JP2000356918A - 電子写真記録装置用エンドレスベルト - Google Patents
電子写真記録装置用エンドレスベルトInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ベルト式の電子写真記録装置におけるエンドレ
スベルトの寄り移動を確実に防止できる電子写真記録装
置用エンドレスベルトを提供する。 【解決手段】エンドレスベルトAの少なくとも片側端部
にリブaを設け、このエンドレスベルトAをロ−ル1,
2群に掛架し、それらロ−ル中のテンションロ−ル2に
より当該エンドレスベルトAに張力をかけ、同ベルトの
寄りを上記リブaのロ−ル溝dへの遊嵌またはガイドへ
の遊嵌により防止する電子写真記録装置のエンドレスベ
ルトであり、固体潤滑剤を0.5〜5重量%含有した樹
脂フィルムからなる。
スベルトの寄り移動を確実に防止できる電子写真記録装
置用エンドレスベルトを提供する。 【解決手段】エンドレスベルトAの少なくとも片側端部
にリブaを設け、このエンドレスベルトAをロ−ル1,
2群に掛架し、それらロ−ル中のテンションロ−ル2に
より当該エンドレスベルトAに張力をかけ、同ベルトの
寄りを上記リブaのロ−ル溝dへの遊嵌またはガイドへ
の遊嵌により防止する電子写真記録装置のエンドレスベ
ルトであり、固体潤滑剤を0.5〜5重量%含有した樹
脂フィルムからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真記録装置用
エンドレスベルトに関し、トナ−像定着装置、トナ−像
転写装置または中間転写装置におけるエンドレスベルト
として有用なものである。
エンドレスベルトに関し、トナ−像定着装置、トナ−像
転写装置または中間転写装置におけるエンドレスベルト
として有用なものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ−、複写機、ビデオプリンタ
−、ファクシミリ等における電子写真記録装置にエンド
レスベルトが組み込まれることがある。例えば、記録紙
に担持させた未定着トナ−像を加熱・加圧により記録紙
に定着させる定着装置として、図4の(イ)に示すサ−
フ方式が公知である。図4の(イ)において、1’は駆
動ロ−ル、2’はテンションロ−ル、A’はこれらのロ
−ルに掛架したエンドレスベルトである。3’はエンド
レスベルトA’に内接配設したヒ−タ、4’はヒ−タ
3’に対向させてエンドレスベルトA’に外接配設した
加圧ロ−ル(従動ロ−ル)である。9’は記録紙、9
0’は未定着のトナ−像である。この定着装置によりト
ナ−像を定着するには、テンションロ−ル2’によりエ
ンドレスベルトA’に張力をかけ、駆動ロ−ル1’によ
りエンドレスベルトA’を回動させ、加圧ロ−ル4’と
エンドレスベルトA’との間に記録紙9’を通過させ、
ヒ−タ3’による加熱と加圧ロ−ル4’による加圧でト
ナ−像90’を記録紙9’に定着させていく。
−、ファクシミリ等における電子写真記録装置にエンド
レスベルトが組み込まれることがある。例えば、記録紙
に担持させた未定着トナ−像を加熱・加圧により記録紙
に定着させる定着装置として、図4の(イ)に示すサ−
フ方式が公知である。図4の(イ)において、1’は駆
動ロ−ル、2’はテンションロ−ル、A’はこれらのロ
−ルに掛架したエンドレスベルトである。3’はエンド
レスベルトA’に内接配設したヒ−タ、4’はヒ−タ
3’に対向させてエンドレスベルトA’に外接配設した
加圧ロ−ル(従動ロ−ル)である。9’は記録紙、9
0’は未定着のトナ−像である。この定着装置によりト
ナ−像を定着するには、テンションロ−ル2’によりエ
ンドレスベルトA’に張力をかけ、駆動ロ−ル1’によ
りエンドレスベルトA’を回動させ、加圧ロ−ル4’と
エンドレスベルトA’との間に記録紙9’を通過させ、
ヒ−タ3’による加熱と加圧ロ−ル4’による加圧でト
ナ−像90’を記録紙9’に定着させていく。
【0003】この定着装置においては、テンションロ−
ル2’の両端をそのロ−ル軸と直角方向に可動とするよ
うに支持しているので、アンバランスな張力状態が原因
でテンションロ−ル2’が傾いてエンドレスベルトA’
が寄り移動することがある。そこで、図4の(ロ)に示
すようにエンドレスベルトA’の巾端部内面にリブa’
を設け、ロ−ル1’(2’)に設けた溝d’にそのリブ
a’を遊嵌してエンドレスベルトA’の寄り移動を防止
することが提案されている。
ル2’の両端をそのロ−ル軸と直角方向に可動とするよ
うに支持しているので、アンバランスな張力状態が原因
でテンションロ−ル2’が傾いてエンドレスベルトA’
が寄り移動することがある。そこで、図4の(ロ)に示
すようにエンドレスベルトA’の巾端部内面にリブa’
を設け、ロ−ル1’(2’)に設けた溝d’にそのリブ
a’を遊嵌してエンドレスベルトA’の寄り移動を防止
することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記エンドレスベルト
の寄り移動は、テンションロ−ルによる張架のアンバラ
ンスのために駆動ロ−ルの軸方向とエンドレスベルトの
長手方向との間の角度が完全な直角にならず、駆動ロ−
ルからエンドレスベルトにエンドレスベルトを長手方向
に移動させる力以外にエンドレスベルトを巾方向にも移
動させる力(以下、寄り移動力と称することがある)が
作用する結果であり、図4の(ロ)に示す定着装置で
は、この寄り移動力Fをロ−ル溝d’に遊嵌させたリブ
a’で受け止めて寄り移動を防止しようとしている。
の寄り移動は、テンションロ−ルによる張架のアンバラ
ンスのために駆動ロ−ルの軸方向とエンドレスベルトの
長手方向との間の角度が完全な直角にならず、駆動ロ−
ルからエンドレスベルトにエンドレスベルトを長手方向
に移動させる力以外にエンドレスベルトを巾方向にも移
動させる力(以下、寄り移動力と称することがある)が
作用する結果であり、図4の(ロ)に示す定着装置で
