JP2000501580A - 無線テレコミュニケーションシステムにおけるテレコミュニケーション機器間で、例えばdectシステムのdect機器間でテレコミュニケーション接続を確立するための方法 - Google Patents
無線テレコミュニケーションシステムにおけるテレコミュニケーション機器間で、例えばdectシステムのdect機器間でテレコミュニケーション接続を確立するための方法Info
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Abstract
(57)【要約】
確立すべきテレコミュニケーション接続に関する「ブラインド・スロット」情報が存在しないとき、DECTシステムのDECT固定部(固定局)とDECT移動部(携帯局)との間のテレコミュニケーション接続を一方において一層迅速に確立しかつ他方においてともかく接続確立に至る確率を高めるために、テレコミュニケーション接続の確立のための失敗した試行において利用されたDECT無線チャネルは接続確立の次の試行に対して一時的に使用可能でない無線チャネルとしてマーキングされる。
Description
【発明の詳細な説明】
無線テレコミュニケーションシステムにおけるテレコミュニケーション機器間で
、例えばDECTシステムのDECT機器間でテレコミュニケーション接続を確
立するための方法
通信ソースと通信シンクとの間で通信伝送区間を有する通信システムにおいて
、通信処理および通信伝送のために送信機器および受信機器が使用され、この場
合
1)通信処理および通信伝送は決められた片方の伝送方向において(シンプレッ
クス作動)または双方向の伝送方向において(デュプレックス作動)行うことが
でき
2)通信処理はアナログまたはデジタルであり
3)通信伝送は遠隔伝送区間を介して種々の通信伝送方法FDMA(Frequency
Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)お
よび/またはCDMA(Code Division Multiple Access)に基づいて無線で(
例えば、DECT,GSM,WACSまたはPACS, IS−54,PHS,
PDC等[IEEE Communication Magazine,1995年1月、第50ないし57頁
;D.D.Falconer etal:“Time Dixision Multiple Access Methods for
Wireless Personal Communications”]のような無線標準に準拠して)および/
または有線で行われる。
「通信」とは、意味内容(情報)も物理的なプレゼンテーション(信号)も表
している上位の概念である。通信の意味内容が同じであるにも拘わらず、即ち同
じ情報であっても、種々異なった信号形態が生じる可能性がある。即ち例えば、
1つの対象に関連する通信は
(1)画像の形態において
(2)話された言葉として
(3)書かれた言葉として
(4)暗号化された言葉または画像として
伝送することができる。
その際(1)・・・(3)による伝送形式は通例、連続的な(アナログ)信号に
よって特徴付けられており、一方(4)に従った伝送形式では普通、非連続的な
信号(例えばパルス、デジタル信号)が生じる。
通信システムのこのような一般的な定義から出発して、本発明は、請求項1の
上位概念に記載の、無線遠隔通システムにおけるテレコミュニケーション機器間
で、例えばDECTシステムのDECT機器間でテレコミュニケーション接続を
確立するための方法に関する。
上で定義した形式のテレコミュニケーションシステムは例えばDECTシステ
ム[Digital Enhanced(
従来:European) Cordless Telecommunication;参考文献(1)Nachrichtente
chnik Elektronik 42(1992年)1月/2月、Nr.1,Berlin,ドイツ連邦共
和国;ETSI刊行物ETS300175−1・・・9,1995年10月と関連
した U Pilger 著“Struktur des DECT-Standards”第23ないし29頁;(
2):Telecom Report 16(1993年),Nr.1, J. H. Koch著:“Digitaler
Komfort fur schnurlose Thelekommunikation-DECT-Standards eroffent neue
Nutzungsgebiete”第26および27頁;(3)tec 2/93-Ascom の技術誌“Weg
e zur universellenmobilen Telekommunikation”第35ないし42頁;(4)P
hilips Telecommunication Review, Vol.49, No.3,1991年9月,R.J
.Mulder 著:“DECT,auniversal cordless access system ;(5)WO
93/21719(第1図ないし第3図とそれに関連する説明)]または例えば
第1図に示されているように構成することができるGAPシステム(GenericAcc
ess Profile;ETSI-Publikation prETS 300444,1995年4月、最終稿,ET
SI,フランス国)である。
DECT/GAP標準によれば、第1図に示されているように、DECT/G
AP基地局BSに、1.88および1.90GHzの間の周波数領域に対して設
計されているDECT/GAP空中インタフェースを
介して、TDMA/FDMA/TDD方法(Time Division Multiple Access
/Frequency Division Multiple Access/Time Division Duplex)に従って最
大12の接続をDECT/GAP移動部MT1・・・MT12に対して並列に確立
することができる。12というのは、DECT/GAPシステムのデュプレック
ス作動のために使用することができるタイムスロットないしテレコミュニケーシ
ョンチャネルの数“k”(k=12)から生じる数である。その際接続は内部お
よび/または外部とすることができる。内部接続の場合は、基地局BSに登録さ
れている2つの移動部、例えば移動部MT2および移動部MT3は相互に交信す
ることができる。外部接続の確立のために、基地局BSは、テレコミュニケーシ
ョンネットワークTKNに、例えば有線の形態においてテレコミュニケーション
トランクTAEないし構内交換機NStAを介して有線のテレコミュニケーショ
ンネットワークまたはWO95/05040号に記載のように、有線の形態にお
いて中継局として上位のテレコミュニケーションネットワークに接続されている
。外部接続の場合、移動部、例えば移動部MT1は、基地局BS、テレコミュニ
ケーショントランクTAEないし構内交換機NStAを介してテレコミュニケー
