JP2000501488A - 自動釣合装置における釣合手段を不動とせしめる方法及びかかる自動釣合ユニット - Google Patents

自動釣合装置における釣合手段を不動とせしめる方法及びかかる自動釣合ユニット

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JP2000501488A JP10511554A JP51155498A JP2000501488A JP 2000501488 A JP2000501488 A JP 2000501488A JP 10511554 A JP10511554 A JP 10511554A JP 51155498 A JP51155498 A JP 51155498A JP 2000501488 A JP2000501488 A JP 2000501488A
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Abstract

(57)【要約】 回転系に搭載された、包囲された環状軌道(11)を有し、回転系の不釣合を補償するための軌道に沿って自由に可動な複数の転動体の形態の釣合手段(3)を有することとした自動釣合ユニットにて釣合手段を固定する方法であって、釣合機能を得たときに釣合手段(3)がそのときの位置で捕捉されるようにする方法において、転動体(3)を収容する空間(4)の完全に外側に位置する第一位置(17a,18a)と、転動体を不動とするように捕捉する力をもって転動体と係合する第二位置(17b,18b)とを有する双安定覆部材(9;17;18)を、軌道(11)から離れている位置に配置し、第一位置から第二位置へ移動するように、双安定覆部材にトリガー力を与え、又は転動体に楔作用を生じさせるように自動釣合ユニットに力(19)を作用せしめて、上記転動体(3)をユニットの少なくとも軌道(11)に対してクランプする工程を有する。

Description

【発明の詳細な説明】自動釣合装置における釣合手段を不動とせしめる方法及びかかる自動釣合ユニッ ト 本発明は、回転系に搭載された、包囲された環状軌道を有し、そして回転系の 不釣合を補償するための軌道に沿って自由に可動な釣合手段、主として上記軌道 を自由に移動できる複数の転動体を有することとした種々の回転系の不釣合によ り生ずる振動を制御する形式の自動釣合ユニットであって、系の回転中に、転動 体が不釣合に対して自動的に釣合うように軌道に沿って適切な角度位置を見つけ そして著しく低減した振動レベルにて系が回転されるようにし、系の固有不釣合 を補償する方法に関する。さらに、この発明はかかる自動釣合ユニットにも関し ている。 このような自動釣合装置による釣合機能は、一定の時間間隔あるいは複数の時 間間隔をもって達成され、その後に速度が変ったり、あるいは、共振現象や点火 振動等の擾乱があったときに、転動体は装置の軌道で浮動を始めるかも知れず、 それによって、対抗釣合状態を失う。 かかる自動釣合装置が用いられる多くの分野は、固有不釣合特性が時間によっ て変ることはなく、したがって、系が初めて始動したときの回転系の自動釣合装 置による釣合いを単に要求するだけである。かくして、かかる自動釣合装置にお ける転動体は、回転系が再び始動した後に釣合がとられたときには常に同じ位置 をとり、それ故に、回転系が増速、減速あるいは完全な停止となったときにも転 動体がその釣合位置に簡単な方法で維持できるという利点があり、かくして回転 系が静止状態から始動する次の時にはすでに釣合い状態にあるようになる。この ようにして、自動釣合装置が接続される回転系の速度範囲を完全にカバーして自 動釣合装置の効果を利用することが可能となる。 自動車の車輪を手作業で釣合せる従来の方法では、車輪は測定機械のスピンド ルの上に取りつけられ、スピンドルは機械が車輪の不釣合を表示するようにせし め、釣合重錘が測定時に得られた値にしたがって車輪のリムに取りつけられ、釣 合重錘が手作業で取りつけられた車輪を支持するスピンドルが再び回転され、そ して必要とあらば、不釣合の程度が許容されるとして機械が表示するまで、さら に車輪のリムに取りつけられる。