JP2000356976A - 電気光学装置、電子機器および電気光学パネルの駆動方法 - Google Patents
電気光学装置、電子機器および電気光学パネルの駆動方法Info
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Abstract
素子Aを用いて温度検出回路401が温度を検出して温
度検出信号TDを生成する。階調補正回路310は、温
度検出信号TDの示す温度に応じて、入力画像信号Vin
に階調補正を施して補正画像信号V'を生成する。補正
画像信号V'はS/P変換回路320,増幅・反転回路
330を経て信号VID1〜VID6としてデータ線駆
動回路140に供給される。したがって、データ線駆動
回路140は温度補正された信号によってデータ線11
4を駆動する。
Description
する電気光学パネルの温度を検出し、検出温度に応じて
階調補正を施すのに好適な電気光学装置、これを用いた
電子機器、および電気光学パネルの駆動方法に関する。
液晶表示装置は、主に、マトリクス状に配列された画素
電極の各々にスイッチング素子が設けられた素子アレイ
基板と、カラーフィルタなどが形成された対向基板と、
両基板の間に充填された液晶とから構成される。そし
て、画素電極と対向基板とその間に充填された液晶とに
より液晶層が構成される。
子にオン(選択状態)の信号電圧を印加すると、当該ス
イッチング素子が導通状態となる。このため、当該スイ
ッチング素子に接続された液晶層に所定の電荷が蓄積さ
れる。そして、電荷蓄積後、オフ(非選択状態)の信号
電圧を印加してスイッチング素子をオフ状態としても、
液晶層の抵抗が十分に高ければ、当該液晶層における電
荷の蓄積が維持される。このように、各スイッチング素
子を駆動して、蓄積させる電荷の量を制御すると、画素
毎に液晶の配向状態が変化して、所定の情報を表示する
ことが可能となる。この際、各画素毎の液晶層にオン状
態となる信号電圧を印加して電荷を蓄積させるのは、一
部の期間で良いため、各走査線を時分割に選択すること
により、走査線およびデータ線を複数の画素について共
通化したマルチプレックス駆動が可能となっている。
薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)な
どの3端子型TFT素子と、薄膜ダイオード(TFD:
ThinFilm Diode)などの2端子型非線形素子とに大別さ
れる。
において、1階調は駆動電圧に換算して略20mV程度
である。一方、液晶パネルの液晶層は、その組成に応じ
た温度特性を有しており、温度に応じて閾値電圧が変化
する。このため、液晶パネルの温度が約25度変化する
場合を想定したとき、温度変化の前後で同一階調の画像
を液晶パネルに表示しようとすれば、駆動電圧を約10
0mVの変化させる必要がある。
ドやサーミスタといった感温素子を設け、検出温度に応
じて駆動電圧を調整するものが開発されている。
子は液晶表示装置の電源基板に配置されるので、液晶パ
ネルと感温素子との間には温度差がある。このため、温
度検出回路として高精度のものを用いたとしても、液晶
パネルの温度を正確に検出できないといった問題があっ
た。
ユニットから高輝度の光を液晶パネルに照射する電子機
器にあっては、液晶パネルの温度と感温素子の温度との
差が大きくなり、無視できない問題となっている。
たものであり、その目的とするとことは、液晶パネル等
の電気光学パネルの内部に温度検出素子を設け、これを
用いて電気光学パネルの温度を直接検出し、検出温度に
応じた階調補正を施す電気光学装置、電子機器、および
電気光学パネルの駆動方法を提供することにある。
め、本発明の電気光学装置は、階調値を指示する入力階
調信号に基づいて、電気光学物質を有する電気光学パネ
ルに画像を形成するものであって、前記電気光学パネル
の内部に設けられた温度検出素子と、前記温度検出素子
を用いて前記電気光学パネルの温度を検出し、検出温度
を示す温度検出信号を出力する温度検出手段と、前記温
度検出信号に基づいて、前記入力階調信号に階調補正を
施して補正階調信号を出力する階調補正手段と、前記補
正階調信号に基づいて、前記電気光学パネルを駆動する
駆動手段とを備えることを特徴とする。
電気光学パネルの内部温度を検出し、検出温度に応じた
階調補正を施すことができるので、電気光学パネルに形
成する画像の品質を向上させることができる。
記温度検出素子は、前記電気光学物質の一部として構成
され、前記温度検出手段は、前記温度検出素子の容量に
基づいて前記電気光学パネルの温度を検出するものであ
ってもよい。この場合には、温度検出素子として電気光
学パネルの電気光学物質を用いるので、電気光学パネル
の製造過程で温度検出素子をその内部に容易に作り込む
ことができる。また、例えば、液晶は温度に対する容量
変化が大ききので、電気光学物質として液晶を用いた場
合には、電気光学パネルの温度変化を大きな容量変化と
して検出することができ、温度検出の精度を向上させる
ことができる。
ンデンサと前記温度検出素子とに電流を供給する電流供
給部と、前記基準コンデンサの充電電圧と前記温度検出
素子の充電電圧とを比較する比較部と、前記比較部の比
較結果に基づいて、前記温度検出素子の容量変化に応じ
た前記温度検出信号を生成する信号生成部とを備えるこ
とが望ましい。この構成によれば、温度検出素子の容量
が温度に応じて変化すると、そこに充電される充電電圧
を変化するので、充電電圧に基づいて電気光学パネルの
温度を検知することができる。また、温度検出素子の充
電電圧と基準コンデンサの充電電圧の比較結果に基づい
て温度検出信号を生成するので、温度変化を精度よく検
出することができる。この場合、信号生成部は、電流供
給部の電流供給開始から、比較部によって温度検出素子
の充電電圧が基準コンデンサの充電電圧を越えたことを
検知するまでの時間に基づいて温度検出信号を生成する
ことが好ましい。
記電気光学パネルは、前記電気光学物質と、複数の走査
線と、複数のデータ線と、前記走査線および前記データ
線の交差に対応して少なくとも配置されたスイッチング
素子とを備え、前記温度検出素子は、前記スイッチング
素子の一部として構成され、前記温度検出手段は、前記
温度検出素子の直流特性に基づいて前記電気光学パネル
の温度を検出するものであってもよい。この場合には、
温度検出素子として電気光学パネルのスイッチング素子
を用いるので、電気光学パネルの製造過程で温度検出素
