【発明の詳細な説明】
自己監視三レベルハイブリッドリーダー(マレッシュリーダー)
本発明はデータ包含カード用の読取りおよび/または書込み装置、ことに多機
能特性を有し、例えばカードの磁気ストライプおよびデータチップに関して読取
り処理および書込み処理を行なうことができ、自己の処理可能性をチェックする
ことができ、さらにカードを引込み得る、自己監視ハイブリッドリーダーに関す
る。
このようなカードは、磁気ストライプを有するクレジットカードまたは小切手
保証カードであってもよく、あるいはいわゆるチップカードでもよい。当然のこ
とではあるが、磁気ストライプとチップ領域を併わせ有するカードも使用され得
る。
これらのカードは、総称してデータカードと称されることができ、例えば銀行
ロビー窓口における受付処理、支払処理(現金支払機)に使用され得る。さらに
他の使用可能性は、プリペイドテレホンカードにより稼働する公衆電話設備であ
る。
このようなテレホンカードは、これに埋込まれた集積回路、すなわち「チップ
」を持っている。このチップは、金額を表わす数値を蓄積しており、カードの接
点領域と電気的に接続され、これらの接点はカード表面と同一平面に在り、外部
からアクセス可能になされている。カード使用者は、このチップカードを公衆電
話の読取り/書込み装置に挿入し、カードの接点領域が電話設備の制御回路と接
触し、接続される。カードのチップに記憶されている金額が、読取られ、通話の
間に、チップへの書込みにより減額されて行く。通話の終了により、チップカー
ドは使用者に返却される。
クレジットカード、小切手保証カードも、これを自動読取機に挿入し、現金引
出しの場合、カードからデータを抜出すことにより、上記と同様に作用する。こ
れは一般的に磁気ストライプの読取りにより行なわれる。
このような読取り/書込み装置は、しばしば、厳しい環境条件下において、例
えば屋外の現金払出機、駐車場の出入口などで使用される。従って、このような
装置は、低温下においても高湿度下においても、安定して稼働しなければならな
い。
カード搬送用のベルトドライブおよび/または読取り/書込みヘッドを使用す
る従来の読取り/書込み装置は、ベルトドライブの信頼し得る作動を保証するた
め、例えば冬期の低温時には加熱を必要とする。カードがベルトで搬送される場
合のさらに他の欠点は、ベルトの汚染が進むと共にその摩擦力が低減し、カード
の定置が、ベルト走行時以外には行なわれ得なくなることである。従ってカード
位置の正確な監視が必要になる。ベルトドライブのさらに他の欠点は、カード挿
入口内に入った異物により、ベルトが案内ローラ、駆動ローラから外れることで
ある。
例えば、研磨性紙その他カード読取装置の閉塞をもたらし、読取り/書込みヘ
ッドに損傷をもたらすにれは前述したようにカードドライブベルトが外れる事態
をもたらし得る)ような異物の挿入により、カードリーダーが故障しないように
することが望ましい。
カードリーダーが、例えばガソリンスタンドの支払装置に使用される場合、そ
の故障はカードリーダーの所有者に経済的損失をもたらすだけでなく、顧客の不
満をももたらすので、このような装置を使用する場合、作動の確実性は決定的に
重要である。
そこで、本発明の目的は、データを包含するカードの、構造的に簡単で、かつ
廉価であり、しかも作動が確実な読取り/書込み装置を提供することである。
しかるにこの目的は、特許請求範囲における独立項に記載される諸特徴により
達成され得ることが本発明者らにより見出された。従属項にはその有利な実施態
様が記載されている。
本発明によるカードリーダー、すなわち読取り/書込み装置には、移動可能に
設置されたスライドを具備するガイドが設けられている。このスライドはカード
を受領するようになされている。スライドには移動可能にキャリッジが設置され
ている。本発明装置には、さらに、キャリッジとスライド間に相対運動をもたら
し、これにより読取り/書込み部材がカード上のデータ領域上を移動し得るよう
にするための駆動手段が設けられている。これにより、カードデータ領域からの
望ましい読取りと、このデータ領域への望ましい書込みとが可能になされる。
書込み/読取り部材は、キャリッジ上に配設され、カード上の磁気ストライプ
またはテスト磁気ストライプ上を運動し得る読取り/書込みヘッドを包含する。
読取り/書込み部材は、さらにスライド上に配設され、カード上またはテスト
チップ上を運動し得るチップ読取りセットを包含する。
本発明による読取り/書込み装置の構成は、多機能三レベルハイブリッドリー
ダーの実現を可能ならしめる。上述したガイド、スライドおよびキャリッジがリ
ーダーの各レベルを形成する。
本発明装置には、さらにストッパーが設けられ、キャリッジがストッパーに当
接するとき、駆動手段が、スライドとガイドの間の相対運動を生起させる。すな
わち、キャリッジが当接しているとき、スライドが移動せしめられる。
本発明の好ましい実施例においては、駆動手段はキャリッジ上に設けられる。
