JP2000508529A - 抗真菌ポリペプチド及び植物病原性真菌を防除する方法 - Google Patents
抗真菌ポリペプチド及び植物病原性真菌を防除する方法Info
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Abstract
(57)【要約】
植物に対する真菌による被害を防除する抗真菌ポリペプチド、AlyAFPを提供する。該ポリペプチドをコードするDNAを、植物でコロニー形成する微生物又は植物を形質転換するためのベクター中にクローン化し、それによって植物上での真菌の増殖を阻害する方法を提供し得る。該ポリペプチドは、植物又は他の場所での有害な真菌の防除に用い得る組成物中に配合し得る。
Description
【発明の詳細な説明】
抗真菌ポリペプチド及び植物病原性真菌を防除する方法 発明の背景 発明の分野
本発明は、Alyssum属の植物の花から得ることができる抗真菌ポリペプ
チド、AlyAFP、及び該抗真菌ポリペプチドを用いて病原性真菌を防除する
方法に関する。該抗真菌ポリペプチドは、植物に直接適用したり、該ポリペプチ
ドを産生する微生物の形態で植物に適用したりすることができ、また、遺伝子操
作により該ポリペプチドを産生させるように植物自体を改変することもできる。
本発明はさらに、上記方法に有用なDNA配列、微生物、植物及び組成物に関す
る。関連技術の説明
種々の植物病原性真菌に対して抗真菌活性を示す多くの植物ポリペプチド及び
タンパク質が分離された〔Bowles(1990)Annu.Rev.Bio
chem.,59:873−907;Brearsら(1994)Agro−F
ood−Industry Hi−Tech.10−13〕。キチナー
ゼ、システインに富むキチン結合タンパク質、β−1,3−グルカナーゼ、(ゼ
アマチンを含めた)ペルマチン、チオニン、リボソーム不活化タンパク質、及び
非特異的脂質輸送タンパク質を含めた種々のクラスを包含するこれらの抗真菌ポ
リペプチド及びタンパク質は、真菌感染症に対する植物防御において重要な役割
を果たすと考えられる。
最近、別の植物タンパク質群が植物病原菌による感染との闘いにおいて防御物
質(defensin)としての機能を果たすことが知見された(PCT国際公開WO9
3/05153号)。ハツカダイコンの種子から分離されたシステインに富む2
種の小タンパク質、Rs−AFP1及びRs−AFP2は、該純粋タンパク質を
in vitroで抗真菌アッセイ媒体に加えると、多くの病原性真菌の増殖を
阻害することが知見された。Rs−AFP2タンパク質をコードする遺伝子を含
むトランスジェニックタバコ植物は、真菌による攻撃に対して非形質転換植物よ
りも耐性が高いことが知見された。
ハツカダイコンの種子に類似したタンパク質Rs−AFP2が、他の多くの植
物の種子から分離された〔PCT国際公開WO93/05153号;Broek
aertら(1995)
Plat Physiol.108:1353−1385〕。この群のタンパク
質は全てそのアミノ酸配列が類似しているが、特に植物細胞中の生理的条件に極
めて近似したアッセイ媒体中の種々の一価又はニ価塩の存在下では、種々の真菌
に対してそれぞれ抗真菌活性が異なる。ある種の抗真菌タンパク質の抗真菌活性
は、1mMのCaCl2及び50mMのKClの存在下では劇的に低下する〔T
errasら(1992)J.Biol.Chem.267:15301−15
309〕。遺伝子操作により植物の病気耐性を得る場合の抗真菌タンパク質の有
用性は、塩濃度に対する抗真菌活性の感受性に大きく影響を受け得る。というの
は、K+、Na+、Ca2+及びMg2+などの金属イオンは、正常な生理機能に必要
であり、従って植物細胞中に豊富に存在するからである。
植物病原菌の防除に天然タンパク質産物を用いる方法が、例えば、ヨーロッパ
特許出願第0392225号に示されている。
発明の要旨
本発明者は、植物病原性真菌及び他の真菌に対して広範な抗真菌活性を示す新
規なポリペプチド、AlyAFPを見出した。本発明は、1つの態様において、
配列番号2に示されているア
ミノ酸配列及びその生物学的機能同等物を含む分離抗真菌ポリペプチドを提供す
る。
AlyAFP又はその生物学的機能同等物は、植物から分離することもできる
し、直接化学合成や、微生物系、植物系及び動物系などの異種生物系における合
成、組織培養、細胞培養、又はin vitro翻訳法を含めた当業界で公知の
任意の適当な方法を用いて産生又は合成し得る。
さらに本発明は、本発明の抗真菌ポリペプチドをコードする分離DNA配列、
及び遺伝子構築物、並びにそのようなDNA配列を該配列によりコードされるポ
リペプチドを産生する宿主細胞中に挿入する方法も開示する。
本発明はさらに、本発明の抗真菌ポリペプチドをコードするDNAヌクレオチ
ド配列を用いて形質転換した微生物及び植物を提供する。
本発明は、本発明の抗真菌ポリペプチドを発現する形質転換植物、並びに該抗
真菌ポリペプチドと共に、他の抗真菌、抗細菌若しくは抗ウイルス性病因関連ペ
プチド、ポリペプチド又はタンパク質:殺虫タンパク質、例えば、Bacill
us thuringiensis(B.t.)タンパク質;及び植物
生産物若しくは植物の作物性能の品質改良に関与するタンパク質を共発現する植
物を提供する。植物中で複数種の抗真菌タンパク質を同時に共発現させることは
、真菌による被害の防除に1種以上の作用モードを利用するという点で有利であ
る。該共発現により、耐性菌株が発生する可能性が最小限になり、耐性の範囲が
広まり得ると共に、相乗作用的抗真菌作用が生じて耐性レベルが向上する可能性
がある。この点に関しては、例えば、WO92/17591号を参照されたい。
B.t.遺伝子を発現するように形質転換された植物の例は、1990年2月
12日にFischhoffらにより出願された米国特許出願第07/476,
661号に対応するヨーロッパ特許公開第0385962号に開示されている。
本発明のポリペプチドをコードするDNAと一緒に共発現され得るDNAの非
限定的例には、(1)酵素、例えば:(グルコースをグルコン酸に変換すると同
時に、植物病原菌に対する広範な耐性を付与する過酸化水素を産生する)グルコ
ースオキシダーゼ;ピルビン酸オキシダーゼ;オキシラートオキシダーゼ;コレ
ステロールオキシダーゼ;アミノ酸オキシダーゼ;及び一次若しくは二次基質と
して分子酸素を用いて過酸化水素を
含めたペルオキシダーゼを産生する他のオキシダーゼ;(2)病因関連タンパク
質、例えば:SAR8.2a及びSARB.2bタンパク質;酸性及び塩基性形
態のタバコ PR−1a、PR−1b、PR−1c、PR−1’、PR−2、P
R−3、PR−4、PR−5、PR−N、PR−O、PR−O’、PR−P、P
R−Q及びPR−Rタンパク質;タバコ塩基性キチナーゼ及びキュウリキチナー
ゼ/リソザイムなどのキチナーゼ;キュウリ塩基性ペルオキシダーゼなどのペル
オキシダーゼ;タバコ塩基性グルカナーゼなどのグルカナーゼ;オスモチン様タ
ンパタ質;(3)ウイルスキャプシドタンパタ質及び植物ウイルスのレプリカー
ゼ;(4)植物R−遺伝子(耐性遺伝子)、例えば:Arabidopsis
RPS2〔Bentら(1994)Science 265:1856−186
0〕〕、Arabidopsis RPM1〔Grantら(1995)Sci
ence 269:843−846〕、タバコ N−遺伝子及びN’−遺伝子〔
Whitmanら(1994)Cell 78:1101−1115〕、トマト
Cf−9〔Jonesら(1994)Science266:789−793
〕、アマL6〔Ellisら(1995)Proc.Natl.Ac
ad.Sci.U.S.A.92:4185〕、及びコメ Xa21〔Song
ら(1995)Science 270:1804−1806〕(これらの遺伝
子は、構成プロモーター、組織特異的プロモーター、又は真菌病原菌又は他の生
物学的若しくは化学的誘発物質により誘発され得るプロモーターを用いて発現さ
せ得る);(5)病原菌Avr遺伝子、例えば:Cladosporium f
luum Avr9〔Van DenAckervekenら(1992)Pl
ant J.2:359〕(該遺伝子は、病原菌又は化学的に誘発させ得るプロ
モーターを用いて発現させ得る);(6)安息香酸2−ヒドロキシラーゼなどの
サリチル酸生合成に関与する遺伝子〔Leonら(1995)Proc.Nat
l.Acad.Sci.USA 92:10413−10417〕をコードする
DNAが含まれる。
多くの刊行物が、真菌などの種々の微生物に対する耐性が高められたトランス
ジェニック植物を作出するために植物及び細菌のグルカナーゼ、キチナーゼ及び
リソザイムを用いることを検討している。該刊行物には、EP0292453号
、EP0290123号、WO88/00976号、米国特許第4,9
40,840号、WO90/07001号、EP0392225号、EP030
7841号、EP0332104号、EP0440304号、EP041869
5号、EP0448511号及びWO91/06312号が含まれる。オスモチ
ン様タンパク質の使用はWO91/19843号で検討されている。
上記の達成には、本発明の種々の態様に従って:
配列番号2に示されているアミノ酸配列を含む分離ポリペプチド;
該分離ポリペプチドをコードする分離DNA分子(該分子は、配列番号12に
示されているヌクレオチド配列を含むcDNA分子であってもよいし、あるいは
、配列番号12に示されているヌクレオチド配列の116〜269ヌクレオチド
を含むcDNA分子であってよい);
5’→3’方向に作動可能に結合した:
(a) 植物細胞中でRNA配列を生成させる機能を果たすプロモーター;
(b) 配列番号2に示されているアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードす
る構造コード配列;及び
(c) 植物細胞中で、転写終結及び前記RNA配列の3’末
端へのポリアデニル酸ヌクレオチドの付加を生起させる機能を果たす3’非翻訳
領域
を含む組換え二本鎖DNA分子が提供される。
上記DNA分子の構造コード配列は、配列番号12に示されているヌクレオチ
ド配列、又は配列番号12に示されているヌクレオチド配列の116〜269ヌ
クレオチドを含むcDNA分子であってよい。適切なプロモーター及び他の調節
配列を含む類似の組換え二本鎖DNA分子を、動物、真菌及び細菌の細胞中に導
入して、構造コード配列を発現する形質転換細胞を得てもよい。
上記DNA分子のプロモーターは、FMV 35Sプロモーター、CaMV
35Sプロモーター、ssRUBISCOプロモーター、EIF−4Aプロモー
ター、LTPプロモーター、アクチンプロモーター、又はユビキチンプロモータ
ーであってよい。
植物に対する真菌による被害を防除する方法は、配列番号2に示されているア
ミノ酸配列を含むか又は実質的に該配列からなる分離ポリペプチドを前記植物の
所在地に供給することを含む。真菌による被害は、Alternaria属;A
scoc
hyta属;Botrytis属;Cercospora属;Colletot
richum属;Diplodia属;Erysiphe属;Fusarium
属;Gaeumanomyces属;Helminthosporium属;M
acrophomina属;Nectria属;Peronospora属;P
homa属;Phymatotrichum属;Phytophthora属:
Plasmopara属;Podosphaera属;Puccinia属;P
uthium属;Pyrenophora属;Pyricularia属;Py
thium属;Rhizoctonia属;Scerotium属;Scler
otinia属;Septoria属;Thielaviopsis属;Unc
inula属;Venturia属;及びVerticillium属からなる
群から選択される真菌によって引き起こされ得る。上記方法において、分離ポリ
ペプチドは、抗真菌ポリペプチドを産生する微生物を植物でコロニー形成させる
か、該分離ポリペプチドを含む組成物を適用するか、又は植物細胞内で該ポリペ
プチドをコードするDNAを発現させることにより植物の所在地に供給し得る。
植物に対する真菌による被害を防除する方法は:
(a) 植物細胞のゲノム中に:
(i) 植物細胞中でRNA配列を生成させる機能を果たすプロモ
ーター;
(ii) 配列番号2に示されているアミノ酸配列を含むポリペプチ
ドをコードする構造コード配列;
(iii) 植物細胞中で、転写終結及びRNA配列の3’末端への
ポリアデニル酸ヌクレオチドの付加を生起させる機能を果たす3’非翻訳領域
を含む組換え二本鎖DNA分子をに挿入するステップ;
(b) 形質転換植物細胞を得るステップ;及び
(c) 前記形質転換植物細胞から、細胞が抗真菌有効量の前記ポリペプチドを
発現する遺伝子操作により形質転換された植物を再生するステップ
を含む。
上記方法において、構造コード配列は、配列番号12に示されているヌクレオ
チド配列、又は配列番号12に示されているヌクレオチド配列の116〜269
ヌクレオチドを含み得る。プロモーターは、FMV 35Sプロモーター、Ca
MV 35Sプロモーター、ssRUBISCOプロモーター、EIF−
4Aプロモーター、LTPプロモーター、アクチンプロモーター、又はユビキチ
ンプロモーターであってよい。
細胞が抗真菌有効量のポリペプチドを含む植物は、配列番号2に示されている
アミノ酸配列を含む。
上記植物は:
(a) 植物細胞のゲノム中に:
(i) 植物細胞中でRNA配列を生成させる機能を果たすプロモ
ーター;
(ii) 配列番号2に示されているアミノ酸配列を含むポリペプチ
ドをコードする構造コード配列;
(iii) 前記植物細胞中で、転写終結及び前記RNA配列の3’
末端へのポリアデニル酸ヌクレオチドの付加を生起させる機能を果たす3’非翻
訳領域
を含む組換え二本鎖DNA分子を挿入するステップ;
(b) 形質転換植物細胞を得るステップ;及び
(c) 前記形質転換植物細胞から、細胞が抗真菌有効量の前記ポリペプチドを
発現する遺伝子操作により形質転換された植物を再生するステップ
を含む方法により作出し得る。
上記方法に用いられる構造コード配列は、配列番号12に示されているヌクレ
オチド配列、又は配列番号12に示されているヌクレオチド配列の116〜26
9ヌクレオチドを含み得る。
さらに、該植物のゲノムは、抗真菌性のペプチド、ポリペプチド又はタンパク
質をコードする1種以上の他のDNA分子を含み得、該DNA分子は形質を発現
し、該分子によりコードされる抗真菌有効量の前記ペプチド、ポリペプチド又は
タンパク質を産生する。該DNA分子はさらにB.t.内毒素をコードするDN
Aを含み得、該DNAは形質発現して、抗昆虫有効量のB.t.内毒素を産生す
る。植物は、リンゴ、オオムギ、ブロッコリ、キャベツ、カノラ、ニンジン、柑
橘類、トウモロコシ、ワタ、ニンニク、オートムギ、タマネギ、観賞植物、エン
ドウ、ラッカセイ、コショウ、ジャガイモ、コメ、ライムギ、モロコシ、ダイズ
、イチゴ、テンサイ、サトウギビ、トマト、蔓植物及びコムギからなる群から選
択し得る。本発明はさらに、該植物によって生産されるジャガイモ種子(seedpi
ece)を包含する。
有害な真菌と闘う方法は、有害な真菌を、配列番号12に示されているアミノ
酸配列を含む抗真菌有効量の分離ポリペプチ
ドと接触させることを含む。
抗真菌組成物は、配列番号2に示されているアミノ酸配列を含む抗真菌有効量
の分離ポリペプチドと許容し得る担体とを含む。該抗真菌組成物は、病原性真菌
の増殖の阻止や死滅化に用い得る。該組成物は、例えば、Winnacker−
Kuchler(1986)Chemical Technology,第4版
,第7巻,Hanser Verlag,Munich;van Falken
berg(1972−1973)Pesticide Formulation
s,第2版,Marcel Dekker,N.Y.;及びK.Martens
(1979)Spray Drying Handbook,第3版,G.Go
odwin,Ltd.,Londonに記載の方法などの慣用法に従って製剤し
得る。担体、不活性物質、界面活性剤、溶媒及び他の添加剤などの必要な製剤助
剤も当業界では周知であり、例えば、Watkins,Handbook of
Insecticide Dust Diluents and Carri
ers,第2版,Darland Books,Caldwell,N.J.及
びWinnacker−Kuchler(1986)Chemical Tec
hnology,
第4版,第7巻、Hanser Verlag,Munichに記載されている
。これらの製剤を用いて、本発明の抗真菌ポリペプチドと、他の農薬活性物質、
肥料及び/又は生長調節剤などとの混合物を完成製剤又はタンクミックスの形態
で製造することも可能である。
本発明で企図されている抗真菌組成物には、本発明の抗真菌ポリペプチドを産
生し得且つ植物の根及び/又は葉でコロニー形成し得る細菌細胞や真菌細胞など
の宿主細胞形態のものも含まれる。この方法で用い得る細菌細胞の例には、Ag
robacterium、Arthrobacter、Azospyrillu
m、Clavibacter、Escherichia、Psuedomona
s、Rhicobacteriumなどの菌株が含まれる。
