JP2000508116A - 多層金属ポリマ構造を使用するrfトランス - Google Patents
多層金属ポリマ構造を使用するrfトランスInfo
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Abstract
(57)【要約】
コイル間の誘導性結合を増加すると同時にトランスのコイル間の容量性結合を低減する、コイル間に配置された誘電体材料と多層薄膜構造とを有する高周波用トランス。ガラスサブストレート201は、その上に被着形成された第1金属スパイラル301を有し、ポリマ絶縁体層601がその上に配置され第1金属スパイラルを包囲する。第2金属スパイラル701がポリマ層上に被着形成され、プロセスは次のポリマ材料の層へと継続する。異なる層の金属スパイラルの相互接続は、バイア902を有する選択的にエッチングされた溝を用いて行う。本発明は特にバルントランスに好適である。ポリマBCBを誘電体として使用することにより、マイクロウェーブ及びRF周波数を吸収することによる損失を極めて低くすると共に、この絶縁体はデバイスの各層間の誘導性結合を増加し容量性結合を大幅に低減する優れた特性を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
多層金属ポリマ構造を使用するRFトランス
本発明は、標準エッチング及び蒸着技法を使用する高周波用トランスに関する
。
高周波且つ機能集積回路の進歩により、相互接続及びパッケージング技術がシ
ステム性能を決定することとなった。従って、システムのデバイスの相互接続及
びパッケージングを改善することに焦点が当てられている。
RF(無線周波数)、マイクロ波及びミリ波技術では、システムの性能は種々の
方法により改善されている。本発明は、トランスに注目し、従来技術も、このト
ランスに焦点を当てることとする。そこで、トランス及びインダクタの最近の技
術は、薄膜技術に注力されている。トランスに応用される薄膜技術の基本は次の
通りである。一般に、誘電体サブストレートは、表面に被着形成された金属パタ
ーンを有し、トランスが必要とするインダクタを得ている。その後、誘電体層を
被着する。薄膜技術を使用して製造されたトランスは、サイドバイサイド(並置)
構造と共にマルチレベル(積層)構造の1次及び2次コイルを有するものが知られ
ている。トランスの設計におけるドライビングファクタはシステムのQである。
Qは電気回路のエネルギー変換効率の目安であり、トランス回路のQは次式で表
わされる。
Q=ωL/R
ここでωは角周波数であり、L及びRは夫々コイルの全インダクタンス及び抵
抗値である。上式から理解される如く、ωが一定であると仮定すると、Lをでき
る限り大きく、Rをできる限る小さくすることによりQは高くなる。
他のトランスと同様に、薄膜トランスでは、1次巻線又はコイル内の電流の時
間的変化が2次巻線に電流を誘導することとなる。この誘導電流は、2次コイル
の巻数に比例する。更に、1次巻線の巻数が多ければ多い程、1次コイルにより
生じる磁界の密度は高くなり、2次コイルに大きな電流を誘導することとなる。
従って、1次及び2次コイル間の相互インダクタンスにより電流を誘導するトラ
ンスでは、コイルの巻数が多ければ多い程、各コイルにより生じる磁界密度は高
く
なり、コイル間のインダクタンスも増加する。よって、コイル間の結合及び対応
するエネルギー変換も増加する。
L(インダクタンス)を増加するには、他のファクタと共に1次及び2次コイル
の巻数の増加が必要であり、これは多くの場合トランスの面積(エリア)を増加す
ることとなる。回路の各素子(エレメント)の占有面積を低減したい要求があるの
で、斯る面積の増加はキャパシタンスなどの寄生電気効果を増加して高連動作性
能を損なう作用をする。更に、インダクタンスを増加する為に巻数を増加すると
、導体の長さが増加し、抵抗が増加してQを低下することとなる。
従って、インダクタンスを増加し且つ抵抗を下げることにより高周波でQを最
適化するトランスの提供が好ましい。
薄膜技術に基づくトランスの例はイトーなどの発明による米国特許第5,42
0,558号に開示されている。この米国特許には、薄膜技術に基づく各種構造
のトランスが開示されている。しかし、この米国特許に開示されるトランスは、
コイル層間の誘電体材料として二酸化シリコン(SiO2)の使用を開示する。Si
