JP2000504339A - 草食性の昆虫による植物の被害を防止する方法 - Google Patents

草食性の昆虫による植物の被害を防止する方法

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Abstract

(57)【要約】 多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を、植物の葉および/または植物を植え付けてある周囲の地面へ散布することによって、植物の表面から草食性の昆虫を追い払い、かつ草食性の昆虫が植物の表面を食い荒らすことを防止する方法。

Description

【発明の詳細な説明】 草食性の昆虫による植物の被害を防止する方法 発明の属する分野 本発明は、草食性の昆虫による植物への被害を防止する方法を指向する。特に 、本発明は、環境的に安全な方法を指向する。 発明の背景 農業経営者、果樹栽培者、園芸者、草花栽培者、および、植物栽培者などの農 業に携わる者はすべて、甲虫やアブラムシなどの種々の草食性の昆虫が植物の葉 を食べ尽くしてしまうことに起因する経済的惨害の被害者である。今まで、これ らの原因発生源から被害を防止する主な方法は、葉に殺虫剤を散布することであ った。殺虫剤は、殺虫剤がこのような害虫を殺するのに経済的である点で、見か け上、このような害虫を駆除することに対して効果的かつ経済的である。しかし ながら、そのほぼすべてが、深刻な生態学的欠点を有している。例えば、甲虫の 駆除に使用される大抵の害虫駆除剤は、駆除しようとする害虫と同様、ヒトのみ ならず、野生動物や鳥にも有害である。さらに、それは、ミツバチやチョウなど の益虫、さらにテントウムシやカマキリなどの捕食性の昆虫にも有害である。こ の後者の効果が広範に及んだため、最近では、米国のミツバチの数が20〜25 %減少している。ミツバチの数、およびその他の授紛を行う昆虫の数のこのよう な減少により、多くの実例において、果樹、野菜、および花種などの昆虫の授紛 に依存する植物の農業生産高が大幅に減少している。 このような生態学的な被害を少なくすることができる有機農業の方法は多数あ るが、それらの方法は、しばしばより費用がかかり、かつより効果が少ない。例 えば、甲虫が食べない穀物を甲虫やその他の草食性の昆虫により危害を受ける植 物の近くへ植え付けても、その効果は限定的なものである。しかしながら、草食 性の昆虫、特に甲虫による被害を防止すると同時に、ヒトや鳥類を含む野生動物 、またはその他の昆虫のいずれにも危険を与えない経済的な手段への必要性は依 然として非常に大きい。言い換えれば、(1)処理が施される植物を毒すること 、 (2)処理を施す物質を散布する者を毒すること、(3)処理が施される植物を 食べる者を毒すること、(4)そのような処理が施される植物とその植物に処理 を施すための物質に接触する動物を毒すること、および(5)処理が施される植 物上のまたはその近くの益虫を殺してしまうことの危険を与えずに草食性の昆虫 による穀物への被害を防止する方法への必要性は長い間意識され、広範に及んで いる。 発明の要旨 その最も広い態様において、本発明は、植物の表面から草食性の昆虫を追い払 い、かつ草食性の昆虫が植物の表面を食い荒らすことを防止する方法を指向する 。より詳細には、本発明は、多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を、植 物の葉および/または植物を植え付けてある周囲の土壌へ散布することによって 、植物の表面からそのような昆虫を追い払い、かつ草食性の昆虫が植物を食い荒 らすことを防止する方法を指向する。 本発明は、それゆえ、地中で変態する(ground-metamorphosic)草食性の昆虫 が葉のある植物に群がり荒らすことを減少する方法に関するものであって、土中 から成虫が現れる前に前記多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を植物付 近の土壌に散布することを含むことを特徴とする。 また、本発明は、多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を葉に散布する ことを含むことを特徴とする、草食性の昆虫が葉のある植物を食い荒らすことを 防止する方法をも指向する。 図面の簡単な説明 図面は、図1(a)〜図1(e)からなり、これらの図の中に多環式キノン活性 物質の種々の粒子化した形態 [3(a)〜(e)]が模式的に示されている。 発明の詳細な説明 A.多環式キノン1.組成 :本発明では、非常に様々な多環式キノンを使用することができる。「 多環式キノン」という語は、本明細書では、三環式縮合環のキノン、ヒドロキノ ン、 およびその前駆体をいう。一般に、非イオン性の多環式キノンと多環式ヒドロキ ノン(本明細書では、これらを合わせてPCQという)は、周辺温度では水に難 溶である。本発明の使用に際しては、PCQは重量で約1,000ppm以下の 水溶解性であることが好ましい。 