JP2000358141A - 画像読取装置及び画像読取方法 - Google Patents
画像読取装置及び画像読取方法Info
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Abstract
ができ、かつ画像読取装置を低コストに構成できる。 【解決手段】 写真フィルム16に記録されているフィル
ム画像をエリアCCD32によって予備的に読み取り、読
み取りによって得られた画像データに基づいて、エリア
CCD32への入射光量が、各光電変換セルで蓄積電荷の
飽和が生ずることなくかつなるべく大きくなるように、
フィルム画像の本読み取りを行う際のLCD38の各LC
Dセルの濃度を演算する。そしてLCD38の各LCDセ
ルの濃度を前記演算した濃度に制御している状態でフィ
ルム画像の本読み取りを行う。
Description
像読取方法に係り、特に、読取対象の画像を多数の画素
に分割したときの各画素を単位として前記画像からの入
射光を光電変換することで前記画像を読み取る画像読取
方法、及び該画像読取方法を適用可能な画像読取装置に
関する。
り、光源から射出され写真フィルム等に記録されている
画像を透過した光を電荷蓄積型光センサ(例えばCC
D)によって各画素毎に測光(光電変換)し、増幅回路
を含んで構成される電子回路によってCCDから出力さ
れる測光信号を増幅し、増幅された測光信号をA/D変
換器によってデジタルデータに変換することで画像を読
み取る(画像の各画素毎の濃度値を表す画像データを得
る)構成の画像スキャナが知られている。
セットされていない状態で入射された光によって得られ
る測光値が、測光値の最大値に略一致しかつ値の飽和が
生じないように、光源の光量を調整(カラーの場合には
各成分色毎に光量を調整)し、CCDから出力される測
光信号を増幅する増幅回路の増幅率を調整し、かつCC
Dの電荷蓄積時間を調整(カラーの場合は各成分色毎に
調整する場合もある)した後に画像の読み取りを行う
(第1の読取方式)ことが一般的である。
力されるアナログの測光信号のダイナミックレンジDR
は、測光信号の黒レベルをVdrk、最大レベルをVsatと
すると、 DR=Vsat/Vdrk となる。画像をより広いダイナミックレンジで読み取る
には黒レベルVdrkを小さくし、最大レベルVsatを大き
くすればよいが、特に黒レベルVdrk は、(1)CCDか
ら出力される暗電流、(2)CCDから出力されるノイ
ズ、(3)増幅回路のドリフト、(4)増幅回路から出力され
るノイズ、に依存するので、上記の(1)〜(4)が写真フィ
ルムの読み取りの広ダイナミックレンジ化を阻害する要
因となっていた。上記の(1)〜(4)の要因のうち(1)と(3)
に関しては、暗電流補正(光学的黒を読み取ったときの
測光信号の理想的なレベル(通常は0)と実際のレベル
との差分だけ測光信号のレベルを補正する)によって実
質的に除去することができる。
はCCD及び増幅回路のノイズレベルVnoiに置き換え
られるので、測光信号のダイナミックレンジDRは、 DR=Vsat/Vnoi となる。従って、上記構成のスキャナで読み取りのダイ
ナミックレンジを広くするためには、暗電流補正を行う
ことに加えて、(2)CCDから出力されるノイズ及び
(4)増幅回路から出力されるノイズを小さくする必要
があり、CCDとして低ノイズの高性能なCCDを用い
る必要があると共に、増幅回路も低ノイズに設計する必
要があるので、コストが嵩むという問題がある。
のアナログ部を広ダイナミックレンジに設計した場合、
測光信号をデジタルデータに変換するためのA/D変換
器としても、入力信号のレベルを多数ビットのデータに
分解・変換するA/D変換器を用いる必要があるが、A
/D変換器は多数ビットになるに従って高コストとな
る。特に画像スキャナ等のように多数画素から成る画像
データを扱う場合には、アナログ−デジタル変換の速度
も高速であることが要求されるので、A/D変換器は非
常に高価なものになる。従って、コストの制約の下で最
大限の広ダイナミックレンジが得られるように画像スキ
ャナの各部の仕様を決定しているのが現状であり、その
性能(測光のダイナミックレンジ、アナログ−デジタル
変換の速度に依存する画像読取速度)は必ずしも満足で
きるものではなかった。
光材料に露光する際に用いる露光条件を求めることを目
的として、カラーネガフィルムに記録されているネガ画
像を複数画素(例えば1000画素)に分割すると共に
各画素を各成分色に分解して測光することにより、ネガ
画像を高精度に読み取る高精度ネガスキャナも知られて
いる。この種の高精度ネガスキャナは、確実に飽和が生
じない測光条件で各ネガ画像を予め測光(プレスキャ
ン)してネガ画像中の最低濃度画素の濃度を検出し、本
測光(ファインスキャン)時の各ネガ画像に対するCC
Dの電荷蓄積時間を、最低濃度画素からの光によって出
力が飽和しない最長の時間に各々調整(カラーの場合に
は各成分色毎に調整)することで最大のダイナミックレ
ンジを確保している(第2の読取方式)。
濃度ネガ画像に対しては、最低濃度画素の濃度が比較的
高いことが多いので、ファインスキャン時の電荷蓄積時
間が長くなるように調整され、露光アンダの低濃度ネガ
画像に対しては、最低濃度画素の濃度が比較的低い(フ
ィルムベース濃度に一致又は近い濃度)ことが多いの
で、ファインスキャン時の電荷蓄積時間も短くなるよう
に調整される。
の変化の傾きが小さい(γ≪1)ので、ネガ画像の階調
は軟調であり、ネガ画像のコントラストは低い。また、
上述した高精度ネガスキャナは測光点の密度(画素密
度)が比較的粗いCCDを用いているので、ネガ画像の
各画素からCCDに入射される光の光量比(コントラス
ト)は更に低くなる。従って、第2の読取方式のように
最低濃度画素の濃度に応じて電荷蓄積時間を調整するこ
とにより、各種露光状態のネガ画像(オーバ露光ネガ画
像/ノーマル露光ネガ画像/アンダ露光ネガ画像)を各
々広ダイナミックレンジで読み取ることができる。
のシーンを撮影したネガ画像、ストロボを用いて撮影し
たネガ画像、画像中に光源が含まれているネガ画像等の
ように、コントラストの高いネガ画像を広ダイナミック
レンジで読み取ることは困難である。また、露光量の変
化に対する濃度の変化の傾きが大きい(γ≒1)リバー
サルフィルムに記録されている画像を読み取ったり、画
像を多数画素(例えば数十万画素)に分割して高精細に
読み取る場合にも、画像の各画素からCCDに入射され
る光の光量比(コントラスト)が非常に高くなるので、
読み取りのダイナミックレンジは十分ではない。
で、広ダイナミックレンジで画像を読み取ることがで
き、かつ低コストの画像読取装置及び画像読取方法を得
ることが目的である。
に請求項1記載の発明に係る画像読取装置は、読取対象
の画像を多数の画素に分割したときの各画素を単位とし
て前記画像からの入射光を光電変換することで前記画像
を読み取る第1読取手段と、前記画像を読み取った結果
に基づいて、前記画像に対する適正な読取条件を画素毎
又は複数の画素から成る小領域毎に判断する第1判断手
段と、前記第1判断手段による判断結果に基づいて、第
1読取手段が前記画像を読み取った結果から、前記画像
を画素単位又は小領域単位で各々適正な読取条件で読み
取ったに等しい出力画像データが得られるように制御す
る第1制御手段と、を含んで構成している。
象の画像を多数の画素に分割したときの各画素を単位と
して前記画像からの入射光を光電変換することで前記画
像を読み取る。なお読取手段は、例えば多数個のセルを
備え、各セルで読取対象の画像からの入射光を光電変換
することで前記画像を読み取る読取センサ(例えば光電
変換によって得られた信号電荷を蓄積する電荷蓄積型の
読取センサ)を含んで構成することができる。また、読
取対象の画像からの入射光は画像を透過した光であって
も反射した光であってもよい。
は、読取手段の感度に比して入射光量(又は読取期間内
の入射光量の積分値)が過大の場合には光電変換出力が
飽和することで読取精度が低下し、読取手段の感度に比
して入射光量が過小の場合には光電変換出力も過小とな
ることで読取精度が低下するので、画像読み取りのダイ
ナミックレンジを考慮すると、光電変換出力の飽和が生
じない範囲で入射光量がなるべく大きくなるように読取
条件を制御することが望ましい。しかし、読取対象の画
像の濃度値又は輝度値は画素単位又は小領域単位で相違
しているので、適正な読取条件についても画像の各画素
毎に異なっている。
判断手段は、画像を読み取った結果に基づいて、画像に
対する適正な読取条件を画素毎又は複数の画素から成る
小領域毎に判断する。なお、前記画像を読み取った結果
としては、例えば第1読取手段が読取対象の画像を予め
読み取った結果(所謂プレスキャン)を用いてもよい
し、第1読取手段とは別の画像読取手段を含んで第1判
断手段を構成する場合には、前記画像読取手段が前記画
像を読み取った結果(プレスキャン)を用いることも可
能である。また、請求項10にも記載したように、第1
読取手段が互いに異なる読取条件で画像読み取りを複数
回行った結果を用いてもよい。
する物理量(例えば読取手段による読取期間(電荷蓄積
型の読取センサにおける電荷蓄積時間に対応:入射光量
が一定であっても読取期間の長さによって読取手段の出
力値が変化するため見掛け上読取手段の感度が変化す
る))、及び入射光量に関連する物理量の少なくとも一方
を含むことができ、前記物理量の値として画像に対する
適正な読取条件を表す値を演算・設定することで、適正
な読取条件を得ることができる。
段は、第1判断手段による判断結果に基づいて、第1読
取手段が画像を読み取った結果から、画像を画素単位又
は小領域単位で各々適正な読取条件で読み取ったに等し
い出力画像データが得られるように制御する。
御することは、例えば請求項2にも記載したように、第
1読取手段が、画像の読取条件を画素又は複数の画素か
ら成る小領域を単位として変更可能に構成されている場
合には、第1読取手段による画像の読み取りにおける画
素毎又は小領域毎の読取条件が、第1判断手段によって
判断された適正な読取条件に各々一致するように第1読
取手段を制御することで実現できる。これにより、第1
読取手段による1回の画像読み取りにおいて、読取対象
の画像が画素又は小領域を単位として各々適正な読取条
件で読み取られ、第1読取手段による読取結果を出力画
像データとして用いることができる。
に制御することは、例えば請求項10にも記載したよう
に、第1読取手段が互いに異なる読取条件で画像読み取
りを複数回行うことで各々得られた画像データから、第
1判断手段によって判断された最も適正な読取条件に対
応するデータを画素毎又は小領域毎に選択し、出力画像
データとして合成することによっても実現できる。この
場合は、第1読取手段による複数回の画像読み取りの結
果から、読取対象の画像が画素又は小領域を単位として
各々適正な読取条件で読み取ったに等しい出力画像デー
タが合成される。
小領域を単位として、各々適正と判断された読取条件
(光電変換出力の飽和が生じない範囲で入射光量がなる
べく大きくなる読取条件)で読み取ったに等しい出力画
像データが得られるので、例えば読取対象の画像のコン
トラストが高い等の場合にも、広ダイナミックレンジで
前記画像を読み取った結果に相当する出力画像データを
得ることができる。
領域単位で読取条件を選択することで、画像を画素単位
又は小領域単位で各々適正な読取条件で読み取ったに等
しい出力画像データが得られるので、画像の読み取りに
必要とされるダイナミックレンジに対応して、低ノイズ
の読取センサ等の高価な部材を含んで読取手段を構成す
る必要はなく、画像読取装置を低コストに構成すること
ができる。
は、読取対象の画像を多数の画素に分割したときの各画
素を単位として前記画像からの入射光を光電変換するこ
とで前記画像を読み取ると共に、画像の読取条件を画素
又は複数の画素から成る小領域を単位として変更可能な
第2読取手段と、前記画像を読み取った結果に基づい
て、前記画像に対する適正な読取条件を画素毎又は複数
の画素から成る小領域毎に判断する第1判断手段と、前
