JP2000356546A - 赤外線検知素子およびその製造方法 - Google Patents
赤外線検知素子およびその製造方法Info
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- JP2000356546A JP2000356546A JP11165972A JP16597299A JP2000356546A JP 2000356546 A JP2000356546 A JP 2000356546A JP 11165972 A JP11165972 A JP 11165972A JP 16597299 A JP16597299 A JP 16597299A JP 2000356546 A JP2000356546 A JP 2000356546A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型で高性能の赤外線検知素子を提供する。
【解決手段】 基板の同一面上に抵抗変化型の第一赤外
線検知部並びに焦電型または誘電率変化型の第二赤外線
検知部とを備えた赤外線検知素子の製造において、第一
赤外線検知部の抵抗体および前記第二赤外線検知部の一
方の電極に同じ材料を用い、これらを同時に形成する。
線検知部並びに焦電型または誘電率変化型の第二赤外線
検知部とを備えた赤外線検知素子の製造において、第一
赤外線検知部の抵抗体および前記第二赤外線検知部の一
方の電極に同じ材料を用い、これらを同時に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体などの熱体を
検知すると同時にその温度を測定するための赤外線検知
素子に関する。
検知すると同時にその温度を測定するための赤外線検知
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人体等の熱体より発せられる赤外
線を検知する技術は、防犯、交通、災害等の監視手段
や、温度測定手段に応用されている。赤外線検知素子を
用いることにより、たとえば熱体の温度を非接触で測定
することができる。
線を検知する技術は、防犯、交通、災害等の監視手段
や、温度測定手段に応用されている。赤外線検知素子を
用いることにより、たとえば熱体の温度を非接触で測定
することができる。
【0003】赤外線検知素子は、光電効果を利用した量
子型素子と赤外線の熱を利用した熱型素子に大別され
る。このうち、熱型素子は、量子型素子と比べて感度が
低いものの、赤外線の波長に依存しないこと、冷却を必
要としないことなどの理由から、広く注目を集めてい
る。熱型素子は、さらにその動作原理の違いにより、焦
電型、抵抗変化型(ボロメータ型)、熱電対型、誘電率
変化型(いわゆる誘電体ボロメータ型)等に分類され
る。
子型素子と赤外線の熱を利用した熱型素子に大別され
る。このうち、熱型素子は、量子型素子と比べて感度が
低いものの、赤外線の波長に依存しないこと、冷却を必
要としないことなどの理由から、広く注目を集めてい
る。熱型素子は、さらにその動作原理の違いにより、焦
電型、抵抗変化型(ボロメータ型)、熱電対型、誘電率
変化型(いわゆる誘電体ボロメータ型)等に分類され
る。
【0004】焦電型素子は、感度が高いことから、広く
人体の検知に用いられている。抵抗変化型および誘電率
変化型は、温度の絶対値を求めることができるため、温
度測定に用いられている。近年、熱型素子を用いた耳孔
体温計が提案されている。この体温計は、センサ部を耳
孔内に挿入することで短時間で体温を測定することがで
きる。体温計のセンサ部は、焦電効果によって人体から
の赤外線を検知する。センサ部は、圧電チョッパの温度
と耳孔内の温度差を検出し、さらに接触型のサーミスタ
によって圧電チョッパの温度を検出する。圧電チョッパ
の温度と、それからの温度差によって被験者の体温が算
出される。
人体の検知に用いられている。抵抗変化型および誘電率
変化型は、温度の絶対値を求めることができるため、温
度測定に用いられている。近年、熱型素子を用いた耳孔
体温計が提案されている。この体温計は、センサ部を耳
孔内に挿入することで短時間で体温を測定することがで
きる。体温計のセンサ部は、焦電効果によって人体から
の赤外線を検知する。センサ部は、圧電チョッパの温度
と耳孔内の温度差を検出し、さらに接触型のサーミスタ
によって圧電チョッパの温度を検出する。圧電チョッパ
の温度と、それからの温度差によって被験者の体温が算
出される。
【0005】実際の温度検知システムにおいては、所望
の機能を得るために、異なる赤外線検知素子を複数組み
合わせて用いることがある。たとえば、システム中に熱
体を検知するための赤外線検知部と、熱体の温度を測定
するための他の赤外線検知部の二種類の検知部を設け
る。熱体検知用の検知部には、通常の焦電効果を利用す
る焦電型、または誘電率変化型のうち電界誘起焦電効果
を利用するタイプのいずれかの素子が用いられ、熱体温
度測定用の検知部には抵抗変化型または誘電率変化型の
素子が用いられる。
の機能を得るために、異なる赤外線検知素子を複数組み
合わせて用いることがある。たとえば、システム中に熱
体を検知するための赤外線検知部と、熱体の温度を測定
するための他の赤外線検知部の二種類の検知部を設け
る。熱体検知用の検知部には、通常の焦電効果を利用す
る焦電型、または誘電率変化型のうち電界誘起焦電効果
を利用するタイプのいずれかの素子が用いられ、熱体温
度測定用の検知部には抵抗変化型または誘電率変化型の
