JP2000509628A - 髭そり装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、それぞれ外刃部材(4)と外刃部材に対応して駆動可能な内刃部材(5)を持つ少なくとも2つの髭そりヘッド(3)を有する髭そり装置である。各外刃部材は、長い髭を切るため(事前髭そり)の形式と短い髭を切るため(短い髭そり)の形式との異なる形式の髭入力開口(9,10)を持つ髭そり領域(7,8−19,20−21,22)を有する。髭そり性能を向上させるため、同一形式の2つの隣接した外刃部材(4)の髭そり領域(7,8−19,20−21,22)が相互に向かい合わされる。望ましくは、短い髭用の髭そり領域(7,19,21)が髭そり領域の中央に設けられ、長い髭用の髭そり領域(8,20,22)が前述の領域の周りに配置される、もしくは少なくとも髭そり装置の周囲に近い領域に配置される。
Description
【発明の詳細な説明】
髭そり装置
技術分野
本発明は、各々が、長い髭を剃る形式と短い髭を剃るための形式を含む異なる
形式の髭入力開口を持つ髭そり領域を有する外刃部材と当該外刃部材に対応して
駆動可能な内刃部材を有する少なくとも2つの髭そりヘッドを有する髭そり装置
に関する。
背景技術
上述のような髭そり装置は、米国特許第US-A-3564715号から既知である。この
髭そり装置において、外刃部材は、2つの異なる形式の髭入力開口を持つ複数の
比較的小さな髭そり領域、即ちスリット形状の髭入力開口と丸形の髭入力開口を
有する。外刃部材の異なる領域は、繰返し態様で配置されている。髭入力開口に
放射状に向けられたスリット形状は同様に、長い髭の十分な確保、切除若しくは
調整を実現する。しかしながら、膚への刺激を排除する目的で、外刃部材のより
厚い厚さをその場で選択されるように、膚をスリット形状髭入力開口(バルジス
ルー)からより大きく遠ざけることができる。丸形及び小さな髭入力開口を持つ
髭そり領域は、その場で外刃部材がスリットを持つ髭そり領域の位置よりも薄い
厚さを持つことにより、剃られる髭への可能な限りの密着を実現する。
より小さな髭入力開口は、膚の刺激を発生しないという事態をもたらす。即ち
、スリット形状の髭入力開口を持つ刃部材部分の厚さは、粗い髭そり若しくは事
前髭そりの様な髭そりを提供し、そしてより薄い部分が密着もしくは最終的な髭
そりを提供する。
発明の開示
本発明は、髭そり性能を改善、即ち膚に優しい状態、言うなれば膚への刺激が
最小な状態で、長い髭の取込み、適切にな刈取り、そして短い髭が可能な限り短
く剃られる事態を可能にする前段で規定した形式の髭そり装置を改善することを
目的とする。
上述の目的のため、本発明の髭そり装置は、同様の形式の2つの隣接した外刃
部材の髭そり領域が互いに向合っていることを特徴とする。
すべての外刃領域の全体により形成された髭そり領域の入口方向から見ると、
同様の形式の髭入力開口を持つ中央髭そり領域と他の形式の髭入力開口を持つ外
刃領域の作用を与える。同様の形式の髭入力開口を持つより大きな隣接髭そり領
域は、前述の米国特許第US-A-3564715号に関連して得られる。髭そり領域のこの
ような配置は、髭そり性能のめざましい改善をもたらすことが見いだされた。
望ましい実施例は、長い髭を剃る髭そり領域が、互いに離れていることを特徴
とする。膚における髭そり動作は、新たに剃られる髭が、髭そり領域の全体の中
心から見て、初めに外側に配置された髭そり領域と接触する。よって、特に長い
髭が取込まれ、その場で刈取られる場合に特に望ましい。次いで、短い髭若しく
は既に調整された髭が相互に向合った髭そり領域において可能な限り短く切断さ
れる、即ち中央髭そり領域を形成する。
他の実施例において、長い髭を切断する髭そり領域を相互に向い合わせること
が出来る。短い髭は、前述の外側髭そり領域において剃られる。これは、顎の端
に沿って髭そりを行う顎髭を持つ人々の場合、顎の端の長い髭を捕えない、とい
う利点を有する。前段で述べた例において、痛みのない髭の調整をもたらす状態
が実現される。
望ましくは、長い髭を切断する髭入力開口は、外刃部材の端まで延在する実質
的に放射状に配置されたスリットである。そして短い髭用の開口は、小さな円も
