JP2000506328A - デジタルクロック回復用のデジタル位相同期ループおよびシステム - Google Patents
デジタルクロック回復用のデジタル位相同期ループおよびシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
イーサネットデータのデータ抽出およびクロック回復のためのデジタル位相同期ループおよびシステムは、電力消費、面積およびノイズに対する感度を減ずる。一局面において、デジタル位相同期ループ(PLL)は、データ抽出および伝送終了デリミタ(ETD)回路、データ抽出およびETD回路に結合されるエッジ検出比較器、エッジ検出比較器に結合されるアップ/ダウンカウンタ、およびデータの周波数のシフトにより基準クロック信号の位相調整を行なうための、カウンタおよびデータ抽出およびETD回路に結合される位相調整発振器を含む。この発明のシステム局面において、システムはデジタルPLL回路でデータを受信し、デジタルPLLを通じてデータの遷移をトラッキングするため基準クロックおよびサンプルクロックの位相を調整する。
Description
【発明の詳細な説明】
デジタルクロック回復用のデジタル位相同期ループおよびシステム
発明の分野
この発明は、イーサネットデータ伝送におけるクロック回復およびデータ抽出
に関し、より特定的にはデジタル回路を用いるクロック回復およびデータ抽出に
関する。
発明の背景
典型的な現在のイーサネット製品は、ネットワーク上の入来データのクロック
を回復するためアナログ位相同期ループ(PLL)を利用する。当業者には周知
のように、入来データは典型的には、通常ビットセルセンタで遷移するマンチェ
スターフォーマットのものであり、ビットセルはビットを表わす情報のシンボル
である。図1はマンチェスターデータフォーマットを利用するイーサネットデー
タパケットの一例を示す。パケットは、プリアンブル部、データ部、および伝送
終了デリミタ(ETD)部を含む。プリアンブル部は通常、連続したハイとロー
との遷移が交互に起こることにより示され、ETDは通常、特定の最小時間持続
期間にわたってのハイのレベルにより示される。
受信回路は典型的には、送信されるビットが「1」であるかまたは「0」であ
るかを判断するため、ビットセルセンタの遷移をトラッキングしようとする。ロ
ーカルオンチップクロック発振器は、ビットセルセンタの遷移の周波数をトラッ
キングしようとする基準クロック信号を発生するように精密に動作する。残念な
がら、発振器の周波数はデータの周波数と正確に同一ではない。したがって、P
LLは、適切な周波数でのデータのサンプリングを維持するため時間にわたって
発振器と入来データとの間の周波数のずれ(シフト)をトラッキングしようとす
る。
図2は、従来アナログPLLを形成するため用いられている要素のブロック図
である。位相比較器10は典型的にはマンチェスターフォーマットの入来データ
を受信する。位相比較器10は、受信されたデータがReference_Cl
ockよりも遅れているかまたは進んでいるかを判断する。データがRefer
ence_Clockよりも遅れているとき、比較器10はチャージポンプ12
に対して下方調整信号(DWN_TICK)を発行する。逆に、データがRef
erence_Clockより進んでいるときは、位相比較器10はチャージポ
ンプ12に対し上方調整信号(UP_TICK)を発行する。そしてチャージポ
ンプ12は、電圧−周波数発振器(VCO)回路14に適切なAnalog_V
oltage信号を発行することにより積分器のように作用して、回路へのチャ
ージを取除くかまたは加える。
VCO回路14はAnalog_Voltage信号を受信し、それに対応し
てその動作周波数を調整する。典型的には、VCO14は4分割回路16を通じ
てフィードバックされる可変マルチバイブレータ回路である。従来VCO14は
動作して40MHz(メガヘルツ)のVCOClock信号を出力するので、4
分割回路16は40MHz VCOクロックのいくつかの位相を発生する。これ
らのいくつかの位相は、入来データのビットセルセンタに対し位相比較器として
作用する。Reference_Clock信号はVCO14により適切に調整
され、データのビットセルセンタに対応して生成される立下がり端を備える信号
の代表である。
実際のシステム動作においてはデータはジッタを起こす傾向があるため、デー
タのエッジは、約18ns(ナノ秒)の範囲内でバウンシングし得るがそれでも
マンチェスターデータ用IEEE規格内である。PLLのフィードバックループ
は、ジッタの平均期待値をトラッキングするようVCO14に対し調整を行なう
よう意図される。したがって、Sample_Clock信号が、4分割回路1
6により適切に生成され、Reference_Clockから4分の1位相遅
延した信号を表わす。Reference Clockがシフトすると、Sam
ple_Clockはそれに続く。Sample_Clockは、Sample
_Clockと受信搬送波感知信号(RCV_CRS)との論理積演算を行なう
ことにより、Receive Clock信号となり、典型的には、4分の1セ
ルポイントでのデータのサンプリングを可能にするため、データ抽出およびET
D回路18に入力される。4分の1セルポイント、および対応してデータのビッ
トセルの4分の3セルポイントでのサンプリングは、ビットセルセンタでの遷移
