JP2000357079A - コンピュータシステムおよび同システムの制御方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよび同システムの制御方法

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JP2000357079A
JP2000357079A JP11168762A JP16876299A JP2000357079A JP 2000357079 A JP2000357079 A JP 2000357079A JP 11168762 A JP11168762 A JP 11168762A JP 16876299 A JP16876299 A JP 16876299A JP 2000357079 A JP2000357079 A JP 2000357079A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】PC本体の無駄な電力消費を招くことなく、拡
張ユニット使用時のみ利用可能な周辺機器用のコントロ
ーラとPC本体にもつコントローラとのワンチップ化を
実現する。 【解決手段】機能拡張用のドッカー200には、PS/
2コネクタ31、パラレルコネクタ(Paralle
l)32、LANコネクタ(RJ45)33が設けられ
ている。これらコネクタに接続して使用する機器用のコ
ントローラ、すなわちキーボードコントローラ(KB
C)12のPS/2制御機能、ゲートアレイ(GA)1
8のI/O制御機能、およびLANコントローラ20
は、PC本体200に内蔵されており、PC本体200
内の他のデバイスと一緒に1チップ上に集積形成するこ
とができる。また、これらコントローラは、ドッカー2
00の非装着時には動作停止状態に設定され、無駄な電
力消費を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ムおよび同システムの制御方法に関し、特に拡張ユニッ
トに取り外し自在に装着可能なコンピュータシステムお
よび同システムの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なノートブックタイプのパーソナルコンピュータ
(以下、ノートPCと称する)が種々開発されている。
ノートPCは、その機能拡張のために、拡張ユニットが
必要に応じて装着できるように構成されている。この拡
張ユニットにノートPCを装着して使用する事により、
そのノートPCの携帯性を損なうこと無く、ノートPC
の機能拡張を容易に行うことができる。
【0003】また、近年では、ノートPCのさらなる薄
型化が求められており、そのために、ノートPC本体に
設けられていた各種コネクタ類(USBポート,シリア
ルポート,パラレルポート,LANコネクタ,モデムコ
ネクタ等)を拡張ユニット側に設け、ノートPC本体に
は必要最小限のコネクタのみを装備する、あるいはコネ
クタレスにする、といった構成が利用され始めている。
コネクタの縮小化は物理的に限界があるので、これらコ
ネクタを拡張ユニットによって提供することにより、P
C本体の小型化・薄型化を実現することができる。
【0004】この場合、拡張ユニットのコネクタに接続
して使用される周辺機器を制御するためのコントローラ
については、PC本体ではなく、拡張ユニット側に設け
ることが一般的である。それら周辺機器をPC本体のみ
で使用することは、PC本体にコネクタがないことから
不可能であり、周辺機器用のコントローラはPC本体に
は不要であるためである。また、周辺機器用のコントロ
ーラを拡張ユニット側に設けることにより、PC本体の
みで動作している場合には、周辺機器用のコントローラ
による無駄な電力消費を低減することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
半導体技術および高密度実装技術の進歩により、複数の
デバイスを1チップにまとめて集積形成するというデバ
イスの混載集積化が進められている。この混載集積化に
よって部品点数を減らすことにより、大幅なコストの低
減および実装面積の縮小を図ることが可能となる。
【0006】しかし、従来のようにコントローラがPC
本体側と拡張ユニット側に分離されている構成では、P
C本体内のコントローラと拡張ユニット内のコントロー
ラとをまとめて1チップ上に集積形成することは不可能
である。このため、拡張ユニット使用時のみ利用可能な
周辺機器用のコントローラを拡張ユニット側に設けると
いう従来の構成は、コントローラの集積化を図る上では
好ましくない。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、PC本体の無駄な電力消費を招くことなく、拡
