JP2000512146A - 細胞傷害応答要素及びその使用 - Google Patents

細胞傷害応答要素及びその使用

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Abstract

(57)【要約】 本発明はGADD153プロモーターの転写開始点から相対的に−74から−35のヌクレオチドからの細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNAを持つベクターを供給する。ベクターはプロモーターをコードするDNA配列を操作できる結合状態で複製の起点を含む。さらに、宿主細胞はベクターをトランスフェクトされ、それから細胞傷害応答性要素プロモーターを発現する。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 細胞傷害応答要素及びその使用 発明の背景発明の分野 本発明は広く分子生物学及びがん化学療法の薬理学の分野に関連する。さらに 具体的に言えば、本発明は新たな細胞傷害応答性要素及びその使用に関する。関連技術の説明 哺乳類細胞の遺伝毒性薬剤による処理はmRNAレベルでの多くの「損傷応答 」遺伝子の増加の原因となる(Holobrok and Fornace(1)により概説される) 。これらの遺伝子の多くがまたホルボールエステルにより誘導できる。ホルボー ルエステル処理に反応しないこれらの中のいくつかはのものはWAF1及びGA DD45のように腫瘍サプレッサー遺伝子p53により活性化させることができる( 2,3)。しかしながら、活性化信号が未知のDNA損傷誘導可能遺伝子もまた 数多く存在し、GADD153もこれらの遺伝子の一つである。GADD153は細胞 傷害後のGADD153mRNAの増加の規模がほとんどの他の「損傷応答」遺伝 子に比較して多いことから特に興味を引かれる。 GADD153は増殖中のチャイニーズハムスター卵巣細胞に紫外線処理された ものの消去式ハイブリダイザーションにより最初にクローン化された。GADD 153遺伝子は紫外線照射及び他のDNA損傷の形成により誘導されるが、ヒート ショックあるいはホルボールエステル処理では誘導されない遺伝子の一組の中の 一つである(4)。この遺伝子の組はDNAに損傷を与える、あるいは細胞周期 抑止を誘導する数多くの薬剤による連携した調節により発見された(5)。ヒト で相当するものは現在ではクローン化されており染色体12上の12qI3.1−q13.2 領域に所在していた(6)。この遺伝子は高度に保存されており、ヒト遺伝子で はハムスター遺伝子の間で78%のヌクレオチド同一性を示す。 GADD153遺伝子産物の働きは詳しく定義されてきているが、しかし細胞傷 害応答期間中の細胞周期調節の役割を果たすいくつかの証明が存在するだけであ る。構造的活性化プロモーターの支配下にある細胞にトランスフェクトした場合 、 GADD153発現がヒト卵巣がん細胞の増殖及びコロニーを形成する能力を妨 害する。Zhanらは選別可能のネオマイシン耐性遺伝子を含むベクターとGADD 153発現ベクターの同時トランスフェクションがH1299及びHeLa細胞の平板培養 効率をネオマイシンプラスミド単独で得られるものの30%減少にさせることを報 告している(7)。BaroneらはGADD153をコードする領域を含む発現ベクタ ー、あるいは精製したGADD153タンパク質を細胞にマイクロインジェクトし た(8)。プラスミド及び精製GADD153タンパク質両方がブロモデオキシウ リジン混入による測定では細胞がG1期が終了し、次のS期に入ることを妨害し た。これらの結果はGADD153遺伝子産物がDNA傷害あるいは別の種類の細 胞傷害の後にG1/S境界に対する抑止の原因となる細胞性機構に含まれている 可能性を示す。 細胞系及び異種移植片においてはGADD153メッセージの増加量は化学療法 薬シスプラチン及びパクリタゼルが原因の細胞傷害の程度に対し密接に関連し、 加えてこれらの二つの薬剤が別個の信号導入経路を経由してGADD153プロモ ーターを転写的に活性化していいる(9)。これらの経路をより詳細に定義する ための最初の段階として、GADD153プロモーターはパクリタゼルにより作ら れる転写活性に対する不可欠な構成物を識別するために細分化しなければならな い。 以前の技術ではGADD153プロモーターのパクリタゼル活性が要求される細 胞傷害応答要素(CIRE)の識別と特質化の欠如に関し不完全である。本発明 ではこの技術におけるこの長い間の必要性と要望を満たすものである。 発明の要約 GADD153プロモーターはパクリタゼル誘導傷害により転写的に活性化され る。転写開始部点から相当的に−786から−85塩基対のプロモーターの欠如は活 性化に対して有意な効果がなかった。TATAボックスに関する欠如では失活さ せた。アデノウイルスE4TATAボックスの上流の−74からTATAボックス までの39塩基(細胞傷害応答要素;CIRE)の置換はパクリタゼル誘導能力を 与えた。細胞傷害応答要素の唯一の現在知られている一致配列はSp1部位であ り、この部位の突然変異はパクリタゼル活性を阻害する。パクリタゼルは5個のS p1配列を含むSV40派生ルシフェラーゼ構造体を活性化できず、及びGADD1 53プロモーターのさらに上流のSp1部位は活性化に不可欠ではなかった。精製Sp 1及び非傷害及びパクリタゼル傷害細胞からの抽出物は非コーディング鎖の−62 から−48塩基およびコーディング鎖の−74から−53塩基の同じ領域を保護してい た。核抽出物は細胞傷害応答要素を精製Sp1と同じ移動度に移動させたが、ゲル 移動分析において突然変異Sp1部位を持つ細胞傷害応答性要素に対して効果を持 たなかった。Sp1の免疫減少は移動を無くした、Sp1に対する抗体はスーパーシ フトを生じた。これらのデータはパクリタゼルが−61塩基で構造的に占有するSp 1部位を経てGADD153プロモーターを活性化させることを示す。 本発明ではヒト細胞及び組織において誘導可能プロモーターとして機能するD NAの短い39塩基対が識別されたことを示す。このプロモーターはがん化学療法 薬剤及び紫外線照射によって産出される傷害形式を含むある形式の細胞傷害によ り著しく活性化さる。この配列は細胞傷害応答要素(CIRE)として識別され ている。このDNA断片はレポーター遺伝子と結合した場合は、in vitro試験で の細胞傷害範囲の、とりわけ検出と定量に使用することができる。 細胞傷害応答要素内の完全なSp1結合部位としての要求と同様に、細胞傷害に よる活性化に要求される配列の最小限の 大きさが証明されている。動物モデルでの研究では細胞傷害応答性要素が重要な 機能要素となる完全な長さのGADD153プロモーターがin vivoでの細胞傷害の 定量に使用できることを十分に示す。加えて、診療上の試行がGADD153プロ モーターの誘導の範囲が頭部及び頸部がん患者における診療上応答性を予言する ことを十分に示してきている。 細胞傷害応答要素の知見はがん患者の治療及び遺伝子治療の広い分野に関連す る診断計画の進展の基礎知識として使用することができる。可能な応用例は以下 の事を含むがこれに限られるものではない。細胞傷害応答要素は新たな抗がん剤 の開発の識別及び指針として使用することができる。レポーター遺伝子と連結し た細胞傷害応答要素を含む構築体で一時的あるいは永久的にトランスフェクトさ れた細胞は既存の薬剤の類似体と同様に天然生産物の高効率スクリーニング及び 薬剤の新たな分類に使用することができる。これらのレポーター遺伝子の代表的 な例はこの技術での一般的な技法をもつものに知られている。 細胞傷害応答要素は薬剤の細胞毒性に対するスクリーンに使用することができ る。レポーター遺伝子と連結した細胞傷害応答要素を含む構築体で一時的あるい は永久的にトランスフェクトされた細胞は細胞傷害の原因となる薬剤を除去する ための高効率スクリーニングに対して使用することができた。 