しかる後、車輪はスピンドルから取り外され取 りつけられるべき車輌に組込まれる。この作業では、回転系(車輪)が実際の運 転に供しないような場所で釣合わせられることそして車輪の不釣合を最小とする ステップそれ自体が手作業であるということを要求する。その結果は、車輪が釣 合わせ時に有する状況の下で釣合わせ作業が行なわれた自動車の車輪ということ になる。この方法は、釣合効果をもたらす釣合体を所定位置に固定することと見 なすこともできるが、しかし、又、釣合わせ時のその時点での状況の下でのみ正 しいと見なされなければならない。測定機械のスピンドルから車輪を取り外す際 、その移動の際、そしてそれを自動車に組込む際のいかなる擾乱も、釣合された 系が新たな未調整の不釣合そして/又はミスアライメントを受ける可能性があり 、車輪が組込まれる自動車の諸要素の状況が釣合について考慮されていない、と いうことを意味する。車輪がその重量分布を変動させる衝撃や摩耗を受けないの ならば、この種の釣合わせ作業で十分であるが、車輪の接地面での不均一な摩耗 や車輪にゆがみを生じさせるような衝撃は回転系、すなわち車輪が釣合いを失う という事態をもたらすことを意味している。このような永久的なそして手作業の 回転系の釣合いは、研削盤スピンドルのように摩耗を伴う高速回転系や、洗濯機 のドラムのような大きい固有振動振幅をもつ系では、したがって受入れられない 。 US-A-4,060,009は、釣合い用ボールを収容する環状空間に接着剤が収容されて いる釣合いユニットを開示している。この接着剤は、ボールを永久的に釣合位置 に固定し、ユニットが取付けられる回転系を永久的に釣合わせるように、系の外 部に電気加熱コイルを一時的に配することにより反応する。かかる構成は、釣合 が不可逆的であるときには良い結果をもたらすかも知れないが、回転中にユニッ トに対して電気コイルを一時的に配置したりそして接着剤の反応後にこれを取外 すことは、時間の浪費であり面倒な仕事となる。 US-A-3,433,534は、例えば、釣合位置で、自動釣合装置の一部をなすリテーナ 内で釣合体をロックするための機械的手段を開示しており、該手段は、釣合体同 士の間に楔作用をもたらす、ばねで付勢されたセグメント状のクランプ部材 となっている。この装置は、又、必要とあらば、転動体を再釣合いのために解放 する手段、例えば、ソレノイドの形態の手段を備えている。この装置は可逆的な 釣合体の捕捉ができるが、機械要素を多く有していて装置を大きくし又複雑にし ている。 本発明の目的は、全速度範囲にわたり可逆的あるいは不可逆的に釣合機能が維 持でき、異種の擾乱により全く影響されない自動釣合ユニットでの操作方法を提 供することを目的としており、これは請求の範囲に記載されたように簡単かつ効 果的な方法で成される。 以下、概要を示す添付図面を参照しつつ、本発明について、さらに詳細に説明 する。 図1は、釣合い前はランダム位置に分布配置されている転動体を有する自動釣 合ユニットについての側方から見た概要図である。 図2は、軌道面の一部域に集って釣合位置にある転動体を示す側方から見た対 応せる図である。 図3は、特定回転速度において、転動体を自動的に不動とする双安定部材の形 をなす機械手段を有する第一の形態の自動釣合装置を断面で示した図である。 図4と図5は、転動体を捕捉するための双安定部材の他の形態の一部分を断面 で示す図である。 図6は、転動体を不動とするように、装置の一部に外力あるいは衝撃的変形が 自動釣合ユニットに与えられている形態を示す図である。 図7と図8は、錐形ソケットが好ましくは装填火薬と組合されて用いられてい る自動釣合ユニットの転動体を不動とする他の形態の一部分の概要を示す図であ る。 図9は、配置を可逆的とせしめるように、転動体の捕捉力を解除するための形 態の一部を示す図である。 図10と図11は、転動体の機能を不動とする初期化を与えるように、装填火 薬を用いるために採用された自動釣合ユニットのための錐形ソケットとハウジン グの断面を示す図であり、又、 図12は、図4に示された双安定覆部材の一部を詳細に示す図である。 