JP2000501021A - 親水性多孔質膜を有し、無欠陥テスト可能な濾過ユニット - Google Patents

親水性多孔質膜を有し、無欠陥テスト可能な濾過ユニット

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料によって液密状態で固定要素(5)に埋込んだ親水性多孔質膜(2)を有し、周縁部疎水性を示さず、改善された濾過確実性および濾過能を有する無欠陥テスト可能な濾過ユニットに関する。少なくとも周縁範囲において且つ少なくとも1つの側において熱可塑性ポリマー繊維からなる少なくとも1つの多孔質平面構造体(1)に圧力・温度作用によって結合された濾過ユニット固定要素(5)にこのような親水性多孔質膜(2)の周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料によって液密状態で埋込めば、この種の濾過ユニットを製造できるということが判明した。本発明に係る濾過ユニットは、特に、濾過確実性に対する要求の高い分野、特に、薬品産業、食品産業、医療分野、研究分野およびバイオテクノロジーにおいて使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 親水性多孔質膜を有し、無欠陥テスト可能な濾過ユニット 本発明は、改善された濾過確実性(Filtrationssicherheit)および濾過能(F iltrationsleistung)を有し周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料によって液密状態 で固定要素に埋込んだ親水性多孔質ポリマー膜を有し、無欠陥テスト可能な濾過 ユニットに関する。 親水性多孔質膜を有し、無欠陥テスト可能な濾過ユニットは、濾過確実性に対 する要求の高い分野、特に、薬品産業、食品産業、医療分野、研究分野およバイ オテクノロジーにおいて使用され、特に、フィルタコア(Filterkerzen)の形で 使用される。 濾過確実性とは、濾過ユニットが、その機械的、化学的安定性に関する特殊な 要求を満足しなければならず、無欠陥を検証できなければならないことを意味す る。濾過能とは、単位時間当りの濾液の容積流量を意味し、例えば、通水速度と して示すことができる。多孔質ポリマー膜の親水性は、構造形態、親水性化媒体 /濡れ媒体またはポリマー添加剤によってもたらすことができる。 親水性多孔質膜を有する濾過ユニットについて実際に汎用される無欠陥テスト は、液体(一般に、水)が充填されることになる気孔を有する膜の片面に試験圧 力下でガス(一般に空気)を負荷することにある。試験ガスが負荷された膜側の 圧力降下や膜を通過する試験ガスの量を経時的に測定することにより、膜または 濾過ユニットの無欠陥の結論を得ることができる。このような無欠陥テストは、 圧力保持テスト、発泡点テストおよび拡散テストととして知られている。 有機ポリマーからなる親水性多孔質膜を濾過ユニットに組込むには、実際に、 多額の経費がかかるので、無欠陥を検証できない濾過ユニットの割合を少なくす ることが意図される。慣行の方法の場合、膜の周縁範囲を固定要素の熱可塑性ポ リマー材料熔融体中に埋込み、次いで、シール材を固化させて固定し、この場合 、埋込範囲には液密な結合が生ずる。しかしながら、親水性多孔質膜に対する熱 可塑性ポリマー材料の高温の熔融体の作用によって、固定範囲およびその直近範 囲内にある膜の性質の不利な変化が起こる。即ち、例えば、埋込範囲に隣接する 周 縁ゾーンの親水性多孔質膜が疎水化される。その結果、この疎水性周縁ゾーンは 、もはや、水で濡らされなくなる。無欠陥テストを実施する場合、試験ガスは、 水が充填されてない上記周縁ゾーンの気孔を自由に通過し、濾過ユニットが完璧 ではないとみなされることになる。疎水化は、膜内に含まれる親水化媒体が、熱 可塑性ポリマー材料の融点において気化または拡散逸出するか、親水化媒体が、 化学的分解または立体構造変化によって親水性を喪失することによって誘起され る。親水性が、膜自体の潜在的な材料物性である場合、例えば、沈殿浴法にもと づく相転化によって形成された微孔性ポリアミド膜の場合のように、膜をその軟 化点の直下まで加熱すると、その膜は親水性を失う(米国特許第4340479号)。 更に、親水性多孔質膜は、しばしば、脆弱であり、機械的負荷に殆ど耐えず、 亀裂の発生および進行に敏感であり、従って、その処理時に(例えば、切断、打 抜き、プリーツ形成または濾過ユニットへの組込の場合に)膜に欠陥箇所が誘起 されることになる。膜の周縁範囲を固定要素に埋込むために熱可塑性ポリマー材 料の高温の熔融体を作用させることによって、膜の機械的安定性が更に低下され 、従って、埋込範囲に隣接する周縁ゾーンにおいて、しばしば、膜が破断され、 かくして、このような濾過ユニットには、もはや、無欠陥テストを実施できない 。 