細胞傷害応答要素は傷害から回復する細胞を助けることに役立つ遺伝子を活性 化させることに使用することができる。 現在存在する遺伝子治療の技術を使用して、細胞傷害応答要素はこのような保護 遺伝子に結合され、がん化学療法薬剤のような傷害性薬剤あるいは放射線治療か ら保護することを助けるために一般の器官(たとえば、骨髄)に対して挿入され ることができる。このような保護遺伝子の代表例にはインシュリン、G−CSF あるいはトロンボポエイチンが含まれる。 細胞傷害応答要素は傷害信号を増幅するのに使用することができ軽い傷害の後 に細胞を死なせる原因として使用することができる。細胞傷害応答要素が毒素遺 伝子と連結している場合には、ほんのわずかな傷害でさえ細胞を死なせる原因と なることができる。このことは通常の化学療法あるいは放射線治療法の使用を成 し遂げらることができるいかなる傷害を増幅くするために、細胞傷害応答要素− 毒素遺伝子構造物を悪性細胞への挿入を含むがんの治療の関する遺伝子治療法の 一部として使用することができる。これらの毒素遺伝子の代表的な例にはこの技 術の通常の技法を持つものに知られている他のものと同様にゲロニン、リチン、 及びサポニンが含まれる。 本発明の具体化すると、細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNA配 列を含むベクターが与えられる、前記プロモーターはGADD153プロモーター の転写開始点から相当的に、−74から−35のヌクレオチドを含み、前記ベクター は構成する宿主内で複製することができ、操作できる結合状態にある。 a)複製の起点 b)プロモーター、及び c)前記プロモーターをコードするDNA配列 本発明の別の具体化物は、本発明のベクターでトランスフェクトされた宿主細 胞が与えられる、前記ベクターは細胞傷害応答性要素プロモーターを発現し、前 記プロモーターはGADD153プロモーターの転写開始点から相当的に−74から −35のヌクレオチドを含む。 本発明の他の及びそれ以上の局面、特徴及び利点は説明書のために与えられた 発明のここに提出された具体化物の以下の記載から明らかにされるであろう。 図面の簡単な説明 発明の上記で述べられた特徴、利点及び目的の内容を明確化される他のものと 同様に達成及び詳細に理解することができるために、上で簡単に要約された発明 のより詳細な記載を添付した図面に図示されている具体化物に対する参照文とし て述べられる。これらの図面は明細書の一部を構成する。しかしながら、添付図 面はこの発明の選ばれた具体化物を図示しており、したがってその範囲に限定し て検討してはならないことを注意しなければならない。 図1はパクリタゼル処理の後のGADD153プロモーター活性及び内因性mR ANレベルの相対的な増加量を示す。細胞はpGADD−LUCでリポフェクト され、パクリタゼル処理し、24時間後にルシフェラーゼ活性(丸、1)及び内因 性GADD153mRANレベル(四角、n)を測定した。それぞれのデータは2 回の同条件で行われた実験の平均±SEMを示す。 図2はGADD153プロモーターのパクリタキゼル活性に関する欠如突然変異 の効果を示す。pGADD−LUCのGADD153プロモーターの欠如はPCR に基づく方法及び2008細胞へのリポフェクトにより作られた。細胞は70nMのパグ リタゼルで処理され処理後24時間後にルシフェラーゼ活性を測定した。Sp1突然 変異は野生型CCGCCCをCCTAGAに置換することにより作られる。それ ぞれのデータ点は同条件で少なくとも3回行った実験の平均±標準偏差を表す。 図3は異種プロモーターの上流に位置する細胞傷害応答要素のパクリタゼル活 性を示す。ルシフェラーゼ構造体を動かす細胞傷害応答要素アデノウイルスE4 初期プロモーターTATA(転写開始点から−33から+17に相当する塩基)の5 'に位置し、及び2008細胞系にリポフェクトされた。細胞は70nMパクリタゼルで 処理し24時間後にルシフェラーゼ活性を分析した。黒棒は細胞傷害応答性要素及 びTATA領域を含む構造体を示し、白抜きの棒はTATA領域だけを含む構造 体を示す。それぞれの棒は同条件で行われた2回の実験の平均±標準偏差を示す 。 図4は70nMパクリタゼルによるプロモーターを含有する他のSp1の活性を示 す。GADD153プロモーターにより動かされるルシフェラーゼレポーター構造 体、GADD153TA TA領域、SV40初期プロモーター、及びチトクロームp450は2008細胞系にリ ポフェクトされ70nMパクリタゼルで処理された。24時間後にンルシフェラーゼ活 性を検査した。それぞれの棒は同条件で行った3回の実験の平均値±標準偏差を 示す。 図5は細胞傷害応答要素のDNアーゼフットプリントを示す。転写開始点から 相当的に−185から+21塩基までのGADD153プロモーター領域は32Pでコード する配列I.D.NO:1あるいは配列I.D.NO:2鎖のいずれかを標識し、バッ ファーのみ(無タンパク質)、精製Sp1タンパク質の2フットプリンティングユ ニット(精製Sp1)、未処理細胞からの10μg核抽出物、あるいは70nMパクリタ ゼルで24時間処理した細胞からの10μg核抽出物(パクリタゼル)でインキュベ ートした。複合体はDNアーゼで1分間インキュベートされ、DNAはフェノー ル/クロロホルム抽出され6%ポリアクリルアミド/尿素ゲルで分離された。位 置はジデオキシシークエンシングにより決定した。Sp1−致部位はアンダーライ ンで示した。 図6はpGADD−LUC(−185)のパクリタゼル活性に対するリンカース キャニング突然変異を示す。DNアーゼフットプリント検定で保護された領域の リンカースキャニング突然変異はPCRにより創出された。細胞傷害応答要素の 突然変異の割合は図6Aの配列I.D.NO:1、配列I.D.NO:2、配列I.D .NO:3で示させる。大文字の塩基は核 抽出物によるDNアーゼ分解から保護され、Sp1部位はアンダーラインが引かれ 、及び突然変異は太文字となっている。それぞれの突然変異の効果は図6Bに表 されている。突然変異は2008細胞系にリポフェクトされ、細胞は70nMパクリタゼ ルで処理され、24時間後にルシフェラーゼ活性が検査された。それぞれのデータ の点は同条件で行った2つの実験値±標準偏差を示す。 図7は細胞傷害応答要素及びCIRE−Sp1 突然変異のゲル移動分析を示す 。細胞傷害応答要素(レーン1−6)及びCIRE−Sp1突然変異(レーン7− 12)は32Pで末端標識され、4%ポリアクリルアミド/0.5%TBEゲルでの分 離の前に無タンパク質(レーン1及び7)、精製Sp1(レーン2及び8)、未処 理細胞からの核抽出物(レーン3,4,9及び10)、パクリターゼ処理細胞から の核抽出物(レーン5,6,11及び12)とインキュベートされた。 図8はSp1スーパーシフト及びSp1の免疫減少させた核抽出物を使用する細胞 傷害応答要素のゲル移動分析を示す。細胞傷害応答要素は上記のように32Pで標 識され、無タンパク質(レーン1及び2)、未処理細胞からの核抽出物(レーン 3及び4)、パクリターゼ処理細胞からの核抽出物(レーン5及び6)及び非特 異的ウサギ抗体(レーン1,3及び5)あるいはウサギα−Sp1抗体(レーン2 ,4及び6)とインキュベートした。細胞傷害応答要素はまたにせの減少核抽出 物(レーン7)及びSp1減少核抽出物(レーン8)ともイン キュベートさせた。 発明の詳細な説明 今回の発明に関して、従来の分子生物学、微生物学及び組み換えDNA技術が その技術の技法範囲内で使われている。これらの技術はすべて論文に記載されて いる。