素子が用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような種類の異な
る検知部を同一基板上に形成すると、その後の組立工程
の簡素化や、素子の小型化が可能である。しかし、基板
上にこれら検知部を別個に形成すると、その形成時の熱
負荷により、構成要素中の成分が拡散したり劣化したり
して、所望の特性を有する素子を得ることができない場
合がある。また、形成した検知部のそれぞれに信号検出
用の配線を別途設ける必要があるため、素子の小型化に
は限界がある。
る検知部を同一基板上に形成すると、その後の組立工程
の簡素化や、素子の小型化が可能である。しかし、基板
上にこれら検知部を別個に形成すると、その形成時の熱
負荷により、構成要素中の成分が拡散したり劣化したり
して、所望の特性を有する素子を得ることができない場
合がある。また、形成した検知部のそれぞれに信号検出
用の配線を別途設ける必要があるため、素子の小型化に
は限界がある。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決し、小型で
高性能の赤外線検知素子を提供することを目的とする。
また、そのような赤外線検知素子を簡潔に歩留まりよく
製造することができる赤外線検知素子の製造方法を提供
することを目的とする。
高性能の赤外線検知素子を提供することを目的とする。
また、そのような赤外線検知素子を簡潔に歩留まりよく
製造することができる赤外線検知素子の製造方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】基板の同一面上に抵抗変
化型の第一赤外線検知部並びに焦電型または誘電率変化
型の第二赤外線検知部とを備えた赤外線検知素子の製造
において、第一赤外線検知部の抵抗体および前記第二赤
外線検知部の一方の電極に同じ材料を用い、これらを同
時に形成する。
化型の第一赤外線検知部並びに焦電型または誘電率変化
型の第二赤外線検知部とを備えた赤外線検知素子の製造
において、第一赤外線検知部の抵抗体および前記第二赤
外線検知部の一方の電極に同じ材料を用い、これらを同
時に形成する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の赤外線検知素子は、基板
と、基板の同一面上に形成された抵抗変化型の第一赤外
線検知部並びに焦電型または誘電率変化型の第二赤外線
検知部とを備え、第一赤外線検知部の抵抗体および第二
赤外線検知部の一方の電極が、同じ導電性材料からな
る。
と、基板の同一面上に形成された抵抗変化型の第一赤外
線検知部並びに焦電型または誘電率変化型の第二赤外線
検知部とを備え、第一赤外線検知部の抵抗体および第二
赤外線検知部の一方の電極が、同じ導電性材料からな
る。
【0010】たとえば、基板上に導電性膜を形成した
後、この膜を加工して抵抗体および電極を形成する。こ
の方法は、特に基板と焦電体膜または誘電体膜とに挟ま
れた側の電極(以下、下部電極とする)の形成に有用で
ある。また、メタルマスクを用いたスパッタ法などによ
り、抵抗体および電極としてそれぞれ所望の形状の導電
性膜を形成する。この方法は、特に一面が焦電体膜もし
くは誘電体膜に接合され、他面が解放された側の電極
(以下、上部電極とする)の形成に有用である。さら
に、これら赤外線検知部への配線パターンを同時に形成
しておくことで、後工程における信号処理部との一体化
が容易になり、装置の小型化や低価格化が可能となる。
後、この膜を加工して抵抗体および電極を形成する。こ
の方法は、特に基板と焦電体膜または誘電体膜とに挟ま
れた側の電極(以下、下部電極とする)の形成に有用で
ある。また、メタルマスクを用いたスパッタ法などによ
り、抵抗体および電極としてそれぞれ所望の形状の導電
性膜を形成する。この方法は、特に一面が焦電体膜もし
くは誘電体膜に接合され、他面が解放された側の電極
(以下、上部電極とする)の形成に有用である。さら
に、これら赤外線検知部への配線パターンを同時に形成
しておくことで、後工程における信号処理部との一体化
が容易になり、装置の小型化や低価格化が可能となる。
【0011】基板は、好ましくはMgO単結晶からな
る。このほか、MgO、NiO、CoO等の岩塩型結晶
構造を有する酸化物膜を積層して形成された基板(例え
ば結晶化ガラス基板)や、Si等の半導体の単結晶基板
を用いることもできる。なお、Si基板を用いる場合に
ついても、MgO、NiO、CoO等の岩塩型結晶構造
酸化物からなる緩衝層を設けることが望まれる。Si基
板を用いると、各検知部の直下に前記の空隙層を、確立
されたマイクロマシニング技術によって容易に形成する
ことができる。
る。このほか、MgO、NiO、CoO等の岩塩型結晶
構造を有する酸化物膜を積層して形成された基板(例え
ば結晶化ガラス基板)や、Si等の半導体の単結晶基板
を用いることもできる。なお、Si基板を用いる場合に
ついても、MgO、NiO、CoO等の岩塩型結晶構造
酸化物からなる緩衝層を設けることが望まれる。Si基
板を用いると、各検知部の直下に前記の空隙層を、確立
されたマイクロマシニング技術によって容易に形成する
ことができる。
【0012】抵抗変化型赤外線検知部(第一赤外線検知
部)の抵抗体は、好ましくはNi、Ti、Pt、Au、
酸化バナジウム、または多結晶シリコンからなる。とり
わけ、酸化バナジウムまたは多結晶シリコンを用いるこ
とで、感度が高い素子が得られる。焦電型の赤外線検知
部の焦電体膜は、好ましくは鉛系強誘電体からなる。こ
のほか、SrBi2Ta2O9などのビスマス系強誘電体
