JP2000501468A - 補強土構造 - Google Patents

補強土構造

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Abstract

(57)【要約】 補強土構造(1)に用いる擁壁要素(2)であって、この擁壁要素は実質的に擁壁要素を縦断して延伸する補強部(60)を有し、この補強部は一端において土安定化部材(4)及び/又は隣接擁壁要素に接続される連結点を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 補強土構造 技術分野 本発明は、土安定化構造のような補強土構造の擁壁要素に関し、かつ、そのよ うな擁壁要素からなる擁壁面を有する補強土構造に関する。
背景技術 土木プロジェクトにおいて築堤のような土構造を築くことがしばしば要求され る。こういった構造は、多量の土を崩れないようにしっかりと保持しなければな らず、このために一般的に少なくとも1つの急勾配の擁壁面を用いる。土を構造 的に安定化する1つの方法として、いわゆるタイ・アンカー工法と呼ばれるもの があり、この工法は、頑丈な多数の擁壁要素がその背後に土を保持し、土の中に 通してアンカーに連結したタイその他類似物により擁壁要素を所定位置に保持す るものである。代替工法として、構造物の擁壁面(擁壁構造の壁の部分の意、以 下同じ)から背後の土中に延伸する複数の摩擦土安定化要素を用いて土を安定化 させることができる。この構造において、土は、例えば、帯(ストリップ)、シ ート又はグリット状の土安定化要素と摩擦係合して安定化される。通常、構造物 の擁壁面は、摩擦土安定化要素の前端部に連結されるコンクリートパネル製の複 数の擁壁要素からなる。そういったシステム構成の多くはGB-A-1 324 686から知 ることができる。
土安定化ストリップ(帯)に連結されたコンクリートパネル製のような多数の パネルから擁壁面を造ることがGB-A-1 324 686から知られる。説明したシステム のいくつかにおいて、ラグ(耳、出っ張り部)をパネル内に鋳込み土安定化スト リップに連結する連結点を構成している。これらのシステムは非常に成功してい るが、何らかの欠点を有する。特に、パネルが土安定化ストリップに頑強に連結 されなければならないことと、パネルとストリップ間に力を伝達しなければなら ないことからコンクリートパネルを比較的厚くする必要があることである。パネ ルの厚さが厚くなると、材料の使用量が増え、搬送費用が増加し、そして現場 でのパネルの取り扱いが困難になる。
GB-A-1 324 686において、コンクリート擁壁要素の縁に設けた垂直孔の中に配 設したピンに土安定化ストリップを連結することが提案されている。しかしなが ら、このシステムの商業的生産は成されておらず、その理由はおそらく、パネル の縁においてパネルと土安定化ストリップの連結を行うことにより生じる荷重集 中を克服するためにパネル厚を厚くする必要があるためと思われる。
発明の開示 本発明の第1の現示によれば、補強土構造に用いる擁壁要素であって、該要素 を実質的に横切って延伸する補強部を有し、該補強部は一端又はその近傍におい て土安定化部材及び/又は隣接擁壁要素に連結するための連結点を有する擁壁要 素が提供される。
本発明はまた、こういった複数の擁壁要素を用いて構成した補強土構造と、そ のような補強土構造を構築する方法にも及ぶ。
補強部は実質的に擁壁要素を横切るので、擁壁要素の強度を高め、擁壁要素と 土安定化部材の間及び/又は隣接擁壁要素間で力を効果的に伝達することができ る。その結果、擁壁要素の残りの部分を薄くすることができ、ひいては従来の擁 壁要素に比べて軽量化することができる。従って、擁壁要素の重量をかなり少な くすることができ、使用材料を減少させ、搬送、取り扱い及び築造コストを低減 することができる。
擁壁要素を土安定化部材に連結するために連結点を使用する場合、連結点を擁 壁要素の縁から内側に入ったところに設けるという擁壁要素構造とすることによ り、従来の擁壁要素に比べて簡素化できる。
補強部は擁壁要素を横切るように延伸させることができるが、好ましくは、擁 壁要素が擁壁面の部分を成すときに上下、即ち、鉛直方向に延伸させることが好 ましく、あるいは、傾斜擁壁面において擁壁要素自体が背後へ傾斜しているとき は、鉛直に対して後方へ傾斜する傾斜角を与えて延伸させることが好ましい。
補強部分は擁壁要素の縁から内側に入ったところに設けることができ、例えば 、2つの補強部を擁壁要素のそれぞれの対向縁から内側に入ったところに設ける ことができる。これに替え、補強部を擁壁要素の縁に設けることとしてもよく、 例 えば、2つの補強部を擁壁要素のそれぞれの対向縁に設けることができる。好ま しい1実施例として、補強部を擁壁要素の各縁に設ける。従って、複数の補強部 が擁壁要素の全周において延伸する。
補強部をいくつかの方法で形成することができ、例えば、擁壁要素の残りの部 分と一体的に形成することができる。このように、従来通りにコンクリートを流 し込むことにより擁壁要素を形成するならば、リブその他の補強形状部材がが擁 壁要素の一部として型成形できる。土安定化部材及び/又は隣接擁壁要素の連結 点は、従って、例えば、補強形状部から突出する連結ピン又はラグを型成形する ことにより、あるいは、補強形状部に孔を設けてその孔に連結ピン又はラグ(こ れは別個のピン又はラグとしてもよく、あるいは、土安定化部材又は隣接擁壁要 素に形成することもできる)を挿入することにより、補強形状部の1端に形成さ れる。前記した擁壁要素の周面で延伸する複数の補強部分の例において、これら の補強部分は中央の肉厚の小さな部分を囲む肉厚の大きい周囲延伸フランジとす ることができる。この擁壁要素は、従って、浅い開口した箱形状を呈する。連結 点は、従って、擁壁要素の角においてフランジ内に設けられる。
擁壁要素の補強部分を残りの部分と一体的に成形する代替として、擁壁要素の 残りの部分と異なる材料で形成された部材によって補強部分を構成することがで きる。この補強部分は、例えば、外部ブレースの形状にして擁壁要素の外側に取 り付けることができるが、少なくとも擁壁要素が鋳込みコンクリートであるばあ い、補強部分を少なくとも部分的に擁壁要素内に設けることが好ましい。これは 、補強部分を現場打ちすることによって達成される。
本発明がさらに与えることができるものとして、補強部分を剛強にするため、 例えば、スチールのような金属板又はシートを使用して擁壁要素を形成すること ができる。このような擁壁要素は、コンクリート製のものよりも薄くすることが できる。先に述べたように、補強部分を形成する方法は多様であり、擁壁要素と 一体的に補強部分を鋳込むこともできる。補強部分は、従って、望むならば、例 えば、プレス機を用いて金属を曲げ加工することによって形成される。これは、 パネルの縁の近辺においてもっとも都合良く成される。曲げ加工された部分は、 例えば、垂直な縁のみであるかもしれないが、すべての縁を内側へ約90°曲げ ることが好ましい。好ましくは、各曲げしろはパネルの各縁から等しく、周囲に 延伸するリムを形成して、擁壁要素が浅い開口した箱形状となるようにする。