張ユニット使用時のみ利用可能な周辺機器用のコントロ
ーラとPC本体にもつコントローラとのワンチップ化を
実現することが可能なコンピュータシステムおよび同シ
ステムの制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、周辺機器を接続するためのコネクタを有
する拡張ユニットをコンピュータ本体に取り外し自在に
装着可能なコンピュータシステムにおいて、前記コンピ
ュータ本体内に設けられ、前記拡張ユニットのコネクタ
に接続して使用される周辺機器を制御するためのコント
ローラと、前記コンピュータ本体内に設けられ、前記拡
張ユニットに対する前記コンピュータ本体の装着の有無
を検出し、その検出結果に応じて前記コントローラを動
作状態または動作停止状態に設定する制御手段とを具備
することを特徴とする。
【0009】このコンピュータシステムにおいては、コ
ネクタについては、コンピュータ本体ではなく拡張ユニ
ット側に設けているが、そのコネクタに接続して使用す
る周辺機器用のコントローラについては、コンピュータ
本体に内蔵されている。このため、拡張ユニット使用時
のみ利用可能な周辺機器用のコントローラとコンピュー
タ本体にもつコントローラとのワンチップ化を実現する
ことが可能となる。また、拡張ユニット使用時のみ利用
可能な周辺機器用のコントローラについては、コンピュ
ータ本体が拡張ユニットに装着されているか否かに応じ
て動作状態または動作停止状態に自動設定される。よっ
て、拡張ユニットの非使用時には周辺機器用のコントロ
ーラを動作停止させておくことができるので、周辺機器
用のコントローラをコンピュータ本体に内蔵しても、そ
れによる無駄な電力消費は生じない。よって、コンピュ
ータ本体の無駄な電力消費を招くことなく、1チップ化
による部品点数の低減を図ることができる。
【0010】特に、LANコントローラなどのネットワ
ーク制御装置は動作時の電力消費量が比較的大きいの
で、拡張ユニットの非使用時にはネットワーク制御装置
を動作停止させることにより、大幅に電力消費量の低減
を図ることが可能となる。
【0011】また、拡張ユニットが装着されても、ユー
ザがネットワークを使用するかどうかは分からないた
め、拡張ユニットの装着時にネットワーク制御装置を動
作状態に設定する機能の使用/非使用をユーザに選択さ
せる手段を設け、非使用が選択された場合には、前述の
機能を無効化して、拡張ユニットの装着の有無に関係な
くネットワーク制御装置を動作停止状態に維持すること
が好ましい。
【0012】また、本発明は、周辺機器を接続するため
に設けられたコネクタの種類が互いに異なる複数種の拡
張ユニットを、コンピュータ本体に選択的に装着可能な
コンピュータシステムにおいて、前記コンピュータ本体
内に設けられ、前記複数種の拡張ユニットのコネクタに
接続可能な周辺機器それぞれに対応する複数のコントロ
ーラと、前記コンピュータ本体に装着された拡張ユニッ
トの種類を識別する識別手段と、前記装着された拡張ユ
ニットのコネクタに対応するコントローラのみが動作状
態に設定されるように、前記識別手段による識別結果に
従って、前記複数のコントローラの中から動作させるべ
きコントローラを決定する手段とを具備することを特徴
とする。
【0013】このコンピュータシステムにおいては、拡
張ユニット使用時に利用可能な周辺機器それぞれに対応
する複数のコントローラがコンピュータ本体に内蔵され
ている。この場合、拡張ユニットの装着時に全てのコン
トローラを動作状態に設定するのではなく、装着された
拡張ユニットの種類が識別され、その種類に対応するコ
ントローラのみが動作するように設定される。よって、
使用する拡張ユニットの種類に対応するコントローラの
みを動作させることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
わるコンピュータシステムの構成が示されている。この
コンピュータシステムは、バッテリ駆動可能なノートブ
ックタイプのパーソナルコンピュータ(以下、PCと称
する)であり、このPC本体100は、その機能拡張の
ための拡張ユニットであるドッカー200に着脱自在に
装着できるよう構成されている。PC本体100および
ドッカー200の両者は、それぞれに設けられた専用の
ドッキングコネクタ300によって接続される。
【0015】LANドッカー200には、図示のよう
に、周辺機器を接続するための各種コネクタ、つまり、
PS/2コネクタ31、パラレルコネクタ(Paral
lel)32、LANコネクタ(RJ45)33が設け
られている。PS/2コネクタ31は、PS/S仕様の
キーボードやマウスなどの入力機器を接続するために用
いられる。パラレルコネクタ(Parallel)32
は例えばプリンタやスキャナなどのセントロニクス準拠
