JP2000506573A - アイス複合物本体 - Google Patents
アイス複合物本体Info
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Abstract
(57)【要約】
アイス複合物本体(10)は保護外側装甲層(12)により被覆されたアイスコア(11)を含み、それらの間にはアイスコアを熱絶縁する手段(13)を備える。冷凍用導管系(14)を含む冷凍手段は本体(10)内に置かれる。前記絶縁手段と冷凍手段は周囲の水(16)の周囲温度に対して、アイスコアを冷凍状態に維持するために適用される。本体のベース(15)は水床(17)と直接接触することができて、アイスコア(11)が水床の前進するアイスフロント(18)に凍結結合されるようになされる。本体は暖かい又は冷たい水中で橋、防波堤、土手道、ポンツーン、人口島、ダム、潮堰、波力堰、岸壁、風力発電所又は航空機滑走路の如き、浮動する又は固定した応用物に使用される。このアイス複合物本体は慣例の材料を用いた同等の構造物と等しいか又はそれより大きい強度の構造物を大幅に低いコストで提供する。
Description
【発明の詳細な説明】
アイス複合物本体技術分野
本発明は水中又は上に設置される固定又は浮動構造物の建造に使用するための
アイス複合物本体に関するものである。背景技術
米国特許第4,456,072号には冬に正常に凍結する水中において水中の
穿孔現場に設置するための固定構造物が開示されている。この構造物は一般に同
心の垂直方位の円筒形の内壁と外壁からなり、これらの壁はそれらの間に環状ス
ペースを画成している。このスペースはアイスを充填され、完成したとき、壁は
海床まで下方に延在し、間にあるスペースはアイスを充填される。こうして内壁
の内側の領域は或る包囲された水容積を画成し、この水容積は例えば水面上に絶
縁材料層を広げることによって比較的容易に凍結されないよう保護することがで
き、この領域内では、沖合オイル用の穿孔の如き作業を冬中行うことができる。
この構造物の欠点は、その構造物が人口島を提供するけれども、その用途は冬
に通常凍結しない水に限定される。従って、その用途は或る制限された地理的領
域及び或る季節的期間にのみ限られる。これは(冬季に穿孔現場を維持すること
)を意図するためには適しているが、そしてこの技術の地理的及び季節的制限は
当該応用では欠点にはならないが(というのは、構造物はその季節中及びその領
域内でのみ要求されるに過ぎないからである),米国特許明細書第4,456,
072号に開示された構造物は応用が制限されたものである。
米国特許明細書第4,456,072号の構造物の更に別の制限はそれらが海
床への固定を必要とし、水が比較的深い場所では使用できないことである。
旅行中の溶融ロスは多過ぎないだろうというという仮定の下で、早魃に襲われ
た領域へ大型浮氷を牽引することの如く、アイスを一層温帯な地方へ移送するた
めの提案がなされている。かかる提案は実施されていないが、それらは北極地方
又は南極地方以外でのアイスの使用が制限される理由が了解される点を強調する
、即ち、冷凍コストはアイスの如何なる大規模の又は長期の使用でも極端に高い
と
考えられる。
構造的応用におけるアイス使用の他の提案は疑いもなく存在しているが、これ
らの構造物に存する一般的問題はそれらの使用が地理的及び/又は季節的制限を
こうむることである。
本発明の目的は、上述の欠点を減少又は除去するアイス複合物本体を提供し、
アイス複合物本体の潜在的な構造的応用を実現し、特にあらゆる所望の形状及び
デザインをもつ寸法的に安定したアイス複合物本体を作る能力を実現することに
ある。発明の開示
本発明によれば、固定又は浮動構造物の建造に使用するアイス複合物本体にお
いて、前記本体は内部アイスコアと、保護用外側装甲層と、アイスコアを熱絶縁
する絶縁手段と、本体内に冷媒用導管系を備えた冷凍手段を備え、前記絶縁手段
と冷凍手段は周囲の水の周囲温度に対して凍結状態にアイスコアを維持するため
に適用されることを特徴とするアイス複合物本体が提供される。
この構造は凍結点よりかなり上の温度をもつ水中でのアイス複合物本体の使用
を可能ならしめることが見いだされた。この構造に基づいて、本発明のアイス複
合物本体は慣例材料を用いて同じ構造物を建造するコストの数分の一で大規模建
築プロジェクトの建造に使用することができる。
当該構造物の型式の実例は橋、防波堤、土手道、ポンツーン、人口島、ダム、
潮堰、波力堰、岸壁、風力発電所、又は航空機滑走路である。これらの応用は実
例として例示したに過ぎない。
本発明のアイス複合物本体が新鮮水内又は上の置かれた固定又は浮動構造物の
建造に使用されるとき、好適には、アイスコアは、アイスがその最大応力を印加
される点でこうむる圧力の各50気圧につき0.5℃ずつを0℃より更に低下さ
せた温度より低い温度(at a temperature of less than0℃ less a further 0
.5℃for each50 atmospheres of pressure experienced by the iec at its
most stressed point)に維持され、前記圧力は正規の使用でこうむる圧力衝撃
波を含む。
この温度制限は本体が内部圧力及び/又は本体を通して通過する衝撃波によっ
てもたらされる圧力フロントに起因する部分溶融又は局部的溶融によって弱めら
れるのを防止する。可能な最低のアイスコア温度をもつことによって本体を強化
するのは好ましいようであるが、これは、冷凍コストは温度の低下に伴って増す
ので、不経済である。上記の如き温度に又はそれより僅かに低い温度にコアを維
持することによって最適強度を最小冷凍コストで得ることができる。
実例として、もし本体が基本的に浮動式走路として使用されるのであれば、ア
イス自身の重力から生じる内圧又は静岩圧、周囲水からの静水圧及び航空機の強
制着陸の衝撃波からもたらされる最大圧力はすべて上記式を用いてアイスコア温
度を計算するときに考慮に入れられる。
同様に、本発明の本体が水中又は上に置かれた固定又は浮動構造物の建造に使
用されるとき、好適にはアイスコアは、アイスコアは、アイスがその最大応力を
印加される点でこうむる圧力の各50気圧につき0.5℃ずつを−2.2℃より
更に低下させた温度より低い温度に維持され、前記圧力は正規の使用でこうむる
圧力衝撃波を含む。
この温度制限は塩水のより低い凍結点を考慮に入れる。もし融点を変える他の
添加剤がアイス中に入れられるならば、上記式の0℃又は−2.2℃の数値はか
かる添加剤を含むアイスの対応する凍結点と置き換えられる。
或る実施例では、絶縁手段は装甲層の一部であり、絶縁度は前記装甲層の厚さ