WO−A1 96/14913の場合、周縁部の疎水化効果を避けるため、熱可塑性ポ リマー材料に埋込後に疎水性膜を親水化媒体によって後から親水化する。ヨーロ ッパ特許公開第0096306号の場合、周縁部の疎水化を克服するため、溶剤を含ま ないポリエチレン・コーチングを溶融接着剤として片面に備えた熱シーリング性 無気孔ポリエステルフィルムによって、例えば、ポリアミドからなる親水性多孔 質膜の周縁をシールすることが提案されている。この公報には、更に、親水性膜 の周縁片の気化率を減少することが提案されている。この場合、気孔径を縮小す る注形溶液から膜の周縁片および主要面を形成するか、周縁片を機械的にプレス して周縁片内の気孔を押潰す。 ドイツ特許公開第3803341号および米国特許第4969997号には、膜片面の構造を フィルム状態に移行させることにより液体不透過性箇所を有する多孔質膜が記載 されている。この箇所は、膜材料の溶剤または溶剤混合物の熱または蒸気を膜片 面のフィルム化すべき箇所に適切に作用させ、膜材料を所望の深さまで溶解す ることによって、形成される。 ヨーロッパ特許第0036315号には、“熱シール”および機械的方法以外に、多 孔質膜の敏感な範囲をノリとともに注形するプロセスが記載されている。この方 法の欠点は、134℃において複数回の蒸気サイクルを受けた場合に、ノリ付けさ れた膜ゾーンの温度安定性が不十分な点にある。 ドイツ特許第4339810号の場合、親水性多孔質膜の埋込のための範囲を親水化 媒体溶液に含浸し、膜の所定範囲を上記溶液で飽和させる。次いで、処理した膜 を洗浄、乾燥する。このように改質した膜の含浸範囲は、特に、未処理膜範囲の 少なくとも2倍の親水性を有し、従って、埋込後、多量の過剰な親水化媒体の存 在にもとづき、周縁部の疎水化が起きることはない。 提案の解決法には、これらの解決法は、技術的に煩雑であり、更に、濾過操作 中に成長の恐れのある異物が混入するか、活性濾過面積が、例えば、フィルム化 または無気孔フィルムの敷設によって減少され、濾過能が低下され、周縁の埋込 範囲の膜の機械的劣化が減少されないという欠点がある。 発明の開示 従って、本発明の課題は、周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料によって液密状態 で固定要素に埋込んだ親水性多孔質ポリマーを備え、改善された濾過確実性およ び濾過能を有する無欠陥テスト可能な濾過ユニットを創成することにある。 この課題は、このような親水性多孔質膜の周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料に よって液密に濾過ユニットの固定要素に埋込み、固定要素の少なくとも周縁範囲 の少なくとも1つの側を熱可塑性ポリマー繊維からなる少なくとも1つの多孔質 平面構造体に圧力・温度作用によって結合することによって、解決される。 驚くべきことには、本発明に係る濾過ユニットは、膜および多孔質平面構造体 が相互に結合されていない濾過ユニットに比して、少なくとも90%の水濾過能を 有する。他方、例えば、ドイツ特許第4025768号に記載の如き一体に補強された 親水性多孔質膜を使用した場合、無欠陥テスト可能な濾過ユニットが得られるが 、この濾過ユニットの濾過能は、もちろん、低く、約10%〜約40%の範囲にあり 、従って、工業的濾過プロセスにおける使用は、経済的に不適である。 多孔質平面構造体に結合された多孔質膜を濾過ユニットの固定要素に埋込む操 作は、例えば、パトローネ状フィルタ要素の端部キャップの場合のように、公知 の態様で、例えば、固定要素に導入された熱可塑性ポリマー材料または固定要素 自体の構成部分である熱可塑性ポリマー材料の超音波溶融または熱放射溶融によ って、実施される。この場合、本発明にもとづき、熱可塑性ポリマー材料の溶融 体は、特に、多孔質平面構造体に浸透して、固定要素との液密な結合が形成され るが、この場合、膜自体が有意な影響を受けることはない。周縁部の疎水化現象 または膜の機械的安定性の劣化は、起きない。 驚くべきことには、本発明の課題は、固定要素への埋込操作中に、親水性多孔 質膜と熱可塑性ポリマー繊維からなる多孔質平面構造体との間の物理的/化学的 結合がある場合にのみ解決されるということが判明した。固定要素への埋込操作 中に、例えば、膜および平面構造体の並置によって、膜と多孔質平面構造体との 間に緩い接触のみがあるにすぎない場合は、無欠陥テスト可能な濾過ユニットは 得られない。