本発明の抗真菌ポリペプチドと組み合わせ得る多くの慣用の真菌抗生物質及び
化学殺真菌剤が当業界で公知であり、Worthington及びWalker
(1983)The Pesticide Manual,第7版,Briti
sh Crop Protection Councilに記載されている。該
物質には、例えば、ポリオキシン、ニコマイシン、カル
ボキシアミド、芳香族炭水化物、カルボキシン、モルホリン、ステロール生合成
阻害剤及び有機リン化合物が含まれる。本発明の抗真菌ポリペプチドと組み合わ
せて製剤し得る他の有効成分には、例えば、殺虫剤、誘引剤、殺菌剤、殺ダニ剤
、殺線虫剤及び除草剤が含まれる。米国特許第5,421,839号には、本発
明の抗真菌ポリペプチドなどの物質と組み合わせて製剤し得る多くの活性物質に
ついての包括的概説が記載されている。
本発明の抗真菌ポリペプチドは、単独で用いる場合でも、他の活性物質と組み
合わせて用いる場合でも、約0.1μg/m1〜約100mg/mlの範囲、好
ましくは、約5μg/ml〜約5mg/mlの範囲の濃度、約3.0〜約9.0
の範囲のpHで適用するのが望ましい。そのような組成物は、例えば、約1mM
〜1M、好ましくは、約10mM〜100mM、より好ましくは、約15mM〜
50mMのリン酸緩衝液を用いて緩衝し得る。低緩衝液濃度の場合、イオン強度
を増大させるために、塩、好ましくはNaClを、約1mM〜約1Mの範囲、よ
り好ましくは約10mM〜約100mMの範囲で添加するのが望ましい。
本発明の他の適用範囲は、以下の詳細な説明及び添付図面を参照すれば明らか
になろう。しかし、詳細な説明及び特定の実施例は、本発明の好ましい実施態様
を示すものであり、例として記載されているに過ぎないことを理解されたい。と
いうのは、当業者が該詳細な説明を読めば、本発明の精神及び範囲内で種々の修
正及び改変が明らかになると考えられるからである。
図面の簡単な説明
本発明の上記及び他の目的並びに利点は、添付図面を参照して記載されている
以下の詳細な説明からより良く理解されよう。これらは全て例として記載されて
いるに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
図面に示されているプラスミドマップに共通のDNAフラグメントは:AMP
:アンピシリン耐性;ori−pUC:pUCプラスミド由来の複製起源;LA
C:Lac Z遺伝子の部分配列;p−e35S:プロモーター e35S;H
SP70イントロン:トウモロコシ由来の熱ショックタンパク質70のイントロ
ン;NOS3’:Agrobacterium Tiプラスミドのノパリン合成
(nos)遺伝子の3’非翻訳領域;ori−M13:M13ファージ複製起源
;Spc/
Str:細菌スペクチノマイシン/ストレプトマイシン耐性遺伝子;p−FMV
:ゴマノハグサモザイクウイルス35Sプロモーター;EPSPS/CTP2:
Arabidopsis 5−エノールピルビル−3−ホスホシキミ酸シンター
ゼ遺伝子(EPSPS)由来の葉緑体転移ペプチド;CP4 syn:合成細菌
グリホス酸耐性CP4 5−エノールピルビル−3−ホスホシキミ酸シンターゼ
(EPSPS)遺伝子;E93’:エンドウ ssRUBISCO E9遺伝子
の3’非翻訳領域;PetHSP70−リーダー:ペチュニア熱ショックタンパ
タ質70遺伝子の5’非翻訳リーダー配列;ori−322:pUC322複製
起源である。
図1は、AlyAFPのcDNAヌクレオチド配列及び推定アミノ酸配列を示
している。三角形は成熟AlyAFPポリペプチドの開始部分を示している。下
線を付したアミノ酸配列はシグナルペプチドを示している。二重下線を付した配
列は、予想polyAシグナル配列を示している。アスタリスクは停止コドンを
示す。
図2は、AlyAFP、Rs−AFP1及びRs−AFP2のアミノ酸配列の
多重比較である。三角形は、成熟AlyAF
P及びRs−AFP1ポリペプチドの開始部分を示している。下線を付したアミ
ノ酸配列はシグナルペプチド(Rs−AFP2のシグナルペプチドは決定されて
いない)を示しており、アスタリスクは3種のペプチド間の相違部分を示してい
る。
図3はpMON23317の物理マップである。
図4はpMON22652の物理マップである。
図5はpMON22575の物理マップである。
図6はpMON22655の物理マップである。
図7はpMON17227の物理マップである。
図8はpMON22657の物理マップである。
図9はpMON22634の物理マップである。
図10はpMON22635の物理マップである。
図11は、表3のデータに対応する棒グラフであり、AlyAFP cDNA
を発現するトランスジェニックジャガイモ植物について行ったVerticil
lium立ち枯れ病テストの結果を示している。
発明の詳細な説明
以下の発明の詳細な説明は、本発明の実施に際して当業者を支援するために提
供されている。例えそうであっても、本明細
書に記載されている実施態様の変更や変異形は本発明の精神又は範囲から逸脱せ
ずに当業者が実施し得るものであるから、以下の詳細な説明は本発明を不適当に
限定するものと解釈してはならない。
本明細書に引用されている参考文献を含めた本明細書に記載の各参考文献の内
容は、その全体を参照として本明細書に組み込むものとする。定義
本明細書に用いられている用語「抗真菌ポリペプチド」とは、抗真菌特性を有
する、即ち、真菌細胞の増殖を阻害するか、真菌細胞を死滅化させるか、又は胞
子の生長、胞子形成及び交配などの真菌生活環の段階を乱したり、遅らせたりす
るポリペプチドを指す。
農業的文脈において、語句「真菌による被害と闘う、又は該被害を防除する」
とは、真菌病原菌による感染に起因する作物に対する被害を減少させることを指
す。より一般的な意味では、該語句は、任意の特定の場所において有害な真菌の
存在によって引き起こされる有害作用を減少させることを指す。
用語「構造コード配列」とは、細胞によって産生されるペプ
チド、ポリペプチド又はタンパク質をコードするDNA配列を指し、該構造コー
ド配列はメッセンジャーRNA(mRNA)に転写され、次いで、該mRNAが
目的のペプチド、ポリペプチド又はタンパク質産物に翻訳される。
本発明の方法は、種々の態様で実施し得る。上記方法のいずれかに従って産生
された本発明の抗真菌ポリペプチドは、担体又は当業界で公知の他の抗真菌物質
を含めた他の添加物と混合して植物に直接適用し得る。あるいは、該ポリペプチ
ドを、植物に適用し得る細菌又は酵母細胞により発現させることもできる。慣用
法を用い、抗真菌ポリペプチドをコードするDNAを含むように植物細胞を形質
転換してもよい。該ポリペプチドは、構造的に、組織特異的に、又は真菌病原菌
に対して植物を暴露することにより発現し得る。
本発明は、特定の態様において、種々の異なる植物病原性真菌に対して強力な
抗真菌活性を示す、配列番号2に示されている配列を有するポリペプチドの使用
を包含する。
抗真菌ポリペプチドのアミノ酸配列は、直接配列決定、及びそのクローン化c
DNAの翻訳により決定された。該抗真菌ポリペプチドは、他の植物防御物質と
部分的に相同である、即ち、
部分配列同一性を有するが、そのアミノ酸残基の10%以上は他のどの植物防御
物質とも異なっている。さらに、該ポリペプチドの抗真菌活性は、特に生理的濃
度の無機カチオンの存在下にアッセイした場合、最も緊密な関連を有する植物防
御物質(Rs−AFP1及びRs−AFP2)よりも著しく高い。AlyAFP
のアミノ酸配列とRs−AFP1及びRs−AFP2のアミノ酸配列を比較する
多重図が図2に示されている。
本発明はさらに、真菌病原菌に対する耐性を植物細胞に付与する関連DNA配
列の同定に有用な組換えプラスミド、形質転換微生物、プローブ及びプライマー
を製造するため、及びそのそのような真菌病原菌に対して耐性を有するトランス
ジェニック植物を作出するための、本明細書に開示のDNA配列又はその生物学
的機能同等物のいずれかの使用を包含する。
さらに本発明は、本明細書に開示されているDNA配列又はその生物学的機能
同等物を用いて、植物細胞及び植物に真菌病原菌に対する耐性を付与する方法を
包含する。
上述のように、本発明の抗真菌ポリペプチドは、広範な活性を提供するように
、即ち、他の病原体の防除及び/又は同一真菌病原菌の防除に対して多重作用モ
ードを提供するように、抗
真菌活性を示す他のペプチド、ポリペプチド及びタンパク質を含めた他の抗真菌
物質と組み合わせて用い得る。そのような他の抗真菌物質の例としては、キチナ
ーゼ、システインに富むキチン結合タンパク質、β−1,3−グルカナーゼ、(
ゼアマチンを含む)ペルマチン、チオニン、リボソーム不活化タンパク質及び非
特異的脂質輸送タンパク質が挙げられる。
そのような抗真菌ポリペプチド及びタンパク質源には、Arabidopsi
s、オオムギ、ブロッコリ、キャベツ、カノラ、ニンジン、トウモロコシ、ニン
ニク、タマネギ、エンドウ、コショウ、ジャガイモ、コメ、ダイズ、テンサイ、
タバコ、トマト及びコムギなどの植物;Aspergillus、Penici
llum、Streptomyces、Alternaria(Alterna
ria brassicola;Alternaria solani);As
cochyta(Ascochyta pisi);Botrytis(Bot
rytis cinerea);Cercospora(Cercospora
kikuchii;Cercospora zaea−maydis);Co
lletotrichum(Colletotrichum linderma
chianu
m);Diplodia(Diplodia maydis);Erysiph
e(Erisiphe graminis f.sp.graminis;Er
ysiphe graminis f.sp.hordei);Fusariu
m(Fusarium nivale:Fusarium oxysporum
;Fusarium graminearum;Fusarium culmo
rum;Fusarium solani;Fusarium moniiif
orme;Fusarium roseum);Gaeumanomyces(
Gaeumanomyces graminis f.sp.tritici)
;Helminthosporium(Helminthosporium t
urcicum;Helminthosporium carbonum;He
lminthosporium maydis);Macrophomina(
Macrophomina phaseolina;Maganaporthe
grisea);Nectria(Nectria heamatococc
a);Peronospora(Peronospora manshuric
a;Pernospora tabacina);Phoma(Phom
a betae);Phymatotrichum(Phymatotrich
um omnivorum);Phytophthora(Phytophth
ora cinnamomi;Phytophtora cactrum;Ph
ytophthora phaseoli;Phytophthorapara
sitica;Phytophthora citrophthora;Phy
tophthora megasperma f.sp.sojae;Phyt
ophthora infestans);Plasmopara(Plasm
opara viticola);Podosphaera(Podospha
era leucotricha);Puccinia(Puccinia s
orghi;Pucciniastriiformis;Puccinia g
raminis f.sp.tritici;Puccinia asparr
agi;Puccinia recondita;Puccinia arac
hidis);Puthium(Puthium aphanidermatu
m);Pyrenophora(Pyrenophora triticire
pentens);Pyricularia(Pyriculari
a oryzae);Pythium(Pythium ultimum);R
hizoctonia(Rhizoctonia solani;Rhizoc
tonia ceralis);Scerotium(Scerotium r
olfsii);Scierotinia(Scierotinia scie
rotiorum);Septoria(Septoria lycopers
ici;Septoria glycines;Septoria nodor
um;Septoria tritici);Thielaviopsis(T
hielaviopsis basicola);Uncinula(Unsi
nula necator);Venturia(Venturia inae
qualis);及びVerticillium(Verticillium
dahliae;Verticillium albo−atrum)などの微
生物;並びに他の非植物有機体が含まれる。
本発明は、以下の説明的、非限定的実施例からより良く理解されるであろう。実施例1 AlyAFPの分子量 ゲル電気泳動
最初に、Laemmli、Nature 227:680−685(1970
年)の方法により電気泳動でAlyAFPの分子量を測定した。450mMTr
is−HCl(pH8.45)、12%グリセロール、4%SDS、0.06%
Coomasie BlueGおよび0.0025%フェノールレッド(カリフ
ォルニア州、サンディエゴ(San Diego、CA)のNovex)を含有
する変性サンプル緩衝液にポリペプチドを溶解させ、10分間煮沸して、そして
125V定電圧で、2時間、100mMTris、100mMトリシンおよび1
%SDSを含有する電気泳動緩衝液中の16%Tricineゲル(カリフォル
ニア州、サンディエゴ(San Diego、CA)のNovex)中で電気泳
動を行った。銀染色(マサチューセッツ州、ナティック(Natick、MA)
のIntegrated Separation Systems)は、およそ
6kDaの分子量を示すバンドを示した。陽性イオンエレクトロスプレイ質量分析法による質量分析
Scobleらによる、「マイタロシーケンスのためのタンパク質およびペプ
チド精製についての実施指針(A Practical Guide to P
rotein and Peptide Purification for
Microsequencing)」、P.Matsudaira編、Acad
emic Press,Inc.、サンディエゴ(San Diego)、12
5−153頁(1993年)に記載のとおり、陽性イオンエレクトロスプレイ質
量分析法により、AlyAFPを質量分析した。
観察された天然ポリペプチドの分子量は、5,657ダルトンであった。トリプシン断片の分析
StoneおよびWilliams(「マイクロシーケンスのためのタンパク
質およびペプチド精製についての実施指針(A Practical Guid
e to Protein and Peptide Purificatio
n for Microsequencing)」、P.Matsudaira
編、Academic Press,Inc.、サ
ンディエゴ(San Diego)、43−69頁(1993年))の方法によ
り、抗菌ポリペプチドを還元し、カルボキシメチル化し、そしてトリプシンで消
化した。
そのタンパク質のアミノ酸配列を決定するために、トリプシン断片の分子量を
測定するキャピラリー液体クロマトグラフィー/質量分析法によって、トリプシ
ンの消化物を分析した。
ポリペプチドのトリプシン断片の1つは、PCT出願第WO93/05153
号に開示されたRs−AFP1のC末端トリプシン断片と同じ分子量と同じ溶出
時間を示し、2つのポリペプチドが同じC末端を共有することを示した。他のポ
リペプチドトリプシン断片ペプチドの分子量で、Rs−AFP1のものに一致す
るものはなく、これによって、本発明のペプチドはRs−AFP1とは異なるこ
とを示す。この点について図2を注目されたい。
実施例2 AlyAFPのアミノ酸配列
AlyAFPのアミノ酸配列を決定するために、精製ポリペプチド(質量分析
データに基づいて98%より高い純度)を、8mMジチオスレイトールを含有す
る8M尿素中で変性させた。
Stoneら、「マイクロシーケンスのためのタンパク質およびペプチド精製に
ついての実施指針(A Practical Guide to Protei
n and Peptide Purification for Micro
sequencing)」、P.Matsudaira編、Academic
Press,Inc.、サンディエゴ(San Diego)、55−56頁(
1993年)に記載のS−カルボキシメチル化によって、システイン残基を修飾
した。1000の分子量排除を示す膜を用いて、蒸留水で透析することによって
、試薬を除去した。Applied Biosystemsのモデル470Aタ
ンパクシーケネーター(コネチカット州、ノールウォーク(Norwalk,C
T)のApplied Biosystems)で、自動化エドマン分解を行っ
た。Applied Biosystemsモデル120PTH分析機を使用し
て、オンライン形態での逆相分析によってそれぞれのPTH−アミノ酸誘導体を
同定した。
ポリペプチドのN−末端シーケンスは、位置10、44、45および46にア