本発明によるハイブリッドリーダーは、キャリッジ上に設けられ、かつ例えば
スライド上の歯列と噛合する独特の駆動手段により、多機能リーダーのすべての
機能を遂行し得る。
原位置、すなわちリーダーの当初位置において、キャリッジは後方ストッパー
と当接する位置に在る。読取り/書込みヘッドを具備するキャリッジは、この位
置において、妨害行為に対して最も保護された状態に在る。これはカード挿入ス
ロットから最も遠い位置であるからである。すなわち、外部からは最も到達し難
い位置に置かれている。
カードを挿入スロットから挿入し、カードとその然るべき接触をもたらすこと
により、カートリッジの駆動手段が作動され、カートリッジは、その後方位置か
ら、カード挿入スロットが穿設されているパネルに向けて運動する。これにより
キャリッジに設けられている読取り/書込みヘッドは、挿入されたカード上を走
行する。キャリッジが前方ストッパーに当接し、しかも駆動手段が依然として作
動されている場合、キャリッジ自体はもはや運動し得ないが、スライドが駆動手
段と運動的に係合しているので、スライドが、これまでのキャリッジの運動方向
と反対方向に、すなわち後方に向かって運動する。これと共にチップ読取りセッ
トが同時に突出せしめられ、カードのデータチップと接触せしめられる。さらに
、これにより、スライド中に挿入されたカードがスライド上に固定され、カード
ユーザから遠去かり、ロック部材が挿入スロットを閉鎖する。
すなわち、スライドの運動は、キャリッジが後方または前方ストッパーと当接
し、駆動手段によりもたらされる力がスライド上に配列された歯列に及ぼされる
ことにより行なわれる。
キャリッジの運動および/またはスライドの運動の制御は、例えば直流モータ
が駆動手段として使用される場合には適当な接触子により、ステップモータが使
用される場合には、適当なステップモータ制御手段により行なわれ得る。当然な
がら、その他の駆動手段、例えばスピンドルドライブ、液圧装置の使用も考えら
れる。接触子は機械的スイッチ部材でもよい。ライトバリヤー、誘電的に作動す
るホールセンサも考えられる。
本発明によるリーダーは、例えばキャリッジがガイドに固定的に結合されてい
る場合、カード引込み機能を備えたカードリーダーとしても使用され得る。カー
ドをスライド中に挿入した後、このスライドは、駆動手段の作動により、後方に
向かって移動せしめられる。これにより読取り/書込みヘッドで、カードからの
読取り、カードへの書込みが可能である。この場合、キャリッジは読取り/書込
みヘッドブリッジとして構成される。
本発明リーダーは、カード挿入機構を持った自動読取装置としても使用され得
る。この場合には、スライドがガイドに固定的に結合される。
上述したキャリッジとガイド間またはスライドとガイド間の固定的結合は、両
部材に唯1個の部材を設けることにより実現され得る。
本発明の他の実施態様においては、カードを引き込むために、カード先端と係
合し得る把持部材が設けられる。この機能をもたらすためには、キャリッジの駆
動手段の作動を、キャリッジが前方ストッパーに当接した後も、あらかじめ設定
した分だけ継続させて、カードを固定したスライドを第2方向(後方)に運動さ
せ、第2方向(後方)へのキャリッジの後続運動において、把持部材がカード先
端を把持し得るようにする必要がある。
さらに他の実施態様において、機枠に設けられた凹陥部と係合し得るクランプ
部材がスライドに設けられる。このクランプ部材は、機枠の凹陥部と係合してい
ない場合、カードと作用的に結合され得るように構成される。
これは、カードを挿入スロットから挿入した後、これがスライバに対して一定
の位置を占めるようにスライドに固定され得る。この位置は、後方への運動に関
して、カード挿入時にカードが当接し得るコントロールピンによっても特定され
得る。このコントロールピンは、スライドのカード案内床面から突出しており、
カードが引込まれるべき場合には突出状態から後退し得るようになされている突
起を具備する。
この突起の後退運動(突出位置からの)は、スライドがキャリッジの駆動手段
によりあらかじめ設定された分だけ第2方向に運動するとき、コントロールピン
に設けた鉤部が、機枠の孔隙内に引込まれることにより生起する。すなわち、コ
ントロールピンの鉤部は、機枠のコントロール開口内に引込まれ、当該ピンの突
起が突出位置から後退し、従って、キャリッジが、カードをスライドから押出す
ことができる。
クランプ部材は、さらに、カードの把持状態において、コントロールピンの突
起に対して後方への力をもたらすように形成され得る。これにより、カードはク
ランプ部材と突起との間に把持される。この状態において、スライドがキャリッ
ジの駆動作用により後方に押され、コントロールピンの突起が、カード案内床面
レベルまで後退すると、カードはクランプ部材による把持状態から滑り外ずれ、
クランプ部材により後退突起上を超えて軽く後方に押出される。これにより、カ
ードはスライド上において自由に移動し得る状態になる。