ション網TKNにおける加入者と交信することができる。基地局BSが、Gig
aset951(Siemens 社のコードレス電話、telcom
Report 16,(1993年)第1冊、第26および27頁参照)の場合における
ように、テレコミュニケーショントランクTAEないし構内交換機NStAに対
して1つの接続しか有していなければ、1つの外部接続しか確立することができ
ない。基地局BSが、Gigaset952(Siemens 社のコードレス電話、t
elcom Report 16,(1993年)第1冊、第26および27頁参照)の場合に
おけるように、テレコミュニケーションネットワークTKNに対して2つの接続
を有しているのであれば、移動部MT1との外部接続に対して付加的に、基地局
BSに接続されている有線接続のテレコミュニケーション端末機TKEのもう1
つの外部接続が可能である。その際原理的には、第2の移動部、例えば移動部M
T12が、テレコミュニケーション端末機TKEに代わって、外部接続に対する
第2の接続を利用することも有り得る。移動部MT1・・・MT12がバッテリー
または蓄電池によって作動される一方、コードレス小規模交換装置として構成さ
れている基地局BSは電源接続装置NAGを介して電圧網SPNに接続されてい
る。
第2図には、刊行物 Components 31(1993年)、第6冊、第215ない
し218頁;S.Althammer,D.Bruckmann 著“Hochoptimierte IC's fur DECT-
Schnurlostelefone”に基づいている基地局SBおよび移動部MTの基本回路構
成が図示されている。これ
によれば基地局SBおよび移動部MTは、無線信号の送信および受信に割り当て
られているアンテナANTを備えた無線部FKTと、信号処理装置SVEと、中
央制御部ZSTとを有している。これらは図示のように相互に接続されている。
無線部FKTには、実質的に、送信機SE,受信機EMおよびシンセサイザーS
YNのような公知の装置が含まれている。信号処理装置SVEには、符号化/復
号化装置CODECが含まれている。中央制御部ZSTは基地局BSに対しても
移動部MTに対しても、OSI/ISO層モデル[(1):情報パンフレット−
Deutche Telekom,Jg.48,2/1995,第102ないし111頁;(2):ETS
I刊行物ETS300175−1・・・9, 1992年10月]に従って構成さ
れているプログラムモジュールPGM,信号制御部SSTおよびデジタル信号プ
ロセッサDSPを有している。これらは図示のように相互に接続されている。層
モジュールにおいて定められている層のうち、基地局BSおよび移動部MTに対
して直接重要である最初の4つの層だけが図示されている。信号制御部SSTは
基地局BSにおいてはタイム・スイッチ・コントローラとして構成されておりか
つ移動部MTにおいてはバースト・モード・コントローラBMCとして構成され
ている。2つの信号制御部TSC,BMC間の重要な差異は、基地局固有の信号
制御部TSCが移動部固有の信号制御部BMCに比して付
加的に交換機能(スイッチ機能)を引き受けている点にある。
上に説明した回路ユニットの基本的な動作は例えば、上に引用した刊行物 Co
mponents 31(1993年)、第6冊、第215ないし218頁に記載されてい
る。
第2図の既述の回路構成は、基地局BSおよび移動部MTにおいて第1図に図
示のDECT/GAPシステムにおけるその機能によれば付加的な機能ユニット
によって補充される。
基地局BSは、信号処理装置SVEおよびテレコミュニケーショントランクT
AEないし構内交換機NStAを介してテレコミュニケーションネットワークT
KNに接続されている。オプションとして、基地局BSは更に、ユーザインタフ
ェースを有していることができる。これは第2図では破線で示されておりかつ例
えば、キーボード装置として実現されている入力装置EE,ディスプレイとして
実現されている指示装置AE,マイクロホンMIFおよびイヤホンHKを有する
ハンドセットとして実現されている通話装置SHE並びに呼び出し音鈴TRKか
ら成っている。
移動部MTは、基地局BSにおいてオプションとして可能なユーザインタフェ
ースを有している。これはこのユーザインタフェースに属する上述した操作エレ
メントを有している。
第3図には、第1図のDECTシステムから出発して、セルラ方式のDECT
/GAPマルチシステムCMI (Cordless Multicell Integration)が示され
ている。ここでは、それぞれ1つの基地局BSと1つまたは複数の移動部MTを
有する上述した複数のDECT/GAPシステムTKSが、複数の広スペースの
フラット式事務所を有する管理建物の中の任意の地理的な場所に、「ホット・ス
ポット」配置の意味において集中して存在している。しかし管理建物のような「
閉じられた」地理的な場所ではなくて、テレコミュニケーション的に戦略的な意
味を有する「開いた」地理的な場所、例えば車の往来が激しく、商店が沢山集ま
りかつ人が煩雑に行き来する、大都会の広場でも、セルラ式DECT/GAPマ
ルチシステムCM1を設置することができる。その際広スペースの事務所に配置
されている基地局の一部は第1図および第2図に図示の、WO94/10764
号に記載の基地局とは異なってアンテナ・ダイバーシティ基地局として実現され
ている。その際DECT/GAPシステムTKSの密度には、個々のDECT/
GAPシステムTKSが同じ環境にあるオーバラップしているセルラ方式のDE
CT/GAP無線領域FBによって動作するという特徴がはっきりと現れている
。
その際同じ環境とは、オーバラップ度により、
a)第1の基地局BS1が第1の無線領域FB1にお
ける第1のテレコミュニケーションシステムTKS1内に配置されかつ第2の基
地局BS2が第2の無線領域FB2における第2のテレコミュニケーションシス
テムTKS2内に配置されかつこれらが少なくとも1つの移動部MT1,2とテレ
コミュニケーション接続を確立することができ
b)第3のテレコミュニケーションシステムTKS3の第3の基地局BS3およ
び第4のテレコミュニケーションシステムTKS4の第4の基地局B4は共通の
第3の無線領域FB3に配置されておりかつ少なくとも1つの移動部MT3,4と
テレコミュニケーション接続を確立することができる
ことを意味する可能性があるものである。
第4図には、印刷物“Nachrichtentechnik Elekronik,Berlin 45(1995
年)、第1冊、第21ないし23頁および第3冊、第29および30頁”並びに
IEEE Colloquim 1993,173;(1993年)、第29/1ないし29/7頁;W
.Hong,F.Halsall:“Cordless access to ISDN basic rate service”から出
