JP2000505671A - 食道胃バルーン式タンポナーデ装置の展開装置及びその方法 - Google Patents

食道胃バルーン式タンポナーデ装置の展開装置及びその方法

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JP2000505671A JP9528669A JP52866997A JP2000505671A JP 2000505671 A JP2000505671 A JP 2000505671A JP 9528669 A JP9528669 A JP 9528669A JP 52866997 A JP52866997 A JP 52866997A JP 2000505671 A JP2000505671 A JP 2000505671A
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Abstract

(57)【要約】 患者の体内で食道胃バルーン式タンポナーデ装置(25)を展開させる方法及び装置である。本発明の一つの形態において、洗浄管(11)が患者の口(12)、食道(13)を通じて胃(14)内に配置される。最初に患者の体内に導入し得るように、膨張可能なバルーン式タンポナーデ装置(25)を洗浄管(11)の外面の周りに配置する。押し部材(26)を利用してバルーン式タンポナーデ装置(25)を洗浄管(11)の外面に沿って且つ体内の出血部位に隣接する位置まで移動させる。体内栓子(20)は、洗浄管(11)内の穴(21)を通って進み、管を患者の体内に進める間の管のよじれを最小にし且つ防止する。外科医が管の挿入深さを判断し得るように複数の長さインジケータ(15a、15b、15c)が管(11)の外面に形成される。本発明は、内視鏡を使用せずにバルーン式タンポナーデ装置を展開させることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 食道胃バルーン式タンポナーデ装置の展開装置及びその方法 発明の背景 本発明は、全体として、胃腸から出血する患者の胃腸管の治療に関する。より 具体的には、本発明の一つの実施の形態は、胃腸管内にてバルーン式タンポナー デ装置を展開させる可撓性の洗浄管に関する。本発明は胃腸管内の出血部位を治 療するときに使用すべく開発されたものであるが、本発明は、その他の医療分野 で使用することも可能である。 食道胃静脈瘤からの出血を特に制御すべく末端の食道及び基端の胃内部の出血 部位の治療が必要となることがしばしばある。外科医が何らかの診断又は治療方 法を行う前に、胃腸から出血する患者の胃を吸引することは従来からの且つ有効 な方法である。通常、患者の胃の吸引は、経口又は経鼻孔の胃管を胃内に挿入し 、中身を吸引し、外科医は血液の有無についてその中身を検査し、血液が存在す るならば、診断又は治療のための内視鏡法を行う準備としてその胃を洗浄し且つ 空っぽにすることにより行われる。 内視鏡下検査法は、内視鏡法に熟練した外科医の指示の下、高価で複雑な装置 を使用することを必要とする。このため、現在の治療技術を利用するためには、 内視鏡下検査を行う前に、口及び/又は鼻管を除去して、内視鏡を胃内に挿入す る必要がある。その後、又は検査の一環として、外科医は次のものを含む、利用 可能な多数の治療技術の一つにより出血状態を制御かべく試みることができる。 すなわち、出血部位の浣腸、出血部位を凝固させる熱的方法、血栓を形成し、出 血を止めるために出血部位の周りにゴムバンドを配置する結紮法、又はバルーン 式タンポナーデ装置を使用する方法が含まれる。現在、静脈瘤の出血を止めるた めにタンポナーデバルーンを配置することは、タンポナーデバルーンを内視鏡に 沿って患者の体内に挿入する前に、タンポナーデバルーンを内視鏡に背負うよう に取り付けることを含む。 内視鏡下治療法を利用する従来の治療技術に共通の問題点は、内視鏡法に熟練 した外科医が利用可能でなければならないことである。現在、内視鏡法に熟練し た外科医がいない場合、バルーン式タンポナーデ装置を展開する方法は選択し得 ない治療方法である。このため、医療施設及び/又は熟練した外科医の何れかが 欠如するため、食道の静脈瘤からの出血を制御すべくバルーン式タンポナーデ装 置による治療を患者に行うことができずないために患者が死亡する場合がある。 