は、この寄り移動力Fをロ−ル溝d’に遊嵌させたリブ
a’で受け止めて寄り移動を防止しようとしている。
【0005】ところで、図4の(イ)に示すサ−フ式定
着装置では、エンドレスベルトA’の内面とヒ−タ4’
との摺動接触のためにエンドレスベルトA’が摩耗して
薄肉化される畏れがあり、かかる薄肉化のもとでは、上
記リブに作用する寄り移動力のためにエンドレスベルト
端部が図4の(ロ)の点線で示すように降伏曲げ変形さ
れ、これが加圧ロ−ルで圧縮されて皺またはクラックの
発生に至る畏れがある。たとえ、エンドレスベルトの厚
みを充分に保持できても、リブに上記の寄り移動力が作
用する結果、リブが破断されて寄り移動を確実に防止し
得ない畏れもある。
着装置では、エンドレスベルトA’の内面とヒ−タ4’
との摺動接触のためにエンドレスベルトA’が摩耗して
薄肉化される畏れがあり、かかる薄肉化のもとでは、上
記リブに作用する寄り移動力のためにエンドレスベルト
端部が図4の(ロ)の点線で示すように降伏曲げ変形さ
れ、これが加圧ロ−ルで圧縮されて皺またはクラックの
発生に至る畏れがある。たとえ、エンドレスベルトの厚
みを充分に保持できても、リブに上記の寄り移動力が作
用する結果、リブが破断されて寄り移動を確実に防止し
得ない畏れもある。
【0006】本発明の目的は、ベルト式の電子写真記録
装置におけるエンドレスベルトの寄り移動を確実に防止
できる電子写真記録装置用エンドレスベルトを提供する
ことにある。
装置におけるエンドレスベルトの寄り移動を確実に防止
できる電子写真記録装置用エンドレスベルトを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子写真記
録装置用エンドレスベルトは、エンドレスベルトの少な
くとも片側端部にリブを設け、このエンドレスベルトを
ロ−ル群に掛架し、それらロ−ル中のテンションロ−ル
により当該エンドレスベルトに張力をかけ、同ベルトの
寄りを上記リブのロ−ルへの遊嵌またはガイドへの遊嵌
により防止する電子写真記録装置のエンドレスベルトで
あり、固体潤滑剤を0.5〜5重量%含有した樹脂フィ
ルムからなることを特徴とする構成であり、固体潤滑剤
にはフッ素樹脂、フッ素エラストマ−、フッ素ゴム、黒
鉛またはグラファイトにフッ素を結合したフッ化炭素、
シリコ−ン樹脂、シリコ−ンゴム、シリコ−ンエラスト
マ−、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化マグネシウ
ムの粉体の一種または二種以上を使用でき、内面の摩擦
係数は0.2以下とされる。
録装置用エンドレスベルトは、エンドレスベルトの少な
くとも片側端部にリブを設け、このエンドレスベルトを
ロ−ル群に掛架し、それらロ−ル中のテンションロ−ル
により当該エンドレスベルトに張力をかけ、同ベルトの
寄りを上記リブのロ−ルへの遊嵌またはガイドへの遊嵌
により防止する電子写真記録装置のエンドレスベルトで
あり、固体潤滑剤を0.5〜5重量%含有した樹脂フィ
ルムからなることを特徴とする構成であり、固体潤滑剤
にはフッ素樹脂、フッ素エラストマ−、フッ素ゴム、黒
鉛またはグラファイトにフッ素を結合したフッ化炭素、
シリコ−ン樹脂、シリコ−ンゴム、シリコ−ンエラスト
マ−、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化マグネシウ
ムの粉体の一種または二種以上を使用でき、内面の摩擦
係数は0.2以下とされる。
【0008】本発明に係る電子写真記録装置用エンドレ
スベルトは、トナ−像の定着装置以外に、トナ−像の転
移または中間転移装置のエンドレスベルトにも使用で
き、この場合、導電性粉体を含有させて半導電性とする
ことができる。
スベルトは、トナ−像の定着装置以外に、トナ−像の転
移または中間転移装置のエンドレスベルトにも使用で
き、この場合、導電性粉体を含有させて半導電性とする
ことができる。
【0009】本発明に係る電子写真記録装置用エンドレ
スベルトの内外面の表面粗さ(JIS B0601の平
均粗さRz)は、通常5μm以下とされる。
スベルトの内外面の表面粗さ(JIS B0601の平
均粗さRz)は、通常5μm以下とされる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係るエンドレスベルトを用いたサ−フ方式の定着装置の
側面図を、図1の(ロ)は同じく平面図を、図1の
(ハ)は図1の(ロ)におけるハ−ハ断面図を、図1の
(ニ)は図1の(ロ)におけるニ−ニ断面図をそれぞれ
示している。図1において、1は駆動ロ−ル、2はテン
ションロ−ル、Aはこれらのロ−ルに掛架したエンドレ
スベルト、3はエンドレスベルトAに内接配設したヒ−
タであり、テンションロ−ル2によりエンドレスベルト
Aを張力状態としてある。aはエンドレスベルト内周面
の巾両端部に粘着剤bにより取付けたリブであり、駆動
ロ−ル1及びテンションロ−ル2の外周面に溝dを設
け、この溝dにリブaを遊嵌してある。4はヒ−タ3に
対向してエンドレスベルトAに外接配設した加圧ロ−ル
(従動ロ−ル)である。
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係るエンドレスベルトを用いたサ−フ方式の定着装置の
側面図を、図1の(ロ)は同じく平面図を、図1の
(ハ)は図1の(ロ)におけるハ−ハ断面図を、図1の
(ニ)は図1の(ロ)におけるニ−ニ断面図をそれぞれ
示している。図1において、1は駆動ロ−ル、2はテン
ションロ−ル、Aはこれらのロ−ルに掛架したエンドレ
スベルト、3はエンドレスベルトAに内接配設したヒ−
タであり、テンションロ−ル2によりエンドレスベルト
Aを張力状態としてある。aはエンドレスベルト内周面
の巾両端部に粘着剤bにより取付けたリブであり、駆動
ロ−ル1及びテンションロ−ル2の外周面に溝dを設
け、この溝dにリブaを遊嵌してある。4はヒ−タ3に
対向してエンドレスベルトAに外接配設した加圧ロ−ル