そのような曲げ部分を有する構成とするとき、連結点を補強部に取り付けられ る別個の部材又はアセンブリとすることが一般的に望ましい。この好ましい浅い 箱形状において、連結点は、構造的にもっとも強い角部に設けられる。多数のア センブリを設けるならば、これらをそれぞれ角部に位置させる。アセンブリは所 定位置に緊結されるが、緊結方法は溶接が好ましい。典型的な構成は2つのピン 状のコネクタを上側角部に有し、2つのピン受けコネクタ(例えば、孔又は管) を下側角部に有する。
代替構成として、補強部分を別個の(典型的に細長い)補強部材として設ける 。これを従来の方法により、例えば、ボルト、リベット、接着剤又は溶接により 擁壁面に緊結する。しかしながら、連結が補強部材のほとんど全長にわたって成 されるため、溶接が好ましく、溶接は、連続溶接又は、例えば、スポット溶接に よる部分溶接でもよい。
補強部分が露出するとき、審美的な理由により、補強部分は通常擁壁要素の背 面に位置される。しかしながら、このことは必須ではなく、設計によっては、補 強部分は見えるように正面側に位置される。
連結点は、補強部へ鋳込まれ又は固定されたブラケット又はその他の連結擁壁 要素によって与えられる。しかしながら、好ましくは、連結点は連結ピンによっ て与えられる。そうすれば、施工の際に、土安定化部材の端部に形成した孔、ル ープあるいはフックといったコネクタを連結ピンの回りに位置させることが容易 である。追加的に、あるいは、代替的に、隣接パネルを該隣接パネルの対応部分 にピンを係合させることによって取り付けることとしても良い。
いくつかの好ましい実施例において、連結ピンは擁壁要素の背面に連結され、 好ましくは、擁壁要素の背面とピンとの間にクリアランスを設ける。この構成は 特にシート擁壁面を採用するときに有用である。この構成を達成する1つの方法 は、ピンを曲げ加工するか、あるいはピンをブラケットに取り付けるかである。
上記クリアランスを設けることにより、垂直方向に隣接する擁壁要素間に大きな ギャップを設けることなく土安定化部材を擁壁要素に連結することができる。
この曲げたピンは型成形された擁壁要素の背面に連結されうるが、そういった ピンの使用を望むならば、好ましい構成は部分的にピンを擁壁要素に鋳込むこと である。従って、ピンは3つの部分、即ち、擁壁要素に鋳込まれる第1部分、擁 壁要素の背面から外側に突出してオフセットを与える第2部分及び連結点を与え る第3部分を有する。
ほとんどの構成において、第3部分はほぼ第1部分に平行であり、従って擁壁 パネル(要素)の背面に平行である。
もっとも単純な擁壁要素においてはただ1つの連結ピンが必要であるが、この ピンが土安定化部材を擁壁要素に連結するために使用されるならば、ピンが土安 定化部材に連結されたことにより生じうるピン回りの偶力(これは、構造体を不 安定にする)を発生させないように十分注意をはらって擁壁要素を使用しなけれ ばならない。従って、複数のピン(例えば、2つ)を用い、それぞれを別の土安 定化部材に連結することが好ましい。
連結ピンは擁壁要素とは別個に設けることができ、例えば、補強部の一端に設 けた孔で受けられる。
しかしながら、代替的に、ピンは擁壁要素に固定することもできる。
擁壁要素は通常、別の擁壁要素と協働するように構成されて補強土構造の擁壁 面を築造する。上記連結ピンを用いて土安定化部材に連結点を与え、かつ、孔、 くぼみ、カラー、ループ又はフックといった適当なピン受け手段を備える別の擁 壁要素へ連結できるということは大きな利点である。従って、擁壁要素は、好ま しくは連結ピンを受ける調整要素のような受け手段を有する。
こういった連結ピンの2重使用はデザインを簡素化する。受け手段内でのピン の連結構成は、垂直方向に隣接する擁壁要素を連結するのに最も適する。施工の 際に、1つの擁壁要素が設置されて、その擁壁要素が土安定化部材にまだ連結さ れておらず、従って背後の土にアンカーされていないとき、このピン連結により その擁壁要素はその下に存する擁壁要素によって所定位置に保持される。
擁壁要素が同様な要素と組み立てられ、平らでかつ、例えば、垂直な擁壁面を 形成するならば、連結ピン及び受け手段は通常擁壁面に平行である。しかしなが ら、例えば、下の段の擁壁要素は垂直であり、その上の擁壁要素が後方へ傾斜す るというような、垂直方向に隣接する擁壁要素を異なる角度にする必要があるか もしれない。連結ピンと受け手段を用いる構成はそういった角度変化を吸収する ことができ、例えば、擁壁要素の主平面に対して擁壁要素の連結ピン及び/又は 受け手段に角度を持たせる(平行にしない)ことにより可能である。
擁壁要素は、例えば、変形可能なストリップを擁壁要素の両縁の間に設け、そ して、該擁壁要素の下に位置する1又はそれ以上の擁壁要素の上縁の上に載る下 縁を有するように設計することができる。ピンと受け手段の構成は、従って、施 工の際に擁壁要素の位置決めと支持を手助けするが、通常隣接擁壁要素間の実質 的な荷重の伝達を成さない。しかしながら、いくつかの好ましい実施例において 、受け手段は、隣接する同様な擁壁要素の連結ピンが少なくとも施工の際に当接 係合するるアバットメントを与えるように構成される。これは非常に有効である 。なぜなら、完成され安定した補強土構造において擁壁要素の重量は一般に背後 の土との摩擦係合により支持され(土安定化部材を介して土によって支持される )、こういった支持は施工過程においては得られないからである。
従って、擁壁要素は当接係合要素を備えた受け手段を有し、この当接係合要素 に他の擁壁要素の連結ピンが係合するので、力は1つの擁壁要素から別の擁壁要 素へそれら擁壁要素の縁を介してではなくピン及び受け手段を介して伝達される 。故に、擁壁要素の縁が、施工の際に、隣接擁壁要素を支承するように設計施工 する必要はない。垂直方向に隣接する擁壁要素の場合、1つの擁壁要素又はその 上の擁壁要素の重量は連結ピンに軸圧縮荷重を与える。さらに別の利点として、 構造体が完成した際に、隣接擁壁要素がその相対移動により損傷するということ が少なくなる。さらに、パネルの縁が直接的に相互係合しないので、擁壁要素の 形状選択の自由度がさらに大きくなり、かつ、連結ピンと受け手段は別にして、 擁壁要素の許容寸法を大きくすることができる。さらに別の利点は、縁に沿って 蟻、あるいはリップ及びほぞによる蟻継ぎのようなインタロック機構を設ける必 要がないことである。従って、断面を見たときに、断面形状が連結ピン又は受け 手段の近辺において局部的に異なるかもしれないが、縁は正面から背面まで直線 にすることができる。以上の説明から理解されるように、施工の際に、隣接する 同様な擁壁要素の連結ピンが係合する係合手段を受け手段が与える構成から種々 の利 点が派生する。この発展性自体が発明性を有すると信じるものであり、従って、 第2の現示より本発明は補強土構造において同様な擁壁要素と共に用いられる擁 壁要素であって、第1の同様な隣接擁壁要素と当接係合する連結ピンと、第2の 同様な隣接擁壁要素の連結ピンを受ける受け手段とを有し、この受け手段は第2 の同様な隣接擁壁要素のピンが当接係合する係合要素を含んでなる擁壁要素を提 供することができる。