発してETSI刊行物prETS300xxx)バージョン1.10、1996
年9月に記載のDECT/ISDN Intermediate Systems DIISに基づいて
、ISDNテレコミュニケーション部分システムI−TTS(=ISDN−Telekomm
unikationsteilsystem) [”Nachrichtentechnik Elekronik,Berlin41−43
、第1部:1ないし10,T1:(1991年)第3冊、第99ないし102頁
;T2:(1991年)第4冊、第138ないし143頁;T3:(1991年
)第5冊、第179ないし182頁および第6冊、第219ないし220頁;T
4:(1991年)第6冊、第220ないし222頁および(1992年)第1
冊、第19ないし20頁;T5:(1992年)第2冊、第59ないし62頁お
よび(1992年)第3冊、第99ないし102頁;T6:(1992年)第4
冊、第150ないし153頁;T7:(1992年)第6冊、第238ないし2
41頁;T8:(1993年)第1冊、第29ないし33頁;T9:(1993
年)第2冊、第95ないし97頁および(1993年)第3冊、第129ないし
135頁;T10:(1993年)第4冊、第187ないし190頁;”参照]
と、DECT固有のRLL/WLLテレコミュニケーション部分システムRW−
TTS(=RLL/WLL-Tele
DECT固有のRLL/WLL」テレコミュニケーシ
ifisches RLL/WLL”−Telekommunikationssystem)(ISDN=Integrated S
ervicesDigital Network
less in the Local Loop)が図示されている。
その際DECT/ISDN中間システムDIISな
いしRLL/WILLテレコミュニケーション部分システムRW−TTSは有利
には、第1図に例示されているようなDECT/GAPシステム(=DECT/GAPSy
stem)DGSに基づいている。
DECT/ISDN中間システムDIISないしRLL/WILLテレコミュ
ニケーシション部分システムRW−TTSは択一的に、GSMシステムに基づい
て
または Global System for Mobile Communication;Informatik Spektrum 14(
1991年)6月、Nr.3,Berlin,ドイツ連邦共和国;A.Mann:“Der GSM
Mobilfunknetze” (第137ないし152頁参照)。それに代わって、ハイブ
リッドテレコミュニケーションシステムの範囲において、ISDNテレコミュニ
ケーションシステムI−TTSがGSMシステムとして構成されていることも可
能である。
更に、DECT/ISDN中間システムDIISないしRLL/WLLテレコ
ミュニケーション部分システムの実現のための別の可能性として、冒頭に述べた
システム並びに周知の多重アクセス方法FDMA,TDMA,CDMA(Freque
ncy Division Multiple Access,Time Division MultipleAccess,Code
Division Multiple Access)およびそこから形成されるハイブリッド多重ア
クセス方法に基づいている将来
のシステムが使用される。
ISDNのような典型的な有線テレコミュニケーションシステムに無線チャネ
ル(例えばDECTチャネル)を使用する意義は、将来的には独自の完全な有線
ネットワークを持たないネットワーク事業者もでてくるという背景を考えればま
すます大きくなっている。
例えばRLL/WLLテレコミュニケーション部分システムRW−TTSにお
いて無線接続技術RLL/WLL(Radiointhe Local Loop/Wireless inthe Lo
cal Loop)を用いて例えばDECTシステムDSと接続されて、ISDN加入者
が標準ISDNインタフェースにおいてISDNサービスを使用できるようにし
たい(第4図参照)。
第4図の「ISDNΘDECT固有のRLL/WLL」テレコミュニケーショ
ンシステムIDRW−TSにおいて、テレコミュニケーション加入者(ユーザ)
TCU(Tele−Communication-User)は自分の端末装置TE(Terminal Endpoint
;Terminal Equipment)を用いて例えば、標準化されたSインタフェース(Sバ
ス)と、ローカル情報伝送ループとして実現されている−有利にはDECT固有
でかつRLL/WLL遠隔部分システムRW−TTSに含まれている−DECT
/ISDN中間システムDIIS(第1のテレコミュニケーション部分システム
)と、別の標準化されたSインタフェース(Sバス)と、ネットワーク終端
部NT(Network Termination)と、ISDNテレコミュニケーション部分シス
テムI−TTS(第2のテレコミュニケーション部分システム)の標準化された
Uインタフェースとを介してその中で使用可能なサービスを有するISDN環境
に組み込まれている。
第1のテレコミュニケーション部分システムDIISは実質的に、2つのテレ
コミュニケーションインタフェース、即ち無線で、例えばDECT空中インタフ
ェースを介して相互に接続されている第1のテレコミュニケーションインタフェ
ースDIFS(DECT Intermediate Fixed System)と、第2のテレコミュニケー
ションインタフェースDIPS(DECT Intermediate Portable System)とから
成っている。準定置の第1のテレコミュニケーションインタフェースDIFSの
ために、第1のテレコミュニケーション部分システムDIISはこの関連におい
て先に定義したローカル情報伝送ループを形成している。第1のテレコミュニケ
ーションインタフェースDIFSは、無線固定部RFP(Radio Fixed Part)と
、整合ユニットIWU1(Inter Working Unit)と、Sインタフェースに対
するインタフェース回路INC1(INterface Circutry)とを含んでいる。
第2のテレコミュニケーションインタフェースDIPSは、無線移動部RFP(
Radio Potable Part)と、整合ユニットIWU2(Inter Working Unit)と
、Sインタフェースに対する
インタフェース回路INC2(INterface Circutry)とを含んでいる。その
際無線固定部RFPおよび無線移動部RPPは周知のDECT/GAPシステム
DGSを形成する。
第5図には、印刷物“Nachrichtentechnik Elektronik 42(1992年)1月
/2月、Nr.1、Berlin、ドイツ連邦共和国;U.Pilger 著: “Struktur d
es DECT−Standards”、ETS300 175−1・・・9との関連