(従動ロ−ル)である。
【0011】上記エンドレスベルトAは耐熱性合成樹脂
フィルムからなり、固体潤滑剤を含有している。従っ
て、耐摩耗性に優れ、摩擦係数(JIS K7118に
よる)が0.2以下であって著しく低摩擦である。
フィルムからなり、固体潤滑剤を含有している。従っ
て、耐摩耗性に優れ、摩擦係数(JIS K7118に
よる)が0.2以下であって著しく低摩擦である。
【0012】図1の(ハ)または(ニ)はエンドレスベ
ルトAの寄り移動力Fがリブaで支えられている状態を
示している。この寄り移動力は、既述した通り、テンシ
ョンロ−ルによる張架のアンバランスのために駆動ロ−
ルの軸方向とエンドレスベルトの長手方向との間の角度
が完全な直角にならずに、駆動ロ−ルからエンドレスベ
ルトに巾方向にも移動させる力が作用する結果である。
この寄り移動力が駆動ロ−ルとエンドレスベルトとの間
の横方向移動摩擦力よりも大きくなろうとすると、横方
向摺動が生じて駆動ロ−ルのエンドレスベルトへの巾方
向移動力の伝達が行われなくなるから、リブに横方向移
動摩擦力以上の力が作用することはない。
ルトAの寄り移動力Fがリブaで支えられている状態を
示している。この寄り移動力は、既述した通り、テンシ
ョンロ−ルによる張架のアンバランスのために駆動ロ−
ルの軸方向とエンドレスベルトの長手方向との間の角度
が完全な直角にならずに、駆動ロ−ルからエンドレスベ
ルトに巾方向にも移動させる力が作用する結果である。
この寄り移動力が駆動ロ−ルとエンドレスベルトとの間
の横方向移動摩擦力よりも大きくなろうとすると、横方
向摺動が生じて駆動ロ−ルのエンドレスベルトへの巾方
向移動力の伝達が行われなくなるから、リブに横方向移
動摩擦力以上の力が作用することはない。
【0013】而るに、本発明に係るエンドレスベルトに
おいては、固体潤滑剤の添加により内面の摩擦係数を
0.2以下の低摩擦面にしてあるから、上記の横方向移
動摩擦力を充分に小さくでき、リブを粘着剤で取付け
も、リブの付け根を安定に保持できエンドレスベルトの
寄り移動を確実に防止できる。また、固体潤滑剤の添加
のためにエンドレスベルトの耐摩耗性を極めて高くで
き、ヒ−タとの摺動接触にもかかわらず、エンドレスベ
ルト内面の摩耗を防止してエンドレスベルトの厚みを当
初のままに維持でき、上記リブに作用する横方向力によ
るエンドレスベルト端部の降伏曲げ変形を防止でき、こ
の降伏曲げ変形が生じる場合にその降伏部が加圧ロ−ル
で圧縮されて生じる皺やクラックの発生を排除できる。
おいては、固体潤滑剤の添加により内面の摩擦係数を
0.2以下の低摩擦面にしてあるから、上記の横方向移
動摩擦力を充分に小さくでき、リブを粘着剤で取付け
も、リブの付け根を安定に保持できエンドレスベルトの
寄り移動を確実に防止できる。また、固体潤滑剤の添加
のためにエンドレスベルトの耐摩耗性を極めて高くで
き、ヒ−タとの摺動接触にもかかわらず、エンドレスベ
ルト内面の摩耗を防止してエンドレスベルトの厚みを当
初のままに維持でき、上記リブに作用する横方向力によ
るエンドレスベルト端部の降伏曲げ変形を防止でき、こ
の降伏曲げ変形が生じる場合にその降伏部が加圧ロ−ル
で圧縮されて生じる皺やクラックの発生を排除できる。
【0014】上記リブに作用する横方向力によるエンド
レスベルト端部の降伏曲げ変形は、弾性率が小さくなる
ほど、またベルト厚みが薄くなるほど生じ易くなるが、
本発明に係るエンドレスベルトでは上記した通りリブに
作用する横方向力を充分に小さくできるので、弾性率と
厚みの積を15kg/mm程度とすれば充分である。
レスベルト端部の降伏曲げ変形は、弾性率が小さくなる
ほど、またベルト厚みが薄くなるほど生じ易くなるが、
本発明に係るエンドレスベルトでは上記した通りリブに
作用する横方向力を充分に小さくできるので、弾性率と
厚みの積を15kg/mm程度とすれば充分である。
【0015】上記の実施例では、エンドレスベルト内面
の少なくとも片側端部にリブを設け、このリブをロ−ル
の溝に遊嵌しているが、図2に示すようにエンドレスベ
ルトAの外面の少なくとも片側端部にリブaを設け、各
ロ−ル(駆動ロ−ル1及びテンションロ−ル2)に臨ん
で配設したガイド5の溝dにこのリブaを遊嵌すること
もできる。
の少なくとも片側端部にリブを設け、このリブをロ−ル
の溝に遊嵌しているが、図2に示すようにエンドレスベ
ルトAの外面の少なくとも片側端部にリブaを設け、各
ロ−ル(駆動ロ−ル1及びテンションロ−ル2)に臨ん
で配設したガイド5の溝dにこのリブaを遊嵌すること
もできる。
【0016】本発明に係るエンドレスベルトは上記定着
装置以外のベルト式電子写真記録装置のエンドレスベル
トとしても使用できる。図3は中間転写式電子写真装置
の一例を示し、中間転写エンドレスベルトに本発明に係
るエンドレスベルトが使用されている。図3において、
6は露光により静電潜像を形成する感光体を備え、静電
潜像に正規像法(または反転現像法)により逆極性トナ
−を吸引力で付着させて(または同極性帯電トナ−を反
発力で非帯電部に付着させて)現像させる感光ドラムで
ある。Aは駆動ロ−ル1と従動ロ−ル2との間に掛架し
た本発明に係るエンドレスベルトであり、カ−ボン等の
導電性粒子の配合により低抵抗体としてあり、感光ドラ
ム6との接触部位において帯電トナ−像が当該エンドレ
スベルトAでの静電誘導電荷により吸引転写され、その
転写により自由になった電荷が接地ロ−ル7においてア
−スに逃される。8は中間転写トナ−像を印刷シ−ト9
に転写させるための転写ロ−ルである。
装置以外のベルト式電子写真記録装置のエンドレスベル
トとしても使用できる。図3は中間転写式電子写真装置
の一例を示し、中間転写エンドレスベルトに本発明に係
るエンドレスベルトが使用されている。図3において、
6は露光により静電潜像を形成する感光体を備え、静電
潜像に正規像法(または反転現像法)により逆極性トナ
−を吸引力で付着させて(または同極性帯電トナ−を反
発力で非帯電部に付着させて)現像させる感光ドラムで