先に説明したように、この構成により、隣接擁壁要素間において、力を擁壁要 素の縁を介することなく、連結ピンと受け手段とにより伝達することができる。
これにより、施工が簡易化され、かつ、隣接縁の損傷を防止することができる。
こういった擁壁要素は、本発明の第1現示に関係して説明した補強部、土安定化 部材連結点を必ずしも有する必要はないが、あることが好ましい。ここで説明す る連結ピンと受け手段に関する他の特徴は本発明の第2現示の好ましい実施例に もまた利用できる。
擁壁要素を相互に連結する連結ピンと受け手段の構成は、連結ピンが剛部材に 当接係合するように設計することができ、そして、こういった構成は、低コスト 施工あるいは比較的寿命を短かく見積る設計に適している。しかしながら、好ま しくは、受け手段又は連結ピンは、エラストマー材料、例えば、ゴム、プラスチ ック、コルク等のブロック又はパッドのような変形可能な部材を含む。そういっ た変形可能な部材の目的は、擁壁要素が組み立てられて擁壁構造を構成するとき に、土が沈下することにより生ずる擁壁要素の相対移動を少なくともある程度吸 収することと、擁壁要素の組立に許容誤差を与えることである。変形可能な部材 は、施工の際に擁壁要素と別に提供することとしてもよく、あるいは、組立に先 立ち、擁壁要素に取り付けておくこととしてもよい。
補強部が実質的に擁壁要素を縦断するように延伸するならば、本発明の第1現 示により、擁壁要素と他の擁壁要素との相互連結から生じる力と、土安定化部材 に連結することにより生じる力を吸収するのに理想的である。特に好ましい実施 例において、連結ピンは補強部の一端に設けられ、受け手段は他端に設けられる 。
先に論じたように、補強部は擁壁要素を補強し、故に、補強要素に作用する力 、例えば、擁壁要素の背面に作用するやまの荷重に対する抵抗力を高める。この 構 造は擁壁要素の部分(これは使用時に見える)の設計に柔軟性を与えることが理 解される。このことは、従来の材料と異なる材料、例えば、スチール、プラスチ ック又は合成材料を擁壁要素の擁壁面の一部又はすべてに使用できるといった魅 力を与え、審美的な理由から擁壁要素の形状選択の自由度を大きくし、かつ、材 料及び施工コストを低減させる。
連結ピンと受け手段は、擁壁要素の対向縁において別の部材とする事ができ、 好ましくは、上述したように、補強部によって荷重を伝達するように連結する。
しかしながら、好ましくは、擁壁要素の連結ピンと受け手段は直接に相互連結さ れて細長い部材を形成する。連結ピンと受け手段はそのように一体となるように 組み合わされて補強部あるいはその主要部を形成する。
そのように直接的に相互連結された連結ピンと受け手段(「細長い部材」)を 形成する1つの好ましい方法は、ピンの一端に形成される孔のようなピン受け手 段、あるいは、ピンの一端の回りにチューブ又はカラーを有する細長いピンを与 えることである。これにより、簡単な構造となり、力をピン及び対応ピン受け手 段から直接補強部へ、従って、パネルの他の部分へ伝達することができる。施工 の際、この構成は、1つのパネルの重量を下位パネルの補強部へ直接伝達せしめ る。
複数の擁壁要素から組み立てた擁壁面は、下位擁壁要素とともに一直線上に配 設することができ、この場合、連結ピンの横方向の位置は土安定化部材の所望位 置に併せて選択できる。実際、そういった構成は、連結点が擁壁要素の角部にあ る場合に使用される。この構成は、湾曲擁壁面を容易に築造可能にする。
しかしながら、下位擁壁要素に対しその上の擁壁要素を要素の半分幅だけ後退 させる煉瓦積みように擁壁面を構成することが望まれるかもしれない。これを成 すために、一対の連結ピンの各々を擁壁要素の側部から擁壁要素の約1/4幅の 距離内側に離間して設ける。この離間距離は、完成した構造物のピンの正規の離 間距離となり、土安定化部材がピン又は受け手段に取り付けられた際に、土安定 化部材もまた等しく離間されるので、力もやまに均等に配分される。しかしなが ら、望むならば、連結ピンと受け手段によって形成される細長い部材は、そのよ うな離間距離が擁壁要素のための最適な補強を与えないような補強部を形成する 。
各補強部は、好ましくは、擁壁要素の側部から擁壁要素の1/4幅以内の距離内 側に設けられる。この好ましい距離は、擁壁要素の1/5幅である。故に、細長 い部材の中央部を曲げて、この中央部の擁壁要素の側部からの離間距離よりも連 結ピン及び受け手段の前記側部からの離間距離を大きくする利点がある。この構 成は、擁壁要素が大きい場合に適しており、たわみが小さい小さな擁壁要素につ いてはほとんど必要がない。
本発明は幅広い範囲のサイズを有する擁壁要素に適用できるが、好ましくは、 擁壁要素は、比較的小さな、例えば、0.5m×0.5m若しくは0.85m×0.85mの正方形 パネル又は0.6mの高さで0.9m幅、0.6mの高さで1.2m幅、0.5mの高さで0.7m幅もし くは0.5mの高さで1.0m幅の長方形パネルである。そういった小さなサイズは厚さ を薄くできるので、軽量化することができ、施工の際の取り扱いが容易である。
好ましいコンクリート擁壁要素は、100mm以下、さらに好ましくは、80mm以下又 は50mm以下である。他の材料からなる擁壁要素は実質的により薄い。小さな釣り 込み装置を使用できコストを削減できる。さらに、小さな擁壁要素を用いること で、その高さを土安定化部材間の垂直方向の距離に等しくすることができる。擁 壁要素が大きい場合、2つの垂直方向に離間した土安定化部材を必要とする。
種々のタイプの土安定化部材を用いることができる。例えば、GB-A-1 324 686 又はGB-A-1 563 317から知られるメタルストリップ、WO94/23136から知られるポ リマーストリップ又は「梯子状」メタルストリップ、同じくWO94/23136から知ら れるメタルグリッドである。擁壁要素の連結点が土安定化部材への連結に用いら れ、かつ、連結ピンが設けられるならば、擁壁要素へのストリップ又はグリッド の連結は上述の資料に開示に基づき行うことができる。1つの好ましい構成にお いて、擁壁要素の連結ピンの回りを通り、そして、例えば、メタルストリップの 土安定化部材に溶接により直接連結されるメタルバーを使用する。これは擁壁要 素を土安定化メタルストリップに連結する特に経済的な方法である。メタルバー は1本の連結ピンの回りに延伸するループとすることもでき、あるいは、1つ擁 壁要素に属するか、又は隣接する複数の擁壁要素にまたがって属する2又はそれ 以上の連結ピンの回りに延伸するループとすることができる。1以上の連結ピン の回りにメタルバーを回して走らせることにより、 土安定化部材の荷重を擁壁面の離間位置に分配することができる。
好ましい構造において、少なくとも連結点において擁壁要素にくぼみを形成す る。このくぼみに土安定化部材の前端を受け、連結ピンに定着させる。これによ り、垂直方向隣接擁壁要素の縁が土安定化部材に当接し又はそれからわずかに離 間し、土安定化部材が擁壁要素に絡むことがなく、かつ、パネルの間から見える ことがない。先に言及した浅い箱形形状において、少なくとも連結ピンの領域に おいてリムを内側に設けることにより同様な効果を得ることができる。くぼみを 設けることは、同じピンが土安定化部材及び隣接擁壁要素に連結される場合特に 有用である。そういったくぼみは、擁壁要素が金属製であれコンクリート製であ れ利点を有する。
