JP2000505657A - 膨脹可能な外科用の引下げ装置及び方法 - Google Patents

膨脹可能な外科用の引下げ装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 体壁の大領域に亘って外部吊上げ力を加えるために体壁内の腹腔鏡切口を通して配置される装置。同装置は、体壁係合装置13及び細長い吊上げ部材15を含む。体壁係合装置は、たたまれた状態で腹腔鏡切口を通過すること及び膨脹した状態に膨脹させることが可能で、膨脹された状態で平坦な吊上げ面を含む。体壁係合装置13及び吊上げ部材の末端部は、腹腔鏡切口を通して前進される。体壁係合装置13は、平坦な吊上げ面を与えるために膨脹した状態まで膨脹される。吊上げ面を体壁と接触させるために外部吊上げ力が吊上げ部材の基端部に加えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 膨脹可能な外科用の引下げ装置及び方法 技術分野 本発明は、外科、特に腹腔鏡外科の際に組織を吊上げあるいは引き下げる装置 に関する。 背景技術 腹腔鏡を用いた検査のはじまりは20世紀の初頭にさかのぼる。初期の腹腔検 査技術は、最初は、従来の外科手術を必要とすることなく内部器官を観察するた めの診断目的に用いられていた。1930年代以来、腹腔検査は不妊法に用いら れてきたが、近年、ヘルニアの縫合等の種々の治療に用いられている。米国特許 4,919,152及び4,944,443は、ヘルニアの縫合技術に関連する。その他の最近の刷 新は、胆嚢摘出に腹腔鏡外科を用いることである。 腹部の腹腔鏡処置を行なう際に、腹腔鏡を作動させる空間を作るために腹壁を 吊上げる必要がある。腹腔を吊上げる良く知られた方法として、腹腔を空気ある いは二酸化炭素のような適当なガスで膨らませることである。このガスによる膨 張方式の欠点は、ガスタイトなシールを介して腹腔内に細長い器具を挿入しなけ ればならず、そのため施術者が器具の感覚を減ずることである。 ガスによる膨張の機械的代替方法が幾つか提案されている。外科用腹腔鏡及び エンドスコープ検査(SURGICAL LAPAROSCOPY AND ENDOSCYOPY),Vol.1,No.2 ,1991,第98−100頁に記載されるガザエルリ(Gazayerli)エンドスコー プ引下げ装置は、先端に枢動自在に設けられたブレードを備える剛性ロッドを有 する。このブレードはロッドの長軸に垂直な軸回りに360°回転可能である。 ブレードは腹部の小さな破れを介して腹腔に挿入できるようにロッドの長軸と一 直線上にある。ブレードは、一旦腹腔に入れられると、T型形状を構成するよう に90°回転される。ロッドの基端は手によって、又はロープと、プーリと、重 りを有する装置によって吊上げられる。ロッドを吊上げることによってブレード が腹壁に係合してそれを吊上げる。 フランス特許出願番号90-03880は腹壁に係合してそれを吊上げるために小さな 破れを介して腹部にねじ込まれるワイヤ構造を開示する。この出願は、腹壁に係 合する第1の脚と、内腔を備える管状の第2の脚と、第1の脚から離れた位置に 有りかつ第2の脚から遠くに離れた一端にフック形状の部材を備える第3の脚と を有する第1のアングル材を含んでなるファン形状引下げ装置を開示する。第2 のアングル材は、腹壁と係合する第1の脚と、第1のアングル材の第2の脚の内 腔内で軸止された第2の脚と、第1の脚から離れた位置に有りかつ第2のアング ル材のための作動レバーとして働く第3の脚とを有する。両アングル材の第1の 脚は、これらの脚が切開部を介して腹腔に挿入されるように互いに閉じられる。 第2のアングル材の第3の脚が次に作動されて第2のアングル材の第1の脚を第 1のアングル材の第1の脚から離して広げる。2つの第1の脚は腹腔内の腹膜と 係合する。次にフック形状部材に吊上げ力を与えて引下げ装置を吊上げることに より腹壁を吊上げる。 米国特許出願番号08/062,707は、1または2以上の破れを介して腹腔に挿入さ れる多数の異なる機械式装置を開示する。こういった装置の全体又は一部は、腹 壁をその下の腹部器官から離して吊上げるために、吊上げられる。上記出願に開 示される装置の1つは、ファン形状引下げ装置であり、この装置は腹腔内に閉鎖 状態で挿入され、一旦腹腔内に入ると広げられ、腹膜に接触する。装置は次に腹 壁を吊上げるために吊上げられる。 上記ファン形状引下げ装置はすべて腹部の層間に置かれるものである。そうい った装置の腹膜係合要素を腸又は大網に触れて傷つけることなく腹膜に隣接する 腹腔の内部に置くことは難しい。腹膜係合要素と腹膜との間に腸又は大網をはさ み込むことなく腹膜係合要素を腹膜に隣接させるようにファン形状の引下げ装置 を正しい位置に置くために該装置を多数回挿入する試みを行なうことがしばし必 要となる。ファン形状の引下げ装置を挿入する前に腹部を膨らませることは腸又 は大網に触れて傷つけるリスクから解放されない。 米国特許出願08/341,708は、こういった損傷を防止するように腹部に挿入され るファン形状の引下げ装置を開示する。このファン形状の引下げ装置の複数の腹 壁接触脚は、腹膜がその下の器官を覆うドレープ(幕)として働くことができる ように腹膜を腹壁から隔てていくつかの部分に分けることができるような形状に 設けられている。さらに、これらの脚は回転軸から離れるにつれその剛性が減少 して腹壁の内部形状に従うような形状とされている。これにより脚の端部が腹壁 を貫いたり、傷つけたりするリスクを減らすことができる。 上述の機械式吊上げ装置は、従来のガスによる膨らませる場合よりも小さな面 積の下部器官をさらす。更に、公知の機械式吊上げ装置は、腹腔鏡検査用の切開 部を介して腹部内に挿入される。その結果、そういった切開部を通過させる必要 性から寸法が制限されるため、これらの装置は、腹壁の比較的小さな領域に吊上 げ力を与え、従って、腹壁の小さな領域を比較的高い吊上げ圧にさらす。機械式 吊上げ装置が接するその腹壁の領域に吊上げ圧によって傷を与えないようにする 処置が必要である。 本発明の目的及び概要 本発明の1目的は、従来のガスによる膨張によってさらされる腹壁下部器官の 領域に匹敵する下部器官の領域をさらすために腹壁を吊上げることができる人体 壁吊上げ装置を提供することにある。 本発明の別の目的は、従来のガスによる膨張によってさらされる吊上げ圧より も高い圧力を与えることなく人体壁を吊上げることができる人体壁吊上げ装置を 提供することにある。 本発明の更に別の目的は、人体壁に設けた腹腔鏡用の切開部を通過できる人体 壁吊上げ装置を提供することにある。 本発明の更に別の目的は、処置される1またはそれ以上の下部器官によって決 まる人体壁部分を選択して吊上げることができる人体壁吊上げ装置を提供するこ とにある。 本発明の更に別の目的は、従来のガスを用いた膨張における公知の欠点を有さ ず、上記目的を達成する人体壁吊上げ装置を提供することにある。 本発明の更に別の目的は、さらされた下部器官へのアクセスを阻害することな く上記目的を達成する人体壁吊上げ装置を提供することにある。 本発明の更に別の目的は、人体壁の吊上げられた部分の下部の器官を引下げる 補助引下げ装置とともに用いられる人体壁吊上げ装置を提供することにある。 従って、本発明は、人体壁に形成された腹腔鏡検査用の切開部を通って横方向 に広がり、人体壁の大きな領域に外部から吊上げ力を与える装置を提供する。