ンビギュアスコールを示す、配列番号:1に示される49アミノ酸を同定した。
トリプシン断片の質量分析
から得られた情報(実施例1)は、これらの未決定のアミノ酸残基は、位置10
ではトリプトファン、位置44−45−46ではシステイン−イソロイシン−シ
ステイン、そして50番目と最終の位置ではシステインにちがいないことを示し
た。
成熟AlyAFPポリペプチドの完全なアミノ酸配列は、配列番号:2に示さ
れる。
実施例3 AlyAFPの生物利用能
AlyAFPの抗菌活性は、菌類の菌糸成長の50%阻害(IC50)を起こす
ために必要とされるμg/mlでの濃度として表現することができる。菌の菌糸
成長阻害百分率は、ポリペプチドサンプルの代わりに緩衝液が添加された対照培
養基での平均菌糸長で割った試験サンプル培養基での平均菌糸長の比を100%
として定義される。
AlyAFPの抗菌活性は、倒立顕微鏡下、このポリペプチドの存在下で、多
くの異なる菌類の菌糸長の阻害を測定することによって決定される。二倍強度の
試験培養基50μl中で、試験に使用された菌類により、5から15時間、菌類
の胞子(2ラ104胞子/ml)を発芽させた。最終一次強度アッセイ培養
基は、K2HPO4(2.5mM)、MgSO4(50μM)、CaCl2(50μ
M)、FeSO4(5μM)、CoCl2(0.1μM)、CuSO4(0.1μ
M)、Na2MoO4(2μM)、H3BO3(0.5μM)、KI(0.1μM)
、ZnSO4(0.5μM)、MnSO4(0.1μM)、グルコース(10g/
l)、アスパラギン(1g/l)、メチオニン(20mg/l)、ミオ−イノシ
トール(2mg/l)、ビオチン(0.2mg/l)、チアミン−HCl(1m
g/l)、およびピリドキシン−HCl(0.2mg/l)を含有した。陽イオ
ンの拮抗効果での試験については、CaCl2およびKClを、それそれ、1m
Mと50mMの最終濃度まで添加した。この塩補足培養基は、「高塩培養基」に
該当し、そして元の培養基は、「低塩培養基」に該当する。胞子を発芽させた後
、蒸留水中のポリペプチド50μlの濾過殺菌溶液を、発芽胞子を含有する試験
ウエルに添加し、その混合液を15から24時間、24℃でインキュベートした
。AlyAFPは、0から80μg/mlの範囲の濃度で試験して、IC50値を
測定した。ポリペプチド濃度は、Pierce(イリノイ州、ロックフォード(
Rockford、IL))から入手のBCAタンパク質アッセイキットを用い
て測定した。
表1は、小麦ヘッドスカブ(scab)の原因病原体であるFusarium
culmorum(フサリウム・クルモラム)およびジャガイモでの初期死の
原因病原体であるVerticillium dahliae(ベルチシリウム
・ダヒリアエ)に対するAlyAFPの抗菌活性を示す。
表1
AlyAFPの抗菌活性
表1のデータは、AlyAFPが、大麦、トウモロコシ、綿、エンバク、ジャ
ガイモ、大豆、トマト、および小麦を含む多くの作物植物に疾病を起こすFus
arium(フサリウム)およびVerticillium(ベルチシリウム)
に対する強力な抗菌活性を示すことを例示する。このポリペプチドの抗菌活性は
、PCT出願第WO93/05153号で開示された他の抗菌ペプチドでの活性
に比較して、アッセイ培養基に存在する塩の拮抗効果にそれほど感受性を示さな
い。菌類の菌糸成長
の50%阻害(IC50)を起こすのに必要とされるμl/mlでの濃度は、Al
yAFPをコードするDNAを用いて形質転換された植物で実際に達成できる。
これらのIC50値は、多くの市販殺菌剤の値の範囲に入り、そして植物の感染部
位でこの抗菌ペプチドを使用する利用性を示す。
表2でのデータは、本発明のポリペプチドの抗菌活性を、PCT出願第WO9
3/051553号で開示されたRs−AFP1およびRs−AFP2と比較す
る。
表2
AlyAFP、Rs−AFP1
およびRs−AFP2の抗菌活性の比較
これらのデータは、低塩および高塩条件下でのF.culmorum(エフ.
クルモラム)のAlyAFPの活性が、Rs−AFP1およびRs−AFP2の
活性と類似することを例示する。一方、V.dahliae(ブイ.ダヒリアエ
)におけるこのポリペプチドの活性は、高塩条件下でのRs−AFP1およびR
s−AFP2の活性より際立って大きい。
AlyAFPおよびその生物学的に機能性の同等なものは、以下の属および種
から選択される菌の制御に使用することかできる:
Alternaria(アルターナリア)(Alternaria brass
icola(アルターナリア・ブラシコラ);
Alternaria solani(アルターナリア・ソラニ))、
Ascochyta(アスコキタ)(Ascochyta pisi(アスコキ
タ・ピシ));
Botrytis(ボトリチス)(Botrytis cinerea(ボトリ
チス・シネレア))、
Cercospora(セルコスポラ)(Cercospora kikuch
ii(セルコスポラ・キクチイ);Cerc
ospora zaea−maydis(セルコスポラ・ザエアーマイジス))
、
Colletotrichum(コレトトリチュム)(Colletotric
hum lindemuthianum(コレトトリチュム・リンデムチアヌム
))、
Diplodia(ディプロディア)(Diplodia maydis(ディ
プロディア・マイジス))、
Erysiphe(エリシフェ)(Erysiphe graminis f.
sp.graminis(エリシフェ・グラミニス・エフ.エスピー.グラミニ
ス)、Erysiphe graminis f.sp.hordei(エリシ
フェ・グラミニス・エフ.エスピー.ホルデイ))、
Fusarium(フサリウム)(Fusarium nivale(フサリウ
ム・ニバレ)、Fusarium oxysporum(フサリウム・オキシス
ポラム)、Fusarium graminearum(フサリウム・グラミネ
アラム)、Fusarium culmorum(フサリウム・クルモラム)、
Fusarium solani(フサリウム・ソラニ)、Fusarium
moniliforme(フサリウム・モ
ニリフォルム)、Fusarium roseum(フサリウム・ロゼウム))
、
Gaeumanomyces(ガエウマノマイセス)(Gaeumanomyc
es graminis f.sp.tritici(ガエウマノマイセス・グ
ラミニス・エフ.エスピトリチシ))、
Helminthosporium(ヘルミントスポリウム)(Helmint
hosporium turcicum(ヘルミントスポリウム・ツルシカム)
、Helminthosporium carbonum(ヘルミントスポリウ
ム・カルボナム)、Helminthosporium maydis(ヘルミ
ントスポリウム・マイジス))、
Macrophomina(マクロフォミナ)(Macrophomina p
haseolina(マクロフォミナ・ファセオリナ)、Macrophomi
na grisea(マクロフォミナ・グリセア))、
Nectria(ネクトリア)(Nectria heamatococca(
ネクトリア・ヘマトコッカ))、
Peronospora(ペロノスポラ)(Peronosp
ora manshurica(ペロノスポラ・マンシュリカ)、Perono
spora tabacina(ペロノスポラ・タバシナ))、
Phoma(フォーマ)(Phoma betae(フォーマ・ベタエ))、
Phymatotrichum(フィマトトリクム)(Phymatotric
hum omnivorum(フィマトトリクム・オムニボラム))、
Phytophthora(フィトフソラ)(phytophthora ci
nnamomi(フィトフソラ・シナモミ)、Phytophthora ca
ctorum(フィトフソラ・カクトラム)、Phytophthora ph
aseoli(フィトフソラ・ファセオリ)、Phytophthora pa
rasitica(フィトフソラ・パラシチカ)、Phytophthora
citrophthora(フィトフソラ・シトロフソラ)、phytopht
hora megasperma f.sp.sojae(フィトフソラ・メガ
スペルマ・エフ.エスピー.ソジャエ)、phytophthora infe
stans(フィトフソラ・インフェスタ
ンス))、
Plasmopara(プラスモパラ)(Plasmopara vitico
la(プラスモパラ・ビチコラ))、
Podosphaera(ポドスファエラ)(Podosphaera leu
cotricha(ポドスファエラ・リュコトリカ))、
Puccinia(プキニア)(Puccinia sorghi(プキニア・
ソルギ)、Puccinia striiformis(プキニア・ストリフォ
ルミス)、Puccinia graminis f.sp.tritici(
プキニア・グラミニス・エフ.エスピー.トリチシ)、Puccinia as
paragi(プキニア・アスパラギ)、Puccinia recondit
a(プキニア・レコンジタ)、Puccinia arachidis(プキニ
ア・アラキジス))、
Puthium(プチウム)(Puthium aphanidermatum
(プチウム・アファニデルマツム))、
Pyrenophora(ピレノフオラ) (Pyrenophora trit
ici−repentens(ピレノフォ
ラ・トリチシ−レペンテンス))、
Pyricularia(ピリタラリア)(Pyricularia oryz
ae(ピリクラリア・オリザエ))、
Pythium(ピチウム)(Pythium ultimum(ピチウム・ウ
ルチマム))、
Rhizoctonia(リゾクトニア)(Rhizoctonia sola
ni(リゾクトニア・ソラニ)、Rhizoctonia cerealis(
リゾクトニア・セレアリス))、
Scerotium(セロチウム)(Scerotium rolfsii(セ
ロチウム・ロルフシ))、
Sclerotinia(スクレロチニア)(Sclerotinia scl
erotiorum(スクレロチニア・スクレロチオルム))、
Septoria(セプトリア)(Septoria lycopersici
(セプトリア・リコペルシチ)、Septoria glycines(セプト
リア・グリシネス)、Septoria nodorum(セプトリア・ノドル
ム)、Septoria tritici(セプトリア・トリチシ))、
Thielaviopsis(チエラビオプシス)(Thielaviopsi
s basicola(チエラビオプシス・バシコラ)、
Uncinula(ウンシヌラ)(Uncinula necator(ウンシ
ヌラ・ネカトル))、
Venturia(ベンツリア)(Venturia inaequalis(
ベンツリア・イナエクアリス))、
Verticillium(ベルチシリウム)(Verticillium d
ahliae(ベルチシリウム・ダヒリアエ)、Verticillium a
lbo−atrum(ベルチシリウム・アルボ−アツルム))。
実施例4 AlyAFPをコードするcDNAのクローニング mRNA単離
Bio101Inc.(カリフォルニア州、ラホラ(La Jolla,CA
))から入手のRNaideプラスキットを用い、製造業者により示唆されたプ
ロトコールにしたがって、地域苗床で購入したAlyssum(アリスム)植物
の花から総RNAを製造した。Celanoら、BioTechniqu
es 15巻:27−28頁(1993年)に記載のとおり、オリゴ(dt)セ
ルロース(メリーランド州、ゲイサーズバーグ(Gaithersburg,M
D)のGIBCO BRL/Life Technologies)を使用して
、ポリアデニル化RNAを単離した。cDNAクローニング
5RACEキット(メリーランド州、ゲイサーズバーグ(Gaithersb
urg,MD)のGIBCO BRL/Life Technologies)
を使用して、ポリペプチドcDNAの5領域をクローニングした。オリゴ−dT
プライマーを使用して、逆転写によって、ポリアデニル化RNAから第一鎖cD
NAを発生させた。RNaseH1消化およびスピンカートリッジ分離によって
mRNA鎖を除去した後、製造業者によって推奨される条件下で、末端デオキシ
ヌタレオチドトランスフェラーゼを使用して、ポリ−C尾部を、一本鎖cDNA
に付加した。GeneAmp DNA増幅試薬キット(Perkin Elme
r Cetus)、および製造業者によって推奨される反応条件を用いたPCR
によって、ポリペプチドcDNAの5領域を増幅した。増幅のために使用された
2つのプ
ライマーは、1)アンチセンス配向で、ポリペプチド配列のC末端でアミノ酸に
作られた混合オリゴヌクレオチド35−マー(24の縮重、クローニング部位と
して14ヌクレオチド、および遺伝子特異性として21ヌクレオチド。配列番号
:3)および2)cDNAのポリ−C尾部にアニールするオリゴ−dGプライマ
ー(配列番号:4)であった。アガロースゲル電気泳動によりPCR反応産物を
分析し、そして約250bpの単一バンドが、完全反応混合物に存在したが、1
つのプライマーのみを含む対照反応混合物には存在しなかった。このバンドをゲ
ルから切り取り、そしてUltrafree−MC遠心分離濾過ユニット(マサ
チューセッツ州、ベッドフォード(Bedford,MA)のMillipor
e)を使用してDNAを単離した。DNA断片をBamH1で消化し、プラスミ
ドpGEM11Zf(+)(ウィスコンシン州、マディソン(Madison、
WI)のpromega)にクローニングし、そしてPRISM Ready
Reaction DyeDeoxyターミネーターサイクルシーケンスキット
(Applied Biosystems)を用いて、Applied Bio
systemsから入手の373DNAシーケンサー収縮モデル
で、挿入物をシーケンスした。配列は、配列番号:5に示される。
以下のとおり、ポリペプチドcDNAの3領域をクローニングした。Gene
Amp DNA増幅試薬キット(Perkin Elmer Cetus)、お
よび製造業者によって推奨される反応条件を用いたPCRによるポリペプチドc
DNAの3部分の増幅のためのテンプレートとして5RACEについて生成され
た第一鎖cDNAを使用した。増幅のために使用された2つのプライマーは、1
)ポリペプチド配列のアミノ酸位置13から19に作られた混合オリゴヌクレオ
チド34−マー(クローニング部位として14ヌクレオチド、および遺伝子特異
性として20ヌクレオチド、16の縮重、配列番号:6)、および2)cDNA
のポリ−(A+)尾部にアニールするオリゴ−dTプライマー(配列番号:7)
であった。アガロースゲル電気泳動によりPCR反応産物を分析し、約300b
pの単一バンドが、完全反応混合物に存在したが、1つのプライマーのみを含む
対照反応混合物には存在しなかった。このバンドをゲルから切り取り、Ultr
afree−MC遠心分離濾過ユニット(Millipore)を使用してDN
Aを単離した。
DNA断片をBamH1で消化し、プラスミドpGEM11Zf(+)にクロー
ニングし、PRISM Ready Reaction DyeDeoxyター
ミネーターサイクルシーケンスキット(Applied Biosystems
)を用いて、Applied Biosystemsから入手の373DNAシ
ーケンサー収縮モデルで、挿入配列をシーケンスした。配列は、配列番号:8に
示される。
ポリペプチドcDNAの5領域及び3領域は、114ヌクレオチドで重なり、
これら2つの領域の組合せは、全長ポリペプチドcDNAの配列(配列番号:9
)を提供する。
図1に示されるとおり、抗菌ポリペプチドcDNAは、52bpの5リーダー
配列、79アミノ酸ポリペプチドのための240bp開放読取り枠コーディング
、および170bpからポリ(A+)尾部までの3猪「翻訳領域をコードする。
推論ポリペプチド(図1)は、29アミノ酸の推定シグナルペプチド(図1で下
線)および50アミノ酸の成熟ポリペプチドから構成され、質量分析法および直
接アミノ酸シーケンスにより、決定される配列に一致する(実施例1および2)
。検出シグナルペプチド切断部位の付近でのアミノ酸配列は、Rs−AFP1の
も
のと類似し(図2参照)、そして実際の切断は、アラニンとアルギニンの間、す
なわち図1での矢印で起こる。生じる未封鎖N−末端は、Rs−AFP1のもの
と比較して本発明のポリペプチドの優れた抗菌活性が観察されることの一因とな
りうる。
クローニングの簡便さのため、ポリペプチドcDNAのコーディング領域を含
むcDNA断片の末端にPCRによって、制限部位を遺伝子操作した。収められ
たEco R1およびBam HI制限部位を有するポリペプチドの開始コドン
(ATG)の上流の5遺伝子特定プライマー14bp(配列番号:10)、およ
び収められたEco R1およびBam HT制限部位を有する終結コドン(T
AA)後の3遺伝子特定プライマー(配列番号:11)を使用して、上述のとお
り、mRNAsの逆転写によって作られたcDNAからcDNA断片を増幅した
。PCR増幅断片は、配列番号:12に示される。
このPCR産物を、264bpBamHI断片として、トウモロコシの実のH
sp70イントロンを有するE35Sプロモーターを含有する先に構築したE.