水平方向の隣接擁壁要素を堅固に連結するために、1つの土安定化部材を2つ の隣接擁壁要素を連結するために使用できる。代替的に、あるいは、追加として 、隣接擁壁要素連結点を相互連結する別個のコネクタを使用することができる。
これらのコネクタは、2つの連結ピンを受ける2つの孔を有するプレートとする ことができる。この構造は、擁壁要素の正確な横方向の間隔を保証するという利 点を有する。孔の径を僅かに大きくして所定の許容誤差を与えることができる。
望むならば、第3の孔その他の連結手段を設けて土安定化部材と協働させること が可能である。好ましくは、擁壁要素は、該要素の上下縁に該要素の一側まで延 伸するくぼみを有する。この構成は、土安定化部材又は別個のコネクタの前端を 横方向隣接擁壁要素のくぼみ内に位置させ、これらの隣接擁壁要素の連結点を相 互連結する。擁壁要素の正確な横方向間隔は、土安定化部材に2つの横方向に離 間した点を形成し、これらの2つの点を擁壁要素とこれらの点の間で横方向に延 伸する部分に取り付けることで、土安定化部材の前端によって決定される。こう いった土安定化部材は発明性を有すると考える。なぜなら、それは、ここに開示 される擁壁要素にのみ使用されるのではなく、多様な擁壁要素に使用できるから である。
第3の現示から見れば、本発明は補強土構造に使用する土安定化部材であって 、補強土構造の擁壁面の対応部に取り付ける1組の横方向に離間した取付点と、 該取付点の間で横方向に延伸し該取付点間に横方向スペースを形成する土安定化 部 材を提供する。この構成により、土安定化部材が効果的に用いられ、隣接擁壁要 素の正確な相対的位置が決定される。取付点間の横方向部(これは、使用の際擁 壁面とほぼ同一平面に存することが好ましい)を設けることにより、擁壁要素の 横方向間隔が極めて正確に保持される。
横方向部は、土安定化部材の残りの部分と別個に提供することができかつそれ と共に擁壁の設置の際に組み立てられ、あるいは、代替的に、土安定化部材の残 りの部分と一体的に固定される。
好ましくは、取付点は開口であり、これらの開口は土安定化部材のプレート部 に形成した孔又はループとすることができる。ループとする場合、連続バーに2 つのループを形成し、それによりバーの端部を溶接する必要がない。代替的に、 2つのバーを曲げてそれぞれループを形成し、これらのバーの端部を、例えば、 溶接により互いに固定することができる。
上述したように、土の沈下による擁壁要素の相対移動を処理するために、隣接 擁壁要素間に変形可能な部材を設けることが好ましい。好ましい構成において、 土安定化部材の前部を変形可能に設ける。そのような土安定化部材は発明性を有 すると考える。なぜなら、それはここで説明する擁壁要素に使用できるだけでは なく、多様な擁壁要素に使用可能であるからである。
第4現示から見れば、本発明の補強土構造に用いる土安定化部材は、補強土構 造の垂直方向隣接擁壁要素の間において変形可能な当接要素を形成する変形可能 な前部を備える。
この変形能力は、例えば、ゴム、プラスチック、あるいはその他類似物の変形 可能なブロック又はパッドにより与えられる。このパッド等は土安定化部材の残 りの部分とは別個に提供されて擁壁要素の設置の際にその残りの部分と共に組み 立てられるか、又は代替的に、例えば、接着剤により前もって土安定化部材の残 りの部分に固定される。従って、擁壁要素の縁の上以外に別個の変形可能な部材 を設ける必要がない。擁壁要素がピンによって互いに連結されるならば、環状の 変形可能なパッドをピンの回りに配設できる。
1つの好ましい構成例において、前記変形能力は、土安定化部材の前端を曲げ てばねを形成することによって得られる。従って、変形能力を与えるために材料 をなにも追加する必要がない。このばねは色々な形状とすることができ、例えば 、側面が平べったい「C」型のものとすることができる。しかしながら、前端が 少なくとも一つのループの形状であれば、それはばねであり、かつ、ピンのよう な擁壁要素の適当な部分を受ける孔(ループで形成される孔)として作用する。
そのような孔は好ましくは、垂直方向に形成され、垂直ピンを受ける。そのよう に設けたループはコイルスプリングを形成する。ループを形成する土安定化部材 の重なる部分には無応力状態で隙間を設け、これにより圧縮変形を可能にする。
1つのループを設けることとしてもよいが、好ましくは、土安定化部材は1対 のループと、それらのループ間を横方向に延伸する部分とを有する。この構成の 利点は、本発明の第3現示に関して上述した。
本発明の複数の実施例を以下の添付図面を参照しながら例示的に説明する。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の補強土構造の立面図。
図2は、補強土構造の縦断面図であり、擁壁要素の第1実施例を示す図。
図3は、図2の一部に相当し、2つの隣接擁壁要素の関係を示す図。
図4は、図3の擁壁要素の1つの縦断面図。
図5は、図3の擁壁要素の背面図。
図6は、図3の擁壁要素の平面図。
図7は、図3の擁壁要素の斜視図。
図8は、第1実施例の変更例に関し、図4に相当する図である。
図9Aは、図3の土安定化部材の部分斜視図。
図9Bは、別の土安定化部材の部分斜視図。
図10は、擁壁要素に連結された土安定化部材を示す平面図。
図11は、擁壁要素の第2実施例の背面図。
図12は、擁壁要素の第3実施例の斜視図。
図13は、図12に示すタイプの擁壁要素を採用した補強土構造の一部分であ る端部の側面図であり、2つの隣接擁壁要素の連結を示す。
図14は、図12に示すタイプの擁壁要素を採用した補強土構造の正面図。
図15は、図12に示すタイプの擁壁要素の部分斜視図。
図16は、擁壁要素の第4実施例の背面図。
図17は、図16の擁壁要素の平面図。
図18は、部分断面端部側面図であり、第4実施例の2つの垂直方向隣接擁壁 要素の連結を示す。
図19a乃至19gは、本発明の擁壁要素の異なるタイプのものを用いた補強 土構造の正面図。
図20Aは、湾曲擁壁面を形成する本発明の補強土構造の概略平面図。
図20Bは、ドッグトースを有する擁壁面を形成する本発明の擁壁要素を採用 した補強土構造の概略立面図。
図21aは、補強土構造の基礎の概略斜視図。
図21b−21fは、本発明の擁壁要素を採用した補強土構造の築造を図説す る一連の概略断面図。
図22は、2つの非平行な擁壁要素の連結を示す垂直断面図。
図23は、擁壁要素の第5実施例の垂直断面図。
図24は、擁壁要素の第6実施例の背面図。
図25は、図24に示す多数の擁壁要素を用いた擁壁構造の概略正面図。
図26は、擁壁要素の第6実施例の部分背面斜視図。
図27は、第6実施例に用いる連結ピンアセンブリの斜視図。
図28は、第6実施例に用いる連結チューブアセンブリの斜視図。
図29は、第6実施例のパネルと土安定化部材の連結を示す概略斜視図。
図30は、第7実施例の擁壁要素の背面斜視図。
図31は、第7実施例の2つの垂直方向隣接擁壁要素の連結を示す部分断面側 面図。