子をその内部に容易に作り込むことができる。また、温
度変化に伴ってスイッチング素子の直流特性(例えば、
オン電流やオフ抵抗)が変化するので、スイッチング素
子の直流特性に基づいて電気光学パネルの温度を検出す
ることができる。
記電気光学パネルは、前記電気光学物質と、複数の走査
線と、複数のデータ線と、前記走査線および前記データ
線の交差に対応して少なくとも配置されたスイッチング
素子とを備え、前記温度検出素子は、前記スイッチング
素子の一部として構成され、前記温度検出手段は、前記
スイッチング素子の交流特性に基づいて前記電気光学パ
ネルの温度を検出するものであってもよい。この場合に
も、温度検出素子として電気光学パネルのスイッチング
素子を用いるので、電気光学パネルの製造過程で温度検
出素子をその内部に容易に作り込むことができる。ま
た、温度が上昇するとスイッチング素子の交流特性が変
化するので、スイッチング素子の交流特性に基づいて電
気光学パネルの温度を検出することができる。
スイッチング素子の一部を用いて構成された発振回路で
あり、前記温度検出手段は、前記スイッチング素子のキ
ャリア移動度に応じて変化する前記発振回路の発振周波
数に基づいて、前記電気光学パネルの温度を検出するこ
とが望ましい。温度上昇に伴ってキャリア移動度が増加
すると、スイッチング素子の応答速度が高速になるの
で、発振回路の発振周波数が高くなる。したがって、発
振回路の発振周波数に基づいて、電気光学パネルの温度
を検出することができる。ここで、発振回路をスイッチ
ング素子で構成されるインバータを用いたリングオシレ
ータで構成すれば、回路構成を簡易なものにすることが
できる。
記電気光学パネルは、前記電気光学物質と、複数の走査
線と、複数のデータ線と、前記走査線および前記データ
線の交差に対応して少なくとも配置されたスイッチング
素子とを備え、前記温度検出素子は、前記電気光学物質
の一部と、当該電気光学物質に接続されるとともにオン
状態になるように設定された前記スイッチング素子の一
部とから構成され、前記温度検出手段は、前記温度検出
素子のインピーダンスに基づいて前記電気光学パネルの
温度を検出するものであってもよい。この構成によれ
ば、温度検出素子として電気光学パネルの電気光学物質
およびスイッチング素子を用いるので、電気光学パネル
の製造過程で温度検出素子をその内部に容易に作り込む
ことができる。また、温度変化に伴って温度検出素子の
インピーダンスが変化するから、温度検出素子のインピ
ーダンスに基づいて電気光学パネルの温度を検出するこ
とができる。
の試験信号を発生する信号発生手段と、電流を検出する
電流検出手段と、前記試験信号を前記電流検出手段を介
して前記温度検出素子に供給する信号供給手段と、前記
電流検出手段によって検出された電流に基づいて、前記
電気光学パネルの温度を検出することが望ましい。この
場合、電気光学パネルの温度変化に伴って温度検出素子
のインピーダンスが変化すると、電流検出手段を流れる
電流が変化するので、当該電流に基づいて、電気光学パ
ネルの温度を検出することができる。
記階調補正手段は、前記入力階調信号が取り得る各階調
値に各々対応付けて前記補正階調信号を記憶する記憶部
と、前記温度検出信号に基づいて前記記憶部に記憶され
た前記補正階調信号を更新する更新部と、前記入力階調
信号に応じて前記記憶部から読み出した前記補正階調信
号を前記駆動手段に出力する読出部とを備えることが望
ましい。この場合には、温度検出信号に基づいて記憶部
に記憶された補正階調信号が更新されることになるの
で、電気光学パネルの温度に応じて階調補正を実行する
ことができる。
間間隔で前記補正階調信号の更新を実行するものであ
り、電源投入から時間が経過するにつれ長い時間間隔で
前記補正階調信号の更新を実行することが望ましい。電
気光学パネルの温度は、電源投入の直後に急上昇し、時
間が経過するにつれ、温度の上昇率が減少し、やがて平
衡状態に達するとある温度に落ち着く。この例によれ
ば、温度の変化率が大きい期間では補正階調信号の更新
間隔を短くできるので、階調補正を高い精度で実行する
ことができる。
記温度検出素子は前記電気光学パネルの中心に対してほ
ぼ対称に複数個配置することが望ましい。この場合に
は、電気光学パネルの内で温度差があったとしても、平
均的な温度に基づいて階調補正を行うことができる。
光学装置を備えることを特徴とするものであって、例え
ば、ビデオプロジェクタ、モバイル型のパーソナルコン
ピュータ、携帯電話機などが該当する。
は、入力階調信号に基づいて、電気光学物質を有する電
気光学パネルを駆動するものであって、前記電気光学パ
ネルの内部に設けられた温度検出素子を用いて前記電気
光学パネルの温度を検出し、検出された温度に対応する
補正階調信号を前記入力階調信号の取り得る各階調値に
各々対応付けて記憶し、前記入力階調信号に基づいて記
憶した補正階調信号を読み出し、読み出された補正階調
信号に基づいて前記電気光学パネルを駆動することを特
徴とする。この発明によれば、温度検出素子を用いて電
気光学パネルの内部温度を検出し、検出温度に応じた階
調補正を施すことができるので、電気光学パネルに形成
する画像の品質を向上させることができる。
て図面を参照して説明する。
形態に係る電気光学装置について、電気光学物質として
液晶を用いた液晶装置を例にとって説明する。
的な構成を示すブロック図である。この図に示されるよ
うに、液晶装置は、液晶パネル100と、タイミングジ
ェネレータ200と、画像信号処理回路300と、温度
検出回路401とを備える。このうち、タイミングジェ
ネレータ200は、各部で使用されるタイミング信号や
制御信号などを出力するものである。
る階調補正回路310は、入力画像信号Vinに階調補正
を施して補正画像信号V'を生成する。ここで、階調補
正とは、一般に、狭義には液晶の印加電圧に対する透過
率特性(VT特性)やガンマ特性の補正を意味し、広義
には画像処理の上で必要とされる階調−階調変換を意味
する。本実施形態においては、前者の意味に用いるが、
本発明はこれに限定する趣旨ではなく、電気光学物質の
表示特性を補正するために必要な階調−階調変換を意味
する。
補正画像信号V'を入力すると、これを6系統の画像信
号にシリアル−パラレル変換して出力するものである。
ここで、画像信号を6系統にシリアル−パラレル変換す
る理由は、データ線駆動回路140の内部に設けられた
サンプリング回路において、サンプリング用のスイッチ