を適切に示す。こうして、ジッタを起こすデータの適切なデータサンプリングを
維持するよう、Sample_ClockはReference Clockと
調整される。
データ抽出およびETD回路18は入来データをデコードし、初めのデータ受
信を示すためCarrier Sense(搬送波感知)信号を出力し、その結
果RESYNC信号により回路が再同期される。データ抽出およびETD回路1
8はまた、それが非ゼロ復帰(NRZ)または非マンチェスターデータをデコー
ドしたとき、無効マンチェスターデータの受信を示すためReceive Da
ta信号を出力し、伝送終了を信号する。
図2のPLLはさらに、典型的にはローパスフィルタであり減衰回路として作
用するループフィルタ20を含む。当業者にはよく理解されるように、ループフ
ィルタ20は好ましくは、PLLの閉ループフィードバックシステムがそれ自身
発振しないようにするため設計および利用される。
イーサネットデータに対しクロック回復機能を行なうためアナログPLLが使
用されてきたが、アナログの構成要素の性質のためいくつかの問題が生じる。ア
ナログ構成要素を使用すると、ノイズに対する感度が著しく高くなり、大きな面
積が必要となり、ほどほどの量の電力を消費する。ノイズに対する感度を減じよ
うとするいくつかの試みには、減結合キャパシタの付加が含まれるが、これはさ
らに回路に構成要素を付け加えるので回路の大きさを増加させる。
イーサネットデータのデータ抽出およびクロック回復を行ない、一方、消費す
る電力および面積がより少なくノイズ免疫性が高い回路が必要とされている。こ
の発明はこのような必要性に応えるものである。
発明の概要
この発明は、電力消費、面積およびノイズに対する感度を減じる、イーサネッ
トデータのデータ抽出およびクロック回復のためのデジタル位相同期ループおよ
びシステムを提供する。1局面において、デジタル位相同期ループ(PLL)は
、
データ抽出および伝送終了デリミタ(ETD)回路と、データ抽出およびETD
回路に結合されるエッジ検出比較器と、エッジ検出比較器に結合されるアップ/
ダウンカウンタと、データの周波数のシフトに対応して基準クロック信号の位相
調整を行なうための、カウンタおよびデータ抽出およびETD回路に結合される
位相調整発振器とを含む。
さらなる局面において、データ抽出およびETD回路はさらに、イーサネット
データのプリアンブル部の獲得を検出するためのプリアンブル獲得回路を含む。
プリアンブル獲得回路はさらに、線形シフトバックカウンタ、線形シフトバック
カウンタに結合される状態選択論理、および状態選択論理に結合される出力論理
を含む。
位相調整発振器は、5nsの位相調整を含む、イーサネット規格内の位相調整
により、基準クロック信号およびサンプルクロック信号を調整する。
この発明のシステム局面において、システムは、デジタルPLL回路内でデー
タを受信し、デジタルPLLを通じてデータの遷移をトラッキングするため基準
クロックおよびサンプルクロックの位相を調整する。システムはデジタルPLL
のエッジ検出比較器およびデータ抽出およびETD回路でデータを受信し、デー
タ抽出およびETD回路のプリアンブル獲得回路で、データのプリアンブル部の
獲得終了を判断する。さらなる局面において、システムは、基準クロックとデー
タとが同期であるか否かをエッジ検出比較器において判断し、データと基準クロ
ックとが同期しないときエッジ検出回路から上方/下方調整信号を出力し、上方
/下方調整信号からアップ/ダウンカウンタを調整する。
また、システムは、予め定められたカウント方向での予め定められたカウント
値に達したとき、アップ/ダウンカウンタからアップ・チックおよびダウン・チ
ック信号を出力する。予め定められたカウント値が8であり予め定められたカウ
ント方向が正であるとき、アップ・チックの出力が発生することが好ましい。逆
に、予め定められたカウント値がマイナス8であり予め定められたカウント方向
が負であるとき、ダウン・チックの出力が生じる。
システムはさらに、位相調整発振器内でアップ・チック信号およびダウン・チ
ック信号を受信し、位相調整発振器は予め定められた位相期間にわたって基準ク
ロックおよびサンプルクロックの位相を変える。
この発明により、デジタルPLLは、通信ネットワーク内で伝送されるマンチ
ェスターフォーマットのイーサネットデータに対し正確にクロック回復機能を行
なう。さらに、この発明は、時間にわたってのデータの周波数のシフトをトラッ
キングするためのデジタル構成要素を通じての位相調整において十分な分解能を
達成する。この発明のデジタル構成要素により、デジタルクロック回復がうまく
行なわれ、一方、電力消費、回路の大きさおよびノイズに対する感度はアナログ
PLLよりも小さくなる。この発明の局面のこれらのおよび他の利点は、以下の
詳細な説明および添付した図面に関連付けるとより十分に理解されるであろう。
図面の簡単な説明
図1は、典型的なイーサネットデータパケットの代表例を示す図である。
図2は、従来のアナログ位相同期ループ(PLL)のブロック図である。
図3は、この発明によるデジタルPLLのブロック図である。
図4は、この発明によるプリアンブル獲得回路の図である。
図5は、この発明による位相調整発振器回路の図である。
詳細な説明
この発明は、デジタルPLL回路を通じてのクロック回復回路のノイズ免疫性
