JP2000511993A - 捩り振動ダンパ - Google Patents

捩り振動ダンパ

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JP2000511993A JP09502356A JP50235697A JP2000511993A JP 2000511993 A JP2000511993 A JP 2000511993A JP 09502356 A JP09502356 A JP 09502356A JP 50235697 A JP50235697 A JP 50235697A JP 2000511993 A JP2000511993 A JP 2000511993A
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オールポート,ジョン,マーティン
テナント、ディビッド,ウィリアム,ヘンリー
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シンプスン インターナショナル(ユーケイ)リミテッド
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    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
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Abstract

(57)【要約】 捩り振動ダンパは、回転軸(X)と、内側および外側部材(3,4)を備える環状ハウジング(1)とを有する。ハウジングは、慣性部材(6)を収容する環状導管(5)を有する。導管は、軸方向に延在する壁(8,9)を有し、そして慣性部材(6)を保持するよう環状覆い板(14)で閉塞される。覆い板(14)の内側端縁部は内側導管壁内のさねはぎ溝(13)内に受け入れられ、そしてこの壁に溶接手段によって接合される。内側および外側部材(3,4)は、中央ハブにおいて環状溶接(12)によって連結される。溶接(12)は、この溶接(12)の厚さよりも実質的に大きな間隔で分離されている2つの半径方向端部の間を延在することができる。このダンパは、製造および組立てが容易であり且つ大きな構造一体性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 捩り振動ダンパ 本発明は、捩り振動ダンパ、更に詳細には−但し、限定されるものではないが −、内燃機関内の捩り振動を制限するために使用されるダンパに関する。 捩り振動ダンパは、内燃機関のクランク軸に発生される捩り振動を制限するの に使用される。この種のダンパは、一般に、ハウジングの環状チャンバ内に配置 される環状慣性部材を有する。チャンバの壁と慣性部材の間の隙間には粘性のダ ンパ流体が充填され、そして、このチャンバの壁と慣性部材の間の流体の剪断抵 抗がダンパ効果を発揮する。 この形式のダンパの1つの製造方法は、板金組立て構造を用いる。この種のダ ンパのハウジングは、一般に、2つの部分構造からなる。各部分は、典型的には 、該ダンパをクランク軸に取付ける中央の半径方向フランジとチャンバを形成す る外側領域とを有する。これら両部分は、その半径方向フランジが実質的完全に 重なり合うと共に外側領域がチャンバを画定するよう相互結合される。 1つの公知の捩りダンパは、3つの要素のハウジングからなる。最初の2つの 要素は、共通の半径方向フランジ(上述したような)と環状導管形状の外側領域 を形成するよう組立てられる。環状の慣性部材が導管内に収容され、そして、覆 い板である第3の要素が導管を被覆しそしてその中に慣性部材がシールされるよ う装着される。導管は、粘性のダンパ流体を保持する環状の貯蔵部を有する。こ のような構成は、2つの要素からなるハウジングよりも製造が簡単であり、しか も特に、導管の外壁を形成する第1の要素は標準サイズに構成することができ、 一方第2の要素は異なるダンパ基準に対する異なるサイズの環状慣性部材に適応 するよう種々のサイズに構成されることができる利点を有する。 覆い板は、導管の壁の上端縁部上に簡単に配置され、そしてこれに対し、壁と 覆い板間の接合点において電子ビーム溶接等の手段で固定される。ダンパが作動 されると、導管の壁と覆い板間の接合部には比較的大きな応力が負荷される。こ れに対抗するため、第1および第2の要素が接合されるフランジ部において導管 の隅角部内に大きな隅肉溶接(fillet weld)を付加されることにより、構造の一 体性が増大されることは公知である。