図1には、回転軸あるいは同様のものに同心に接続される自動釣合ユニットが 、不釣合状態で、側方から見た概要図として描かれており、該ユニットは、内輪 1と、内輪1に対して同心に位置する外輪2と、複数の転動体3、好ましくはボ ールとを有しており、かかる転動体は内輪1と外輪2との間で占められる容積の 一部のみを占めるようにその数が設定されている。図示はされてはいないが、内 外輪1,2の間の空間4は、図示されていない端板により横方向位置で閉じられ ており、両輪と端板との間の自由容積であって転動体3によって占められていな い部分は、時には、液体あるいは半液状媒体、例えば、主として減衰性、引き連 れ性、そして潤滑効果を転動体にもたらす油が充填されている。この図における ユニットは不釣合状態にあり、不釣合をもたらすものと想定された不釣合質量が 外輪の右上四半分に符号5の位置に図示されており、転動体が不釣合質量5と釣 合うような位置へ移動を始めるまで系は釣合を得るために十分な速度で回転して いる。転動体3は、ここでは、外輪に沿ってランダムに間隔をもって位置してお り、図1で最下位のボール3に図示されているように、不釣合位置では系の幾何 学中心6と重心7とが一致しないので、不釣合質量5により転動体には力の平行 四辺形が形成される。この理由から、遠心力Fcと軌道に直角な力Fnが合力Frとし てボールに作用し、釣合が生じるような回転速度まで系が増速されると、不釣合 質量5の位置とは反対側の位置へボール3が集中し、不釣合質量5による擾乱が 補償されるようになり、転動体に作用する遠心力Fcと軌道に対して直角方向の法 線力Fnとが等しい大きさをなし、そして重心MCと幾何学中心GCとを通る方向 で逆方向をなすようになり、ここで一致する。したがって、系が運転中に不釣合 を生ずるような合力はない。 図では、不釣合質量5は比較的大きな質量を表わしている大きな部分として示 されており、図2によると、釣合位置にある複数の転動体3は軌道輪上の狭い領 域に互に近接し合っている。もしも、不釣合質量5そして/あるいは符号5の位 置と幾何学中心GCの位置との間の距離が小さいものであるとしたならば、複数 の転動体は、不釣合質量5の位置と反対側においてではあるが、もっと互に離れ て位置するようになる。 回転速度が自動釣合装置を装備した機械の通常運転速度より低くなると、自動 釣合効果が生ずるような回転速度は、しばしば臨界を越えるが、転動体は釣合位 置で通常静止しなくなり、そして衝撃、変動する重量分布(例えば摩耗による) 等の種々の擾乱が転動体をその釣合位置から外れるようになると、機械は釣合速 度以外の運転速度で釣合わなくなる。 したがって、本発明によって、回転系に搭載された、包囲された環状軌道を有 し、釣合手段、好ましくは回転系の不釣合を補償するための軌道に沿って自由に 可動な複数の転動体を有することとした、種々の回転系の不釣合により生ずる振 動を制御する形式の自動釣合ユニットによる方法が提案され、釣合機能を得たと きに回転系の回転中に転動体はそのときの位置で意図的に捕捉される。 このようにして、一度釣合った回転系は、回転系の回転速度に係りなく、又、 外部からの擾乱によって影響を受けることなく、その釣合状態を確実に維持する ことが可能となる。 自動釣合の多くの応用分野では、一時的な位置に転動体を可逆的に捕捉するこ と、すなわち不釣合の状況が変わったときに転動体を再配置することが後に可能 とすることも重要であり、又、他の状況下では不可逆的に釣合位置で転動体を捕 捉しておくことが好ましいこともある。 本発明の狙いとするところは、釣合状態になったら直ぐに、回転系の回転中に 転動体を瞬時に捕捉することを成し逐げることである。図3ないし5に概要が示 された基本となる第一の形態では、上記の捕捉の機能は二つの明確な位置をもつ 双安定捕捉部材を用いることにより得られ、その第一の位置にあるときには自動 釣合ユニットの軌道で転動体が自由に移動でき、第二の位置にあるときには双安 定部材は転動体に捕捉力を作用する。 