と前記装甲層に使用される材料の性質により決定される。
他の実施例では、絶縁手段はアイスコアと装甲層の中間にある絶縁材料層を含
む。
絶縁手段が装甲層の一部であるか又は個別の層であるかは、安全性、強度、地
方の平均温度、及び寿命コストの如き要件に従って決められ、選択は最小寿命コ
ストでの安全性と取締り要件のすべてを満たす正規のデザイン基準を用いて構造
物のデザイナーによってなされる。
好適には、絶縁手段と冷凍手段は5℃より大きい、更に好適には10℃又は1
5℃より大きい周囲水温度で凍結状態にアイスコアを維持するよう適用される。
本発明によれば、アイスコアは水中では0℃より上の如何なる温度にも維持
することができ、本発明を使用できる水温度に技術的上限はない。
装甲層、絶縁層及び冷凍手段はコアを高い周囲水温度で凍結状態に留まること
を可能にし、本発明は5℃、10℃、15℃又はそれ以上の温度で使用すること
ができるが、従来既知のアイス複合物本体は寒冷環境での使用のみに適している
。
適切には、導管は装甲層及びもし存在すれば絶縁層内に閉じ込められる。
代案としで、導管はアイスコア内に延在する。
導管がアイスコア内に延在するとき、それらは構造物を補強し、またそれらは
アイスコア全体を通じて要求温度を一層容易に保つことができる。
水中に置かれた固定構造物の建造に使用する本発明の本体は好適には装甲層が
アイスコアの頂部と側部に設けられ、アイスコアは水床上で凍結される。
これは構造物がアイスコアと水床間の凍結結合によって水床に強力にかつ構造
的に固定されるという利点を与える。任意方向の水通路が構造物によって制限さ
れる場合に特に重要な水密シールが作られる。例えば、もし構造物がコア内部で
水床にアクセスすルための中空シャフトを含むならば、水密シールは人間がその
中で作業するか又は機器が使用できる乾性の内部シャフトを得る簡単な手段を与
える。もう1つの実施例は、もし構造物がダム又は潮汐発電所の一部であり、そ
の場合水は構造物を横切るのを妨げられる。
慣例材料で作られた従来のダム又は潮汐発電所では、ベースにおける水密シー
ルは実現するのが技術的に極めて困難である。というのは、基礎を敷設する必要
があるからである。たとえもし水密シールが必要でないならば、慣例の構造物の
強力な固定は困難であり、高価につく。というのは構造物を定着するため水床内
にパイルを打ち込む必要があるからである。
水中に置かれる固定構造物の建造に使用する本発明の本体では、適切には、側
部がテーパ付き構造物を提供するよう角度曲げされ、前記構造物は幅が頂部より
ベースにおいて広く、前記角度曲げされた側部は深さの増大と共に生じる静水圧
及び静岩圧を増すことから生じる応力を減少するように働く。
本文中、“静岩圧”はその面積に載っている固体又は液体材料の重量に起因す
る固体の単位平面面積当たりの圧力を意味し、流体の単位面積上に加わる静水圧
に類似する。もし応力が角度曲げされた側部によって減少させられるならば、安
定した、強力な構造物が最小の材料量を用いて得られる。
更に好適には、側部と垂直から角度θで角度曲げされ、θは次式で定義される
:
HCtcDctanθ=Fi−Fw、
ここで、
HCは水床上の装甲層の最高点の高さであり;
tcは装甲層と、もし存在すれば絶縁層の厚さであり;
Dcは装甲層と、もし存在すれば絶縁層の平均密度であり;
Fiはアイスの静岩圧により装甲層と、もし存在すれば絶縁層に加えられる単
位長さ当たりの平均力であり;及び
Fwは周囲水の静水圧により装甲層と、もし存在すれば絶縁層とに加えられる
単位長さ当たりの平均力である。
代案として、側部が垂直から角度θで角度曲げされ、次式:
Fi−Fw−(HCtcDctanθ)
は正であり、用語Fi、Fw、HC、tc、及びDcは上記の如く定義され、好適に
は、更に本体はあらゆる正味拡大力を阻止するために本体の対向側部で装甲層を
結合する引っ張り部材を更に含む。
他の実施例として、側部が垂直から角度θで角度曲げされ、次式:
Fi−Fw−(HCtcDctanθ)
は負であり、用語Fi、Fw、Hc、tc、及びDcは上記の如く定義され、好適に
は、更に本体はあらゆる正味圧縮力を阻止するために本体の対向側部で装甲層を
結合する圧縮部材を更に含む。
好適実施例では、装甲層は若干の隣接する装甲層側部部材を含み、前記部材は
水床の地形に応じて異なる長さをもち、本体が水位に対して一定高さをもつよう
になす。
特に、不規則な海床上の細長い構造物では、この構造は構造物の設置を大いに
助ける。海床の初期の地図作成(mapping)は多くの場合、大型構造物を建造する
前に少なくとも必要であり、このことから、水深のすべての変動は水面上に一定
高さをもつ最終構造物を提供するための装甲側部部材を製造することによって補
償することができる。
好適には、アイスコアが水床と共に水密シールを形成し、水床に直接隣接した
アイスコアの部分が装甲被覆をもたない。
好適実施例では、シャフトがアイスコアを通して水床まで設けられて、作業が
大気圧において乾燥状態で水床で行われるようになす。
好適には、シャフトが人間と所望の機器を水床に収容するのに十分な大きさの
直径をもつ。
好適には、水中又は水上に置かれる浮動構造物の建造に使用するための本発明
の本体では、アイスコアが全体的に前記装甲層内に包囲される。
更に好適には、本体は本体を水床に繋ぎ留めるための手段を更に備える。
好適には、本体は正の正味浮力をもつ。このことにより、本体は浮き、このこ
とはもし本体を動かすべきであれば、助けとなり、例えばタグボートによって曳
航することができる。もし正の正味浮力のない浮動本体が要求されるならば、浮
揚補助器を取り付けなければならない。
好適には、装甲層は二重外殻を含む。このことは何らかの損傷を生じた場合に
助けとなる安全性を加える。例えば、外側外殻に孔が明いたとき、本体の一体性
が維持され、コアと周囲水の間の接触のために、アイスコアは溶融しない。
好適には、装甲層に使用される材料は金属、石、コンクリート、鉄筋コンクリ
ート、歴青マカダム、タイル及びレンガから選択される。
好適には、絶縁材料が空気、アイス、閉じ込められた水、石、土、コンクリー
ト、鉄筋コンクリート、絶縁性セメント、プラスチック発泡体、木材、木材ダス
ト、廃棄紙、砂、処理した都市塵、織物繊維及び鉱物繊維から選択される。
適切には、冷媒導管は装甲層又はもし存在すれば絶縁層中に一体に予成形され
る。
代案として、冷媒導管は装甲層及びもし存在すれば絶縁層から分離して成形さ
れる。
1実施例では、冷媒導管は本体用の内部補強部材として作用する。
好適には、アイスコアは凍結前に消イオン及び/又は脱ガスされた水から形成