本発明の他の実施態様において、装置は、制御部分および案内部分を有する機
械的カード排出機構を包含する。
この機械的カード排出機構は、カードリーダーの電気的もしくは機械的故障の
場合に、ユーザーが自分のカードを引戻すことを可能ならしめる。これは、例え
ば小切手保証カードの場合、極めて重要である。さもないと、他の現金払出機に
おいて小切手を現金化する可能性を失なうからである。
本発明装置、スライドの適当な位置において、カードを挿入スロットに挿入可
能ならしめ、スライドが作動状態に在る場合、スロットを閉鎖するロック部材を
包含し得る。これにより、リーダーは、例えばリーダー稼働の間のリーダー操作
が行なわれないように保護され得る。
前述したように、本発明リーダーは、便宜上、上下転倒して図示されている。
実際に使用する場合、図示した上下の関係は転倒されるべきことに留意され度い
。権限なく挿入された対象物、スライドのカードガイドの寸法に正確に適合しな
い対象物は、リーダーから押戻される。さらに、カードの引込みが簡単化され、
例えばスライドのカードガイドは、前方から測ったスライド長さの3分の2にな
され、カードから引込まれると、簡単にカードガイドから底部に落下する。
本発明の多機能特性は、リーダーの機械的ないし構造的変更を加えることなく
、駆動手段の制御プログラムに対応して調整され得る。従って、リーダーは、磁
気ストライプおよび/またはチップからの読出しおよび/またはこれらへの書込
みのために使用され得る。さらに、テスト磁気ストライプをスライドに、かつ/
もしくはテストチップをキャリッジに配置することが可能であり、これにより本
発明は、あらかじめ定められた間隔でテストサイクルを行なうことができ、この
テストサイクルを行なう場合、キャリッジが読取り/書込みヘッドと共にテスト
磁気ストライプ上を走過するようにリーダーは制御され、これにより自らの機能
をチェック(自己監視)し得る。さらに、キャリッジは、この上に配設されたテ
ストチップと共に、スライドのチップ読取りセット上にもたらされ、チップ読取
り/書込み部材の機能をチェック(自己監視)し得る。これにより、リーダーが
何時でも作動し得るようにチェックし、エラー表示が現われたならば、直ちに修
理および/または部品交換を行ない得る。さらに、チェックサイクルを、時間、
リーダーへのアプローチ、欠陥のある記録などの判断基準に依存させることによ
り、このチェック操作を自動化することもできる。このチェック結果の読取り、
このエラー表示の伝送は、中央モニターセンターとの間のデータラインを経て行
なわれ得る。これにより、リーダーの稼働不能時間を最小限度にすることが可能
になる。
本発明による多機能リーダーは、すでに言及したように、カードの引込み処理
を行ない、もし暗唱コードが複数回誤って入力されたとき、安全上の理由から、
例えば小切手保証カードは保留される。引込み処理は、またユーザーによる使用
後、カードが保留されるべきすべての場合に実行され得る。
要約すれば、本発明リーダーは、可動部材数が少なく、これにより故障に関す
る安全性が著しく高い利点を有する。また、本発明リーダーは、上述した構成か
ら理解されるように大部分をプラスチック材料の射出成形により構成することが
でき、従ってその製造コストを著しく低減できる。さらに、本発明リーダーは、
ベルトドライブその他のゴム製部品、例えばローラーを必要とせず、従って劣悪
な環境条件により悪影響を回避することができ、また妨害行為に対する安全性が
さらに高められる。さらに、リーダーの多機能特性が、極めてコンパクトな装置
で実現され得る。このことは、既存の1台のリーダーに代えて、装着シャフトに
、2台以上の本発明リーダーを設置できることを意味する。これにより、第1の
本発明リーダーが故障した場合、直ちに第2のリーダーを稼働させることができ
、装置の稼働寿命を長くし、守衛および/または技術者による迅速な対応を可能
ならしめる。
さらに、本発明リーダーは、底部に向かって開放されており、自由に観察され
得る構造を有する点において有利である。これにより妨害行為に対する安全性が
高められる。入れられた異物、液体は落下、流下し、詰まった異物は迅速に除去
され得るからである。
本発明制御方法は、出力/入力回線を経てアナログおよび/またはディジタル
信号を発信し、受信するマイクロコンピュータを包含する制御装置により実現さ
れ得る。これにより、駆動手段は作動されることができ、スライドおよび/また
はキャリッジの位置信号が受信され得る。制御装置は、リーダーのすべての機能
を実現し得る。
本発明リーダーの当初位置において、キャリッジは後方位置、スライドは前方
位置に在り、カードの挿入が可能である。挿入されたカードはコントロールピン
の突起に当接し、これにより位置スイッチが作動され、この位置スイッチは、制
御装置に、カードがスライド中の最後位置に挿入され終ったことを表示する。そ
の結果として、駆動手段が駆動され、キャリッジが前方ストッパーに向けて移動