しかしながら、上述のように、このようなPCQ前駆体のいくつかは、比較的 不溶性のPCQと組み合わせることによって、またはそれ自体で使用することが できる。そのような前駆体は、PCQの陰イオン塩であり、アルカリ嫌気性条件 下で水溶性である。しかしながら、これらの物質は安定でなく、空気にさらされ ると容易に不溶性のキノン体に変換する。このように、陰イオン性のPCQが植 物に散布されて空気にさらされると、それらは水に不溶な、より活性なキノン体 にすばやく変化する。 本発明で使用される水に不溶なPCQは、アントラキノン、ナフトキノン、ア ントロン(9、10−ジヒドロ−9−オキソ−アントラセン)、10−メチレン− アントロン、フェナントレンキノン、およびこのようなキノンのアルキル誘導体 とアルコキシ誘導体とアミノ誘導体、6、11−ジオキソ−1H−アントラ[1、 2−c]ピラゾール、アントラキノン−1、2−ナフタクリドン、7、12−ジオ キソ−7、12−ジヒドロアントラ[1、2−b]ピラジン、1、2−ベンズアン トラキノン、2、7−ジメチルアントラキノン、2−メチルアントラキノン、3 −メチルアントラキノン、2−アミノアントラキノン、および1−メトキシアン トラキノンである。前述の環式キノンの中では、アントラキノンとメチルアント ラキノンが好ましいが、それは、これらがより効果があるように見えるからであ る。天然アントラキノンは、合成アントラキノンと同様に使用することができる 。 その他の使用可能なPCQには、1、8−ジヒドロキシ−アントラキノン、1 −アミノ−アントラキノン、1−クロロ−アントラキノン、2−クロロ−アント ラキノン、2−クロロ−3−カルボキシ−アントラキノン、1−ヒドロキシ−ア ントラキノン、および非置換アントラキノンなどの、不溶性アントラキノンが含 まれる。これらの物質の種々のイオン性誘導体を、アルカリ性水溶液中で酵素的 還元により調製することができる。 加えて、非常に様々なアントラヒドロキノン化合物の誘導体を本発明の方法に おいて使用することができる。「アントラヒドロキノン化合物」という語は、本 明細書では、9、10−ジヒドロアントラヒドロキノン、1、4−ジヒドロアン トラヒドロキノン、および1、4、4a、9a−テトラヒドロアントラヒドロキノ ンなどの、三環式基本構造を含む化合物をいう。アントラヒドロキノンそれ自体 は、9、10−ジヒドロキシアントラセンである。 より詳細には、水に不溶および水に可溶な両方の形態を使用することができる 。非イオン性化合物は水系に難溶である一方、ジ−アルキル金属塩などのイオン 性誘導体は水に非常によく溶ける。水溶性の形態は、高pH の嫌気性液体中での み安定である。低pHの液体(約9〜10未満のpH)によって、不溶性分子の アントラヒドロキノンが形成される。好気性溶液では、アントラヒドロキノンが 酸化されてアントラキノンとなる。このように、アントラキノンは、通気性のあ る環境、すなわち噴霧により経験される環境などにおいて、長時間存在すること ができない。これらの理由により、アントラヒドロキノンによる処理は、通常、 苛性アルカリ溶液中の可溶イオンの形態で行われる。水酸化ナトリウム溶液は、 経済的な理由から、その他のアルカリ金属ヒドロキシドより好ましい。2.構成配置 :いくつかの昆虫の感覚器は、2つ以上の感知の働きが可能である 。この理由により、本発明に使用されるPCQは、味覚、視覚、または嗅覚のい ずれによって昆虫に検出されるかは確実には知られていない。実際は、2つまた は3つ以上の感覚が関わることができる。それにもかかわらず、昆虫の感覚器の 大きさが非常に小さいゆえ、使用されるPCQは、昆虫の感覚器が接触すること ができる程度に微小な物理的形態であることが好ましい。すなわち、その粒子が 非常に大きいと、味覚器はその味をできるとしても不十分にしか感知できないで あろう。このように、虫除け剤として効果的なPCQであるためには、その味が 感知されることが可能な小さな粒子サイズであることが好ましい。したがって、 いかなる散布においても虫除け剤のより効果的な量は、昆虫の舌にアクセスでき る形態であること、すなわち、虫除け剤の味が分かるように十分に小さいサイズ であるべきである。 一般に、これらの基準から、約50マイクロメートルより大きい粒子は適切に 感知できず、30マイクロメートル以下であることが好ましい。同様に、滑らか で連続的なPCQは適切に感知されず、また、PCQが、虫除け効果のないもの または昆虫が味を感知できないものでコーティングされていれば、そのPCQは 有効でないことは言うまでもない。厳密に言えば、虫除け剤として効果的なPC Qであるためには、PCQは分離した粒子形態をとることは必要ではないが、そ れにもかかわらず、その粒子は、十分なサイズのものであるか、または味のアク セスができる部分を含む外形を有していなければならない。この基準は、図にお いて例示されている。 図1(a)の粒子は、その粒子が十分に小さいものゆえ、アクセスできるであ ろう。図1(b)の粒子は、その粒子が十分に大きく効果的に感知できないゆえ 、効果がより少なくなってしまうであろう。