記第2読取手段による前記画像の読み取りにおける画素
毎又は小領域毎の読取条件が、前記第1判断手段によっ
て判断された適正な読取条件に各々一致するように制御
する第2制御手段と、を含んで構成している。
像の読取条件を画素又は複数の画素から成る小領域を単
位として変更可能とされており、第1判断手段は、画像
を読み取った結果に基づいて適正な読取条件を画素毎又
は小領域毎に判断し、第2制御手段は、第2読取手段に
よる画像の読み取りにおける画素毎又は小領域毎の読取
条件が、前記判断された適正な読取条件に各々一致する
ように制御している。従って、請求項1の発明と同様
に、広ダイナミックレンジで画像を読み取ることがで
き、かつ画像読取装置を低コストに構成することができ
る。
素から成る小領域を単位として変更可能に第2読取手段
を構成することは、例えば請求項3に記載したように、
画像からの入射光を画素毎に光電変換することで前記画
像を読み取る読取センサと、前記読取センサへの入射光
の光量を画素単位又は小領域単位で変更可能な入射光量
変更手段と、を含んで構成することで実現できる。
備え各セル毎に透過光量を変更可能なLCD等の透過光
量調整デバイスや、多数のセルを備え各セル毎に反射光
量を変更可能なDMD(デジタルマイクロミラーデバイ
ス)等の反射光量調整デバイスで構成することができ、
上記各セルを画素又は小領域に対応させ、上記デバイス
の透過光量又は反射光量を各セル毎に制御することで読
取センサへの入射光量を画素単位又は小領域単位で変更
することができる。
合、第2制御手段による読取条件の制御は、入射光量変
更手段を介して読取センサに入射される入射光の光量を
画素又は小領域を単位として独立に制御することで行う
ことができる。請求項3の発明によれば、第2読取手段
の読取センサとして、画素又は小領域を単位として独立
に電荷蓄積時間を変更可能な電荷蓄積型の読取センサ等
のように構成が複雑な読取センサを用いる必要が無くな
る、という効果を有する。
素から成る小領域を単位として変更可能に第2読取手段
を構成することは、例えば請求項6に記載したように、
画像からの入射光を画素毎に光電変換して電荷として蓄
積することで前記画像を読み取ると共に、画素又は小領
域を単位として独立に電荷蓄積時間を変更可能な電荷蓄
積型の読取センサを含んで構成することによっても実現
できる。
合、第2制御手段による読取条件の制御は、読取センサ
の電荷蓄積時間を画素又は小領域を単位として独立に制
御することで行うことができる。請求項6の発明によれ
ば、読取センサの構成は複雑になるものの、画像の読取
条件を画素又は複数の画素から成る小領域を単位として
制御するにあたり、請求項3に記載した入射光量変更手
段が必須の部品ではなくなるので、部品点数を削減する
ことが可能となる。
対象の画像以外からの光も読取センサに入射される構成
(例えば読取対象の画像が写真フィルム等の記録媒体に
記録されており、記録媒体上の画像記録領域以外の領域
を透過又は反射した光も読取センサに入射される構成)
であり、特に読取対象の画像以外からの入射光の光量が
読取対象の画像からの入射光の光量よりも大きい場合に
は、例えば読取センサが電荷蓄積型の読取センサであれ
ば、読取対象の画像以外からの入射光によって読取セン
サに蓄積される電荷が飽和する等のように、読取対象の
画像以外からの入射光が画像の読み取りに悪影響を及ぼ
す。
読み取りに悪影響を及ぼすことは、例えば読取対象の画
像以外からの入射光をマスク等によって遮光することに
よって回避することも可能であるが、請求項3の発明の
ように、第2読取手段が入射光量変更手段を含んで構成
され、第2制御手段が、入射光量変更手段を介して読取
センサに入射される入射光の光量を画素又は小領域を単
位として制御することで読取条件の制御を行う態様にお
いては、請求項4に記載したように、第2制御手段が、
読取センサへの入射光のうち読取対象の画像以外からの
入射光の光量が所定値以下となるように、読取センサへ
の入射光の光量を入射光量変更手段により画素又は小領
域を単位として制御することが好ましい。
手段が、画素又は小領域を単位として独立に電荷蓄積時
間を変更可能な電荷蓄積型の読取センサを含んで構成さ
れ、第2制御手段が、読取センサの電荷蓄積時間を画素
又は小領域を単位として独立に制御することで読取条件
の制御を行う態様においては、請求項7に記載したよう
に、第2制御手段が、読取センサへの入射光のうち読取
対象の画像以外からの入射光の光電変換における電荷蓄
積時間が所定値以下となるように、読取センサの電荷蓄
積時間を画素又は小領域を単位として制御することが好
ましい。
間を制御することにより、読取対象の画像以外からの入
射光を遮光するマスクを設ける等によって構成が複雑化
することなく、読取対象の画像以外からの入射光が画像
の読み取りに悪影響を及ぼすことを回避することができ
る。
果には、画像読取装置に起因して各画素を単位とするば
らつきが生じていることがある。このばらつきの原因と
しては、例えば読取対象の画像に照射する光の光量むら
や、画像からの光を読取センサに入射させる光学系の収
差、読取センサの各画素毎の感度のばらつき等が挙げら
れる。また読取対象の画像が、被写体がカメラによって
写真フィルムに撮影記録され現像等の処理が施されるこ
とで可視化された画像である場合には、前記カメラの光
学系の収差によって読取対象の画像に濃度むらが生ずる
ので、カメラの光学系の収差も、読取センサによる画像
の読み取り結果に各画素を単位とするばらつきが生ずる
原因となる。
ばらつきは、例えば各画素を単位として画像の読み取り
結果を補正する補正処理を行うことによって回避するこ
とも可能であるが、請求項3の発明のように、第2読取
手段が入射光量変更手段を含んで構成され、第2制御手
段が、入射光量変更手段を介して読取センサに入射され
る入射光の光量を画素又は小領域を単位として制御する
ことで読取条件の制御を行う態様においては、請求項5
に記載したように、第2の制御手段が、読取対象の画像
の濃度むら又は画像読取装置に起因する、読取センサに
よる画像の読み取り結果の各画素を単位とするばらつき
が補正されるように、読取センサへの入射光の光量を入
射光量変更手段により画素又は小領域を単位として制御
することが好ましい。
手段が、画素又は小領域を単位として独立に電荷蓄積時
間を変更可能な電荷蓄積型の読取センサを含んで構成さ
れ、第2制御手段が、読取センサの電荷蓄積時間を画素
又は小領域を単位として独立に制御することで読取条件
の制御を行う態様においては、請求項8に記載したよう
に、第2制御手段が、読取対象の画像の濃度むら又は画
像読取装置に起因する、読取センサによる画像の読み取
り結果の各画素を単位とするばらつきが補正されるよう
に、読取センサの電荷蓄積時間を画素又は小領域を単位
として制御することが好ましい。
間を制御することにより、各画素を単位として画像の読
み取り結果がばらつくことを回避することができ、各画
素を単位として画像の読み取り結果を補正する補正処理
を行う必要がなくなる。
において、請求項9に記載したように、画像を照明する
照明光及び画像から読取センサへの入射光の少なくとも
一方の光量を調節可能な光量調節手段を含んで第2読取
手段を構成してもよい。この場合、第2制御手段は光量
調節手段を介して照明光及び入射光の少なくとも一方の
光量も制御することで読取条件の制御を行うことができ
る。
成可能であるが、画像読取装置としてはこれらの光学部
品が設けられた構成が一般的である。従って請求項9の
発明によれば、光量調節手段を介して光量を制御するこ
とで、請求項3に記載の入射光量変更手段による入射光
量の変更幅、或いは請求項6に記載の読取センサによる
電荷蓄積時間の変更幅を小さくすることができると共
に、光量調節手段として既存の絞りや減光フィルタ等を
利用することで、部品点数の増加を回避することができ
る。
は、読取対象の画像を照明する照明光及び前記画像から
の入射光の少なくとも一方の光量を調節可能な光量調節
手段を備え、前記画像を多数の画素に分割したときの各
画素を単位として、前記画像から入射された入射光を光
電変換して前記画像を読み取ることを複数回行うと共
に、前記光量調節手段によって前記入射光の光量を調節
することで各回の読み取りにおける読取条件を互いに相
違させる第3読取手段と、前記第3読取手段による複数
回の画像読み取りによって各々得られた画像データに基
づいて、各回の画像読み取りにおける読取条件のうち最
も適正な読取条件を画素毎又は複数の画素から成る小領
域毎に判断する第2判断手段と、第3読取手段による複
数回の画像読み取りによって各々得られた画像データか
ら、前記第2判断手段によって判断された最も適正な読
取条件に対応するデータを画素毎又は小領域毎に選択
し、出力画像データとして合成する第3制御手段と、を
含んで構成している。
読取対象の画像から入射された入射光を、画像を多数の
画素に分割したときの各画素を単位として光電変換して
画像を読み取ることを複数回行うと共に、光量調節手段
によって入射光の光量を調節することで各回の読み取り
における読取条件を互いに相違させる。なお、請求項1
0の発明に係る光量調節手段としても、既存の絞りや減
光フィルタ等を利用することができる。
各回の画像読み取りにおける読取条件のうち最も適正な
読取条件を画素毎又は複数の画素から成る小領域毎に判
断し、第3制御手段は、複数回の画像読み取りによって
各々得られた画像データから、前記判断された最も適正
な読取条件に対応するデータを画素毎又は小領域毎に選
択し、出力画像データとして合成する。これにより、第
3読取手段による複数回の画像読み取りの結果から、読
取対象の画像が画素又は小領域を単位として各々適正な
読取条件で読み取られたに等しい出力画像データが合成
されるので、請求項1及び請求項2の発明と同様に、広
ダイナミックレンジで画像を読み取ることができ、かつ
画像読取装置を低コストに構成することができる。
条件を相違させる場合、例えば第3読取手段が電荷蓄積
型の読取センサを含んで構成されているとすると、画像
読み取りを複数回行う間に少なくとも一部のセルで蓄積
電荷量の飽和が生ずるが、耐ブルーミング特性を有する
電荷蓄積型読取センサ(例えばオーバフロードレイン構
造のセンサ)を用いれば、蓄積電荷の飽和が生じたセル
から溢れ出た電荷が悪影響を及ぼすことを防止できるの
で好ましい。また、請求項10の発明において上記の読
取センサを用いる場合、最も適正な読取条件の判断は、
各セルで蓄積電荷の飽和が生じなかったか否かに基づい
て判断することができる。
は、読取対象の画像に対する適正な読取条件を、画素毎
又は複数の画素から成る小領域毎に判断し、読取対象の
画像を多数の画素に分割したときの各画素を単位として
前記画像からの入射光を光電変換することで前記画像を
読み取った結果から、前記判断結果に基づいて、前記画
像を画素単位又は小領域単位で各々適正な読取条件で読
み取ったに等しい出力画像データが得られるように制御
するので、請求項1の発明と同様に、装置のコストの大
幅な増大を招くことなく、広ダイナミックレンジで画像
を読み取ることができる。
施形態の一例を詳細に説明する。
に係るフィルムスキャナ10の光学系の概略構成が示さ
れている。フィルムスキャナ10の光学系は、光源部1
2と、写真フィルム16を挟んで光源部12の反対側に
配置された読取部14を備えている。
ンプ20を備えている。ランプ20の周囲にはリフレク
タ22が設けられており、ランプ20から射出された光
の一部はリフレクタ22によって反射され、一定の方向
へ射出される。リフレクタ22の光射出側には、リフレ
クタ22からの射出光の光軸Lに沿って、紫外域及び赤
外域の波長の光をカットするUV/IRカットフィルタ
(図示省略)、写真フィルム16への照射光の光量を調
節するための光源絞り24(請求項9に記載の光量調節
手段に相当)、ターレット26、写真フィルム16に照
射する光を拡散光とする光拡散ボックス30が順に設け
られている。なお光源絞り24は絞り駆動部50(図2
参照)によって駆動される。
B)の色分解フィルタ28が各々嵌め込まれており、こ
れらの色分解フィルタ28はターレット26の回転に伴