この第一の形態が図3に示されており、中間の側壁14を経て一体となってい る内輪12と外輪13を有するユニットは、軌道11から離れている位置10に て、ばね状部材9が自動釣合ユニットに取りつけられており、そこには複数の転 動体3を収容する環状空間4が形成されている。ユニットの他方の側壁は、適宜 漏洩を防止するように、ここに取りつけられた端板15によって封止されている 。 図3の上半分に示されているように、機械的双安定部材としてのばね状部材9 は係止部16により非作動位置に保持されることができ、例えば、外的衝撃ある いは同様なものによってトリガーを受けたときにばね状部材9は解放されること ができる。この図に示されたように位置づけられたとき、臨界速度を越えたとき の回転により生ずる遠心力の影響により、部材9がトリガーを受けて作動位置へ 動くように配置が選択される。 図4は双安定捕捉手段の好ましい形態の概要を示しており、この場合、双安定 捕捉手段は湾曲覆部材17として設計されている。この双安定覆部材17は二つ の明確な位置を有しており、すなわち、第一位置は図5の実線に示されている位 置17a、第二位置は二点鎖線で示される位置17bである。双安定覆部材17 が第一位置17aにあるときには、転動体はこれと係合関係になく、したがって 軌道上を自由に移動できるが、次に覆部材17の中心部を第二位置17bへ向け 内方に押すトリガー力が作用すると、覆部材17の中心部が転動体3と係合し、 これによって、転動体3をその時点の位置にて、軌道面に対しそして覆部材17 と反対側にあるユニットの壁部14に対しても圧してクランプする。本実施形態 の覆部材17は自動釣合ユニットの外壁としても機能するが、ユニットの図示し ない壁部の内部にこの覆部材17を位置せしめて捕捉作用をもたらすことも可能 である。 図12には、どのようにして双安定覆部材17が外輪3そして内輪12の適切 な溝へ取りつけられるか、そして、どのように覆部材17が転動体3に面する側 面に好ましいゴム等の可撓ライニング18を備えているかの概要が示されており 、これによって、転動体を捕捉するに要する力、すなわち、転動体に対して作用 する双安定覆部材の力が実質的に低減される。この目的のために、要求される力 をさらに低減させるように、対向壁部(図示せず)に同様のライニングを設ける ことも可能である。 図5には双安定覆部材19の他の形態の概要が示されており、この場合、該部 材は内外輪12,13間の空間の一部の範囲にしか及んでいない。この場合、双 安定覆部材の機能は、図4のものと同様であるが、勿論、この形式の双安定覆部 材18は包囲するようにはなっていないので、ユニットの外壁を形成するように せしめることは可能ではない。又、この場合、双安定覆部材18と好ましくは反 対側の側壁とは、捕捉時に少なくとも転動体3と係合する領域に、要求される捕 捉力を低減させる可撓ライニングをもっていることが好ましい。 図6−11は、所望の位置、すなわち、回転系に釣合効果が得られたときの位 置で、転動体の捕捉を達成するための他の形態を示す。 この形式の捕捉は、力が自動釣合ユニットに対し実質的に軸方向に作用して、 この力が図6に示される転動体を包囲する軌道そして/又はハウジングの側面に 変形を生じさせるように作力するような方法に関している。図の上半分には、例 えば転動体3が釣合状態となってときにこれらの転動体3を包囲収容するハウジ ングの側壁15に対して力19が作用する様子が示されており、図の下半分に示 されるように、この力が側壁15に変形を生じさせ、かくして、転動体のそれ以 降の動きを阻止する。この目的のためには、転動体の確実な捕捉ができるような 形状付けが予め側板になされていることが好ましい。 図7は自動釣合ユニットの一部の概要を示す断面図であり、転動体3は軌道輪 13に対して圧せらることができるようになっていて、錐状ソケット21により 捕捉されるようになり、該錐状ソケットは転動体と内輪12との間で軸方向に押 入されている。この形態では、錐状ソケット21は装填火薬22によって軸方向 に駆動されるようになっている。