JP2000504725A - 糖修飾ギャップ付オリゴヌクレオチド - Google Patents

糖修飾ギャップ付オリゴヌクレオチド

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Abstract

(57)【要約】 本発明は向かい合っている鎖での鎖切断のためのRNase H活性を惹起するオリゴヌクレオチドの合成および使用に関している。本発明に含まれるものは、オリゴヌクレオチドの少なくともいくつかのヌクレオシド単位がヌクレアーゼ耐性であるように機能化されており、オリゴヌクレオチドの少なくともいくつかのヌクレオシド単位が核酸の相補的鎖へのオリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションを強化する置換基を含み、およびオリゴヌクレオチドの少なくともいくつかのヌクレオシド単位が2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル糖残基を含むオリゴヌクレオチドである。

Description

【発明の詳細な説明】 糖修飾ギャップ付オリゴヌクレオチド 本発明は向かい合っている鎖の鎖切断のためのRNase H活性を惹起する オリゴヌクレオチドの合成および使用に関する。本発明に含まれるものは、オリ ゴヌクレオチドの少なくともいくつかのヌクレオシド単位がヌクレアーゼ耐性で あるように機能化され、オリゴヌクレオチドの少なくともいくつかのヌクレオシ ド単位が核酸の相補的鎖へのオリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションを強 化する置換基を含み、およびオリゴヌクレオチドの少なくともいくつかのヌクレ オシド単位が2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル糖残基を含むオリゴ ヌクレオチドである。背景技術 オリゴヌクレオチドは一本鎖DNAまたはRNA分子にハイブリダイズするこ とが知られている。ハイブリダイゼーションとは標的DNAまたはRNAの核酸 塩基へのオリゴヌクレオチド核酸塩基の配列特異的塩基対水素結合形成である。 そのような核酸塩基対はお互いに相補的であると言われている。 相補的核酸に対するオリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションの程度を決 定するとき、相補的核酸へ結合するオリゴヌクレオチドの相対的能力は特定のハ イブリダイゼーション複合体の融解温度を決定することにより比較されるであろ う。二重らせんの特徴的な物理的特性である融解温度(Tm)とは、コイル(ハ イブリダイズしていない)形に対して50%らせん(ハイブリダイズしている) 形が存在している温度(摂氏度で)を示している。ハイブリダイゼーション複合 体の形成および分解(融解)を決定するため、TmはUVスペクトルを用いて測 定される。ハイブリダイゼーション間に起こる塩基の積み重なりはUV吸収の減 少(淡色効果)を伴っている。その結果、UV吸収の減少はより高いTmを示す 。Tmがより高くなると、鎖間の結合の強さがより大きい。 細胞内酵素、RNase Hを用いることにより標的RNAの酵素的切断を達 成するためにオリゴヌクレオチドが使用できる。そのようなRNase H切断 の機構は、標的RNAへハイブリダイズする2’−デオキシリボフラノシル オ リゴヌクレオチドを必要とすると信じられている。生じるDNA−RNA二重鎖 はRNase Hを活性化し、活性化された酵素がRNA鎖を切断する。RNA の切断はRNAの正常な機能を破壊する。ホスホロチオエートオリゴヌクレオチ ドはこの型の機構で働くと信じられている。しかしながら、RNase Hの細 胞活性化に有用であるDNAオリゴヌクレオチドについては、RNase H活 性化に十分な時間細胞中で生き残るために、オリゴヌクレオチドはヌクレアーゼ に対して好適には適度に安定である。研究試薬としてのオリゴヌクレオチド使用 のような非細胞系での使用には、そのようなヌクレアーゼ安定性は必要ないであ ろう。 いくつかの報文がRNase Hおよびオリゴヌクレオチドの相互作用を記載 している。特に興味が持たれるものは:(Dagle et.al.,Nucl eic Acids Research ,1990,18,4751;(2)D agle et.al.,Antisense Research And D evelopment ,1991,1,11;(3)Eder et.al.,J.Biol.Chem .,1991,266,6472;および(4)Dag le et.al.,Nucleic Acids Research,199 1,19,1805である。これらの報文によると、非修飾ホスホジエステルヌ クレオシド間結合および修飾ホスホロチオエートヌクレオシド間結合の両方を有 するDNAオリゴヌクレオチドが細胞性RNase Hの基質である。それらは 基質であるので、RNase Hによる標的RNAの切断を活性化する。しかし ながら、筆者らはアフリカツメガエル胎児において、ホスホジエステル結合およ びホスホロチオエート結合の両方もまたエキソヌクレアーゼ分解を受けることを 認めた。そのようなヌクレアーゼ分解はRNase H活性化に利用可能なオリ ゴヌクレオチドを急速に枯渇させるので有害である。 参照文献(1)、(2)および(4)に記載されているように、ヌクレアーゼ 分解に対してオリゴヌクレオチドを安定化させ、一方、RNase H活性化は 依然として提供するようにするため、ホスホロアミデート、アルキル ホスホネ ートまたはホスホトリエステル結合の区画間に位置しているホスホジエステル結 合ヌクレオシドの短い区画を有する2’−デオキシオリゴヌクレオチドが構築さ れた。ホスホロアミデート−含有オリゴヌクレオチドはエキソヌクレアーゼに対 して安定化されているが、参照文献(4)において著者らは各々のホスホロアミ デート結合はホスホロアミデート含有オリゴヌクレオチドのTm値測定において 1.6℃の損失を生じていることを銘記している。そのようなTm値の減少は、 オリゴヌクレオチドおよびその標的鎖間のハイブリダイゼーション減少を示して いる。 別の著者もオリゴヌクレオチドおよびその標的鎖間のハイブリダイゼーション のそのような損失が起こる影響について論評している。Saison−Behm oarasらは(EMBO Journal,1991,10,1111)、オ リゴヌクレオチドはRNase Hの基質でありうるが、mRNAへの弱いハイ ブリダイゼーションのためRNase Hによる切断効率は低かったことを観察 している。筆者らはオリゴヌクレオチド3’末端にアクリジン置換を包含させる とオリゴヌクレオチドをエキソヌクレアーゼから保護することも示している。 1991年5月7日に公開された米国特許第5,013,830号はホスホジ エステル結合を通してDNAオリゴマーに結合されたRNAオリゴマーまたはそ れらの誘導体から成る混合オリゴマーを開示している。RNAオリゴマーはまた 2’−O−アルキル置換基も有する。しかしながら、ホスホジエステルであるた め、オリゴマーはヌクレアーゼ切断を受けやすい。 1989年4月13日に出願された欧州特許出願第339,842号は2’− O−メチルリボオリゴヌクレオチド ホスホロチオエート誘導体を含む2’−O −アルキル置換ホスホロチオエートオリゴヌクレオチドを開示している。上記の 出願はまた、ヌクレアーゼ耐性を欠く2’−O−メチル ホスホジエステルオリ ゴヌクレオチドも開示している。 1992年9月22日に公開された米国特許第5,149,797号は、ホス ホジエステル結合により連結されたデオキシヌクレオチドの内的部分および各々 の側面に修飾DNAまたはRNA配列が隣接した部分を含む混合リン酸主鎖オリ ゴヌクレオチドを開示している。隣接配列はメチルホスホネート、ホスホロモル ホリデート、ホスホロピペラジデートまたはホスホロアミデート結合を含む。 1993年10月26日に公開された米国特許第5,256,775号は、ホ スホロアミデート結合およびホスホロチオエートまたはホスホロジチオエートを 取り込んだ混合オリゴヌクレオチドを記載している。 オリゴヌクレオチドおよびRNase Hを用いた標的RNA鎖の切断が有用 であろうことは認められているが、オリゴヌクレオチドのヌクレアーゼ耐性およ びハイブリダイゼーションの忠実度がオリゴヌクレオチド治療の開発において特 に重要である。従って、RNase Hを活性化でき、且つ同時にハイブリダイ ゼーション特性を維持または改良し、およびヌクレアーゼ耐性を提供する方法お よび物質に対する長い間の要求がまだ満たされていない。そのようなオリゴヌク レオチドはまた研究試薬および診断試薬としても望まれている。発明の概要 本発明の一つの態様に従うと、ヌクレオシド単位の配列から形成されるオリゴ ヌクレオチドが提供される。本オリゴヌクレオチドはオリゴヌクレオチドのヌク レアーゼ耐性を増加させるように機能化されている少なくとも一つのヌクレオシ ド単位を取り込んでいる。さらに、標的RNAに対するオリゴヌクレオチドの結 合親和性を増加させるためにオリゴヌクレオチドの少なくともいくつかのヌクレ オシド単位が機能化されており、および少なくともヌクレオシド単位のいくつか は2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル糖残基を有する。 本発明の好適なオリゴヌクレオチドにおいて、結合親和性を増加させるために 機能化されているヌクレオシド単位は2’−置換基を含む。好適な態様において 、2’−置換基としてはフルオロ、C1−C20アルコキシ、C1−C9アミノアル コキシ(アミノプロポキシを含む)、アリルオキシ、イミダゾリルアルコキシお よびポリエチレングリコールが含まれる。好適なアルコキシ置換基にはメトキシ 、エトキシおよびプロポキシが含まれる。好適なアミノアルコキシ単位はアミノ プロポキシである。好適なイミダゾリルアルコキシ置換基はイミダゾリルプロポ キシである。好適なポリエチレングリコール置換基は−O−エチル−O−メチル またはメトキシエトキシ(−O−CH2−CH2−O−CH3)である。 本発明のオリゴヌクレオチドは、ホスホジエステルおよびホスホロチオエート 結合から成る群より選択される荷電リン結合により連結されたヌクレオシド単位 を含む。 本発明のオリゴヌクレオチドは、核酸の相補的鎖へのオリゴヌクレオチドの結 合親和性を増加させる置換基を有する多数の連結されたヌクレオシド単位を含む 。ある好適な態様において、そのような置換基を含むヌクレオシド単位を有する オリゴヌクレオチドの配列は第一の部分配列および第二の部分配列に分割でき、 第一の部分配列は2’−置換−エリスロ−ペントフラノシル糖残基を含む連結さ れたヌクレオシド単位を有しており、および第二の部分配列は2’−デオキシ− エリスロ−ペントフラノシル糖残基を含む連結されたヌクレオシド単位を有する 。好適には、該第二の部分配列は少なくとも三つのヌクレオシド単位を有してお り、より好適には少なくとも五つのヌクレオシド単位を有する。さらに好適な態 様においては、第一の部分配列に対して選択可能であるヌクレオシド単位から選 択されたヌクレオシド単位の第三の部分配列が存在する。第二の部分配列は第一 および第三の部分配列の間に位置しているのが望ましい。本発明のそのようなオ リゴヌクレオチドはまた”キメラ”または”キメラの”または”ギャップ付(g apped)”オリゴヌクレオチドともいわれている。 本発明のさらに好適な態様において、結合親和性を増加させる置換基を有する ヌクレオシド単位はオリゴヌクレオチドの3’または5’末端の一つまたは両方 に位置している。置換基で置換されている1から約8のヌクレオシド単位が存在 しうる。好適には、少なくとも5つのヌクレオシド単位が2’−デオキシ−エリ スロ−ペントフラノシル糖残基を有する。 本発明のオリゴヌクレオチドのヌクレオシド単位は、ホスホジエステルおよび ホスホロチオエートのようなリン結合により2’−置換および2’−デオキシ− エリスロ−ペントフラノシル糖残基へ連結された核塩基を含む。本発明の好適な 核酸塩基にはアデニン、グアニン、シトシン、ウリジンおよびチミンのようなプ リンおよびピリミジン、並びにキサンチン、ヒポキサンチン、2−アミノアデニ ン、アデニンおよびグアニンの6−メチルおよび他のアルキル誘導体、アデニン およびグアニンの2−プロピルおよび他のアルキル誘導体、5−ハロウラシルお よびシトシン、5−プロピニル ウラシルおよびシトシン、6−アゾ ウラシル 、シトシンおよびチミン、5−ウラシル(偽ウラシル)、4−チオウラシル、8 −ハロ、アミノ、チオーツ、チオアルキル、ヒドロキシルおよび他の8−置換ア デ ニンおよびグアニン、5−トリフルオロメチルおよび他の5−置換ウラシルおよ びシトシンおよび7−メチルグアニンのような他の合成および天然核酸塩基が含 まれる。さらなるプリンおよびピリミジンとしては、米国特許第3,687,8 08号に記載されているもの、Concise Encyclopedia O f Polymer Science And Engineering ,85 8−859,Kroschwitz,J.I.編,John Wiley &S ons,1990に記載されているもの、およびEnglischet.al. ,Angewandte Chemie,International Edi tion ,1991,30,613に記載されているものが含まれる。 本発明はまた、望まれないタンパク質の生成により特徴付けられる疾患を有す る生物体の処置のための方法も提供する。これらの方法は、生物体と、核酸の相 補的鎖に特異的にハイブリダイズできるヌクレオシド単位の配列を有しており、 ヌクレオシド単位の少なくとも一つはヌクレアーゼに対するオリゴヌクレオチド のヌクレアーゼ耐性を増加させるように機能化されているオリゴヌクレオチドを 接触させることを含み、ここでヌクレオシド単位上には核酸の相補的鎖へのオリ ゴヌクレオチドの結合親和性を増加させるために置換基が位置しており、複数の ヌクレオシド単位は2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル糖残基を有す る。 さらに本発明に従うと、核酸の相補的鎖に特異的にハイブリダイズできるヌク レオシド単位の配列を有しており、ヌクレアーゼに対するオリゴヌクレオチドの ヌクレアーゼ耐性を増加させるように機能化されている少なくとも一つのヌクレ オシド単位を有する医薬として有効量のオリゴヌクレオチドを含む組成物が提供 され、ここで複数のヌクレオシド単位は核酸の相補的鎖へのオリゴヌクレオチド の結合親和性を増加させるためにその上に位置されている置換基を有しており、 およびここで複数のヌクレオシド単位は2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラ ノシル糖残基を有する。本組成物はさらに医薬として受容可能な希釈剤または担 体も含む。 さらに本発明に従うと、配列特異的核酸のインビトロ修飾のための方法が提供 され、本方法はRNase H酵素および該核酸を含む試験溶液と、核酸の相補 的鎖に特異的にハイブリダイズできるヌクレオシト単位の配列を有するオリゴヌ クレオチドを接触させることを含み、ここでヌクレオシド単位の少なくとも一つ はヌクレアーゼに対するオリゴヌクレオチドのヌクレアーゼ耐性を増加させるよ うに機能化されており、ここで複数のヌクレオシド単位は核酸の相補的鎖へのオ リゴヌクレオチドの結合親和性を増加させるためにその上に位置されている置換 基を有しており、およびここで複数のヌクレオシド単位は2’−デオキシ−エリ スロ−ペントフラノシル糖残基を有する。 