の機器を接続するために用いられる。LANコネクタ
(RJ45)33はLANケーブルの接続に利用され
る。これら周辺機器用のコネクタはPC本体100には
設けられておらず、これらコネクタに接続される機器
は、PC本体100にドッカー200を装着することに
よって初めてPC本体100から利用することが可能と
なる。
【0016】また、LANドッカー200には、EEP
ROM34およびLAN検出回路35が設けられてい
る。EEPROM34には、LANドッカー200の種
別を示すID情報が格納されている。PC本体100は
ID情報をLANドッカー200から読み取ることによ
り、LANドッカー200がサポートするコネクタの種
類を判別することができる。LAN検出回路35は、L
ANコネクタ(RJ45)33にLANケーブルが接続
されているか否かを検出し、その検出結果をゲートアレ
イ(GA)18に通知する。
【0017】PC本体100内には、図示のように、バ
ス10、CPUモジュール11、キーボードコントロー
ラ(KBC)12、電源制御や各種システム管理のため
の機能を集積したゲートアレイ(GA)13、VGAコ
ントローラ15、モデム(Modem)16、サウンド
コントローラ(Sound)17、各種I/Oコントロ
ーラおよびドッカー制御機能を集積したゲートアレイ
(GA)18、Qスイッチ(Q−SW)19、およびL
ANコントローラ20が設けられている。
【0018】CPUモジュール11は、このシステム全
体の動作制御およびデータ処理を実行するものであり、
ここにはCPU、キャッシュ、さらにはバスブリッジな
どが搭載されている。キーボードコントローラ(KB
C)12は、PC本体100の内蔵キーボード、および
ドッカー200のPS/2コネクタ31に接続されるキ
ーボードやマウスを制御するためのものであり、ドッカ
ー200の装着時には、キーボードコントローラ(KB
C)12はドッキングコネクタ300を介してドッカー
200のPS/2コネクタ31に接続される。
【0019】VGAコントローラ15は、このシステム
のディスプレイモニタとして使用されるLCDや外部C
RTを制御する表示コントローラである。ゲートアレイ
(GA)18は前述したように各種I/Oデバイスの制
御およびドッカー制御を行うためのものであり、ドッカ
ー200の装着時には、ゲートアレイ(GA)18はド
ッキングコネクタ300を介してドッカー200のパラ
レルコネクタ(Parallel)32、EEPROM
34に接続される。また、ゲートアレイ(GA)18
は、ドッカー200の装着(ドック)/取り外し(アン
ドック)を検出するためのディテクト信号(DETEC
T)線にも接続されている。ドッカー200が装着され
ると、ディテクト信号(DETECT)はドッカー20
0の接地端子に接続されることにより、ハイレベルから
ロウレベルに変化する。一方、ドッカー200の取り外
し時には、ディテクト信号(DETECT)はドッカー
200の接地端子から分離されるため、PC本体100
内のプルアップ抵抗によって、ロウレベルからハイレベ
ルに変化する。このようなディテクト信号(DETEC
T)の電位変化に基づいて、ゲートアレイ(GA)18
は、ドッカー200の装着(ドック)/取り外し(アン
ドック)を検出する。
【0020】さらに、ゲートアレイ(GA)18は、L
AN検出回路35からの検出信号を監視することによ
り、LANコネクタ(RJ45)33にLANケーブル
が実際に接続されているか否かを判断かることができ
る。
【0021】Qスイッチ(Q−SW)19は、内部PC
Iバス10とLANコントローラ20とを間を接続/分
離するためのスイッチ回路であり、ゲートアレイ(G
A)18からのスイッチ制御信号よってオン/オフ制御
される。Qスイッチ(Q−SW)19をオンすることに
より、PC本体100によるLANコントローラ20の
使用が可能となる。
【0022】LANコントローラ20は、ドッカー20
0のLANコネクタ(RJ45)33を通じてPC本体
100をLAN接続させるためのネットワーク制御装置
(ネットワークインターフェイス)であり、ドッカー2
00の装着時には、LANコントローラ20は、ドッキ
ングコネクタ300を介してドッカー200のLANコ
ネクタ(RJ45)33に接続される。
【0023】ドッキングコネクタ300は物理的には1
個のコネクタであるが、ここには、ドッカー200の全
てのコネクタに対応する信号ピンが含まれている。
【0024】図1のシステムにおいては、LANコネク
タ(RJ45)33をドッカー200に設け、PC本体
100にはLANコネクタを設けない構成であるため、
PC本体100のみではLAN機能を使用することはで
きない。そのため、従来のシステムでは、不必要な電源
消費を避けるためにLANコントローラはドッカーに内