って選択的に光軸L上に位置される。各成分色の色分解
フィルタ28が順次光軸L上に位置するようにターレッ
ト26が回転され、個々の色分解フィルタ28が光軸L
上に位置している状態で読取部14(詳細は後述)がフ
ィルム画像の読み取りを各々行うことにより、写真フィ
ルム16に記録されているフィルム画像を各成分色に分
解して読み取り可能とされている。なおターレット26
はターレット駆動部48(図2参照)によって回転駆動
される。
ルム16を収納しているカートリッジ18から写真フィ
ルム16を引出して搬送するフィルムキャリア(図示省
略)が設けられている。写真フィルム16には長手方向
に沿って複数のフィルム画像が記録されており、カート
リッジ18から引出された写真フィルム16は、記録さ
れている各フィルム画像が、画面中心が光軸Lに一致し
た状態で順次位置決めされるように間欠搬送される。
(請求項3に記載の読取センサに相当)を備えている。
また、写真フィルム16とエリアCCD32との間に
は、光軸Lに沿って、フィルム画像を透過した光をエリ
アCCD32の受光面上に結像させるレンズ34、エリ
アCCD32への入射光の光量を調節するためのレンズ
絞り36(請求項9に記載の光量調節手段に相当)、多
数のLCDセルがマトリクス状に配列されて成るLCD
38(請求項3に記載の入射光量変更手段に相当)が順
に配置されている。写真フィルム16(フィルム画像)
を透過した光は、レンズ34を透過し、レンズ絞り36
の配設位置を通過し、LCD38を透過してエリアCC
D32に入射される。なおレンズ絞り36も絞り駆動部
50(図2参照)によって駆動される。
ルやフォトダイオード等を含み入射された光を光電変換
して電荷として蓄積する機能を備えた光電変換セルが、
所定方向に沿って一列に多数配列されてセンシング部を
形成し、該センシング部が前記所定方向と直交する方向
に沿って多数配列され、かつ全ての光電変換セルにおけ
る電荷蓄積時間を一律に制御する電子シャッタ機構が設
けられて構成されている。各センシング部の近傍には、
多数のCCDセルから成る転送部が各センシング部に対
応して各々設けられており、各センシング部の各CCD
セルに蓄積された電荷(該電荷量は電荷蓄積期間内の入
射光量の積分値を表している)は、対応する転送部を介
して外部へ順に転送される。
号出力端には、増幅器40、A/D変換器42、画像メ
モリ44が順に接続されており(図示省略)、エリアC
CD32から出力された信号は、増幅器40で増幅され
A/D変換器42でディジタルデータに変換された後に
画像メモリ44に格納される。画像メモリ44はマイク
ロコンピュータ等を含んで構成された制御部46に接続
されている。
続されている。制御部46はターレット駆動部48に対
してターレット26の回転目標位置を設定し、ターレッ
ト駆動部48は指示された回転目標位置へターレット2
6が回転するようにターレット26を回転駆動する。ま
た制御部46には絞り駆動部50が接続されている。制
御部46は絞り駆動部50に対して光源絞り24及びレ
ンズ絞り36の移動目標位置を各々設定し、絞り駆動部
50は設定された移動目標位置へ光源絞り24及びレン
ズ絞り36が各々移動するように光源絞り24及びレン
ズ絞り36を駆動する。
介してエリアCCD32に接続されている。制御部46
はCCDドライバ52に対し、フィルム画像読み取り時
のエリアCCD32の電荷蓄積時間を設定し、CCDド
ライバ52は設定された電荷蓄積時間でエリアCCD3
2がフィルム画像の読み取りを行うようにエリアCCD
32の作動を制御する。更に、制御部46はLCDドラ
イバ54を介してLCD38に接続されている。制御部
46はLCDドライバ54に対し、フィルム画像読み取
り時のLCD38の各LCDセルの光透過率を制御する
制御データを入力する。LCDドライバ54はLCD3
8の各LCDセルの光透過率が入力された制御データに
対応する値となるようにLCD38の作動を制御する。
ィルム画像の読み取りを行う際に制御部46で実行され
る画像読取制御処理について、図3のフローチャートを
参照して説明する。
ータ補正処理を起動する。この処理は、画像読取制御処
理と並行して制御部46で実行されるものであり、後で
詳述する。次のステップ102では、フィルムキャリア
によってカートリッジ18から引出す方向に写真フィル
ム16を搬送し、写真フィルム16の先頭に記録されて
いるフィルム画像が読取位置(フィルム画像の画面中心
が光軸Lに一致する位置)に位置決めされるように制御
する。
キャナ10は、写真フィルム16に記録されている個々
のフィルム画像に対し、異なる解像度で2回の読み取り
を行う。1回目の比較的低解像度での読み取り(プレス
キャン)では、フィルム画像の濃度が非常に低い場合
(例えばネガフィルムにおける露光アンダのネガ画像)
にもエリアCCD32の各セルで蓄積電荷の飽和が生じ
ないように、プレスキャン時の光源絞り24及びレンズ
絞り36の位置、エリアCCD32の各成分色毎の電荷
蓄積時間、及びLCD38の各LCDセルの光透過率
(以下、これらを総称して「読取条件」という)が予め
設定されている。低解像度で読み取りを行うことで、読
み取りによって得られた画像データを用いた演算処理等
を高速化できる。
画像に対する2回目の読み取り(ファインスキャン:詳
細は後述)は比較的高い読取解像度で行われるが、本第
1実施形態のように読取センサとしてエリアセンサ(エ
リアCCD32)を用いた態様において、読み取りの解
像度の切り替え(各回の読み取りで異なる解像度の画像
データを得ること)は、例えばプレスキャン時もファイ
ンスキャン時と同一の高解像度で読み取りを行い、得ら
れた画像データに対して画素の間引き又は画素の統合等
の後処理を行うか、或いはファインスキャン時にはエリ
アセンサによって読み取りを複数回行うと共に、各回の
読み取り時にピエゾ素子等のアクチュエータにより画素
間隔の整数分の1に相当する距離だけエリアセンサを移
動させることで実現できる。
位置決めしたフィルム画像に対してプレスキャンを行
う。すなわち、ステップ104では所定の成分色の色分
解フィルタ28が光軸L上に位置するように、ターレッ
ト駆動部48を介してターレット26を回転駆動させ
る。また、ステップ106ではプレスキャン時の読取条
件を取り込み、取り込んだ読取条件のうち所定の成分色
についてのエリアCCD32の電荷蓄積時間をCCDド
ライバ52へ設定する。
条件のうち光源絞り24及びレンズ絞り36の移動目標
位置を絞り駆動部50に設定し、次のステップ110で
は、LCD38の各LCDセルの光透過率を、前記取り
込んだ読取条件で設定されているLCD38の各LCD
セルの光透過率に制御するための制御データをLCDド
ライバ54に入力する。なお、プレスキャン時の読取条
件では、LCD38の各LCDセルの光透過率として一
定(例えば光透過率最大)の値が設定されている。
置決めされているフィルム画像をエリアCCD32によ
って読み取る。これにより、位置決めされているフィル
ム画像が、所定の成分色について、予め設定されたプレ
スキャン時の読取条件に従って読み取られ、読み取り結
果は増幅器40、A/D変換器42を介して所定の成分
色の低解像度画像データとして画像メモリ44に格納さ
れる。
されているフィルム画像に対し、全ての成分色について
読み取り(プレスキャン)を完了したか否か判定する。
判定が否定された場合にはステップ104に戻り、ステ
ップ114の判定が肯定される迄、ステップ104〜ス
テップ114を繰り返す。これにより、読取位置に位置
決めされているフィルム画像を各成分色毎に順次読み取
るプレスキャンが行なわれ、画像メモリ44には前記フ
ィルム画像の低解像度画像データが格納されることにな
る。
ップ116へ移行し、写真フィルム16に記録されてい
る全てのフィルム画像に対してプレスキャンを完了した
か否か判定する。判定が否定された場合には、ステップ
102に戻って次のフィルム画像を読取位置に位置決め
し、上述したプレスキャン(ステップ104〜ステップ
116)を繰り返す。全てのフィルム画像のプレスキャ
ンを完了すると、ステップ116の判定が肯定されてス
テップ118へ移行し、先のステップ100で起動した
読取条件演算・画像データ補正処理によって読取条件の
演算が完了する迄待機する。
ータ補正処理では、ステップ150でプレスキャンが完
了したフィルム画像が有るか否か判定し、判定が否定さ
れた場合には判定が肯定される迄待機する。或るフィル
ム画像のプレスキャンが完了するとステップ150の判
定が肯定されてステップ152へ移行し、プレスキャン
が完了することで画像メモリ44に格納された前記フィ
ルム画像の低解像度画像データを取り込み、プレスキャ
ン時の読取条件に基づいてフィルム画像の濃度値を表す
データ(プレスキャン画像データ)に変換する。
込んだプレスキャン画像データに基づいて、取り込んだ
プレスキャン画像データに対応するフィルム画像に対す
る再度の読み取り時(ファインスキャン時)に、エリア
CCD32の個々の光電変換セルにおいて、蓄積電荷の
飽和が生じない範囲でなるべく蓄積電荷量が多くなるよ
うに適正な読取条件を決定する。
セルの光透過率を変更することで、フィルム画像読み取
り時の読取条件(エリアCCD32への入射光量)を調
整可能であるが、LCD38のLCDセルの数はエリア
CCD32の光電変換セルの数よりも少ないので、LC
D38の単一のLCDセルの光透過率を変更したとき
に、エリアCCD32の複数の光電変換セルへの入射光
量が各々変化する。従って本第1実施形態では、LCD
38の光透過率を個々のLCDセルを単位として独立に
変更することで、読取対象のフィルム画像に対し、エリ
アCCD32の光電変換セルで複数個分に相当する(複
数個の画素から成る)小領域を単位として読取条件を変
更可能とされている。
像読取時にLCD38の光透過率を変更することは、エ
リアCCD32から見たフィルム画像の濃度を調整する
ことに相当するが、読取対象のフィルム画像はレンズ3
4によってエリアCCD32の受光面上に結像されるの
に対し、LCD38はエリアCCD32から所定距離隔
てた位置に配置されているので、LCD38配置位置で
は読取対象のフィルム画像が光学的にぼけている。
D38の個々のLCDセルの光透過率(読取条件の1
つ)を決定するにあたり、まずステップ154では、先
のステップ152で取り込んだプレスキャン画像データ
に対し、各成分色のデータ毎にフィルタリング等の処理
を行うことにより、各成分色のプレスキャン画像データ
から低周波成分を各々抽出する。
で各成分色毎に抽出した低周波成分を表すデータ(低周
波成分データ)を、LCD38のLCDセル数に対応す
る解像度のデータに変換する。これにより、前記プレス
キャン画像データに対応するフィルム画像を読み取る際
の、LCD38の個々のLCDセルの配置位置における
前記フィルム画像の各成分色毎の濃度値を表すデータ
(LCD上での画像濃度データ)が得られる。
像濃度データに基づいて、各成分色毎に最大画素濃度P
REDmaxを各々抽出する。次のステップ160では、
フィルム画像のファインスキャン時に、エリアCCD3
2への入射光量を、個々の光電変換セルで蓄積電荷の飽
和が生じない範囲でなるべく大きくするためのLCD3
8の各LCDセルの濃度DLCDij(LCD濃度制御デ
ータ、なおi及びjは各LCDセルを識別するための符
号)を演算する。
像を読み取る際のLCD38に関する読取条件を表して
おり、例えば各成分色毎に抽出した最大画素濃度PRE
Dma x、及びLCD上での画像濃度データが表す個々の
画素(LCDセル)の各成分色毎の濃度値PREDijに
基づいて、個々のLCDセル及び各成分色毎に以下の演
算式に従って濃度DLCDijを演算することで求めるこ
とができる。 DLCDij←PREDmax−PREDij
値PREDij(前記LCDセルに対応するフィルム画像
上の小領域の濃度)が高くなるに従って、LCDセルの
濃度DLCDijを低くしている(濃度値PREDij=最
大画素濃度PREDmaxのときに濃度値DLCDij=0
となる)。濃度値PREDijはフィルム画像の低周波成
