JP2000504017A - ファルネシル―タンパク質転移酵素の阻害剤 - Google Patents

ファルネシル―タンパク質転移酵素の阻害剤

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JP2000504017A JP9527857A JP52785797A JP2000504017A JP 2000504017 A JP2000504017 A JP 2000504017A JP 9527857 A JP9527857 A JP 9527857A JP 52785797 A JP52785797 A JP 52785797A JP 2000504017 A JP2000504017 A JP 2000504017A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ファルネシル−タンパク質転移酵素(FTase)及び癌遺伝子タンパク質Rasのファルネシル化を阻害する化合物に関する。本発明は更に、本発明の化合物を含む化学療法組成物及びファルネシル−タンパク質転移酵素と癌遺伝子タンパク質Rasのファルネシル化の阻害方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害剤 発明の背景 Rasタンパク質(Ha−Ras、Ki4a−Ras、Ki4b−Ras及 びN−Ras)は、細胞表面の成長因子レセプターを、細胞増殖を開始させる核 シグナルと結びつけるシグナル伝達経路の一部である。Ras作用の生物学的及 び生化学的研究によると、RasはG−調節タンパク質のように機能する。不活 性状態では、RasはGDPと結合している。成長因子レセプターが活性化され ると、RasはGDPをGTPに変えるように誘導され、コンフォメーション変 化を起こす。RasのGTP結合型は成長刺激シグナルを伝達し、Rasの内因 性GTPase活性によってシグナルは終り、Rasタンパク質を不活性GDP 結合型に戻す(D.R.Lowy and D.M.Willumsen,Ann.Rev.Biochem.62:851-891(19 93))。変異ras遺伝子(Ha−ras、Ki4a−ras、Ki4b−ras 及びN−ras)は、直腸結腸癌、膵外分泌腺癌、骨髄性白血病を含む多くのヒ ト癌で見出されている。これらの遺伝子のタンパク 質産物はGTPase活性を欠き、絶えず成長刺激シグナルを伝達する。 Rasは、正常機能及び発癌機能の両方のために形質膜に局在化している必要 がある。Rasの膜局在化と共に、少なくとも3つの翻訳後修飾が起り、3つの 全ての修飾は、RasのC末端で起る。RasのC末端は、“CAAX”又は“ Cys−Aaa1−Aaa2−Xaa”ボックス(Cysはシステイン、Aaaは 脂肪族アミノ酸、Xaaは任意のアミノ酸である)と命名された配列モチーフを 含む(willumsen ら,Nature310:583-586(1984))。特異的配列により、このモ チーフは、酵素であるファルネシル−タンパク質転移酵素又はゲラニルゲラニル −タンパク質転移酵素のシグナル配列として働く。それぞれの酵素は、それぞれ C15又はC20イソプレノイドによるCAAXモチーフのシステイン残基のアルキ ル化を触媒する(S.Clarke.,Ann.Rev.Biochem.61:355-386(1992);W.R.Schaf er and J.Rine,Ann.Rev.Genetics 30:209-237(1992))。Rasタンパク質は 、翻訳後ファルネシル化をうけることが知られている幾つかのタンパク質の1つ である。他のファルネシル化タンパク質には、RhoのようなRas関連GTP 結合タンパク質、真菌接 合因子、核ラミン、及びトランスデューシンのガンマサブユニットなどがある。 Jamesら,J.Biol.Chem.269,14182(1994)は、同様にファルネシル化されるペ ルオキシソーム結合タンパク質Pxfを同定した。Jamesらは、上記のタンパク 質の他に、未知の構造と機能のファルネシル化タンパク質があることも示唆した 。 ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害は、軟寒天中でRasで形質転換さ れた細胞の成長を阻害し、形質転換の表現型の他の面を修飾することが知見され た。ファルネシル−タンパク質転移酵素のある阻害剤は、細胞内でRas癌タン パク質のプロセシングを選択的に阻害することも示された(N.E.Kohl ら,Scien ce,260:1934-1937(1993) ;G.L.James ら,Science,260:1937-1942(1993))。 最近、ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害剤は、ヌードマウスでras依 存性腫瘍の成長を阻害し(N.E.Kohl ら,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.,91: 9141-9145(1994))、rasトランスジェニックマウスで乳癌と唾液腺癌の退化 を誘導する(N.E.Kohl ら,Nature Medicine,1:792-797(1995))ことが知見さ れた。 ファルネシル−タンパク質転移酵素のインビボでの間接的阻 害が、ロバスタチン(Merck & Co.,Rahway,NJ)及びコンパクチン(Hancockら ,上記;Caseyら,上記;Schaferら,Science245:379(1989))を用いて示された 。これらの薬剤は、ファルネシルピロリン酸を含むポリイソプレノイド産生の律 速酵素であるHMG−CoAレダクターゼを阻害する。ファルネシル−タンパク 質転移酵素はファルネシルピロリン酸を用い、ファルネシル基により、Rasの CAAXボックスのCysチオール基を共有結合で修飾する(Reiss ら,Cell,6 2:81-88(1990);schaberら,J.Biol.Chem.,265:14701-14704(1990);Schafer ら,Science,249:1133-1139(1990);Manneら,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,87:75 41-7545(1990))。HMG−CoAレダクターゼ阻害によるファルネシルピロリン 酸生合成の阻害は、培養細胞でRasの膜局在化を阻害する。しかし、ファルネ シル−タンパク質転移酵素の直接的阻害はより特異的であり、イソプレン生合成 の一般的阻害剤の必要な投与量で起るよりも少ない副作用しか起らないであろう 。 ファルネシル−タンパク質転移酵素(FTPase)の阻害剤は、2つの一般 的クラスに分類されてきた。第1はファルネシル二リン酸(FPP)のアナログ であり、阻害剤の第2のク ラスは該酵素のタンパク質基質(例えば、Ras)に関連する。報告されたペプ チド由来阻害剤は一般的に、タンパク質のプレニル化のシグナルであるCAAX モチーフに関連するシステイン含有分子である(Schaberら,上記;reissら,上 記;reissら,PNAS,88:732-736(1991))。このような阻害剤は、ファルネシル− タンパク質転移酵素の別の基質として働いてタンパク質のプレニル化を阻害しう るし、又は純粋の拮抗阻害剤でありうる(米国特許第5,141,851号,テ キサス大学;N.E.Kohlら,Science,260:1934-1937(1993);Grahamら,J.Med.Che m.,37,725(1994))。一般的に、CAAX誘導体からのチオールの欠失は、化合 物の阻害力価を劇的に減少させることが知見されてきた。しかし、チオール基に よって、薬物動力学、薬力学、及び毒性に関して、FPTase阻害剤の治療適 用に限界が存在する可能性がある。それ故、機能を有したままチオールを置換す ることが望ましい。 最近、ファルネシル−タンパク質転移酵素阻害剤は、血管の平滑筋細胞の増殖 の阻害剤であり、それ故、動脈硬化及び血管の糖尿病による障害の予防と治療に 有用であることが報告された(日本特許出願公開第平成7−112930号)。 最近、場合によってはピペリジン部分を含むある種の三環系化合物がFPTa seの阻害剤であることが開示された(WO95/10514,WO 95/1 0515及びWO 95/10516)。ファルネシル−タンパク質転移酵素の イミダゾール含有阻害剤も開示された(WO 95/09001及び欧州特許出 願公開第0675112A1号)。 それ故、チオール部分を有せず、ファルネシル−タンパク質転移酵素、即ちタ ンパク質の翻訳後ファルネシル化を阻害するペプチド擬似化合物の開発が、本発 明の目的である。本発明の化合物を含む化学療法組成物及び本発明の化合物の製 造方法の開発も、本発明の更なる目的である。発明の概要 本発明は、ファルネシル−タンパク質転移酵素を阻害する小分子で、ペプチド 擬似物の、カルバメート含有化合物を包含する。本化合は、チオール部分を欠き 、動物における薬物動力学挙動の改善、迅速自己酸化及び内因性チオールとのジ スルフィド形成のようなチオール依存性化学反応の防止、並びに全身的毒性の軽 減の点で、独特の利点を有する。更に、これらのファルネシル転移酵素阻害剤を 含む化学療法組成物及びそれらの 製造方法も本発明に包含される。 本発明の化合物は、式I によって表される。発明の詳細な説明 本発明の化合物は、ファルネシル−タンパク質転移酵素及び癌遺伝子タンパク 質Rasのファルネシル化の阻害に有用である。