この大きな隅肉溶接の使用は、溶接工程中 に発生するかなりの熱のためハウジングの形状を歪曲させる。しかも、この隅肉 溶接は、粘性ダンパ流体の環状貯蔵部を形成するよう機械加工されなければなら ないため、製造上の時間と複雑性を増大する。 本発明の1つの目的は、上記欠点を除去または軽減することにある。 本発明の第1の態様によれば、下記のような、すなわち、回転軸を有すると共 に少なくとも3つの部分を備えるハウジングからなり、前記部分の中の少なくと も2つが慣性部材を収容するための環状導管を画定する捩り振動ダンパにおいて 、前記導管は軸方向へ延在する壁を有すると共に環状の覆い板を規定するハウジ ングの第3部分によって閉塞され、前記覆い板の少なくとも1つの端縁部は前記 壁の中の1つにおけるさねはぎ溝内に受け入れられてこの壁に対し溶接手段を介 して接合されることを特徴とする捩り振動ダンパが提供される。 好適には、導管は半径方向の内側および外側壁を有し、そしてさねはぎ溝は内 側の壁内に設けられる。 好適には、ハウジングの第1および第2部分は、中央の半径方向フランジにお いて、溶接経路が溶接厚さよりも実質的に大きな間隔で分離されている2つの半 径方向端部の間を延在する溶接手段を介して連結される。 簡便には、少なくとも1つの導管壁が変形されて、この壁と慣性部材との間に ダンパ物質の貯蔵部を提供する。好適には、内側の導管壁が段付けされて前記貯 蔵部の壁を形成する。 代案として、内側の導管壁は、ハウジングの第1部分で画定される第1壁部分 とハウジングの第2部分で画定される第2壁部分とから構成することができる。 前記第1および第2部分が半径方向へオフセットされて段部を形成する。 本発明の第2の態様によれば、下記のような、すなわち、回転軸を有すると共 に、2つの部分を備えて慣性部材を収容するための環状導管を画定するハウジン グからなる捩り振動ダンパにおいて、ハウジングの前記部分が、フランジにおい て、溶接経路が溶接厚さよりも実質的に大きな間隔で分離されている2つの半径 方向端部の間を延在する溶接手段を介して連結されることを特徴とする捩り振動 ダンパが提供される。 好適には、溶接は連続され、そして、その溶接経路はフランジの外周部に複数 の弧状部を有し、その隣接する弧状部は半径方向内向きの経路で接合される。1 つの好適実施例では、半径方向内向きの経路は、隣接する弧状部の直径方向対向 点を接続する弓形経路から構成される。 代案として、溶接は複数の分離経路から構成することができ、そして、前記分 離経路は中心オフセット円の形態であってよい。 次に、本発明の特定の実施例を、単なる実施態様として、以下添付図面を参照 しながら説明する。図において 図1は、本発明の第1実施例の直径方向の断面図であり、 図2は、本発明の第2実施例の直径方向の断面図であり、 図3は、本発明の第3実施例の直径方向の断面図であり、 図4は、本発明の第4実施例の直径方向の断面図であり、 図5は、本発明の、覆い板と導管壁の間の接合部の部分断面図であり、そして 図6乃至8は、本発明の、代案としての溶接形態を示す略説明図である。 図1乃至4を参照すると、本発明を実施する捩り振動ダンパが示されている。 各ダンパは、中央回転軸Xを有し、そして、このダンパを内燃機関(図示せず) のクランク軸(図示せず)に取付ける中央半径方向フランジ2を有するハウジン グ組立て(全体的に参照符号1で示す)から構成されている。図1乃至4の各実 施例において、同一参照符号は全ての実施例に共通する特徴部分を示す。 ハウジングは、板金から構成され、そして3つの主要要素、すなわち、内側お よび外側の壁3,4および覆い板14からなる。組立てられると、部材3,4は 、中央フランジ2とおよび環状慣性部材6を回転可能に収容する円周環状導管5 とを形成する。環状慣性部材6は、方形断面を有しそして半径方向および軸方向 に位置決めする付属支持部7を備える。環状導管5は、内側および外側の2つの 同芯軸方向延在壁8,9の間に画定されると共に環状覆い板14で閉塞される− すなわち、前記覆い板は、慣性部材6とならびにこの慣性部材6および閉塞され た前記導管55の壁の間の隙間内に存在する粘性ダンパ流体とを保持するよう前 記導管に対し密封的に溶接されている−。 図1に示す実施例において、ハウジング1の外側部材4は円形でありそして外 側軸方向延在の導管壁8を形成する直立円周壁を有する。内側部材も同一形状で ありそして外側軸方向延在の導管壁9を形成する直立円周壁を有する。