しくは大円の開口である。スリット位置における外刃部材の厚さは、小さな開口
の位置におけるよりも厚い。
原則的に、上述の構造は、米国特許第US-A-3564715号に開示されている。刃部
材の端まで延在するスリットは、髭の簡単な取込を促進する。しかしながら、先
に示したように膚は、小さな開口におけるよりも更に突出できる。この結果、ス
リットの位置における刃部材の厚さは、膚の刺激防止を目的として更に厚くなる
。小さな髭入力開口の位置において、刃部材は、その位置で可能な限り短い髭
そりができる用に、膚の種々の刺激を生じることなく、より薄くできる。
長い髭を切取る髭入力開口は、例えば、音叉の形状を持っても良い。このよう
なパターンの髭入力開口を持つ髭そりヘッドが濃い顎髭の人々にとって良好に動
作することが見いだされた。
長い髭を切取る為の髭入力開口が二列のスリットで形成されると、髭そり開口
は、より過敏な膚を持つ人々に良好に適する。
しかしながら、外刃部材の髭入力開口のすべてを、スリットが略々放射状に対
置されるように形成することが代りに可能である。或る形式の髭そり領域のスリ
ットは、他の形式の髭そり領域の物よりも広い。即ち、例えば、外側髭そり領域
に配置されたスリットは、中央髭そり領域に配置されたスリットよりも大きい。
外側においてより広いスリットは、より簡単な長い髭の捕捉を実現する。中央領
域におけるスリットは、膚の刺激の無い幅を持つであろう。
更なる実施例は、髭そりヘッドが、すべての外刃部材の面で規定される髭そり
面を凹凸形状に適応するように調整できる様な方法で動かすことができることを
特徴とする。髭そり開口において長い髭を刈取る髭そり領域が互いに向い合い、
そして髭そり領域が外側に向いた凸状位置に設定される場合、仕上げ剃りの作用
が導かれ、一方髭そり開口の場合、髭そり面は、事前髭そり作用がもたらされる
内側に向いた凹部位置に設定される。回転式髭そり装置の髭そり面は凹状若しく
は凸状を形成し、そしてこの手段は、例えば国際特許出願公開WO-A-96022368号
若しくは米国特許第US-4318233号,第US-4168570号から既知である。
他の実施例は、外刃部材が180°回転可能である。この実施例は、事前髭そり
及び仕上げ髭そり用の髭そり領域の位置切替えを可能にする。
本発明による髭そり装置は、即ち、髭そりに関して特に要求を持つ人々(理髪
業)にとって非常に適する。例えば、敏感な膚を持つ人々は、剌激が最小である
髭そり位置を選択できる。膚が敏感でない他の人々は、髭そり時間を最小にする
ことを望むため、他の位置を選択できる。
本発明の幾つかの実施例は、以下に図面を参照してより詳細に説明されるであ
ろう。
図面の簡単な説明
第1図は、3つの髭そりヘッドを持つ髭そり装置の斜視図である。
第2図は、長い髭を切取る髭入力開口を持つ髭そり領域型の相互に離れた3重
ヘッド型髭そり装置の平面図である。
第3図は、長い髭を切取る相互に向合った髭入力開口を持つ図2に示したもの
と同様の装置の平面図である。
第4図、第5図及び第6図は、3重ヘッド型髭そり装置における髭入力開口の
パターンの他の例を示す図である。
第7図及び第8図は、髭そりヘッド面が凹形状及び凸形状の各々を持つ3重ヘ
ッド型髭そり装置の側面図である。
第9図は、本発明による2重ヘッド型回転髭そり装置の平面図である。
第10図は、本発明による2重ヘッド振動型髭そり装置の平面図である。
発明を実施するための最良の形態
第1図に示した回転型髭そり装置は、ハウジングから取外し可能若しくはハウ
ジングに対してヒンジ固定された髭そりヘッドホルダ2を持つハウジング1を有
する。このホルダには、切取りユニットとして参照される3つの髭そりヘッド3
が装着される。各ヘッドは、髭入力開口5を持つ外刃部材4と、この外刃部材に
対して回転駆動可能な内刃部材6とを有する。内刃部材は髭そり装置のハウジン
グ内の図示しないモータに駆動される。
図2に示された髭そりヘッドホルダ2の髭そりヘッド3の各々は、異なる形
式の髭入力開口を、すなわち略々放射状に配置されたスリット9の形式より小さ
な円形開口10の形式を持つ2つの髭そり領域7,8を有する。実際には、最後
に述べた開口は実質的に腎臓形である。2つの髭そり領域は、略々等しい大きさ
である。スリットを持つ髭そり領域7は、長い髭の切り取りもしくは調整用に主
