JP2000503563A - 医療用洗浄及び滅菌装置 - Google Patents
医療用洗浄及び滅菌装置Info
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Abstract
(57)【要約】
管状対象物の洗浄及び/又は滅菌に使用できる改良装置。第1のチャンバー及び第2のチャンバーを備えた容器であって、容器(8)は2つのチャンバー(9A及び9B)に分割されており、洗浄/滅菌対象物は第1のチャンバー内にその一端が収められ、第2のチャンバー内に他の一端が収められるように配置される。第1のチャンバーには液体が第2のチャンバーへと強制的にサージされるように圧力がかけられる。このサージ効果は、第2のチャンバーにおけるいずれかのフレキシブルメンブレン(20)の使用、若しくは、180度の位相差をもって駆動される一対ピストンの使用、により容易に得られる。これにより一方のチャンバーが加圧されているときに、第2のチャンバーが減圧される。
Description
【発明の詳細な説明】
医療用洗浄及び減菌装置
発明の背景
この発明は広く管状物の洗浄に使用される装置に関する。更に詳しくは管状物
の洗浄及び滅菌に使用される装置に関する。
この発明の装置は、内視鏡の洗浄及び滅菌に好適に使用される。その他用途と
して、歯科用の器具、外科手術用の器具及び移植片等の洗浄又は滅菌に適用でき
る
内視鏡は柔軟性のある管状物であって、その両端部の形状は様々である。内視
鏡のチューブには洗浄剤又は滅菌剤が効果的に行き渡ることができない多数のポ
ケット状の構造が存在するため、単に滅菌剤又は洗浄剤に内視鏡を浸しただけで
は洗浄作用又は滅菌作用が効果的に得られない。当該ポケット状の構造の部分に
は滅菌剤又は洗浄剤が効果的に届かないためである。このため、内視鏡内に汚染
されたままの部分が残されることとなる。B型肝炎、後天性免疫不全症候群(A
IDS)等の高い感染性を有する疾患の流行により、すべての医療器具を滅菌又
は使い捨てにすることは不可欠になっている。
次の使用の前に行う滅菌操作が複雑なため、一度使用された内視鏡は、通常、
廃棄されている。しかし、内視鏡は極めて高価なものであり、一度の使用のみで
廃棄することは経済でない。そのような一度の使用により、構造的には傷んでお
らず、内視鏡の無菌性が失われているだけだからである。
以上より明らかなように、器具の洗浄を補助し、且つ滅菌効果を向上させる装
置が強く求められている。
発明の概要
本発明において、内視鏡のような管状物の洗浄及び/又は滅菌のために使用さ
れる改良された装置が提供される。
本発明の説明の中で、内視鏡は洗浄対象物の一例として挙げられるのであっ
て、この発明は、この一つの対象物に限定されることを意図するものではない。
更には、この発明はすべての管状物に適用され得るものであり、また、回路基板
、医療器具、歯科用器具、及び他の洗浄及び/又は滅菌が必要な器具等に適用さ
れ得る。
この発明の構成では、一の容器内が二つのチャンバーに仕切られている。そし
て、内視鏡の一端が一のチャンバー内に収まり、内視鏡の他の一端が他のチャン
バー内に収まるように内視鏡がチャンバー間の仕切り部を通って伸ばされるよう
にセットされる。
チャンバー間の仕切り部は完全に両チャンバーを分けるものである必要はなく
、一の好ましい実施例では、仕切り部が内視鏡に緩くフィットするようになって
おり、そのため、媒質(即ち、液体洗浄剤、滅菌水、液体滅菌剤、又は滅菌ガス
)が一のチャンバーから他のチャンバーへとサージすることとなり、媒質が内視
鏡の外面をきれいに洗浄することができ、また、同時に媒質が内視鏡の内面を洗
い流すときに、内視鏡は媒質による作用を受けることができる。
そのようなサージを生じさせるため、各チャンバーに作用を及ぼすようにフ
レキシブルメンブレンが配置される。当該フレキシブルメンブレンを内方向及び
外方向に変形させることにより、圧力又は吸引力が生ずる。その結果、チャンバ
ー間の圧力を等しくするための流れがチャンバー間に生ずることとなる。
一の好ましい実施例において、フレキシブルメンブレンの変形は当該メンブレ
ンの外側部分に加えられる空気圧により引き起こされ、これによりフレキシブル
メンブレンがチャンバーの内部方向へ変形する。また、逆方向の流れを引き起こ
すためには外方向の吸引力がフレキシブルメンブレンをチャンバーから引っ張る
。
また、一の好ましい実施例においては、二つのフレキシブルメンブレン又はダ
イヤフラムが用いられる。各メンブレンがそれぞれ一のチャンバーに作用し、各
メンブレンは相互に逆の動きをする関係で操作される。即ち、外部からの圧力が
一のメンブレンに加えられる場合には、他のメンブレンには外部からの吸引力が
与えられる。この相互に逆の動きをする関係により容器内に強い媒質の流れが生
じ、その結果、洗浄及び/又は滅菌作用が増大する。
この媒質の流れは内視鏡内を通過する必要がある。媒質の流れによる機械的な
圧力が内視鏡の洗浄を補助することとなる。滅菌剤が液体の媒質として用いられ
る場合には、チューブ状の対象物の内面は同時に滅菌もされることとなる。
好適な液体の滅菌剤としては過酢酸が挙げられ、好適な気体の滅菌剤としては
エチレンオキシド(ETO)が挙げられる。尚、当業者が容易に想到し得る様々
な他の滅菌剤も使用できる。
チャンバー間の流れを反転させることにより、内視鏡の内面及び外面から付着