図32は、図31の連結の水平断面図。
図33は、第7実施例の擁壁要素を形成する板の曲げる前の平面図。
図34は、擁壁要素の第8実施例の背面図。
図35は、図34のA−A線垂直断面図。
図36は、図34のB−B線水平断面図。
図37は、第8実施例の2つの垂直方向隣接擁壁要素の連結を示す垂直断面図 。
図38は、土安定化部材の前端の斜視図。
図39は、土安定化部材の代替例の斜視図。
図40は、さらに別の土安定化部材と、この土安定化部材を連結する擁壁要素 の1つの角部とを示す斜視図。
実施例 最初に図1において、パネル状の複数の別個の擁壁要素2からなる擁壁面を有 する補強土構造を示す。図2からわかるように、これらの擁壁要素を多数の段状 として用いて擁壁面を形成し、背後のやま(土塊)3を保持する。やまは、擁壁 要素2からやまの中まで後方に延伸する土安定化部材4によって安定化される。
擁壁面の一番下で一連のコンクリート基礎ブロック5が地中にセットされる。
各擁壁要素2は一般に長方形であり、その幅は1m、高さが0.5m、厚さはお よそ75mmである。擁壁要素は、ひとつのコンクリートピースとして型成形され る。それぞれの擁壁要素2は内部に一緒に鋳込まれる(埋め込まれる)1対の細 長い部材60を有する。細長い部材60はスチールピン6を含み、このピン6は 擁壁要素のほぼ全高さにわたって延伸し、ピンの上部は擁壁要素の上面から突出 している。ピンの外径よりわずかに大きな径を有するスチールチューブ7がピン 6の下端部周囲に溶接されており、このチューブはピンより付き出て擁壁要素の 下面よりわずかに突出している(図4参照、符号7′で示す)。図3からわかる ように、このチューブは開口8を与え、この開口に隣接擁壁要素のピンの突出部 6′が図示のように挿入される。ピンの突出部6′の上端は組み込みを容易にす るために面取りが施されている。ピン6とチューブ7は垂直方向に隣接する擁壁 要素を相互連結することが理解される。ゴム製の変形可能なブロック9がピンの 端部6″の近くでチューブ内にはめ込まれている。このゴム製ブロック9は、使 用の際に、上下隣接擁壁要素のピン端部6′,6″の間に挟まれる。
隣接擁壁要素2,2の間の相対移動を可能にするために、隣接擁壁要素2,2 の上縁10と下縁11はギャップ13を設けて離間され、このように離間してい ることと、ブロック9が開口8内にある程度の遊びを与えていることで、構造体 の沈下が受け入れられるようになっている。縁10と11は、ギャップ13が後 部においてよりも前部においてより大きく縦断面において楔形を成すように、面 取りが施されている。ジオテキスタイルストリップ等の形状のインサート14が 隣接擁壁要素の後部に取り付けられギャップ13をカバーし、土の漏れを防ぐ。
土安定化部材4はそれの孔、ループ又はフックを介して、擁壁要素2の上縁に おいて、ピン6の突出部6′を受けることによって擁壁面に連結されている。土 安定化部材4と隣接擁壁要素との間にクリアランスを与えるために、擁壁要素2 の上縁10においてピンの突出部6′の回りにくぼみ12を設けている。このく ぼみは、平面図である図6に示される。
隣接擁壁要素間の相互係合及び擁壁要素と土安定化ストリップとの相互係合を 与えると共に、ピン6は、また、擁壁要素2を補強する役目を果たす。図7から わかるように、2つのピンはそれぞれ、擁壁要素の幅のおよそ1/4の距離擁壁 要素の側部から内側の入った位置にセットされており、それぞれ擁壁要素2のほ ぼ半分を補強している。擁壁面の背面に作用するやま3の荷重はコンクリートを 介してピン6に伝達され、ピン6は土安定化部材4に緊結されているので、やま の荷重はストリップに伝達される。
この擁壁面2′の変形例を図8に示しており、ここでは別の図面に示す構成要 素と同様なものには同様な参照番号を使用している。この擁壁面において、スチ ールピン6は、両端6′,6″が後方にオフセット(後退)するように曲げられ ていることが理解される。このように、ピンの主要な部分がコンクリート擁壁面 に埋められるけれども、その両端は型成形した擁壁要素2′の上下の縁から突出 しない。この例では土安定化ストリップ4を受けるためのくぼみを形成する必要 がなくなる。その代わりに、擁壁要素2′の背後において、ストリップはピン6 の突出部に嵌合される。
図9Aは土安定化部材4の詳細を示す。土安定化部材4は、ピン6の突出部6 ′に係合するためにループ状に曲げ加工された鉄筋(スチールバー)4a(例え ば通常コンクリート補強に使われる8mm径の鉄筋)を含む。バー4aの両端は、 好ましくは溶接することにより、従来の亜鉛メッキされたスチールストリップ4 bに緊結される。
土安定化部材4の代替例を図9Bに示す。この例においては、同様なスチール バー4cを三角形状に曲げてループを形成し、図10に示すように同じ擁壁要素 に属する2本のピン、あるいは隣接擁壁要素に属する2本のピンの突出部6′を 囲むようにする。ここでもバー4cの後端はスチールストリップ4bに緊結される 。図10に示す擁壁要素2は、三角形バー4cの横方向延伸部分を受けるくぼみ 12aを含むように構成することも可能であることが理解される。
図11に示す擁壁要素2の第2実施例において、細長い部材60は変形されて おり、その中央部61は細長い部材の上下端から擁壁要素の側部に向かってオフ セットしている。この構成により、細長い部材60の補強あるいは剛強機能を改 善すると共に、各細長い部材の突出部6′とチューブ7を擁壁要素の側部から擁 壁要素の幅の1/4の距離離れたところに位置せしめることができる。
図12は、図1の補強土構造において、図3の擁壁要素の代えて使用可能な擁 壁要素20に関する第3実施例を示す。擁壁要素20は前に記述された擁壁要素 と同じ高さと幅を有して実質的に平らな、長方形鋼板21から成る。しかしなが ら、スチールは際立ってコンクリートより強いので、ただ5mmだけの厚さが必要 とされる。2つの細長い部材60が擁壁要素の背面に溶接される。ピン構造はス チールバーを含み、このバーの上下端22′はバーを曲げることによって形成さ れ、そして鋼板21の平面からオフセット(後退)している。細長い部材60の 上端23は、前の実施例のピン部分6′及びその実施例の変更例のピンのピン部 分に相当し、鋼板21の最上部を越えて突出しない。同じく、下端24は、前の 実施例のチューブ7に相当し、該下端に溶接されたチューブ30を有する。この チューブ30は鋼板21の底部を越えて突出するように設けられる。
図13からわかるように、スチールチューブとピンの上端23は協働し先に記 述したように連結される。復元ブロック25はここでもチューブ内に設けられる 。
細長い部材60の上端23は土安定化部材4をそれに係留させる役目を果たす 。細長い部材60が鋼板の背面に備えられるので、土安定化部材4を受け入れる ために擁壁要素の上縁にくぼみを設ける必要はない。その代わりに、図13から わかるように、土安定化部材4は、細長い部材の上端23の周りをただ通り、隣 接擁壁要素のチューブ30の下に横たわり、鋼板の平面から離間する。ブロック 26が細長い部材60と鋼板の間に延伸し、このブロックは土安定化部材4を鋼 板21に対し適正な高さに保持する。