を用いることもできる。誘電率変化型赤外線検知部の誘
電体膜は、好ましくはチタン酸鉛ランタン(PLT)系
誘電体またはチタン酸バリウムストロンチウム(BS
T)系誘電体からなる。下部電極には、Pt、Pd、I
r、Au、RuO2または(La,Sr)CoO3を用い
ることができる。
部)の抵抗体は、好ましくはNi、Ti、Pt、Au、
酸化バナジウム、または多結晶シリコンからなる。とり
わけ、酸化バナジウムまたは多結晶シリコンを用いるこ
とで、感度が高い素子が得られる。焦電型の赤外線検知
部の焦電体膜は、好ましくは鉛系強誘電体からなる。こ
のほか、SrBi2Ta2O9などのビスマス系強誘電体
を用いることもできる。誘電率変化型赤外線検知部の誘
電体膜は、好ましくはチタン酸鉛ランタン(PLT)系
誘電体またはチタン酸バリウムストロンチウム(BS
T)系誘電体からなる。下部電極には、Pt、Pd、I
r、Au、RuO2または(La,Sr)CoO3を用い
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を用
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0014】《実施例1》本実施例では、抵抗変化型の
赤外線検知部と焦電型の赤外線検知部を備えた赤外線検
知素子を例に説明する。本実施例の赤外線検知素子10
0を図1に示す。MgO単結晶からなる基板101の上
面には、焦電型検知部110および抵抗変化型検知部1
20が配されている。基板101は、MgO単結晶を
(100)面で劈開し、表面を鏡面研磨して得られたも
のである。焦電型検知部110は、基板101上に順次
積層されたPtからなる下部電極膜102、組成がPb
0.9La0.1Ti0.975O3のPLTからなる焦電体膜10
3、およびNi膜からなる上部電極104を備える。一
方、抵抗変化型検知部120は、基板101上に順次積
層された熱的絶縁膜105および抵抗体膜108を備え
る。熱的絶縁膜105は、たとえばポリイミドからな
る。
赤外線検知部と焦電型の赤外線検知部を備えた赤外線検
知素子を例に説明する。本実施例の赤外線検知素子10
0を図1に示す。MgO単結晶からなる基板101の上
面には、焦電型検知部110および抵抗変化型検知部1
20が配されている。基板101は、MgO単結晶を
(100)面で劈開し、表面を鏡面研磨して得られたも
のである。焦電型検知部110は、基板101上に順次
積層されたPtからなる下部電極膜102、組成がPb
0.9La0.1Ti0.975O3のPLTからなる焦電体膜10
3、およびNi膜からなる上部電極104を備える。一
方、抵抗変化型検知部120は、基板101上に順次積
層された熱的絶縁膜105および抵抗体膜108を備え
る。熱的絶縁膜105は、たとえばポリイミドからな
る。
【0015】各検知部110および120の底部と基板
101の間には、それぞれ空隙部107が形成されてい
て、検知部110および120は、それぞれその周縁部
で熱的絶縁膜105に固定されて、基板101に保持さ
れている。この空隙部107を設けることによって、検
知部110および120と基板101の間の伝熱が抑制
され、検知部110および120は高い感度が得られ
る。検知部110および120の周囲にポリイミドなど
の熱的絶縁層105を形成することで、検知部110お
よび120と基板101の間の伝熱を抑制するととも
に、基板101に空隙部107を形成することによる素
子100の機械的強度の低下を抑制し、その変形や破損
を防止することができる。本実施例では、焦電型検知部
110の上部電極104および抵抗変化型検知部120
の抵抗体膜108は同じ材料からなり、これらは同時に
形成される。
101の間には、それぞれ空隙部107が形成されてい
て、検知部110および120は、それぞれその周縁部
で熱的絶縁膜105に固定されて、基板101に保持さ
れている。この空隙部107を設けることによって、検
知部110および120と基板101の間の伝熱が抑制
され、検知部110および120は高い感度が得られ
る。検知部110および120の周囲にポリイミドなど
の熱的絶縁層105を形成することで、検知部110お
よび120と基板101の間の伝熱を抑制するととも
に、基板101に空隙部107を形成することによる素
子100の機械的強度の低下を抑制し、その変形や破損
を防止することができる。本実施例では、焦電型検知部
110の上部電極104および抵抗変化型検知部120
の抵抗体膜108は同じ材料からなり、これらは同時に
形成される。
【0016】以下、上記の赤外線検知素子100の製造
方法の具体例について、図2を用いて説明する。
方法の具体例について、図2を用いて説明する。
【0017】まずMgO単結晶からなる基板101上に
RFマグネトロンスバッタ法により、厚さ250nmの
Pt膜102aを形成する(図2(a))。ここで、P
t膜102aは、その膜成長方向が(100)面に配向
するように形成する。Pt膜102aの形成は、たとえ
ば以下の条件で行う。
RFマグネトロンスバッタ法により、厚さ250nmの
Pt膜102aを形成する(図2(a))。ここで、P
t膜102aは、その膜成長方向が(100)面に配向
するように形成する。Pt膜102aの形成は、たとえ
ば以下の条件で行う。
【0018】
【表1】
【0019】次に、図2(b)に示すように、形成され
たPt膜102a上に、RFマグネトロンスバッタ法に
よって、厚さ3μmのPLTからなる焦電体膜103a