本発明の第1の実施態様では、 ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害剤は、式I [式中、 R1a、R1b及びR2は独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、C3−C10シクロアルキル、C2−C6アルケニル、C2− C6アルキニル、R8O−、R9S(O)m−、R8C(O)NR8−、CN、NO2 、(R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、N3、−N( R8)2、又はR9OC(O)NR8−、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、C3−C10シクロア ルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、R8O−、R9S(O)m− 、R8C(O)NR8−、CN、(R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8 OC(O)−、N3、−N(R8)2もしくはR9OC(O)NR8−で置換された C1−C6アルキル から選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、CF3(CH2)nO−、( R9)OC(O)NR8−、C1−C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール 、及び置換もしくは非置換の複素環 から選択される; R5は、 a)水素、 b)非置換の、又は置換されたアリール、 c)非置換の、又は置換された複素環、 d)非置換の、又は置換されたC3−C10シクロアルキル、及び e)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S( O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、 (R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O)NR8−から選択される基で 置換されたC1−C6アルキル から選択される; R6は独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、C3−C10シクロアルキル、C2−C6アルケニル、C2− C6アルキニル、ペルフルオロアルキル、F、Cl、Br、R8O−、R9S(O )m−、R8C(O)NR8 −、CN、NO2、(R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O) −、N3、−N(R8)2、又はR9OC(O)NR8−、及び c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、C3−C10シクロア ルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、ペルフルオロアルキル、F 、Cl、Br、R8O−、R9S(O)m−、R8C(O)NH−、CN、H2N−C (NH)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、N3、−N(R8)2もしくはR8 OC(O)NH−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R7は、 a)水素、 b)C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、ペルフルオロアルキル、F、C l、Br、R8O−、R9S(O)m−、R8C(O)NR8−、CN、NO2、(R8 )2N−C−(NH8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、N3、−N(R8 )2、又はR9OC(O)NR8−、及び c)非置換のC1−C6アルキル、又は、ペルフルオロアルキル、F、Cl、Br 、R8O−、R9S(O)m−、R8C(O)N R8−、CN、(R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、 N3、−N(R8)2もしくはR9OC(O)NR8−で置換されたC1−C6アルキ ル から選択される; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A1及びA2は独立に、結合、−CH=CH−、−C≡C−、−C(O)−、− C(O)NR8−、−NR8C(O)−、O、−N(R8)−、−S(O)2N(R8 )−、−N(R8)S(O)2−又はS(O)mから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; Vは、 a)水素、 b)複素環、 c)アリール、 d)C1−C20アルキル(但し、0〜4個の炭素原子が、O、 S及びNから選択されるヘテロ原子で置き換えられている)、及び e)C2−C20アルケニル から選択されるが、但し、A1がS(O)mであるとき、Vは水素ではなく、A1 が結合であり、nが0であり且つA2がS(O)mであるとき、Vは水素ではない ; Wは複素環である; Yはアリール又はヘテロアリールである; mは0、1又は2; nは0、1、2、3又は4; pは0、1、2、3又は4; rは0〜5であるが、但しVが水素のとき、rは0である; 及び tは0又は1] によって表される化合物又は医薬として許容できるその塩である。 本発明の化合物の好適な実施態様は、式Ia [式中、 R1a及びR2は独立に、水素又はC1−C6アルキルから選択される; R1bは独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、シクロアルキル、R8O−、−N(R8)2、又はC2−C6 アルケニル、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、シクロアルキル、ア ルケニル、R8O−もしくは−N(R8)2で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、(R9)OC(O)NR8 −、C1 −C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール、及び置換もしくは非置換の複 素環 から選択される; R5は、 a)水素、及び b)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S( O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、 (R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O)NR8−から選択される基で 置換されたC1−C6アルキルから選択される; R6は独立に、 a)水素、 b)C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ペ ルフルオロアルキル、F、Cl、R8O−、R8C(O)NR8−、CN、NO2、 (R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2 、又は R9OC(O)NR8−、及び c)C1−C6ペルフルオロアルキル、R8O−、R8C(O)NR8−、(R8)2 N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2又はR9O C(O)NR8−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R7aは水素又はメチルである; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A1及びA2は独立に、結合、−CH=CH−、−C≡C−、−C(O)−、− C(O)NR8−、O、−N(R8)−、又はS(O)mから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; Vは、 a)水素、 b)ピロリジニル、イミダゾリル、ピリジニル、チアゾリル、 ピリドニル、2−オキソピペリジニル、インドリル、キノリニル、イソキノリニ ル、及びチエニルから選択される複素環、 c)アリール、 d)C1−C20アルキル(但し、0〜4個の炭素原子が、O、S及びNから選択 されるヘテロ原子で置き換えられている)、及び e)C2−C20アルケニル から選択されるが、但し、A1がS(O)mであるとき、Vは水素ではなく、A1 が結合であり、nが0であり且つA2がS(O)mであるとき、Vは水素ではない ; mは0、1又は2; nは0、1、2、3又は4; pは0、1、2、3又は4;及び rは0〜5であるが、但しVが水素のとき、rは0である] によって表される化合物又は医薬として許容できるその塩である。 