JP2000500832A - 汚染されたパルプ懸濁液を処理するための方法とプラント - Google Patents
汚染されたパルプ懸濁液を処理するための方法とプラントInfo
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Abstract
(57)【要約】
汚染されたパルプ懸濁液から、これをいくつかの液体サイクロンを有する多重液体サイクロン装置(6)を通してポンプ給送することにより、相対的に重質の不純物が除去される。各液体サイクロンにはこの液体サイクロンの半径方向外側の液体層の中に繊維の絡み合いの形成を妨げるのに適した乱流発生手段が設けられている。重質の不純物を分離したパルプ懸濁液はパルプウェットマシン(2)の中で脱水される。本発明によれば、多重液体サイクロン装置(6)へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度は少なくとも0.9%である。
Description
【発明の詳細な説明】
汚染されたパルプ懸濁液を処理するための方法とプラント
本発明は、汚染されたパルプ懸濁液を、いくつかの液体サイクロンを含み、そ
のそれぞれがこの液体サイクロンの半径方向外側の液体層の中に繊維の絡み合い
の形成を妨げるのに適した乱流発生手段を備えている多重液体サイクロン装置を
通してポンプ給送することにより、この懸濁液から相対的に重質の不純物を分離
し、そして重質不純物の分離されたパルプ懸濁液をパルプウェットマシンの中で
脱水する、汚染されたパルプ懸濁液の処理方法に関する。その重質の不純物の分
離されたパルプ懸濁液はパルプウェットマシンの中で脱水される。本発明はまた
汚染されたパルプ懸濁液を処理するためのプラントにも関し、これは上に述べた
類の多重液体サイクロン装置と、そのパルプ懸濁液をこの多重液体サイクロン装
置を通してポンプ給送するためのポンプと、及び浄化されたパルプ懸濁液を受け
るためのパルプウェットマシンとを含む。
紙パルプを製造する工場においてはその、パルプ乾燥機とも呼ばれるパルプウ
ェットマシンは最後の処理段階を構成し、この中でそのパルプは、このパルプを
乾燥させて貯蔵するのに、又は更に製紙工場へ輸送するのに適した繊維濃度にま
で脱水される。このパルプウェットマシンの中で脱水されたパルプは通常、充填
コンパウンド(いわゆる充填材)を含まないか、又は、もしそのパルプが回収紙
から作られるときにも、問題とならない程の僅かな量の充填コンパウンドしか含
んでいない。このような充填コンパウンドを含まないパルプはそのパルプが特に
脱水するのが容易であるために、繊維のフロックの形の絡み合いが容易に形成さ
れる性質を有し、これによりそのパルプの液体サイクロンによる浄化は、それら
フロックが不純物用の液体サイクロンの出口を閉塞することにより阻害されるこ
とがある。しかしながら、そのような繊維のフロックの形成の傾向は繊維濃度の
低下と共に低下する。加えて、浄化効率は繊維濃度の上昇と共に低下する。この
ような理由のためにそのパルプは通常は約0.4−0.75%の繊維濃度に稀釈
される。全明細書を通してあげる繊維濃度は全て重量%のものである。繊維フロ
ックの形成も多重液体サイクロン装置の乱流発生手段により有効に妨げられる。
そのような乱流発生手段は、例えば、超音波発生手段やその液体サイクロンの壁
に機械的に打ちつけるように設けられた手段のような振動発生手段を含むことが
できる。国際特許WO93/10908に開示されているような、各液体サイク
ロンの分離室の中で半径方向外側へ向けられたいくつかの段の形の特に効率的な
乱流発生手段を備えた液体サイクロンは、StepRelease(登録商標)
の名称でAlfa Laval Celleco AB より市販されている。
殆どの型のパルプウェットマシンは通常、このパルプウェットマシンへ供給さ
れるパルプ懸濁液の繊維濃度がその多重液体サイクロン装置から出てゆく浄化さ
れたパルプ懸濁液において達成される繊維濃度よりも高くなければならないよう
に、限定された脱水容量を有する。この理由のために、その浄化されたパルプ懸
濁液はまず最初、そのパルプ懸濁液をパルプウェットマシンへ供給できる前にい
ずれかの類の濃厚化装置によって濃縮しなければならない。
上記多重液体サイクロン装置及び上記必要な濃厚化装置を備えたプラントの設
備費用及び運転経費は相当なものであり、と言うのはその多重液体サイクロン装
置及び濃厚化装置は40,000リットル/分と180,000リットル/分との間が通
常的であるような非常に大きな流量に対して設計しなければならないからである
。
重質不純物を分離するための多重液体サイクロン装置、濃厚化装置及びパルプ
ウェットマシンを含むプラントはヨーロッパ特許EP−B−0,422,314
より公知である。
本発明の目的は、上に記述した従来技術と比較して処理されたパルプ懸濁液の
実質的に少ない流れをもたらし、それによって設備費及び運転経費が実質的に低
下するような、汚染されたパルプ懸濁液を処理するための方法とプラントとをそ