coli(イー.コリ)カセットベクターpMON23317(図3)のBam
HI部位にサブクローニングして、pMON22652を作った(図4)。
nos遺伝子の3非翻訳ポリアデニル化配列は、ターミネーターとして供された
。ベクターも、イントロンとターミネーター配列の間の多重リンカー部位、プロ
モーターおよびターミネーター配列の前後のNOtI部位、およびアンピシリン
制限遺伝子を含む。BamHIクローニング部位の50bp上流のHSP70イ
ントロンの配列に作られたプライマー(配列番号:13)を使用して、pMON
22652中のcDNA挿入物をシーケンスした。このcDNA挿入物の配列は
、配列番号:14で示され、正しい転写配向にあり、その推論アミノ酸配列(配
列番号:15)は、直接アミノ酸配列分析によって得られるポリペプチドのもの
(配列番号:2と比較)に一致する。
天然に生じる突然変異タンパク質およびその変異体を含めたAlyAFPをコ
ードする遺伝子は、おそらく様々な植物種のゲノムに存在する。これらの遺伝子
は、従来の分子生物学的方法により、これらの植物種の染色体DNAから単離す
ることができる。例えば、染色体DNAライブラリーは、当業者に公知の方法(
Sambrookら、分子クローニング:実験室マニュアル(Molecula
r Cloning:A Laboratory Manual)、Cold
Spring
Harbor Press)ニューヨーク、コールド・スプリング・ハーバー(
Cold Spring Harbor、N.Y.)、(1989年))を用い
て、バクテリオファージベクターλEMBL3およびλgt10、コスミド、ま
たはプラスミドのようなベクターで構築することができる。AlyAFPのもの
と同じかまたは類似の抗菌活性を示すポリペプチドをコードする遺伝子は、染色
体DNAまたは染色体DNAライブラリーで行われるPCRによって、またはゲ
ノムDNAライブラリーのプローブ・ハイブリダイゼーションによって単離でき
る。PCRのためのプライマーおよびハイブリダイゼーションスクリーニングの
ためのプローブは、配列番号:12で示されたポリペプチドcDNAのヌクレオ
チド配列に基づいて設計することができる。プライマーは、プライマー−ダイマ
ー形成を避けるために、それらの3末端に自己相補配列も、相補的な配列も有す
べきでない。プライマーは、制限部位を含むことができる。プライマーは、DN
Aにアニールされ、そして十分なサイクルのPCRが行われて、ゲル電気泳動お
よび染色によって十分に視覚化された産物を生じる。プライマーは、一般に少な
くとも16ヌクレオチド長で、特に少なくとも20ヌクレオチド長、
好ましくは少なくとも24ヌクレオチド長、そしてより好ましくは少なくとも2
8ヌクレオチド長である。このようなプライマーは、抗菌ポリペプチド、または
AlyAFPと同じかまたは類似の抗菌活性を示すタンパク質をコードする遺伝
子を特異的にプライミングする能力がある。増幅断片を精製し、適切なベクター
に挿入し、そして当業者に公知の従来の手段によって繁殖できる。
実施例5 AlAFPに生物学的に、機能的に同等なペプチド、ポリペプチド、およびタン パク質
本発明は、酸性または塩基性塩の形態でまたは中性の形態でありうる、配列番
号:2で示されるアミノ酸配列を示すポリペプチドのみならず、生物学的に機能
性の同等なペプチド、ポリペプチドおよびタンパク質も包含する。語句「生物学
的に機能性の同等なペプチド、ポリペプチドおよびタンパク質」は、AlyAF
Pに配列類似性を示す配列または部分を含むペプチド、ポリペプチドおよびタン
パク質を示し、本明細書に記載されるとおり、このポリペプチドのものと同じか
または類似の抗菌活性を示す。基礎ポリペプチド配列中の保存アミノ酸改変を含むペプチド、ポリペプチドおよ びタンパク質
生物学的に、機能的にAlyAFPに同等なペプチド、ポリペプチドおよびタ
ンパク質は、配列番号:2に示される基礎配列に保存アミノ酸改変を含むアミノ
酸配列を包含する。このようなアミノ酸配列で、基礎配列中の1つまたはそれ以
上のアミノ酸は、別のアミノ酸に置換えられ、すなわち、その負荷および極性は
天然のアミノ酸のものに類似し、結果として、保存アミノ酸置換はサイレント改
変になる。
基礎ポリペプチド配列内のアミノ酸の置換は、天然に生じるアミノ酸が属する
クラスの他の構成物から選択できる。アミノ酸は、以下の4つの群:(1)酸性
アミノ酸;(2)塩基性アミノ酸;(3)中性の極性アミノ酸;および(4)中
性の非極性アミノ酸に分けることができる。これらの種々の群の代表的アミノ酸
としては、それに限定されないが、(1)アスパラギン酸およびグルタミン酸の
ような酸性(陰性に荷電された)アミノ酸;(2)アルギニン、ヒスチジンおよ
びリシンのような塩基性(陽性に荷電された)アミノ酸;(3)グリシン、セリ
ン、スレオニン、シテイン、シスチン、チロシン、アスパラギ
ン、およびグルタミンのような中性の極性アミノ酸;(4)アラニン、ロイシン
、イソロイシン、バリン、プロリン、フェニルアラニン、トリプトファン、およ
びメチオニンのような中性の非極性(疎水性)アミノ酸が挙げられる。
基礎ポリペプチド配列内の保存アミノ酸改変は、これらの基1つ中の1つのア
ミノ酸を、同じ基内の他のアミノ酸に置換することによって作ることができる。
生物学的に機能性の同等なAlyAFPは、10またはそれより少ない保存アミ
ノ酸改変、さらに好ましくは7またはそれより少ない保存アミノ酸改変、そして
最も好ましくは5またはそれより少ない保存アミノ酸改変を示すことができる。
したがって、コーディングヌクレオチド配列(遺伝子、プラスミドDNA、cD
NAまたは合成DNA)は、対応の塩基置換が、AlyAFPの生物学的に機能
性の同等な形態についてコードするのを可能にさせる。
ここに熟慮され、生物学的に機能性の同等なペプチド、ポリペプチドおよびタ
ンパク質は、基礎AlyAFPアミノ酸配列内の配列または対応の部分に、約7
0%またはそれより多くの配列類似性、好ましくは約80%またはそれより多く
の配列類似性、そして最も好ましくは約90%またはそれより多くの配
列類似性を保有する。AlyAFPの断片および変異体
本発明の抗菌ポリペプチドは、好ましくは配列番号:2に示されるアミノ酸配
列を包含する一方で、抗菌ポリペプチドのものと同じかまたは類似する抗菌活性
を保有するこの配列の断片および変異体も、本発明に包含される。AlyAFPの断片
AlyAFPの断片は、1つまたはそれ以上のアミノ酸がN末端、C末端、ペ
プチドの中央、またはそれらの組合せから欠失される不完全な形態でありうる。
これらの断片は、AlyAFPの天然に生じるかまたは合成の突然変異体であり
、AlyAFPの抗菌活性を保持する。AlyAFPの変異体
AlyAFPの変異体は、1つまたはそれ以上のアミノ酸が、天然配列に挿入
された形態を包含する。これらの変異体は、AlyAFPの天然に生じるかまた
は合成の突然変異体であることもでき、AlyAFPの抗菌活性を保持する。
前述の、すなわちアミノ酸欠失および付加の両方を含む抗菌ペプチドの形態の
組合せも、本発明に包含される。アミノ酸置
換も、同様にそこに存在しうる。
本発明により包含されるAlyAFPの断片および変異体は、配列番号:2:
に示されるアミノ酸配列を有する天然に生じるAlyAFPの対応領域に対して
、好ましくは約70%またはそれより多くの配列類似性、さらに好ましくは約8
0%またはそれより多くの配列類似性、そして最も好ましくは約90%またはそ
れより多くの配列類似性を保有する。AlyAFPに対して生じた抗体と反応するペプチド、ポリペプチドおよびタン パク質
生物学的に機能性の同等な形態のAlyAFPも、AlyAFPに対して生じ
た抗体と反応、すなわち特異的に結合するペプチド、ポリペプチドおよびタンパ
ク質を包含し、そしてこのポリペプチドと同じかまたは類似する抗菌活性を示す
。このような抗体は、ポリクローナルまたはモノクローナル抗体でありうる。AlyAFPの生物学的に機能性の同等の他の形態
本発明に有用な生物学的に機能性の同等のその他の形態は、配列番号:2に示
されるアミノ酸配列を示すAlyAFPのものと比較して、同じ、類似またはそ
れより大きい抗菌活性を示
す融合産物を形成する他のペプチド、ポリペプチド、またはタンパク質とともに
、このポリペプチドの接合体、または上記のそれらの生物学的に機能性の同等物
を包含する。このようなペプチド、ポリペプチドおよびタンパク質の例は、「発
明の要旨」で検討された。
実施例6 AlyAFPをコードするcDNA配列に生物学的に機能性の同等なヌクレオチ ド配列
本発明は、配列番号:12に示されるcDNA配列のみならず、生物学的に機
能性の同等なヌタレオチド配列をも包含する。語句「生物学的に機能性の同等な
ヌクレオチド配列」は、AlyAFPと同じかまたは類似する抗菌活性を示すペ
プチド、ポリペプチドおよびタンパク質をコードする、ゲノムDNA、プラスミ
ドDNA、cDNA、合成DNAおよびmRNAヌクレオチド配列を含めたDN
AsおよびRNAsを示す。すなわち、それらが発現されるために、機能的に監
視できる方法で宿主細胞に導入されるとき、それらが、そのような細胞に菌類病
原体に耐性を付与するのに十分なレベルで抗菌活性を示すペプチド、ポリペプチ
ド、またはタンパク質を生成する。AlyAFPでアミノ酸改変をコードするヌクレオチド配列
本発明の生物学的に機能性の同等なヌクレオチド配列は、基礎AlyAFPア
ミノ酸配列内の保存アミノ酸改変をコードし、そこにサイレント改変を生じるヌ
クレオチド配列を包含する。このようなヌクレオチド配列は、野生型AlyAF
Pをコードするヌクレオチド配列と比較した対応の塩基置換を含む。塩基置換、付加または欠失を含むヌクレオチド配列
基礎AlyAFPペプチド配列内の保存アミノ酸改変をコードするヌクレオチ
ド配列に付加して、本発明の生物学的に機能性の同等なヌタレオチド配列は、他
の塩基置換、付加または欠失を含むヌクレオチド配列を包含する。これらは、配
列番号:12のcDNAに含まれたものと同じ遺伝的遺伝子情報を有する核酸を
包含し、宿主細胞および植物に対して、AlyAFPと同じかまたは類似の抗菌
耐性を付与するペプチド、ポリペプチド、またはタンパク質をコードする。この
ようなヌクレオチド配列は、配列番号:12に示されるcDNAの「遺伝的に同
等な修飾形態」であり、そして本明細書に記載される方法によって同定できる。
AlyAFPをコードするcDNA、プラスミドDNA、ゲ
ノムDNA、合成DNA、または他の核酸で作られる突然変異は、好ましくはコ
ーディング配列の読取り枠を保存する。さらに、これらの突然変異は、好ましく
はハイブリダイズして、mRNA翻訳に逆効果を及ぼすループまたはヘヤピンの
ような二次mRNA構造を生成する可能性のある相補領域を作り出さない。
突然変異部位は、予め決定できるが、本質的に突然変異の特性を予め決定する
必要はない。例えば、所定の部位での突然変異体の最適な特徴について選択する
ために、標的コドンで、ランダム突然変異誘発を行うことができる。
代わりに、突然変異配列を含むオリゴヌクレオチドを合成することによって特
定の位置に、突然変異を導入し、天然のAlyAFP cDNA配列の断片にラ
イゲーションする能力のある制限部位によって隣接できる。ライゲーションに続
いて、生じた再構築ヌクレオチド配列は、所望のアミノ酸挿入、置換または欠失
を示すAlyAFPの誘導体形態をコードする。
いずれの場合にも、発現突然変異体は、例えば、実施例3で記載された方法に
よって、所望の抗菌活性についてスクリーニングできる。
配列番号:12のcDNAの有用な遺伝的に同等な修飾形態の特定の実施例と
しては、配列番号:12のcDNAに、高レベルの相同性、すなわち配列同一性
を示すヌクレオチド配列を示すDNAsが挙げられる。これは、約70%または
それより多くの配列同一性、さらに好ましくは約80%またはそれより多くの配
列同一性、そして最も好ましくは約90%またはそれより多くの配列同一性から
、配列番号:12のcDNAまたはその対応部分までの範囲にありうる。
このような遺伝的に同等な修飾形態は、従来のDNA−DNAまたはDNA−
RNAハイブリダイゼーション技術(Sambrookら、分子クローニング:
実験室マニュアル(Molecular Cloning:A Laborat
ory Manual)、第2版、Cold Spring Harbor p
ress、ニューヨーク、コールド・スプリング・ハーバー(Cold Spr
ing Harbor、N.Y.)、(1989年))を使用して、またはポリ
メラーゼ連鎖反応(PCR)法を使用した増幅によって十分に単離できる。これら
の形態は、そのような病原体に通常は感受性のある植物細胞に従来の形質転換技
術術によって誘導されるときの菌類病原体に対
する耐性を付与する能力を保有する。AlyAFPの断片および変異体をコードするヌクレオチド配列
実施例5で検討されたAlyAFPの断片および変異体は、cDNA、プラス
ミドDNA、ゲノムDNA、合成DNAまたはmRNAによってコードすること
ができる。これらの核酸は、AlyAFPをコードする配列番号:12に示され
るヌクレオチド配列を示すcDNAの対応の領域または部分に、またはそれらに
対応するmRNA対して、約70%またはそれより大きい配列類似性、好ましく
は約80%またはそれより大きい配列類似性、そして最も好ましくは約90%ま
たはそれより大きい配列類似性を保有する。
本発明で、配列番号:12に示される核酸ヌクレオチド配列を示すAlyAF
PのcDNAに生物学的に機能性の同等な核酸としては:
(1)部分的ヌクレオチド欠失、挿入、付加等のような天然または人工的な突然
変異のいずれかによって改変された長さを示し、したがって配列番号:12の全
長を、100%としたとき、生物学的に機能性の同等な配列は、配列番号:12
の60
−120%、好ましくはその80−110%の長さを有するDNAs、または
(2)部分的な(通常全長の20%またはそれより小さな、好ましくは10%ま
たはそれより小さな、さらに好ましくは5%またはそれより小さな)天然または
人工突然変異を含み、したがって、そのような配列は様々なアミノ酸をコードす
るが、生じたポリペプチドは、AlyAFPの抗菌活性を保持するヌクレオチド
配列、が挙げられる。この方法で作製された突然変異DNAsは、通常、配列番
号:12のヌクレオチド配列によってコードされたAlyAFPのアミノ酸配列
(配列番号:2)に対して、約70%またはそれより大きい、好ましくは約80
%またはそれより大きい、そしてさらに好ましくは約90%またはそれより大き
い配列同一性を示すポリペプチドをコードする。
本発明では、人工的突然変異を作り出すために使用される方法は、特に限定さ
れず、そのような突然変異は、当業者に公知のあらゆる方法によって製造するこ
とができる。
例えば、AlyAFPのcDNAまたは遺伝子は、適切なDNA断片を挿入ま
たは欠失させるために適切な制限酵素で処理し、適切なアミノ酸読取り枠を保存
することができる。制限エ
ンドヌクレアーゼ処理に続いて、消化DNAを処理して、あらゆるオーバーハン
グを満たし、そしてDNAを再ライゲートすることができる。
天然AlyAFPcDNAまたはゲノム配列の断片をライゲーションすること