本発明の化合物の第2の好適実施態様は、式Ib [式中、 R1a及びR2は独立に、水素又はC1−C6アルキルから選択される; R1bは独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、シクロアルキル、R8O−、−N(R8)2、又はC2−C6 アルケニル、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、シクロアルキル、ア ルケニル、R8O−もしくは−N(R8)2で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、(R9)OC(O)NR8 −、C1 −C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール、及び置換もしくは非置換の複 素環 から選択される; R5は、 a)水素、及び b)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S( O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、 (R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O)NR8−から選択される基で 置換されたC1−C6アルキル から選択される; R6は独立に、 a)水素、 b)C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ペ ルフルオロアルキル、F、Cl、R8O−、R8C(O)NR8−、CN、NO2、 (R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2 、又は R9OC(O)NR8−、及び c)C1−C6ペルフルオロアルキル、R8O−、R8C(O)NR8−、(R8)2 N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2又はR9O C(O)NR8−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R7は水素、C1−C6アルキル、R8O−及びN(R8)2から選択される; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A1及びA2は独立に、結合、−CH=CH−、−C≡C−、−C(O)−、− C(O)NR8−、O、−N(R8)−、又はS(O)mから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; Vは、 a)水素、 b)ピロリジニル、イミダゾリル、ピリジニル、チアゾリル、ピリドニル、2− オキソピペリジニル、インドリル、キノリニル、イソキノリニル、及びチエニル から選択される複素環、 c)アリール、 d)C1−C20アルキル(但し、0〜4個の炭素原子が、O、S及びNから選択 されるヘテロ原子で置き換えられている)、及び e)C2−C20アルケニル から選択されるが、但し、A1がS(O)mであるとき、Vは水素ではなく、A1 が結合であり、nが0であり且つA2がS(O)mであるとき、Vは水素ではない ; Wは、ピロリジニル、ピリジニル、チアゾリル、ピリドニル、2−オキソピペ リジニル、インドリル、キノリニル、又はイソキノリニルから選択される複素環 である; mは0、1又は2; nは0、1、2、3又は4; pは0、1、2、3又は4; rは0〜5であるが、但しVが水素のとき、rは0である;及び tは1である] によって表される化合物又は医薬として許容できるその塩である。 本発明のより好適な実施態様では、ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害 剤は、式Ic[式中、 R1bは独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、シクロアルキル、R8O−、−N(R8)2、又はC2−C6 アルケニル、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、シクロアルキル、ア ルケニル、R8O−もしくは−N(R8)2で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R2は独立に水素又はC1−C6アルキルから選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、(R9)OC(O)NR8 −、C1−C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール、及び置換もしくは非 置換の複素環から選択される; R5は、 a)水素、及び b)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S( O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、 (R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O)NR8−から選択される基で 置換されたC1−C6アルキルから選択される; R6は独立に、 a)水素、 b)C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アル キニル、C1−C6ペルフルオロアルキル、F、Cl、R8O−、R8C(O)NR8 −、CN、NO2、(R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O )−、−N(R8)2、又はR9OC(O)NR8−、及び c)C1−C6ペルフルオロアルキル、R8O−、R8C(O)NR8−、(R8)2 N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2又はR9O C(O)NR8−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; mは0、1又は2; pは0、1、2、3又は4である] によって表される化合物又は医薬として許容できるその塩である。 本発明の第2のより好適な実施態様では、ファルネシル−タンパク質転移酵素 の阻害剤は、式Id [式中、 R1bは独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、シクロアルキル、R8O−、−N(R8)2、又はC2−C6 アルケニル、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、シクロアルキル、ア ルケニル、R8O−もしくは−N(R8)2で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R2は独立に水素又はC1−C6アルキルから選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8) OC(O)−、N3、CN、(R9)OC(O)NR8−、C1−C20アルキル、置 換もしくは非置換のアリール、及び置換もしくは非置換の複素環から選択される ; R5は、 a)水素、及び b)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S( O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、 (R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O)NR8−から選択される基で 置換されたC1−C6アルキルから選択される; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; mは0、1又は2;及び pは0、1、2、3又は4である] によって表される化合物又は医薬として許容できるその塩である。 本発明の化合物の特別の例は、N−(3−クロロフェニル)−O−[1−(4 −シアノベンジル)−5−イミダゾリルメチル]カルバメート塩酸塩(1) N−(3−クロロフェニル)−N−(n−ペンチル)−O−[1−(4−シア ノベンジル)−5−イミダゾリルメチル]カルバメート塩酸塩(6) 又は医薬として許容できるそれらの塩である。 本発明の化合物は、不斉中心を有しえ、ラセミ化合物、ラセミ混合物、及び個 々のジアステレオマーとしてとして存在しえるが、光学異性体を含む可能な全て の異性体は本発明に包含される。 本明細書で使用する“アルキル”は特定数の炭素原子を有する分岐鎖及び直鎖 の飽和脂肪族炭化水素基を含むように意図している;“アルコキシ”は酸素を介 して結合した指示数の炭素原子を有するアルキル基を表す。本明細書で使用する “ハロゲン”又は“ハロ”はフルオロ、クロロ、ブロモ及びヨードを意味する。 本明細書で使用する“アリール”は、各環において最大7員の安定な単環又は 二環の炭素環(少なくとも一つの環が芳香族である)を意味するように意図して いる。このようなアリール基の例には、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフ チル、インダニル、ビフェニル、フェナントリル、アントリル、又はアセナフチ ルが含まれる。 本明細書で使用する複素環(heterocycle又はheterocyclic)という用語は、安 定な5〜7員の単環又は安定な8〜11員の二環 の複素環であって、飽和又は不飽和であり、炭素原子及びN、O、Sからなる群 から選択される1〜4個のヘテロ原子からなる複素環であり、上記複素環がベン ゼン環に融合している二環基を含む複素環を表す。複素環は、安定な構造ができ る任意のヘテロ原子又は炭素原子に結合してもよい。このような複素環基の例に は以下のものが含まれるが、それらに限定されない。アゼピニル、ベンズイミダ ゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾフラザニル、ベンゾピラニル、ベンゾ チオピラニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンズオキ サゾリル、クロマニル、シノリニル、ジヒドロベンゾフリル、ジヒドロベンゾチ エニル、ジヒドロベンゾチオピラニル、ジヒドロベンゾチオピラニルスルホン、 フリル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、インドリニル、イ ンドリル、イソクロマニル、イソインドリニル、イソキノリニル、イソチアゾリ ジニル、イソチアゾリル、イソチアゾリジニル、モルホリニル、ナフチリジニル 、オキサジアゾリル、2−オキソアゼビニル、2−オキソピペラジニル、2−オ キソピペルジニル、2−オキソピロリジニル、ピペリジル、ピペラジニル、ピリ ジル、ピラジニル、ピラゾリジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、 ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニル、キノキサ リニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノ リニル、チアモルホリニル、チアモルホリニル、スルホキシド、チアゾリル、チ アゾリニル、チエノフリル、チエノチエニル、及びチエニル。 