また生物体においてハイブリダイゼーションおよびRNase H酵素活性化 を同時に促進する方法が提供され、本方法は、生物体と、核酸の相補的鎖に特異 的にハイブリダイズできるヌクレオシド単位の配列を有するオリゴヌクレオチド を接触させることを含み、ここでヌクレオシド単位の少なくとも一つはヌクレア ーゼに対するオリゴヌクレオチドのヌクレアーゼ耐性を増加させるように機能化 されており、ここで複数のヌクレオシド単位は核酸の相補的鎖へのオリゴヌクレ オチドの結合親和性を増加させるためにその上に位置されている置換基を有して おり、およびここで複数のヌクレオシド単位は2’−デオキシ−エリスロ−ペン トフラノシル糖残基を有する。 本発明はさらに生物体または細胞において異常RNA分子の存在または不在、 または正常RNA分子の異常なまたは適当でない発現を検出するための診断法を 提供する。図面の簡単な説明 図1は本発明のオリゴヌクレオチドおよび参考化合物の用量応答活性を示して いる折れ線グラフである。 図2は本発明のオリゴヌクレオチドおよび参考化合物の用量応答活性を示して いる棒グラフである。 図3はPKC−α mRNAレベルに対するいくつかの2’−O−メチルキメ ラオリゴヌクレオチドの効果を示している棒グラフである。斜線が入ったグラフ は8.5kb転写体を表しており、白棒は4.0kb転写体を示している。 図4はPKC−α mRNAレベルに対するいくつかの2’−O−メチルおよ び2’−O−プロピルキメラオリゴヌクレオチドの効果を示している棒グラフで ある。斜線が入ったグラフは8.5kb転写体を表しており、白棒は4.0kb 転写体を示している。 図5はPKC−α mRNAレベルに対する別の2’−O−メチルおよび2’ −O−プロピルキメラオリゴヌクレオチドの効果を示している棒グラフである。 斜線が入ったグラフは8.5kb転写体を表しており、白棒は4.0kb転写体 を示している。 図6aおよび6bは、A549細胞におけるPKC−α mRNAレベルに対 する配列ID番号:30を有する2’メトキシエトキシ修飾オリゴヌクレオチド の効果を示している折れ線グラフである。図6aはデオキシホスホロチオエート 化合物ISIS3521と比較したISIS9605の効果を示している。図6 bはデオキシホスホロチオエート化合物ISIS3521と比較したISIS9 606の効果を示している。 図7aおよび7bはヌードマウスにおけるヒト結腸癌腫(Colo205)腫 瘍移植片の増殖に対する配列ID番号:30を有するオリゴヌクレオチドの効果 を示している折れ線グラフである。図7aはデオキシホスホロチオエート化合物 、ISIS3521の効果を示している。図7bは2’メトキシエトキシ修飾化 合物、ISIS12723の効果を示している。 図8aおよび8bはヌードマウスにおけるA549肺腫瘍移植片の増殖に対す るISIS5132(図6a)およびCGP69845、同じ配列の2’−メト キシエトキシ(2’−O−CH2−CH2−O−CH3)体(図6b)の効果を示 している折れ線グラフである。 図9は対照化合物および本発明の二つの化合物のマウス血漿濃度を示している 折れ線グラフである。血漿濃度は時間に対してプロットされている。 図10はマウスの種々の組織における対照化合物の分布を示している三次元棒 グラフである。特定の組織が一つの軸に、時間が第二の軸におよび用量のパーセ ントが第三の軸に示されている。化合物は静脈注射により送達された。 図11はマウスの種々の組織における本発明の化合物の分布を示している三次 元棒グラフである。特定の組織が一つの軸に、時間が第二の軸におよび用量のパ ーセントが第三の軸に示されている。化合物は静脈注射により送達された。 図12はマウスの種々の組織における本発明の別の化合物の分布を示している 三次元棒グラフである。特定の組織が一つの軸に、時間が第二の軸におよび用量 のパーセントが第三の軸に示されている。化合物は静脈注射により送達された。発明の詳細な説明 本発明の目的に従うと、強められたヌクレアーゼ耐性、核酸の相補的鎖に対す る強められた結合親和性を有しており、およびRNase Hの基質である新規 オリゴヌクレオチドが提供された。本発明のオリゴヌクレオチドは複数のヌクレ オシド単位から組み立てられている。本発明の各々のオリゴヌクレオチドは、オ リゴヌクレオチドのヌクレアーゼ耐性が増加するように機能化されている少なく とも一つのヌクレオシド単位を含む。さらに、本発明のある態様では、ヌクレオ シド単位の少なくともいくつかは核酸の相補的鎖に対するオリゴヌクレオチドの 結合親和性を増加させる置換基を有する。さらに、ヌクレオシド単位の少なくと もいくつかは2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル糖残基を含む。 上記のガイドラインに関して、本発明のオリゴヌクレオチドに各々のヌクレオ シド単位は(もしくは”ヌクレオシド”または”サブユニッド”と称される)” 天然の”または”合成の”残基のどちらでもよい。従って、本発明の文脈におい て、用語”オリゴヌクレオチド”は複数の連結されたヌクレオシド単位から形成 されたオリゴマーを意味している。ヌクレオシド単位はお互いにホスホジエステ ルまたはホスホロチオエート結合のようなリン結合を通して連結されている。ヌ クレオシド単位は天然のまたは非天然の核酸塩基およびペントフラノシル糖残基 から形成される。用語”オリゴヌクレオチド”は従って実際上、天然に存在する 化学種または天然に存在するヌクレオシド単位から形成された合成化学種を含む 。 本発明のオリゴヌクレオチドは修飾されたサブユニットを含むこともできる。 修飾はヌクレオシドの核酸塩基部分、ヌクレオシドの糖部分または次のヌクレオ シドを連結している結合に起こり得る。 本発明のオリゴヌクレオチドの結合親和性は、オリゴヌクレオチドのヌクレオ シド単位に置換基を取り込むことにより増加できることが本発明において見いだ された。好適な置換基は2’置換基である(すなわち、本発明によるオリゴヌク レオチドのヌクレオシド単位のペントフラノシル糖残基の2’位に位置された置 換基)。現在の所、好適な置換基にはフルオロ、アルコキシ、アミノアルコキシ 、イミダゾリルアルコキシおよびポリエチレングリコールが含まれる。アルコキ シおよびアミノアルコキシ基には一般的に低級アルキル基、特にC1−C9アルキ ルが含まれている。ポリエチレングリコールは(O−CH2−CH2n−O−ア ルキルの構造である。特に好適な置換基は式(−O−CH2−CH2n−O−ア ルキル(式中、n=1およびアルキル=CH3)のポリエチレングリコール置換 基である。 本発明のオリゴヌクレオチドを作り上げるヌクレオシド単位にある種の修飾核 酸塩基を使用することによっても結合親和性を増加させることができる。そのよ うな修飾核酸塩基には5−置換ピリミジン、6−アザピリミジンおよびN−2、 N−6、およびO−6置換プリンが含まれるであろう(2−アミノプロピルアデ ニン、5−プロピルウラシルおよび5−プロピニルシトシンが含まれている)。 他の修飾ピリミジンおよびプリン塩基も核酸の相補的鎖に対するオリゴヌクレオ チドの結合親和性を増加させることが期待される。 2’−置換基の使用は本発明の置換オリゴヌクレオチドの結合親和性を増加さ せる。発表されている研究(Synthesisi and Biophysi cal Studies of 2’−dRIBO−F Modified O ligonucleotides ,Conference On Nuclei c Acid Therapeutics,Cleawater,FL,199 1年1月13日)では、オリゴヌクレオチドの5つのヌクレオシド単位上に2’ −フルオロ置換基を有する、15−merホスホジエステルオリゴヌクレオチド の置換ヌクレオシド単位当たり、1.6℃の結合親和性の増加を報告している。 オリゴヌクレオチドのヌクレオシド単位の11が2’−フルオロ置換基を有して いた場合、置換ヌクレオシド単位当たり1.8℃へ結合親和性が増加した。 上記の研究において、15−merホスホジエステルオリゴヌクレオチドは対 応するホスホロチオエート類似体へ誘導化された。15−merホスホジエステ ルオリゴヌクレオチドとそのホスホロチオエート類似体を比較した場合、ホスホ ロチオエート類似体は15−merホスホジエステルオリゴヌクレオチドの結合 親和性の約66%のみの親和性しか有していなかった。別の言い方をすると、結 合親和性はオリゴヌクレオチドのそのホスホロチオエート類似体への誘導化によ り失われた。しかしながら、2’−フルオロ置換体が15−merホスホロチオ エートオリゴヌクレオチドの11のヌクレオシドに位置している場合、2’−置 換基の結合親和性は、15−merオリゴヌクレオチドのそのホスホロチオエー ト類似体への誘導化により示された減少をより以上に打ち負かせた。この化合物 において、すなわち2’−フルオロ置換基で置換された11のヌクレオシド単位 を有する15−merホスホロチオエートオリゴヌクレオチド、結合親和性は置 換基当たり2.5℃上昇した。この研究においては、そのオリゴヌクレオチドに 相補的であるRNA標的のRNase H酵素的切断を惹起するであろう2’− デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル糖残基を有するヌクレオシド単位の適当 な連続的配列を含ませるような試みは行われなかった。 標的RNAのRNase H酵素的切断を惹起するため、本発明のオリゴヌク レオチドはそのなかにDNA型セグメントのセグメントまたは配列を含んでいな ければならない。別の言い方をすると、本発明のオリゴヌクレオチドのヌクレオ シド単位の少なくともいくつかは2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル 糖残基を有していなければならない。3つ以上の連続的に連結された2’−デオ キシ−エリスロ−ペントフラノシル含有ヌクレオシド単位を有する配列は、標的 RNAと本発明のオリゴヌクレオチドとのハイブリダイゼーションによりRNa se H活性を惹起するために必須である。現在の所、本発明のオリゴヌクレオ チド中に3つまたはそれ以上の連続した2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラ ノシル含有ヌクレオシド単位の配列を有するのが好適である。少なくとも5つの 連続した2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル含有ヌクレオシド単位の 使用が特に好適である。 RNase Hの作用機構は、DNA−RNA二重鎖の認識に続いてのこの二 重鎖のRNA鎖の切断である。”背景技術”で示したように、本分野の他の研究 者は、DNA鎖にヌクレアーゼ安定性を与えるために修飾DNA鎖を使用した。 このことを行うのに、彼らは増加されたヌクレアーゼ安定性を与えるがハイブリ ダイゼーション特性を減少させる修飾リン結合を使用した。 本発明はRNA鎖の切断を認識および惹起するためにRNase Hが直面す るある種の範疇を同定した。これらの第一は切断部位でのRNA鎖は、陰性荷電 を有するリン結合を通して結合されたヌクレオシド単位を有していなければなら ない。従って、切断部位のヌクレオシドの糖残基はβ−ペントフラノシル糖残基 であらねばならず、および2’エンドコンホメーションでなければならない。こ の範疇に合致するヌクレオシドはホスホジエステル、ホスホロチオエートおよび ホスホロジチオエート結合で結合されている2’−デオキシ−エリスロ−ペント フラノシル β−ヌクレオシドのみである。 そのような構造単位の製造で使用するために適した核酸塩基にはアデニン、グ アニン、シトシン、ウリジンおよびチミンのようなプリンおよびピリミジン、並 びにキサンチン、ヒポキサンチン、2−アミノアデニン、アデニンおよびグアニ ンの6−メチルおよび他のアルキル誘導体、アデニンおよびグアニンの2−プロ ピルおよび他のアルキル誘導体、5−ハロウラシルおよびシトシン、5−プロピ ニル ウラシルおよびシトシン、6−アゾ ウラシル、シトシンおよびチミン、 5−ウラシル(偽ウラシル)、4−チオウラシル、8−ハロ、アミノ、チオーツ 、チオアルキル、ヒドロキシルおよび他の8−置換アデニンおよびグアニン、5 −トリフルオロメチルおよび他の5−置換ウラシルおよびシトシンおよび7−メ チルグアニンのような他の合成および天然核酸塩基が含まれる。さらなるプリン およびピリミジンとしては、米国特許第3,687,808号に記載されている もの、Concise Encyclopedia Of Polymer S cience And Engineering ,858−859,Krosc hwitz,J.I.編,John Wiley & Sons,1990に記 載されているもの、およびEnglischet.al.,Angewandt e Chemie,International Edition ,1991, 30,613に記載されているものが含まれる。 本発明のオリゴヌクレオチドは少なくとも一つのヌクレオシドの2’位にメト キシエトキシ(−OCH2CH2OCH3)修飾を含む。この修飾は標的に対する オリゴヌクレオチドの親和性およびオリゴヌクレオチドのヌクレアーゼ耐性の両 方を増加させることが示されている。本発明のオリゴヌクレオチドは好適には約 5から約50のヌクレオシド単位からなっている。本発明の文脈において、この ことは5から50のヌクレオシド単位を有する、前に記載したような非天然のオ リゴマーを包含することを理解されたい。本発明のオリゴヌクレオチドは約15 から約25のヌクレオシド単位からなっていることがより好適である。察知され るであろうように、”ヌクレオシド単位”とはリン結合を通して隣接するサブユ ニットに適切に結合された核酸単位および糖の組み合わせである。用語”サブユ ニット”は”ヌクレオシド単位”と相互交換的に使用される。RNase H応 答を惹起するためには、前に特定したように、オリゴヌクレオチドのこの総配列 長内には3つより多くの(しかし好適には5またはそれ以上の)連続的に連結さ れた2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル含有ヌクレオシド単位の配列 が存在するがあろう。 オリゴヌクレオチド内の2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル含有ヌ クレオシド配列の両側に別の2’−置換ペントフラノシル含有ヌクレオシド配列 が位置するように、オリゴヌクレオチド中に2’−デオキシ−エリスロ−ペント フラノシル含有ヌクレオシド配列を組み込むのが現在のところ好適である。その ような構築において、2’−デオキシ−エリスロ−ぺントフラノシル含有ヌクレ オシド配列は”中心領域”とも称され、および2’−置換ペントフラノシル含有 ヌクレオシド配列は”隣接領域”と称される。 本発明のある態様において、結合親和性増加のためのヌクレオシドの残りの各 々が2’−置換基を含む場合、2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル含 有ヌクレオシド部分配列は、2’−置換基を有するヌクレオシド単位の第一の部 分配列および2’−置換基を有するヌクレオシド単位の第二の部分配列の間に位 置しているであろう。2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル含有ヌクレ オシド部分配列を本発明のオリゴヌクレオチドの3’かまたは5’末端に位置さ せることを含む他の構築もまた可能である。 