される。このことは、アイスが高純度となること及び、本体を弱化させる傾向の
ある不完全性又は欠陥がアイスに形成されないことを確実にする。
適切には、アイスコアは凍結前又は中に添加剤が添加された水から作られ、前
記添加剤は作られるときアイス密度を変えるのに有効である。
更に、アイスコアは凍結前又は中に添加剤が添加された水から作られ、前記添
加剤は作られるときアイス強度を増すのに有効である。
好適には、添加剤はゼラチン、置換(substitutions)が第一水酸基である長鎖
炭化水素、水素又はヒドロキシル結合基(hydroxyl binding radicals)をもつ長
鎖ポリ電解質(polyelectrolytes)から選択される。
代案として、添加剤が、金属繊維、セラミック繊維、ガラス繊維、鉱物繊維、
プラスチック又はポリマー繊維、カーボン繊維、ピート繊維、ウッド繊維、コン
クリート、砂、砂礫、コンクリート、石、プラスチック発泡体粒子、木材削り屑
、サンドダスト及びコンクリートから選択される。
好適には、添加剤は凍結前又は中に水に添加される。
水本体が凍結するとき、それは典型的には半解け氷段階、即ちそれが完全に凍
結する前のかつそれが未だ多くの液体特性を保有している間の段階を通過する。
有利には、水が固化する前に水を通して添加剤を確実に良好に分配するために、
各添加剤はこの点で添加される。このことは、常態では添加剤が水中で沈むか又
は浮く粒子物質の形をなす場合には重要である。
多くの場合、添加剤はアイスコアの限定された領域に添加されるに過ぎない。
例えば、木材パルプは引っ張り部材又は圧縮部材の領域でアイスを強化するため
の添加される。添加剤はまた、コアの限定領域でアイスの熱伝導度に影響を与え
るために使用することができる。
後記する如く、装甲層はモジュールセクションから形成することができ、アイ
スは前記セクションを合わせて保持するために構造材料として使用される。
本発明はまた、本発明のアイス複合物本体の建造に使用するための装甲層材料
の外殻を包含する。
適切には、外殻は更に、装甲層の内部に絶縁層を含む。
好適には、外殻は更に、冷凍導管を含む。
本発明の外殻は1つの場所で建造でき(必要に応じて、絶縁層及び/又は冷媒
導管を備えて)、凍結前にもう1つの場所で水を充填される。これには移送コス
トを減らす利点がある。
他の形態では、本発明はスリップ成形又は連続置換シャッタリングの技法を用
いる装甲被覆の外殻を建造する工程を含む本発明のアイス複合物本体を建造する
方法を包含する。
更に他の形態では、本発明は装甲被覆、冷媒導管及び必要に応じて絶縁層を含
む外殻を建造し、前記外殻に逆位置の状態で水を充填し、前記水を凍結させ、こ
うして形成された複合物本体をそれを置くべき現場で逆さまにする工程を含む本
発明のアイス複合物本体を建造する方法を包含する。
更に他の形態では、本発明は平均周囲温度が水の凍結点より低い場所で前記ア
イスコアを凍結させ、引き続きアイス複合物本体をそれを使用するべき環境に移
送する工程を含む、平均周囲温度が水の凍結点より大きい環境で使用するための
本発明のアイス複合物本体を建造する方法を包含する。
こうして、もし外殻がアイスを充填された又は部分的に充填されたときに浮く
ならば、それは寒冷な場所(凍結コストが低い)から使用のためのより温暖な場
所へ牽引することができる。もし外殻が浮かないならば、外殻はそれに取り付け
られた浮揚補助器を用いて牽引することができる。
更に、本発明はアイスが曝される下面をもつ本体を下降させて水床に接触させ
、アイスを十分に冷凍させて前記下面を水床に結合させる工程を含むアイス複合
物本体を水床に定着させる方法を包含する。
好適には、この方法では、本体が多孔質水床上へ下降させられ、そして冷凍に
よって、本体直下で水床中に閉じ込められている水が凍結させられて、前記下面
に結合させられる。
更に他の形態では、本発明は水を消イオン及び/又は脱ガスし、前記水を凍結
させるためにその水を冷却し、凍結前に水に前記添加剤を添加する工程を含む本
発明のアイス複合物本体を建造する方法を包含する。
本発明は更に、本発明のアイス複合物本体を含む水中又は水上に設置するため
の固定又は浮動構造物を包含する。かかる構造物の典型的な実施例は、橋、防波
堤、土手道、ポンツーン、人口島、ダム、潮堰、波力堰、岸壁、風力発電所又は
航空機滑走路を含むが、これらに限定されるものではない。
好適には、適切な構造物では、装甲被覆の頂面が道路面又は鉄道軌道を備える
。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述する。図面の簡単な説明
図1は水床に固定した本発明のアイス複合物本体の第1実施例の部分切除した
斜視図である。
図2は水中にある本発明のアイス複合物本体の第2実施例の部分切除した斜視
図である。
図3は水床に固定した本発明のアイス複合物本体の第3実施例の部分切除した
斜視図である。
図4は水中に浮動する本発明のアイス複合物本体の第4実施例の部分切除した
斜視図である。
図5は水床に固定した本発明のアイス複合物本体の第5実施例の断面立面図で
ある。
図6は水床に固定した本発明のアイス複合物本体の建造に使用する装甲セクシ
ョンの斜視図である。
図7は図6の装甲セクションを用いて建造した本発明のアイス複合物本体の第
6実施例の断面立面図である。
図8乃至11は本発明のアイス複合物本体の建造中の連続する数段階を示す図
である。
図12は道路を担持する浮動橋の形をなす本発明のアイス複合物本体の第7実
施例の斜視図である。
図13は図12の実施例の断面立面図である。発明実施の形態
図1は水中に置かれた固定構造物の建設に使用するための一般的に10で示し
た本発明のアイス複合物本体を示す。本体10は切除部を有する横断面で示して
いる。本体10は多くの土手道又は港防波堤に類似しでおり、本体10はこのよ
うな構造物として有用である。
本体10はアイスコア11、補強コンクリート装甲層12、コンクリート絶縁
層13及び冷媒導管系14からなり、冷媒導管系は使用に際して冷凍機(図示せ
ず)によって供給される循環冷媒で満たされる。
この実施例では複合物本体10のベース15には絶縁物又は装甲は使用されて
いない。水面16と水床17が示されている。ベースの下でアイスコア11は水
床17を凍結させて、凍結した水床18の前進領域(即ち前進アイスフロント)
が形成されるようになしている。凍結領域18は地表下内へその平衡点まで前進
する。前記平衡点は地熱フラックスを冷凍によって除去される熱フラックスと同
等となすことによって決定され、前者は一定で小さく、後者は、2つの熱流が等
しくなるまでそれが地球に向かって移動するとき凍結した水床領域18中のアイ