において第23ないし29頁、1992年10月に基づいて、DECT/GAP
システムTKSのTDMA構成が示されている。DECT/GAPシステムTK
Sは、多重アクセス方法に関してハイブリッドなシステムであり、ここでは、1
.88および1.9GHzの間の周波数帯域における10の周波数に対するFD
MA原理に従って無線情報を、第5図のTDMA原理に従って前以て決められた
時間順序で基地局BSから移動部MTへかつ移動部MTから基地局BSへ送信す
ることができる(Time Division Duplex-Betrieb)。その際時間順序は多重時分
割フレームMZRによって規定される。多重時分割フレームは160ms毎に発
生しかつそれぞれ10msの持続時間を有する16個の時分割フレームZRを有
している。これらの時分割フレームZRにおいて、基地局BSおよび移動部MT
へ別個に、DECT標準において定義されているCチャネル,Mチャネル,Nチ
ャネル,Pチャ
ネル,Qチャネルに関する情報が伝送される。1つの時分割フレームZRにおい
て、これらチャネルの複数に対する情報が伝送されるのであれば、伝送はM>C
>NおよびP>Nを有する優先リストに従って行われる。多重時分割フレームM
ZRの16個の時分割フレームZRのそれぞれは、それぞれ417μsを有する
24個のタイムスロットに分割される。これらタイムスロットのうち、12個の
タイムスロットZS(タイムスロット0・・・11)は伝送方向「基地局BS→移
動部MT」に対して定められておりかつ別の12個のタイムスロットZS(タイ
ムスロット12・・・23)は伝送方向「移動部MT→基地局BS」に対して定め
られている。これらのタイムスロットZSのそれぞれにおいて、DECT標準に
従って、480ビットのビット長を有する情報が伝送される。これらの480ビ
ットのうち、32ビットが同期情報として同期フィールドにおいて伝送されかつ
388ビットが有効情報としてDフィールドにおいて伝送される。残りの60ビ
ットはZフィールドにおける付加情報としておよびフィールド「ガード時間」に
おける保護情報として伝送される。有効情報として伝送される、Dフィールドの
388ビットは、64ビット長のAフィールドと、320ビット長のBフィール
ドと、4ビット長の「X−CRC」語とに分割される。64ビット長のAフィー
ルドは、8ビット長のデータヘッド(ヘッダ)と、Cチャ
ネル,Qチャネル,Mチャネル,Nチャネル,Pチャネルに対するデータを有す
る40ビット長のデータセットと、16ビット長の「A−CRC」語とから成っ
ている。
基地局BSと移動部MTとの間のテレコミュニケーション接続の確立のために
、DECT標準によれば例えば次に説明するプロシージャが設定されている。
第1図ないし第5図に示されている基地局BS(Radio Fixed Part RF
P)はDECT空中インタフェースを介して規則的な時間間隔をおいて、単方向
伝送路、所謂ダミー・ベアラにおいて同報情報を送信する。これらの同報情報は
、第1図ないし第5図に示されているように移動部MT(Radio Portable Part
RPT)によって受信されかつ移動部により同期および基地局との接続確立のた
めに用いられる。同報情報は必ずしも、ダミー伝送路(ダミー・ベアラ)で送信
しなければならないということではない。
ダミー伝送路を設けないことも可能である。それは次のような理由があるとき
である。基地局が既に少なくとも1つのテレコミュニケーション接続、所謂トラ
ヒック伝送路(トラヒック・ベアラ)を維持しかつその場合そこで必要な同報情
報を送信しているという理由からである。この場合、この基地局に対してテレコ
ミュニケーション接続を持とうとする移動部は同報情報を、ダミー伝送における
同報情報の伝送の場合と同
様に受信することができる。
同報情報は、ETSI刊行物ETS300175−3,1992年10月、第
9.1.1.1章に記載の通り、アクセス権利に関する情報、システム情報およ
びページング情報を含んでいる。
システム情報においては更に、基地局においてどのTDMAタイムスロットが
使用可能であるかについて移動部に通報する付加情報が含まれている。この付加
情報はDECT標準(ETSI刊行物ETS300175−3,1992年10
月、第11.4.1章、注釈4)およびDECT標準と一部重複しかつ電話用途
に対するDECT空中インタフェースのインタオペラビリティを保証するという
役目を担っているGAP標準において、「ブラインド・スロット」(“Blind Sl
ot”)情報または「プア・チャネル」(“Poor Channel”)情報と称される。付
加情報の送信は、TDMA固有の、DECTシステムのようなテレコミュニケー
ションシステムにおいて生じる「ブラインド・スロット効果」に基づいている。
「ブラインド・スロット効果」は殊に、
a)第2図の基地局が1つの送信機および受信機を有する無線部しか有しておら
ず、従って1つのタイムスロットの間、1つの周波数に基づいてしか送信または
受信することができない;基地局が所定のタイムスロット対においてデュプレッ
クス無線接続を維持してい
るとき、基地局はこのタイムスロット対において別の移動部との別の無線接続を
確立することができない;
b)WO94/10811に記載の基地局は技術上の制約により(例えば「スロ
ー・ホッピング」(“Slow Hopping”)無線部を有するDECT基地局)所定の
タイムスロットにおいて送信または受信することができない。
接続確立はチャネル選択の規則に従って行われ(ETSI刊行物ETS300
175−3,1992年10月、第11.4章参照)、これによれば新しい接続
の確立のために新しいチャネルが選択されかつ接続要求(SETUP要求)が行
われる。移動部が接続の確立のための要求情報(SETUP要求)を基地局が受
信準備状態にないタイムスロットにおいて送信することを妨げるために、基地局
は上述した「ブラインド・スロット」情報をダミー伝送路において送信する。こ
の付加情報から、基地局がどのタイムスロットにおいて受信準備状態にあるかが
明らかである。しかし付加情報の送信はすべての基地局で行われるようにはなっ
ていない。
確かにGAP標準によれば(ETSI刊行物prETS300444、199
5年4月、第10.3.3章参照)、付加情報の送信は、上述した技術的な制約
(スロー・ホッピング無線部)に基づいて若干のタイムスロットにおいては受信
準備状態にないような基地
局に対して行われるようになっているが、その場合付加情報はGAP標準によれ
ば少なくとも10s毎に送信されなければならない。
TDMA固有のコードレステレコミュニケーションシステム(例えばワンセル
方式またはマルチセル方式のDECTシステム)の基地局と移動部との間の接続
確立に関する付加情報(ブラインド・スロット情報)にどんな意味があるかにつ