蔵させていた。しかし、この状態では、LANコントロ
ーラは、他のゲートアレイ18、VGAコントローラ1
5、Modem16、Sound17等と一緒に集積化
することは不可能であり、チップの集積化を制限してい
た。本実施形態では、LANコントローラ20をPC本
体100に内蔵させることで、他のゲートアレイとの集
積が可能となる。例えば、バス10も含め、集積可能領
域300で示した部分は1チップLSIとして実現され
る。
【0025】また、キーボードコントローラ12につい
ても同様なことが言える。PS/2コネクタ31はドッ
カー200により提供されるため、PC本体100のみ
ではPS/2機器は使用できないが、PC本体100に
PS/2制御機能を持つキーボードコントローラ12を
内蔵することにより、他のゲートアレイ13などとの集
積が可能となる。なお、PCカードスロットをドッカー
200に設け、PCカードコントローラをPC本体10
0内に設ける構成を適用することもできる。この場合で
も、PCカードコントローラをPC本体100内の他の
ゲートアレイとの集積化が可能となる。
【0026】また、ドッカー200は、ほとんどコネク
タのみの構成とすることが可能であり、コンパクトなド
ッカーが実現できる。
【0027】(コントローラの電源管理)図1のシステ
ムでは、PC本体100のみで使用する場合、使用しな
いコントローラを本体100内に複数もつことになり、
電力を必要以上に消費してしまう危険がある。そこで、
本実施形態では、以下のような電源管理のための機能を
備えている。
【0028】すなわち、ドッカー200装着時のみ使用
可能なLANコントローラ20については、前述したよ
うにQ−SW19を介してメインバス10に接続する。
Q−SW18をオフすることにより、LANコントロー
ラ20をバス10から切り離すことができる。これによ
り、LANコントローラ20はオペレーティングシステ
ムからは認識されなくなるので、LANコントローラ2
0を動作停止させることができ、電力消費を抑えること
が可能となる。
【0029】また、バスから切り離せないコントロー
ラ、例えば、図1に示すキーボードコントローラ12に
ついては、コントローラ12全体またはそのPS/2制
御機能部のみを電源オフすることなどによって動作停止
させる。ゲートアレイ18のI/O制御機能についても
同様である。
【0030】(システム制御)次に、図2を参照して、
本システムの制御方法について説明する。図2には、本
システムの状態遷移と電源管理機能との関係が示されて
いる。
【0031】本実施形態においては、PC本体100は
以下の2つの状態を有する。
【0032】・PC本体のみ(アンドッキング状態) ・ドッキング状態 (PC本体100のみの動作) 「PC本体のみ」はドッカー200にPC本体100が
接続されてない状態である。1)この状態で、PC本体
100がパワーオンされると、ゲートアレイ18によっ
てドッカー200が非装着であることが検出される。こ
の検出結果は、PC本体100のハードウェア制御のた
めのプログラムであるシステムBIOSに通知される。
システムBIOSの制御の下、ゲートアレイ18は、ド
ッカー200装着時のみ使用可能なコントローラを動作
停止(オフ)させるための制御を行う。オフ状態につい
ては、前述したように電源供給を停止する、Q−SW等
によりコントローラをバスから切り離す、また、ACP
I仕様に準拠した低消費電力のスリープ状態を有するコ
ントローラについては電源ステートをスリーブ(例えば
D3状態)にする、等の手法を利用することができる。
このように制御することにより、使用できないコントロ
ーラに対する消費電力を削減することができる。
【0033】2)また、システムBIOSは、ドッカー
200装着時のみ使用可能なコントローラについてはオ
ペレーティングシステム(OS)へのリソース報告を行
わない等の方法を用いて、それらコントローラをOSか
ら認識されないようにする。つまり、ドッカー200が
必要であるコントローラについては、PC本体100に
そのコントローラ(デバイス)が存在しないことをオペ
レーティングシステム(OS)に認識させる。これは、
例えば次の方法によって実現することができる。プラグ
アンドプレイに対応したPnPデバイスの場合、PnP
のリソース報告を行わない。PCIデバイスの場合、デ
バイスIDを隠しておく。Q−SW等を設けた場合、コ
ントローラをバスから切り離しておく。LANコントロ
ーラ20はPCIデバイスであるので、Qスイッチ(Q
−SW)19をオフすることにより、LANコントロー
ラ20の存在をオペレーティングシステムが認識できな
いように制御することができる。
【0034】(ドック処理) 1)ドッキングイベントの検出:「PC本体のみ」の状