れぞれ提供することである。
この目的は、最初に述べた方法によって達成され、これはその多重液体サイク
ロン装置へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度が少なくとも0.9%であること
を特徴とする。驚くべきことに、乱流発生手段を備えた各液体サイクロンが、そ
の浄化効率の受容できない程の低下を招くことなく0.9%と言う比較的高い繊
維濃度でパルプ懸濁液を浄化することができることが見出された。実際にこの浄
化効率は、約1.5%まで高められた繊維濃度において満足に維持することがで
きる。
例えば、0.45%から本発明により0.9%まで高めることのできるパルプ
懸濁液の繊維濃度は、従ってその多重液体サイクロン装置を通る流れの50%ま
での低下をもたらす。この半減された流れはまた、その多重液体サイクロン装置
の中の液体サイクロンの数を半分にできることをもたらす。通常、その多重液体
サイクロン装置からの排除分の流れから繊維はカスケード状に連結された多数の
段階の液体サイクロンによって回収される。排除分の流れも本発明により、本発
明により低下されるので、カスケード状に連結される液体サイクロンの数はこの
例においては約30%程度少なくすることができる。
本発明によれば、浄化されていないパルプ懸濁液の少なくとも0.9%への繊
維濃度の上昇はそのパルプ懸濁液を或る特定的な型のパルプウェットマシンへ供
給するに先立ってこれを濃縮する必要がないと言う結果をもたらす。好ましくは
上記繊維濃度は少なくとも1.0%、そして最高で1.5%であり、それにより
その浄化されたパルプ懸濁液は殆どの型のパルプウェットマシンを用いたときに
濃厚化する必要がない。或る場合には上記繊維濃度は3.0%より高くはないけ
れども1.5%を超えることができる。
相対的に軽質の不純物がそのパルプ懸濁液の中に存在する場合、例えばそのパ
ルプが回収紙から作られるときは、それら軽質不純物は有利にはそのパルプ懸濁
液から或る追加的な多重液体サイクロン装置によって分離した後でそのパルプ懸
濁液を相対的に重質の不純物を分離するための最初にあげた多重液体サイクロン
装置へ供給する。好適には、この軽質不純物の分離されたパルプ懸濁液は、上記
追加的な多重液体サイクロン装置から最初にあげた液体サイクロン装置へポンプ
給送される。しかしながら、その分離されたパルプ懸濁液を、最初にあげた液体
サイクロン装置へ直接導くこともできる。これに関連して、軽質の不純物はそれ
自身では繊維よりも重いけれどもそれらの形状のためにその液体サイクロンの中
で繊維よりも軽いように挙動する粒子をも含む。
これと異なって、重質の不純物が最初にあげた多重液体サイクロン装置により
そのパルプ懸濁液から分離されてしまった後で、かつそのパルプ懸濁液がパルプ
ウェットマシンにおいて脱水されるに先立って、そのパルプ懸濁液から軽質不純
物を上記追加的な多重液体サイクロン装置により分離してもよい。この場合に、
重質不純物の分離されたパルプ懸濁液は、その最初にあげた多重液体サイクロン
装置からポンプを介して上記追加的な多重液体サイクロン装置へ導かれる。
本発明の目的はまた、最初にあげたプラントによっても達成されるが、これは
その多重浮きたいサイクロン装置へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度を少なく
とも0.9%に維持するように配置された手段を特徴とする。好ましくはその多
重液体サイクロン装置は、分離されたパルプ懸濁液をこの多重液体サイクロン装
置からパルプウェットマシンへ輸送するための輸送導管を介してこのパルプウエ
ットマシンにに直接連結されている。
好適には上記手段は、さの多重液体サイクロン装置へ供給されるパルプ懸濁液
が少なくとも1.0%、そして最高で3%、好ましくは最高で1.5%の繊維濃
度を有するようにそのパルプ懸濁液の繊維濃度に影響を与えるように設けられて
いる。
必要の場合には、相対的に軽質の不純物をそのパルプ懸濁液から分離するため
の追加的な多重液体サイクロン装置が、最初にあげた多重液体サイクロン装置の
上流で、上記ポンプの下流に配置される。上記追加的な多重液体サイクロン装置
は好適には、軽質不純物の分離されたパルプ懸濁液を移送するための追加的なポ
ンプの含まれた連結導管を介して、最初にあげた多重液体サイクロン装置に連結
されている。
好ましくは、或る制御装置が上記追加的なポンプの容量を、その連結導管の上
記追加的なポンプの上流の圧力に応じて制御するのに適している。これと異なっ
て、或る制御装置が上記追加的なポンプの容量をそのパルプウェットマシンの入
口ボックスの中の圧力に応じて制御するのに適していてもよい。
有利には、浄化されたパルプ懸濁液のための返送導管が上記移送導管から上記
ポンプの吸込側まで延びており、そして或る制御装置がこの返送導管の中の制御
弁をそのパルプウェットマシンの入口ボックスの中の圧力に応じて制御するのに
適している。
上記追加的なポンプの上流で、かつ上記追加的な多重液体サイクロン装置の下
