JP2000357385A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JP2000357385A JP2000357385A JP11166847A JP16684799A JP2000357385A JP 2000357385 A JP2000357385 A JP 2000357385A JP 11166847 A JP11166847 A JP 11166847A JP 16684799 A JP16684799 A JP 16684799A JP 2000357385 A JP2000357385 A JP 2000357385A
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Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスク高速回転時のディスクの局部変形お
よび振動を抑える。 【解決手段】 ディスク11を回転駆動させるCD−R
OM装置10において、ディスク11上面に対向するカ
バー部材22の下面と、ディスク11下面に対向するデ
ィスクトレー15の上面とに、ディスク回転軸心Lを中
心とする複数の仕切壁21,24(環状溝20,23)
を同心円状に設けたため、ディスク11上下面近傍の空
気が、遠心力によってディスク径方向に動くのを阻止し
てディスク径方向の圧力差が緩和される。これによっ
て、ディスク周方向への空気流の乱れが軽減され、空気
流の内側の「核」形状は、仕切壁21,24に案内され
ることもあって真円状となり、ディスク11の上下面に
おける圧力分布も軸と同心状となってディスク11の局
部変形および振動が大幅に軽減される。
よび振動を抑える。 【解決手段】 ディスク11を回転駆動させるCD−R
OM装置10において、ディスク11上面に対向するカ
バー部材22の下面と、ディスク11下面に対向するデ
ィスクトレー15の上面とに、ディスク回転軸心Lを中
心とする複数の仕切壁21,24(環状溝20,23)
を同心円状に設けたため、ディスク11上下面近傍の空
気が、遠心力によってディスク径方向に動くのを阻止し
てディスク径方向の圧力差が緩和される。これによっ
て、ディスク周方向への空気流の乱れが軽減され、空気
流の内側の「核」形状は、仕切壁21,24に案内され
ることもあって真円状となり、ディスク11の上下面に
おける圧力分布も軸と同心状となってディスク11の局
部変形および振動が大幅に軽減される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCD−RO
M、FD(フロッピーディスク)、DVD(デジタルビ
デオディスク)およびHD(ハードディスク)などのデ
ィスク状の記録媒体を回転駆動してデータ読取可能なデ
ィスク装置に関する。
M、FD(フロッピーディスク)、DVD(デジタルビ
デオディスク)およびHD(ハードディスク)などのデ
ィスク状の記録媒体を回転駆動してデータ読取可能なデ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク装置はデータ記録再生装
置として例えばパーソナルコンピュータやワークステー
ションなどに内蔵されており、例えば一または複数枚の
HD、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、FD、
DVDなどの記録媒体を回転駆動してデータの記録・再
生を行うようになっている。このディスク装置として、
例えばハードディスク装置、CD−ROM装置および光
磁気ディスク装置などがある。図4に従来のCD−RO
M装置の縦断面構成を示している。
置として例えばパーソナルコンピュータやワークステー
ションなどに内蔵されており、例えば一または複数枚の
HD、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、FD、
DVDなどの記録媒体を回転駆動してデータの記録・再
生を行うようになっている。このディスク装置として、
例えばハードディスク装置、CD−ROM装置および光
磁気ディスク装置などがある。図4に従来のCD−RO
M装置の縦断面構成を示している。
【0003】図4に示すように、CD−ROM装置40
は、ディスク41を搭載可能なターンテーブル42と、
ディスク固定用のクランパー43と、回転駆動用のスピ
ンドルモータ44と、ディスクトレー45と、データ記
録・再生用の光ヘッドを持つ光ピックアップ46と、こ
れらを収容する外郭筐体47とを有しており、クランパ
ー43によりディスク41をターンテーブル42上に磁
気力などで固定した状態で、スピンドルモータ44によ
りディスク41を回転駆動させてディスク41に対して
光ピックアップ46でデータの記録または再生を行うも
のである。
は、ディスク41を搭載可能なターンテーブル42と、
ディスク固定用のクランパー43と、回転駆動用のスピ
ンドルモータ44と、ディスクトレー45と、データ記
録・再生用の光ヘッドを持つ光ピックアップ46と、こ
れらを収容する外郭筐体47とを有しており、クランパ
ー43によりディスク41をターンテーブル42上に磁
気力などで固定した状態で、スピンドルモータ44によ
りディスク41を回転駆動させてディスク41に対して
光ピックアップ46でデータの記録または再生を行うも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記CD−ROM装置
40などのディスク装置では、近年のディスク41の記
録容量増大や、データ転送速度の高速化などに伴って、
高速でデータを記録再生させるために、ディスク41を
高速回転させている。このとき、ディスク41は外郭筐
体47内に半密閉状態で収容され、かつ高速回転するデ
ィスク41の上下面近傍の空気には粘性があるため、空