内側およ び外側部材3,4の底壁10,11は、環状溶接12で相互固定されてフランジ 2を形成する。内壁9の自由端部は、覆い板14の内側端縁部を受入れる外面さ ねはぎ溝13(図5参照)を有する。覆い板14は、その外側端縁部を外側導管 壁8の端部上に設置され一方内側端縁部を内側導管壁9のさねはぎ溝13内に設 置されるよう導管5上に配置され、そしてこの状態で、環状の電子ビーム、レー ザ等の非溶加材形式(non-filler type)の溶接15手段で固定される。 内側の導管壁9は、ダンパのフランジ2へ向け内側へ段付けされて導管の下部 部分に溝14aを形成する。溝14aと管状慣性部材6の間の領域は粘性ダンパ 流体の貯蔵部15aとして供される。 図2に示すダンパは、図1に関して述べたものに対して、円形のフランジ強化 板16が内側および外側ハウジング部材3,4の間に設けられている点で異なる 。内側および外側部材3,4をフランジ2において接合する溶接12は、強化板 16をも同時に所定位置に固定する。 図3にも、同様の強化板17が示されているが、しかしながらこれは、内側部 材3の上でフランジ2に固定されている。代案としての実施例(図示せず)では 、強化板は外側部材4の下でフランジ2に固定されることができる。 図4には、フランジ2が図1乃至3に示すものに関して軸方向へオフセットさ れたダンパが示されている。オフセットは、管状の軸方向段部18を有する外側 部材4の底壁11によって構成されている。内側の導管壁19は、一部は内側部 材3の直立壁9からまた一部は外側部材4の底壁11内の軸方向段部18から形 成されている。内側部材3のフランジ部分の直径は外側部材4のそれよりも大き いので、ハウジング1が組立てられると、段部18および慣性部材6の間には内 側部材3の直立壁9および慣性部材6の間よりも大きな隙間が存在されることか ら、導管の下部部分内に粘性ダンパ流体の貯蔵部19が形成される。 図2および3に関して述べたような強化板は、上記実施例においても使用する ことができる。 上述した4つの各実施例において、ハウジングは、導管5を閉塞するのに使用 される分離覆い板14を有することは理解されるであろう。使用に際し、覆い板 14と導管壁8,9の間の接合部は応力にさらされるが、この応力の大部分は、 覆い板14と内側の導管壁9または19の間の接合部によって受け持たれること が確認されている。さねはぎ溝接合13は、他の接合よりも、大きなシール面積 、強度および負荷支持特性を有し、従って応力の大部分は−比較的弱い溶接にお けるよりはむしろ−、さねはぎ溝13の近傍における導管壁9または19によっ て受け持たれる。 電子ビーム、レーザ等の非溶加材溶接の使用は、他の溶接技術における発生熱 歪みを減少する。従って、高価な機械加工が不要となると共に、ダンパ要素の設 計も正確な公差で製造されることができる。 図6乃至8に、内側および外側ハウジング部材3,4をフランジ2において接 合するのに使用される溶接12を示す。溶接12は、ダンパ構造を強化する他に 、部材を密封シールしてダンパ流体の流出を防止する。 図は、図1乃至4に示すダンパを略図的平面で示している。クランク軸(図示 せず)を通過する中央位置穴20が、ダンパをクランク軸に取付ける5つの小固 定穴21によって包囲されている。 図6に示す溶接12は、フランジ2の端縁部における仮想外側円と固定穴21 の中心を通る仮想内側円との間を通過している。溶接12は連続的であってフラ ンジ2の端縁部に5つの等角度離間の弧状部22を有し、そして隣接する弧状部 は半径方向内側にU形状の湾曲部23によって接続されている。 図7には、フランジ2の端縁部における3つの弧状部24が、固定穴21の間 を通りフランジ2端縁部上の直径方向対向点を相互連絡する弓形の湾曲部25に よって接続されている形式の、連続溶接12’が示されている。 図8には、オフセット・センタの3つの分離円12”が示されている。これら 円の溶接は、連続してまたは同時に実施されることができる。 図6乃至8に示す溶接12,12’,12”は、それぞれ、半径方向にも円周 方向にも進行されているので、ハウジング構造に対して付加的な強度を提供する 。 上述した設計に対する多くの変形が、添付・請求の範囲に規定されているよう に、本発明の範囲を逸脱することなく可能であることは理解されるであろう。例 えば、さねはぎ溝接合は、内側導管壁上に代えてまたはこれに付加して外側導管 壁上に適用することができる。 更に、さねはぎ溝接合は、適宜パターンのフランジ溶接と全て関連して使用さ れることができる。