に向けられ、一方、小さな開口を持つ髭そり領域8は、可能な限り短く髭を剃る
ことに向けられる。スリットは、小さな開口よりも良好に長い髭の取り込みに対
応する。しかしながら、スリットは、小さな開口よりも強い肌の刺激を生じる。
よって、スリット位置における髭そり部材の暑さは小さな開口のい値よりも厚い
。
すなわち、スリットを持つ髭そり用領域、事前髭そり及び短い髭剃りを提供する
小さな開口を持つ髭そり領域をもたらす。
第2図において、3つの刃部材のスリットを持つ髭そり領域、即ち長い髭の適
度の取り込み及び調整をする領域が互いに離れて形成され、一方、小さな開口1
0を持つ髭そり領域8,即ち可能な限り短い髭そり用の領域が互いに向き合わさ
れる。
第3図において、髭そり領域の方向は、第2図の髭そり領域に対応して180
°回転している。このような方向の髭そり領域を持つ髭そり装置は、顎の端に対
応する領域の髭剃りを望む人々に良好に適している。外刃部材4の180°回転
は、ホルダ2から刃ユニット3を使用者が取り除き、そして180°回転した位
置にホルダを配置することにより簡単に実現できる。
第4乃至6図は、髭入力開口の他の形状を示している。第4図において、スリ
ット形状開口は、音叉11のような形状をしている。これらの髭そり領域は、顎
髭の濃い人々に良好に適することが見いだされた。
第5図において、一方、事前髭そり用の髭入力開口がスリット12の二重列を
形成している。スリットの2つの列の間に環状隆起13をもうけるため、外刃部
材が、第2図に示された刃部材の場合よりもスリットの位置でより効果的に肌を
保持する。個の例の場合、最終髭そり用の髭そり領域は、事前髭そり用の髭そり
領域よりも2倍大きい。この形式は、敏感な肌の人々に良好に適する。第4及び
5図の例の場合、最終髭そり領域8は、第2図に示されたもの、即ち小さな開口
10を持つものと同様である。
第6図において、髭入力開口のすべて、即ち長い髭及び短い髭用の開口は、ス
リットとして形成される。長い髭用の髭そり領域14は、しかしながら、広いス
リット16を有し、短い髭用の髭そり領域15は狭いスリット17を有する。こ
の例の場合、180°刃部材を回転させることが可能である、ということが明白
である。
第7及び8図は、全体的な髭そり面の凹凸形成の作用を示す図である。全体的
な髭そり面は、外刃部材の個々の髭そり面が延在している面を略々規定するであ
ろう。これらの図において、全体的な髭そり面は参照番号18で表されている。
刃部材は、互いに向かい合った髭入力開口を同時に地あげることができるように
髭そりヘッド中で回転される。この結果、外側に凸型の髭そり面をもたらす(第
7図)。逆に、外側非部入力開口を持つ刃部材の一部を持ち上げることができ、
この結果、内側に凹型の髭そり面をもたらす(第8図)。これは、ある髭そり作
用を提供もしくは低減する。刃部材を調整する機構は、それ自体既知である。
第9図に2ヘッド回転型髭そり装置に本発明を適用した状態を示す。この髭そ
りヘッドは、事前髭そり及び最終髭そり用の2つの異なる形式の髭そり領域19
,20を持つ。同様の形式の領域は互いに向かい合い(20)、そして互いに離
れている(19)。
最後に第10図は、振動型の2ヘッド髭そり装置に本発明を適用した例を示す
。長い髭を取り込むためのスリット形状髭入力開口を持つ髭そり領域21は、刈
り取りホイルの外周に、即ち互いに離れて配置されている。短い髭用の小さな開
口を持つ髭そり領域22は、中央位置に配置されている。最後に述べた髭そり領
域は、結果として互いに向かい合わされている。スリット形状の日部入力開口を
持つ髭そり領域21の位置において刈り取りホイル23(外刃部材)の厚さは、
小さな開口を持つ髭そり領域22の位置における厚さよりも厚い。スリット形状
開口を持つ髭そり領域21は、刈り取りホイルもしくは髭そりヘッド、さらには
内刃部材なしで配置されることにより相互に向き合うことができる。
刈り取りホイルの他の配置は、米国特許第US-A-5459924号に開示されているよ
うに配置可能である。この場合、刈り取りホイルは、3つの髭そり領域、即ち同
様形式の二つ及び関連する他の形式の一つを設けなくてはならない。
外刃部材(刈り取りホイル)は、望ましくは電気化学マシニング行程(ECM:el