本明細書で使用する“ヘテロアリール”は、各環が最大7個のメンバーからな る安定な単環又は二環の炭素環であって、少なくとも一つの環は芳香族であり、 1〜4個の炭素原子が、N、O、Sからなる群から選択されるヘテロ原子に置き 換えられていることを特徴とする該単環又は二環の炭素環を意味するものとする 。このような複素環基の例には、ベンズイミダゾリル、ベンズイソオキサゾリル 、ベンゾフラニル、ベンゾピラニル、ベンゾチオピラニル、ベンゾフリル、ベン ゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、クロマニル、シノリニル 、ジヒドロベンゾフリル、ジヒドロベンゾチエニル、ジヒドロベンゾチオピラニ ル、ジヒドロベンゾチオピラニルスルホン、フリル、イミダゾリル、インドリニ ル、インドリル、イソクロマニル、イソインドリニル、イソキノリニル、イソチ アゾリル、ナフチリジニル、オキサジアゾリル、ピリジル、ピラジニル、 ピラゾリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピロリル、キナゾリニル、キノリニ ル、キノキサリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、 チアゾリル、チエノフリル、チエノチエニル、及びチエニルなどがあるが、それ らに限定されない。 本明細書で使用する“置換されたアリール”、“置換された複素環”、及び“ 置換されたシクロアルキル”という用語は、F、Cl、Br、CF3、NH2、N (C1−C6アルキル)2、NO2、CN、(C1−C6アルキル)O−、−OH、( C1-C6アルキル)S(O)m−、(C1−C6アルキル)C(O)NH−、H2N −C(NH)−、(C1−C6アルキル)C(O)−、(C1−C6アルキル)OC (O)−、N3、(C1−C6アルキル)OC(O)NH−、及びC1−C20アルキ ルを含むが、それらに限定されない基から選択される1〜2個の置換基で置換さ れた環状基を含むものとする。 環系に置換基から(R3、R4などからのような)ひかれた線は、示された結合 が、置換されうる環の炭素原子の任意のものに結合できることを示す。 好ましくは、R1a及びR1bは独立に、水素、−N(R8)2、 R8C(O)NR8−から選択されるか、あるいは非置換のC1−C6アルキル、又 は−N(R8)2、R8O−もしくはR8C(O)NR8−によって置換されたC1− C6アルキルから選択される。 好ましくは、R2は独立に水素及びC1−C6アルキルから選択される。 好ましくは、R3及びR4は独立に、水素、ペルフルオロアルキル、F、Cl、 Br、R8O−、R9S(O)m−、CN、NO2、R8 2N−C(NR8)−、R8C (O)−、R8OC(O)−、N3、−N(R8)2、R9OC(O)NR8−、及び C1−C6アルキルから選択される。 好ましくは、R5は、水素であるか、あるいは水素、R9S(O)m−、CF3− 又は非置換のもしくは置換されたアリール基で置換されたC1−C6アルキルであ る。 好ましくは、R6は、水素、ペルフルオロアルキル、F、Cl、Br、R8O− 、R9S(O)m−、CN、NO2、R8 2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8 OC(O)−、N3、−N(R8)2、R9OC(O)NR8−、及びC1−C6アル キルから選択される。 好ましくは、R7は水素又はメチルである。 好ましくは、R7aは水素である。 好ましくは、R8は、H、C1−C6アルキル及びベンジルから選択される。 好ましくは、A1及びA2は独立に、結合、−C(O)NR8−、−NR8C(O )−、O、−N(R8)−、−S(O)2N(R8)−及び−N(R8)S(O)2 −から選択される。 好ましくは、Vは、水素、複素環、及びアリールから選択される。 好ましくは、Yは、フェニル、ピリジル、フリル、及びチエニルから選択され る。最適には、Yはフェニルである。 好ましくは、n及びrは独立に0、1又は2である。 好ましくは、pは1、2又は3である。 好ましくは、tは1である。 本発明の化合物の医薬的に許容できる塩には、例えば非毒性の無機酸又は有機 酸から形成される本発明の化合物の通常の非毒性塩がある。例えば、このような 通常の非毒性塩には、塩酸、臭化水素酸、硫酸、スルファミン酸、リン酸、硝酸 などの無機酸から得られる塩:及び酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリ コール酸、ステアリン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸 、パモ酸(pamoic)、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グル タミン酸、安息香酸、サリチル酸、スルファニル酸、2−アセトキシ安息香酸、 フマル酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、シュ ウ酸、イセチオン酸、トリフルオロ酢酸などの有機酸から製造される塩がある。 一つの分子内の特定の位置における置換基又は可変部分(例えば、R1a、nな ど)の定義は、その分子内の他のところの定義からは独立しているものとする。 即ち、−N(R8)2は、−NHH、−NHCH3、−NHC2H5などを表す。本 発明の化合物上の置換基及び置換パターンは、当業者が選択でき、容易に入手で きる出発物質から、当業界公知の技術、及び下記の方法によって、化学的に安定 で、容易に合成できる化合物を得ることができる。 本発明の化合物の医薬的に許容できる塩は、塩基性部分を含む本発明の化合物 から通常の化学的方法により合成されることができる。一般的には、塩は、イオ ン交換クロマトグラフィーによって、あるいは適切な溶媒中、又は溶媒の適切な 種々な組 合せ物中で、遊離塩基を所望の塩を形成する無機酸又は有機酸の化学量論的量又 は過剰量と反応させることによって製造する。 本発明の化合物を製造するために使用される反応は、スキーム1〜12に記載 の反応、並びに文献で公知であるか、又は本明細書の実験方法で例示した、エス テル加水分解、保護基の切断などの他の標準的操作を用いて行う。スキームに示 す置換基R’及びR’CH2−は、合成する本発明の化合物により、置換基R8、 R9及び他のものを表す。 これらの反応を直線的順番で用いて本発明の化合物を得ることができ、又はフ ラグメントを合成するためにこれらの反応を用い、次に、スキームで記載したア ルキル化反応によってフラグメントを結合しうる。スキーム1−13の要約 必要な中間体はいくつかの場合では市販されており、又は大部分、文献の方法 により製造できる。スキーム1は、本発明の好適実施態様の一つの合成を示す。 ここで、変化しうる基Wは、適切に置換されたベンジル基で置換されたイミダゾ リル部分として存在する。置換されている、保護されたイミダゾールアルカノー ル II は、F.Schneider,Z.Physiol.Chem.,3:206- 210(1961);C.P.Stewart,Biochem.Journal,17:130−133(1923)によって記載 の方法のような当業界公知の方法で製造できる。イミダゾールアルカノールのベ ンジル化及び脱保護により、中間体IIIを得、それを適切に置換されたイソシア ネートVIと反応させて、本化合物Vを得ることができる。化合物Vは更に、図示 したような標準的条件下N−アルキル化することができて、本化合物VIを得るこ とができる。 スキーム2−5は、変化しうる基Wがピリジル部分として存在することを特徴 とする本発明の化合物の合成に有用な適切に置換されたアルカノールの合成を示 す。変化しうる基Wとして他の複素環部分を導入されたアルカノールの製造の同 様な合成戦略も当業界では周知である。 スキーム6に示すように、イソシアネートIVは、VIIのような種々の他のアル カノールと反応できる。生成物VIIIを脱保護して、化合物IXを得ることができる 。生成物IXは、例えば、特に、トリフルオロ酢酸塩、塩酸塩又は酢酸塩の塩形態 で単離する。生成物ジアミンIXは更に選択的に保護化され、Xを得ることができ る。次に、XIのような第2のアルデヒドにより還元的にアルキル化され、XIIを 得ることができる。保護基の除去及びジヒドロイミダゾールXIVのような環状生 成物への変換は、 文献に記載の方法で行うことができる。 スキーム7に示すように、ビス−保護化アルデヒドXVは適切なグリニャール試 薬と反応させて、第2級アルコールXVIを得ることができる。次の保護化及び還 元的脱保護化により、第1級アルコールXVIIを得る。次に、このアルコールをイ ソシアネートIVと反応させて、カルバメートXVIIIを得ることができる。次に、 保護基の除去により、化合物XIXを得る。更に、十分に脱保護化されたアミノア ルコールXXは、種々のアルデヒドにより還元的アルキル化され(上記条件下)、 XXIのような第2級アミン(スキーム8)又は第3級アミンを得ることかできる 。 Boc保護アミノアルコールXVIIbを用いても、XXIIのような2−アジリジニ ルメチルカルバメートを合成できる(スキーム9)。ジメチルホルムアミドのよ うな溶媒中で、XVIIを、1,1’−スルホニルジイミダゾール及び水素化ナトリ ウムで処理すると、アジリジンXXIIが生成する。塩基の存在下、チオールのよう な求核試薬の存在下、アジリジンを反応させて、開環生成物 XXIIIを得る。 更に、イソシアネートIVは、標準的方法により、O−アルキル化チロシンのよ うなアミノ酸由来のアルデヒドと反応させて、XXVIIIのような化合物を得ること ができる。R’がアリール基 である場合、XXVIIIは最初に水素化され、フェノールの遮蔽を除去でき、アミン 基は酸で脱保護化され、XXIXを得ることができる。あるいは、XXVIIIのアミン保 護基は除去でき、XXXのようなO−アルキル化フェノール性アミンを製造できる 。 