気はディスク41の回転に伴ってディスク周方向に流れ
ると共に空気には遠心力が働く。このため、ディスク表
面近傍の空気は図4のディスク径方向B側に流れて循環
し、ディスク中央部とその外周縁部では気圧差が生じ
る。その後、ディスク41上の気圧差と、空気に働く遠
心力とが釣り合った状態となって、空気はディスク周方
向側に流れる。なお、図4に示すディスク周方向Aの空
気流は、後述するが、ディスク中央部と外周縁部の中間
層で発生する主流(以下「核」という)を示している。
40などのディスク装置では、近年のディスク41の記
録容量増大や、データ転送速度の高速化などに伴って、
高速でデータを記録再生させるために、ディスク41を
高速回転させている。このとき、ディスク41は外郭筐
体47内に半密閉状態で収容され、かつ高速回転するデ
ィスク41の上下面近傍の空気には粘性があるため、空
気はディスク41の回転に伴ってディスク周方向に流れ
ると共に空気には遠心力が働く。このため、ディスク表
面近傍の空気は図4のディスク径方向B側に流れて循環
し、ディスク中央部とその外周縁部では気圧差が生じ
る。その後、ディスク41上の気圧差と、空気に働く遠
心力とが釣り合った状態となって、空気はディスク周方
向側に流れる。なお、図4に示すディスク周方向Aの空
気流は、後述するが、ディスク中央部と外周縁部の中間
層で発生する主流(以下「核」という)を示している。
【0005】ところが、ディスク41周囲の外郭筐体4
7などで囲まれた空間形状は、図4に示すように右側の
方が広く、ディスク41の回転中心に対して左右対称で
はない。また、ディスク41および外郭筐体47の壁面
自体も加工精度などの問題から僅かに変形している。さ
らに、クランパー43によってディスク41の上面と外
郭筐体47との隙間寸法が、ディスク41の下面とディ
スクトレー45との隙間寸法に比べて大幅に大きくなっ
ている。このため、図5に示すように、ディスク中央部
Cと外周縁部D上の中間層でディスク周方向A側への空
気流に乱れが生じる。この空気流の「核」の形状は真円
状とはならず、例えば図5に示す角部Eを持つ三角形状
など、断面が多角形状となるように空気流が乱れ、その
影響でディスク41上の圧力分布も回転軸と同心状では
なくなる。この歪んだ圧力分布を反映した形で、ディス
ク41が局部変形しながら大きく振動するという問題を
有していた。
7などで囲まれた空間形状は、図4に示すように右側の
方が広く、ディスク41の回転中心に対して左右対称で
はない。また、ディスク41および外郭筐体47の壁面
自体も加工精度などの問題から僅かに変形している。さ
らに、クランパー43によってディスク41の上面と外
郭筐体47との隙間寸法が、ディスク41の下面とディ
スクトレー45との隙間寸法に比べて大幅に大きくなっ
ている。このため、図5に示すように、ディスク中央部
Cと外周縁部D上の中間層でディスク周方向A側への空
気流に乱れが生じる。この空気流の「核」の形状は真円
状とはならず、例えば図5に示す角部Eを持つ三角形状
など、断面が多角形状となるように空気流が乱れ、その
影響でディスク41上の圧力分布も回転軸と同心状では
なくなる。この歪んだ圧力分布を反映した形で、ディス
ク41が局部変形しながら大きく振動するという問題を
有していた。
【0006】このディスク41の振動現象による振動振
幅は非常に大きく、例えば12000rpmの回転速度
で約5mm以上にもなって、ディスク41の反りや撓み
で光ヘッドとの距離が一定化せず、光ピックアップ46
によるディスク41に対するデータ読取および書込みが
不能であった。
幅は非常に大きく、例えば12000rpmの回転速度
で約5mm以上にもなって、ディスク41の反りや撓み
で光ヘッドとの距離が一定化せず、光ピックアップ46
によるディスク41に対するデータ読取および書込みが
不能であった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、高速回転時のディスクの局部変形および振動を抑え
ることができるディスク装置を提供することを目的とす
る。
で、高速回転時のディスクの局部変形および振動を抑え
ることができるディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、データ読取可能な記録媒体を回転駆動させるディス
ク装置において、記録媒体の一方面(上面)および他方
面(下面)に対向する各部材面の少なくとも何れかに、
ディスク回転軸心を中心とする一または複数の仕切壁お
よび/または溝を同心円状に設けたことを特徴とするも
のである。また、より具体的には、本発明のディスク装
置は、記録媒体を半密閉状に収容可能な筐体が設けら
れ、記録媒体の上面に対向する筐体の内壁面と、記録媒
体の下面に対向して配設された受皿部材面との少なくと
も何れかに、ディスク回転軸心を中心とする一または複
数の円環状の仕切壁および/または溝を同心円状に設け
たことを特徴とするものである。
は、データ読取可能な記録媒体を回転駆動させるディス
ク装置において、記録媒体の一方面(上面)および他方
面(下面)に対向する各部材面の少なくとも何れかに、
ディスク回転軸心を中心とする一または複数の仕切壁お
よび/または溝を同心円状に設けたことを特徴とするも
のである。また、より具体的には、本発明のディスク装
置は、記録媒体を半密閉状に収容可能な筐体が設けら
れ、記録媒体の上面に対向する筐体の内壁面と、記録媒
体の下面に対向して配設された受皿部材面との少なくと
も何れかに、ディスク回転軸心を中心とする一または複
数の円環状の仕切壁および/または溝を同心円状に設け
たことを特徴とするものである。
【0009】この構成により、高速回転時に、記録媒体
の上下面近傍の空気が遠心力によってディスク径方向外
側に移動しようとするが、仕切壁によって阻止されるの
で従来のようなディスク径方向に圧力差が生じない。こ
