JP2000358400A - 同期電動機の制御装置 - Google Patents
同期電動機の制御装置Info
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
て、リラクタンストルクが電流に対して非線形であるた
め出力トルク精度が確保できず、その結果、工作機械の
同期タップ等の位置制御を行う用途に適用した場合に位
置誤差を生じるという課題がある。 【解決手段】 入力されたトルク指令値Tq*と所定値T
refの大小関係に応じてdq軸電流指令値の算出方式を
切り換えることによって出力トルクとトルク指令値の関
係を線形化し、常に高精度なトルク制御を実現する。
Description
などに利用される同期電動機の制御装置の改良に関する
ものであり、特にロータ鉄心の内部に永久磁石を埋め込
んだ構造を持ち、磁石の起磁力によるトルクとロータ鉄
心の回転角度に対する磁気抵抗変化によって発生するリ
ラクタンストルクを併用する方式の埋め込み磁石型同期
電動機の制御装置において出力トルクの線形性を改善し
た同期電動機の制御装置に関するものである。
は、構造が堅牢で高速回転が可能な誘導電動機が広く用
いられている。この誘導電動機はベクトル制御によって
トルク、速度を自在に制御することが可能であり、工作
機械に必要な加減速運転など様々な機能を実現してい
る。
示す。誘導電動機は図に示すようにロータにかご型二次
導体1を持ち、この二次導体1に流れる電流とロータコ
ア2に鎖交する磁束との間に回転トルクを発生する。こ
のとき二次導体1に流れる電流によってロータに銅損が
発生し、ステータに比べてロータは十分な冷却を行うこ
とができないため、ロータの温度上昇が大きくなる。な
おステータは鉄心内部に直接に冷却風を通したり、冷却
液を通すなど十分な冷却を実現できる。逆にロータの温
度上昇を適度な値に抑えるためには、十分な表面積を確
保するためにロータの外形寸法を大きくする必要があ
り、結果としてロータイナーシャが増大して高速の加減
速を実現できない。さらにまた、近年の工作機械におい
ては、機械の主軸に直接モータのロータを実装したビル
トインモータという構造が普及しつつある。このような
構造においてはロータの温度上昇によって機械精度の熱
変位を発生させるという課題があり、誘導電動機に代わ
る電動機の採用が期待されている。
タに二次導体つまり発熱源を持たない同期電動機を工作
機械の主軸駆動に採用するという従来技術がある。特に
図4に示すような断面構造を持った埋め込み磁石型同期
電動機は、ロータコア2の内部に永久磁石3を埋め込ん
だ方式であり、漏れインダクタンスが大きいため磁石3
による速度誘起電圧をステータ巻線に通電する電流によ
って調整することができ、弱め界磁制御を容易に実現す
ることができるので工作機械の主軸に要求される定出力
特性を実現しやすい。また、ロータコア2の磁気抵抗
が、磁石による磁束と同一方向(d軸方向)と磁石によ
る磁束に直交する方向(q軸方向)とで大きく異なる性
質を持つため、ステータ巻線に通電する電流によってリ
ラクタンストルクが発生する。このリラクタンストルク
と磁石3によるトルクを加算合成したトルクを出力でき
るため、少ない磁石体積で大きな出力トルクを得ること
ができる。以上の特質から、埋め込み磁石型同期電動機
が工作機械の主軸駆動用として従来の誘導電動機に代わ
って採用され始めている。
力によるトルクとリラクタンストルクを併用することに
よって大きな出力トルクを実現している。これらの内、
磁石の起磁力によるトルクTmは、極対数をP、誘起電
圧定数をKem、磁束に直行するq軸電流成分をiqとし
て次式によって表される。 Tm=P・Kem・iq・・・(1) すなわちTmはq軸電流に比例している。またリラクタ
ンストルクTrは、ロータのd軸方向のインダクタンス
をLd、q軸方向のインダクタンスをLq、d軸電流成分
をidとして次式によって表される。 Tr=P(Lq−Ld)id・iq・・・(2) 従来の制御装置においては、idはiqに対して所定の比
率αを用いて次式に基づいて制御することが一般的であ
る。 id=α・iq・・・(3) この結果、上記(2)式のリラクタンストルクTrは次
式のように表され、q軸電流iqの振幅との関係は非線
