JP2000355544A - 新規生体活性化物質 - Google Patents

新規生体活性化物質

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JP2000355544A
JP2000355544A JP2000111807A JP2000111807A JP2000355544A JP 2000355544 A JP2000355544 A JP 2000355544A JP 2000111807 A JP2000111807 A JP 2000111807A JP 2000111807 A JP2000111807 A JP 2000111807A JP 2000355544 A JP2000355544 A JP 2000355544A
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Jinemon Konishi
甚右衞門 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非常に高活性の生理活性を有する新規生体活性
化物質を提供することにある。 【解決手段】本発明新規生体活性化物質は、動物又は動
物組織に内的・外的ストレッサーを与え活性化された組
織から抽出した物質にケイ酸塩を添加するか又は高ケイ
酸含量となるように抽出することにより得られるもので
ある。 【効果】本発明生体活性化物質は活性化組織より抽出し
た既存の生理活性物質と比べて非常に高活性であり、医
薬等として有用性の高いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動物又は動物組織に内
的・外的ストレッサーを与え活性化された組織から抽出
した物質にケイ酸塩を添加するか又は高ケイ酸含量とな
るように抽出することにより得られる高活性な新規生体
活性化物質に関する。
【0002】
【従来の技術】生体は内的・外的環境の変化に対応しな
がら、生体の物理・化学的状態をある一定の安定な生理
的条件内に調節・維持し、個体としての生命を維持して
いる。生体はかかる恒常性を維持し調節するために、種
々の物質を常時体内産生すると共に、ウイルスや細菌等
の侵入や腫瘍細胞の発生時にはそれらの外的、内的侵襲
に対する抵抗物質を併せ体内産生している。
【0003】しかしながら、何らかの原因でこの生体機
能のバランスがくずれ、それが慢性化すると、いわゆる
病態としての各種の疾病が発現することとなる。疾病の
理想的治療法は、生体の恒常性維持機能を賦活・調節し
て、乱れた生体機能の病的インバランスを正常状態に修
復させることである。生体機能の維持・正常化は、特に
細胞表面の各種リセプターやナトリウム、カリウム、カ
ルシウム等のイオンチャンネルを通じて行われることは
よく知られている。加齢に伴って、哺乳動物の細胞では
DNAの損傷修復力が低下することやフリーラジカルの
体内産生が老化や膠原病、発癌を促進することが知られ
ており、またコラーゲンは皮膚や血管、軟骨や眼球、腎
臓などに広く存在する非細胞物質であるが、加齢と共に
コラーゲン質の架橋化が進み弾力を失って硬くなってゆ
く。
【0004】抗原抗体反応において体構成細胞中の肥満
細胞より放出されるヒスタミンは各種のアレルギー反応
の原因となるが、この肥満細胞の破裂を抑制する効果を
持つことにより、異常な病態を緩和させ正常化に寄与す
ることが可能になる。
【0005】本発明者は、病態時に生ずる生体の細胞機
能不全に伴う神経系、内分泌系の歪みを調節し、これを
修復する生体の恒常性維持機構に着目し、生体内、特に
生体の外的・内的ストレスに対する抵抗期に生体内で産
生される物質、即ち、生体組織の活性化時に産生され、
生体の自然治癒力を高め、生体の機能正常化に作用する
物質に関連して鋭意研究中のところ、更に高活性を有す
る新規な生体活性化物質を見い出し本発明を完成した。
【0006】本発明は各種動物又は動物組織にストレッ
サーとしてのウイルスや腫瘍細胞を接種し組織を活性化
させた後、これら活性化組織より生理活性物質を抽出
し、これに可溶性のケイ酸塩を添加するか、又は高ケイ