物及びその他汚染物質を剥がし、取り除くという、“こすり洗い”作用が生ずる
。
この発明のいくつかの実施例では、浸責剤、即ち溶剤が付着物を分解又は付着
力を緩めるために用いられる。このステップは特にタンパク又は脂肪の粒子の除
去に有用である。
一の好ましい実施例では、内視鏡は最初に洗浄剤により洗浄される。その後、
チャンバー間の緩やかな流れを利用して滅菌剤が加えられる。この発明のいくつ
かの実施例では、滅菌剤が内視鏡の内面及び外面に対して静止できるようにポン
ピング動作を停止する。これにより、最大の滅菌効果が得られる。
一の好ましい実施例においては最後のステップとして滅菌剤が除去され、その
後、次の患者に使用する準備として滅菌水で内視鏡の内側及び外側が洗浄される
。この発明のいくつかの実施例では、内視鏡の寿命を延ばすために潤滑剤による
リンス及び潤滑剤への浸責のステップが更に加えられる。
この発明を図面及びその説明とともにいくつかの実施例により更に詳しく説明
する。
図面の簡単な説明
図1はこの発明の一の好ましい実施例の配置図である。
図2は図1に図示された一のメンブレンの拡大図である。
図3は一の好ましいコントローラ/バルブシステムの配置図である。
図4は図1に図示されたポンプの概略図である。
図5Aと図5Bは所望のサージを生み出すために互いに逆の関係で動作する二
つのメンブレンを示す側面図である。
図6は内視鏡を通過する一のチャンバーから他のチャンバーへの流れを示す平
面図である。
図7は単一のメンブレンが用いられる、この発明の他の実施例を示す図である
。
図8は更に大きなサージの効果を得るために利用される4つのメンブレンを使
用したこの発明の他の実施例を示す図である。
図9は容器がメンブレンシステムから取り外し可能である、この発明の実施例
の斜視図である。
図10はこの発明の一の実施例の配置を示すブロック図である。
図11Aは周囲空気を用いた一の好ましい実施例の乾燥機構のブロック図であ
る。
図11Bは洗浄装置/滅菌装置からガスを排出するためのパージ機構を示すブ
ロック図である。
図12Aと12Bは平面状の対象物を洗浄する、この発明の一の実施例の上面
図及び側面図である。
図13はこの発明の一の実施例の斜視図である。
図14はこの発明の一の実施例の正面図である。
図15は、図14の実施例において用いられるフライホイルの正面図であって
、減圧/加圧の関係を示す図である。
詳細な説明
図1はこの発明の一の好ましい実施例の配置図である。
洗浄装置10は5つの主要な要素からなる。即ち、蓋11、足13A及び 13B
を備える装置本体12、メンブレン用ボンプ21、コントローラ及びバルブ23
、及び貯蔵器25(又はガスタンク26)。
蓋11は装置本体12にヒンジ結合されており、また、留め具14によって、
閉じた位置で固定されるようになっている。蓋11はその周縁部分が装置本体1
2によりシールされ、これにより気密な容器が形成される。
シール部17はシール部18と協働して容器8をチャンバー9Aと9Bとに分
割するように設計されている。内視鏡は、図には示してないが、シール部18に
設けられた凹部19を通って配置されるので、内視鏡の一端はチャンバー9A内
に収まり、一方、他端はチャンバー9B内に収まることとなる。蓋11が閉じら
れ、密封されたときには、シール部17が内視鏡の周囲を完全にシールすること
となる。
この実施例では、足13Aと13Bは中空になっており、開口部15A等の開
口部を介して容器8と連絡する。
足13Aと足13Bはそれぞれポート22B等のポートを有しており、これら
のポートを通じて媒質(液体又は気体)が供給される。媒質をポートに供給する
ことにより、また中空の足が容器8に連絡していることにより、容器を所望の媒
質によって満たすことができる。
それぞれの足には、足の中空部分に連絡されるフレキシブルメンブレン20が
更に備えられている。
メンブレン用のポンプ21は、フレキシブルメンブレン20を選択的に変形さ
せるために用いられ、これにより容器8を通じてのポンピング動作が生ずる。
メンブレン用のポンプ21は、この装置の操作の制御において、中枢として機
能するコントローラ及びバルブ23によって制御される。内視鏡が正しく容器8
内にセ配置され、蓋11が閉じられると、コントローラ23が選択された媒質(
この実施例に置いては液体)を貯蔵器25から導き入れ、この液体をポート22
Bに送る。他の実施例では、容器26からのガスが媒質として用いられる。
容器8が適切に満たされると、コントローラ23はポンプ21とフレキシブル
メンブレン20によるポンピング動作を開始する。このポンプ21によるポンピ
ング動作は加圧、吸引を交互に繰り返すこととなり、その結果、媒質がチャンバ
ー9Aとチャンバー9B間を流れるように各フレキシブルメンブレンが内方向及
び外方向に動作する。
チャンバー9Aとチャンバー9Bとの間で流れている媒質は、自ずと内視鏡
を通って流れ、これにより媒質が内視鏡の隅々まで行き渡ることとなる。洗浄工
程においては、媒質の流れによって生ずる機械的な力により内視鏡の内側から付
着物が取り除かれる。
好ましい洗浄及び滅菌の順序として採用される操作ステップは以下の通りであ
る。
ステップ1: 容器8内へ内視鏡の配置、蓋11の閉鎖、及び留め具14によ
る蓋11の固定;続いて、
ステップ2: コントローラ23を作動させることによる工程の開始。