流において上記連結導管には好ましくは、上記追加的な多重液体サイクロン装置
の受入分画のための出口の中に一定の逆圧を維持するのに適している逆圧装置が
設けられている。この逆圧装置は、上記追加的な多重液体サイクロン装置を上記
返送流で負荷させることなく、最初にあげた液体サイクロンの排除分画からの回
収された繊維を含む返送流を、最初にあげた多重液体サイクロン装置へ送り戻す
ことを可能にする。
本発明に従うプラントのその他の諸特徴は添付の特許請求の範囲に記載されて
いる。
以下において本発明を添付の図面の参照のもとに更に詳細に記述するが、これ
らにおいて
第1図は、それぞれ乱流発生手段を含み、及び含まない各液体サイクロンの中
のパルプ懸濁液の繊維濃度に、浄化効率がどのように依存するかを示す図表であ
り、
第2図は、本発明の第1具体例に従うプラントのフローシートを示し、
第3図は、第2図に従う具体例の変形態様の1つを示し、
第4、5及び6図は、本発明の第2、第3及び第4の具体例にそれぞれ従うプ
ラントのフローシートを示し、
第7図は、第6図に従う具体例の変形態様の1つを示し、そして
第8図は、本発明の第5具体例に従うプラントのフローシートを示す。
これらの図において同一の構成部分には同一の参照数字が与えられている。
第1図には、古い従来の正常型液体サイクロンについての浄化効率ηのパルプ
懸濁液の繊維濃度Cへの依存性が実線の曲線により、そして国際特許WO93/
10908に示されているような類の乱流発生装置を備えた新しい正常型液体サ
イクロンについて、点線の曲線で示されている。この場合に各液体サイクロンの
入口と受入分の出口との間の圧力差dPは120kPaである。この図から明ら
かなように、従来の液体サイクロンの浄化効率は0.5%の繊維濃度における約
92%から0.9%の繊維濃度における約87%へ低下しているが、一方、新し
い液体サイクロンの浄化効率は繊維濃度0.9%においてなお約92%である。
このことは、0.9%の繊維濃度を有し、そして新しい液体サイクロンによって
分離されたパルプ懸濁液の中には僅かに8%の不純物しか残留していないのに対
し、古い液体サイクロンにより分離された同じパルプ懸濁液の中には13%の不
純物が残留していることを意味する。すなわち、古い液体サイクロンは0.9%
の繊維濃度を有するパルプ懸濁液を分離したときに、新しい液体サイクロンより
も約60%も多い不純物が通過してしまうことを許容する。
この図表から明らかなように、1.0%と言うより高い繊維濃度において新し
い液体サイクロンの浄化効率はなお約92%であり、これに対して古い液体サイ
クロンの浄化効率は更に約85%まで低下してしまう。0.9%よりも高い繊維
濃度においては古い液体サイクロンの頂部出口の絡み合い繊維による閉塞の危険
は劇的に上昇し、そしてこの理由のために、実際においてはこの古い液体サイク
ロンは0.9%よりも低い繊維濃度を有するパルプ懸濁液に対してしか用いられ
ない。しかしながら、新しい液体サイクロンは閉塞の危険なく、1.5%までの
繊維濃度を有するパルプ懸濁液の分離に用いることができる。ここでの制限因子
は閉塞の危険ではなくてより低い浄化効率である。
第2図には、相対的に重質の不純物を含むパルプ懸濁液のための容器1と、浄
化されたパルプ懸濁液を受けるための、入口ボックス3を備えたパルプウェット
マシン2と、及びこのパルプウェットマシン2からの白水を受けるための白水受
槽4とを含む本発明の第1具体例に従うプラントが示されている。その白水受槽
4から導管5が多重液体サイクロン装置6まで延びており、このものは並列に連
結された国際特許W93/10908に示されている類の乱流発生装置を含むい
くつかの液体サイクロンを含む。この多重液体サイクロン装置6の中のそれぞれ
の液体サイクロンは円錐状であってパルプ懸濁液用の入口6aと、相対的に重質
の不純物を含む排除分画のための頂部出口7と、及び浄化されたパルプ懸濁液を
含む受入分画のための基部出口8とを有している。この基部出口8から輸送導管
9がパルプウェットマシン2の入口ボックス3まで直接延びている。
導管5にはポンプ10及びこのポンプ10の下流に位置する保護スクリーン1
1が設けられている。容器1から導管5に連結される導管12がポンプ10の上
流に延びている。この導管12もポンプ13を備えており、その容量は制御装置
14によってパルプウェットマシン2から出てゆく脱水されたパルプの基礎重量
に応じて制御される。この基礎重量はパルプウェットマシンの若干後方で手段1
4aにより検出される。ポンプ10の容量は制御装置15によって、信号導線1
6を介して制御される。この制御装置15はいくつかの圧力センサを含み、これ
らが入口6aの中の圧力を、信号導線17を介して検出し、そして出口8の中の
圧力を信号導線18を介して検出する。
分離されたパルプ懸濁液のための返送導管19が輸送導管9から導管5まで延
びている。この返送導管19には制御弁20が設けられており、これは信号導線
22を介して入口ボックスの中の圧力を検出するのに適した制御装置21によっ
て制御される。