れによって、ディスク周方向への空気流に乱れが生じ
ず、空気流の「核」形状は仕切壁および/または溝によ
って案内されることもあって真円状となり、ディスク面
近傍の圧力分布が軸対称(または軸と同心状)になって
記録媒体の局部変形が解消されると共に記録媒体の振動
も大幅に抑制される。
の上下面近傍の空気が遠心力によってディスク径方向外
側に移動しようとするが、仕切壁によって阻止されるの
で従来のようなディスク径方向に圧力差が生じない。こ
れによって、ディスク周方向への空気流に乱れが生じ
ず、空気流の「核」形状は仕切壁および/または溝によ
って案内されることもあって真円状となり、ディスク面
近傍の圧力分布が軸対称(または軸と同心状)になって
記録媒体の局部変形が解消されると共に記録媒体の振動
も大幅に抑制される。
【0010】また、好ましくは、本発明のディスク装置
において、記録媒体周囲の部材面をディスク回転軸心に
対して略対称形状となるように構成している。また、好
ましくは、本発明のディスク装置において、記録媒体の
上面とこれに対向する部材面の隙間と、記録媒体の下面
とこれに対向する部材面の隙間とを、略同一寸法として
いる。
において、記録媒体周囲の部材面をディスク回転軸心に
対して略対称形状となるように構成している。また、好
ましくは、本発明のディスク装置において、記録媒体の
上面とこれに対向する部材面の隙間と、記録媒体の下面
とこれに対向する部材面の隙間とを、略同一寸法として
いる。
【0011】この構成により、記録媒体周囲の筐体壁面
および受皿部材面で囲まれた空間形状が、ディスク回転
中心Lに対して軸対称(または軸と同心状)であり、か
つ/または、記録媒体の上面と筐体壁面との隙間に対し
て、記録媒体の下面と受皿部材面との隙間が略同一の隙
間に構成されているため、ディスクを挟んだ上面側と下
面側とで空気流速が略均しくなり、これらディスクの上
面側と下面側とで圧力差を生じない。また、このこと
と、空気流の「核」形状が仕切壁および/または溝によ
って案内されることで、空気流は真円状となり、ディス
ク近傍の周方向の圧力分布も軸対称(または軸と同心
状)となって記録媒体の局部変形および振動が大幅に軽
減される。
および受皿部材面で囲まれた空間形状が、ディスク回転
中心Lに対して軸対称(または軸と同心状)であり、か
つ/または、記録媒体の上面と筐体壁面との隙間に対し
て、記録媒体の下面と受皿部材面との隙間が略同一の隙
間に構成されているため、ディスクを挟んだ上面側と下
面側とで空気流速が略均しくなり、これらディスクの上
面側と下面側とで圧力差を生じない。また、このこと
と、空気流の「核」形状が仕切壁および/または溝によ
って案内されることで、空気流は真円状となり、ディス
ク近傍の周方向の圧力分布も軸対称(または軸と同心
状)となって記録媒体の局部変形および振動が大幅に軽
減される。
【0012】また、好ましくは、本発明のディスク装置
における仕切壁および/または溝を部材面と一体的に形
成している。また、より具体的には、環状溝および環状
リブを筐体壁面および/または受皿部材面と一体的に形
成している。
における仕切壁および/または溝を部材面と一体的に形
成している。また、より具体的には、環状溝および環状
リブを筐体壁面および/または受皿部材面と一体的に形
成している。
【0013】この構成により、部品点数を増加させるこ
となく、現行の組立工程と大きな変更なく、上記振動現
象抑制効果を容易に得ることができる。
となく、現行の組立工程と大きな変更なく、上記振動現
象抑制効果を容易に得ることができる。
【0014】さらに、好ましくは、本発明のディスク装
置において、仕切壁および/または溝を有する部材を部
材面に固定している。また、より具体的には、環状溝お
よび環状リブを有する部材を筐体壁面および/または受
皿部材面に固定している。
置において、仕切壁および/または溝を有する部材を部
材面に固定している。また、より具体的には、環状溝お
よび環状リブを有する部材を筐体壁面および/または受
皿部材面に固定している。
【0015】この構成により、仕切壁および/または溝
を有する部材を筐体壁および/または受皿部材などの部
材と別部材に構成することで、仕切壁および/または溝
を有する部材を小さく構成することが可能となって取り
扱いが容易であり、かつ溝加工またはリブ加工がより容
易になると共に設計変更にも容易に対応可能となる。
を有する部材を筐体壁および/または受皿部材などの部
材と別部材に構成することで、仕切壁および/または溝
を有する部材を小さく構成することが可能となって取り
扱いが容易であり、かつ溝加工またはリブ加工がより容
易になると共に設計変更にも容易に対応可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態におけ
るCD−ROM装置の縦断面図である。図1において、
ディスク装置としてのCD−ROM装置10は、ターン
テーブル12と、クランパー13と、スピンドルモータ
14と、ディスクトレー15と、光ピックアップ16
と、メカシャーシ17と、これらを収容する外郭筐体1
9とを有している。
るCD−ROM装置の縦断面図である。図1において、
ディスク装置としてのCD−ROM装置10は、ターン
テーブル12と、クランパー13と、スピンドルモータ
14と、ディスクトレー15と、光ピックアップ16
と、メカシャーシ17と、これらを収容する外郭筐体1
9とを有している。
【0017】ターンテーブル12は記録媒体としてのデ
ィスク11を載置可能な円盤状部材で構成されている。
クランパー13はターンテーブル12に対してディスク
11を磁気力などで固定するものである。スピンドルモ
ータ14は、ターンテーブル12にモータ軸が連結され
ており、回転軸心Lを中心としてターンテーブル12と
共にディスク11を回転駆動させるものである。