本発明に従って使用されるオリゴヌクレオチドは、固相合成のよく知られた技 術により都合よくおよび日常的に製造されるであろう。[Martin,Hel v.Chim.Acta,1995,78,486−504]。そのような合成 の装置はApplied Biosystemsを含むいくつかの売り主により 販売されている。そのような合成のための他の手段を用いてもよい。オリゴヌク レオチドの実際の合成は当業者の手腕である。ホスホロチオエートおよびアルキ ル化誘導体のような他のオリゴヌクレオチドを製造するために類似の技術を使用 することもよく知られている。蛍光標識された、ビオチニル化されたまたは他の 複合オリゴヌクレオチドを合成するために類似の技術および市販品として入手可 能なビオチン、フルオレセイン、アクリジンまたはソラリン修飾アミダイトおよ び/または制御孔ガラス(CPG)のような修飾アミダイトおよびCPG製品を 使用することもよく知られている。 本発明の化合物は診断、治療および研究試薬およびキットとして利用できる。 それらは適切な医薬として受容可能な希釈剤または担体に有効量の本発明のオリ ゴヌクレオチドを添加することにより医薬組成物で利用できる。それらはさらに 、タンパク質の望まれない産生により特徴付けられる疾患を有する生物体を処置 するために使用できる。生物体は、望まれないタンパク質をコードしている標的 核酸の鎖と特異的にハイブリダイズできる配列を有する本発明のオリゴヌクレオ チドと接触させることができる。 治療組成物の処方および続いてのそれらの投与は当業者の裁量でできると信じ られている。治療にためには一般に、そのような治療を必要とする患者に本発明 のオリゴヌクレオチドは、通常医薬として受容可能な担体中で、患者の年齢およ び処置されている疾患状態の重態度に依存して体重kg当たり0.01μgから 100gの用量範囲で投与される。さらに、処置投与計画は患者の特定の疾患の 性質、その重態度および全体的状態に依存するであろう期間続けられるであろう が、一日一度から20年に一度まで延長してもよい。処置後、患者の状態の変化 および疾患状態の徴候の軽減がモニターされる。オリゴヌクレオチドの用量は、 患者が現在の用量レベルに有意に応答しなければ増加させ、またはもし疾患状態 の徴候の軽減が観察されれば、または疾患状態が除去されていれば減少されるで あろう。 いくつかの場合は、本発明のオリゴヌクレオチドと共に他の伝統的治療様式で 患者を処置するのがより有効であろう。例えば、AIDSの処置を受けている患 者には、オリゴヌクレオチドと共にAZTが投与されるであろうし、アテローム 性動脈硬化症の患者は処置された動脈の再閉塞を防止するため、血管形成術に続 いて本発明のオリゴヌクレオチドで処置されるであろう。 処置が成功した後、疾患状態の再発を防止するために患者は維持治療を受ける のが望ましく、その際オリゴヌクレオチドは一日一回またはそれ以上から20年 毎に一度まで、体重kg当たり0.01μgから100gの範囲の維持用量で投 与される。 本発明の医薬組成物は局所的または全身的処置が望まれるかおよび処置される べき範囲に依存して多くの方法で投与されるであろう。投与は局所(眼、膣、直 腸、鼻孔内、経皮を含む)、経口または非経口であろう。非経口投与には静脈内 滴加、皮下、腹腔内または筋肉内注射または鞘内または脳室内投与が含まれる。 局所投与のための処方には経皮パッチ、軟膏、ローション、クリーム、ゲル、 点滴剤、座剤、スプレー剤、液剤および散剤が含まれるであろう。通常の医薬担 体、水性、粉末または油性基剤、増粘剤などが必要または望ましいであろう。被 覆コンドーム、グローブなどもまた有用であろう。 経口投与のための組成物には粉末または顆粒、水または非水性媒質中の懸濁剤 または液剤、カプセル、サッシェまたは錠剤が含まれる。増粘剤、芳香剤、希釈 剤、乳化剤、分散補助剤または結合剤が望ましいであろう。 鞘内または脳室内投与のための組成物には無菌溶液が含まれるが、それは緩衝 液、希釈剤および他の適した添加物を含んでいてもよい。 非経口投与のための処方には無菌水性溶液が含まれるが、それは緩衝液、希釈 剤および他の適した添加物を含んでいてもよい。 用量は処置される疾患状態の重態度および応答性に依存しており、処置過程は 数日から数カ月、または治療が達成されるまでまたは疾患状態の軽減が達成され るまで続く。至適投与計画は患者の体の薬剤蓄積の測定から計算できる。当業者 は至適投与量、投与法および反復率を容易に決定できる。至適投与量は個々のオ リゴヌクレオチドの相対的効力に依存して変化するであろうし、インビトロおよ びインビボ動物モデルで有効であることが観察されたEC50に基づいて一般的に は見積もることができる。一般に、投与量は体重kg当たり0.01μgから1 00gであり、1日1回またはそれ以上、1週間毎、1月毎または1年毎または 2から20年に1回である。 そのような治療的処置は、単細胞原核動物および真核生物体多細胞真核生物体 の範囲の種々の生物体で実施できる。その遺伝、代謝または細胞機関の基本的部 分としてDNA−RNA転写またはRNA−タンパク質翻訳を利用している生物 体はそのような治療的および/または予防的処置に影響を受ける。明らかに、細 菌、酵母、原生動物、藻類、植物および温血動物を含む高等動物のような多様な 生物体がこの方法で処置できる。さらに、多細胞真核生物の細胞は各々、その細 胞活性の不可欠な部分としてDNA−RNA転写またはRNA−タンパク質翻訳 の両方を含むので、そのような細胞集団に対しても本治療および/または診断が 実行できる。さらに、真核生物細胞の多くの細胞小器官(例えば、ミトコンドリ アおよび葉緑体)も転写および翻訳機構を含む。単一細胞それ自体、細胞集団ま たは細胞小器官もまた、本発明の治療または診断オリゴヌクレオチドで処置でき る生物体の定義に含まれているであろう。本明細書で使用される場合、治療とは 疾患状態の根絶、生物体の殺傷(例えば、細菌、原生動物または他の感染)また は異常または望まれない細胞性増殖または発現の制御を含むことを意味している 。 本発明の文脈において、”ハイブリダイゼーション”とは相補的核酸塩基間の 水素結合形成(ワトソンークリック、フーグスティーンまたは逆フーグスティー ン水素結合形成)を意味するであろう。例えば、アデニンおよびチミンは相補的 な核酸塩基であり、水素結合の形成により対を形成する。本明細書で使用される 場合、”相補的”および”特異的にハイブリダイズ可能”とはヌクレオシド単位 を含む二つの核酸間の配列相補性を意味しており、一つの核酸はオリゴヌクレオ チドでありおよび他の核酸は標的DNAまたはRNA分子である。例えば、もし オリゴヌクレオチドのある位置の核酸塩基が、DNAまたはRNA分子の同じ位 置の核酸塩基と水素結合形成ができるなら、オリゴヌクレオチドおよびDNAま たはRNA分子はその位置でお互いに相補的であると考えられる。オリゴヌクレ オチドおよびDNAまたはRNA分子は、各々の分子の対応する位置の十分な数 がお互いに水素結合できる核酸塩基により占有されている場合、お互いに相補的 である。従って、”特異的にハイブリダイズ可能”および”相補的”は、オリゴ ヌクレオチドおよび標的DNAまたはRNA分子間に安定なおよび特異的結合が 起きるような十分な程度の相補性を示すために使用される用語である。オリゴヌ クレオチドは特異的にハイブリダイズ可能であるその標的DNA配列と100% 相補的である必要はないことを理解されたい。標的DNAまたはRNA分子への オリゴヌクレオチドの結合が標的DNAまたはRNAの正常な機能を妨害して効 用の消失を起こし、および特異的結合が望まれる条件下(すなわち、インビボア ッセイまたは治療的処置の場合の生理学的条件下、またはインビトロアッセイの 場合のアッセイが実行される条件下)、非標的配列へのオリゴヌクレオチドの非 特異的結合を避けるために十分な程度の相補性がある場合、オリゴヌクレオチド は特異的にハイブリダイズ可能である。 例示の目的で、本発明の化合物がras−ルシフェラーゼトランス活性化を使 用するras−ルシフェラーゼ融合系で使用された。1992年12月23日に 公開され本出願と共通して譲渡されている国際特許公開番号WO92/2265 1(その全内容は本明細書において援用される)に記載されているように、ra s癌遺伝子は、細胞質膜の内部表面に極在している関連タンパク質をコードして いる遺伝子ファミリーの一員である。rasタンパク質はアミノ酸レベルで高度 に保存的であり、高い親和性および特異性でGTPを結合し、およびGTPas e活性を有することが示されている。ras遺伝子生成物の細胞性機能は知られ ていないが、それらの生化学的特性、ならびにGTP結合タンパク質またはGタ ンパク質として知られている信号伝達タンパク質の組との著しい配列相同性は、 ras遺伝子産物が細胞質膜を通過する細胞外信号の伝達に関連する基礎的細胞 制御機能における基本的役割を果たしていることを示唆している。 H−ras、K−rasおよびN−rasと称される3つのras遺伝子が哺 乳類ゲノムで同定されている。哺乳類ras遺伝子はそのコード配列内に単一点 突然変異により形質転換誘導特性を獲得している。天然に存在するras癌遺伝 子中の突然変異はコドン12、13および61に局在している。ヒト腫瘍中に観 察される最も普通に検出された活性化ras突然変異はH−ras遺伝子のコド ン−12にあり、GGCからのGTCへの塩基変化はrasタンパク質生成物の GTPase制御ドメインのグリシンからバリンへの置換を生じる。この単一の アミノ酸変化はrasタンパク質機能の正常な制御を破壊し、それにより正常で は制御されている細胞タンパク質を連続的に活性にするように変換すると考えら れている。そのような正常なrasタンパク質機能の脱制御は正常増殖から悪性 増殖への形質転換の原因となると信じられている。 本発明のオリゴヌクレオチドは、異常細胞増殖および腫瘍形成に暗示されてき た活性型に時折変換される天然に存在する細胞性遺伝子であるraf遺伝子の発 現の調節にも使用された。 本発明のオリゴヌクレオチドはまたプロテインキナーゼC(PKC)に関連す る核酸とも特異的にハイブリダイズ可能である。これらのオリゴヌクレオチドは PKC発現を調節することが観察された。 以下の実施例および方法は本発明を例示するものであり、これらに制限するこ とを意図しているわけではない。実施例1 オリゴヌクレオチド合成 非置換および置換オリゴヌクレオチドはヨウ素酸化による標準ホスホロアミダ イト化学を用いる自動化DNAシンセサイザー(Applied Biosys temsモデル380B)で合成された。ホスホロチオエートオリゴヌクレオチ ドに対しては、亜リン酸結合の段階的チオ化のために標準酸化ボトルは3H−1 ,2−ベンゾジチオール−3−オン 1,1−ジオキシドの0.2Mアセトニト リル溶液に置き換えられた。チオ化待ち工程は68秒に伸ばされ、続いてキャッ プ化工程が行われた。CPGカラムから切断後、55℃にて濃水酸化アンモニウ ム中で脱保護され(18時間)、オリゴヌクレオチドは0.5MNaCl溶液か ら2.5容量のエタノールで2度沈澱させることにより精製された。分析ゲル電 気泳動は20%アクリルアミド、8M尿素、454mMトリス−ホウ酸緩衝液( pH=7.0)で行われた。オリゴヌクレオチドおよびホスホロチオエートはポ リアクリルアミドゲル電気泳動に基づいて、80%以上の完全長物質であると判 断された。実施例2 中心2’−デオキシホスホロチオエート領域に隣接する2’−置換領域を有する オリゴヌクレオチド 配列5’GCGTTTTTTTTTTGCG 3’(配列ID番号:28)の 15−mer RNA標的はRNAプロトコールを用いてDNAシークエンサー 上、通常の様式で製造された。2’−デオキシ領域に隣接する領域に2’−置換 ヌクレオシド単位を有する一連の相補的ホスホロチオエートオリゴヌクレオチド は既知の文献の方法により、または1992年3月5日に公開された国際特許出 願番号WO92/03568の方法により合成された2’−置換ヌクレオシド前 駆体(即ち、2’−O−メチル)を利用して合成された。2’−置換ヌクレオシ ドはDNAシンセサイザー上、通常の様式で5’−O−ジメトキシトリチル−3 ’−ホスホロアミダイトとして加えられた。相補的オリゴヌクレオチドは5’C GC AAA AAA AAA AAA ACG C 3’(配列ID番号:2 9)を有する。2’−置換基はこれらのオリゴヌクレオチドのCGCおよびCG 領域に位置された。以下の2’−O−置換基が使用された;2’−フルオロ;2 ’−O−メチル;2’−O−プロピル;2’−O−アリル;2’−O−アミノプ ロポキシ;2’−O−(メチキシエトキシエチル);2’−O−イミダゾールブ トキシおよび2’−O−イミダゾールプロポキシ。実施例3 ras−ルシフェラーゼレポーター遺伝子組立 本研究で記載されているRas−ルシフェラーゼレポーター遺伝子はPCR技 術を使用して組み立てられた。突然変異体(コドン−12)および非突然変異体 (野生型)ヒトH−ras遺伝子両方のエキソンの5’−領域のPCRクローニ ングのためのプライマーとして使用するためにオリゴヌクレオチドプライマーが 合成された。H−ras鋳型はBethesda,MD.のAmericanT ype Culture Collection (ATCC番号41000お よび41001)から購入された。オリゴヌクレオチドPCRプライマー##5 ’−ACA−TTA−TGC−TAG−CTT−TTT−GAG−TAA−AC T−TGT−GGG−GCA−GGA−GAC−CCT−GT−3’(センス) (配列ID番号:15)および5’−GAG−ATC−TGA−AGC−TTC −TGG−ATG−GTC−AGC−GC−3’(アンチセンス)(配列ID番 号:16)が鋳型として突然変異体および非突然変異体H−ras遺伝子を用い る標準PCR反応に使用された。これらのプライマーはNheIおよびHi ndIII制限エンドヌクレアーゼ部位が隣接する正常および突然変異体H−ra sの−53から+65(翻訳開始部位に関して)の配列に対応する145塩基対 のDNA産物を生成することが期待される。PCR生成物は標準法を用いてゲル で精製し、沈澱させ、洗浄して水に再懸濁した。 P.ピラリス(ホタル)ルシフェラーゼ遺伝子のクローニングのためのPCR プライマーは、PCR生成物が完全長ルシフェラーゼタンパク質(ただしアミノ 末端メチオニン残基を除いて、それは二つのアミノ酸、アミノ末端のリジン残基 に続くロイシン残基により置換されているであろう)をコードするように設計さ れていた。ルシフェラーゼ遺伝子のクローニングのために使用されたオリゴヌク レオチドPCRプライマーは、5’−GAG−ATC−TGA−AGC−TTG −AAG−ACG−CCA−AAA−ACA−TAA−AG−3’(センス)( 配列ID番号:17)および5’−ACG−CAT−CTG−GCG−CGC− CGA−TAC−CGT−CGA−CCT−CGA−3’(アンチセンス)(配 列ID番号:18)であり、ルシフェラーゼレポーター遺伝子を含む市販品とし て入手可能なプラスミド(pT3/T7−Luc)(Clontech)を使用 する標準PCR反応で鋳型として使用された。これらのプライマーはHindII IおよびBssHII制限エンドヌクレアーゼ部位が隣接するルシフェラーゼ遺伝 子に対応する約1.9kbの生成物が得られると期待された。この断片は標準法 を用いてゲルで精製し、沈澱させ、洗浄して水に再懸濁した。 ras−ルシフェラーゼ融合レポーター遺伝子の組立を完成させるため、ra sおよびルシフェラーゼPCR生成物は適当な制限エンドヌクレアーゼで消化さ れ、制限エンドヌクレアーゼNheI、HindIIIおよびBssHIIを使用し てステロイド誘導可能マウス乳癌ウイルスプロモーターMMTVを含む発現ベク ター内へ3部分結合によりクローン化された。