この形態でのハウジングは、さらに図10に示 されており、錐状ソケット21はその一部が図11の断面図にて拡大して示され ている。 又、図8に示されている配置構造は、図7による形態におけるのと同様な方法 で転動体3及び軌道輪13と協働する錐状ソケット21を備えている。この場合 、ソケット21は周溝21aを有し、ここには、錐状ソケットを正規位置に維持 するばね状部材23の端部が挿着される。又、この場合、錐状ソケットは、好ま しくは装填火薬(図示せず)によって捕捉位置へ移動され、この火薬は、点火時 点から錐状ソケット21の転動体捕捉位置への移動時点まで、きわめて短時間で 一瞬にして捕捉を可能ならしめる。 この形態では、ばね状部材23はハウジングの壁部としても機能する。 図9は、図8に対応して、図8による形態に可逆作動を与える簡単な構造が示 されている。これは、ユニットのハウジングの壁に空気孔24を形成することに より得られる。装填火薬が錐状ソケットを内方へ駆動するように爆発したときに 、 転動体3を収めているハウジング内の空間4に高圧が生ずることを回避するよう にこの空気孔24から空気が逃げ、そしてユニットが再釣合されたとき、空気孔 24は加圧空気あるいは同種を導入のために使用され、ばね状部材23を外方へ 膨出させて、釣合位置にある転動体3をロックしている位置から錐状ソケット2 1を引き出す。ハウジングの内部に対しての空気又は類似のものの導入あるいは 排出開始時期と、錐状ソケットが一つの位置から他の位置へ変位するまでの時期 との間に、遅れをもたせるように上記空気孔24を配置そして設計をすれば、よ り好ましい。 同じことが、図3から図5による双安定手段を用いた変形例にも有効である。 上述した図10には、軌道輪13の軌道面に対して楔作用で転動体を捕捉する 錐状ソケットをトリガーするための装填火薬を用いた自動釣合ユニットのハウジ ングが、より詳細に示されている。この形態では、概要が示された図7の形態に 実質的に対応して、内輪12、外輪13が示されており、この内外輪は固定側壁 14を経て一体に作られている。ハウジングは環状であり、周溝26が好ましく は固定側壁14に形成されて、環状の装填火薬(図示せず)を収容できるように している。開孔27が周溝26に連通するように固定側壁14を貫通して形成さ れている。この開孔27は、錐状ソケットを駆動するために火薬を爆発させるよ うな位置に配されるときに、充填火薬に届くようにするためのものである。 錐状のソケット21が図11に詳細に示されており、ここにはソケットの半分 のみが断面図で示されている。図に見られるように、錐状ソケット21はテーパ 外周面28と、一端側の突出リム29と有しており、該突出リムはハウジングの 周溝26に嵌合するようになっており、装填火薬が爆発したときにピストンのよ うに作動して軸方向外方へ駆動される。 本発明は、図面に図示され図面との関連で概要が説明された形態には限定され ず、本願の請求の範囲において種々との変形が可能である。
【手続補正書】 【提出日】1999年2月23日(1999.2.23) 【補正内容】 請求の範囲 1. 回転系に搭載された、包囲された環状軌道(11)を有し、回転系の不釣 合を補償するための軌道に沿って自由に可動な複数の転動体の形態の釣合手段( 3)を有することとした、種々の回転系の不釣合により生ずる振動を制御する形 式の自動釣合ユニットによる方法であって、釣合機能を得たときに回転系の回転 中に釣合手段(3)がそのときの位置で意図的に捕捉されるようにする方法にお いて、 転動体(3)を収容する空間(4)の完全に外側に位置する第一位置(17a ,18a)と、転動体を不動とするように捕捉する力をもって転動体と係合する 第二位置(17b,18b)とを有する双安定覆部材(9;17;18)を、軌 道(11)から離れている位置に配置し、 第一位置から第二位置へ移動するように、双安定覆部材にトリガー力を与える ことを特徴とする方法。 2. 請求の範囲1.の方法において、環状の双安定覆部材(17)を用いるこ とを特徴とする方法。 3. 請求の範囲1.