装 置は、人体壁係合要素と、細長い吊上げ部材とを有する。人体壁係合要素は、畳 まれた状態で腹腔鏡用の切開部を通過することができる。人体壁係合要素は、膨 らませられて膨張状態にされ、そして膨張状態において、平面状の吊上げ面を有 する。細長い吊上げ部材は人体壁係合要素の吊上げ面に連結された末端部を有し 、この末端部は腹腔鏡検査用の切開部を通過できる。細長い吊上げ部材はまた基 部を有し、この基部は、人体壁係合要素を人体壁に接触させるように移動させる 向きに働く外部吊上げ力を受ける。 本発明は、また、腹腔鏡検査用の切開部を介して人体壁の大きな領域に外部吊 上げ力を与えることにより人体壁を吊上げる方法を提供する。この方法において 、吊上げ装置が提供される。吊上げ装置は、腹腔鏡検査用の切開部を通過できる 畳まれた状態の人体壁係合要素を含む。吊上げ装置はまた吊上げ部材を含み、こ の吊上げ部材は、人体壁係合要素に連結される末端部を有する。人体壁係合要素 と、吊上げ部材の末端部は腹腔鏡検査用の切開部内を前進させられる。人体壁係 合要素は膨らませられて膨張状態となって平面状の吊上げ面を与える。最後に、 外部吊上げ力が吊上げ部材の基部に与えられて吊上げ面を人体壁に接触させる。 本発明は最後に、人体壁の切開部を通り横に広がり、人体壁の下部の器官の大 きな領域に外部から引下げ力を与える装置を提供する。装置は引下げ要素と、作 動部材を含む。引下げ要素は畳まれた状態で腹腔鏡検査用切開部を通ることがで き、膨らませられて膨張状態になる。膨張状態において、引下げ要素は平面状の 引下げ面を有する。細長い作動部材は末端部を有し、この末端部は引下げ要素に 連結されており、また、腹腔鏡検査用切開部を通ることができる。細長い作動部 材は、また、基部を有し、この基部は、引下げ面を器官と接触させるような方向 に作用する外部引下げ力を受ける。 図面の簡単な説明 図1Aは、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施例の膨張した状態を示す斜視図 。 図1Bは、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施例の膨張した状態における断面 図。 図1Cは、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施例の膨張した状態における側面 図。 図1Dは、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施例の膨張した状態における平面 図。 図1Eは、本発明の膨張吊上げ装置の代替例の、放射状に延伸するバッフルプ レートを備える装置の平面図。 図2Aは、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施例の畳まれた状態における側面 図。 図2Bは、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施例の畳まれた状態における断面 図。 図2Cは、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施例の畳まれた状態における側面 図であり、スリーブの代替例を示す図。 図2Dは、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施例の畳まれた状態における断面 図であり、装置に含まれる先端が丸まったトロカールを示す図。 図3Aは、人体腹部の平面図であり、膨張吊上げ装置の第1実施例の装置の膨 張状態のものが骨盤によって形成される境界内にどのようにして整合するかを示 す図。 図3Bは、人体腹部の水平断面図であり、本発明の膨張吊上げ装置の第1実施 例の人体壁係合要素の周囲に挿入された複数の器具を示す図。 図4Aは、本発明の膨張吊上げ装置の第2実施例の膨張した状態を示す斜視図 。 図4Bは、人体腹部の水平断面図であり、本発明の膨張吊上げ装置の第2実施 例の人体壁係合要素の器具ポートを介して挿入された1つの器具を示す図。 図5Aは、本発明の膨張吊上げ装置の第3実施例の膨張した状態を示す斜視図 。 図5Bは、人体腹部の水平断面図であり、本発明の膨張吊上げ装置の第3実施 例の人体壁係合要素のくびれた部分の外側に挿入された複数の器具を示す図。 図6Aは、本発明の膨張吊上げ装置の第4実施例の膨張した状態を示す斜視図 。 図6Bは、本発明の膨張吊上げ装置の第4実施例の側面図。 図7A乃至7Eは、複数のバッフルプレートが形成され上下の外被半割に取り 付けられる方法を示す図であり、 図7Aは、溶着防止剤を下バッフルプレート半割に与えた領域を示す斜視図。 図7Bは、上下バッフルプレート半割を互いに溶着する溶着線であって、この 溶着線上で上下バッフルプレート半割がそれぞれ上下の外被半割溶着される溶着 線を示す斜視図。 図7Cは、上下バッフルプレート半割が互いにどのように溶着されるかを示す 断面図。 図7Dは、組立てられたバッフルプレートがどのように外被半割に溶着される かを示す断面図。 図7Eは、完成された包囲半割とバッフルプレートとのアセンブリの膨張状態 を示す断面図。 図8Aは、本発明の膨張吊上げ装置の吊上げ管の第1代替例を示す断面図。 図8Bは、本発明の膨張吊上げ装置の吊上げ管の第2代替例を示す断面図。 図8Cは、本発明の膨張吊上げ装置の吊上げ管の第3代替例を示す断面図。 図8Dは、本発明の膨張吊上げ装置の吊上げ管の第4代替例を示す断面図。 図9は、該吊上げ装置の側面図。 図10A乃至10Hは、人体腹部の水平断面図であり、本発明の膨張吊上げ装 置の第1の実施例を用いて腹壁を吊上げるための本発明の膨張吊上げ方法を示す 図であり、 図10Aは、腹腔鏡検査用の切開部の位置を示す図。 図10Bは、膨張吊上げ装置が畳まれた状態であり、装置の末端部が腹腔鏡検 査用の切開部に挿入される状態を示す図。 図10Cは、畳まれた状態の膨張吊上げ装置が腹腔鏡検査用の切開部に挿入さ れ、人体壁係合要素をスリーブから解放する前の状態を示す図。 図10Dは、人体壁係合要素が部分的に膨張されてスリーブを破壊した後の膨 張吊上げ装置を示す図。矢印は、人体壁係合要素が膨張したとき、それがどのよ うに横方向に広がりかつ軸方向に収縮するかを示す。 図10Eは、吊上げアームに取り付けられた膨張吊上げ装置を示し、人体壁係 合要素が完全に膨張した状態で、腹壁を吊上げる前の状態を示す図。 図10Fは、吊上げアームに取り付けられた膨張吊上げ装置を示し、吊上げ アームが腹壁を吊上げるために吊上げ力を与えた後の状態を示す図。 図10Gは、施術者の手によって把持された膨張吊上げ装置を示し、人体壁係 合要素が完全に膨張した状態で、腹壁を吊上げる前の状態を示す図。 図10Hは施術者の手によって把持された膨張吊上げ装置を示し、施術者が腹 壁を吊上げるために吊上げ力を与えた後の状態を示す図。 図11Aは人体腹部の水平断面図であり、本発明の膨張吊上げ装置とともに作 動する本発明に関する補助引下げ装置を示す図。 図11Bは人体腹部の水平断面図であり、本発明の膨張吊上げ装置とともに作 動する本発明に関する補助引下げ装置を示し、この図において、施術者が腹壁を 手動で吊上げている。 図11Cは、本発明に関する補助引下げ装置の断面図であり、装置の膨張状態 を示す図。 図11Dは、本発明に関する補助引下げ装置の側面図であり、装置の畳まれた 状態を示す図。 