O2は、製造できる厚さに限界があるので薄膜トランスの用途が限られる。
薄膜技法を用いると、SiO2は2ミクロンのオーダーの厚さに被着可能である
。これを超す厚さに二酸化シリコンを被着すると、膜に過度の機械的ストレスが
生じ、構造上の安定性に悪影響を生じる。絶縁体として二酸化シリコンを使用す
るこの欠点は、他の欠点と共に誘電率が比較的高く且つ上述した以上の厚さの層
が得られないことである。その為に、垂直に重ね合わせたトランスの異なる層の
トランス巻線間のキャパシタンス(静電容量)が誘電率に正比例し且つ巻線間の間
隔(即ち二酸化シリコン層の厚さ)に反比例する。トランスの用途では、トランス
のコイル間の磁気的結合を最適化するのが好ましく、容量性結合による電気的結
合は好ましくない。そこで、時間的に変化する電流を有するインダクタは、イン
トリンシック(真性)キャパシタンスを有し、このキャパシタンスが大きいと、そ
れが使用できる帯域幅は狭くなる、特にRFやマイクロ波では、容量性結合はイ
ンダクタと並列のキャパシタを有する等価回路となり、受動電子共振器を構成す
ることとなる。共振周波数で、このLC回路は放射を行い、損失を生じるので、
共振を避けるのが好ましい。
従って、インダクタンスやトランスの場合には、イントリンシックキャパシタ
ンスを可能な限り低減し、共振器の共振周波数を使用周波数外へ上げることによ
りトランスの使用可能帯域幅を広げるのが好ましい、トランスの容量性結合によ
る影響をできる限り低減する為に、異なるレベルのコイル間の距離(即ち絶縁体
の厚さ)を増加し且つ絶縁体の誘電率をできる限り低下するのが好ましい。従っ
て、必要とする小型化を図り且つ必要とするコイル間の誘導性結合を達成し、し
かもコイル間の容量性結合を排除するトランスが好ましい。
上述した高周波用トランスは、コイル間に配置される低誘導電率材料の多層薄
膜構造であり、トランスのコイル間の容量性結合を最小にする。
その為に、ガラス製サブストレート上に被着された第1の金属スパイラル(ら
旋状態)を有する。この被着形成後に、好ましくはベンゾシクロブタン(BCB)
であるポリマ絶縁体の層を被着し、第1金属スパイラルを封止(エンキャプスト
レート)する。次に、BCB層上に第2金属スパイラルを被着形成する。そして
BCB内に選択的に開口するバイアを介して必要な相互接続を行う。このBCB
により分離された複数の金属スパイラル製造工程及びバイアを介する必要な相互
接続を1次及び2次コイルが必要とする巻数に達するまで維続する。説明を簡単
にする為に、ここで説明するトランスは、サブストレート、第1金属コイル巻線
、第1ポリマ層、第2コイル巻線層、第3コイル巻線層及び第3ポリマ層の3層
の金属巻線を有するものとする。しかし、必要とする回路によって、層の数はこ
れより多くても少なくても良いことは明らかである。換言すると、この製造工程
は、他の回路及び構造にも適用可能である。
コイル間の誘電体として好ましくはBCBであるポリマを使用すると、RF及
びマイクロ波での吸収による低損失であり、しかもこの絶縁体は良好な誘導性結
合を行うと共に容量性結合を大幅に低減できるという機能上の効果を有する。更
に、このポリマはトランスの製造工程を容易且つ高信頼性とする。そこで、この
ポリマは、金属の被着を容易にするべく比較的スムーズであり且つ標準化してい
る大規模IC(LSI)製造工程により容易に製造可能である。
これら好ましい材料及び製造工程により得られるトランスは、極めて小型化が
可能であり、大規模製造が可能である。キャパシタンスなどの寄生素子の悪影響
は低減されるので、RF及びマイクロ波領域で動作するトランスが容易に実現で
きる。
本発明の目的の1つは、高周波、安価且つ小型のトランスを大量に製造できる
ようにすることである。
本発明の特徴はバイア(相互接続穴)により選択的に相互接続される多層垂直構
造トランスを有することである。
本発明の更に他の特徴は、トランス巻線間に大きな誘導性結合と小さい容量性
結合を有するトランスを有することである。
また、本発明の他の特徴は、トランスの絶縁体が高周波で低損失であることで
ある。
本発明の効果は、従来の製造技法に容易に適合できる材料で製造されるトラン
スを有することである。
次に、本発明の実施例を添付図を参照して説明する。
図1は、バルントランスの構成図である。