図1(c)の滑らかで連続的なコー ティングは、広く連続的な表面では昆虫の味覚器が適切にアクセスできないゆえ 、味はほとんどあるいは全く感知されないであろう。他方、図1(d)の連続的 なコーティングは、突出部が味を感じるのに十分に小さいゆえ、少なくとも、適 度に感知することができるであろう。この状態では、突出部中のPCQは効果的 であろうが、コーティング本体中のPCQは、効果があるとしてもごく僅かしか ないであろう。図1(e)のように、PCQ粒子が粒子の積み重ねとして表され る場合には、上層のいくつかの粒子はアクセスでき、それゆえそれら粒子は効果 的なものとなろう。しかし、下層の粒子は上層の粒子に比べてよりアクセスしに くく、したがって、下層の粒子は効果がより少ないものとなろう。上述の分析で 明確に示されることは、虫除け剤の効き目は、その配置とアクセスの容易性の双 方の関数であるいうことである。このことにより、これらの変数は、大部分が散 布の方法に依存することが分かる。 PCQを粒子の形で直接散布するとき、その粒子サイズは容易に制御すること ができる。このような粒子を単粒子層として散布するときには、ほぼすべてのP CQが効果的なものとなろう。しかしながら、その粒子を複粒子層として散布す るときには、本質的には最上層だけが効果的なものとなろう。この分析の重要な 点は、PCQを連続的なコーティングとして散布することは重要なことではない ということである。それとは反対に、少なくとも微小な規模で、PCQ粒子のコ ー ティングが不連続であって、葉の気孔が機能的に露出することが可能となるよう にすることが好ましい。このように、効果的な粒子は、少なくとも微小な規模で 、昆虫の感覚器がアクセスできる部分を含むという意味で“粒子化”されていな ければならない。 3.物性−揮発性、水溶性 本発明が実効を持つ上で重要なことは、PCQは、散布される物理形態がどの ようなものであっても、持続性があることである。すなわち、散布される活性物 質は、処理が施される植物がさらされる風力や雨力やその他の環境的な影響力に よる浸食に耐え得るものでなければならない。この理由ゆえ、(1)PCQ活性 体は、比較的低い水溶性を有して、処理が施された植物の表面から容易に流され てとれないようにすること、および(2)比較的高い融点を有して、高い周囲温 度にさらされている間、処理が施された植物の表面から過度の蒸発が起こらない ようにすることが好ましい。これらの理由から、活性PCQ物質は、周囲温度条 件下で、約1,000ppm以下の水溶性、さらに好適には200〜1,000 ppmの範囲の水溶性であることが好ましい。活性PCQ成分の融点は、少なく とも摂氏約150度、好適には少なくとも摂氏200度である必要がある。 活性PCQが上記のような好ましい物性を有していても、その物質が持続性が よくないこともある。それは、その物質が散布される植物の表面にしっかり付着 しないからである。これは、葉の異なる表面特性とPCQ物質との関数である。 このようなことが起こる場合には、その配合には、“粘着剤”、すなわち、それ 自体で基質によく付着し、かつ、活性物質と混合したとき、PCQを基質に強固 に付着させる物質が含まれていることが好ましい。好ましい粘着剤は、水性ポリ マーラテックスであり、この水性ポリマーラテックスは、これから水分が蒸発す るときに、植物の表面へよく付着し、かつ植物の表面上で活性物質の粒子をしっ かり保持する重合体の塊を形成する。このようなラテックス粘着剤は、一般に、 水相において溶解した少量の界面活性剤を含む。 本発明において使用するために実験されたPCQ化合物の顕著な利点は、それ らが本来的に毒性を持たないことである。すなわち、それらは、ラットにおいて 少なくとも2,000mg/kgのLD50値を有し、ラットにおいて5,000 mg/kgまたはそれ以上のLD50値を有することが好ましい。PCQのこの毒 性の低さゆえに、PCQは、ほとんどの昆虫に対して、または鳥や動物やヒトに 対して毒性を持たない。さらに、その毒性濃度が十分に低いので、土壌に浸出し た活性物質は、肥沃な土壌層の一般的な構成成分に有害なものとはならない。 B.共働補助剤(coadjuvants) 「共働補助剤」という語は、本明細書では、多環式キノンそれ自体とは別の生 物活性を有する物質をいう。このような物質には、肥料、殺菌剤、成長調節剤、 害虫駆除剤、除草剤、およびそれらの混合物が含まれる。液体状および固体状の 双方の共働補助剤を、散布の方法に応じて、本発明のキノンと組み合わせて使用 することができる(以下の記述を参照)。しかしながら、注意しなければならない ことは、補助剤としての殺菌剤、害虫駆除剤、および除草剤は、このような補助 剤が毒性を有するゆえに、好ましいものではないことである。他方、肥料および 成長調節剤を本発明のキノンと共に使用しても、それら補助剤とPCQとの混合 物の生命や健康に危険のない性質(benign nature)を大きく低下させてしまう ことはない。 C.添加剤 「添加剤」という語は、本明細書では、本発明の組成物の効果を増大させるが 、それ自体で生物活性を持たない物質をいう。