多重液体サイクロン装置6の頂部出口7を通して流れる排除分画は若干の繊維
を含むが、これは並列に連結された、多重液体サイクロン装置6におけると同じ
種類のいくつかの液体サイクロンを含む多重液体サイクロン装置23によって回
収される(この排除分画の中の繊維は通常、カスケード状に連結された数段の多
重液体サイクロン装置によって回収されるが、ここでは簡単のためにそのような
段階の1つだけを示してある)。
導管5の、導管12及び19との各連結点の上流で導管5に連結されている導
管24は、その多重液体サイクロン装置23まで延びている。導管24の中には
ポンプ25が存在する。多重液体サイクロン装置6の頂部出口7は導管26を介
してポンプ25の上流で導管24に連結されている。この導管26の中には制御
装置28により制御される制御弁27が存在している。この制御装置28は頂部
出口7の中の圧力を信号導線29及び30を介し、そして基部出口8の中の圧力
を(導管9を介して)それぞれ検出する各圧力センサを含む。多重液体サイクロ
ン装置23の基部出口31は回収された繊維をポンプ10へ供給するために、導
管5と導管24との連結部の下流において導管32を介して導管5に連結されて
いる。この多重液体サイクロン装置23の頂部出口33は分離された重質不純物
のための、図示されていない容器に連結されている。
第2図に従うプラントの運転の間にパルプ懸濁液はポンプ13によって容器1
からポンプ10の吸込側へポンプ給送されて、ここでそのパルプ懸濁液は白水受
槽からの白水で稀釈され、それによりそのパルプ懸濁液の繊維濃度は少なくとも
0.9%、そして最高で3%までになる。ポンプ13の容量は制御装置14によ
り、パルプウェットマシンの中で脱水されたパルプの所望の基礎重量に達するよ
うに制御される。この稀釈されたパルプ懸濁液は更にポンプ10によって保護ス
クリーン11を経て多重液体サイクロン装置6へポンプ給送される。この保護ス
クリーン11は存在し得る粗大な不純物をそのパルプ懸濁液から分離する。ポン
プ10の容量は制御装置15によって、その多重液体サイクロン6を最適状態で
その多重液体サイクロン装置を運転するために入口6aと基部出口8との間に所
望の圧力差が維持されるように制御される。
基部出口8から相対的に重質の不純物の分離されたパルプ懸濁液はパルプウェ
ットマシン2の入口ボックス3へ導かれる。この入口ボックス6の中の圧力は制
御装置21によって、輸送導管9の中の流れの1部がポンプ10へ送り戻される
ように制御される。すなわち、制御装置21は上記の部分流を入口ボックス内の
圧力が或る設定値を超えたときに制御弁20によって増加させ、そしてこの入口
ボックス内の圧力が上記設定値よりも低いときに制御弁20によって上記部分流
を減少させる。
多重液体サイクロン装置の基部出口8と頂部出口7との間の圧力差は、制御弁
27の開度を制御する制御装置28によって所望の値に保たれる。この頂部出口
7からの排除分画は導管24の中で白水によって稀釈され、そしてポンプ25に
より多重液体サイクロン装置23へポンプ給送され、これが回収された繊維の含
まれた受入分画を基部出口31を通し、そして重質の不純物を含む排除分画を頂
部出口33を通して排出する。この受入分画は導管32を通してポンプ10へ送
り戻される。
多重液体サイクロン装置6へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度は、制御装置
14、15及び21により制御される。本発明によればこれらの制御装置14、
15及び21は、多重液体サイクロン装置6へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃
度が少なくとも0.9%に保たれるように共働する。
第3図には第2図におけると同じプラントで、但し修飾されたいくつかの制御
装置を有するものが示されている。すなわち、ポンプ10の容量は制御装置34
によって入口ボックス3の中の圧力に応じて制御される。或る制御装置35によ
って、制御弁20の開度が多重液体サイクロン装置6の入口6aと基部出口8と
の間の圧力差に応じて制御される。この場合にはそれら制御装置14、34及び
35は、多重液体サイクロン装置6へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度が少な
くとも0.9%に保たれるように共働する。
第4図には本発明の第2具体例に従うプラントが示されているが、これは、相
対的に軽質の不純物をそのパルプ懸濁液から分離するための多重液体サイクロン
装置36が多重液体サイクロン装置6の上流で、かつポンプ10の下流に配置さ
れていることによって第2図に従うプラントと基本的に異なっている。この多重
液体サイクロン装置36は、例えば Alfa Laval CellecoA
B により市販されている Tripac 90 Reverse (登録商標
)のような、並列に連結されて連結導管38を介して多重液体サイクロン装置6
の入口6aに直接連結されている頂部出口37と、及び或る抜出し導管40に連