鋼板21は際立って前の実施例のコンクリート擁壁要素2より薄い。板の縁を 面取りする必要がない。但し、審美的、あるいは他の理由のために面取りを望む のであれば、それは可能である。この実施例は、先に説明したように、摩擦によ って土を安定化する構造を構成するために使われる。スチールバーは、ここでも 擁壁要素20を補強する機能を有し、そしてこの点に関し、スチールバーと鋼鈑 が接する部分の全長に沿ってスチールバーが鋼板21に溶接されることに留意さ れたい。これは図15から最も明らかに理解できる。全長にわたる溶接に代え、 スポット溶接でも十分である。
図16-18に示す鋼製擁壁要素20は、図12-15に示すものと同様である が、ただし細長い部材60の形状が異なる。細長い部材の中央部61は擁壁要素 の側部に向かって細長い部材の上下端からオフセットしている。このオフセット は図11のコンクリート製擁壁要素に備えられた細長い部材のオフセットに類似 していて、そしてオフセットの理由も同じである。この場合、オフセット部22 ′は後方及び側方にオフセットする。この実施例はまた、細長い部材60の間に 延伸し鋼板21の後部に細長い部材を堅固に保つために使われる1対の上下横バ ー62を含む。
図23は鋼鈑パネルの変形例であるスチールパネル21′を概略的に図示する 。ここでは、縁の周りに後方に向かって突出するフランジが設けられている。こ れはパネルを堅固にするのに役立ち、かつ、パネルの沈下のためにパネルが移動 した場合に、隣接パネルが互いに重なることを防止する。もしピンの端部22′ ,24よりさらに後方にフランジを突出させることが望まれるなら、フランジを 切り欠いてピンの端部がフランジ部を通過できるようにし、かつ、パネルとスト リップの相互連結を可能にすることができる。
鋼製パネルの特定の利点は、パネルを多種多様な形状及び寸法に容易に製作す ることができ、こういったパネルの後面に標準的な細長い部材60を溶接できる ことである。図19a−19gに示す一連の立面図から理解されるように、このパ ネルはいろいろな魅力的な擁壁面を作り出すことができる。特に、本発明によっ て、隣接擁壁要素の座面形成に適する上下面を持たない擁壁要素を与えることが できる。例えば、図19cの構造は、もし施工の際に1列の擁壁要素がその直下 の擁壁要素によって支持されなければならないとするならば、築造することは特 に難しいであろう。
図20Aからわかるように、本発明の擁壁要素は、湾曲した擁壁面40を有す る土構造を築造するために使用可能である。この図はコンクリートパネル2を使 用した例を示すが、鋼鈑パネル20を使用することもまた可能である。擁壁は、 (すでに記述したように)立面を見たとき、れんが積み効果を有し、所定の列の 各擁壁要素2′の中央部はその下の列において隣り合う1組の擁壁要素2″のエ ッジの上に配設される。各ピンはパネルのそれぞれの側部においてパネル幅の4 分の1の位置に挿入されるので、垂直方向隣接擁壁要素のピンと一直線上にそろ えられる。ピンが効果的に一連の軸を形成し、その周りに擁壁要素が互いに変位 することが理解される。
図20Bは、ドッグトースを設けた別の変更例を示す。図20Aのように、パネ ルは、同じように相互連結された垂直隣接パネルのピンにより、れんが積み効果 を与えるように配列される。しかしながら、この例では、パネルは構成するため に交互に反対方向に角度付けて擁壁面の平面に角度を成すように設けられている 。
図21a乃至21fは本発明の擁壁要素を使用して土構造を築造する方法を図示 する。ここでは、第2実施例の鋼製擁壁要素を用いるが、この方法は第1実施例 にも等しく適用できる。
初めに、図21aに示すように、一連の基礎ブロックを現場造成する。擁壁要 素20の幅の半分の距離これらのブロックを離間させ、短いスチールピンを51 を垂直に擁壁要素にセットする。この短いピンの目的は一番下の列の擁壁要素に チューブ30と係合することである。構造体が完成したときにそれが水平となる ようにするために、すべてのブロック50の上面を同レベルとしかつピン51を 十分短くして下部パネルに突き当たることがないようにするか、あるいはすべて のピンを十分長くし下部パネルに突き当たるようにする(この場合ピンの上端は すべて同レベルでなければならない)かのいずれかである。後者の場合、若干の ブロック50のレベルの違いは許される。
次に土安定化ストリップ4を短いピンに連結する。土安定化ストリップはピン から後方に延伸しており(図21b)、次に第1層の裏込め52が図21cに示す ようになされる。裏込め土の正面53は擁壁面エリアから離れていることに留意 されたい。
その後、図21dに示すように、第1列(段)目の擁壁要素20をピン51の 上に位置させる。ピンは擁壁要素が転倒することを防止する。1セットの土安定 化ストリップ4をさらに擁壁要素20の複数の細長い部材60の上端23に連結 させ裏込め土52上に置くことができる。次に、擁壁面の背後からさらに裏込め を開始し土安定化ストリップを埋める。このように裏込めにより、裏込めが擁壁 要素に押し迫る前に、擁壁要素20は土安定化ストリップを介して適正位置に堅 固に保持される。図21fからわかるように、ここでも、裏込めは擁壁面に達し ないところで終わっている。次に、第2段目の擁壁要素20が第1段目の擁壁要 素に連結され、最初に説明したステップは繰り返される。パネルの重量は下のパ ネルのピンによって支持されるので、パネルの縁を損傷するリスクを避けること ができ、あるいはパネルの縁上に支承面を備える必要をなくすことができる。さ らに層が必要なだけ追加される。
図22は、垂直方向に隣接する擁壁要素がどのようにして互いに角度を成すか を示すものであり、ピン6に後方に傾いた上方延伸部6′を形成している。特別 な連結ピンと受け手段とにより達成可能なこの構成は、精巧な擁壁形状を創生す ることを可能にする。
6番目の実施例の擁壁パネル(要素)90を図24から28までに図示する。
この擁壁パネルは4ミリ厚の平らな鋼板から形成され、そして高さが最高で6m の構造体に適している。より低い構造体にはより薄い金属を用いることができ、 より高い構造体にはより厚い金属を使用することができる。この擁壁パネルは縁 において、0.6m角である中央部に対して後方に90°に折り曲げられた部分 を有する。この折り曲げられて後方に延伸する部分はおよそ30mm幅である。連 結ピン92が上の角部に備えられ、チューブ93が下の角部に備えられている。
パネル90は、使用されるとき、それぞれの擁壁パネル90の連結ピン92によ り上段パネルのチューブ93を受けて、図25に示すように、擁壁面を形成する 。他の実施例と異なり、パネルの縦の縁はオフセットするのではなく、一直線上 にありれんが積みのように構成されることに留意されたい。
浅い開口した箱であるパネル90の構造が図26から理解される。曲がった部 分91はパネルを補強するので、他の補強無しで土圧を耐えることができる。そ れぞれの角において、後方に折り曲げられた縁91の交差部は切り取られ、連結 ピンアセンプリ95と、連結チューブアセンプリ96を受ける。