図12A乃至12Dは、人体腹部の断面図であり、本発明の膨張吊上げ装置が 腹壁を吊上げるために使用された後に腹壁の下部の器官を引下げるために本発明 に関する補助引下げ装置を用いる本発明の方法を示す図。 図12Aは、膨張吊上げ装置によって吊上げられた後の腹壁を示す図。 図12Bは、膨張吊上げ装置の吊上げ管の内腔を介して挿入された補助引下げ 装置を示す図。 図12Cは、器官を引下げる前に、膨張状態に膨らませられた後の補助引下げ 装置を示す図。 図12Dは、器官を引下げるために、膨張吊上げ装置に対して遠ざかるように 摺動された後の補助引下げ装置を示す図。 発明の詳細な説明 本発明の膨張吊上げ装置11を膨張させた状態の人体壁係合要素13とともに 図1A乃至図1Cに示す。該装置11を人体に挿入される前に畳んだ状態の人体 壁係合要素とともに図2A、2B、2Cに示す。 図1A、1C、IDの外観図において、膨張吊上げ装置11を吊上げ管15の 末端に取り付けられた人体壁係合要素13とともに示す。人体壁係合要素は外被 17を含む。 図2Aに示す畳まれた状態において、人体壁係合要素は吊上げ管15をまっす ぐ延長させた形状を呈し、以下に詳細に説明するようにシース131内に囲まれ る。畳まれた状態において、人体壁係合要素13は人体壁を容易に通過して下部 の体腔、例えば、腹腔に入る。 患者の縫合を最小にするため、腹腔鏡検査用切開部をできるだけ小さくするこ とが好ましい。そのため、畳まれた膨張吊上げ装置201の断面積はできるだけ 小さいことが望ましい。必要な切開部の大きさは畳まれた状態の人体壁係合要素 の嵩に依存する。しかしながら、本発明の人体壁係合要素は最も大きい場合でも 14mm以下の長さの腹腔鏡検査用切開部を必要とするだけである。 畳まれた膨張吊上げ装置201の末端部が体腔内に一旦入ると、膨張させるた めの流体が人体壁係合要素内に通されて人体壁係合要素を膨らませて図1A乃至 1Dに示す膨張状態にする。膨張過程において、人体壁係合要素13は約150 倍(面積比)に横方向に広がり、長さは約1/2となる。 膨張後、人体壁係合要素13は、大きな、平坦な吊上げ面14を有し、この面 を介して吊上げ管15に与えた吊上げ力を人体壁に伝達する。大面積の吊上げ面 に関わらず、人体壁係合要素の軸方向の高さは比較的小さく、典型的に12−2 5mmであり、このことは人体壁を吊上げることによって形成される作業スペース 内に膨張した人体壁係合要素が入り込むことを最小にする。 人体壁係合要素13の大面積の吊上げ面14は体壁の大面積部分を吊上げることと なり、吊上げ力をこの大面積部分に均等に配分する。その結果、人体壁に与える 最大吊上げ圧は従来のガスによる膨張の場合に作用する圧力を超えることはない 。 図1A−1Dは、単純な円形の人体壁係合要素13を有する膨張吊上げ装置11を 示す。円形の人体壁係合要素は下腹部の壁を吊上げるのに適する。円形の人体壁 係合要素は、図3Aに示すように、骨盤Pによって画成される形状に整合する。 図3Bは、吊上げアームAに取り付けた膨張吊上げ装置11によって吊上げら れた腹壁AWを示す。腹壁に接する大面積の人体壁係合要素13は、腹壁の吊上 げられた部分の下に位置する器官Oに対して処置を行うための器具のそこへの接 近をある程度妨げる。しかしながら、人体壁係合要素の周辺の外側の腹壁に器具 I1、I2のような器具を斜めに近づけることができる。腹壁のこれらの部分を図 3Bにおいて参照番号18及び19によって示す。吊上げ管15の内腔も、以下 に詳細に説明するように、図3Bにこれまた示すエンドスコープEのような器具 の接近経路として用いることができる。 器具を斜めに接近させることを少なくしたい場合、図4Aに示す膨張吊上げ装 置21を用いることができる。この装置において、人体壁係合要素23はアクセ スウィンドウ25を備え、図4Bに示すようにこのウィンドウを介して器具I1 を接近させることができる。必要であれば、2以上のアクセスウィンドウを設け ることができる。 アクセスウィンドウ25を備える円形の人体壁係合要素23を有する膨張吊上 げ装置21の1つの代替として、図5に示す膨張吊上げ装置31を用いることが できる。この装置において、人体壁係合要素33はへこんでくびれた部分35、 37を有する。図5Bに示すように、これらのへこんでくびれた部分は、器具が 図3Bに示す斜めの角度よりも小さい斜めの角度で人体壁係合要素の周辺外側を 通ることを許容する。 図6A、6Bに示す膨張吊上げ装置41は楕円形の人体壁係合要素43を有し 、上部腹壁の長い部分を吊上げることができるように改良された形状とされてい る。人体壁係合要素43は、人体壁係合要素43を介して器具のアクセスを与え るために吊上げ管連結部43に近接する位置に設けた2つのアクセスウィンドウ 47、49を有する。 膨張吊上げ装置11の人体壁係合要素13の詳細は図1A−1Dに示される。 人体係合要素の外被17は、上外被半割51と下外被半割52から構成される。 外被半割は人体壁係合要素を形造る形状となっている。従って、円形の人体壁係 合要素13において、上下の実質的に円形である。外被半割は、互いに周辺53 において、好ましくは、RF溶着によって互いに取り付けられている。 バッフルプレート55は複数の上下外被半割51、52を連結する。これらの バッフルプレート55は、人体壁係合要素13が膨らんだとき、平面状の吊上げ 面14を有する人体壁係合要素を与える。バッフルプレート55がなければ、吊 上げ面はへこんで平らでなくなる。バッフルプレートを用いることで、人体壁係 合要素をより膨らませることができ、それゆえ、処置の際に通路を得ることがで きる。人体壁係合要素が出っ張っていると、吊上げ管15の周面に吊上げ力が集 中して最大吊上げ力が大きくなり、好ましくない状態となる。 外被半割の周囲53に対する最も外側のバッフルプレート54の位置は、丸ま った肩56を備える人体壁係合要素13を与えるように選択される。丸まった肩 は、人体壁係合要素13が腹壁の膨張吊上げ装置によって支えられている部分か ら支えられていない部分に移行する形状と同じになるようにする。これにより、 腹壁に作用する吊上げ圧が周囲において増大することを防いでいる。 人体壁係合要素が膨らんで膨張状態になったとき、人体壁係合要素に硬さを与 え、これにより、人体壁係合要素は吊上げ管15から吊上げ力を均等に人体壁の 大面積部分に伝達する。以下に説明するように、好ましくはRF溶着によってバ ッフルプレートを外被半割に取り付ける。 好ましい実施例においては、バッフルプレート55は、人体壁係合要素13の 周囲に平行に延伸するように入れられる。これにより、人体壁係合要を多数の同 心円上のチャンバに分割することができる。膨張用流体を自由に吊上げ管15か ら各チャンバへ流すために、バッフルプレートに孔65を設けている。 図1Eは代替例を示し、ここではバッフルプレート155は膨張吊上げ装置1 11の人体壁係合要素113内に放射状に配設されている。バッフルプレートを 放射状に配列することはいくつかの応用例において利点を有する。 吊上げ力を均等に吊上げ管15から人体壁に伝達するために必要な硬さを与え るために、人体壁係合要素13は20psiの高い圧力に耐えなければならない。 一方、畳まれた人体壁係合要素の嵩を最小にし、故に、切開部のサイズを最小に するため、できるだけ薄い材料を外被半割51、52と、バッフルプレート55 に用いるべきである。