他方、親水性多孔質膜を熱可塑性ポリマー繊維からなる多孔質平面 構造体と結合した場合は、多孔質平面構造体の熱可塑性ポリマー繊維が、恐らく 、比較的低温で溶融する多孔質平面構造体の固相から液相への移行中の放熱にも とづき、多孔質膜を保護し、かくして、親水化媒体の作用または膜ポリマーの潜 在的親水性が保持される。更に、多孔質熱可塑性平面構造体の流動性溶融体が、 固定要素への埋込周縁範囲の熱負荷によって場合によっては損傷された膜の気孔 を被う。多孔質膜と多孔質平面構造体との間の結合によって、流動性溶融体は、 毛管力によって多孔質膜内に流入するか、付着力によって膜を被い、この範囲を シールする。多孔質膜と平面構造体との直接的付着によって、放熱作用も助成さ れ、従って、親水性の熱的保護が助成される。 多孔質平面構造体は、例えば、ドイツ特許第4234816号に開示のコア被覆フリ ースの場合の如く、多孔質膜上に積層できる。多孔質平面構造体と膜との間の物 理的/化学的結合は、公知の装置による積層操作によって且つ平面構造体の以降 の処理中(例えば、プリーツ形成中)の圧力・温度作用によって行われる。3層 構造(“サンドウィッチ構造”)、特に、1つの面で多孔質膜に結合し且つ他の 面で、例えば、織物または他のフリースに結合したコア被覆フリースからなる複 合材を使用すれば特に有利なことが判明している。かくして、多孔質膜の周縁部 の疎水 化の防止性および機械的安定性が、明らかに向上される。このような複合材の濾 過能(処理能)が補強してない膜に比して低下する割合は、10%未満である。多 孔質平面構造体および多孔質膜からなる積層体を使用する場合、双方の層の結合 を点状にのみ行えば、周縁部の疎水化の回避に十分であることが判明しており、 複合材の処理能は、補強されてない多孔質膜に比して、2.5%よりも小さい数値 だけ低下するに過ぎない。このような処理能は、例えば、多孔質平面構造体の溶 融温度以下のプリーツ形成温度およぴ複合材に対応するプリーツ形成圧力を使用 するプリーツ形成操作によって、達成される。多孔質膜の周縁範囲にのみ多孔質 平面構造体を積層した場合は、処理能の低下は、2%以下である。 多孔質平面構造体としては、有機ポリマーからなるフリース、織物、編物あよ び/またはネットを使用する。多孔質平面構造体は、O.5〜100μmの範囲(好ま しくは、1〜50μmの範囲)の気孔径に対応する分離度を特徴とする。濾過能の 増大のため、多孔質平面構造体が気孔径勾配を有していれば、即ち、気孔径が流 入方向へ増加または減少すれば、有利である。固定要素に液密状態に埋込んだ周 縁範囲の方向へ減少する気孔径を有する多孔質平面構造体を使用すれば有利であ る。かくして、親水性多孔質膜の周縁範囲の十分な保護が達成され、多孔質平面 構造体に起因するフィルタ要素の処理能低下が最小に減少される。多孔質平面構 造体の気孔率の尺度として、DIN53887にもとづき圧力差△p=O.5barにおいて測 定した通気率に依拠する場合、150−4OO0dm3/sm2の通気率を有する多孔質平面 構造体が好ましい。通気率が600−15OOdm3/sm2の多孔質平面構造体が、特に好 ましい。ドイツ工業規格(DIN)53854に規定の面積重量は、20〜12Og/m2(特に 、30〜8Og/m2)の範囲にある。DIN53855/1に規定の厚さが約0.05〜O.6Ommであ れば好ましい。 多孔質平面構造体は、約1Oμm〜約50μmの範囲の気孔径を有するポリマー繊 維からなる。平面構造体は、膜複合材に優れた機械的安定性を与えるよう、コア 被覆繊維から構成するのが好ましい。コア材料として、例えば、融点が150℃±1 0℃のポリプロピレン(PP)を使用し、外被材料として、例えば、融点が135℃± 5℃、120℃±5℃または105℃±5℃のポリエチレン(PE)を使用すれば、よい結 果が得られる。高融点のPPコアは、ポリマー繊維のPE外被層の溶融体の 流出を十分に阻止し、かくして、固定要素に対する周縁範囲の毛管力によって流 動性PEを多孔質膜に導入できる。コア被覆繊維のポリマーの重量比PP:PE(コア ポリマー:外被ポリマー)は、2:98〜90:10の範囲で変化でき、この場合、比50: 50が好ましい。PPコア(およびコア被覆フリース)の欠陥によるPE平面構造体の 溶融プロセス時の安定性の欠如は、PE平面構造体の大きい面積重量による溶融体 導入量の増加によって補償される。 親水性多孔質膜は、ポリスルホン、ポリエーテルスルホンおよびポリアミドの グループから選択した材料からなる。多孔質膜は、約O.05〜約1Oμmの範囲の気 孔径を有し、この場合、O.1〜1.2μmの範囲が好ましい。O.1〜O.65μmの範囲 が、特に好ましい。 本発明は、多孔質膜の周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料によって熱的に液密状 態で固定要素に埋込んだすべての濾過ユニットに適用できる。