し、キャリッジの読取り/書込みヘッドが、カードの磁気ストライプ上を走過し
、読取り/書込み処理を行なう。キャリッジが前方ストッパーに当接してから
も、駆動手段はあらかじめ設定された時間だけ同じ方向の駆動を継続し、従って
クランプ手段で固定されたカードを保持するスライドが後方に向けてあらかじめ
設定された時間だけ運動する。次いでブロック部材が挿入スロットを閉鎖し、読
取り/書込みヘッドは、前段において読取りを行なっていない場合には、その読
取り作業を完了し得る。その終了に伴なって、キャリッジは再びデータストライ
プ上を移動し得る。今回はチップ読取りセットをカード上に設けられているチッ
プに斉合させ、対応する読取り/書込み装置により、チップからの読取り、チッ
プへの書込みを行なうことができる。
チップ読取り/書込み装置は、読取り/書込み処理のために、カードのデータ
チップと接触するチップキーセットを具備する。このチップキーセットの代わり
に、接触することなく、チップからの読取り、チップへの書込みを行なうチップ
読取りセットを具備してもよい。
制御装置の次の決定により、カードは引き込まれ得る。これによりキャリッジ
は再び前方ストッパーに向けて移動し、これと当接する。キャリッジの駆動手段
は、その後も同方向の駆動を継続するので、カードを固定保持するスライドが後
方に向かって移動し、キャリッジに設けられているカード把持部材がカード前方
端を超えて移動し、カード案内床面におけるコントロールピンの突起が床面から
後退し、これによりカードはスライドに固定された状態から解放される。次いで
把持部材がカード前方端を把持した後、キャリッジが後方に運動し、これにより
カードはスライドのカードガイドから押出され、挿入口から排出され、引込み処
理が終了する。
以下において、添附図面を参照しつつ、本発明をさらに具体的、かつ例示的に
説明する。添附図面中、
図1は本発明カードリーダーの斜視図、
図2はカードが挿入された状態における上記カードリーダーの斜視図、
図3は部分的に分解された関連部材と共に示されるスライドの斜視図、
図4はスライドの部分的断面図、
図5は本発明カードリーダーの機枠を示す斜視図、
図6は後退位置および非後退位置に在るコントロールピンの部分的断面図、
図7はこのコントロールピンの斜視図、
図8a−cは、それぞれ、キャリッジの部分的な側面図、正面図、断面図、
図9は本発明カードリーダーのカード挿入スロット前面から見た正面図である
。
図1は本発明によるカード読取り装置の斜視図であるが、このカードリーダー
は上下転倒した状態で図示されている。すなわち、図1(図2−9も)は、本発
明装置を下方から見た状態で図示している。
このカードリーダーには、磁気ストライプ14と、チップ領域17を有するデ
ータカード2が挿入され得る。チップ領域17は、磁気ストライプ14と反対の
面に設けられており、従って破線で示されている。データカード2は、挿入スロ
ット30からカードリーダー内に挿入され得る。挿入スロット30は、挿入パネ
ル29に穿設されており、例えばカードリーダーを現金支払機として使用する場
合、当然ながら、このパネル29は、カードのユーザー側に向けられる。
機枠10のガイド3に移動可能に設けられているスライド4が、ロック部材3
1のロックカム32を押下げる位置に在る時、カード2は挿入スロット30から
カードリーダー内に挿入され得る。
スライド4の制御面33が、ロックカム32と接触していない場合、ロック部
材31は押上げられ、挿入スロット30を閉鎖するようになされている。
ロック部材31は、ロック案内部材34の案内壁面に沿って、上下動する。他
方の案内壁面は、挿入スロット30が穿設されている壁体内面により形成される
。ロック部材31は、図示されていない発条により、スライド4の制御面33が
ロックカム32と係合していない限り、上方に押上げられており、常態的に挿入
スロット30を閉鎖している。ロック部材31は、その存在に対称的に配置され
た2個のロックカム32を持っているのが好ましい。従って、スライド4も、こ
れらに対応する2個の制御面34を有する。
図1に示されるリーダー各部分は、カードを挿入し得る当初位置に在る状態で
示されている。この場合、キャリッジ5は後方ストッパー9に当接する位置に在
り、スライド4は前方に押出されており、ロック部材31はカード挿入スロット
30を閉鎖しておらず、また後述する挟持部材はカードの挿入を許容する状態に
在る。挿入口30はスライド40のカード受領枠35と同じ平面に在り、従って
挿入されたカード2は、円滑にこの受領枠35内に挿入され得る(図2をも参照
)。
図1に示される各部位置において、ユーザーにより挿入され得るカード2は、
リーダー内の突起22まで到達し、この際に制御ピン37を作動し、これにより
スイッチ(図4に関して後述)が作動され、カードリーダーの制御装置にカード
2挿入処理の終了を表示する。
スライド4にはカード案内床面23が設けられており、この案内床面23上に