このため、治療技術が存在せず且つ/又は時間が経過することは患者の身体状態 を悪化させ且つ困難なものにする。 従来の治療技術に関連するもう一つの問題点は、バルーン式タンポナーデ装置 が展開される間に、洗浄及び吸引を行い得ないことである。このため、従来の技 術は、別個の手順にて胃を洗浄し且つバルーン式タンポナーデ装置を展開させる 必要がある。 タンポナーデ装置を内視鏡に沿って導入する従来の治療技術に関連する更に別 の問題点は、複雑な操作ハンドル、光源及び吸引装置への臍帯接続部分といった 内視鏡の複雑な構造に関するものである。内視鏡の物理的な制約は、装置の取り 扱いを難しくし、麻酔科医のような専門医が必要となり、また、高度の医療機関 以外では容易に利用できない、タンポナーデバルーンを導入するための装置が必 要となることがしばしばである。 従来の技術は、食道胃静脈瘤の出血を治療するための正しい方向に向けたステ ップではあるが、依然として改良の必要性がある。本発明は、新規且つ非自明な 方法にてかかる必要性を満足させるものである。 発明の概要 本発明の一つの形態は、患者の体内の食道胃(esophagstric)の出血を制御す る装置に関するものである。該装置は、長い可撓性部材と、患者の口−胃管内を 通り得る長い部材の一部分と、長い可撓性部材の外面に配置され且つ該外面に沿 って摺動可能なタンポナーデバルーンと、タンポナーデを可撓性部材に沿って動 かし得るようにタンポナーデ装置に隣接する位置に配置される押し部材とを備え ている。 本発明の別の形態は、患者の体内の出血を制御する組合せ体に関するものであ る。該組合せ体は、患者の口を通じてその胃内に進み得る可撓性の管と、患者の 食道胃領域内の出血を制御するタンポナーデバルーンであって、管の外面に配置 され且つ該外面に沿って摺動可能であるタンポナーデバルーンとを備え、該管が 、 貫通して伸長する内部通路と、管が患者の体内に進む間に管のよじれを防止する べく通路内を伸長する栓子とを備えている。 本発明の別の形態は、タンポナーデバルーンを患者の口を通じてその胃内に展 開させ、食道胃からの出血を制御する方法において、基端と末端とを有する可撓 性の管を提供することと、該管の少なくとも一部分を患者の口を通じて胃内に通 すことと、管の基端が胃内に配置され且つ管の末端が口に隣接するようにするこ とと、バルーン式タンポナーデ装置を口に隣接する管の末端の周りに配置するこ とと、管に沿ってバルーン式タンポナーデ装置をその基端に向けて進めることと を含む方法に関するものである。 本発明の一つの目的は、患者の体内の食道胃からの出血を制御する改良された 装置を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、患者の体内でタンポナーデバルーンを展開させる 改良された方法を提供することである。 本発明の関連する目的及び有利な点は、以下の説明から明らかになるであろう 。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一つの形態による、収縮した食道胃バルーン式タンポナーデ 装置及び洗浄管の斜視図である。 図1aは、本発明の別の形態による、収縮した食道胃バルーン式タンポナーデ 装置及び洗浄管の斜視図である。 図2は、図1の一部分を備えるバルーン式タンポナーデ装置の斜視図である。 図3は、患者の体内で洗浄管に沿って進めたバルーン式タンポナーデ装置を有 する図1の斜視図である。 図4は、食道胃の末端に隣接して膨張し且つ位置決めされたバルーン式タンポ ナーデ装置を有する図1の斜視図である。 図5は、その内部に栓子及びワイヤーガイドを有する図4の洗浄管の拡大図で ある。 好適な実施の形態の説明 本発明の原理の理解を容易にする目的のため、以下に、図面に図示した実施の 形態について説明し、この説明のために特定の用語を使用する。しかしながら、 これらは本発明の範囲を何ら限定することを意図するものではなく、図示した装 置の変更及び更なる改変及び対象とする図示した装置の本発明の原理の更なる適 用例は、本発明が関係する技術分野の当業者に通常、案出されるものであること が理解されよう。 図1を参照すると、患者10の胃腸管の一部分の斜視図が図示されている。