外被半割51と52の接合点及び半割とバッフルプレート との接合点に作用する膨張圧により応力が働くので、外被半割とバッフルプレー トの材料は溶着特性に優れたものでなくてはならない。このような要請があるた め、外被半割とバッフルプレートは、好ましくは、ウレタンのような優れた溶着 特性を備える材料をポリエステルのような丈夫な材料に積層して形成した複合 フィルムとする。代替複合材料として、ポリエチレンのような優れた溶着特性を 備える材料をナイロンのような丈夫な材料と共に押し出すことによって得られる 複合フィルムとすることもできる。 好ましい実施例において、外被材料のコアとして約0.5〜2mil(12〜50mm)厚の ナイロン又はポリエステルの繊維層を用いる。ナイロン又はポリエステルの繊維 層は織った繊維または繊維を色々な方向に向けた繊維層とすることができる。ナ イロン又はポリエステルの繊維層は2層のポリウレタンフィルムの間に積層され 約3mil(75mm)という好ましい厚みを得る。ポリウレタンフィルムはナイロン又は ポリエステルの繊維層の平らでない表面に堅固に接着される。 バッフルプレート55は、好ましくは、製作されて、図7A乃至7Eに示す工 程によって上下外被半割51、52に取り付けられる。この工程はバッフルプレ ートを組み立てて2回の溶着作業により上下外被半割に取り付けられる。この方 法に用いるツー・ピースバッフルプレートは、ワン・ピースバッフルプレートを 用いるならば必要とされる溶着前のバッフルプレートの折り曲げ作業を省略する ことができる。次の例において、図1A乃至1Dに示す円形の人体壁係合要素1 3の組み立てを説明する。 各バッフルプレートは、環状の上バッフルプレート半割101と下バッフルプ レート半割103とからなる。バッフルプレート半割の1つ、例えば、下バッフ ルプレート半割103を選択して図7Aに示すハッチ部分105に溶着防止剤を 塗布する。次に上バッフルプレート半割101を下バッフルプレート半割103 の上に置き、断面図である図7Cに示すように1組となったバッフルプレート半 割を1組の円形のRF溶着電極W1、W1'の間に置く。第1溶着電極W1、W1'は 次に2つのバッフルプレート半割を図7Bに破線107で示すように外側周囲で 溶着してバッフルプレート55を形成する。 完成されたバッフルプレート55は次に、図7Dに示すように、環状の第2溶 着電極W2、W2'の間において下外被半割上に置かれる。第2溶着電極の半径は 第1溶着電極W1、W1'の半径よりも小さい。上外被半割51が次に完成された バッフルプレートと下外被半割の上方に置かれる。第2溶着電極W2、W2'は、 バッフルプレート55をその内周において上下外被半割に溶着する第2溶着を行 う。例えば、この第2溶着作業は、図7Bに示すように破線107から隔たる破 線111に沿って上バッフルプレート101を上外被半割51に溶着する。 第2溶着作業は、上バッフルプレート101を上外被半割51に溶着し、下バ ッフルプレート103を下外被半割52に溶着する。しかしながら、溶着防止剤 105が2つのバッフルプレート半割の間に塗布されているので、第2溶着作業 は溶着防止剤が塗布された部分ではこれらのバッフルプレート半割を互いに溶着 しない。従って、断面図である図7Eに示すように、人体壁係合要素が膨張した 際、下外被半割52に溶着されたバッフルプレートの一部は上外被半割51に溶 着されたバッフルプレートの一部から離れて、バッフルプレート55は完全に広 がる。バッフルプレート半割101、103は、第1溶着作業において線107 (図7B)に沿って溶着された部分を除き互いに離れる。 実際の組立作業において、複数の完成されたバッフルプレート55が下外被半 割52上に置かれ、上外被半割51はバッフルプレート55の上方に置かれる。 この組み立てられたアセンブリは複数の同心円(環状の場合)上の溶着電極(バ ッフルプレート1つにつき1つの電極)の間に置かれ、すべてバッフルプレート が1回の溶着作業で上下外被半割に溶着される。もう1つの同心円上に設けた溶 着電極により同じ溶着作業で上下半割の周囲53(図1B)を溶着することがで きる。 今説明したのと同様な方法を用いて他の形状の人体壁係合要素、例えば、図5 A、図6Aにそれぞれ示す人体壁係合要素33、43を形成することができる。 バッフルプレート半割の形状及び溶着電極の形状は人体壁係合要素の形状に合わ せて変えることができる。 吊上げ管15の詳細を図1Bに示す。吊上げ管15は、外側管69と、それと 同心円上にある内側管67とを有する同軸2重管である。内側管67の内腔71 は、上述したように、膨張吊上げ装置を介して器具等のアクセスを可能にする。 吊上げ管の基端部にポート75を取り付けている。ポート75はバルブ77を有 し、このバルブを介して膨張用の流体が吊上げ管15の外側管69と内側管67 との間の内腔73を通って人体壁係合要素13に出入りする。 上外被半割51は吊上げ管取付け孔57を有する。上吊上げ管取付け体61が 吊上げ管取付け孔57に挿入され、取付け体61のフランジ部62が、吊上げ管 取付け孔57と同心円上に、好ましくはRF溶着によって、上外被半割の内側に 取り付けられる。下外被半割52は吊上げ管取付け孔59を有する。下吊上げ管 取付け体63が吊上げ管取付け孔59に挿入され、取付け体63のフランジ部6 4が、吊上げ管取付け孔59と同心円上に、好ましくはRF溶着によって、下外 被半割の外側に取り付けられる。上下吊上げ管取付け体61、63は好ましくは ウレタン成型品である。 吊上げ管15は上吊上げ管取付け体61を通り、内側管67が下吊上げ管取付 け体63に係合し、かつ、外側管69が上吊上げ管取付け体61に係合するまで 前進する。内側管と外側管は適当な接着剤を用いてそれぞれ下及び上吊上げ管取 付け体に取り付けられる。好ましい実施例において、柔軟性を有するUV光線に よって硬化する接着剤を用いる。 吊上げアダプタ79を吊上げ管15に嵌合させてポート75に対峙させている 。この吊上げアダプタは吊上げ管上を摺動可能であり、吊上げ管は吊上げアダプ タに対して回転可能である。吊上げアダプタは膨張吊上げ装置11の吊上げアー ムA(図3B,4B,5B参照)に連結可能であり、吊上げアームAは、吊上げ方 向、即ち、人体壁を吊上げる方向に吊上げ力を与える。 吊上げアダプタ79と吊上げアームAは、好ましくは、あり継ぎ81のような 1方向継手の互いに係合する半割を含み、この継手を介して吊上げアダプタを吊 上げアームに連結する。1方向継手は、吊上げアームが吊上げ方向と反対の方向 に力を膨張吊上げ装置11に与えることを防止する。もし吊上げアームがかなり 下げられたとき、1方向継手の連結が分離され、吊上げアームが膨張吊上げ装置 を体腔内に移動することを防止する。従って、吊上げ領域の下の器官を傷つける ことを防止する。吊上げアダプタ79が吊上げ管15上を摺動することにより、 不意に反対方向の力が吊上げ管に作用することをさらに防止する。 吊上げアームAを使用に代えて、施術者は手で吊上げアダプタ79とポート7 5を把持し、吊上げ力を手動で膨張吊上げ装置11に与えて人体壁を吊上げるこ ととしてもよい。そういった手動による作業を容易にするために、吊上げアダプ タ79に把持面を設けることもできる。更に別の代替例として、吊上げアダプ タ79を省略し、ポート及び/又は吊上げ管15の基部に手作業のための把持面 を設けることとしてもよい。 吊上げ管15の多数の代替例を図8A−8Dに示す。図8Aは中実の吊上げ管 15Aを示し、この管は、先に説明したように、上外被半割51及び下外被半割 52の両方に取り付けられる。