JP2000356116A - バルブ駆動装置 - Google Patents

バルブ駆動装置

Info

Publication number
JP2000356116A
JP2000356116A JP11168051A JP16805199A JP2000356116A JP 2000356116 A JP2000356116 A JP 2000356116A JP 11168051 A JP11168051 A JP 11168051A JP 16805199 A JP16805199 A JP 16805199A JP 2000356116 A JP2000356116 A JP 2000356116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
damper
shaft
armature
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11168051A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4123500B2 (ja
Inventor
Osamu Sato
佐藤  修
Joji Yamaguchi
錠二 山口
Akira Shibata
晃 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP16805199A priority Critical patent/JP4123500B2/ja
Publication of JP2000356116A publication Critical patent/JP2000356116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4123500B2 publication Critical patent/JP4123500B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動音および摺動抵抗を低減し、簡単な構成
で小型化が可能であり、ダンパ機能が安定して発揮され
るバルブ駆動装置を提供する。 【解決手段】 ダンパピストン91および96は、シャ
フトガイド80によって軸方向に摺動可能に支持されて
おり、それぞれ所定の位置でアーマチャ本体21の凸部
24およびアッパリテーナ42の凸部43と当接可能で
ある。バルブ駆動装置100は、シャフトガイド80と
ダンパ手段90とを一体的に構成しているので、アーマ
チャ本体21がアッパコア30あるいはロアコア50に
着座する直前の速度を軽減して作動音を低減するととも
に、アーマチャシャフト22の摺動抵抗を低減し、装置
の体格を小型にしてエンジンへの搭載スペースを確保す
ることができる。さらに、ダンパ手段90に溝部23を
通してオイルが供給されるので、ダンパ機能が発揮され
る減衰力を安定にし、ダンパ作用のばらつきを低減する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
「内燃機関」をエンジンという)の吸気弁あるいは排気
弁を電磁力により駆動するバルブ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの吸気弁あるいは排
気弁を電磁力により駆動するバルブ駆動装置が知られて
いる。
【0003】このようなバルブ駆動装置においては、吸
気弁あるいは排気弁の開閉タイミングをエンジンの運転
条件に応じて吸気あるいは排気が良好に行われるように
制御することにより、エンジンの安定性向上、燃費の向
上、あるいは排気エミッションを低減することが可能で
ある。
【0004】上記の従来のバルブ駆動装置としては、電
磁力を発生するコイル部に無通電時、バルブボディが半
開きの位置になるように、バルブボディを弁開方向に付
勢する第1のスプリングと、バルブボディを弁閉方向に
付勢する第2のスプリングとのセット荷重が調整されて
いるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、アーマ
チャおよびバルブボディを質量として含むばね−質量系
から構成されるバルブ駆動装置は、消費電力が少ないと
いう優れた特性をもっている。しかしながら、アーマチ
ャに作用する電磁力は、電磁石とアーマチャとの距離が
小さくなるにつれて付勢力に比し急激に増加する。この
ため、アーマチャが電磁石に吸着、すなわち着座する瞬
間に大きな衝撃音が発生するという問題があった。
【0006】そこで、(1) 特開平7−305612号公
報に開示されるバルブ駆動装置においては、油圧ダンパ
を設けて上記の問題を解決している。しかしながら、特
開平7−305612号公報に開示されるバルブ駆動装
置では、油圧ダンパが電磁石と離れた場所に設けられて
いるため、装置の体格が大型になるという問題があっ
た。
【0007】また、電磁式のバルブ駆動装置において
は、アーマチャおよびバルブボディが軸方向に高速で移