略 可撓性の洗浄管11が患者の口12、食道13を通じて胃14内に挿入されて、 患者の胃の洗浄及び吸引を行うことを可能にする。洗浄管11は、管11を通じ て流体が通ることにより胃の中身を洗浄し/吸引するのに十分な長さである。好 適な実施の形態において、該洗浄管11の長さは約120cm(47.25インチ)であ る。該洗浄管11は、人間の組織と適合可能な材料で出来ており、好適な実施の 形態において、ポリ塩化ビニル(PVC)で出来ている。該洗浄管11の好適な 形態の外径は約32fr(10.7mm)である。所望の特性を提供する限り、その他 の長さ及び寸法も本発明の範囲に含まれるものと理解する。 洗浄管11は、胃14内に位置決め可能である基端11aと、管の反対側の他 端に配置される末端11bとを備えている。好適な実施の形態において、洗浄管 11の基端11aは、患者の胃の中身を受け入れる複数の穴を有している。本発 明の一つの形態において、管11の最後の10cmに沿って形成された、一対の隔 たった穴11cが形成されている。基端におけるその他の数の穴も当業者が案出 可能な範囲内にあると理解する。複数の挿入長さインジケータが洗浄管11の外 面60に配置されている。本発明の一つの形態において、これらのインジケータ 15a、15b、15cは、洗浄管11の基端11aから略50cm(19.7インチ )の位置、基端11aから60cm(23.6インチ)の位置、基端11aから70cm (27.5インチ)の位置にそれぞれ配置されている。挿入長さのインジケータ15 a、15b、15cは、患者の体内に導入された洗浄管11の深さを外科医が判 断するのに役立つ。好適な実施の形態において、該洗浄管11は、患者の体内に 60cm(23.6インチ)だけ挿入し、これにより、管11の約60cm(23.6インチ )が患者の口12に隣接して外方に伸長して残るようにする。 図1乃至図5を参照すると、貫通する位置に配置された内部の栓子(obturato r)20を有する洗浄管11が図示されている。栓子20は、洗浄管11内で摺 動可能であり且つ該洗浄管11の内部から取り外し可能である。好適な実施の形 態において、栓子20は、洗浄管11の長さを伸長する穴21を貫通する。栓子 20は、洗浄管が口腔を通って食道13及び胃14内に進むときに、該洗浄管1 1のよじれを最小にし且つ/又は防止し得る設計及び構造とされている。洗浄管 11が胃腸管内を通過し終わったとき、栓子20を引き出すことが好ましい。こ の栓子20を引き出すことは、端部20aを把持し、栓子20を管11に対して 外方にゆっくりと動かすことで行われる。栓子20を除去したとき、洗浄管11 を貫通して伸長する穴21により流体連通路が画成される。 胃14内への流体の流入及び胃からの排出は穴21を通じて行われる。慎重な 外科医は、血液の存在の有無を検査すべく胃流体の試料を得るために患者の胃の 中身を吸引することを必要とすることがしばしばである。更に、ワイヤーガイド 22は栓子20を貫通して進み、放射線透視法の制御の下、洗浄管11を通り易 くする。管を通すために放射線透視法の技術を使用することは当業者に一般に公 知のことである。栓子20は管状、中実とし、また、ワイヤーガイドを備えても 備えなくてもよいことが当業者に理解されよう。好適な実施の形態からの栓子2 0の改変は、本明細書にて必要とされる必須の特徴を提供する限り、本発明の範 囲に含まれる。 バルーン式タンポナーデ装置25は、患者の体内への導入を容易にすべく洗浄 管11に沿って展開可能な設計及び製造とされている。図1において、バルーン 式タンポナーデ装置25は、通常、バルーンを患者の体内に導入するために使用 される収縮状態で示してある。押し部材26を利用して収縮状態のバルーン式タ ンポナーデ装置25を洗浄管11の外面に沿って進め且つ胃14内に入れること ができる。好適な実施の形態において、該押し部材26は、長さが約40cm(15 .95インチ)の略円筒管であり、ポリ塩化ビニルで出来ている。該押し部材26 はその他の幾何学的形状とし、また、種々の材料で製造し得ることが理解される 。押し管の制御装置27が押し部材26の一端26aに配置されている。好適な 実施の形態において、該押し管の制御装置27は、外科医が把持し得る設計とさ れたループ又はリングを画成する。 図1aを参照すると、本発明のもう一つの形態が図示されている。