形となる。 Tr=P・α(Lq−Ld)iq2 ・・・(4) 埋め込み磁石型同期電動機の出力トルクは、前記Trと
Tmの合成トルクであるため、このようにリラクタンス
トルクTrが電流の振幅に対して非線形となる結果、合
成トルクも非線形となる。このため、入力されたトルク
指令に対して単純に電流振幅を決定する場合には、トル
ク指令値と出力トルクの関係が非線形となる。
関係が非線形となるという問題に対して、特開平9−1
49700号公報や特開平10−243679号公報に
おいて、トルク指令値に対して出力トルクを線形にする
電流指令値を算出する制御装置が提案されている。しか
しながら、これらの従来技術においては、電流指令値の
算出において平方根演算やメモリを用いた補正演算を必
要としており、演算処理が複雑である。
磁石型同期電動機においては、リラクタンストルクが電
流振幅に対して非線形であるため、入力されたトルク指
令値に対して単純に比例した電流指令値を生成していた
従来の制御装置では、トルク指令値に対して線形な出力
トルクを得ることができない。その結果、同期タップな
ど工作機械主軸に要求される高精度な位置制御を行う場
合には動作中の位置精度が悪化し、加工精度を確保でき
ないという課題がある。また、トルク指令値に対して線
形な出力トルクを得るために複雑な演算処理を行うと、
制御装置が高価なものとなるという課題がある。
ために本発明においては、ロータの鉄心内部に埋め込ま
れた磁石の起磁力によるトルクと、ロータ鉄心の回転角
度に対する磁気抵抗変化を利用したリラクタンストルク
を併用した同期電動機の制御装置において、ステータ巻
線に通電する3相交流電流の3相交流電流検出値とコミ
ュテーション電気角指令値を入力とし、前記3相交流電
流検出値のうち磁極位置に同期した磁束を発生する成分
であるd軸電流検出値と磁極位置と90度の位相差を持
った磁束を発生させる成分であるq軸電流検出値とを出
力する3相2相変換器と、d軸電流指令値と前記d軸電
流検出値との偏差およびq軸電流指令値と前記q軸電流
検出値との偏差に応じて前記ステータ巻線に通電する交
流電流をフィードバック制御する電流制御手段と、入力
されたトルク指令値Tq*が所定値Trefよりも小さな場
合には、 iq*=Kq1×Tq* なる演算に基づき第1の係数Kq1と前記トルク指令値T
q*によって前記q軸電流指令値iq*を算出し、また前記
トルク指令値Tq*が前記所定値Trefよりも大きな場合
には、 iq*=Kq1×Tref なる演算に基づいて前記q軸電流指令値iq*を算出する
q軸電流指令算出部と、入力された前記トルク指令値T
q*が所定値Trefよりも小さな場合には、 id*=0 なる演算に基づき、また前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも大きな場合には、 id*=Kd1×(Tq*−Tref) なる演算に基づいて第2の係数Kd1と前記トルク指令値
Tq*によって前記d軸電流指令値id*を算出するd軸電
流指令算出部とを備えることを特長とする。また本発明
の別の実施態様においては、前記q軸電流指令算出部お
よびd軸電流指令算出部として、入力されたトルク指令
値Tq*が所定値Trefよりも小さな場合でかつロータの
回転速度Nが基底速度Nbよりも小さな場合には、 iq*=Kq1×Tq* なる演算に基づいて第1の係数Kq1と前記トルク指令値
Tq*によって前記q軸電流指令値iq*を算出し、また前
記トルク指令値Tq*が前記所定値Trefよりも小さな場
合でかつ前記回転速度Nが前記基底速度Nbよりも大き
な場合には、 iq*=Kq1×Tq*×Nb÷N なる演算に基づき、また前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも大きな場合でかつ前記回転速度Nが前
記基底速度Nbよりも小さな場合には、 iq*=Kq1×Tref なる演算に基づき、また前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも大きな場合でかつ前記回転速度Nが前
記基底速度Nbよりも大きな場合には、 iq*=Kq1×Tref×Nb÷N なる演算に基づいて前記q軸電流指令値iq*を算出する