を構成するTFTのソース領域への画像信号の印加時間
を長くして、サンプリング時間および充放電時間を十分
に確保するためである。
−パラレル変換された画像信号のうち、反転が必要とな
るものを反転させ、この後、適宜、増幅して画像信号V
ID1〜VID6として液晶パネル100に対し並列的
に供給するものである。なお、反転するか否かについて
は、一般には、データ信号の印加方式が走査線112
単位の極性反転であるか、データ線114単位の極性
反転であるか、画素単位の極性反転であるかに応じて
定められ、その反転周期は、1水平走査期間またはドッ
トクロック周期に設定される。なお、極性反転とは、画
像信号の振幅中心電位を基準として正極性と負極性に交
互に電圧レベルを反転させることをいう。
100の内部に設けられた温度検出素子Aを用いて液晶
パネル100の温度を検出して、その内部温度を示す温
度検出信号TDを生成するように構成されている。な
お、温度検出回路401の詳細な構成については後述す
る。
電気的な構成について説明する。液晶パネル100は、
後述するように、素子基板と対向基板とが互いに電極形
成面を対向して貼付された構成となっている。このう
ち、素子基板にあっては、図1に示すようにX方向に沿
って平行に複数本の走査線112が配列して形成され、
また、これと交差するY方向に沿って平行に複数本のデ
ータ線114が形成されている。そして、これらの走査
線112とデータ線114との各交点においては、各画
素を制御するためのスイッチたるTFT116のゲート
電極が走査線112に接続される一方、TFT116の
ソース電極がデータ線114に接続されるとともに、T
FT116のドレイン電極が画素電極118に接続され
ている。そして、各画素は、画素電極118と、対向基
板に形成された共通電極(後述)と、これら両電極間に
挟持された液晶とによって構成される結果、走査線11
2とデータ線114との各交点に対応して、マトリクス
状に配列することとなる。なお、このほかに、蓄積容量
(図示省略)が、各画素毎に、電気的にみて、画素電極
118と共通電極とに挟持された液晶に対して並列に形
成される構成としても良い。
線駆動回路130、データ線駆動回路140からなり、
後述するように、透明性および絶縁性を有するガラス等
からなる素子基板の対向面にあって、表示領域の周辺部
に形成されるものである。ここで、駆動回路120の構
成素子は、画素を駆動するTFT116と共通の製造プ
ロセスで形成されるPチャネル型TFTおよびNチャネ
ル型TFTを組み合わせて構成されるため、製造効率の
向上や、製造コストの低下、素子特性の均一化などが図
られている。
子Aが設けられている。この温度検出素子Aとしては、
温度に応じてその特性が変化するものであれば、どのよ
うなものでもよいが、液晶パネル100を構成する素材
と同一のものを用いることができれば、同一の製造プロ
セスによって温度検出素子Aを作り込むことができる。
一方、液晶は温度に応じて誘電率が大きく変化する。ま
た、TFTは温度に応じてオン抵抗やキャリア移動度が
変化する。したがって、温度検出素子Aとして、液晶
(広義には電気光学物質)、TFT(広義にはスイッ
チング素子)、液晶とTFTとの組み合わせといった
3態様が考えられる。本実施形態においては、温度検出
素子Aとして液晶を用いるものとする。
ついて図2および図3を参照して説明する。ここで、図
2は、液晶パネル100の構成を示す平面図であり、図
3は、図2におけるA−A’断面図である。
100は、画素電極118等が形成されたガラスや、半
導体、石英などの素子基板101と、共通電極108等
が形成されたガラスなどの透明な対向基板102とが、
スペーサ103の混入されたシール材104によって一
定の間隙を保って、互いに電極形成面が対向するように
貼り合わせられるとともに、この間隙に電気光学物質と
しての液晶105が封入された構造となっている。な
お、シール材104は、対向基板102の基板周辺に沿
って形成されるが、液晶105を封入するために一部が
開口している。このため、液晶105の封入後に、その
開口部分が封止材106によって封止されている。
て、シール材104の外側一辺においては、上述したデ
ータ線駆動回路140が形成されて、Y方向に延在する
データ線114を駆動する構成となっている。さらに、
この一辺には複数の外部回路接続端子107が形成され
て、タイミングジェネレータ200および画像信号処理
回路300からの各種信号を入力する構成となってい
る。また、この一辺に隣接する2辺には、2個の走査線
駆動回路130が形成されて、X方向に延在する走査線
112をそれぞれ両側から駆動する構成となっている。
なお、走査線112に供給される走査信号の遅延が問題
にならないのであれば、走査線駆動回路130を片側1
個だけに形成する構成でも良い。
は、素子基板101との貼合部分における4隅のうち、
少なくとも1箇所において設けられた導通材によって、
素子基板101との電気的導通が図られている。ほか
に、対向基板102には、液晶パネル100の用途に応
じて、例えば、第1に、ストライプ状や、モザイク状、
トライアングル状等に配列したカラーフィルタが設けら
れ、第2に、例えば、クロムやニッケルなどの金属材料
や、カーボンやチタンなどをフォトレジストに分散した
樹脂ブラックなどの遮光膜109(額縁)が設けられ、
第3に、液晶パネル100に光を照射するバックライト
が必要に応じて設けられる。なお、色光変調の用途の場
合には、カラーフィルタは形成されずに遮光膜109が
対向基板102に設けられる。
102の対向面には、それぞれ所定の方向にラビング処
理された配向膜(図示省略)などが設けられる一方、そ
の各背面側には配向方向に応じた偏光板(図示省略)が
それぞれ設けられる。ただし、液晶105として、高分
子中に微小粒として分散させた高分子分散型液晶を用い
れば、前述の配向膜や偏光板などが不要となる結果、光
利用効率が高まるので、高輝度化や低消費電力化などの
点において有利である。
または全部を、素子基板101に形成する替わりに、例
えば、TAB(Tape Automated Bonding)技術を用いて
フィルムに実装された駆動用ICチップを、素子基板1
01の所定位置に設けられる異方性導電フィルムを介し
て電気的および機械的に接続する構成としても良いし、
駆動用ICチップ自体を、COG(Chip On Grass)技
術を用いて、素子基板101の所定位置に異方性導電フ
ィルムを介して電気的および機械的に接続する構成とし