態で、PC本体100がドッカー200に装着される
と、ゲートアレイ18によってドッカー200が装着さ
れたことが検出され、ゲートアレイ18からの割り込み
によってシステムBIOSのドック処理が開始される。
【0035】2)コントローラをオン:ドック処理で
は、システムBIOSの制御の下、ゲートアレイ18
は、ドッカー200装着時のみ使用可能なコントローラ
を動作状態(オン)に設定するための制御を行う。オン
処理については、Q−SWをオンしコントローラをメイ
ンバスに接続する。電源供給を開始する。電源ステート
をD0状態にする等が考えられる。
【0036】3)システム構成の再認識:システムBI
OSは、システム構成が変化したことをOSに通知し、
ドッカー200装着時のみ使用可能なコントローラをO
Sに認識させる。これにより、「ドッキング状態」に移
行する。
【0037】(ドッキング状態での動作時)「ドッキン
グ状態」では、ドッカー200装着時のみ使用可能なコ
ントローラを用いることにより、ドッカー200のコネ
クタに接続された機器を利用することができる。ドッカ
ー200が装着された状態でPC本体100がパワーオ
ンされた場合も、「ドッキング状態」に移行する。
【0038】(アンドック処理) 1)アンドックイベントの検出:「ドッキング状態」に
おいてドッカー200が取り外されると、ゲートアレイ
18によってドッカー200が取り外されたことが検出
され、ゲートアレイ18からの割り込みによってシステ
ムBIOSのアンドック処理が開始される。この場合、
実際には、システムBIOSからOSに対してドックを
切り離すことが通知され(OSはドックデバイスに関す
るドライバ等をアンロードする)、OSからの許可後、
システムBIOSのアンドック処理が開始されることに
なる。
【0039】2)コントローラのオフ:アンドック処理
では、システムBIOSの制御の下、ゲートアレイ18
は、ドッカー200装着時のみ使用可能なコントローラ
を動作停止状態(オフ)に設定するための制御を行う。
オフ処理については、電源供給を停止する、Q−SW等
によりコントローラをバスから切り離しておく、また、
電源ステートをD3状態にする等が考えられる。
【0040】3)この後、システムBIOSはアンドッ
ク終了をOSに通知する。
【0041】以上のように、本実施形態では、ドッカー
200装着の有無が検出され、装着時には図3(A)の
ようにコントローラを動作状態(オン)に設定する処理
が行われ、非装着時には図3(B)のようにコントロー
ラを動作停止状態(オフ)に設定する処理が行われる。
よって、ドッカー200の非使用時には周辺機器用のコ
ントローラを全て動作停止させておくことができるの
で、周辺機器用のコントローラがPC本体100に内蔵
されていても、それによる無駄な電力消費は生じない。
よって、PC本体100の無駄な電力消費を招くことな
く、1チップ化による部品点数の低減を図ることができ
る。
【0042】特に、LANコントローラ20は動作時の
電力消費量が比較的大きいので、ドッカー200の非使
用時にはLANコントローラ20を動作停止させること
により、大幅に電力消費量の低減を図ることが可能とな
る。なお、LANドッカー200が装着されても、ユー
ザがネットワークを使用するかどうかは実際には分から
ないため、ドッカー200の装着時にLANコントロー
ラ20を動作状態に設定する機能を使用するか、使用し
ないかをシステムBIOSのセットアップ画面上でユー
ザが選択できるようにすることが好ましい。この場合の
セットアップ画面の一例を図6に示す。
【0043】図6に示されているように、本実施形態の
セットアップ画面には、通常のシステム設定項目に加
え、「PCI LAN」の設定項目が設けられている。
設定項目「PCI LAN」は、ドッカー200の装着
時にLANコントローラ20を自動的に動作状態に設定
するというLAN検出機能(LAN DITECTIO
N)の使用/非使用をユーザに選択させるためのもので
ある。デフォルト値は使用を示す「Used」である
が、ユーザは非使用を示す値に変更することができる。
LAN検出機能(LAN DITECTION)の非使
用が選択されている場合には、ドッカー200の装着の
有無に関係なくLANコントローラ20は動作停止状態
に維持される。
【0044】セットアップ画面で設定されたシステム設
定情報はPC本体100内のCMOSメモリなどに格納
される。システムBIOSによって実行されるドック処
理の手順は次のようになる。
【0045】システムBIOSは、ドッカー200の装
着が検出されると、まず、システム設定情報を参照し
て、LAN検出機能の使用/非使用の設定を調べる。
「LAN検出機能の使用」が選択されている場合には、
前述したように、Qスイッチ(Q−SW)19をオンす