ある。Aは駆動ロ−ル1と従動ロ−ル2との間に掛架し
た本発明に係るエンドレスベルトであり、カ−ボン等の
導電性粒子の配合により低抵抗体としてあり、感光ドラ
ム6との接触部位において帯電トナ−像が当該エンドレ
スベルトAでの静電誘導電荷により吸引転写され、その
転写により自由になった電荷が接地ロ−ル7においてア
−スに逃される。8は中間転写トナ−像を印刷シ−ト9
に転写させるための転写ロ−ルである。
【0017】また、本発明に係るエンドレスベルトは転
写装置のエンドレスベルトとしても使用でき、例えば図
3においてロ−ル8を省略し、感光ドラム6とエンドレ
スベルトAとの間に記録紙を通過させ、感光ドラム上の
帯電トナ−像をエンドレスベルトAでの静電誘導電荷に
より記録紙91上に吸引転写させ、これをエンドレスベ
ルトAから搬出し、次いで定着装置で定着する場合のエ
ンドレスベルトAとしても使用できる。
写装置のエンドレスベルトとしても使用でき、例えば図
3においてロ−ル8を省略し、感光ドラム6とエンドレ
スベルトAとの間に記録紙を通過させ、感光ドラム上の
帯電トナ−像をエンドレスベルトAでの静電誘導電荷に
より記録紙91上に吸引転写させ、これをエンドレスベ
ルトAから搬出し、次いで定着装置で定着する場合のエ
ンドレスベルトAとしても使用できる。
【0018】これらの場合のエンドレスベルトには、固
体潤滑剤以外に導電性粉体も添加され、その体積抵抗値
が109〜1015Ω.cm、または109〜1014
Ω.cm、あるいは1013〜1016Ω.cmにされ
る。
体潤滑剤以外に導電性粉体も添加され、その体積抵抗値
が109〜1015Ω.cm、または109〜1014
Ω.cm、あるいは1013〜1016Ω.cmにされ
る。
【0019】本発明に係るエンドレスベルトは、耐熱性
樹脂、例えばポリイミド、ポリイミドアミド、ポリベン
ズイミダゾ−ル、ポリアミドに固体潤滑剤を添加した樹
脂溶液から成形できる。
樹脂、例えばポリイミド、ポリイミドアミド、ポリベン
ズイミダゾ−ル、ポリアミドに固体潤滑剤を添加した樹
脂溶液から成形できる。
【0020】上記潤滑剤にはフッ素樹脂粉体、例えばポ
リテトラフルオロエチレン粉体、ポリフッ化ビニリデン
粉体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体粉
体、テトラフルオロエチレン−パ−フルオロアルキルビ
ニルエ−テル共重合体粉体、テトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン重合体粉体等のフッ素樹脂粉
体、フッ素エラストマ−粉体、フッ素ゴム粉体、黒鉛ま
たはグラファイトにフッ素を結合したフッ化炭素粉体、
シリコ−ン樹脂粉体、シリコ−ンゴム粉体、シリコ−ン
エラストマ−粉体、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸
化マグネシウムの無機粉体の一種または二種以上を使用
でき、粉体径は均一分散のために0.01〜5.0μ
m、好ましくは0.1〜1.0μmとすることが望まし
い。潤滑性を阻害しない範囲で、分散性を向上させるた
めに表面処理やポリマ−グラフト処理または分散剤の添
加を行うことも可能である。
リテトラフルオロエチレン粉体、ポリフッ化ビニリデン
粉体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体粉
体、テトラフルオロエチレン−パ−フルオロアルキルビ
ニルエ−テル共重合体粉体、テトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン重合体粉体等のフッ素樹脂粉
体、フッ素エラストマ−粉体、フッ素ゴム粉体、黒鉛ま
たはグラファイトにフッ素を結合したフッ化炭素粉体、
シリコ−ン樹脂粉体、シリコ−ンゴム粉体、シリコ−ン
エラストマ−粉体、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸
化マグネシウムの無機粉体の一種または二種以上を使用
でき、粉体径は均一分散のために0.01〜5.0μ
m、好ましくは0.1〜1.0μmとすることが望まし
い。潤滑性を阻害しない範囲で、分散性を向上させるた
めに表面処理やポリマ−グラフト処理または分散剤の添
加を行うことも可能である。
【0021】上記潤滑剤の添加量は、樹脂溶液の樹脂に
対し0.5〜5重量%とされている。5重量%を越える
と、摩擦係数が0.05以下となってエンドレスベルト
と駆動ロ−ルとの間でビビリやスリップが生じ易く、
0.1重量%未満では摩擦係数を0.2以下に設定する
ことが困難になるからである。
対し0.5〜5重量%とされている。5重量%を越える
と、摩擦係数が0.05以下となってエンドレスベルト
と駆動ロ−ルとの間でビビリやスリップが生じ易く、
0.1重量%未満では摩擦係数を0.2以下に設定する
ことが困難になるからである。
【0022】本発明に係るエンドレスベルトの成形に
は、例えば回転円筒金型の内面に潤滑剤添加樹脂溶液を
塗布しこれを均一厚みに遠心成形し次いで乾燥固化する
遠心成形方法、円筒金型の内面に潤滑剤添加樹脂溶液を
塗布しこれを垂直に支持しコア金型を落下走行させて内
面の塗布液を均一厚みに展延し次いで乾燥固化する展延
方法等、コア金型の外面に潤滑剤添加樹脂溶液を塗布し
これを外金型に通して塗布液を均一厚みに展延し次いで
乾燥固化する展延方法等を使用できる。必要に応じ金型
を離型処理したり、成形過程で脱泡処理を行うこともで
きる。これらの成形法において、金型やコアの表面平滑
度は、エンドレスベルトの内外面の表面粗さを5μm以
下にするようにされる。
は、例えば回転円筒金型の内面に潤滑剤添加樹脂溶液を
塗布しこれを均一厚みに遠心成形し次いで乾燥固化する
遠心成形方法、円筒金型の内面に潤滑剤添加樹脂溶液を
塗布しこれを垂直に支持しコア金型を落下走行させて内
面の塗布液を均一厚みに展延し次いで乾燥固化する展延