ができる制限部位に隣接した突然変異配列を含むオリゴヌクレオチドを合成する
ことによって、突然変異も特定の位置に導入できる。ライゲーションに続いて、
生じた再構築配列は、所望のアミノ酸挿入、置換または欠失を示す誘導体をコー
ドする。
代わりに、オリゴヌタレオチドー部位特異的またはセグメント特異的突然変異
誘発手段は、所望される置換、欠失または挿入によって改変された特定コドンを
示す改変cDNAまたはゲノムDNA配列を生成するのに使用できる。
上で記載された改変を作製する実施方法は、Ausubelら、「分子生物学
における最新プロトコール(Current Protocols in Mo
lecular Biology)」、John Wiley & Sons,
Inc.(1995年);Bauerら、Gene 37:73(1985年)
;Craik、BioTechniquies3:12−
19(1985年);Frits Ecksteinら、Nucleic Ac
ids Research 10:648 7−6497(1982年);Sa
mbrookら、分子クローニング:実験室マニュアル(Molecular
Cloning:A Laboratory Manual)、第2版、Col
d Spring Harbor Press、ニューヨーク、コールド・スプ
リング・ハーバー(Cold Spring Harbor、N.Y.)、(1
989年);Smithら、「遺伝子操作での:原理および方法(In Gen
etic Engineering:Principles and Meth
ods)」、Setowら編、Plenum Press、ニューヨーク、1−
32頁(1981年);Osunaら、Microbiologyにおける重要
な検討(Critical Reviews)、20:107−116(199
4年);およびWalderら、Gene42:133(1986年)。これら
の方法のいずれかによって製造されたここで開示されたcDNA配列に対する生
物学的に機能性の同等な物は、コードされたペプチド、ポリペプチド、またはタ
ンパク質をアッセイすることにより、そのために実施例3に記載され
る技術を使用して、選択することができる。AlyAFPに対して生じた抗体と反応するペプチド、ポリペプチド、およびタ ンパク質をコードするヌクレオチド配列
AlyAFPをコードする生物学的に機能性の同等な形態のcDNAは、Al
yAFPに対して生じた抗体と反応、つまり特異的に結合し、そしてこのポリペ
プチドと同じか、類似の抗菌抗体を示すペプチド、ポリペプチド、およびタンパ
ク質をコードするヌクレオチド配列を包含する。このような抗体は、ポリクロー
ナルまたはモノクローナル抗体でありうる。遺伝的に縮重したヌクレオチド配列
遺伝子コードの縮重、すなわちタンパク質に天然に生じるアミノ酸のほとんど
は1つ以上のコドンが存在するために、本発明のcDNAと基本的に同じ遺伝子
情報を含み、そして配列番号:12のヌクレオチド配列によってコードされたも
のと実質的に同じアミノ酸配列をコードする他のDNA(およびRNA)配列は
、本発明を実行するのに使用できる。この原理は、ここで検討された他のヌクレ
オチド配列のいずれとも同様に使用する。特定の宿主細胞で発現を増強するために設計された合成DNA配列
本発明の生物学的に機能性の同等な形態のcDNAとしては、特定の宿主細胞
での発現を増強するために設計された合成DNAsも挙げられる。宿主細胞は、
しばしば好ましいパターンのコドン使用を示す(Murrayら、Nucl.A
cids.Res.17:477−498(1989年))。したがって、特定
の宿主での発現を増強するために設計された合成DNAsは、宿主細胞でのコド
ン使用のパターンに反映を及ぼす。
本発明で、配列の類似性または同一性は、配列分析ソフトウエアーパッケージ
(Genetics Computer Group.Inc.、WI 537
11、MadisonのUniVerSity of Wisconsin B
iotechnology Center)の「BestFit」または「Ga
p」プログラムを使用して測定できる。融合形態のAlyAFPをコードするヌクレオチド配列
本発明に有用な配列番号:12の、他の生物学的に機能性のある同等な形態の
cDNAとしては、「発明の要約」で検討されたものおよび実施例5にあるもの
のような、修飾して、他の
ペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質との複合体をコードし、そのによりこ
れと融合産物をコードするものが挙げられる。ハイブリダイゼーションにより検出される生物学的に機能性のある同等な形態の AlyAFPcDNA
AlyAFPをコードするヌクレオチド配列の具体例は、配列番号:12に示
されるが、本発明は、配列番号:12の配列にハイブリダイズするヌクレオチド
配列、およびその相補的配列、およびAlyAFPのものと同じかまたは類似の
抗菌活性を示すペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質についての発現でコー
ドするものをも包含すると解釈すべきである。このようなヌクレオチド配列は、
好ましくは、高緊縮性に促進する条件下で配列番号:12またはその相補的配列
にハイブリダイズする(Sambrookら、「分子クローニング:実験室マニ
ュアル(Molecular Cloning:A Laboratory M
anual)」、第2版、Cold Spring Harbor Press
、ニューヨーク、コールド・スプリング・ハーバー(Cold Spring
Harbor、N.Y.)、(1989年)を参照の事)。実施条件としては、
ハイブリダイゼーションを可能にする十分な時間(例え
ば、数時間から一晩)、55℃で、6×SSC、5×デンハート溶液、100μ
l/ml新鮮精子DNA、0.1%SDS中での初期ハイブリダイゼーション、
続いて室温で、2×SSC、0.1%SDSで、各々15分間2回、そして55
℃で、0.5−1×SSC、0.1%SDSで、各々15分間2回洗浄し、続い
て自動ラジオグラフィーにかけることが挙げられる。一般的に、核酸分子は、5
5℃で、好ましくは60℃で、そしてより好ましくは65℃で、ハイブリダイゼ
ーション混合液を、少なくとも1回、0.1×SSCで洗浄したときにハイブリ
ダイズする能力がある。
本発明は、上述のものに同等な塩および温度条件で、配列番号:12のcDN
Aにハイブリダイズするヌクレオチド配列、そしてここに開示されたAlyAF
Pのものと同じかまたは類似の抗菌活性を示すペプチド、ポリペプチドまたはタ
ンパク質についての発現でコードするものをも包含する。
上で記述されたヌクレオチド配列は、それらが、約±25%まで、またはそれ
より少なくAlyAFPのものと異なる抗菌効果を示すペプチド、ポリペプチド
またはタンパク質をコードする場合、AlyAFPをコードする配列番号:12
のものに
生物学的機能性の実質的に同等なものを保有すると見なされる。ゲノムプローブおよびPCRプライマー ゲノムプローブ
もう一つの態様で、本発明は、AlyAFPのものと同じかまたは類似する抗
菌活性を示すペプチド、ポリペプチドおよびタンパク質をコードするDNA配列
に関してゲノムおよび他の核酸ライブラリーをスクリーニングするのに有用なオ
リゴヌクレオチド・ハイブリダイゼーションプローブを提供し、そのプローブは
、ここに供された配列に基づいて設計することができる。このようなプローブは
、長さ約16から約28ヌクレオチド、一般に長さ約16ヌクレオチド、さらに
典型的には長さ約20ヌクレオチド、好ましくは長さ約24ヌクレオチド、そし
てさらに好ましくは長さ約28ヌクレオチドの範囲でありうる。好ましくは、こ
れらのプローブは、AlyAFPのものと同じかまたは類似の抗菌活性を示すペ
プチド、ポリペプチドおよびタンパク質をコードするゲノムDNAまたは他のD
NA配列に特異的にハイブリダイズする。このようなオリゴヌクレオチドプロー
ブは、自動合成によって合成でき、そして放射性ヌクレオチド、例えば32Pまた
はビオチンのようなレポーター分子で
5’末端に首尾よく標識できる。ライブラリーは、使用されるベクターによって
、コロニーまたはファージとして培養し、そして組換えDNAを、ナイロンまた
はニトロセルロース膜に移すことかできる。DNAの変性、中和および膜への固
定に続いて、その膜を標識プローブとハイブリダイズする。これに続いて、膜を
洗浄し、そしてレポーター分子を検出する。その後、ハイブリダイジングDNA
を含むコロニーまたはファージを単離し、増殖させる。候補クローンまたはPC
R増幅断片は、AlyAFPをコードするDNA、または多様な手段により、A
lyAFPのものと同じかまたは類似する抗菌活性を示す関連ペプチド、ポリペ
プチドまたはタンパク質を比較することによって確認できる。例えば、候補クロ
ーンは、第二の非重なりプローブとハイブリダイズするか、またはDNA配列分
析にかけることができる。それにより、コードされたペプチド、ポリペプチドま
たはタンパク質の抗菌活性は、クローニングにより評価し、そして酵母、または
大腸菌のような適切な宿主中でDNAの発現をさせ、続いてペプチド、ポリペプ
チドまたはタンパク質を単離し、そして上で実施例3に記述された方法によって
それの抗菌活性のアッセイを行うことができる。このような手
段により、不都合な菌類を制御し、そして菌の病原体から植物を保護するのに有
用であるAlyAFPをコードする植物核酸、またはそれに生物学的に機能性の
同等なペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質を単離できる。PCRプライマー
生物学的に機能性の同等なゲノムDNAsおよびcDNAは、AlyAFPの
アミノ酸配列(配列番号:2)に基づいて縮重オリゴヌクレオチドプライマーを
使用して、高等植物を含めた生物から単離できる(T.Compton、Inn
isら編、「PCRプロトコール、方法および使用の指針(PCR Proto
cols,A Guide to Methods and Applicat
ions)」、Academic Press、San Diego、39−4
5頁(1990年))。このような縮重オリゴヌクレオチドプライマーは、生物
学的に機能性に同等なcDNA(E.S.Kawasaki、Innisら編、
「PCRプロトコール、方法および使用の指針(PCR Protocols,
A Guide to Methods and Applications)
」、Academic Press、San Diego、21−
27頁(1990年))を増幅する逆転写酵素を使用したPCR技術に関連して
使用できた。その後、これらのcDNAsは、適切な形質転換/発現ベクター中
で簡便にクローニングし、そして単子葉植物と双子葉植物に導入することができ
、そしてこれらのベクターでDNAを発現する形質転換植物は、以下検討される
とおり確立された手段を使用して単離できる。
縮重オリゴヌクレオチドは、ゲノムライブラリーに直接使用でき、そして単離
コーディング配列は、作物植物のための形質転換/発現ベクターに移すことがで
きる。
代わりに、縮重オリゴヌクレオチドは、プローブとして使用して、例えば、λ
ZapII(CA、La Jolla)のStratagene)のようなλフ
ァージベクター中で植物からのcDNAライブラリーをスクリーニングすること
ができる。この手段で単離されたcDNAは、以下に記載されるとおり単子葉植
物または双子葉植物に導入するのに適切な形質転換/発現ベクターに移行させる
ことができる。
実施例6 トランスジェニック植物でのAlyAFPの発現のためのDNA構築物
上で示したとおり、本発明は、高等植物および様々な微生物で、ここで検討さ
れたDNA配列の発現を促進するDNA構築物または発現ベクターを提供する。
ここに使用されるとき、語句「ベクター構築物」または「発現ベクター」は、目
的の全ての付加の配列または遺伝子と同様に、ここに検討したDNA配列の発現
を指示する機能的手段に操作可能に連結されたDNA断片のアセンブリーに該当
する。
二本鎖DNA形態を示す植物構造のコーディング配列(遺伝子、cDNA、合
成DNAまたは他のDNA)の発現は、RNAポリメラーゼ酵素によって、一本
鎖のDNAからメッセンジャ−RNA(mRNA)を転写すること、および続い
て核酸の内側でmRNAプライマー転写を行うことを包含する。この工程は、m
RNAの3’末端にポリアデニル化ヌクレオチドを付加する3’非翻訳領域を包
含する。
DNAをmRNAに転写することは、「プロモーター」と言われるDNAの領
域によって行われる。プロモーター領域は、DNAと連結するRNAポリメラー
ゼを信号化する塩基の配列、およびテンプレートとしてDNA鎖の1つを使用し
て、mRNAを初期転写して、対応のRNAの鎖を作ることを含む。
したがって、本発明に有用なベクターは、目的のコーディング配列に操作可能
に連結したプロモーター要素を包含し、そして5’非翻訳リーダー配列、3’非
翻訳領域、および1つまたはそれより多い選択マーカーも包含できる。このよう
なマーカーの多様性は、当業界でよく知られている。プロモーター
植物細胞中でAlyAFPをコードするDNAの発現は、自然に生じる相同な
プロモーターまたは多様な異種プロモーターの制御下に置くことができる。植物
細胞で活性な多数のプロモーターは、文献に記載されている。これらには、例え
ばAgrobacterium tumefaciens(アグロバクテリウム
・ツメファセイエンス)の腫瘍誘導プラスミドで行われるノパリンシンターゼ(
nos)、マンノピンシンターゼ(mas)、およびオクトピンシンターゼ(o
cs)プロモーター;カリフラワーモザイクウイルス(CaMV)および35S
プロモーター;増強CaMV35Sプロモーター;コマノハグサモザイクウイル
ス(FMV)35Sプロモーター;リブロース−1,5−ビスホスフェートカル
ボキシラーゼ(ssRUBISCO)の小さなサブユニットから得た光誘導プロ
モーター、タ
バコから得たEIF−4Aプロモーター(Mandelら、Plant Mol
.Biol.29:995−1004(1995年));Arbidopsis
(アルビドプシス)から得たキチナーゼプロモーター(Samacら、Plan
t Cell 3:1063−1072(1991年));ブロッコリーから得
たLTP(脂質移行タンパク質(Lipid Transfer Protei
n))プロモーター(Pyeeら、Plant J.7:49−59、(199
5年));トウモロコシの実から得たユビキチンプロモーター(Christe
nsenら、Plant Mol.Biol.18:675−689(1992
年));およびコメから得たアクチンプロモーター(McElroyら、Pla
nt Cell 2:163−171(1990年))が挙げられる。これらの
プロモーターの全ては、植物中で発現されたDNA構築物を創造するのに使用さ
れた。例えば、この点について、PCT出願第WO84/02913号参照。
本発明の二本鎖DNA構築物に有用なプロモーターは、菌類感染に関してコー
ディング配列の特異的発現を付与するそれらの能力に基づいて選択できる。菌類
病原体による植物の感染は、
防御関連または病原関連(PR)タンパク質(Bowles、Ann.Rev.