図27は連結ピンアセンプリ95を示す。連結ピンアセンプリ95は帯鋼片9 8を含み、この帯鋼片98はパネルの切りとられた部分に似ており、そしてピン を通すための孔を有する。最初にこれらの構成要素がともに溶接される。細片は 、完成したパネルのピンの周りにくぼみ97が与えられて土安定化部材の端部を 受けることができるるように曲げられている。このくぼみは土安定化部材が上の パネルに絡んだり、あるいは隣接パネルの間のギャップを通して見えないように する。
連結チューブアセンプリ96(図28)は、擁壁パネルと同様な厚さの鋼板9 9から形成される。チューブ100はプレートの下面に溶接される。
図26からわかるように、連結チューブアセンプリは、連結ピン92がチュー ブ93の真上に存することとなるように、擁壁要素のそれぞれの角に位置してい る。このアセンプリは最初に所定位置に仮付け溶接され、後に擁壁要素全体に溶 接される。連結ピンの下端は(それが突き当たっている)擁壁要素の垂直方向の 曲げラインに向かって曲がっていて、そしてそれに対して溶接されることに留意 されたい。チューブアセンプリ96はパネルの前部に溶接され、チューブ自体は パネルの下縁91′に設けた孔102内に位置する。パネルの角部は、そこにピ ン92とチューブ93とが位置し、パネル主部とパネルの構成要素であるリム( すなわち折り曲げ部分91と帯板片98)とによって与えられた3つの相互に垂 直な要素が存するので、非常に強い連結点となっている。
擁壁構造体において、垂直方向に隣接したパネルの連結ピン92と連結チュー ブ93は他の実施例に関して先に説明したように相互に連結される。従って、沈 下を吸収するために一般にゴムパッドをチューブ93内に設ける。しかしながら 、水平方向に隣接したパネルの相互連結はかなり異なる。
図29に示すように、2つの孔106を有する金属板105が隣接連結ピン9 2に通して設けられ、これにより2つのピンを連結している。金属板105は 上述のくぼみ97内に位置し、隣接擁壁要素を適正距離離間させる。金属板の孔 は、所定量の構造体の膨張及び/又は沈下を吸収するためにピン92よりも所定 量(この場合5mm)大きい。8mm径鋼線110とした補強土部材を次にピン92 の周りに通す。前の実施例と同じように、次層のパネルのチューブ93をピン9 2に係合させることにより該パネル層を追加することができる。
パネルの縦の縁はれんが積み効果を与えるためにオフセットさせずに一列に並 べられるので、湾曲擁壁構造を形成することは他の実施例の場合より容易である 。出来映えはまたかなり魅力的であり、なぜなら、連結点がパネルの縁にあり、 その連結点が優れた回転中心となるからである。
7番目の実施例の擁壁パネル90を図30乃至33に示す。このパネルは3ミ リ厚の平らの鋼板から形成され、全体的な寸法は0.6m×0.6mである。パネル は浅い開口箱の形状を呈し、その縁において中央部130に対して後方に90° 折り曲げられた折り曲げ部91を有する。この折り曲げ部の後方に延伸する長さ は約60mmである。図33に示すように、垂直に延伸している各折り曲げ部は折 曲げ線111を有する。水平に延伸している各折り曲げ部は3つの折曲げ線11 2を有し、板が曲げられると、水平に延伸するリップ113が、その後ろで、か つ、それから垂直方向に内側に入った位置で水平に延伸するレッジ(棚)114 を有するように形成される。土安定化部材の前部を受けるためのくぼみ97が垂 直方向に隣接するリップ(図31参照)の後ろに形成される。図30に示すよう に、折り曲げ部91の隣接端縁は115において溶接される。
連結ピンアセンプリ95は擁壁パネル90のそれぞれの上の角に設けられ、上 パネルの下の角のところで下レッジ114に設けた孔116と係合する。連結ピ ン92はその下端部において、中央部130と垂直に延伸している折り曲げ部9 1の間で垂直に延伸している曲がり部111に溶接される。ピン92は上レッジ 114の設けた孔117を通り垂直に突出する。
擁壁パネルの8番目の実施例を図34乃至37に示す。擁壁パネルはコンクリ ートを型成形してものであり、周囲の厚さを厚くしたフランジ131によって囲 まれた主中央部130を有する。フランジ131はパネルの周囲回りに延伸し、 パネルを横切る4つの補強部、即ち水平方向にパネルを横切る2つの補強部及び 垂直方向にパネルを横切る2つの補強部を効果的に与える。パネルの上下縁にそ って、それぞれ水平に延伸するリップ113とレッジ114が形成されている。
図30乃至33の実施例と同じように、レッジ114はリップから垂直方向内側 に入っており、垂直方向に隣接するリップ113の後方にくぼみ97(図37参 照)を形成し、このくぼみに土安定化部材の前端を受ける。フランジ131の前 縁に図37に示すように、パネルの全周に面取り135をオプションとして設け ることもできる。
パネルの角に隣接して、プラスチックチューブ100をフランジ131の中に 埋め込むことにより縦のめくら孔が形成される。組立の際に遊びを持った連結ピ ン92をチューブ100に挿入してパネルの上に別の1つのパネルを位置させる 。縦方向のギャップ140がピンの最上部と上のパネルのチューブ100の上端 の間に許容され、パネルの相対的な縦の動きのための若干の遊びを許容する。こ の例では、ギャップは5mmである。
図34乃至37に示す擁壁パネルの例は0.5m角であり、フランジ131の最 大厚は100mmであり、中央部130の厚さは40mmである。他の寸法はもちろ ん可能であるが、この実施例は、周知のパネルと比較して中央部の厚み、引いて は、重量の節減を説明するものである。
土安定化部材120の前部を図31、32、37と38に示す。前部は連続す るバーから形成され、横バー部122によって連結された2つのループ121を 有するように構成される。バーは2本の平行した細長い部分123として後方に 延伸し、クロス部材124によって長さ方向に適当な間隔をおいて連結される。
各ループ121は、垂直方向に隣接する擁壁要素90の間のくぼみ97において 連結ピン92の周囲に係合する。ループ121の横方向の間隔は横バー部122 によって決定されかつ保持されるので、土安定化部材の前部は横方向に隣接する 擁壁要素の横方向間隔を決定することができる。
それぞれのループ121は横バー部122と後方に延伸する部分123の間に おいて垂直方向のスペース125を形成し、もって、例えばやまの沈下により隣 接擁壁パネルが垂直方向の相対的な動きをなしたときに、伸縮可能なコイルバネ を形成する。従って、例えばリップ113の初期間隔を5mm、レッジ114の初 期間隔を20mmとすることができる。土安定化部材を8mm径のバーから形成し、 ループ部において縦のスペース125を4mmとすることができる。
もう1つの土安定化部材120の前部を図39に示す。この部材120は、横 バー部122が2本のバーの端部を溶接することにより形成されると言う点で、 図31、32、37及び38の土安定化部材と異なる。先の例と同じように、横 バー部は後方に延伸する部分123から垂直方向に離間しているので、変形可能 なばねを形成している。