例として、パトロ ーネ状フィルタ要素(例えば、フィルタカプセルまたはフィルタコア)、偏平な フィルタ要素(例えば、使捨て要素)を有する濾過ユニットおよびパイプ状フィ ルタ要素を有するパイプモジュールを挙げる。 固定要素は、被濾過液体が規定にもとづき膜を介する流動のみによって未濾過 側から濾過側に達し得るよう、埋込まれた膜とともに濾過ユニットを濾過側およ び未濾過側に分割する構造部材である。固定要素は、熱可塑性ポリマー、好まし くは、ポリアルカン、特に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスルホン、ポ リエーテルスルホン、ポリアミドからなる。固定要素は、熱的作用によって、熱 可塑性ポリマー、好ましくは、多孔質平面構造体および/または固定要素の材料 (直接適応)の溶融体を形成してまたは熱可塑性ポリマー材料を補足添加して多 孔質膜を埋込み得るよう、構成されている。 熱可塑性ポリマー材料は、ポリアルカン、ハロゲ化ポリアルカン、ポリスルホ ン、ポリエーテルスルホンおよびポリアミドのグループから選択した材料からな る。 図1.a〜図11.bおよび実施例を参照して本発明を詳細に説明する。 図1.aは、固定要素への埋込前の、物理的/化学的結合の行われてない状態の ドレーン用親水性多孔質膜および他のフリース/織物を含むコア被覆またはPEフ リースの複合材の略図であり、 図1.bは、固定要素に埋込んだ後の図1.aの複合材の略図であり、 図2.aは、固定要素への埋込前の、物理的/化学的結合の行われた状態のドレ ーン用親水性多孔質膜および他のフリース/織物を含むコア被覆またはPEフリー スの複合材の略図であり、 図2.bは、固定要素に埋込んだ後の図2.aの複合材の略図であり、 図3.aは、固定要素への埋込前の、積層による親水性多孔質膜および他のフリ ース/織物と、ドレーン用の他のフリース/織物とを含むコア被覆またはPEフリ ースの複合材の略図であり、 図3.bは、固定要素に埋込んだ後の図3.aの複合材の略図であり、 図4.aは、固定要素への埋込前の、ドレーンのための親水性多孔質膜および他 のフリース/織物とを含むコア被覆またはPEフリースの積層複合材の略図であり 、 図4.bは、固定要素に埋込んだ後の図4.aの複合材の略図であり、 図5.aは、固定要素への埋込前の、物理的/化学的結合の行われてない状態の 多孔質膜を含みドレーン用フリースを積層したコア被覆またはPEフリースの複合 材の略図であり、 図5.bは、固定要素に埋込んだ後の図5.aの複合材の略図であり、 図6.aは、固定要素への埋込前の、物理的/化学的結合の行われた状態の多孔 質膜を含みドレーン用フリースを積層したコア被覆またはPEフリースの複合材の 略図であり、 図6.bは、固定要素に埋込んだ後の図6.aの複合材の略図であり、 図7.aは、固定要素への埋込前の、ドレーン用フリースを含まず親水性多孔質 膜を両面に積層したコア被覆またはPEフリースの複合材の略図であり、 図7.bは、固定要素に埋込んだ後の図7.aの複合材の略図であり、 図8.aは、固定要素への埋込前の、親水性多孔質膜とPPベースのドレーン用フ リースとの間にコア被覆またはPEフリースを含まない複合材の略図であり、 図8.bは、固定要素に埋込んだ後の図8.aの複合材の略図であり、 図9.aは、固定要素への埋込前の、ドレーン用フリースを含み親水性多孔質膜 を両面に積層したコア被覆またはPEフリースの複合材の略図であり、 図9.bは、固定要素に埋込んだ後の図9.aの複合材の略図であり、 図10.aは、固定要素への埋込前の、両面で物理的/化学的結合の行われた状態 の多孔質膜を含むコア被覆またはPEフリースの複合材の略図であり、 図10.bは、固定要素に埋込んだ後の図10.aの複合材の略図であり、 図11.aは、固定要素への埋込前の、多孔質膜の周縁範囲にのみコア被覆または PEフリースを積層した複合材の略図であり、 図11.bは、固定要素に埋込んだ後の図11.aの複合材の略図である。 周縁部の親水性の存在を確認するため、気孔径O.2μmおよび膜面積O.7m2膜 を含むプリーツを形成したフィルタコアを作製し、RO水で濡らし、差圧2.5barに おいてテストガスとしての空気を使用して拡散を調べた。拡散値≧1Oml/minを 有するフィルタコアは、周縁部が疎水性であると評価した。比較のため、周縁部 が疎水性ではなく周縁部をフィルム化した膜を含む同様のフィルタコアを作製し た。このフィルタコアは、上記条件において、拡散値<14ml/minを示した。周 縁部が疎水性を示すフィルタコアを公知のバクテリア・チャレンジ・テスト(BC テスト)にもとづき検査した結果、高い拡散値は膜効果に起因しないということ が判明した。 