生じたクローンではホタルルシフ ェラーゼ遺伝子の読み枠に融合したH−ras 5’配列(−53から+65) が挿入されている。得られた発現ベクターは、ステロイド誘導可能MMTVプロ モーターの制御下で発現されるras−ルシフェラーゼ融合生成物をコードして いる。実施例4 プラスミドDNAによる細胞のトランスフェクション トランスフェクションは以下の条件下、Greenberg(Current Protocols in Molecular Biology ,Ausub el et.al.,eds,John Wiley and Sons,NY )に記載されているように実行された:ヒーラー細胞は60mm皿に5x105 細胞/皿で播種された。総量で10μgのDNAが各々の皿に加えられ、その9 μgはras−ルシフェラーゼレポータープラスミドであり、および1μgは構 成性ラウス肉腫ウイルス(RSV)プロモーターの制御下でラットグルココルチ コイドレセプターを発現するベクターであった。リン酸カルシウム−DNA沈澱 物は、3mM EGTAを含むトリス緩衝液[50mM トリス−Cl(pH7 .5)、150mM NaCl]で洗浄することにより16−20時間後に除去 された。続いて10%ウシ胎児血清を補給した新鮮な培地を細胞に加えた。この 時点で、デキサメタソンによるレポーター遺伝子発現の活性化に先立ち、細胞は アンチセンスオリゴヌクレオチドで前処理された。実施例5 細胞のオリゴヌクレオチド処理 プラスミドトランスフェクション直後に、細胞をOptiMEM(GIBCO )で3回洗浄し、前もって37℃に温められた。10μg/mL N−[1−( 2,3−ジオェイルオキシ)プロピル]−N,N,N,−トリメチルアンモニウ ムクロリド(DOTMA)(Bethesda Research Labs, Gaithersburg,MD)を含む2mLのOptiMEMを各々の皿に 加え、およびオリゴヌクレオチドが直接的に加えて、37℃で4時間インキュベ ートした。OptiMEMは続いて除去され、オリゴヌクレオチドを含む適当な 細胞増殖培地で置き換えられた。この時点で、0.2μMの最終濃度のデキサメ タソンで細胞を処理することによりレポーター遺伝子発現が活性化された。ステ ロイド処理して10−16時間後に細胞は採取された。実施例6 ルシフェラーゼアッセイ Greenberg(Current Protocols in Mole cular Biology ,Ausubel et al.,eds.,Jo hn Wiley and Sons,NY)により記載されているように、界 面活性剤トリトンX−100での細胞溶解により、細胞からルシフェラーゼが抽 出された。Dynatech ML1000ルミノメーターが625μMのルシ フェリン(Sigma)の添加によるルミネッセンスのピークの測定に使用され た。各々の抽出物に対し、アッセイの直線範囲にデータが集まることを確実にす るため、異なった量の抽出物を使用してルシフェラーゼアッセイが複数回実施さ れた。実施例7 ras−ルシフェラーゼ遺伝子発現のアンチセンスオリゴヌクレオチド阻害 活性化H−rasのコドン−12点突然変異を標的とした一連のホスホロチオ エートオリゴヌクレオチドが上記のras−ルシフェラーゼレポーター遺伝子シ ステムを用いて試験された。この一連のものには基本的配列および基本的配列の 類似体が含まれている。基本的配列は前記の国際特許出願番号WO92/226 51に報告されているような既知の活性を有する。基本的配列およびその類似体 の両方とも、ヌクレオシド単位はヌクレアーゼ耐性を提供するためにホスホロチ オエート結合が組み込まれている。類似体の各々には2’−O−メチル置換基お よび2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル糖残基を含むヌクレオシド単 位が組み込まれている。類似体において、2’−デオキシ−エリスロ−ペントフ ラノシル糖含有サブユニットの部分配列は両方の末端に2’−O−メチル置換サ ブユニットの部分配列が隣接している。類似体は2’−デオキシ−エリスロ−ペ ントフラノシル糖含有ヌクレオシド配列の長さの点においてお互いに異なってい る。2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシルヌクレオシド部分配列は、活 性化rasのコドン−12点突然変異の点突然変異を中心にするように置かれて いる。 オリゴヌクレオチド配列、配列参照番号および配列ID番号(すべてホスホロ チオエート類似体である)が表1に示されている。この表において、”M”で同 定されるヌクレオシドは2’−O−メチル置換基を含み、”d”で同定されるヌ クレオシドは2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシルヌクレオシドである 。表1 キメラ2’−O−メチル P=S オリゴヌクレオチド 図1は細胞が表1のホスホロチオエートオリゴヌクレオチドで処理された場合 の用量応答データを示している。オリゴヌクレオチド2570は突然変異体(活 性化)H−ras RNAのコドン−12点突然変異を標的にしている。他のヌ クレオシドは結合親和性を増加させるために2’−O−メチル置換基を有してお り、空間を置かれた2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシルヌクレオシド の種々の長さの部分を有する。対照オリゴヌクレオチドはランダム20−mer ホスホロチオエートオリゴヌクレオチドである。結果は、オリゴヌクレオチドで 処理されていないトランスフェクト細胞のルシフェラーゼ活性のパーセントとし て表現されている。図が示しているように、オリゴヌクレオチド2570の濃度 を増加させて細胞を処理すると、ras−ルシフェラーゼの突然変異型を発現し ている細胞中のras−ルシフェラーゼ活性を用量依存的に阻害した。オリゴヌ クレオチド2570は通常型と比較した場合、ras−ルシフェラーゼの突然変 異型に対して約3倍の選択性を示した。 図1からさらに解るように、オリゴヌクレオチド3980、3985および3 984の各々はオリゴヌクレオチド2570が行ったよりも大きなras−ルシ フェラーゼ活性の阻害を示した。2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシル ヌクレオシドの7−mer配列を有するオリゴヌクレオチド3985が最大の阻 害を示した。2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシルヌクレオシド単位の 5−mer配列を有するオリゴヌクレオチド3980が次に大きな阻害を示し、 2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシルヌクレオシド単位の9−mer配 列を有するオリゴヌクレオチド3984が続いている。 図2は図1と同様の結果を示しているが、棒グラフの形である。図2でさらに わかるのは、オリゴヌクレオチド3975およびオリゴヌクレオチド3979の 活性である。これらのオリゴヌクレオチドは各々1および3ヌクレオシドの長さ の2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシルヌクレオシド単位の部分配列を 有する。図2から明らかなように、これらのオリゴヌクレオチドは有意な活性を 示さなかった。3−merデオキシ部分配列を有するオリゴヌクレオチド397 9では最も高い濃度量で測定可能な活性が観察された。 オリゴヌクレオチド2570と比較してオリゴヌクレオチド3980、398 5および3984の活性の増加は、化合物上に位置する2’−O−メチル置換基 によりこれらの化合物に与えられた結合親和性の増加、およびヌクレオシドの主 配列内への2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシルヌクレオシド配列の取 り込みによりこれらの化合物に与えられたRNase H活性化が寄与している 。本発明の活性化合物と対照的に、本発明の活性オリゴヌクレオチドのホスホロ チオエート結合の代わりにホスホジエステル結合を有する、活性オリゴヌクレオ チド2570、3980、3985および3984と同一の配列が活性を示さな かったことは興味を引かれる。このことは、ホスホジエステル化合物はヌクレア ーゼ(ホスホジエステル化合物を分解する)の基質であるため、それらのRNa seH活性化の可能性が妨害されるためである。他の糖修飾 :キメラオリゴヌクレオチドにおける2’−O−メチル置換基以外の 他の2’糖修飾の効果が試験された。これらの修飾は、7−merデオキシ部分 配列(または7−merデオキシギャップ)に隣接した、2’−修飾ヌクレオシ ドを有する17−merオリゴヌクレオチドが実施例8に記載したような25− merオリゴヌクレオチド補体とハイブリダイズされた場合に得られたTm値と 共に表2に掲げられている。これらのオリゴヌクレオチドにおいて、2’位のア ルキル長とTmの間に相関が観察された。アルキル長が増加するにつれてTmが減 少した。2’−フルオロ キメラオリゴヌクレオチドは一連のものの中で最も高 いTmを示した。 表2 Tmとアンチセンス活性の関係 2’−修飾 17−merと7−デオキシギャップ CCACACCGACGGCGCCC(配列ID番号:1) 2’修飾 Tm(℃) IC50(nM) デオキシ 64.2 150 O−ペンチル 68.5 150 O−プロピル 70.4 70 O−メチル 74.7 20 フルオロ 76.9 10 これらの2’修飾オリゴヌクレオチドは、実施例9に記載されたトランス活性 化レポーター遺伝子アッセイを用いてH−rasに対するアンチセンス活性が試 験された。これら2’修飾キメラ化合物のすべてがras発現を阻害し、2’− フルオロ 7−merギャップ付化合物が最も活性であった。5−mer中心デ オキシギャップを有する2’−フルオロ キメラオリゴヌクレオチドもまた活性 であった。 5−merまたは7−merデオキシ部分配列が隣接する2’−O−プロピル 部分配列を有する配列ID番号:1のキメラホスホロチオエートオリゴヌクレオ チドが2’−O−メチル キメラオリゴヌクレオチドと比較された。T24細胞 でのras発現は7−merデオキシギャップおよび均一のホスホロチオエート 主鎖を有する2’−O−メチルおよび2’−O−プロピルキメラオリゴヌクレオ チドの両方で阻害された。デオキシギャップを5ヌクレオシドに減少させた場合 は、2’−O−メチルオリゴヌクレオチドのみがras発現を阻害した。癌細胞におけるH−ras遺伝子発現のアンチセンスオリゴヌクレオチド阻害 : ras AUG領域に相補的な二つのホスホロチオエートオリゴヌクレオチド( 2502、2503)、ならびに同一の配列および2’−O−メチル部分配列が 隣接した7−merデオキシ部分配列を有するキメラオリゴヌクレオチド(49 98、5122)が実施例10に記載したように試験された。これらのキメラオ リゴヌクレオチドは表3に示されている。 表3 2’−O−メチル末端(ボールド体)および中心デオキシギャップ (AUG標的)を有するキメラホスホロチオエートオリゴヌクレオチド 化合物2503はT24細胞においてras発現を71%阻害し、キメラ化合 物(4998)はras mRNAをいくぶん強く阻害した(84%阻害)。化 合物2502(これもまたAUG領域に相補的)はras RNAレベルを26 %減少させ、このオリゴヌクレオチドのキメラ体(5122)は15%阻害を示 した。またこのアッセイには突然変異体コドン−12を標的とする二つのオリゴ ヌクレオチドも含まれていた。化合物2570(配列ID番号:1)はrasR NAを82%減少させ、7−merデオキシ部分配列を有するこのオリゴヌクレ オチドの2’−O−メチル キメラ体(3985)はras RNAを95%減 少させた。 オリゴヌクレオチド2570および2503はまた野生型(即ち、活性化され ていない)H−rasコドン−12を有するヒーラー細胞におけるras発現に 対するそれらの効果を決定するために試験された。T24細胞(活性化コドン− 12を有する)においてはこれらのオリゴヌクレオチドの両方がras発現を阻 害したが、ヒーラー細胞においてはras AUGと特異的にハイブリダイズで きるオリゴヌクレオチド(2503)のみがras発現を阻害した。活性化され たコドン−12と特異的にハイブリダイズできるオリゴヌクレオチド2570( 配列ID番号:1)はヒーラー細胞においてras発現を阻害しなかった(なぜ なら、これらの細胞では活性化されたコドン−12標的が欠けている)。 活性化H−rasのコドン−12と相補的な17−merホスホロチオエート オリゴヌクレオチドであるオリゴヌクレオチド2570、ならびに2570と同 一の配列であるが、各々5、7および9ヌクレオシド単位のデオキシ部分配列を 有するキメラホスホロチオエート2’−O−メチル置換オリゴヌクレオチド39 80、3985および3984(表1に示されている)のT24細胞におけるr as発現の阻害が試験された(実施例8に記載されているように)。均一の2’ −デオキシオリゴヌクレオチド2570および3つのキメラオリゴヌクレオチド はT24細胞においてras mRNAレベルを減少させた。化合物3985( 7−merデオキシギャップ)および3984(9−merデオキシギャップ) はras mRNAを81%減少させ;化合物3980(5−merデオキシギ ャップ)はras mRNAを61%減少させた。この配列であるが、5−me rデオキシ(4689)または7−merデオキシ(4690)が隣接する2’ −フルオロ置換ヌクレオシドを有するキメラオリゴヌクレオチドはT24細胞に おいてras mRNA発現を阻害し、5−merデオキシ部分配列を有する2 ’−フルオロキメラの63%阻害に対し、7−merデオキシ部分配列を有する ものがより好適な阻害(82%)であった。癌細胞増殖のアンチセンスオリゴヌクレオチド阻害 :活性化rasのコドン−1 2に相補的な同一の配列を有する(配列ID番号:1)3つの17−merオリ ゴヌクレオチドの、実施例11に記載されたようなT24癌細胞増殖に対する効 果が試験された。オリゴヌクレオチド3985は2’−O−メチル置換ヌクレオ シドが隣接する7−merデオキシ部分配列を有する均一なホスホロチオエート であり、4690は2’−O−フルオロ置換ヌクレオシドが隣接する7−mer デオキシ部分配列(ギャップ)を有する均一なホスホロチオエートである(CF FFFFdddddddFFFFF、配列ID番号 :1、”F”で同定されるヌクレオシドは2’−フルオロ置換基を含み、”d”で 同定されるヌクレオシドは2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシルヌクレ オシドである)。癌細胞増殖に対するこれらのオリゴヌクレオチドの影響はノー ザンブロット分析により示されたras mRNA発現に対するそれらの影響と よく相関した:オリゴヌクレオチド2570は細胞増殖を61%阻害し、2’− O−メチルキメラオリゴヌクレオチド3985は細胞増殖を82%阻害し、2’ −フルオロキメラ類似体は細胞増殖を93%阻害した。 細胞増殖に対するこれらのオリゴヌクレオチドの用量−応答研究において、阻 害は25μMから100μMの範囲において用量−依存であることが示された。 44nM、61nMおよび98nMのIC50値を各々オリゴヌクレオチド469 0、3985および2570に割り当てることができた。