分を表しているので、フィルム画像のファインスキャン
を行う際にLCD38の個々のLCDセルの濃度が濃度
値DLCDijに一致するように制御することで、LCD
38によってフィルム画像の低周波成分が打ち消され
る。従って、フィルム画像上の各部分の濃度に拘わら
ず、エリアCCD32の個々の光電変換セルへの入射光
量が過大又は過小となることを防止することができ、エ
リアCCD32によって高精度にフィルム画像を読み取
ることができる。
像データに基づいて、LCD濃度制御データ以外の読取
条件、すなわちエリアCCD32の電荷蓄積時間、光源
絞り24及びレンズ絞り36の移動目標位置を各成分色
毎に演算する。これにより、ステップ152で取り込ん
だプレスキャン画像データに対応するフィルム画像に対
してファインスキャンを行う際の読取条件(LCD濃度
制御データ、エリアCCD32の電荷蓄積時間、光源絞
り24及びレンズ絞り36の移動目標位置)の演算が完
了する。
6に記録されている全てのフィルム画像に対してファイ
ンスキャン時の読取条件の演算を行ったか否か判定す
る。判定が否定された場合にはステップ150へ戻る。
従って、全てのフィルム画像に対してファインスキャン
時の読取条件を演算する迄の間は、或るフィルム画像の
プレスキャンが完了する毎に、該フィルム画像に対して
ファインスキャンを行う際の読取条件が演算されること
になる。全てのフィルム画像に対し、ファインスキャン
時の読取条件の演算を完了すると、ステップ166でフ
ァインスキャンが完了したフィルム画像が有るか否か判
定し、判定が肯定される迄待機する。
取条件演算・画像データ補正処理のステップ166の判
定が肯定されると、先に説明したステップ118の判定
が肯定されてステップ120へ移行し、フィルムキャリ
アによってカートリッジ18へ巻き戻す方向に写真フィ
ルム16を搬送し、写真フィルム16の末尾に記録され
ているフィルム画像が読取位置に位置決めされるように
制御する。
位置決めしたフィルム画像に対してファインスキャンを
行う。すなわち、ステップ122では所定の成分色の色
分解フィルタ28が光軸L上に位置するように、ターレ
ット駆動部48を介してターレット26を回転駆動させ
る。また、ステップ124では読取条件演算・画像デー
タ補正処理で演算されたファインスキャン時の読取条件
を取り込み、取り込んだ読取条件のうち所定の成分色に
ついてのエリアCCD32の電荷蓄積時間をCCDドラ
イバ52へ設定する。
ンスキャン時の読取条件のうち、光源絞り24及びレン
ズ絞り36の移動目標位置を絞り駆動部50に設定し、
次のステップ128では、LCD38の各LCDセルの
光透過率を、前記取り込んだファインスキャン時の読取
条件のうち所定の成分色についてのLCD濃度制御デー
タに基づいて、LCD38の各LCDセルの光透過率
を、前記LCD濃度制御データが表す各LCDセル毎の
濃度DLCDijに対応する光透過率に制御するための制
御データをLCDドライバ54に入力する。
ルの濃度は、LCD濃度制御データで定められた各LC
Dセル毎の濃度値DLCDijに各々一致するように制御
され、LCD濃度制御データに応じた濃度パターンがL
CD38に現れることになる。
置決めされているフィルム画像をエリアCCD32によ
って読み取る。これにより、位置決めされているフィル
ム画像が、所定の成分色について、先の読取条件演算・
画像データ補正処理で演算されたファインスキャン時の
読取条件に従って読み取られ、読み取り結果は増幅器4
0、A/D変換器42を介して所定の成分色の高解像度
画像データとして画像メモリ44に格納される。
インスキャンに際しては、プレスキャン画像データから
求めたLCD濃度制御データに基づいて、LCD38の
個々のLCDセルの濃度を濃度値DLCDijに一致する
ように制御している状態で読み取りを行うので、エリア
CCD32の各光電変換セル毎に精度良くフィルム画像
を読み取ることができる。
されているフィルム画像に対し、全ての成分色について
読み取り(ファインスキャン)を完了したか否か判定す
る。判定が否定された場合にはステップ122に戻り、
ステップ132の判定が肯定される迄、ステップ122
〜ステップ132を繰り返す。これにより、読取位置に
位置決めされているフィルム画像を各成分色毎に順次読
み取るファインスキャンが行なわれ、画像メモリ44に
は前記フィルム画像の高解像度画像データが格納される
ことになる。
ップ134へ移行し、写真フィルム16に記録されてい
る全てのフィルム画像に対してファインスキャンを完了
したか否か判定する。判定が否定された場合には、ステ
ップ120に戻って次のフィルム画像を読取位置に位置
決めし、上述したファインスキャン(ステップ122〜
ステップ134)を繰り返す。全てのフィルム画像のフ
ァインスキャンを完了すると、ステップ134の判定が
肯定されて画像読取制御処理を終了する。
ンスキャンが完了すると、読取条件演算・画像データ補
正処理(図4)のステップ166の判定が肯定されてス
テップ168へ移行する。
完了することで画像メモリ44に格納された前記フィル
ム画像の高解像度画像データを取り込み、取り込んだ画
像データをファインスキャン時の読取条件(詳しくはエ
リアCCD32の電荷蓄積時間、光源絞り24及びレン
ズ絞り36の位置)に応じて補正する。なお、以下では
ステップ168の補正を経た画像データをファインスキ
ャン画像データIMG mnと称する(なおm及びnは画像
データの各画素を識別するための符号)。
は、読取対象のフィルム画像から低周波成分が除去され
た画像、すなわち読取対象のフィルム画像の中・高周波
成分に相当する画像を表している。このため、次のステ
ップ170以降では、ファインスキャン画像データIM
Gに、読取対象のフィルム画像の低周波成分に相当する
画像を加算することで、読取対象のフィルム画像を表す
画像データを求める。
んだ画像データに対応するフィルム画像のファインスキ
ャン時の読取条件の1つであるLCD濃度制御データD
LCDを取り込む。次のステップ172では、取り込ん
だLCD濃度制御データを、各成分色のデータ毎に、フ
ァインスキャン画像データIMGと同等の解像度のデー
タFINEDに各々変換する。
ャン画像データIMGを解像度変換後のデータFINE
D及び先のステップ158で抽出した最大画素濃度PR
ED maxに応じて補正し、読取対象のフィルム画像を表
す画像データFIMGを求める。なお、画像データFI
MGは次の(1)式に従って各成分色毎に画素濃度を演
算することで求めることができる。 FIMGmn←PREDmax+IMGmn−FINEDmn …(1)
EDmn)は読取対象のフィルム画像の低周波成分を表し
ており、ファインスキャン画像データIMGに(PRE
Dma x−FINEDmn)を加算することにより、エリア
CCD32の各光電変換セル毎に、フィルム画像を高ダ
イナミックレンジで精度良く読み取ったに等しい画像デ
ータFIMG(プレスキャン画像データと画像平均濃度
やヒストグラム形状が一致すると共に、高精度かつ高解
像度の画像データ)を得ることができる。
から濃度値PREDijを減算した値をLCD濃度制御デ
ータDLCDijとしていることから、ファインスキャン
画像データIMGが表す画像平均濃度をプレスキャン画
像データが表す画像平均濃度に一致させるために(1)
式で最大画素濃度PREDmaxを加えているが、ファイ
ンスキャン画像データIMGを求めた後にプレスキャン
画像データと画像平均濃度(又はヒストグラム形状)を
一致させる処理を別途行う等の場合には、最大画素濃度
PREDmaxを加えない演算式を用いてファインスキャ
ン画像データIMGを求めるようにしてもよい。
画像データに対する補正を完了すると、次のステップ1
76では全てのフィルム画像に対して上記の補正処理を
行ったか否か判定する。判定が否定された場合にはステ
ップ166に戻り、単一のフィルム画像に対するファイ
ンスキャンが完了する毎に、ファインスキャンによって
得られた画像データの補正(ステップ168〜ステップ
174)を行う。
データの補正を完了すると、ステップ176の判定が肯
定されて読取条件演算・画像データ補正処理を終了す
る。これにより、写真フィルム16に記録された全ての
フィルム画像について、フィルム画像を高ダイナミック
レンジで精度良く読み取ったに等しい画像データFIM
Gを各々得ることができる。また、画像データFIMG
と同等の画像データを得るために、低ノイズの読取セン
サや多数ビットのA/D変換器等の高コストの部品を用
いる必要がなくなるので、フィルムスキャナ10を低コ
ストに構成することができる。
ステップ120、130、132、134はエリアCC
D32、LCD38、光源絞り24及びレンズ絞り36
と共に本発明の第1読取手段(より詳しくは請求項2
(更に詳しくは請求項3、請求項9)に記載の第2読取
手段)に対応している。また、読取条件演算・画像デー
タ補正処理(図4)のステップ152〜162は本発明
の第1判断手段に対応しており、画像読取制御処理のス
テップ122〜128及び読取条件演算・画像データ補
正処理のステップ170〜174は本発明の第1制御手
段(より詳しくは請求項2(更に詳しくは請求項3、請
求項9)に記載の第2読取手段)に対応している。
態について説明する。なお以下では、第1実施形態と同
一の部分に同一の符号を付し、説明を省略する。図5に
は第2実施形態に係るフィルムスキャナ60が示されて
いる。このフィルムスキャナ60では、エリアCCD3
2に代えてラインCCD62(これも請求項3に記載の
読取センサに相当)が設けられている。
ダイオード等を含み入射された光を光電変換して電荷と
して蓄積する機能を備えた光電変換セルが、所定方向に
沿って一列に多数配列されてセンシング部を形成し、該
センシング部が間隔を空けて互いに平行に3ライン設け
られている。各センシング部には、同一のセンシング部
に属する各光電変換セルにおける電荷蓄積時間を一律に
制御する電子シャッタ機構が設けられており、各センシ
ング部の光入射側にはR、G、Bの色分解フィルタの何
れかが各々取付られている(所謂3ラインカラーCC
D)。各センシング部の近傍には、多数のCCDセルか
ら成る転送部が各センシング部に対応して各々設けられ
ており、各センシング部の各CCDセルに蓄積された電
荷は、対応する転送部を介して外部へ順に転送される。
ャナ60は、ラインCCD62が3ラインカラーCCD
であるのでターレット26及び色分解フィルタ28が省
略されている。なお、色分解フィルタ28に代えて写真
フィルム16のフィルムベースの色バランスに応じて各
成分色光の光量のバランスを変更するバランスフィルタ
を設けてもよい。
D62に対応して、光軸方向に沿って上方側(光射出
側)へ向けて写真フィルム16の搬送方向に沿った幅が
徐々に小さくなり、該搬送方向に直交する方向(写真フ
ィルム16の幅方向)に沿った幅が徐々に大きくなる
(図示省略)形状の光拡散ボックス64が設けられてい
る。ランプ20から射出された光は、光拡散ボックス6
4を通過することで、写真フィルム16の幅方向を長手
方向とするスリット光として写真フィルム16に照射さ
れる。写真フィルム16は、光拡散ボックス64からの
スリット光が照射される位置(読取位置)において、図
示しないガイドによって上側に凸となるように湾曲され
る。これにより、読取位置での写真フィルム16の平面
性が確保される。
がマトリクス状に配列されたLCD38に代えて、写真
フィルム16の幅方向に沿ってLCDセルが多数個配列
されて成るLCDセル列が、写真フィルム16の搬送方
向に沿って所定列(フィルム搬送方向に沿ったLCD6
6の幅が、写真フィルム16を透過したスリット光のL
CD66配置位置における光束幅よりも若干大きくなる
程度の列数)だけ配置されたLCD66(これも請求項
3に記載の入射光量変更手段に相当)が設けられてい
る。
ィルム画像の読み取り(プレスキャン及びファインスキ
ャン)が、写真フィルム16を一定速度で搬送している
状態で、ラインCCD62により、フィルム幅方向に沿
った1ラインを単位として、各成分色毎の読み取りが並