添加剤には、界面活性剤、湿潤剤 、脱泡剤、増量剤、粘着剤、浸潤剤、可塑剤、活性化剤、展着剤、希釈剤、臭気 剤、増白剤などが含まれる。 D.散布の方法 本発明の明瞭な利点は、非常にたくさんの異種形態の成長中の植物に、種々の 散布方法により散布することできることである。例えば、PCQ活性物質は、粉 状固体の形で処方することができ、この粉状固体は、例えば、草種を植えるのに 使用されるトラフ型散布機などの慣用的なスプレッダー、および遠心(回転ディ スク)スプレッダーにより散布することができる。PCQは、粉状の形体であっ ても、粉状のままで、または固体状の粉体増量剤および/または種々の共働補助 剤と組み合わせて、粉状で噴霧することができる。 同様に、PCQが粉状体である場合、このPCQは液体媒体、特に水に分散さ せることができ、および懸濁液として噴霧することができる。他方、PCQの水 溶性前駆体を使用する場合、これを水に溶解させて希釈し、次いで、通常の方法 で噴霧によって散布することができる。溶解性の塩をより活性な水に不溶な形態 に変換するには、噴霧の際に起こる通気で十分である。これらの双方の技術にお いて、固体状または液体状いずれの共働補助剤も使用することができる。例えば 、水溶性の共働補助剤を液体媒体中で溶解することができ、または水溶性の共働 補助剤の粒子をPCQおよび/またはPCQ前駆体とともに液体媒体中で懸濁す ることができる。一般に、植物表面または地面へPCQを過希釈して散布するこ とは、昆虫の被害を防止するのに効果的である。例えば、少なくとも重量で10 0ppmのPCQを含む水性分散液を散布することは、多くの植物に対する昆虫 の被害を少なくするのに効果的である。少なくとも500ppmが好ましい。同 様に、地面を少なくと50mg/m2の活性PCQで覆えば、地面へ水性分散液 を散布することは害虫の発生を防ぐのに効果的である。しかしながら、活性成分 の有効投与量は、処理が施される昆虫の群がり荒らすことの種類とその活性成分 の組成の双方によって、大きく変化することが認められている。幸運にも、高濃 縮されたPCQは、環境およびヒトその他の動物の両方に対して全く安全なもの として、許容される。 上記の議論から認められることは、PCQコーティングのすべてが、味の感知 に対して適当な構成配置である必要はないことである。しかしながら、コーティ ングのうちの十分な部分が昆虫の感覚器に有効である限り、この組成物は、昆虫 が葉を食い荒らすことを効果的に妨げるだろう。 昆虫の群がり荒らすことを防止することを望むすべての部分に処理を施す必要 はないことが観察されている。例えば、処理が施される部分に隣接する処理が施 されていない部分には、処理部分への近さゆえに、しばしば同種の昆虫はいない 。さらに、葉全体を活性物質で散布することは必要ではないが、それは、葉の未 処 理部分が葉の処理部分に近いことが、実質的に抑止するのに十分だからである。 気孔が覆われずしたがってその気孔が十分に機能を果たすことができるためには 、上記のように、植物の葉を連続的に覆わないことが好ましいことである。それ にもかかわらず、退治しようとしている昆虫が再度群がり荒らすことを避けるた めに、通常、新たに成長した植物に噴霧することが必要となる。 水以外のほかの分散媒体を使用できることは、農業化学品製造分野の当業者が 認知しているところである。例えば、植物油などの安全でかつ分解性のある油を 使用することができる。しかしながら、安全性と環境衛生の観点から、水を使用 することが好ましい。 E.処理が施される植物 PCQ水性分散液の散布により、昆虫の被害を被っている植物は、いずれにせ よ害されることはなくなり、さらに、このような処理が施された植物の近くに位 置する未処理植物の成長または植物全体の健全性に有害となるような効果は見ら れなかった。上記のように、処理が施される植物の表面を厚くコーティングして 気孔の活動を妨害しないように注意すべきであると考えられる。そのようにしな いと、濃縮された分散液でさえ、処理の施された植物において不利な効果を与え ることはない。 今までに行なわれた大抵の研究は、園芸用の野菜と花において実施されたもの であるが、その方法は、果樹に危害を加える害虫にも同じように有効である。本 発明の方法により効果的に処理を施すことのできる果樹上の害虫には、プラムシ ギゾウムシ、コドリンガ、メクラカメムシ、アブラムシ、ミーリーエイフィド(mealy aphid)、ハダニガ(red spider moths)、アメリカシロヒトリ、およびミドリム シ(green fruit worm)がある。本発明が果樹に最も効果的なのは、“ピンクティ ップ段階(pink tip stage)”と、その後の収穫前間もなく終了する通常の噴射予 定期においてこれを使用した場合である。「ピンクティップ段階」とは、本明細 書では、果物の芽が形成されて、色が明瞭となる、木の成長段階をいう。 F.追い払われる害虫 本発明は、地上で変態するほとんどすべての成虫期の草食性昆虫と、多くの幼 虫期の昆虫に対して有効である。