の向上ならびに電力消費および面積消費の低減に関する。以下の説明は、当業者
がこの発明を実施できるように示されるものであり、特許出願およびその要件に
従って提供される。好ましい実施例に対するさまざまな修正およびここに説明す
る一般的な原理および特徴は当業者には容易に明らかとなるであろう。
実施において、この発明は、受信されるマンチェスターデータに対しデジタル
クロック回復を行なうデジタル位相同期ループ(PLL)を提供する。デジタル
PLLは、カウンタに基づいた設計図式を利用しており、イーサネットデータに
おいての周波数の微細なずれを補償するための精密に同調された位相調整を行な
う。図2のアナログPLLと同様、この発明のデジタルPLLは、4分の1セル
ポイント(および4分の3セルポイント)で入来データをサンプリングするため
基準クロック信号から4分の1位相遅延されたサンプルクロック信号を利用する
。デジタルPLLの要素の詳細ならびに基準クロック信号およびサンプルクロッ
ク信号の利用について図3から図5を参照し示す。
図3は、この発明によるデジタルPLLのブロック図である。デジタルPLL
には、データ抽出およびETD回路24、エッジ検出比較器26、アップ/ダウ
ンカウンタ28および位相調整発振器30が含まれる。大まかに言って、位相調
整発振器30は、アナログPLL(図2)のVCO14および4分割回路16の
機能を代行する。アップ/ダウンカウンタ28は、アナログチャージポンプ12
およびループフィルタ20の機能を代行する。エッジ検出比較器26は、より小
さい回路により、位相比較器10の機能を代行する。データ抽出およびETD回
路24は、アナログPLLのデータ抽出およびETD回路18に基づく。しかし
、データ抽出およびETD回路24は、データ抽出の改善のためプリアンブル獲
得回路32を含み、その詳細および動作は図4を参照し説明する。
プリアンブル獲得回路32は、イーサネットパケットのプリアンブル段階の間
、より大きなジッタ許容範囲を可能にするため、ビットセル境界でマンチェスタ
ーデータをサンプリングするよう適切に動作する。イーサネットパケットのプリ
アンブルの間は、従来「1010」のパターンが発生する。「1」が、ビットセ
ルセンタでの論理ローレベルから論理ハイレベルへの遷移により示され、「0」
が論理ハイレベルから論理ローレベルへの遷移によって表わされる、マンチェス
ターデータにおいてはもちろん、「1010」パターンではビットセル境界にお
いて遷移がないことが保証される。ビットセル境界でのサンプリングにより、プ
リアンブルの間PLLはビットセルセンタにおけるジッタを平均するのに十分な
遷移を蓄積していないために、ビットセルセンタから約25nsのより大きなジ
ッタ許容範囲が適切に提供される。このように、プリアンブル獲得回路32は、
入来データのビットセル境界においてサンプリングを行なうことにより、マンチ
ェスターデータフォーマットのイーサネットパケットのプリアンブル部をうまく
検出する。
図4を参照し、プリアンブル獲得回路32のための全体的回路図を示す。プリ
アンブル獲得回路32は、出力論理36に結合される状態選択論理34に結合さ
れる線形シフトバックカウンタ32を含む。好ましい動作においては、線形シフ
トバックカウンタ32、たとえば4ビット線形シフトフィードバックカウンタは
、再同期(resync)信号などの開始信号を受信し、搬送波感知信号が論理ハイレ
ベルになったとき入来データの受信を示すためカウントを開始する。そして、カ
ウンタ32は、受信される遷移の数をカウントする。カウンタ32のカウント値
は、状態選択論理34が受信し、特定のカウント値にいつ達したかを判断する。
たとえば、本発明者は、パケットのプリアンブル部がうまく受信されたことの
インジケータとして、12のビット時を表わすカウント値12が、良好に機能す
ることを発見した。さらに、12のビット時によってビットセルセンタでのジッ
タを平均するために適切な数の蓄積されたエッジが提供されるため、当業者には
十分理解されるように、4分の1セルポイントでの続くデータサンプリングが適
切に達成される。したがって、状態選択論理34は、12のカウント値を適切に
検出し、出力論理36は続いて状態を変え、たとえば、フリップフロップが論理
ハイレベルから論理ローレベルへ遷移し、プリアンブル信号出力を遷移させて、
パケットのプリアンブル部が受信され、プリアンブル獲得期間が完了したことを
示す。
ビットセル境界でのサンプリングを達成するため、プリアンブル獲得期間の完
了が信号されるまで、基準クロック信号の反転された負のエッジを選択するため
マルチプレクサ(図示せず)が適切に使用される。基準クロックは、好ましくは
100nsの周期の10MHz信号として生成され、図5を参照しさらに詳細に
説明するように、100MHz安定オンチップ発振器(図示せず)を使用して位
相調整発振器30を介して調整される。プリアンブルの受信後、データのサンプ
リングは、サンプルクロック信号の使用により4分の1セルポイントで進む。
一旦プリアンブル獲得回路32プリアンブルの獲得完了を信号すると、デジタ
ルPLLは、データパケットの残りに対しクロック回復機能を進める。図3を参
照し先に説明したように、エッジ検出比較器26がより複雑性の低い回路でアナ
ログ位相比較器10(図2)の機能を代行する。この発明によるエッジ検出比較
器26は、基準クロック信号を使用してデータを同期させるシンクロナイザとし