例えば、次を参照Maniatis,Fritsch,Sambrook,“Molecular Cloning: A Laboratory Manual”(1982);“DNA Cloning:A Practical Approch,”Volu me and(D.N.Glover ed.1985);“Oligonucleotide Synthesis”(M.J.Ga it ed.1984);“Nucleic Acid Hybridization”[B.D.Hames,S.J.Higgin s eds(1985)];“Transcription and Translation”[B.D.Hames,S.J.Hig gins eds(1984)];“Animal Cell Cu1ture”[R.I.Freshney ed(1986)] ;“I・・obilized Cell And Enzyme”[IRL Press,(1986)];B.Perbal:“ A Practical Guide To Molecular C1oning”(1984)。 したがって、ここでの使用される場合、以下で示す用語は以下で説明される定 義で使われている。 ここで記載されるアミノ酸は「L」異性体型が選ばれる。しかしながら、「D 」異性体型の残基は要望する機能特性がポリペプチドにより保持されている間は Lアミノ酸残基のかわりにとなることができる。NH2はポリペプチドのアミノ 末端に存在する遊離のアミノ基のことを言う。COOHはポリペプチドのカルボ キシル末端に存在する遊離のカルボキシル基のことを言う。標準的なポリペプチ ドの学術用語、J Biol.Chem.,243:3552−59(1969)、と一致するアミノ酸残基を表す省略形を 次の対応表で示す。 すべてのアミノ酸残基は左右の配向がアミノ末端からカルボキシル末端の通常 の方向である方式によりここで表されることに注意すべきである。さらに、アミ ノ酸残基の配列の開始あるいは終了地点のダッシュが1つかそれ以上のアミノ酸 残基のさらなる配列に接合するペプチドを表現することに注意すべきである。上 の表はここにおいて交互に現れることがある3文字及び1文字の表記法の相互関 係を与えている。 「レプリコン」はin vivoでDNA複製の自律的単位、すなわちそれ自体の支 配下で複製することができる単位として機能するあらゆる遺伝的要素(例えば、 プラスミド、染色体、ウイルス)である。 「ベクター」はプラスミド、ファージあるいはコスミドのようなレプリコンで あり、付着DNA分節の複製を生じさせるために別のDNAに付着すことができ るものである。 「DNA分子」は一本鎖、あるいは二重鎖らせん構造のデオキシリボヌグレオ チド(アデニン、グアニン、チミンあるいはシトシン)の多重合形態のことを言 う。この用語は分子の1次及び2次構造に対してのみ使用されるが、特殊な3次 構造に関する部分に対しては制限していない。したがって、この用語の意味には 直線上なかんずくDNA分子(例として制限断片)、ウイルス、プラスミド、及 び染色体で見られる2重らせんDNAを含んでいる。本文で構造を考察する場合 、未翻訳鎖のDNA(すなわちmRANと相同的配列を持つ鎖である)の配列を 5'から3'方向で示す通常の慣行に従う。 「複製の起点」とはDNA合成に参加するDNA配列をもつ物のことを言う。 DNA「コーディング配列」とは正確な調節配列の支配下のもとにおかれた場 合、生体内において転写されポリペプチドに翻訳される2重鎖DNA配列である 。コーディング配列の境界は5’(アミノ)末端の開始コドンと3’(カルボキ シル)末端の終了コドンによって決定される。コーディング配列とはそれに限ら れたものではないが、原核配列、真核mRAN由来のcDNA、真核(例えばヒ ト)DNA由来のゲノDNA配列及び合成DNA配列までも含むことができる。 ポリアデニル化シグナル及び転写終末配列は通常コーディング配列の3'末端に 位置するであろう。 転写及び翻訳制御配列とはプロモーター、エンハンサー、ポリアデニル化シグ ナル、ターミネーター、その他のような、宿主細胞においてコーディング配列を 発現するDNA調節配列である。 「プロモーター配列」とは細胞内でRNAポリメラーゼと結合できるDNA調 節領域であり、下流(3’方向)コーディング配列の転写を開始することができ るDNA調節領域である。今回の発明を定義する目的では、プロモーター配列は 転写開始部から自信の3'末端が境界となりバックグラウンド上で認識できる水 準の転写開始に必要とされる最小限の塩基あるいは要素を含む上流(5’方向) に伸びている。プロモーター配列の内部には、RNAポリメラーゼの結合の原因 であるタンパク質結合ドメイン(一致配列)だけではなく、転写開始部位(ヌク レアーゼS1を使用したマッピングにより容易に定義された)が見いだされる。 真核のプロモーターは頻繁に、たが常時ではなく、「TATA」ボックス及び「 CAT」ボックスを含有している。真核プロモーターはー10及び−35の一致配列 に加えてシャイン−ダルガルノの配列を含有している。 「発現支配配列」とは別のDNA配列の転写及び翻訳を制御するDNA配列で ある。RNAポリメラーゼがコーディング配列をmRANに転写し、その後コー ディング配列によりコードされたタンパク質に翻訳される場合には、コーディン グ配列は細胞内で転写及び翻訳支配配列の「支配下」にある。 「シグナル配列」はコーディング配列の前方に含まれることができる。この配 列はペプチドのN−末端にあり、宿主細胞に伝達しペプチドを細胞膜を通過ある いはペプチドを媒体内へ分泌させるシグナルペプチドをコードし、また、このシ グナルペプチドはタンパク質が細胞を通り過ぎる前に宿主細胞により切断される 。シグナルペプチドは原核細胞及び真核細胞で生産される多様なタンパク質と結 合した状態で見ることがべきる。 「オリゴヌクレオチド」の用語はここにおいては今回の発明のプローブの事を 言うことに使用されるように、2以上、多くは3位上のリボヌクレオチドから構 成されている分子について定義されている。その正確な大きさはオリゴヌクレオ チドの本質的な機能及び使用法で決まる多くの要因により決まる。 ここにおける「プライマー」の用語は制限消化物を精製させた天然物か合成さ れて生産されたかにかかわらず、オリゴヌクレオチドのことを言い、そこは、プ ライマーエクステンション生成物が合成される状況下に置かれた場合の開始点と しての機能する事ができ、核酸鎖に対して相補てきであり、例えば適切な温度と pHにおいてDNAポリメラーゼのような誘導薬とヌクレオチドの存在下で誘導さ れる。プライマーは一本鎖あるいは二本鎖のいずれの可能性があり誘導薬の存在 下で求めるエクステンション生産物の主要な合成が十分に長いことが必要べある 。プライマー正確な長さは温度、プライマーの原料及び使用する方法を含む多く の要因により決定される。例えば、診断上の適用においては、目的とする配列の 構成により決定し、オリゴヌクレオチドプラーマーはより少ないヌクレオチドの 含有でも可能であるが、典型的に15−25あるいはそれ以上のヌクレオチドを含ん でいる。 ここにおけるプライマーは目的となる特定のDNA配列の別個の鎖と「構造的 」相補的なものが選択される。このことはプライーマーがそれぞれの鎖をと有効 なもとして相補的に交雑されることが必要であることを意味している。さらに、 プライマー配列は鋳型の正確な配列の反映する必要はない。例えば、非相補的ヌ クレオチド断片はその鎖に対し相補性をもつプライマー配列の残留物のある状態 でプライマーの5’ 末端と接合することができる。別な言い方をすれば、非相補的塩基あるいはより 長い配列をプライマー配列は配列に対し効果的相補性を所持あるいはそれをもっ て交雑し、及びエクステンション生成物の合成の鋳型を形成する条件でプラーマ ーの中に配置することができる。 ここにおける使用に関し、「制限エンドヌクレアーゼ」及び「制限酵素」はそ れぞれ特異的なヌクレオチド配列のその地点あるいは近接点の二重鎖DNAを切 断する細菌の酵素のことを言う。 細胞はその内部に外因性のあるいは異型のDNAを導入された場合それらDN Aにより「形質転換」させられている。形質転換DNA細胞のゲノムの中に組み 込まれる(共有的に結合する)可能性あるいは組み込まれない可能性の両方の可 能性がある。