スの絶縁効果に起因して、減少する。このアイスフロント凍結は本体10を水床
17に結合し、極めて強い水密シールをベースに提供する。この実施例は特に、
土手道、ダム、潮堰、波力堰、港壁、防波堤等の如き固定構造物を水床に固定す
るのに適する。
図2はアイス複合物本体の第2実施例を一般的に20で示す。本体20は浮動
応用物に適し、多くの海洋船、浮動防波堤、ポンツーン等に類似の形状をもつ。
本体20はアイスコア21、装甲層22、絶縁層23及び冷媒導管24からなる
。この実施例では、装甲層22と絶縁層23は複合物本体20の外部全体の回り
に延在する。水路面25は複合物の両側に示される。この実施例は時々角度移動
させられなければならない浮動構造物として使用するのに特に適する。
図3は円錐台形をなす一般的に30で示す複合物本体を示す。これは水深が増
すにつれて厚くなる。この実施例は海底に固定される人口島に特に適する。
側面31は垂直から角度θで傾斜しており、θは次式で定義される:
HCtcDctanθ=Fi−Fwこれらの用語の意味は前述の通りである。
この角度は本体の強度を最適ならしめる:本体はベースに向かうにつれて厚くな
るので、それはより強くなる。この強度の増大は深さが増すにつれて風及び波作
用の打ち消しモーメントが増大することによって生じる力の増大によってもたら
される余分の応力に順応する。
図4は図2のものに類似した円形プラン(circulr plan)浮動複合物本体40を
示す。アイスコア41、装甲層42、絶縁層43及び冷媒導管44は示されてい
る。この実施例はしばしば移動させられる必要のない浮動構造物としての用途に
特に適する。
図5は凍結結合によって海底に固定される円形プランをもつ人口島の形をなす
、一般的に50で示すアイス複合物本体の特に有利な実施例である。本体50は
50メートルの水中にほぼ4ヘクタールの面積をもつ島を提供する。典型的寸法
は示される:直径(d)は225メートル、水深(x)は50メートル、水上の
高さ(y)は30メートルである。
本体50はアイスコア51、装甲層52、絶縁層53及び冷媒導管54からな
る。この本体50は乾式完成(dry completion)シャフト56による海底構造物5
5の乾式完成に特に適する。これはダイバー又は海中船を使用せずに海底で直接
、上昇するオイル生産パイプ又はミネラルエレベータ57を建設、検査及び保守
することを可能ならしめる。放棄された海中ユニットの概略図は58に示す。こ
のことから、この実施例は開発されかつ他の場所で再使用されるミネラル埋蔵物
の寿命の終了時に除去できることが明らかでる。
図6、7は建設中にモジュール素子を使用すう実施例の概略図である。複数の
モジュール建設素子60は互いに当接し、各素子の高さは素子が位置する場所の
水深によって決められる。各素子は絶縁層の上にある装甲層を含み、その内部に
は冷媒導管が取り付けられる(これらの構成部品は図6、7に別々には示されて
いない)。図7にはコアアイス61と水床中の平衡アイスフロント62が図示さ
れている。個別の建設素子は水深(初期調査によって決定される)に関連して選
択され、こうして形成された複合物本体の頂面63は水レベル64より上の一定
高さにある。
色々なプロセスが本発明のアイス複合物本体の建設と取り付けに用いられる。
1プロセスでは、装甲と絶縁体の面が、特別に製造されたシャッタリング(shutt
ering)を用いて1つの大型シェルとして又は複数のセクションに建造される。こ
れらのセクションは個別のモジュール又は単一の大型構造物とすることができる
。装甲、絶縁体及び冷凍系を、それらの製造にとって最も適した場所において製
造した後、それらは次いで、牽引又は他の適当な方法によって冷凍とコアアイス
の製造が特に経済的にとなるアイス製造場所へ移動させられる。かかる場所の冷
空
気は冷凍に有効に利用することができる。
脱ガスされ、消イオンされた、処理された新鮮水が、タンカーによって又は代
案として、船体として複合物シェルの内部を用いることによって、アイス製造場
所へ移送される。この後者の場合、シェルの部分的アイス充填は、シェルのセク
ションを互いに接合させるため及び水中運搬を容易にする水密シールを作るため
の低コスト材料として有効に使用することができる。アイス製造場所では脱ガス
され、消イオンされ、処理された新鮮水が、複合物のコア用の最適強度特性をも
つ硬質の新鮮水アイスを形成すべく凍結される。この複合物は次いで、据え付け
、位置決め及び使用のためにその使用場所に移動させられる。
特に寒冷地方の水路での建設に適した同様のプロセスでは、複合物本体(便法
として逆位置にすることができる)は図8乃至11に示す如く一連の段階で建造
される。
アイス複合物本体70の第1段階は図8に示す。この第1段階は、必要に応じ
て外部に取り付けられた浮力補助器を用いて水路に浮かぶコンテナ状本体を作る
最終形状をなす装甲層71の建造を含む。次いでこれは絶縁材料72で裏張りさ
れる。その後、本体が最終位置にあるときに複合物本体の内部になる所に沿って
、冷媒導管73がそれらの最終位置でコンテナ内に置かれる。コンテナは次いで
、所望に応じて選択される添加剤で処理された、脱ガスされ、消イオンされた新
鮮水74の第1充填物を充填される。アイス形成中に水が膨張するにつれてアイ
スが第1段階容積を満たすように水容積が選択される。
次いで、冷媒が冷媒導管73を通してポンブ送りされて、水を凍結させ、それ
によって図9に示す如く第1段階のアイスコア75を形成する。アイス形成プロ
セス中、冷凍速度と、特に本体70の外側部分と内側部分間の温度勾配を制御す
ることによって過度の応力集中を防止するよう注意する。また応力集中は装甲の
側部セクションの元の傾斜角度θを注意深く選択することによって制御される。
もし特に強力な構造物又は密度変化が望ましいならば、補強用化学薬品、繊維、
石又は金属が雪解け氷状段階中に水に添加される。
図10、11に示す如き後続の段階は装甲層71、絶縁層72及び導管73を
更に加える量だけ建造し、追加の水を加え、この第2段階の水を第2段階アイス
75に凍結させ、このプロセスを要求される全デザイン寸法に達するまで繰り返
す。
図8乃至11に示す実施例では、複合物本体70は最終使用の向きに逆転され
る。この最終段階はアイスコア外部において冷媒導管系、絶縁層、そして最後に
装甲で、複合物を閉鎖し、その後複合物を係留すか又は所定位置に力学的に位置
決めし、又はもしベース領域がもとの場所に凍結結合され、それによって水床ベ
ースに固定されるべきであれば、絶縁物及び装甲を欠くベース領域を残しおく。
このプロセスは地上の建造スペースが制限される場合幾つかのモジュール素子か
ら1つの大型本体を建造するのに特に適している。