行して行なわれる。
は、プレスキャンによって得られたフィルム画像のカラ
ー画像データを、公知のNTSCの変換式等に基づいて
モノクロの画像データに変換し、該モノクロ画像データ
に基づいてフィルム画像のライン単位でLCD濃度制御
データを求める。そして、フィルム画像のファインスキ
ャン時には、ライン単位でLCD濃度制御データに基づ
いて、ライン単位の画像読み取りと同期したタイミング
でLCD66の各LCDセルの濃度を制御する。
CCD62の各光電変換セルへの入射光量が過大又は過
小となることを防止することができ、ファインスキャン
によって得られた画像データからファインスキャン画像
データと同等の解像度のデータFINEDを求め(1)
式の演算を行うことにより、フィルム画像を高ダイナミ
ックレンジで精度良く読み取ったに等しい画像データF
IMGを得ることができる。
形態では、LCDにより複数の光電変換セルから成る小
領域を単位として読取条件(光電変換セルへの入射光
量)を調整していたが、これに限定されるものではな
く、例えばLCDとして、読取センサの光電変換セルの
数以上のLCDセルを備えたLCDを用いると共に、読
取センサとLCDを密着させて配置する等により、画素
単位で読取条件を調整するように構成することも可能で
ある。
形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部
分には同一の符号を付して説明を省略する。
フィルムスキャナ70はLCD38が省略されている
(LCDドライバ54も省略されている:図示せず)。
また、第1実施形態に係るエリアCCD32には、全て
の光電変換セルの電荷蓄積時間を一律に制御する電子シ
ャッタ機構が設けられていたが、本第3実施形態では、
エリアCCD32に代えて、個々の光電変換セル毎に電
荷蓄積時間を調整可能な電子シャッタ機構を備えたエリ
アCCD72(請求項6に記載の電荷蓄積型の読取セン
サに相当)が設けられている。
光を光電変換することで得られた電荷をCCDセルに蓄
積させる第1の状態、又は前記電荷を基板側に排出する
第2の状態に切り替わるスイッチング素子を含む電子シ
ャッタ機構が、個々の光電変換セルに各々設けられてい
る。CCDドライバ52はエリアCCD72に対し、電
子シャッタ制御信号を個々の光電変換セル毎に各々生成
し出力することで、個々の光電変換セルの電子シャッタ
機構を制御する(スイッチング素子の状態を第1の状態
又は第2の状態に切り替える)機能を有している。
0では、プレスキャン時には、第1実施形態と同様に一
定の電荷蓄積時間でフィルム画像の読み取りを行い、プ
レスキャン画像データが表すフィルム画像の画素毎の濃
度値に基づいて、画素の濃度値が高くなるに従って前記
画素に対する電荷蓄積時間が長くなるように(濃度値が
低くなるに従って電荷蓄積時間が短くなるように)、フ
ァインスキャン時のエリアCCD72の電荷蓄積時間を
個々の光電変換セル毎に設定する(第1の判断手段に相
当する処理)。
電変換セル毎に設定した電荷蓄積時間をCCDドライバ
54に入力し、CCDドライバ54は、エリアCCD7
2の各光電変換セルにおいて、入力された電荷蓄積時間
に相当する期間内に光電変換セルで発生された電荷のみ
が各光電変換セルに各々蓄積されるように、個々の光電
変換セル毎に電子シャッタ制御信号を生成し、エリアC
CD72へ出力する(請求項6に記載の第2制御手段に
相当する処理)。これにより、エリアCCD72におい
て、個々の光電変換セルで蓄積電荷の飽和が生じたり蓄
積電荷が過小となることが防止され、フィルム画像を各
画素毎に高精度に読み取ることができる。
セル(画素)を単位として独立に電荷蓄積時間を変更可
能な電荷蓄積型の読取センサとしてエリアCCD72を
用いた例を説明したが、これに限定されるものではな
く、ラインCCD等のように光電変換セル列(センシン
グ部)が1本又は複数本並べられ、光電変換セル(画
素)を単位として独立に電荷蓄積時間を変更可能とされ
たラインセンサを用いてもよい。
電変換セル(画素)毎に電荷蓄積時間を調整可能なエリ
アCCD72(電荷蓄積型の読取センサ)を用い、エリ
アCCD72の電荷蓄積時間を光電変換セル単位で独立
に制御していたが、請求項6の発明は上記に限定される
ものではなく、例えば複数の光電変換セルから成るセル
群(複数の画素から成る小領域)毎に電荷蓄積時間を調
整可能な電荷蓄積型の読取センサを用い、読取センサの
電荷蓄積時間を小領域単位で独立に制御するようにして
もよい。
態について説明する。本第4実施形態に係るフィルムス
キャナは、図示は省略するが、先に説明した第3実施形
態に係るフィルムスキャナ70と略同一の構成であり、
個々の光電変換セル毎に電荷蓄積時間を調整可能なエリ
アCCD72に代えて、第1実施形態に係るエリアCC
D32(全ての光電変換セルの電荷蓄積時間を一律に制
御する電子シャッタ機構を備えたエリアCCD)が設け
られている。
理について、図7のフローチャートを参照して説明す
る。ステップ200では予め定められた所定の成分色に
ついてのエリアCCD32の電荷蓄積時間をCCDドラ
イバ52へ設定し、ステップ201では絞り駆動部50
を介してレンズ絞り36(請求項10に記載の光量調整
手段に相当)を所定位置へ移動させる。またステップ2
02では、フィルムキャリアによって写真フィルム16
を搬送して先頭のフィルム画像を読取位置に位置決めさ
せ、ステップ204ではターレット駆動部48を介して
ターレット26を回転駆動させ、所定の成分色の色分解
フィルタ28を光軸L上に位置させる。
通過する光(フィルム画像を照明する照明光)の光量が
最小となる所定位置(光量最小位置)へ光源絞り24を
移動させる。そして、ステップ210では、読取位置に
位置決めされているフィルム画像をエリアCCD32に
よって読み取る。なお、この読み取りはファインスキャ
ンに相当する高い解像度で行なわれ、画像メモリ44に
は高解像度画像データが格納される。
納された高解像度画像データを取り込み、ステップ21
4では、取り込んだ高解像度画像データが表す各画素毎
の値を各々所定値(対応する光電変換セルにおいて蓄積
電荷の飽和が生ずるか否かの境界に相当する値)と比較
することで、今回の読み取りにおいて蓄積電荷の飽和が
生じた画素(光電変換セル)が有ったか否か判定する。
今回の読み取りでは光源絞り24が光量最小位置へ移動
されており、フィルム画像への照明光の光量が非常に小
さくされているので、今回の読み取り(最初の読み取
り)で蓄積電荷の飽和が生ずることはなく、ステップ2
14の判定が否定されてステップ220へ移行する。
されてるフィルム画像に対し、所定の成分色についての
読み取りを所定の複数回行ったか否か判定する。判定が
否定された場合には、ステップ222で光源絞り24
を、フィルム画像への照明光の光量が増大する方向へ所
定量だけ移動させた後に、ステップ210に戻る。これ
により、ステップ220の判定が肯定される迄ステップ
210〜ステップ222が繰り返されることになり、フ
ィルム画像への照明光の光量を徐々に増大させながら、
位置決めされているフィルム画像に対する所定の成分色
についての読み取りが所定の複数回行なわれることにな
る。
々に増大させることに伴い、エリアCCD32の各光電
変換セルの中に蓄積電荷の飽和が生じたセル(画素)が
生ずる。これにより、ステップ214の判定が肯定され
てステップ216へ移行し、今回の読み取りで蓄積電荷
の飽和が生じたセル(画素)について、前回の読み取り
で得られた画素データを画像メモリ44から取り込む。
りにおける光源絞り24の位置や電荷蓄積時間等の読取
条件に基づいて、取り込んだ画素データをフィルム画像
上での濃度値を表すデータに変換し、変換後のデータを
出力画素データとして画像メモリ44に記憶させ、ステ
ップ220へ移行する。なお、画像メモリ44への出力
画素データの記憶を行ったセル(画素)については、ス
テップ214における判定の対象から除外される(画像
メモリ44に記憶した出力画素データは更新されな
い)。
所定の成分色についての読み取りが所定の複数回行なわ
れると、ステップ220の判定が肯定されてステップ2
24へ移行し、画像メモリ44に出力画素データが記憶
されていない画素(所定の複数回の読み取りで蓄積電荷
の飽和が生じなかった画素(セル))が有るか否か判定す
る。判定が否定された場合にはステップ228へ移行す
る。
テップ226において、先のステップ212で取り込ん
だデータ(今回(最後)の読み取りで得られたデータ)
から前記画素のデータを取り出し、今回の読み取りにお
ける光源絞り24の位置や電荷蓄積時間等の読取条件に
基づいて、取り出した画素データをフィルム画像上での
濃度値を表すデータに変換し、変換後のデータを出力画
素データとして画像メモリ44に記憶させた後に、ステ
ップ228へ移行する。
フィルム画像に対し、全ての成分色について読み取りを
完了したか否か判定する。判定が否定された場合にはス
テップ204に戻り、ステップ228の判定が肯定され
る迄、ステップ204〜ステップ228を繰り返す。こ
れにより、位置決めされているフィルム画像に対し、他
の各成分色についても上記の読み取りが順次行なわれ
る。そして、ステップ228の判定が肯定されると、画
像メモリ44に格納した全ての成分色・全ての画素の出
力画素データを出力画像データとして記憶する。
ム画像への照明光の光量を徐々に増大させながら所定の
複数回読み取りを行うので、エリアCCD32の各セル
のうち、蓄積電荷の飽和が生じたセルについては、蓄積
電荷の飽和が生じる直前の読み取りで得られたデータが
出力画素データとして用いられ、蓄積電荷の飽和が生じ
なかったセルについても、照明光の光量を最大としたと
きの読み取りで得られたデータが出力画素データとして
用いられることになる。従って各セル毎に、高ダイナミ
ックレンジで精度良く画像を読み取ったに等しい出力画
像データを得ることができる。
うち、ステップ202〜ステップ212、ステップ22
0、222、228、232は、エリアCCD32、C
CDドライバ52、光源絞り24と共に本発明の第1読
取手段(より詳しくは請求項10に記載の第3読取手
段)に対応しており、ステップ214、224は本発明
の第1判断手段(より詳しくは請求項10に記載の第2
判断手段)に対応しており、ステップ216、218、
226、230は本発明の第1制御手段(より詳しくは
請求項10に記載の第3制御手段)に対応している。
録されている全てのフィルム画像に対して読み取りを完
了したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ20
2〜ステップ232が繰り返される。そしてステップ2
32の判定が肯定されると画像読取制御処理を終了す
る。
態について説明する。なお以下では、第1実施形態と同
一の部分に同一の符号を付して説明を省略し、第1実施
形態と異なる部分についてのみ説明する。
ィルムスキャナ94は、請求項3に記載の入射光量変更
手段に相当するLCD38が、写真フィルム16とレン
ズ34との間に配置されている。なお、LCD38は、
エリアCCD32の各光電変換セルのうち、フィルム画
像の読み取り時に写真フィルム16上の画像記録領域外
に対応する各光電変換セルへの入射光量を減光すること
を目的として、写真フィルム16に近接した位置に配設
されている。
図示しない不揮発性メモリ(記憶内容を書き替え可能な
EEPROM又はバックアップ電源に接続されたRAM
でもよいし、記憶内容の書き替え不可のROMでもよ
い)を備えており、この不揮発性メモリには読取装置シ
ェーディング補正データSCANSHADEij及びカメラシェー
ディング補正データCAMERASHADEijが記憶されている。
がセットされていない状態で光源部12のランプ20を
点灯させ、エリアCCD32における電荷蓄積時間とし
て、各光電変換セルで蓄積電荷の飽和が生じない一定の
時間を設定したときに、エリアCCD32の各光電変換
セルに蓄積される電荷量は各光電変換セル毎に相違して
いる。この蓄積電荷量のばらつきは、フィルムスキャナ
94(具体的にはフィルムスキャナ94の光源部12か