て動作する。好ましくは、このシンクロナイザはデータをサンプリングするた
め基準クロックの負のエッジを使用する。
好ましい実施例において、エッジ検出比較器26は、入来データの周波数とサ
ンプリング周波数とを比較し、かつ上方/下方調整信号を発生するため、2つの
フリップフロップとXORゲート(図示せず)を含む。エッジ検出比較器26の
上方/下方調整信号は適切に、アップ/ダウンカウンタ28の調整の方向を決定
する。
アップ/ダウンカウンタ28は、エッジ検出比較器26から上方/下方調整信
号を受信し、従来のアップ/ダウンカウンタに従い適切に動作し、その詳細は当
業者には周知である。好ましくは、アップ/ダウンカウンタ28は、符号ビット
レジスタを備える3ビットレジスタカウンタを含む。もちろん、アップ/ダウン
カウンタ28が必要とするビット数は、デジタルPLL回路に必要とされる応答
特性により異なる。しかし、カウンタの長さが増加すると、ジッタ除去が助けら
れる一方、応答特性が遅くなり得る。
この発明によるアップ/ダウンカウンタ28の一利用例として、もし、エッジ
検出比較器26に対し上方/下方調整信号がアサートされると、アップ/ダウン
カウンタ28が増分される。逆に、もし上方/下方調整信号がデアサートされる
と、アップ/ダウンカウンタ28は減分される。一旦アップ/ダウンカウンタ2
8がそのカウントをし尽くしてしまい、たとえば、単一の方向において8つのカ
ウント、0から8または0から−8を蓄積してしまい、戻ると、適切にアップ・
チック信号またはダウン・チック信号が発生され、位相調整発振器30に入力さ
れる。好ましい実施例においては、当業者にはよく理解されるように、アップ/
ダウンカウンタ28はさらに、カウンタ28を通じての初期化遅延を補償するた
めアップまたはダウン・チック信号を出力する前に、2つのフリップフロップ(
図示せず)のマスク要素を含む。
一旦、位相調整発振器回路30がアップ・チック信号またはダウン・チック信
号を受信すると、クロック信号の位相に対し適切な調整が行なわれる。適切には
、アップ・チック信号は基準クロックの位相がデータより遅れていることを示し
、ダウン・チック信号は、基準クロックの位相がデータよりも進んでいることを
示す。適切な位相調整を達成するための位相調整発振器30の一回路代表例を図
5
を参照し示す。
図5を参照し、位相調整発振器30は、カウンタ38、サンプル基準調整論理
40、2分の1ビット調整論理42およびマルチプレクサ論理44を含む。以下
にさらに詳細に説明するように、位相調整発振器30は、基準クロック信号およ
びサンプルクロック信号に対し5nsの位相調整を行なう。したがって、位相調
整発振器30は、基準クロックの周期を5ns延長して105nsとするかまた
は、基準クロックの周期を5ns減じて95nsとする。もちろん、基準クロッ
クから25ns、すなわち基準クロック周期の4分の1オフセットされるサンプ
ルクロックは、基準クロック位相におけるシフトに適切に従う。
好ましい動作においては、位相調整発振器回路30へのクロック信号は、位相
調整発振器30に対し10nsの分解能を与える全く対称なクロックとしてオン
チップで発生される100MHzのクロックから提供されることが好ましい。し
たがって、100MHzのクロックのデューティサイクルは正のエッジから負の
エッジへそして逆方向に5nsであると適切に考えることができるので、位相調
整発振器30は、デジタルPLLのためのより精密な分解能での位相調整を可能
にするためできる限り多くのクロックエッジを使用することができる。もちろん
、当業者には十分に理解されるように、デジタルPLLでのより精密な分解能で
の位相調整を提供するため、所望に従って、他のより高周波数のオンチップ発振
器を使用してもよい。
カウンタ38は好ましくは標準論理のベースカウンタであり、たとえば、4ビ
ットカウンタを含む。カウンタ38は、好ましくは予め定められたカウントサイ
クルを使用して予め定められた値によって100MHzクロックを分割し、たと
えば、0から9から0へのサイクルでカウントを行なうことにより10分割する
。より高い周波数の発振器が使用されるときには、当業者には十分に理解される
ように、適切により高い周波数を分割するよう、カウンタ38のカウントおよび
大きさに対し対応した調整が必要である。さらに当業者には周知のように、代替
的に、所望の周波数および分割機能を得るため、この発明によりオンチッププロ
グラマブル発振器およびクロックを使用してもよい。
好ましい動作において、ダウン・チック信号のアサーションが最初にカウンタ
38により受信されるとき、カウンタ38は通常サイクルでカウントを継続し、
2分の1ビット調整論理42が設定状態に遷移する。第2のダウン・チック信号
が受信されるとき、2分の1ビット調整論理42はクリアされ、カウンタ38は
その通常カウントサイクルに戻る前に、0から8そして0へのサイクルでカウン
トを行なうよう適切に短サイクル化される。カウンタ38を1クロック周期分、
すなわち10ns短サイクル化することにより、カウンタ38は10nsの位相
低減調整を行なう。
逆に、アップ・チック信号のアサーションがカウンタ38により受信されると
き、2分の1ビット調整論理42はクリア状態であり、カウンタ38は、その通
常カウントサイクルに戻る前に、0から10そして0のサイクルでカウントを行