吊上げ管を中実にすることで吊上げ間の径を小さ くすることができる。膨張用流体を独立の膨張用管83を介して人体壁係合要素 13に流出入させることができる。この独立の膨張用管83を吊上げ管15Aに 取り付けることができる。中実の吊上げ管を上下外被半割に取り付ける代わりに 、図8Dに示すように上外被半割のみに取り付けることもできる。 図8Bにおいて、吊上げ管15Bは単一の中空管であり、膨張用流体は独立の 膨張用管83を用いて人体壁係合要素13に流出入させることができる。中空吊 上げ管15Bは、器具を人体壁係合要素の下の器官に直接接近させることを可能 にする。 図8Cにおいて、吊上げ管15は閉鎖末端87を備える単一中空管85である 。管85は上下外被半割51、52の両方に取り付けられている。半径方向に位 置する複数のポート89は閉鎖末端の近くにおいて管85に設けられている。吊 上げ間の基端にはポート91が取り付けられ、このポートはバルブ93を含む。 膨張用流体はバルブ93から管85の内腔及び半径方向のポート89を通って、 人体壁係合要素13内に流入する。ポート91の基部面にフラップバルブ(図示 省略)を設けて管85内の膨張圧を維持し、一方エンドスコープを管85の内腔 に入れて閉鎖末端87を介して観察することとしてもよい。 図8Dにおいて、吊上げ管15Dは解放末端を有する単一中空管95である。 管95は上述した方法で上外被半割のみに取り付けてある。吊上げ管の基端には ポート91を設けて有り、このポートはバルブ93を含む。膨張用流体はバルブ 93から管95の内腔を通り、人体壁係合要素13内に流入する。ポート91の 基部面にフラップバルブ(図示省略)を設けて管95内の膨張圧を維持し、一方 エンドスコープを管95の内腔に入れて下外被半割52を介して観察することと してもよい。 好ましくは図9に示す膨らませ装置121を図1A−1Dに示す膨張吊上げ装 置11のバルブ77のようなバルブに連結することによって人体壁係合要素13 を膨張させる。膨張装置121において、コネクタ123は膨張吊上げ装置のバ ルブに連結されるような形状であり、膨張用流体は球状体125を手動で作動さ せることによって加圧される空気である。圧力ゲージ127は施術者が人体壁係 合要素内の圧力を監視することができるように設けられている。 バルブ77のような膨張吊上げ装置11に嵌合されたバルブは、コネクタ12 3がバルブから外されたときに人体壁係合要素13内の膨張圧を維持する1方バ ルブであることが好ましい。バルブ77は好ましくは圧力制御バルブである。吊 上げ力を膨張吊上げ装置11に与えたとき、人体壁係合要素13はこの吊上げ力 を人体壁に伝達し、人体壁係合要素13に何らかの変形を生じる。この変形は人 体壁係合要素の体積を減少させるので、膨張吊上げ装置内の圧力を高める。バル ブ77のような圧力制御バルブを用いることで、膨張吊上げ装置内の圧力が信頼 のおけるレベルより高くなることを防止する。膨張吊上げ装置内の圧力がバルブ の設定圧を超えるとき、圧力制御バルブは膨張吊上げ装置から膨張用流体が流れ ることを停止させる。圧力制御バルブの圧力設定は膨張吊上げ装置の信頼のおけ る圧力よりも低いものに選択される。 膨張持ち上げ装置は、広がる前の畳まれた状態201で図2A、図2Bに示さ れる。膨張吊上げ装置を組立てた後で畳むために、外被17が吊上げ管15の軸 方向に延伸するまで、人体壁係合要素13内の空気を抜いて外被17の周囲53 (図1A)を寄り合わせる。図2Bにおいてハッチ領域によって示す外被17を 次に半径方向に圧縮し、スリーブ131に挿入する。スリーブは装置を畳んだ状 態201に維持する。 スリーブ131は、ポリエチレンのような適当な材料からなる細長いバッグで ある。図2A、2Bに示すように、スリーブは畳まれた外被17を覆い、ポート 75に向かって吊上げ管15の外側まで延伸する。 スリーブ131には外被17を覆う長さの一部に軸方向に延伸する複数のミシ ン目133が形成されている。人体壁係合要素13は畳まれた状態から以下のよ うに解放される。膨張持ち上げ装置11の末端が体腔に挿入された後、膨張用の 流体を人体壁係合要素13内に流す。その結果、人体壁係合要素が膨張してス リーブ131をミシン目133に沿って破る。破られたスリーブはもはや外被1 7を保持することができず、そして、更に流入する膨張用の流体が人体壁係合要 素を広げて完全に膨張した状態にする。 膨張した人体壁係合要素は使用済みのスリーブを吊上げ管15上の位置に保持 する。処置の完了の際に膨張吊上げ装置11を引抜くと、使用済みのスリーブは 体腔から自動的に取り除かれる。 図2Cに示すように代替的に、軸方向にスリーブの全長に渡る複数のスリット 135をスリーブ131Aに設けることができる。スリット135の対向縁は除 去可能な糸137等または引きちぎることが可能な帯(図示省略)により係合さ れている。除去可能な糸137の基端部139はポート75又は畳まれた装置2 01Aの基端部上のその他の点に仮止めされている。スリーブは、人体係合要素 が広げられた後に、体腔から使用済みのスリーブを抜くための手元側延長部を備 える。 畳まれた膨張吊上げ装置201Aの基端部が体腔に挿入された後、更に以下に 詳細に説明するように、糸の基端部139をポート75から解放し手前側に引っ 張って糸をスリーブ131Aから解放する。糸を体腔から完全に抜き去るように 引っ張る。膨張用流体が次ぎにバルブ77から流入し人体壁係合要素を膨張させ る。 畳まれた膨張吊上げ装置201は軸方向の十分な硬さを有し、そのため体壁に 設けた切開部から体腔内へ挿入することができる。畳まれた膨張吊上げ装置を切 れ目を有しないものを分離するのに用いるならば、軸方向にさらに硬くする必要 があるかもしれない。畳まれた吊上げ装置の軸方向の硬さは、図2Dに示すよう に膨張吊上げ装置を畳む前に、先端が丸いトロカール151を吊上げ管15内に 挿入することによって増大される。先端が丸まったトロカールは吊上げ管の端部 を越えて突出する。外被17は次にトロカール外側の回りを包み、そして先に説 明したようにスリーブ131によって所定の位置に保持される。トロカールの先 端が外被17から突出するようにトロカールの長さは選択される。スリーブ13 1はトロカールの先端を包み、トロカールの先端及びスリーブは畳まれた装置に なめらかで、硬い、丸い鼻153−これは切れ目を有しないものを分離する のに用いられる−を与える。丸まった先端のトロカール151はスリーブ131 が破壊された後に畳まれた装置から除去される。 膨脹引上げ装置は、以下の方法により体壁を吊上げるのに用いられる。図1A −1Dに示す円形体壁係合要素を有する膨脹吊上げ装置を用いて下腹壁を吊上げ る方法を例として説明する。記載する方法は、同一形状又は異なった形状の体壁 係合要素を有する膨脹吊上げ用具を用いて、他の体壁を吊上げるのに容易に適応 させることができる。 吊上げ位置は、吊上げ後に行われる処置手順によって定められる。その後吊上 げ位置の中心がきめられ、図10Aに示す通り、腹壁AWを通して腹腔鏡切口1 が設けられる。腹腔鏡切口は、10乃至12mmの長さで、いかなる場合におい ても14mmを越えない。組立てられた膨脹引上げ装置201の基端部が握られ 、図10Bに示す通り、その後その末端部211が切口に挿入される。 