続いて、以下の一連のステップが行われる:
ステップ1: 内視鏡の内側及び外側のタンパク及び脂肪の付着力をゆるめる
ために容器8が酵素/溶媒で満たされる;
ステップ2: 貯蔵器25の片方からの洗浄剤により容器8を満たす;
ステップ3: ポンプ21とフレキシブルメンブレン20を使いチャンバー9
A、9B間にポンピング動作を交互に行うことによりかき混ぜる;
ステップ4: 容器8から洗浄剤を排出し、ドレイン24に送る;
ステップ5: 貯蔵器25の片方からのオゾン等の滅菌剤(又はその他の当業
者が想到し得る滅菌剤)で容器8を満たす;
ステップ6: ポンプ21とメンブレン21を使い緩やかに滅菌剤を内視鏡内
を通して往復させる(このときに潤滑剤を添加してもよい);
ステップ7: 内視鏡の内側で滅菌剤を静止させる;
ステップ8: ポンプ21とメンブレン21を使い緩やかに滅菌剤を内視鏡内
を通して往復させる;
ステップ9: 加熱装置16により容器を加熱しながら、容器8から滅菌剤を
排出し、ドレイン24に送る(代わりの方法としては、フィルターを通した空気
を使い乾燥させる)。
品質管理機構として、サンプラー7はソレノイド駆動方式になっており、容器
内の液体又は気体の媒質サンプルをサンプリングする。このサンプルは滅菌工程
が正しく行われたかどうかを示す化学的又は生物学的インジケータを用いた検査
に利用される。
加熱装置16は、容器8内の液体を強制的に外部に放出し、容器内に清潔、無
菌、且つ乾燥した内視鏡を得ることができるように、すべての液体を蒸発させる
ために使用される。
他の実施例では、容器8内の対象物を乾燥するためにフィルターを通した加熱
大気が容器8内にポンプで送られる。
図2は図1に図示された一のメンブレンの拡大図である。
前記のように、装置本体12は開口部15を介して連絡する足13A、を備え
た容器8を有する。ポート22Aにより容器8から媒質の導入及び排出が行われ
る。
中空部31は足31Aの内部に設けられ、フレキシブルメンブレン30Aと相
互作用する。フレキシブルメンブレン30Aに覆いかぶさっているのは硬質のカ
バー5である。ポンプ21はパイプ又はチューブにより、硬質カバー5により形
成される内部と連絡する。ポンプ21は、この配置により、硬質カバー5の内側
部分を加圧又は減圧することができる。そうすることにより、フレキシブルメン
ブレン30Aが内方向に変形し,30C;加圧状態、吸引モードでは外方向に変
形する,30B。
この30B及び30Cの位置を移動するフレキシブルメンブレン3Aの動きに
より、容器8内に媒質を押し入れ、又は引き出すというポンピング作用が生ずる
。
図3は一の好ましいコントローラ/バルブシステムの配置図である。
バルブを備えたコントローラ23は、フィッティング38A、38B、38C
、38D、及び38Eにより媒質を伝える。各フィッティングはそれぞれソレノ
イド37A、37B、37C、37D、及び37Eを使って開閉される。これら
のすべてはバルブシステムを形成するようにポンプ36に連絡される。
ポンプ36と各ソレノイド37A、37B、37C、37D、及び37Eには
、すべての命令を制御するコントローラチップ33が接続される。コントローラ
チップ33への電力は、標準のコンセントより、当該電子システムに要求される
適切な電圧及び電流を供給するために適切な変電器を通した後に供給される。当
業者であればいかなる変電器を用いるべきか容易に想到し得るであろう。
タイミングチップ34によりコントローラ33が作動する基準となるタイミン
グが得られる。
コントローラ33は更にコネクタ32A及び32Bを介してメンブレン用ポン
プ21と連絡する。
操作者がボタン39をオンにすることにより命令が開始される。その後、コン
トローラ33が当該装置の操作中に選択的に作動するライト4を使ってステータ
スレポートを伝える。
図4は図1の実施例に示されたポンプの概略図である。
メンブレン用ポンプ21は二つのピストンを備えたピストンブロック41から
なる。これらのピストンは電気モータ42とドライブシャフト43により駆動さ
れる。一方のピストンがエアー40Aを吸引するときに他方のピストンはエアー
43Bを排出する。ピストンブロック41からの圧力又は吸引力はバルブブロッ
ク45に伝えられる。
バルブブロック45は往復バルブであって、ソレノイド44により駆動される
。往復バルブなので、バルブブロック45は圧力を選択的にポート46A又は4
6Bのいずれかへと向ける。同時に、ピストン部材41からの吸引力は、圧力が
かけられないポートへと向けられる。例えば、圧力がポート46Aに与えられた
場合には、吸引力がポート46Bに与えられることとなる。また、逆の場合も同
様である。
このように、二つのフレキシブルメンブレンを用いたシステムでは、一のメン
ブレンが一の足の中空部内部に押し込まれ、他のメンブレンは他の足の中空部か
ら引き出されることとなる。この2重の動作により、より激しいポンピング作用
が引き起こされ、また、非常に高い洗浄能力が得られる。
図5Aと図5Bは、所望のサージを生み出すために互いに逆の関係で動作する
二つのメンブレンを示す側面図である。
図5Aに概略図示されているように、洗浄装置/滅菌装置50では、フレキシ
ブルメンブレン51Aを足の中空部から吸引すると同時にフレキシブルメンブレ
ン52Aを足の中空部から引き出すことにより、矢印53Aで示されるように媒
質が仕切り部18を通って流れる。