酸含量となるように該生理活性物質を抽出することによ
って得られる高活性な新規生体活性化物質であり、ヒス
タミン遊離抑制作用並びにヒアルロニダーゼ活性阻害作
用等の生理活性を有し、病態時に生ずる機能異常を修復
し、正常化する生体機能の調節・維持物質に関するもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非常
に高活性の生理活性を有する新規生体活性化物質を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明物質は、動物の活
性化組織を磨砕し、抽出溶媒を加えて組織片を除去した
後、除蛋白処理を行い、これを吸着剤に吸着せしめ、次
いで吸着成分を溶出して得られる生理活性物質に一定量
の可溶性ケイ酸塩を添加するか、或いは高ケイ酸含量と
なるように吸着剤より溶出操作を施すことによって得ら
れる高い生理活性を有する新規生体活性化物質である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明において動物組織とは、ヒト及び各種動物のウィ
ルス感染培養組織、培養細胞及びウィルス感染炎症組織
又は孵化鶏卵の漿尿膜等であり、動物組織の活性化に用
いるストレッサーとしてのウィルスには、ワクチニアウ
ィルス、牛痘ウィルス、痘瘡ウィルス、エクトロメリア
ウィルス、サルポックスウィルス等のオルソポックスウ
ィルス、オーフウィルス、パラワクチニアウィルス、ウ
シ乳頭状口内炎ウィルス等のパラポックスウィルス、ヒ
ツジポックスウィルス、ヤギポックスウィルス、塊皮病
ウィルス等のヤギポックスウィルス、ニワトリポックス
ウィルス、ノウサギ線維腫ウィルス等のトリポックスウ
ィルス、ウサギ粘液腫ウィルス、ウサギ線維腫ウィルス
等のウサギポックスウィルス、その他豚痘ウィルス、Ya
vaサル腫瘍ウィルス、Taraポックスウィルスなどポック
スウィルス科に属するウィルス類がある。また、ストレ
ッサーとしての腫瘍細胞にはヒト又は各種動物細胞由来
の腫瘍培養細胞株を用いることができ、前記動物、動物
組織に接種しうるものであればよい。
【0010】活性化組織を得るための動物としては、ウ
サギ、ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、ニワトリ等の
家畜・家禽類、或いはサル、ラット、マウス、モルモッ
ト、ハムスター等の哺乳動物を用いることができ、用い
るストレッサーの種類や目的に応じて適宜選択できる。
又、培養細胞としては、使用するストレッサーが増殖可
能な培養細胞であればよく、例えば、ヒト血球や胎盤等
の各種組織並びに上記動物並びにそれら胎児の腎臓、皮
膚、肺臓、睾丸、肝臓、筋肉、副腎、甲状腺、脳、神経
細胞、血球など各組織の培養細胞が挙げられる。
【0011】これら活性化組織を無菌的に採取して磨砕
し、その1乃至5倍量の抽出溶媒を加えて乳化懸濁液と
する。抽出溶媒としては、蒸留水、生理食塩水、弱酸性
乃至弱塩基性の緩衝液などを用いることができ、グリセ
リン等の安定化剤、フェノール等の殺菌・防腐剤、塩化
ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム等の無機
塩類などを適宜添加してもよい。この時、凍結融解、超
音波、細胞膜溶解酵素又は界面活性剤等の処理により細
胞組織を破壊して抽出を容易にすることができる。
【0012】得られた乳状抽出液を濾過又は遠心分離し
て組織片を除去した後、除蛋白処理を行う。除蛋白は、
公知の方法により実施でき、加熱、超音波、蛋白質変性
剤、例えば、酸、塩基、尿素、グアニジン、有機溶媒、
界面活性剤等による処理、等電点沈澱、塩析等の方法を
適用することができる。次いで、濾紙(セルロース、ニ
トロセルロース等)、グラスフィルター、セライト、ザ
イツ濾過板等を用いた濾過、限外濾過、ゲル濾過、イオ
ン交換樹脂、遠心分離などにより析出してきた不溶蛋白
質を除去する。
【0013】こうして得られた抽出分画を、塩酸、硫
酸、臭化水素酸等の酸を用いて酸性、好ましくはpH
3.5乃至5.5に調整し、吸着剤への吸着操作を行