Biochem.59:873−907(1990年);Bolら、Ann.R
ev.Phytopathol.28:113−138(1990年);Lin
thorst、Crit.Rev.Plant Sci.10:123−150
(1991年))と称される広範な列のタンパク質の導入を引き起こす。このよ
うな防御関連またはPR遺伝子は、フェニルプロパノイド代謝に含まれる酵素(
例えば、フェニルアラニンアンモニアリアーゼ、カルコンシンターゼ)、植物細
胞壁を修飾するタンパク質(例えば、ヒドロキシプロリン富糖タンパク質、グリ
シン富タンパク質、ペルオキシダーゼ)、菌類細胞壁を分解する酵素(例えば、
キチナーゼ、グルカナーゼ)、タウマチン様タンパク質、またはいまだに機能が
知られていないタンパク質をコードする。防御関連またはPR遺伝子は、単離さ
れ、そして多数の植物種から特徴づけをされた。これらの遺伝子のプロモーター
は、菌類病原体で攻撃したトランスジェニック植物中で、AlyAFPおよびそ
の生物学的に機能性の同等なもの発現を誘導するのに使用できる。例えば、この
ようなプロモーターは、トマト植物から単離された防御関連または
PR遺伝子から誘導された(Fritzemeierら、Plant Phys
iol.85:34−41(1987年));Cuypersら、Mol.Pl
ant−Microbe Interact.1:157−160(1988年
);Logemannら、Plant Cell 1:151−158(198
9年);Mattonら、Mol.Plant−Microbe Intera
ct.2:325−331(1989年);Schroderら、Plant J
.2:161−172(1992年)。代わりに、タバコから得られるPRP1
プロモーターのような病原体誘導性プロモーターが使用できる(Martini
ら、Mol.Gen.Genet.263:179(1993年))。
本発明の二本鎖DNA構築物に有用なプロモーターは、AlyAFPタンパク
質が、植物の開花部分でのように最も効果的である組織中で特異的な発現を供す
る能力に基づいて選択することもできる(Weigel、Annu.Rev.G
enetics29:19−39(1995年))。
どのような場合でも、トランスジェニック植物中でAlyAFPの発現を誘導
するのに選択される特定のプロモーターは、
このポリペプチドコーディング配列の十分な発現を起こして、植物組織に、抗菌
有効量のAlyAFPを産生する能力がある。そのような発現を誘導する能力の
ある構築プロモーターの例は、e35S、FMV35S、米アクチン、トウモロ
コシの実のユビキチン、およびeTF−4Aプロモーターである。
本発明のDNA構築物に使用されるプロモーターは、所望により修飾して、そ
れらの制御特徴に影響を及ぼすことができる。例えば、CaMV35Sプロモー
ターは、光の不在下でssRUBISCOの発現を抑制するssRUBISCO
遺伝子の一部にライゲートでき、それによって葉で活性であるか根で活性でない
プロモーターを作ることができる。本発明の目的のため、語句「CaMV35S
」プロモーターは、多様なCaMV35sプロモーター、例えばオペレーター領
域、ランダムまたは制御突然変異誘発等を用いたライゲーションの手段によって
誘導されるプロモーターを包含する。さらに、本発明に有用なプロモーターは、
遺伝子発生のレベルを評価する上で助けとなる多数のエンハンサー配列を含むよ
うに改変することができる。このようなエンハンサー配列の例は、Kayら(S
cience236:1299(1987年))により報告された。5’非翻訳リーダー配列
本発明のDNA構築物によって生成されるRNAは、5’非翻訳リーダー配列
をも含むことが好ましい。この配列は、遺伝子を発現する選択されたプロモータ
ーから誘導することができ、そしてmRNAの翻訳を増すために特異的に修飾で
きる。5’非翻訳領域は、適切な真核生物の遺伝子からまたは合成遺伝子配列か
ら得たウイルスRNAsから得ることもできる。しかし、本発明は、5’非翻訳
領域が、プロモーター配列を伴う5’非翻訳配列から誘導される構築物に限定さ
れない。むしろ、非翻訳リーダー配列は、無関係のプロモーターまたはコーディ
ング配列から誘導されうる。例えば、ペチュニアのヒートショックタンパク質7
0(Hsp70)は、このようなリーダーを含有する(Winter、Mol.
Gen.Genet.221:315−319(1988年))。3’非翻訳領域
上で記載のとおり、本発明のキメラ構築物の3’非翻訳領域は、転写ターミネ
ーター、または同等の機能を示す要素、および植物中で機能して、mRNAの3
’末端にアデニル化ヌクレオチドを付加させるポリアデニルシグナルを含有する
。このよ
うな3’領域の例としては、ノパリンシンターゼ(nos)遺伝子のようなAg
robacterium(アグロバクテリウム)腫瘍誘導(Ti)プラスミド遺
伝子のポリアデニル化シグナルを含む3’翻訳、非翻訳領域、および大豆の7s
保存タンパク質遺伝子およびエンドウのssRUBISCO E9遺伝子のよう
な植物遺伝子が挙げられる(Fischoffら、欧州特許出願第038596
2号)。
全ての前述の要素は、組合わさって、組換え二本鎖DNA分子を提供し、それ
により5’から3’方向に操作的に連結された:
a)植物細胞内で機能して、RNA配列の生成を起こすプロモーター、
b)AlyAFPをコードするDNAコーディング配列、および
c)植物細胞内で機能して、該RNA配列の転写終止および3’末端にポリアデ
ニル化ヌクレオチドの付加を起こす3’非翻訳領域
を包含する。
AlyAFPDNAコーディング配列は、配列番号:12に
示される全ヌクレオチド配列を包含できるか、または配列番号:12のヌクレオ
チド116から269を包含できる。前、者の場合には、AlyAFPは、細胞
外空間に移送され、後者の場合には、植物の細胞内に蓄積する。いずれの場合に
も、AlyAFPは、菌損傷を制御する上で有効である。
実施例7 AlyAFPを発現するトランスジェニック・ジャガイモ植物の生成およびVe rticillium(ベルチシリウム)立ち枯れ病の制御についての疾病試験 の結果
ここに記載された研究は、植物に、菌類の病原体に対する耐性を付与すること
ができるcDNAsおよび他の核酸を同定した。農業、園芸、鑑賞および他の経
済的または商業的に有用な植物は、機能的に操作可能な手段でそこに、これらの
DNAsを導入して、それによりそれらが、これらの植物に、菌類の病原体に対
して耐性を付与するのに有効なレベルで発現されることによって、菌類の病原体
に対して耐性にすることができる。
抗菌有効量のAlyAFPおよびそれらの生物学的に機能性の同等なものを発
現するトランスジェニック植物は:
(a)5’から3’方向に配列に操作的に連結される
(i)植物における遺伝子の転写を指示するプロモーター領域、
(ii)AlyAFPをコードするRNA配列をコードするDNAコーディング
配列またはAlyAFPのものと同じかまたは類似の抗菌活性を示すそれらの生
物学的に機能性の同等なもの、および
(iii)植物細胞内で機能して、該RNA配列の転写終止および3’末端にポ
リアデニル化ヌクレオチドの付加を起こすポリアデニル化シグナルをコードする
3’非翻訳領域
を包含する組換えDNA分子で植物細胞を形質転換させ、
(b)形質転換された植物細胞を選択し、
(c)形質転換された植物細胞を再生して、分化植物を生成し、そして
(d)形質転換植物を選択し、その細胞が該DNAコーディング配列を発現し、
そして抗菌有効量のAlyAFPまたはそれの該生物学的に機能性の同等なもの
を生成すること
によって製造できる。
AlyAFPが最初に単離されたAlyssum(アリスム)は、双子葉植物
である。Cambellら、Plant Physiol.92:1−11(1
990年)によって検討さ
れるとおり、コドン使用パターンでの明らかな差異が、単子葉植物および双子葉
植物の間に存在する一方で、単子葉植物は、双子葉植物で発見されるものに似て
いる遺伝子を発現することが知られている。この観察に基づいて、双子葉植物の
遺伝子でのコドン使用が、単子葉植物での双子葉遺伝子の発現に対する大きな障
壁は存在しないことは明らかである。あらゆる場合に、当業者は、適切な宿主植
物にコドン使用を適合させることを統轄する原理に慣れていて(Murrayら
、Nucl.Acids.Res.17:477−498(1989年)参照)
、DNA構築物の発現は、当業界では現在通常のことである。
トランスジェニック単子葉植物および双子葉植物を製造することを報告する文
献の要旨は、以下のとおりである。単子葉植物形質転換
単子葉植物の中でトランスジェニック植物を製造する方法は、現在入手可能で
ある。成功した形質転換および植物再生は、アスパラガス(Asparagus
officinalis(アスパラガス・オフィシナリス);Bytebie
rら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA84:5345(198
7年));オオムギ(Hordeum uulga
re(ホルデウム・ウルガレ);WanおよびLemaux、Plant Ph
ysiol.104:37(1994年);トオモロコシの実(Zea may
s(ゼア・メイズ);Rhodesら、Science 240:204(19
88年);Gordon−Kammら、Plant Cell 2:603(1
990年);Frommら、Bio/Technology8:833(199
0年);Kozieiら、Bio/Technology11:194(199
3年));エンバク(Avena sativa(アベナ・サチバ);Some
rsら、Bio/Technology10:1589(1992年));カモ
ガヤ(Dactylis glomerata(ダクチィリス・グロメラタ);
Hornら、Plant Cell Rep.7:469(1988年));コ
メ(Oryza sativa(オリザ・サチバ)、インディカおよびジャポニ
カ変種を含めて;Toriyamaら、Bio/Technology 6:1
0(1988年);Zhangら、Plant Cell Rep.7:379
(1988年);LuoおよびWu、Plant Mol.Biol.Rep.
6:165(1988年);ZhangおよびWu、Theo
r.Appl.Genet.76:835(1988年);Christouら
、Bio/Technology 9:957(1991年));ライムギ(S
ecale cereale(セカレ・セラレ);De la Penaら、N
ature 325:274(1987年));モロコシ(Sorghum b
icolor(ソルガム・ビコラー);Cassasら、Proc.Natl.