複合材の埋込範囲のラスタ電子顕微鏡写真(REM)の評価および周縁部が疎水 性を示すフィルタコアのいぶしテストも同様な結果を示した。 実施例1 物理的/化学的結合状態にない多孔質膜2および他のフリース/織物(ドレー ン用フリース3,4)を含むコア被覆またはPEフリース1の複合材 多孔質膜2、コア被覆フリース1およびドレーン用フリース3,4が積層プロセ スによっても以降の加工時の対応する条件によっても物理的・化学的に結合され ていない形態の複合材を構成した場合(図1.a)、複合材の各層の固定は、相互 に無関係に行われる(図1.b)。固定要素5への埋込時にコア被覆フリースと多 孔質膜との間に直接の結合は確保されていないので、膜自体における溶融状態の 熱可塑 性フリースを介する放熱による親水性膜の保護が行われることはなく、固定要素 に対する周縁範囲の損傷範囲が、毛管力または付着力にもとづき溶融体によって シールされることもない。このように構成されたすべての濾過要素の場合、固定 要素にある周縁範囲に疎水性が確認された(表1)。 実施例2 物理的/化学的結合状態の親水性多孔質膜2および他のフリース/織物(ド レーン用フリース3)を含むコア被覆またはPEフリース1の複合材 多孔質膜2、コア被覆フリース1およびドレーン用フリース3が以降の加工時 −例えば、プリーツ形成時一の対応する物理的条件によって結合された形態の複 合材を構成した場合(図2.a)、各層は、固定要素5において複合材として固定 される。固定要素への埋込時にコア被覆フリースと多孔質膜との間に直接的結合 が確保されるので、一方では、膜自体における溶融状態の熱可塑性フリースを介 する放熱による親水性膜の保護が行われ、他方では、固定要素に対する周縁範囲 の損傷範囲が、毛管力または付着力にもとづき溶融体によってシールされる(図 2.b)。このように構成された大半の濾過要素の場合、固定要素にある周縁範囲 に疎水性は確認されなかった(表1)。 実施例3 親水性多孔質膜2および他のフリース/織物(ドレーン用フリース4)を積層 したコア被覆またはPEフリース1の複合材 多孔質膜2、コア被覆フリース1およびドレーン用フリース4が積層プロセス によって相互に結合された形態の複合材を構成した場合(図3.a)、各層は、固 定要素5において複合材として固定される。固定要素への埋込時にコア被覆フリ ースと多孔質膜との間に直接的結合が確保されるので、一方では、膜自体におけ る溶融状態の熱可塑性フリースを介する放熱による親水性膜の保護が行われ、他 方では、固定要素に対する周縁範囲の損傷範囲が、毛管力または付着力にもとづ き溶融体によってシールされる(図3.b)。このように構成された総計230の濾過 要素のうち2例においてのみ、固定要素にある周縁範囲に疎水性が確認された( 表1)。 実施例4 親水性多孔質膜2を積層したコア被覆またはPEフリース1の複合材 多孔質膜2およびコア被覆フリース1が積層プロセスによって相互に結合され た形態の複合材を構成した場合(図4.a)、各層は、固定要素5において複合材 として固定される。効果は、実施例3と同一である。但し、ドレーン用フリース の支持は付加されてない(図4.b)。このように構成された140の濾過要素のうち 1例においてのみ、固定要素にある周縁範囲に疎水性が確認された(表1)。 実施例5 物理的/化学的結合状態にない多孔質膜2を含みドレーン用フリース3を積層 したコア被覆またはPEフリース1の複合材 多孔質膜2、コア被覆フリース1およびドレーン用フリースを積層したコア被 覆フリース1が以降の積層プロセスによっても以降の加工時の対応する条件によ っても物理的・化学的に結合されていない形態の複合材を構成した場合(図5.a )、複合材の各層の固定は、相互に無関係に行う(図5.b)。効果は、実施例1 と同一である。 このように構成されたすべての濾過要素の場合、固定要素5にある周縁範囲に 疎水性が確認された(表1)。 実施例6 物理的/化学的結合状態の親水性多孔質膜2を含みドレーン用フリース4を積 層したコア被覆またはPEフリース1の複合材 多孔質膜2およびドレーン用フリースを積層したコア被覆フリース1が以降の 加工時ー例えば、プリーツ形成時ーの対応する条件によって物理的・化学的に結 合された形態の複合材を構成した場合(図6.a)、各層は、固定要素において複 合材として固定される(図6.b)。効果は、実施例2と同一である。このように 構成された30の濾過要素のうち4例のみにおいて、固定要素5にある周縁範囲に 疎水性が確認された(表1)。 実施例7 ドレーン用フリースを含まず親水性多孔質膜2を両面に積層したコア被覆また はPEフリース1,6の複合材 積層プロセスによって多孔質膜2およびコア被覆フリース1,6が相互に結合さ れた形態の複合材を構成した場合(図7.a)、各層は、固定要素5において複合材 と して固定される。