このように、本発明は、マメコガネ、マダラテ ントウムシ、スカシバガなどの鞘翅目(甲虫)、およびアブラムシなどの同翅目 、若しくはナガカメムシ、ヘリカメムシ、カメムシ、メクラカメムシ、ナハカメ ムシ、およびグンバイムシなどの半翅目(半翅類昆虫)による成長中の植物の被 害を防止することに使用することができる。さらにまた、PCQにより、成長中 の植物の茎に卵を生むハバチなどの双翅目昆虫の存在が減る。しかしながら、本 発明に使用されるPCQは、膜翅目(アリ、ミツバチ、および大型バチ)や鱗翅目(チ ョウやガ)などの非草食性目構成員の処理が施された植物に対する無害な活動を 明らかに妨げない。また、本発明を使用しても、テントウムシ、カマキリ、トン ボ、およびその他の捕食性の昆虫には無害である。 実施例 以下に記載する実験と観察は、慣用的な花と野菜においてなされたものであ る。特に断り書きのない限り、処理を施す物質は、重量で10%の非常に細分化 された9、10−アントラキノン粒子と少量の有機界面活性剤を含む水性分散液 である。アントラキノンの平均粒子サイズは、およそ25マイクロメートルであ る。この多環式キノン組成物は、以下の実施例ではAQと称する。 実施例1 マメコガネ(popillia Japonica)の群がり荒らすことが、カンナ属植物(カ ンナ x.generalis)の葉において観察された。その葉に上記のAQの水性分散液 を噴霧したところ、マメコガネはいなくなり、更に被害は観察されなかった。次 の日、2匹のマメコガネを処理が施されたカンナの葉と処理が施されていないカ ンナの葉とともにガラスジャーの中に置いた。そのマメコガネの一方に区別する ために目印をつけ、これにAQ分散液を噴霧し、3日間、両方のマメコガネを観 察した。それらのマメコガネは両方とも生きていた。処理が施された葉には更に 被害は観察されなかったが、処理が施されていない葉には更に被害があった。 実施例2 カンナ属植物の花ではなく葉に、AQ分散液を噴霧した。その植物ではマメコ ガネの群がり荒らすことはなかったし、さらにない状態が続いた。マメコガネは 、処理が施されていない花も含めて、その植物を完全に避けていた。しかしなが ら、ハチ、チョウ、およびハチドリは、その花にずっと留まっているか、さもな くば植物の周りで通常の活動を続けていた。興味深いことに、AQ分散液による 処理が施されていないダリア属植物において、活動しているマメコガネがいない ことが観察された。 実施例3 処理が施されていないカンナ属植物を観察したところ、マメコガネにより葉は 甚だしい被害を受けており、かつ相当群がり荒らされていた。被害を受けた葉お よびその花にAQ分散液を噴霧したところ、処理が施された葉または処理が施さ れた花の表面のいずれにも更に被害はなかった。AQ分散液を散布した後まもな く、大雨があり、そして新たに成長した葉が現れた。マメコガネは、その新たに 成長したものには危害を加えたが、処理が施された葉または花には更なる被害は なかった。その新たに成長したものに処理を施したところ、マメコガネの更なる 被害は起こらなかった。 実施例4 マメコガネによる被害が、5本のバラの木の茂み部分と花において観察された 。危害を受けたバラ植物の葉と花の両方に上記の水性AQ分散液を噴霧したとこ ろ、更なるマメコガネの被害は抑制された。その植物には、アブラムシもいなか った。数日後、マメコガネは、その植物の新たに成長した葉、芽、および花に再 び群がった。その新たに成長したものに噴霧したところ、処理が施された部分で は更なる被害は観察されなかった。注意すべきことは、その植物の周囲において 、チョウ、大型ハチ、およびミツバチの活動が低下しなかったことである。 実施例5 甚だしい甲虫による被害を受けている成熟タチアオイ植物の葉に、AQ分散液 を噴霧したところ、甲虫による更なる被害はなかった。 実施例6 上述において、マメコガネによる被害を抑制するために、AQ分散液で処理が 施された3組のカンナ属植物は、新たに成長した部分において甲虫により更に被 害を被った。6つの植物すべてにおける新たに成長した部分には、注意深く、そ の新たに成長した部分にいる甲虫にかからないように、AQ分散液を噴霧した。 タバコの葉のクロスを、植物の各対の一方をまたいで、そのクロスでその植物ま たはその植物の周囲の地面は隠れるがそのクロスがそれらに触れないようにして 吊り下げた。2日間、その植物を観察した結果、その植物が隠れているか否かに かかわらず、甲虫は残っておらず、6つの植物に更なる被害はなかった。 実施例7 AQの処理の効果が観察された2度目の成長期において、甲虫の群がり全体は 前年よりも少なかった。例えば、通常、マメコガネの標的として好まれるレッド ラズベリー属植物において甲虫の被害はなかった。この効果は、以前に処理が施 された植物付近の地表においてまたはその近くに、以前に行った噴霧による残存 AQが存在していた結果であると思われる。(1)AQの化学的安定性、および (2)AQの低い水溶解性ゆえに、地表またはその近くに残存していたAQが、 地中から甲虫のさなぎが発現するのを妨げる効果を有することが、この観察にお いて示された。アブラムシが群がり荒らすことについて同様の減少が、バラの木 で観察された。 