ても良い。
は、遮光膜109の内側に形成される。したがって、シ
ール材104の内周から遮光膜109の内周までの領域
は、液晶105が注入されているが、画像表示には寄与
しない非表示領域である。上述した温度検出素子Aは非
表示領域に設けられている。本実施形態のように温度検
出素子Aとして液晶を用いる場合には、非表示領域中の
液晶を用いることになる。
る温度検出回路401について説明する。温度検出回路
の構成を示す回路図を図4に示す。なお、この例におい
ては、温度検出素子Aとして液晶を用いるものとする。
は、電源部として、一端が接地され端子10aからから
直流電圧Vaを給電する電源10と、電源10に直列接
続され直流電圧Vbを端子11aから給電する電源11
とを備えている。端子10aは基準コンデンサCrefと
液晶19とに接続され、これにより電圧Vaが基準コン
デンサCrefと液晶19の低電位側端子に給電される。
また、電源11の電圧Vbは、第1および第2の定電流
源12,13に給電されるようになっている。
例えば、カレントミラー回路によって構成され、これに
より、電流iが可変抵抗器14を介して基準コンデンサ
Crefに流れ込むとともに、液晶19にも同じ大きさの
電流iが流れ込むようになっている。なお、説明の便宜
上、定電流源12と可変抵抗器14との接続点をX1、
接続点X1の電圧をVx1、定電流源13と液晶19との
接続点をY1、接続点Y1の電圧をVy1と称することにす
る。
介して電源10の端子10aに接続されるとともに、接
続点Y1は第2のスイッチ16を介して端子10aに接
続されている。ここで、第1および第2のスイッチ1
5,16は、制御パルスCTLによって制御され、制御パ
ルスCTLがHレベルでオン状態となる一方、Lレベルで
オフ状態となるように構成されている。第1および第2
のスイッチ15,16がオン状態になると、接続点X
1,Y1がともに端子10aと短絡されるので、基準コン
デンサCrefおよび液晶19に充電された電圧が放電さ
れる一方、第1および第2のスイッチ15,16がオフ
状態になると、基準コンデンサCrefおよび液晶19が
充電されることになる。したがって、制御パルスCTLの
論理レベルを適宜設定することによって、基準コンデン
サCrefおよび液晶19への充電・放電を制御すること
ができる。
められたパルス幅の制御パルスCTLを一定時間間隔毎に
発生するように構成されている。
圧Vx1とを比較して、比較結果を出力信号Voutとして
カウンタ18に供給するように構成されている。なお、
コンパレータ17は、ごく小さいオフセット電圧を有し
ており、電圧Vy1と電圧Vx1が等しいときには、出力信
号VoutがLレベルになるようになっている。
HレベルからLレベルに変化した後、出力信号Voutが
LレベルからHレベルに変化するまでの期間を計測する
ように構成されている。具体的には当該期間においてタ
イミングジエネレータ200から供給されるクロック信
号CLKをカウントし、カウント結果を温度検出信号T
Dとして出力するようになっている。
図7を参照しつつ説明する。図5は液晶の印加電圧に対
する容量の変化の一例を示す図である。一般に、液晶
は、閾値電圧の前後で、すなわち、液晶分子が寝ている
状態と立っている状態で、比抵抗および誘電率が変化す
る。このため、図5に示すように液晶に印加する電圧を
変化させると、その容量が印加電圧に応じて変化する。
また、液晶の閾値電圧は、温度が低くくなるにつれて、
高電圧側にシフトする。この例の温度検出回路401
は、上述した液晶の性質を利用して温度を検出するもの
である。
タイミングチャートである。まず、制御パルスCTLがH
レベルの期間(時刻t1以前)にあっては、第1および
第2のスイッチ15,16がオン状態になり、接続点X
1,Y1が端子10aに短絡されている。したがって、こ
の期間にあっては、コンパレータ17の出力信号Vout
はLレベルとなる。
LがHレベルからLレベルに変化したとすると、第1お
よび第2のスイッチ15,16がオフ状態となる。する
と、定電流源12,13から基準コンデンサCrefおよ
び液晶19へ電流iが流れ込み、充電が開始し、電圧V
x1,Vy1が上昇する。ここで、図7は、電圧Vx1および
電圧Vy1と時間との関係を示したものである。なお、同
図において、X軸の原点は時刻t1、Y軸の原点は電圧
Vaを基準にしている。
開始されると、電圧Vx1,Vy1が上昇する。ただし、可
変抵抗器14の抵抗値をRとすれば、時刻t1における
電圧Vx1はVa+i・Rとなる一方、電圧Vy1はVaと
なる。
が直線的に増加する。これは、電圧Vx1は、電圧Vaに
可変抵抗器14の降下電圧R・iと基準コンデンサCre
fの充電電圧とを加えたものであり、基準コンデンサCr
efには定電流で充電が行われるからである。一方、液晶
19の容量は、図5に示すように印加電圧が増加すると
これに伴って増加するため、電圧Vy1は曲線的に増加す
る。
圧Vx1を上回ると、図6に示すようにコンパレータ17
の出力信号VoutがLレベルからHレベルに変化する。
ここで、カウンタ18は時刻t1から時刻t2までの期
間Tに入来するクロック信号CLKを計数して温度検出
信号TDを生成する。
晶の容量は、図5に示すように、温度が高い程大きくな
る。このため、液晶19の充電電圧である電圧Vy1は、
図7に示すように温度が高い程、低電圧となる。したが
って、液晶19への充電が開始されてから、電圧Vy1が
ある基準電圧を上回るまでの時間を計測すれば、液晶パ
ネル100の温度を示す指標を得ることができる。しか
しながら、単に基準電圧と比較するだけでは、検出温度
の分解能を十分得ることができない場合もあり得る。例
えば、図7に示すように電圧Vy1を電圧Vrefと比較す
るものとすれば、温度が0度の場合と25度の場合との
時間差はΔt1、温度が25度の場合と50度の場合と
の時間差はΔt2に過ぎない。
デンサCrefを定電流で充電することによって、電圧Vy
1の比較の対象となる電圧Vx1を生成している。この場
合には、図5に示すように温度が0度の場合と25度の
場合との時間差はΔT1、温度が25度の場合と50度
の場合との時間差はΔT2となり、分解能を高くするこ
とができる。
る階調補正回路310について説明する。図8は階調補
正回路の構成を示すブロック図である。この図に示すよ
うに、階調補正回路310は、入力画像信号Vinをアナ
ログ信号からデジタル信号に変換して入力画像データと