たとえば原核生物、イースト及び哺乳類細胞では形質転換DNAは プラスミドのようなエピソーム要素の中で保持されている。真核細胞に関しては 、安定した形質転換細胞は染色体複製を通じた娘細胞により遺伝するため形質転 換DNAは染色体の中に組み込まれている。この安定性は真核細胞の形質転換D NAを持つ娘細胞の集合体で構成される細胞系統やコロニーを作り出す能力によ り示される。「クローン」とは単一の細胞あるいは共通の原種から分裂によって 派生する細胞集合体の事である。「細胞系」とは何代にもわたり試験管内で安定 的に成長することができる1次細胞のコロニーである。 二つのDNA配列はDNA配列の配列が確定された長さに対してヌクレオチド 最低約75%(一般的に言えばは少なくとも約80%、最も厳密に言えば少なくとも 約90から95%)適合する場合「実質的に相同」である。実質的に相同にである配 列は配列データバンクを利用できる標準ソフトウエアー配列比較あるいは例えば 特殊システムに対して定義される厳格な条件下でのサザンハイブリダイゼーショ ン実験により同定される。定義される正確な交雑条件は既存技術である。たとえ ば、上記のManiatisらの、DNA Cloning,Vols.& Nucleic Acid Hybridizati onを参照。 DNA構造物の「異型」領域は自然界でより大きな分子と会合した形で見いだ されない、より大きなDNA分子の内部で識別可能のDNA分節である。したが って、異型領域が補乳類の遺伝子をコードする場合、その遺伝子は元来の器官の ゲノムにおいて哨乳類ゲノムDNAに側面を接しないDNAにより通常側面を接 するであろう。別の例ではコーディング配列はコーディング配列それ自身が自然 界では発見できない構造物に見られる(例えば、ゲノムコーディング配列がイン トロンを含むcDNAあるいは天然の遺伝子とは異なるコドンをもつ合成配列) 。対立遺伝子の変異体あるいは自然発生の突然変異ではここで定義された様なD NAの異型領域を発生させることはない。 今回の研究で最も一般的に使用されている標識は放射性元素、酵素、紫外線を 照射した場合に蛍光を発する化学物質、 その他である。多種類の蛍光物質が知られており標識として使用することができ る。これらには、例えば、フルオレセイン、ローダミン、オーラミン、テキサス レッド、AMCAブルー及びルシフェルイエローが含まれる。特殊な識別物質は ヤギで調製されイソチオシアネートによりフルオレセインと接合された抗ウサギ 抗体である。 酵素標識も同様に有効あり、現在利用されている比色定量、分光光度、蛍光分 光光度、アンペロメトリクあるいは気体定量の各技術のいずれかによって認識で きる。その酵素はカルボダイイミデス、ジイソシアン酸、グルタラルデハイド、 その他のような架橋分子と反応により選択された粒子と接合する。これらの手法 に使用できる多種類の酵素が知られており、実際に効果がある。好んで使われる のはペルオキシダーゼ、βグルクロニダーゼ、ウレアーゼ、ペルオキシダーゼ付 加グルコースオキシダーゼ及びアルカリ性ホスファターゼである。U.S.Patent Nos.3,645,090、3,850,752及び4,016,043には他の標識物質及び方法に関する明 細書の実施例が言及されている。 特殊な分析システムはレセプター分析として知られている技術を発展させ使用 した。レセプター分析では分析しようとする物質は適切に標識され、次に細胞受 容体結合する標識物質の量の決定を導き出す結合研究の後ある細胞試験コロニー に多量の両方の標識が接種される。この方法で、部質間の親和性の差異が確認す ることができる。 上に述べたように、本発明は細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDN A配列を含むベクターに導かれ、GADD153プロモーターの転写開始点から相 対的に−74から−35のヌクレオチドを含む前記プロモーター、前記ベクターは構 成する宿主で複製できる、(a)複製の起点、(b)プロモーター、及び(c) 前記プロモーターをコードするDNA配列が操作可能な連結状態にある。ベクタ ーはレトロウイルスベクター、アデノウイルスベクター、アデノ会合ベクター及 びプラスミドから構成される群から選択されるものが好まれる。特異的に、ベク ターは配列IDNo.9で示される配列をもつプロモーターを含有する。 本発明はまた請求項1のベクターでトランスフェクトされた宿主細胞を導き、 細胞傷害応答要素プロモーターを発現する前記ベクター、GADD153プロモー ターの転写開始点から相対的に−74から−35のヌクレオチドを含む前記プロモー ターを含む。宿主細胞は細菌細胞、哺乳類細胞及び昆虫細胞から構成される群か ら選択されたものが好まれる。 本発明の新たなCIREは分泌ホルモン、成長因子、サイトカニン、ケモカイ ン、あるいは他のポリペプチドをコードする遺伝子の発現を活性化に使用できる ものと思われる。例えば、関心対象のタンパク質(例えば、インシュリン、G− CSFあるいはトロンボポエチン)を生産する遺伝子を動かすCIREを含有す る体内の細胞にベクターを挿入できるであろう。局部過温症、照射(紫外線、マ イクロ波、ガンマ線) あるいは可能性のある医学上外傷によりわずかに傷害を受けた挿入されたベクタ ーを含有する細胞によに生産され体内の他の部分に放出されるタンパク質を調節 することができるであろう。 別の方法により、本発明のCIREは転写因子あるいは他の遺伝子、遺伝子の 同族、分化経路あるいは代謝経路発現の調節が可能なタンパク質を生産する遺伝 子の発現に調節を使用できるであろう。このように、遺伝子の一群全体あるいは 全体の経路の発現の調節が可能な調節タンパク質の発現の作動に使用することが できるであろう。CIREの作動の機構は上記で概略されたもの(熱、照射、そ の他)同様なものであろう。この具体的にいうと、(1)生合成経路、例えばス テロイド分子のさらなる合成、あるいは(2)減成経路、例えば体内で作られる 毒素の代謝、を活性化することができる。さらに、CIREは細胞を増殖させる 原因なることができる転写因子(例えば、E2F−1あるいはmyc)の発現の作 動に使用することができるであろう。このことはCIRE−遺伝子構造体の挿入 の後体内に戻された細胞の集合体の増殖値の外部からの調節を可能とさせるであ ろう。 本発明の別の具体化されたものでは、細胞が紫外線照射(日光)にさらされた 時に常時メラニン合成を作動させることによりそれ自身を自動的に保護するよう なメラニン合成経路における律速酵素の合成を作動させるためにCIREを使用 できる。 本発明のさらにもうひとつ別の具体化されたものにより、CIREは細胞表面 及び細胞内受容体をコードする遺伝子発現の作動に使用できる。CIREは細胞 が僅かな傷害を受けた場合、受容体を発現し及びその時点で既にその周囲に存在 するホルモン、成長因子、その他に対する受容性を持たせるために、レセプター に対応する遺伝子と連結するであろう。このことは細胞増殖の支配に対する別の やり方となる。例えば、VEGFに対するレセプターの発現を作動させた場合、 新しい血管形成部位において増殖する細胞を獲得することができる。ステロイド レセプター遺伝子の発現を作動させたならば、グルコグルチコイド、その他に応 答する細胞を獲得できるようになる可能性がある。 以下の実施例はこの発明の様々な具体例を示す目的で記載されており、いかな る方法においても今回の発明に制限を持たせる意味ではない。 実施例1 化学品 パクリタゼルはCalbiochem(San Diego,CA)から入手した。ルシフェリンはA nalytical Lumineseence(San Diego,CA)から入手した。DNアーゼはSigma( St.Louis,MO)から入手した。 実施例2 細胞培養 ヒト卵巣がん細胞系2008(10)は37℃、5%CO2の湿性イ ンキュベーター内で5%ウシ胎児血清及び2mMグルタミンを加えたRPMI1640 上の指数増殖単相培養が行われた。 