ランダムオリゴヌクレ オチド対照は試験された用量では影響を与えなかった。 細胞増殖に対するISIS2570の効果は細胞型特異的であった。このオリ ゴヌクレオチドによるT24細胞増殖の阻害は、同一のオリゴヌクレオチドによ るヒーラー細胞の阻害よりも4倍強烈であった(100nMオリゴヌクレオチド 濃度)。ISIS2570は、T24には存在するが、野生型コドン−12を有 するヒーラー細胞には欠けている活性化(突然変異体)rasコドン−12を標 的にしている。キメラ主鎖修飾オリゴヌクレオチド :前の実施例で議論されたオリゴヌクレオチ ドは均一のホスホロチオエート主鎖を有していた。前に議論した2’修飾キメラ オリゴヌクレオチドは均一のホスホジエステル主鎖では活性でない。5−mer デオキシギャップに隣接した2’−O−メチル置換領域を有し、ギャップ領域が P=S結合を有し、および隣接領域がP=O結合を有するキメラオリゴヌクレオ チドが合成された(ISIS4226)。P=O主鎖をギャップにおよびP=S を隣接領域に有する別のキメラオリゴヌクレオチド(ISIS4223)もまた 作製された。これらのオリゴヌクレオチドは表4に示されている。 均一の2’−デオキシヌクレオシド単位を有するオリゴヌクレオチドもまた合 成された。これらのオリゴヌクレオチドは分子の中心領域が1つのホスホジエス テル結合(ISIS4248)、2つのホスホジエステル(ISIS4546) 、3つのホスホジエステル(ISIS4551)または10のホスホジエステル 結合(ISIS4241)のホスホロチオエート結合を有する。これらのオリゴ ヌクレオチドもまた表4に示されている。 表4 2’−O−methyl端(ボールド体)および中心デオキシギャップ を有するキメラ主鎖(P=S/P=O)オリゴヌクレオチド (主鎖結合はs(P=S)またはo(P=O)により示されている) Dignam et al.,Nucleic Acids Res.,19 83,11,1475−1489に記載されているように、ヌクレアーゼ分解へ の感受性を決定するため、オリゴヌクレオチドは粗ヒーラー細胞抽出物中、37 ℃でインキュベートされた。5−merホスホジエステル中心領域およびホスホ ロチオエート/2’−O−メチル置換隣接領域を有するオリゴヌクレオチド(4 233)は7時間のT1/2を有していた。5−merホスホロチオエート中心領 域およびホスホロチオエート/2’−O−メチル置換隣接領域を有するオリゴヌ クレオチドは30時間のT1/2を有していた。1から10のホスホジエステル ジエステル結合を有するオリゴヌクレオチドの組において、1つのホスホジエス テル結合のオリゴヌクレオチド(4248)は均一のホスホロチオエートオリゴ ヌクレオチドISIS2570が安定だったようにヌクレアーゼに対して安定で あり、ヒーラー細胞抽出物中で5時間後も何の分解も示さなかった。2−mer 、3−merおよび4−merホスホジエステル中心領域を有するオリゴヌクレ オチドは各々約5.5時間、3.75時間および3.2時間のT1/2を有してお り、5−merまたは10−merホスホジエステル中心領域を有するオリ ゴヌクレオチドは各々1.75時間および0.9時間のT1/2を有していた。キメラ主鎖修飾オリゴヌクレオチドのアンチセンス活性 :均一のホスホロチオエ ート主鎖はアンチセンス活性には必要とされない。ISIS4226およびIS IS4233が、ISIS2570(均一のホスホロチオエート/均一のデオキ シ)、ISIS3980(均一のホスホロチオエート、デオキシ中心領域を有す る2’−O−隣接領域)およびISIS3961(均一ホスホジエステル、デオ キシ中心領域を有する2’−O−隣接領域)と共にras発現に対する効果につ いてras−ルシフェラーゼ系で試験された。P=S(すなわち、ヌクレアーゼ 耐性)中心領域を有するすべてのオリゴヌクレオチドがras発現を阻害した。 分子の中心に1つのホスホジエステル(ISIS4248)かまたは10のホスホ ジエステル結合(ISIS4241)を含むホスホロチオエート結合を有する2 つの均一の2’−デオキシオリゴヌクレオチドの活性も試験された。1つのP= Oを含むオリゴヌクレオチドはすべてにホスホロチオエート結合を含むオリゴヌ クレオチド(均一のP=Sオリゴヌクレオチド)とちょうど同じように活性であ ったが、10のP=O結合を含む同じオリゴヌクレオチドは完全に不活性であっ た。 7−merデオキシ中心領域(ギャップ)にホスホロチオエート主鎖を有し、 および隣接領域にホスホジエステル結合を有する(それらは2’−O−メチルま たは2’−O−プロピル置換されている)配列ID番号:1のキメラホスホロチ オエートオリゴヌクレオチドが作製された。2’−O−プロピル置換ホスホジエ ステル隣接領域を有するオリゴヌクレオチドはras発現を阻害することができ た。実施例8 融解曲線 温度に対する吸収曲線がIBM PCコンピューターおよびGilfordR esponse II分光光度計と接続したGilford 260分光光度計 を用いて260nmで測定された。緩衝液は100mM Na+、10mMリン 酸および0.1mM EDTAを含んでいた(pH7)。オリゴヌクレオチド濃 度は4μMであり、各々の鎖は85℃での吸光度およびPuglisiおよび Tinoco,Methods in Enzymol.,1989,180, 304−325に従って計算された吸光係数から決定された。Tm、二重鎖形成 の自由エネルギーおよび会合定数はデータを直線勾配ベースラインを有する二状 態モデルへ適合させることにより得られた。Petersheim,M.および Turner,D.H.,Biochemistry,1983,22,256 −263。報告されているパラメーターは少なくとも3回の実験の平均である。 いくつかのオリゴヌクレオチドについては、log10(濃度)に対するTm -1の プロットから二重鎖形成の自由エネルギーも得られた。Borer,P.N., Dengler,B.,Tinoco,I.,Jr.,and Uhlenbe ck,O.C.,J.Mol.Biol.,1974,86,843 − 85 3。実施例9 rasトランス活性化レポーター遺伝子システム 構成性SV40プロモーター制御下にある活性化(コドン−12、GGC→G TC)H−ras cDNA挿入物を含む発現プラスミドpSV2−oliはB runo Tocque博士(Rhone−Poulenc Sante,Vi try,France)から贈与された。このプラスミドは、ステロイド誘導可 能マウス乳腫瘍ウイルス(MMTV)プロモーターの制御下にあるH−ras発 現プラスミドを構築するための(PCRによる)鋳型として使用された。H−r asコード配列を得るために、H−ras遺伝子の570bpコード領域がPC Rにより増幅された。PCRプライマーは、クローニングを容易にするためそれ らの5’−領域中に特有のエンドヌクレアーゼ部位を有するように設計された。 H−rasコドン−12突然変異体癌遺伝子のコード領域を含むPCR生成物は ゲルで精製され、消化され、クローニングに先だってもう一度精製された。この 構築は、挿入物を発現プラスミドpMAMneo(Clontech Labo ratories,CA)内ヘクローニングすることにより完成した。 ras応答性レポーター遺伝子pRDO53がras発現を検出するために使 用された。Owen et al.,Proc.Natl.Acad.Sci. U.S.A .,1990,87,3866−3870。実施例10 インビボでのras発現のノーザンブロット分析 ヒト膀胱癌細胞株T24はAmerican Type Culture C ollection(Rockville MD)から入手した。細胞は10% 熱不活性化ウシ胎児血清および各々50U/mLのペニシリンおよびストレプト マイシンを補給した、L−グルタミンを含むマッコイ5A培地(Gibco B RL,Gaithersburg MD)中で増殖させた。細胞は100mmプ レートに播種した。それらが70%コンフルエントに達した時、オリゴヌクレオ チドで処理した。プレートは10mLの前もって温めたPBSおよび2.5μL のDOTMAを含む5mLのOptiMEM還元血清培地で洗浄した。続いてオ リゴヌクレオチドを所望の濃度まで加えた。処置して4時間後、培地をマッコイ 培地に置き換えた。オリゴヌクレオチド処置48時間後に細胞を集め、RNAは 標準CsCl精製法を用いて単離した。Kingston,R.E.,Curr ent Protocols in Molecular Biology ,( F.M.Ausubel,R.Brent,R.E.Kingston,D.D .Moore,J.A.Smith,J.G.Seidman and K.S trahl’,eds.),John Wiley and Sons,NY。 ヒト上皮様癌腫細胞株ヒーラー229はAmerican Type Cul ture Collection(Bethesda,MD)から入手した。ヒ ーラー細胞は10%ウシ胎児血清および100U/mLペニシリンを補給したダ ルベッコ改良イーグル培地(DMEM)中、6−ウェルプレート上に単層で維持 された。オリゴヌクレオチドによる処理およびRNAの単離は本質的にT24細 胞で説明した通りである。 ノーザンハイブリダイゼーション:各々のRNAの10μgを1.2%アガロ ース/ホルムアルデヒドゲル上で電気泳動し、常法を用いてGeneBind4 5ナイロン膜(Pharmacia LKB,Piscataway,NJ)へ 一夜移動させた。Kingston,R.E.,Current Protoc ols in Molecular Biology ,(F.M.Ausube l,R.Brent,R.E.Kingston,D.D.Moore,J. A.Smith,J.G.Seidman and K.Strahl’,ed s.),John Wiley and Sons,NY.RNAは膜へUV− 架橋させた。二本鎖32P標識プローブはPrime a Gene標識キット( Promega,Madison WI)を用いて合成された。rasプローブ はコドン−12にGGCからGTCへの突然変異を有する活性化(突然変異体) H−ras mRNAのcDNAクローンのSalI−NheI断片であった。 対照プローブはG3PDHであった。ブロットは68℃で15分間QuickH ybハイブリダイゼーション溶液(Stratagene,La Jolla, CA)で前もってハイブリダイズされた。100μLの10mg/mLサケ精子 DNAと混合した熱変性放射活性プローブ(2.5x106カウント/2mLハ イブリダイゼーション溶液)を加え、膜は68℃で1時間、膜をハイブリダイズ させた。ブロットは2xSSC/0.1%SDS中、室温にて15分で二度、お よび0.1xSSC/0.1%SDS中、60℃にて30分の一度の洗浄を行っ た。ブロットはオートラジオグラフィーを行い、信号の強度はImageQua ntホスホロイメージャー(Molecuar Dynamics,Sunny vale,CA)を用いて定量した。ノーザンブロットは最初にrasプローブ とハイブリダイズさせ、続いて0.1xSSC/0.1%SDS中で15分煮沸 することにより剥ぎ取り、正しい試料の負荷を検査するために対照G3PDHプ ローブと再ハイブリダイズされた。実施例11 癌細胞増殖のアンチセンスオリゴヌクレオチド阻害 細胞は本質的には実施例10で説明したように培養およびオリゴヌクレオチド で処理された。細胞は60mmプレートに播種され、70%コンフルエントに達 した時、DOTMA存在下でオリゴヌクレオチドにより処理された。時間経過実 験:1日目、細胞は100nMの最終濃度のオリゴヌクレオチドで一度処理され た。3日目に増殖培地が一度交換され、計数チャンバーを使用して細胞は5日に 渡って毎日計数された。用量−応答実験:種々の濃度のオリゴヌクレオチド(1 0、25、50、100または250μM)が細胞に加えられ、細胞は3日後に 採取され計数された。オリゴヌクレオチド2570、3985および4690の T24癌細胞増殖に対する効果が試験された。実施例12 キメラ(デオキシギャップ付)2’−O−メチルオリゴヌクレオチドによるPK C−α mRNA発現の阻害 配列ID番号:4を有するオリゴヌクレオチドは、デオキシ中心領域または2 ’−O−メチル置換部分配列が隣接する種々の長さのデオキシギャップを有する 均一のホスホロチオエートキメラオリゴヌクレオチドとして合成された。これら のオリゴヌクレオチド(500nM濃度)はノーザンブロット分析によりPKC −α mRNAレベルに対する効果が試験された。8ヌクレオシドまたはそれ以 上のデオキシギャップがすべての場合においてPKC−α mRNAレベル(両 方の転写体)の最大の減少を与えた。これらのオリゴヌクレオチドはPCK−α mRNAを減少させ、4ヌクレオシドのデオキシギャップ長では約83%、お よび6またはそれ以上のヌクレオシドのデオキシギャップではPCK−α mR NAのほとんど完全な減少を与えた。 4−merまたは6−merデオキシギャップを有する2’−O−メチル置換 キメラオリゴヌクレオチドはPKC−α mRNAの減少に対し、均一デオキシ オリゴヌクレオチド(すべて均一のホスホロチオエートである)が行うように2 00nMから250nMのIC50(PKC−α mRNAレベルを50%減少を 与えるのに必要とされるオリゴヌクレオチドの濃度)を有する。8−merデオ キシギャップを有する2’−O−メチル置換キメラオリゴヌクレオチドは約85 nMのIC50を有していた。 このキメラオリゴヌクレオチドのいくつかの変異体(配列ID番号:4)のP KC−α mRNAレベルを低くする能力が比較された。これらのオリゴヌクレ オチドは表5に示されている。 表5 キメラ2’−O−メチル/デオキシ P=S オリゴヌクレオチド ボールド=2’−O−メチル;s= P=S結合、o= P=O結合 PKC−α mRNAレベルに対するこれらのオリゴヌクレオチドの効果は図 3に示されている。オリゴヌクレオチド7008、3522および5352はP KC−α mRNAの減少を示し、5352が最も活性であった。 配列ID番号:4を有する一連の2’−O−プロピルキメラオリゴヌクレオチ ドが合成された。これらのオリゴヌクレオチドは表6に示されている。 表6 キメラ2’−O−プロピル/デオキシ P=S オリゴヌクレオチド ボールド=2’−O−プロピル;s= P=S結合、o= P=O結合 これらの2’−O−プロピル置換キメラオリゴヌクレオチドは2’−O−メチ ル置換キメラオリゴヌクレオチドと比較された。オリゴヌクレオチド7273お よび7294はPKC−α mRNAレベルを下げることで対応する2’−O− メチル相当物よりも活性であった。このことは図4および5に示されている。実施例13 PKC−α mRNA発現アンチセンス減少させる別のオリゴヌクレオチド ヒトPKC−α非翻訳領域を標的とする別のホスホロチオエートオリゴヌクレ オチドが設計されおよび合成された。 表7 PKC−α 3’−UTRを標的とする キメラ2’−O−プロピル/デオキシ P=S オリゴヌクレオチド ボールド=2’−O−プロピル;s= P=S結合、o= P=O結合 オリゴヌクレオチド6632、6653、7082および7083はPKC− α mRNAレベルを下げることで最も活性であった。実施例14 PKC−α mRNAレベルに対する配列ID番号:30を有するオリゴヌクレ オチドの効果 A549細胞は陽イオン性脂質DOTMA/DOPE存在下、500nMのホ スホロチオエートオリゴヌクレオチドで4時間処理され、洗浄し、さらに20時 間放置して回復させた。