q軸電流指令算出部と、前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも小さな場合でかつ前記回転速度Nが前
記基底速度Nbよりも小さな場合には、 id*=0 なる演算に基づいて、また前記トルク指令値Tq*が前記
所定値Trefよりも小さな場合でかつ前記回転速度Nが
前記基底速度Nbよりも大きな場合には、 id*=Kd0×(N−Nb) なる演算に基づき第2の係数Kd0と前記回転数N、前記
基底速度Nbによって前記d軸電流指令値id*を算出
し、また前記トルク指令値Tq*が前記所定値Trefより
も大きな場合でかつ前記回転速度Nが前記基底速度Nb
よりも小さな場合には、 id*=Kd1×(Tq*−Tref) なる演算に基づいて第3の係数Kd1と前記トルク指令値
Tq*、前記所定値Trefによって前記d軸電流指令値id
*を算出し、また前記トルク指令値Tq*が前記所定値Tr
efよりも大きな場合でかつ前記回転速度Nが前記基底速
度Nbよりも大きな場合には、 id*=Kd0×(N−Nb)+Kd1×(Tq*−Tref) なる演算に基づいて前記d軸電流指令値id*を算出する
d軸電流指令算出部を備えることを特長とする。さらに
本発明の別の実施態様においては、前記d軸電流指令値
および前記q軸電流指令値の算出方式を切り換えること
によって前記電動機の出力を高精度モードに切り替える
制御モード切換手段を備えて、また前記q軸電流指令算
出部およびd軸電流指令算出部として、入力されたトル
ク指令値Tq*が所定値Trefよりも小さな場合でかつ前
記制御モード切換手段が高精度モードである場合には、 iq*=Kq1×Tq* なる演算に基づき第1の係数Kq1と前記トルク指令値T
q*によって前記q軸電流指令値iq*を算出し、また前記
トルク指令値Tq*が前記所定値Trefよりも大きな場合
でかつ前記制御モード切換手段が高精度モードである場
合には、 iq*=Kq1×Tref なる演算に基づいて前記q軸電流指令値iq*を算出し、
また前記制御モード切換手段が高精度モードでない場合
には、 iq*=Kq2×Tq* なる演算に基づいて第2の係数Kq2と前記トルク指令値
Tq*によって前記q軸電流指令値iq*を算出するq軸電
流指令算出部と、入力されたトルク指令値Tq*が所定値
Trefよりも小さな場合でかつ前記制御モード切換手段
が高精度モードである場合には、 id*=0 なる演算に基づき、また前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも大きな場合でかつ前記制御モード切換
手段が高精度モードである場合には、 id*=Kd1×(Tq*−Tref) なる演算に基づいて第3の係数Kd1と前記トルク指令値
Tq*によって前記d軸電流指令値id*を算出し、また前
記制御モード切換手段が高精度モードでない場合には、 id*=Kd2×Tq* なる演算に基づいて第4の係数Kd2と前記トルク指令値
Tq*によって前記d軸電流指令値id*を算出するd軸電
流指令算出部を備えることを特長とする。
制御装置の一実施形態を示すブロック図である。図中の
モータ5は前述した埋め込み磁石型同期電動機であり、
インバータ6によって可変電圧、可変周波数の3相交流
電圧を印加して駆動している。なお、インバータ6は直
流電源8を入力として3相電圧指令eu*、ev*、ew*に
応じてモータ5に印加する電圧を制御している。モータ
5に流れる3相電流は電流検出器7によって検出されて
おり、この検出値iu、iv、iwを入力として3相2相
変換器9は次の演算を行って2相信号id、iqを出力す
る。
sin(θ+120°)
s(θ+120°) ここでθはロータの回転角度に極対数(ポール数の1/
2)を乗じた電気角であり、磁石によって発生する磁束
の位置を0度としている。このようにして得られたid
は、ステータ巻線に流れる交流電流のうち磁極位置に同
期した磁束を発生する成分を表す直流量であり、d軸電
流検出値と称する。またiqは磁極位置と90度の位相
差を持った磁束を発生させる成分を表す直流量であり、
q軸電流検出値と称する。これらid、iqはdq軸電圧
指令算出部10に入力され、それぞれの指令値であるi