実施例3 ベクター構築 ルシフェラーゼレポーターを伴ったGADD153プロモーター構造体pGAD D−LUCはハムスターGADD153プロモーターを含有するp9000(Dr.N.J .Holbrook,NIA,NIH,Baltimore,MDから贈与)のCla I/HindIII断片をpB− LUCのAcc I/HindIII部位に連結することにより作成された(11)。pB−LU CはpBluescript KS-(Dr.Linda Quattrochiより贈与)のBamHI部位に連結さ れたホタルルシフェラーゼ遺伝子を含有する。欠如突然変異はPCRに基づく方法 の使用により作られた。Xho I lindesを含有するプライマー及びpBluescript のマルチクローニング領域内のアンチセンスプライマーはプロモーターの欠如断 片の発生に使用される。これらの断片はXho I及びHindIIIにより切断されpB −LUCのXho I/HindIII部位に連結された。Sp1結合部位における突然変異は 転写開始部位から−59に相当する位置のTCC CGC CCCをTCC TA G A CCに置換することにより作られる。リンカースキャニング突然変異はセ ンスあるいはアンチセンス配向の両方でのSp1突然変異(上記)、あるいは3' 突然変異(転写開始部位から−61に相当する位置のCCA AAA GAGをCCT CTC TA Cに置換されている)が含有されたプライマーの使用によ り作られる。 断片は突然変異からpBluescriptのクローニング領域まで及び突然変異から転写 開始部位から−185の相対的位置まで(Xho Iリンカーを含む)のものから作る られた。これらの断片は混合され−185(Xho Iリンカーを含む)からpBluescri ptのクローニング領域までのプライマーとの反応の鋳型として使用された。これ らの断片はXho I及びHindIIIにより切断されpB−LUCのXho I/HindIII部 位に連結された。 実施例4 ルシフェラーゼ分析 細胞はRoseらにより記載された方法の修正法によりpGADD−LUD構造体 でトランスフェクトされた(12)。細胞は35mm皿当たり3×105個乗せられ、18時 間後に5μgプラスミドDNA及び1mlRPMI1640中の30μlリポソームとと もに37℃でインキュベートされた。3時間後脂肪は除去され細胞はパクリタゼル で24時間処理された。細胞は100−500μlの溶解バッファー(25mMグリシルグリ シンpH7.8、15mM MgSO4、4mM EGTA、1%トリトン X−100、1mMジ チオトレイオール)内で溶解される。ルシフェラーゼ活性はBrasierらの記載さ れた方法の修正法により測定された(13)。5μlの細胞溶解液に200μlの反応 バッファー(15mMリン酸カリウムを加えた溶解バッファー、及び2mM ATPを 付加)。放射光は溶解/反応混合物の中に100μlの1mMルシフェリンを注入し た後MonoLight2001(Analytical Luminescence,San Diego,CA)を使用して測定 した。実施例5 核タンパク質抽出 核抽出物は塊となった108個の細胞及びバッファーA(10mM HEPES,pH7. 9,1.5mM MgCl2,10mM KCl及び1mM DTT)中での再懸濁により作られ る。細胞は氷上に10分間静置させられ500×gで5分間の遠心分離により回収さ れる。細胞は氷上のバッファーB(0.2%ノニデットP−40を加えたバッファー A,mM PMSF,10μlロイペプシン、10μlアプロチニン)中で10分間溶解 された。核は1000gで10分間の遠心分離により回収された。核はバッファーC( 1mM HEPES,pH7.9,20%グリセロール、10mM KCl,0.2mMEDTA,1m Mジチオトレイオール、1mMフェニルメチルスルフォニルフルオライド、10μg/ mlロイペプシン及び10μg/mlアプロチニン)に懸濁し、その後KClの濃度が0 .4Mにし4℃で30分間振とうするこにより溶解させた。ゲノムDNAはBeckman 卓上超遠心分離機による65,000RPM(175,000×g)で40分間の遠心分離によりペ レットとなる。核タンパク質を含む上清は回収され最終的な濃度が40%なるよう にグリセロールが加えられた。ヒトSp1タンパク質のアミノ酸520−538に対して 生じたウサギポリクローナル抗体(PEP2,Santa Cruz Biotechnology,Inc. ,Santa Cruz,CA)と4℃で1時間インキュベートすることにより抽出物からSp 1が免疫減少させられた。リゼイトはタンパクA/セファローズ(Sigma,St.Lo uis,MO)の使用により処理された。実施例6 DNアーゼ フットプリント法 転写開始点から相対的に−185から+21の塩基と一致するDNA断片はPCR で増幅された。断片はプライマーの一つを取り除くためにXho IあるいはEco RV のいずれかで切断された、そしてDNAはT4ポリヌクレオチドキナーゼ(Prom ema,Madison,WI)により一本鎖の状態でDNAは32Pで標識された、非合体ヌ クレオチド除去のため沈殿させられ、及び再懸濁された。10μg核抽出物、2フ ットプリンティング単位の精製Sp1(Promega,Madison,MO)あるいは無タンパ ク質のコントロールはバッファーZ(25mM HEPES,pH7.5,100mM KCl, 12.5mM MgCl2,10μM ZnSO4,20%グリセロール及び0.1%ノニデットP− 40)で25μlに希釈された。10μl10%ポリビニルアルコール(Sigma,St.Lou is,MO)、1mgポリdI/dC、及び≧10,000cpm(10−25fmol)標識DNAを含む 25μlの溶液はタンパク質混合液に加えられ室温で15分間インキュベートされた 。5μlの5mMCaCL2/10MgCl2混合物が加えられ1分間インキュベート された。2μlのDNアーゼ(Sigma,10mg/ml,1:2000から1:100,000の範 囲に希釈)がその後加えられ、そして1分間インキュベートされた。反応は90μ lの停止溶液(20mM EDTA,pH8.0,1% SDS,0.2M NaCl,250μ g/mlグリコーゲン)を加えることにより終了された。タンパク質は5μlの10 mg/mlプロテキナーゼKで消化されフェノール抽出で除去さ れた。DNAは沈殿させられ、そして3μlホルムアミド混入バッファーに再懸 濁させた。バンドは6%ポリアクリルアミド/尿素シークエンシングゲルにより 分離され、乾燥された後Biomax MSフィルムに感光させた。配列決定はpmnega Femptomole sequencingkit(Progma,Madison,WI)を用い、末端標識プライマー に対するプロトコールの使用により行われた。 実施例7 ゲル移動性変化分析 細胞傷害応答性要素に相当するオリゴヌクレオチドはUniversity of Californ ia,San Diego Molecular Biology Core facilityで構築され、65℃、5分間の 熱処理によりアニーリング及び10mM TRIS,O.IMNaCl及び1mM EDTA ,pH7.8、37℃で一晩インキュベートされた。二本鎖細胞傷害応答性要素(ある いはSp1突然変異細胞傷害応答性要素)はエタノール沈殿され、H2Oに再懸濁 及びT4ポリヌクルレオチドキナーゼ(Promega,Madison,wI)とともに32P末 端標識されて、合体していないヌクレオチド除去のため沈殿され、500pg/μl( 約50,000CPM/μl)に再懸濁された。 