う。使用可能な吸着剤としては、活性炭、カオリン、イ
オン交換樹脂などを挙げることができ、抽出液中に吸着
剤を添加し撹拌するか、吸着剤を充填したカラムを通過
させることにより、有効成分を吸着させることができ
る。
【0014】吸着剤より、生理活性物質を溶出するに
は、前記吸着剤に抽出溶媒、例えば塩基性水溶液又はア
ルコール等の水混和性溶媒或いはこれらの混合溶液を加
え、好ましくはpH9乃至12として室温又は適宜加熱
して或いは撹拌して溶出し、濾過等の通常の方法で吸着
剤を除去して達成できる。次いで必要に応じて、クロマ
トグラフィー、限外濾過法、逆浸透濾過法等を用いた透
析法など慣用の方法を利用または脱塩処理することによ
って、より精製した生理活性物質を得ることができる。
このようにして活性化組織から抽出した生理活性物質
は、乾固物にした場合、1mg中ケイ素類をケイ素換算
量として1〜20μgを含有するものである。
【0015】上記生理活性物質に添加するケイ素類は、
水溶性のケイ酸又はケイ酸が重合したケイ酸ポリマー体
及びその塩類であり、これらはオルトケイ酸、メタケイ
酸、メソ二ケイ酸、メソ三ケイ酸、メソ四ケイ酸等のケ
イ酸やそれらのナトリウム、カリウム等のアルカリ金属
との塩、又水ガラスなどが単体又はポリマー化した形で
加えることができる。又、軽質及び重質無水ケイ酸をア
ルカリ溶液で融解した形で加えることができるし、水
晶、石英、長石、花コウ岩、カンラン岩等ケイ素を多量
に含む鉱物質をアルカリ溶融した物質やケイ藻土、ベン
トナイトガラス、活性炭をアルカリ性物質で処理したも
のを加えることができ、或いは、ケイ素含量の高いトク
サ、紫霊芝、杜中、イネ、麦、竹、ススキ、スギナ、海
綿、ケイ藻類等の植物又は動物或いはケイ藻土より抽出
した可溶性のケイ酸塩を加えることもできる。又、活性
化組織より生理活性物質を製造する際、活性炭、カオリ
ン、ベントナイト等の吸着剤により溶出するとき、pH
の上昇や溶出時間の延長、溶出温度の上昇によって吸着
剤からのケイ素類の混入させ、高ケイ酸含量である本発
明生体活性化物質を得ることもできる。
【0016】本発明物質中のケイ素化合物はその使用目
的に応じ、又、その作用に支障のない範囲に上記生理活
性物質に適宜添加・含有させることができる。本発明物
質中に含有されるケイ素類は、水溶性のケイ酸又はケイ
酸塩が重合したケイ酸ポリマー体であり、これらはオル
トケイ酸、メタケイ酸、メソ二ケイ酸、メソ三ケイ酸、
メソ四ケイ酸等のケイ酸やそれらのナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属との塩などが単体又はポリマー化し
た形で存在することができ、本発明物質中には乾固物1
mg中ケイ素類をケイ素換算量として20μg以上を含
有する。
【0017】以下に本発明の好ましい態様を示す。 (1)活性化組織より抽出・製造した物質であって、ア
ミノ酸(ニンヒドリン反応)、糖(オルシノール−塩化
鉄III-塩酸法)、リン(モリブデンブルー法)及びケイ
酸(モリブデンブルー法)に対する呈色反応が陽性、蛋
白質(トリクロロ酢酸法)及びフェノール(塩化鉄試験
法)に対する定性反応が陰性であり、乾固物1mg中ケ
イ素類をケイ素換算量として20μgを越える量を含有
する新規生体活性化物質。 (2)活性化組織より抽出した物質にケイ酸塩を加える
上記(1)記載の生体活性化物質。 (3)活性化組織より抽出した物質にケイ酸ポリマーを
加える上記(1)記載の生体活性化物質。 (4)活性化組織より抽出した物質に、酸化ケイ素を水
酸化ナトリウム又は水酸化カリウムで溶解したケイ酸塩
を加える上記(1)記載の生体活性化物質。 (5)活性化組織より抽出した物質に、ケイ素含量の高
いトクサ、紫霊芝、杜中、イネ、麦、竹、ススキ、スギ
ナ、海綿、ケイ藻類等の植物又は動植或いはケイ藻土よ
り抽出した可溶性のケイ酸塩を加える上記(1)記載の
生体活性化物質。 (6)活性化組織より抽出した物質に、水晶、石英、長
石、花コウ岩、カンラン岩、ガラス等のケイ素を多量に
含む岩石類をアルカリで抽出したケイ酸を加える上記
(1)記載の生体活性化物質。 (7)活性化組織より抽出する際に、吸着剤からの溶出