を形成する。焦電体膜103aの形成は、例えば、以下
の条件で行う。
たPt膜102a上に、RFマグネトロンスバッタ法に
よって、厚さ3μmのPLTからなる焦電体膜103a
を形成する。焦電体膜103aの形成は、例えば、以下
の条件で行う。
【0020】
【表2】
【0021】次に、図2(c)に示すように、焦電体膜
103aを所望の形状に加工する。まず、焦電体膜10
3aの表面にフォトレジストをスピンコートにより塗布
した後、フォトリソグラフィによってこのレジストを所
望の形状に加工する。ついで、フッ硝酸を用いたウェッ
トエッチングにより、焦電体膜103aのうちレジスト
より露出した部分を除去し、焦電型検知部110用の焦
電体膜103を形成する。その後、焦電体膜103上に
残存したフォトレジストを除去する。
103aを所望の形状に加工する。まず、焦電体膜10
3aの表面にフォトレジストをスピンコートにより塗布
した後、フォトリソグラフィによってこのレジストを所
望の形状に加工する。ついで、フッ硝酸を用いたウェッ
トエッチングにより、焦電体膜103aのうちレジスト
より露出した部分を除去し、焦電型検知部110用の焦
電体膜103を形成する。その後、焦電体膜103上に
残存したフォトレジストを除去する。
【0022】次に、図2(d)に示すように、露出させ
たPt膜102aを所望の形状に加工する。すなわち、
空隙部107を形成するためのエッチングホール106
と、その上に検知部120を形成するための露出部10
9とを形成し、検知部110の下部電極102が得られ
る。なお、信号処理部への配線パターンも同時に形成さ
れる。まず、Pt膜102a側の面上にフォトレジスト
をスピンコートにより塗布した後、フォトリソグラフイ
によってこのレジストを得ようとする下部電極102と
同様の形状に加工する。ついで、Arガスを用いたスパ
ッタエッチングにより、Pt膜102aのうちレジスト
より露出した部分を除去し、その部分の基板101を露
出させる。その後、レジストを除去する。
たPt膜102aを所望の形状に加工する。すなわち、
空隙部107を形成するためのエッチングホール106
と、その上に検知部120を形成するための露出部10
9とを形成し、検知部110の下部電極102が得られ
る。なお、信号処理部への配線パターンも同時に形成さ
れる。まず、Pt膜102a側の面上にフォトレジスト
をスピンコートにより塗布した後、フォトリソグラフイ
によってこのレジストを得ようとする下部電極102と
同様の形状に加工する。ついで、Arガスを用いたスパ
ッタエッチングにより、Pt膜102aのうちレジスト
より露出した部分を除去し、その部分の基板101を露
出させる。その後、レジストを除去する。
【0023】次に、図2(e)に示すように、パターン
加工された焦電体膜103の周縁部を覆うように、基板
101の上面に熱的絶縁膜105を形成する。たとえば
感光性ポリイミド(例えば東レ株式会社の「フォトニー
ス」等)をスピンコートにより塗布した後、これをフォ
トリソグラフィにより所望の形状に加工して厚さ2μm
の熱的絶縁膜105を形成する。
加工された焦電体膜103の周縁部を覆うように、基板
101の上面に熱的絶縁膜105を形成する。たとえば
感光性ポリイミド(例えば東レ株式会社の「フォトニー
ス」等)をスピンコートにより塗布した後、これをフォ
トリソグラフィにより所望の形状に加工して厚さ2μm
の熱的絶縁膜105を形成する。
【0024】次に、図2(f)に示すように、焦電体膜
103の露出した上面および露出部109の上に形成さ
れた熱的絶縁膜105の上面に、それぞれ上部電極10
4および抵抗体膜108を形成する。たとえば、金属N
iをターゲットに用いた電子ビーム蒸着法により、圧力
5×10-4Paの室温下で、4nm/minの速度で厚
さ20nmのニッケル膜を形成する。形成されたニッケ
ル膜の上面にレジストを塗布し、フォトリソグラフィに
より所望の形状に加工した後、硝酸セリウム系エッチャ
ントを用いたウェットエッチングにより、ニッケル膜を
上部電極104と抵抗体膜108に加工する。
103の露出した上面および露出部109の上に形成さ
れた熱的絶縁膜105の上面に、それぞれ上部電極10
4および抵抗体膜108を形成する。たとえば、金属N
iをターゲットに用いた電子ビーム蒸着法により、圧力
5×10-4Paの室温下で、4nm/minの速度で厚
さ20nmのニッケル膜を形成する。形成されたニッケ
ル膜の上面にレジストを塗布し、フォトリソグラフィに
より所望の形状に加工した後、硝酸セリウム系エッチャ
ントを用いたウェットエッチングにより、ニッケル膜を
上部電極104と抵抗体膜108に加工する。
【0025】最後に、エッチングホール106にエッチ
ャント(例えば80℃の燐酸)を注入し、基板101の
焦電体膜103および抵抗体膜108の直下の部分に、
空隙部107を形成して、図1に示す赤外線検知素子1
00が得られる。
ャント(例えば80℃の燐酸)を注入し、基板101の
焦電体膜103および抵抗体膜108の直下の部分に、
空隙部107を形成して、図1に示す赤外線検知素子1
00が得られる。
【0026】以上のように、焦電型検知部110の上部
電極104および抵抗変化型検知部120の抵抗体膜1
08を同時に形成することで、特性の優れた赤外線検知
素子を得ることができる。
電極104および抵抗変化型検知部120の抵抗体膜1
08を同時に形成することで、特性の優れた赤外線検知
素子を得ることができる。
【0027】《実施例2》本実施例では、実施例1と同
様に焦電型検知部と抵抗変化型検知部を備えた赤外線検