図6乃至8に関しては、異なる幾何学的パターン−それらが 、両半径方向端部まで延在されていれば−が使用可能であることは理解されるで あろう。また、上記振動ダンパは、回転要素の捩り振動が要求される別の用途、 例えば、インペラまたはロータ等にも使用可能であることは理解されるであろう 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年7月4日(1997.7.4) 【補正内容】 明細書 捩り振動ダンパ 本発明は、捩り振動ダンパ、更に詳細には−但し、限定されるものではないが −、内燃機関内の捩り振動を制限するために使用されるダンパに関する。 捩り振動ダンパは、内燃機関のクランク軸に発生される捩り振動を制限するの に使用される。この種のダンパは、一般に、ハウジングの環状チャンバ内に配置 される環状慣性部材を有する。チャンバの壁と慣性部材の間の隙間には粘性のダ ンパ流体が充填され、そして、このチャンバの壁と慣性部材の間の流体の剪断抵 抗がダンパ効果を発揮する。 この形式のダンパの1つの製造方法は、板金組立て構造を用いる。この種のダ ンパのハウジングは、一般に、2つの部分構造からなる。各部分は、典型的には 、該ダンパをクランク軸に取付ける中央の半径方向フランジとチャンバを形成す る外側領域とを有する。これら両部分は、その半径方向フランジが実質的完全に 重なり合うと共に外側領域がチャンバを画定するよう相互結合される。 1つの公知の捩りダンパは、3つの要素のハウジングからなる。最初の2つの 要素は、共通の半径方向フランジ(上述したような)と環状導管形状の外側領域 を形成するよう組立てられる。環状の慣性部材が導管内に収容され、そして、覆 い板である第3の要素が導管を被覆しそしてその中に慣性部材がシールされるよ う装着される。導管は、粘性のダンパ流体を保持する環状の貯蔵部を有する。こ のような構成は、2つの要素からなるハウジングよりも製造が簡単であり、しか も特に、導管の外壁を形成する第1の要素は標準サイズに構成することができ、 一方第2の要素は異なるダンパ基準に対する異なるサイズの環状慣性部材に適応 するよう種々のサイズに構成されることができる利点を有する。 覆い板は、導管の壁の上端縁部上に簡単に配置され、そしてこれに対し、壁と 覆い板間の接合点において電子ビーム溶接等の手段で固定される。ダンパが作動 されると、導管の壁と覆い板間の接合部には比較的大きな応力が負荷される。こ れに対抗するため、第1および第2の要素が接合されるフランジ部において導管 の隅角部内に大きな隅肉溶接(fillet weld)を付加されることにより、構造の一 体性が増大されることは公知である。この大きな隅肉溶接の使用は、溶接工程中 に発生するかなりの熱のためハウジングの形状を歪曲させる。しかも、この隅肉 溶接は、粘性ダンパ流体の環状貯蔵部を形成するよう機械加工されなければなら ないため、製造上の時間と複雑性を増大する。 米国特許第A−2514139号公報には、3つのハウジング部分を有し、そ の中の2つが環状チャンバを形成する捩り振動ダンパが開示されている。チャン バは、カバーで閉塞されそしてはずみ車リングを内臓する。チャンバは、半径方 向へ延在する側壁と軸方向へ延在する周壁とおよびハブの周面とで画定されてい る。カバーは、チャンバ壁内の適宜内側および外側のさねはぎ溝内にセットされ そして溶接により固定されている。 本発明の1つの目的は、上記欠点を除去または軽減することにある。 本発明の第1の態様によれば、下記のような、すなわち、回転軸を有すると共 に少なくとも3つの部分を備えるハウジングからなる捩り振動ダンパであって、 前記部分の中の少なくとも2つが慣性部材を収容するための環状導管を画定し、 前記導管は軸方向へ延在する壁を有すると共に環状の覆い板を規定するハウジン グの第3部分によって閉塞され、前記覆い板の少なくとも1つの端縁部は前記壁 の中の1つにおけるさねはぎ溝内に受け入れられてこの壁に対し溶接手段を介し て接合され、前記さねはぎ溝は前記軸方向延在壁の中の半径方向内側の壁内に設 けられている捩り振動ダンパにおいて、ハウジングの第1および第2部分が連結 されて中央の半径方向フランジを形成することを特徴とする捩り振動ダンパが提 供される。 好適には、ハウジングの第1および第2部分は、中央フランジにおいて、溶接 経路が溶接厚さよりも実質的に大きな間隔で分離されている2つの半径方向端部 の間を延在する少なくとも1つの溶接手段を介して連結される。 