このことから明らかな如く、本発明の複合物は好適には如何なるベース領域に
も適合するようデザインすることができ、バラストタンクの位置決めとバラスト
積み又は製造中浮力を維持するために必要なあらゆる浮力の除去に続いて、この
複合物はあらゆる形状や輪郭のベース領域上に定着し、その後、冷凍系は図1、
3に示す如く、前進するアイスフロントが平衡点に到達するまで、複合物のベー
スを徐々に水床ベースに凍結結合させる。このプロセスは、たとえ不規則形状の
水浸しのベース領域に対してさえ、複合物を水密結合させる。
以下に記載する第2建造プロセスはシャッタリング(shuttering)や類似プロセ
スの如き既知の技術を用いて最終使用位置で正常位置で複合物を建造することを
含む。これは特に地上の建造に適するが、水床上でも実施することができる。ま
た、このプロセスは、最終位置に冷媒導管を置き、それらを選択した材料で絶縁
し、それらを選択した材料で装甲し、現場を包囲して凍結すべき水の組成を制御
するために凍結させるための現場領域を隔離し(例えば、適当な除去可能のコン
テナ、シャッタリング又は天蓋によって)、元の現場の水を新鮮水で洗い流し、
所望に応じて水を処理し、水を凍結させるべくコイルを通して冷媒を通過させる
ことによって、数段階で実施することができる。その後の段階は所望寸法に到達
するまで同様にして建造され、その後複合物は冷媒導管の層、絶縁物及び装甲を
用いて完成させられ、そして他の場所で使用するためにコンテナ、シャッタリン
グ又は天蓋が除去される。本来の場所でのこの建造プロセスは特に水床ベース地
面が平坦でない場合に有用である。
通常は重大な応力を及ぼされず、そのために複合物破損の破滅的結果がなく、
コストが最も重要となるような複合物のために使用される第3のプロセスは、自
然発生するアイス片を所望の形状に形成し、モジュール冷凍器、絶縁物及び装甲
素子をその外面に取り付け、こうして作られた複合物を所望の据え付け場所に移
動させることによって適切な自然発生するアイスから複合物を製造することから
なる。
図12、13には車両82用の路面81を担持する浮き橋の形をなす一般的に
80で示す他のアイス複合物本体が示されている。この本体80は内部アイスコ
ア83(図13)、第1装甲層84、空気絶縁層85、及びスペーサ87によっ
て第1装甲層84から離間して保持された第2装甲層86をもつ。路面81は1
対のバリヤー88によって風と波から保護される。
本体80は一連の繋ぎケーブル89によって繋がれ(図12参照)、海床91
内に延在する脚部90(図13)上に据え付けられる。脚部90は剛性又は可撓
性であり、またそれらはセンサーと可撓性の度合いを調節する手段(自動車の有
効な懸架装置と、高層ビルの耐地震機構に類似する)を備える。
本発明のアイス複合物本体は専門化された建造目的で既に使用されている多く
の他の状態の建築材料より強い極めて大きな強度をもつことが意外にも発見され
た。前記建造目的には本発明もまた適している。これらのアイス複合物本体は事
実、装甲面自体の強度まで任意の強度にデザインすることができる。というのは
、装甲は印加された負荷をアイスの広い面積上に分配させ、アイスの強度はその
温度を制御することによって制御できるからである。水深100メートルまでの
典型的なアイス強度は0.5〜2.5N/mm2である。
この種類のアイス複合物本体は形状を変えない。氷河又は軟質アイスは一生に
わたって変形するが、その代わり寸法的には安定しており、その形態と形状を多
少とも無期限に保持し、それ故より大きい永久的構造物を有効に建設するのに使
用できることが意外にも分かった。
上述の如く、複合物本体のベースにおける装甲と絶縁物の除去によって、冷媒
導管はあらゆる自然又は追加の水を水床で凍結させることができる。前記本体は
前記水床で複合物本体中のアイス本体に載っている。これによって、たとえ水浸
しの、土状の、砂状の、泥炭状の、泥状の又はばら石等で覆われたベース領域で
あってもパイル又はグラウト処理を必要とすることなく、複合物本体が載るよう
デザインされるあらゆる領域の形状と輪郭に対して複合物本体が強力に凍結結合
されかつ水密シールされる。
浮動構造物では、水に比して低いアイス密度が比較的低コストで浮力と表面支
承圧力の意外にも高いレベルを生じ、浮力は適当な追加材料の回りでアイス中に
空隙を作ることによって増すことができる。正の浮力を増すことによって本体は
水路面上により高く浮くようにすることができ、機械、器具、貯蔵ユニット、デ
バイス、建物又は多目的乗物のより大きい有効荷重を担持することができる。
アイスコアの建造中に水より重い物質粒子を追加することによって、複合物本
体は水より大きい比重を取得して、水床又は海床の底に重力結合して、それが載
っている領域へのアイス結合の構造結合を強調するようになされる。水の密度に
等しい密度をもつ本体は、構造物の少なくとも11%が水面から離れることを確
実ならしめることによって水本体に重力結合させられる。
固定構造物では、不規則地形上に適合すること、かかる地形上での強力な水密
シールを得ること、地震に耐えることが容易であること、時間と共に強さを増す
こと、如何なる損傷も修理が容易なこと、環境を損なうに如何なる排出物質も無
いこと、引っ越しに関連する環境を損なう如何なる衝撃も無いことは、水性環境
において、特に中位の深さの温暖な塩水海において或る一定の大型固定構造物に
特に適する材料をもたらす。
本発明は応力又は圧力支承特性を特定現場及び/又は構造物の特定形状につい
て予め計算することができる構造物のデザインを可能ならしめ、構造物が印加さ
れる荷重に計算可能、制御可能な手法で耐えるようになす。従って、デザインエ
ンジニヤは、伝統的建設材料や方法を使用しているだろうから、世界中何処にお
いても建設に使用できる永久的アイス構造物を建設するのに使用できる最良の方
法を確認することができる。
本発明の有用性を立証するため、図12、13の実施例は慣例の道路ブリッジ
、特に長いブリッジと比較することができる。本発明の実施例はより安全で、コ
ストがより低い。それは地面に剛性固定されていないので、地震振動に対してよ
り
良く保護される。この安全特性はアイスのエネルギー吸収特性によって高められ
る。大きい慣性と強度によって本体は風や波作用に対してより良く耐えることが
できる。
自動車道路もつよう建設されたSicilyからItaly本土までの通常ブリッジは2bi
llion(109)ECU(ほぼUS$2.5billion)を超過するEU提案のコストがかかった。Sic
ilyからItalyまで同じ海上距離を渡る6レーン自動車道をもつ38メートル幅を