なうようそのサイクルを延長し、2分の1ビット調整論理42は設定状態に遷移
する。第2のアップ・チック信号が受信されるとき、2分の1ビット調整論理4
2はクリア状態に遷移し、カウンタ38はその通常カウントサイクルを保持する
。カウンタ38の1クロック周期分のサイクル延長により、カウンタ38は10
nsの位相増加調整を行なう。
このように、アップ・チック信号およびダウン・チック信号はカウンタ38に
おいて10nsの位相調整を行なうが、10nsのシフトは、基準クロック信号
およびサンプルクロック信号における良好な分解能を維持するためには通常大き
すぎると考えられる。2分の1ビット調整論理42が、以下に説明するように、
マルチプレクサ44に関連して使用される2分の1ビット増分の状態を保持する
ことにより、より精密な5ns増分までの分解能を可能にする。
好ましい実施例において、サンプル基準調整論理40は、10MHzのパルス
を発生するためカウンタ38の出力をサンプリングする。基準クロックおよびサ
ンプルクロックのアサーションは、カウンタ38からのカウント値のある範囲の
間に発生する。サンプル基準調整論理40は、当業者には周知のように、フリッ
プフロップが典型的には10nsの遅延を提供し各ラッチが典型的には5nsの
遅延を提供するので、サンプルクロック信号と基準クロック信号との間に全部で
25nsのオフセットを発生するため、フリップフロップと3つのラッチ(図示
せず)とを含むことが適切である。
マルチプレクサ論理44は好ましくは、サンプル基準調整論理40の要素およ
び2分の1ビット調整論理42の状態から出力を受信し、基準クロックおよびサ
ンプルクロックとして適切な信号を選択する。カウント値が短サイクルまたは延
長サイクルに強制されているときは、位相は10ns低減または増加される。し
かし、カウント値による10nsの位相調整は、基準クロック信号およびサンプ
ルクロック信号における良好な分解能を維持するためには大きすぎると考えられ
る。サンプル基準調整論理40からうまく提供される5nsのスキューおよび2
分の1ビット調整論理42により蓄積される2分の1ビット調整状態により、マ
ルチプレクサ44は好ましくは、基準クロックおよびサンプルクロックとしての
出力に適切な調整された信号を選択する。
たとえば、遅延作用が生じると、すなわち、第1のダウン・チック信号が受信
されるとき、カウンタ38に影響を与えるためには2分の1ビット調整論理42
を通じて2チックかかるので、カウンタ38の値は変化しない。したがって、こ
の遅延作用は2分の1ビット調整論理42により有効に蓄積され、クロック信号
において5nsの遅延を提供するようマルチプレクサ論理44を通じて選択され
る。次の遅延作用が受信されるとき、カウンタ38は短サイクル化し、完全な1
0nsの変化を生じる。しかし、サンプル基準調整論理40の出力は、10nsの
位相調整をクロック信号のための5nsの位相調整に調整しかえすようマルチプ
レクサ論理44を通じて適切に選択される。
この発明により、デジタルPLLは、通信ネットワーク内で伝送されるマンチ
ェスターフォーマットのイーサネットデータのためにクロック回復機能を正確に
行なう。デジタルPLLはさらに、伝送されるデータのプリアンブル部の検出を
改良し、アナログ位相比較器よりも必要とする面積が少ないエッジ検出能力を提
供する。さらに、この発明は、時間にわたってデータの周波数におけるシフトを
トラッキングするため、カウンタおよび位相調整発振器を含むデジタル構成要素
を通じての位相調整において十分な分解能を達成する。この発明のデジタル構成
要素により、デジタルクロック回復がうまく生じ、一方、電力消費、回路の大き
さおよびノイズの感度はアナログPLLよりも小さい。
この発明は図示される実施例により説明したきたが、これらの実施例に対し変
更が可能でありそれら変更がこの発明の精神および範囲内にあるであろうことが
当業者には理解されるであろう。たとえば、ここに説明したデジタルPLLは、
バイポーラ、バイCMOS、およびGaAs作製技術を含むさまざまな技術に適
切に応用可能である。加えて、プリアンブル獲得回路は線形シフトバックカウン
タを利用して実現されているが、この特徴はさまざまな態様で実現することがで
き、それらの実現がこの発明の精神および範囲内にあるであろうことが当業者に
は容易に理解されるであろう。したがって、この発明の精神および範囲から逸脱
することなく、当業者により多くの修正を行なうことができ、この発明の範囲は
以下の請求の範囲によって規定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年12月4日(1997.12.4)
【補正内容】
請求の範囲
1.イーサネットデータのデータおよびクロック回復に適した、デジタル位相同
期ループ(PLL)であって、前記デジタルPLLは、
データ抽出回路(24)に結合されるエッジ検出比較器(26)と、
エッジ検出比較器に結合されるアップ−ダウンカウンタ(28)と、
データの周波数におけるシフトにより、基準クロック信号における位相調整を
行なうための、アップ−ダウンカウンタ(28)およびデータ抽出回路に結合さ
れる位相調整発振器(30)とを含み、前記デジタルPLLは、
データ抽出回路がさらに、伝送終了デリミタ(ETD)検出回路を含み、かつ
、位相調整発振器がさらに、カウンタ(38)と、カウンタに結合されるサンプ