知素子の他の好ましい例について説明する。本実施例の
赤外線検知素子を図3に示す。この赤外線検知素子20
0は、実施例1の赤外線検知素子100と同様に、焦電
型検知部210および抵抗変化型検知部220を備え
る。ただし、焦電型検知部210の下部電極と抵抗変化
型検知部220の抵抗体膜208が同じ材料からなる。
様に焦電型検知部と抵抗変化型検知部を備えた赤外線検
知素子の他の好ましい例について説明する。本実施例の
赤外線検知素子を図3に示す。この赤外線検知素子20
0は、実施例1の赤外線検知素子100と同様に、焦電
型検知部210および抵抗変化型検知部220を備え
る。ただし、焦電型検知部210の下部電極と抵抗変化
型検知部220の抵抗体膜208が同じ材料からなる。
【0028】まず、実施例1で用いたものと同様のMg
O単結晶からなる基板201上に、図4(a)に示すよ
うにRFマグネトロンスバッタ法によって厚さ200n
mのPt膜202aを形成する。さらに、図4(b)に
示すように、形成されたPt膜202a上に、RFマグ
ネトロンスバッタ法によって、厚さが3μmのPLTか
らなる焦電体膜203aを形成する。得られた焦電体膜
203aを加工して、図4(c)に示すように、焦電型
検知部210用の焦電体膜203を形成する。
O単結晶からなる基板201上に、図4(a)に示すよ
うにRFマグネトロンスバッタ法によって厚さ200n
mのPt膜202aを形成する。さらに、図4(b)に
示すように、形成されたPt膜202a上に、RFマグ
ネトロンスバッタ法によって、厚さが3μmのPLTか
らなる焦電体膜203aを形成する。得られた焦電体膜
203aを加工して、図4(c)に示すように、焦電型
検知部210用の焦電体膜203を形成する。
【0029】次に、図4(d)に示すように、露出させ
たPt膜202aを所望の形状に加工する。すなわち、
空隙部207を形成するためのエッチングホール20
6、焦電型検知部210の下部電極202、および抵抗
変化型検知部220の抵抗体膜208を形成する。次
に、図4(e)に示すように、基板201上の焦電体膜
203の周縁部および抵抗体膜208を覆うように、熱
的絶縁膜205を形成する。次に、図4(f)に示すよ
うに、焦電体膜203の露出した上面に上部電極204
を、たとえば電子ビーム蒸着法により形成する。最後
に、エッチングホール206にエッチャント(たとえば
80℃に加熱した燐酸)などのを注入し、基板201の
焦電体膜203および抵抗体膜208直下の部分をエッ
チングして、図3に示すように空隙部207を形成し、
赤外線検知素子200が得られる。
たPt膜202aを所望の形状に加工する。すなわち、
空隙部207を形成するためのエッチングホール20
6、焦電型検知部210の下部電極202、および抵抗
変化型検知部220の抵抗体膜208を形成する。次
に、図4(e)に示すように、基板201上の焦電体膜
203の周縁部および抵抗体膜208を覆うように、熱
的絶縁膜205を形成する。次に、図4(f)に示すよ
うに、焦電体膜203の露出した上面に上部電極204
を、たとえば電子ビーム蒸着法により形成する。最後
に、エッチングホール206にエッチャント(たとえば
80℃に加熱した燐酸)などのを注入し、基板201の
焦電体膜203および抵抗体膜208直下の部分をエッ
チングして、図3に示すように空隙部207を形成し、
赤外線検知素子200が得られる。
【0030】《実施例3》本実施例の赤外線検知素子3
00を図5に示す。この赤外線検知素子300は、誘電
率変化型検知部310および抵抗変化型検知部320の
二種の検知部を備える。基板301は、実施例1で用い
たそれと同様のMgO単結晶からなる。誘電率変化型検
知部310は、基板301上に順次積層されたPt膜か
らなる下部電極302、組成がBa0.65Sr0.35TiO
3のチタン酸バリウムストロンチウム(以下、BSTと
する)からなる誘電体膜303、およびNi膜からなる
上部電極304を備える。一方、抵抗変化型検知部32
0は、基板301上に順次積層された熱的絶縁膜305
および抵抗体膜304を備える。熱的絶縁膜305は、
たとえばポリイミドからなる。各検知部310および3
20の底部と基板301の間には空隙部307が形成さ
れていて、検知部310および320は、それぞれその
周縁部で基板301に保持されている。本実施例では、
焦電型検知部310の上部電極304および抵抗変化型
検知部320の抵抗体膜304を同じ材料で構成し、同
時に形成する。
00を図5に示す。この赤外線検知素子300は、誘電
率変化型検知部310および抵抗変化型検知部320の
二種の検知部を備える。基板301は、実施例1で用い
たそれと同様のMgO単結晶からなる。誘電率変化型検
知部310は、基板301上に順次積層されたPt膜か
らなる下部電極302、組成がBa0.65Sr0.35TiO
3のチタン酸バリウムストロンチウム(以下、BSTと
する)からなる誘電体膜303、およびNi膜からなる
上部電極304を備える。一方、抵抗変化型検知部32
0は、基板301上に順次積層された熱的絶縁膜305
および抵抗体膜304を備える。熱的絶縁膜305は、
たとえばポリイミドからなる。各検知部310および3
20の底部と基板301の間には空隙部307が形成さ
れていて、検知部310および320は、それぞれその
周縁部で基板301に保持されている。本実施例では、
焦電型検知部310の上部電極304および抵抗変化型
検知部320の抵抗体膜304を同じ材料で構成し、同
時に形成する。