たたまれた膨脹引上げ装用具は、図10Cに示す通り、外被上半割51と吊上 げ管15(図1A−1D)との間の接点が腹壁内面上の腹膜Pを通過するまで腹 壁を通して前進される。これは、図2Aに示す通り、スリーブ131に印された 深さマーク203を観察することによって判断できる。たたまれた膨脹引上げ装 置201が腹壁を通して前進するにつれて、図10Cに示す通り、鈍くかつ丸く なった末端部211は、下に横たわる内臓を腹壁から遠ざかるように下方及び側 方に穏やかに移動させる。 その後膨脹装置121(図9)は、バルブ77と接続され、矢印205で示す 通り、球状体125が絞られて体壁係合要素13内へ膨脹流体が供給される。そ の結果生じる体壁係合要素の膨脹は、スリーブ131のミシン目133に沿って スリーブを破壊させ、図10Dに示す通り、外被17をたたまれた状態から開放 させる。外被の開放は、球状体を絞る抵抗の急激な低下で検知し得る。 その後球状体125がさらに絞られ、体壁係合要素13内へより多くの膨脹流 体が供給される。これで体壁係合要素を膨脹させる。体壁係合要素が膨脹するに つれて、矢印207に示す通り、それは軸方向で短くなり、矢印209で示す通 り、横方向に広がる。体壁係合要素の動きは、内臓を体壁係合要素と腹壁との間 の接触領域外に保つ。膨脹操作の間圧力ゲージ127(図9)が監視され、推奨 膨脹圧力に達したとき膨脹操作が停止される。推奨膨脹圧力は、体壁係合要素の 堅さが必要な程度になるのに十分な高さにされるが、膨脹吊上げ装置の信頼性を 危うくするほど高くない。膨脹装置は、膨脹操作の終了時にバルブ77から外さ れる。 体壁係合要素が十分膨脹した状態で、図10Eに示す通り、ハト尾形接合具8 1を用いて吊上げアダプタ(加減装置)79が吊上げアームAに取付けられる。 図10E及び10Fにおいては、明確さのために用いられたスリーブ131は吊 上げ管15の回りの位置に示していない。吊上げアームAを吊上げるためには、 僅かな力を、吊上げアダプタに加え、それから、ポート75及び吊上げ管15を 介して体壁係合要素に加える。体壁係合要素は、吊上げ力を腹壁の大領域に加え 、これを図10Fに示す位置まで吊上げる。作業領域WSが、膨脹吊上げ具11 の下側と下に横たわる臓器Oとの間に形成される。 吊上げ操作中、体壁係合要素は変形してもよい。その結果もし膨脹吊上げ具1 1内の膨脹圧力が用具の信頼性を危うくするレベルまで上昇するなら、バルブ7 5が膨脹流体を装置から放出する。これで膨脹圧力がさらに増大することが防止 され、膨脹吊上げ具の信頼性を維持する。 吊上げ操作の前後又は操作間に、例えば、図3Bに示す通り、内視鏡Eを吊上 げ管15内へ挿入して下に横たわる臓器を観察するようにすることができる。内 視鏡は、その後の処置中所定位置にそのまま保つか若しくは1以上の他の外科器 具と置換することができる。同様に図3Bに示す通り、追加の器具を体壁係合要 素の外周の体壁を通して駆動されるトロカール管を通して挿入することができる 。さらに、図4Bに示す通り、トロカール管は腹壁及び体壁係合要素内のツール ポートを通して駆動することができる。 ツールポートを利用する可能な一方法は、体壁の一部を通して肺針を挿入する ことである。内視鏡は、体壁の穴がツールポートの中央にあることを確認するの に用いることができる。その後、肺針が除かれ、トロカールは、肺針穴の位置に おいて体壁を通して駆動され、ツールポートを通して前進される。その後トロカ ールは、トロカール管から外され、器具は、器具ポート内のトロカール管を通し て、膨脹吊上げ具の下に横たわる作業領域内へ通される。明確化のためにトロ カール管は図4Bに示していない。 処置手順の終りに、吊上げアームAが降下され、腹壁AWが元の状態(吊上げ られていない)に戻される。降下操作中、吊上げアダプタ79を吊上げ管15上 に滑動自在に取付けかつ吊上げアームA及び吊上げアダプタ79間に一方向接続 81を行うことで、吊上げアームが膨脹吊上げ具の下に横たわる臓器へ下向きの 力を加える危険性を最小にしている。それにも拘らずもし下向きの力が不用意に 膨脹吊上げ装置に加わる場合には、体壁係合要素13の大きな表面領域が、結果 的に下に横たわる臓器へ加えられる力を最小にする。 膨脹吊上げ具11が吊上げアームAから外され、膨脹装置121(図9)がバ ルブ77に再結合され、体壁係合要素13から膨脹流体を放出するようにされる 。その後体壁係合要素13から膨脹流体を抜くためにバルブ77は、吸引源と接 続される。完全にからになった後体壁係合要素は、吊上げ管15が操作されて切 口1から引出される。これがまた、崩壊した体壁係合要素13及び使用されたス リーブ131を腹腔から引出す。その後切口が閉じられ、処置が完了する。 図10G及び10Hに示す通り、膨脹吊上げ具11は、手動で体壁を吊上げる のに用いることができる。体壁係合要素13は、図10A乃至10Dにつき既に 述べた通りの手順を用いて体壁下に配置される。その後体壁係合要素が完全に膨 脹されたとき、吊上げアダプタを79を吊上げアームと接続する代わりに、外科 医は、図10Gに示す通り、吊上げアダプタ79及びポート75の一部を握り、 膨脹吊上げ具に図10Gの矢印78で示す方向の力を加える。これは、図10H に示す通り、腹壁を上昇させる。その後内視鏡Eが吊上げ管15の穴に挿入され 、作業領域WSを見ることができるようにされる。既に述べた通り、アダプタ、 ポート、吊上げ管の基部は、手動吊上げを容易にする握り領域を与えるような形 態にすることができる。 上記手動吊上げ技術は、特に非常用室及び外傷センターで用いられ、体壁の比 較的小さい領域を吊上げて、下に横たわる臓器を暫時観察するのに用いられるこ とが考えられる。 手順によっては、体壁の下に横たわる臓器又は組織を引っ込ませ、処置すべき 組織への接近が妨げられないようにすることを要する。図11A乃至11Dは、 この様な引込みを与えるために膨脹吊上げ装置11と共に作動する、補助引込み 装置311を示す。図11Aは、膨脹吊上げ装置11と共に配置された補助引込 み装置311を示す。作業領域を形成するために膨脹吊上げ装置11で体壁(腹 壁は例として示す)を吊上げた後、たたまれた状態の補助引込み装置が吊上げ管 15の穴を通して作業空間WS内に導入される。その後引込み要素313は、図 示の通り膨脹されかつ補助引込み装置が末端方向に滑動され、膨脹吊上げ装置の 下に横たわる臓器Oを引込ませるようにする。 図11Bは、膨脹吊上げ装置11が体壁AWを手動で用いられるとき、同装置 と共に作動する補助引込み装置311を示す。吊上げる力は、装置の末端部を握 る外科医の手Hによって膨脹吊上げ装置に加えられる。 補助引込み装置311の構成は、図11Cの断面図に示す。補助引込み装置は 、膨脹可能な要素313及び引込み管315を含む。膨脹可能要素は、図1A乃 至1Dに示す体壁係合要素13と類似しているが、高さが低くなっている。膨脹 可能要素は、既に述べたのと類似の方法で、外周部353において外被上半割3 51を外被下半割352と溶接することによって造られる。外被の上半割及び下 半割は、バッフル355によって同様に相互接続される。同バッフルは、膨脹可 能要素が膨脹されるときその形状を制御すると共に同要素に広くかつ平坦な下面 314を与えて引込まされている臓器に引込み力を伝える。各外被半割及びバッ フルは既に述べたポリエステル・ポリウレタン合成薄膜で造るのが望ましい。 引込み管315は、単壁管であり、図1A乃至1Dに示す膨脹引込み装置11 の吊上げ管15より長い。