もつ図12、13の構造に従ってデザインされたブリッジは、300million E
CU(ほぼUS$375million)のコストがかかった。この費用は独立発電、
冷凍器及び配管のコストを含み、15年にわたる発電用運転コストを含む。地中
海の比較的暖かい海温にかかわらず(30℃までの計算仮定海温度)、それ故、
本発明のアイス複合物本体の使用は85%までの節約をなすことができる。運転
コストは地中海の気候よりも寒冷な気候においてはより低くなる。
【手続補正書】
【提出日】1998年7月13日(1998.7.13)
【補正内容】
1.請求の範囲を下記の通りに補正する。
「1. 水中又は水上に置かれた浮動構造物の建造に使用するアイス複合物本
体において、前記本体は凍結前に脱ガス及び/又は消イオンされた水から形成し
た硬質の新鮮水の内部アイスコアと、保護用外側装甲層と、アイスコアを熱絶縁
する絶縁手段と、本体内に冷媒用導管系を備えた冷凍手段を備え、前記絶縁手段
と冷凍手段は周囲の水の周囲温度に対して凍結状態にアイスコアを維持するため
に適用され、アイスコアは全体的に前記装甲層内に包囲され、構造物が新鮮水内
又は上に置かれたときアイスコアはアイスがその最大応力を印加される点でこう
むる圧力の各50気圧につき0.5℃ずつを0℃より更に低下させた温度より低
い温度に維持され、塩水中又は塩水上に置かれたとき、アイスコアは、アイスが
その最大応力を印加される点で,こうむる圧力の各50気圧につき0.5℃ずつ
を−2.2℃より更に低下させた温度より低い温度に維持され、前記圧力は正規
の使用でこうむる圧力衝撃波を含むことを特徴とするアイス複合物本体。
2. 絶縁手段は装甲層の一部であり、絶縁度は前記装甲層の厚さと前記装
甲層に使用される材料の性質により決定されることを特徴とする請求項1に記載
のアイス複合物本体。
3. 絶縁手段はアイスコアと装甲層の中間にある絶縁材料層を含むことを
特徴とする請求項1又は2に記載のアイス複合物本体。
4. 絶縁手段と冷凍手段は5℃より大きい周囲水温度で凍結状態にアイス
コアを維持するよう適用されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に
記載のアイス複合物本体。
5. 絶縁手段と冷凍手段は10℃より大きい温度の周囲水で凍結状態にア
イスコアを維持するよう適用されることを特徴とする請求項4に記載のアイス複
合物本体。
6. 絶縁手段と冷凍手段は15℃より大きい温度の周囲水で凍結状態にア
イスコアを維持するよう適用されることを特徴とする請求項5に記載のアイス複
合物本体。
7. 導管が装甲層と、もし存在すれば、絶縁層に閉じ込められることを特
徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
8. 導管がアイスコア内に延在することを特徴とする請求項1から7の何れか
1項に記載のアイス複合物本体。
9. 本体を水床に繋ぎ留めるための手段を更に備えたことを特徴とする請求項
1から8の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
10. 本体は正の正味浮力をもつことを特徴とする請求項1から9の何れか1項
に記載のアイス複合物本体。
11. 装甲層は二重外殻を含むことを特徴とする請求項1から10の何れか1項
に記載のアイス複合物本体。
12. 装甲層に使用される材料は金属、石、コンクリート、鉄筋コンクリート、
歴青マカダム、タイル及びレンガから選択されることを特徴とする請求項1から
11の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
13. 絶縁材料が空気、アイス、閉じ込められた水、石、土、コンクリート、鉄
筋コンクリート、絶縁性セメント、プラスチック発泡体、木材、木材ダスト、廃
棄紙、砂、処理した都市塵、織物繊維及び鉱物繊維から選択されることを特徴と
する請求項3又はその従属項の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
14. 冷媒導管は装甲層又はもし存在すれば絶縁層中に一体に予成形されること
を特徴とする請求項1から13の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
15. 冷媒導管は装甲層又はもし存在すれば絶縁層から分離して成形されること
を特徴とする請求項1から14の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
16. 冷媒導管は本体用の内部補強部材として作用することを特徴とする請求項
15に記載のアイス複合物本体。
17. アイスコアは凍結前又は中に添加剤が添加された水から作られ、前記添加
剤は作られるときアイス密度を変えるのに有効であることを特徴とする請求項1
から16の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
18. アイスコアは凍結前又は中に添加剤が添加された水から作られ、前記
添加剤は作られるときアイス強度を増すのに有効であることを特徴とする請求項
1から17の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
19. 添加剤はゼラチン、置換(substitutions)が第一水酸基である長鎖炭化水
素、水素又はヒドロキシル結合基(hydroxyl binding radicals)をもつ長鎖ポリ
電解質(polyelectrolytes)から選択されることを特徴とする請求項17又は18
に記載のアイス複合物本体。
20. 添加剤が、金属繊維、セラミック繊維、ガラス繊維、鉱物繊維、プラスチ
ック又はポリマー繊維、カーボン繊維、ピート繊維、木材繊維、コンクリート、
砂、砂礫、コンクリート、石、プラスチック発泡体粒子、木材削り屑、サンドダ
スト及びコンクリートから選択されることを特徴とする請求項17又は18に記
載のアイス複合物本体。
21. 添加剤は凍結前又は中に水に添加されることを特徴とする請求項17から
20の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
22. 装甲層はモジュールセクションから作られ、アイスは前記セクションを合
わせて保持するための構造材料として使用されることを特徴とする請求項1から
21の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
23. スリップ成形又は連続置換シャッタリングの技法を用いる装甲被覆の外殻
を建造する工程を含む、請求項1から22の何れか1項に記載のアイス複合物本