動するため、アーマチャおよびバルブボディの軸の摺動
抵抗が問題となる。しかしながら、特開平7−3056
12号公報に開示されるバルブ駆動装置では、アーマチ
ャおよびバルブボディの軸受の潤滑が油圧ダンパから漏
れてくる油量による成り行きでしか実現できないため、
潤滑状況によって作動がばらつく恐れがあるという問題
があった。
【0008】(2) 特開平10−141028号公報に開
示されるバルブ駆動装置においては、電磁石を構成する
アッパコアとアーマチャとの間にダンパ室を形成してい
る。しかしながら、このような構成のバルブ駆動装置で
は、ダンパ室に流入する空気量を調整しているため、逆
止弁を必要とし、装置の構成が複雑になるという問題が
あった。
【0009】本発明は、上記の(1)および(2)の問題を解
決するためになされたものであり、作動音および摺動抵
抗を低減し、簡単な構成で小型化が可能なバルブ駆動装
置を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、
ダンパ機能が安定して発揮されるバルブ駆動装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
バルブ駆動装置によると、ダンパ手段は、エンジンの吸
気弁あるいは排気弁のバルブボディに接続される可動子
シャフトと、この可動子シャフトを軸方向に摺動可能に
支持する軸受部との間に設けられるピストン部材を有し
ているので、可動子本体が第1あるいは第2の固定子に
着座する直前の速度を軽減して作動音を低減するととも
に、可動子シャフトの摺動抵抗を低減することができ
る。さらに、軸受部とダンパ手段とを一体的に構成する
ことにより、体格を小型にしてエンジンに搭載するスペ
ースを確保することができる。
【0011】本発明の請求項2記載のバルブ駆動装置に
よると、ダンパ手段は、軸受部の軸方向に互いに対向し
て設けられる第1および第2のピストン部材を有してい
るので、軸受部から漏れてくる油量でダンパ手段にオイ
ルを容易に供給することができる。さらに、軸受部とダ
ンパ手段とに別々に油圧を供給する構成に比べて、構成
を簡単なものとし、オイル圧送に要する仕事を減少させ
てエンジンの燃費を向上させることができる。
【0012】本発明の請求項3記載のバルブ駆動装置に
よると、バルブボディあるいは可動子を弁開方向に付勢
する第1の付勢手段を保持するための保持部材を備えて
おり、この保持部材は第1あるいは第2のピストン部材
に当接可能であるので、保持部材は、第1の付勢手段を
保持するとともに、第1あるいは第2のピストン部材の
ストッパとして機能する。したがって、部品点数を削減
して製造コストを低減することができる。
【0013】本発明の請求項4記載のバルブ駆動装置に
よると、可動子シャフトは外壁に軸方向に形成される溝
部を有しており、ダンパ手段はこの溝部を経由してオイ
ルが供給されるので、ダンパ手段に確実にオイルを供給
し、オイル供給後でダンパ作動時にオイルが漏れるのを
防止する。したがって、ダンパ機能が発揮される減衰力
を安定にし、ダンパ作用のばらつきを低減することがで
きる。
【0014】本発明の請求項5記載のバルブ駆動装置に
よると、ダンパ手段にオイルを供給するためのオイル供
給路に設けられ、ダンパ手段に供給される油圧を調整す
る油圧調整弁を備えているので、エンジン回転数によっ
てダンパ特性が可変となる。したがって、エンジン回転
数に応じて最適な減衰力に調整することができる。
【0015】本発明の請求項6記載のバルブ駆動装置に
よると、ダンパ手段はピストン部材の端部に形成される
凹部を有するので、ダンパ機能が発揮される減衰力を緩
やかに立ち上げ、ピストン部材の衝撃音を低減すること
ができる。
【0016】本発明の請求項7記載のバルブ駆動装置に
よると、ダンパ手段は可動子シャフトとピストン部材と
の間に設けられるガイド部材を有し、可動子シャフト、
軸受部およびガイド部材はそれぞれ熱膨張係数が近似し
た材料からなり、ピストン部材はこの材料よりも熱膨張
係数が大きい材料からなる。したがって、温度変化によ
るオイルの粘度変化に対するダンパ機能が発揮される減
衰率を一定にし、低温から高温まで安定した作動を行う
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるバルブ駆動装
置を図1〜図4に示す。第1実施例のバルブ駆動装置1
00は、エンジンの吸気弁を電磁力により駆動するバル
ブ駆動装置である。図1は、無通電時のバルブボディ1
が半開きの状態を示し、図2は、ロアコイル51に通電
した弁開状態を示し、図3は、アッパコイル31に通電
した弁閉状態を示している。
【0018】図1〜図3に示すバルブボディ1は、エン
ジンの燃焼室2に燃料と空気を供給する吸気口3を所定
のタイミングで開閉制御される。バルブボディ1は、エ
ンジンブロック4に形成されるスプリング収容室40に
向けて延長して形成されるステム11により軸方向上下
に移動する。またバルブボディ1は、軸方向の移動を案
内するステムガイド5によりエンジンブロック4に対し