効果は、実施例4と同一である(図7.b)。このように構成さ れた濾過要素のうち1例においてのみ、固定要素にある周縁範囲に疎水性が確認 された(表1)。 実施例8 物理的/化学的結合状態にない多孔質膜2とPPベースのドレーン用フリース3, 4との間にコア被覆またはPEフリースを含まない複合材 多孔質膜2ドレーン用フリースを含むがコア被覆フリース1を含まない多孔質 膜2を固定要素5に埋込んだ形態の複合材を構成した場合(図8.a)、複合材の各 層の固定は、相互に無関係に行う(図8.b)。効果は、実施例1と同一である。 このように構成されたすべての濾過要素の場合、固定要素5にある周縁範囲に 疎水性が確認された(表1)。 実施例9 ドレーン用フリース3,4を含み親水性多孔質膜2を両面に積層したコア被覆ま たはPEフリース1,6の複合材 ドレーン用フリースを加えて実施例7と同様に複合材を構成した場合(図9.a) 、実施例7と同一の効果が得られた(図9.b)。このように構成された濾過要素 の場合、固定要素にある周縁範囲に疎水性は全く確認されなかった(表1)。 実施例10 コア被覆またはPEフリース1を両面に物理的/化学的結合した親水性多孔質膜 2の複合材 多孔質膜2および膜両面のコア被覆フリース1が降の加工時−例えば、プリー ツ形成時一の対応する条件によって物理的・化学的に結合された形態の複合材を 構成した場合(図10.a)、各層は、固定要素5において複合材として固定される (図10.b)。膜各側の効果は、実施例2と同一である。 このように構成されたすべての濾過要素の場合、固定要素にある周縁範囲に疎 水性は確認されなかった(表1)。 実施例11 多孔質膜2の周縁範囲にのみコア被覆またはPEフリース1を積層した複合材 固定要素に体する多孔質膜2の周縁範囲にコア被覆フリース1およびドレーン 用フリース4を積層プロセスによって結合した形態の複合材を構成した場合(図 11.a)、各層は、固定要素5において複合材として固定される。効果は、実施例 2と同一である(図11.b)。 このように構成された濾過要素の1例においてのみ、固定要素にある周縁範囲 に疎水性が確認された(表1)。この構成の場合、実施例3,4,7,9,11の場合と同 一の結果も得られる。(PA:ポリアミド膜を含む構成,PESU:ポリエーテルスルホン膜を含む構成) 実施例12 (比較例) PP/PEコア被覆フリース(コア材料50%PP,ドイツのCarl社のタイプViledron FO2432)および気孔径O.2μm、泡点3,2bar、膜面積0.7m2の親水性ポリアミド− 6−膜から、プリーツを形成した3つのタイプの10”デッドエンド・フィルタコ アを作製した。 タイプ1の場合、本発明にもとづき、プリーツ形成前に膜およびフリースを積 層した。タイプ2の場合、膜およびフリースに別個にプリーツを形成し、統合し てプリーツ付フィルタ要素を形成した。従って、膜および多孔質平面構造体は相 互に結合されていない。 表2に、20℃および3種の差圧において水について測定した濾過能(単位l/m inおよび%)を示した。この場合、タイプ2のフィルタコアの濾過能を100%と した。 測定値は、それぞれ、同一タイプの5つのフィルタコアの5つの測定値の平均 値である。 表2から明らかな如く、多孔質平面構造体上に積層した親水性多孔質膜から濾 過要素を構成し、プリーツを形成した本発明に係るタイプ1のフィルタコアは、 同等の高い濾過能を有する。一体に補強された膜を含むタイプ3のフィルタコア の場合、濾過能は、74,6〜71%の範囲の数値に低下する。タイプ2のフィルタコ アは、周縁部の疎水性にもとづき、無欠陥をテストできない。 本発明に係る濾過ユニットの他の利点は、タイプ2と同様に先行技術に対応す る濾過ユニットに比して高い機械的安定性にある。この高い安定性は、親水性多 孔質膜と多孔質平面構造体との間の物理的/化学的結合に起因すると云える。コ ア被覆フリースを積層した場合、膜の破裂圧力は、約3barだけ高い。破裂圧力は 、例えば、積層されてないPESU膜の場合、約O.5barに過ぎない。コア被覆フリー スを積層したPESU膜(気孔径O.2μm)を含む本発明に係るフィルタコアに対して差 圧6barの脈動を加えた場合、6000サイクルの脈動後にも、膜の損傷は生じなかっ た。2bar(134℃)における3Ominの蒸気殺菌20サイクル後にも、フィルタコアに 変化は生じなかった。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年9月30日(1997.9.30) 【補正内容】 日本公開公報JPO1 O34403A(=JP64O344O3)には、周縁範囲を熱可塑性ポリマ ー材料によって液密状態で固定要素に埋込んだ親水性多孔質ポリマー膜を有する 濾過ユニットが記載されている。