図1aに図 示した装置は、図1にて流体接続アダプタ30が採用される点を除いて、図1a に図示した装置と実質的に同一である。流体接続アダプタ30は、洗浄管11か ら取り外して、バルーン式タンポナーデ装置25を管に装填することを可能にし 、また、洗浄管11をアダプタ30に接続し、アダプタ30の他端を外部の流体 源又は吸引源に接続することができる。このアダプタは、外部の吸引装置又は流 体装置により流体又は吸引力を洗浄管11内に導入し易くする。より具体的には 、流体接続アダプタ30は、別個の2本の管を接続し得るように円錐状の形状を している。更に、当業者は、2本の管を流体連通状態に接続するのに利用可能な その他の型式のアダプタも存在することが理解されよう。 図2を参照すると、バルーン式タンポナーデ装置25の好ましい実施の形態の 斜視図が図示されている。もっとも、洗浄管11の上を通り且つ該洗浄管に沿っ て進み、体内の出血の制御に役立てることができるその他の膨張可能なタンポナ ーデ装置も存在すると考えられる。当該出願人は、バルーン式タンポナーデ装置 及びその配置方法(Ballon Tamponade Device and Methods for Their Placemen t)を記載する米国特許第5,308,326号を引用して本明細書に含める。該バルーン 式タンポナーデ装置25は、管36と、開放した基端37と、開放した末端38 とを備えている。膨張可能な食道バルーン39が管36の上側に取り付けられ、 該食道バルーン39を膨張させる加圧流体を導入する膨張管40が提供される。 ワイヤー41が管36に取り付けられて、バルーン式タンポナーデ装置25を 牽引器具(図示せず)に固着すべく略糸状体の形態をしている。本発明の一つの 形態において、該ワイヤー41は、食道13に沿って上昇し、これにより、管3 6の開放した基端37が食道13内に配置される間に、装置25を所定位置に固 着することを可能にする。胃バルーン42は、管36の上方に取り付けられ、胃 14内で膨張させたとき、胃噴門口70に対して着座し得るようにされており、 その後、ワイヤー41によりタンポナーデ装置25を上方に引き上げる。胃バル ーン42を膨張させる別個の第二の膨張ルーメン43が提供される。膨張ルーメ ン40、43は、外部の流体加圧源(図示せず)に接続可能とされている。更に 、好適なバルーン挿入装置の詳細は、その内容を引用して本明細書に含めた米国 特 許第5,308,326号に開示されている。本発明と共にその他のバルーン式タンポナ ーデ法を利用することが可能であることが理解される。 図3及び図4を参照すると、患者の食道胃系統内で洗浄管11に沿って配置さ れるバルーン式タンポナーデ装置25が図示されている。該バルーン式タンポナ ーデ装置25は、患者の口12から伸長する洗浄管11にバルーン式タンポナー デ装置25を配置することにより、収縮状態にて展開させ、次に、押し部材26 を利用して、装置25を食道13を通じて且つ胃14内に動かすのに十分な力を 付与することが好ましい。押し部材26は、洗浄管11の外周面の周りで且つバ ルーン式タンポナーデ装置25に隣接する位置に取り付け得るような設計とされ ている。バルーン式タンポナーデ装置25を展開させようとする者は、食道13 の構造に伴う全ての抵抗力に打ち勝つのに十分な力を付与しなければならない。 バルーン式タンポナーデ装置25を洗浄管11の外面に沿って押したならば、該 タンポナーデ装置は、図4に図示するように、胃の基端部分に達する。 胃バルーン42及び食道バルーン39を膨張させ且つ位置決めしたならば、こ れらのバルーンは、食道13の末端に及び胃14の基端に圧縮力を付与して、食 道胃静脈瘤からの出血を防止する機能を果たす。好適な実施の形態において、洗 浄管11は、バルーン式タンポナーデ装置が胃噴門口70に隣接する位置に配置 された後、患者の胃の内部で20cm(7.9インチ)だけ伸長する。胃14の洗浄 に使用される外部の流体源50は、外科医が胃を洗浄し得るように洗浄管11に 接続可能である。更に、胃の中身を吸引し得るように注射器又はその他の吸引装 置が洗浄管11の末端11bに接続可能である。洗浄管11が通ることで、必要 ならば、外科医はバルーン式タンポナーデ装置25を展開させる間に及びその展 開させた後に、試料を採取し且つ/又は胃を洗浄し且つ吸引することが可能であ る。