ断面積A(cm2)と、該樹脂のメルトフロー
レート(MFR(g/10分))とが、 200×[K/(MFR1.5)/(T−120)/A0.2]
0.2 ≦ P≦450×[K/(MFR1.5)/(T−120)
/A0.2]0.2 で示される関係をもって成形され、 該フィルムのダートインパクト強度が200μmの厚さ
で1000g以上であることを特徴とする溶融袋用フィ
ルム。 - 【請求項2】(i)190℃における溶融張力(MT
(g))とメルトフローレート(MFR(g/10分))
とが、 MT>2.2×MFR-0.84 で示される関係を満たし、 (ii)室温におけるn- デカン可溶成分量率(W(重量
%))と密度(d(g/cm3))とが、 MFR≦10g/10分のとき: W<80×exp(−100(d−0.88))+0.1 MFR>10g/10分のとき: W<80×(MFR−9)0.26×exp(−100(d−
0.88))+0.1 で示される関係を満たし、 (iii)示差走査型熱量計(DSC)により測定した吸熱
曲線の最大ピーク位置の温度(Tm(℃))と密度(d
(g/cm3 ))とが、 Tm<400×d−248 で示される関係を満たす、エチレンと炭素原子数3〜2
0のα- オレフィンとからなるエチレン・α- オレフィ
ン共重合体(A2)からなり、かつ、 フィルム成形する際の樹脂圧力P(kg/cm2 )
と、樹脂温度T(℃)と、該樹脂押出量K(kg/時
間)と、フィルム成形機のリップ断面積A(cm2)
と、該樹脂のメルトフローレート(MFR(g/10
分))とが、 200×[K/(MFR1.5)/(T−120)/A0.2]
0.2 ≦ P≦450×[K/(MFR1.5)/(T−120)
/A0.2]0.2 で示される関係をもって成形され、 該フィルムのダートインパクト強度が200μmの厚さ
で1000g以上であることを特徴とする溶融袋用フィ
ルム。 - 【請求項3】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A2)は、前記(i)、(ii)および(iii)の関係を
満たし、かつ、(iv)示差走査型熱量計(DSC)によ
り測定した吸熱曲線に少なくと2個以上のピークが存在
することを特徴とする請求項2に記載の溶融袋用フィル
ム。 - 【請求項4】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A2)は、前記(i)、(ii)および(iii)の関係を
満たし、かつ、(v)昇温溶出試験(TREF)におい
て100℃未満では溶出しない成分が存在し、かつ、そ
の成分が全体の10%以下の量で存在することを特徴と
する請求項2に記載の溶融袋用フィルム。 - 【請求項5】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A2)は、前記(i)、(ii)および(iii)の関係を
満たし、かつ、(vi)NMRで測定した炭素原子数6個
以上の長鎖分岐の数が、炭素原子数1000個当たり3
個を超えることを特徴とする請求項2に記載の溶融袋用
フィルム。 - 【請求項6】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A2)は、前記(i)、(ii)および(iii)の関係を
満たし、かつ、(vii)エチレンと共重合させるα- オレ
フィンの炭素原子数が7個を超える場合、NMRで測定
した炭素原子数6個以上の長鎖分岐の数が、炭素原子数
1000個当たり3個を超えるエチレン・α- オレフィ
ン系共重合体であることを特徴とする請求項5に記載の
溶融袋用フィルム。 - 【請求項7】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A2)は、前記(i)、(ii)および(iii)の関係を
満たし、かつ、(viii)エチレンと共重合させるα- オ
レフィンの炭素原子数が7個以下の場合、NMRで測定
した炭素原子数6個以上の長鎖分岐の数が、炭素原子数
1000個当たり3個以下であることを特徴とする請求
項2に記載の包装用フィルム。 - 【請求項8】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A1)または(A2)中に、高圧法低密度ポリエチレ
ン(B)が50重量%以下の量でブレンドされているこ
とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の溶融袋
用フィルム。 - 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載の溶融袋用
フィルムから形成されることを特徴とする溶融袋。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11165109A JP2000355359A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 溶融袋用フィルムおよびその溶融袋 |
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|---|---|
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| JP11165109A Pending JP2000355359A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 溶融袋用フィルムおよびその溶融袋 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2000355359A (ja) |
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- 1999-06-11 JP JP11165109A patent/JP2000355359A/ja active Pending
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