全RNAが抽出され、各々の20μgが1.2%ゲルで 分離され、ナイロン膜へ移された。これらのブロットは32P放射性標識PKC− α cDNAプローブで探索され、続いて取り出され、等しいRNA負荷を確認 するため放射性標識G3PDHプローブで再探索された。各々のオリゴヌクレオ チド[3520(配列ID番号:31)、3521(配列ID番号:30)、3 522(配列ID番号:4)および3527(配列ID番号:32)]は二重に 試験された。二つの主PKC−α転写体(8.5kbおよび4.0kb)が試験 されPhosphorImager(Molecular Dynamics, Sunnyvale CA)で定量された。ISIS3521(配列ID番号: 30)はより小さい転写体の約80%の減少およびより大きな転写体の90%を 超える減少を与えた。 配列ID番号:30および2’−OCH2CH2OCH3修飾を含むヌクレオシ ドが各々の端に隣接する8−merデオキシ中心領域を有する二つのオリゴヌク レオチドが合成された。合成を容易にするため、最後のヌクレオシドはデオキシ ヌクレオシドであった。表8に示されたこれらの化合物は異なっており、その一 つISIS9606は均一なホスホロチオエート主鎖を有し、他のもの(ISI S9606)は中心領域にホスホロチオエート主鎖(主鎖結合7−14)および 隣接領域にホスホジエステル主鎖を有する。これらの化合物はA549細胞にお けるPKC−α mRNA発現の阻害能力が試験され、ホスホロチオエート化合 物、ISIS3521と比較された。結果は図6aおよび6bに示されている。 3つの化合物に対してIC50(50%阻害が得られるオリゴヌクレオチド濃度) が計算された。ホスホロチオエート化合物、ISIS3521は約170nMの IC50を示した。ISIS9605および9606の両方のメトキシエトキシ化 合物とも約25nMのIC50を示した。 メトキシエトキシ修飾によるこの6か ら7倍の能力の増加は驚くような活性のしるしである。それらの非常に低いIC50 のため、メトキシエトキシ化合物9605および9606は好適である。 表8 配列ID番号:30を有するオリゴヌクレオチド ボールド =2’−OCH2CH2OCH3 s = ホスホロチオエート(P=S)結合 o = ホスホジエステル(P=O)結合実施例15 ヌードマウスにおけるヒトColo−205結腸腫瘍増殖に対する2’−メトキ シエトキシオリゴヌクレオチドISIS12723の効果 ヌードマウスにおける皮下ヒトColo−205結腸癌腫異種移植片は5x1 06Colo−205細胞を皮下に注射することにより確立された。2’−OC H2CH2OCH3修飾を含む6−mer部分配列が両端に隣接した8−merデ オキシ中心領域、中心領域(主鎖結合7−14)にホスホロチオエート主鎖およ び隣接領域にホスホジエステル主鎖を有するオリゴヌクレオチド、ISIS12 723(配列ID番号:30)、または均一なデオキシホスホロチオエート、I SIS3521(配列ID番号:30)を1日1回0.006、0.06、0. 6または6.0mg/kgの用量で静脈内投与してマウスが処理された。この研 究において、ISIS12723は塩溶液プラセボ対照と比較して95%を超え る腫瘍増殖の阻害を示した(図7a)。従って、メトキシエトキシ化合物、IS IS12723は好適である。実施例16 キメラオリゴヌクレオチドによるc−raf発現の阻害 配列ID番号:7を有するキメラオリゴヌクレオチドがGenbank c− raf配列HUMRAFR(Genbankリストx03484)を使用して設 計され、合成され、およびノーザンブロットアッセイを使用してT24膀胱癌腫 細胞におけるc−raf mRNA発現の阻害が試験された。これらのキメラオ リゴヌクレオチドは2’−O−メチル修飾ヌクレオシドの2つの領域が隣接した 6、8または10デオキシヌクレオシドの中心”ギャップ”領域を有しており、 表9に示されている。主鎖は均一なホスホロチオエートであった。実施例20に 記載したようなノーザンブロット分析において、これらのオリゴヌクレオチド3 つすべて(ISIS6720、6−merデオキシギャップ;ISIS6717 、8−merデオキシギャップ;ISIS6729、10−merデオキシギャ ップ)がT24細胞において70%を超えるc−raf mRNA発現の阻害を 示した。これらのオリゴヌクレオチドは好適である。8−merデオキシギャッ プを有するオリゴヌクレオチド(6717)が90%を超える阻害を示したので 、より好適である。 表9 キメラ2’−O−メチル P=S デオキシ”ギャップ”オリゴヌクレオチド ボールド=2’−O−メチル 一つまたはそれ以上の2’−O−メチル修飾および均一なホスホロチオエート 主鎖を有する別のキメラオリゴヌクレオチドが合成された。これらは表10に示 されている。すべてがホスホロチオエートであり;ボールド体の領域は2’−O −メチル修飾領域を示している。 表10 キメラ2’−O−メチル P=S c−rafオリゴヌクレオチド ノーザンブロット分析によりc−raf mRNAを阻害するこれらの能力が 試験され、ISIS7848、7849、7851、7856、7855、78 54、7847および7853が70%より良好な阻害を与え、従って好適であ る。これらの内、7851,7855、7847および7853が90%を超え る阻害を与え、より好適である。 種々の2’修飾を有する別のキメラオリゴヌクレオチドが製造され、試験され た。これらは表11に示されている。すべてがホスホロチオエートであり;ボー ルド体の領域は2’−修飾領域を示している。 表11 キメラ2’−修飾 P=S c−rafオリゴヌクレオチド これらの内、オリゴヌクレオチド6720、6717、6729、9720お よび9058が好適である。オリゴヌクレオチド6717、6729、9720 および9058がより好適である。実施例17 c−raf mRNA発現に対する、配列ID番号:7を有する2’−メトキシ エトキシオリゴヌクレオチドの効果 配列ID番号:7および2’−O−CH2−CH2−O−CH3修飾を含む6ヌ クレオシドが各々の端に隣接する、2’−デオキシ−エリスロ−ペントフラノシ ル糖残基含有中心8−ヌクレオシド単位部分配列を有する二つのオリゴヌクレオ チドが合成された。これらの化合物は異なっており、その一つISIS1075 5(CIBA1440として知られている)は均一なホスホロチオエート主鎖を 有し;他のもの、ISIS10754(CIBA1339またはCGP6984 5として知られている))は中心領域にホスホロチオエート主鎖(主鎖結合7− 14)および隣接領域にホスホジエステル主鎖を有する。これらの化合物はT2 4細胞におけるc−raf mRNA発現を阻害する能力が試験された。IC5 0 (50%阻害が得られるオリゴヌクレオチド濃度)が計算され、これらの補体 に対するオリゴヌクレオチドの親和性を示すTmデータと共に表12に示されて いる。それらの非常に低いIC50のため、ISIS10755およびISIS1 0754の両方が好適である。本発明で使用されるオリゴヌクレオチドは固相合 成のよく知られた技術により便利よくおよび日常的に作製されるであろう。 (Martin,Helv.Chim.Acta,1995,78,486−5 04。)そのような合成のための装置はApplied Biosystems を含むいくつかの製造元から販売されている。そのような合成のためには任意の 他の手段を用いてもよい;オリゴヌクレオチドの実際の合成は当業者の才能によ るものである。 表12 T24細胞におけるアンチセンス活性およびTm 実施例18 ヒト肺腺癌腫瘍に対するISIS5132およびCGP69845の効果 オスBalb/cヌードマウスにおいて皮下ヒトA549肺腺癌異種移植片が 確立され、ISIS5132(配列ID番号:7)または配列ID番号:7のメ トキシエトキシ(2’−O−CH2−CH2−O−CH3)体で処置された(両方 とも0.006から6.0mg/kgの用量範囲で静脈内注射により毎日投与さ れた)。図6aおよび6bに示されているように、ISIS5132はすべての 用量で、用量依存的に腫瘍サイズを減少させた。メトキシエトキシ(2’−O− CH2−CH2−O−CH3)オリゴヌクレオチド、CGP69845、はより少 ない用量でISIS5132と類似の、および6.0mg/kgの用量ではIS IS5132よりも大きな効果を有していた。実施例19 A549異種移植片 5x106A549細胞がヌードマウスの内腿の皮下に移植された。塩溶液に 懸濁したオリゴヌクレオチド(ISIS5132およびCGP69845、IS IS10754としても知られている)が0.006から6.0mg/kgの用 量範囲で静脈内注射により1日1回投与された。生じた腫瘍は9、12、17お よび21日目に測定され、腫瘍容量が計算された。実施例10 c−raf mRNA発現阻害のノーザンブロット分析 ヒト膀胱癌細胞株T24はAmerican Type Culture C ollection(Rockville MD)から入手した。細胞は10% 熱不活性化ウシ胎児血清および各々50U/mLのペニシリンおよびストレプト マイシンを補給した、L−グルタミンを含むマッコイ5A培地(Gibco B RL,Gaithersburg MD)中で増殖させた。細胞は100mmプ レートに播種した。それらが70%コンフルエントに達した時、オリゴヌクレオ チドで処理した。プレートは10mLの前もって温めたPBSおよび2.5μL のDOTMAを含む5mLのOptiMEM還元血清培地で洗浄した。続いてリ ポフェクチンとともにオリゴヌクレオチドを所望の濃度まで加えた。処置して4 時間後、培地をマッコイ培地に置き換えた。オリゴヌクレオチド処置24から7 2時間後に細胞を集め、RNAは標準CsCl精製法を用いて単離した。Kin gston,R.E.,Current Protocols in Mole cular Biology ,(F.M.Ausubel,R.Brent,R .E.Kingston,D.D.Moore,J.A.Smith,J.G. Seidman and K.Strahl’,eds.),John Wil ey and Sons,NY。全RNAはCsClクッションを用いる細胞溶 解液の遠心分離により単離した。RNA試料は1.2%アガロース−ホルムアル デヒドゲルを通して電気泳動し、12−14時間かけてキャピラリー拡散により ハイブリダイゼーション膜へ移した。RNAはStratalinker(St ratagene,La Jolla,CA)中でUV光に暴露することにより 膜へ架橋させ、ランダム−プライムト32P−標識c−raf cDNAプローブ (ATCCから得られた)または対照としてG3PDHプローブへハイブリダイ ズさせた。RNAはPhosphorimager(Molecular Dy namics,Sunnyvale,CA)を使用して定量した。実施例21 Rev遺伝子発現のオリゴヌクレオチド阻害 このアッセイに使用されたキメラオリゴヌクレオチドは下記の表13に示され ている。 表13 HIV rev遺伝子を標的とする キメラ2’−O−プロピル/デオキシ P=S オリゴヌクレオチド ボールド=2’−O−プロピル;s= P=S結合、o= P=O結合 トランスフェクションおよびルシフェラーゼアッセイ:3T3細胞はグルコース 、L−グルタミン、ピルビン酸ナトリウムおよび10%ウシ胎児血清(GIBC O)を加えたDMEM中で維持された。すべての実験において、細胞は前夜、6 −ウェルプレート(Falcon)に75,000細胞/ウェルで播種された。 トランスフェクションは標準CaPO4法を使用して実施された。複製物の各々 の組に対し、15μg/mLのpSG5/revプラスミド、18μg/mLの pHIVenu−lucおよび2μg/mLのRep 6を沈澱させ、この20 0μLを各々のウェルに滴加した。沈澱物は37℃にて7時間、細胞上でインキ ュベートさせた。次に培地を吸引し、細胞はPBSで一度洗浄し、新鮮な完全培 地を加えて一夜インキュベーションを行った。インキュベーション後、培地を除 去し、細胞を2mLのOPTIMEM(GIBCO)で洗浄して、2.5μg/ mLのリポフェクチン(GIBCO−BRL)およびオリゴヌクレオチドを含む 1mLのOPTIMEMを加えた。混合物は37℃にて4時間インキュベートし 、その後細胞培養液を吸引して除き、完全培地を加えた。この処理を行って2時 間後、0.2μM/mLのデキサメタゾン(Sigma)をすべてのウェルに加 え、 pHIVenu−lucのMMTVプロモーターを誘導した。 ルシフェラーゼアッセイは24時間後に以下のように実行された:ウェルを二 度PBSで洗浄し、200μLの溶解緩衝液(1%トリトン、25mMグリシル グリシン、pH7.8、15mM MgSO4、4mM EGTAおよび1mM DTT)中でひっかくことにより細胞を採取した。溶解物は11,500rpm で5分間の冷却微量遠心分離により清澄化させた。続いてマイクロタイタープレ ート中、100μLの溶解物と50μLのアッセイ緩衝液(25mMグリシルグ リシン、pH7.8、15mM MgSO4、4mM EGTA、15mMリン 酸カリウム、pH7.8、1mM DTTおよび7.5mM ATP)と混合し た。Luc検出はマイクロタイタールミネセンスリーダー(Dynatech Laboratories)を使用して実施された。反応は50μLの1xルシ フェラーゼ溶液(Sigma)を注入することにより開始された。1x溶液は1 0x保存液(10mMルシフェリンの10mM DTT溶液)からの使用に先だ ってルシフェリン緩衝液(25mMグリシルグリシン、pH7.8、15mMM gSO4、4mM EGTAおよび4mM DTT)に希釈された。試料は20 秒間計数された。ホタルluc発光の動力学は数秒持続するフラッシュ期間によ り特徴付けられ、続いてより低い強度の発光の期間が数分持続する。RevおよびRRE RNA合成 :pSG%−RevはT7プロモーターに隣接 するRev遺伝子を含む。BgIII直線化pSG5−RevがT7 RNAポ リメラーゼによる転写のDNA鋳型として使用された。RRE RNA生成のた めの鋳型はPCRにより製造された。RNA合成のため、DNA鋳型は0.2か ら1.0mg/mLで、5mM ATP、CTPおよびGTPの各々、0.5m MのUTP、10mMのDTT、40mMのトリス−HCl、pH7.5、6m MのMgCl2、4mMのスペルミジン、500U/mLのRNAsin(20 U/μLで)、2500μCi/mLの32P UTP(10mCi/mLで)お よび1000U/mLのT7 RNAポリメラーゼとともに使用された。反応液 は37℃にて1時間インキュベートした。転写反応はホルムアミド負荷緩衝液を 加えることにより終結させ、8M尿素を含む変性ポリアクリルアミドゲルを通し た。RNAはSchwartz et al.(Gene,1990,88, 197)の方法に従ってゲルから溶出された。実施例22 抗ウイルススクリーニングのためのイムノアッセイ NHDF細胞は無血清FGM中に15,000細胞/ウェルの密度で96−ウ ェル培養プレートに播種された。確立された単層は感染に先だってFGM中で一 夜オリゴヌクレオチドで前処理された。前処理後、細胞を新鮮な前もって温めた FGMで3回すすぎ、0.05PFU/細胞のMOIを達成するため、ウイルス を含む100μLのFGM/ウェルを加えた。37℃で2時間インキュベーショ ンを行った後、ウイルスを除去し、オリゴヌクレオチドを含む新鮮培地(100 μl/ウェル)を加えた。培地は感染2日後にオリゴヌクレオチドを含む新鮮な 培地と交換し、6日後、抗体染色のために細胞を無水エタノールで固定して乾燥 させた。