は、後述する読取り/書込み部材6と接触せしめられ得るテスト磁気ストライプ
15が配設されている。さらにスライド4には、カード2のチップ領域17の読
取り/書込み部材13を収納している凹陥部67が設けられている。この読取り
/書込み部材13は、チップ領域と接触するため、収納用凹陥部67中において
揚挙され得るチップキーセットを包含する。チップキーセットは、さらに、キャ
リッジ5に配設されているテストチップ(図8参照)とも接触せしめられ得る。
スライド4は、U字状横断面を成し、その両脚部の各自由端面上にはそれぞれ
歯列12が形成されており、これらはキャリッジ5とスライド4間の相対運動を
もたらすために、同じく後述する駆動歯車11と噛合する。これにより、さらに
これら両者と機枠10との間の相対運動ももたらされる。機枠10もU字状横断
面を成し、スライド4を移動可能に保持している。
キャリッジ5は、駆動歯車11を駆動するための駆動装置7と、例えば駆動装
置7用の電気的接触子を収納するコントロールボード68とを包含する。
図2は、カード2が挿入された本発明装置を示す。カード2はカード保持枠3
5に案内されて挿入され、カード2のストッパーを形成する突起22に当接する
。カード2は、このストッパーと後述する挟持部材19とによりスライド4に固
定される。
図3は、スライド4を分解状態において示す。スライド4は、その両側面に長
手方向に穿設されたスライド案内溝孔39を有する。図5に示される機枠10の
案内ピン40が、このスライド案内溝孔39と係合して、スライド4を前後両方
向と移動可能ならしめるが、スライド案内溝孔39の限定された長さにより、そ
の後方への運動は制約される。
スライド4にはコントロールピン21が設けられており、その突起部分22が
、カード案内床面23から上方に突出(本発明装置を稼働状態に設置した場合は
下方に突出)している。チップキーセット13は、収納用凹陥部67内に収納さ
れている。図3には、便宜上テスト磁気ストライプ15の図示を省略した。
図3には、さらにカードを返却するためのカード放出機構26が分解状態で示
されている。この機構26は、制御部分27と、案内部分28とから成り、案内
部分28の自由端は、図9に示されるように、カードユーザー側のパネル29に
おいて終結している。この案内部分28の終端には、これを前方に引くためのピ
ン(ボールペン様先端を有する)を挿入する透孔64が穿設されている。これに
より、制御部分27の前方端が、係合凹陥部41と係合する。制御部分27は、
その後方当初位置においてはカード案内床面23と同じレベル平面に在る。案内
部分28が前方(すなわち、図3中において左上方)に引張られると、制御部分
27の押出ピン42は、カード案内床面23に穿設された細長いカード排出開口
43から突出し、該開口先方端に向けて移動する。これにより、押出ピン42に
当接するカード(図示せず)は捕捉され、挿入スロットから押出される。これは
、スライド4がどの位置に在っても、ロック部材31がどの位置に在っても行な
われ得る。ロック部材31は、その内方に向けた斜角面44を有し、カード2が
この斜角面44に対して内方から外方に押圧されるとき、これは前述した発条手
段に抗して、カム部材を下方に押下げるからである。
図3は、さらに、スライド4の左右両側において、これに装着されるクランプ
部材19を示している。図3中の円形枠内に示される拡大詳細図に示されるよう
に、このクランプ部材19の張出部45は、カード保持枠35内に突出し、これ
と係合状態に在る。クランプ部材19は、さらに制御突出部46を有し、これは
スライド4の側面から突出している(分解状態で図示されているクランプ部材1
9をスライドに装着したとき)。スライド4を機枠10に装着すると、この制御
突出部46は、機枠10の案内面により内方に押圧される。これにより張出部4
5がカード保持枠35に押圧される。この張出部45と突起22との間の距離は
、挟持状態で突起22に当接するデータカードが、張出部45の突起22に向
いている方の面で挟持されるように選択される。これにより張出部45は、横方
向においてカードに力を及ぼすのみでなく、縦方向において突起22に対しても
力を及ぼす。前述したように突起22が後退すると、カード2は張出部45によ
りクランプ状態から押出される。これにより、カード2は、張出部45から軽い
後方への運動力を受取る。制御突出部46は、後述される機枠10の凹陥部20
に嵌合し得る。これによりクランプ部材19の張出部45は、外方に向けて揺動
し、その結果、カード保持枠35はカード2を釈放する。これによりカード2は
、スライド4から引出されることができ、また逆の順序でスライド4内に挿入さ
れ保持されることができる。
図4において、スライド4の一部が断面図で示されている。この断面図は、図
5にも示されている複数のスイッチ48を結ぶスライド4の長手方向線部分にお
ける断面図である。図1、図2における制御ピンないしスイッチピン37が、図
4にも示されている。このスイッチピン37は、カード2が突起22と当接状態