スキーム11−13は、A3カルバメート部分の向きが、スキーム1−10の 化合物と逆の本発明の化合物の製造を示す。即ち、スキーム11に示すように、 アルカノールIIIはアジドを経て対応するアミンXXXIに変換できる。あるいは、 保護されたヒスタミンXXXIIのような適切に置換された保護化アミンが利用でき る場合には、その試薬の環をアルキル化し、中間体アミンXXXIIIを得ることがで きる。 スキーム12に示すように、中間体XXXIのようなアミンは、化合物XXXIVのよ うな適切に置換されたクロロホルメートと反応させて、化合物XXXVを得ることが できる。XXXVのカルバメート窒素は次に、スキーム1で上記のようにアルキル化 されることができる。 化合物XXXVの別の合成をスキーム13に示す。そこでは、イソシアネートXXXV IIを最初に生成させ、次に、XXXVIIIのような適切に置換されたフェノールで処 理する。スキーム1 スキーム1(続き) スキーム2 スキーム3 スキーム4 スキーム5 スキーム6 スキーム6(続き) スキーム7 スキーム8 スキーム9 スキーム10 スキーム10(続き) スキーム11 スキーム12 スキーム13 本化合物は、哺乳動物用、特にヒト用の医薬として有用である。これらの化合 物は、癌治療に使用するために、患者に投与できる。本発明の化合物で治療でき る癌の型の例には、結腸直腸癌、膵外分泌腺癌、骨髄性白血病、及び神経系腫瘍 があるが、それらに限定されない。このような腫瘍は、ras遺伝子それ自身の 変異、Ras生成を制御できるタンパク質の変異(即ち、神経線維腫(NF−1 )、neu、scr、abl、lck、fyn)、又は他の機構により起りうる 。 本発明の化合物は、ファルネシル−タンパク質転移酵素及び癌遺伝子タンパク 質Rasのファルネシル化を阻害する。本化合物はまた、腫瘍血管新生も阻害し 、腫瘍成長に影響しうる(J.Rak ら,Cancer Research,55:4575-4580(1995)) 。本化合物のこのような抗血管新生という性質は、網膜血管新生関連失明のある 種の型の治療にも有用でありうる。 本発明の化合物はまた、Rasタンパク質が、他の遺伝子の発癌的変異の結果 (即ち、Ras遺伝子それ自体は、発癌形態への変異によって活性化されない) として異常に活性化されることを特徴とする他の増殖性疾患(良性も悪性も両方 含めて)の阻害にも有用であり、該阻害は、このような治療の必要な哺 乳動物に有効量の本発明の化合物の投与によって行う。例えば、NF−1の一症 状は良性増殖性疾患である。 本発明の化合物は、ある種のウイルス感染の治療、特に肝炎デルタウイルス及 び関連ウイルスの治療にも有用でありうる(J.S.Glenn ら,Science,256:1331- 1333(1992))。 本発明の化合物は、新生内膜形成阻害による、経皮的管腔冠血管形成後の再発 狭窄症の予防にも有用である。 本化合物は、多発性嚢胞腎疾患の治療と予防にも有用である( D.L.Schaffner ら ,American Journal of Pathology,142:1051-1060(1993) ;B.Cowley ,Jr ら,FASEB Journal,2:A3160(1988))。 本発明の化合物は、哺乳動物、特にヒトに投与でき、単独か、又は好ましくは 、標準的製薬実務に従い、医薬製剤として医薬的に許容できる担体又は希釈剤、 必要によりミョウバンなどの公知のアジュバントと組合せて投与できる。該化合 物は、経口、又は静脈内、筋肉内、腹腔内、皮下、直腸、局所経路投与を含む非 経口で投与できる。 本発明の化学療法化合物の経口での使用の場合、選択された化合物を、例えば 錠剤もしくはカプセルの形態で、又は水溶液 もしくは水性懸濁液として投与できる。経口使用用の錠剤の場合、通常使用され る担体には乳糖及びコーンスターチがあり、ステアリン酸マグネシウムなどの潤 滑剤が通常使用される。カプセル形態における経口投与の場合、有用な希釈剤に は、乳糖及び乾燥コーンスターチがある。水性懸濁液が経口投与用に必要の場合 、活性成分を乳化剤及び懸濁剤と組合せる。所望ならば、ある特定の甘味料及び /又はフレーバー剤を加えることができる。筋肉内、腹腔内、皮下、静脈内での 使用の場合、通常活性成分の滅菌液を製造するが、溶液のpHを適切に調整し、 緩衝化すべきである。静脈内使用の場合、溶質の合計濃度を、製剤を等張にする ために制御すべきである。 本発明はまた、治療上有効量の本発明の化合物を医薬的に許容できる担体又は 希釈剤と共に、又はそれ無しで投与することを含む癌の治療に有用な医薬製剤を も包含する。本発明の適切な製剤は、本発明の化合物と薬理的に許容できる担体 、例えばあるpHレベル(例えば7.4)の生理食塩水を含む水溶液を包含する 。 本発明の化合物をヒト患者に投与する場合、一日の投与量は通常は、主治医に より決定されるが、その投与量は一般的に年 齢、体重、個々の患者の反応及び患者の症状のひどさによって変わる。 一つの典型的な適用においては、適切な量の化合物が、癌の治療を受ける哺乳 動物に投与される。1日当り約0.1〜約60mg/体重kg、好ましくは0. 5〜約40mg/体重kgが投与される。 本発明の化合物は、組成物中のファルネシル−タンパク質転移酵素(FPTa se)の存在と量の迅速測定のアッセイにおける成分としても有用である。即ち 、試験する組成物を分割し、2個の部分を、FPTaseの公知の基質(例えば 、アミン末端にシステインを有するテトラペプチド)及びファルネシルピロリン 酸、及び混合物の一つには本発明の化合物を含む混合液と接触させることができ る。アッセイ混合物を、FPTaseが基質をファルネシル化するのに十分な時 間(当業者周知)インキュベートした後、アッセイ混合液の化学的内容を、周知 の免疫学的、放射化学的、又はクロマトグラフィー技術で決定できうる。本発明 の化合物は、FPTaseの選択的阻害剤であるので、本化合物を含むアッセイ 中の変化しない基質の存在に対し、本発明の化合物を含まないアッセイ混合液中 の基質の存 在しないこと又は基質量の定量的減少は、試験組成物中のFPTaseの存在を 示す。 上記のようなアッセイは、ファルネシル−タンパク質転移酵素を含む組織サン プルの同定と該酵素の定量に有用であることは、当業者に自明であろう。即ち、 本発明の強力な阻害化合物は、サンプル中の酵素量の測定のために、活性部位滴 定アッセイで使用できる。未知量のファルネシル−タンパク質転移酵素、過剰量 のFPTaseの既知基質(例えば、アミン末端にシステインを有するテトラペ プチド)及びファルネシルピロリン酸を含む組織抽出液のアリコートからなる一 連のサンプルを、種々の濃度の本発明の化合物の存在下、適切な時間インキュベ ートする。サンプルの酵素活性を50%阻害するのに必要な十分に強力な阻害剤 (即ち、アッセイ容器中で酵素濃度よりかなり小さいKiを有する化合物)の濃 度は、その特定のサンプル中の酵素濃度の半分にほぼ等しい。 実施例 本発明のなおいっそうの理解の助けとなるように、実施例を記載する。使用す る特定の物質、種類及び条件は本発明を更に例証するものであって、本発明の妥 当な範囲を制限するもので はない。HPLCによる精製は、40×100mm Waters 100Å)を用いて行った。グラジエント溶出では、水中0.1%トリフルオロ 酢酸(溶媒A)とアセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸(溶媒B)を用い た。トリフルオロ酢酸塩の水溶 200メッシュ,Cl−型)に通して、塩化物塩を得た。下記の実施例1−23 及び27の各々の場合に、HPLCによる精製を行った。 実施例1 N−3−クロロフェニル)−O−「1−(4−シアノベンジル)−5−イミダゾ リルメチル]カルバメート塩酸塩(1)工程1:1−トリフェニルメチル−4− (ヒドロキシメチルイミダゾール(2)の製造 室温の乾燥DMF250mL中の4−(ヒドロキシメチル)イミダゾール塩酸 塩(35g)の溶液に、トリエチルアミン(90.6mL)を加えた。白色固体 が溶液から沈殿した。DMF500mL中のクロロトリフェニルメタン(76. 1g)を滴下添加した。反応混合液を20時間攪拌し、氷上に注ぎ、 濾過し、氷水で洗浄した。得られた生成物を冷ジオキサンでスラリー状にし、濾 過し、真空乾燥して、白色固体として2を得たが、それは次工程での使用のため に十分に純粋であった。工程2:1−トリフェニルメチル−4−(アセトキシメチルミダゾール(3)の 製造 アルコール2(上記製造)を、ピリジン500mLに懸濁した。無水酢酸(7 4mL)を滴下添加し、反応液を48時間攪拌したが、その間に反応液は均一に なった。溶液をEtOAc2Lに注ぎ、水(3×1L)、5%HCl水溶液(2 ×1L)、飽和NaHCO3水溶液、ブラインで洗浄し、次に乾燥し(Na2SO4 )、濾過し、真空濃縮し、粗生成物を得た。アセテート3を白色粉末(85. 8g)として単離したが、それは次工程での使用のために十分に純粋であった。工程3:1−(4−シアノベンジル)−5−(アセトキシメチル)イミダゾール 臭化水素酸塩(4)の製造 EtOAc500mL中の3(85.8g)とα−ブロモ−p−トルニトリル (50.1g)の溶液を、60℃で20時間攪拌したが、その間に淡黄色沈殿が 生成した。反応液を室温に冷却し、濾過し、固体のイミダゾリウム臭化物塩を得 た。濾液 を容量200mLに真空濃縮し、60℃で2時間再加熱し、室温に冷却し、再度 濾過した。濾液を容量100mLに真空濃縮し、60℃で更に2時間再加熱し、 室温に冷却し、真空濃縮し、淡黄色固体を得た。固体物質の全てを一緒にし、メ タノール500mLに溶解し、60℃に温めた。2時間後、溶液を再度真空濃縮 し、白色固体を得、それをヘキサンで摩砕し、可溶性物質を除去した。残りの溶 媒を真空除去して、標記生成物臭化水素酸塩を白色固体(50.4g,HPLC によると純度89%)として得たが、それを、更に精製せずに次工程で使用した 。