50,000CPMの細胞傷害応答性要素、1μg核抽出物あるいは2フットプリンテ ィング単位のヒトSp1タンパク質(Promega,Madison,WI)は12.5mM HEPES, pH7.8,50mMKCl,6.25mM MgCl2,5μM ZnSO4,10%グリセロール及 び0.05%ノニデットP−40中に懸濁され、室温で30分間イン キュベートされた。バンドは4%ポリアクリルアミド/0.5×TBE(45mM Tris- borate,10mM EDTA)ゲルで分離され、Molecular Image System(Bio-Rad, Hercules,CA)を使用して可視化された。スーパーシフト分析は上記に30分のイ ンキュベーションの後反応混合物に対して0.05g抗Sp1抗体(PEP2,Santa Curuz Biotechno1ogy,Inc.,Santa Cruz,CA)あるいは非特異的ウサギ抗体を 添加及びさらに30分のインキュベーションを伴う手順により行われた。 実施例8 ノーザンブロッティング すべての細胞性RNAが抽出され、ノーザンブロットがMagnaGraphナイロン膜 使用の標準手法により準備された(14)。ハイブリダイゼーションの量はMolecula r Image System(Bio-Rad,Hercules,CA)により定量された。ヒトGADD153 プローブはDr.J.J.Holbrook(NIA,NIH,Baltimore,MD)から入手し た。レーン内の量の差異はβ−アグチンを伴ってハイブリダイズされた同様なブ ロットと比較することにより補正された。 実施例9 GADD153プロモーター及び内因性GADD153mRNAに対するパクリタゼル の効果 ルシフェラーゼ構築体を動かすGADD153及び内因性mRNAに対するパク リタゼルの効果は2008卵巣がん細胞系を使って研究された。5μg pGADD −LUCでトランスフ ェクトされ、その後パクリタゼルに24時間さらされ、それぞれの点でルシフェラ ーゼ活性と内因性GADD153mRNAレベルが決定された。図1で示されるよ うに、GADD153プロモーター活性及びGADD15メッセージレベルの両方に おいて同規模のオーダーでパグリタゼルは濃度依存増加性を誘導する。 GADD153プロモーターの欠如はPCRにより作られ、図2に示されている 。これらの構築体は2008細胞にトランスフェクトされ、及び70nMパクリタゼルに さらされた後に媒質のみで処理された細胞との相対比較により誘導能力を分析し た。転写開始点から相対的に−786から−85の部分の欠如ではパクリタゼルによ るGADD153プロモーターの活性化に対し有意な効果はなかった。−74塩基対 までの欠如では誘導能力を約2倍に増加させ、−74の5'側11塩基が転写レセプ ターを含むことを暗示していた。さらに−35塩基までをプロモーターの欠如(T ATAボックスを残すのみ)ではパクラターゼ誘導能力を約2.2倍に減少させた 。このことは−74からTATAボックスまでの39塩基対にパクリタゼル誘導GA DD153プロモーター活性増加に応答する要素が含まれることを示す。TATA ボックスのみを含む構築体が2倍に活性化されることの発見はパクリタゼル誘導 傷害が本質的な転写機構に対してわずかな効果しかもたないことを示す。実施例10 パクリタゼル応答要素の異種プロモーターへの転移 この−74からTATAボックスまでの39塩基の配列が別のプロモーターにパク リタゼル応答を有効に与えるかどうかを決定するために、これらの塩基はアデノ ウイルスE4−TATA領域を含むプロモーターに転移された。これらの39塩基 及びTATAボックスの相対位置は一定に保たれた。図3で示されるように、39 塩基はE4−TATA領域に対してパグリタゼル誘導能力を与え、誘導の規模は −74GADD−LUD構築体によって生産されるものと同様である。この39塩基 対領域は細胞傷害応答性要素(CIRE)と識別された。CIREの配列はSE Q.I.D.NO:9である。 AGG CTC CTG GGT CCC GCC CCC CAA AAG AGG GGA CGG GCC完全なプロモーター の配列の最初の記載はLuethy et al.,JBiol Chem,265(27)16521−26(1990) である。 実施例11 CIRE内のSp1部位の突然変異 −74から−35の細胞傷害応答要素領域は転写因子認知配列、Sp1結合部位もの みが含まれる。この部位はPCRに基づく方法を使いCCCGCCCCをCCT AGACCに突然変異させられ、この構築体の活性を分析した。図2の下部で示 すように、この突然変異はパクリタゼルのプロモーターを活性化させる能力を20 .0倍から5.3倍に減少させおり、Sp1部位がパクリタゼル感受性を与える配列の 必要部分であることを 示す。 実施例12 他のSp1含有プロモーターに対するパクリタゼルの効果 Sp1部位がパクリタゼル誘導プロモーター活性の最大の増加に対し要求される と思われるので、Sp1部位を含むすべてのプロモーターをパクリタゼルが活性化 させるかどうかを決定した。これは5個の機能的Sp1部位を含むSV40直接初期 プロモーター及びこれもまた5個のSp1部位を含むチトクロームp450CYP1 A1プロモーターを使用して検討された(15)。図4で示すように、これらの構築 体のプロモーター活性を、TATAボックスがのみが含まれたプロモーターで観 察された増加値と同じ2倍だけ増加させただけであった。それゆえ、Sp1部位は パクリタゼール活性にようきゅうされるが、これはきわめて重要と思われるTA TAボックス関係した十分かつ完全な位置のSp1部位ではない。 実施例13 GADD153プロモーターのDNアーゼ フットプリント分析 DNアーゼ保護分析は細胞傷害応答要素のそれぞれの塩基がパクリタゼル応答 にかかわっているのかどうかを決定するために行われた。転写開始点から相対的 に−185から+21塩基までのGADD153プロモーター領域は32P末端標識され、 及びバッファーのみ、あるいは2フットプリンティング単位の精製Sp1タンパク 質、未処理細胞からの10μg核抽出物、あるいは70nMパクリターゼで24時間処理 した細胞からの10 μg核抽出物とインキュベートした。 図5で示されるように精製Sp1及び未処理及び処理の両方の細胞からの核抽出 物は非コードイング鎖の−62から−48塩基までの同じ領域を保護していた。核抽 出物はコードイング鎖の−74から−53塩基までの領域を保護していた、精製Sp1 は−71から−53塩基を保護する同様な保護形式をもっていた。両方の鎖で保護さ れている領域には−61塩基から始まるSp1部位を含む。これらのデータはSp1、 Sp1を含むタンパク質複合体、あるいはSp1と同様な結合特性を持つタンパク質 は細胞傷害応答要素と構造的に結合することを提示する。 実施例14 フットプリント分析で保護された部位のリンカースキャニング突然変異 DNアーゼ保護分析で保護された部位がGADD153プロモーターのパクリタ ゼ活性を要求するのかあるいは非特異的な方法で単純に保護されているのかを決 定するために、Sp1部位及びSp1部位の3'に直結した保護塩基をリンカースキ ャニング法により突然変異された。細胞傷害応答要素及び構築された突然変異の 配列は図6の上欄に示した。図6の下欄で示すようにSp1部位の突然変異はTA TAボックスのみを含む−35pGADD−LUCに対して構築物の誘導能力を減 少させる。Sp1部位の3'に直結した部位の突然変異はパクリタゼルによるプロ モーターの活性化に有意な効果を与えない。これらのデータはSp1部位の3'に 直結した部位ではな く、Sp1がパクリタゼルによるGADD153プロモーターの活性に必要とされる ことを示す。 実施例15 ゲル移動性変化分析 細胞傷害応答要素と未処理及びパクリタゼル処理細胞由来の核タンパク質との 間の相互関係をさらに示すために、ゲル移動性変化分析を行った。核抽出物は32 P標識細胞傷害応答要素とインキュベートし0.5×TBE/4%ポリアクリルアミ ドゲルで分離した。