いくつかのアッセイでは改良プロトコールが使用され、そこでは、FG Mに低レベルのFBS(0.2%)が補給され、感染後のインキュベーション時 間を6日から3日に短くした。このより短いアッセイでは感染2日後の培地交換 の必要性が除かれた。両方のアッセイとも50%有効濃度(EC50)について は同じ様な値が得られた。 固定された細胞は2%ウシ血清アルブミン(BSA)を含むPBS溶液で遮断 し、マウスモノクローナル抗体(1H10、Eisai Co.,Ltd.,J apanから供給された)をPBS−1%BSAで1:2000に希釈して加え た。1H10抗体は約65kDaの大きさの豊富な後期HCMVポリペプチドを 認識する。結合モノクローナル抗体の検出はビオチニル化ヤギ抗マウスイムノグ ロブリンG abd ストレプトアビジン−結合β−ガラクトシダーゼ(GIB CO−BRL,Gaithersburg,MD)により容易に行えた。β−ガ ラクトシダーゼの基質としてクロロフェノールレッドβ−ガラクトピラノシドが 使用され、活性はBioTexモデルEL312eマイクロプレートリーダーを 用いて個々のウェルの575nmでの光学密度を測定することにより決定された 。 このアッセイにおいて使用されたオリゴヌクレオチドは下記の表14に示され ている。 表14 キメラ2’−O−メチル P=S オリゴヌクレオチドによる CMV複製の阻害 ボールド = 2’−O−メチル 実施例23 HCV H8Ad17タンパク質アッセイにおけるオリゴヌクレオチド270お よび330の評価 HCVコアタンパク質レベルに対するオリゴヌクレオチドの効果を評価するた めに従来使用されているELISAアッセイの代わりに、アフィニティ精製ヒト ポリクローナル抗HCV血清および125I−結合ヤギ抗ヒトIgGを用いるウェ スタンブロットアッセイが開発された。6−ウェルプレートに3.5x105細 胞/ウェルでH8細胞が播種された。5μg/mLリポフェクチンを含むOpt imemに溶解したオリゴヌクレオチドで細胞を4時間処理した。細胞は2mL のH8培地を加えて一夜回復させた。細胞を採取するため、細胞を一度2mLの PBSで洗浄し、100μLラエムリ緩衝液中で溶解させ、かきとって採取した 。電気泳動のために細胞溶解液を煮沸し、10−14μLの細胞溶解液を16% ポリアクリルアミドゲルの各々のレーンに負荷した。電気泳動した後、タンパク 質は電気泳動的にPVDF膜上に移動させた。膜は2%ヤギ血清および0.3% トゥイーン−20を含むPBS中でブロックし、一次抗体(ヒト抗コア抗体22 43およびウサギ抗G3PDH抗体)と一夜インキュベートした。膜を緩衝液で 5x5分洗浄し、次に二次抗体(125I−結合ヤギ抗ヒトおよび125I−結合ヤギ 抗ウサギ)と4−8時間インキュベートした。膜を緩衝液で5x5分洗浄し、プ ラスチックに封入してPhosphorImagerカセット中で一夜暴露した 。バンドはPhosphorImager(Molecular Dynami cs,Sunnyvale,CA)で定量し、G3PDH発現レベルで規格化し て結果を対照非処理細胞に対してのパーセントとしてプロットした。 このウェスタンブロットアッセイにより評価されたオリゴヌクレオチドは表1 5に示されている。示されている配列において、大文宇は塩基配列を表しており 、小文字(oまたはs)はヌクレオシド間結合、各々ホスホジエステル(P=O )またはホスホロチオエート(P=S)を表している。ボールド=2’−O−プ ロピル。*=2’−O−ブチルイミダゾール。+=2’−O−プロピルアミン。 実施例24 2,6−ジアミノ−9−(2−O−オクタデシル−β−D−リボフラノシル)プ リン 2,6−ジアミノ−9−(β−D−リボフラノシル)プリン(50g,180 mmol)および水素化ナトリウム(7g)のDMF(1L)溶液を2時間加熱 して沸騰させた。ヨードオクタデカン(100g)を150℃で加え、反応混合 物は放置して室温まで冷却した。反応混合物はRTで11日撹拌した。溶媒を蒸 発させ、残渣はシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物は5%M eOH/CH2Cl2で溶出された。適切な分画を蒸発させると生成物が得ら れた(11g)。1H NMR(DMSO−d6) δ 0.84(t,3,CH2 );1.22(m,32,O−CH2−CH2−(CH216);1.86(m, 2,O−CH2CH2);3.25(m,2,O−CH2);3.93(d,1, 4’H),4.25(m,1,3’H);4.38(t,1,2’H);5.0 8(d,1,3’−OH);5.48(t,1,5’−OH);5.75(s, 2,6−NH2);5.84(d,1,1’−H);6.8(s,2,2−NH2 );および7.95(s,1,8−H)。実施例25 2’−O−オクタデシルグアノシン 2,6−ジアミノ−9−(2−O−オクタデシル−β−D−リボフラノシル) プリン(10g)を0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(50mL,pH7.4) 、0.1Mトリス緩衝液(1000mL,pH7.4)およびDMSO(100 0mL)に溶解し、RTにてアデノシンデアミナーゼ(1.5g)で処理した。 3、5および7日目に追加のアデノシンデアミナーゼ(各々500mg、880 mgおよび200mg)を加えた。反応液は総計で9日間撹拌し、シリカゲルク ロマトグラフィーにより精製すると生成物を得た(2g)。分析用試料はMeO Hから再結晶した。1H NMR(DMSO−d6) δ 0.84(t,3,C H3),1.22[s,32,O−CH2−CH2−(CH216],5.07(m ,2,3’−OHおよび5’−OH);5.78(d,1,1’−H);6.4 3(s,2,NH2),7.97(s,1,8−H)および10.64(s,1 ,NH2)。元素分析:C284955として計算値:C,62.80;H,9 .16;N,12.95。実測値:C,62.54;H,9.18;N,12. 95。実施例26 2−イソブチリル−2’−O−オクタデシルグアノシン 2’−O−オクタデシルグアノシン(1.9g)のピリジン(150μL)溶 液を氷浴で冷却し、トリメチルシリル クロリド(2g,5当量)およびイソブ チリル クロリド(2g,5当量)で処理した。反応混合物は4時間撹拌し、そ の間に放置して室温まで温めた。溶液を冷却し、水(10mL)を加えてさらに 30分撹拌した。濃水酸化アンモニウム(10mL)を加えて、真空下溶液を濃 縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精製すると(3%MeOH/E tOAcで溶出)、1.2gの生成物が得られた。1H NMR(DMSO−d6 )δ 0.85(t,3,CH3),1.15(m,38,O−CH2CH2(C H216,CH(CH32),2.77(m,1,CH(CH32),4.25 (m,2,2’−Hおよび3’−H);5.08(t,1,5’−OH),5. 12(d,1,3’−OH),5.87(d,1,1’−H),8.27(s, 1,8−H),11.68(s,1,NH2)および12.08(s,1,NH2 )。元素分析:C325556として計算値:C,63.47;H,9.09; N,11.57。実測値:C,63.53;H,9.20;N,11.52。こ の生成物をオリゴヌクレオチドに取り込ませるのに先立ち、1994年2月3日 に公開された国際特許公開番号WO94/02501に記載されている方法に従 って、N2−イソブチリル−5’−ジメトキシトリチル−2’−O−オクタデシ ルグアノシンおよびホスホロアミダイトへ変換された。実施例27 mRNA過剰発現検出のための診断的アッセイ オリゴヌクレオチドは合成後、5’末端がポリヌクレオチドキナーゼを用いる32 P標識化により放射性標識された。Sambrook et al.[”Mo lecular Cloning.A Laboratory Manual , ”Cold Spring Harbor Laboratory Press ,1989,Volume 2,pg.11.31−11.32]。放射性標識 されたオリゴヌクレオチドは特異的ハイブリダイゼーションが起こる条件下、患 者からの試料のようなmRNA過剰発現が疑われる組織または細胞試料と接触さ せ、非結合オリゴヌクレオチドを除去するために試料を洗浄する。放射性標識オ リゴヌクレオチドを、特異的ハイブリダイゼーションを可能にする条件下で正常 細胞または組織と接触させ、非結合オリゴヌクレオチドを除去するために試料を 洗浄した同様な対照試料が保存される。試料中に残存する放射活性は結合オリゴ ヌクレオチドを示しており、シンチレーションカウンターまたは他の常用手段を 用いて定量される。正常および疾患細胞からの試料中に残存する放射活性の比 較により問題とするmRNAの過剰発現が示される。 本発明の放射性標識オリゴヌクレオチドはオートラジオグラフィーにおいても 有用である。組織切片が放射性標識オリゴヌクレオチドで処理され、上記のよう に洗浄した後、標準オートラジオグラフィー法に従って写真感光乳剤へ暴露され る。正常細胞または組織試料による対照もまた保存される。感光乳剤は現像され た場合、mRNAを過剰発現している領域の銀粒子のイメージが得られ、それは 定量される。mRNA過剰発現の程度は正常および疾患細胞で観察された銀粒子 の比較により決定される。 mRNA発現の蛍光検出のための類似のアッセイは、フルオレセインまたは他 の蛍光標識で標識された本発明のオリゴヌクレオチドを使用する。標識DNAオ リゴヌクレオチドは、ヨード酸化による標準ホスホロアミダイト化学を用いて自 動化DNA合成機(Applied Biosystems モデル380B) により合成される。β−シアノエチルジイソプロピル ホスホロアミダイトはA pplied Biosystems(Foster City,CA)から購 入された。フルオレセイン標識アミダイトはGlen Research(St erling,VA)から購入された。オリゴヌクレオチドおよび生物学的試料 のインキュベーションは放射性標識オリゴヌクレオチド試料で説明したように実 施されるが、ただし、蛍光を検出するためにシンチレーションカウンターの代わ りに蛍光顕微鏡が使用される。正常および疾患細胞からの試料で観察された蛍光 の比較によりmRNA過剰発現の検出が可能である。実施例28 異常mRNAの検出 異常mRNAの発現が疑われる組織または細胞は、野生型(正常)mRNAを 標的とする第一の32Pまたは蛍光標識オリゴヌクレオチドとインキュベートされ る。細胞または組織の同一試料は、特異的ハイブリダイゼーションが起こり得る 条件下、異常mRNAを標的とする第二の標識オリゴヌクレオチドとインキュベ ートし、非結合オリゴヌクレオチドを除去するために試料を洗浄する。試料中に 残存する標識は結合オリゴヌクレオチドを示し、シンチレーションカウンター、 蛍光計または他の常用手段を用いて定量できる。もし結合が第二の試料で観察さ れるが第一の試料では観察されないならば、異常mRNAの存在が指摘される。 異常mRNAの発現を特異的に検出するため、本発明のオリゴヌクレオチドお よび方法による二重標識も使用できる。単一組織試料が、特異的ハイブリダイゼ ーションが起こり得る条件下、野生型mRNAを標的とする第一の32P標識オリ ゴヌクレオチドおよび異常mRNAを標的とする第二のフルオレセイン標識オリ ゴヌクレオチドとインキュベートされる。非結合オリゴヌクレオチドを除去する ために試料を洗浄し、標識はシンチレーション計測および蛍光定量法により検出 する。もし試料が32P標識オリゴヌクレオチドに結合しないが(すなわち、放射 活性ではない)蛍光標識を保持している(すなわち、蛍光性である)ならば異常 mRNAの存在が指摘される。実施例29 マウスにおけるオリゴヌクレオチドの血漿吸収および組織分布 以下のオリゴヌクレオチドが製造された: 式中、各オリゴヌクレオチドにおいてボールド型は2’−O−プロピル置換基、 ”s”はホスホロチオエート結合を示し、”s”がない場合はホスホジエステル 結合を示している。図9、10、11および12において、第一のオリゴヌクレ オチドはISIS3082、第二のオリゴヌクレオチドはISIS9045、お よび第三のものはISIS9046と同定された。オリゴヌクレオチドはGra ham et.al.,Nuc.Acids Res.,1993,16,37 37−3743の方法に従ってトリチウム化された。動物および実験方法 :各々のオリゴヌクレオチド研究のため、20匹のオスBa lb/cマウス(CHarles River)、体重約25g、が4つの処置 群の一つに無作為に割り当てられた。一週間の環境順応後、リン酸緩衝液(pH 7.0)として投与される3H−放射性標識オリゴヌクレオチドの1回尾静脈注 射を受けた(約750ナノモル/kg;124−170μCi/kgの範囲)。 投与溶液中のオリゴヌクレオチドの濃度は約60μMであった。一つの眼窩後方 血(各々投与後0.25、0.5、2または4時間)およびターミナル血(各々 投与後1、3、8または24時間)が各々の群から集められた。ターミナル血は ケタミン/キシラジン麻酔後の心臓穿剌により集められた。各々の血液試料の一 部は放射活性決定のために保存され、残りの血液はEDTA被覆採集管へ移され 、遠心分離して血漿を得た。尿および排泄物は24時間で終えた群から(0−4 、4−8および8−24時間)の時間間隔で採取した。 終了時、各々のマウスから肝臓、腎臓、脾臓、肺、心臓、脳、骨格筋の試料、 小腸の一部、皮膚試料、膵臓、骨(骨髄を含む両方の大腿骨)および2つのリン パ節を集め、秤量した。排泄物は秤量し、Brinkmann Polytro nホモジナイザー(Westbury,NY)を用い、蒸留水で1:1としてホ モジナイズした。血漿、組織、尿および排泄物ホモジネートは、燃焼による放射 活性の分析および無傷のオリゴヌクレオチド含量決定のために分割された。すべ ての試料は収集直後にドライアイスで凍結させ、分析まで−80℃で保存した。血漿、組織および排泄物中の放射活性の分析 :血漿および尿試料はシンチレーシ ョンバイアル内で直接秤量し、15mLのBetaBlend(ICN Bio medicals,Costa Mesa,CA)を添加して液体シンチレーシ ョン計数により直接分析した。すべての他の試料(組織、血液およびホモジナイ ズした排泄物)は燃焼皿内で秤量し、生物試料オキシダイザー(モデルOX−1 00;R.J.Harvey Instrument Corp.,Hills dale,NJ)で酸化した。32Oは15mLのBetaBlendおよび5 mLのHarveyトリチウムカクテル(R.J.Harvey Instru ment Corp.,Hillsdale,NJ)からなる20mLのカクテ ルに集められた。燃焼効率は3H−マンニトールの溶液を加えた試料の燃焼によ り毎日決定され、73.9−88.3%の範囲であった。液体シンチレーション 計数はBeckman LS9800またはLS6500液体シンチレーション システム(Beckman Instruments,Fullerton,C A)を用いて実施された。試料は自動クエンチ補正により10分間計数した。分 当たりの壊変値は燃焼過程の効率で補正された。データの分析 :試料中の放射活性は試料グラム当たり、分当たりの壊変として表 現された。これらの値は試料グラム当たりの全オリゴヌクレオチドのナノモル当 量でデータを表現するため、放射標識の比活性で割られ、器官または組織当たり の投与された用量のパーセントに変換された。