結されている基部出口39とを有する、逆型のいくつかの液体サイクロンを含む
。第2図に従うプラントと異なって、このポンプ10の容量はその多重液体サイ
クロン装置6の中の所望の圧力差に達するように制御されるものではない。その
代わりに、上記の圧力差は制御装置41によって達成され、これが抜出し導管4
0の中の制御弁42の開度を多重液体サイクロン装置6の基部出口8の中の圧力
及び入口6aの中の圧力に応じて制御する。
多重液体サイクマロン装置36の基部出口39を通って流れる軽質排除分画は
若干の繊維を含むが、これは多重液体サイクロン装置36におけると同じ類の並
列に連結された円錐状のいくつかの液体サイクロンを含む多重液体サイクロン装
置43によって回収される(この排除分画の中の繊維は通常、カスケード状に連
結された数段の多重液体サイクロン装置によって回収されるが、ここでは簡単の
ためにそのような段階の1つだけを示してある)。ポンプ45を有する導管44
が導管24から多重液体サイクロン装置43まで延びている。抜出し導管40は
ポンプ45の上流において導管44に連結されている。多重液体サイクロン装置
43の頂部出口46は導管47を介して導管5と導管24との連結部の上流にお
いて回収された繊維をポンプ10へ供給するために導管5に連結されている。多
重液体サイクロン装置43の基部出口48は分離された軽質不純物のための図示
されていない容器に連結されている。
第4図に従うプラントの運転の間にパルプ懸濁液は白水によって、多重液体サ
イクロン装置36へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度が約0.7%になるよう
に稀釈され、これは頂部出口37を通って流れるパルプ懸濁液において約1.5
%の繊維濃度を与える。制御装置41は制御弁42を、最適状態でその多重液体
サイクロン装置6を運転するための所望の圧力差が保たれるように制御する。こ
の場合に基部出口8を通って流れるパルプ懸濁液の中の繊維濃度は、約1.49
%になる。基部出口39からの軽質排除分画は導管44の中で白水で稀釈されて
ポンプ45により多重液体サイクロン装置43へポンプ給送されるが、これは頂
部出口46を通る回収された繊維を含む受入分画及び基部出口48を通る軽質不
純物の含まれた軽質排除分画を与える。この受入分画は導管47を通してポンプ
10へ送り戻される。それ以外は、第4図に従うプラントは第2図に従うプラン
トと同じ態様で運転される。
第5図には本発明の第3具体例に従うプラントが示されているが、これは第4
図に従うプラントと、導管38の中にポンプ49が設けられていることによって
基本的に異なっている。ポンプ49の容量は制御装置50によって多重液体サイ
クロン装置36の頂部出口37の中の圧力に応じて制御される。ポンプ10の容
量は制御装置51によって多重液体サイクロン装置36への入口における圧力に
応じて制御される。第5図に従うプラントの利点は、ポンプ10及び49のエネ
ルギー消費量が第4図に従うプラントにおける単一のポンプ10のためのそれよ
りも実質的に小さいと言うことである。
第5図に従うプラントの運転の間にポンプ10の容量は制御装置51によって
多重液体サイクロン装置36への入口における圧力が所望の値に維持され、そし
てポンプ49の容量は制御装置50によって多重液体サイクロン装置36の頂部
出口37の中の圧力が所望の値に維持されるように制御される。言い換えれば、
それら制御装置50及び51は、多重液体サイクロン装置36の入口と頂部出口
37との間の圧力差を制御する。それ以外は、第5図に従うプラントは第4図に
従うプラントと同じ態様で運転される。
第6図には本発明の第4具体例に従うプラントが示されているが、これは、ポ
ンプ49と制御弁18及び42とが異なった態様で制御されることにより第5図
に従う具体例と基本的に異なっている。すなわち、連結導管38は多重液体サイ
クロン装置36の頂部出口37から溢流部53を有する第1開放容器52まで上
向きに延びている第1の部分38aと、第2開放容器54からポンプ49まで延
びている第2の部分38bとを有し、その際この容器54は容器52から溢流部
53を介してパルプ懸濁液を受けるように配置されている。それら容器52及び
54と溢流部53とは多重液体サイクロン装置36の頂部出口37の中に或る一
定の逆圧を維持するのに適した逆圧装置を構成している。
液面制御手段55は制御弁42を、第2容器54の中の液面水準に応じて上記
水準が溢流部53の下方にあるように制御するのに適している。ポンプ49の容
量はこの場合に、入口ボックス3の中の圧力に応じて制御装置56により制御さ
れる。制御弁20は多重液体サイクロン装置6の入口6aと基部出口8との間の
圧力差に応じて制御装置57により制御される。
回収された繊維の含まれた受入分画は開放容器54によって返送導管58を介
して多重液体サイクロン装置23から容器54へ導かれることができ、それによ
ってポンプ10及び多重液体サイクロン装置36は上記受入分画で負荷される必