多孔質膜は、その周縁範囲で、少なくとも1つ の側において、熱可塑性補強材料からなる多孔質平面構造体に結合されている。 更に、膜および支持層は、多層構造を形成できる。上記保護層は、多孔質であり 、例えば、熱可塑性材料からなるフリースである。日本公開JPO5 329338Aには、 同じく、周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料によって液密状態で固定要素に埋込ん だ親水性多孔質ポリマー膜を有する濾過ユニットが記載されている。多孔質膜は 、その周縁範囲で、埋込前に、熱可塑性支持材料からなる多孔質平面構造体に結 合される。周縁部の疎水化の問題は、何れの場合も現れない。なぜならば、疎水 性膜のみを使用するからである。 日本公開JPO4 235722Aには、周縁範囲で熱可塑性ポリマー材料によって液密状 態で固定要素に埋込んだ疎水性及び親水性多孔質ポリマー膜を有する濾過ユニッ トが記載されている。膜の上に、その周縁範囲でかつ少なくとも1つの側で、緻 密なフィルムからなる熱可塑性平面構造体を積層するか接着剤によって接着する 。このフィルムは、固定要素外にあり、従って、濾過に関与しない膜周縁範囲も 被っている。 複合材の埋込範囲のラスタ電子顕微鏡写真(REM)の評価および周縁部が疎水 性を示すフィルタコアのいぶしテストも同様な結果を示した。 実施例1 物理的/化学的結合状態にない多孔質膜2および他のフリース/織物(ドレー ン用フリース3,4)を含むコア被覆またはPEフリース1の複合材 多孔質膜2,コア被覆フリース1およびドレーン用フリース3,4が積層プロセス によっても以降の加工時の対応する条件によっても物理的・化学的に結合されて いない形態の複合材を構成した場合(図1.a)、複合材の各層の固定は、WO85/0 5286およびドイツ特許公開第3240143号と同様、相互に無関係に行われる(図1.b )。固定要素5への埋込時にコア被覆フリースと多孔質膜との間に直接の結合は 確保されていないので、膜自体における溶融状態の熱可塑性フリースを介する放 熱による親水性膜の保護が行われることはなく、固定要素に対する周縁範囲の損 傷範囲が、毛管力または付着力にもとづき溶融体によってシールされることもな い。このように構成されたすべての濾過要素の場合、固定要素にある周縁範囲に 疎水性が確認された(表1)。 実施例2 物理的/化学的結合状態の親水性多孔質膜2および他のフリース/織物(ドレ ーン用フリース3)を含むコア被覆またはPEフリース1の複合材 多孔質膜2、コア被覆フリース1およびドレーン用フリース3が以降の加工時 −例えば、プリーツ形成時ーの対応する物理的条件によって結合された形態の複 合材を構成した場合(図2.a)、各層は、固定要素5において複合材として固定 される。固定要素への埋込時にコア被覆フリースと多孔質膜との間に直接的結合 が確保されるので、一方では、膜自体における溶融状態の熱可塑性フリースを介 する放熱による親水性膜の保護が行われ、他方では、固定要素に対する周縁範囲 の損傷範囲が、毛管力または付着力にもとづき溶融体によってシールされる(図 2.b)。このように構成された大半の濾過要素の場合、固定要素にある周縁範囲 に疎水性は確認されなかった(表1)。 請求の範囲 1.周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料によって液密状態で固定要素(5)に埋込 んだ親水性多孔質膜(2)を有する、無欠陥テスト可能な濾過ユニットにおい て、親水性多孔質膜が、埋込前に、少なくとも周縁範囲において且つ少なくと も1つの側において、熱可塑性ポリマー繊維からなる少なくとも1つの多孔質 平面構造体(1,6)に圧力・温度作用によって結合されていることを特徴と する、前記濾過ユニット。 2.親水性多孔質膜(2)が、多孔質平面構造体(1,6)上に積層されている ことを特徴とする、請求項1に記載の濾過ユニット。 3.該濾過ユニットが、膜(2)および平面構造体(1,6)が相互に結合され ていない濾過ユニットに比して少なくとも90%の水濾過能を有することを特 徴とする、請求項1又は2に記載の濾過ユニット。 4.多孔質平面構造体(1,6)が、フリース、織物、メリヤスおよび/または ネットであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の濾過ユニッ ト。 5.多孔質平面構造体(1,6)のポリマー繊維が、コア被覆繊維であり、被覆 材料が、コア材料よりも低い融点を有することを特徴とする、請求項1〜4の いずれかに記載の濾過ユニット。 