図1aを参照すると、流体源50から伸長する管51に洗浄管11を接続す るのに利用可能な流体接続アダプタ30が図示されている。 図1乃至図5を参照すると、洗浄管11の上方でバルーン式タンポナーデ装置 25を展開させる方法が図示されている。外科医、看護婦、緊急治療士及び訓練 を受けた個人でも洗浄管11及び押し部材26を利用してバルーン式タンポナー デ装置25を展開させることができる。内視鏡を使用せずにバルーン式タンポナ ーデ装置を展開させることのできる人間の種類に制限がないことは、外科病院及 び緊急治療室から遠方の場所で使用することを可能にする。このように、従来利 用不可能であった状況にて、出血を防止するためにバルーン式タンポナーデ装置 を使用する人命救助の技術が可能となる。 バルーン式タンポナーデ装置25を導入しようとする外科医/関係者は、洗浄 管11を患者の口12内に入れ、食道13の下方に進めて胃14内に通すことに より始める。展開された管11の長さは、関係者が制御可能であり、全体として 、管11は、患者の口12から約60cm(23.6インチ)だけ伸長するような位置 に配置される。管11の寸法は、外科医以外の者が洗浄管11を配置することを 容易にし、また適当な長さの管を胃14内に予め配置する。管11のよじれを最 小にし又は解消するため、患者の体内を進める間に内部栓子20を洗浄管11内 に配置する。次に、バルーン式タンポナーデ装置25を患者の口12に隣接して 伸長する洗浄管11の外面の上方に配置し、次に、管11に沿って患者の胃14 内の所定位置に進める。押し部材26は、管11の外面及び隣接する装置25に 沿って摺動し、バルーン式タンポナーデ装置25を所望の位置まで動かすのに必 要な力を提供する。押し部材26は、洗浄管11に沿って前進することが理解さ れる。 バルーン式タンポナーデ装置25を胃の基端の内部に配置したならば、外科医 /関係者はバルーン42を膨張させ、糸状体を上方に引っ張り、その後にバルー ン39を膨張させる。膨張したバルーン39、42は、それぞれ出血する食道静 脈瘤を治療するのに十分な圧縮力を提供する。必要ならば、食道胃管内のバルー ン式タンポナーデ装置25の動きを制御すべく、外科医/関係者はガイドワイヤ ー41を引っ張る。栓子20は、管11から取り外し可能であり、取り外したと き、胃を洗浄し且つ吸引するため流体を流すのに穴21が利用可能となる。また 、患者の体内にバルーン式タンポナーデ装置を通す前に、栓子20を取り外し、 これにより、外科医が胃の中身の試料を採取するか、またはバルーン式タンポナ ーデ装置で治療する前に患者の胃の内部を洗浄し且つ吸引することができる。更 に、外科医は手術中の任意のその他の時点にて患者の胃から試料を採取すること ができる。 本発明は、図面及び上記の記述にて図示し且つ詳細に説明したが、これは単に 一例であり、性質を限定するものではないと見なすべきであり、好適な実施の形 態のみを図示し且つ説明し、本発明の精神に属する全ての変更及び改変例は保護 の対象に含めることを望むものであることを理解する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG ,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE,HU, IL,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR,L T,LV,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL ,RO,RU,SG,SI,SK,TR,TT,UA, UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.患者の体内の食道胃の出血を制御する装置において、 患者の口−胃管内を進み得る一部分を有する長い可撓性部材と、 該長い可撓性部材の外面に配置され且つ該外面に沿って摺動可能であるタンポ ナーデ装置と、 該タンポナーデ装置を前記可撓性部材に沿って移動させ得るように前記タンポ ナーデ装置に隣接する位置に配置された押し部材とを備える、装置。 2.