いて、以下のDECT固有の状況により並びに第6図および第7図に基づいて説
明する。
ある移動部が1つの無線セル内に入った後直ぐには、この移動部に「ブライン
ド・スロット」情報は存在していない。この情報が移動部によって受信もされな
かった場合は、このことは、この無線セルにおけるすべての基地局のすべてのタ
イムスロットが占有可能である(空いている)ことから出発する。例えばDEC
Tマルチセルシステムにおいてすべての同期している基地局で上述した技術上の
制約(スロー・ホッピング無線部)に基づいて同じタイムスロットが閉鎖されて
いるとしたら、これらのタイムスロットにおけるノイズ信号レベルはすべての周
波数において特別低い。この理由から、「ブラインド・スロット」情報がまだ使
用可能でないとき、これらのタイムスロットはこの移動部におけるチャネル選択
によって最も頻繁に選択されるはずである。
第6図には、第1図ないし第5図から出発して、基地局BS,REPと移動部
MT,RPPとの間のテレコミュニケーション接続を付加情報(「ブラインド・
スロット情報)を用いて確立するためのスタートアップ時の状態ダイヤグラムが
示されている。基地局BS,REPからタイムスロットZS2nにおいて付加情報
(ブラインド・スロット情報)BSIを有する同報情報BCIが移動部MT,R
PPに送信される。付加情報BSIによって移動部MT,RPPに例えば、基地
局BS,REPにおけるn∈10・・・23}を有するすべての偶数番目のタイム
スロットZS2nがテレコミュニケーション接続のために占有可能である(空いて
いる)ことが通報される。このことから自動的に、基地局BS,REPにおける
奇数番目のタイムスロットZS2n+1はテレコミュニケーション接続のために使用
可能でないことがわかる。奇数番目のタイムスロットZS2n+lは第6図には黒く
塗られた四角として図示されている。しかし基地局BS,REPにおいて使用可
能なタイムスロットはすべての奇数番目のタイムスロットZS2n+1である可能性
もある。同様に付加情報は、択一的に、基地局BS,REPにおいて使用可能で
ないタイムスロットを介して通報することもできる。第5図の基地局BS,RE
Pにおいてすべての奇数番目のタイムスロットZS2n+1はテレコミュニケーショ
ン接続のために使用可能でないと
いう事実は、移動部MT,RPPに、基地局BS,REPが場合によっては「ス
ロー・ホッピング」無線部を有する基地局であることを示す。付加情報BSIに
よって、移動部MT,RPPは移動部で、すべての奇数番目のタイムスロットZ
S2n+1を接続確立のために使用すべきでないタイムスロットとしてマーキングす
ることができる(第6図における斜線で影を付けられた四角)。
次いで移動部MT,RPPが基地局BS,REPに対してテレコミュニケーシ
ョン接続を確立しようとするとき、移動部は空いているタイムスロットZS2nと
して移動部に通報された1つのタイムスロットにおいてDECT標準に従って(
ETSI刊行物ETS300175−3、1992年10月、第10.5章参照
)セットアップ要求情報として最初のメッセージ“ACCESS REQUES
T”を基地局BS,REPに伝送する。この最初のメッセージを得ると基地局B
S,REPは今度は基地局の方で移動部MT,RPPに対して別の同報情報BC
Iを伝送することができる。移動部MT,RPPから送信される最初のメッセー
ジは基地局BS,REPにより、DECT標準に従って(ETSI刊行物ETS
300175−3、1992年10月、第10.5章参照)第2のメッセージ“
BEARER CONFIRM”によって応答される(応答)。第2のメッセー
ジの伝送後、移動部MT
によって所望される、基地局BS,REPとのテレコミュニケーション接続が最
終的に確立される(ベアラ確立されている)前に、基地局BS,REPと移動部
MT,RPPとの間で、上述のDECT標準に従って別のメッセージが交換され
る。
第7図には、第6図に対応して、いずれの付加情報(「ブラインド・スロット
」情報)なしに基地局BS,REPと移動部MT,RPPとの間でテレコミュニ
ケーション接続を確立するためのスタートアップ状態ダイヤグラムが示されてい
る。基地局BS,REPからタイムスロットZS2nにおいて付加情報(「ブライ
ンド・スロット」情報)なしの同報情報BCIが移動部MT,RPPに送信され
る。
続いて、基地局BS,REPとのテレコミュニケーション接続を確立しようと
する移動部MT,RPPは、DECT標準に従って(ETSI刊行物ETS30
0175−3、1992年10月、第10.5章参照)、例えば障害信号レベル
に基づくチャネル選択によって選択されたタイムスロットによりセットアップ要
求情報として第1のメッセージ“ACCESS REQUEST”を基地局BS
,REPに伝送する(接続確立の第1試行)。しかしこの場合、チャネル選択に
よって探し出されたタイムスロットは、基地局BS,REPにおいて使用するこ
とができない奇数番目のタイムスロットZS2n+1である。しかし択一的に、
第1のメッセージが無線区間における障害に基づいて基地局BS,REPに到着
しないことも有り得る。両方の場合とも移動部MT,RPPは、基地局BS,R
EPに対する接続を確立するという第1の試行が、使用されたタイムスロットが
奇数番目のタイムスロットであったので意図的にまたは無線区間に障害があった
ことが原因で意図されずに、基地局BS,REPから第2のメッセージ“BEA
RER CONFIRM”が得られなかったということで失敗に終わったことが
分かる。
移動部MT,RPPはこれに基づいて、まず例えば再び付加情報(ブラインド
・スロット情報)BSIなしの同報情報BCIが移動部MT,RPPに送信され
た後、例えば障害信号レベルに基づくチャネル選択によって選択されたタイムス
ロットによりDECT標準に従って(ETSI刊行物ETS300175−3、
1992年10月、第10.5章参照)、第1のメッセージ“ACCESS_R
EQUEST”を基地局BS,REPに伝送する(接続確立の第2の試み)。こ
の場合選択されたタイムスロットは場合によっては第1の試行の場合と同じであ
るかもしれない。この場合のチャネル選択によって選び出されたタイムスロット
もまたもや、基地局BS,REPにおいて使用することができない奇数番目のタ
イムスロットZS2n+1である。しかし択一的に、今回も、第1のメッセージ
が無線区間における障害に基づいて基地局BS,REPに到着しないことも有り
得る。両方の場合とも移動部MT,RPPは今回も、基地局BS,REPに対す
る接続を確立するという第2の試行が、使用されたタイムスロットが奇数番目の
タイムスロットであったので意図的にまたは再び無線区間に障害があったことが
原因で意図されずに、基地局BS,REPから第2のメッセージ“BEARER