に在るとき、このカード2により押下げられる。スライド4がその当初位置に在
るとき、スイッチ48は、スイッチピン37の下方に位置する。従って、スライ
ド4に穿設された透孔49中において押下げられたピン37はスイッチ48を作
動する。スライド4は、さらに適当な位置に、図示されていないスイッチと係合
し得るスイッチ溝孔47を有し、スイッチ溝孔47がこのスイッチ面上にない場
合には、このスイッチはスライド面により押圧される。これらスイッチとスイッ
チ溝孔が、スライド4と、機枠10に設けられ、これらにより、本発明カードリ
ーダーのすべての多機能特性が実現され得る。
図5は、スライド4を装着しない状態の機枠10を示す。この機枠10は、上
述したスライド4のスイッチ溝孔47と係合し得るスイッチ48を具備する。こ
れらのスイッチ48は、図示されていない制御装置と電気的に接続されており、
スライド4の機枠10に対する位置に関する情報が制御装置に伝送される。機枠
10には、さらにクランプ部材19の制御突出部46が嵌合するための凹陥部2
0が設けられており、カード2を押入れ、押出すためにカード保持枠35に作用
する。
機枠10は、さらにスライド4の案内溝孔39と係合する案内ピン40を有す
る。
さらに機枠10には、さらに揚挙透孔50が設けられており、これは、カード
放出機構が引張られる状態にない場合、図3における制御部分27の揚挙斜角面
51と係合する。上記放出機構の制御部分27における押出ピン42は、カード
案内床面23と同じ平面内に在る。上記機構の案内部分28が引張られると、押
出ピン42の揚挙斜角面51が、機枠10の上記揚挙透孔50の前方縁辺と係合
する。外部からの引張力により、一方においては制御部分27の前方への運動が
もたらされ、他方においては押出ピン42のカード案内床面23への突出(図3
において押出ピン42のこの突出位置は破線で示されている)がもたらされる。
カード放出機構26がさらに前方への引張り運動を継続することにより、押出ピ
ン42はその底面を機枠床面と当接させた状態で摺動し、これにより押出ピンは
カード案内床面23からさらに突出する。これによりカード2はカードリーダー
の挿入スロット30から押出される。
図6はコントロールピン21と共に機枠10を示す部分的断面図である。すで
に述べたように、コントロールピン21は、カード2が挿入されたとき、これに
当接する突起22を持っている。カードの引込み操作を行なうためには、突起2
2はカード案内床面23内に引入れられなければならない。これはスライド4を
後方(図6において左方)に移動させることにより行なわれる。これにより、コ
ントロールピン21の鉤部24が、コントロール開口25の引き入れ斜角面52
に到達するまで、機枠10の床面を走行する。スライド4が機枠10に対して後
方に移動するとき、鉤部24は、コントロール開口25の斜角面52内に引入れ
られる。引入れ斜角面52の上方縁辺は、機枠10の走行床面69より高さが高
いので、スライド4が後方への移動を行なえば、鉤部24は引入れ斜角面52に
衝突し、コントロール開口内に引入れられる。これにより突起22に引込まれる
。スライド4が反対方向に移動すると、鉤部24の前方面がコントロール開口2
5の揚挙斜角面53に衝突し、コントロールピンは上方に移動し、突起22は再
びカード案内床面23から突出する。
図7は、突起22および鉤部24を有するコントロールピン21の拡大斜視図
である。その基部54はスライド4のソケット55(図6)に嵌合され、ピン
21はこれを中心に旋回し得る。
図8a−cはキャリッジ5の部分的側面図、正面図、断面図であって、駆動手
段7、読取り/書込みヘッド6およびテストチップ16と共に示されている。
図8aに示されるように駆動手段7は駆動歯車11および案内歯車56を有す
る。案内歯車56も、スライド4の歯列12と噛合し得る。シャット70はキャ
リッジ5の軸受に回転可能に装着される。このキャリッジ5をスライド4に組込
むためには、キャリッジの両側方縁57(図1)をスライド4の対応する両側方
溝孔36(図1)と係合させて押込む。これにより、まず案内歯車56、次いで
駆動歯車11が、スライドの歯列12と噛合し、これによりキャリッジ5は、ス
ライド4に装着され、駆動手段の駆動により両者の相対運動がもたらされ得る。
キャリッジ5は、その底部(図示の状態において)に読取り/書込みヘッド6
と、テストチップ16を具備し、それぞれ、カード2の対応するデータ領域、チ
ップキーセットと接触し得るようになされる。キャリッジ5は、その底部にさら
にカード把持部材18(図8a、図8b)を有し、これはカード2を引込むため
に、カード2の先方端と係合し得る。
読取り/書込みヘッド6は揺動可能にキャリッジに装着される。このために、
ヘッド6は、その対向端にヘッド支承ピンを有するヘッド担持部材58に結合さ
れる。ヘッド支承ピン59は、キャリッジ本体に設けられた支承ピン貫通孔を貫