要がない。返送導管58は弁59を介して導管32に連結されている。導管32
の中には弁60も存在している。弁59、60によって返送導管58と導管32
との中の所望の流れを調節することができる。この他は、第6図に従うプラント
は第5図に従うプラントと同じである。
第7図は第6図に従うプラントの変形態様の1つを示す。すなわち、返送導管
19が、輸送導管9から制御弁62を経て開放容器54まで延びている返送導管
61で置き換えられている。或る制御装置63が多重液体サイクロン装置6の入
口6aと基部出口8との間の圧力差に応じて制御弁62を制御するのに適してい
る。これにより、輸送導管9から戻される浄化されたパルプ懸濁液がポンプ10
及び多重液体サイクロン装置36に負荷をもたらす必要がない。
第8図には本発明の第5具体例に従うプラントが示されているが。これは、相
対的に軽質の不純物をそのパルプ懸濁液から分離するために上に記述した多重液
体サイクロン装置36と同じ類の多重液体サイクロン装置64が多重液体サイク
ロン装置6の下流で、かつパルプウェットマシン2の上流に配置されていると言
うことにより、第2図に従うプラントと基本的に異なっている。導管65がポン
プ66から多重液体サイクロン装置64の入口67まで延びている。多重液体サ
イクロン装置6の基部出口8から導管68が弁69を介してポンプ66の吸込側
まで延びている。輸送導管70が多重液体サイクロン装置64の頂部出口71か
ら入口ボックス3まで延びている。成る制御装置72が多重液体サイクロン装置
64の入口67と頂部出口71との間に応じてポンプ66の容量を制御するのに
適している。
多重液体サイクロン装置64からの軽質排除分画の中の繊維は、多重液体サイ
クロン装置64と同じ種類の(但しより少ない数の液体サイクロンを有する)多
重液体サイクロン装置73を含む回収段階によって回収される(もちろん、カス
ケード状に連結された多重液体サイクロン装置を含むより多い回収段階を設ける
こともできる)。ポンプ75を含む導管74が導管5から多重液体サイクロン装
置73まで延びている。制御弁77を含む抜出し導管76がポンプ75の上流で
導管74に連結されている。この制御弁77は輸送導管70の中の圧力に応じて
制御装置78により制御される。多重液体サイクロン装置73の頂部出口79が
導管80を介して導管5及びポンプ66の吸込側に連結されている。
分離されたパルプ懸濁液のための返送導管81が輸送導管70からポンプ66
の吸込側まで延びている。返送導管81には制御弁82が設けられており、これ
は入口ボックス3の中の圧力に応じて制御装置83により制御される。
第8図に従うプラントの運転の間に多重液体サイクロン装置6に0.9ないし
1.3%の範囲の繊維濃度を有するパルプ課濁液が供給される。重質不純物の分
離されたパルプ懸濁液は0.85ないし1.25%の範囲の繊維濃度を有し、そ
して多重液体サイクロン装置73からの受入分画により0.6ないし0.7%の
範囲の繊維濃度に稀釈される。このように稀釈されたパルプ懸濁液はポンプ66
によって多重液体サイクロン装置64へポンプ給送され、これは頂部出口71を
介して、軽質不純物の分離されたパルプ懸濁液の、1.3ないし1.7%の範囲
の繊維濃度を含む分画を送り出す。その重質及び軽質の不純物の分離されたパル
プ懸濁液は輸送導管70を介して直接パルプウェットマシン2の入口ボックス3
へ輸送される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 汚染されたパルプ懸濁液を、いくつかの液体サイクロンを含み、そのそれ ぞれがこの液体サイクロンの半径方向外側の液体層の中に繊維の絡み合いの形成 を妨げるのに適した乱流発生手段を備えている多重液体サイクロン装置(6)を 通してポンプ給送することにより、この懸濁液から相対的に重質の不純物を分離 し、そして重質不純物の分離されたパルプ懸濁液をパルプウェットマシン(2) の中で脱水する、汚染されたパルプ懸濁液の処理方法において、その多重液体サ イクロン装置(6)へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度が少なくとも0.9% であることを特徴とする、上記方法。 2. 多重液体サイクロン装置(6)へ供給されるパルプ懸濁液が、少なくとも 1.0%の繊維濃度を有していることを特徴とする、請求の範囲1に従う方法。 3. 多重液体サイクロン装置(6)へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度が最 高で3.0%であることを特徴とする、請求の範囲1又は2に従う方法。 4. 多重液体サイクロン装置(6)へ供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度が少 なくとも1.0%、そして最高で1.5%であることを特徴とする、請求の範囲 1に従う方法。 5. そのパルプ懸濁液を重質の不純物の分離のために最初にあげた多重液体サ イクロン装置(6)へ供給するに先立って、相対的に軽質の不純物を追加的な多 重液体サイクロン装置(36)によりそのパルプ懸濁液から分離することを特徴 とする、請求の範囲1ないし4のいずれか1つに従う方法。 