実施例8 いくつかのカボチャの蔓にヘリカメムシ(Anasa tristis)の群がり荒らすこ とが含まれていることが観察された。0.5重量%のAQ分散液を使用して、カ ボチャの蔓の葉および茎そして付近の地面を噴霧した。死んでしまった芽はなく 、5分以内に、まったく群がり荒らすことがなくなった。2日後、全く予期せぬ こ とに、ヘリカメムシが処理が施されたその蔓に戻って来ていることに気づいた。 そのヘリカメムシは戻って来たとき活発に活動しているように見えたが、蔓の表 面に被害を加えていることは観察されなかった。 水性のAQ懸濁物を使用して草食性の昆虫による植物の被害を減少させた上記 の実験すべてにおいて、益虫であるか否かにかかわらず、植物上の昆虫は全く死 んでいないことが観察された。ほとんどの場合において、昆虫は追い払われ、か つ食い荒らすことは防止されたが、PCQ組成物の毒性は無視できるものである ゆえに、死んだ昆虫はいなかった。 実施例9 木に付いている果物である小型の5分の1セイヨウナシは、鳥によって危害を 受け、その後、その危害を受けた果物は、大型ハチ、スズメバチ、ハエ、および 双翅類昆虫により取り囲んで食い荒らされた。同時に、木の下に落ちている果物 は、烏、チョウ、ミツバチ、スズメバチ、およびハエによって食べ尽くされた。 葉および木に付いている果物に水性AQ分散液を普段通りに噴霧したが、木の下 の地面であって、落ちている果物を含んでいる地面には噴霧しなかった。木にあ る各セイヨウナシの個々への噴霧は行わなかった。AQ葉への噴霧が終了した際 には、その木には被害を受けた果物と被害を受けていない果物の両方がついてい た。この噴霧を行った後すぐに、木に付いている果物において昆虫の活動は全く なくなった。しかしながら、数時間後、スズメバチが、鳥の被害を受けた木に付 いている果物において活動を再開した。被害を受けていない木に付いている果物 または葉のいずれにおいても、有害な昆虫または鳥の活動はなかった。木の下の 処理が施されていない地面にある落ちている果物における昆虫の活動と鳥の活動 は衰えないままであった。木の噴霧部分における昆虫の活動は、採取時期の間は 見られなかった。 実施例10〜16 草木につく種々の昆虫を、植物の葉とともに排出口のあるガラスジャーの中に 置いて一連の実験を行った。その植物の葉は、以下に示すように、あるものは処 理が施されていて、あるものは処理が施されていない。「処理が施された」とは 、本明細書では、そこで言及する表面が水性AQ分散液で処理を施されているこ とを示す。 実施例10 直翅類昆虫を、処理が施されたバラおよびダリアの葉とともにジャーの中に置 いた。3日後では、その葉にはその直翅類昆虫による被害の形跡はなかった。そ の直翅類昆虫はまだ生きていて、そして束縛から解放された。 実施例11 直翅類昆虫を、処理が施されたダリアの葉とともにジャーの中に置いた。ジャ ーの中にいた2日間に、その直翅類昆虫はいくつかの卵を産んだが、処理が施さ れた葉には被害はなかった。 実施例12 アメリカシロヒトリを、処理が施されたダリアとセイヨウナシの葉とともにジ ャーの中に置いた。3日目の終わりにおいては、そのアメリカシロヒトリがダリ アの葉に触れてはいなかったが、セイヨウナシの葉はそのアメリカシロヒトリに よる被害を示した。 実施例13 小さなミバエを、大量に処理が施されたカボチャの蔓の葉とともにジャーの中 に置いた。4日後、そのミバエはまだ生きていたが、その葉に被害はなかった。 実施例14 シリアゲムシ(長翅目)を、処理が施されたバラの葉と処理が施されていない バラの葉とともにジャーの中に置いた。そのシリアゲムシは処理が施されていな い葉を食べたが、処理が施された葉は完全に避けた。 実施例15 マメコガネをバラの木から取り除き、そのマメコガネを処理が施されたバラの 葉のみとともにジャーの中に置いた。マメコガネは、例外なしに処理が施された 葉を食べた。 実施例16 マダラテントウムシを、わずかにコーティングした豆植物の葉とともに、5日 間、ジャーの中に置いたままにした。実施例15に記載したマメコガネで見られ た活動と同様、マダラテントウムシはその間にわずかに処理が施された葉を食べ た。 実施例17 別の実験として、地面の一部分を噴霧してAQ分散液のU形障壁をつくり、ま た別の部分を噴霧してAQ分散剤の閉じた円をつくった。数匹のアリをその2つ の囲いの内側においた。前者の場合、そのアリは、U形の囲いの開放されている 一端を通って、すぐに離れていった。後者の場合、そのアリは、数分間歩き回っ ており、出口を探しているように見えた。次いで、複数のアリは、先導するアリ についていき、噴霧された線を超えた。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年7月10日(1998.7.10) 【補正内容】 例えば、甲虫が食べない穀物を甲虫やその他の草食性の昆虫により危害を受ける 植物の近くへ植え付けても、その効果は限定的なものである。しかしながら、草 食性の昆虫、特に甲虫による被害を防止すると同時に、ヒトや鳥類を含む野生動 物、またはその他の昆虫のいずれにも危険を与えない経済的な手段への必要性は 依然として非常に大きい。