通し、保持リングでこの貫通孔に保持される。さらにキャリッジ本体とヘッド支
承ピン59の間に発条62が設けられ、これにより読取り/書込みヘッド6は、
常に適当な圧力でカード2を押圧し、カードに多少の変形があっても、確実な読
取り/書込みを行ない得るようになされる。
図9はカード挿入スロット30およびカード放出機構の案内部分28先端と共
にリーダー前端パネル29を示す正面図である。案内部分28の先端には溝孔6
4が穿設されており、これには、先細先端を有する杆状体が挿入され得る。これ
により、データリーダーのエレクトロニクス、電気装置が故障しても、カード放
出機構を機械的に作動させ得る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年2月3日(1998.2.3)
【補正内容】
明細書
これらのカードは、総称してデータカードと称されることができ、例えば銀行
ロビー窓口における受付処理、支払処理(現金支払機)に使用され得る。さらに
他の使用可能性は、プリペイドテレホンカードにより稼働する公衆電話設備であ
る。
このようなテレホンカードは、これに埋込まれた集積回路、すなわち「チップ
」を持っている。このチップは、金額を表わす数値を蓄積しており、カードの接
点領域と電気的に接続され、これらの接点はカード表面と同一平面に在り、外部
からアクセス可能になされている。カード使用者は、このチップカードを公衆電
話の読取り/書込み装置に挿入し、カードの接点領域が電話設備の制御回路と接
触し、接続される。カードのチップに記憶されている金額が、読取られ、通話の
間に、チップへの書込みにより減額されて行く。通話の終了により、チップカー
ドは使用者に返却される。
クレジットカード、小切手保証カードも、これを自動読取機に挿入し、現金引
出しの場合、カードからデータを抜出すことにより、上記と同様に作用する。こ
れは一般的に磁気ストライプの読取りにより行なわれる。
このような読取り/書込み装置は、しばしば、厳しい環境条件下において、例
えば屋外の現金払出機、駐車場の出入口などで使用される。従って、このような
装置は、低温下においても高湿度下においても、安定して稼働しなければならな
い。
ヨーロッパ特願公開468146号公報は、データカードに書込み、これから
読取る装置を示している。データカードをこの装置に挿入すると、カード受領部
材およびこれと共に発条の係合点が手動的に移動される。死点を超えると、カー
ド受領部材は、直ちに第2の終端位置に搬送され、データカードは装置内に引込
まれる。第2の終端位置の直前において、データカードの読取りまたは書込みが
行なわれる。
カード搬送用のベルトドライブおよび/または読取り/書込みヘッドを使用す
る従来の読取り/書込み装置は、ベルトドライブの信頼し得る作動を保証するた
め、例えば冬期の低温時には加熱を必要とする。カードがベルトで搬送される場
合のさらに他の欠点は、ベルトの汚染が進むと共にその摩擦力が低減し、カード
の定置が、ベルト走行時以外には行なわれ得なくなることであるが、ベルトドラ
イブの制御によるカード位置の正確な監視が必要になる。ベルトドライブのさら
に他の欠点は、カード挿入口内に入った異物により、ベルトが案内ローラ、駆動
ローラから外れることである。
例えば、研磨性紙その他カード読取装置の閉塞をもたらし、読取り/書込みヘ
ッドに損傷をもたらす(これは前述したようにカードドライブベルトが外れる事
態をもたらし得る)ような異物の挿入により、カードリーダーが故障しないよう
にすることが望ましい。
カードリーダーが、例えばガソリンスタンドの支払装置に使用される場合、そ
の故障はカードリーダーの所有者に経済的損失をもたらすだけでなく、顧客の不
満をももたらすので、このような装置を使用する場合、作動の確実性は決定的に
重要である。
そこで、本発明の目的は、データを包含するカードの、構造的に簡単で、かつ
廉価であり、しかも作動が確実な読取り/書込み装置を提供することである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年5月4日(1998.5.4)
【補正内容】
請求の範囲
1.移動可能の態様で装着されているスライド(4)を有するガイド(3)と
、
移動可能の態様でスライド(4)に直接装着されているキャリッジ(5)と、
読取り/書込み部材(6、13)と、
キャリッジ(5)およびスライド(4)間に相対運動をもたらす駆動手段(7
)とを包含し、カード(2)がスライド(4)と係合し、これと共に移動し得る
ようになされたデータカード読取り/書込み装置であって、
キャリッジ(5)およびスライド(4)が相互に平行に移動可能であり、キャ
リッジ(5)がストッパー(8、9)に当接するときに、スライド(4)および
ガイド(3)間の相対運動をもたらすことを特徴とする装置。
2.駆動手段(7)が、キャリッジ(5)に設けられていることを特徴とする
、請求項1の装置。
3.ガイド(3)が機枠(10)に設けられていることを特徴とする、請求項