工程4:1−(4−シアノベンジル)−5−(ヒドロキシメチル)イミダゾール (5)の製造 0℃のTHF/水(3:1)1.5L中のアセテート4(50.4g)の溶液 に、水酸化リチウム一水和物(18.9g)を加えた。1時間後、反応液を真空 濃縮し、EtOAc(3L)で希釈し、水、飽和NaHCO3水溶液、ブライン で洗浄した。次に、溶液を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、真空濃縮し、粗生成 物(26.2g)を淡黄色のふんわりした固体として得たが、それは、更なる精 製をせずに、次工程での使用のた めに十分純粋であった。工程5:N−(3−クロロフェニル)−O−[1−(4−シアノベンジル)−5 −イミダゾリルメチル]カルバメート塩酸塩(1)の製造 0℃のTHF3mLとDMF0.5mL中のアルコール5(105mg)の溶 液に、NaH(25mg,鉱物油中に60%分散)を加えた。10分後、3−ク ロロフェニルイソシアネート(0.060mL)を滴下添加し、冷却浴を取外し た。30分後、反応液をEtOAc/ヘキサン(2:1)及び水に注ぎ、飽和N aHCO3水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾過し、真空濃 縮し、粗カルバメート1を得た。この物質の一部(30mg)をシリカゲルクロ マトグラフィー(2−5%MeOH/CH2Cl2)で精製し、CH2Cl2に取り 、1M HCl/エーテル溶液で処理し、真空濃縮した。生成物の塩酸塩1(2 5mg)を白色固体として単離した。FABマススペクトルm/e367(M+ 1)。 C19H15ClN4O2・1.20HClとして計算した分析値C,55.59;H ,3.98;N,13.65;実測値C,55.63;H,3.96;N,13 .43。実施例2 N−(3−クロロフェニル)−N−(n−ペンチル)−O−「1−(4−シアノ ベンジル)−5−イミダゾリルメチル]カルバメート塩酸塩(6) 0℃の乾燥DMF1.5mL中のカルバメート1(上記で製造した粗生成物の 一部67.4mg)の溶液に、NaH(12mg,鉱物油中に60%分散)、次 にヨウ化テトラブチルアンモニウム(73mg)を加えた。15分後、臭化n− ペンチル(0.050mL)を滴下添加した。反応液を0℃で2時間攪拌し、次 に室温で4時間攪拌した。溶液をEtoAc/ヘキサン(2:1)及び水に注ぎ 、飽和NaHCO3水溶液、2N Na2S2O4、ブラインで洗浄し、乾燥し(N a2SO4)、濾過し、真空濃縮した。粗物質をシリカゲルクロマトグラフィー( 2−5%MeOH/CH2Cl2)で精製し、CH2Cl2に取り、1M HCl/ エーテル溶液で処理し、真空濃縮した。生成物の塩酸塩6(25mg)を黄色固 体として単離した。 FABマススペクトルm/e437(M+1)。 C24H25ClN4O2・1.00HCl・1.00H2Oとして計算した分析値C ,58.66;H,5.74;N,11. 40;実測値C,58.58;H,5.98;N,11.88。 実施例3 Rasファルネシル転移酵素のインビトロ阻害 ファルネシル−タンパク質転移酵素のアッセイ。部分精製ウシFPTase及 びRasペプチド(Ras−CVLS,Ras−CVIM及びRas−CAIL )をそれぞれ、Schaber ら、J.Biol.Chem.265,14701-14704(1990);Pompliano ら,Biochemistry31:3800(1992);及びGibbs ら、PNAS USA 86,6630-6634(1989) によって記載されたように調製した。ウシFPTaseを、100mM N−( 2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−N′−(2−エタンスルホン酸)(HEP ES),pH7.4、5mM MgCl2、5mMジチオトレイトール(DTT )、100mM[3H]−ファルネシル二リン酸([3H]−FPP;740CB q/mmol,New England Nuclear)、650nM Ras−CVLS及び1 0μg/mL FPTaseを含む容量100μL中で、31℃、60分間アッ セイした。反応をFPTaseで開始させ、エタノール中の1.0M HCl 1mLで停止させた。沈殿物を、TomTec Mach II 細胞回収器を用いてフィルタ ー−マット上に回収し、100%エタノールで洗浄し、乾 燥し、LKB β−プレートカウンターで計測した。アッセイは、両方の基質、 FPTaseレベル及び時間に関し直線的であった。[3H]−FPPの10% 未満が反応時間中利用された。精製化合物を100%ジメチルスルホキシド(D MSO)に溶解し、アッセイ溶液中に20倍希釈した。試験化合物の存在下での 放射活性の取込み量を、試験化合物の非存在下での取込み量と比較して、%阻害 を測定する。 ヒトFPTaseは、Omer ら,Biochemistry 32:5167-5176(1993)に記載のよ うに調製した。ヒトFPTase活性は、0.1%(w/v)ポリエチレングリ コール20,000、10μM ZnCl2及び100nM Ras−CVIM を反応混合液に加えたということを除いて、上記のようにアッセイした。反応を 30分間行い、エタノール中30%(v/v)トリクロロ酢酸(TCA)100 μLで停止させ、ウシの酵素の場合での上記のように処理した。 実施例1及び2に記載の本発明の化合物を、上記アッセイによって、ヒトFP Taseに対する阻害活性について試験し、30μM末満のIC50を有すること が知見された。実施例4 インビボrasファルネシル化アッセイ 本アッセイで使用した細胞系は、ウイルスHa−ras p21を発現する、 Rat1細胞又はNIH3T3細胞由来のv−ras系である。アッセイは、本 質的にDeClue,J.E.ら,Cancer Research 51:712-717(1991)に記載のように行う 。10cmディッシュ中50−75%密集度の細胞を、試験化合物(溶媒、即ち メタノール又はジメチルスルホキシドの最終濃度は0.1%)で処理する。37 ℃で4時間後、10%レギュラーDMEM、2%ウシ胎児血清及び400mCi [35S]メチオニン(1000Ci/mmol)を補充したメチオニン非含有D MEM 3mL中で細胞を標識する。更に20時間後、溶解緩衝液(1%NP4 0/20mM HEPES,pH7.5/5mM MgCl2/1mM DTT /10mg/mLアプロチネン/2mg/mLロイペプチン/2mg/mLアン チパイン/0.5mM PMSF)1mL中で細胞を溶解し、溶解液を100, 000×g、45分間の遠心で清澄化する。等しい数の酸沈殿カウントを含む溶 解液のアリコートを、IP緩衝液(DTTを欠く溶解緩衝液)で1mLにし、r as−特異的モノクローナル 抗体Y13−259(Furth,M.E.ら,J.Virol.43:294-304(1982))で免疫沈殿 させる。4℃で2時間の抗体インキュベーション後、ウサギ抗ラットIgGで被 覆したプロテインA−セファロースの25%懸濁液200mLを45分間加える 。免疫沈殿物を、IP緩衝液(20nM HEPES,pH7.5/1mM E DTA/1%Triton X−100,0.5%デオキシコレート/0.1% SDS/0.1M NaCl)で4回洗浄し、SDS−PAGEサンプル緩衝液 中で煮沸し、13%アクリルアミドゲルにかける。色素前線が底に到達したとき に、ゲルを固定し、Enlighteningで濯ぎ、乾燥し、オートラジオグラフィーを行 う。ファルネシル化及び非ファルネシル化rasタンパク質に対応するバンドの 強度を比較し、タンパク質へのファルネシル転移の%阻害を決定する。 実施例5 インビボ成長阻害アッセイ FPTase阻害の生物的結果を決定するために、v−ras、v−raf、 又はv−mos癌遺伝子で形質転換されたRat1細胞の足場−非依存性成長に 対する本発明の化合物の効果を試験する。Rasで誘導される細胞形質転換につ いての本 化合物の特異性を評価するための解析に、v−Raf及びv−Mosで形質転換 された細胞を含めることができる。 v−ras、v−raf、又はv−mosで形質転換されたRat1細胞を、 底のアガロース層(0.6%)上の培地A(10%ウシ胎児血清を添加したダル ベッコ改変イーグル培地)中の0.3%トップアガロース層に、密度1×104 細胞/プレート(直径35mm)で播く。両層は、0.1%メタノール又は適当 な濃度の本発明化合物(アッセイで使用する最終濃度の1000倍で、メタノー ルに溶解する)を含む。細胞に、1週間に2度、0.1%メタノール又は当該濃 度の本発明化合物を含む培地A0.5mLを供給する。培養液を播いた16日後 に、光学顕微鏡写真をとり、比較する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CU,CZ, EE,GE,HU,IL,IS,JP,KG,KR,K Z,LC,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK ,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG, SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,US,U Z,VN (72)発明者 ハートマン,ジヨージ・デイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ・イースト・リンカー ン・アベニユー・126