方法等、コア金型の外面に潤滑剤添加樹脂溶液を塗布し
これを外金型に通して塗布液を均一厚みに展延し次いで
乾燥固化する展延方法等を使用できる。必要に応じ金型
を離型処理したり、成形過程で脱泡処理を行うこともで
きる。これらの成形法において、金型やコアの表面平滑
度は、エンドレスベルトの内外面の表面粗さを5μm以
下にするようにされる。
【0023】このようにして成形したフィルム管状体の
外面に高弾性層、離型層、耐油性層または耐摩耗性層、
例えばシリコ−ンゴム層、フッ素ゴム層またはフッ素樹
脂層を付加することもできる。
外面に高弾性層、離型層、耐油性層または耐摩耗性層、
例えばシリコ−ンゴム層、フッ素ゴム層またはフッ素樹
脂層を付加することもできる。
【0024】本発明に係るエンドレスベルトは、潤滑剤
粉体・導電粉体を分散させたポリイミド樹脂製とし、特
にポリテトラフルオロエチレン粉体とカ−ボンを分散さ
せたポリアミド酸溶液から成形できる。この粉体分散ポ
リアミド酸溶液は、溶媒に潤滑剤粉体と導電粉体とをボ
−ルミルや超音波撹拌により分散させ、テトラカルボン
酸二無水物あるいはその誘導体とジアミンの略等モルを
前記溶媒中で反応させてポリアミド酸溶液を合成する方
法、溶媒に導電粉体をボ−ルミルや超音波撹拌により分
散させ、テトラカルボン酸二無水物あるいはその誘導体
とジアミンの略等モルを前記溶媒中で反応させてポリア
ミド酸溶液を得、このポリアミド酸溶液に潤滑剤を分散
させる方法、常法により合成したポリアミド酸溶液に潤
滑剤と導電粉体とをプラネタリ−ミキサ−やビ−ズミル
や三本ロ−ル等で分散させ方法等により得ることができ
る。
粉体・導電粉体を分散させたポリイミド樹脂製とし、特
にポリテトラフルオロエチレン粉体とカ−ボンを分散さ
せたポリアミド酸溶液から成形できる。この粉体分散ポ
リアミド酸溶液は、溶媒に潤滑剤粉体と導電粉体とをボ
−ルミルや超音波撹拌により分散させ、テトラカルボン
酸二無水物あるいはその誘導体とジアミンの略等モルを
前記溶媒中で反応させてポリアミド酸溶液を合成する方
法、溶媒に導電粉体をボ−ルミルや超音波撹拌により分
散させ、テトラカルボン酸二無水物あるいはその誘導体
とジアミンの略等モルを前記溶媒中で反応させてポリア
ミド酸溶液を得、このポリアミド酸溶液に潤滑剤を分散
させる方法、常法により合成したポリアミド酸溶液に潤
滑剤と導電粉体とをプラネタリ−ミキサ−やビ−ズミル
や三本ロ−ル等で分散させ方法等により得ることができ
る。
【0025】このポリイミド樹脂製のフィルム管状体を
成形するには、上記の粉体分散ポリアミド酸溶液を回転
円筒金型の内面に塗布し、これを均一厚みに遠心成形
し、次いで加熱してポリアミド酸をイミド転化すると共
に溶媒を除去する方法を使用できる。この場合、約80
〜180℃の比較的低温でイミド転化に伴い発生する閉
環水及び溶媒を蒸発除去し、次いで250〜400℃に
昇温させてイミド転化を完結させる二段加熱法を使用す
ることが好ましい。
成形するには、上記の粉体分散ポリアミド酸溶液を回転
円筒金型の内面に塗布し、これを均一厚みに遠心成形
し、次いで加熱してポリアミド酸をイミド転化すると共
に溶媒を除去する方法を使用できる。この場合、約80
〜180℃の比較的低温でイミド転化に伴い発生する閉
環水及び溶媒を蒸発除去し、次いで250〜400℃に
昇温させてイミド転化を完結させる二段加熱法を使用す
ることが好ましい。
【0026】上記導電性粉体としては、ケッチェンブラ
ック、アセチレンブラック等のカ−ボンブラックの外、
金属粉体(例えばアルミニウム、ニッケル)、半導電性
粉体(例えば、酸化スズ等の酸化金属化合物、チタン酸
カリウム)導電ポリマ−(例えばポリアニリン)粉体等
も使用できる。
ック、アセチレンブラック等のカ−ボンブラックの外、
金属粉体(例えばアルミニウム、ニッケル)、半導電性
粉体(例えば、酸化スズ等の酸化金属化合物、チタン酸
カリウム)導電ポリマ−(例えばポリアニリン)粉体等
も使用できる。
【0027】上記リブは、耐熱性樹脂フィルム、例え
ば、上記したポリイミド等の耐熱性樹脂、融点200℃
以上のポリカ−ボネ−ト、ポリエチレンテレフタレ−ト
等のフィルム)のストリップを接着剤により固着するこ
とにより設けることができ、接着剤には両面粘着テ−
プ、耐熱性エラストマ−、ポットメルト接着剤、加熱硬
化型接着剤、粘着剤等を使用できる。上記リブを設ける
には、成形金型にリブ形成用溝を設け、エンドレスベル
トの成形と同時にリブを設けることも可能である。
ば、上記したポリイミド等の耐熱性樹脂、融点200℃
以上のポリカ−ボネ−ト、ポリエチレンテレフタレ−ト
等のフィルム)のストリップを接着剤により固着するこ
とにより設けることができ、接着剤には両面粘着テ−
プ、耐熱性エラストマ−、ポットメルト接着剤、加熱硬
化型接着剤、粘着剤等を使用できる。上記リブを設ける
には、成形金型にリブ形成用溝を設け、エンドレスベル
トの成形と同時にリブを設けることも可能である。
【0028】
【実施例】〔実施例1〕乾燥したカ−ボンブラックをN
−メチル−2−ピロリドンに合成しようとするポリイミ
ド100に対し4重量%となるように、またテトラフル
オロエチレン−パ−フルオロアルキルビニルエ−テル共
重合体粉体(平均粒子径5μm)を同じく1重量%にな
るようにそれぞれ添加し、ボ−ルミルにて室温×6時間
で混合した得た分散液にピロメリット酸無水物と4,
4’−ジアミノビフェニルエ−テルの等モルを濃度20
%となるように溶解し、窒素雰囲気中で室温にて4時間
撹拌しつつ重合反応させて2000ポイズのポリアミド
酸溶液を得た。このポリアミド酸溶液を内径300m
m、長さ500mmの円筒金型の内周面にディスペンサ
により厚さほぼ400μmに塗布し、1500rpmで
10分間回転させて均一厚みの展開膜とした後、250
rpmで回転させながら金型の外側から60℃の熱風を
30分間吹付け、次いで150℃×60分にて加熱した
後、加熱速度2℃/minで300℃に昇温し、この温