6. 相対的に軽質の不純物の分離されたパルプ懸濁液を上記追加的な多重液体 サイクロン装置(36)から直接、最初にあげた多重液体サイクロン装置(6) へ導くことを特徴とする、請求の範囲5に従う方法。 7. 相対的に軽質の不純物の分離されたパルプ懸濁液を、上記追加的な多重液 体サイクロン装置(36)からポンプ(49)を介して、最初にあげた多重液体 サイクロン装置(6)へ導くことを特徴とする、請求の範囲5に従う方法。 8. 相対的に重質の不純物の分離されたパルプ懸濁液を、重質不純物分離用の 多重液体サイクロン装置(6)から、なんら中間的な濃厚化を受けることなくパ ルプウェットマシン(2)へ直接導くことを特徴とする、請求の範囲1ないし7 のいずれか1つに従う方法。 9. 重質の不純物を最初にあげた重質不純物分離用の多重液体サイクロン装置 (6)によってそのパルプ懸濁液から分離してしまった後で、相対的に軽質の不 純物を追加的な多重液体サイクロン装置(64)によってパルプ懸濁液から分離 し、その後でこのパルプ懸濁液をパルプウェットマシン(2)の中で脱水するこ とを特徴とする、請求の範囲1ないし4のいずれか1つに従う方法。 10. 相対的に重質の不純物の分離されたパルプ懸濁液を、最初にあげた多重 液体サイクロン装置(6)からポンプ(66)を介して上記追加的な多重液体サ イクロン装置(64)へ導くことを特徴とする、請求の範囲9に従う方法。 11. 相対的に重質の不純物をパルプ懸濁液から分離するためのいくつかの液 体サイクロンを有して、そのそれぞれがその液体サイクロンの中の半径方向差と が和の液体層の中に繊維の絡み合いの形成を妨げるのに適した乱流発生手段を備 えている多重液体サイクロン装置(6)と、そのパルプ懸濁液をその多重液体サ イクロン装置を通してポンプ給送するためのポンプ(10)と、及び重質の不純 物の分離されたパルプ懸濁液を受けるための入口ボックス(3)を有するパルプ ウェットマシン(2)とを含む、汚染されたパルプ懸濁液を処理するためのプラ ントにおいて、その多重液体サイクロン装置(6)へ供給されるパルプ懸濁液の 繊維濃度を少なくとも0.9%に維持するためのいくつかの手段(14、15、 21;14、34、35;14、21,41;14、56、57;14、56、 63;14、15)が設けられていることを特徴とする、上記プラント。 12. 上記いくつかの手段が、上記繊維濃度を少なくとも1.0%に維持する ように設けられていることを特徴とする、請求の範囲11に従うプラント。 13. 上記いくつかの手段が、上記繊維濃度を最高で3.0%に維持するよう に設けられていることを特徴とする、請求の範囲11又は12に従うプラント。 14. 上記いくつかの手段が、上記繊維濃度を少なくとも1.0%、そして最 高で1.5%に維持するように設けられていることを特徴とする、請求の範囲1 1に従うプラント。 15. 重質不純物分離用の多重液体サイクロン装置(6)が、パルプ懸濁液を パルプウェットマシンへ輸送するための輸送導管(9)を介して直接このパルプ ウェットマシン(2)に連結されていることを特徴とする、請求の範囲11ない し14のいずれか1つに従うプラント。 16. 浄化されたパルプ懸濁液のための返送導管(19)が、上記輸送導管( 9)から上記ポンプ(10)の吸込側まで延びており、この返送導管の中に制御 弁(20)が設けられていて、或る制御装置(21)がこの制御弁をパルプウェ ットマシン(2)の入口ボックス(3)の中の圧力に応じて制御するのに適して いることを特徴とする、請求の範囲15に従うプラント。 17. 多重液体サイクロン装置(6)が分離されるべきパルプ懸濁液のための 入口(6a)と、分離されたパルプ懸濁液のための出口(8)とを含んでいるこ と、及び或る制御装置(15)が上記ポンプ(10)の容量をその多重液体サイ クロン装置の入口と出口との圧力差に応じて制御するのに適していることを特徴 とする、請求の範囲15又は16に従うプラント。 18. 或る制御装置(34)が上記ポンプ(10)の容量をパルプウェットマ シン(2)の入口ボックス(3)の中の圧力に応じて制御するのに適しているこ とを特徴とする、請求の範囲15に従うプラント。 19. 浄化されたパルプ懸濁液のための返送導管(19)が上記輸送導管(9 )から上記ポンプ(10)の吸込側まで延びていて、この返送導管の中に制御弁 (20)が設けられており、そしてその多重液体サイクロン装置(6)が、分離 されるべきパルプ懸濁液のための入口(6a)と分離されたパルプ懸濁液のため の出口(8)とを含み、そして或る制御装置(35)がその制御弁をその多重液 体サイクロン装置の入口と出口との圧力差に応じて制御するのに適していること を特徴とする、請求の範囲15又は18に従うプラント。 