て摺動自在に保持されている。
【0019】スプリング収容室40内には、第1の付勢
手段としての第1のスプリング41および第2の付勢手
段としての第2のスプリング71が収容されている。第
1のスプリング41は、一方の端部が後述するロアハウ
ジング63に形成されたスプリング溝64の内底面65
に当接し、他方の端部が保持部材としてのアッパリテー
ナ42に当接している。アッパリテーナ42は後述する
アーマチャシャフト22の端部にコッタ45により固定
されているので、第1のスプリング41はバルブボディ
1を弁開方向に付勢している。またアッパリテーナ42
には、後述するダンパピストン96に当接可能な凸部4
3と、後述するロアリテーナ72の凸部73に嵌合され
る凹部44とが形成されている。
【0020】第2のスプリング71は、一方の端部が保
持部材としてのロアリテーナ72に当接し、他方の端部
がスプリング収容室40の内底面46に当接している。
ロアリテーナ72はバルブボディ1のステム11の端部
にコッタ75により固定されているので、第2のスプリ
ング71はバルブボディ1を弁閉方向に付勢している。
またロアリテーナ72には、アッパリテーナ42の凹部
44に嵌合される凸部73が形成されている。ここで、
ロアリテーナ72の凸部73とアッパリテーナ42の凹
部44との隙間は、ロアハウジング63とスプリング収
容室40を形成するエンジンブロック4の内壁との取付
隙間よりも微小に形成されている。したがって、ロアリ
テーナ72の凸部73とアッパリテーナ42の凹部44
とは、バルブボディ1のステム11およびアーマチャシ
ャフト22の軸の傾きを防止して摺動抵抗を低減する案
内部を構成している。
【0021】ハウジング60は、概略円筒形状のアッパ
ハウジング61と、概略円筒形状のミドルハウジング6
2と、概略円筒形状のロアハウジング63とからなり、
スプリング収容室40を形成するエンジンブロック4の
内壁に嵌め込まれ固定されている。ハウジング60内に
は、アーマチャ20と、第1の固定子としてのアッパコ
ア30と、第2の固定子としてのロアコア50と、軸受
部としてのシャフトガイド80と、ダンパ手段90とが
収容されている。
【0022】可動子としてのアーマチャ20は、アーマ
チャ本体21とアーマチャシャフト22とから構成さ
れ、軸方向の移動を案内するシャフトガイド80によ
り、アッパコア30およびロアコア50に対して摺動自
在に支持されている。アーマチャ本体21は、アッパコ
ア30とロアコア50との間に配設され、円板状の鉄等
の磁性材からなる。またアーマチャ本体21は、後述す
るダンパピストン91に当接可能な凸部24を有してい
る。
【0023】可動子シャフトとしてのアーマチャシャフ
ト22は、一方の端部がアーマチャ本体21の略中心部
に嵌め込まれて接合されており、他方の端部がアッパリ
テーナ42およびロアリテーナ72を介してバルブボデ
ィ1のステム11の端部に当接可能にステム11に接続
されている。アーマチャシャフト22は、例えばステン
レス鋼からなり、外壁に軸方向に形成される溝部23を
有している。溝部23は、アーマチャシャフト22の周
方向にほぼ均等に複数本形成されており、シャフトガイ
ド80に形成される油路81に連通している。この溝部
23にオイルが供給されることにより、ダンパ手段にオ
イルを供給することが可能であるとともに、アーマチャ
シャフト22の摺動抵抗を増大することなく、シャフト
ガイド80に対してアーマチャシャフト22を同軸に保
つことができる。
【0024】アッパコア30は、アッパハウジング61
に収容されており、鉄等の磁性材により形成されてい
る。アッパコア30の内部に第1のコイル部としてのア
ッパコイル31が巻回されている。アッパコイル31は
通電されると、アッパコア30がアーマチャ本体21を
吸引して弁閉方向にアーマチャ20およびバルブボディ
1を移動させる電磁力を発生する。
【0025】ロアコア50は、ロアハウジング63に収
容されており、アーマチャ本体21を挟んでアッパコア
30に対向して配設されている。ロアコア50は鉄等の
磁性材により形成されている。ロアコア50の内部に第
2のコイル部としてのロアコイル51が巻回されてい
る。ロアコイル51は通電されると、ロアコア50がア
ーマチャ本体21を吸引して弁開方向にアーマチャ20
およびバルブボディ1を移動させる電磁力を発生する。
【0026】アッパコア30とロアコア50との間には
ミドルハウジング62が配設されており、ミドルハウジ
ング62の厚みにより、アーマチャ20の移動量が規制
される。
【0027】シャフトガイド80は、アーマチャシャフ
ト22を軸方向に摺動可能に支持するものであって、ロ
アハウジング63に形成される油路66と、アーマチャ
シャフト22の溝部23とを連通する油路81を有して
いる。この油路81にオイルが供給されることで、シャ
フトガイド80とアーマチャシャフト22との摺動を良
好にしている。
【0028】ダンパ手段90は、アーマチャ本体21が