組合せ体において、 患者の口を通って胃内まで進み得る基端部分と、該基端部分と反対側の末端部 分とを有する可撓性の管と、 患者の食道胃系統内の出血を制御するバルーン式タンポナーデであって、前記 末端部分に配置され且つ該末端部分に沿って、また前記管の外面に沿って摺動可 能なバルーン式タンポナーデと、 更に、前記管が貫通して伸長する内部通路を有することと、 前記管が患者の体内を進む間に前記管のよじれを防止し得るように前記通路内 を伸長する栓子とを備える、組合せ体。 3.食道胃の出血を制御すべく、患者の口を通じてその胃内にバルーン式タン ポナーデを展開させる方法において、 基端と、末端とを有する可撓性の管を提供することと、 該管の少なくとも一部分を患者の口を通じて胃内まで通すことと、 前記管の末端が胃内に配置可能であり、管の末端が口に隣接する位置に配置可 能であることと、 バルーン式タンポナーデを口に隣接する管の末端の周りに配置することと、 バルーン式タンポナーデを管に沿ってその基端に向けて進めることとを備える、 方法。 4.患者の体内の食道胃からの出血を制御する装置において、 口と胃との間に通路を形成し得るように患者の体内に配置可能な長い可撓性部 材であって、流体が流れるための貫通する穴を有する長い可撓性部材と、 前記長い可撓性部材に配置され且つ該長い可撓性部材に沿って摺動可能であり 、 出血を制御するタンポナーデと、 該タンポナーデを前記可撓性の部材に沿って進め得るように前記タンポナーデ に隣接する位置に配置可能な押し部材とを備える、装置。 5.請求項1に記載の装置において、 前記長い可撓性部材が、前記部分と反対側の末端を有し、前記タンポナーデが 該末端を越えて摺動可能である、装置。 6.請求項1に記載の装置において、 前記長い可撓性部材が貫通して伸長する通路を有し、前記部分が患者の体内を 進む間に、前記管のよじれを最小にし得るように前記通路内を伸長する栓子を更 に備える、装置。 7.請求項6に記載の装置において、 前記管の長さが約120cmである、装置。 8.請求項1に記載の装置において、 前記長い可撓性部材の直径が約10.7mmである、装置。 9.請求項1に記載の装置において、 前記押し部材が貫通して伸長する通路を有する長い管であり、前記押し部材が 、前記長い可撓性部材の少なくとも一部分の周りで摺動可能に配置された、装置 。 10.請求項2に記載の組合せ体において、 前記タンポナーデを前記可撓性部材に沿って移動させ得るように前記タンポナ ーデに隣接する位置に配置された押し部材を更に備える、組合せ体。 11.請求項3に記載の方法において、 前記提供するステップは、前記可撓性の管内に配置された栓子を含み、前記通 過後、該栓子を除去することを更に含む、方法。 12.請求項3に記載の方法において、 前記進めるステップが、押し部材をバルーン式タンポナーデと当接係合状態に 配置することと、押し部材を管の基端に向けて移動させ、これにより、バルーン 式タンポナーデを可撓性の管に沿ってその基端に向けて移動させることとを含む 、方法。 13.請求項12に記載の方法において、バルーン式タンポナーデが可撓性の管 の基端付近の位置に配置された後、押し部材を除去することを更に含む、方法。 14.請求項4に記載の装置において、 前記長い可撓性部材が、胃内に配置可能な基端と、末端とを有し、 前記タンポナーデが前記末端に配置され且つ前記長い可撓性部材に沿って前記 基端に向けて摺動可能である、装置。 15.請求項4に記載の装置において、 前記長い管状部材が、胃内に配置可能な基端を有し、 前記基端が、患者の胃と流体交換し得るように複数の穴を有する、装置。 16.患者の体内の食道胃の出血を制御する装置において、 患者の口を通じて胃内まで進め得る基端部分と、該基端部分の反対側の末端部 分とを有し、貫通して伸長する内部通路を有する可撓性の管と、 患者の食道胃系統内の出血を制御するバルーン式タンポナーデであって、前記 基端部分に向けて前記末端部分を越えて且つ前記管の外面に沿って摺動可能であ るバルーン式タンポナーデと、 前記タンポナーデを前記可撓性部材に沿って移動させ得るように前記タンポナ ーデに隣接する位置に配置された押し部材と、 前記管が患者の体内を進む間に、前記管のよじれを略防止し得るように前記通 路内を伸長する栓子とを備える、装置。
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