体を建造する方法。
24. 平均周囲温度が水の凍結点より大きい環境で使用するための請求項1から
22の何れか1項に記載のアイス複合物本体を建造する方法において、平均周囲
温度が水の凍結点より低い場所で前記アイスコアを凍結させ、引き続きアイス複
合物本体をそれを使用するべき環境に移送する工程を含むことを特徴とする方法
。
25. 水を消イオン及び/又は脱ガスし、前記水を凍結させるためにその水を冷
却し、凍結前に水に請求項20から24の何れか1項に記載の添加剤を添加する
工程を含むことを特徴とする請求項1から22の何れか1項に記載のアイス複合
物本体を建造する方法。
26. 水中又は水上に設置するための浮動構造物の形をなすときの、請求項
1から22の何れか1項に記載のアイス複合物本体。
27. 橋、防波堤、土手道、ポンツーン、人口島、波力堰、岸壁、風力発電所又
は航空機滑走路の形をなすときの請求項26に記載のアイス複合物本体。
28. 装甲被覆の頂面が道路面又は鉄道軌道を備えることを特徴とする請求項2
6に記載のアイス複合物本体。」
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.固定又は浮動構造物の建造に使用するアイス複合物本体において、前記本体 は内部アイスコアと、保護用外側装甲層と、アイスコアを熱絶縁する絶縁手段 と、本体内に冷媒用導管系を備えた冷凍手段を備え、前記絶縁手段と冷凍手段 は周囲の水の周囲温度に対して凍結状態にアイスコアを維持するために適用さ れることを特徴とするアイス複合物本体。 2.水中に又は新鮮水上に固定又は浮動構造物を建造するための、請求項1に記 載のアイス複合物本体において、アイスコアは、アイスがその最大応力を印加 される点でこうむる圧力の各50気圧につき0.5℃ずつを0℃より更に低下 させた温度より低い温度に維持され、前記圧力は正規の使用でこうむる圧力衝 撃波を含むことを特徴とする請求項1に記載のアイス複合物本体。 3.塩水中又は塩水上に置かれた固定又は浮動構造物の建造に使用するための、 請求項1に記載のアイス複合物本体において、アイスコアは、アイスがその最 大応力を印加される点でこうむる圧力の各50気圧につき0.5℃ずつを−2 .2℃より更に低下させた温度より低い温度に維持され、前記圧力は正規の使 用でこうむる圧力衝撃波を含むことを特徴とする請求項1に記載のアイス複合 物本体。 4.絶縁手段は装甲層の一部であり、絶縁度は前記装甲層の厚さと前記装甲層に 使用される材料の性質により決定されることを特徴とする請求項1から3の何 れか1項に記載のアイス複合物本体。 5.絶縁手段はアイスコアと装甲層の中間にある絶縁材料層を含むことを特徴と する請求項1から3の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 6.絶縁手段と冷凍手段は5℃より大きい周囲水温度で凍結状態にアイスコアを 維持するよう適用されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載 のアイス複合物本体。 7.絶縁手段と冷凍手段は10℃より大きい温度の周囲水で凍結状態にアイスコ アを維持するよう適用されることを特徴とする請求項6に記載のアイス複合物 本体。 8.絶縁手段と冷凍手段は15℃より大きい温度の周囲水で凍結状態にアイスコ アを維持するよう適用されることを特徴とする請求項6に記載のアイス複合物 本体。 9.導管が装甲層と、もし存在すれば、絶縁層に閉じ込められることを特徴とす る請求項1から8の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 10.導管がアイスコア内に延在することを特徴とする請求項1から9の何れか1 項に記載のアイス複合物本体。 11.装甲層がアイスコアの頂部と側部に設けられ、アイスコアが水床上で凍結さ せられることを特徴とする、水中に置かれた固定構造物の建造に使用するため の、請求項1から10の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 12.側部がテーパ付き構造物を提供するよう角度曲げされ、前記構造物は幅が頂 部よりベースにおいて広く、前記角度曲げされた側部は風と波作用の打ち消し モーメントから生じる力を妨げるように働くことを特徴とする請求項11に記 載のアイス複合物本体。 13.側部と垂直から角度θで角度曲げされ、θは次式で定義され: HCtcDctanθ=Fi−Fw、 ここで、 HCは水床上の装甲層の最高点の高さであり; tcは装甲層と、もし存在すれば絶縁層の厚さであり; Dcは装甲層と、もし存在すれば絶縁層の平均密度であり; Fiはアイスの静岩圧により装甲層と、もし存在すれば絶縁層に加えられる 単位長さ当たりの平均力であり;及び Fwは周囲水の静水圧により装甲層と、もし存在すれば絶縁層に加えられる 単位長さ当たりの平均力である、 ことを特徴とする請求項12に記載のアイス複合物本体。 14.側部が垂直から角度θで角度曲げされ、次式: Fi−Fw−(HCtcDctanθ) は正であり、用語Fi、Fw、HC、tc、及びDcは請求項13におけると同様 に定義され、更に本体はあらゆる正味拡大力を阻止するために本体の対向 側部で装甲層を結合する引っ張り部材を更に含むことを特徴とする請求項12 に記載のアイス複合物本体。 15.側部が垂直から角度θで角度曲げされ、次式: Fi−Fw−(HCtcDctanθ) は負であり、用語Fi、Fw、HC、tc、及びDcは請求項13におけると同様 に定義され、更に本体はあらゆる正味圧縮力を阻止するために本体の対向側部 で装甲層を結合する圧縮部材を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の アイス複合物本体。 16.装甲層は若干の隣接する装甲層側部部材を含み、前記部材は水床の地形に応 じて異なる長さをもち、本体が水位に対して一定高さをもつようになしたこと を特徴とする請求項11から15の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 17.アイスコアが水床と共に水密シールを形成し、水床に直接隣接したアイスコ アの部分が装甲被覆をもたないことを特徴とする請求項11から16の何れか 1項に記載のアイス複合物本体。 18.シャフトがアイスコアを通して水床まで設けられて、作業が大気圧において 乾燥状態で水床で行われるようになすことを特徴とする請求項11から17の 何れか1項に記載のアイス複合物本体。 19.シャフトが人間と所望の機器を水床に収容するのに十分な大きさの直径をも つことを特徴とする請求項18に記載のアイス複合物本体。 