ら射出される光の光量むらやレンズ34の収差(周辺減
光等)、エリアCCD32の各光電変換セル毎の感度の
ばらつき等)に起因しており、画像の読み取り結果は蓄
積電荷量のばらつきに応じてばらつくので、請求項5及
び請求項8に記載の「画像読取装置に起因する、画像の
読み取り結果の各画素を単位とするばらつき」に対応し
ている。
ADEijは、フィルムスキャナ94に起因する蓄積電荷量
のばらつきが補正され、フィルムスキャナ94に写真フ
ィルム16がセットされていない状態で、エリアCCD
32の各光電変換セルに一定量の電荷が蓄積されるよう
に、LCD38のの光透過率を各LCDセル毎に制御す
るためのデータであり、フィルムスキャナ94に写真フ
ィルム16がセットされていない状態で、エリアCCD
32から増幅器40、A/D変換器42を介して出力さ
れるデータが表すエリアCCD32の各光電変換セルへ
の蓄積電荷量のばらつきに基づいて設定されている。
フィルム画像には、画像の撮影記録に用いたカメラ(詳
しくはカメラの光学系の収差(例えば周辺減光))に起因
する濃度むらが生じており、このフィルム画像の濃度む
らにより、フィルム画像の読み取り時にエリアCCD3
2の各光電変換セルに蓄積される電荷量は、写真フィル
ム16に撮影記録された被写体に対応する電荷量に対し
て各光電変換セル毎にばらつく。このフィルム画像の濃
度むらに起因するエリアCCD32の各光電変換セル毎
の蓄積電荷量のばらつきは、請求項5及び請求項8に記
載の「読取対象の画像の濃度むらに起因する、画像の読
み取り結果の各画素を単位とするばらつき」に対応して
いる。
ADEijは、画像の撮影記録に用いたカメラに起因する濃
度むらによるエリアCCD32の各光電変換セルの蓄積
電荷量のばらつき(エリアCCD32への入射光量のば
らつき)が補正されるように、LCD38の光透過率を
各LCDセル毎に制御するためのデータであり、カメラ
による画像の撮影記録時のカメラのレンズに起因する写
真フィルム上の各位置での受光量(露光量)の変動を種
々のレンズについて各々測定した結果に基づいて種々の
レンズ毎に設定され、レンズの種類を表す情報と対応さ
れて不揮発性メモリに各々記憶されている。
透過率を変化させると、前記単一のLCDセルに対応す
るエリアCCD32の複数個の光電変換セルへの入射光
量が変化するが、フィルムスキャナ94及び画像の濃度
むらに起因するエリアCCD32の各光電変換セルの蓄
積電荷量のばらつきは低周波の緩やかな変動であるの
で、上記の蓄積電荷量のばらつきは、LCD38の個々
のLCDセルを単位として光透過率を変化させ、単一の
LCDセルに対応するエリアCCD32の複数個の光電
変換セルを単位として入射光量を変化させることで精度
良く補正可能である。
エリアCCD32の受光面のうち写真フィルム16上の
画像記録領域を透過した光が入射される領域は、読取対
象のフィルム画像のサイズ、アスペクト比、及び読取倍
率に応じて相違する。本実施形態では、読取対象のフィ
ルム画像のサイズ及びアスペクト比毎に読取倍率が固定
的に定めれているので、エリアCCD32の受光面のう
ち画像記録領域を透過した光が入射される領域(画像記
録領域に対応する受光領域)は、読取対象のフィルム画
像のサイズ及びアスペクト比に応じて変化する。
外は、例えば写真フィルム16がネガフィルムであれば
画像記録領域よりも低濃度であるので、エリアCCD3
2の受光面のうち写真フィルム16上の画像記録領域外
を透過した光が入射される領域(画像記録領域外に対応
する受光領域)の光電変換セルでは、フィルム画像の読
み取りに際して蓄積電荷の飽和が生ずる。
ーサルフィルムであったとしても、例えばフィルム画像
の読み取りを行う写真フィルム16よりも大サイズの写
真フィルムを搬送可能なフィルムキャリアを用いて写真
フィルム16を搬送する場合には、光源部12のランプ
20からの光が通過するための開口のサイズがフィルム
画像のサイズに対して過大であるため、前記開口を通過
する光の一部は読取対象の写真フィルム16を透過する
ことなく(写真フィルム16によって減光されることな
く)エリアCCD32に入射されるので、画像記録領域
外に対応する受光領域の光電変換セルに蓄積電荷の飽和
が生ずる。
領域外に対応する受光領域の光電変換セルに蓄積電荷の
飽和が生ずることを、LCD38の対応するLCDセル
の光透過率を所定値以下にすることで防止するために、
LCD38の各LCDセルのうち画像記録領域外に対応
するLCDセルを識別するためのLCDセル識別データ
が、フィルム画像のサイズ及びアスペクト比を表す情報
と対応されて予め不揮発性メモリに記憶されている。
画像の読み取りについて説明する。本第5実施形態で
は、フィルム画像のプレスキャン時にLCD38の各L
CDセルの光透過率を制御する(図3のフローチャート
のステップ110)にあたり、まず不揮発性メモリから
読取装置シェーディング補正データSCANSHADEijを取り
込むと共に、読取対象のフィルム画像の撮影記録に用い
られたレンズの種類の検知を試行する。
F」という)にセットされる写真フィルムには、LFの
種類を表す特有のマークが製造時に記録される。このた
め、写真フィルム16に前記特有のマークが記録されて
いる場合には、該特有のマークに基づいて写真フィルム
16に画像を撮影記録したLFの種類を特定することが
でき、LFの種類に基づいて読取対象のフィルム画像の
撮影記録に用いられたレンズの種類を検知することがで
きる。
形成された写真フィルム(240サイズの写真フィル
ム:所謂APSフィルム)であれば、APSフィルムへ
の画像の撮影記録時に、カメラの種類やレンズの種類を
表す情報がカメラによって磁気層に磁気記録されること
があり、フィルムキャリアが写真フィルム16を搬送す
る際に磁気層から前記情報を読み出すことにより、読取
対象のフィルム画像の撮影記録に用いられたレンズの種
類を検知することも可能である。
ム画像の撮影記録に用いられたレンズの種類を検知でき
た場合には、検知したレンズ種に対応して不揮発性メモ
リに記憶されているカメラシェーディング補正データCA
MERASHADEijを取り込む。また、レンズの種類を検知で
きなかった場合には、カメラシェーディング補正データ
CAMERASHADEijを0(補正しない)とする。
びアスペクト比の検知を試行する。このサイズ及びアス
ペクト比の検知は、例えばAPSフィルムではフィルム
画像のサイズ及びアスペクト比が一定であるので、写真
フィルム16の種類によっては写真フィルムに記録され
ているDXコード等に基づいて自動的に検知できる。ま
た、135サイズの写真フィルムではフィルム画像のア
スペクト比が不定(例えばフルサイズとパノラマサイズ
が混在している等)であるが、例えばオペレータによっ
てアスペクト比が指定される場合には、指定されたアス
ペクト比に基づいて検知することができる(写真フィル
ムのサイズはDXコードに基づいて自動的に検知するこ
とができるので、フィルム画像のアスペクト比が検知で
きればフィルム画像のサイズは自動的に検知することが
できる)。そして、上記のように読取対象のフィルム画
像のサイズ及びアスペクト比を検知できた場合には、検
知したサイズ及びアスペクト比に対応して不揮発性メモ
リに記憶されているLCDセル識別データを取り込む。
基づいて、LCD38の各LCDセルを画像記録領域外
に対応するLCDセルと画像記録領域に対応するLCD
セルとに弁別し、取り込んだ読取装置シェーディング補
正データSCANSHADEij及びカメラシェーディング補正デ
ータCAMERASHADEijに基づいて、LCD濃度制御データ
が表すLCD38の各LCDセルの濃度DLCDijを下
記の演算式に従って演算する。 DLCDij←SCANSHADEij+CAMERASHADEij :画像記録領域に対応するLCDセルの濃度 DLCDij←最大濃度DLCDmax :画像記録領域外に対応するLCDセルの濃度
CD38の各LCDセルの光透過率を制御することによ
り、エリアCCD32の各光電変換セルのうち、画像記
録領域外に対応する各光電変換セルについては入射光量
が減光されることで蓄積電荷の飽和が生ずることが防止
されると共に、画像記録領域に対応する各光電変換セル
については、フィルムスキャナ94及び画像の濃度むら
に起因する蓄積電荷量のばらつきが補正されるように入
射光量が制御されるので、読取対象のフィルム画像を精
度良く読み取ることができる。なお、LCD38の各L
CDセルの光透過率を上記のように制御することは、請
求項4及び請求項5に記載の第2制御手段に対応してい
る。
のフィルム画像のサイズ及びアスペクトが不明の場合も
ある。この場合は画像記録領域外に対応するLCDセル
と画像記録領域に対応するLCDセルとを弁別すること
ができないので、LCD濃度制御データが表すLCD3
8の各LCDセルの濃度DLCDijを下記の演算式に従
って演算する。 DLCDij←SCANSHADEij+CAMERASHADEij+所定濃度D 上記のLCD濃度制御データに基づいてLCD38の各
LCDセルの光透過率を制御した場合には、読取対象の
フィルム画像の読取精度は若干低下するものの、画像記
録領域外に対応するLCDセルを弁別できない場合に
も、該LCDセルに対応するエリアCCD32の光電変
換セルに蓄積電荷の飽和が生ずることを確実に防止する
ことができる。
像のファインスキャン時にLCD38の各LCDセルの
光透過率を制御する(図3のフローチャートのステップ
128)にあたっては、プレスキャン時と同様に不揮発
性メモリから読取装置シェーディング補正データSCANSH
ADEij、カメラシェーディング補正データCAMERASHADE ij
を取り込むと共に、プレスキャンによって検知された読
取対象のフィルム画像のサイズ及びアスペクト比に基づ
いて、該サイズ及びアスペクト比に対応するLCDセル
識別データを不揮発性メモリから取り込む。
て、LCD38の各LCDセルを画像記録領域外に対応
するLCDセルと画像記録領域に対応するLCDセルと
に弁別し、読取装置シェーディング補正データSCANSHAD
Eij及びカメラシェーディング補正データCAMERASHADEij
に基づいて、LCD濃度制御データが表すLCD38の
各LCDセルの濃度DLCDijを下記の演算式に従って
演算する。 DLCDij←PREDmax−PREDij+SCANSHADEij+
CAMERASHADEij :画像記録領域に対応するLCDセルの濃度 DLCDij←最大濃度DLCDmax :画像記録領域外に対応するLCDセルの濃度
CD38の各LCDセルの光透過率を制御することによ
り、エリアCCD32の各光電変換セルのうち、画像記
録領域外に対応する各光電変換セルについては入射光量
が減光されることで蓄積電荷の飽和が生ずることが防止
される。また、画像記録領域に対応する各光電変換セル
については、フィルムスキャナ94及び画像の濃度むら
に起因する蓄積電荷量のばらつきが補正されるように入
射光量が制御されると共に、フィルム画像上の各部分の
濃度に拘わらず個々の光電変換セルへの入射光量が過大
又は過小となることを防止されるので、エリアCCD3
2によって高精度にフィルム画像を読み取ることができ
る。なお、LCD38の各LCDセルの光透過率を上記
のように制御することも、請求項4及び請求項5に記載
の第2制御手段に対応している。
形態について説明する。なお、本第6実施形態は第3実
施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を
付して構成の説明を省略し、本第6実施形態の作用とし
て、第3実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
施形態と同様に図示しない不揮発性メモリを備えてお
り、この不揮発性メモリには読取装置シェーディング補
正データSCANSHADEmn及びカメラシェーディング補正デ
ータCAMERASHADEmnが記憶されている。
ング補正データSCANSHADEmnは、フィルムスキャナに起
因するエリアCCD72の各光電変換セルの蓄積電荷量
のばらつきが補正されるように、各光電変換セルの電荷