さらに別の土安定化部材の前部を図40に示す。この場合、土安定化部材の後 方に延伸する部分123は、GB-A-1 563 317から知られるように、リブ付きの平 べったいストリップである。ストリップの前端は、横方向に延伸するプレート1 22に溶接される。プレート122には横方向に間隔を置いた孔121が形成さ れている。擁壁パネル90は上側に突出するピン92を有し、このピンに孔12 1の1つが擁壁要素に土安定化部材を取り付けるために係合する。環状の変形可 能なパッド140をピン状に設けて、変形可能な前部を土安定化部材に備えてい る。代替案として、擁壁組立の前に、パッド140を土安定化部材に取り付ける こととしてもよい。
図40の構成の変更例として、後方に延伸する部分123をタイ・バーとし、 その後端を擁壁面背後のやまに埋め込んだアンカーに堅固に連結することとして もよい。
【手続補正書】
【提出日】1998年6月3日(1998.6.3)
【補正内容】 請求の範囲 1.補強土構造に用いる土安定化部材であって、前記構造の擁壁面の対応部分に 取り付けるための横方向に離間した取付点と、前記取付点の間で横方向に延伸し 横方向のスペースを与える部分とを含んでなる土安定化部材。 2.前記取付点は、連続バーに設けた2つのループによって形成される開口であ る請求項1の土安定化部材。 3.補強土構造に用いる土安定化部材であって、変形可能な前端を備え、該前端 は使用される際に前記構造の垂直方向隣接擁壁要素の間に変形可能な当接係合要 素を形成する土安定化部材。 4.前記前端は曲げられてばねを形成する請求項3の土安定化部材。 5.前記前端を少なくとも1つのループとした請求項4の土安定化部材。 6.1対のループと、該ループの間で横方向に延伸する部分とを含んでなる請求 項5の土安定化部材。 7.補強土構造に用いる擁壁要素であって、該擁壁要素を実質的に横切って延伸 する補強部を有し、該補強部は端部又は端部近辺において土安定化部部材及び隣 接擁壁要素に連結するための連結点を有する擁壁要素。 8.前記連結点は連結ピンによって与えられる請求項7の擁壁要素。 9.隣接する同様な擁壁要素の連結ピンを受ける受け手段を含んでなる請求項8 の擁壁要素。 10.前記受け手段は前記隣接する同様な擁壁要素の連結ピンと当接係合する係合 要素を含んでなる請求項9の擁壁要素。 11.前記連結ピンは前記擁壁要素に固定されている請求項8、9又は10の擁壁 要素。 12.前記連結ピンが固定された金属板を含んでなる請求項11の擁壁要素。 13.前記連結ピンは前記擁壁要素とは別に供給される請求項8,9又10の擁壁 要素。 14.前記補強部は前記擁壁要素の部分を曲げることにより形成した請求項7乃至 13のいずれか1つに記載した擁壁要素。 15.前記擁壁要素の実質的に全周に延伸する複数の補強部を含んでなる請求項7 乃至14のいずれか1つに記載した擁壁要素。 16.前記擁壁要素の上下縁に該擁壁要素の一側まで延伸するくぼみを含んでなる 請求項7乃至15のいずれか1つに記載した擁壁要素。 17.補強土構造において他の同様な擁壁要素とともに用いる擁壁要素であって、 第1の隣接する同様な擁壁要素と係合する係合ピンを有し、かつ、第2の隣接す る同様な擁壁要素の連結ピンを受ける受け手段を有し、前記受け手段は前記第2 の隣接する同様な擁壁要素が当接係合する係合要素を含んでなる擁壁要素。 18.擁壁面を有する補強土構造であって請求項7乃至17のいずれかに記載の擁 壁要素を含んでなり、前記土安定化部材は前記擁壁要素に連結されている補強土 構造。 19.請求項7乃至17のいずれか1つに記載の擁壁要素を含む擁壁面を有し、か つ、請求項1乃至6のいずれか1つに記載の土安定化部材であって、前記擁壁要 素に連結された土安定化部材を含んでなる補強土構造。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強土構造に用いる擁壁要素であって、該擁壁要素を実質的 に横切って延伸する補強部を有し、該補強部は端部又は端部近辺において土安定 化部部材及び隣接擁壁要素に連結するための連結点を有する擁壁要素。
  2. 【請求項2】 前記連結点は連結ピンによって与えられる請求項1の擁壁要 素。
  3. 【請求項3】 隣接する同様な擁壁要素の連結ピンを受ける受け手段を含ん でなる請求項2の擁壁要素。
  4. 【請求項4】 前記受け手段は前記隣接する同様な擁壁要素の連結ピンと当 接係合する係合要素を含んでなる請求項3の擁壁要素。
  5. 【請求項5】 前記連結ピンは前記擁壁要素に固定されている請求項2、3 又は4の擁壁要素。
  6. 【請求項6】 前記連結ピンが固定された金属板を含んでなる請求項5の擁 壁要素。
  7. 【請求項7】 前記連結ピンは前記擁壁要素とは別に供給される請求項2, 3又4の擁壁要素。
  8. 【請求項8】 前記補強部は前記擁壁要素の部分を曲げることにより形成し た請求項1乃至7のいずれか1つに記載した擁壁要素。
  9. 【請求項9】 前記擁壁要素の実質的に全周に延伸する複数の補強部を含ん でなる請求項1乃至8のいずれか1つに記載した擁壁要素。
  10. 【請求項10】 前記擁壁要素の上下縁に該擁壁要素の一側まで延伸するく ぼみを含んでなる請求項1乃至9のいずれか1つに記載した擁壁要素。
  11. 【請求項11】 補強土構造において他の同様な擁壁要素とともに用いる擁 壁要素であって、第1の隣接する同様な擁壁要素と係合する係合ピンを有し、か つ、第2の隣接する同様な擁壁要素の連結ピンを受ける受け手段を有し、前記受 け手段は前記第2の隣接する同様な擁壁要素が当接係合する係合要素を含んでな る擁壁要素。
  12. 【請求項12】 擁壁面を有する補強土構造であって請求項1乃至11のい ずれかに記載の擁壁要素を含んでなり、前記土安定化部材は前記擁壁要素に連結 されている補強土構造。
  13. 【請求項13】 補強土構造に用いる土安定化部材であって、前記構造の擁 壁面の対応部分に取り付けるための横方向に離間した取付点と、前記取付点の間 で横方向に延伸し横方向のスペースを与える部分とを含んでなる土安定化部材。
  14. 【請求項14】 前記取付点は、連続バーに設けた2つのループによって形 成される開口である請求項13の土安定化部材。
  15. 【請求項15】 補強土構造に用いる土安定化部材であって、変形可能な前 端を備え、該前端は使用される際に前記構造の垂直方向隣接擁壁要素の間に変形 可能な当接要素を形成する土安定化部材。
  16. 【請求項16】 前記前端は曲げられてばねを形成する請求項15の土安定 化部材。
  17. 【請求項17】 前記前端を少なくとも1つのループとした請求項16の土 安定化部材。
  18. 【請求項18】 1対のループと、該ループの間で横方向に延伸する部分と を含んでなる請求項17の土安定化部材。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至11のいずれか1つに記載の擁壁要素を含む 擁壁面を有し、かつ、請求項13乃至18のいずれか1つに記載の土安定化部材 であって、前記擁壁要素に連結された土安定化部材を含んでなる補強土構造。
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