CONFIRM”が得られなかったということで失敗に終わったことが分かる
。
移動部MT,RPPはこれに基づいて、第3の試行を行う。この場合これも上
述した理由から失敗し、その結果第7図に示されているように接続確立には至ら
ない。
しかしDECT標準によれば、MAC層構成に対しては10回の試行(ETS
I刊行物ETS300175−3、1992年10月、第10.2章、iVm Ann
ex A.2−Konstante N2OO 参照)およびベアラ・ハンドオーバ(Brarer−Han
dover)に対しては15回の試行(ETSI刊行物ETS300175−3、1
992年10月、第10.6章、iVm Annex A・2-Konstante N2O2参照)を許容
するようになっている。
MAC層構成(TypIの接続確立)ないしベアラ・ハンドオーバ(TypII
の接続確立)に対する試行の数がそれぞれ前以て決められている値に達すると、
接続確立は可能ではない。
第1のメッセージは移動部MT,RPPによって次の場合には伝送される:
a)移動部MT,RPPがまだ第2のメッセージを得ていない
b)MAC層構成に対する試行がまだ10回を越えていないないしベアラ・ハン
ドオーバに対する試行がまだ15回を越えていない
c)付加情報を得た後まだ送信されるm回目の第1のメッセージが伝送されてい
る。
英国特許出願第22997014号公報から、デジタルセルラ無線電話システ
ムにおいて基地局に対してFDMA/TDMAテレコミュニケーション接続を確
立することができる携帯無線電話(移動部)に対するテレコミュニケーションお
よびハンドオーバ接続確立のための次のような方法が公知である:基地局から移
動部に伝送される付加情報(ブラインド・スロット情報)の存在および精度に無
関係な性能のよいダイナミックチャネル割り当てアルゴリズムが使用される。こ
のアルゴリズムは実質的に、基地局とのテレコミュニケーション接続確立のため
の移動部の試行が失敗した、TDMAタイムスロットにおけるそれぞれのテレコ
ミュニケーションチャネルがマーキングされかつこれによりテレコミュニケーシ
ョン接続確立のための次の試行に対しては排除されることによって特徴付けられ
ている。
本発明が基礎としている課題は、無線テレコミュニケーションシステムにおけ
る第1のテレコミュニケーション機器と第2のテレコミュニケーション機器との
間、殊にDECTシステムのDECT固定部(固定局)と移動部(携帯局)との
間のテレコミュニケーション接続を、確立すべきテレコミュニケーション接続に
関する付加情報が存在していないときに、一方において一層迅速に確立しかつ他
方において、ともかく接続確立に至る確率を高めることである。
この課題は、請求項1の上位概念に記載の方法から出発して、請求項1の特徴
部分に記載の構成によって解決される。
本発明が基礎としている思想は実質的に、冒頭に述べた形式の無線テレコミュ
ニケーションシステムにおける第1のテレコミュニケーション機器と第2のテレ
コミュニケーション機器との間、殊にDECT固定部(固定局)とDECT移動
部(携帯局)との間の無線接続の確立の試行が失敗した際に利用された無線チャ
ネル(例えばTDMA原理を含んでいるハイブリッドな多重アクセス方法に従っ
たTDMA/FDMAの例えばマトリクス列ないしマトリクス行またはマトリク
スエレメント)を、接続を確立するための引き続く試行に対して少なくとも一時
的に使用可能でない無線チャネルとしてマーキングすることにある。
本発明の有利な実施の形態はその他の請求項に記載されている。
本発明の実施例を第8図に基づいて説明する。
第8図には、第7図から出発して、基地局BS,RFPと第7図の移動部MT
,RPPに比べて変形されている移動部MTm,RPPmとの間のいずれの付加情
報(「ブラインド・スロット」情報)もなくテレコミュニケーション接続を確立
するためのスタートアップ状態ダイヤグラムが示されている。基地局BS,RF
PからタイムスロットZS2nにおいて付加情報(「ブラインド・スロット」情報
)BSIのない同報情報BCIが移動部MTm,RPPmに送信される。
移動部MTm,RPPmが次いで基地局BS,RFPに対するテレコミュニケー
ション接続を確立しようとするとき、移動部は、第7図の場合と同様に、DEC
T標準に従って(ETSI刊行物ETS300175−3、1992年10月、
第10.5章参照)、例えば障害信号レベルに基づくチャネル選択によって選択
されたタイムスロットによりセットアップ要求情報として第1のメッセージ“A
CCESS_REQUEST”を基地局BS,REPに伝送する(接続確立の第
1試行)。しかしこの場合、チャネル選択によって探し出されたタイムスロット
は、基地局BS,REPにおいて使用することができない奇数番目のタイムスロ
ットZS2n+1である。この場合も択一的に、第
1のメッセージが無線区間における障害に基づいて基地局BS,REPに到着し
ないことも有り得る。両方の場合とも移動部MTm,RPPmは、基地局BS,R
EPに対する接続を確立するという第1の試行が、使用されたタイムスロットが
奇数番目のタイムスロットであったので意図的にまたは無線区間に障害があった
ことが原因で意図されずに、基地局BS,REPから第2のメッセージ“BEA
RER_CONFIRM”が得られなかったということで失敗に終わったことが
分かる。
移動部MTm,RPPmが次の試行を始める前に、移動部は基地局BS,REP
との接続を確立するために無駄にも試行したタイムスロットを、奇数番目のタイ
ムスロットZS2n+1のように、使用可能でないタイムスロットとしてマーキング
する。第8図において、この使用可能でないタイムスロットはこの場合も斜線の
施された四角として図示されている。このマーキングは次のような理由で行われ
る:移動部MTm,RPPmがこの手法で第7図の状態とは異なって接続確立のた
めに使用可能なタイムスロットの数を意図的に低減しかつこれにより、チャネル
ないしタイムスロット選択の際の障害信号評価によりいつも同じタイムスロット
が使用されるという、第7図の例で説明した危険に基づいて殊に、次の試行の際
に接続が実現される確率を高める。
移動部MTm,RPPmは引き続いて、その前に例えば再び付加情報(ブライン
ド・スロット情報)BSIなしの同報情報BCIが移動部MTm,RPPmに送信
された後に新たに、DECT標準に従って(ETSI刊行物ETS300175
−3、1992年10月、第10.5章参照)、例えば障害信号レベルに基づく
チャネル選択によって選択されたタイムスロット(この場合に選択されるタイム
スロットも場合によっては接続確立の第1試行の場合と同じタイムスロットであ
る可能性がある)により第1のメッセージ“ACCESS REQUEST”を
基地局BS,REPに伝送する(接続確立の第2試行)。チャネル選択によって
選び出されたこのタイムスロットはまたもや、基地局BS,REPにおいて使用