反対の動作では、フレキシブルメンブレン51Bを中空部に押し込み、フレキ
シブルメンブレン52Bを中空部から引き出すことにより、矢印53Bで示され
るように媒質の流れが逆方向になる。
図5A及び図5Bに示される2つの状態の間の選択的な変動させることにより
、図示されない内視鏡を通過する媒質の流れが継続的に反転し、その結果、内視
鏡内を擦り洗う効果が生ずる。
図6は内視鏡を通過する一のチャンバーから他のチャンバーへの流れを示す上
面図である。
内視鏡60は、上記説明のように、内視鏡の一端がチャンバー9A内に収まり
、他の一端がチャンバー9B内に収まるように、シール部18をまたいで配置さ
れる。上記のポンピング作用により、媒質が開口部15A、15Bを通ってそれ
ぞれチャンバー9A、9Bに吸入又は排出される。このポンピング作用により、
矢印62で示されるように内視鏡60の一端に媒質が強制的に流れ込み、矢印6
1で示されるように内視鏡の他の一端から強制的に流れ出る。
この内視鏡60を通る媒質の流れにより、内視鏡の内面から付着物が流される
こととなり、従来技術に比べて操作性を顕著に高めることとなる。
図7は単一のメンブレンが使用されるこの発明の他の実施例を示す図である。
この洗浄装置/滅菌装置70の実施例では、容器8にポンピング作用を引き起
こすために一つのメンブレン71が用いられる。上記同様、内視鏡60はシール
部18とシール部17とで形成される仕切りを通って配置される。メンブレン7
1が容器8内に押し込まれると、内視鏡内面の洗浄を補助するように、媒質のサ
ージが内視鏡を通って流れる。
ポート22A、22Bは、排出口又は吸入口を提供し、選択された媒質が容器
8内に充填され、また排出される。
注意していただきたいのは、この実施例においてメンブレン71は直接容器8
に連絡しているということであり、そのような構成のため、洗浄装置70の足を
短くすることができる。その結果、設置スペースが問題とされる多くの場所にお
いての使用が可能となる。
図8は更に大きなサージの効果を得るために利用される4つのメンブレンを
使用したこの発明の他の実施例を示す図である。
ここでも、内視鏡60はシール部17、18を通って容器8内に配置される。
この実施例では、内視鏡60を通過する更に大きな媒質のサージを得るために、
4つのメンブレン80A、80B、80C、及び80Dが、加圧又は吸引作用を
生じさせるように同時に働く組となるように相関的な関係をもって使用される。
例えば、メンブレン80Aが押し込まれるときには、同様にメンブレン80Bも
押し込まれる。
当業者であれば任意の数のメンブレンが使用できることに容易に想到する。使
用するメンブレンの数を変更することにより、設計者は所望のポンピング作用を
得ることができ、その結果、所望のサージを得ることができる。
図9は容器がメンブレンシステムから取り外し可能なこの発明の実施例の斜視
図である。
洗浄装置92には容器90がはめ込まれる座部93が備えられている。容器9
0のはめ込み操作において、バルブ94A、94Bは容器90に備えられた、図
においては見えない、上下動するパーツと協働する。バルブ94A及び94B並
びにこれらに対応した上下動するパーツは分離されたものをシールする。これに
より、容器90が取り外されたときに容器90の内容物はその清潔性及び/又は
無菌性を維持する。これにより、内視鏡は洗浄及び/又は滅菌され、そして汚染
の恐れがない状態で保管される。外科医が内視鏡を使用する場合には、留め具1
4を取り外し、蓋11を開くことにより、無菌状態の内視鏡を使用できる。
上記の通り、フレキシブルメンブレン95A、95Bは容器本体92に備えら
れ、上記のポンピング作用を生じさせる。このポンピング作用はバブル94A、
94Bを介して容器90に伝えられる。この洗浄器の操作はすでに説明したもの
と同様である。
容器90の取り外しはハンドル91A、91Bを使うことにより容易に行える
。ひとたび取り外されると、容器90は内視鏡の後の使用に備えて保管されるか
、若しくは直ちに内視鏡を使用するために開けられる。
図10はこの発明の一の実施例の配置を示すブロック図である。
水源100は、バルブ101A及び101Bを通って、そのまま直進又はフ
ラッシュヒータ102を通過する。フラッシュヒータ102は、貯蔵器の一つに
蓄えられた媒質を最適な状態にするためのに水を所望の温度に加熱できるように
、選択される。
この実施例では、貯蔵器103A、103B、103C、103D、及び10
3Eにはそれぞれ、酵素液(脂肪及びタンパクを内視鏡の表面から剥がれやすく
するために用いられる)、洗浄液(内視鏡から付着物を洗浄するために用いられる
)、酸性の消毒剤(容器内のpH調整のために用いられる)、滅菌剤(内視鏡を滅菌
するために用いられる)、及び潤滑剤(外科の分野での使用のために内視鏡の表
面をなめらかにする目的で用いられる)が収納されている。この図においては示
されないコントローラが貯蔵器103A、103B、103C、103D、及び
103Eからの媒質の注入を制御すると同様に、バルブ101A及び101Bも
制御する。
安全のために、各貯蔵器はコントローラと情報交換する電子素子によって見分
けられる。この電子素子は、誤ったタイミングで不適切に接続された貯蔵器がそ
の内容物の排出を行えないように、極めて正確に貯蔵器の内容物を確認する。