アッパコア30あるいはロアコア50に着座する直前に
ダンパ機能を発揮するものであって、シャフトガイド8
0の一端に設けられる第1のピストン部材としてのダン
パピストン91と、シャフトガイド80の他端に設けら
れる第2のピストン部材としてのダンパピストン96と
を有している。すなわちダンパピストン91および96
は、シャフトガイド80の軸方向に互いに対向して設け
られている。ダンパピストン91および96は、シャフ
トガイド80によって軸方向に摺動可能に支持されてお
り、それぞれ所定の位置でアーマチャ本体21の凸部2
4およびアッパリテーナ42の凸部43と当接可能であ
る。また、シャフトガイド80の両端部にはダンパスト
ッパ93および98が設けられており、ダンパピストン
91および96の移動量が規制されている。
【0029】アーマチャシャフト22の外壁と、シャフ
トガイド80の内壁と、ダンパピストン91の外壁とで
ダンパ室94が形成されており、図3に示すように、弁
閉時において、ダンパ室94はアーマチャシャフト22
の溝部23と連通し、油路81および66を経由してダ
ンパ室94にオイルが供給される構成となっている。ま
た、アーマチャシャフト22の外壁と、シャフトガイド
80の内壁と、ダンパピストン96の外壁とでダンパ室
99が形成されており、図2に示すように、弁開時にお
いて、ダンパ室99はアーマチャシャフト22の溝部2
3と連通し、油路81および66を経由してダンパ室9
9にオイルが供給される構成となっている。
【0030】図4に示すように、ダンパピストン91の
一方の端部には凹部92が形成されており、弁開時にお
いて、凹部92の内底面にアーマチャ本体21の凸部2
4の端面が当接可能である。このため、アーマチャ本体
21の凸部24がダンパピストン91に衝突する直前
に、凹部92に溜められたオイルにより減衰力が発生す
る構成となっている。
【0031】エンジンブロック4には、油路66に連通
するオイル供給路112が形成されており、オイル供給
路112には、図示しないオイル溜まりからオイルを汲
み上げるオイルポンプ110が油圧調整弁111を介し
て接続されている。油圧調整弁111は、ダンパ手段9
0に供給される油圧を調整するためのものである。ここ
で、オイルポンプ110および油圧調整弁111は、エ
ンジンの潤滑部へオイルを供給するためのものを兼用し
てもよいし、バルブ駆動装置100の専用のものとして
設けられていてもよい。
【0032】上記の構成のバルブ駆動装置100におい
て、アッパコイル31およびロアコイル51に無通電
時、アーマチャ本体21がアッパコア30とロアコア5
0との略中間位置になるように、第1のスプリング41
および第2のスプリング71のセット荷重が調整されて
いる。このとき、バルブボディ1は、図1に示すように
半開きの状態にある。そして、エンジン動作中は、アッ
パコイル31とロアコイル51とが交互に通電されて弁
閉状態と弁開状態とを繰返す。
【0033】次に、ダンパ手段90の作動について、図
2、図3および図4を用いて説明する。 (1) 弁開時、図2および図4に示すように、アーマチャ
本体21がロアコア50に着座する直前において、アー
マチャ本体の凸部24はダンパピストン91に衝突す
る。このとき、ダンパ室94に溜められたオイルにより
ダンパ作用が発生する。さらに、凹部92に溜められた
オイルによりダンパ機能が発揮される減衰力を緩やかに
立ち上げる。したがって、アーマチャ本体21がロアコ
ア50に直接衝突して大きな衝撃音が発生したり、アー
マチャ本体21およびロアコア50が破損したりするこ
とを防止することができる。このとき、ダンパ室99は
アーマチャシャフト22の溝部23と連通し、油路81
および66とオイル供給路112とを経由してダンパ室
99にオイルが供給される。
【0034】(2) 弁閉時、図3に示すように、アーマチ
ャ本体21がアッパコア30に着座する直前において、
アッパリテーナ42の凸部43はダンパピストン96に
衝突する。このとき、ダンパ室99に溜められたオイル
によりダンパ作用が発生する。したがって、アーマチャ
本体21がアッパコア30に直接衝突して大きな衝撃音
が発生したり、アーマチャ本体21およびアッパコア3
0が破損したりすることを防止することができる。この
とき、ダンパ室94はアーマチャシャフト22の溝部2
3と連通し、油路81および66とオイル供給路112
とを経由してダンパ室94にオイルが供給される。
【0035】以上説明した本発明の第1実施例において
は、シャフトガイド80とダンパ手段90とを一体的に
構成しているので、アーマチャ本体21がアッパコア3
0あるいはロアコア50に着座する直前の速度を軽減し
て作動音を低減するとともに、アーマチャシャフト22
の摺動抵抗を低減することができ、さらに、装置の体格
を小型にしてエンジンへの搭載スペースを確保すること
ができる。また、シャフトガイド80とダンパ手段90
とに別々に油圧を供給する構成に比べて、構成を簡単な
ものとし、オイル圧送に要する仕事を減少させてエンジ