ると共に、LANコントローラ20の存在をオペレーテ
ィングシステムに通知する。これにより、LANコント
ローラ20は動作状態となる。一方、「LAN検出機能
の非使用」が選択されている場合には、システムBIO
Sは、Qスイッチ(Q−SW)19をオフ状態のまま維
持し、LANコントローラ20の存在をオペレーティン
グシステムに報告しない。これにより、LANを使用し
ないにも拘わらず、LANコントローラ20が動作状態
に設定されることによる無駄な電力消費を低減すること
ができる。また、オペレーティングシステムによるLA
Nコントローラ20の認識処理を省くことができるの
で、ドック処理を高速に行うことが可能となる。よっ
て、「LAN検出機能の非使用」を選択しておけば、ド
ッカー200をI/Oアダプタ相当のものとして即座に
使用することが可能となる。
【0046】また、LAN検出回路35からの検出信号
によってLANケーブルの接続の有無を検出することに
よって、実際にLANが使用可能な状態になった時に初
めて、ドック処理を行うようにしてもよい。この場合、
ゲートアレイ(GA)18は、ディテクト信号(DET
ECT)とLAN検出回路35からの検出信号とを用い
てLANが使用可能かどうかを判断し、LAN使用可能
状態からLAN使用不可能状態への変化またはその逆の
状態変化が起きたときに、それをCPU11への割り込
み信号などによってシステムBIOSに通知する。シス
テムBIOSは、ゲートアレイ(GA)18内のレジス
タを参照してディテクト信号(DETECT)とLAN
検出回路35からの検出信号の値を調べ、LANが使用
可能かどうかを判断する。そして、LAN使用可能状態
ならば、Qスイッチ(Q−SW)19をオンにすると共
に、オペレーティングシステムにLANコントローラ2
0の存在を報告する。一方、LAN使用不可能状態なら
ば、Qスイッチ(Q−SW)19をオフにすると共に、
オペレーティングシステムにLANコントローラ20が
存在しなくなったことを報告する。
【0047】このように、LAN検出回路35を利用す
れば、ドッカー200が装着され、且つLANコネクタ
(RJ45)33にLANケーブルが接続されていると
いう条件の設立の有無に応じて、LANコントローラ2
0の動作状態/動作停止状態を制御することが可能とな
る。
【0048】(複数種のドッカーを使用する場合の制
御)次に、図4および図5を参照して、複数種のドッカ
ー200を選択的に使用する場合のシステム制御につい
て説明する。
【0049】図4には、装備されたコネクタの種類が異
なる2種類のドッカー(ドッカー#A,ドッカー#B)
200が示されている。ドッカー#AはPS/2コネク
タ31のみを装備しており、ドッカー#BはPS/2コ
ネクタ31、パラレルコネクタ(Parallel)3
2、LANコネクタ(RJ45)33を装備している。
この場合、ドッカー#AのEEPROM34には、PS
/2コネクタ31のみを装備したドッカーであることを
示すID情報(ID1)が保持され、またドッカー#B
のEEPROM34には、PS/2コネクタ31、パラ
レルコネクタ(Parallel)32、LANコネク
タ(RJ45)33を装備したドッカーであることを示
すID情報(ID2)が保持されている。
【0050】ドック処理においては、ドッカーにもつE
EPROM34からID情報を識別し、本体にもつ複数
のコントローラの中からドッカーに適したコントローラ
のみを使用可能状態に設定する。そのための処理手順を
図5に示す。
【0051】ドッカー200が接続された状態でPC本
体100がパワーオンされた場合、あるいはPC本体1
00がパワーオンされている状態でドッカー200が接
続された場合には、システムBIOSは以下のドッキン
グ処理を行う。
【0052】まず、システムBIOSは、ゲートアレイ
18を制御して、ドッカーのEEPROM34からID
情報をリードする(ステップS101)。そして、その
ID情報に基づいて現在装着されているドッカーの種類
を判別する(ステップS102)。ID=1であった場
合には、システムBIOSは、PS/2コネクタ31の
みを装備するドッカーが装着されていると判断し、PC
本体100にもつ複数のコントローラの中から現在のド
ッカーの種類に適したコントローラのみを動作可能状態
に設定し、それをOSに認識させる(ステップS10
3)。具体的には、キーボードコントローラ12内のP
S/2制御用コントローラについては動作可能状態に設
定し、ゲートアレイ18内のパラレルポート制御用I/
Oコントローラと、LANコントローラ20について
は、動作停止状態に設定する。
【0053】一方、ID=2であった場合には、システ
ムBIOSは、PS/2コネクタ31、パラレルコネク
タ(Parallel)32、LANコネクタ(RJ4
5)33を装備するドッカーが装着されていると判断