d*、iq*との偏差に応じてd軸電圧指令ed*、eq*を演
算している。さらにed*、eq*は2相3相変換器11に
おいて次の演算によって3相交流電圧指令eu*、ev*、
ew*に変換される。
流、q軸電流のそれぞれに分配してフィードバック制御
することによって、モータの発生トルクはd軸電流指令
値id*とq軸電流指令値iq*とによって任意に制御する
ことが可能となる。
からの入力指令としてはトルク指令Tq*が入力されてい
る。このトルク指令Tq*を入力として第1の電流指令算
出部12においては、所定のトルク指令しきい値Tref
とTq*を比較し、その比較結果に基づいて以下のように
d軸電流指令値id*、q軸電流指令iq*を算出する。す
なわち、トルク指令Tq*がTrefよりも小さな場合には
q軸電流定数をKq1として、
な場合には、d軸電流定数をKd1として、
令iq*を算出した場合の出力トルクTは以下のように表
される。まずTq*≦Trefの場合は、数1、数2、数
6、数7より、
する。次にTq*>Trefの場合は数1、数2、数8、数
9より、
トルク指令Tq*に対して線形であるので、適切なTre
f、Kd1を選定すれば正確な出力トルクを得ることがで
きる。
式において、定出力制御を行う方式について説明する。
モータの回転速度をN、基底回転速度をNbとすると
き、N≧NbかつTq*≦Trefの場合は、d軸界磁弱め電
流定数をKd0として、
よる磁束を打ち消すための界磁弱め電流である。またN
≧NbかつTq*>Trefの場合は、
d軸電流指令id*、q軸電流指令iq*によって出力トル
クTを高精度に制御することができるが、その反面にお
いてモータの端子電圧が比較的高くなり、限られたイン
バータ6の出力電圧範囲の中においては最大出力が確保
できない場合がある。そこで図1の実施形態において、
制御モード切換手段13は外部より指定されたモード信
号に従って、当該モード信号が高精度モードである場合
には第1の電流指令算出部12の算出したid*、iq*を
dq軸電圧指令算出部10に対して出力し、また高精度
モードでない場合には第2の電流指令算出部14が算出
したid*、iq*をdq軸電圧指令算出部10に対して出
力している。ここで第2の電流指令算出部14における
id*、iq*の算出方法は従来の一般的な埋め込み磁石型
同期電動機の制御装置と同様であり、q軸電流定数をK
q2、d軸電流定数をKd2として次式によって算出する。
これらKq2、Kd2は一般的に最も大きなトルクを発生す
るように算出された係数である。
は、モード信号によってd軸電流指令id*、q軸電流指
令iq*の演算方式を切り換えることによって、最も小さ
な電流値で効率よくトルクを出力できるため、モータの
巻線抵抗によって発生する銅損を最小にすることがで
き、モータの発熱を低く抑えることができる。
説明する。dq軸電圧指令算出部10では入力された電
流指令id*、iq*および電流検出値id、iq、ロータ回
転速度Nを元にd軸電圧指令値Ed*、q軸電圧指令値E
q*を算出しており、その内部構成を図2に示す。減算器
16はd軸電流指令id*とd軸電流検出値idとを減算
してd軸電流誤差を算出している。Pi演算増幅器17
はd軸電流誤差を比例積分演算によってd軸電圧指令値
を算出しているが、その出力には加算器18および19
によって電流指令id*およびiq*から算出したd軸電圧
の予測値をフィードフォワード補償している。同様に減
算器20ではq軸電流指令iq*とq軸電流検出値iqを
減算してq軸電流誤差を求め、これをPi演算増幅器2
1によって増幅した結果に、加算器22、23および2
4においてq軸電圧の予測値をフィードフォワード補償
している。なお、q軸電圧には磁石による速度誘起電圧
成分も含まれているので乗算器25において誘起電圧定
数Kemを回転速度Nに乗算して速度誘起電圧を予測演算
している。これらフィードフォワード補償値のd軸成分
をEdff、q軸成分をEqffとすると、これらの演算は巻
線抵抗をR1、d軸電流に対する巻線インダクタンスを
Ld、q軸電流に対するインダクタンスをLqとして次式
によって算出する。
いては、入力されたトルク指令値に対してモータの出力
トルクを線形に制御できるため、常に高精度なトルク制