続いて、上記に概略説明したような適切な操作が行われている洗浄装置/滅菌
装置10に媒質の流れが向けられる。オペレータはオプションとして、容器から
サンプラー7を使って媒質のサンプルをとることができる。このサンプルは、内
視鏡が適切に洗浄及び滅菌されたことを確認するために使用される。
いくつかの選択された時点おける操作により、媒質が洗浄装置/滅菌装置10
より排出され、その後、廃液は許容外の汚染物質がドレイン24に流れ出さない
ことを保証するために廃液の成分を化学的又は生物学的インジケータによって検
査するインジケータ104を通過する。
一の実施例では、第2のフラッシュヒータがインジケータ104の後に用いら
れる。このフラッシュヒータは、廃液がドレインに排出される前に、廃液中のす
べての生物学的汚染物を死滅させることができる温度に廃液を加熱するために設
けられる。他の実施例では、同じ目的を達成するためにフラッシュヒータをイン
ジケータ104の前に設置してもよい。
図11Aは周囲空気を用いた一の好ましい実施例の乾燥機構のブロック図で
ある。
この場合には、洗浄装置/滅菌装置内の内視鏡の乾燥を補助するために周囲空
気110が用いられる。適切な大気が使用されるように、ポンプ111は周囲空
気を洗浄装置10に入る前にフィルタ112通して送る。
洗浄装置10内の内視鏡が再び汚染されないように、周囲空気中の粒子(生物
学的な物質を含む)を除去できるフィルタ112が選択される。当業者であれば
そのようなフィルタを容易に想到するであろう。
図11Bは洗浄装置/滅菌装置からガスを排出するためのパージ機構を示すブ
ロック図である。
容器内で滅菌ガスが使用されたときには、このガスを容器からパージすること
が望ましい。これは、送風機113の作用により洗浄装置10からのガスが通過
するフィルタ114を使用することにより安全に行われる。過酢酸が滅菌ガスと
して用いられた場合には、好ましくはフィルタ114を湿らせたスポンジとする
。他の実施例では、排気ガス115として排出される前にガスを清浄化すべく活
性炭が使用される。
当業者であれば様々な他のフィルタを使用することができることに容易に想到
するであろう。
図12A、12Bは平面状の対象物を洗浄する、この発明の一の実施例の上面
図及び側面図である。オペレータ126は対象物125(この図においてはプリ
ント基板)を洗浄装置10内にセットするために、ハンドル127及びキャディ
124を使用する。洗浄装置10は、メンブレン(ここでは図示していない)と
通ずるドレイン15A、15Bを使って上記の通り作動する。
この実施例では、仕切り部18は幅がわずかに広く、矢印121で示されるよ
うに媒質のサージが流れるノッチ状の通路120A及び12Bを備えている。羽
根122は矢印123で示されるように媒質が対象物125を通過するように媒
質の流れの向きを変える。
羽根122の形状を選択することにより、様々な異なる対象について最適な洗
浄効果を得るために求められる洗浄ニーズを満たすようにキャディ124が設計
される。
図13はこの発明の一の実施を示す斜視図である。
上記と同様、洗浄及び滅菌ユニット130には仕切り部17及び18により分
割されたチャンバー9A及び9Bが備えられている。洗浄/滅菌される外科分野
の器具が受け入れられるようにチャンネル19が形成される。
この実施例では、チャンネル136が更に形成され、チャンバー9Aの内容物
を凹部131へ排出する。凹部131により容器内に低い箇所ができ、凹部13
1には排出のために液体の洗浄剤又は滅菌剤が集められる。
ピストンポンプ133が凹部131に作用する。当該ピストンポンプは電気モ
ータ(図示されていない)によって選択的に駆動されるフライホイル134によ
って駆動される。フライホイル134が回転すると、ピストンポンプは加圧、減
圧のサイクルを繰り返す。この液体圧力の変化により、当該液体はチャンバー9
Bとチャンバー9Aとの間でサージする。このサージの動作は洗浄動作を補助す
る。そしてこれは滅菌剤が医療用器具の隅々まで強制的に行き渡ることを保証す
る。
ピストンポンプ133によって生み出された付加の液体圧力は、当該圧力によ
り液体がチャンバー9Aに強制的に入れられる間変形すこととなるゴム製の壁1
32によって、吸収される。ピストンポンプ133が減圧するように働くと、ゴ
ム製の壁132はチャンバー9A内の液体がチャンバー9Bに強制的に押し戻さ
れるのを補助すべく定位置に戻る。
このように、洗浄用又は滅菌用の液体が2つのチャンバー間を行き交いながら
洗い流す(サージする)。
この実施例では、選択的なソレノイド135A、135Bの使用により、液体
が容易に排出される。ピストンポンプ133内のピストンを引く間ソレノイド1
35Aが開かれ、これにより液体がピストンポンプ133に引き込まれる。ピス
トンポンプ133が加圧を開始すると、ソレノイド135Aが閉じ、ソレノイド
135Bが開く。これにより、液体がドレイン24へと排出される。それ故に、
洗浄又は滅菌工程が完了したときには、ピストンポンプ133により液体がドレ
インへと容易に排出される。
図14はこの発明の一の実施例の正面図である。
この発明のこの実施例では、洗浄装置/滅菌装置140には足部146A及び
146Bの内部と連絡した2つのチャンバーが備えられている。ピストンポンプ
141A及び141Bはそれぞれ足部146A及び146Bの内部と連絡する。