簡便には、少なくとも1つの導管壁が変形されて、この壁と慣性部材との間に ダンパ物質の貯蔵部を提供する。好適には、内側の導管壁が段付けされて前記貯 蔵部の壁を形成する。 代案として、内側の導管壁は、ハウジングの第1部分で画定される第1壁部分 とハウジングの第2部分で画定される第2壁部分とから構成することができる。 前記第1および第2部分が半径方向へオフセットされて段部を形成する。 本発明の第2の態様によれば、下記のような、すなわち、回転軸を有すると共 に、2つの部分を備えて慣性部材を収容するための環状導管を画定するハウジン グからなる捩り振動ダンパにおいて、ハウジングの前記部分が、溶接経路が溶接 厚さよりも実質的に大きな間隔で分離されている2つの半径方向端部の間を延在 する少なくとも1つの溶接手段を介して連結されることにより、中央半径方向の フランジが形成されることを特徴とする捩り振動ダンパが提供される。 好適には、溶接は連続され、そして、その溶接経路はフランジの外周部に複数 の弧状部を有し、その隣接する弧状部は半径方向内向きの経路で接合される。1 つの好適実施例では、半径方向内向きの経路は、隣接する弧状部の直径方向対向 点を接続する弓形経路から構成される。 代案として、溶接は複数の分離経路から構成することができ、そして、前記分 離経路は中心オフセット円の形態であってよい。 次に、本発明の特定の実施例を、単なる実施態様として、以下添付図面を参照 しながら説明する。図において 図1は、本発明の第1実施例の直径方向の断面図であり、 図2は、本発明の第2実施例の直径方向の断面図であり、 図3は、本発明の第3実施例の直径方向の断面図であり、 図4は、本発明の第4実施例の直径方向の断面図であり、 図5は、本発明の、覆い板と導管壁の間の接合部の部分断面図であり、そして 図6乃至8は、本発明の、代案としての溶接形態を示す略説明図である。 図1乃至4を参照すると、本発明を実施する捩り振動ダンパが示されている。 各ダンパは、中央回転軸Xを有し、そして、このダンパを内燃機関(図示せず) のクランク軸(図示せず)に取付ける中央半径方向フランジ2を有するハウジン グ組立て(全体的に参照符号1で示す)から構成されている。図1乃至4の各実 施例において、同一参照符号は全ての実施例に共通する特徴部分を示す。 ハウジングは、板金から構成され、そして3つの主要要素、すなわち、内側お よび外側の壁3,4および覆い板14からなる。組立てられると、部材3,4は 、中央フランジ2とおよび環状慣性部材6を回転可能に収容する円周環状導管5 とを形成する。環状慣性部材6は、方形断面を有しそして半径方向および軸方向 に位置決めする付属支持部7を備える。環状導管5は、内側および外側の2つの 同芯軸方向延在壁8,9の間に画定されると共に環状覆い板14で閉塞される− すなわち、前記覆い板は、慣性部材6とならびにこの慣性部材6および閉塞され た前記導管55の壁の間の隙間内に存在する粘性ダンパ流体とを保持するよう前 記導管に対し密封的に溶接されている−。 請求の範囲 1.回転軸を有すると共に少なくとも3つの部分を備えるハウジングからなる捩 り振動ダンパであって、前記部分の中の少なくとも2つが慣性部材を収容するた めの環状導管を画定し、前記導管は軸方向へ延在する壁を有すると共に環状の覆 い板を規定するハウジングの第3部分によって閉塞され、前記覆い板の少なくと も1つの端縁部は前記壁の中の1つにおけるさねはぎ溝内に受け入れられてこの 壁に対し溶接手段を介して接合され、前記さねはぎ溝は前記軸方向延在壁の中の 半径方向内側の壁内に設けられている捩り振動ダンパにおいて、ハウジングの第 1および第2部分が連結されて中央の半径方向フランジを形成することを特徴と する捩り振動ダンパ。 2.第1および第2部分は、フランジにおいて、溶接経路が溶接厚さよりも実質 的に大きな間隔で分離されている2つの半径方向端部の間を延在する少なくとも 1つの溶接手段を介して連結されることを特徴とする請求項1記載の捩り振動ダ ンパ。 3.少なくとも1つの導管壁は、この壁と慣性部材との間にダンパ物質の貯蔵部 を提供するよう変形されることを特徴とする請求項1または2記載の捩り振動ダ ンパ。 4.前記半径方向内側の導管壁が段付けされて貯蔵部の壁を形成することを特徴 とする請求項3記載の捩り振動ダンパ。 5.半径方向内側の導管壁は、ハウジングの第1部分で画定される第1の壁部分 とハウジングの第2部分で画定される第2の壁部分とからなることを特徴とする 請求項4記載の捩り振動ダンパ。 6.