引込み管は、引込み要素313の上半割351のみに 取付けられる。従って、上半割351のみに引込み管取付穴357が形成される 。引込み管枠361は、引込み管取付穴内に挿入され、所定位置にRF溶接され る。その後引込み管315は、適切な接着剤を用いて引込み管枠に取付けられる 。 引込み管315に単壁管を用いることで、たたまれた状態の補助引込み装置の 直径は、たたまれた状態の膨脹吊上げ装置11と比較して低減される。これで、 膨脹吊上げ具の吊上げ管15の穴71を通して、たたまれた補助引込み装置を係 合させることが可能になる。引込み管315を下方外被半割352に取付けない ことで、引込み面314と引込み管との間に、引込み要素とほぼ等しい高さの間 隔が与えられる。この間隔は、補助引込み装置によって引っ込まされた臓器が、 補助引込み装置の広くかつ比較的柔軟な引込み面314以外のいかなる部分とも 接触する可能性を大幅に低減させる。 引込み管315の基端部はポート375と係合される。ポート375は、既に 述べた圧力制御バルブ375を備えるのが望ましい。同ポートは、その裏面にフ ラップ弁(図示せず)を含み、引込み管の穴371内へ内視鏡(図示せず)を挿 入できるようにしてもよい。内視鏡の末端部は、引込み要素313の内部に入り 下方外被半割352の比較的透明な材料を通して見えるようにする。 その代わりに、引込み管として小直径の2重壁管(図示せず)を用いて非加圧 式の内視鏡を設けることもできる。この様な管は、閉じた末端部及び開放基端部 を有する内孔を有する。内孔の直径は、小径内視鏡を収容するのに十分な大きさ を有する。同内視鏡は、下方外被半割52の比較的透明な材料を通して見えるよ うにできる。膨脹流体は、引込み管の内外壁間の内腔を通して引込み要素313 内へ入る。この代わりの構成によりポート375上のフラップ弁は不要になる。 図11Dは、たたまれた状態301の補助引込み装置を示す。同補助引込み装 置は、図2A及び2Bについて既に述べたのと同様な方法でたたまれる。引込み 要素の外被317は、スリーブ331によってそのたたまれた状態に保たれる。 スリーブ331の長手方向のミシン目333は、引込み要素を部分的に膨脹させ ることによって破裂させ、外被317をたたまれた状態から開放するようにでき る。 補助引込み装置311は、膨脹吊上げ装置11と共に用いられ、図12A乃至 12Dに例示した方法で補助的に引込みを行えるようにできる。図12Aにおい ては、腹壁は上記の手順を用いて膨脹吊上げ装置11によって持ち上げられてい る。その後図11Cに示すたたまれた状態の補助引込み装置301が、ポート7 5を通して吊上げ管15内へ挿入される。補助引込み装置は、引込み管315と 上方外被半割51との間の接点が吊上げ管内孔の末端部から現れるまで膨脹吊上 げ装置の吊上げ管の内孔を通して前進される。これは図12Bに示す。 その後膨脹装置121(図9)がバルブ377と接続され、引込み要素313 が部分的に膨脹され、スリーブ331を破裂させるようにする。スリーブ331 が破裂した後、引込み要素313は、図12Cに示す通り、完全に膨脹される。 引込み要素313が完全に膨脹された後、図12Dに示す通り、引込み管315 が吊上げ管に関して末端部(矢印318で示す)に向けて滑動される。これは引 込み要素を末端部に向けて移動させ、腹壁の下に横たわる臓器Oを引っ込ませる 引込み力を加えるようにさせる。引込み力は、補助引込み装置の広い引込み面3 14全体に亘って一様に分布され、下に横たわる臓器に加わる引込み圧力を最小 にすると共に引込み処置で外傷が起こる可能性を最小にする。 処置手順の後、膨脹吊上げ具11に関して既に述べたのと類似の方法で、引込 み要素が収縮され、からにされる。その後補助引込み装置が、膨脹吊上げ具の吊 上げ管から外されかつ既に述べた方法を用いて膨脹吊上げ装置が体腔から外され る。 補助引込み装置311は、体壁の下に横たわる臓器を引っ込めるために膨脹吊 上げ具11無しで単独で用いてもよい。補助引込み装置は、引っ込ませるべき臓 器に隣接する体壁の下に配置される。図10A乃至10Dに例示したものと類似 の手順が用いられる。その後引込み要素313が完全に膨脹されたとき引込み管 315が操作され、臓器を引込ませるように引込み管が末端部に向けて移動され る。補助引込み装置の「感触」を改善するために、補助引込み装置を配置する前 に体壁を通してトロカール管又はその他の適切なカニューレ(図示せず)を駆動 させることができる。その後補助引込み装置の末端部が、トロカール又はカニュ ーレを通して体腔内へ挿入される。 本発明の例示的実施態様が詳細に記載されたが、本発明は、記載された厳密な な実施態様に限定されず、付記された請求範囲内で各種の改変が可能であること を理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミューラー、リチャード アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94514、バイロン、シプレス・ポイント 2305 (72)発明者 マンダート、ジョセフ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94027、アサートン、モンテ・ビスタ・ア ベニュー 82 (72)発明者 モール、フレデリク・エイチ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94118、サン・フランシスコ、ワシントン 3941

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 体壁の大領域に亘って外部吊上げ力を加えるために該体壁の腹腔鏡切口を通 して配置される装置であって、 たたまれた状態で該腹腔鏡切口を通して通過可能な、膨脹された状態で平坦 な吊上げ面を有する体壁係合要素と、 細長い吊上げ部材から成り、該吊上げ部材が、 該体壁係合要素の該吊上げ面と接続される、該腹腔鏡切口を通過できる末端 部と、 該体壁係合要素を該体壁と接触させる方向で該外部吊上げ力を受け取る基端 部とを含む吊上げ装置。 2 該体壁係合要素をたたまれた状態から膨脹した状態に膨脹させる装置をさら に含み、該体壁係合要素が、 外被であって、該平坦な吊上げ面を境界づける吊上げ面部分と、該体壁係合 要素が膨脹している状態にあるとき該吊上げ面部分と対向する対向部分とを有す る外被と、 該体壁係合要素が膨脹されるとき作動する装置であって、該体壁係合要素の 該平坦名吊上げ面を与えるために、該外被の該吊上げ面と該対向面の相対移動を 制限する装置とを含む、請求項1の装置。 3 該体壁係合要素が、 該平坦な吊上げ面を境界づける吊上げ面部分と、該体壁係合要素が膨脹して いる状態にあるとき該吊上げ面部分と対向する対向部分とを有する外被と、 該吊上げ面部分と該対向部分とを相互接続するバッフルとを含む、請求項1 の装置。 4 該体壁係合要素がさらに外周部を含み、 該バッフルは、該外周部と平行に配置されかつ該体壁係合要素に丸い肩部を 与えるために該外周から隔置される最外部バッフルを含む、請求項3の装置。 5 該バッフルが、該吊上げ装置の回りに放射状に配置される、請求項3の装置 。 6 該吊上げ部材は、管状であり、穴を含み、該外被の該吊上げ面部を通過し、 該外被の該吊上げ面部と接続され、請求項3の装置。 