して出力するA/D変換器311と、入力画像データの
取り得る各データ値と階調補正に用いる補正画像データ
とを対応付けて記憶するRAM312と、温度検出信号
TDに基づいて補正画像データを生成するとともにRA
M312に記憶すべき補正画像データを所定の時間間隔
で更新する制御部313と、代表的な温度に対応する補
正画像データを基準補正画像データとして予め記憶する
ROM314とを備えて構成されている。なお、基準補
正画像データは、例えば、0度から100度の温度範囲
において、0度、5度、10度・P00度といったよう
に5度間隔の温度に各々対応するものである。
度検出信号TDのデータ値に基づいて、液晶パネル10
0の温度を検知し、当該温度に対応する補正画像データ
を生成する。この場合、温度検出信号TDの分解能に応
じた補正画像データをROM314に格納しておき、温
度に応じてこれを読み出して、読み出した補正画像デー
タを用いて、RAM312の記憶内容を更新することも
考えられる。しかし、温度検出信号TDの分解能に応じ
た種類の補正画像データをROM314に格納すると、
ROM314の記憶容量が増大する。そこで、本実施形
態にあっては、所定の温度間隔の基準補正画像データを
ROM314に記憶しておき、中間の補正画像データに
ついては、補間演算により生成している。
であるとすれば、制御部313は、20度に対応する基
準補正画像データD20と25度に対応する基準補正画像
データD25をROM314から読み出して、以下の式に
従って23度に対応する補正画像データD23を生成す
る。
ことができる。
補正画像データをRAM312に書き込むことによっ
て、RAM312の記憶内容を更新している。そして、
RAM312に入力画像データが供給されると、当該入
力画像データのデータ値に対応する補正画像データが読
み出され、補正画像信号V'としてS/P変換回路32
0に出力される。
時間間隔で補正画像データの更新を実行するが、液晶パ
ネル100の温度変化は、電源投入直後が最も大きく、
時間が経過するにつれ温度変化が緩やかになり、やがて
ある温度で平衡状態となる。このため、制御部313
は、電源投入から時間が経過するにつれ長い時間間隔で
補正画像データの更新を実行するようになっている。こ
れにより、温度変化が大きいときには、補正画像データ
を頻繁に更新することができ、液晶パネル100に形成
する画像の品質を向上させることができる。
形態に係る電気光学装置について、電気光学物質として
液晶を用いた液晶装置を例にとって説明する。この例の
液晶装置は、温度検出素子AとしてTFT素子を用いる
点、および温度検出回路401の替わりに温度検出回路
402を用いる点を除いて、第1実施形態で説明した液
晶装置と同様である。
れるTFT素子の直流特性が温度によって変化する点に
着目してなされたものである。一般にTFTにおいてそ
の直流特性は移動度に比例し、移動度は不純物イオンに
よる散乱が支配的な場合はμ∝T3/2/N(Nは不純物イ
オン密度)に比例する事が知られている。図9は、TF
T素子の飽和領域であるオン電流の温度特性を示すグラ
フである。この図に示すように、TFT素子のオン電流
は温度が高くなる程、大きくなる。したがって、液晶パ
ネル100に内蔵されるTFT素子のオン電流は、液晶
パネル100の温度を示す指標となる。
す回路図である。この図に示すように温度検出回路40
1は、いわゆるホイートストンブリッジで構成されてお
り、電源20、抵抗21,22、可変抵抗器23、TF
T素子群24、差動アンプ25、およびA/D変換器2
6を備えている。
TFT素子から構成されている。また、NチャンネルT
FT素子のソースとドレインとは接続されているので、
NチャンネルTFT素子はダイオードとして機能する。
したがって、TFT素子群24の抵抗値は、n個のダイ
オードのオン抵抗値の合計となる。くわえて、温度検出
素子Aに相当するTFT素子群24は、液晶パネル10
0に配置されるが、第1実施形態の温度検出素子Aであ
る液晶19とは異なり、図2に示す走査線駆動回路13
0やデータ線駆動回路140回路の内部に組み込んでも
よい。
R1、抵抗22の抵抗値をR2、可変抵抗23の抵抗値
をR3、TFT素子群24の抵抗値をR4、また、抵抗
21と抵抗22の接続点X2の電圧をVx2、TFT素子
群24と可変抵抗23の接続点Y2の電圧をVy2とすれ
ば、Vx2=Vy2となるホイートストンブリッジの平衡条
件は以下の式で与えられる。
25度)において、上式が成立するように予め調整され
ている。
上がったとすると、オン電流が増加しこれに伴ってTF
T素子群24の抵抗値R4が減少するので、Vy2がVx2
より高くなる。一方、常温から液晶パネル100の温度
が下がったとすると、オン電流が減少しこれに伴って抵
抗値R4は増加するので、Vy2がVx2より低くなる。こ
のため、Vy2とVx2の差に基づいて、TFT素子群24
の抵抗値R4の変化、ひいては液晶パネル100の温度
を検出することができる。
(Vy2−Vx2)を所定の増幅率で増幅した後、A/D変
換して温度検出信号TDを生成している。
パネル100の内蔵されるTFT素子のオン抵抗を検出
し、これに基づいて階調補正を行うようにしたので、液
晶パネル100に形成される画像の品質を向上させるこ
とができる。
形態に係る電気光学装置について液晶装置を例にとって
説明する。この例の液晶装置は、温度検出素子Aとして
TFT素子を用いる点で第2実施形態の液晶装置と共通
するが、第2実施形態の温度検出回路402がTFT素
子の直流特性が温度によって変化する点に着目して構成
されているのに対して、第3実施形態の温度検出回路4
03はTFT素子の交流特性が温度によって変化する点
に着目して構成されている点で相違する。交流特性も直
流特性同様に移動度に比例するため温度を示す指標とな
る。なお、第3実施形態の液晶装置は、温度検出素子A
としてTFT素子を用いる点、および温度検出回路40
1の替わりに温度検出回路403を用いる点を除いて、
第1実施形態で説明した液晶装置と同様である。
す回路図である。この図に示すように温度検出回路40
3は、発振回路30と、発振回路30の発振周波数を計
測するカウンタ33とを備えている。
され、3段目のインバータの出力信号を1段目のインバ
ータの入力端子に負帰還している。さらに、各インバー
タは、PチャンネルTFT31とNチャンネルTFT3
2とを直列に接続するともに、それらのゲートを接続し