ィスク11を載置可能な円盤状部材で構成されている。
クランパー13はターンテーブル12に対してディスク
11を磁気力などで固定するものである。スピンドルモ
ータ14は、ターンテーブル12にモータ軸が連結され
ており、回転軸心Lを中心としてターンテーブル12と
共にディスク11を回転駆動させるものである。
【0018】ディスクトレー15は、ディスク11を所
定間隔だけ開けて下方から受けるように配設されてお
り、ディスク11の下面に対向する上面(受皿部材面)
にディスク回転軸心Lを中心とする円形溝部20および
仕切壁21が多重同心円状に交互に設けられている。こ
の複数の円形溝部20および仕切壁21は、金属製また
は樹脂製であってもよく、例えば樹脂成形時にディスク
トレー本体と同時に一体的に成形加工するようにしても
よい。このように、ディスクトレー本体と一体的に円形
溝部20および仕切壁21を形成する場合には、部品点
数を減らし、かつ現行の組立工程と大きな変更はなくな
る。このように、ディスク11とディスクトレー15で
囲まれた狭い空間内の空気流が、仕切壁21によってデ
ィスク径方向に動くのを規制されると共に、円形溝部2
0に案内されて真円状に流れることで、従来のようにデ
ィスク周方向に不規則に動くのを規制するようになって
いる。
定間隔だけ開けて下方から受けるように配設されてお
り、ディスク11の下面に対向する上面(受皿部材面)
にディスク回転軸心Lを中心とする円形溝部20および
仕切壁21が多重同心円状に交互に設けられている。こ
の複数の円形溝部20および仕切壁21は、金属製また
は樹脂製であってもよく、例えば樹脂成形時にディスク
トレー本体と同時に一体的に成形加工するようにしても
よい。このように、ディスクトレー本体と一体的に円形
溝部20および仕切壁21を形成する場合には、部品点
数を減らし、かつ現行の組立工程と大きな変更はなくな
る。このように、ディスク11とディスクトレー15で
囲まれた狭い空間内の空気流が、仕切壁21によってデ
ィスク径方向に動くのを規制されると共に、円形溝部2
0に案内されて真円状に流れることで、従来のようにデ
ィスク周方向に不規則に動くのを規制するようになって
いる。
【0019】光ピックアップ16はデータの記録・再生
を行う光ヘッドを有しており、光ヘッドをディスクトレ
ー15の開口部15a(幅が光ヘッドよりも若干大き
く、ディスク11の径方向に対して細長孔)を介してデ
ィスク11の下面にディスク11の径方向に自在に平行
移動できるように構成している。メカシャーシ17は外
郭筐体19底面上の防振ゴム18で支持され、スピンド
ルモータ14を支持している。また、メカシャーシ17
は光ピックアップ16をディスク11の径方向所定位置
に案内するためのものである。
を行う光ヘッドを有しており、光ヘッドをディスクトレ
ー15の開口部15a(幅が光ヘッドよりも若干大き
く、ディスク11の径方向に対して細長孔)を介してデ
ィスク11の下面にディスク11の径方向に自在に平行
移動できるように構成している。メカシャーシ17は外
郭筐体19底面上の防振ゴム18で支持され、スピンド
ルモータ14を支持している。また、メカシャーシ17
は光ピックアップ16をディスク11の径方向所定位置
に案内するためのものである。
【0020】外郭筐体19は、筐体上方開放部を閉止す
るためのカバー部材22を有しており、ディスク11の
上面に対向するカバー部材22の内壁面(筐体壁面)に
ディスク回転軸心Lを中心とする各円形溝部23および
仕切壁24が多重同心円状に交互に設けられている。こ
の複数の円形溝部23および仕切壁24は、金属製また
は樹脂製であってもよく、例えば樹脂成形時にカバー部
材22と一体的に成形加工するようにしてもよい。カバ
ー部材22と一体的に円形溝部23および仕切壁24を
形成する場合には、部品点数を減らし、かつ現行の組立
工程と大きな変更はなくなる。このように、ディスク1
1とカバー部材22で囲まれた空間内の空気流が、円形
溝部23間の仕切壁24によってディスク径方向に動く
のを規制されると共に、円形溝部23に案内されること
で、空気流が真円状に流れてディスク周方向に不規則に
動くのを規制するようになっている。
るためのカバー部材22を有しており、ディスク11の
上面に対向するカバー部材22の内壁面(筐体壁面)に
ディスク回転軸心Lを中心とする各円形溝部23および
仕切壁24が多重同心円状に交互に設けられている。こ
の複数の円形溝部23および仕切壁24は、金属製また
は樹脂製であってもよく、例えば樹脂成形時にカバー部
材22と一体的に成形加工するようにしてもよい。カバ
ー部材22と一体的に円形溝部23および仕切壁24を
形成する場合には、部品点数を減らし、かつ現行の組立
工程と大きな変更はなくなる。このように、ディスク1
1とカバー部材22で囲まれた空間内の空気流が、円形
溝部23間の仕切壁24によってディスク径方向に動く
のを規制されると共に、円形溝部23に案内されること
で、空気流が真円状に流れてディスク周方向に不規則に
動くのを規制するようになっている。
【0021】複数の円形溝部23は、ディスクトレー1
5の各円形溝部20と同ピッチで、仕切壁21,24同
士および円形溝部20,23同士が互いに対向して配設
されている。これらのディスク径方向の壁ピッチや溝内
部空間の大きさ(幅と深さ)は実験上最もディスク変形
や振動が抑制されるようなサイズのものを用いるように
する。また、ディスク11の上面とカバー部材22の下
面(仕切壁24の下端面)との隙間と、ディスク11の
下面とディスクトレー15の上面(仕切壁21の上端
面)との隙間を略同一の隙間としている。さらに、ディ
スク11の上下面近傍の空間形状が、ディスク回転軸心
Lを中心として略軸対称(または軸と同心状)に構成さ
れている。
5の各円形溝部20と同ピッチで、仕切壁21,24同
士および円形溝部20,23同士が互いに対向して配設