6.多孔質平面構造体(1,6)のポリマー繊維が、ポリエチレンからなり、フ リースの形であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の濾過ユ ニット。 7.親水性多孔質膜(2)が、ポリスルホン、ポリエーテルスルホンおよびポリ アミドのグループから選択した材料からなることを特徴とする、請求項1〜6 のいずれかに記載の濾過ユニット。 8.多孔質平面構造体(1,6)に結合された親水性多孔質膜(2)が、平フィ ルタ、プリーツを形成したフィルタまたはパイプ状フィルタの形であることを 特徴とする、請求項1〜3および7のいずれかに記載の濾過ユニット。 9.熱可塑性ポリマー材料が、ポリアルカン、ポリスルホン、ポリエーテルスル ホンおよびポリアミドのグループから選択した材料からなることを特徴とす る、請求項1に記載の濾過ユニット。 10.固定要素(5)が、固定要素(5)に親水性多孔質膜(2)を液密状態で 埋込むために使用される熱可塑性ポリマー同一の材料からなることを特徴とす る、請求項1又は9に記載の濾過ユニット。 11.固定要素(5)が、フィルタハウジングの部分であることを特徴とする、 請求項1に記載の濾過ユニット。 12.固定要素(5)が、パトローネ状濾過要素の端部キャップであることを特 徴とする、請求項1に記載の濾過ユニット。 13.固定要素(5)が、熱可塑性ポリマー材料からのみなることを特徴とす る、請求項1に記載の濾過ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルップ,ユルゲン ドイツ連邦共和国 D―37077 ゲッチン ゲン、イムハッセル 11 (72)発明者 ゼルクナー,ペーター ドイツ連邦共和国 D―37077 ゲッチン ゲン、マックス―ボーン―リンク 2ベー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.周縁範囲を熱可塑性ポリマー材料によって液密状態で固定要素に埋込んだ親 水性多孔質膜を有する、無欠陥テスト可能な濾過ユニットにおいて、親水性多 孔質膜が、少なくとも周縁範囲において且つ少なくとも1つの側において、熱 可塑性ポリマー繊維からなる少なくとも1つの多孔質平面構造体に圧力・温度 作用によって結合されていることを特徴とする、前記濾過ユニット。 2.親水性多孔質膜が、多孔質平面構造体上に積層されていることを特徴とす る、請求項1に記載の濾過ユニット。 3.該濾過ユニットが、膜および平面構造体が相互に結合されていない濾過ユニ ットに比して少なくとも90%の水濾過能を有することを特徴とする、請求項1 又は2に記載の濾過ユニット。 4.多孔質平面構造体が、フリース、織物、メリヤスおよび/またはネットであ ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の濾過ユニット。 5.多孔質平面構造体のポリマー繊維が、コア被覆繊維であり、被覆材料が、コ ア材料よりも低い融点を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに 記載の濾過ユニット。 6.多孔質平面構造体のポリマー繊維が、ポリエチレンからなり、フリースの形 であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の濾過ユニット。 7.親水性多孔質膜が、ポリスルホン、ポリエーテルスルホンおよびポリアミド のグループから選択した材料からなることを特徴とする、請求項1〜6のいず れかに記載の濾過ユニット。 8.多孔質平面構造体に結合された親水性多孔質膜が、平フィルタ、プリーツを 形成したフィルタまたはパイプ状フィルタの形であることを特徴とする、請求 項1〜3および7のいずれかに記載の濾過ユニット。 9.熱可塑性ポリマー材料が、ポリアルカン、ポリスルホン、ポリエーテルスル ホンおよびポリアミドのグループから選択した材料からなることを特徴とす る、請求項1に記載の濾過ユニット。 10.固定要素が、固定要素に親水性多孔質膜を液密状態で埋込むために使用さ れる熱可塑性ポリマー材料と同一の材料からなることを特徴とする、請求項1 又は9に記載の濾過ユニット。 11.固定要素が、フィルタハウジングの部分であることを特徴とする、請求項 1に記載の濾過ユニット。 12.固定要素が、パトローネ状濾過要素の端部キャップであることを特徴とす る、請求項1に記載の濾過ユニット。 13.固定要素が、熱可塑性ポリマー材料からのみなることを特徴とする、請求 項1に記載の濾過ユニット。
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