第1および第2部分が半径方向へオフセットされて段部を形成することを特 徴とする請求項5記載の捩り振動ダンパ。 7.回転軸を有すると共に、2つの部分を備えて慣性部材を収容するための環状 導管を画定するハウジングからなる捩り振動ダンパにおいて、ハウジングの前記 部分が、溶接経路が溶接厚さよりも実質的に大きな間隔で分離されている2つの 半径方向端部の間を延在する少なくとも1つの溶接手段を介して連結されること により、中央半径方向のフランジが形成されることを特徴とする捩り振動ダンパ 。 8.溶接は連続されることを特徴とする請求項7記載の捩り振動ダンパ。 9.溶接経路はフランジの外周部に複数の弧状部を有し、その隣接する弧状部が 半径方向内向きの経路で接合されることを特徴とする請求項7または8記載の捩 り振動ダンパ。 10.半径方向内向きの経路は、隣接する弧状部の直径方向対向点を接続する弓 形経路からなることを特徴とする請求項9記載の捩り振動ダンパ。 11.溶接は複数の分離経路からなることを特徴とする請求項7記載の捩り振動 ダンパ。 12.分離経路は中心オフセット円の形態であることを特徴とする請求項11記 載の捩り振動ダンパ。 13.添付図面を参照して実質的に開示される捩り振動ダンパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テナント、ディビッド,ウィリアム,ヘン リー イギリス国、エイチデー7 5ユーエフ、 ハダーズフィールド、スラスウェイト、ブ レイクストーンズ 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転軸を有すると共に少なくとも3つの部分を備えるハウジングからなり、 前記部分の中の少なくとも2つが慣性部材を収容するための環状導管を画定する 捩り振動ダンパにおいて、前記導管は軸方向へ延在する壁を有すると共に環状の 覆い板を規定するハウジングの第3部分によって閉塞され、前記覆い板の少なく とも1つの端縁部は前記壁の中の1つにおけるさねはぎ溝内に受け入れられてこ の壁に対し溶接手段を介して接合されることを特徴とする捩り振動ダンパ。 2.導管は半径方向内側および外側の壁を有しそしてさねはぎ溝は内側の壁内に 設けられることを特徴とする請求項1記載の捩り振動ダンパ。 3.ハウジングの第1および第2部分は中央の半径方向フランジにおいて連結さ れることを特徴とする請求項2記載の捩り振動ダンパ。 4.第1および第2部分は、フランジにおいて、溶接経路が溶接厚さよりも実質 的に大きな間隔で分離されている2つの半径方向端部の間を延在する溶接手段を 介して連結されることを特徴とする請求項3記載の捩り振動ダンパ。 5.少なくとも1つの導管壁は、この壁と慣性部材との間にダンパ物質の貯蔵部 を提供するよう変形されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の 捩り振動ダンパ。 6.請求項2に関し、内側の導管壁が段付けされて貯蔵部の壁を形成することを 特徴とする請求項5記載の捩り振動ダンパ。 7.内側の導管壁は、ハウジングの第1部分で画定される第1の壁部分とハウジ ングの第2部分で画定される第2の壁部分とからなることを特徴とする請求項6 記載の捩り振動ダンパ。 8.第1および第2部分が半径方向へオフセットされて段部を形成することを特 徴とする請求項7記載の捩り振動ダンパ。 9.回転軸を有すると共に、2つの部分を備えて慣性部材を収容するための環状 導管を画定するハウジングからなる捩り振動ダンパにおいて、ハウジングの前記 部分が、フランジにおいて、溶接経路が溶接厚さよりも実質的に大きな間隔で分 離されている2つの半径方向端部の間を延在する溶接手段を介して連結されるこ とを特徴とする捩り振動ダンパ。 10.溶接は連続されることを特徴とする請求項9記載の捩り振動ダンパ。 11.溶接経路はフランジの外周部に複数の弧状部を有し、その隣接する弧状部 が半径方向内向きの経路で接合されることを特徴とする請求項9または10記載 の捩り振動ダンパ。 12.半径方向内向きの経路は、隣接する弧状部の直径方向対向点を接続する弓 形経路からなることを特徴とする請求項11記載の捩り振動ダンパ。 13.溶接は複数の分離経路からなることを特徴とする請求項9記載の捩り振動 ダンパ。 14.分離経路は中心オフセット円の形態であることを特徴とする請求項13記 載の捩り振動ダンパ。 15.添付図面を参照して実質的に開示される捩り振動ダンパ。
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