ンの燃費を向上させることができる。
【0036】さらに第1実施例においては、ダンパ手段
90に溝部23を通してオイルが供給されるので、ダン
パ手段90に確実にオイルを供給し、オイル供給後でダ
ンパ作動時にオイルが漏れるのを防止する。したがっ
て、ダンパ機能が発揮される減衰力を安定にし、ダンパ
作用のばらつきを低減することができる。
【0037】さらにまた、第1実施例においては、ダン
パ手段90にオイルを供給するためのオイル供給路に油
圧調整弁111が設けられているので、エンジン回転数
によってダンパ特性が可変となる。したがって、エンジ
ン回転数に応じて最適な減衰力に調整することができ
る。
【0038】さらにまた、第1実施例においては、ダン
パピストン91に凹部92が形成されているので、凹部
92に溜められたオイルによりダンパ機能が発揮される
減衰力を緩やかに立ち上げ、ダンパピストン91の衝撃
音を低減することができる。
【0039】さらにまた、第1実施例においては、アッ
パリテーナ42は、第1のスプリング41を保持すると
ともに、ダンパピストン96のストッパとして機能す
る。したがって、部品点数を削減して製造コストを低減
することができる。
【0040】(第2実施例)本発明の第2実施例による
バルブ駆動装置を図5および図6に示す。図2および図
4に示す第1実施例のバルブ駆動装置100と同一構成
部分に同一符号を付す。
【0041】図5および図6に示すように、ダンパ手段
190は、ダンパピストン191および196と、ダン
パガイド192、193、197および198と、皿ば
ね195および200とを有している。第1のピストン
部材としてのダンパピストン191はシャフトガイド8
0の一端に設けられ、第2のピストン部材としてのダン
パピストン196はシャフトガイド80の他端に設けら
れている。ガイド部材としてのダンパガイド192およ
び193はシャフトガイド80とダンパピストン191
との間に設けられており、ガイド部材としてのダンパガ
イド197および198はシャフトガイド80とダンパ
ピストン196との間に設けられている。ダンパピスト
ン191および196と、ダンパガイド192、19
3、197および198とは、シャフトガイド80によ
って軸方向に摺動可能に支持されており、ダンパガイド
192および197は、それぞれ所定の位置でアーマチ
ャ本体21の凸部24およびアッパリテーナ42の凸部
43と当接可能である。ダンパガイド193および19
8は、皿ばね195および200によりダンパストッパ
93および98側に付勢されている。ダンパピストン1
91と、ダンパガイド192および193との移動量は
ダンパストッパ93により規制されており、ダンパピス
トン196と、ダンパガイド197および198との移
動量はダンパストッパ98により規制されている。
【0042】アーマチャシャフト22と、シャフトガイ
ド80と、ダンパガイド192、193、197および
198とは、例えばステンレス鋼等のそれぞれ熱膨張係
数が近似した材料からなり、ダンパピストン191およ
び196は、これらの材料よりも熱膨張係数が大きい例
えばアルミニウム等の材料からなる。このため、温度が
上昇することによって、シャフトガイド80とダンパピ
ストン191および196との間の円環隙間を減少させ
るとともに、アーマチャシャフト22とダンパガイド1
92、193、197および198との間の円環隙間を
ほぼ一定に保持することができる。
【0043】アーマチャシャフト22の外壁と、シャフ
トガイド80の内壁と、ダンパガイド193の外壁とで
ダンパ室194が形成されており、弁閉時において、ダ
ンパ室194はアーマチャシャフト22の溝部23と連
通し、油路81および66とオイル供給路112とを経
由してダンパ室194にオイルが供給される構成となっ
ている。また、アーマチャシャフト22の外壁と、シャ
フトガイド80の内壁と、ダンパガイド198の外壁と
でダンパ室199が形成されており、図5に示すよう
に、弁開時において、ダンパ室199はアーマチャシャ
フト22の溝部23と連通し、油路81および66とオ
イル供給路112とを経由してダンパ室99にオイルが
供給される構成となっている。
【0044】本発明の第2実施例においては、温度変化
によるオイルの粘度変化に対するダンパ機能が発揮され
る減衰率をほぼ一定にし、低温から高温まで安定した作
動を行うことができる。
【0045】以上説明した本発明の複数の実施例では、
アッパリテーナ42は凸部43を有し、凸部43がダン
パピストン96に当接可能な構成としたが、本発明で
は、アッパリテーナに凹部を形成し、この凹部に対向す
るダンパピストンの端部に凸部を形成してもよい。アッ
パリテーナに凹部を形成し、この凹部に対向するダンパ
ピストンの端部に凸部を形成することで、アーマチャ本
体がアッパコアに着座する直前において、上記の凹部に
溜められたオイルによりダンパ機能が発揮される減衰力
を緩やかに立ち上げることができる。
【0046】また、上記複数の実施例では、吸気弁を電
磁力により駆動するバルブ駆動装置に本発明を適用した