1または2のいずれかの装置。
4.ストッパー(8、9)が、機枠(10)に結合されている前方ストッパー
(8)と、後方ストッパー(9)とを包含することを特徴とする、請求項1から
3のいずれかの装置。
5.キャリッジ(5)の駆動手段が、スライド(4)の歯列(12)と噛合す
る駆動歯車(11)を包含することを特徴とする、請求項1から4のいずれかの
装置。
6.読取り/書込み部材(6、13)が、カード(2)の磁気ストライプ(1
4)および/またはスライド(4)に設けられたテスト磁気ストライプ(15)
と接触状態にもたらされ得る読取り/書込みヘッド(6)を包含することを特徴
とする、請求項1から5のいずれかの装置。
7.スライド(4)が、カード(2)のデータチップ(17)と、かつ/また
はキャリッジ(5)に設けられたテストチップ(16)と接触状態にもたらされ
得るチップキーセット(16)を具備することを特徴とする、請求項1から6の
いずれかの装置。
8.カード(2)が読取り位置にもたらされたとき、上記チップキーセット(
16)が、カード案内床面(23)から突出せしめられることを特徴とする、請
求項1から7のいずれかの装置。
9.キャリッジ(5)が、カード(2)を引込むために、カード(2)の前方
縁辺と係合し得る把持部材(18)を包含することを特徴とする、請求項1から
8のいずれかの装置。
10.スライド(4)が、機枠(10)の凹陥部(20)に嵌合することがで
き、かつこの嵌合状態にない場合にカード(2)と作用的に結合し得るクランプ
部材(19)を包含することを特徴とする、請求項1から9のいずれかの装置。
11.スライド(4)が、スライド(4)にカード(2)が固定されたとき、
カード案内床面(23)から突出し、カード(2)が引込まれたとき、この突出
位置から後退する突起(22)を具備するコントロールピン(21)を包含する
ことを特徴とする、請求項1から10のいずれかの装置。
12.コントロールピン(21)が、その突起(22)を後退させるため、機
枠(10)のコントロール開口(25)内に引入れられる鉤部(24)を包含す
ることを特徴とする、請求項1から11のいずれかの装置。
13.制御部分(27)と案内部分(28)を包含する機械的カード放出機構
(26)が設けられていることを特徴とする、請求項1から12のいずれかの装
置。
14.機枠(10)に結合されており、かつ限定されたカード(2)の挿入お
よび返却を許容する挿入スロット(30)が穿設されているパネル(29)が設
けられていることを特徴とする、請求項1から13のいずれかの装置。
15.パネル(29)が、ロック部材(31)を包含し、このロック部材(3
1)が、スライド(4)の適当な作動位置においては、カード(2)の挿入スロ
ット(30)への挿入を許容するが、スライド(4)のその他の作動位置におい
ては、挿入スロット(30)を閉鎖することを特徴とする、請求項1から14の
いずれかの装置。
16.スライド(4)が、機枠(10)に対して固定されていることを特徴と
する、請求項1から15のいずれかの装置。
17.キャリッジ(5)が、機枠(10)に対して固定されていることを特徴
とする、請求項1から15のいずれかの装置。
18.以下の各工程、すなわち
(A)キャリッジ(5)を、第1ストッパー(8)に当接するまで、スライド
(4)内に挿入されたカード(2)の上を走行するように、第1方向に移動させ
る工程と、
(B)スライド(4)を、上記第1方向と反対の第2方向に移動させ、これに
よりカード(2)が、カードユーザーのアクセス範囲から外れた位置まで連行さ
れ、ここで読取り/書込み部材(6、13)に、工程(A)および(B)の間の
所定時間において読取り/書込み処理させる工程と、
(C)キャリッジ(5)が第2ストッパー(9)に当接するまで、このキャリッジ(
5)を上記第2方向に移動させる工程と、
(D)カード(2)がユーザのアクセス範囲に達するまで、スライド(4)を
上記第1方向に移動させる工程とを包含し、キャリッジ(5)がストッパー(9
、13)のいずれかに当接するときに、駆動手段(7)がスライド(4)を駆動
して、キャリッジ(5)およびスライド(4)間の相対運動をもたらすこと特徴
とする、データカードの読取り/書込み装置を制御する方法。
19.カード引込み操作のために、キャリッジ(5)を第1ストッパー(8)
に到達するまで第1方向に移動させ、次いでキャリッジ(5)を同一方向に駆動
させ、これにより固定されたカード(2)を、キャリッジ(5)のカード把持部
材(18)がカードの先方端を超えるまで、第2方向に移動させ、スライド(4
)の移動によりカード案内床面(23)における突起(22)を上記突出状態か
ら後退させ、キャリッジ(5)を上記第2方向に移動させて、カード(2)を把
持部材(18)により、後退した突起上において、押出すことを特徴とする、請
求項18の方法。
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