度を30分間保持して溶媒の除去、脱水閉環水の除去及
びイミド転化を行い、而るのち、室温にまで冷却し金型
より離型し、巾両端をトリミングして厚み60μm、内
面摩擦係数0.2以下のエンドレスベルトを得た。この
がエンドレスベルトの内周面の両端に、巾4mm×厚み
1.5mmのウレタンゴムストリップ(硬度50°)を
両面粘着テ−プにより接着して本発明に係るエンドレス
ベルトを作成した。
−メチル−2−ピロリドンに合成しようとするポリイミ
ド100に対し4重量%となるように、またテトラフル
オロエチレン−パ−フルオロアルキルビニルエ−テル共
重合体粉体(平均粒子径5μm)を同じく1重量%にな
るようにそれぞれ添加し、ボ−ルミルにて室温×6時間
で混合した得た分散液にピロメリット酸無水物と4,
4’−ジアミノビフェニルエ−テルの等モルを濃度20
%となるように溶解し、窒素雰囲気中で室温にて4時間
撹拌しつつ重合反応させて2000ポイズのポリアミド
酸溶液を得た。このポリアミド酸溶液を内径300m
m、長さ500mmの円筒金型の内周面にディスペンサ
により厚さほぼ400μmに塗布し、1500rpmで
10分間回転させて均一厚みの展開膜とした後、250
rpmで回転させながら金型の外側から60℃の熱風を
30分間吹付け、次いで150℃×60分にて加熱した
後、加熱速度2℃/minで300℃に昇温し、この温
度を30分間保持して溶媒の除去、脱水閉環水の除去及
びイミド転化を行い、而るのち、室温にまで冷却し金型
より離型し、巾両端をトリミングして厚み60μm、内
面摩擦係数0.2以下のエンドレスベルトを得た。この
がエンドレスベルトの内周面の両端に、巾4mm×厚み
1.5mmのウレタンゴムストリップ(硬度50°)を
両面粘着テ−プにより接着して本発明に係るエンドレス
ベルトを作成した。
【0029】このリブ付きエンドレスベルトを図1に示
した構造の定着装置に組み込み、エンドレスベルトを速
度2m/分で200時間回転させたのち、100枚の通
紙試験を行ったところ良好な画像が得られた。通紙試験
後ベルト厚みを測定したところ、実質上当初の厚みを保
持していた。また、リブの剥離や破断及びベルト巾端部
での降伏曲げの発生は全く観られなかった。
した構造の定着装置に組み込み、エンドレスベルトを速
度2m/分で200時間回転させたのち、100枚の通
紙試験を行ったところ良好な画像が得られた。通紙試験
後ベルト厚みを測定したところ、実質上当初の厚みを保
持していた。また、リブの剥離や破断及びベルト巾端部
での降伏曲げの発生は全く観られなかった。
【0030】〔実施例2〕等モルの3,3’,4,4’
−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とp−フェニレ
ンジアミンとをN−メチル−2−ピロリドンに濃度20
重量%となるように溶解し、窒素雰囲気中で室温にて4
時間撹拌しつつ重合反応させて粘度2000ポイズのポ
リアミド酸溶液を得た。このポリアミド酸溶液にポリテ
トラフルオロエチレン粉体(平均粒径4.1μm)をポ
リイミドに対し2重量%となるように、またカ−ボンブ
ラックをポリイミドに対し2重量%となるようにそれぞ
れ添加し、三本ロ−ルで練り込んで均一に分散させた。
このポリアミド酸溶液を使用し実施例1と同様にして厚
み55μmのエンドレスベルトを得、更にウレタンゴム
ストリップを両面粘着テ−プにより接着して本発明に係
るエンドレスベルトを作成した。
−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とp−フェニレ
ンジアミンとをN−メチル−2−ピロリドンに濃度20
重量%となるように溶解し、窒素雰囲気中で室温にて4
時間撹拌しつつ重合反応させて粘度2000ポイズのポ
リアミド酸溶液を得た。このポリアミド酸溶液にポリテ
トラフルオロエチレン粉体(平均粒径4.1μm)をポ
リイミドに対し2重量%となるように、またカ−ボンブ
ラックをポリイミドに対し2重量%となるようにそれぞ
れ添加し、三本ロ−ルで練り込んで均一に分散させた。
このポリアミド酸溶液を使用し実施例1と同様にして厚
み55μmのエンドレスベルトを得、更にウレタンゴム
ストリップを両面粘着テ−プにより接着して本発明に係
るエンドレスベルトを作成した。
【0031】この実施例品について、実施例1と同様に
200時間回転後に100枚の通紙試験を行ったところ
良好な画像が得られ、通紙試験後ベルト厚みを測定した
ところ、実質上当初の厚みを保持しており、また、リブ
の剥離や破断及びベルト巾端部での降伏曲げの発生は全
く観られなかった。
200時間回転後に100枚の通紙試験を行ったところ
良好な画像が得られ、通紙試験後ベルト厚みを測定した
ところ、実質上当初の厚みを保持しており、また、リブ
の剥離や破断及びベルト巾端部での降伏曲げの発生は全
く観られなかった。
【0032】〔実施例3〕実施例2に対し、ポリテトラ
フルオロエチレン粉体の2重量%の添加に代え、シリコ
−ン粉末(平均粒径3μm)を2.5重量%となるよう
に添加した以外、実施例2と同じとした。この実施例品
について実施例1と同様に200時間回転後に100枚
の通紙試験を行ったところ良好な画像が得られ、通紙試
験後ベルト厚みを測定したところ、実質上当初の厚みを
保持しており、また、リブの剥離や破断及びベルト巾端
部での降伏曲げの発生は全く観られなかった。
フルオロエチレン粉体の2重量%の添加に代え、シリコ
−ン粉末(平均粒径3μm)を2.5重量%となるよう
に添加した以外、実施例2と同じとした。この実施例品
について実施例1と同様に200時間回転後に100枚
の通紙試験を行ったところ良好な画像が得られ、通紙試
験後ベルト厚みを測定したところ、実質上当初の厚みを
保持しており、また、リブの剥離や破断及びベルト巾端
部での降伏曲げの発生は全く観られなかった。
【0033】〔比較例1〕実施例1に対し潤滑剤の添加
を省略した以外、実施例1と同じとした。エンドレスベ
ルト内面の摩擦係数は0.2を越えていた。この比較例