て構成されている。くわえて、これらのPチャンネルT
FT31およびNチャンネルTFT32は、いずれも温
度検出素子Aとして、液晶パネル100内に配置されて
いるが、第1実施形態の温度検出素子Aである液晶19
とは異なり、図2に示す走査線駆動回路130やデータ
線駆動回路140回路の内部に組み込んでもよい。
ミングチャートである。なお、同図において、INV1
は第1段目のインバータの出力信号、INV2は第2段
目のインバータの出力信号、INV3は第3段目のイン
バータの出力信号であり、また、Δtは各インバータの
遅延時間である。
力信号INV1がLレベルからHレベルに変化したとす
ると、時刻t1から遅延時間Δtが経過した時刻t2に
おいて、出力信号INV2はHレベルからLレベルに変
化する。同様に第3段目および第1段目のインバータは
入力レベルの変化を遅延時間Δtが経過した時点で、出
力信号INV3,INV1に各々反映させる。したがっ
て、発振回路30は信号が閉ループを1周するのに3・
Δtの時間が係るので、その発振周波数fは1/(6・
Δt)となる。
PチャンネルTFT31とNチャンネルTFT32のキ
ャリア移動度に応じて変化する。一般に、pSi−TF
Tのキャリア移動度は温度が高くなる程大きくなるか
ら、温度が高くなると遅延時間Δtが減少し、発振周波
数fが高くなる。例えば、25度の発振周波数fが略3
MHzであったものが、60度では3.3MHzに上昇
する。したがって、発振回路30の発振周波数fを計測
することによって、液晶パネル100の温度を検知する
ことができる。
力信号INV3の立ち上がりエッジを計数し、これを温
度検出信号TDとして出力する。
施形態においては、液晶パネル100の内蔵されるTF
T素子のキャリア移動度を発振回路30の発振周波数f
として検出し、これに基づいて階調補正を行うようにし
たので、液晶パネル100に形成される画像の品質を向
上させることができる。
形態に係る電気光学装置について液晶装置を例にとって
説明する。この例の液晶装置は、温度検出素子Aとして
液晶とTFT素子とを組み合わせたものを用いる点、お
よび温度検出回路401の替わりに温度検出回路404
を用いる点を除いて、第1実施形態で説明した液晶装置
と同様である。
すブロック図である。この図に示すように温度検出回路
404は、温度検出素子Aとして、液晶パネル100の
内部に設けられたNチャンネルTFT41、これが常時
オン状態になるようにバイアス電圧を与える抵抗42,
43、および液晶44を備えている。くわえて温度検出
回路404は、電流を検出するための抵抗45、一定周
波数で一定振幅の正弦波信号Vsを発生する信号発生器
46、抵抗45に流れる電流iを電圧に変換して増幅す
る差動アンプ47、差動アンプ47の出力信号の振幅を
検出して電流振幅信号として出力する振幅検出回路4
8、電流振幅信号をアナログ信号からデジタル信号に変
換して温度検出信号として出力するA/D変換器49を
備えている。なお、抵抗45の抵抗値は、Nチャンネル
TFT41のオン抵抗値と比較して、極めて小さい値に
設定してある。このため、信号発生器46から抵抗45
側を見たときのインピーダンスにおいて、抵抗45は無
視することができる。
温度TaにおけるNチャンネルTFT41のオン抵抗値
をR、液晶44の容量値をCとすれば、それらの合成イ
ンピーダンスZは、図14に示すものとなる。ここで、
液晶パネル100の温度が上昇したとすると、Nチャン
ネルTFT41のオン抵抗値が低下し、液晶44の容量
値は増加する。例えば、温度TaからΔTだけ温度が上
昇したときのオン抵抗値をR'、容量値をC'とすれば、
合成インピーダンスZ'は、図14に示すものとなる。
したがって、温度が上がると合成インピーダンスの絶対
値が低下し、逆に温度が下がると合成インピーダンスの
絶対値が増加する。
の周波数および振幅は一定であるから、温度が上昇する
と抵抗44に流れる電流iの振幅が単調に減少する。し
たがって、電流iの振幅は、液晶パネル100の温度を
示す指標として用いることができる。
端に発生する電圧として検出すると、その振幅を振幅検
出回路48によって検出し、これをA/D変換して温度
検出信号TDを生成している。
出素子AとしてNチャンネルTFT41と液晶44を用
いることにしたので、いずれか一方を温度検出素子Aと
して用いる場合と比較して、より正確に液晶パネル10
0の温度検出することができる。
の液晶装置は、各種の電子機器に適用することができ
る。以下、液晶装置を具体的な電子機器に用いた例のい
くつかについて説明する。
装置をライトバルブとして用いたプロジェクタについて
説明する。図15は、このプロジェクタの構成を示す平
面図である。この図に示されるように、プロジェクタ1
100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなる
ランプユニット1102が設けられている。このランプ
ユニット1102から射出された投射光は、内部に配置
された3枚のミラー1106および2枚のダイクロイッ
クミラー1108によってRGBの3原色に分離され
て、各原色に対応するライトバルブとしての液晶パネル
100R、100Bおよび100Gにそれぞれ導かれ
る。ここで、B色の光は、他のR色やG色と比較する
と、光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レン
ズ1122、リレーレンズ1123および出射レンズ1
124からなるリレーレンズ系1121を介して導かれ
る。
び100Gの構成は、上述した液晶パネル100と同等
であり、画像信号処理回路(図示省略)から供給される
R、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものであ
る。そして、これらの液晶パネルによって変調された光
は、ダイクロイックプリズム1112に3方向から入射
される。このダイクロイックプリズム1112におい
て、R色およびB色の光は90度に屈折する一方、G色
の光は直進する。したがって、各色の画像が合成される
結果、投射レンズ1114を介して、スクリーン112
0にカラー画像が投射されることとなる。
および100Gによる表示像について着目すると、液晶
パネル100Gによる表示像は、液晶パネル100R、
100Bによる表示像に対して左右反転していることが
必要となる。このため、水平走査方向は、液晶パネル1
00Gと、液晶パネル100R、100Bとでは互いに