図2は、本発明により製造されたバルントランスの平面図である。
図3乃至図10は、本発明により製造されるトランスの順次選択された製造工
程を示す断面図である。
図11は、バルントランスを使用するミキサの回路図である。
上述した如く、本発明は、ポリマ誘電体を用い、多層製造技術により製造され
たトランスに関し、デバイスの寸法、価格及び信頼性において、利点を有し、大
規模での製造を容易にする。本発明に包含されるトランスに共通することは、垂
直に集層叉は集積された複数のコイルである多層デバイスを使用することである
。多層デバイスを使用するバルントランク、方向性カプラ、クアドラチャハイブ
リッド及びパワーデバイダ等が本発明に含まれることは明らかである。ここに開
示する本発明の特徴は、本発明の基本プロセスを提供して各種回路を得ることで
ある。即ち、金属ライン(線)、バイア、ボンドパッドその他必要な素子をここに
説
明する製造プロセスにより選択的に配置して、上述した高周波で使用可能な高誘
導性結合及び低容量性結合という利点を有するデバイスの製造を可能にする。
本発明の小型トランス回路は、好ましくは1mm2未満であって、単一のガラ
ス製サブストレートウェハ上に極めて大規模に製造可能である。
説明の便宜上、本発明の実施例であるバルントランスにつき説明する。上述の
如く、本発明は、他の用途もあり、従って例示としてバルンにつき説明する。こ
こで、所望トランスの回路は、スパイラル、バイア、ボンディングキャパシタな
どの回路素子を選択的に配置することにより得られる。明らかに、所望相互接続
を素子とバイアの選択配置により行い、本発明の開示発明に基づき本発明に包含
される回路が当業者には容易に製造できよう。典型的なバルントランスの回路図
を図1に示す。RF及びマイクロ波用バルントランスは、シングルエンド入力を
等振幅且つ逆極性の1対の差動出力に変換する為に使用される。その為に、シン
グルエンド入力端子101に電圧Vを印加すると、第1出力端子102に出力が
現われ、これと等振幅且つ逆極性の電圧が第2出力端子103に現れる。時間的
に変化する入力にあっては、出力端子102,103の出力は逆位相である。接
地(接地に対して0電位の基準端子)に対して不平衡である入力信号の場合、瞬時
出力平均電圧は0である。反対に、両出力端子102,103間に平行信号が印
加されると、入力端子には不平衡信号が現れることとなる。これが「バルン」の意
味である。バルントランスの用途は、ヘテロダイン受信機の如く他の用途にも適
用可能である。
次に図2を参照すると、本発明により製造されたバルントランスの平面図を示
す。ここで、入力ボンドパッド201、入力接地パッド202、出力接地パッド
203及び出力ボンドパッド204,205がサブストレートの表面に配置され
ている。図2のトランス巻線は、トランスの上層にあり、3個の巻線205,2
06及び207がトランスの下2層の巻線のすぐ上に配置される(従って見えな
い)。この構成により、所望巻数が得られ、インダクタンスが大きく、しかも電
流のクラウディングによりQを犠牲とすることがない。これ即ち、もし(スパイ
ラルの面を貫通する磁束がある領域において)コイルに開放領域があると、これ
に対応
してQの値が低下する。従って、寸法を低減する利点は、上述した理由でQの低
下とのかね合いで決めなければならない。最後に、巻数の増加はインダクタンス
を増加するのは事実であるが、両層間の容量性結合も増加するので、トランスの
自己共振周波数を下げることとなる。従って、巻数はインダクタンスの増加と、
容量性結合の増加とのかね合いで決めなければならない。
上述した事項の更に詳細は、1995年4月のマルチチップモジュールに関す
る国際会議の「マイクロウェーブ用多層金属化の処理及び電気的キャラクテライ
ゼーション」に記載されている。
図10は、図2の線X-X’に沿うトランスの断面図を示す。ここでトランス
巻線は1001乃至1011の3層として示され、バイア1012によりトラン
スの層間の相互接続を行う。
図3乃至図9を参照して、本発明のバルントランスの好適実施例の製造工程を
説明する。上に述べた如く、バルントランスは単なる例示にすぎず、他のトラン
スも可能であり、バルントランスを説明の便宜上一例として説明する。ガラスサ
ブストレートは好ましくはホウケイ酸(ボロシリケート)であり、約4.1の比誘