操作においてケイ素の混入を増加して得られる上記
(1)記載の生体活性化物質。
【0018】以下は、本発明物質の製造方法の実施例で
ある。但し、これらは本発明の範囲を限定するものでは
ない。
【0019】
【実施例】実施例1.健康な成熟家兎の皮膚にワクチニ
アウィルスを接種し、活性化させた後、活性化した皮膚
を無菌的に剥出し、これを細切して水を加え、ホモゲナ
イザーで磨砕し乳状物とした。次いでこれを加圧濾過
し、得られた濾液を塩酸でpH5.0に調整した後、1
00℃に加熱した。濾過して除蛋白した後、水酸化ナト
リウムでpH9.1とし、さらに100℃で加熱処理し
た後濾過した。濾液を塩酸でpH4.1に調整し、活性
炭2%を加えて2時間撹拌した後濾過した。濾液は更に
活性炭5.5%を加えて2時間攪拌した後濾過した。最
初に濾取した活性炭に水を加え、水酸化ナトリウムでp
H9.9とし、60℃で1.5時間撹拌した後濾過し
た。最初の活性炭及び次の活性炭に水を加え、水酸化ナ
トリウムでpH10.9とし、60℃で1.5時間撹拌
した後濾過した。濾液を合わせ塩酸で中和した後、減圧
下に乾固した。活性化皮膚1kgからの収量は4gであ
った。これを発痘皮膚抽出物とする。該抽出物は以下の
性質を有するものであった。 (1)性状:淡黄褐色無定形の吸湿性粉末である。 (2)溶解性:水に可溶、ベンゼン、エーテルに不溶 (3)pH:7.5 (4)紫外部吸収:λmax=270nm (5)呈色反応:アミノ酸(ニンヒドリン反応:陽
性)、糖(オルシノール−塩化鉄III-塩酸法:陽性)、
リン(モリブデンブルー法:陽性)、蛋白質(トリクロ
ロ酢酸法:陰性)、フェノール(塩化鉄試験法:陰性)
【0020】水100mLに上記発痘皮膚抽出物1g、
メタケイ酸ナトリウム500mg(ケイ素として50m
g)を加える。これを塩酸でpH7.5とした後、減圧
下で乾固して本発明生体活性化物質を粉末状にしたもの
を得た。
【0021】実施例2.白金又はニッケルのルツボに軽
質無水ケイ酸3g及び水酸化ナトリウム2gを入れ、水
13mLを加えかき混ぜる。このルツボを更に加熱して
5分間沸騰させた後、この液に水を加え100mLとす
る。この液100mL中にはケイ素1.4gが含有さ
れ、これをケイ酸溶液とする。水100mLに実施例1
の発痘抽出物0.5g及びケイ酸溶液2.1mLを加え
てpH7.5とし、減圧下で乾固した。
【0022】
【作用】本発明生体活性化物質は従来の発痘皮膚抽出物
に比べてケイ素化合物が高含量なものであり、その生理
活性効果としては、肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制
作用、ヒアルロニダーセ活性阻害作用、ヒスタミン還流
による鼻腔内血管透過性の抑制作用、II型アレルギー反
応の抑制等の効果などが挙げられるが、以下、肥満細胞
からのヒスタミン遊離抑制作用並びにヒアルロニダーセ
活性阻害作用について詳述する。
【0023】(1)肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制
作用 ウイスター系ラットを断頭し腹腔内より肥満細胞を常法
に従って取り出した。この細胞液に試料溶液及びコンパ
ウンド48/80を加え、37℃で10分間放置した
後、氷冷して反応を停止させ、遊離ヒスタミンをオルト
フタルアルデヒドで蛍光を発生させて測定した。試料の
添加によるヒスタミン遊離の抑制率を%で表した。試料
溶液中の発痘皮膚抽出物の濃度を15mg/mLとし、
種々の濃度でケイ素類を含有させた発痘皮膚抽出物につ
いてヒスタミン遊離抑制作用を調べ、本発明生体活性化
物質が高い活性を有することを確認した。結果の一例を
表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】(2)ヒアルロニダーゼ活性阻害作用 アレルギー反応であるPCAの炎症反応部位では血管透
過性の亢進に併行してヒアルロニダーゼ活性が上昇する
と言われ、又、ヒアルロニダーゼ活性の阻害は毛細血管
透過性を抑制するという報告がある。そこで、本発明物
質に関してヒアルロニダーゼ活性阻害試験を行った。