蓄積時間を補正するための補正データであり、フィルム
スキャナに写真フィルム16がセットされていない状態
で、エリアCCD72から増幅器40、A/D変換器4
2を介して出力されるデータが表すエリアCCD72の
各光電変換セルへの蓄積電荷量のばらつきに基づいて設
定されている。
ディング補正データCAMERASHADEmnは、画像の撮影記録
に用いたカメラに起因する濃度むらによるエリアCCD
72の各光電変換セルの蓄積電荷量のばらつきが補正さ
れるように、各光電変換セルの電荷蓄積時間を補正する
ための補正データであり、カメラによる画像の撮影記録
時のカメラのレンズに起因する写真フィルム上の各位置
での受光量(露光量)の変動を種々のレンズについて各
々測定した結果に基づいて種々のレンズ毎に設定され、
レンズの種類を表す情報と対応されて不揮発性メモリに
各々記憶されている。
メモリには、エリアCCD72の各光電変換セルのう
ち、画像記録領域外に対応する受光領域の光電変換セル
に蓄積電荷の飽和が生ずることを、前記光電変換セルの
電荷蓄積時間を所定時間以下にすることで防止するため
に、エリアCCD72の各光電変換セルのうち画像記録
領域外に対応する光電変換セルを識別するための光電変
換セル識別データが、フィルム画像のサイズ及びアスペ
クト比を表す情報と対応されて予め不揮発性メモリに記
憶されている。
画像の読み取りについて説明する。本第6実施形態で
は、フィルム画像のプレスキャン時にエリアCCD72
の各光電変換セルの電荷蓄積時間を設定するにあたり、
第5実施形態と同様に、不揮発性メモリから読取装置シ
ェーディング補正データSCANSHADEmnを取り込むと共
に、読取対象のフィルム画像の撮影記録に用いられたレ
ンズの種類の検知を試行し、検知したレンズ種に対応し
て不揮発性メモリに記憶されているカメラシェーディン
グ補正データCAMERASHADEmnを取り込み(レンズの種類
を検知できなかった場合はカメラシェーディング補正デ
ータCAMERASHADEmnを0(補正しない)とする)、更に
読取対象のフィルム画像のサイズ及びアスペクト比の検
知を試行し、検知したサイズ及びアスペクト比に対応し
て不揮発性メモリに記憶されている光電変換セル識別デ
ータを取り込む。
の電荷蓄積時間を個々の光電変換セル毎に以下のように
設定する。すなわち、取り込んだ光電変換セル識別デー
タに基づいて、エリアCCD72の各光電変換セルを画
像記録領域外に対応する光電変換セルと画像記録領域に
対応する光電変換セルとに弁別し、画像記録領域外に対
応する各光電変換セルについては電荷蓄積時間を非常に
短い時間(0でもよい)とし、画像記録領域に対応する
各光電変換セルについては、予め定められた電荷蓄積時
間を取り込んだ読取装置シェーディング補正データSCAN
SHADEmn及びカメラシェーディング補正データCAMERASHA
DEmnに応じて補正する。そして、個々の光電変換セル毎
に設定したエリアCCD72の電荷蓄積時間をCCDド
ライバ54に入力する。
の各光電変換セルにおいて、入力された電荷蓄積時間に
相当する期間内に光電変換セルで発生された電荷のみが
各光電変換セルに各々蓄積されるように、個々の光電変
換セル毎に電子シャッタ制御信号を生成し、エリアCC
D72へ出力する(請求項6に記載の第2制御手段に相
当する処理)。
換セルのうち、画像記録領域外に対応する各光電変換セ
ルについては、電荷蓄積時間が非常に短くされることで
蓄積電荷の飽和が生ずることが防止され、画像記録領域
に対応する各光電変換セルについては、フィルムスキャ
ナ及び画像の濃度むらに起因する蓄積電荷量のばらつき
が補正されるように電荷蓄積時間が制御されることで読
取対象のフィルム画像を精度良く読み取ることができ
る。なお、エリアCCD72の各光電変換セルにおける
電荷蓄積時間を上記のように制御することは、請求項7
及び請求項8に記載の第2制御手段に対応している。
びアスペクトが不明の場合には、エリアCCD72の全
ての光電変換セルの電荷蓄積時間を所定時間短くする。
これにより、読取対象のフィルム画像の読取精度は若干
低下するものの、画像記録領域外に対応する光電変換セ
ルが不明の場合にも、該光電変換セルに蓄積電荷の飽和
が生ずることを確実に防止することができる。
像のファインスキャン時にエリアCCD72の各光電変
換セルの電荷蓄積時間を設定するにあたっては、プレス
キャン時と同様に不揮発性メモリから読取装置シェーデ
ィング補正データSCANSHADEm n、カメラシェーディング
補正データCAMERASHADEmnを取り込むと共に、プレスキ
ャンによって検知された読取対象のフィルム画像のサイ
ズ及びアスペクト比に基づいて、該サイズ及びアスペク
ト比に対応する光電変換セル識別データを不揮発性メモ
リから取り込む。
D72の電荷蓄積時間を個々の光電変換セル毎に以下の
ように設定する。すなわち、取り込んだ光電変換セル識
別データに基づいて、エリアCCD72の各光電変換セ
ルを画像記録領域外に対応する光電変換セルと画像記録
領域に対応する光電変換セルとに弁別し、画像記録領域
外に対応する各光電変換セルについては電荷蓄積時間を
非常に短い時間(例えば0)とする。また、画像記録領
域外に対応する各光電変換セルの電荷蓄積時間について
は、プレスキャン画像データが表すフィルム画像の画素
毎の濃度値に基づいて、画素の濃度値が高くなるに従っ
て電荷蓄積時間が長くなるように設定した後に、該設定
した電荷蓄積時間を取り込んだ読取装置シェーディング
補正データSCANSHADEmn及びカメラシェーディング補正
データCAMERASHADEmnに応じて補正する。
D72の個々の光電変換セルにおける電荷蓄積期間が制
御されることにより、エリアCCD72の各光電変換セ
ルのうち、画像記録領域外に対応する各光電変換セルに
ついては、電荷蓄積時間が非常に短くされることで蓄積
電荷の飽和が生ずることが防止される。また、画像記録
領域に対応する各光電変換セルについては、フィルムス
キャナ及び画像の濃度むらに起因する蓄積電荷量のばら
つきが補正されると共に、蓄積電荷の飽和が生じたり蓄
積電荷が過小となることが防止されるように電荷蓄積時
間が制御されることで、エリアCCD72によって高精
度にフィルム画像を読み取ることができる。なお、エリ
アCCD72の各光電変換セルにおける電荷蓄積時間を
上記のように制御することも、請求項7及び請求項8に
記載の第2制御手段に対応している。
は、プレスキャンとファインスキャンを同一の読取セン
サで行っていたが、これに限定されるものではない。例
えば図9に示すように、ランプ80、リフレクタ82、
絞り84、レンズ86、及びラインセンサ88(エリア
センサでもよい)を備えた第2のフィルムスキャナ90
(画像読取手段)を設け、該第2のフィルムスキャナ9
0でプレスキャンを行い、フィルムスキャナ10でファ
インスキャンを行うようにしてもよい。また、第2のフ
ィルムスキャナ90は、第2実施形態で説明したフィル
ムスキャナ60や、第3実施形態で説明したフィルムス
キャナ70を組合せてもよいことは言うまでもない。
照明光の光量を徐々に増大させるようにしていたが、こ
れに限定されるものではなく、照明光の光量を最大光量
から徐々に減少させながらフィルム画像の読み取りを繰
り返し、当初は蓄積電荷が飽和していたセルが、蓄積電
荷が飽和しなくなったときのデータを出力画素データと
して記憶するようにしてもよい。また、読取センサへの
入射光量の調整にあたり、光源絞り24を移動させるこ
とに代えてレンズ絞り36を移動させるようにしてもよ
いし、光源絞り24及びレンズ絞り36を各々移動させ
るようにしてもよい。
求項5の発明を第1実施形態で説明した構成のフィルム
スキャナ(読取センサとしてエリアCCD32を用いた
構成)に適用した場合を説明したが、これに限定される
ものではなく、例として図10に示すように、第2実施
形態で説明した構成のフィルムスキャナ96(読取セン
サとしてラインCCD62を用いた構成)や、例として
図11に示すように、プレスキャンとファインスキャン
を異なる読取センサで行う構成のフィルムスキャナに適
用することも可能である。また、図11では、プレスキ
ャンを行うラインセンサ88に対応する光学系にLCD
が設けられていないが、該光学系にLCDを設け、第5
実施形態で説明したように請求項4や請求項5の発明を
適用してもよいことは言うまでもない。
及び請求項8の発明を第3実施形態で説明した構成のフ
ィルムスキャナ(読取センサとしてエリアCCD72を
用いた構成)に適用した場合を説明したが、これに限定
されるものではなく、第2実施形態のように読取センサ
としてラインCCDを用いた構成のフィルムスキャナ
や、プレスキャンとファインスキャンを異なる読取セン
サで行う構成のフィルムスキャナに適用することも可能
である。
ンサを例に説明したが、これに限定されるものではな
く、例えばMOS型撮像素子等の他の読取センサを用い
てもよい。
合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、
印画紙や普通紙、感熱紙等の記録材料(反射原稿)に記
録された画像の読み取りを行うスキャナ(例えば複写機
のスキャナ等)に本発明を適用することも可能である。
は、読取対象の画像の各画素を単位として入射光を光電
変換することで前記画像を読み取り、前記画像に対する
適正な読取条件を画素毎又は複数の画素から成る小領域
毎に判断した結果に基づいて、前記画像を読み取った結
果から、前記画像を画素単位又は小領域単位で各々適正
な読取条件で読み取ったに等しい出力画像データが得ら
れるように制御するので、広ダイナミックレンジで画像
を読み取ることができ、かつ画像読取装置を低コストに
構成できる、という優れた効果を有する。
読み取った結果に基づいて前記画像に対する適正な読取
条件を画素毎又は複数の画素から成る小領域毎に判断
し、画像の読取条件を画素又は小領域を単位として変更
可能な第2読取手段によって、画像の各画素を単位とし
て入射光を光電変換することで読取対象の画像を読み取
る際の画素毎又は小領域毎の読取条件が、前記判断した
読取条件に各々一致するように制御するので、広ダイナ
ミックレンジで画像を読み取ることができ、かつ画像読
取装置を低コストに構成できる、という優れた効果を有
する。
おいて、読取センサと、読取センサへの入射光の光量を
画素単位又は小領域単位で変更可能な入射光量変更手段
と、を含んで第2読取手段を構成し、入射光量変更手段
を介して読取センサに入射される入射光の光量を画素又
は小領域を単位として独立に制御することで読取条件を
制御するので、上記効果に加え、構成が複雑な読取セン
サを用いる必要が無くなる、という効果を有する。
おいて、読取センサへの入射光のうち読取対象の画像以
外からの入射光の光量が所定値以下となるように、読取
センサへの入射光の光量を入射光量変更手段により画素
又は小領域を単位として制御するので、上記効果に加
え、マスクを設ける等によって構成が複雑化することな
く、読取対象の画像以外からの入射光が画像の読み取り
に悪影響を及ぼすことを回避することができる、という
効果を有する。
おいて、読取対象の画像の濃度むら又は画像読取装置に
起因する、画像読み取り結果の各画素を単位とするばら
つきが補正されるように、読取センサへの入射光の光量
を入射光量変更手段により画素又は小領域を単位として
制御するので、上記効果に加え、各画素を単位として画
像の読み取り結果がばらつくことを回避することがで
き、各画素を単位として画像の読み取り結果を補正する
補正処理を行う必要がなくなる、という効果を有する。
おいて、画素又は小領域を単位として独立に電荷蓄積時
間を変更可能な電荷蓄積型の読取センサを含んで第2読
取手段を構成し、読取センサの電荷蓄積時間を画素又は
小領域を単位として独立に制御することで読取条件を制
御するので、上記効果に加え、部品点数を削減すること
が可能となる、という効果を有する。
おいて、読取センサへの入射光のうち読取対象の画像以
外からの入射光の光電変換における電荷蓄積時間が所定
値以下となるように、読取センサの電荷蓄積時間を画素