の方法において、錐状のリング部材(18)を双安定覆部 材として用いることを特徴とする方法。 4. 請求の範囲1.ないし3.のうちの一項に記載の方法において、第二の位 置(17b,18b)にて転動体と接触して該転動体を捕捉する双安定覆部材( 17,18)の面を、転動体を捕捉するために必要な力を低減する可撓材料(1 7C)でライニングすることを特徴とする方法。 5. 請求の範囲4.の方法であって、双安定覆部材(17,18)が転動体( 3)を収容する空間(4)の軸方向外側に位置しているような方法であって、双 安定覆部材(17,18)と反対側の自動釣合ユニットの側壁(14)に、転動 体を捕捉するのに必要な力を低減する可撓材料の内面ライニングが設けられてい ることを特徴とする方法。 6. 請求の範囲1.ないし5.のうちの一項に記載の方法であって、転動体を 収容する空間(4)が少なくとも一つの密封壁を有するものにおいて、転動体( 3)を収容する空間(4)の壁部に、双安定覆部材(9,16,17)の変位に おける空気の流通を許容するための空気排出孔(24)が設けられていることを 特徴とする方法。7 . 回転系に搭載された、包囲された環状軌道(4)を有し、回転系の不釣合 を補償するための軌道に沿って自由に可動な複数の転動体の形態の釣合手段(3 )を有することとした、種々の回転系の不釣合により生ずる振動を制御する形式 の自動釣合ユニットによる方法であって、釣合機能を得たときに回転系の回転中 に釣合手段(3)がそのときの位置で意図的に捕捉されるようにする方法であっ て、転動体に楔作用を生じさせるような力(19)を自動釣合ユニットに印加し 、少なくともユニットの軌道(11)に対して転動体(3)をクランプすること を特徴とする方法において、充填火薬(22)を爆発することによって、転動体 を所定位置にクランプするための力(19)を生じさせることを特徴とする方法 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN,YU (72)発明者 ベグルンド,アンダース スウェーデン国、エス 416 72 イェー テボリ、ブロハンマースガータン 11 (72)発明者 リンドホルム,マグナス スウェーデン国、エス 414 67 イェー テボリ、ソグガータン 50

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 回転系に搭載された、包囲された環状軌道(11)を有し、回転系の不釣 合を補償するための軌道に沿って自由に可動な複数の転動体の形態の釣合手段( 3)を有することとした、種々の回転系の不釣合により生ずる振動を制御する形 式の自動釣合ユニットによる方法であって、釣合機能を得たときに回転系の回転 中に釣合手段(3)がそのときの位置で意図的に捕捉されるようにする方法にお いて、 転動体(3)を収容する空間(4)の完全に外側に位置する第一位置(17a ,18a)と、転動体を不動とするように捕捉する力をもって転動体と係合する 第二位置(17b,18b)とを有する双安定覆部材(9;17;18)を、軌 道(11)から離れている位置に配置し、 第一位置から第二位置へ移動するように、双安定覆部材にトリガー力を与える ことを特徴とする方法。 2. 請求の範囲1.の方法において、環状の双安定覆部材(17)を用いるこ とを特徴とする方法。 3. 請求の範囲1.の方法において、錐状のリング部材(18)を双安定覆部 材として用いることを特徴とする方法。 4. 請求の範囲1.ないし3.のうちの一項に記載の方法において、第二の位 置(17b,18b)にて転動体と接触して該転動体を捕捉する双安定覆部材( 17,18)の面を、転動体を捕捉するために必要な力を低減する可撓材料(1 7c)でライニングすることを特徴とする方法。 5. 請求の範囲4.の方法であって、双安定覆部材(17,18)が転動体( 3)を収容する空間(4)の軸方向外側に位置しているような方法であって、双 安定覆部材(17,18)と反対側の自動釣合ユニットの側壁(14)に、転動 体を捕捉するのに必要な力を低減する可撓材料の内面ライニングが設けられてい ることを特徴とする方法。 