Acad.Sci.USA 90:11212(1993年));サトウキビ(
Saccharum spp.(サッカラム・エスピーピー.);Bowerお
よびBirch、Plant J.2:409(1992年));トールフェス
キュ(Festuca arundinacea(フェスツカ・アルンジナセア
);Wangら、Bio/Technology 10:691(1992年))
;ツルーフグラス(芝)(Agrostis palustris(アグロスチ
ス・パルストリス);Zhongら、Plant Cell Rep.13:1
(1993年));コムギ(Triticum aestivum(トリチカム
・アエスチバム);Vasilら、Bio/Technology 10:66
7(1992年);Troy Weeksら、Pla
nt Physiol.102:1077(1993年);Beckerら、P
lant J.5:299(1994年))で達成された
AlyAFPをコードするDNAまたはここで検討されるそれらの生物学的に
機能性の同等なものは、抗菌有効な量のAlyAFPを発現するトランスジェニ
ック植物を生成するこれらの植物のいずれかに導入することができる。双子葉植物形質転換
広範に多様な様々の双子葉植物を形質転換させ、そしてトランスジェニック植
物を得る方法は、文献によく記載されている(GasserおよびFraley
ら、Science 244:1293(1989年);FiskおよびDan
dekar、Scientia Horticulturae 55:5−36
(1993年);Chr−istou、Agro Food Industry
Hi Tech(1994年3月/4月)17頁(1994年)を参照し、そ
してここに引用され)。
AlyAFPをコードするDNAsまたはここに検討されたそれらの生物学的
に機能性の同等なものは、抗菌有効量のAlyAFPを発現するトランスジェニ
ック植物を生成するために
それらの植物のいずれかに導入できる。
限定されない実施例として、AlyAFPをコードするcDNAは、ジャガイ
モ植物で発現され、以下に詳細に記載されるように、それによりそれに抗菌耐性
を付与する。ジャガイモ形質転換のためのプラスミド
AlyAFPをコードする290bpBamH1/EcoRI断片を、プラス
ミドpMON22652(図4)から先に構築されたE.coliカセットベク
ターpMON22575(図5)にクローニングし、そこでp46遺伝子を置換
した。pMON22655と示される生じたプラスミド(図6)を、NOtIで
切断して、ポリペプチド−コードcDNAを含むNotI断片を単離した。この
NotI断片は、続いて二重周縁の植物の形質転換ベクターであるpMON17
227のNotI部位に挿入した(図7)。生じたプラスミドは、pMON22
657と示され(図8)、そして以下のとおりDNA断片を含む:T−DNAの
右縁で行った細菌のスペクチノマイシン/ストレプトマイシン耐性遺伝子(Sp
c/Str)(Flingら、Nucl.Acids Res.13:7095
−7106(1985年))。右縁に隣接するのは、FMVプロ
モーターによって誘導される合成の細菌グリホセート耐性CP45−エノピルビ
ル−3−ホスホシキメートシンターゼ(EPSPS)遺伝子である(PCT国際
公開第WO92/04449号参照)。CP4遺伝子は、形質転換体に対するグ
リホセート耐性を、そしてそれにより、形質転換体を選択するための手段として
グリホセートを使用する能力を付与する。Arabidopsis(アラビトプ
シス)5−エノピルビル−3−ホスホシキメートシンターゼ遺伝子(EPSPS
)から得た葉緑体遷移ペプチドを、葉緑体に対するCP4−EPSPSタンパク
質を標的とするCP4遺伝子と融合させた。CP4遺伝子の3’末端には、転写
終止部位およびポリアデニル化シグナル配列を提供するE93’末端がある。次
のキメラセグメントは、FMVプロモーター、抗菌ポリペプチドcDNAおよび
nos3’末端を構成する。これは、T−DNAの左の縁、および複製の起点(
ori−322)に続く(Stalkerら、Mol.Gen.Genet.1
81:8−12(1981年))。
AlyAFPのin planta抗菌活性を、Rs−AFP1およびRs−
AFP2のものと比較する目的のために、Rs−AFP1およびRs−AFP2
合成DNAsも、トマト植
物に形質転換した。Rs−AFP1およびRs−AFP2合成DNAsは、Mi
dland認証(テキサス州、ミッドランド(Midland)TX))によっ
て、273bpBamHI/EcoRI断片(それぞれ、配列番号:16および
配列番号:17)として化学的に合成され、そして先に構築されたE.coli
(イー.コリ)カセットベクターpMON22575に、第一にクローニングし
(図5)、そこでp46遺伝子を置換した。Rs−AFP1およびRs−AFP
2DNAsを含有するNotI断片を、AlyAFPのcDNAをクローニング
するのに使用された同じ手段によって、植物形質転換ベクターpMON1722
7に独立にクローニングした(図7)。生じたプラスミドは、pMON2263
4(Rs−AFPI)(図9)およびpMON22635(Rs−AFP2)(
図10)と示された。三親交配手段
pMON22657、pMON22634またはpMON22635を、それ
ぞれ、ヘルパープラスミドpRK2013を潜伏するE.coli(イー.コリ
)を用いた三親交配手段によってAgrobacterium(アグロバクテリ
ウム)A
BIと交配させた(Dittaら、Proc.Natl.Acad.Sci.U
SA 77:7347(1980年))。ABIは、無力化pTiC58プラス
ミドpMP90RKを担持するA208 Agrobacterium tum
efaciens(アグロバクテリウム・ツメファシエンス)株である(Kon
czら、Mol.Gen.Genet.204:383−396(1986年)
)。無力化Tiプラスミドは、ABI株に複合した後、pMONベクターの自律
複製について要求されるtrfA遺伝子機能を提供する。植物組織は、ABI:
:pMON複合体とインキュベートしたとき、無力化pMP90RK Tiプラ
スミドにコードされたvir画分によってベクターを植物細胞に移す。
Agrobacterium(アグロバクテリウム)を、30時間、30℃で
、25μg/mlクロラムフェニコールおよび50mg/mlカナマイシンを含
むLB培養基(1リットル当たり10gトリプシン、5g酵母抽出物、および5
gNaCl)で育成した。pRK2013を含むE.coli(イー.コリ)を
、50μg/mlカナマイシンを含むLB培養基中で、一晩育成した。pMON2
2657、pMON22634およ
びpMON22635を潜伏するE.coli(イー.コリ)を、75μg/m
lスペクチノマイシンを含むLB培養基中で育成した。培養基のすべてを育成し
た後、4mlのLB培養基を、100μlのおのおののAgrobacteri
um(アグロバクテリウム)ABI、E.coli(イー.コリ)/pRK20
13およびE.coli(イー.コリ)/pMONを含む試験管に加えた。この
混合液を、1分間冷蔵して遠心分離し、そして上清画分を分液した。ペレット画
分を、残りの液体(およそ100μl)に懸濁し、そしてアリコート量(およそ
25μ1)を、LB寒天(1.5%)プレートの中央にピペットで移した。一晩
30℃で育成後、このプレートから得たアリコート量の細胞を、75μg/ml
スペクチノマイシン、50μg/mlカナマイシンおよび25μg/mlクロラ
ムフェニコールで補足したLB寒天プレート上に縞状にのせた。
30℃で24−48時間後、コロニーを、pMONプラスミドを含むE.co
li(イー.コリ)、pRK2013を含むE.coli(イー.コリ)、およ
びAgrobacterium(アグロバクテリウム)ABIの三親交配から得
られた細胞で縞状に載せたプレート上に現れた一方で、pMON含有E.
coli(イー.コリ)およびABI(pRK2013を含むE.coli(イ
ー.コリ)なし、そしてプラスミド可動化が必要とされる)の交配から得られた
細胞で縞状に載せた対照プレート上に現れたコロニーはなかった。三親交配後、
4つのコロニーを、前者のプレートから選択し、そして各々を別々に、75μg
/mlスペクチノマイシン、50μg/mlカナマイシンおよび25μg/ml
クロラムフェニコールで補足したLBの液体培養基に接種し、そして30℃で育
成した。Agrobacterium(アグロバクテリウム)細胞から単離され
たプラスミドDNAの制限分析によって、様々な抗菌ポリペプチドをコードする
DNAの存在を確認した。AlyAFP、Rs−AFPlおよびRs−AFP2
をそれぞれコードするDNAsを含有する培養基を、個々にジャガイモ植物の形
質転換に使用した。ジャガイモ植物の形質転換
pMON22657、pMON22634およびpMON22635を含むA
grobacterium(アグロバクテリウム)を、それぞれ、75μg/m
lスペクチノマイシン、25μg/mlクロラムフェニコールおよび50μg/
mlカナ
マイシンを含む2mlのLB培養基(pH7.0)中で一晩育成させた。次の日
に、1リットル容積中、4.4gMS塩(Sigma Chemical Co
.、ミズーリー州(MO)、セント・ルイス(st.Louis))、30gし
ょ糖、および2mlビタミンB5(Sigmaカタログ番号G1019)を含有
するMSO培養基(pH5.7)で、細菌を1:10に、または600nmで、
0.2−0.33の光学密度が読み取られるまで希釈した。
19℃の温度、16時間明所/8時間暗所のサイクル、および100μE/秒
/m2の光度を含めた無菌条件下で、1リットル当たり4.4gMS塩(Sigm
a Chemical Co.、ミズーリー州(MO)、セント・ルイス(st
.Louis))、30gしょ糖、0.17gNaH2PO4.H2O、0.4mg
チアミン−HCl、25gアスコルビン酸、および0.1gイノシトールを含む
PM培養基(pH6.0)および0.2%ゲルライト寒天で3週間、節を含む挿
木から育成したジャガイモ植物(Solanum tuberosum var
.Russet Burbank(ソラヌム・ツベルスム変種ルセット・バーバ
ンク))の茎から葉を取った。茎を3−5
mmセグメントに切った。
接種前に、30の茎セグメントを、接種していない対照として役割を果たす同
時培養プレートに載せた。同時培養プレートは、0.9%寒天固化1/10MS
塩(Murashigeら、Physiol.Plant.15:473(19
62年)および3%しょ糖を含み、そして供給層(Fraleyら、Proc.
Natl.Acad.Sci.USA 80:4803(1983年))として
2mlの6−7日齢タバコ懸濁細胞で寒天を第一コーディングし、そしてその後
これらの細胞を、滅菌ワットマン濾紙の8.5cmディスクと重ねることによっ
て作製した。
形質転換されるべき移植セグメントは、希釈細菌懸濁液を茎断片に注ぎ、そし
て15分間混合液をインキュベートさせることによって接種した。その後、細菌
懸濁液を吸引して、移植セグメントを取り、それを続いて、共培養プレート上に
均等に散布した(1プレート当たり約90茎片)。19℃で、16時間明所/8
時間暗所サイクル下で、100μE/秒/m2の光度で、同時培養期間2日後、
移植片を、1×MS塩、5.0mg/1ゼアチンリボサイド、10mg/1 A
gNO3、3%し
ょ糖、500mg/lカルベニシリン、および0.1mg/lナフタレン酢酸を
含有する0.9%寒天固化カルス誘導培養基に載せ、そして16時間明所/8時
間暗所サイクルで2日間、19℃でインキュベートした。続いて、選択のために
、0.025mMグリフォセートで補足したカルス誘導培養基に移植片を移した
。4週間後、1×MS塩、5.0mg/lゼアチンリボサイド、10mg/lA
gNO3、3%しょ糖、500mg/1カルベニシリン、0.3mg/lGA3
および0.025mMグリホスセートを含有する0.9%寒天固化茎頂誘導培養
基上に移植片を載せた。茎頂は、8週目に現れ始めた。移植片を、12週間の期
間かけて4週毎に新鮮茎頂誘導培養基に移した。茎頂をカルスから切開し、そし
て約2週間、またはそれらが、根を発生し、そして土壌に配置するのに十分大き
くなるまで、0.2%ゲルライト寒天で固化されたPM培養基上に載せた。いっ
たん、Metro−Mix350(Hummert Seed Co.セントル
イス(St.Louis))に移植すると、播種を、温室で、14時間明所/8
時間暗所養生法の下、600−700μE/秒/m2の光度、65−75°Fの
日中温度、55−65°Fの夜間温度で、そして60%の相対湿度で、
2−3ヶ月間育成した。トランスジェニック・ジャガイモ植物での抗菌ポリペプチド発現の分析
葉サンプル(20から100mg)を、1から2インチの高さに成長したトラ
ンスジェニック植物から取った。葉サンプルを、1mM KH2PO4、10mM
NaH2PO4、137mM NaCl、2.7mM KCl(pH7.4)、
および0.05%ツイーン−20を含むPBST緩衝液(15μl/mg組織)
に接地させ、そして4℃で一晩おいた。遠心分離後、100μlの上清をELI
SAアッセイに使用した。Rs−AFP1ポリペプチドに対するポリクローナル
抗体(配列番号:18)を、Pocono Rabbit Farm(ペンシル
バニア州、ポコノ(Pocono,PA))によって調製した。1リットル蒸留
水当たり1.59g Na2CO3および2.93gNaHCO3を含むコーティ
ング緩衝液(pH9.6)を1:200に希釈した100μlの抗体(1mg
IgG/ml)を加えることによって、Nunc Maxi−sorp96穴プ
レート(Nunc番号4−39454)のウエルを、Rs−AFP1ポリペプチ
ドに対する抗体でコーティングし、そして
4℃で一晩インキュベートした。その後、コーティング溶液をウエルから取除き
、そしてその後、PBSTで3回洗浄した。100μlの葉の上清または、0.