逆方向の関係となる。なお、液晶パネル100R、10
0Bおよび100Gには、ダイクロイックミラー110
8によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射す
るので、カラーフィルタを設ける必要はない。
に、この液晶装置を、モバイル型のパーソナルコンピュ
ータに適用した例について説明する。図16は、このパ
ーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。図に
おいて、コンピュータ1200は、キーボード1202
を備えた本体部1204と、液晶表示ユニット1206
とから構成されている。この液晶表示ユニット1206
は、先に述べた液晶パネル100の背面にバックライト
を付加することにより構成されている。
ネルを、携帯電話に適用した例について説明する。図1
7は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図にお
いて、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302
のほか、受話口1304、送話口1306とともに、液
晶パネル100を備えるものである。この液晶パネル1
00にも、必要に応じてその背面にバックライトが設け
られる。
を参照して説明した他にも、液晶テレビや、ビューファ
インダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カー
ナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワー
ドプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、PO
S端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられ
る。そして、これらの各種電子機器に対して、各実施形
態が適用可能なのは言うまでもない。
よび応用例に限定されるものではなく、例えば、以下に
述べる各種の変形が可能である。
晶パネル100の素子基板101をガラス等の透明な絶
縁性基板により構成して、当該基板上にシリコン薄膜を
形成するとともに、当該薄膜上にソース、ドレイン、チ
ャネルが形成されたTFTによって、画素のスイッチン
グ素子(TFT116)や駆動回路120の素子を構成
するものとして説明したが、本発明はこれに限られるも
のではない。
り構成して、当該半導体基板の表面にソース、ドレイ
ン、チャネルが形成された絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタによって、画素のスイッチング素子や駆動回路1
20の素子を構成しても良い。このように素子基板10
1を半導体基板により構成する場合には、透過型の電気
光学装置として用いることができないため、画素電極1
18をアルミニウムなどで形成して、反射型として用い
られることとなる。また、単に、素子基板101を透明
基板として、画素電極118を反射型にしても良い。
ては、画素のスイッチング素子を、TFTで代表される
3端子素子として説明したが、ダイオード等の2端子素
子で構成しても良い。ただし、画素のスイッチング素子
として2端子素子を用いる場合には、走査線112を一
方の基板に形成し、データ線114を他方の基板に形成
するとともに、2端子素子を、走査線112またはデー
タ線114のいずれか一方と、画素電極との間に形成す
る必要がある。この場合、画素は、二端子素子が接続さ
れる画素電極と、対向基板に形成される信号線(データ
線114または走査線112の一方)と、これらの間に
挟持される液晶とから構成されることとなる。
晶のほかに、エレクトロルミネッセンス素子などを用い
て、その電気光学効果により表示を行う表示装置にも適
用可能である。すなわち、本発明は、上述した液晶装置
と類似の構成を有するすべての電気光学装置に適用可能
である。
は、液晶パネル100に1個の温度検出素子Aを設ける
例を説明したが、複数個の温度検出素子Aを用いて液晶
パネル100の温度を検出してもよい。例えば、図2に
示すように液晶パネル100の対角(左上隅と右下隅、
右上隅と左下隅)に温度検出素子A1〜A4を設けるよ
うにしてもよい。複数個の温度検出素子A1〜A4を用
いる場合には、各温度検出素子A1〜A4毎に上述した
温度検出回路401〜404を設け、各温度検出素子A
に対応する複数の温度検出信号を生成し、これらを階調
補正回路310の制御部において平均し、その演算結果
に応じた補正画像データをRAMに書き込むようにして
もよい。また、温度検出素子A1〜A4を並列に接続し
て、1個の温度検出素子として取り扱うようにしてもよ
い。このように複数個の温度検出素子Aを用いると、液
晶パネル100の内部で温度差があったとしても、平均
温度に応じた階調補正を施すことができるので、液晶パ
ネル100に形成される画像の品質をより一層向上させ
ることができる。特に、モバイル型のコンピュータなど
液晶パネル100の面積が大きい場合に有効である。
る場合には、図2のA1〜A4として示したように温度
検出素子を画像表示領域の中心に対してほぼ対称に複数
個配置することが望ましい。この場合には、少ない温度
検出素子で画像表示領域内で温度のバラツキを効率良く
平均化することができる。
検出素子を用いて電気光学パネルの内部温度を検出し、
検出温度に応じた階調補正を施すことができるので、電
気光学パネルに形成する画像の品質を向上させることが
できる。
を示すブロック図である。
る。
ある。
図である。
示す図である。
グチャートである。
の関係を示したものである。
図である。
ン抵抗の関係を示すグラフである。
いられる温度検出回路の回路図である。
いられる温度検出回路の回路図である。
ャートである。
いられる温度検出回路の回路図である。
ダンスを説明するための図である。
同実施形態である。
図である。
(スイッチング素子) 41・NチャンネルTFT(スイッチング素子) 46・信号発生器(信号発生手段) 45・抵抗(電流検出手段) 47・差動アンプ(電流検出手段) 100・液晶パネル(電気光学パネル) 112・走査線 114・データ線 116・TFT(スイッチング素子) 120・駆動回路(駆動手段) 310・階調補正回路(階調補正手段) 312・RAM(記憶部) 313・制御部(更新部) 401〜404・温度検出回路(温度検出手段) A・温度検出素子 V'・補正画像信号(補正階調信号) Vs・正弦波信号(試験信号) Vin・入力画像信号(入力階調信号) TD・温度検出信号 Cref・基準コンデンサ