ポンプ141Aと141Bが循環すると、チャンバー内の液体の圧力が上昇又は
減少する。
電気モータ143はフライホイル142を回転させるように選択的に駆動され
る。ピストンポンプ141A及び141Bは、ピストンポンプ141Aがピスト
ンポンプ141Bと常に逆サイクルの状態にあるようにフライホイル142に接
続される。例えば、ピストンポンプ141Aが液体を加圧するときには、ピスト
ンポンプ141bは液体を吸引する。
このピストンポンプ141A及び141B間の二者択一的な動きにより、チャ
ンバー間にサージの効果が生じ、もって、他の実施例同様の作用、効果が得られ
る。
洗浄用及び滅菌用の液体144はバルブ145を介してチャンバー内に選択的
に注がれる。廃液及び堆積廃物はドレイン24を介して排出される。
図15は、図14の実施例において用いられるフライホイルの正面図であって
、減圧/加圧の関係を示す図である。
フライホイル142は矢印152に示されるように回転する。そのような回転
中に、ピストンポンプのコネクティングピンは位置150Aと150Bとの間を
回転する。この回転は、2つの基本的な成分、即ち、領域153Aと領域153
Bとに分けるられる。
コネクティングピンが領域153Aにあるとき、減圧/加圧方向は矢印151
Aで示された方向となる。コネクティングピンが領域153Bにあるときには、
減圧/加圧方向は矢印151Bで示された方向となる。
このように、2つのチャンバー間で当該液体が強制的にサージするように減圧
/加圧の方向が回転する。
以上より明らかなように、この発明は管状の対象物に適用される高度に改良し
た洗浄装置を提供するものであり、また、従来では達成できなかった管状の対象
物を滅菌する能力をも提供するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,JP,K
R
(72)発明者 デービス・デビッド・エル
アメリカ合衆国 ワシントン州98342,イ
ンディアノラ,ヘムロック・アベニュー,
20774番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.洗浄機構であって、 a)洗浄対象の管状物を収納する容器であって、前記容器当該容器を第1の チャンバーと第2のチャンバーとに分割するバリアを備え、前記管状物が前記第 1のチャンバーから前記第2のチャンバーへにまたがって配置される容器と、、 b)変動手段であって、 1)前記第1のチャンバーに連絡する第1のフレキシブルメンブレン と、 2)前記第2のチャンバーに連絡する第2のフレキシブルメンブレン と、 3)前記第1のフレキシブルメンブレン及び前記第2のフレキシブル メンブレンに対して外的な圧力及び吸引力を選択的に変動させ る圧力手段と、 を備える変動手段と、 を備える洗浄機構。 2.前記圧力手段が外的圧力を前記フレキシブルメンブレンのいずれか一方 に与え、同時に外的吸引力を前記フレキシブルメンブレンの他方に与える、請求 項1に記載の洗浄機構。 3.前記洗浄機構が、前記圧力手段を変動させる周期を制御する時計手段を 更に備える、請求項2に記載の洗浄機構。 4.前記洗浄機構が、 a)前記容器にガス及び液体を導入する手段と、 b)前記容器からガス及び液体を排出する手段と、を更に備える、請求項3 に記載の洗浄機構。 5.前記洗浄機構が、 a)選択された液体を収納した少なくとも2つの貯蔵器と、 b)前記少なくとも2つの貯蔵器、前記導入手段、及び排出手段と連絡さ れるコントロール手段であって、 1)前記導入する手段により、前記少なくとも2つの貯蔵器の1つか ら前記容器へ選択的に液体を導入し、 2)前記排出する手段により、前記容器から液体を排出する、コント ロール手段と、 を更に備える、請求項4に記載の洗浄機構。 6.前記洗浄機構が、 a)前記容器の第1の側を支える第1の中空の足部材であって、該足部材の 中空部分が前記第1のフレキシブルメンブレン及び前記第1のチャンバーと連絡 している第1の中空の足部材と、 b)前記容器の第2の側を支える第2の中空の足部材であって、該足部材の 中空部分が前記第2のフレキシブルメンブレン及び前記第2のチャンバーと連絡 している第2の中空の足部材と、を更に備える、請求項1に記載の洗浄機構。 7.前記第1のフレキシブルメンブレンと前記第2のフレキシブルメンブレ ンが空気圧により変形される請求項1に記載の洗浄機構。 8.前記洗浄機構が、前記容器の内部を選択的に加熱する加熱手段を更に備 える請求項1に記載の洗浄機構。 9.前記排出する手段がドレインに連絡している請求項1に記載の洗浄機構。 10.対象物を洗浄する装置であって、 a)第1のチャンバーであって、 b)第2のチャンバーと、前記対象物が該第1のチャンバー内にセットされ 、 c)前記第1のチャンバーに連絡する少なくとも一つのフレキシブルメンブ レンと、 d)前記少なくとも1つのフレキシブルメンブレンに対して外的な圧力及び 吸引力を二者択一的に加える圧力変動手段と、 を備える洗浄装置。 11.前記洗浄器が、 a)前記容器に媒質を導入する手段と、 b)前記容器から媒質を排出する手段と、 を更に備える、請求項10に記載の洗浄装置。 12.