言い換えれば、(1)処理が施される植物を毒するこ と、(2)処理を施す物質を散布する者を毒すること、(3)処理が施される植 物を食べる者を毒すること、(4)そのような処理が施される植物とその植物に 処理を施すための物質に接触する動物を毒すること、および(5)処理が施され る植物上のまたはその近くの益虫を殺してしまうことの危険を与えずに草食性の 昆虫による穀物への被害を防止する方法への必要性は長い間意識され、広範に及 んでいる。 背景技術 Reedら、ウリハムシ拒食剤、USDA Tecnical Bullent in 、no.1641(1981) Trialら、クロウメモドキのエモジン:Phytoghagous昆虫の採 餌の抑制、The Canadian Entomologist、111巻、 207〜212頁(1979) Kuboら、「プルンバーゴcapensisからの昆虫拒食剤および殺菌剤」,Planta Medica Supplement 、185〜7頁(1990 ) Hatfieldら、「半翅目メクラカメムシLygus lineolari sによる蔗糖、アミノ酸、および選択された相互的化学作用物質の味覚識別」、Physiological Entomology 、7巻,151〜23頁( 1982) Kokopolら、Rhizophora Apiculataの赤みから得た 長鎖脂肪アルコールおよび飽和カルボン酸、Photochemistry、3 3巻、5号、1129〜31頁(1993) Allら、選択されたNeodiprionハバチ(膜翅目、マツハバチ科)の 幼虫の採餌を調整する拒食剤の可能性、The Canadian Entom ologist 、108巻、11号、1137〜44頁(1976) Mondalら、嗅覚および味覚における変換機構、Nature、222巻、 1283〜4頁(1969) Mondalら、Tribolium castaneum(Herbst)の 幼虫に対する合成メチルキノンの虫除け効果、Internatinal Pe st Control 、26巻、3号、68〜71頁(1984) Norrisら、キクイムシScolytus Multistriatusに よる化学受容でのエネルギー変換機構、Contributions from Boyce Thompson Institute 、24巻、13号、26 3〜74頁(1970) Stoneの、Deterrent Compositions、米国特許第3 ,663,253号、1972年5月16日 Khambayら、Pesticidal Compounds、国際特許出願 (PCT)、1996年7月18日公開 発明の要旨 その最も広い態様において、本発明は、植物の表面から草食性の昆虫を追い払 い、かつ草食性の昆虫が植物の表面を食い荒らすことを防止する方法を指向する 。より詳細には、本発明は、多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を、植 物の葉および/または植物を植え付けてある周囲の土壌へ散布することによって 、植物の表面からそのような昆虫を追い払い、かつ草食性の昆虫が植物を食い荒 らすことを防止する方法を指向する。 本発明は、それゆえ、地中で変態する(ground-metamorphosic)草食性の昆虫 が葉のある植物に群がり荒らすことを減少する方法に関するものであって、土中 から成虫が現れる前に前記多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を植物付 近の土壌に散布することを含むことを特徴とする。 また、本発明は、多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を葉に散布する ことを含むことを特徴とする、草食性の昆虫が葉のある植物を食い荒らすことを 防止する方法をも指向する。 1.地中で変態する草食性の昆虫が葉のある植物に群がって荒らすことを、その ような草食性の昆虫を捕食する昆虫の活動を妨げずに減少させる、環境的に安全 な方法であって、 地中から前記草食性の昆虫の成虫が現れる前に、アントロキノン、アントロヒ ドロキノン、およびそれらの混合物から選択される多環式キノンの固体粒子であ って粒子の平均サイズが50マイクロメートル以下であるものを、地表面のそれ らの濃度が少なくとも50mg/m2となるような量で植物付近の地表面に散布 することを含むこと、 前記粒子を(1)水媒体に懸濁している水に不溶な非イオン性の粒子の水性分 散液の形で散布するものであること、または(2)そのような化合物のイオン性 塩の溶液の水性分散液の形で散布するものであり、前記化合物の塩はそのような 散布の後で空気にさらされると水に不溶な非イオン性に変換するものであること 、 さらに粒子は、重量で1,000ppm未満の水溶性を有し、かつ少なくとも 摂氏150度の融点を有し、かつラットにおいて少なくとも2,000mg/k gのLD50値を有すること を特徴とする方法。 2.