20. パルプ懸濁液から相対的に軽質の不純物を分離するための追加的な多重 液体サイクロン装置(36)が重質不純物分離用の最初にあげた多重液体サイク ロン装置(6)の上流でかつ上記ポンプ(10)の下流に配置されていることを 特徴とする、請求の範囲11ないし14のいずれか1つに従うプラント。 21. 上記追加的な多重液体サイクロン装置(36)が、軽質不純物の分離さ れたパルプ懸濁液を移送するための連結導管(38)を介して、最初にあげた多 重液体サイクロン装置(6)に直接連結されていることを特徴とする、請求の範 囲20に従うプラント。 22. 上記追加的な多重液体サイクロン装置(36)が、軽質不純物の分離さ れたパルプ懸濁液を移送するための連結導管(38)を介して、最初にあげた多 重液体サイクロン装置(6)に連結されていること、及び或る追加的なポンプ( 49)がこの連結導管の中に設けられていることを特徴とする、請求の範囲20 に従うプラント。 23. 或る制御装置(50)が、上記追加的なポンプ(49)の容量を、上記 追加的なポンプの上流における連結導管(38)の中の圧力に応じて制御するの に適していることを特徴とする、請求の範囲22に従うプラント。 24. 或る制御装置(56)が、上記追加的なポンプ(49)の容量を、パル プウェットマシン(2)の入口ボックス(3)の中の圧力に応じて制御するのに 適していることを特徴とする、請求の範囲22に従うプラント。 25. 上記追加的なポンプ(49)の上流で、上記追加的な多重液体サイクロ ン装置(36)の下流において上記連結導管(38)に、上記追加的な多自由液 体サイクロン装置の受入分画のための出口(37)の中に一定の逆圧を維持する のに適している逆圧装置(52−54)が設けられていることを特徴とする、請 求の範囲22又は23に従うプラント。 26. 逆圧装置が溢流部(53)を有する第1の開放容器(52)と、及びパ ルプ懸濁液をその第1容器からその溢流部を介して受けるように設けられた第2 の開放容器(54)を含んでいることを特徴とする、請求の範囲25に従うプラ ント。 27. 連結導管(38)が、上記追加的な多重液体サイクロン装置(36)か ら第1開放容器(52)まで上向きに延びている第1の部分(38a)と、及び 第2開放容器(54)から上記追加的なポンプ(49)まで延びている第2の部 分(38b)を有することを特徴とする、請求の範囲26に従うプラント。 28. 上記追加的な多重液体サイクロン装置(36)が軽質排除分画のための 基部出口(39)を含んでいること、或る制御弁(42)を有する抜出し導管( 40)がその基部出口(39)から延び出していること、及び或る液面水準制御 手段(55)がその制御弁(42)を、上記液面水準が溢流部(53)の下方 にあるように、第2容器(54)の中の液面水準に応じて制御するのに適合され ていることを特徴とする、請求の範囲27に従うプラント。 29. 最初にあげた多重液体サイクロン装置(6)が、その排除分画からの回 収された繊維のための少なくとも1つの多重液体サイクロン装置(23)に連結 されている出口(7)を含むこと、及び或る返送導管(58)が、繊維を回収す るための上記多重液体サイクロン装置(23)からの回収された繊維を含む受入 分画を上記第2開放容器(54)へ移送するように設けられていることを特徴と する、請求の範囲27又は28に従うプラント。 30. 最初にあげた多重液体サイクロン装置(6)がパルプ懸濁液のための入 口(6a)と分離されたパルプ懸濁液のための出口(8)とを含んでいること、 成る制御弁(62)を有する返送導管(61)が上記輸送導管(9)から上記第 2開放容器(54)まで延びていること、及び或る制御装置(63)がその制御 弁を、最初にあげた多重液体サイクロン装置の入口と出口との間の圧力差に応じ て制御するのに適していることを特徴とする、請求の範囲27ないし29のいず れか1つに従うプラント。 31. 最初にあげた多重液体サイクロン装置(6)が重質不純物の分離された パルプ懸濁液をその多重液体サイクロン装置からパルプウェットマシンへ輸送す るための輸送導管(9)を介してパルプウェットマシン(2)に直接連結されて いることを特徴とする、請求の範囲20ないし30のいずれか1つに従うプラン ト。 32. パルプ懸濁液から相対的に軽質の不純物を分離するための追加的な多重 液体サイクロン装置(64)が、最初にあげた重質不純物分離用の多重液体サイ クロン装置(6)の下流でかつパルプウェットマシン(2)の上流に設けられて いることを特徴とする、請求の範囲11ないし14のいずれか1つに従うプラン ト。 33. 或る追加的なポンプ(66)が、最初にあげた多重液体サイクロン装置 (6)から上記追加的な多重液体サイクロン装置(64)へパルプ懸濁液をポン プ給送するのに適合されていることを特徴とする、請求の範囲32に従うプラン ト。34. 上記追加的なポンプ(66)がパルプ懸濁液をポンプ給送するのに 適合するものである該パルプ懸濁液を稀釈するための手段(64、76、75、 73、80)を含むことを特徴とする、請求の範囲33に従うプラント。
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