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式I [式中、 R1a、R1b及びR2は独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、C3−C10シクロアルキル、C2−C6アルケニル、C2− C6アルキニル、R8O−、R9S(O)m−、R8C(O)NR8−、CN、NO2 、(R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、N3、−N( R8)2、又はR9OC(O)NR8−、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、C3−C10シクロア ルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、R8O−、R9S(O)m− 、R8C(O)NR8−、CN)(R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8 OC (O)−、N3、−N(R8)2もしくはR9OC(O)NR8−で置換されたC1− C6アルキル から選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、CF3(CH2)nO−、( R9)OC(O)NR8−、C1−C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール 、及び置換もしくは非置換の複素環 から選択される; R5は、 a)水素、 b)非置換の、又は置換されたアリール、 c)非置換の、又は置換された複素環、 d)非置換の、又は置換されたC3−C10シクロアルキル、及び e)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N (R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O) NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3 、CN(R9)OC(O)NR8−から選択される基で置換されたC1−C6アルキ ル から選択される; R6は独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、C3−C10シクロアルキル、C2−C6アルケニル、C2− C6アルキニル、ペルフルオロアルキル、FNCl、Br、R8O−、R9S(O )m−、R8C(O)NR8−、CN、NO2、(R8)2N−C(NR8)−、R8C (O)−、R8OC(O)−、N3、−N(R8)2、又はR9OC(O)NR8−、 及び c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、C3−C10シクロア ルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、ペルフルオロアルキル、F 、Cl、Br、R8O−、R9S(O)m−、R8C(O)NH−、CN、H2N− C(NH)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、N3、−N(R8)2もしくは R8OC(O)NH−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R7は、 a)水素、 b)C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、ペルフルオロアルキル、F、C l、Br、R8O−、R9S(O)m−、R8C(O)NR8−、CN、NO2、(R8 )2N−C−(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、N3、−N(R8 )2、又はR9OC(O)NR8−、及び c)非置換のC1−C6アルキル、又は、ペルフルオロアルキル、F、Cl、Br 、R8O−、R9S(O)m−、R8C(O)NR8−、CN、(R8)2N−C(N R8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、N3、−N(R8)2もしくはR9O C(O)NR8−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A1及びA2は独立に、結合、−CH=CH−、−C≡C−、 −C(O)−、−C(O)NR8−、−NR8C(O)−、O、−N(R8)−、 −S(O)2N(R8)−、−N(R8)S(O)2 −又はS(O)mから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; Vは、 a)水素、 b)複素環、 c)アリール、 d)C1−C20アルキル(但し、0〜4個の炭素原子が、O、S及びNから選択 されるヘテロ原子で置き換えられている)、 及び e)C2−C20アルケニル から選択されるが、但し、A1がS(O)mであるとき、Vは水素ではなく、A1 が結合であり、nが0であり且つA2がS(O)mであるとき、Vは水素ではない ; Wは複素環である; Yはアリール又はヘテロアリールである; mは0、1又は2; nは0、1、2、3又は4; pは0、1、2、3又は4; rは0〜5であるが、但しVが水素のとき、rは0である; 及び tは0又は1] を有するファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害化合物又はその光学異性体も しくは医薬として許容できる塩。 2. 式Ia [式中、 R1a及びR2は独立に、水素又はC1−C6アルキルから選択される; R1bは独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、シクロアルキル、R8O−、−N(R8)2、又はC2−C6 アルケニル、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、シクロアルキル、ア ルケニル、R8O−もしくは−N(R8)2で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、(R9)OC(O)NR8 −、C1−C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール、及び置換もしくは非 置換の複素環 から選択される; R5は、 a)水素、及び b)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S(O )m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、( R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O) NR8−から選択される基で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R6は独立に、 a)水素、 b)C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ペ ルフルオロアルキル、F、Cl、R8O−、R8C(O)NR8−、CN、NO2、 (R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2 、又はR9OC(O)NR8−、及び c)C1−C6ペルフルオロアルキル、R8O−、R8C(O)NR8−、(R8)2 N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2又はR9O C(O)NR8−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R7aは水素又はメチルである; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A1及びA2は独立に、結合、−CH=CH−、−C≡C−、−C(O)−、− C(O)NR8−、O、−N(R8)−、又はS(O)mから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; Vは、 a)水素、 b)ピロリジニル、イミダゾリル、ピリジニル、チアゾリル、ピリドニル、2− オキソピペリジニル、インドリル、キノリニル、イソキノリニル、及びチエニル から選択される複素環、 c)アリール、 d)C1−C20アルキル(但し、0〜4個の炭素原子が、O、S及びNから選択 されるヘテロ原子で置き換えられている)、及び e)C2−C20アルケニル から選択されるが、但し、A1がS(O)mであるとき、Vは水素ではなく、A1 が結合であり、nが0であり且つA2がS(O)mであるとき、Vは水素ではない ; mは0、1又は2; nは0、1、2、3又は4; pは0、1、2、3又は4;及び rは0〜5であるが、但しVが水素のとき、rは0である] を有するファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害化合物又はその光学異性体も しくは医薬として許容できる塩。 3. 