電率を有し、損失角はマイクロ波領域で約0.002のオーダーである。第1金
属層の細線の被着を助ける為に、アモルファス(非晶質)ガラスサブストレートを
研磨し、表面を平坦に仕上げる。図3はバルントランスのボンドパッド301と
キャパシタ302用の金属の被着を示す。本発明のすべての金属層は標準化され
たリフトオフ技法により製造され、金属のエッチングの必要性及びエッチングに
よるアンダーカットの欠点を排除する。このリフトオフ技法は、負のプロファイ
ルを有する適当なフォトレシストを使用し、標準的な蒸着(エバポレーション)技
法を用いて金属を被着する。フォトレシストの負のプロファイルは、レシストの
極性を反転してポストエキスポジャ(露光後)ベーキングを行うことにより得る。
蒸着した金属は、サブストレート表面に直交方向に被着されるので、レジストの
負のプロファイルにより、レジスト上の金属と、サブストレート上の金属との間
の破断を保証する。次に、レジスト上の金属をウェットジェットにより除去し、
レジストを除きサブストレート上にクリーンな金属パターンを残す。本発明のト
ラ
ンスの金属線は、幅25ミクロン厚さ2-5ミクロンのオーダーである。第1層
の金属層は、好ましくはTi-Pt-Au-Tiであり、ワイヤボンドパッド30
1、下側キャパシタ板302及びアンダパス導体に使用される。チタン(Ti)は
接着力の強化に使用され、ptは拡散バリヤとして使用され且つAuは標準ワイ
ヤボンディング工程とのコンバチビリティを保つ為に使用される。コイル巻線及
びキャパシタの上面板の好適金属はTi-Pt-Ag-Pt-Tiである。次善の材
料として銀(Ag)の代りに金(Au)を使用することができるが、これは製造コス
トの上昇を招く。更に、別の材料としては、上述の金属線に使用したものがある
。例えば、Cr-Cu-Crと同様TiW-Au-Tiw及びAlも本発明に含まれ
るものである。
図3に示す第1金属層を被着すると、好ましくは窒化シリコン(SiN)である
適当な誘電体401を被着する。図4に示す如く、SiN膜はキャパシタ302
の絶縁体及びクロスオーバー(被覆)として作用する。このSiN膜は、PECV
D(プラズマエンハンスドCVD)により300℃で被着形成される。その後、標
準のフォトリソグラフィ及びプラズマエッチング技法を用いて電気コンタクトを
必要とする場所にSiN膜401をエッチングする。第1金属層の完了後に、ト
ランスの第1層の金属トランス巻線501を上述の技法で実行する。
SiN膜の被着形成後に、ポリマ絶縁体の第1層601を被着する。この層6
01は好ましくはBCBであるが、感光性叉は非感光性ポリイミド等の他の材料
であってもよい。BCB層の被着形成後に、レベル相互間接続の為のバイア及び
ボンドパッド接続を行う。BCBの被着形成及びバイアエッチングを1993年
11月発光のIEEE Transactions Components,Hybrids and Manufacturing Techn
ology Vol.16,No.7のピー・チノイ及びジェームスタジェドッド著の「ベンゾシ
クロブタン誘電体を使用するマルサレベル相互接続のプロセス及びミクロウェブ
キャラクテライゼーション」及び1995年4月マルチチップモジュールに関す
る国際会議の「マイクロウェーブ用多層金属化のプロセス及び電気的キャラクテ
ライゼーション」に開示する技術ににより実行する。既に述べた如くBCB材料
は0・002の比較的低損失角を有し且つ比較的低い2.65のオーダーの誘
電率を有し、上述したトランスの利点を有する。BCB層は、3ミクロンの厚さ
に被着形成するのが好ましいが、この層は20ミクロンまでの厚さであっても良い
。更に、BCBは(約0.1%のオーダーの)低吸湿率を有し、上述したチノイ等
の記事中で述べた利点に加えて、環境により電気的特性が変化せず、水との反応
性が高い銀金属に匹敵する。最後に、本発明の範囲には2種のBCBが含まれる
ことに注目されたい。先ず、第1のバージョンは、感光性であり、バイア602
は直接露光してパターン形成でき、第2のバーションは非感光性であり、フォト
レシスト叉は金属マスクによりバイア602をプラズマエッチングする。前者は
製造が容易であり、後者は平面化が良好であり且つ厚くコーティングできる。平
面化が良好であると、より細い金属線が形成でき、層を厚くすると容量性結合が