図7で示されるように、5μg及び10μgの未処理あるいは パクリタゼル処理細胞からの抽出物は精製Sp1タンパク質と同じ程度で細胞傷害 応答要素を移動させた(I印、レーン2−6)。しかしながら、核抽出物をSp1 突然変異細胞傷害応答要素とインキュベートした時には移動は観測されなかった (図7及び8のA印;非特異的移動バンドは図7及び8の両方でA印で示す)。 このように、細胞傷害応答要素のゲル移動を招いたタンパク質の結合は細胞傷害 応答要素内の機能的Sp1部位の存在によって決定する。 見かけの分子量における移動は機能的Sp1部位によって決定するので、核抽出 物とインキュベートした後にSp1が細胞傷害応答要素と結合したのかを決定した 。図8で示されるように、核抽出−露出細胞傷害応答要素のヒトSp1(PEP2 )のアミノ酸520−538に対して生じたウサギポリクローナル抗体との同時インキ ュベーションはスーパーシフトの原因となり、及び移動複合体の見かけの分子量 を増加させた(II印、 レーン4及び6)、ところが非特異的ウサギ抗体は複合体の移動に影響を与えな い(I印、レーン3及び5)。このことはSp1タンパク質が細胞傷害応答要素を 移動させる複合体の一部であることを示す。 Sp1タンパク質が細胞傷害応答要素を移動させる複合体の形成に必要とされる かどうかを決定するために、Sp1をPEP2ウサギ抗Sp1抗体を使い免疫減少さ せた。にせの減少させた抽出物は未処理核抽出物と同程度に細胞傷害応答要素を 移動させた(レーン7)。しかしながら、Sp1の免疫減少させたものでは移動は 起こらなかった(レーン8)。したがって、Sp1タンパク質は細胞傷害応答要素 の移動させる複合体の形成に必要とされる。 本発明ではヒト卵巣がん細胞を化学療法薬剤パクリタゼルで処理することによ り細胞傷害応答要素(CIRE)として確認されたTATAボックスの5'側に 直結した位置にあるわずか39塩基の要素を通じてGADD153プロモーターを活 性化させる。3つの証明により本発明の細胞傷害応答要素がこのプロモーター転 写活性に対して必要かつ十分なものであることが確立された。最初に、細胞傷害 応答要素の欠如はTATAボックスのみを含むプロモーターで観測される水準を 越えたGADD153プロモーター活性化のパクリタゼルの能力を除去する。第2 に、この要素のカギとなるSp1部位の突然変異はプロモーターを活性化するパグ リタゼルの能力を阻害する。第3に、異型のプロモータの5'位置への細胞傷害 応答要素転移はパクリタゼル誘導能力を与える。 Sylvesterらの研究ではリポポリサッカライド処理後のGADD153プロモータ ーの転写活性には転写開始点から相対的に−332から−323塩基のプロモーターに 存在するC/EBP要素に対する転写因子の結合が必要とされることが暗示され ている(15)。しかしながら、この要素はパクリタゼルに対する細胞応答に関連す るものとしては出現しない。このデータにはGADD153の誘導には成長阻害刺 激の型にことなった依存をする複数の経路によって媒介されることができること を示すことと一致する(9,16)。 パクリターゼによる転写活性を媒介する細胞傷害応答要素には転写開始点から 相対的に−61塩基地点にあるSp1一致配列(CCCGCC)を含んでいる。この プロモーターのさらに5'側の3つの他のSp1部位は必要でなく細胞傷害反応要 素のSp1部位に置換することができないのに対して、直接突然変異及びリンカー スキャニング突然変異により表されるように、この部位はパクリタゼルによるプ ロモーターの活性化に必要とされる。細胞傷害応答要素のSp1部位の特異性はさ らにパクリタゼルはSV40初期プロモーターを活性化せず、Sp1部位単独では完 全な活性化には十分ではないことを示す事実からも示される。この結果はパクリ タゼルによるGADD153プロモーター活性を招く転写因子はSp1あるいは非常 に近い類縁タンパク質である非常に明白な証明を与える。DNアーゼ保護分析に おいて、精製Sp1のフットプリントはプ ロモーターのその領域内の核抽出物のそれと同様である。タンパク質あるいは核 抽出物に存在するタンパク質は細胞傷害応答要素に結合し精製Sp1タンパク質と 同じ移動度にDNAを移動させるが、Sp1部位に突然変異を含む細胞傷害応答要 素は移動させることができない。Sp1に対して特異的な抗体は核抽出物/細胞傷 害応答要素複合体をスーパーシフトさせ、これはSp1が複合体の一部となってい ることを示している。核抽出物からのSp1免疫減少がゲル移動を起こさせないの でSp1はこの結合に必要とされる。これらの実験はSp1が細胞傷害応答要素と結 合するタンパク質であることを強く暗示している。Sp1抗体と交差反応するタン パク質は細胞傷害応答要素と結合するタンパク質わずかな可能性がある。最近の 証明はSp1一致部位に結合することのできるタンパク質の一群の存在を暗示する (17−20)、だがしかし、PEP2抗Sp1抗体は非常に特異的で他の同族物と交差 反応しない事実はそれにこの同族群の別の既知の物が含まれていることはありそ うにもないことにさせる。 Sp1は最初は単に遺伝子の構造的な発現に関連する偏在する転写因子として考 えられたが(21)、最近の証明はSp1はいくつかの状況において調節された発現に 決定的なものであることを暗示している。Sp1は組織特異的発現の達成のために 細胞型特異的タンパク質と関係して作用することができる。Sp1とステロール調 節結合タンパク質の両方が低濃度リポタンパク質レセプタープロモーターが通常 のステロール媒介調 節に必要とされる(22)。この調節方法はTF−1赤白血病細胞系でもまた利用さ れる。このシステムでは、Sp1は顆粒球/マクロファージコロニー刺激因子で刺 激後p53との複合し、この結果総Sp1タンパク質レベルの変化なしに、この一致 配列へのSp1の結合が増加する(23,24)。組織特異的転写におけるSp1の関与の 第3の例では、ミレオイドインテグリンCD11bプロモーターのリンカースキャ ニング突然変異がSp1部位の突然変異がミレオイド特異的プロモーター活性を消 し去ることを示した(25)。興味深いことに、in voitroフットプリント法では、S p1はHeLa及びミレオイド細胞の両方のこの一致配列への結合が見いだされる、 しかしin vivoのフットプリントではミレオイド細胞系でおいてのみSp1部位は 保護される。この一群は単球細胞系でも同様な結果が示される。単球細胞標識遺 伝子CD14のSp1部位の突然変異は単球細胞でのプロモーターの活性を減少させ るが、HeLa細胞での活性に対してはごくわずかな影響しか及ぼさない(26)。この ように、Sp1が本質的な構成物ではあるが、しかしそれにもかかわらず構造性発 現よりは調節に関連するプロモーターの転写活性の数例が今知られている。 細胞傷害応答要素のSp1結合部位がGADD153プロモーターのパクリタゼル 誘導活性に不可欠である証明にもかかわず、パクリタゼルはこの一致配列に結合 しているSp1を外見上の変化を生じさせない。Sp1は未処理及びパクリタゼルに さらされた細胞の両方からの核抽出物によってパクリタゼル 細胞傷害応答要素と形成された複合体に存在し、Sp1が構成するフットプリント は両方の型の細胞からの核抽出物によりin vitroでのDNアーゼ保護によって作 り出される。しかしながら、いくつか別のSp1依存誘導システムにおいてこのよ うな構造的結合の証明がある。網膜芽細胞腫タンパク質は網膜芽細胞腫支配要素 (RCE)を通じてc−fos,c−jun,c−myc,IGF−II及びTGF1を含 む多くの遺伝子の発現を調節する。Sp1タンパク質はIGF−II及びc−junプ ロモーターのRCEと構造的に結合する(27,28)。この結合量は、おそらくRB タンパク質とSp1結合阻害剤(Sp1−I)相互関係のために、RB発現に応答し てc−junプロモーターにおいて増加される(28)、ゲル移動なるいはDNアーゼ フットプリントによる測定のようにRB発現後のIGF−IIプロモーターではSp 1の結合の変化は測定されなかった(27)。 