ル基準調整論理(40)と、カウンタに結合される2分の1ビット調整論理(4
2)と、2分の1ビット調整論理およびサンプル基準調整論理に結合されるマル
チプレクサ(44)とを含むことを特徴とする、デジタル位相同期ループ。
2.データ抽出およびETD回路はさらに、イーサネットデータのプリアンブル
部の獲得を検出するためのプリアンブル獲得回路を含む、請求項1に記載のデジ
タル位相同期ループ。
3.プリアンブル獲得回路は、イーサネットデータのビットセルセンタでのより
大きなジッタ許容範囲を提供するため、イーサネットデータのビットセル境界か
らサンプリングを行なう、請求項2に記載のデジタル位相同期ループ。
4.プリアンブル獲得回路はさらに、線形シフトバックカウンタ(32)と、線
形シフトバックカウンタに結合される状態選択論理(34)と、状態選択論理に
結合される出力論理(36)とを含む、請求項2または3に記載のデジタル位相
同期ループ。
5.位相調整発振器は、イーサネット(IEEE802.3)規格内の位相調整
によって、基準クロック信号およびサンプルクロック信号を調整する、前掲請求
項のいずれかに記載のデジタル位相同期ループ。
6.位相調整は、5ナノ秒(ns)の位相調整を含む、請求項5に記載のデジタ
ル位相同期ループ。
7.2分の1ビット調整論理は、5nsのスキューで信号から基準クロック信号
を選択するようマルチプレクサを制御する、前掲請求項のいずれかに記載のデジ
タル位相同期ループ。
8.カウンタ(38)は、予め定められたカウントサイクルでカウントを行なう
4ビットカウンタを含む、前掲請求項のいずれかに記載のデジタル位相同期ルー
プ。
9.カウンタ(38)は、アップ/ダウンカウンタ(28)から上方調整信号お
よび下方調整信号を受信する、請求項8に記載のデジタル位相同期ループ。
10.上方調整信号および下方調整信号は、カウンタ(38)の予め定められた
カウントサイクルを変える、請求項9に記載のデジタル位相同期ループ。
11.マルチプレクサは、基準クロック信号を出力する、前掲請求項のいずれか
に記載のデジタル位相同期ループ。
12.ネットワークにおけるマンチェスターフォーマットのイーサネットデータ
のデータおよびクロック回復のためのシステムであって、前記システムは、
a) デジタルPLL回路においてデータを受信し、
b) デジタルPLLを通じてデータにおける遷移をトラッキングするため基
準クロックおよびサンプルクロックの位相を調整し、
c)デジタルPLLのデータ抽出および伝送終了デリミタ(ETD)回路(2
4)およびエッジ検出比較器(26)においてデータを受信し、
d)エッジ検出比較器において基準クロックとデータとが同期であるか否かを
判断し、
e)データと基準クロックとが同期でないときエッジ検出回路から上方/下方
調整信号を出力し、
f)上方/下方調整信号からアップ/ダウンカウンタ(28)を調整し、
g)アップ/ダウンカウンタ(28)からアップ・チック信号およびダウン・
チック信号を提供し、かつ、
h)位相調整発振器(30)においてアップ・チック信号およびダウン・チッ
ク信号を受信するための回路を含み、位相調整発振器は、位相調整発振器への高
周波数入力クロックの周期の2分の1の時間期間に等しい予め定められた位相に
より、基準クロックおよびサンプルクロックの調整時間期間を変化させる、デー
タおよびクロック回復のためのシステム。
13.前記回路はさらに、データ抽出およびETD回路のプリアンブル獲得回路
によりデータのプリアンブル部の獲得の終了を判断することを含む、請求項12
に記載のデータおよびクロック回復のためのシステム。
14.前記回路は、予め定められたカウント方向における予め定められたカウン
ト値に達したとき、アップ/ダウンカウンタ(28)からアップ・チック信号お
よびダウン・チック信号が出力される、請求項13に記載のデータおよびクロッ
ク回復のためのシステム。
15.アップ・チックの出力は、予め定められたカウント値が8であり、かつ予
め定められたカウント方向が正であるとき生じる、請求項14に記載のデータお
よびクロック回復のためのシステム。
16.ダウン・チックの出力は、予め定められたカウント値がマイナス8であり
、かつ予め定められたカウント方向が負であるときに生じる、請求項14または
15に記載のデータおよびクロック回復のためのシステム。
17.高周波数入力クロックは、100MHzクロックである、請求項16に記
載のデータおよびクロック回復のためのシステム。
18.予め定められた位相調整時間期間は、5nsである、請求項17に記載の
データおよびクロック回復のためのシステム。
19.ネットワークにおけるマンチェスターフォーマットのイーサネットデータ
のデータおよびクロック回復のための方法であって、前記方法は、
a) デジタルPLL回路においてデータを受信するステップと、
b) デジタルPLLを通じてデータにおける遷移をトラッキングするため基
準クロックおよびサンプルクロックの位相を調整するステップと、
c)デジタルPLLのデータ抽出および伝送終了デリミタ(ETD)回路(2
4)およびエッジ検出比較器(26)においてデータを受信するステップと、
d)アップ/ダウンカウンタ(28)を調整し、アップ/ダウンカウンタ(2
8)からアップ・チック信号およびダウン・チック信号を提供し、かつ、位相調
整発振器(30)でアップ・チック信号およびダウン・チック信号を受信するス