【0031】以下、上記の赤外線検知素子300の製造
方法の具体例について、図6を用いて説明する。
方法の具体例について、図6を用いて説明する。
【0032】まず、図6(a)に示すように、基板30
1上にRFマグネトロンスバッタ法により、厚さ250
nmのPt膜302aを形成する。ここで、Pt膜30
2aは、その膜成長方向が(100)面に配向するよう
に形成する。Pt膜302aの形成は、例えば、実施例
1と同じ条件で行う。次に、図6(b)に示すように、
形成されたPt膜302a上に、RFマグネトロンスバ
ッタ法によって、厚さ3μmの誘電体膜303aを形成
する。誘電体膜303aの形成は、例えば、以下の条件
で行う。
1上にRFマグネトロンスバッタ法により、厚さ250
nmのPt膜302aを形成する。ここで、Pt膜30
2aは、その膜成長方向が(100)面に配向するよう
に形成する。Pt膜302aの形成は、例えば、実施例
1と同じ条件で行う。次に、図6(b)に示すように、
形成されたPt膜302a上に、RFマグネトロンスバ
ッタ法によって、厚さ3μmの誘電体膜303aを形成
する。誘電体膜303aの形成は、例えば、以下の条件
で行う。
【0033】
【表3】
【0034】次に、図6(c)に示すように、誘電体膜
303aを所望の形状に加工する。まず、誘電体膜30
3aの表面にフォトレジストをスピンコートにより塗布
した後、フォトリソグラフィによってこのレジストを所
望の形状に加工する。ついで、フッ硝酸を用いたウェッ
トエッチングによって、レジストより露出した部分の誘
電体膜303aを除去し、誘電率変化型検知部310用
の誘電体膜303を形成する。その後、誘電体膜303
上に残存したレジストを除去する。
303aを所望の形状に加工する。まず、誘電体膜30
3aの表面にフォトレジストをスピンコートにより塗布
した後、フォトリソグラフィによってこのレジストを所
望の形状に加工する。ついで、フッ硝酸を用いたウェッ
トエッチングによって、レジストより露出した部分の誘
電体膜303aを除去し、誘電率変化型検知部310用
の誘電体膜303を形成する。その後、誘電体膜303
上に残存したレジストを除去する。
【0035】次に、図6(d)に示すように、Pt膜3
02aの露出部分を所望の形状に加工する。すなわち、
空隙部307を形成するためのエッチングホール306
と、誘電率変化型検知部310の下部電極302、およ
びその上に検知部320を形成するための露出部309
を形成する。まず、Pt膜302a側の面上にフォトレ
ジストをスピンコートにより塗布した後、フォトリソグ
ラフイによってこのレジストを所望の形状に加工する。
ついで、Arガスを用いたスパッタエッチングによっ
て、レジストより露出した部分のPt膜302aを除去
し、その部分の基板301を露出させる。その後、レジ
ストを除去する。
02aの露出部分を所望の形状に加工する。すなわち、
空隙部307を形成するためのエッチングホール306
と、誘電率変化型検知部310の下部電極302、およ
びその上に検知部320を形成するための露出部309
を形成する。まず、Pt膜302a側の面上にフォトレ
ジストをスピンコートにより塗布した後、フォトリソグ
ラフイによってこのレジストを所望の形状に加工する。
ついで、Arガスを用いたスパッタエッチングによっ
て、レジストより露出した部分のPt膜302aを除去
し、その部分の基板301を露出させる。その後、レジ
ストを除去する。
【0036】次に、図6(e)に示すように、基板30
1の上面にパターン加工された誘電体膜303の周縁部
を覆うように、熱的絶縁膜305を形成する。例えば感
光性ポリイミドをスピンコートにより塗布し、さらにこ
れをフォトリソグラフイにより所望の形状に加工して、
厚さ2μmの熱的絶縁膜305を形成する。次に、図6
(f)に示すように、誘電体膜303の露出した上面お
よび露出部309の上に形成された熱的絶縁膜305の
上面にそれぞれ上部電極304および抵抗体膜308
を、例えば、実施例1と同様に電子ビーム蒸着法により
同時に形成する。最後に、エッチングホール306にエ
ッチャント(たとえば80℃の燐酸)を注入し、基板3
01の焦電体膜303および抵抗体膜308直下の部分
に、空隙部307を形成して図5に示す赤外線検知素子
300が得られる。
1の上面にパターン加工された誘電体膜303の周縁部
を覆うように、熱的絶縁膜305を形成する。例えば感
光性ポリイミドをスピンコートにより塗布し、さらにこ
れをフォトリソグラフイにより所望の形状に加工して、
厚さ2μmの熱的絶縁膜305を形成する。次に、図6
(f)に示すように、誘電体膜303の露出した上面お
よび露出部309の上に形成された熱的絶縁膜305の
上面にそれぞれ上部電極304および抵抗体膜308
を、例えば、実施例1と同様に電子ビーム蒸着法により
同時に形成する。最後に、エッチングホール306にエ
ッチャント(たとえば80℃の燐酸)を注入し、基板3
01の焦電体膜303および抵抗体膜308直下の部分
に、空隙部307を形成して図5に示す赤外線検知素子
300が得られる。
【0037】《実施例4》本実施例では、実施例3のそ
れと同様に誘電率変化型検知部と抵抗変化型検知部を備
えた赤外線検知素子の他の好ましい例について説明す
る。
れと同様に誘電率変化型検知部と抵抗変化型検知部を備
えた赤外線検知素子の他の好ましい例について説明す
る。
【0038】本実施例の赤外線検知素子を図7に示す。
本赤外線検知素子400は、実施例3の赤外線検知素子
300のそれと同様に誘電率変化型検知部410および