【0026】ヒアルロニダーゼ標準液(最終濃度:5単
位/mL)0.5mL及び試料溶液0.5mLを37℃
で10分間インキュベートした後、この0.1mLをヒ
アルロン酸溶液(150μg/mL)0.9mLに加
え、37℃で15分間インキュベートした。2.5mg
のウシ血清アルブミンを含む酢酸緩衝液(pH4.0)
5mLを加えて反応を停止させ、正確に5分後、540
nmの吸光度を測定した。試料溶液の代わりに生理食塩
水を用いた吸光度を対照として、酵素活性阻害率を求め
た。試料溶液中の発痘皮膚抽出物の濃度を15mg/m
Lとし、本発明生体活性化物質のヒアルロニダーゼ活性
阻害作用を調べた。結果の一例を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】上記薬理試験結果から明らかなように、
本発明生体活性化物質は活性化組織より抽出した既存の
生理活性物質と比べて非常に高活性であり、抗アレルギ
ー剤等の医薬として有用性の高いものである。
【0029】本発明生体活性化物質は、医薬用の各種担
体若しくは希釈剤と適宜組み合わせ通常の方法によって
各種製剤化可能で、経口又は非経口投与のための固体、
半固体、液体又はエアロゾール等の剤形に処方すること
ができる。処方にあたっては、本発明物質を単独で用い
るか、あるいは他の医薬活性成分と適宜組み合わせて処
方してもよい。
【0030】注射剤としては、水性溶剤又は非水性溶
剤、例えば注射用蒸溜水、生理食塩水、リンゲル液、植
物油、合成脂肪酸グリセリド、高級脂肪酸エステル、プ
ロピレングリコール等の溶液若しくは懸濁液とし、pH
を調整し、等張化することができる。又、食塩、乳糖、
白糖、マンニット等と共に凍結乾燥し、用時溶解用注射
剤とすることができる。
【0031】経口投与製剤としては、そのままあるいは
適当な添加剤、例えば乳糖、マンニット、トウモロコシ
デンプン、結晶セルロース等の慣用の賦形剤と共に、セ
ルロース誘導体、アラビアゴム、トウモロコシデンプ
ン、ゼラチン等の結合剤、トウモロコシデンプン、バレ
イショデンプン、カルメロース、カルメロースカルシウ
ム等の崩壊剤、タルク、ステアリン酸マグネシウム等の
滑沢剤、その他増量剤、湿潤化剤、緩衝剤、保存剤、香
料等を適宜組み合わせて錠剤、散剤、顆粒剤或いはカプ
セル剤とすることができる。また患者の状態や疾患の種
類に応じて、その治療に最適な上記以外の剤形、例えば
高級脂肪酸、高級アルコール、プロピレングリコール、
シリコン油、流動パラフィン、ワセリン、各種界面活性
剤と共にクリーム、軟膏にすることができるし、又、ウ
イテップゾルと共に坐剤、その他吸入剤、エアゾール
剤、パップ剤、点眼剤等に適宜製剤化することが可能で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性化組織より抽出・製造した物質であ
    って、アミノ酸(ニンヒドリン反応)、糖(オルシノー
    ル−塩化鉄III-塩酸法)、リン(モリブデンブルー法)
    及びケイ酸(モリブデンブルー法)に対する呈色反応が
    陽性、蛋白質(トリクロロ酢酸法)及びフェノール(塩
    化鉄試験法)に対する定性反応が陰性であり、乾固物1
    mg中ケイ素類をケイ素換算量として20μg以上を含
    有する新規生体活性化物質。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2278678C2 (ru) * 2004-05-26 2006-06-27 ФГОУ ВПО "Курская государственная сельскохозяйственная академия им. проф. И.И. Иванова" Способ получения препарата для повышения резистентности организма животных
JP2022166790A (ja) * 2021-04-21 2022-11-02 一行 金子 白内障治療薬

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