することができない奇数番目のタイムスロットZS2n+1である。しかし択一的に
、第1のメッセージが無線区間における障害に基づいて基地局BS,RFPに到
着しなかった可能性もある。両方の場合において、移動部MTm,RPPmは、基
地局BS,REPに対する接続を確立するという第2試行が、使用されたタイム
スロットが奇数番目のタイムスロットであったので意図的にまたは無線区間に障
害があったことが原因で意図されずに、基地局BS,REPから第2のメッセー
ジ“BEARER_CONFIRM”が得られなかったということでまたもや失
敗に終わったことが分かる。
移動部MTm,RPPmが次の試行を始める前に、移動部は基地局BS,REP
との接続を確立するために無駄にも試行したタイムスロットを、奇数番目のタイ
ムスロットZS2n+lのように、使用可能でないタイムスロットとしてマーキング
する。第8図において、この使用可能でないタイムスロットはこの場合も斜線の
施された四角として図示されている。この新たなマーキングによって、接続確立
にために使用可能なタイムスロットの数は更に意図的に低減されかつこれにより
、チャネルないしタイムスロット選択の際の障害信号評価によりいつも同じタイ
ムスロットが使用されるという、第7図の例で説明した危険に基づいて殊に、次
の試行の際に接続が実現される確率が高められる。
移動部MTm,RPPmはこれに基づいて第3の試行を行う。この場合この試行
は成功する。移動部MTm,RPPmは今回、基地局BS,REPとの接続の確立
のために占有可能である(空いている)偶数番目のタイムスロットを捕らえた。
しかし移動部MTm,RPPmがこのことを知るのは漸く、移動部が第2のメッセ
ージ“BEARER_CONFIRM”を得たときである。
第1のメッセージは移動部MTm,RPPmによって次の場合には伝送される:
a)移動部MT,RPPがまだ第2のメッセージを得
ていない
b)MAC層構成に対する試行がまだ10回を越えていないないしベアラ・ハン
ドオーバに対する試行がまだ15回を越えていない
c)付加情報を得た後まだ送信されるm回目の第1のメッセージが伝送されてい
る。
タイムスロット(無線チャネル)のマーキングは消去されかつ接続確立のため
の試行の数nは、
移動部MTm,RPPmが
(i) 付加情報BSIを得た
(ii)第2のメッセージ“BEARER_CONFIRM”を得た
(iii) 前以て決められた数nの第1のメッセージ“ACCESS_REQ
UEST”をその都度伝送したとき、出発値にリセットされる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1998年6月10日(1998.6.10)
【補正内容】
請求の範囲
1.無線テレコミュニケーションシステムにおける第1のテレコミュニケーシ
ョン機器と第2のテレコミュニケーション機器との間、例えばDECTシステム
のDECT固定部(固定局)とDECT移動部(系退部)との間でテレコミュニ
ケーション接続を確立するための方法であって、
TDMA原理を含んでいるハイブリッド多重アクセス方法に従って
a)第1のテレコミュニケーション機器(BS,RFP)から無線チャネルにお
いて第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP)へ付加情報(
BSI,BCI)を伝送することができ、該付加情報は、該第1のテレコミュニ
ケーション機器(BS,RFP)とのテレコミュニケーション接続のために第1
の無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)が使用可能でありかつ第2の無線チャネル
(ZS2n+1,ZS2n)が使用可能でないことを指示するものであり、
b)前記第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP)が前記付
加情報(BSI、BCI)を得なかったとき、該前記第2のテレコミュニケーシ
ョン機器(MT,MTm,RPP)から接続確立のための第1の要求情報(AC
CESS REQUEST
)を前記第1のテレコミュニケーション機器(BS,RFP)に前記第1の無線
チャネル(ZS2n,ZS2n+1)または第2の無線チャネル(ZS2n+1,ZS2n)
において伝送し、
c)前記第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP)が前記付
加情報(BSI、BCI)を得たとき、該第2のテレコミュニケーション機器(
MT,MTm,RPP)から接続確立のための第2の要求情報(ACCESS
REQUEST)を前記第1のテレコミュニケーション機器(BS、RFP)に
前記第1の無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)において伝送し、
d)該第1の無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)における前記要求情報(ACC
ESS REQUEST)が受信されたとき、前記第1のテレコミュニケーショ
ン機器(BS,RFP)から前記第2のテレコミュニケーション機器(MT,M
Tm,RPP)に応答情報(BEARER CONFORM)を伝送し、
e)前記第2のテレコミュニケーション機器が
e1)前記付加情報(BSI、BCI)を得た
e2)前記応答情報(BEARER CONFORM)を得た、または
e3)その都度前以て決められた数nの第1の要求情報(ACCESS REQ
UEST)を伝送するまでの間は、前記第2のテレコミュニケーション機器(M
T,MTm,RPP)は前記第1の要求情報(ACCESS_REQUEST)
を前記第1のテレコミュニケーション機器(BS,RFP)に伝送する形式の方
法において、
前記第1の要求情報(ACCESS_REQUEST)をその都度の第1のテレ
コミュニケーション機器(BS,RFP)に伝送しかつ該第1のテレコミュニケ
ーション機器(BS,RFP)から応答情報(BEARER_CONFORM)
を得なかったそれぞれの第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,R
PP)は使用した無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)を第3の1つないし複数
の無線チャネルとして記録し、該1つないし複数の無線チャネルをそれぞれの第
2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP)の続く第1の要求情
報(ACCESS_REQUEST)の伝送の際に排除することを特徴とする方