し、PC本体100にもつ複数のコントローラの中から
現在のドッカーに適したコントローラのみを動作可能状
態に設定し、それをOSに認識させる(ステップS10
4)。具体的には、キーボードコントローラ12内のP
S/2制御用コントローラ、ゲートアレイ18内のパラ
レルポート制御用I/Oコントローラ、LANコントロ
ーラ20を動作停止状態に設定する。
【0054】このようにドッカー200の装着時に全て
のコントローラを動作状態に設定するのではなく、装着
されたドッカー200の種類を識別して、その種類に対
応するコントローラのみが動作するように設定すること
により、より効率の良い電源制御が可能となる。
【0055】なお、本実施形態では、ドッカー200に
のみ装備し、PC本体100には装備しないコネクタと
してPS/2コネクタ31、パラレルコネクタ(Par
allel)32、LANコネクタ(RJ45)33を
例示したが、他のコネクタ、たとえばUSBコネクタ
や、SCSIコネクタなどについても、ドッカー200
にのみ用意し、それらのコントローラをPC本体100
に内蔵する構成を採用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
PC本体の無駄な電力消費を招くことなく、拡張ユニッ
ト使用時のみ利用可能な周辺機器用のコントローラとP
C本体にもつコントローラとのワンチップ化を実現する
ことが可能となり、部品点数の低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態におけるシステムの状態遷移と電源
管理機能との関係を示す図。
【図3】同実施形態におけるドック時とアンドック時の
システム制御の様子を模式的に示す図。
【図4】同実施形態で用いられる2種類のドッカーを説
明するための図。
【図5】同実施形態で複数種のドッカーを使用する場合
におけるシステム制御の手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態で用いられるセットアップ画面の一
例を示す図。
【符号の説明】
11…CPUモジュール 12…キーボードコントローラ 18…ゲートアレイ 19…Qスイッチ 20…LANコントローラ 31…PS/2コネクタ 32…パラレルコネクタ 33…LANコネクタ 34…EEPROM 100…PC本体 200…ドッカー 300…ドッキングコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花田 徹 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュ―タエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B076 AA03 AA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺機器を接続するためのコネクタを有
    する拡張ユニットを、コンピュータ本体に取り外し自在
    に装着可能なコンピュータシステムにおいて、 前記コンピュータ本体内に設けられ、前記拡張ユニット
    のコネクタに接続して使用される周辺機器を制御するた
    めのコントローラと、 前記コンピュータ本体内に設けられ、前記拡張ユニット
    に対する前記コンピュータ本体の装着の有無を検出し、
    その検出結果に応じて前記コントローラを動作状態また
    は動作停止状態に設定する制御手段とを具備することを
    特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは、前記コンピュータ
    本体内の他のデバイスと一緒に集積形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記コントローラと前記コンピュータ本
    体内のバスとの間に設けられたスイッチ手段をさらに具
    備し、 前記制御手段は、前記拡張ユニットが装着されている場
    合には前記スイッチ手段をオン状態に設定して前記コン
    トローラを前記バスに接続し、前記拡張ユニットが装着
    されていない場合には前記スイッチ手段をオフ状態に設
    定して前記コントローラを前記バスから切り離すことを
    特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記拡張ユニットが装
    着されている場合には前記コントローラを電源オン状態
    に設定し、前記拡張ユニットが装着されていない場合に
    は前記コントローラを電源オフ状態に設定することを特
    徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続するためのコネクタ