抵抗変化型検知部420を備える。本実施例の赤外線検
知素子は、誘電率変化型検知部410の下部電極と抵抗
変化型検知部420の抵抗体膜408が同じ材料からな
る。
本赤外線検知素子400は、実施例3の赤外線検知素子
300のそれと同様に誘電率変化型検知部410および
抵抗変化型検知部420を備える。本実施例の赤外線検
知素子は、誘電率変化型検知部410の下部電極と抵抗
変化型検知部420の抵抗体膜408が同じ材料からな
る。
【0039】まず、実施例1で用いたものと同様のMg
O単結晶からなる基板401上に、図8(a)に示すよ
うにRFマグネトロンスバッタ法によって厚さ200n
mのPt膜402aを形成する。次に、図8(b)に示
すように、形成されたPt膜402a上に、RFマグネ
トロンスバッタ法によって、厚さ3μmのPLTからな
る誘電体膜403aを形成し、さらにこれを図8(c)
に示すように所望の形状に加工して誘電率変化型検知部
410用の誘電体膜403aを形成する。
O単結晶からなる基板401上に、図8(a)に示すよ
うにRFマグネトロンスバッタ法によって厚さ200n
mのPt膜402aを形成する。次に、図8(b)に示
すように、形成されたPt膜402a上に、RFマグネ
トロンスバッタ法によって、厚さ3μmのPLTからな
る誘電体膜403aを形成し、さらにこれを図8(c)
に示すように所望の形状に加工して誘電率変化型検知部
410用の誘電体膜403aを形成する。
【0040】次に、図8(d)に示すように、誘電体膜
403の形成により露出した部分のPt膜402aを所
望の形状に加工する。すなわち、空隙部407を形成す
るためのエッチングホール406、誘電率変化型検知部
410の下部電極402a、および抵抗変化型検知部4
20の抵抗体膜408を形成する。次に、図8(e)に
示すように、基板401の上面にパターン加工された誘
電体膜403の周縁部、および抵抗体膜408を覆うよ
うに、熱的絶縁膜405を形成する。次に、図8(f)
に示すように、誘電体膜403の露出した上面に上部電
極404を、例えば、電子ビーム蒸着法により形成す
る。最後に、エッチングホール406にエッチャント
(80℃の燐酸)を注入し、基板401の誘電体膜40
3および抵抗体膜408直下の部分に空隙部407を形
成し、図7に示す赤外線検知素子400が得られる。
403の形成により露出した部分のPt膜402aを所
望の形状に加工する。すなわち、空隙部407を形成す
るためのエッチングホール406、誘電率変化型検知部
410の下部電極402a、および抵抗変化型検知部4
20の抵抗体膜408を形成する。次に、図8(e)に
示すように、基板401の上面にパターン加工された誘
電体膜403の周縁部、および抵抗体膜408を覆うよ
うに、熱的絶縁膜405を形成する。次に、図8(f)
に示すように、誘電体膜403の露出した上面に上部電
極404を、例えば、電子ビーム蒸着法により形成す
る。最後に、エッチングホール406にエッチャント
(80℃の燐酸)を注入し、基板401の誘電体膜40
3および抵抗体膜408直下の部分に空隙部407を形
成し、図7に示す赤外線検知素子400が得られる。
【0041】
【発明の効果】本発明によると、小型でコンパクトな赤
外線検知素子を安価で提供することができる。
外線検知素子を安価で提供することができる。
【図1】本発明の一実施例の赤外線検知素子の構造を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】同赤外線検知素子の各製造工程の状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の他の実施例の赤外線検知素子の構造を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図4】同赤外線検知素子の各製造工程の状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の赤外線検知素子の
構造を示す縦断面図である。
構造を示す縦断面図である。
【図6】同赤外線検知素子の各製造工程の状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例の赤外線検知素子の
構造を示す縦断面図である。
構造を示す縦断面図である。
【図8】同赤外線検知素子の各製造工程の状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
100、200、300、400 赤外線検知素子 101、201、301、401 基板 102、202、302、402 下部電極 102a、202a、302a、402a Pt膜 103、103a、203、203a 焦電体膜 104、204、304、404 上部電極 105、205、305、405 熱的絶縁膜 106、206、306、406 エッチングホール 107、207、307、407 空隙部 108、208、308、408 抵抗体膜 109、309 露出部 110、210 焦電型検知部 120、220、320、420 抵抗変化型検知部 303、303a、403、403a 誘電体膜 310、410 誘電率変化型検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 37/02 H01L 37/02 (72)発明者 高山 良一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G065 BA12 BA13 BA14 BB37 CA13 DA06 DA20 2G066 AC13 BA01 BA09 BA34 BA51 BA55 CA08 CA15