20.アイスコアが全体的に前記装甲層内に包囲されることを特徴とする、水中又 は水上に置かれる浮動構造物の建造に使用するための請求項1から10の何れ か1項に記載のアイス複合物本体。 21.本体を水床に繋ぎ留めるための手段を更に備えたことを特徴とする請求項2 0に記載のアイス複合物本体。 22.本体は正の正味浮力をもつことを特徴とする請求項20又は21に記載のア イス複合物本体。 23.装甲層は二重外殻を含むことを特徴とする請求項20から22の何れか1項 に記載のアイス複合物本体。 24.装甲層に使用される材料は金属、石、コンクリート、鉄筋コンクリート、歴 青マカダム、タイル及びレンガから選択されることを特徴とする請求項1から 23の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 25.絶縁材料が空気、アイス、閉じ込められた水、石、土、コンクリート、鉄筋 コンクリート、絶縁性セメント、プラスチック発泡体、木材、木材ダスト、廃 棄紙、砂、処理した都市塵、織物繊維及び鉱物繊維から選択されることを特徴 とする請求項5又はその従属項の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 26.冷媒導管は装甲層又はもし存在すれば絶縁層中に一体に予成形されることを 特徴とする請求項1から25の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 27.冷媒導管は装甲層及びもし存在すれば絶縁層から分離して成形されることを 特徴とする請求項1から26の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 28.冷媒導管は本体用の内部補強部材として作用することを特徴とする請求項2 7に記載のアイス複合物本体。 29.アイスコアは凍結前に消イオン及び/又は脱ガスされた水から作られること を特徴とする請求項1から28の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 30.アイスコアは凍結前又は中に添加剤が添加された水から作られ、前記添加剤 は作られるときアイス密度を変えるのに有効であることを特徴とする請求項1 から29の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 31.アイスコアは凍結前又は中に添加剤が添加された水から作られ、前記添加剤 は作られるときアイス強度を増すのに有効であることを特徴とする請求項1か ら30の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 32.添加剤はゼラチン、置換(substitutions)が第一水酸基である長鎖炭化水素 、水素又はヒドロキシル結合基(hydroxyl binding radicals)をもつ長鎖ポリ 電解質(polyelectrolytes)から選択されることを特徴とする請求項30又は3 1に記載のアイス複合物本体。 33.添加剤が、金属繊維、セラミック繊維、ガラス繊維、鉱物繊維、プラスチッ ク又はポリマー繊維、カーボン繊維、ピート繊維、木材繊維、コンクリート、 砂、砂礫、コンクリート、石、プラスチック発泡体粒子、木材削り屑、サンド ダスト及びコンクリートから選択されることを特徴とする請求項30又は31 に記載のアイス複合物本体。 34.添加剤は凍結前又は中に水に添加されることを特徴とする請求項30から3 3の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 35.装甲層はモジュールセクションから作られ、アイスは前記セクションを合わ せて保持するための構造材料として使用されることを特徴とする請求項1から 34の何れか1項に記載のアイス複合物本体。 36.請求項1から35の何れか1項に記載のアイス複合物本体の建造に使用する ための装甲層材料の外殻。 37.装甲層の内部上に絶縁層を更に含むことを特徴とする請求項36に記載の外 殻。 38.冷媒導管を更に含むことを特徴とする請求項36又は37に記載の外殻。 39.スリップ成形又は連続置換シャッタリングの技法を用いる装甲被覆の外殻を 建造する工程を含む、請求項1から35の何れか1項に記載のアイス複合物本 体を建造する方法。 40.装甲被覆、冷媒導管及び必要に応じて絶縁層を含む外殻を建造し、前記外殻 に逆位置の状態で水を充填し、前記水を凍結させ、こうして形成された複合物 本体をそれを置くべき現場で逆さまにすることを特徴とする請求項1から35 の何れか1項に記載のアイス複合物本体を建造する方法。 41.平均周囲温度が水の凍結点より大きい環境で使用するための請求項1から3 5の何れか1項に記載のアイス複合物本体を建造する方法において、平均周囲 温度が水の凍結点より低い場所で前記アイスコアを凍結させ、引き続きアイス 複合物本体をそれを使用するべき環境に移送する工程を含むことを特徴とする 方法。 42.水を消イオン及び/又は脱ガスし、前記水を凍結させるためにその水を冷却 し、凍結前に水に請求項30から34の何れか1項に記載の添加剤を添加する 工程を含むことを特徴とする請求項1から35の何れか1項に記載のアイス複 合物本体を建造する方法。 43.アイスが曝される下面をもつ本体を下降させて水床に接触させ、アイスを十 分に冷凍させて前記下面を水床に結合させる工程を含むことを特徴とするアイ ス複合物本体を水床に定着させる方法。 44.本体が多孔質水床上へ下降させられ、そして冷凍によって、本体直下で水床 中に閉じ込められている水が凍結させられて、前記下面に結合させられること を特徴とする請求項43に記載の方法。 45.アイス複合物本体請求項1から35の何れか1項に記載のアイス複合物本体 を含む水中又は水上に設置するための固定又は浮動構造物。 46.橋、防波堤、土手道、ポンツーン、人口島、ダム、潮堰、波力堰、岸壁、風 力発電所又は航空機滑走路の形をなすときの請求項45に記載の構造物。 47.装甲被覆の頂面が道路面又は鉄道軌道を備えることを特徴とする請求項45 に記載の構造物。 48.実質上添付図1乃至13に示しかつこれらを参照して本文に記載したアイス 複合物本体。 49.実質上本文に記載したアイス複合物本体を建造する方法。 50.実質上本文に記載したアイス複合物本体を水床に定着する方法。 51.実質上添付図1乃至13に示しかつこれらを参照して本文に記載した水中又 は水上に設置するための固定又は浮動構造物。
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