法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.無線テレコミュニケーションシステムにおける第1のテレコミュニケーシ ョン機器と第2のテレコミュニケーション機器との間、例えばDECTシステム のDECT固定部(固定局)とDECT移動部(系退部)との間でテレコミュニ ケーション接続を確立するための方法であって、 TDMA原理を含んでいるハイブリッド多重アクセス方法に従って a)第1のテレコミュニケーション機器(BS,RFP)から無線チャネルにお いて第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP)へ付加情報( BSI,BCI)を伝送することができ、該付加情報は、該第1のテレコミュニ ケーシヨン機器(BS,RFP)とのテレコミュニケーション接続のために第1 の無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)が使用可能でありかつ第2の無線チャネル (ZS2n+1,ZS2n)が使用可能でないことを指示するものであり、 b)前記第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP)が前記付 加情報(BSI、BCI)を得なかったとき、該前記第2のテレコミュニケーシ ョン機器(MT,MTm,RPP)から接続確立のための第1の要求情報(AC CESS REQUEST )を前記第1のテレコミュニケーション機器(BS,RFP)に前記第1の無線 チャネル(ZS2n,ZS2n+1)または第2の無線チャネル(ZS2n+1,ZS2n) において伝送し、 c)前記第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP)が前記付 加情報(BSI、BCI)を得たとき、該第2のテレコミュニケーション機器( MT,MTm,RPP)から接続確立のための第2の要求情報(ACCESS REQUEST)を前記第1のテレコミュニケーション機器(BS、RFP)に 前記第1の無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)において伝送し、 d)該第1の無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)における前記要求情報(ACC ESS_REQUEST)が受信されたとき、前記第1のテレコミュニケーショ ン機器(BS,RFP)から前記第2のテレコミュニケーション機器(MT,M Tm,RPP)に応答情報(BEARER CONFORM)を伝送し、 e)前記第2のテレコミュニケーション機器が e1)前記付加情報(BSI、BCI)を得た e2)前記応答情報(BEARER_CONFORM)を得た、または e3)その都度前以て決められた数nの第1の要求情報(ACCESS REQ UEST)を伝送するまでの間は、前記第2のテレコミュニケーション機器(M T,MTm,RPP)は前記第1の要求情報(ACCESS_REQUEST) を前記第1のテレコミュニケーション機器(BS,RFP)に伝送する形式の方 法において、 前記第1の要求情報(ACCESS REQUEST)をその都度の第1のテレ コミュニケーション機器(BS,RFP)に伝送しかつ該第1のテレコミュニケ ーション機器(BS,RFP)から応答情報(BEARER_CONFORM) を得なかったそれぞれの第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,R PP)は少なくとも使用した無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)を第3の1つ ないし複数の無線チャネルとして記録し、該1つないし複数の無線チャネルをそ れぞれの第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP)の続く第 1の要求情報(ACCESS_REQUEST)の伝送の際に排除することを特 徴とする方法。 2.前記第3の1つないし複数の無線チャネルとしての1つないし複数の無線 チャネルをチャネル固有の識別符号の記憶によって記録する 請求項1記載の方法。 3.それぞれの第2のテレコミュニケーション機器(MT,MTm,RPP) が (i) 付加情報BSIを得た (ii) 応答情報(BEARER_CONFIRM) を得た (iii) 前以て決められた数nの第1の要求情報(ACCESS_REQUES T)をその都度伝送したとき、前記記録された1つの第3の無線チャネルまたは 記録された複数の第3の無線チャネルを消去しかつ前記数nを出発値にリセット する 請求項1または2記載の方法。 4.前記第1のテレコミュニケーション機器(BS,RPF)はコードレス基 地局でありかつ第2のテレコミュニケーション機器(MTm,RPPm)はコード レス移動部である 請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 5.前記第1のテレコミュニケーション機器(BS,RPF)および第2のテ レコミュニケーション機器(MTm,RPPm)はコードレス移動部である 請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 6.前記無線チャネル(ZS2n,ZS2n+1)に1つのTDMAタイムスロット ないし複数のTDMAタイムスロットを割り当てる 請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。 7.前記付加情報(BSI、BCI)はDECT/GAP固有の「ブラインド ・スロット」情報である請求項6記載の方法。 8.前記第1の要求情報(ACCESS REQUEST)および前記第2の 要求情報(ACCESS REQUEST)は、テレコミュニケーション接続の確立を開始するためのDE CT/GAP固有の情報である 請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。 9.前記第1の要求情報(ACCESS_REQUEST)および前記第2の 要求情報(ACCESSREQUEST)は、テレコミュニケーション接続の確 立を開始するためのDECT/GAP固有の情報であり、この場合確立すべきテ レコミュニケーション接続は既存のテレコミュニケーション接続に取って代わろ うとするものである(ベアラ・ハンドオーバ) 請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。 10.前記第1の要求情報の前以て決められた数nは10である 請求項8記載の方法。 11.前記第1の要求情報の前以て決められた数nは15である 請求項9記載の方法。
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