前記洗浄装置が、 a)媒質を収納している少なくとも2つの貯蔵器と、 b)前記少なくとも2つの貯蔵器、前記導入手段、及び前記排出手段と連絡 するコントロール手段であって、 1)前記導入手段により前記少なくとも2つの貯蔵器の選択された一 つの貯蔵器から前記チャンバーへ選択的に媒質を導入し、 2)前記排出手段により、前記チャンバーの1つチャンバーから選択 的に媒質を排出する、コントロール手段と、 を更に備える、請求項11に記載の洗浄装置。 13.前記洗浄装置が、 a)前記容器の第1の側を支える第1の中空の足部材であって、該足部材の 中空部分が前記第1のフレキシブルメンブレン及び前記第1のチャンバーと連絡 している第1の中空の足部材と、 b)前記容器の第2の側を支える第2の中空の足部材と、 を更に備える請求項10に記載の洗浄装置。 14.前記洗浄装置が、前記第1のチャンバーを開封することなく該第1の チャンバーから媒質のサンプルを取り出す手段を更に備える、請求項10に記載 の洗浄装置。 15.前記洗浄装置が、 a)周囲空気を送り込むポンプ手段と、 b)前記ポンプから送られてくる空気中の一定の粒径以上の粒子を通過させ ないフィルタ手段と、 c)前記フィルタ手段から前記チャンバーへ空気を導入する手段と、 を更に備える、請求項10に記載の洗浄装置。 16.前記洗浄装置が、 a)フィルタと、 b)前記フィルタを通して前記第1のチャンバー及び前記第2のチャンバー からガスを吸い出し、そして、該ガスを大気中へと排出する手段と、 を更に備える、請求項10に記載の洗浄装置。 17.洗浄及び滅菌機構であって、 a)管状の対象物を封入するための容器であって、該容器を第1のチャンバ ーと第2のチャンバーとに分割するバリアをその内部に備え、前記管状の対象物 が前記第1のチャンバーから前記第2のチャンバーへとまたがるように配置され 、該容器は実質的に水平に設置される、 1)該容器の第1の端部を支持する第1の中空の足部材であって、該 第1の足の中空部分が前記第1のチャンバーと連結している第 1の足部材と、 2)該容器の第2の端部を支持する第2の中空の足部材であって、該 第2の足の中空部分が前記第2のチャンバーと連絡している第 2の足部材と、 を備える容器と、 b)メンブレン機構であって、 1)前記第1の中空の足部材の中空部分と連絡する第1のフレキシブ ルメンブレンと、 2)前記第2の中空の足部材の中空部分と連絡する第2のフレキシブ ルメンブレンと、 を備えるメンブレン機構と、 c)前記メンブレン機構の前記第1及び第2のフレキシブルメンブレンの いずれか一方に選択的に圧力をかけるための圧力手段と、 を備える洗浄及び滅菌機構。 18.前記圧力手段が、前記第1及び第2のフレキシブルメンブレンのいず れか一方に外的圧力を加え、同時に他方のフレキシブルメンブレンに外的吸引力 を加える手段を備える、請求項17に記載の洗浄及び滅菌機構。 19.前記洗浄及び滅菌機構が、前記圧力手段を変動させる周期を制御する 時計手段を更に備える、請求項18に記載の洗浄及び滅菌機構。 20.前記洗浄及び滅菌機構が、 a)前記第1の中空の足部材を介してガス及び液体を前記容器に導入する手 段と、 b)前記第2の中空の足部材を介してガス及び液体を前記容器から排出する 手段と、 を更に備える、請求項19に記載の洗浄及び滅菌機構。 21.前記洗浄及び滅菌機構が、 a)少なくとも2つの貯蔵器と、 b)前記少なくとも2つの貯蔵器、前記導入手段、及び排出手段と連絡する コントロール手段であって、 1)前記導入手段により、前記少なくとも2つの貯蔵器の1つから前 記容器へと選択的に液体を導入し、 2)前記排出手段により、前記容器から液体を排出する、コントロー ル手段と、 を更に備える、請求項17に記載の洗浄及び滅菌機構。 22.前記圧力手段が、空気圧により力を伝える請求項17に記載の洗浄及 び滅菌機構。 23.前記洗浄及び滅菌機構が、前記容器の内部を選択的に加熱する加熱手 段を更に備える請求項17に記載の洗浄及び滅菌機構。 24.前記排出手段がドレインに連絡している請求項17に記載の洗浄及び 滅菌機構。 25.医療用機器としての洗浄機構であって、 a)第1のチャンバー及び第2のチャンバーを備えた容器であって、該第1 のチャンバー内に医療器具の第1の部分が収められ、該第2のチャンバー内に該 医療器具の第2の部分が収められるようにして医療器具の収容に適した容器と、 b)前記容器内に注入される液体の媒質と、 c)前記容器の前記第1のチャンバー内の圧力を上昇させるためのポンプ手 段と、 を備えた洗浄機構。 26.前記ポンプ手段が、反復的に、 a)前記容器の第1のチャンバーの液体の圧力を上昇させると同時に、前記 容器の第2のチャンバー内の液体の圧力を減少させ、 b)前記容器の第2のチャンバーの液体の圧力を上昇させると同時に、前記 容器の第1のチャンバー内の液体の圧力を減少させる、 手段を備えている請求項25に記載の洗浄機構。 27.前記洗浄機構が、前記第1のチャンバーと前記第2のチャンバーとを 分割するバリアを更に備え、該バリアは前記医療器具を受け入れるために用いら れる開口部及び前記第1のチャンバーから前記第2のチャンバーへと液体を通過 させるための通路を備えている請求項26に記載の洗浄機構。 28.前記ポンプ手段が、第1のシリンダ及び第2のシリンダを有する往復 運動をするピストンを備えてなり、該ポンプ手段において、該第1のシリンダと 該第2のシリンダとは実質的に等しい排気量を有し、該第1のシリンダは前記容 器の前記第1のチャンバーに連絡し、該第2のシリンダは前記容器の前記第2の チャンバーに連絡する様に構成されている請求項26に記載の洗浄機構。 