該吊上げ部材の該穴は、該体壁係合要素を膨脹させるために該体壁外部から 流体を通す通路を与える、請求項3の装置。 7 該吊上げ部材が外部管の内部に同軸に配置される内部管を含み、 該内部管及び該外部管が該外被の該吊上げ面部を通過し、該吊上げ面部が該 外部管と接続され、 該内部管が該外被の該対向面と接続される、請求項3の装置。 8 該内部管が穴を含み、該穴が該体壁を通して器具に接近させるようにする、 請求項7の装置。 9 該吊上げ部材が、該体壁係合要素を膨脹させるために該体壁外部から流体を 通すことができる通路を与える穴を含む、請求項1の装置。 10 固体軸が該吊上げ部材を与え、 該装置が穴を有する膨脹管をさらに含み、該穴が該体壁外部から流体を通す ことができる通路を与える、請求項1の装置。 11 該体壁係合要素が、該体壁係合要素を通して該体壁係合要素の下に横たわる 臓器に接近できるようにするポートを含む、請求項1の装置。 12 膨脹下状態の該体壁係合要素が、該吊上げ面内にくびれた凹部を含む形状を 有する、請求項1の装置。 13 たたまれた状態の該体壁係合要素を包む細長いスリーブであって、複数の長 手方向ミシンめを有するスリーブをさらに含む、請求項1の装置。 14 たたまれた状態の該体壁係合要素を包む細長いスリーブであって、レース締 めによって共に保持された対向側部を有する長手方向スリットを含むスリーブを さらに含む、請求項1の装置。 15 該吊上げ部材が、末端部及び基端部を相互接続する穴をさらに含み、 補助引下げ装置であって、 たたまれた状態で該吊上げ部材の穴を通過できる吊上げ要素であって、膨脹 状態に膨脹することが可能で、該膨脹された状態で平坦な引下げ面を含む吊上げ 要素と、 細長い作動部材であって、該吊上げ要素の接続された末端部を含む、該吊上 げ部材の穴を通して通過できる細長い作動部材とを含む補助引下げ装置をさらに 含む、請求項1の装置。 16 該補助引下げ装置が、該たたまれた状態から該膨脹した状態に該引下げ要素 を膨脹させる装置をさらに含み、該引下げ要素が、 引下げ面を境界づける引下げ面部及び該引下げ要素が膨脹した状態にあると き該引下げ面部と対向する対向部を含む引下げ外被と、 該引下げ要素が膨脹されるとき作動する、該引下げ要素の該平坦な引下げ面 を与えるために該引下げ装置外被の該引下げ面部及び対向部の相対移動を制限す る制限装置とを含む、請求項15の装置。 17 該引下げ要素が、 引下げ面を境界づける引下げ面部及び該引下げ要素が膨脹した状態にあると き該引下げ面部と対向する対向部を含む引下げ外被と、 該引下げ外被の該引下げ面部及び該対向部を相互接続するバッフルとを含む 、請求項15の装置。 18 該作動装置は、管状であり、穴を含み、該引下げ外被の該対向部と接続され る、請求項17の装置。 19 たたまれた状態にある該体壁係合要素は、細長くかつ長さを有し、 膨脹した状態にある該体壁係合要素は、該吊上げ面に垂直な面内で高さを有 し、 たたまれた状態にある該体壁係合要素の該長さは、該膨脹した状態にある該 体壁係合要素の高さより大きい、請求項1の装置。 20 該吊上げ面は面積を有し、 たたまれた状態にある該体壁係合要素は、該吊上げ平面内に面積を有し、 該吊上げ面の該面積は、たたまれた状態にある該体壁係合要素の該面積より 100倍大きい、請求項1の装置。 21 該体壁係合要素と連通する、該体壁係合要素の変形に起因する膨脹流体圧力 の増加を制限する装置を含む膨脹流体通路をさらに含む、請求項1の装置。 22 腹腔鏡切口を通して体壁の大領域に外部吊上げ力を加えることによって該体 壁を吊上げる方法であって、 たたまれた状態で体壁係合要素を含みかつ該腹腔鏡切口を通過できる吊上げ 具と、該体壁係合要素が接続される末端部及び基端部を含む吊上げ部材とを与え 、 該腹腔鏡切口を通して該体壁係合要素と、該吊上げ部材の該末端部とを前進 させ、 平坦な吊上げ面を与えるために該体壁係合要素を膨脹した状態に膨脹させ、 該吊上げ部材の該基端部に該外部吊上げ力を加え、該吊上げ面を該体壁と接 触させるようにすることから成る体壁吊上げ方法。 23 吊上げ具を与える段階において、内腔を含む吊上げ具を与え、該体壁係合要 素を膨脹させる段階が、 膨脹流体を与え、 該内腔を通して該体壁外部から該体壁係合要素内へ該膨脹流体を通すことを 含む、請求項22の方法。 24 吊上げ具を与える段階において、穴を含む吊上げ具を与え、 器具を与え、 該体壁の下に横たわる組織を処置するために該穴を通して該体壁外部から 該器具を通すことをさらに含む、請求項23の方法。 25 吊上げ具を与える段階において、穴を含む吊上げ具を与え、 器具を与え、 該体壁の下に横たわる組織を処置するために該穴を通して該体壁外部から 該器具を通すことをさらに含む、請求項22の方法。 26 吊上げ具を与える段階において、穴を含む吊上げ具を与え、 膨脹可能な引下げ装置を与え、 該穴を通して該体壁外部から該膨脹可能な引下げ装置をたたまれた状態で通 し、 該膨脹可能な引下げ装置を膨脹した状態に膨脹させ、 該膨脹した膨脹可能な引下げ装置を用いて該体壁の下に横たわる組織を引下 げることをさらに含む、請求項22の方法。 27 該膨脹可能な引下げ装置を与える段階において、膨脹可能な引下げ装置が与 えられ、該引下げ装置が、 たたまれた状態で該吊上げ部材の該穴を通して通すことができる引下げ要素 であって、膨脹した状態に膨脹させることが可能で、該膨脹した状態で平坦な引 下げ面を含む引下げ要素と、 該引下げ要素と接続されて該吊上げ部材の該穴を通して通すことができる末 端部及び基端部を含む細長い作動部材とを含む、請求項26の方法。 28 体壁の下に横たわる臓器の大領域に亘って外部引下げ力を加えるために該体 壁の腹腔鏡切口を通して配置される装置であって、 たたまれた状態で該腹腔鏡切口を通して通過可能な、膨脹された状態で平坦 な吊上げ面を有する引下げ要素と、細長い作動部材であって、 該引下げ要素と接続される、該腹腔鏡切口を通過できる末端部と、 該引下げを該臓器と接触させる方向に移動させる該外部引下げ力を受け取る 基端部とから成る引下げ装置。 29 該たたまれた状態から該膨脹した状態へ該引下げ要素を膨脹させる装置をさ らに含み、該引下げ要素が、引下げ外被であって、 該平坦な引下げ面を境界づける引下げ面部と、 該引下げ該膨脹した状態にあるとき該吊上げ面部と対向する対向面とを含む 引下げ外被と、 該引下げ要素の該平坦な引下げ面を与えるために、該引下げ要素が膨脹され るとき作動する、該引下げ装置外被の該引下げ面部と該対向部との相対的移動を 制限する制限装置とを含む、請求項28の装置。 30 該引下げ要素が、 該引下げ面を境界づける引下げ面部と、該引下げ要素が膨脹した状態にある とき該引下げ面部と対向する対向部と、 該引下げ装置外被の該引下げ面部と該対向部とを相互接続するバッフルとを 含む、請求項28の装置。 31 該引下げ要素が外周をさらに含み、 該バッフルは、該外周と平行に配置され、該体壁係合に丸い肩部を与えるた めに該外周から隔された最外部バッフルを含む、請求項30の装置。 32 該バッフルが、該作動部材の回りに放射状に配置される、請求項30の装置 。 33 該作動部材が、管状であり、該外被の該対向部を通して通過し、該外被の対 向部と接続され、 該作動部材の穴が、該引下げ要素を膨脹させるために流体が該体壁外部から 通ることができる通路を与える、請求項30の装置。
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