御が可能となり、かつ複雑な演算処理を必要としないた
め、安価で信頼性の高い制御装置を実現することができ
る。この結果、位置制御を行う場合に位置誤差の発生を
極小にできるので、工作機械の主軸における同期タップ
などの用途において加工精度を向上できる効果がある。
ブロック図である。
図である。
される埋め込み磁石型同期電動機の断面構造図である。
ーダ、5 モータ、6インバータ、7 電流検出器、8
直流電源、9 3相2相変換器、10 dq軸電圧指
令算出部、11 2相3相変換器、12 第1の電流指
令算出部、13 制御モード切換手段、14 第2の電
流指令算出部、15 微分器、16減算器、17 Pi
演算増幅器、18 加算器、19 加算器、20 減算
器、21 Pi演算増幅器、22 加算器、23 加算
器、24 加算器、25 乗算器、26 乗算器、27
乗算器、28 乗算器、29 乗算器、30 乗算
器、31 乗算器。
Claims (3)
- 【請求項1】 ロータの鉄心内部に埋め込まれた磁石の
起磁力によるトルクと、ロータ鉄心の回転角度に対する
磁気抵抗変化を利用したリラクタンストルクを併用した
同期電動機の制御装置において、 ステータ巻線に通電する3相交流電流の3相交流電流検
出値とコミュテーション電気角指令値を入力とし、前記
3相交流電流検出値のうち磁極位置に同期した磁束を発
生する成分であるd軸電流検出値と磁極位置と90度の
位相差を持った磁束を発生させる成分であるq軸電流検
出値とを出力する3相2相変換器と、 d軸電流指令値と前記d軸電流検出値との偏差およびq
軸電流指令値と前記q軸電流検出値との偏差に応じて前
記ステータ巻線に通電する交流電流をフィードバック制
御する電流制御手段と、 入力されたトルク指令値Tq*が所定値Trefよりも小さ
な場合には、 iq*=Kq1×Tq* なる演算に基づき第1の係数Kq1と前記トルク指令値T
q*によって前記q軸電流指令値iq*を算出し、また前記
トルク指令値Tq*が前記所定値Trefよりも大きな場合
には、 iq*=Kq1×Tref なる演算に基づいて前記q軸電流指令値iq*を算出する
q軸電流指令算出部と、入力された前記トルク指令値T
q*が所定値Trefよりも小さな場合には、 id*=0 なる演算に基づき、また前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも大きな場合には、 id*=Kd1×(Tq*−Tref) なる演算に基づいて第2の係数Kd1と前記トルク指令値
Tq*によって前記d軸電流指令値id*を算出するd軸電
流指令算出部とを備えた同期電動機の制御装置。 - 【請求項2】 ロータの鉄心内部に埋め込まれた磁石の
起磁力によるトルクと、ロータ鉄心の回転角度に対する
磁気抵抗変化を利用したリラクタンストルクを併用した
同期電動機の制御装置において、 ステータ巻線に通電する3相交流電流の3相交流電流検
出値とコミュテーション電気角指令値を入力とし、前記
3相交流電流検出値のうち磁極位置に同期した磁束を発
生する成分であるd軸電流検出値と磁極位置と90度の
位相差を持った磁束を発生させる成分であるq軸電流検
出値とを出力する3相2相変換器と、 d軸電流指令値と前記d軸電流検出値との偏差およびq
軸電流指令値と前記q軸電流検出値との偏差に応じて前
記ステータ巻線に通電する交流電流をフィードバック制
御する電流制御手段と、 入力されたトルク指令値Tq*が所定値Trefよりも小さ
な場合でかつロータの回転速度Nが基底速度Nbよりも
小さな場合には、 iq*=Kq1×Tq* なる演算に基づいて第1の係数Kq1と前記トルク指令値
Tq*によって前記q軸電流指令値iq*を算出し、また前
記トルク指令値Tq*が前記所定値Trefよりも小さな場
合でかつ前記回転速度Nが前記基底速度Nbよりも大き
な場合には、 iq*=Kq1×Tq*×Nb÷N なる演算に基づき、また前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも大きな場合でかつ前記回転速度Nが前
記基底速度Nbよりも小さな場合には、 iq*=Kq1×Tref なる演算に基づき、また前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも大きな場合でかつ前記回転速度Nが前