品につき、実施例1と同様に200時間回転させたとこ
ろ摩耗粉の発生が観られ、更に100枚の通紙試験を行
ったところ、画像乱れが観られ、また、リブの初期剥離
に相当する浮きが認められた。
を省略した以外、実施例1と同じとした。エンドレスベ
ルト内面の摩擦係数は0.2を越えていた。この比較例
品につき、実施例1と同様に200時間回転させたとこ
ろ摩耗粉の発生が観られ、更に100枚の通紙試験を行
ったところ、画像乱れが観られ、また、リブの初期剥離
に相当する浮きが認められた。
【0034】〔比較例2〕実施例2に対し、ポリテトラ
フルオロエチレン粉体の添加量を5.5重量%となるよ
うにした以外、実施例2に同じとした。エンドレスベル
ト内面の摩擦係数は0.05以下であった。この実施例
品について実施例1と同様に200時間回転後に100
枚の通紙試験を行ったところ、摩耗粉の発生はなかった
が、スリップが頻繁に生じ満足な画像は得られなかっ
た。
フルオロエチレン粉体の添加量を5.5重量%となるよ
うにした以外、実施例2に同じとした。エンドレスベル
ト内面の摩擦係数は0.05以下であった。この実施例
品について実施例1と同様に200時間回転後に100
枚の通紙試験を行ったところ、摩耗粉の発生はなかった
が、スリップが頻繁に生じ満足な画像は得られなかっ
た。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ベルト式の電子写真記
録装置において、テンションロ−ルのアンバランスな引
張りに起因するエンドレスベルトの寄り移動をエンドレ
スベルトに設けたリブをストッパ−として防止する場
合、エンドレスベルトの摩擦特性と耐摩耗性とを改変し
て、リブに作用する寄り移動力を充分に小さくし、かつ
その寄り移動力によるベルト端部の降伏曲げ変形を排除
し得るようにエンドレスベルトの厚みを当初のままに充
分保持し得るようにしているから、ベルト式電子写真記
録装置をエンドレスベルトの寄り移動なく安定に駆動さ
せることができる。従って、寄り移動を防止するための
複雑なセンサー−制御機構が不要となり、装置の低廉化
や信頼性の向上を図ることができる。
録装置において、テンションロ−ルのアンバランスな引
張りに起因するエンドレスベルトの寄り移動をエンドレ
スベルトに設けたリブをストッパ−として防止する場
合、エンドレスベルトの摩擦特性と耐摩耗性とを改変し
て、リブに作用する寄り移動力を充分に小さくし、かつ
その寄り移動力によるベルト端部の降伏曲げ変形を排除
し得るようにエンドレスベルトの厚みを当初のままに充
分保持し得るようにしているから、ベルト式電子写真記
録装置をエンドレスベルトの寄り移動なく安定に駆動さ
せることができる。従って、寄り移動を防止するための
複雑なセンサー−制御機構が不要となり、装置の低廉化
や信頼性の向上を図ることができる。
【図1】本発明に係るエンドレスベルトの使用状態の一
例を示す図面である。
例を示す図面である。
【図2】本発明に係るエンドレスベルトの使用状態の上
記とは別の例を示す図面である。
記とは別の例を示す図面である。
【図3】本発明に係るエンドレスベルトの使用状態の上
記とは別の例を示す図面である。
記とは別の例を示す図面である。
【図4】従来のサ−フ式定着装置を示す図面である。
A エンドレスベルト a リブ 1 駆動ロ−ル 2 テンションロ−ル d 溝 3 ヒ−タ 4 加圧ロ−ル 5 ガイド 6 感光ドラム 7 接地ロ−ル 8 転移ロ−ル
フロントページの続き (72)発明者 富田 俊彦 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 2H032 AA05 BA09 BA18 BA23 2H033 AA23 BA11 BB26 BB37 3F049 BA12 BA13 BB11 LA02 LB03
Claims (4)
- 【請求項1】エンドレスベルトの少なくとも片側端部に
リブを設け、このエンドレスベルトをロ−ル群に掛架
し、それらロ−ル中のテンションロ−ルにより当該エン
ドレスベルトに張力をかけ、同ベルトの寄りを上記リブ
のロ−ルへの遊嵌またはガイドへの遊嵌により防止する
電子写真記録装置のエンドレスベルトであり、固体潤滑
剤を0.5〜5重量%含有した樹脂フィルムからなるこ
とを特徴とする電子写真記録装置用エンドレスベルト。 - 【請求項2】固体潤滑剤がフッ素樹脂、フッ素エラスト
マ−、フッ素ゴム、黒鉛またはグラファイトにフッ素を
結合したフッ化炭素、シリコ−ン樹脂、シリコ−ンゴ
ム、シリコ−ンエラストマ−、シリカ、アルミナ、酸化
チタン、酸化マグネシウムの粉体の一種または二種以上
である請求項1記載の電子写真記録装置用エンドレスベ
ルト。 - 【請求項3】内面の摩擦係数が0.2以下である請求項
1または2記載の電子写真記録装置用エンドレスベル
ト。 - 【請求項4】導電性粉体の含有により半導電性とされて
いる請求項1〜3何れか記載の電子写真記録装置用エン
ドレスベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11168869A JP2000356918A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 電子写真記録装置用エンドレスベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11168869A JP2000356918A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 電子写真記録装置用エンドレスベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000356918A true JP2000356918A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15876082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11168869A