組織密度を1g/mLと仮定して 、ナノモル/gのデータは全μM濃度へ変換された。各時点での血漿、肝臓また は腎臓中の無傷のオリゴヌクレオチド濃度を計算するため、平均全μM濃度は投 与溶液中の無傷のオリゴヌクレオチドのパーセントで割られ、次にCGEまたは HPLCにより決定された各時点での無傷のオリゴヌクレオチドの平均パーセン トを掛けた。このデータは直線回帰による組織半減期の計算に使用され、異なっ た修飾オリゴヌクレオチドの血漿薬動力学が比較された。薬動力学のパラメータ ーはPCNONLIN4.0(Statistical Consultant s,Inc.,Apex,NC)を使用して決定された。データの試験後、一コ ンパートメントボウラスインプット、一次アウトプットモデル(ライブラリーモ デル1)が使用するために選択された。 動物血漿取り込みおよび組織分布試験の結果は図として図9、10、11およ び12に示されている。図9から見て取れるように、各々の試験オリゴヌクレオ チドの血漿濃度は最初の注射レベルから試験した24時間に渡ってより低いレベ ルへ減少した。本発明のオリゴヌクレオチドの血漿レベルはホスホロチオエート を有する非複合物と等しいレベルで維持されていた。試験化合物のすべてが血漿 から組織へ移行しており、それは図10、11および12に示されている。本発 明の化合物は種々の組織間で異なった分布を有していた。図10は対照オリゴヌ クレオチド(ISIS3082として同定される、ホスホロチオエートオリゴヌ クレオチド)の分布パターンを示している。図11は本発明の第一の化合物(オ リゴヌクレオチド、ISIS9045として同定される、各々のヌクレオシドに 2’−置換基を有する)の分布パターンを示している。図12は本発明の別の化 合物(”ギャップ付”オリゴヌクレオチド、ISIS4096として同定される 、オリゴヌクレオチドの”隣接”部分の各々のヌクレオシドに2’−置換基およ びホスホジエステル結合を、中心またはギャップ領域中に2’−デオキシ、ホス ホロチオエートヌクレオシドを有する)の分布パターンを示している。 実施例302,2’−アンヒドロ[1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−メチルウリ ジン] 5−メチルウリジン(リボシルチミン、Yamasa,Choshi,Jap anから市販品として入手可能)(72.Og,0.279M)、炭酸ジフェニ ル(90.0g,0.420M)および炭酸水素ナトリウム(2.0g,0.0 24M)をDMF(300mL)に加えた。混合物は撹拌しながら加熱還流し、 発生する二酸化炭素ガスを制御された様式で放出させる。1時間後、減圧下でわ づかに黒くなった溶液を濃縮した。得られたシロップ状物は撹拌しながらジエチ ルエーテル(2.5L)に注いだ。生成物はゴム状物となった。エーテルをデカ ントし、残渣は最少量のメタノール(約400mL)に溶解させた。この溶液に 新しいエーテル(2.5L)内に注ぐと硬いゴムが得られた。エーテルをデカン トし、ゴムは真空オーブンで乾燥させると(60℃、1mmHgで24時間)、 固形物が得られ、それを砕くとうすい黄褐色粉末となった(57g,85%粗収 率)。NMRスペクトルは構造と一致し、フェノールがナトリウム塩として混入 していた(5%)。この物質はそのまま次の反応に使用された(または、酢酸エ チル中、メタノールの濃度勾配を用いる(10%−25%)カラムクロマトグラ フィーによりさらに精製でき、白色固形物、mp222−4℃が得られる)。実施例31 2’−O−メトキシエチル−5−メチルウリジン 2,2’−アンヒドロ−5−メチルウルジン(195g,0.81M)、トリ ス(2−メトキシエチル)ボレート(231g,0.98M)および2−メトキ シエタノール(1.2L)を2Lのステンレス鋼圧力容器に加え、前もって16 0℃に加熱した油浴に入れる。155−160℃で48時間加熱した後、容器を 開き、溶液を蒸発乾固させ、MeOH(200mL)と摩砕した。残渣を熱アセ トン(1L)に懸濁させた。不溶性塩を濾過して除き、アセトン(150mL) で洗浄して濾液を蒸発させた。残渣(280g)をCH3CN(600mL)に 溶解し、蒸発させた。シリカゲルカラム(3kG)は0.5%Et3NHを含む CH2Cl2/アセトン/MeOH(20:5:3)で充填した。残渣はカラムに 充填する前にCH2Cl2(250mL)に溶解してシリカ(150g)に吸 着させた。生成物を充填溶液で溶出させると160g(63%)の生成物が得ら れた。不純な分画を再処理すると追加の物質が得られた。実施例32 2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチル−5−メチルウリジ 2’−O−メトキシエチル−5−メチルウリジン(160g,0.506M) をピリジン(250mL)と共沸させ、乾燥残渣をピリジン(1.3L)に溶解 した。ジメトキシトリチルクロリドの一部(94.3g,0.278M)を加え 、混合物は室温で1時間撹拌した。さらにジメトキシトリチルクロリド(94. 3g,0.278M)を加え、反応液はさらに1時間撹拌した。次に反応を停止 させるためにメタノール(170mL)を加えた。HPLCは約70%の生成物 の存在を示した。溶媒を蒸発させ、CH3CN(200mL)と摩砕した。残渣 をCHCl3(1.5L)に溶解し、2x500mLの飽和NaHCO3および2 x500mLの飽和NaClで抽出した。有機相はNa2SO4で乾燥させ、濾過 して蒸発させた。275gの残渣が得られた。残渣は3.5kgのシリカゲルカ ラムで精製し、0.5%Et3NHを含むEtOAc/ヘキサン/アセトンで充 填および溶出した。純粋な分画を蒸発させると164gの生成物が得られた。不 純な分画からさらに約20gが得られ、総収量で183g(57%)が得られた 。実施例33 3’−O−アセチル−2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチ ル−5−メチルウリジン 2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチル−5−メチルウリ ジン(106g,0.167M)、DMF/ピリジン(750mL、562mL のDMFおよび188mLのピリジンから調製された3:1混合物)および無水 酢酸(24.38mL,0.258M)を混合し、室温で24時間撹拌した。最 初にMeOHの添加でクエンチさせたtlc試料を用いたtlcにより反応をモ ニターした。反応が完了したら(tlcで判断)、MeOH(50mL)を加え 、混合物は35℃で蒸発させた。残渣はCHCl3(800mL)に溶解し、2 x 200mLの飽和炭酸水素ナトリウムおよび2x200mLの飽和NaClで抽 出した。水層は200mLのCHCl3で逆抽出した。合併した有機相は硫酸ナ トリウムで乾燥させ、蒸発させると122gの残渣が得られた(約90%の生成 物)。残渣は3.5kgのシリカゲルカラムで精製し、EtOAc/ヘキサン( 4:1)で溶出した。純粋な分画を蒸発させると96g(84%)が得られた。 後ろの分画からさらに約1.5gが回収された。実施例34 3’−O−アセチル−2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチ ル−5−メチル−4−トリアゾールウリジン 第一の溶液は3’−O−アセチル−2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジ メトキシトリチル−5−メチルウリジン(96g,0.144M)をCH3CN (700mL)に溶解することにより調製され、脇に置かれた。トチエチルアミ ン(189mL,1.44M)をトリアゾール(90g,1.3M)のCH3C N(1L)溶液に加え、−5℃に冷却し、オーバーヘッドスターラーを用いて0 .5時間撹拌した。POCl3を撹拌溶液に30分以上かけて滴加し(0−10 ℃に維持する)、得られた混合物はさらに2時間撹拌した。この溶液に第一の溶 液を45分以上かけて滴加した。得られた反応混合物は低温室で一夜貯蔵した。 塩を反応混合物から濾過して除き、溶液は蒸発させた。残渣はEtOAc(1L )に溶解し、不溶性の固形物は濾過して除いた。濾液を1x300mLのNaH CO3および2x300mLの飽和NaClで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥さ せて蒸発させた。残渣をEtOAcと摩砕すると表記化合物が得られた。実施例35 2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチル−5−メチルシチジ 3’−O−アセチル−2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリ チル−5−メチル−4−トリアゾールウリジン(103g,0.141M)のジ オキサン(500mL)およびNH4OH(30mL)溶液を室温で2時間撹拌 した。ジオキサン溶液を蒸発させ、残渣はMeOH(2x200mL)と共沸さ せた。残渣をMeOH(300mL)に溶解し、2リットルのステンレス鋼圧力 容器に移した。NH3ガスで飽和したMeOH(400mL)を加え、容器を1 00℃に2時間加熱した(tlcは完全な変換を示した)。容器内容物を蒸発乾 固し、残渣はEtOAc(500mL)に溶解し、飽和NaCl(200mL) で一度洗浄した。有機相は硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させると85g(9 5%)の表記化合物が得られた。実施例36 4−ベンゾイル−2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチル −5−メチルシチジン 2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチル−5−メチルシチ ジン(85g,0.134M)をDMF(800mL)に溶解し、撹拌しながら 無水安息香酸(37.2g,0.165M)を加えた。3時間撹拌後、tlcは 反応が約95%完了していることを示した。溶媒を蒸発させ、残渣はMeOH( 200mL)と共沸させた。残渣をCHCl3(700mL)に溶解し、飽和N aHCO3(2x300mL)および飽和NaCl(2x300mL)で抽出し 、MgSO4で乾燥させ、蒸発させると残渣(96g)が得られた。残渣は0. 5%Et3NHを含むEtOAc/ヘキサン(1:1)を溶出溶媒として用いる 1.5kgのシリカゲルカラムでクロマトグラフィーを行った。純粋な生成物分 画を蒸発させると90gの表記化合物が得られた。実施例37 4−ベンゾイル−2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチル −5−メチルシチジン−3’−アミダイト4−ベンゾイル−2’−O−メトキシエチル−5’−O−ジメトキシトリチ ル−5−メチルシチジン(74g,0.10M)をCH2Cl2(1L)に溶解し た。テトラゾール ジイソプロピルアミン(7.1g)および2−シアノエトキ シ−テトラ(イソプロピル)ホスファイト(40.5mL,0.123M)を窒 素雰囲気下、撹拌しながら加えた。生じた混合物は室温で20時間撹拌した(t lcは反応が95%完了していることを示した)。反応混合物は飽和NaHCO3 (1x300mL)および飽和NaCl(3x300mL)で抽出した。 水性洗液はCH2Cl2(300mL)で逆抽出し、抽出液を合併してMgSO4 で乾燥させて濃縮した。得られた残渣はEtOAc/ヘキサン(3:1)を溶出 溶媒として用いる1.5kgのシリカゲルカラムでクロマトグラフィーを行った 。純粋な生成物分画を合併させると90.6g(87%)の表記化合物が得られ た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12N 15/09 ZNA C12N 15/00 ZNAA (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN,YU (72)発明者 モニア,ブレット アメリカ合衆国カリフォルニア州92009, ラ・コスタ,ヌエバ・カスティラ・ウェイ 7605 (72)発明者 アルトマン,カール―ハインツ スイス国ツェーハー―4153 ラインナッ ハ,タンネヴェーク 5 (72)発明者 マルティン,ピエール スイス国ツェーハー―4310 ラインフェル デン,マイゼンヴェーク 38

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.共有結合で結合されたヌクレオシド単位の直線状配列を含むDNAまたはR NAと特異的にハイブリダイズ可能なオリゴヌクレオチドであって、ここで該配 列は2’−O−CH2−CH2−O−CH3糖残基を有する第一のヌクレオシド部 分配列および2’−デオキシ糖残基を有する第二の部分配列を含み;および該第 一および第二の部分配列のヌクレオシド単位はホスホジエステルまたはホスホロ チオエート結合による共有結合で結合されていることを特徴とするオリゴヌクレ オチド。 2.該第一および第二の部分配列の該ヌクレオシド単位がホスホロチオエート結 合による共有結合で結合されている、請求項第1項に記載のオリゴヌクレオチド 。 3.該第一の部分配列の該ヌクレオシド単位がホスホジエステル結合による共有 結合で結合されており、および該第二の部分配列の該ヌクレオシド単位がホスホ ロチオエート結合による共有結合で結合されている、請求項第1項に記載のオリ ゴヌクレオチド。 4.該第一の部分配列の該ヌクレオシド単位がホスホロチオエート結合による共 有結合で結合されており、および該第二の部分配列の該ヌクレオシド単位がホス ホジエステル結合による共有結合で結合されている、請求項第1項に記載のオリ ゴヌクレオチド。 5.該第二の部分配列が少なくとも3つのヌクレオシド単位を含む請求項第1項 に記載のオリゴヌクレオチド。 6.該第二の部分配列が少なくとも5つのヌクレオシド単位を含む請求項第1項 に記載のオリゴヌクレオチド。 7.5から50のヌクレオシド単位を有する請求項第1項に記載のオリゴヌクレ オチド。 8.2’−O−CH2−CH2−O−CH3糖残基を有する第三のヌクレオシド部 分配列をさらに含み、ここで該第二の部分配列は該第一および第三の部分配列の 間に位置している、請求項第1項に記載のオリゴヌクレオチド。 9.該第一、第二および第三の部分配列の該ヌクレオシド単位がホスホロチオエ ート結合による共有結合で結合されている、請求項第8項に記載のオリゴヌクレ オチド。 10.該第一および第三の部分配列の該ヌクレオシド単位がホスホジエステル結 合による共有結合で結合されており、および該第二の部分配列の該ヌクレオシド 単位がホスホロチオエート結合による共有結合で結合されている、請求項第8項 に記載のオリゴヌクレオチド。 11.該第一および第三の部分配列の該ヌクレオシド単位がホスホロチオエート 結合による共有結合で結合されており、および該第二の部分配列の該ヌクレオシ ド単位がホスホジエステル結合による共有結合で結合されている、請求項第8項 に記載のオリゴヌクレオチド。 12.該第二の部分配列が少なくとも3つのヌクレオシド単位を含む請求項第8 項に記載のオリゴヌクレオチド。 13.該第二の部分配列が少なくとも5つのヌクレオシド単位を含む請求項第8 項に記載のオリゴヌクレオチド。 14.5から50のヌクレオシド単位を有する請求項第8項に記載のオリゴヌク レオチド。
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