記基底速度Nbよりも大きな場合には、 iq*=Kq1×Tref×Nb÷N なる演算に基づいて前記q軸電流指令値iq*を算出する
q軸電流指令算出部と、 前記トルク指令値Tq*が前記所定値Trefよりも小さな
場合でかつ前記回転速度Nが前記基底速度Nbよりも小
さな場合には、 id*=0 なる演算に基づいて、また前記トルク指令値Tq*が前記
所定値Trefよりも小さな場合でかつ前記回転速度Nが
前記基底速度Nbよりも大きな場合には、 id*=Kd0×(N−Nb) なる演算に基づき第2の係数Kd0と前記回転数N、前記
基底速度Nbによって前記d軸電流指令値id*を算出
し、また前記トルク指令値Tq*が前記所定値Trefより
も大きな場合でかつ前記回転速度Nが前記基底速度Nb
よりも小さな場合には、 id*=Kd1×(Tq*−Tref) なる演算に基づいて第3の係数Kd1と前記トルク指令値
Tq*、前記所定値Trefによって前記d軸電流指令値id
*を算出し、また前記トルク指令値Tq*が前記所定値Tr
efよりも大きな場合でかつ前記回転速度Nが前記基底速
度Nbよりも大きな場合には、 id*=Kd0×(N−Nb)+Kd1×(Tq*−Tref) なる演算に基づいて前記d軸電流指令値id*を算出する
d軸電流指令算出部とを備えた同期電動機の制御装置。 - 【請求項3】 ロータの鉄心内部に埋め込まれた磁石の
起磁力によるトルクと、ロータ鉄心の回転角度に対する
磁気抵抗変化を利用したリラクタンストルクを併用した
同期電動機の制御装置において、 ステータ巻線に通電する3相交流電流の3相交流電流検
出値とコミュテーション電気角指令値を入力とし、前記
3相交流電流検出値のうち磁極位置に同期した磁束を発
生する成分であるd軸電流検出値と磁極位置と90度の
位相差を持った磁束を発生させる成分であるq軸電流検
出値とを出力する3相2相変換器と、 d軸電流指令値と前記d軸電流検出値との偏差およびq
軸電流指令値と前記q軸電流検出値との偏差に応じて前
記ステータ巻線に通電する交流電流をフィードバック制
御する電流制御手段と、 前記d軸電流指令値および前記q軸電流指令値の算出方
式を切り換えることによって前記電動機の出力を高精度
モードに切り替える制御モード切換手段と、 入力されたトルク指令値Tq*が所定値Trefよりも小さ
な場合でかつ前記制御モード切換手段が高精度モードで
ある場合には、 iq*=Kq1×Tq* なる演算に基づき第1の係数Kq1と前記トルク指令値T
q*によって前記q軸電流指令値iq*を算出し、また前記
トルク指令値Tq*が前記所定値Trefよりも大きな場合
でかつ前記制御モード切換手段が高精度モードである場
合には、 iq*=Kq1×Tref なる演算に基づいて前記q軸電流指令値iq*を算出し、
また前記制御モード切換手段が高精度モードでない場合
には、 iq*=Kq2×Tq* なる演算に基づいて第2の係数Kq2と前記トルク指令値
Tq*によって前記q軸電流指令値iq*を算出するq軸電
流指令算出部と、 入力されたトルク指令値Tq*が所定値Trefよりも小さ
な場合でかつ前記制御モード切換手段が高精度モードで
ある場合には、 id*=0 なる演算に基づき、また前記トルク指令値Tq*が前記所
定値Trefよりも大きな場合でかつ前記制御モード切換
手段が高精度モードである場合には、 id*=Kd1×(Tq*−Tref) なる演算に基づいて第3の係数Kd1と前記トルク指令値
Tq*によって前記d軸電流指令値id*を算出し、また前
記制御モード切換手段が高精度モードでない場合には、 id*=Kd2×Tq* なる演算に基づいて第4の係数Kd2と前記トルク指令値
Tq*によって前記d軸電流指令値id*を算出するd軸電
流指令算出部とを備えた同期電動機の制御装置。
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|---|---|---|---|
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1999
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