ectrochemical machining process)で望ましくは形成される。このような行程
は、高イオン強度の電気分解溶液中で実施される。外刃部材はこの場合、アノー
ドとして機能し、そしてECM材料の電極がカソードとして機能するであろう。
電気化学マシニングの間、アノードとカソードの間を電流が流れる。電極は、ス
リット及び他の開口の配列用の成形部品として作用する。この工程の間、スリッ
ト及び他の開口は、スリット及び他の開口がメタルハライドとして形成されねば
ならない位置で溶解するアノードとして配置され、電極では水素が発生す
る。外刃部材の厚さの違いは、所望の部品を選択することにより、電気化学マシ
ニング方法により同様に得ることができる。
本発明を、例えば4重ヘッド型髭そり装置に適用可能なことは明らかであろう
。さらに、刃部材の180°回転は、種々の駆動機構により実現できる。明らか
に、種々の髭入力開口が長い髭の刈り取り及び調整、そして短い髭の切り取りを
実現可能である。刃部材は、電気化学機構によってのみ得られるのではなく、同
様にレーザ加工工程、エッチング工程でも得られる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ハネンブルグ ヒッドー ヒンドリック
オランダ国 5656 アーアー アインドー
フェン プロフ ホルストラーン 6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. それぞれが外刃部材と当該外刃部材に対応して駆動される内刃部材とを有 する少なくとも2つの髭そりヘッドを有する髭そり装置であって、前記各外 刃部材が長い髭を切る形式と短い髭を切る形式とを含む異なる形式の髭入力 開口を持つ髭そり領域を有する髭そり装置において、 同一形式の2つの隣接する前記外刃部材の前記髭そり領域が、互いに向か い合っていることを特徴とする髭そり装置。 2. 請求項1に記載の髭そり装置において、 長い髭を切る前記髭そり領域が互いに離れていることを特徴とする髭そり装 置。 3. 請求項1に記載の髭そり装置において、 長い髭を切る前記髭そり領域が互いに向かい合っていることを特徴とする 髭そり装置。 4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の髭そり装置において、 長い髭を切る前記入力開口が、前記外刃部材の端に向けて延在するほぼ放 射状に配置されたスリットで、短い髭を切る前記入力開口が、小さな円もし くは楕円の開口で、前記スリットの位置における前記外刃部材の厚さが、前 記小さい開口の位置における厚さよりも厚いことを特徴とする髭そり装置。 5. 請求項2もしくは4に記載の髭そり装置において、 長い髭を切る前記髭入力開口が、音叉のような形状であることを特徴とする 髭そり装置。 6. 請求項2もしくは4に記載の髭そり装置において、 長い髭を切る前記髭入力開口が二重列スリットで形成されることを特徴とす る髭そり装置。 7. 請求項1に記載の髭そり装置において、 前記外刃部材のすべての前記髭入力開口が、ほぼ放射状に配置されたスリ ットで、ある形式の髭そり領域のスリットが他の形式の髭そり領域よりも広 いことを特徴とする髭そり装置。 8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の髭そり装置において、 前記髭そりヘッドがすべての前記外刃部材の前記面に規定される髭そり面が 凹凸形状に適合するように調整可能な方法で軸動作する事を特徴とする髭そ り装置。 9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の装置において、 前記外刃部材が180°回転可能であることを特徴とする髭そり装置。 10. 請求項1乃至9の何れか一項に記載された髭そり装置の外刃部材を製造 する方法において、 前記外刃部材が電気化学製造工程で製造されることを特徴とする方法。 11. 請求項10に記載の方法で製造された刃部材。
Applications Claiming Priority (3)
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