されている。これらのディスク径方向の壁ピッチや溝内
部空間の大きさ(幅と深さ)は実験上最もディスク変形
や振動が抑制されるようなサイズのものを用いるように
する。また、ディスク11の上面とカバー部材22の下
面(仕切壁24の下端面)との隙間と、ディスク11の
下面とディスクトレー15の上面(仕切壁21の上端
面)との隙間を略同一の隙間としている。さらに、ディ
スク11の上下面近傍の空間形状が、ディスク回転軸心
Lを中心として略軸対称(または軸と同心状)に構成さ
れている。
【0022】上記構成により、以下にその動作を説明す
る。まず、ディスク11の装着について説明する。外郭
筐体19の取出口(例えば図1の紙面手前側に設けられ
ている)からターンテーブル12、スピンドルモータ1
4およびディスクトレー15を一体的に外郭筐体19の
外部にスライド移動させる。そのターンテーブル12上
にディスク11を載置する。さらに、ディスク11と共
にターンテーブル12、スピンドルモータ14およびデ
ィスクトレー15を一体的に外郭筐体19の内部にスラ
イド移動させ、上記取出口を閉じて内部を半密閉状態と
する。さらに、クランパー13によりディスク11をタ
ーンテーブル12上に磁気力などで固定する。このよう
にして、CD−ROM装置10にディスク11を装着す
ることができる。
る。まず、ディスク11の装着について説明する。外郭
筐体19の取出口(例えば図1の紙面手前側に設けられ
ている)からターンテーブル12、スピンドルモータ1
4およびディスクトレー15を一体的に外郭筐体19の
外部にスライド移動させる。そのターンテーブル12上
にディスク11を載置する。さらに、ディスク11と共
にターンテーブル12、スピンドルモータ14およびデ
ィスクトレー15を一体的に外郭筐体19の内部にスラ
イド移動させ、上記取出口を閉じて内部を半密閉状態と
する。さらに、クランパー13によりディスク11をタ
ーンテーブル12上に磁気力などで固定する。このよう
にして、CD−ROM装置10にディスク11を装着す
ることができる。
【0023】次に、本発明の構成に基づく、高速回転時
のディスク11の上下面近傍における空気流によるディ
スク11への作用について説明する。
のディスク11の上下面近傍における空気流によるディ
スク11への作用について説明する。
【0024】ディスク11をスピンドルモータ14によ
り高速度に回転駆動させたとき、ディスク11の上下面
近傍の各空間をそれぞれディスク径方向に複数に分断す
る仕切壁21,24によって、空間(円形溝部20,2
3)内の空気がディスク11の内径側から外径側に動く
のが阻止される。このとき、仕切壁21,24とディス
ク11の隙間を介して内周側の溝部内の空気が外周側の
溝部内に遠心力で流れ込もうとするが、仕切壁21,2
4とディスク11の隙間は溝部に比べて小さいので圧力
が高くなって、その隙間を介して内側の溝部内の空気が
外側の溝部内に容易に流れない。したがって、ディスク
径方向に複数に分断された各円形溝部20,23内だけ
において、空気が遠心力によってディスク径方向に移動
しても、極めて局部的であってディスク径方向に大きな
圧力差は生じない。
り高速度に回転駆動させたとき、ディスク11の上下面
近傍の各空間をそれぞれディスク径方向に複数に分断す
る仕切壁21,24によって、空間(円形溝部20,2
3)内の空気がディスク11の内径側から外径側に動く
のが阻止される。このとき、仕切壁21,24とディス
ク11の隙間を介して内周側の溝部内の空気が外周側の
溝部内に遠心力で流れ込もうとするが、仕切壁21,2
4とディスク11の隙間は溝部に比べて小さいので圧力
が高くなって、その隙間を介して内側の溝部内の空気が
外側の溝部内に容易に流れない。したがって、ディスク
径方向に複数に分断された各円形溝部20,23内だけ
において、空気が遠心力によってディスク径方向に移動
しても、極めて局部的であってディスク径方向に大きな
圧力差は生じない。
【0025】これによって、空気流の径方向の循環が実
質的に生じないので、従来のように、ディスク周方向へ
の空気流に乱れが生じる原因を極力抑制でき、また、空
気流の「核」形状は、円形溝部20,23で案内される
こともあって真円状となり、ディスク11の上下面にお
ける圧力分布も軸と同心状となってディスク11の局部
変形が解消されると共に振動も大幅に軽減される。
質的に生じないので、従来のように、ディスク周方向へ
の空気流に乱れが生じる原因を極力抑制でき、また、空
気流の「核」形状は、円形溝部20,23で案内される
こともあって真円状となり、ディスク11の上下面にお
ける圧力分布も軸と同心状となってディスク11の局部
変形が解消されると共に振動も大幅に軽減される。
【0026】また、ディスク11の周囲のディスクトレ
ー15およびカバー部材22で囲まれた空間形状は、デ
ィスク回転中心Lに対して軸と同心状であり、かつディ
スク11の上面とカバー部材22の下面との隙間に対し
て、ディスク11の下面とディスクトレー15の上面と
の隙間が略同一寸法に構成されているため、ディスク1
1を挟んで上面側と下面側とで空気流速が略均しくな
り、これらディスク11の上面側と下面側とで圧力差が
生じず、空気流の「核」形状は、円形溝部20,23に
案内されることもあって真円状となり、圧力分布も軸と
同心状となってディスク11の局部変形が解消されると
共に振動も大幅に軽減されることになる。
ー15およびカバー部材22で囲まれた空間形状は、デ
ィスク回転中心Lに対して軸と同心状であり、かつディ
スク11の上面とカバー部材22の下面との隙間に対し
て、ディスク11の下面とディスクトレー15の上面と
の隙間が略同一寸法に構成されているため、ディスク1
1を挟んで上面側と下面側とで空気流速が略均しくな
り、これらディスク11の上面側と下面側とで圧力差が
生じず、空気流の「核」形状は、円形溝部20,23に
案内されることもあって真円状となり、圧力分布も軸と
同心状となってディスク11の局部変形が解消されると
共に振動も大幅に軽減されることになる。
【0027】以上により本実施形態によれば、ディスク
近傍の空気流が軸と同心状になるように、カバー部材2
2およびディスクトレー15上にディスク回転軸心Lを
同心とする多数の円環状溝(円形溝部20,23)を設
けたため、空気流は各溝部内に沿って完全な円を描くよ
うに流れ、非軸対称型の圧力分布が原因の従来のディス
ク11の変形および振動現象を回避することができる。
このため、光ピックアップ16によるディスク11に対
するデータ読取および書込みが良好に行われる。
近傍の空気流が軸と同心状になるように、カバー部材2
2およびディスクトレー15上にディスク回転軸心Lを
同心とする多数の円環状溝(円形溝部20,23)を設
けたため、空気流は各溝部内に沿って完全な円を描くよ
うに流れ、非軸対称型の圧力分布が原因の従来のディス
ク11の変形および振動現象を回避することができる。
このため、光ピックアップ16によるディスク11に対
するデータ読取および書込みが良好に行われる。
【0028】なお、本実施形態では、円形溝部20,2
3および仕切壁21,24によるディスク変形および振
動抑制構造は、CD−ROM装置を例に説明したが、こ
れに限らず、ハードディスク装置、光磁気ディスク装
置、フロッピーディスク装置およびやデジタルビデオデ
ィスク装置などの各種ディスク装置にも適応可能であ
る。
3および仕切壁21,24によるディスク変形および振
動抑制構造は、CD−ROM装置を例に説明したが、こ
れに限らず、ハードディスク装置、光磁気ディスク装
置、フロッピーディスク装置およびやデジタルビデオデ
ィスク装置などの各種ディスク装置にも適応可能であ
る。
【0029】また、本実施形態では、ディスク11の上
面に対向するカバー部材22の下面に複数の円形溝部2
3および仕切壁24を設けると共に、ディスク11の下
面に対向するディスクトレー15の上面に複数の円形溝
部20および仕切壁21を設けたが、これら円形溝部2
0および仕切壁21と円形溝部23および仕切壁24と
は何れか片方であっても、上記したディスク11の局部
変形および振動現象を抑制する効果を充分に得ることが
できる。例えば図2には、ディスク11の上面に対向す
るカバー部材22の下面側にのみ円形溝部23および仕
切壁24を設けた場合を示している。さらに、本実施形
態では、ディスク11の回転軸心を中心とする複数の仕
切壁および円形溝部を同心円状に交互にディスク11と
の対向部材面に設けたが、これに限らず、一つの円形溝
部とこれを挟む2つの仕切壁をディスク11の回転軸心
と同心円状に交互に設けてもよく、また、一つの仕切壁
のみをディスク11の回転軸心と同心円状に設けてもよ
く、また、一つの円形溝部のみをディスク11の回転軸
心と同心円状に設けてもよく、この場合、仕切壁や溝の
径方向の幅寸法はディスク11の径寸法に対して小さい
または充分に小さいものとする。
面に対向するカバー部材22の下面に複数の円形溝部2
3および仕切壁24を設けると共に、ディスク11の下
面に対向するディスクトレー15の上面に複数の円形溝
部20および仕切壁21を設けたが、これら円形溝部2
0および仕切壁21と円形溝部23および仕切壁24と
は何れか片方であっても、上記したディスク11の局部
変形および振動現象を抑制する効果を充分に得ることが
できる。例えば図2には、ディスク11の上面に対向す
るカバー部材22の下面側にのみ円形溝部23および仕
切壁24を設けた場合を示している。さらに、本実施形
態では、ディスク11の回転軸心を中心とする複数の仕
切壁および円形溝部を同心円状に交互にディスク11と
の対向部材面に設けたが、これに限らず、一つの円形溝
部とこれを挟む2つの仕切壁をディスク11の回転軸心
と同心円状に交互に設けてもよく、また、一つの仕切壁
のみをディスク11の回転軸心と同心円状に設けてもよ
く、また、一つの円形溝部のみをディスク11の回転軸
心と同心円状に設けてもよく、この場合、仕切壁や溝の
径方向の幅寸法はディスク11の径寸法に対して小さい
または充分に小さいものとする。
【0030】さらに、本実施形態では、ディスク11の
上面に対向するカバー部材22の下面に複数の円形溝部
23および仕切壁24を一体的に設けると共に、ディス
ク11の下面に対向するディスクトレー15の上面に複
数の円形溝部20および仕切壁21を一体的に設けた
が、これに限らず、図3に示すように、ディスク11の
上面に対向するカバー部材22aの下面に複数の円形溝
部23aおよび仕切壁24aを溝加工した仕切部材30
を接着剤または粘着テープなどで貼り付けて設け、およ
び、ディスク11の下面に対向するディスクトレー15
bの上面に複数の円形溝部20aおよび仕切壁21aを
溝加工した仕切部材31を接着剤または粘着テープなど
で貼り付けて設けるようにしてもよい。この場合のよう
に、カバー部材22aやディスクトレー15bと比べ
て、仕切部材30,31自体のサイズが小さいため、取
り扱いが容易で、加工時の取付など溝加工またはリブ加
工がより容易になる。また、仕切部材30,31を別部
材として、カバー部材22aやディスクトレー15aに
固定するだけでよいため、設計変更にも容易に対応する
ことができる。さらに、仕切部材30,31の何れかの
みを別部材として構成することも可能であることは言う
までもないことである。
上面に対向するカバー部材22の下面に複数の円形溝部
23および仕切壁24を一体的に設けると共に、ディス
ク11の下面に対向するディスクトレー15の上面に複
数の円形溝部20および仕切壁21を一体的に設けた
が、これに限らず、図3に示すように、ディスク11の
上面に対向するカバー部材22aの下面に複数の円形溝
部23aおよび仕切壁24aを溝加工した仕切部材30
を接着剤または粘着テープなどで貼り付けて設け、およ
び、ディスク11の下面に対向するディスクトレー15
bの上面に複数の円形溝部20aおよび仕切壁21aを
溝加工した仕切部材31を接着剤または粘着テープなど
で貼り付けて設けるようにしてもよい。この場合のよう
に、カバー部材22aやディスクトレー15bと比べ
て、仕切部材30,31自体のサイズが小さいため、取
り扱いが容易で、加工時の取付など溝加工またはリブ加
工がより容易になる。また、仕切部材30,31を別部
材として、カバー部材22aやディスクトレー15aに
固定するだけでよいため、設計変更にも容易に対応する
ことができる。さらに、仕切部材30,31の何れかの
みを別部材として構成することも可能であることは言う
までもないことである。
【0031】さらに、本実施形態では、特に説明しなか
ったが、溝部を隔てる仕切壁21,24とディスク11
との距離(隙間)を充分に近づけるほど、空気は仕切壁
21,24を超えるような流出入をしなくなる。つま
り、仕切壁21,24とディスク11との隙間が小さい
ほど、ディスク11上の圧力分布は、静止時と何ら変化
しなくなり、ディスク11の回転中央部とディスク外周
縁部とで圧力差が発生することが大幅に抑制される。
ったが、溝部を隔てる仕切壁21,24とディスク11
との距離(隙間)を充分に近づけるほど、空気は仕切壁
21,24を超えるような流出入をしなくなる。つま
り、仕切壁21,24とディスク11との隙間が小さい
ほど、ディスク11上の圧力分布は、静止時と何ら変化
しなくなり、ディスク11の回転中央部とディスク外周
縁部とで圧力差が発生することが大幅に抑制される。
【0032】さらに、本実施形態では、特に説明しなか
ったが、ディスク11の表面と仕切壁21,24の間隔
は、このディスク回転時に生じる境界層(空気流の
「核」)の厚さδ=12√(動粘度ν/角速度ω)より
充分に小さいことが望ましいが、これに限らず、ディス
ク11の表面と仕切壁21,24の隙間は上記厚さδの
式と等しいかまたは以下であればよい。また、円形溝部
20,23の内部空間の大きさは境界層の厚さδよりも
充分に大きくし、粘性によって空気流の「核」の流れを
妨げないことが望ましいが、これに限らず、円形溝部2
0,23の深さは上記厚さδの式と等しいかまたは以上
であればよい。
ったが、ディスク11の表面と仕切壁21,24の間隔
は、このディスク回転時に生じる境界層(空気流の
「核」)の厚さδ=12√(動粘度ν/角速度ω)より
充分に小さいことが望ましいが、これに限らず、ディス
ク11の表面と仕切壁21,24の隙間は上記厚さδの
式と等しいかまたは以下であればよい。また、円形溝部
20,23の内部空間の大きさは境界層の厚さδよりも
充分に大きくし、粘性によって空気流の「核」の流れを
妨げないことが望ましいが、これに限らず、円形溝部2
0,23の深さは上記厚さδの式と等しいかまたは以上
であればよい。
【0033】さらに、本実施形態では、複数の円形溝部
20,23を同一ピッチとしたが、これに限らず、空気
流の「核」が発生しやすい、ディスク中央部と外周縁部
上の中間層部分で円形溝部20,23のピッチを細かく
(ピッチ小)形成するようにしてもよい。
20,23を同一ピッチとしたが、これに限らず、空気
流の「核」が発生しやすい、ディスク中央部と外周縁部
上の中間層部分で円形溝部20,23のピッチを細かく
(ピッチ小)形成するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1,2によれば、高
速回転時に、記録媒体の上下面近傍の空気が遠心力によ
ってディスク径方向外側に移動しようとするが、ディス
ク径方向の仕切壁によって阻止されて従来のようなディ
スク径方向に圧力差が生じない。これによって、ディス
ク周方向への空気流に乱れが生じず、空気流の「核」形
状は仕切壁および/または溝によって案内されることも
あって真円状とすることができ、ディスク面近傍の圧力
分布も軸と同心状とすることができて、記録媒体の局部
変形を解消できると共に記録媒体の振動も大幅に抑制で
きる。
速回転時に、記録媒体の上下面近傍の空気が遠心力によ
ってディスク径方向外側に移動しようとするが、ディス
ク径方向の仕切壁によって阻止されて従来のようなディ
スク径方向に圧力差が生じない。これによって、ディス
ク周方向への空気流に乱れが生じず、空気流の「核」形
状は仕切壁および/または溝によって案内されることも
あって真円状とすることができ、ディスク面近傍の圧力
分布も軸と同心状とすることができて、記録媒体の局部
変形を解消できると共に記録媒体の振動も大幅に抑制で
きる。
【0035】また、請求項3,4によれば、記録媒体周
囲の筐体壁面および受皿部材面で囲まれた空間形状が、
ディスク回転中心Lに対して軸と同心状であり、かつ/
または、記録媒体の上面と筐体壁面との隙間に対して、
記録媒体の下面と受皿部材面との隙間が略同一寸法に構
成されているため、ディスクの上面側と下面側とで圧力
差が生じず、空気流の「核」形状が仕切壁および/また
は溝によって案内されることもあって真円状となり、デ
ィスク近傍の圧力分布も軸と同心状となって記録媒体の
局部変形および振動を大幅に抑制することができる。
囲の筐体壁面および受皿部材面で囲まれた空間形状が、
ディスク回転中心Lに対して軸と同心状であり、かつ/
または、記録媒体の上面と筐体壁面との隙間に対して、
記録媒体の下面と受皿部材面との隙間が略同一寸法に構
成されているため、ディスクの上面側と下面側とで圧力
差が生じず、空気流の「核」形状が仕切壁および/また
は溝によって案内されることもあって真円状となり、デ
ィスク近傍の圧力分布も軸と同心状となって記録媒体の
局部変形および振動を大幅に抑制することができる。
【0036】さらに、請求項5によれば、仕切壁および
/または溝を部材面と一体的に形成しているため、部品
点数を増加させることなく、現行の組立工程と大きな変
更なく、上記振動現象抑制効果を容易に得ることができ
る。また、請求項6によれば、仕切壁および/または溝
を有する部材を筐体壁および/または受皿部材などの部
材と別部材に構成することで、仕切壁および/または溝
を有する部材自体を小さく構成することができて、取り
扱いが容易で、かつ加工時の取付など溝加工またはリブ
加工をより容易に行うと共に設計変更にも容易に対応す
ることができる。
/または溝を部材面と一体的に形成しているため、部品
点数を増加させることなく、現行の組立工程と大きな変
更なく、上記振動現象抑制効果を容易に得ることができ
る。また、請求項6によれば、仕切壁および/または溝
を有する部材を筐体壁および/または受皿部材などの部
材と別部材に構成することで、仕切壁および/または溝
を有する部材自体を小さく構成することができて、取り
扱いが容易で、かつ加工時の取付など溝加工またはリブ
加工をより容易に行うと共に設計変更にも容易に対応す
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態におけるCD−ROM装置
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態におけるCD−ROM装
置の縦断面図であって、図1のカバー部材下面側にのみ
複数の円形溝部および仕切壁を設けた場合を示す図であ
る。
置の縦断面図であって、図1のカバー部材下面側にのみ
複数の円形溝部および仕切壁を設けた場合を示す図であ
る。
【図3】本発明のさらに他の実施形態におけるCD−R
OM装置の縦断面図であって、図1の円形溝部および仕
切壁を別体で設けた場合を示す図である。
OM装置の縦断面図であって、図1の円形溝部および仕
切壁を別体で設けた場合を示す図である。
【図4】従来のCD−ROM装置の縦断面図である。
【図5】従来のCD−ROM装置における空気流の
「核」の形状を模式的に示す図である。
「核」の形状を模式的に示す図である。
10 CD−ROM装置 11 ディスク 12 ターンテーブル 13 クランパー 14 スピンドルモータ 15,15b ディスクトレー 19 外郭筐体 20,20a,23,23a 円形溝部 22,22a カバー部材 21,21a,24,24a 仕切壁 30、31 仕切部材
Claims (6)
- 【請求項1】 ディスク状の記録媒体を回転駆動させる
ディスク装置において、前記記録媒体の一方面および他
方面に対向する各部材面の少なくとも何れかに、ディス
ク回転軸心を中心とする一または複数の仕切壁および/
または溝を同心円状に設けたことを特徴とするディスク
装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体を半密閉状に収容可能な筐
体が設けられ、前記記録媒体の上面に対向する前記筐体
の内壁面と、前記記録媒体の下面に対向して配設された
受皿部材面との少なくとも何れかに、前記環状の仕切壁
および/または溝を設けたことを特徴とする請求項1記
載のディスク装置。 - 【請求項3】 前記部材面を前記ディスク回転軸心に対
して略対称形状となるように構成したことを特徴とする
請求項1または2記載のディスク装置。 - 【請求項4】 前記記録媒体の上面とこれに対向する部
材面の隙間と、前記記録媒体の下面とこれに対向する部
材面の隙間とを、略同一寸法としたことを特徴とする請
求項1〜3の何れかに記載のディスク装置。 - 【請求項5】 前記仕切壁および/または溝を前記部材
面と一体的に形成したことを特徴とする請求項1〜4の
何れかに記載のディスク装置。 - 【請求項6】 前記仕切壁および/または溝を有する部
材を前記部材面に固定したことを特徴とする請求項1〜
4の何れかに記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166847A JP2000357385A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166847A JP2000357385A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000357385A true JP2000357385A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15838764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11166847A Pending JP2000357385A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000357385A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6826768B2 (en) | 2002-10-08 | 2004-11-30 | Micro-Star Int'l Co., Ltd. | Optical compact disk drive with a vibration-and-noise attenuating mechanism |
| KR100459699B1 (ko) * | 2002-02-14 | 2004-12-04 | 삼성전자주식회사 | 공기 펌핑용 그루브를 가진 하드 디스크 드라이브 |
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-
1999
- 1999-06-14 JP JP11166847A patent/JP2000357385A/ja active Pending
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