又は小領域を単位として制御するので、上記効果に加
え、マスクを設ける等によって構成が複雑化することな
く、読取対象の画像以外からの入射光が画像の読み取り
に悪影響を及ぼすことを回避することができる、という
効果を有する。
おいて、読取対象の画像の濃度むら又は画像読取装置に
起因する、画像読み取り結果の各画素を単位とするばら
つきが補正されるように、読取センサの電荷蓄積時間を
画素又は小領域を単位として制御するので、上記効果に
加え、各画素を単位として画像の読み取り結果がばらつ
くことを回避することができ、各画素を単位として画像
の読み取り結果を補正する補正処理を行う必要がなくな
る、という効果を有する。
項6の発明において、画像を照明する照明光及び画像か
ら読取センサへの入射光の少なくとも一方の光量を調節
可能な光量調節手段を介して前記光量も制御することで
読取条件を制御するので、上記効果に加え、入射光量変
更手段による入射光量の変更幅、又は読取センサによる
電荷蓄積時間の変更幅を小さくすることができると共
に、部品点数の増加を回避することができる、という効
果を有する。
の各画素を単位として入射光を光電変換して画像を複数
回読み取ると共に、入射光の光量を調節することで各回
の読み取りにおける読取条件を互いに相違させ、複数回
の画像読み取りにおける読取条件のうち最も適正な読取
条件を画素毎又は複数の画素から成る小領域毎に判断
し、複数回の画像読み取りによって各々得られた画像デ
ータから、最も適正な読取条件に対応するデータを画素
毎又は小領域毎に選択し、出力画像データとして合成す
るので、広ダイナミックレンジで画像を読み取ることが
でき、かつ画像読取装置を低コストに構成できる、とい
う優れた効果を有する。
の各画素を単位として入射光を光電変換することで前記
画像を読み取った結果から、読取対象の画像に対する適
正な読取条件を、画素毎又は複数の画素から成る小領域
毎に判断した結果に基づいて、前記画像を画素単位又は
小領域単位で各々適正な読取条件で読み取ったに等しい
出力画像データが得られるように制御するので、装置の
コストの大幅な増大を招くことなく、広ダイナミックレ
ンジで画像を読み取ることができる、という優れた効果
を有する。
系の概略構成を示す側面図である。
概略構成を示すブロック図である。
を示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
系の概略構成を示す側面図である。
系の概略構成を示す側面図である。
を示すフローチャートである。
系の概略構成を示す側面図である。
系の概略構成を示す側面図である。
学系の概略構成を示す側面図である。
学系の概略構成を示す側面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 読取対象の画像を多数の画素に分割した
ときの各画素を単位として前記画像からの入射光を光電
変換することで前記画像を読み取る第1読取手段と、 前記画像を読み取った結果に基づいて、前記画像に対す
る適正な読取条件を画素毎又は複数の画素から成る小領
域毎に判断する第1判断手段と、 前記第1判断手段による判断結果に基づいて、第1読取
手段が前記画像を読み取った結果から、前記画像を画素
単位又は小領域単位で各々適正な読取条件で読み取った
に等しい出力画像データが得られるように制御する第1
制御手段と、 を含む画像読取装置。 - 【請求項2】 読取対象の画像を多数の画素に分割した
ときの各画素を単位として前記画像からの入射光を光電
変換することで前記画像を読み取ると共に、画像の読取
条件を画素又は複数の画素から成る小領域を単位として
変更可能な第2読取手段と、 前記画像を読み取った結果に基づいて、前記画像に対す
る適正な読取条件を画素毎又は複数の画素から成る小領
域毎に判断する第1判断手段と、 前記第2読取手段による前記画像の読み取りにおける画
素毎又は小領域毎の読取条件が、前記第1判断手段によ
って判断された適正な読取条件に各々一致するように制
御する第2制御手段と、 を含む画像読取装置。 - 【請求項3】 前記第2読取手段は、画像からの入射光
を画素毎に光電変換することで前記画像を読み取る読取
センサと、前記読取センサへの入射光の光量を画素単位
又は小領域単位で変更可能な入射光量変更手段と、を含
んで構成されており、 前記第2制御手段は、前記入射光量変更手段を介して前
記読取センサに入射される入射光の光量を画素又は小領
域を単位として独立に制御することで前記読取条件の制
御を行うことを特徴とする請求項2記載の画像読取装
置。 - 【請求項4】 前記第2制御手段は、前記読取センサへ
の入射光のうち読取対象の画像以外からの入射光の光量
が所定値以下となるように、前記読取センサへの入射光
の光量を前記入射光量変更手段により画素又は小領域を
単位として制御することを特徴とする請求項3記載の画
像読取装置。 - 【請求項5】 前記第2の制御手段は、読取対象の画像
の濃度むら又は画像読取装置に起因する、前記読取セン
サによる画像の読み取り結果の各画素を単位とするばら
つきが補正されるように、前記読取センサへの入射光の
光量を前記入射光量変更手段により画素又は小領域を単
位として制御することを特徴とする請求項3記載の画像
読取装置。 - 【請求項6】 前記第2読取手段は、画像からの入射光
を画素毎に光電変換して電荷として蓄積することで前記
画像を読み取ると共に、画素又は小領域を単位として独
立に電荷蓄積時間を変更可能な電荷蓄積型の読取センサ
を含んで構成されており、 前記第2制御手段は、前記読取センサの電荷蓄積時間を
画素又は小領域を単位として独立に制御することで前記
読取条件の制御を行うことを特徴とする請求項2記載の
画像読取装置。 - 【請求項7】 前記第2制御手段は、前記読取センサへ
の入射光のうち読取対象の画像以外からの入射光の光電
変換における電荷蓄積時間が所定値以下となるように、
前記読取センサの電荷蓄積時間を画素又は小領域を単位
として制御することを特徴とする請求項6記載の画像読
取装置。 - 【請求項8】 前記第2制御手段は、読取対象の画像の
濃度むら又は画像読取装置に起因する、前記読取センサ
による画像の読み取り結果の各画素を単位とするばらつ
きが補正されるように、前記読取センサの電荷蓄積時間
を画素又は小領域を単位として制御することを特徴とす
る請求項6記載の画像読取装置。 - 【請求項9】 前記第2読取手段は、前記画像を照明す
る照明光及び前記画像から読取センサへの入射光の少な
くとも一方の光量を調節可能な光量調節手段を更に備
え、 前記第2制御手段は、前記光量調節手段を介して前記照
明光及び前記入射光の少なくとも一方の光量も制御する
ことで前記読取条件の制御を行うことを特徴とする請求
項3又は請求項6記載の画像読取装置。 - 【請求項10】 読取対象の画像を照明する照明光及び
前記画像からの入射光の少なくとも一方の光量を調節可
能な光量調節手段を備え、前記画像を多数の画素に分割
したときの各画素を単位として、前記画像から入射され
た入射光を光電変換して前記画像を読み取ることを複数
回行うと共に、前記光量調節手段によって前記入射光の
光量を調節することで各回の読み取りにおける読取条件
を互いに相違させる第3読取手段と、 前記第3読取手段による複数回の画像読み取りによって
各々得られた画像データに基づいて、各回の画像読み取
りにおける読取条件のうち最も適正な読取条件を画素毎
又は複数の画素から成る小領域毎に判断する第2判断手
段と、 第3読取手段による複数回の画像読み取りによって各々
得られた画像データから、前記第2判断手段によって判
断された最も適正な読取条件に対応するデータを画素毎
又は小領域毎に選択し、出力画像データとして合成する
第3制御手段と、 を含む画像読取装置。 - 【請求項11】 読取対象の画像に対する適正な読取条
件を、画素毎又は複数の画素から成る小領域毎に判断
し、 読取対象の画像を多数の画素に分割したときの各画素を
単位として前記画像からの入射光を光電変換することで
前記画像を読み取った結果から、前記判断結果に基づい
て、前記画像を画素単位又は小領域単位で各々適正な読
取条件で読み取ったに等しい出力画像データが得られる
ように制御する画像読取方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000080981A JP2000358141A (ja) | 1999-04-14 | 2000-03-22 | 画像読取装置及び画像読取方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-106484 | 1999-04-14 | ||
| JP10648499 | 1999-04-14 | ||
| JP2000080981A JP2000358141A (ja) | 1999-04-14 | 2000-03-22 | 画像読取装置及び画像読取方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000358141A true JP2000358141A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=26446602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000080981A Pending JP2000358141A (ja) | 1999-04-14 | 2000-03-22 | 画像読取装置及び画像読取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000358141A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10208736B4 (de) * | 2001-04-25 | 2005-02-03 | Hewlett-Packard Co. (N.D.Ges.D.Staates Delaware), Palo Alto | Optischer Bildscanner mit Linsenarrays, die nicht senkrecht zu dem abzutastenden Bild sind |
| JP2007036407A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Noritsu Koki Co Ltd | シェーディング補正方法及びシェーディング補正装置 |
| JP2007036507A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Noritsu Koki Co Ltd | シェーディング補正方法及びシェーディング補正装置 |
-
2000
- 2000-03-22 JP JP2000080981A patent/JP2000358141A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10208736B4 (de) * | 2001-04-25 | 2005-02-03 | Hewlett-Packard Co. (N.D.Ges.D.Staates Delaware), Palo Alto | Optischer Bildscanner mit Linsenarrays, die nicht senkrecht zu dem abzutastenden Bild sind |
| JP2007036407A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Noritsu Koki Co Ltd | シェーディング補正方法及びシェーディング補正装置 |
| JP2007036507A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Noritsu Koki Co Ltd | シェーディング補正方法及びシェーディング補正装置 |
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