が、排気弁を電磁力により駆動するバルブ駆動装置に適
用可能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるバルブ駆動装置の無
通電時の状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施例によるバルブ駆動装置の弁
開時の状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるバルブ駆動装置の弁
閉時の状態を示す縦断面図である。
【図4】図2の主要部拡大図である。
【図5】本発明の第2実施例によるバルブ駆動装置の弁
開時の状態を示す縦断面図である。
【図6】図5の主要部拡大図である。
【符号の説明】
1 バルブボディ 20 アーマチャ(可動子) 21 アーマチャ本体 22 アーマチャシャフト(可動子シャフト) 23 溝部 30 アッパコア(第1の固定子) 31 アッパコイル(第1のコイル部) 41 第1のスプリング(第1の付勢手段) 42 アッパリテーナ(保持部材) 50 ロアコア(第2の固定子) 51 ロアコイル(第2のコイル部) 71 第2のスプリング(第2の付勢手段) 72 ロアリテーナ(保持部材) 80 シャフトガイド(軸受部) 90 ダンパ手段 91 ダンパピストン(第1のピストン部材) 92 凹部 94、99 ダンパ室 96 ダンパピストン(第2のピストン部材) 100 バルブ駆動装置 110 オイルポンプ 111 油圧調整弁 112 オイル供給路 190 ダンパ手段 191 ダンパピストン(第1のピストン部材) 192、193、197、198 ダンパガイド
(ガイド部材) 194、199 ダンパ室 196 ダンパピストン(第2のピストン部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 晃 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3G092 AA11 DA01 DA02 DA07 DF04 DF06 DG02 DG05 DG09 EA28 EA29 FA14 FA50 3H106 DA07 DA25 DB02 DB12 DB26 DB32 DC02 DD05 EE20 EE34 FA08 GC12 KK17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気弁あるいは排気弁のバル
    ブボディと、 前記バルブボディに接続される可動子シャフト、および
    磁性材からなる可動子本体を有する可動子と、 前記本体を吸引して前記バルブボディおよび前記可動子
    を弁閉方向に移動させる電磁力を発生する第1のコイル
    部を有する第1の固定子と、 前記本体を挟んで前記第1の固定子に対向して配設さ
    れ、前記本体を吸引して前記バルブボディおよび前記可
    動子を弁開方向に移動させる電磁力を発生する第2のコ
    イル部を有する第2の固定子と、 前記バルブボディあるいは前記可動子を弁開方向に付勢
    する第1の付勢手段と、 前記第1の付勢手段に対向して配設され、前記バルブボ
    ディあるいは前記可動子を弁閉方向に付勢する第2の付
    勢手段と、 前記可動子シャフトを軸方向に摺動可能に支持する軸受
    部と、 前記可動子シャフトと前記軸受部との間に設けられるピ
    ストン部材を有するダンパ手段と、 を備えることを特徴とするバルブ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ダンパ手段は、前記軸受部の軸方向
    に互いに対向して設けられる第1および第2のピストン
    部材を有することを特徴とする請求項1記載のバルブ駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の付勢手段を保持するための保
    持部材を備え、前記保持部材は前記第1あるいは第2の
    ピストン部材に当接可能なことを特徴とする請求項2記
    載のバルブ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記可動子シャフトは外壁に軸方向に形
    成される溝部を有し、前記ダンパ手段は前記溝部を経由
    してオイルが供給されることを特徴とする請求項1、2
    または3記載のバルブ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記ダンパ手段にオイルを供給するため
    のオイル供給路に設けられ、前記ダンパ手段に供給され
    る油圧を調整する油圧調整弁を備えることを特徴とする
    請求項4記載のバルブ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記ダンパ手段は、前記ピストン部材の