29.前記第1のシリンダと前記第2のシリンダとが相反するサイクルで動 作するようにされている請求項28に記載の洗浄機構。 30.前記ポンプ手段が、 a)電気モータと、 b)前記電気モータと前記第1及び前記第2のシリンダとを接続する接続部 材であって、該電気モータからの回転の動きを該第1及び該第2のシリンダにお ける縦方向の動きに変換するように用いられる接続部材と、 を更に備える、請求項29に記載の洗浄機構。 31.前記接続部材が、前記第1及び前記第2のシリンダの縦方向の動きを 選択的に調整する手段を備えている請求項30に記載の洗浄機構。 32.前記第2のチャンバーが、圧力により変形可能な壁を少なくとも一つ 備えており、前記ポンプ手段が、 a)前記第1のチャンバー内の選択された液体を加圧すること、及び、 b)前記第1のチャンバー内の選択された液体を減圧すること、 を繰り返すように構成される、請求項25に記載の洗浄機構。 33.洗浄及び滅菌機構であって、 a)第1のチャンバー及び第2のチャンバーを備えた容器であって、該第1 のチャンバーが液体により該第2のチャンバーと連絡する容器と、 b)前記容器内に封入される対象物であって、前記第1のチャンバー内に前 記対象物の第1の部分が収められ、前記第2のチャンバー内に前記対象物の第2 の部分が収められるよう封入される対象物と、 c)滅菌作用を有する選択された液体であって、前記容器内に封入される液 体と、 d)前記選択された液体を前記第1のチャンバーと前記第2のチャンバーと の間でサージさせるサージ手段と、 を備えてなる洗浄及び滅菌機構。 34.前記容器から前記選択された液体を選択的に排出する手段を更に備え てなる請求項33に記載の洗浄及び滅菌機構。 35.前記容器の前記第1のチャンバーに前記選択された液体を選択的に導 入する手段を更に備えてなる請求項34に記載の洗浄及び滅菌機構。 36.前記選択された液体を選択的に導入する手段が、 a)前記選択された液体を収納している貯蔵器であって、液体を介して前記 第1のチャンバーと連絡している貯蔵器と、 b)バルブ手段であって、前記貯蔵器と前記第1のチャンバーとの間に設け られ、前記貯蔵器から前記第1のチャンバーへの前記選択された液体の流れを選 択的に止めるために用いられるバルブ手段と、 を更に備えている、請求項35に記載の洗浄及び滅菌機構。 37.前記貯蔵器が、周囲空気の圧力に対して柔軟性及び応答性を有し、且 つ前記第1のチャンバーへ前記選択された液体を選択的に導入する前記手段が、 前記第1のチャンバー内の圧力が周囲の圧力よりも低いときに限り作動する、請 求項36に記載の洗浄及び滅菌機構。 38.前記サージ手段が、前記第1のチャンバー内の前記選択された液体を 加圧すると同時に、前記第2のチャンバー内の前記選択された液体を減圧するよ うに構成された循環ポンプを備える、請求項33に記載の洗浄及び滅菌機構。 39.前記第2のチャンバーが、圧力により変形可能な壁を少なくとも1つ 備え、且つ前記サージ手段が、前記第2のチャンバーに連絡するポンプであって 、反復的に、 a)前記第2のチャンバー内の選択された液体を加圧し、 b)前記第2のチャンバー内の選択された液体を減圧する、 ように構成されるポンプを備える、請求項33に記載の洗浄及び滅菌機構。 40.医療用器具洗浄機構であって、 a)自動式の機構であって、 1)容器であって、 A)第1のチャンバー及び第2のチャンバーであって、該第1の チャンバが該第2のチャンバーと液体連絡している第1の チャンバー及び第2のチャンバーと、 B)前記医療用器具を固定して、前記医療用器具の第1の部分が 前記第1のチャンバー内に収められ、前記医療用器具の第 2の部分が前記第2のチャンバ内に収められるようにする 保持手段と、 を備える容器と、 2)前記保持手段を通って、前記第1のチャンバーと前記第2のチャ ンバーとの間で液体にサージを起こさせるサージ手段と、 を備える自動式の機構と、 b)前記第1のチャンバーへ滅菌作用を有する選択された液体を選択的に 連絡する貯蔵器と、 c)前記容器から前記選択された液体を選択的に排出する手段と、 を備える医療器具洗浄機構。 41.バルブ手段であって、前記貯蔵器と前記第1のチャンバーとの間に設 置され、前記貯蔵器からの前記選択された液体の流れを選択的に止めるためのバ ルブ手段を更に備える、請求項40に記載の医療用器具洗浄機構。 42.前記貯蔵器が、周囲空気の圧力に対して柔軟性及び応答性を有し、且 つ前記バルブ手段が、前記第1のチャンバー内の圧力が周囲の圧力よりも低いと きに限り開いた状態である、請求項41に記載の医療用器具洗浄機構。 43.前記サージ手段が、前記第1のチャンバー内の前記選択された液体を 加圧すると同時に、前記第2のチャンバー内の前記選択された液体を減圧するよ うに構成されている循環ポンプを備える、請求項40に記載の医療用器具洗浄機 構。 44.前記第2のチャンバーが、圧力により変形可能な壁を少なくとも1つ 備え、且つ前記サージ手段が、前記第2のチャンバーに連絡するポンプであって 、反復的に、 a)前記第2のチャンバー内の選択された液体を加圧し、 b)前記第2のチャンバー内の選択された液体を減圧する、 ように用いられるポンプを備える、請求項41に記載の医療用器具洗浄機構。
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