6. 請求の範囲1.ないし5.のうちの一項に記載の方法であって、転動体を 収容する空間(4)が少なくとも一つの密封壁を有するものにおいて、転動体( 3) を収容する空間(4)の壁部に、双安定覆部材(9,16,17)の変位におけ る空気の流通を許容するための空気排出孔(24)が設けられていることを特徴 とする方法。 7. 回転系に搭載された、包囲された環状軌道(4)を有し、回転系の不釣合 を補償するための軌道に沿って自由に可動な複数の転動体の形態の釣合手段(3 )を有することとした、種々の回転系の不釣合により生ずる振動を制御する形式 の自動釣合ユニットによる方法であって、釣合機能を得たときに回転系の回転中 に釣合手段(3)がそのときの位置で意図的に捕捉されるようにする方法におい て、 転動体に楔作用を生じさせるような力(19)を自動釣合ユニットに印加し、 少なくともユニットの軌道(11)に対して転動体(3)をクランプすることを 特徴とする方法。 8. 請求の範囲7.の方法において、自動釣合ユニットの側壁部材(15)に 対して力(19)を印加して、軌道(11)に対して好ましくはユニットの反対 側の側壁(14)に対して、転動体(3)に楔作用をもたらすように上記側壁部 材(15)の変形(20)を生じせしめることを特徴とする方法。 9. 請求の範囲8.の方法において、転動体(3)とユニットの内輪(12) との間に錐状ソケット(21)を位置せしめ、該錐状ソケットを軸方向に変位さ せて転動体(3)を外論(13)の軌道(11)に対してクランプすることを特 徴とする方法。 10. 請求の範囲9.の方法において、錐状ソケット(21)と共に、これに 接続されるばね状部材(23)を用い、錐状ソケットを所定位置に維持せしめる こととする方法。 11. 請求の範囲10.の方法において、固定壁(14)と離れたハウジング の側部をシールする覆部材としてばね状部材(23)を用いることを特徴とする 方法。 12. 請求の範囲7.ないし11.のうちの一項に記載の方法において、転動 体(3)を収容する空間(4)の側壁に、錐状ソケット(21)の変位時に空気 の流通を許容する空気排出孔(24)が貫通して設けられていることを特徴とす る方法。 13. 請求の範囲7.ないし12.のうちの一項に記載の方法において、充填 火薬(22)を爆発することによって、転動体を所定位置にクランプするための 力(19)を生じさせることを特徴とする方法。 14. 回転系に搭載された環状軌道(11)で包囲された空間(4)を有し、 回転系の不釣合を補償するための軌道に沿って自由に可動な複数の転動体の形態 の釣合手段(3)を有することとした、種々の回転系の不釣合により生ずる振動 を制御する形式の自動釣合ユニットであって、釣合機能を得たときに回転系の回 転中に転動体がそのときの位置で捕捉されるようになっているものにおいて、 転動体(3)を環状軌道(11)で自由に移動できるように許容する第一位置 (17a,18a)と、少なくとも一つの固定体(11,14)に対して転動体 (3)を圧する第二位置(17b,18b)とを有する双安定手段(9,17, 18)が自動釣合ユニットのハウジング内に設けられていることとする自動釣合 ユニット。 15. 回転系に搭載された環状軌道(11)で包囲された空間(4)を有し、 回転系の不釣合を補償するための軌道に沿って自由に可動な複数の転動体の形態 の釣合手段(3)を有することとした、種々の回転系の不釣合により生ずる振動 を制御する形式の自動釣合ユニットであって、釣合機能を得たときに回転系の回 転中に転動体がそのときの位置で捕捉されるようになっているものにおいて、 自動釣合ユニットの一部を成す要素(15;21)が楔力によって転動体を所 定位置に捕捉するように該要素を変位させるために、爆発を生ずるよう配置され た充填火薬(22)を受入れる手段(26)を備えていることを特徴とする自動 釣合ユニット。
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