地中で変態する草食性の昆虫が葉のある植物に群がって荒らすことを、その ような草食性の昆虫を捕食する昆虫の活動を妨げずに減少させる、環境的に安全 な方法であって、 地中から前記草食性の昆虫の成虫が現れる前に、アントロキノン、アントロヒ ドロキノン、およびそれらの混合物から選択される多環式キノンの固体粒子であ って粒子の平均サイズが50マイクロメートル以下であるものを、前記分散剤中 の粒子の濃度が重量で少なくとも100ppmとなるような量で植物付近の地表 面に散布することを含むこと、 前記粒子を(1)水媒体に懸濁している水に不溶な非イオン性の粒子の水性分 散液の形で散布するものであること、または(2)そのような化合物のイオン性 塩の溶液の水性分散液の形で散布するものであり、前記化合物の塩はそのような 散布の後で空気にさらされると水に不溶な非イオン性に変換するものであること 、 さらに粒子は、重量で1,000ppm未満の水溶性を有し、かつ少なくとも 摂氏150度の融点を有し、かつラットにおいて少なくとも2,000mg/k gのLD50値を有すること を特徴とする方法。 3.植物の新たに成長した部分に散布を繰り返すことを特徴とする請求項2記載 の方法。 4.葉のある植物が花をつけ、そして多環式キノンまたはその前駆体の水性分散 液をその葉だけに散布し、かつ開花した花の表面には散布しないことを特徴とす る請求項2記載の方法。 5.葉のある植物が花をつけ、そして多環式キノンまたはその前駆体の水性分散 液を花がつぼみをつける前と花が開花する前に散布することを特徴とする請求項 2記載の方法。 6.葉のある植物が花をつけ、そして多環式キノンまたはその前駆体の水性分散 液を開花した花の表面に散布することを特徴とする請求項2記載の方法。 7.草食性の昆虫が幼虫期であることを特徴とする請求項2記載の方法。 8.草食性の昆虫が成虫期であることを特徴とする請求項2記載の方法。 9.多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液をピンクティップ段階の果樹の 葉に散布することを特徴とする請求項2記載の方法。 10.多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液の散布を収穫前に複数回繰り 返すことを特徴とする請求項9記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN, CU,CZ,EE,GE,GH,HU,ID,IL,I S,JP,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MX,NO, NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,UA,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.地中で変態する草食性の昆虫が葉のある植物を群がり荒らすことを減少する 方法であって、多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を地中から成虫が現 れる前に前記多環式キノンまたはその前駆体の地表面での濃度が少なくとも50 mg/m2となるような量で植物付近の地表面に散布することを含むことを特徴 とする方法。 2.草食性の昆虫が葉のある植物を食い荒らすことを防止する方法であって、多 環式キノンまたはその前駆体の水性分散液を葉に散布し、前記分散液中の多環式 キノンまたはその前駆体の濃度が重量で少なくとも100ppmであることを含 むことを特徴とする方法。 3.植物の新たに成長した部分に散布を繰り返すことを特徴とする請求項2記載 の方法。 4.葉のある植物が花をつけ、そして多環式キノンまたはその前駆体の水性分散 液をその葉だけに散布し、かつ開花した花の表面には散布しないことを特徴とす る請求項2記載の方法。 5.葉のある植物が花をつけ、そして多環式キノンまたはその前駆体の水性分散 液を花がつぼみをつける前および花が開花する前に散布することを特徴とする請 求項2記載の方法。 6.葉のある植物が花をつけ、そして多環式キノンまたはその前駆体の水性分散 液を開花した花の表面に散布することを特徴とする請求項2記載の方法。 7.草食性の昆虫が甲虫(鞘翅目)であることを特徴とする請求項1または請求 項2記載の方法。 8.草食性の昆虫がマメコガネであることを特徴とする請求項1または請求項2 記載の方法。 9.草食性の昆虫がマダラテントウムシであることを特徴とする請求項1または 請求項2記載の方法。 10.草食性の昆虫が幼虫期であることを特徴とする請求項2記載の方法。 11.草食性の昆虫が成虫期であることを特徴とする請求項2記載の方法。 12.多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液をピンクティップ段階の果樹 の葉に散布することを特徴とする請求項2記載の方法。 13.多環式キノンまたはその前駆体の水性分散液の散布を収穫前に複数回繰り 返すことを特徴とする請求項12記載の方法。
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