    を有する拡張ユニットを、コンピュータ本体に取り外し
    自在に装着可能なコンピュータシステムにおいて、 前記コンピュータ本体内に設けられ、前記拡張ユニット
    のコネクタを通じてネットワーク接続のための制御を行
    うネットワーク制御装置と、 前記コンピュータ本体内に設けられ、前記拡張ユニット
    に対する前記コンピュータ本体の装着の有無を検出し、
    その検出結果に応じて前記ネットワーク制御装置を動作
    状態または動作停止状態に設定する制御手段とを具備す
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記拡張ユニットの装着時に前記ネット
    ワーク制御装置を動作状態に設定する機能の使用/非使
    用をユーザに選択させる手段をさらに具備し、 前記非使用が選択されている場合には、前記拡張ユニッ
    トの装着の有無に関係なく、前記ネットワーク制御装置
    を動作停止状態に維持するように構成されていることを
    特徴とする請求項5記載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 周辺機器を接続するために設けられたコ
    ネクタの種類が互いに異なる複数種の拡張ユニットを、
    コンピュータ本体に選択的に装着可能なコンピュータシ
    ステムにおいて、 前記コンピュータ本体内に設けられ、前記複数種の拡張
    ユニットのコネクタに接続可能な周辺機器それぞれに対
    応する複数のコントローラと、 前記コンピュータ本体に装着された拡張ユニットの種類
    を識別する識別手段と、 前記装着された拡張ユニットのコネクタに対応するコン
    トローラのみが動作状態に設定されるように、前記識別
    手段による識別結果に従って、前記複数のコントローラ
    の中から動作させるべきコントローラを決定する手段と
    を具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 周辺機器を接続するためのコネクタを有
    する拡張ユニットに取り外し自在に装着可能なコンピュ
    ータ本体を備え、前記コンピュータ本体内に、前記拡張
    ユニットのコネクタに接続して使用される周辺機器を制
    御するためのコントローラを内蔵するコンピュータシス
    テムの制御方法であって、 前記拡張ユニットに対する前記コンピュータ本体の装着
    の有無を検出し、 前記検出結果に応じて前記コントローラを動作状態また
    は動作停止状態に設定することを特徴とする制御方法。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続するためのコネクタ
    を有する拡張ユニットに取り外し自在に装着可能なコン
    ピュータ本体を備え、前記コンピュータ本体内に、前記
    拡張ユニットのコネクタを通じてネットワーク接続のた
    めの制御を行うネットワーク制御装置を内蔵するコンピ
    ュータシステムの制御方法であって、 前記拡張ユニットに対する前記コンピュータ本体の装着
    の有無を検出し、 前記検出結果に応じて前記ネットワーク制御装置を動作
    状態または動作停止状態に設定することを特徴とする制
    御方法。
  10. 【請求項10】 前記拡張ユニットの装着時に前記ネッ
    トワーク制御装置を動作状態に設定する機能の使用/非
    使用を選択するためのセットアップ情報を参照して、前
    記使用/非使用のどちらが選択されているかを判別し、 前記非使用が選択されている場合には、前記拡張ユニッ
    トの装着の有無に関係なく、前記ネットワーク制御装置
    を動作停止状態に維持することを特徴とする請求項9記
    載の制御方法。
  11. 【請求項11】 周辺機器を接続するために設けられた
    コネクタの種類が互いに異なる複数種の拡張ユニットを
    装着可能なコンピュータ本体を備え、前記コンピュータ
    本体内に、前記複数種の拡張ユニットのコネクタに接続
    可能な周辺機器それぞれに対応する複数のコントローラ
    を内蔵するコンピュータシステムの制御方法であって、 前記コンピュータ本体に装着された拡張ユニットの種類
    を識別し、 前記装着された拡張ユニットのコネクタに対応するコン
    トローラのみが動作状態に設定されるように、前記識別
    結果に従って、前記複数のコントローラの中から動作さ
    せるべきコントローラを決定することを特徴とする制御
    方法。
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