Claims (13)
- 【請求項1】 階調値を指示する入力階調信号に基づい
て、電気光学物質を有する電気光学パネルに画像を形成
する電気光学装置であって、 前記電気光学パネルの内部に設けられた温度検出素子
と、 前記温度検出素子を用いて前記電気光学パネルの温度を
検出し、検出温度を示す温度検出信号を出力する温度検
出手段と、 前記温度検出信号に基づいて、前記入力階調信号に階調
補正を施して補正階調信号を出力する階調補正手段と、 前記補正階調信号に基づいて、前記電気光学パネルを駆
動する駆動手段とを備えることを特徴とする電気光学装
置。 - 【請求項2】 前記温度検出素子は、前記電気光学物質
の一部として構成され、 前記温度検出手段は、前記温度検出素子の容量に基づい
て前記電気光学パネルの温度を検出することを特徴とす
る請求項1に記載の電気光学装置。 - 【請求項3】 前記温度検出手段は、 基準コンデンサと前記温度検出素子と電流を供給する電
流供給部と、 前記基準コンデンサの充電電圧と前記温度検出素子の充
電電圧とを比較する比較部と、 前記比較部の比較結果に基づいて、前記温度検出素子の
容量変化に応じた前記温度検出信号を生成する信号生成
部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の電気光
学装置。 - 【請求項4】 前記電気光学パネルは、前記電気光学物
質と、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線
および前記データ線の交差に対応して少なくとも配置さ
れたスイッチング素子とを備え、 前記温度検出素子は、前記スイッチング素子の一部とし
て構成され、 前記温度検出手段は、前記温度検出素子の直流特性に基
づいて前記電気光学パネルの温度を検出することを特徴
とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 【請求項5】 前記電気光学パネルは、前記電気光学物
質と、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線
および前記データ線の交差に対応して少なくとも配置さ
れたスイッチング素子とを備え、 前記温度検出素子は、前記スイッチング素子の一部とし
て構成され、 前記温度検出手段は、前記スイッチング素子の交流特性
に基づいて前記電気光学パネルの温度を検出することを
特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 【請求項6】 前記温度検出素子は、前記スイッチング
素子の一部を用いて構成された発振回路であり、 前記温度検出手段は、前記スイッチング素子のキャリア
移動度に応じて変化する前記発振回路の発振周波数に基
づいて、前記電気光学パネルの温度を検出することを特
徴とする請求項5に記載の電気光学装置。 - 【請求項7】 前記電気光学パネルは、前記電気光学物
質と、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線
および前記データ線の交差に対応して少なくとも配置さ
れたスイッチング素子とを備え、 前記温度検出素子は、前記電気光学物質の一部と、当該
電気光学物質に接続されるとともにオン状態になるよう
に設定された前記スイッチング素子の一部とから構成さ
れ、 前記温度検出手段は、前記温度検出素子のインピーダン
スに基づいて前記電気光学パネルの温度を検出すること
を特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 【請求項8】 前記温度検出手段は、 一定周波数の試験信号を発生する信号発生手段と、 電流を検出する電流検出手段と、 前記試験信号を前記電流検出手段を介して前記温度検出
素子に供給する信号供給手段と、 前記電流検出手段によって検出された電流に基づいて、
前記電気光学パネルの温度を検出することを特徴とする
請求項7に記載の電気光学装置。 - 【請求項9】 前記階調補正手段は、 前記入力階調信号が取り得る各階調値に各々対応付けて
前記補正階調信号を記憶する記憶部と、 前記温度検出信号に基づいて前記記憶部に記憶された前
記補正階調信号を更新する更新部と、 前記入力階調信号に応じて前記記憶部から読み出した前
記補正階調信号を前記駆動手段に出力する読出部と、 を備えることを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれ
か1項に記載の電気光学装置。 - 【請求項10】 前記更新部は、予め定められた時間間
隔で前記補正階調信号の更新を実行するものであり、電
源投入から時間が経過するにつれ長い時間間隔で前記補
正階調信号の更新を実行することを特徴とする請求項9
に記載の電気光学装置。 - 【請求項11】 前記温度検出素子を前記電気光学パネ
ルの中心に対してほぼ対称に複数個配置することを特徴
とする請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載した
電気光学装置。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のうちいずれか1項
に記載した電気光学装置を備えたことを特徴とする電子
機器。 - 【請求項13】 入力階調信号に基づいて、電気光学物
質を有する電気光学パネルを駆動する電気光学パネルの
駆動方法であって、 前記電気光学パネルの内部に設けられた温度検出素子を
用いて前記電気光学パネルの温度を検出し、 検出された温度に対応する補正階調信号を前記入力階調
信号の取り得る各階調値に各々対応付けて記憶し、 前記入力階調信号に基づいて記憶した補正階調信号を読
み出し、 読み出された補正階調信号に基づいて前記電気光学パネ
ルを駆動することを特徴とする電気光学パネルの駆動方
法。
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- 1999-06-16 JP JP17026399A patent/JP3695224B2/ja not_active Expired - Fee Related
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