低減可能である。本発明では、好適技法はポリマ、例えばBCBの下2層を感光
性として容易に製造可能とする一方、上層は好ましくはBCBの非感光性ポリマ
とし、トランスの全体構造をより平坦化する。
トランスの残りの層は、上述の技法を反復することにより行うことができる。
そこで、図7は第2層のトランス巻線701と金属化バイア303の完成した金属化(
メタライゼーション)を示す。図8に示す如く、BCB801の次の層を被着形
成してエッチングしてバイア802を得る。最後に、巻線901の第3層を図9
に示す如く被着形成し且つバイア902を金属化してBCB1013の最終層を
図10に示す如く被着形成し、バイア1014をエッチングする。金属化された
バイア303及び902を夫々層601及び801にエッチングし、トランス回
路が必要とするコイル巻線501,701及び901間の電気的接続を行う。バ
イア1014はワイヤボンドパッドを開きストリートを切ってウェハを個別ダイ
叉は回路にダイス叉は切断する。最後に、ガラスサブストレートの下面に金属被
着することによりトランスの接地面1015を形成する。
好適実施例であるバルントランスは次のようにして製造される。ボンドパッド
301とキャパシタ302の下面板は、SiNの被着層を有する。その後、コイ
ル巻線501とキャパシタ502の上面板及びクロスオーバー503を被着形成
する。これにより、トランスのV−出力103を形成する。更に、共振キャパシ
タが、コイル巻線501とクロスオーバー503がボンドパッド301とキャパ
シタ302の下面板と重なる部分に形成される。次に、金属コイル701を被着
形成して、バイア303を介して入力巻線を作る。
最後に、バイア402は、V+出力巻線102を形成する。図11は、トラン
シーバ回路でのバルントランスの典型使用例を示す。そこで、バルン1104は
シリコンショットキリングクァド1103に接続され、これは更に第2バルントラン
ス1101に接続される。
動作を説明すると、RF入力1102からの高周波信号が局部発信器1105
からのわずかに低周波と混合され、IF(中間周波数)出力1106において一連
のマルチプル周波数を取り出し且つフィルタして所望信号出力を取り出す。実際
には、ダイスしパッケージされたバルンがBCBの如き共通サブストレートに取
付けられ、必要に応じて共通サブストレート上の他の回路コンポーネント、能動
、受動デバイスに接続する。
以上、本発明を詳述したが、本発明の課題や精神を維持して種々の変形が可能
である。そこで、高周波で低損失であり、低容量性結合で、しかも大規模製造技
法に容易に適用できる他のポリマがある。これらも本発明に属すると解すべきで
ある。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,CN,C
Z,HU,JP,KR,MX,PL,RU,SG
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.サブストレート、該サブストレート上に被着形成された第1金属スパイラル 、前記サブストレート及び前記第1金属スパイラス上に被着形成された誘電体材 料層、及び該誘電体層上に被着された第2金属スパイラルを含み、前記第1及び 第2金属スパイラルは電気的に接続され、 前記誘電体層はポリマ絶縁体層であることを特徴とするトランス。 2.前記ポリマ絶縁体は、ベンゾシクロブタンであることを特徴とする請求項1 のトランス。 3.前記ポリマ絶縁体は、損失角約0.002及び誘電率約2.65であること を特徴とする請求項1のトランス。 4.前記誘電体層は、感光性ベンゾシクロブタンであり、更に非感光性ポリマ層 が前記ベンゾシクロブタン層上及び前記第2金属スパイラル上に被着形成されて いることを特徴とする請求項1のトランス。 5.前記金属スパイラル間の前記電気的相互接続は選択的に開口するバイアによ り行うことを特徴とする請求項1のトランス。 6.前記ポリマ絶縁体層は約2.65の誘電率を有することを特徴とする請求項 5のトランス。 7.前記ポリマ絶縁体は、約0.002の損失角を有する請求項1のトランス。 8.前記非感光性ポリマ層は前記第2コイルを実質的に包囲することを特徴とす る請求項4のトランス。
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