    端部に形成される凹部を有することを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか一項記載のバルブ駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記ダンパ手段は、前記可動子シャフト
    と前記ピストン部材との間に設けられるガイド部材を有
    し、前記可動子シャフト、前記軸受部および前記ガイド
    部材はそれぞれ熱膨張係数が近似した材料からなり、前
    記ピストン部材は前記材料よりも熱膨張係数が大きい材
    料からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一
    項記載のバルブ駆動装置。
JP16805199A 1999-06-15 1999-06-15 バルブ駆動装置 Expired - Fee Related JP4123500B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16805199A JP4123500B2 (ja) 1999-06-15 1999-06-15 バルブ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16805199A JP4123500B2 (ja) 1999-06-15 1999-06-15 バルブ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000356116A true JP2000356116A (ja) 2000-12-26
JP4123500B2 JP4123500B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=15860929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16805199A Expired - Fee Related JP4123500B2 (ja) 1999-06-15 1999-06-15 バルブ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4123500B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4123500B2 (ja) 2008-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6116570A (en) Electromagnetic actuator with internal oil system and improved hydraulic lash adjuster
US6085704A (en) Electromagnetically operating actuator for intake and/or exhaust valves
US6230674B1 (en) Electromagnetically driven valve for an internal combustion engine
US6681732B2 (en) Control device for switching intake and exhaust valves of internal combustion engines
JPH11508345A (ja) 燃料ポンプおよびその作動方法
JP3666693B2 (ja) 電磁式燃料噴射装置
JP6840238B2 (ja) 弁機構、電磁吸入弁機構、及び高圧燃料ポンプ
US6896236B2 (en) Controlled leakage hydraulic damper
JP2004270687A (ja) エンジンシリンダバルブを作動する流体力アクチュエータ
JP2003065461A (ja) 電磁駆動弁の制御装置
JP4123500B2 (ja) バルブ駆動装置
US7314026B2 (en) Electronic valve actuator having hydraulic displacement amplifier
JP3792427B2 (ja) 機関弁の電磁駆動装置
JP4075029B2 (ja) バルブ駆動装置
JP2001073727A (ja) バルブ駆動装置
JP2001065319A (ja) 内燃機関の電磁駆動弁装置
JP2001020708A (ja) バルブ駆動装置
JP4134467B2 (ja) バルブ駆動装置
JP2001234718A (ja) 電磁式吸排気装置
JP2001020709A (ja) バルブ駆動装置
JP4120229B2 (ja) 電磁駆動弁
JP3733776B2 (ja) 電磁駆動弁
JP4123782B2 (ja) 電磁駆動弁及びその製造方法
JP2002535530A (ja) ガス交換バルブを駆動するための装置
JP2890214B2 (ja) 内燃機関の動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees