JP2000357614A - チャンバ型トランスおよび該チャンバ型トランスのコイルボビン - Google Patents
チャンバ型トランスおよび該チャンバ型トランスのコイルボビンInfo
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- JP2000357614A JP2000357614A JP11168258A JP16825899A JP2000357614A JP 2000357614 A JP2000357614 A JP 2000357614A JP 11168258 A JP11168258 A JP 11168258A JP 16825899 A JP16825899 A JP 16825899A JP 2000357614 A JP2000357614 A JP 2000357614A
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Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チャンバ型トランスのコイルボビンは、様々
な仕様のトランスに対して同一のものを汎用的に用いる
ことが困難であった。 【解決手段】 一次巻線107a,107b,107cを巻回するため
の少なくとも1つの一次巻線用チャンバ105a,105c,105e
と、二次巻線108a,108b,108cを巻回するための少なくと
も1つの二次巻線用チャンバ105b,105d,105fとを有する
チャンバ型トランスのコイルボビン103 であって、前記
一次巻線用チャンバおよび前記二次巻線用チャンバは、
前記コイルボビンの回転軸方向に配列され、前記少なく
とも1つのチャンバの幅を調節可能とするように構成す
る。
な仕様のトランスに対して同一のものを汎用的に用いる
ことが困難であった。 【解決手段】 一次巻線107a,107b,107cを巻回するため
の少なくとも1つの一次巻線用チャンバ105a,105c,105e
と、二次巻線108a,108b,108cを巻回するための少なくと
も1つの二次巻線用チャンバ105b,105d,105fとを有する
チャンバ型トランスのコイルボビン103 であって、前記
一次巻線用チャンバおよび前記二次巻線用チャンバは、
前記コイルボビンの回転軸方向に配列され、前記少なく
とも1つのチャンバの幅を調節可能とするように構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチャンバ型トランス
および該チャンバ型トランスのコイルボビンに関し、特
に、スイッチング電源或いは低周波電源用として使用す
るチャンバ型トランスおよび該チャンバ型トランスのコ
イルボビンに関する。近年、例えば、テレビや他の様々
な電気機器に使用するスイッチング電源等として、チャ
ンバ型トランスが利用されている。また、商用電源の周
波数をそのまま使用する低周波電源としてもチャンバ型
トランスが利用されている。このようなチャンバ型トラ
ンスは、巻線(一次巻線および二次巻線)を施す(巻回
する)ための複数のチャンバを有するコイルボビンを使
用しており、巻線処理および接続ピンとの接続を処理を
行った後、そのコイルボビンの中央に強磁性コア(フェ
ライトコア)を挿入して組み立てるようになっている。
ところで、コイルボビンの各チャンバの大きさは、それ
ぞれのトランスの仕様により決まるため、各トランスに
応じた専用のコイルボビンが必要となる。そこで、様々
な仕様のトランスに対して汎用的に用いることのできる
チャンバ型トランスのコイルボビンの提供が要望されて
いる。
および該チャンバ型トランスのコイルボビンに関し、特
に、スイッチング電源或いは低周波電源用として使用す
るチャンバ型トランスおよび該チャンバ型トランスのコ
イルボビンに関する。近年、例えば、テレビや他の様々
な電気機器に使用するスイッチング電源等として、チャ
ンバ型トランスが利用されている。また、商用電源の周
波数をそのまま使用する低周波電源としてもチャンバ型
トランスが利用されている。このようなチャンバ型トラ
ンスは、巻線(一次巻線および二次巻線)を施す(巻回
する)ための複数のチャンバを有するコイルボビンを使
用しており、巻線処理および接続ピンとの接続を処理を
行った後、そのコイルボビンの中央に強磁性コア(フェ
ライトコア)を挿入して組み立てるようになっている。
ところで、コイルボビンの各チャンバの大きさは、それ
ぞれのトランスの仕様により決まるため、各トランスに
応じた専用のコイルボビンが必要となる。そこで、様々
な仕様のトランスに対して汎用的に用いることのできる
チャンバ型トランスのコイルボビンの提供が要望されて
いる。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のチャンバ型トランスの一例
を示す斜視図、図2は図1のチャンバ型トランスにおけ
るフェライトコアを模式的に示す分解斜視図、そして、
図3は図1のチャンバ型トランスにおける各仕切り壁の
一例を模式的に示す斜視図である。図1において、参照
符号1はトランス、2はフェライトコア、3はコイルボ
ビン(巻枠)、4は仕切り壁、そして、5はチャンバを
示している。
を示す斜視図、図2は図1のチャンバ型トランスにおけ
るフェライトコアを模式的に示す分解斜視図、そして、
図3は図1のチャンバ型トランスにおける各仕切り壁の
一例を模式的に示す斜視図である。図1において、参照
符号1はトランス、2はフェライトコア、3はコイルボ
ビン(巻枠)、4は仕切り壁、そして、5はチャンバを
示している。
【0003】図1および図2に示されるように、フェラ
イトコア2は、2つのE字型のコアユニット21および
22で構成され、これらコアユニット21および22
は、巻線処理および接続ピンとの接続処理が行われたコ
イルボビン3に対して接着剤20を使用して取り付ける
ようになっている(図1参照)。なお、コアユニット2
1および22は、接着剤20を使用せずに、金属板等に
よりコイルボビンに対して取り付けるものもある。ま
た、チャンバ型トランスをスイッチング電源として使用
する場合にはフェライトコア2を使用するが、例えば、
低周波電源として使用する場合には、フェライトコアの
代わりにEIコア等を使用してトランスを構成する。
イトコア2は、2つのE字型のコアユニット21および
22で構成され、これらコアユニット21および22
は、巻線処理および接続ピンとの接続処理が行われたコ
イルボビン3に対して接着剤20を使用して取り付ける
ようになっている(図1参照)。なお、コアユニット2
1および22は、接着剤20を使用せずに、金属板等に
よりコイルボビンに対して取り付けるものもある。ま
た、チャンバ型トランスをスイッチング電源として使用
する場合にはフェライトコア2を使用するが、例えば、
低周波電源として使用する場合には、フェライトコアの
代わりにEIコア等を使用してトランスを構成する。
【0004】各コアユニット21および22には、それ
ぞれ円柱形状の中心コア部21aおよび22aが設けら
れ、コイルボビン3の円筒部分(31)の内部30(図
3参照)に中心コア部21aおよび22aを挿入した状
態で2つのコアユニット21および22が接着剤20に
より固着される。ここで、図3に示すコイルボビン3に
おいては、円筒部分31に対して1つの仕切り壁4だけ
が設けられているが、実際のコイルボビン3は、円筒部
分31に対して複数の仕切り壁4が一体形成されるよう
になっている。そして、隣接する仕切り壁4により絶縁
機能を持たせたチャンバ5が設けられ、各チャンバ5に
対してそれぞれ巻線(一次巻線または二次巻線)を巻回
するようになっている。なお、各チャンバに対する巻線
の巻回作業は、コイルボビン3をその円筒部分31の中
央を回転軸として回転させることで導線(エナメル線
等)をチャンバ内に巻き付けるようになっている。この
とき、複数のチャンバに対して同時に巻線を巻回するこ
とも可能である。また、図1では、円筒部分31は、断
面が円形の筒状として描いてあるが、例えば、断面が正
方形或いは矩形の筒状として構成されることもある。
ぞれ円柱形状の中心コア部21aおよび22aが設けら
れ、コイルボビン3の円筒部分(31)の内部30(図
3参照)に中心コア部21aおよび22aを挿入した状
態で2つのコアユニット21および22が接着剤20に
より固着される。ここで、図3に示すコイルボビン3に
おいては、円筒部分31に対して1つの仕切り壁4だけ
が設けられているが、実際のコイルボビン3は、円筒部
分31に対して複数の仕切り壁4が一体形成されるよう
になっている。そして、隣接する仕切り壁4により絶縁
機能を持たせたチャンバ5が設けられ、各チャンバ5に
対してそれぞれ巻線(一次巻線または二次巻線)を巻回
するようになっている。なお、各チャンバに対する巻線
の巻回作業は、コイルボビン3をその円筒部分31の中
央を回転軸として回転させることで導線(エナメル線
等)をチャンバ内に巻き付けるようになっている。この
とき、複数のチャンバに対して同時に巻線を巻回するこ
とも可能である。また、図1では、円筒部分31は、断
面が円形の筒状として描いてあるが、例えば、断面が正
方形或いは矩形の筒状として構成されることもある。
【0005】図1において、参照符号11は一次巻線用
の接続ピン、12は二次巻線用の接続ピン、そして、6
1は一次巻線用の接続ワイヤを示している。なお、二次
巻線用の接続ワイヤ(62)は、一次巻線用の接続ワイ
ヤ61に対してトランスの反対側に設けられているた
め、図1では描くことができない。一次巻線用の接続ピ
ン11と二次巻線用の接続ピン12とは、トランス1の
両側に対向して設けられている。また、図3に示される
ように、各仕切り壁4は、その両側端41および42が
それぞれ櫛型形状とされており、一方の櫛型部(41)
に対して一次巻線用の接続ワイヤ61を通し、また、他
方の櫛型部(42)に対して二次巻線用の接続ワイヤ6
2を通すことで、各接続ワイヤを保持すると共に、他の
接続ワイヤや巻線との短絡(特に、一次側の接続ワイヤ
や巻線と二次側の接続ワイヤや巻線との短絡)を防止し
て、それぞれ一次巻線用の接続ピン11および二次巻線
用の接続ピン12の位置まで案内するようになってい
る。
の接続ピン、12は二次巻線用の接続ピン、そして、6
1は一次巻線用の接続ワイヤを示している。なお、二次
巻線用の接続ワイヤ(62)は、一次巻線用の接続ワイ
ヤ61に対してトランスの反対側に設けられているた
め、図1では描くことができない。一次巻線用の接続ピ
ン11と二次巻線用の接続ピン12とは、トランス1の
両側に対向して設けられている。また、図3に示される
ように、各仕切り壁4は、その両側端41および42が
それぞれ櫛型形状とされており、一方の櫛型部(41)
に対して一次巻線用の接続ワイヤ61を通し、また、他
方の櫛型部(42)に対して二次巻線用の接続ワイヤ6
2を通すことで、各接続ワイヤを保持すると共に、他の
接続ワイヤや巻線との短絡(特に、一次側の接続ワイヤ
や巻線と二次側の接続ワイヤや巻線との短絡)を防止し
て、それぞれ一次巻線用の接続ピン11および二次巻線
用の接続ピン12の位置まで案内するようになってい
る。
【0006】すなわち、全ての一次巻線用の接続ピン1
1はトランスの一方の側に配置され、また、全ての一次
巻線用の接続ワイヤ61も一次巻線用の接続ピン11と
同じ側に設けられている。さらに、全ての二次巻線用の
接続ピン12はトランスの他方の側に配置され、また、
全ての二次巻線用の接続ワイヤ62も二次巻線用の接続
ピン12と同じ側に設けられている。これにより、一次
側と二次側の接続ピンおよび接続ワイヤを効果的に分離
するようになっている。
1はトランスの一方の側に配置され、また、全ての一次
巻線用の接続ワイヤ61も一次巻線用の接続ピン11と
同じ側に設けられている。さらに、全ての二次巻線用の
接続ピン12はトランスの他方の側に配置され、また、
全ての二次巻線用の接続ワイヤ62も二次巻線用の接続
ピン12と同じ側に設けられている。これにより、一次
側と二次側の接続ピンおよび接続ワイヤを効果的に分離
するようになっている。
【0007】図4は従来のチャンバ型トランスの一例に
おけるコイルボビンおよび各巻線の断面を示す図であ
る。図4において、参照符号4a〜4g(4)は仕切り
壁、5a〜5f(5)はチャンバ、7a〜7eは一次巻
線、そして、8a〜8gは二次巻線を示している。図4
に示されるように、コイルボビン3は、内部にコア(フ
ェライトコア21a,22a)が挿入される円筒部分3
1と、該円筒部分に一体形成された複数の仕切り壁4a
〜4gを有し、巻線7a〜7e,8a〜8gを隣接する
各仕切り壁の間のチャンバ5a〜5f内に巻回するよう
になっている。
おけるコイルボビンおよび各巻線の断面を示す図であ
る。図4において、参照符号4a〜4g(4)は仕切り
壁、5a〜5f(5)はチャンバ、7a〜7eは一次巻
線、そして、8a〜8gは二次巻線を示している。図4
に示されるように、コイルボビン3は、内部にコア(フ
ェライトコア21a,22a)が挿入される円筒部分3
1と、該円筒部分に一体形成された複数の仕切り壁4a
〜4gを有し、巻線7a〜7e,8a〜8gを隣接する
各仕切り壁の間のチャンバ5a〜5f内に巻回するよう
になっている。
【0008】一次巻線7a〜7eは、一次巻線用のチャ
ンバ5a,5c,5e内に巻回され、また、二次巻線8
a〜8gは、二次巻線用のチャンバ5b,5d,5e内
に巻回されている。すなわち、一次巻線7a〜7eと二
次巻線8a〜8gとは、それぞれ異なるチャンバ内に巻
回されるようになっており、これら一次巻線用のチャン
バ5a,5c,5eと二次巻線用のチャンバ5b,5
d,5eとは、コイルボビン3の回転軸方向(円筒部分
31の軸方向)に互い違いに設けられ、漏れインダクタ
ンスを低減して許容可能な範囲に抑えるようになってい
る。
ンバ5a,5c,5e内に巻回され、また、二次巻線8
a〜8gは、二次巻線用のチャンバ5b,5d,5e内
に巻回されている。すなわち、一次巻線7a〜7eと二
次巻線8a〜8gとは、それぞれ異なるチャンバ内に巻
回されるようになっており、これら一次巻線用のチャン
バ5a,5c,5eと二次巻線用のチャンバ5b,5
d,5eとは、コイルボビン3の回転軸方向(円筒部分
31の軸方向)に互い違いに設けられ、漏れインダクタ
ンスを低減して許容可能な範囲に抑えるようになってい
る。
【0009】なお、図4に示されるように、一次巻線7
a〜7eおよび二次巻線8a〜8gは、それぞれ異なる
チャンバ(一次巻線用チャンバ5a,5c,5eおよび
二次巻線用チャンバ5b,5d,5e)内に巻回して安
全性を確保するようになっているが、一次巻線同士(7
b,7c,7d)或いは二次巻線同士(8a,8b;8
c,8d;8e,8f,8g)は、同じ一次巻線用チャ
ンバ或いは二次巻線用チャンバ内に同心円状に巻回する
こともできる。また、各仕切り壁4b〜4gは、前述し
た図3に示されるように、一次巻線7a〜7eおよび二
次巻線8a〜8gからの一次巻線用の接続ワイヤ(6
1)および二次巻線用の接続ワイヤ(62)をそれぞれ
一次巻線用の接続ピン(11)および二次巻線用の接続
ピン(12)まで案内するために、両側端が櫛型形状
(41および42)とされている。
a〜7eおよび二次巻線8a〜8gは、それぞれ異なる
チャンバ(一次巻線用チャンバ5a,5c,5eおよび
二次巻線用チャンバ5b,5d,5e)内に巻回して安
全性を確保するようになっているが、一次巻線同士(7
b,7c,7d)或いは二次巻線同士(8a,8b;8
c,8d;8e,8f,8g)は、同じ一次巻線用チャ
ンバ或いは二次巻線用チャンバ内に同心円状に巻回する
こともできる。また、各仕切り壁4b〜4gは、前述し
た図3に示されるように、一次巻線7a〜7eおよび二
次巻線8a〜8gからの一次巻線用の接続ワイヤ(6
1)および二次巻線用の接続ワイヤ(62)をそれぞれ
一次巻線用の接続ピン(11)および二次巻線用の接続
ピン(12)まで案内するために、両側端が櫛型形状
(41および42)とされている。
【0010】上述したチャンバ型トランスは、複数の仕
切り壁により複数のチャンバを設け、各チャンバに一次
巻線または二次巻線を巻回するために、通常の積層型ト
ランス(コアに対して一次巻線および二次巻線を同心円
状に巻き付けて構成したトランス)に比べて絶縁構造が
簡単であり、また、複数のチャンバに対する巻線を同時
に行なうことも可能なため、絶縁の信頼性および作業能
率が高いという利点がある。しかしながら、チャンバ型
トランスでは、一次巻線と二次巻線とがコア(円筒部分
の軸方向)に沿って配列されるため、一次巻線と二次巻
線との結合度が低くなりがちで、漏れインダクタンスや
漏れ磁束が大きくなると共に、電圧変動が大きい等の様
々な問題がある。そのため、例えば、前述した図4に示
されるように、チャンバの数を多くして一次巻線と二次
巻線を交互に配置する等により、実用上許容可能な範囲
に抑えるようになっている。なお、巻線の数(回路数)
は通常2〜20 数個程度であり、チャンバが多数あれ
ば、1つの巻線ごとに1個のチャンバを使用して、能率
的な巻線の巻回作業が可能である。
切り壁により複数のチャンバを設け、各チャンバに一次
巻線または二次巻線を巻回するために、通常の積層型ト
ランス(コアに対して一次巻線および二次巻線を同心円
状に巻き付けて構成したトランス)に比べて絶縁構造が
簡単であり、また、複数のチャンバに対する巻線を同時
に行なうことも可能なため、絶縁の信頼性および作業能
率が高いという利点がある。しかしながら、チャンバ型
トランスでは、一次巻線と二次巻線とがコア(円筒部分
の軸方向)に沿って配列されるため、一次巻線と二次巻
線との結合度が低くなりがちで、漏れインダクタンスや
漏れ磁束が大きくなると共に、電圧変動が大きい等の様
々な問題がある。そのため、例えば、前述した図4に示
されるように、チャンバの数を多くして一次巻線と二次
巻線を交互に配置する等により、実用上許容可能な範囲
に抑えるようになっている。なお、巻線の数(回路数)
は通常2〜20 数個程度であり、チャンバが多数あれ
ば、1つの巻線ごとに1個のチャンバを使用して、能率
的な巻線の巻回作業が可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のチャンバ型トラ
ンスのコイルボビン3において、例えば、前述した図4
に示されるように、円筒部分31の両端に位置する仕切
り壁4aおよび4g、並びに、他の仕切り壁4b〜4f
は、全て円筒部分31と一体的に形成されている。さら
に、これら各チャンバ5a〜5fの大きさ(幅)は、各
コイルボビン3ごとに決まっている(固定されてい
る)。
ンスのコイルボビン3において、例えば、前述した図4
に示されるように、円筒部分31の両端に位置する仕切
り壁4aおよび4g、並びに、他の仕切り壁4b〜4f
は、全て円筒部分31と一体的に形成されている。さら
に、これら各チャンバ5a〜5fの大きさ(幅)は、各
コイルボビン3ごとに決まっている(固定されてい
る)。
【0012】ところで、各巻線に必要なチャンバの大き
さ(巻線の体積)は、そのトランスが適用される機器の
電力や回路構成等によりそれぞれ異なっている。例え
ば、全てのチャンバの大きさを一定とした場合には、或
るチャンバでは巻線がはみ出し、また、他のチャンバで
は無駄な空きスペースが残るといったことになる。実際
には、巻線をチャンバからはみ出させることはできない
ので、チャンバからはみ出すような体積の大きい巻線は
分割して複数のチャンバに巻回し、また、体積の小さい
巻線は他の巻線と共に1つのチャンバに同心円状に巻回
することが必要になり、その結果、巻線や絶縁(例え
ば、テーピング等による絶縁)作業が煩雑になってチャ
ンバ型トランスの利点を十分に発揮させることができな
い。
さ(巻線の体積)は、そのトランスが適用される機器の
電力や回路構成等によりそれぞれ異なっている。例え
ば、全てのチャンバの大きさを一定とした場合には、或
るチャンバでは巻線がはみ出し、また、他のチャンバで
は無駄な空きスペースが残るといったことになる。実際
には、巻線をチャンバからはみ出させることはできない
ので、チャンバからはみ出すような体積の大きい巻線は
分割して複数のチャンバに巻回し、また、体積の小さい
巻線は他の巻線と共に1つのチャンバに同心円状に巻回
することが必要になり、その結果、巻線や絶縁(例え
ば、テーピング等による絶縁)作業が煩雑になってチャ
ンバ型トランスの利点を十分に発揮させることができな
い。
【0013】また、各巻線の体積に対応した大きさのチ
ャンバを有するコイルボビンを用いることも可能ではあ
るが、専用のコイルボビンを用いるには専用の成型金型
が必要なため、煩雑なだけでなく経済的な面からも問題
があり、さらに、近年の少量多品種の傾向に伴って、様
々な仕様(必要とされる出力や回路構成等)のチャンバ
型トランスに対して、同じコイルボビンをそのまま使う
ことは困難となって来ている。
ャンバを有するコイルボビンを用いることも可能ではあ
るが、専用のコイルボビンを用いるには専用の成型金型
が必要なため、煩雑なだけでなく経済的な面からも問題
があり、さらに、近年の少量多品種の傾向に伴って、様
々な仕様(必要とされる出力や回路構成等)のチャンバ
型トランスに対して、同じコイルボビンをそのまま使う
ことは困難となって来ている。
【0014】さらに、チャンバ型トランス(チャンバ型
トランス用のコイルボビン)は、本来的に、一次巻線と
二次巻線との結合度を上げるために一次巻線用および二
次巻線用のチャンバを交互に隣接して配列するが、これ
ら一次巻線と二次巻線との間の絶縁を確保するための仕
切り壁の寸法構造には、各国の安全規格に応じた絶縁性
能(空間距離、沿面距離および絶縁距離)が要求されて
いる。すなわち、一次巻線と二次巻線とを同心円状に巻
回する構造のトランスでは、例えば、ボビンに巻回され
た一次巻線の表面に薄い絶縁体(フィルムまたは成型
体)を被せ、その上に、二次巻線を巻回すればよいため
コイルボビンの占積率を大きく(トランスが占有する容
積を小さく)することができるが、チャンバ型トランス
の場合には、一次巻線および二次巻線が空中に開放され
た状態で隣接することになるため、相互の絶縁性能を確
保するために一次巻線(一次巻線用のチャンバ)と二次
巻線(二次巻線用のチャンバ)との間の空間距離および
沿面距離を十分なものとしなければならず、トランスが
大きくなってしまうという問題があった。
トランス用のコイルボビン)は、本来的に、一次巻線と
二次巻線との結合度を上げるために一次巻線用および二
次巻線用のチャンバを交互に隣接して配列するが、これ
ら一次巻線と二次巻線との間の絶縁を確保するための仕
切り壁の寸法構造には、各国の安全規格に応じた絶縁性
能(空間距離、沿面距離および絶縁距離)が要求されて
いる。すなわち、一次巻線と二次巻線とを同心円状に巻
回する構造のトランスでは、例えば、ボビンに巻回され
た一次巻線の表面に薄い絶縁体(フィルムまたは成型
体)を被せ、その上に、二次巻線を巻回すればよいため
コイルボビンの占積率を大きく(トランスが占有する容
積を小さく)することができるが、チャンバ型トランス
の場合には、一次巻線および二次巻線が空中に開放され
た状態で隣接することになるため、相互の絶縁性能を確
保するために一次巻線(一次巻線用のチャンバ)と二次
巻線(二次巻線用のチャンバ)との間の空間距離および
沿面距離を十分なものとしなければならず、トランスが
大きくなってしまうという問題があった。
【0015】本発明は、上述した従来技術が有する課題
に鑑み、様々な仕様のチャンバ型トランスに対して同一
のコイルボビンを汎用的に用いて低価格で占有容積の小
さいチャンバ型トランスを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、各チャンバを分離する仕切り壁の沿
面距離を延ばすことで、占有容積の小さいチャンバ型ト
ランスの提供も目的とする。
に鑑み、様々な仕様のチャンバ型トランスに対して同一
のコイルボビンを汎用的に用いて低価格で占有容積の小
さいチャンバ型トランスを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、各チャンバを分離する仕切り壁の沿
面距離を延ばすことで、占有容積の小さいチャンバ型ト
ランスの提供も目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態によ
れば、一次巻線を巻回するための少なくとも1つの一次
巻線用チャンバと、二次巻線を巻回するための少なくと
も1つの二次巻線用チャンバとを有するチャンバ型トラ
ンスのコイルボビンであって、前記一次巻線用チャンバ
および前記二次巻線用チャンバは、前記コイルボビンの
回転軸方向に配列され、前記少なくとも1つのチャンバ
の幅を調節可能としたことを特徴とするチャンバ型トラ
ンスのコイルボビンが提供される。
れば、一次巻線を巻回するための少なくとも1つの一次
巻線用チャンバと、二次巻線を巻回するための少なくと
も1つの二次巻線用チャンバとを有するチャンバ型トラ
ンスのコイルボビンであって、前記一次巻線用チャンバ
および前記二次巻線用チャンバは、前記コイルボビンの
回転軸方向に配列され、前記少なくとも1つのチャンバ
の幅を調節可能としたことを特徴とするチャンバ型トラ
ンスのコイルボビンが提供される。
【0017】本発明の第2の形態によれば、回転軸方向
に配列された一次巻線を巻回するための少なくとも1つ
の一次巻線用チャンバと二次巻線を巻回するための少な
くとも1つの二次巻線用チャンバとを有し、該少なくと
も1つのチャンバの幅を調節可能としたコイルボビン
と、該コイルボビンの筒状部分の内部に挿入される中心
コア部を有するフェライトコアと、前記各巻線からのワ
イヤがそれぞれ接続される接続ピンとを備えたことを特
徴とするチャンバ型トランスが提供される。
に配列された一次巻線を巻回するための少なくとも1つ
の一次巻線用チャンバと二次巻線を巻回するための少な
くとも1つの二次巻線用チャンバとを有し、該少なくと
も1つのチャンバの幅を調節可能としたコイルボビン
と、該コイルボビンの筒状部分の内部に挿入される中心
コア部を有するフェライトコアと、前記各巻線からのワ
イヤがそれぞれ接続される接続ピンとを備えたことを特
徴とするチャンバ型トランスが提供される。
【0018】本発明の第3の形態によれば、一次巻線を
巻回するための少なくとも1つの一次巻線用チャンバ
と、二次巻線を巻回するための少なくとも1つの二次巻
線用チャンバとを有するチャンバ型トランスのコイルボ
ビンであって、前記各チャンバを分離する仕切り壁の少
なくとも1つの先端をテーパ形状として沿面距離を延ば
すようにしたことを特徴とするチャンバ型トランスのコ
イルボビンが提供される。
巻回するための少なくとも1つの一次巻線用チャンバ
と、二次巻線を巻回するための少なくとも1つの二次巻
線用チャンバとを有するチャンバ型トランスのコイルボ
ビンであって、前記各チャンバを分離する仕切り壁の少
なくとも1つの先端をテーパ形状として沿面距離を延ば
すようにしたことを特徴とするチャンバ型トランスのコ
イルボビンが提供される。
【0019】本発明の第4の形態によれば、一次巻線を
巻回するための少なくとも1つの一次巻線用チャンバお
よび二次巻線を巻回するための少なくとも1つの二次巻
線用チャンバを有するコイルボビンと、該コイルボビン
の筒状部分の内部に挿入される中心コア部を有するコア
と、前記各巻線からのワイヤがそれぞれ接続される接続
ピンとを備えたことを特徴とするチャンバ型トランスが
提供される。
巻回するための少なくとも1つの一次巻線用チャンバお
よび二次巻線を巻回するための少なくとも1つの二次巻
線用チャンバを有するコイルボビンと、該コイルボビン
の筒状部分の内部に挿入される中心コア部を有するコア
と、前記各巻線からのワイヤがそれぞれ接続される接続
ピンとを備えたことを特徴とするチャンバ型トランスが
提供される。
【0020】本発明の第1の形態或いは第2の形態によ
れば、少なくとも1つのチャンバの幅が調節可能とさ
れ、これにより、様々な仕様のチャンバ型トランスに対
して同一のコイルボビンを汎用的に用いることができ
る。さらに、本発明の第3の形態或いは第4の形態によ
れば、各チャンバを分離する仕切り壁の少なくとも1つ
の先端がテーパ形状とされ、これにより、沿面距離を延
ばすことができる。
れば、少なくとも1つのチャンバの幅が調節可能とさ
れ、これにより、様々な仕様のチャンバ型トランスに対
して同一のコイルボビンを汎用的に用いることができ
る。さらに、本発明の第3の形態或いは第4の形態によ
れば、各チャンバを分離する仕切り壁の少なくとも1つ
の先端がテーパ形状とされ、これにより、沿面距離を延
ばすことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るチャンバ型ト
ランスおよび該チャンバ型トランスのコイルボビンの実
施例を図面を参照して詳述する。図5は本発明に係るチ
ャンバ型トランスの一実施例におけるコイルボビンおよ
び各巻線の断面を示す図である。図5において、参照符
号103はコイルボビン、103a〜103cは仕切り
壁、1041および1042は可動チャンバユニット、
105a〜105fはチャンバ、107a〜107cは
一次巻線、そして、108a〜108cは二次巻線を示
している。なお、本実施例のコイルボビン103は、前
述した図1に示すようなチャンバ型トランスに対して従
来のコイルボビン3と同様にして適用されるものであ
る。
ランスおよび該チャンバ型トランスのコイルボビンの実
施例を図面を参照して詳述する。図5は本発明に係るチ
ャンバ型トランスの一実施例におけるコイルボビンおよ
び各巻線の断面を示す図である。図5において、参照符
号103はコイルボビン、103a〜103cは仕切り
壁、1041および1042は可動チャンバユニット、
105a〜105fはチャンバ、107a〜107cは
一次巻線、そして、108a〜108cは二次巻線を示
している。なお、本実施例のコイルボビン103は、前
述した図1に示すようなチャンバ型トランスに対して従
来のコイルボビン3と同様にして適用されるものであ
る。
【0022】図5に示されるように、コイルボビン10
3は、内部にコア(図2に示すフェライトコア21a,
22a)が挿入される円筒部分131と、該円筒部分1
31に一体形成された複数の仕切り壁103a〜103
cと、各隣接する仕切り壁103a並びに103b,お
よび,103b並びに103cにより形成されたチャン
バ132および133内に取り付けられた可動チャンバ
ユニット1041および1042により構成される。そ
して、図1および図2を参照して説明したように、各チ
ャンバ(105a〜105f)に巻線(107a〜10
7c,108a〜108c)を施す巻回作業、および、
一次巻線用および二次巻線用の接続ワイヤ(61,6
2)と一次巻線用および二次巻線用の接続ピン(11,
12)との接続処理を行た後、コイルボビン103に対
して、その円筒部分131の内部130に各コアユニッ
ト(21,22)の中心コア部(21a,22a)を挿
入した状態で接着剤等により固着することでフェライト
コア(2)を取り付けてチャンバ型トランスを組み立て
るようになっている。なお、チャンバ型トランスをスイ
ッチング電源として使用する場合にはフェライトコアを
使用するが、例えば、低周波電源として使用する場合に
は、フェライトコアの代わりにEIコア等を使用してト
ランスを構成してもよい。
3は、内部にコア(図2に示すフェライトコア21a,
22a)が挿入される円筒部分131と、該円筒部分1
31に一体形成された複数の仕切り壁103a〜103
cと、各隣接する仕切り壁103a並びに103b,お
よび,103b並びに103cにより形成されたチャン
バ132および133内に取り付けられた可動チャンバ
ユニット1041および1042により構成される。そ
して、図1および図2を参照して説明したように、各チ
ャンバ(105a〜105f)に巻線(107a〜10
7c,108a〜108c)を施す巻回作業、および、
一次巻線用および二次巻線用の接続ワイヤ(61,6
2)と一次巻線用および二次巻線用の接続ピン(11,
12)との接続処理を行た後、コイルボビン103に対
して、その円筒部分131の内部130に各コアユニッ
ト(21,22)の中心コア部(21a,22a)を挿
入した状態で接着剤等により固着することでフェライト
コア(2)を取り付けてチャンバ型トランスを組み立て
るようになっている。なお、チャンバ型トランスをスイ
ッチング電源として使用する場合にはフェライトコアを
使用するが、例えば、低周波電源として使用する場合に
は、フェライトコアの代わりにEIコア等を使用してト
ランスを構成してもよい。
【0023】図5の実施例では、コイルボビン103自
体は、3つの仕切り壁103a〜103cを有してお
り、隣接する仕切り壁103aと103bとの間に第1
のチャンバ132を形成し、隣接する仕切り壁103b
と103cとの間に第2のチャンバ133を形成するよ
うになっているが、仕切り壁103bを設けることなく
仕切り壁103aおよび103cにより1つのチャンバ
を形成したり、或いは、仕切り壁の数を増やして、コイ
ルボビン103が本来有するチャンバの数を増加するよ
うに構成してもよい。ただし、コイルボビンが本来有す
るチャンバの数を多くし過ぎると、本発明の特徴である
可動チャンバユニットにより幅を調整することのできる
チャンバ数が減少してコイルボビンの汎用性が低下する
ことにもなる。
体は、3つの仕切り壁103a〜103cを有してお
り、隣接する仕切り壁103aと103bとの間に第1
のチャンバ132を形成し、隣接する仕切り壁103b
と103cとの間に第2のチャンバ133を形成するよ
うになっているが、仕切り壁103bを設けることなく
仕切り壁103aおよび103cにより1つのチャンバ
を形成したり、或いは、仕切り壁の数を増やして、コイ
ルボビン103が本来有するチャンバの数を増加するよ
うに構成してもよい。ただし、コイルボビンが本来有す
るチャンバの数を多くし過ぎると、本発明の特徴である
可動チャンバユニットにより幅を調整することのできる
チャンバ数が減少してコイルボビンの汎用性が低下する
ことにもなる。
【0024】図5に示されるように、本実施例では、仕
切り壁103aおよび103bによる第1のチャンバ1
32内に可動チャンバユニット1041を取り付け、ま
た、仕切り壁103bおよび103cによる第2のチャ
ンバ133内に可動チャンバユニット1042を取り付
けるようになっている。可動チャンバユニット1041
および1042は、コイルボビン103の回転軸方向
(円筒部分131の軸方向)に移動可能とされ、コイル
ボビン103に一体的に形成された仕切り壁103a〜
103cと可動チャンバユニット1041,1042の
ユニット仕切り壁1041a,1041b;1042
a,1042bとにより形成される各チャンバ(105
a,105c,105d,105f)の幅を適切な長さ
に調節できるようになっている。これにより、各巻線の
体積に応じてチャンバの幅を調節することで、例えば、
コイルボビンに巻回された各巻線の高さ(巻高さ)を均
一にすることができる。
切り壁103aおよび103bによる第1のチャンバ1
32内に可動チャンバユニット1041を取り付け、ま
た、仕切り壁103bおよび103cによる第2のチャ
ンバ133内に可動チャンバユニット1042を取り付
けるようになっている。可動チャンバユニット1041
および1042は、コイルボビン103の回転軸方向
(円筒部分131の軸方向)に移動可能とされ、コイル
ボビン103に一体的に形成された仕切り壁103a〜
103cと可動チャンバユニット1041,1042の
ユニット仕切り壁1041a,1041b;1042
a,1042bとにより形成される各チャンバ(105
a,105c,105d,105f)の幅を適切な長さ
に調節できるようになっている。これにより、各巻線の
体積に応じてチャンバの幅を調節することで、例えば、
コイルボビンに巻回された各巻線の高さ(巻高さ)を均
一にすることができる。
【0025】具体的に、図5の例では、可動チャンバユ
ニット1041は第1のチャンバ132のほぼ中央に取
り付けられ、コイルボビン103の仕切り壁103aと
可動チャンバユニット1041のユニット仕切り壁10
41aとの間のチャンバ105aの幅が、可動チャンバ
ユニット1041のユニット仕切り壁1041bとコイ
ルボビン103の仕切り壁103bとの間のチャンバ1
05cの幅とほぼ等しくなるように調節されている。ま
た、可動チャンバユニット1042は、第2のチャンバ
133で中央から偏った位置に取り付けられ、コイルボ
ビン103の仕切り壁103bと可動チャンバユニット
1042のユニット仕切り壁1042aとの間のチャン
バ105dの幅が、可動チャンバユニット1042のユ
ニット仕切り壁1042bとコイルボビン103の仕切
り壁103cとの間のチャンバ105fの幅よりも広く
なるように調節されている。
ニット1041は第1のチャンバ132のほぼ中央に取
り付けられ、コイルボビン103の仕切り壁103aと
可動チャンバユニット1041のユニット仕切り壁10
41aとの間のチャンバ105aの幅が、可動チャンバ
ユニット1041のユニット仕切り壁1041bとコイ
ルボビン103の仕切り壁103bとの間のチャンバ1
05cの幅とほぼ等しくなるように調節されている。ま
た、可動チャンバユニット1042は、第2のチャンバ
133で中央から偏った位置に取り付けられ、コイルボ
ビン103の仕切り壁103bと可動チャンバユニット
1042のユニット仕切り壁1042aとの間のチャン
バ105dの幅が、可動チャンバユニット1042のユ
ニット仕切り壁1042bとコイルボビン103の仕切
り壁103cとの間のチャンバ105fの幅よりも広く
なるように調節されている。
【0026】なお、図5に示す実施例では、可動チャン
バユニット1041および1042が本来有するチャン
バ105bおよび105eの幅は一定のままである。ま
た、図5では、説明を簡略化するために、第1のチャン
バ132および第2のチャンバ133に対してそれぞれ
1つの可動チャンバユニット1041および1042だ
けを取り付けるようになっているが、以下に説明する図
6に示すような様々な形状のものを複数組み合わせて取
り付けるようにしてもよい。さらに、図5の実施例で
は、一次巻線107a,107b,107cが施される
一次巻線用のチャンバ105a,105c,105e
と、二次巻線108a,108b,108cが施される
二次巻線用のチャンバ105b,105d,105fと
が交互に配列されているが、一次巻線と二次巻線との結
合の低下を許容すれば、一次巻線および二次巻線を全て
交互に配置しなくともよい。また、図5では、各チャン
バには一次巻線107a〜107cまたは二次巻線10
8a〜108cが巻回されるようになっているが、この
一次巻線107a〜107c或いは二次巻線108a〜
108cとしては、全てを単一の巻線(1つのコイル)
とすることなく、巻線の巻回処理や絶縁作業の煩雑さ等
を許容すれば、例えば、一部のチャンバにおいて、同心
円状に複数の巻線を施すようにしてもよい。ただし、一
次巻線107a〜107cと二次巻線108a〜108
cとは、安全性を確保するために異なるチャンバに巻回
した方がよい。
バユニット1041および1042が本来有するチャン
バ105bおよび105eの幅は一定のままである。ま
た、図5では、説明を簡略化するために、第1のチャン
バ132および第2のチャンバ133に対してそれぞれ
1つの可動チャンバユニット1041および1042だ
けを取り付けるようになっているが、以下に説明する図
6に示すような様々な形状のものを複数組み合わせて取
り付けるようにしてもよい。さらに、図5の実施例で
は、一次巻線107a,107b,107cが施される
一次巻線用のチャンバ105a,105c,105e
と、二次巻線108a,108b,108cが施される
二次巻線用のチャンバ105b,105d,105fと
が交互に配列されているが、一次巻線と二次巻線との結
合の低下を許容すれば、一次巻線および二次巻線を全て
交互に配置しなくともよい。また、図5では、各チャン
バには一次巻線107a〜107cまたは二次巻線10
8a〜108cが巻回されるようになっているが、この
一次巻線107a〜107c或いは二次巻線108a〜
108cとしては、全てを単一の巻線(1つのコイル)
とすることなく、巻線の巻回処理や絶縁作業の煩雑さ等
を許容すれば、例えば、一部のチャンバにおいて、同心
円状に複数の巻線を施すようにしてもよい。ただし、一
次巻線107a〜107cと二次巻線108a〜108
cとは、安全性を確保するために異なるチャンバに巻回
した方がよい。
【0027】以上の説明では、2分割された可動チャン
バユニット(1041,1042)を筒状部分131上
で一体的に接合して取り付ける場合を説明したが、例え
ば、仕切り壁103aおよび103bを円筒部分131
と一体形成せずに、円筒部分131に対して脱着可能と
しておけば、1つの部材として設けた可動チャンバユニ
ットを、例えば、仕切り壁103aを取り外した側から
円筒部分131上に嵌め込んで設けることができる。
バユニット(1041,1042)を筒状部分131上
で一体的に接合して取り付ける場合を説明したが、例え
ば、仕切り壁103aおよび103bを円筒部分131
と一体形成せずに、円筒部分131に対して脱着可能と
しておけば、1つの部材として設けた可動チャンバユニ
ットを、例えば、仕切り壁103aを取り外した側から
円筒部分131上に嵌め込んで設けることができる。
【0028】図6は本発明に係るチャンバ型トランスの
コイルボビンにおける可動チャンバユニットの例を示す
図であり、図7は図6に示す可動チャンバユニットの一
例を示す図である。図6(a)に示す可動チャンバユニ
ット104は、上述した図5におけるコイルボビンに使
用したチャンバユニット1041および1042に対応
するものであり、また、図7(a)はこの図6(a)の
チャンバユニット104の平面図であり、そして、図7
(b)はこの図6(a)のチャンバユニット104の正
面図である。なお、図6(a)〜図6(d)は図5にお
けるチャンバユニット(1041,1042)と同様の
断面を示すものである。
コイルボビンにおける可動チャンバユニットの例を示す
図であり、図7は図6に示す可動チャンバユニットの一
例を示す図である。図6(a)に示す可動チャンバユニ
ット104は、上述した図5におけるコイルボビンに使
用したチャンバユニット1041および1042に対応
するものであり、また、図7(a)はこの図6(a)の
チャンバユニット104の平面図であり、そして、図7
(b)はこの図6(a)のチャンバユニット104の正
面図である。なお、図6(a)〜図6(d)は図5にお
けるチャンバユニット(1041,1042)と同様の
断面を示すものである。
【0029】図7(a)および図7(b)に示されるよ
うに、可動チャンバユニット104は、2つの部材14
10および1420で構成され、図5に示されるコイル
ボビン103の円筒部分131を部材1410および1
420で覆い、さらに、接合部1430で2つの部材1
410および1420を繋ぎ合わせることで円筒部分1
31(図5におけるコイルボビン103の第1のチャン
バ132および第2のチャンバ133内)に取り付ける
ようになっている。このとき、可動チャンバユニット1
04を、コイルボビンのチャンバ(132,133)内
に取り付ける位置を調節することにより、各チャンバ
(図5におけるチャンバ105a,105c,105
d,105f)の幅を調節することができる。
うに、可動チャンバユニット104は、2つの部材14
10および1420で構成され、図5に示されるコイル
ボビン103の円筒部分131を部材1410および1
420で覆い、さらに、接合部1430で2つの部材1
410および1420を繋ぎ合わせることで円筒部分1
31(図5におけるコイルボビン103の第1のチャン
バ132および第2のチャンバ133内)に取り付ける
ようになっている。このとき、可動チャンバユニット1
04を、コイルボビンのチャンバ(132,133)内
に取り付ける位置を調節することにより、各チャンバ
(図5におけるチャンバ105a,105c,105
d,105f)の幅を調節することができる。
【0030】ここで、可動チャンバユニット104の取
り付け孔140は、コイルボビン103の円筒部分13
1の外形形状に対応した大きさとして形成されている
が、必要に応じて接着剤を使用してチャンバユニットの
取り付け孔140とコイルボビンの円筒部分131とを
固着するようにしてもよい。或いは、可動チャンバユニ
ット104をコイルボビンのチャンバ(132,13
3)内に取り付けた後、テープ等を使用して取り付けを
確実なものすることもできる。なお、可動チャンバユニ
ット104における接合部1430の構造は、知られて
いる様々な構成を適用することができる。
り付け孔140は、コイルボビン103の円筒部分13
1の外形形状に対応した大きさとして形成されている
が、必要に応じて接着剤を使用してチャンバユニットの
取り付け孔140とコイルボビンの円筒部分131とを
固着するようにしてもよい。或いは、可動チャンバユニ
ット104をコイルボビンのチャンバ(132,13
3)内に取り付けた後、テープ等を使用して取り付けを
確実なものすることもできる。なお、可動チャンバユニ
ット104における接合部1430の構造は、知られて
いる様々な構成を適用することができる。
【0031】可動チャンバユニット104のユニット仕
切り壁104aおよび104bの先端部分TPは、その
断面がテーパ形状とされている。このテーパ形状は、チ
ャンバユニットのユニット仕切り壁(104a,104
b)の先端部分だけでなく、コイルボビンの仕切り壁
(図5における仕切り壁103a〜103c)の先端部
分も同様の形状とされている。さらに、図7(a)に示
されるように、各仕切り壁(チャンバユニットのユニッ
ト仕切り壁(104a,104b)およびコイルボビン
の仕切り壁(103a〜103c;103b,103
c))には、それぞれ対向する位置(104d,104
e)に櫛型部が設けられていて、図3を参照して説明し
たのと同様に、それぞれ一次巻線用の接続ワイヤ(6
1)および二次巻線用の接続ワイヤ(62)を通すこと
で、各接続ワイヤを保持すると共に、他の接続ワイヤや
巻線との短絡(特に、一次側の接続ワイヤや巻線と二次
側の接続ワイヤや巻線との短絡)を防止して、それぞれ
一次巻線用の接続ピン(11)および二次巻線用の接続
ピン(12)の位置まで案内するようになっている。な
お、図1を参照して前述したように、コイルボビン10
3の円筒部分131は、断面が円形の筒状に限定され
ず、例えば、断面が正方形或いは矩形の筒状として構成
することができ、従って、可動チャンバユニット104
の取り付け孔140の形状は、円筒部分131に対応し
た形状とされることもある。
切り壁104aおよび104bの先端部分TPは、その
断面がテーパ形状とされている。このテーパ形状は、チ
ャンバユニットのユニット仕切り壁(104a,104
b)の先端部分だけでなく、コイルボビンの仕切り壁
(図5における仕切り壁103a〜103c)の先端部
分も同様の形状とされている。さらに、図7(a)に示
されるように、各仕切り壁(チャンバユニットのユニッ
ト仕切り壁(104a,104b)およびコイルボビン
の仕切り壁(103a〜103c;103b,103
c))には、それぞれ対向する位置(104d,104
e)に櫛型部が設けられていて、図3を参照して説明し
たのと同様に、それぞれ一次巻線用の接続ワイヤ(6
1)および二次巻線用の接続ワイヤ(62)を通すこと
で、各接続ワイヤを保持すると共に、他の接続ワイヤや
巻線との短絡(特に、一次側の接続ワイヤや巻線と二次
側の接続ワイヤや巻線との短絡)を防止して、それぞれ
一次巻線用の接続ピン(11)および二次巻線用の接続
ピン(12)の位置まで案内するようになっている。な
お、図1を参照して前述したように、コイルボビン10
3の円筒部分131は、断面が円形の筒状に限定され
ず、例えば、断面が正方形或いは矩形の筒状として構成
することができ、従って、可動チャンバユニット104
の取り付け孔140の形状は、円筒部分131に対応し
た形状とされることもある。
【0032】図6(b)〜図6(d)に示されるよう
に、可動チャンバユニットとしては、図6(a)および
図5並びに図7(a),(b)に示すようなチャンバユ
ニット104の他に、例えば、ユニット仕切り壁が1つ
だけの可動チャンバユニット141〜143を使用する
ことができる。すなわち、図6(b)に示すチャンバユ
ニット141はL字断面形状とされ、図6(c)に示す
チャンバユニット142はT字断面形状とされ、そし
て、図6(d)に示すチャンバユニット143は偏った
T字断面形状とされている。これらのチャンバユニット
141〜143およびチャンバユニット104を様々に
組み合わせてコイルボビンの円筒部分(131)に取り
付けることにより、同じコイルボビンを用いて様々な仕
様のチャンバ型トランスの巻線(巻回される巻線の体
積)に適した幅を有するチャンバを設けることができ、
各チャンバにおける無駄な空間を無くしてチャンバ型ト
ランスの占有容積を必要最小限とすることが可能とな
る。
に、可動チャンバユニットとしては、図6(a)および
図5並びに図7(a),(b)に示すようなチャンバユ
ニット104の他に、例えば、ユニット仕切り壁が1つ
だけの可動チャンバユニット141〜143を使用する
ことができる。すなわち、図6(b)に示すチャンバユ
ニット141はL字断面形状とされ、図6(c)に示す
チャンバユニット142はT字断面形状とされ、そし
て、図6(d)に示すチャンバユニット143は偏った
T字断面形状とされている。これらのチャンバユニット
141〜143およびチャンバユニット104を様々に
組み合わせてコイルボビンの円筒部分(131)に取り
付けることにより、同じコイルボビンを用いて様々な仕
様のチャンバ型トランスの巻線(巻回される巻線の体
積)に適した幅を有するチャンバを設けることができ、
各チャンバにおける無駄な空間を無くしてチャンバ型ト
ランスの占有容積を必要最小限とすることが可能とな
る。
【0033】図8は本発明に係るチャンバ型トランスの
コイルボビンにおける各仕切り壁の先端部分を説明する
ための図であり、図9は本発明に係るチャンバ型トラン
スのコイルボビンにおける各可動チャンバユニットの仕
切り壁の具体的な構造の一例を示す図である。ここで、
図8(a)はテーパ処理をしていない仕切り壁40aの
先端部(断面)を示し、また、図8(b)はテーパ処理
をした仕切り壁400aの先端部を示している。なお、
図8(a)および図8(b)において、参照符号7およ
び107は一次巻線を示し、また、8および108は二
次巻線を示している。
コイルボビンにおける各仕切り壁の先端部分を説明する
ための図であり、図9は本発明に係るチャンバ型トラン
スのコイルボビンにおける各可動チャンバユニットの仕
切り壁の具体的な構造の一例を示す図である。ここで、
図8(a)はテーパ処理をしていない仕切り壁40aの
先端部(断面)を示し、また、図8(b)はテーパ処理
をした仕切り壁400aの先端部を示している。なお、
図8(a)および図8(b)において、参照符号7およ
び107は一次巻線を示し、また、8および108は二
次巻線を示している。
【0034】図8(a)に示されるように、テーパ処理
をしていない場合、安全規格としては、仕切り壁(ユニ
ット仕切り壁)40aの厚さが所定の値(例えば、1m
m)以下の場合、その値は沿面距離から除かれる。すな
わち、図8(a)において、例えば、L11=L13=
1.6[mm]でL12=1.0[mm]のとき、その
沿面距離LA1は、LA1=1.6+0+1.6=3.
2[mm]となる。これに対して、図8(b)に示され
るように、テーパ処理をして、具体的に、図9に示すよ
うに、L22を0.2[mm]とした場合には、L21
=L23={(1.6)2+(0.4)2}1/2 ≒1.65
[mm]となり、その沿面距離LA2は、LA2=1.
65+0+1.65=3.3[mm]となる。
をしていない場合、安全規格としては、仕切り壁(ユニ
ット仕切り壁)40aの厚さが所定の値(例えば、1m
m)以下の場合、その値は沿面距離から除かれる。すな
わち、図8(a)において、例えば、L11=L13=
1.6[mm]でL12=1.0[mm]のとき、その
沿面距離LA1は、LA1=1.6+0+1.6=3.
2[mm]となる。これに対して、図8(b)に示され
るように、テーパ処理をして、具体的に、図9に示すよ
うに、L22を0.2[mm]とした場合には、L21
=L23={(1.6)2+(0.4)2}1/2 ≒1.65
[mm]となり、その沿面距離LA2は、LA2=1.
65+0+1.65=3.3[mm]となる。
【0035】従って、仕切り壁の先端部の断面形状をテ
ーパ処理することにより、沿面距離を約3%程度延ばす
ことができ、規格ぎりぎりの設計(外形寸法)のままで
十分な安全性を確保することが可能となる。すなわち、
実際の巻線はばらつきがあるため、そのばらつきの最大
値を見極めた寸法でコイルボビンを設計する必要がある
が、本実施例のように、仕切り壁の先端部をテーパ処理
することにより、沿面距離に約3% の余裕が得られ、結
果としてコイルボビン(チャンバ型トランス)の小型化
を可能とする。さらに、この仕切り壁の先端部(断面)
のテーパ処理は、元々狭くて窮屈なチャンバの開口寸法
を大きくすることになるため、巻線の巻回作業を容易に
すると共に、各チャンバに巻線を整列させて巻回すると
きに該巻線に与える線角度の保持に役立つため、巻線の
ばらつきを低減させることにも貢献することができる。
ーパ処理することにより、沿面距離を約3%程度延ばす
ことができ、規格ぎりぎりの設計(外形寸法)のままで
十分な安全性を確保することが可能となる。すなわち、
実際の巻線はばらつきがあるため、そのばらつきの最大
値を見極めた寸法でコイルボビンを設計する必要がある
が、本実施例のように、仕切り壁の先端部をテーパ処理
することにより、沿面距離に約3% の余裕が得られ、結
果としてコイルボビン(チャンバ型トランス)の小型化
を可能とする。さらに、この仕切り壁の先端部(断面)
のテーパ処理は、元々狭くて窮屈なチャンバの開口寸法
を大きくすることになるため、巻線の巻回作業を容易に
すると共に、各チャンバに巻線を整列させて巻回すると
きに該巻線に与える線角度の保持に役立つため、巻線の
ばらつきを低減させることにも貢献することができる。
【0036】図10は図5に示すチャンバ型トランスの
変形例におけるコイルボビンおよび各巻線の断面を示す
図である。図5と図10との比較から明らかなように、
本変形例では、コイルボビン103’の仕切り壁103
bと103cとの間に形成される第2のチャンバ133
において、図5の可動チャンバユニット1042の代わ
りに、1つのユニット仕切り壁を有する可動チャンバユ
ニット1043を設けるようになっている。従って、第
2のチャンバ133は、一次巻線107c’が巻回され
るチャンバ105e’と、二次巻線108b’が巻回さ
れるチャンバ105d’の2つのチャンバに分割される
ようになっている。
変形例におけるコイルボビンおよび各巻線の断面を示す
図である。図5と図10との比較から明らかなように、
本変形例では、コイルボビン103’の仕切り壁103
bと103cとの間に形成される第2のチャンバ133
において、図5の可動チャンバユニット1042の代わ
りに、1つのユニット仕切り壁を有する可動チャンバユ
ニット1043を設けるようになっている。従って、第
2のチャンバ133は、一次巻線107c’が巻回され
るチャンバ105e’と、二次巻線108b’が巻回さ
れるチャンバ105d’の2つのチャンバに分割される
ようになっている。
【0037】図10に示す可動チャンバユニット104
3は、図7(c)に示す可動チャンバユニット142を
変形したものであり、コイルボビン103’の円筒部分
131接触してその上に巻線が巻回される部分(角部
分)1043a〜1043dにテーパを設けて、巻線の
巻乱れを少なくするようになっている。他の構成は、図
5と同様なのでその説明は省略する。
3は、図7(c)に示す可動チャンバユニット142を
変形したものであり、コイルボビン103’の円筒部分
131接触してその上に巻線が巻回される部分(角部
分)1043a〜1043dにテーパを設けて、巻線の
巻乱れを少なくするようになっている。他の構成は、図
5と同様なのでその説明は省略する。
【0038】図11は図6に示す可動チャンバユニット
の変形例を示す図である。図11(a)に示す可動チャ
ンバユニット144は、前述した図7(b)に示すチャ
ンバユニット141を変形したものであり、角部分14
4aおよび144bにテーパを設けて、巻線の巻乱れを
少なくするようにしている。また、図11(b)に示す
可動チャンバユニット145は、例えば、図7(b)お
よび図7(c)に示すチャンバユニット141および1
43を一体化したような2つのユニット仕切り壁を有
し、各角部分にテーパを設けたものである。以上の説明
からも明らかなように、可動チャンバユニットは様々に
変形することができ、また、巻線の巻乱れ等を防止する
ために角部分に適宜テーパを設けることができる。
の変形例を示す図である。図11(a)に示す可動チャ
ンバユニット144は、前述した図7(b)に示すチャ
ンバユニット141を変形したものであり、角部分14
4aおよび144bにテーパを設けて、巻線の巻乱れを
少なくするようにしている。また、図11(b)に示す
可動チャンバユニット145は、例えば、図7(b)お
よび図7(c)に示すチャンバユニット141および1
43を一体化したような2つのユニット仕切り壁を有
し、各角部分にテーパを設けたものである。以上の説明
からも明らかなように、可動チャンバユニットは様々に
変形することができ、また、巻線の巻乱れ等を防止する
ために角部分に適宜テーパを設けることができる。
【0039】図12は図7に示す可動チャンバユニット
の変形例を示す図であり、また、図13は図12に示す
可動チャンバユニットを使用したトランスの一例を模式
的に示す図である。図7(a)と図12との比較から明
らかなように、本変形例の可動チャンバユニット10
4’は、ユニット仕切り壁104a’(104b’)の
平面形状が長方形でなく円形とされている。従って、一
次巻線用の接続ワイヤ(61)および二次巻線用の接続
ワイヤ(62)を通すための櫛型部104d’および1
04e’も円形形状のユニット仕切り壁に対して形成さ
れている。なお、この仕切り壁を円形形状とするのは、
可動チャンバユニットのユニット仕切り壁だけでなく、
コイルボビンの仕切り壁も同様の形状とすることができ
る。図13に示されるように、全ての仕切り壁(可動チ
ャンバユニットのユニット仕切り壁およびコイルボビン
の仕切り壁)を円形形状とし、コイルボビン103’お
よびフェライトコア2の外側を覆うようにショートリン
グ100を設けて、チャンバ型トランス1’からのノイ
ズを低減することができる。なお、図13において、参
照符号100aは、コイルボビン103’およびフェラ
イトコア2の外側全体を覆うショートリング100の溶
着(はんだ)個所を示している。
の変形例を示す図であり、また、図13は図12に示す
可動チャンバユニットを使用したトランスの一例を模式
的に示す図である。図7(a)と図12との比較から明
らかなように、本変形例の可動チャンバユニット10
4’は、ユニット仕切り壁104a’(104b’)の
平面形状が長方形でなく円形とされている。従って、一
次巻線用の接続ワイヤ(61)および二次巻線用の接続
ワイヤ(62)を通すための櫛型部104d’および1
04e’も円形形状のユニット仕切り壁に対して形成さ
れている。なお、この仕切り壁を円形形状とするのは、
可動チャンバユニットのユニット仕切り壁だけでなく、
コイルボビンの仕切り壁も同様の形状とすることができ
る。図13に示されるように、全ての仕切り壁(可動チ
ャンバユニットのユニット仕切り壁およびコイルボビン
の仕切り壁)を円形形状とし、コイルボビン103’お
よびフェライトコア2の外側を覆うようにショートリン
グ100を設けて、チャンバ型トランス1’からのノイ
ズを低減することができる。なお、図13において、参
照符号100aは、コイルボビン103’およびフェラ
イトコア2の外側全体を覆うショートリング100の溶
着(はんだ)個所を示している。
【0040】図14は図13のトランスの変形例を示す
断面図であり、チャンバの間で切断した様子を示すもの
である。図14に示されるように、本変形例のチャンバ
型トランス1”は、例えば、ショートリング100’を
所定形状の金属板(銅板)により予め形成しておき、そ
のショートリング100’をトランスの周囲に取り付け
る(被せる)ようにしたものである。ここで、コイルボ
ビン103”(可動チャンバユニット104)の外形形
状は、ショートリング100’を取り付け易いような形
状として形成されている。これにより、ショートリング
の取り付け作業の効率を向上させることができる。
断面図であり、チャンバの間で切断した様子を示すもの
である。図14に示されるように、本変形例のチャンバ
型トランス1”は、例えば、ショートリング100’を
所定形状の金属板(銅板)により予め形成しておき、そ
のショートリング100’をトランスの周囲に取り付け
る(被せる)ようにしたものである。ここで、コイルボ
ビン103”(可動チャンバユニット104)の外形形
状は、ショートリング100’を取り付け易いような形
状として形成されている。これにより、ショートリング
の取り付け作業の効率を向上させることができる。
【0041】以上、詳述したように、本実施例に係るチ
ャンバ型トランス(コイルボビン)によれば、可動チャ
ンバユニットを用いて各チャンバの幅を適切な長さに調
節することにより、各巻線の体積に関わらず巻高さを均
一にすることができる。また、同じコイルボビンを様々
な仕様のチャンバ型トランスに対して汎用的に用いるこ
とも可能となる。さらに、一次巻線と二次巻線との結合
度の必要性に応じて各巻線の配置を設計することができ
るため、トランスの設計自由度を向上させることができ
る。すなわち、チャンバの数も自在に増減設計すること
ができ、漏れインダクタンスや漏れ磁束のレベルの設計
を自由に行うことができる。また、1種類のコイルボビ
ン(成型金型)で、様々な仕様のトランス(チャンバ型
トランス)に対応することができ、合理的かつ経済的に
トランスを製造することができる。さらに、各巻線(各
チャンバ)における発熱・放熱量を均一にすることがで
き、トランスのより一層の小型化を可能にする。
ャンバ型トランス(コイルボビン)によれば、可動チャ
ンバユニットを用いて各チャンバの幅を適切な長さに調
節することにより、各巻線の体積に関わらず巻高さを均
一にすることができる。また、同じコイルボビンを様々
な仕様のチャンバ型トランスに対して汎用的に用いるこ
とも可能となる。さらに、一次巻線と二次巻線との結合
度の必要性に応じて各巻線の配置を設計することができ
るため、トランスの設計自由度を向上させることができ
る。すなわち、チャンバの数も自在に増減設計すること
ができ、漏れインダクタンスや漏れ磁束のレベルの設計
を自由に行うことができる。また、1種類のコイルボビ
ン(成型金型)で、様々な仕様のトランス(チャンバ型
トランス)に対応することができ、合理的かつ経済的に
トランスを製造することができる。さらに、各巻線(各
チャンバ)における発熱・放熱量を均一にすることがで
き、トランスのより一層の小型化を可能にする。
【0042】また、各仕切り壁(コイルボビンの仕切り
壁およびチャンバユニットのユニット仕切り壁)の先端
部の断面形状をテーパ形とすることにより、安全規格上
の沿面距離を稼ぐことができ、トランス小型化および安
全性の向上を図ることができ、さらに、巻線の巻回作業
が容易となり、また、巻乱れを低減して各巻線の整列性
を向上することもできる。なお、各仕切り壁の両端に櫛
型部を設けることで、各巻線と接続ピンとを繋ぐ接続ワ
イヤの保持を確実なものとし、該接続ワイヤと他の接続
ワイヤや巻線との短絡(特に、一次側の接続ワイヤや巻
線と二次側の接続ワイヤや巻線との短絡)を防止して安
全性を向上させることができる。
壁およびチャンバユニットのユニット仕切り壁)の先端
部の断面形状をテーパ形とすることにより、安全規格上
の沿面距離を稼ぐことができ、トランス小型化および安
全性の向上を図ることができ、さらに、巻線の巻回作業
が容易となり、また、巻乱れを低減して各巻線の整列性
を向上することもできる。なお、各仕切り壁の両端に櫛
型部を設けることで、各巻線と接続ピンとを繋ぐ接続ワ
イヤの保持を確実なものとし、該接続ワイヤと他の接続
ワイヤや巻線との短絡(特に、一次側の接続ワイヤや巻
線と二次側の接続ワイヤや巻線との短絡)を防止して安
全性を向上させることができる。
【0043】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、様々な仕様のチャンバ型トランスに対して同一のコ
イルボビンを汎用的に用いて低価格で占有容積の小さい
チャンバ型トランスを提供することができる。
ば、様々な仕様のチャンバ型トランスに対して同一のコ
イルボビンを汎用的に用いて低価格で占有容積の小さい
チャンバ型トランスを提供することができる。
【図1】従来のチャンバ型トランスの一例を示す斜視図
である。
である。
【図2】図1のチャンバ型トランスにおけるフェライト
コアを模式的に示す分解斜視図である。
コアを模式的に示す分解斜視図である。
【図3】図1のチャンバ型トランスにおける各仕切り壁
の一例を模式的に示す斜視図である。
の一例を模式的に示す斜視図である。
【図4】従来のチャンバ型トランスの一例におけるコイ
ルボビンおよび各巻線の断面を示す図である。
ルボビンおよび各巻線の断面を示す図である。
【図5】本発明に係るチャンバ型トランスの一実施例に
おけるコイルボビンおよび各巻線の断面を示す図であ
る。
おけるコイルボビンおよび各巻線の断面を示す図であ
る。
【図6】本発明に係るチャンバ型トランスのコイルボビ
ンにおける可動チャンバユニットの例を示す図である。
ンにおける可動チャンバユニットの例を示す図である。
【図7】図6に示す可動チャンバユニットの一例を示す
図である。
図である。
【図8】本発明に係るチャンバ型トランスのコイルボビ
ンにおける各可動チャンバユニットの仕切り壁を説明す
るための図である。
ンにおける各可動チャンバユニットの仕切り壁を説明す
るための図である。
【図9】本発明に係るチャンバ型トランスのコイルボビ
ンにおける各可動チャンバユニットの仕切り壁の具体的
な構造の一例を示す図である。
ンにおける各可動チャンバユニットの仕切り壁の具体的
な構造の一例を示す図である。
【図10】図5に示すチャンバ型トランスの変形例にお
けるコイルボビンおよび各巻線の断面を示す図である。
けるコイルボビンおよび各巻線の断面を示す図である。
【図11】図6に示す可動チャンバユニットの変形例を
示す図である。
示す図である。
【図12】図7に示す可動チャンバユニットの変形例を
示す図である。
示す図である。
【図13】図12に示す可動チャンバユニットを使用し
たトランスの一例を模式的に示す図である。
たトランスの一例を模式的に示す図である。
【図14】図13のトランスの変形例を示す断面図であ
る。
る。
1…トランス 2…フェライトコア 3,103,103’…コイルボビン 103a〜103c…仕切り壁 130…円筒部分の内部 131…円筒部分 132…第1のチャンバ 133…第2のチャンバ 104,104’,141〜145,1041,104
2,1043…可動チャンバユニット 1041a,1041b,1042a,1042b…ユ
ニット仕切り壁 105a〜105f,105d’,105e’…チャン
バ 107a〜107c,107c’…一次巻線 108a〜108c,108b’…二次巻線
2,1043…可動チャンバユニット 1041a,1041b,1042a,1042b…ユ
ニット仕切り壁 105a〜105f,105d’,105e’…チャン
バ 107a〜107c,107c’…一次巻線 108a〜108c,108b’…二次巻線
Claims (13)
- 【請求項1】 一次巻線を巻回するための少なくとも1
つの一次巻線用チャンバと、二次巻線を巻回するための
少なくとも1つの二次巻線用チャンバとを有するチャン
バ型トランスのコイルボビンであって、 前記一次巻線用チャンバおよび前記二次巻線用チャンバ
は、前記コイルボビンの回転軸方向に配列され、前記少
なくとも1つのチャンバの幅を調節可能としたことを特
徴とするチャンバ型トランスのコイルボビン。 - 【請求項2】 請求項1に記載のチャンバ型トランスの
コイルボビンにおいて、該コイルボビンは、 筒状部分、 該筒状部分に設けられた複数のチャンバ壁、および、 該隣接するチャンバ壁により形成されたチャンバ内にお
いて、前記回転軸方向で取り付け位置が調節可能とされ
た少なくとも1つのユニットチャンバ壁を有する可動チ
ャンバユニットを備えたことを特徴とするチャンバ型ト
ランスのコイルボビン。 - 【請求項3】 請求項2に記載のチャンバ型トランスの
コイルボビンにおいて、前記可動チャンバユニットは2
つの部材により構成され、該2つの部材で前記筒状部分
を覆うようにして当該可動チャンバユニットの取り付け
を行うようにしたことを特徴とするチャンバ型トランス
のコイルボビン。 - 【請求項4】 請求項2に記載のチャンバ型トランスの
コイルボビンにおいて、該コイルボビンの仕切り壁およ
び前記可動チャンバユニットのユニット仕切り壁の少な
くとも1つは、対向する両側の位置に前記一次巻線用お
よび前記二次巻線用の櫛型部を有していることを特徴と
するチャンバ型トランスのコイルボビン。 - 【請求項5】 請求項2に記載のチャンバ型トランスの
コイルボビンにおいて、該コイルボビンの仕切り壁およ
び前記可動チャンバユニットのユニット仕切り壁の少な
くとも1つは、先端がテーパ処理されて沿面距離を延ば
すようになっていることを特徴とするチャンバ型トラン
スのコイルボビン。 - 【請求項6】 請求項2に記載のチャンバ型トランスの
コイルボビンにおいて、前記可動チャンバユニットは、
前記筒状部分に接触しその上に前記各巻線が巻回される
角部分にテーパが設けられていることを特徴とするチャ
ンバ型トランスのコイルボビン。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のコ
イルボビンと、該コイルボビンの筒状部分の内部に挿入
される中心コア部を有するコアと、前記各巻線からのワ
イヤがそれぞれ接続される接続ピンとを備えたことを特
徴とするチャンバ型トランス。 - 【請求項8】 請求項7に記載のチャンバ型トランスに
おいて、前記中心コア部の断面を円形形状とし、前記コ
イルボビンの筒状部分を該中心コア部の形状対応した円
筒形状としたことを特徴とするチャンバ型トランス。 - 【請求項9】 請求項7に記載のチャンバ型トランスに
おいて、前記コアをフェライトコアとしたことを特徴と
するチャンバ型トランス。 - 【請求項10】 請求項7に記載のチャンバ型トランス
において、前記コイルボビンの仕切り壁および前記可動
チャンバユニットのユニット仕切り壁の平面形状を円形
形状とし、かつ、該コイルボビンおよび前記フェライト
コアの周囲をショートリングで覆うようにしたことを特
徴とするチャンバ型トランス。 - 【請求項11】 一次巻線を巻回するための少なくとも
1つの一次巻線用チャンバと、二次巻線を巻回するため
の少なくとも1つの二次巻線用チャンバとを有するチャ
ンバ型トランスのコイルボビンであって、 前記各チャンバを分離する仕切り壁の少なくとも1つの
先端をテーパ形状として沿面距離を延ばすようにしたこ
とを特徴とするチャンバ型トランスのコイルボビン。 - 【請求項12】 請求項11に記載のチャンバ型トラン
スのコイルボビンにおいて、前記仕切り壁の少なくとも
1つは、対向する両側の位置に前記一次巻線用および前
記二次巻線用の櫛型部を有していることを特徴とするチ
ャンバ型トランスのコイルボビン。 - 【請求項13】 請求項11または12のいずれか1項
に記載のコイルボビンと、該コイルボビンの筒状部分の
内部に挿入される中心コア部を有するコアと、前記各巻
線からのワイヤがそれぞれ接続される接続ピンとを備え
たことを特徴とするチャンバ型トランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11168258A JP2000357614A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | チャンバ型トランスおよび該チャンバ型トランスのコイルボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11168258A JP2000357614A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | チャンバ型トランスおよび該チャンバ型トランスのコイルボビン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000357614A true JP2000357614A (ja) | 2000-12-26 |
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ID=15864684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11168258A Pending JP2000357614A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | チャンバ型トランスおよび該チャンバ型トランスのコイルボビン |
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|---|---|
| JP (1) | JP2000357614A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008192679A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Densei Lambda Kk | 三相コモンモードチョークコイル |
| CN109003794A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-14 | 东莞市大忠电子有限公司 | 一种低损耗车载变压器 |
| CN109102991A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-28 | 东莞市大忠电子有限公司 | 一种低温升车载变压器 |
| CN110534316A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-12-03 | 杭州中恒派威电源有限公司 | 一种谐振式变压器 |
| JP7484003B1 (ja) | 2023-11-10 | 2024-05-15 | 株式会社東光高岳 | 変圧器 |
-
1999
- 1999-06-15 JP JP11168258A patent/JP2000357614A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN109003794B (zh) * | 2018-08-27 | 2024-04-12 | 东莞市大忠电子有限公司 | 一种低损耗车载变压器 |
| CN109102991B (zh) * | 2018-08-27 | 2024-04-16 | 东莞市大忠电子有限公司 | 一种低温升车载变压器 |
| CN110534316A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-12-03 | 杭州中恒派威电源有限公司 | 一种谐振式变压器 |
| JP7484003B1 (ja) | 2023-11-10 | 2024-05-15 | 株式会社東光高岳 | 変圧器 |
| JP7610745B1 (ja) | 2023-11-10 | 2025-01-08 | 株式会社東光高岳 | 変圧器 |
| JP2025079767A (ja) * | 2023-11-10 | 2025-05-22 | 株式会社東光高岳 | 変圧器 |
| JP2025079561A (ja) * | 2023-11-10 | 2025-05-22 | 株式会社東光高岳 | 変圧器 |
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