2%(w/v)BSA画分V(Sigma、セントルイス(St.Louis)
)で補足したPBST中の適切に希釈したポリペプチド標準を、ウエルに加えた
。トランスジェニック植物から得た抽出物中の各ペプチドの濃度を、可変量の各
自の精製ポリペプチドを使用して構築された標準曲線から決定した。AlyAF
P、Rs−AFP1およびRs−AFP2は、ポリクローナル抗体標品と交差反
応した。4℃で、一晩インキュベートした後、ウエルから溶液を除去し、そして
ウエルを、PBSTで3回洗浄した。Boorsmaら、(J.Histoch
em.Cytochem.23:200−207(1975年))にしたがって
調製された0.5mg/mlRs−AFP1抗体/アルカリ性ホスファターゼ複
合体のPBST中1:1000希釈物100μlを各ウエルに添加した。プレー
トを22℃で4時間インキュベートし、そしてその後ウエルをPBSTで5回洗
浄した。200mMトリス緩衝液(pH9)に溶解させた100μlの新たに調
製したp−ニトロフェニルホスフェート(1mg/ml)
(Sigma Chemical Co.、ミズーリー州(MO)、セント・ル
イス(st.Louis))の溶液を、各ウエルに添加し、そしてプレートを2
2℃で1時間インキュベートした。Termo−maxマイクロプレートリーダ
ー(Molecular Devices、カリフォルニア州(CA)、メンロ
ー・パーク(Menlo Park))を使用して、405nmでの光学濃度を
測定した。様々なレベルの抗菌ポリペプチドを発現する植物を次の疾病試験に使
用した。トランスジェニック植物でのVerticillium(ベルチシリウム)立枯 れ病制御
病原性Verticillium dahliae(ベルチシリウム・ダヒリ
アエ)の2−3週齢培養の分生子および菌糸体を、PDA(ジャガイモ、200
g/l;Bactoデキストロース、20g/l;およびBacto寒天、15
g/l)ペトリ皿に接種するのに使用した。この培養は、22℃で、4−5日間
成育させた。その後、培養プレートを滅菌蒸留水で洗浄し、そして2層のチーズ
クロスを通して液体を濾過することによって、分生子を回収した。細胞計数計を
用いて分生子胞子の濃度を測定し、そして、滅菌蒸留水で1×106分生子/m
l
に調整した。
トランスジェニックおよび非トランスジェニック・ジャガイモ植物を、50m
lのPM寒天培養基を含むプラスチック製カップ内で、上に記載した無菌条件下
で、茎挿木から育成した。植物が約1−2インチ高であるとき、それらを培養基
から取除き、そしてそれらの根を胞子懸濁液(Joaquimら、Phytop
athology 81:552−558(1991年))に浸漬した。その後
、接種した植物を、Metro−Mix350を含有する6インチポットに移植
した。移植後、各植物は、茎の基底の周囲の土壌表面に、さらに5mlの胞子懸
濁液を受けた。ポットを、以下の条件下で、育成チャンバーに載せた:20℃の
温度、320μアインシュタイン/秒/cm2の光度、12時間日中/12時間
夜間の光のサイクル、2回/日、水で地下灌癬、各回20分間浸漬。インキュベ
ート後4週間、0−100%のスケールで植物を疾病重篤度について等級づけし
た(Horsfallら、phytopathology 35:655(19
45年))。時間に対して疾病進行曲線を展開するために、少なくとも8週間、
1週に1度、植物を格付けした。結果 AlyAFP発現ジャガイモ植物中のVerticillium(ベルチシリウ ム)立枯れ病耐性
Verticillium(ベルチシリウム)立枯れ病に対する耐性について
、AlyAFPを発現する10の独立なトランスジェニックジャガイモ系統を試
験した。これらの系統の中で、5つは、5.2から14.9μgAlyAFP/
gの新鮮葉組織を含み、高度の発現体である;3つは、2.6μgAlyAFP
/gの新鮮葉組織を含み、中程度の発現体である;そして2つは、0.9から1
.1μg/gの新鮮葉組織を含み、低い程度の発現体である(表3)。葉での発
現レベルは、各自のコーディングDNAsの発現を操作するのに使用されるFM
Vプロモーターが、すべての組織タイプのジャガイモ植物で本質的に遺伝子発現
を引き起こすので、全植物での発現の指標である。試験では、3つの独立トラン
スジェニック・系統も、陰性対照として含まれる。これらは、プラスミドpMO
N17227(ベクター対照;図7)を潜伏させるAgrobacterium
(アグロバクテリウム)を使用する形質転換から生じ、それはいかなる抗菌ポリ
ペプチド−コーディングDNAをも含
まない。試験に含まれる他の対照は、非トランスジェニック・ジャガイモRus
set Burbank(ルセット・バーバンク)であり、それは、形質転換試
験のために宿主として使用され、非トランスジェニック・ジャガイモ変種Rus
set Ranger(ルセット・ランガー)、それはRusset Burb
ank(ルセット・バーバンク)よりVerticillium(ベルチシリウ
ム)立枯れ病に対する耐性が高い;そして非トランスジェニック・・ジャガイモ
変種Norchip(ノルチップ)、それはRusset Burbank(ル
セット・バーバンク)よりVerticillium(ベルチシリウム)立枯れ
病に影響を受けやすい。
表3は、各系統でのタンパク質発現レベル、そして接種44日後に、測定され
た各個別の系統の疾病重篤格付けを要約する。疾病重篤度格付けは、3つの複製
物の平均であった。都合のために、同じ疾病のデータも、図11の棒グラフに表
される。表3(上から下まで)および図11(左から右まで)での各ジャガイモ
系統の外観の桁数は、同じである。
表3
AlyAFPの発現およびトランスジェニックジャガイモ植物でのVertic
illium(ベルチシリウム)立枯れ病耐性 表3および図11に示されるように、高度そして中程度のAlyAFP発現植
物での疾病重篤度は、平均して対照ベクターのものより62%低かった。これは
、以下のように計算された:[(3つのベクター対照系統の平均)−(8系統の
高度および中程度の発現の平均)]×100%/(3つのベクター対照系統の平
均)。系統番号17575および系統番号17587のような最高の発現系統は
、ベクター対照のものより82%低い疾病重篤度を示した。低い発現系統は、ベ
クター対照と比較すると、いかなる際だったレベルの疾病耐性をも示さなかった
。表3では、「+」は、平均疾病重篤度の先の計算に含まれた系統を示す。
これらの結果は、2.6μg/新鮮葉組織で、またはより上でAlyAFPを
発現するジャガイモ植物がVerticillium(ベルチシリウム)立枯れ
病に対する耐性を示すことを例示する。疾病耐性のレベルは、AlyAFP発現
レベルに相関する。これらの結果は、際立った疾病耐性のために必要とされるA
lyAFPの発現レベルは、実施例3で表されたin vitro抗菌アッセイ
中で測定されたIC50値に近い。非トランスジェニックRusset Rang
er(ルセット・ラ
ンガー)植物が、比較的に低い疾病重篤度格付けを示したが、Russet B
urbank(ルセット・バーバンク)植物と比較して、植物は重篤に成長を妨
げられた。この障害フェノタイプは、疾病重篤度格付けで説明されなかった。
Rs−AFP1およびRs−AFP2発現ジャガイモ植物でのVerticil
lium(ベルチシリウム)立枯れ病耐性AlyAFP発現植物について上で記
載されたものに類似する実験でVerticillium(ベルチシリウム)立
枯れ病耐性について、Rs−AFP1およびRs−AFP2を発現するトランス
ジェニックジャガイモ系統を試験した。5.2から26μg Rs−AFP1/
g新鮮葉組織を含むRs−AFP1発現植物の5つの独立系統、および10.8
から25.2μg Rs−AFP2/g新鮮葉組織を含むRs−AFP2発現植
物の5つの独立系統を、この実験で試験した。そしてその結果は、表4に示され
る。AlyAFP発現植物の場合に、上で使用されたものと同じ対照をこれらの
実験に使用した。
この試験で、疾病症状は、接種およそ49日後に実験および対照植物に現れた
。疾病進行は、接種49、58および64日後に格付けした。これらの時点のい
ずれでも、Rs−AFP1
およびRs−AFP2発現系統と対照系統との間に差異は観察されなかった。疾
病重篤度格付けは、3つの複製の平均であった。表4は、各系統でのタンパク質
発現レベル、および58日後に測定された各個別の系統の疾病重篤度格付けを要
約する。都合のため、同じ疾病データも、図12で棒グラフとして表される。表
4(上から下まで)で、および図12(左から右へ)の各ジャガイモ系統の外観
の桁数は同じである。
表4
Rs−AFP1およびRs−AFP2の発現およびトランスジェニックジャガイ
モ植物でのVerticillium(ベルチシリウム)立枯れ病耐性
表4および図12に示すとおり、高発現性Rs−AFP1およびRs−AFP
2における平均疾病重篤度は、それそれ59.8%および64.0%であった。
これは、ベクター対照のもの(60.0%)と基本的に同じであった。表4では
、「+」は、平均疾病重篤度の計算に含まれた系統を示す。
要約すると、AlyAFP、Rs−AFP1およびRs−AFP2を発現する
トランスジェニック植物で得られる疾病試験結果は、AlyAFPが2.6μg
/g新鮮葉組織と同じくらい低い発現レベルでジャガイモ植物についてのVer
ticillium(ベルチシリウム)立枯れ病耐性を付与することを示す一方
で、Rs−AFP1およびRs−AFP2は、25μg/g新鮮葉組織と同じく
らい高い発現レベルで、ジャガイモ植物についてなんら際立ったレベルのVer
ticillium(ベルチシリウム)立枯れ病耐性を供しない。これらの結果
は、実施例3で測定されたAlyAFPについてのIC50値が、望まれない菌類
によって起こされた障害を制御する上で、そして植物の中の疾病耐性を遺伝的に
操作する上で、このタンパク質の有用性の信頼できる指標であることを示す。
ここに本発明が記載されるとき、様々な方法で同じものが変
化するは明白である。このような多様性は、本発明の概念および範囲から逸脱す
ると見なされず、そしてこのような修飾のすべては、当業者にとって、以下の請
求項の範囲内に含まれることを意図することは明らかである。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ
,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU
,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,
CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G
B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG
,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,
LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N
O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG
,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,
UZ,VN,YU
(72)発明者 ローゼンバーガー,シンデイ・アネツト
アメリカ合衆国、ミズーリ・63021、ボー
ルウイン、レツド・ブリツジ・コート・
577
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 配列番号2に示されているアミノ酸配列を含む分離ポリペプチド。 2. 請求項1に記載のポリペプチドをコードする分離DNA分子。 3. 前記分離DNA分子がcDNA分子であることを特徴とする、請求項2に 記載の分離DNA分子。 4. 配列番号12に示されているヌクレオチド配列を含むことを特徴とする、 請求項3に記載のcDNA分子。 5. 配列番号12に示されているヌクレオチド配列の116〜269ヌクレオ チドを含むことを特徴とする、請求項3に記載のcDNA分子。 6. 5’→3’方向に作動可能に結合した: (a) 植物細胞中でRNA配列を産生させる機能を果たすプロモーター; (b) 請求項1に記載の分離ポリペプチドをコードする構造コード配列;及び (c) 植物細胞中で、転写終結及び前記RNA配列の3’末 端へのポリアデニル酸ヌクレオチドの付加を生起ざせる機能を果たす3’非翻訳 領域 を含む組換え二本鎖DNA分子。 7. 前記構造コード配列がcDNA分子であることを特徴とする、請求項8に 記載のDNA分子。 8. 前記cDNA分子が、配列番号12に示されているヌクレオチド配列及び 配列番号12に示されているヌクレオチド配列の116〜269ヌクレオチドか らなる群から選択されるメンバーであることを特徴とする、請求項7に記載のD NA分子。 9. 前記プロモーターが、FMV 35Sプロモーター、CaMV 35Sプ ロモーター、ssRUBISCOプロモーター、EIF−4Aプロモーター、L TPプロモーター、アクチンプロモーター及びユビキチンプロモーターからなる 群から選択されることを特徴とする、請求項6に記載のDNA分子。 10. 前記植物の所在地に請求項1に記載の分離ポリペプチドを供給することを 含む、植物に対する真菌による被害を防除する方法。 11. 前記真菌による被害が、Alternaria属;Ascochyta属 ;Botrytis属;Cercospora 属;Colletotrichum属;Diplodia属;Erysiphe 属;Fusarium属;Gaeumanomyces属;Helmintho sporium属;Macrophomina属;Nectria属;Pero nospora属;Phoma属;Phymatotrichum属;Phyt ophthora属;Plasmopara属;Podosphaera属;P uccinia属;Puthium属;Pyrenophora属;Pyric ularia属;Pythium属;Rhizoctonia属;Scerot ium属;Sclerotinia属;Septoria属;Thielavi opsis属;Uncinula属;Venturia属;及びVertici llium属からなる群から選択される真菌によって引き起こされることを特徴 とする、請求項10に記載の方法。 12. 前記抗真菌ポリペプチドを産生する微生物を植物でコロニー形成させるこ とにより、前記植物の所在地に前記ポリペプチドを供給することを特徴とする、 請求項10に記載の方法。 13. 前記分離ポリペプチドを含む組成物を適用することにより、前記ポリペプ チドを前記植物の所在地に供給することを特 徴とする、請求項10に記載の方法。 14. 前記植物細胞内で前記ポリペプチドをコードするDNAを発現させること により、前記ポリペプチドを前記植物の所在地に供給することを特徴とする、請 求項10に記載の方法。 15. 前記ポリペプチドが実質的に配列番号2に示されているアミノ酸配列から なることを特徴とする、請求項10に記載の方法。 16. 植物に対する真菌による被害を防除する方法であって: (a) 植物細胞のゲノム中に: (i)植物細胞中でRNA配列を生成させる機能を果たすプロモーター; (ii)請求項1に記載の分離ポリペプチドをコードする構造コード配列; (iii)前記植物細胞中で、転写終結及び前記RNA配列の3’末端への ポリアデニル酸ヌクレオチドの付加を生起させる機能を果たす3’非翻訳領域を 含む組換え二本鎖DNA分子を挿入するステップ; (b) 形質転換植物細胞を得るステップ;及び (c) 前記形質転換植物細胞から、細胞が抗真菌有効量の請 求項1に記載のポリペプチドを発現する遺伝子操作により形質転換された植物を 再生するステップ; を含むことを特徴とする前記方法。 17. 前記構造コード配列が、配列番号12に示されているヌクレオチド配列及 び配列番号12に示されているヌクレオチド配列の116〜269ヌクレオチド からなる群から選択されることを特徴とする、請求項16に記載の方法。 18. 前記プロモーターが、FMV 35Sプロモーター、CaMV 35Sプ ロモーター、ssRUBISCOプロモーター、EIF−4Aプロモーター、L TPプロモーター、アタチンプロモーター及びユビキチンプロモーターからなる 群から選択されることを特徴とする、請求項16に記載の方法。 19. 細胞が抗真菌有効量の請求項1に記載のポリペプチドを含む植物。 20. 前記植物が: (a) 植物細胞のゲノム中に: (i)植物細胞中でRNA配列を生成させる機能を果たすプロモーター; (ii)配列番号2に示されているアミノ酸配列を含む分離 ポリペプチドをコードする構造コード配列; (iii)前記植物細胞中で、転写終結及び前記RNA配列の3’末端への ポリアデニル酸ヌクレオチドの付加を生起させる機能を果たす3’非翻訳領域 を含む組換え二本鎖DNA分子を挿入するステップ; (b) 形質転換植物細胞を得るステップ;及び (c) 前記形質転換植物細胞から、細胞が抗真菌有効量の前記ポリペプチドを 発現する遺伝子操作により形質転換された植物を再生するステップ を含む方法によって作出されることを特徴とする、請求項19に記載の植物。 21. 前記構造コード配列が、配列番号12に示されているヌクレオチド配列及 び配列番号12に示されているヌクレオチド配列んp116〜269ヌタレオチ ドからなる群から選択されることを特徴とする、請求項20に記載の植物。 22. 請求項19に記載の植物であって、ゲノムが、抗真菌性のペプチド、ポリ ペプチド又はタンパク質をコードする1種以上の他のDNA分子を含み、該DN A分子が形質発現し、該分子によりコードされる抗真菌有効量の前記ペプチド、 ポリペプ チド又はタンパク質を産生することを特徴とする前記植物。 23. 請求項19に記載の植物であって、ゲノムがB.t.内毒素をコードする DNAを含み、該DNAが形質発現して、抗昆虫有効量の前記B.t.内毒素を 産生することを特徴とする前記植物。 24. 請求項19に記載の植物であって、リンゴ、オオムギ、ブロッコリ、キャ ベツ、カノラ、ニンジン、柑橘類、トウモロコシ、ワタ、ニンニク、オートムギ 、タマネギ、観賞植物、エンドウ、ラッカセイ、コショウ、ジャガイモ、コメ、 ライムギ、モロコシ、ダイズ、イチゴ、テンサイ、サトウギビ、トマト、蔓植物 及びコムギからなる群から選択されることを特徴とする前記植物。 25. 前記植物がジャガイモ植物であることを特徴とする、請求項19に記載の 植物。 26. 請求項25に記載の植物によって生産されるジャガイモの種子。 27. 請求項1に記載の抗真菌有効量の分離ポリペプチドと、許容し得る担体と を含む抗真菌組成物。 28. 有害な真菌を、抗真菌有効量の請求項1に記載の分離ポ リペプチドと接触させることを含む、有害な真菌と闘う方法。
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