テップとを含み、位相調整発振器は、位相調整発振器への高周波数入力クロック
の周期の2分の1の時間期間に等しい予め定められた位相調整により基準クロッ
クおよびサンプルクロックの時間期間を変化させる、データおよびクロック回復
のための方法。
20.前記方法はさらに、データ抽出およびETD回路のプリアンブル獲得回路
によりデータのプリアンブル部の獲得の終了を判断するステップを含む、請求項
19に記載のデータおよびクロック回復のための方法。
21.前記方法はさらに、エッジ検出比較器において基準クロックとデータとが
同期であるか否かを判断するステップと、データと基準クロックとが同期でない
ときエッジ検出回路から上方/下方調整信号を出力するステップと、上方/下方
調整信号からアップ/ダウンカウンタ(28)を調整するステップとを含む、請
求項19から20に記載のデータおよびクロック回復のための方法。
22.前記方法はさらに、予め定められたカウント方向における予め定められた
カウント値に達したとき、アップ/ダウンカウンタ(28)からアップ・チック
信号およびダウン・チック信号を出力するステップを含む、請求項21に記載の
データおよびクロック回復のための方法。
23.アップ・チックの出力は、予め定められたカウント値が8であり、かつ予
め定められたカウント方向が正であるとき生じる、請求項22に記載のデータお
よびクロック回復のための方法。
24.ダウン・チックの出力は、予め定められたカウント値がマイナス8であり
、かつ予め定められたカウント方向が負であるときに生じる、請求項22または
23に記載のデータおよびクロック回復のための方法。
25.高周波数入力クロックは、100MHzクロックである、請求項24に記
載のデータおよびクロック回復のための方法。
26.予め定められた位相調整時間期間は、5nsである、請求項25に記載の
データおよびクロック回復のための方法。
27.基準クロックおよびサンプルクロックの時間期間を変化させるステップは
、2分の1ビット調整論理(42)に結合されるマルチプレクサ(44)を使用
して異なった遅延の信号を選択するステップを含む、請求項19から26のいず
れか1項に記載のデータおよびクロック回復のための方法。
28.2分の1ビット調整論理は、チック信号が位相調整発振器により受信され
たとき、異なった遅延の信号を選択して状態間を遷移する、請求項27に記載の
データおよびクロック回復のための方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.イーサネットデータのデータおよびクロック回復のための、データ通信ネッ トワーク内のデジタル位相同期ループ(PLL)であって、デジタルPLLはノ イズに対する感度および電力消費を低減し、前記デジタルPLLは、 データ抽出および伝送終了デリミタ(ETD)回路と、 データ抽出およびETD回路に結合されるエッジ検出比較器と、 エッジ検出比較器に結合されるアップ/ダウンカウンタと、 データの周波数におけるシフトにより、基準クロック信号における位相調整を 行なうための、カウンタおよびデータ抽出およびETD回路に結合される位相調 整発振器とを含む、デジタル位相同期ループ。 2.データ抽出およびETD回路はさらに、イーサネットデータのプリアンブル 部の獲得を検出するためのプリアンブル獲得回路を含む、請求項1に記載のデジ タル位相同期ループ。 3.プリアンブル獲得回路は、イーサネットデータのビットセルセンタでのより 大きなジッタ許容範囲を提供するため、イーサネットデータのビッドセル境界か らサンプリングを行なう、請求項2に記載のデジタル位相同期ループ。 4.プリアンブル獲得回路はさらに、線形シフトバックカウンタと、線形シフト バックカウンタに結合される状態選択論理と、状態選択論理に結合される出力論 理とを含む、請求項2に記載のデジタル位相同期ループ。 5.位相調整発振器は、イーサネット規格内の位相調整によって、基準クロック 信号およびサンプルクロック信号を調整する、請求項1に記載のデジタル位相同 期ループ。 6.位相調整は、5ナノ秒(ns)の位相調整を含む、請求項5に記載のデジタ ル位相同期ループ。 7.位相調整発振器はさらに、カウンタと、カウンタに結合されるサンプル基準 調整論理と、カウンタに結合される2分の1ビット調整論理と、2分の1ビット 調整論理およびサンプル基準調整論理に結合されるマルチプレクサとを含む、請 求項6に記載のデジタル位相同期ループ。 8.カウンタは、予め定められたカウントサイクルでカウントを行なう4ビット カウンタを含む、請求項7に記載のデジタル位相同期ループ。 9.カウンタは、アップ/ダウンカウンタから上方調整信号および下方調整信号 を受信する、請求項8に記載のデジタル位相同期ループ。 10.上方調整信号および下方調整信号は、カウンタの予め定められたカウント サイクルを変える、請求項9に記載のデジタル位相同期ループ。 11.マルチプレクサは、基準クロック信号を出力する、請求項7に記載のデジ タル位相同期ループ。 12.ネットワークにおけるマンチェスターフオーマットのイーサネットデータ のデータおよびクロック回復のためのシステムであって、前記システムは、 a) デジタルPLL回路においてデータを受信し、 b) デジタルPLLを通じてデータにおける遷移をトラッキングするため基 準クロックおよびサンプルクロックの位相を調整するための、 回路を含む、データおよびクロック回復のためのシステム。 