外見上、GADD153プロモーターの場合、そのSp1部位が不可欠でSp1を含 む複合体の形成はそれ自身はSp1それ自身かそれが会合しているTAFsの一つ のリン酸化のような付加的な結果を要求する活性化を示すプロモーターの活性化 には十分ではない。最近のデータは多くのタンパク質キナーゼを活性化すること ができることを提示している(29−32)。パクリターゼはTNFの放出の増加及び マクロファージのTNFのレセプターの高度調節の原因となることが示されてい る(31)。この効果は細菌性LPSに低反応的であるマウスでは現れず、パクリタ ゼル及びLPSは同じエフェクターに作 用することを暗示する。パクリタゼル及びLPSHはおそらく41及び42kDタンパ ク質チロシンリン酸化を通じて、マクロファージの同じ遺伝子を活性することが 後に発見された(32)。Lieらはパクリタゼルがアポトーシスの誘導によって細胞 を殺し、アポトーシス応答の期間中インヒビタ−bcl−2が減少することを報告 している(30)。HaldarとCroceはパクリタゼル処理がbcl−2をリン酸化及び不活 性化し、そのためのアポトーシス応答の活性化を示している(29)。100nMパグリ タゼルの24時間処理はヒストンH3のリン酸化を増加させる(データは未掲載) 。このようにパグリタゼル処理はDNAに構造的に結合するSp1により転写の活 性化に応答することができる多種類の異なったキナーゼを活性化する。 Sp1のリン酸化はその転写活性を変化させる証明もまた存在する。オカダ酸は Sp1部位を通じてHIVLTRを刺激するが、それにもかかわらずSp1のプロモ ーターの結合特性は変化しない(33)。ウエスタンブロットを使用すると、オカダ 酸処理はSp1を低リン酸化状態(95kD)から高リン酸化状態(105kD)完全に変 化させる結果となる。Sp1リン酸化がTBPあるいはTBP会合タンパグ質(T AFs)との相互作用の変化を誘導するかどうかを決定するためにTATAボッ クスは非TBP結合TATAボックスに交換した。この変化はオカダ酸による誘 導能力を非常に減少させた。著者はSp1のリン酸化はTBPあるいはTAFsと の相互作用を増加させ、その結果で転写活性が増加すると仮定した。 Sp1は転写開始点から相対的に−61塩基にあるSp1部位に構造的に結合し、パ クリタゼル処理の後Sp1に転写を活性化させるよにする後翻訳修飾が起こると思 われる。パクリタゼル処理はSp1のリン酸化依存性電気泳動移動度変化させない (データは未掲載)ので、リン酸化が含まれる場合TAFsが本質的な標的のひ とつであると思われる。一つの考えは、活性化がSp1の電気泳動移動度を変化さ せないリン酸化部位の分布の変化の結果である可能性がある。リン酸化の変化は TAF II 110のような(34)、Sp1と相互作用するTAFをSp1及びTATA結 合タンパク質の両方に結合及び転写を開始させるようにさせる。別の説明はパク リタゼル処理はSp1タンパク質に何の影響も与えないが、Sp1及びTBPに結合 でき及び転写を増加させるようになるような方式でTAFII110あるいはTAF sの別のものを修飾するというものである。誘導遺伝子に対する転写因子として Sp1が作用できることを示す他の観測に関しては、なぜ転写活性化が一つSp1部 位から生ずるが同じプロモーターの別のSp1部位からは生ずることができないか は知られていない。GADD153プロモーターの−61のSp1部位はこの謎の解決 を助けるようにな説明をする特別な特徴を持つ。 以下の参考文献を引用した。 この明細書で記述されているすべての特許あるいは出版物 は発明に関係する技術のこれらの特殊技能の水準で示されている。これらの特許 及び出版物はそれぞれ個々の出版物が特異的に個別に参照により具体化されたよ うに、同様の範囲でここにおいて具体化される。 この技術の一つの特殊技能はこの発明が目的を実行し、結果を得て利点を述べ ることによく適応していることを、それらがそこに本来備わっているものと同様 に容易に評価するだろう。ここにおいて記載した方法、手順、処理、特異的な化 合物と一緒のこの実施れは選ばれた具体化例の現在の代表であり、典型例であり 、さらに発明の範囲制限を意図するものではない。その中の変更及び他の使用法 は請求の範囲で定義されるものとして発明の趣旨の範囲内でその技術の中のこれ らの特殊技能に起こるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 48/00 C12N 5/00 B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ホウエル,ステファン ピー. アメリカ合衆国 92014 カリフォルニア, デル マール,ノガレス ドライブ 13612

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. プロモーターがGADD153プロモーターの−74から−35ヌクレオチドを含 み、転写開始点から相対的に下記の操作可能な連結状態にある細胞傷害応答要素 をコードするDAN配列をもつベクター。 a)複製の起点; b)プロモーター;及び c)前記プロモーターをコードするDNA配列。 2. ベクターがレトロウイルスベクター、アデノウイルスベクター、アデノ会合 ベクター及びプラスミドが構成する群から選択される請求項1のベクター。 3. プロモーターがSEQ IDNO.9で示される配列を持つ請求項1のベクタ ー。 4. 細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNA配列がレポーター遺伝子 に結合する請求項1のベクター。 5. 細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNA配列が分泌ホルモン、成 長因子、サイトカイン、及びケモカインが構成する群から選択されるタンパク質 をコードする遺伝子と結合する請求項1のベクター。 6. タンパク質がインシュリン、C−CSF、及びトロンボポエイチンで構成さ れる群から選択される請求項1のベクター。 7. 細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNA配列が転写因子をコード する遺伝子と結合する請求項1の ベクター。 8. 細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNA配列がメラニンをコード する遺伝子と結合する請求項1のベクター。 9. 細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNA配列が細胞表面レセプタ ーをコードする遺伝子と結合する請求項1のベクター。 10. 細胞表面レセプターが表皮成長因子レセプターである請求項9のベクター 。 11. 細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNA配列が細胞内レセプタ ーをコードする遺伝子と結合する請求項1のベクター。 12. 細胞内レセプターがステロイドホルモンレセプターである請求項11のベク ター。 13. 細胞傷害応答要素プロモーターをコードするDNA配列が毒素遺伝子と結 合する請求項1のベクター。 14. 毒素遺伝子がゲロニン、リチン及びサポニンが構成する群から選択される 請求項13のベクター。 15. ベクターは細胞傷害応答要素を発現、前記プロモーターはGADD153プロ モーターの、転写開始点から相対的に−74から−35のヌクレオチドを持つ請求項 1のベクターでトランスフェクトされた宿主細胞。 16. 細胞が細菌細胞、哺乳類細胞、及び昆虫細胞が構成する群から選択される 請求項15の宿主細胞。
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