式Ib [式中、 R1a及びR2は独立に、水素又はC1−C6アルキルから選択される; R1bは独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、シクロアルキル、R8O−、−N(R8)2、又はC2−C6 アルケニル、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、シクロアルキル、ア ルケニル、R8O−もしくは−N(R8)2 で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、(R9)OC(O)NR8 −、C1−C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール、及び置換もしくは非 置換の複素環 から選択される; R5は、 a)水素、及び b)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S( O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、 (R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O)NR8−から選択される基で 置換されたC1−C6アルキル から選択される; R6は独立に、 a)水素、 b)C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ペ ルフルオロアルキル、F、Cl、R8O−、R8C(O)NR8−、CN、NO2、 (R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2 、又はR9OC(O)NR8−、及び c)C1−C6ペルフルオロアルキル、R8O−、R8C(O)NR8−、(R8)2 N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2又はR9O C(O)NR8−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R7は水素、C1−C6アルキル、R8O−及びN(R8)2から選択される; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A1及びA2は独立に、結合、−CH=CH−、−C≡C−、 −C(O)−、−C(O)NR8−、O、−N(R8)−、又はS(O)mから選 択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; Vは、 a)水素、 b)ピロリジニル、イミダゾリル、ピリジニル、チアゾリル、ピリドニル、2− オキソピペリジニル、インドリル、キノリニル、イソキノリニル、及びチエニル から選択される複素環、 c)アリール、 d)C1−C20アルキル(但し、0〜4個の炭素原子が、O、S及びNから選択 されるヘテロ原子で置き換えられている)、及び e)C2−C20アルケニル から選択されるが、但し、A1がS(O)mであるとき、Vは水素ではなく、A1 が結合であり、nが0であり且つA2がS(O)mであるとき、Vは水素ではない ; Wは、ピロリジニル、ピリジニル、チアゾリル、ピリドニル、2−オキソピペ リジニル、インドリル、キノリニル、又はイソ キノリニルから選択される複素環である; mは0、1又は2; nは0、1、2、3又は4; pは0、1、2、3又は4; rは0〜5であるが、但しVが水素のとき、rは0である;及び tは1である] を有する請求項1に記載の化合物又はその光学異性体もしくは医薬として許容で きる塩。 4. 式Ic [式中、 R1bは独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、シクロアルキル、R8O−、−N(R8)2、又はC2−C6 アルケニル、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、シクロアルキル、ア ルケニル、R8O−もしくは−N(R8)2で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R2は独立に水素又はC1−C6アルキルから選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、(R9)OC(O)NR8 −、C1−C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール、及び置換もしくは非 置換の複素環から選択される; R5は、 a)水素、及び b)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S( O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、 (R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O) NR8−から選択される基で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R6は独立に、 a)水素、 b)C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ペ ルフルオロアルキル、F、Cl、R8O−、R8C(O)NR8−、CN、NO2、 (R8)2N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2 、又はR9OC(O)NR8−、及び c)C1−C6ペルフルオロアルキル、R8O−、R8C(O)NR8−、(R8)2 N−C(NR8)−、R8C(O)−、R8OC(O)−、−N(R8)2又はR9O C(O)NR8−で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から 選択される; mは0、1又は2;及び pは0、1、2、3又は4である] を有する請求項2に記載の化合物又はその光学異性体もしくは医薬として許容で きる塩。 5. 式Id [式中、 R1bは独立に、 a)水素、 b)アリール、複素環、シクロアルキル、R8O−、−N(R8)2、又はC2−C6 アルケニル、 c)非置換のC1−C6アルキル、又は、アリール、複素環、シクロアルキル、ア ルケニル、R8O−もしくは−N(R8)2で置換されたC1−C6アルキル から選択される; R2は独立に水素又はC1−C6アルキルから選択される; R3及びR4は独立に、F、Cl、Br、N(R8)2、CF3、NO2、(R8) O−、(R9)S(O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、( R8)C(O)−、(R8)OC(O)−、N3、CN、(R9)OC(O)NR8 −、C1−C20アルキル、置換もしくは非置換のアリール、及び置換もしくは非 置換の複素環から選択される; R5は、 a)水素、及び b)水素で置換されたC1−C6アルキル、又は、非置換のもしくは置換されたア リール、非置換のもしくは置換された複素環、非置換のもしくは置換されたC3 −C10シクロアルキル、N(R8)2、CF3、NO2、(R8)O−、(R9)S( O)m−、(R8)C(O)NH−、H2N−C(NH)−、(R8)C(O)−、 (R8)OC(O)−、N3、CN(R9)OC(O)NR8−から選択される基で 置換されたC1−C6アルキルから選択される; R8は独立に、水素、C1−C6アルキル、ベンジル及びアリールから選択され る; R9は独立に、C1−C6アルキル及びアリールから選択される; A3は、−NR5C(O)O−又は−OC(O)NR5−から選択される; mは0、1又は2;及び pは0、1、2、3又は4である] を有する請求項4に記載の化合物又はその光学異性体もしくは医薬として許容で きる塩。 6. N−(3−クロロフェニル)−O−[1−(4−シアノベンジル)−5− イミダゾリルメチル]カルバメート塩酸塩(1) N−(3−クロロフェニル)−N−(n−ペンチル)−O−[1−(4−シア ノベンジル)−5−イミダゾリルメチル]カルバメート塩酸塩(6) から選択されることを特徴とするファルネシル−タンパク質転移酵素を阻害する 化合物又は医薬として許容できるそれらの塩。 7. 医薬担体、及びその中に分散した治療有効量の請求項1に記載の化合物を 含むことを特徴とする医薬組成物。 8. 医薬担体、及びその中に分散した治療有効量の請求項2に記載の化合物を 含むことを特徴とする医薬組成物。 9. 医薬担体、及びその中に分散した治療有効量の請求項3に記載の化合物を 含むことを特徴とする医薬組成物。 10. 医薬担体、及びその中に分散した治療有効量の請求項6に記載の化合物 を含むことを特徴とする医薬組成物。 11. ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害方法であって、その必要のあ る哺乳動物に治療有効量の請求項7に記載の組成物を投与することを特徴とする 該方法。 12. ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害方法であっ て、その必要のある哺乳動物に治療有効量の請求項8に記載の組成物を投与する ことを特徴とする該方法。 13. ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害方法であって、その必要のあ る哺乳動物に治療有効量の請求項9に記載の組成物を投与することを特徴とする 該方法。 14. ファルネシル−タンパク質転移酵素の阻害方法であって、その必要のあ る哺乳動物に治療有効量の請求項10に記載の組成物を投与することを特徴とす る該方法。 15. 癌の治療方法であって、その必要のある哺乳動物に治療有効量の請求項 7に記載の組成物を投与することを特徴とする該方法。 16. 癌の治療方法であって、その必要のある哺乳動物に治療有効量の請求項 8に記載の組成物を投与することを特徴とする該方法。 17. 癌の治療方法であって、その必要のある哺乳動物に治療有効量の請求項 9に記載の組成物を投与することを特徴とする該方法。 18. 癌の治療方法であって、その必要のある哺乳動物に治療有効量の請求項 10に記載の組成物を投与することを特徴と する該方法。 19. 神経線維腫良性増殖性疾患の治療方法であって、その必要のある哺乳動 物に治療有効量の請求項7に記載の組成物を投与することを特徴とする該方法。 20. 網膜血管新生関連失明の治療方法であって、その必要のある哺乳動物に 治療有効量の請求項7に記載の組成物を投与することを特徴とする該方法。 21. 肝炎デルタウイルス及び関連ウイルスの感染の治療方法であって、その 必要のある哺乳動物に治療有効量の請求項7に記載の組成物を投与することを特 徴とする該方法。 22. 再発狭窄症の予防方法であって、その必要のある哺乳動物に治療有効量 の請求項7に記載の組成物を投与することを特徴とする該方法。 23. 多発性嚢胞腎疾患の治療方法であって、その必要のある哺乳動物に治療 有効量の請求項7に記載の組成物を投与することを特徴とする該方法。
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