13.前記回路はさらに、(c)デジタルPLLのデータ抽出およびETD回路 およびエッジ検出比較器においてデータを受信することを含む、請求項12に記 載の、データおよびクロック回復のためのシステム。 14.前記回路はさらに、(d)データ抽出およびETD回路のプリアンブル獲 得回路によりデータのプリアンブル部の獲得の終了を判断することを含む、請求 項13に記載のデータおよびクロック回復のためのシステム。 15.前記回路はさらに、(d)エッジ検出比較器において基準クロックとデー タとが同期であるか否かを判断することと、(e)データと基準クロックとが同 期でないときエッジ検出回路から上方/下方調整信号を出力することと、(f) 上方/下方調整信号からアップ/ダウンカウンタを調整することとを含む、請求 項13に記載のデータおよびクロック回復のためのシステム。 16.前記回路はさらに、(g)予め定められたカウント方向における予め定め られたカウント値に達したとき、アップ/ダウンカウンタからアップ・チック信 号およびダウン・チック信号を出力することを含む、請求項15に記載のデータ およびクロック回復のためのシステム。 17.アップ・チックの出力は、予め定められたカウント値が8であり、かつ予 め定められたカウント方向が正であるとき生じる、請求項16に記載のデータおよ びクロック回復のためのシステム。 18.ダウン・チックの出力は、予め定められたカウント値がマイナス8であり 、かつ予め定められたカウント方向が負であるときに生じる、請求項16に記載 のデータおよびクロック回復のためのシステム。 19.前記回路はさらに、(h)位相調整発振器においてアップ・チック信号お よびダウン・チック信号を受信することを含み、位相調整発振器は、予め定めら れた位相により、基準クロックおよびサンプルクロックの位相調整時間期間を変 化させる、請求項16に記載のデータおよびクロック回復のためのシステム。 20.予め定められた位相調整時間期間は、位相調整発振器への高周波数入力ク ロックの周期の2分の1である、請求項19に記載のデータおよびクロック回復 のためのシステム。 21.高周波数入力クロックは、100MHzクロックである、請求項20に記 載のデータおよびクロック回復のためのシステム。 22.予め定められた位相調整時間期間は、5nsである、請求項21に記載の データおよびクロック回復のためのシステム。 23.ネットワークにおけるマンチェスターフォーマットのイーサネットデータ のデータおよびクロック回復のための方法であって、前記方法は、 a) デジタルPLL回路においてデータを受信するステップと、 b) デジタルPLLを通じてデータにおける遷移をトラッキングするため基 準クロックおよびサンプルクロックの位相を調整するステップとを含む、データ およびクロック回復のための方法。 24.前記方法はさらに、(c)デジタルPLLのデータ抽出およびETD回路 およびエッジ検出比較器においてデータを受信するステップを含む、請求項23 に記載のデータおよびクロック回復のための方法。 25.前記方法はさらに、(d)データ抽出およびETD回路のプリアンブル獲 得回路によりデータのプリアンブル部の獲得の終了を判断するステップを含む、 請求項24に記載のデータおよびクロック回復のための方法。 26.前記方法はさらに、(d)エッジ検出比較器において基準クロックとデー タとが同期であるか否かを判断するステップと、(e)データと基準クロックと が同期でないときエッジ検出回路から上方/下方調整信号を出力するステップと 、(f)上方/下方調整信号からアップ/ダウンカウンタを調整するステップと を含む、請求項24に記載のデータおよびクロック回復のための方法。 27.前記方法はさらに、(g)予め定められたカウント方向における予め定め られたカウント値に達したとき、アップ/ダウンカウンタからアップ・チック信 号およびダウン・チック信号を出力するステップを含む、請求項26に記載のデ ータおよびクロック回復のための方法。 28.アップ・チックの出力は、予め定められたカウント値が8であり、かつ予 め定められたカウント方向が正であるとき生じる、請求項27に記載のデータお よびクロック回復のための方法。 29.ダウン・チックの出力は、予め定められたカウント値がマイナス8であり 、かつ予め定められたカウント方向が負であるときに生じる、請求項27に記載 のデータおよびクロック回復のための方法。 30.前記回路はさらに、(h)位相調整発振器においてアップ・チック信号お よびダウン・チック信号を受信するステップを含み、位相調整発振器は、予め定 められた位相により、基準クロックおよびサンプルクロックの位相調整時間期間 を変化させる、請求項27に記載のデータおよびクロック回復のための方法。 31.予め定められた位相調整時間期間は、位相調整発振器への高周波数入力ク ロックの周期の2分の1である、請求項30に記載のデータおよびクロック回復 のための方法。 32.高周波数入力クロックは、100MHzクロックである、請求項31に記 載のデータおよびクロック回復のための方法。 33.予め定められた位相調整時間期間は、5nsである、請求項32に記載の データおよびクロック回復のための方法。
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