Claims (6)
- 【請求項1】 基板と、前記基板の同一面上に形成され
た抵抗変化型の第一赤外線検知部並びに焦電型または誘
電率変化型の第二赤外線検知部とを備え、前記第一赤外
線検知部の抵抗体および前記第二赤外線検知部の一方の
電極が、同じ導電性材料からなる赤外線検知素子。 - 【請求項2】 前記抵抗体および前記一方の電極が同時
に形成されたものである請求項1記載の赤外線検知素
子。 - 【請求項3】 前記基板の前記第一または第二検知部の
直下に、空隙部を有する請求項1記載の赤外線検知素
子。 - 【請求項4】 基板と、前記基板の同一面上に形成され
た抵抗変化型の第一赤外線検知部並びに焦電型または誘
電率変化型の第二赤外線検知部とを備えた赤外線検知素
子の製造方法であって、前記第一赤外線検知部の抵抗体
および前記第二赤外線検知部の一方の電極を同時に形成
する赤外線検知素子の製造方法。 - 【請求項5】 前記基板上に導電性薄膜を形成する工程
と、前記導電性薄膜を加工して前記第一赤外線検知部の
抵抗体および前記第二赤外線検知部の一方の電極を形成
する工程とを具備する請求項4記載の赤外線検知素子の
製造方法。 - 【請求項6】 前記基板上に、前記第一赤外線検知部の
抵抗体としての導電性薄膜を形成し、同時に前記第二赤
外線検知部の一方の電極としての他の導電性薄膜を形成
する請求項4記載の赤外線検知素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11165972A JP2000356546A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 赤外線検知素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11165972A JP2000356546A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 赤外線検知素子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000356546A true JP2000356546A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15822510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11165972A Pending JP2000356546A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 赤外線検知素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000356546A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004051760A1 (ja) * | 2002-12-05 | 2004-06-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 焦電体素子及びその製造方法並びに赤外線センサ |
| CN104115288A (zh) * | 2011-12-19 | 2014-10-22 | 派洛斯有限公司 | 具有高测量准确度的红外光传感器芯片与用于制造红外光传感器芯片的方法 |
| JP2022127448A (ja) * | 2021-02-19 | 2022-08-31 | 国立大学法人横浜国立大学 | 赤外線検出器および赤外線検出器を備えたガスセンサ |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP11165972A patent/JP2000356546A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004051760A1 (ja) * | 2002-12-05 | 2004-06-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 焦電体素子及びその製造方法並びに赤外線センサ |
| CN104115288A (zh) * | 2011-12-19 | 2014-10-22 | 派洛斯有限公司 | 具有高测量准确度的红外光传感器芯片与用于制造红外光传感器芯片的方法 |
| US9207126B2 (en) | 2011-12-19 | 2015-12-08 | Pyreos Ltd. | Infrared light sensor chip with high measurement accuracy and method for producing the infrared light sensor chip |
| CN104115288B (zh) * | 2011-12-19 | 2016-11-16 | 派洛斯有限公司 | 具有高测量准确度的红外光传感器芯片与用于制造红外光传感器芯片的方法 |
| JP2022127448A (ja) * | 2021-02-19 | 2022-08-31 | 国立大学法人横浜国立大学 | 赤外線検出器および赤外線検出器を備えたガスセンサ |
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