Pending JP2000356918A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 電子写真記録装置用エンドレスベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000356918A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6961532B2 (en) * | 2002-10-22 | 2005-11-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| JP2006227119A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用無端ベルト |
| JP2007058037A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 転写ベルト、及び画像形成装置 |
| JP2009178965A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Canon Inc | プリンタ装置 |
| WO2009133871A1 (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-05 | 株式会社ブリヂストン | 導電性エンドレスベルト |
| JP2010243621A (ja) | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Oki Data Corp | 定着装置、画像形成装置及び加圧部材の製造方法。 |
| JP2011240616A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Nitto Denko Corp | シームレスベルト |
| WO2013151132A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 株式会社ブリヂストン | 導電性エンドレスベルト |
| JP2016066036A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-28 | グンゼ株式会社 | 画像形成装置用ベルト |
| CN108463777A (zh) * | 2015-12-22 | 2018-08-28 | 惠普打印机韩国有限公司 | 定影装置以及包括该定影装置的图像形成设备 |
-
1999
- 1999-06-15 JP JP11168869A patent/JP2000356918A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6961532B2 (en) * | 2002-10-22 | 2005-11-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| JP2006227119A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用無端ベルト |
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| JP2009178965A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Canon Inc | プリンタ装置 |
| WO2009133871A1 (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-05 | 株式会社ブリヂストン | 導電性エンドレスベルト |
| JP2009271158A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Bridgestone Corp | 導電性エンドレスベルト |
| JP2010243621A (ja) | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Oki Data Corp | 定着装置、画像形成装置及び加圧部材の製造方法。 |
| JP2011240616A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Nitto Denko Corp | シームレスベルト |
| WO2013151132A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 株式会社ブリヂストン | 導電性エンドレスベルト |
| JP2016066036A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-28 | グンゼ株式会社 | 画像形成装置用ベルト |
| CN108463777A (zh) * | 2015-12-22 | 2018-08-28 | 惠普打印机韩国有限公司 | 定影装置以及包括该定影装置的图像形成设备 |
| CN108463777B (zh) * | 2015-12-22 | 2021-09-14 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 定影装置以及包括该定影装置的图像形成设备 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051114 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080225 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080325 |